JP2009111906A - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

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秀近 熊本
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Abstract

【課題】高い利便性を有する画像形成装置を提案する。
【解決手段】モード切替部613は、スタートボタン55により画像形成指示が行われる時点で設定されている読取モードが前記両面反転読取モードである場合において、ACS部611による判定結果がモノクロ画像であると判定されたときには、読取モードを両面反転読取モードから両面同時モードに切り替える。また、モード切替部613は、スタートボタン55により画像形成指示が開始される時点で設定されている読取モードが前記両面同時読取モードである場合、ACS部611による判定結果がカラー画像であると判定されたときには、当該原稿を前記両面同時読取モードで読取動作を行うと、表面と裏面とで読取画像及び記録紙に形成する画像の画質差が生じることから、これを回避するべく、読取モードを両面同時読取モードから両面反転読取モードに切り替える。
【選択図】図3

Description

本発明は、原稿の両面を読み取ることが可能な画像読取装置、及びこの画像読取装置を備えた画像形成装置に関するものである。
従来、複写機やファクシミリ等の画像形成装置では、自動原稿送り装置(ADF:Automatic Document Feeder)を備えた画像読取装置によって、原稿の表面及び裏面を自動的に読み取っている。この原稿読取では、原稿の表面の画像をイメージセンサが読み取った後、その原稿の表裏を反転させて、原稿裏面の画像を再度イメージセンサが読み取る方式が広く採用されている。
さらには、下記特許文献1に示されるように、原稿トレイからの原稿搬送路において原稿の表裏両面側にそれぞれイメージセンサを設けることで、原稿を反転させることなく1回の原稿搬送(ワンパス)で原稿両面をほぼ同時に読み取る方式を採用した画像形成装置が知られている。この原稿両面をほぼ同時に読み取る方式を採用する画像形成装置では、原稿の一方の面の読み取りは装置本体側に配設された縮小光学系イメージセンサで行い、原稿の他方の面の読み取りは、設置スペース、コスト等の関係上、自動原稿送り装置側に配設された密着光学系イメージセンサで行う場合が多い。
上記特許文献1に示された画像形成装置のように、原稿の表裏面を読み取るイメージセンサの光学的構成が異なると、それぞれに用いられる光源やレンズアレイ等の相違により読取画像の画質に差が生じる。また、この読取画像の画質差が、記録紙の表裏面に形成される画像の画質の差となって現れる。そのため、このような画像形成装置においては、記録紙の表裏面の画質を同一にするために、1枚の原稿を反転させて2度同じイメージセンサ(縮小光学系イメージセンサ)に搬送して当該イメージセンサで原稿の表裏面を読み取らせる両面反転読取モードと、画像の読取時間を短縮するために原稿の表裏面を縮小光学系と密着光学系の2つのイメージセンサを用いてほぼ同時に読み取らせる両面同時読取モードの2つのモードを備えている場合がある。
特開2004−15299号公報
ところで、このような2つの読取モードを備えている画像形成装置に、1回のジョブで、複数の原稿の画像を複写させる状況を想定する。このとき、前記複数の原稿の中に両面反転読取モードで読み取る必要が無い原稿、例えばモノクロの原稿が存在する場合に、画像形成装置が両面反転読取モードに設定されていると、そのような原稿に対してまで両面反転読取モードで読取動作や搬送動作が行われ、画像形成時間が必要以上にかかることとなる。
また、前記複数の原稿の中に両面反転読取モードで読み取る必要がある原稿、例えばカラーの原稿が存在する場合に、画像形成装置が両面同時読取モードに設定されていると、そのような原稿の画像の複写物は、表面と裏面とが画質の異なるものとなり、所望の画質を有する複写物が得られなくなる。
このような各種の原稿が混在している原稿束について1回のジョブで画像形成動作を装置に行わせる場合に、全ての原稿に対する読取動作が完了するまで読取モードが固定されていると、所望の画質を有する複写物が得られなかったり、画像形成時間が必要以上にかかったりすることが考えられる。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、原稿の各面の画像種別に応じて適切な動作が行われる画像形成装置を提案することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、原稿載置部に載置された原稿を搬送する原稿搬送部と、前記原稿搬送部により搬送されてくる原稿の一方の面の画像を読み取る第1読取部と、前記原稿搬送部により搬送されてくる原稿の他方の面の画像を読み取る第2読取部と、前記第1及び第2読取部による各読取位置を通過した原稿を原稿排出部に排出する排出動作と、前記第1及び第2読取部による各読取位置を通過した原稿を前記原稿搬送部に再度前記第1読取部の読取位置へ向けて搬送させるべく、当該原稿を挟持した状態で前記排出動作時と逆の回転により当該原稿を反転する反転動作とが可能なローラ部と、前記第1読取部により前記原稿の一方の面を読み取り、前記ローラ部による当該原稿の反転後に、前記第1読取部により前記原稿の他方の面を読み取る両面反転読取モードと、前記原稿搬送部による一度の原稿搬送で、前記第1読取部が当該原稿の一方の面を読み取り、前記第2読取部が当該原稿の他方の面を読み取った後、前記ローラ部による当該原稿の反転動作が行われることなく当該原稿が前記原稿排出部に排出される両面同時読取モードとのうちいずれかの読取モードで当該各部に読取動作を行わせるとともに、前記両面反転読取モードにおいて、前記第1読取部が前記原稿の一方の面を読み取るための原稿の搬送中に、前記第2読取部に当該原稿の他方の面の画像を読み取らせる読取制御部と、前記第2読取部の読取動作により得られた画像データに基づき、当該原稿の他方の面に形成された画像が予め定められた種類の画像であるか否かの検出処理を行う検出部と、前記検出部により前記画像が予め定められた種類の画像であることが検出されると、現在の読取モードが、前記予め定められた種類の画像に対応付けられた読取モードと一致するか否かを判断し、異なるときには、前記予め定められた種類の画像に対応付けられた読取モードに読取モードを切り替えるモード切替部と、前記モード切替部により読取モードが前記両面同時読取モードから前記両面反転読取モードに切り替えられると、前記ローラ部に当該原稿を挟持した状態で前記排出動作時と逆の回転により該原稿の反転動作を行わせる搬送制御部とを備える画像読取装置である。
この発明によれば、前記第2読取部の読取動作により得られた画像データに基づき、検出部により当該原稿の画像が予め定められた種類の画像であるか否かが検出され、前記原稿の画像が予め定められた種類の画像であることが検出部により検出されると、モード切替部により、現在の読取モードが前記予め定められた種類の画像に対応付けられた読取モードと一致するか否かが判断され、異なるときには、前記予め定められた種類の画像に対応付けられた読取モードに読取モードが切り替えられる。
ここで、前記モード切替部により前記両面同時読取モードから前記両面反転読取モードに読取モードが切り替えられた場合、前記ローラ部により、当該原稿を挟持した状態で前記排出動作時と逆の回転により該原稿の反転動作が行われる。
これにより、前記第2読取部の読取動作により原稿の画像が予め定められた種類の画像であることが前記検出部により検出された場合において、現在の読取モードが、前記予め定められた種類の画像に対応付けられた読取モードと異なるときには、少なくとも当該原稿について自動的に適切な読取モード(両面反転読取モード)で読取動作が行われる構成を実現することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像読取装置において、前記搬送制御部は、前記第2読取部による原稿の画像の読取動作が終了すると、当該原稿についての前記検出部の検出処理が終了するまで、当該原稿を含む原稿の搬送動作を前記原稿搬送部に中断させるものである。
この発明によれば、前記第2読取部による原稿の画像の読取動作が終了すると、前記検出部の検出処理が終了するまで当該原稿を含む原稿の搬送動作を中断させるようにしたので、前記検出部による検出処理に要する時間を確保することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像読取装置において、前記搬送制御部は、前記検出部の検出結果に基づき前記モード切替部により読取モードが前記両面同時読取モードから両面反転読取モードに切り替えられると、当該原稿の搬送動作を前記原稿搬送部に再開させるとともに、この搬送が再開された当該原稿の反転動作を前記ローラ部に行わせ、前記読取制御部は、前記原稿搬送部による原稿の搬送動作が再開されると、前記搬送制御部の指示に基づき反転された当該原稿の前記他方の面に対する読取動作を前記第1読取部に行わせるものである。
この発明によれば、前記モード切替部により前記両面同時読取モードから両面反転読取モードに切り替えられると、当該原稿の搬送動作を前記原稿搬送部に再開させるとともに、この搬送が再開された当該原稿の反転動作を前記ローラ部に行わせ、この反転された当該原稿の前記他方の面に対する読取動作を前記第1読取部に行わせるようにしたので、読取モードが予め両面同時読取モードに設定されている場合であっても、例えば表裏両面がカラーの原稿の表面と裏面とで読取画像の画質差が生じるのを防止することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像読取装置において、前記原稿搬送部は、前記読取部の読取動作が完了した原稿を、当該原稿が前記原稿載置部に載置されていたときの該原稿の向きに対して上下反転した状態で前記原稿排出部に排出するものであり、前記搬送制御部は、前記ローラ部による反転動作後の原稿の前記他方の面に対する前記第1読取部の読取動作が完了すると、前記ローラ部に当該原稿の前記反転動作を再度行わせた上で前記原稿排出部に排出させるものである。
この発明によれば、前記原稿搬送部が、前記読取部の読取動作が完了した原稿を、当該原稿が前記原稿載置部に載置されていたときの該原稿の向きに対して上下反転した状態で原稿排出部に排出する構成を有する場合において、前記ローラ部による反転動作後の原稿の前記他方の面に対する前記第1読取部の読取動作が完了すると、前記ローラ部に当該原稿に対する前記反転動作を再度行わせた上で前記原稿排出部に排出させるようにしたので、読取動作が完了した原稿を、最も下に位置する原稿及び最も上に位置する原稿のうちいずれかからみて、前記原稿搬送部により搬送される前の状態と同じ頁順で積層した状態で原稿排出部に排出することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の画像読取装置において、前記搬送制御部は、前記モード切替部により読取モードが前記両面反転読取モードから前記両面同時読取モードに切り替えられた場合には、前記ローラ部に当該原稿の反転動作を行わせることなく排出動作を行わせるものである。
この発明によれば、前記モード切替部により読取モードが前記両面反転読取モードから前記両面同時読取モードに切り替えられた場合には、前記ローラ部に当該原稿の反転動作を行わせることなく排出動作を行わせるようにしたので、読取モードが予め両面反転読取モードに設定されている場合であっても、原稿が例えば表裏両面がモノクロの原稿である場合に不要な反転動作が行われるのを防止することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の画像読取装置において、前記検出部は、前記検出動作を原稿毎に検出し、前記モード切替部は、前記検出部の検出結果に応じて読取モードの切替えを原稿毎に行うものである。
この発明によれば、原稿毎に、読取モードの切替えの要否判断や読み取りモードの切替えを行うため、各原稿に適した読取モードで読取動作を行うことができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載の画像読取装置において、前記予め定められた種類の画像はカラー画像であり、前記検出部は、前記第2読取部の読取動作により得られた画像データに基づき、当該原稿の画像がカラー画像であるか否かを検出するものである。
この発明によれば、原稿の画像がカラー画像である場合に、両面同時読取モードで読取動作を行うと、表面と裏面とで読取画像の画質差が生じることから、原稿の画像がカラー画像であるときに両面反転読取モードに切り替えることで、前記画質差を解消することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の画像読取装置において、前記検出部は、画像データの1画素毎に、当該画素が予め定められた画素であるか否かを判定し、前記予め定められた画素であると判定した画素をカウントし、そのカウント値が予め設定された閾値に達すると、当該画像が前記予め定められた種類の画像であると判別するものである。
この発明によれば、前記検出部が、画像データの1画素毎に、当該画素が予め定められた画素であるか否かを判定し、前記予め定められた画素であると判定した画素をカウントし、そのカウント値が予め設定された閾値に達すると、当該画像が前記予め定められた種類の画像であると判別する処理を行うことで、未判定の画素の画像データを残したまま前記カウント値が予め設定された閾値に達する場合があり、この場合、その残りの画素の画像データについては前記判定を行う必要がなくなる。したがって、全ての画素の画像データについて当該画素が前記予め定められた画素であるか否かの判定を行った上で当該画像が前記予め定められた種類の画像であると判別する構成に比して、前記検出部に検出結果をより短時間で出力させることができる。
請求項9に記載の発明は、請求項1ないし8のいずれかに記載の画像読取装置において、前記予め定められた種類の画像はイメージ画像であり、前記検出部は、前記第2読取部の読取動作により得られた画像データに基づき、当該原稿の画像がイメージ画像であるか否かを検出するものである。
これらの発明によれば、原稿の画像がイメージ画像である場合に、両面同時読取モードで読取動作を行うと、表面と裏面とで読取画像の画質差が生じることから、原稿の画像がイメージ画像であるときに両面反転読取モードに切り替えることで、前記画質差を解消することができる。
請求項10に記載の発明は、請求項1ないし9のいずれかに記載の画像読取装置において、前記検出部は、前記第2読取部から時系列的に出力される、1つの面に形成された画像の画像データのうち、時間的に早いタイミングで出力される一部の画像データを用いて前記検出処理を行うものである。
この発明によれば、前記第2読取部から時系列的に出力される、1つの面に形成された画像の画像データのうち、時間的に早いタイミングで出力される一部の画像データを用いて前記検出処理を行うようにしたので、全ての画素の画像データについて当該画素が前記予め定められた画素であるか否かの判定を行った上で当該画像が前記予め定められた種類の画像であると判別する構成に比して、前記検出部に検出結果をより短時間で出力させることができる。
請求項11に記載の発明は、請求項1ないし10のいずれかに記載の画像読取装置において、前記第1及び第2読取部の読取動作で得られた画像データを記憶する記憶部を更に備え、前記記憶部は、前記検出部を介して取得した前記画像データを記憶するものである。
この発明によれば、前記記憶部に格納された画像データに対して前記検出処理を行う構成に比して、前記検出処理を行う前に画像データを前記記憶部に格納しない分、前記検出部に検出結果をより短時間で出力させることができる。
請求項12に記載の発明は、請求項1ないし11のいずれかに記載の画像読取装置において、前記第1読取部は、縮小光学系イメージセンサにより前記原稿の一方の面を読み取り、前記第2読取部は、密着光学系イメージセンサにより前記原稿の一方の面を読み取るものである。
この発明によれば、上記原稿両面の読み取りに用いられる第1読取部が縮小光学系イメージセンサであるため、表裏反転により原稿両面を第1読取部で読み取るようにすれば、原稿両面の読取画像の色味に違いを生じさせず、イメージ画像を高品質で読み取ることができる。さらに、原稿の他方面を読み取る第2読取部が密着光学系イメージセンサであるため、当該第2読取部を、縮小光学系イメージセンサ配設時のような大きなスペースを要さずに比較的小さなスペースで配設できる。
請求項13に記載の発明は、請求項1ないし12のいずれかに記載の画像読取装置と、前記記憶部に記憶された画像データに基づいて画像を記録紙に形成する画像形成部とを備える画像形成装置である。
この発明によれば、請求項1ないし12のいずれかに記載の発明によって得られる作用を奏する。
本発明によれば、原稿の各面の画像種別に応じて適切な動作を行うことができる。
以下、本発明に係る画像読取装置及び画像形成装置の実施形態について図面を参照して説明する。尚、以下の実施形態では、本発明に係る画像読取装置及び画像形成装置を、カラーコピー、スキャナ、ファクシミリ、プリンタ等の機能を備えた複合機に集約した形態を例に説明する。
図1は本発明に係る画像読取装置及び画像形成装置の一実施形態である複合機1の内部構成を模式的に示した縦断面図である。複合機1は大きく分けると画像読取装置2と装置本体3とからなる。画像読取装置2は、原稿給紙部21とスキャナ部22とCIS231と操作部5と、更に後述する排出機構及び制御部61(図3参照)とを備えてなる。原稿給紙部21はADF(Automatic Document Feeder)を備え、原稿トレイ211、ピックアップローラ212、搬送ドラム213、排紙ローラ214及び排紙トレイ215を有する。原稿トレイ211には、読取対象とされる原稿が載置される。原稿トレイ211に載置された原稿は1枚ずつピックアップローラ212によって取り込まれて搬送ドラム213へ搬送される。搬送ドラム213を経由した原稿は排紙ローラ214,220によって排紙トレイ215へ排出される。
スキャナ部(第1読取部)22は、原稿の画像を光学的に読み取って画像データを生成するものである。スキャナ部22は、プラテンガラス221、光源222、第1ミラー223、第2ミラー224、第3ミラー225、第1キャリッジ226、第2キャリッジ227、結像レンズ228、CCD(Charge Coupled Device)229を備える。このスキャナ部22は、光源222として冷陰極蛍光管等の白色蛍光ランプが用いられ、上記第1ミラー223、第2ミラー224、第3ミラー225、第1キャリッジ226、第2キャリッジ227及び結像レンズ228により、原稿からの光をCCD229に導くものである。スキャナ部22は、光源222として冷陰極蛍光管等の白色蛍光ランプを用いていることから、光源として3色LED等が用いられる後述のCIS231よりも色再現性に優れる。
プラテンガラス221には、上記原稿給紙部21によらない原稿読取時に、ユーザの手動により原稿が載置される。光源222及び第1ミラー223は第1キャリッジ226によって支持され、第2ミラー224及び第3ミラー225は第2キャリッジ227によって支持されている。
画像読取装置2の原稿読取方式としては、プラテンガラス221上に載置された原稿をスキャナ部22が読み取るフラットベッド読取モードと、原稿を原稿給紙部21(ADF)によって取り込み、その搬送途中で原稿を読み取るADF読取モードがある。フラットベッド読取モードでは、光源222がプラテンガラス221上に載置された原稿を照射し、主走査方向1ライン分の反射光が第1ミラー223、第2ミラー224、第3ミラー225の順に反射して、結像レンズ228に入射する。結像レンズ228に入射した光はCCD229の受光面で結像される。CCD229は一次元のイメージセンサであり、1ライン分の原稿の画像を同時に処理する。第1キャリッジ226及び第2キャリッジ227は、主走査方向と直交する方向(副走査方向、矢印Y方向)に移動可能に構成されており、1ライン分の読み取りが終了すると、当該主走査方向と直交する方向に第1キャリッジ226及び第2キャリッジ227が移動し、次のラインの読み取りが行われる。
ADF読取モードでは、原稿給紙部21が原稿トレイ211に載置された原稿をピックアップローラ212によって1枚ずつ取り込む。このとき、第1キャリッジ226及び第2キャリッジ227は、読取窓230の下方位置に配置される。原稿給紙部21による原稿搬送で、原稿が搬送ドラム213から排紙トレイ215への搬送経路に設けられた読取窓230上を通過するとき、光源222が原稿を照射し、主走査1ライン分の反射光が第1ミラー233、第2ミラー224、第3ミラー225の順に反射して、結像レンズ228に入射する。結像レンズ228に入射した光はCCD229の受光面で結像される。続いて原稿は原稿給紙部21によって搬送され、次のラインが読み取られる。
更に、原稿給紙部21は排紙ローラ220及び反転搬送路218からなる排紙機構を有する。この排紙機構が、1回目のADF読み取りによって表面(原稿の一方の面)が読み取られた原稿を表裏反転させて読取窓230に再搬送することで、再度CCD229によって裏面(原稿の他方の面)の読み取りが行われる。片面読み取り時及び両面読み取り時において裏面の読み取り後、搬送ドラム213を経た原稿は排紙ローラ214、220によって排紙トレイ215に排出される。両面読み取り時における表面読み取り後、搬送ドラム213を経た原稿は、逆回転する排紙ローラ220によって反転搬送路218へ搬送され、搬送ドラム213へ再給紙される。以下、排紙機構を用いて原稿の両面を読み取らせるモードを両面反転読取モード又は高画質モードと表記する。
更に、本実施形態の画像読取装置2は、ADF読取モード時において、上記で説明したように原稿の搬送途中でCCD229(スキャナ部22)によって原稿の表面の読み取りを行わせると略同時に(略並行して)、CIS(第2読取部)231によって原稿の裏面の読み取りを行わせることが可能である。この場合、原稿トレイ211から原稿給紙部21により搬送された原稿は、読取窓230上を通過するときにCCD229によって表面が読み取られ、更にCIS231の配置箇所を通過する際に裏面が読み取られる。なお、CIS231では、光源としてRGBの3色LED等が用いられる。このようにCCD229とCIS231を用いることで、原稿給紙部21による原稿トレイ211から排紙トレイ215までの一回の原稿搬送操作(ワンパス)によって原稿の表裏両面の読み取りが可能となる。以下、このようにCCD229とCIS231を用いて原稿の両面を読み取らせるモードを両面同時読取モード又は高速モードと表記する。
ここで、高画質モード(両面反転読取モード)と高速モード(両面同時読取モード)について説明する。高画質モードでは原稿両面の読み取りが同じイメージセンサ(CCD229)によって行われるため、取得した画像データに基づいて両面印刷を行っても、両面の印刷画像の画質に差はない。しかし、高速モードでは原稿の表面はCCD229、裏面はCIS231という異なるイメージセンサで読み取りが行われるため、特に後述するカラー原稿の場合、それぞれのイメージセンサが取得した画像データに基づいて両面印刷を行うと、両面の印刷画像の画質に差が生じる。これは、CCD229、CIS231が原稿読み取りの際に用いる上述した光源の分光分布の違いによるものの他に、CCD229は複数の受光素子がワンチップ上に形成されてイメージセンサとして構成されているのに対し、CIS231においては複数の固体撮像素子が連結されてイメージセンサとして構成されているため固体撮像素子間に感度のバラつきが生じ、これが画質差の原因となっていると考えられる。
従って、本実施形態の複合機1においては、上記画質差の発生を解決するために、ADF読取モードを用いて原稿の両面読み取りを行う際、ユーザは高画質モード(両面反転読取モード)又は高速モード(両面同時読取モード)の何れかを選択することができるようになっている。つまり、両面の印刷画像の画質を揃えたい場合は高画質モード(両面反転読取モード)、両面の印刷画像の画質に差はあっても、読取時間の短縮化を優先させたい場合は高速モード(両面同時読取モード)とする等、ユーザは状況に応じてモードを選択することができる。なお、本実施形態における複合機1は、高速モードに初期設定されており、前記高画質モード及び高速モードのモード設定に係る操作が何も行われないまま画像形成指示が入力された場合には、高速モードで原稿の画像読取動作が行われるようになっている。
本実施形態では、後述するように、これらの2つの読取モードを、原稿毎に、当該原稿についてのCIS231による読取動作で得られた画像データに応じて切り替えるようになっている。そのため、前記両面反転読取モードであってもCCD229だけでなくCIS231も読取動作を行わせるようにしている。
さらに、複合機1は、装置本体3と、装置本体3の左方に配設されたスタックトレイ6とを有している。装置本体3は、複数の給紙カセット461と、給紙カセット461から記録紙を1枚ずつ繰り出して記録部40へ搬送する給紙ローラ462と、給紙カセット461から搬送されてきた記録紙に画像を形成する記録部40とを備える。また、装置本体3は、給紙トレイ471と該給紙トレイ471に載置された原稿を1枚ずつ記録部40に向けて繰り出する繰り出しローラ472とを備える。
記録部40は、感光体ドラム43の表面から残留電荷を除電する除電装置421と、除電後の感光体ドラム43の表面を帯電させる帯電装置422と、スキャナ部22で取得された画像データに基づいてレーザ光を出力して感光体ドラム43表面を露光し、当該感光体ドラム43の表面に静電潜像を形成する露光装置423と、上記静電潜像に基づいて感光体ドラム43上に、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)及びブラック(K)の各色のトナー像を形成する現像装置44K,44Y,44M,44Cと、感光体ドラム43に形成された各色のトナー画像が転写されて重ね合わせされる転写ドラム49と、転写ドラム49上のトナー像を用紙に転写させる転写装置41と、トナー像が転写された用紙を加熱してトナー像を用紙に定着させる定着装置45とを備えている。なお、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの各色に対するトナーの供給は、図略のトナー供給容器(トナーカートリッジ)から行われる。また、記録部40を通過した記録紙をスタックトレイ6又は排出トレイ48まで搬送する搬送ローラ463,464等が設けられている。
記録紙の両面に画像を形成する場合は、記録部40で記録紙の表面に画像を形成した後、この記録紙を排出トレイ48側の搬送ローラ463にニップされた状態とする。この状態で搬送ローラ463を反転させて記録紙をスイッチバックさせ、記録紙を用紙搬送路Lに送って記録部40の上流域に再度搬送し、記録部40により裏面に画像を形成した後、記録紙をスタックトレイ6又は排出トレイ48に排出する。
また、装置本体3の前方には、ユーザが操作画面や各種メッセージ等を視認することができる表示部や、種々の操作命令を入力するための操作ボタンを有する操作部5が備えられている。図2は操作部5の正面図の一例である。この操作部5は、表示部51、タッチパネル52、数字キー群53、各種操作ボタン54〜57、機能選択ボタン58等を備える。表示部51は、LCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electronic Luminescent Display)等によって構成され、紙サイズ選択、倍率選択、濃度選択等のユーザに対する操作案内画面が表示される。この表示部51はタッチパネル52と一体的に形成されている。タッチパネル52は、ユーザによるタッチ操作がなされたら、タッチ位置を検知して検知信号を、後述する制御部へ出力するものである。
数字キー群53は、例えば、複合機1のコピー機能を動作させる際はコピー枚数を、ファクシミリ機能を動作させる際は送信先の電話番号等を入力するためのものである。節電ボタン54は、複合機1を節電(低電力)モードにするボタンである。スタートボタン55はコピー動作やスキャナ動作等を開始させるボタンであり、ストップ/クリアボタン56はコピー動作やスキャナ動作等の停止、入力操作の取り消しを行うボタンである。リセットボタン57は表示部51の表示や各種設定を初期状態又は標準動作状態にするボタンである。機能選択ボタン58は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能を設定するためのボタンである。
複合機1は、前述のような原稿搬送構成を有するため、両面同時読取モードで読取動作が行われた原稿は、当該原稿が原稿トレイ211に載置されていたときの該原稿と表裏反転した状態で排紙トレイ215に排紙される。したがって、原稿トレイ211に原稿束が載置された場合には、排紙トレイ215に積層的に各原稿が排出されるが、このときの各原稿を最も下に位置する原稿からみたとき、それらの原稿は、原稿トレイ211に載置されていたときの頁順で積層状態となる。
また、両面反転読取モードで読取動作が行われた原稿は、CCD229により裏面の画像を読み取った原稿をそのまま原稿トレイ211に原稿を排出するように構成した場合、原稿トレイ211に載置された原稿束に対して読取動作を行った場合に、排紙トレイ215に積層状態で排出された原稿の頁順が、原稿トレイ211に載置されていたときの頁順と異なるため、この場合には、CCD229により裏面の画像を読み取った原稿を、再度、前記排紙機構により反転した上で原稿トレイ211に原稿を排出することで、排紙トレイ215に積層的に排出される各原稿を最も下に位置する原稿からみたとき、それらの原稿が原稿トレイ211に載置されていたときの頁順で積層状態となるようにしている。
図3は、複合機1の電気的な構成を示すブロック図である。尚、図1、図2に示した各部と同一のものには同一の符号を付して詳細な説明は省略する。複合機1は、原稿給紙部21、スキャナ部22、CIS231、操作部5、画像処理部64、記録部40、通信部66及び制御部61を備えて構成される。
原稿給紙部21は、前記ADF読取モードで原稿のコピーやスキャンが行われる際に、原稿トレイ211に載置された原稿を自動的に取り込んで、CCD229やCIS231による原稿の読み取りが可能なように搬送する。操作部5は、図1に示す操作部5に相当するものである。スキャナ部22、CIS231及び操作部5は、図1、図2に示すスキャナ部22、CIS231及び操作部5に相当するものである。
画像処理部64は、画像データに関する各種画像処理を行うものである。例えば、画像処理部64は、CCD229又はCIS231によって取得された画像データや、ネットワーク接続されたパーソナルコンピュータ、公衆回線で接続されたファクシミリ装置等から通信部66を介して転送されてくる画像データに対して、レベル補正、ガンマ補正等の補正処理、画像データの圧縮又は伸長処理、拡大又は縮小処理などの画像加工処理を行う。
記録部40は、CCD229又はCIS231によって得られた画像データや、上記パーソナルコンピュータやファクシミリ装置等から通信部66を介して転送された画像データに基づいた画像を記録紙に形成する。
通信部66は、ネットワークインターフェースを用い、ネットワークを介して接続されたコンピュータやファクシミリ装置等の外部装置との間で種々のデータの送受信を行うものである。
制御部61は、複合機1の全体動作制御を司るものであり、CPU等によって構成される。上記原稿給紙部21、スキャナ部22、CIS231、操作部5、画像処理部64、記録部40及び通信部66は、制御部61による制御の下で動作する。制御部61は、ユーザから操作部5に入力された各種の指示信号等に応じて、図略のROM又はHDDに記憶されている動作制御プログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示信号の出力、データ転送等を行って複合機1を統括的に制御する。
また、制御部61は、オートカラーセレクト(以下、ACS)部611と、搬送制御部612と、モード切替部613と、読取制御部614と、画像形成制御部615とを有する。なお、以下の説明においては、スキャナ部22とCIS231との違いを明瞭にするため、スキャナ部22をCCD229と表記するものとする。
ACS部611は、CIS231によって読み取られた各頁の画像がモノクロ(白黒)画像であるかカラー画像であるかを判別する。ACS部611によるACS判定は、例えば以下のようにして行われる。
まず、ACS部611は、CIS231によって読み取られた画像のデータについて、当該画像データの1画素毎に,それがカラー画素であるか白黒画素であるかを判定する。この判定方法は,前記画像データのR,G,B夫々の値や,判定対象画素周辺との彩差(色差)等により,前記画像データの各画素がカラーであるか白黒であるかを判定する周知の方法であるので詳細説明は省略する。ここで、ACS部611は、前記判定によりカラーと判定した場合、当該原稿におけるカラー画素数をカウントアップする。ACS部611は、当該カウントしたカラー画素数が予め設定された閾値に達すると、当該読み取られた原稿の画像がカラー画像であると判別する。また、ACS部611は、上記カラー画素又はモノクロ画素の判別対象となる残りの画素が全てカラー画素としてカウントしても上記閾値に達しないと判断すると、この時点で、当該読み取られた原稿の画像がモノクロ画像であると判別する。なお、当該ACS判定処理は、あくまでも一例であり、ACS部611によるACS判定を上記処理に限定するものではない。
搬送制御部612は、読取中の原稿、原稿トレイ211に載置されている原稿及び記録紙の搬送に関わる部材・機構(前記排紙機構を含む)による搬送動作を制御する。搬送制御部612は、まず、ACS部611によるACS判定処理を行っている間、前記各原稿の搬送を停止する。なお、搬送制御部612は、ACS部611によるACS判定処理及びモード切替部613によるモード切替処理を行っている間、前記各原稿の搬送を停止するようにしてもよい。
モード切替部613は、ACS部611による判定結果に応じて、原稿毎に、読取モードを前記両面同時読取モードと両面反転読取モードとの間で切り替えるものである。すなわち、モード切替部613は、スタートボタン55により画像形成指示が行われる時点で設定されている読取モードが前記両面反転読取モードである場合において、ACS部611による判定結果に基づいて当該原稿が少なくとも裏面にモノクロ画像が形成されている原稿(以下、モノクロ原稿という)であると判断したときには、読取モードを両面反転読取モードから両面同時モードに切り替える。
これは、ACS部611による判定結果がモノクロ画像であると判定されたときには、このCIS231の読取動作により得られた画像データでも表面と裏面とでそれほど大きな画質差は生じないと考えられる。また、各記録紙の一側方を綴じて見開き状態にした場合を想定したときにも、左右どちらか一方の面に形成された画像と他方の面に形成された画像とでそれほど大きな画質差は生じないと考えられる。
ここで、既にCCD229及びCIS231からそれぞれ表面及び裏面の画像データがそれぞれ得られているから、両面反転読取モードを維持すると、無駄な反転動作が行われることになる。そこで、本実施形態では、両面反転読取モード設定時において、モード切替部613は、当該原稿がモノクロ原稿であると判断したときには、読取モードを両面反転読取モードから両面同時読取モードに切り替えることで、前記反転動作を省略するようにしている。
また、モード切替部613は、スタートボタン55により画像形成指示が行われる時点で設定されている読取モードが前記両面反転読取モードである場合において、ACS部611による判定結果に基づいて当該原稿が少なくとも裏面にカラー画像が形成されている原稿(以下、カラー原稿という)であると判断したときには、読取モードを両面反転読取モードに維持し、原稿の搬送動作及びCCD229による読取動作を行わせる。
この場合、搬送制御部612は、当該原稿に対する前記排紙機構に反転動作を行わせた後、裏面に対するCCD229の読取動作が終了すると、再度、前記排紙機構に当該原稿に対する反転動作を行わせた上で、当該原稿を排紙トレイ215に排出する。これにより、排紙トレイ215に積層的に排出される各原稿を最も下に位置する原稿からみたとき、各原稿を、原稿トレイ211に載置されていたときの頁順で積層させることができる。
また、モード切替部613は、スタートボタン55により画像形成指示が開始される時点の読取モードが前記両面同時読取モードである場合、ACS部611による判定結果に基づいて当該原稿がカラー原稿であると判断したときには、当該原稿を前記両面同時読取モードで読取動作を行うと、表面と裏面とで読取画像及び記録紙に形成する画像の画質差や前述のような見開き状態における左右の頁間での画質差が生じることから、これを回避するべく、読取モードを両面同時読取モードから両面反転読取モードに切り替える。
この場合、搬送制御部612は、読取モードが両面反転読取モードに切り替えられると、前記排紙機構に当該原稿に対する反転動作を行わせる。また、搬送制御部612は、裏面に対するCCD229の読取動作が終了すると、再度、当該原稿に対する前記排紙機構に反転動作を行わせた上で、排紙トレイ215に排出する。これにより、排紙トレイ215に積層的に排出される各原稿を最も下に位置する原稿からみたとき、各原稿を、原稿トレイ211に載置されていたときの頁順で積層させることができる。
また、モード切替部613は、スタートボタン55により画像形成指示が行われる時点で設定されている読取モードが前記両面同時読取モードである場合において、ACS部611による判定結果に基づいて当該原稿がモノクロ原稿であると判断したときには、読取モードを両面同時読取モードに維持し、原稿の搬送動作(排出動作)を行わせる。
なお、前述のように読取モードが切り替えられた場合、前記読取モードの切替以後は、その切替後の読取モードで当該原稿に対する各種動作(読取動作や搬送動作)が最初から行われていたものとした場合の残りの動作(読取動作や搬送動作)が実行されることとなる。
モード切替部613は、前述のように読取モードを切り替えた場合は、次の原稿に対する読取動作が行われる前に、読取モードを元の読取モードに復帰する。
読取制御部614と、モード設定部612により切替えられた読取モードで、CCD229及びCIS231に読取動作を行わせるものである。画像形成制御部616は、全ての原稿について画像データの取得動作が完了すると、記録部40に画像形成動作を行わせるものである。
次に、複合機1による処理を説明する。図4は、予め両面反転読取モードに設定されている状態で原稿の読取指示が行われた場合の処理を示すフローチャートである。
図4に示すように、原稿トレイ211に原稿束が載置された状態でスタートボタン55が押下されると(ステップ♯1でYES)、読取制御部614は、両面反転読取モードでCCD229及びCIS231に原稿の画像の読み取り動作を開始させる(ステップ♯2)。
次に、搬送制御部612は、1枚の原稿に対する読取動作が行われると当該原稿及び次の原稿がある場合にはその原稿の搬送動作を中断させ(ステップ♯3)、モード切替部613は、ACS部611の判定結果に基づき当該原稿がカラー原稿であるか否かを判断する(ステップ♯4)。モード切替部613は、当該原稿がカラー原稿であると判断した場合には(ステップ♯4でYES)、読取モードを現状維持し、搬送制御部612は原稿の搬送動作を再開させ、当該原稿を反転し、読取制御部614は該原稿の裏面の画像をCCD229で読み取らせ、その後(ステップ♯5)、搬送制御部612は、再度当該原稿を反転させ、CCD229及びCIS231の読取位置を通過させた上でスタックトレイ6又は排出トレイ48に排出する(ステップ♯6)。
そして、制御部61は、次の原稿(読取動作を行うべき原稿)が存在するか否かを判断し(ステップ♯7)、存在する場合には(ステップ♯7でYES)、ステップ♯2の処理に戻る。
一方、ステップ♯4において、モード切替部613は、当該原稿がカラー原稿でない、すなわちモノクロ原稿であると判断した場合には(ステップ♯4でNO)、読取モードを両面反転読取モードから両面同時読取モードに切り替える(ステップ♯8)。これは、前述したように、モノクロ原稿については両面反転読取モードで読み取ることが必須ではなく、また、CIS231の読取動作によって既に該裏面の画像データが得られているから、当該原稿の反転動作及び裏面の画像に対する読取動作をCCD229に行わせることなく当該原稿がスタックトレイ6又は排出トレイ48に排出されるように、一時的に読取モードを両面同時読取モードに切り替えるようにしたものである。
そして、搬送制御部612は、原稿の搬送動作を再開させて、当該原稿をスタックトレイ6又は排出トレイ48に排出させ(ステップ♯9)、その後、モード切替部613は、読取モードを両面反転読取モードに復帰し(ステップ♯10)、ステップ♯7の処理を実行する。
図5は、予め両面同時読取モードに設定されている状態で原稿の読取指示が行われた場合の処理を示すフローチャートである。
図5に示すように、原稿トレイ211に原稿束が載置された状態でスタートボタン55が押下されると(ステップ♯11でYES)、制御部61は、両面同時読取モード(高速モード)でCCD229及びCIS231に原稿の画像の読み取り動作を開始させる(ステップ♯12)。
次に、搬送制御部612は、1枚の原稿に対する読取動作が行われると当該原稿及び次の原稿がある場合にはその原稿の搬送動作を中断させ(ステップ♯13)、モード切替部613は、ACS部611の判定結果に基づき当該原稿がカラー原稿であるか否かを判断する(ステップ♯14)。モード切替部613は、当該原稿がカラー原稿であると判断した場合には(ステップ♯14でYES)、読取モードを両面同時読取モードから両面反転読取モードに切り替える(ステップ♯15)。これは、当該原稿の裏面に形成された画像はカラー画像であり、この原稿については両面反転読取モードで読み取らなければ、表面の読取画像と裏面の読取画像とに画質差が生じたり、前述のような見開き状態における左右の頁間での画質差が生じたりすることから、当該原稿の反転動作及び裏面の画像のCCD229による読取動作が行われるように、一時的に読取モードを両面反転読取モードに切り替えるようにしたものである。
その後、搬送制御部612は、原稿の搬送動作を再開させ、当該原稿を反転し、読取制御部614は、該原稿の裏面の画像をCCD229で読み取らせる(ステップ♯16)。そして、搬送制御部612は、当該原稿を再度反転させ、CCD229及びCIS231の読取位置を通過させた上でスタックトレイ6又は排出トレイ48に排出し(ステップ♯17)、モード切替部163は、読取モードを両面同時読取モードに復帰する(ステップ♯18)。
そして、制御部61は、次の原稿(読取動作を行うべき原稿)が存在するか否かを判断し(ステップ♯19)、存在する場合には(ステップ♯19でYES)、ステップ♯12の処理に戻る。
一方、ステップ♯14において、モード切替部613は、当該原稿がカラー原稿でない、すなわちモノクロ原稿であると判断した場合には(ステップ♯14でNO)、読取モードを現状維持し、搬送制御部612は、原稿の搬送動作を再開させて、当該原稿をスタックトレイ6又は排出トレイ48に排出させた後(ステップ♯20)、ステップ♯19の処理を実行する。
以上のように、原稿毎に、該原稿の種類(本実施形態では、カラー原稿かモノクロ原稿か)に応じて、現在の読取モードが適切であるか否かを判断し、不適切でない場合には、自動的に適切な読取モードに切り替えるようにしたので、各原稿に適した読取モードで読取動作を行うことができる複合機1を実現することができる。
また、ACS部611によるACS判定処理を行っている間、前記原稿給紙部による原稿の給紙動作を中断させるようにしたので、前記ACS部611によるACS処理に要する時間を確保することができるとともに、前記ACS処理の処理結果に基づかない当該原稿の排紙動作や不要な反転動作が行われるという状況が生じるのを回避することができる。
また、両面反転読取モードが維持された場合或いは両面反転読取モードに切り替えられた場合には、裏面に対する読取動作の終了後に、該原稿の反転動作を再び行った上で排紙トレイ48等に排出するようにしたので、各原稿を最も下に位置する原稿からみたとき、各原稿を原稿トレイ211に載置されていたときの頁順で積層状態にすることができる。
また、ACS処理として、カラーであると判定した画素の画素数のカウント値が前記閾値に達した時点で、前記画像がカラー画像であると判定する処理を採用したので、前記画像がカラー画像である判定してACS処理を終了するようにすることで、全ての画素の画像データについてカラー画素であるか否かを判定する処理を行う場合に比して、ACS部611に判定結果を示す情報をより短時間で出力させることができる。
なお、本件は、前記実施形態に代えて、又は前記実施形態に加えて次のような変形形態も採用可能である。
[1]前記実施形態では、原稿がカラー原稿であるかモノクロ原稿であるかに応じて、現在の読取モードの適否を判断するようにしたが、この判断に用いるパラメータは、カラー原稿であるかモノクロ原稿であるかに限らず、イメージ原稿(写真や絵など中間調を有する画像)であるかテキスト原稿(文字や記号など中間調を有さない画像)であるかでもよい。
この場合、CIS231の読取動作により得られた画像データで構成される画像について、前記画像データの画素値の変化等により,前記画像データの各画素がエッジを構成するものであるか否かを判定する周知の方法により、エッジ(輪郭部分)を検出し、該エッジにより囲まれる領域をテキスト領域、それ以外の領域をイメージ領域として設定するテキスト/イメージ判定部(図示せず)が制御部61に備えられる。
[2]ACS部611に判定結果を示す情報をより短時間で出力させる他の方法として、次のような方法を採用することができる。
例えば、各頁の画像の画像データのうち一部(例えば半分とか3分の1など)の画像データ、特に時間的に早いタイミングでCIS231から出力された画像データを用いて、各頁の画像がモノクロ(白黒)画像であるかカラー画像であるかを判別する方法が想定される。この方法により、全ての画素の画像データについてカラー画素であるか否かを判定する処理を行う場合に比して、ACS部611に判定結果を示す情報をより短時間で出力させることができる。
また、通常、制御部61は、CIS231の読取動作により得られた画像データを、図6(b)に示すように、当該制御部61内に設けられた記憶部616に一旦格納し、この格納した画像データに基づいてACS部611がACS処理を実行するところを、図6(a)に示すように、CIS231から順次出力される画像データを直接取り込んでACS処理を行い、前記記憶部616は、前記検出部を介して前記画像データを取得し記憶する構成とする。
これにより、全ての画像データを一旦記憶部616に格納することなくACS処理を実行できる分、ACS部611に判定結果を示す情報をより短時間で出力させることができる。
なお、図6(b)に示すように、当該制御部61内に設けられた記憶部616に一旦格納し、この格納した画像データに基づいて、ACS部611がACS処理を実行する構成であっても、ACS部611が、記憶部61から順次取り込んだ画像データに基づいて当該画素がカラーであるか白黒であるかを判定し、カラーであると判定した画素の画素数のカウント値が前記閾値に達した時点で、前記画像がカラー画像である判定してACS処理を終了するように構成したり、各頁の画像の画像データのうち一部の画像データ、特に時間的に早いタイミングでCIS231から出力された画像データを用いて、各頁の画像がモノクロ(白黒)画像であるかカラー画像であるかを判別するように構成したりすれば、全ての画素の画像データを前記記憶部に一旦格納する分だけ前記の構成よりは時間を要するものの、全ての画素について前記判定を行った上で当該画像がカラー画像であるか否かの判定結果を出力する構成に比して、ACS部611に判定結果を示す情報をより短時間で出力され得る。
[3]前記実施形態では、特許請求の範囲における第1読取部をスキャナ部22(CCD229)とし、第2読取部をCIS231として説明しているが、これに限られず、第1及び第2読取部を、スキャナ部22(CCD229)又はCIS231のいずれで構成することも可能である。
[4]図1に示す形態では、CIS231の読取位置がスキャナ部22の読取位置より下流側に設定されているが、CIS231の読取位置がスキャナ部22の読取位置より上流側に設定された構成を採用すると、ACS部611によるACS処理やモード切替部613によるモード切替処理に要する時間をより多く確保することができる。
[5]本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、上記では、本発明に係る画像読取装置及び画像形成装置の構成及び処理の実施形態を図1乃至図5に示したが、これらはあくまでも一例に過ぎず、本発明に係る画像読取装置及び画像形成装置、上述した構成及び制御に限定する趣旨ではない。
本発明に係る画像形成装置の一実施形態である複合機の内部構成を模式的に示した縦断面図である。 操作部の正面図の一例である。 複合機の電気的構成を示すブロック図である。 両面反転読取モードの設定時における画像形成処理を示すフローチャートである。 両面同時読取モードの設定時における画像形成処理を示すフローチャートである。 ACS部に判定結果を示す情報をより短時間で出力させる構成を説明するための図である。
符号の説明
1 複合機
2 画像読取装置
5 操作部
21 原稿給紙部
23 スキャナ部
40 記録部
51 表示部
61 制御部
63 表示部
211 原稿トレイ
611 ACS部
612 搬送制御部
613 モード切替部
614 読取制御部
615 画像形成制御部
616 記憶部
229 CCD
231 CIS

Claims (13)

  1. 原稿載置部に載置された原稿を搬送する原稿搬送部と、
    前記原稿搬送部により搬送されてくる原稿の一方の面の画像を読み取る第1読取部と、
    前記原稿搬送部により搬送されてくる原稿の他方の面の画像を読み取る第2読取部と、
    前記第1及び第2読取部による各読取位置を通過した原稿を原稿排出部に排出する排出動作と、前記第1及び第2読取部による各読取位置を通過した原稿を前記原稿搬送部に再度前記第1読取部の読取位置へ向けて搬送させるべく、当該原稿を挟持した状態で前記排出動作時と逆の回転により当該原稿を反転する反転動作とが可能なローラ部と、
    前記第1読取部により前記原稿の一方の面を読み取り、前記ローラ部による当該原稿の反転後に、前記第1読取部により前記原稿の他方の面を読み取る両面反転読取モードと、前記原稿搬送部による一度の原稿搬送で、前記第1読取部が当該原稿の一方の面を読み取り、前記第2読取部が当該原稿の他方の面を読み取った後、前記ローラ部による当該原稿の反転動作が行われることなく当該原稿が前記原稿排出部に排出される両面同時読取モードとのうちいずれかの読取モードで当該各部に読取動作を行わせるとともに、前記両面反転読取モードにおいて、前記第1読取部が前記原稿の一方の面を読み取るための原稿の搬送中に、前記第2読取部に当該原稿の他方の面の画像を読み取らせる読取制御部と、
    前記第2読取部の読取動作により得られた画像データに基づき、当該原稿の他方の面に形成された画像が予め定められた種類の画像であるか否かの検出処理を行う検出部と、
    前記検出部により前記画像が予め定められた種類の画像であることが検出されると、現在の読取モードが、前記予め定められた種類の画像に対応付けられた読取モードと一致するか否かを判断し、異なるときには、前記予め定められた種類の画像に対応付けられた読取モードに読取モードを切り替えるモード切替部と、
    前記モード切替部により読取モードが前記両面同時読取モードから前記両面反転読取モードに切り替えられると、前記ローラ部に当該原稿を挟持した状態で前記排出動作時と逆の回転により該原稿の反転動作を行わせる搬送制御部と
    を備える画像読取装置。
  2. 前記搬送制御部は、前記第2読取部による原稿の画像の読取動作が終了すると、当該原稿についての前記検出部の検出処理が終了するまで、当該原稿を含む原稿の搬送動作を前記原稿搬送部に中断させる請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記搬送制御部は、前記検出部の検出結果に基づき前記モード切替部により読取モードが前記両面同時読取モードから両面反転読取モードに切り替えられると、当該原稿の搬送動作を前記原稿搬送部に再開させるとともに、この搬送が再開された当該原稿の反転動作を前記ローラ部に行わせ、
    前記読取制御部は、前記原稿搬送部による原稿の搬送動作が再開されると、前記搬送制御部の指示に基づき反転された当該原稿の前記他方の面に対する読取動作を前記第1読取部に行わせる請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記原稿搬送部は、前記読取部の読取動作が完了した原稿を、当該原稿が前記原稿載置部に載置されていたときの該原稿の向きに対して上下反転した状態で前記原稿排出部に排出するものであり、
    前記搬送制御部は、前記ローラ部による反転動作後の原稿の前記他方の面に対する前記第1読取部の読取動作が完了すると、前記ローラ部に当該原稿の前記反転動作を再度行わせた上で前記原稿排出部に排出させる請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 前記搬送制御部は、前記モード切替部により読取モードが前記両面反転読取モードから前記両面同時読取モードに切り替えられた場合には、前記ローラ部に当該原稿の反転動作を行わせることなく排出動作を行わせる請求項1ないし4のいずれかに記載の画像読取装置。
  6. 前記検出部は、前記検出動作を原稿毎に検出し、
    前記モード切替部は、前記検出部の検出結果に応じて読取モードの切替えを原稿毎に行う請求項1ないし5のいずれかに記載の画像読取装置。
  7. 前記予め定められた種類の画像はカラー画像であり、
    前記検出部は、前記第2読取部の読取動作により得られた画像データに基づき、当該原稿の画像がカラー画像であるか否かを検出するものである請求項1ないし6のいずれかに記載の画像読取装置。
  8. 前記検出部は、画像データの1画素毎に、当該画素が予め定められた画素であるか否かを判定し、前記予め定められた画素であると判定した画素をカウントし、そのカウント値が予め設定された閾値に達すると、当該画像が前記予め定められた種類の画像であると判別する請求項7に記載の画像読取装置。
  9. 前記予め定められた種類の画像はイメージ画像であり、
    前記検出部は、前記第2読取部の読取動作により得られた画像データに基づき、当該原稿の画像がイメージ画像であるか否かを検出するものである請求項1ないし8のいずれかに記載の画像読取装置。
  10. 前記検出部は、前記第2読取部から時系列的に出力される、1つの面に形成された画像の画像データのうち、時間的に早いタイミングで出力される一部の画像データを用いて前記検出処理を行う請求項1ないし9のいずれかに記載の画像読取装置。
  11. 前記第1及び第2読取部の読取動作で得られた画像データを記憶する記憶部を更に備え、
    前記記憶部は、前記検出部を介して取得した前記画像データを記憶する請求項1ないし10のいずれかに記載の画像読取装置。
  12. 前記第1読取部は、縮小光学系イメージセンサにより前記原稿の一方の面を読み取り、
    前記第2読取部は、密着光学系イメージセンサにより前記原稿の一方の面を読み取る請求項1ないし11のいずれかに記載の画像読取装置。
  13. 請求項1ないし12のいずれかに記載の画像読取装置と、
    前記記憶部に記憶された画像データに基づいて画像を記録紙に形成する画像形成部と
    を備える画像形成装置。
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