JP5033566B2 - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原稿の両面を読み取ることが可能な画像読取装置、及びこの画像読取装置を備えた画像形成装置に関するものである。
従来、複写機やファクシミリ等の画像形成装置では、自動原稿送り装置(ADF:Automatic Document Feeder)を備えた画像読取装置によって、原稿の表面及び裏面を自動的に読み取っている。この原稿読取では、原稿の表面の画像をイメージセンサが読み取った後、その原稿の表裏を反転させて、原稿裏面の画像を再度イメージセンサが読み取る方式が広く採用されている。
特許文献1には、原稿の一方の面の読み取りは装置本体側に配設された縮小光学系イメージセンサで行い、原稿の他方の面の読み取りは、自動原稿送り装置側に配設された縮小光学系イメージセンサで行い、原稿を反転させることなく1回の原稿搬送(ワンパス)で原稿両面をほぼ同時に読み取らせる両面同時読取モードと、縮小光学系イメージセンサで読み取った原稿を反転させて再度縮小光学系イメージセンサで読み取らせる両面反転読取モードとのいずれかを設定することができる装置が開示されている。
特開2004−15299号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような装置においては、縮小光学系イメージセンサにゴミが付着している場合、当該センサで読み取られた画像に黒筋等が入り画質が劣化する。ここで、縮小光学系イメージセンサに付着したゴミを検出してユーザに掃除を促すことも考えられるが、ユーザがゴミの付着箇所を特定できない場合や、ゴミが機械内部付着している場合、ユーザはゴミを掃除して除去することはできない。また、縮小光学系イメージセンサにゴミが付着していなければ、このセンサで読み取られた画像を採用することもできるが、被写界深度の違い等で同等レベルの画質が得られるとは限らない。
本発明の目的は、両面反転読取モードが設定されている場合において、縮小光学系イメージセンサにゴミが付着していても、高画質の画像を得ることができる画像読取装置及び画像形成装置を提供することである。
請求項1の画像読取装置は、原稿を搬送する原稿給紙部と、前記原稿給紙部によって搬送される原稿の一方の面を読み取る第1読取部と、前記原稿給紙部によって搬送される原稿の他方の面を読み取る第2読取部と、前記第1読取部による原稿の一方の面の読み取りが終了した後、当該原稿をその他方の面が前記第1読取部に読み取られる状態として反転させて搬送する反転部と、前記第1読取部により前記原稿の一方の面を読み取り、前記反転部による当該原稿の反転後に、前記第1読取部が当該原稿の他方の面を読み取る両面反転読取モードと、前記原稿給紙部による一度の原稿搬送で、前記第1読取部が当該原稿の一方の面を読み取り、前記第2読取部が当該原稿の他方の面を読み取る両面同時読取モードとのいずれかのモードに設定するモード設定部と、前記第1読取部に付着するゴミを検出するゴミ検出部と、前記モード設定部により前記両面反転読取モードが設定された場合、前記ゴミ検出部に前記第1読取部に付着するゴミを検出させると共に、前記第2読取部にも原稿の一方の面と他方の面とを読み取らせる制御部と、前記ゴミ検出部により前記第1読取部のゴミの付着が検出された場合、前記第1読取部で取得された第1画像に現れるゴミ領域を、前記第2読取部で取得された第2画像を用いて補間する補間部とを備え、前記第1読取部は縮小光学系イメージセンサから構成され、前記第2読取部は密着光学系イメージセンサから構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、両面反転読取モードが設定されている場合、第2読取部に第1読取部で読み取られた原稿の一方の面と他方の面とを読み取らせ、第1読取部にゴミの付着が検出された場合、第1読取部で取得された第1画像に現れるゴミ領域が、第2読取部で取得された第2画像を用いて補間されるため、第1読取部にゴミが付着していても、高画質の画像を得ることができる。
また、この構成によれば、原稿両面の読み取りに用いられる第1読取部が縮小光学系イメージセンサであるため、表裏反転により原稿両面を第1読取部で読み取るようにすれば、原稿両面の読取画像の色味に違いを生じさせず、カラー画像を高品質で読み取ることができる。さらに、原稿の他方面を読み取る第2読取部が密着光学系イメージセンサであるため、第2読取部を縮小光学系イメージセンサ配設時のような大きなスペースを要さずに比較的小さなスペースで配設できる。
請求項2の画像読取装置は、前記ゴミ検出部は、原稿面の連続読取中に、各原稿面が前記第1読取部で読み取られる毎にゴミの付着を検出する処理を実行し、前記補間部は、前記ゴミ検出部により前記第1読取部のゴミの付着が検出された場合、前記第1読取部で取得された第1画像に現れるゴミ領域を、前記第2読取部で取得された第2画像を用いて補間することを特徴とする。
この構成によれば、各原稿が第1読取部で読み取られる毎にゴミの付着が検出されるため、連続読取している途中で第1読取部にゴミが付着した場合であっても、第1読取部で取得された第1画像に現れるゴミ領域が第2画像を用いて補間し、高画質の画像を得ることができる。
請求項3の画像読取装置は、前記第1読取部は、所定の原稿読取位置で原稿を読み取り、前記ゴミ検出部により前記原稿読取位置にゴミの存在が検出された場合、前記第1読取部の原稿読取位置をゴミが存在していない位置に移動させる位置設定部を更に備え、前記補間部は、前記位置設定部が前記原稿読取位置をゴミが存在していない位置に移動させることができなかった場合、前記第1読取部で取得された第1画像に現れるゴミ領域を、前記第2読取部で取得された第2画像を用いて補間することを特徴とする。
この構成によれば、原稿読取位置を移動させて、ゴミが存在しない位置に原稿読取位置を設定することができなかった場合であっても、第1画像のゴミ領域が第2画像を用いて補間されるため、より確実に高画質の画像を得ることができる。
請求項4の画像読取装置は、前記補間部は、前記第1及び第2画像をパターンマッチングすることで、第1画像に現れるゴミ領域に対応する第2画像での領域を特定し、特定した領域を用いて前記ゴミ領域を補間することが好ましい。
この構成によれば、第1及び第2画像のパターンが比較され、第1画像に現れるゴミ領域に対応する第2画像での対応領域が特定され、特定された対応領域を用いてゴミ領域が補間されるため、第2画像において、ゴミ領域に対応する領域を精度よく特定することが可能となり、ゴミ領域を精度良く補間することができる。
請求項5の画像読取装置は、前記補間部は、前記ゴミ検出部で光軸上にゴミが存在すると判定された前記第1読取部の画素によって読み取られた第1画像の領域を前記ゴミ領域として特定し、前記第2画像を前記第1画像上でラスタ走査するようにずらしながら、前記第2画像と前記第1画像との類似度を求める処理を繰り返し実行し、前記類似度が最大となった位置において、前記第1画像の前記ゴミ領域に対応する領域を対応領域として前記第2画像から特定し、前記第1画像のゴミ領域を前記第2画像の対応領域で置き換えることで前記ゴミ領域を補間することを特徴とする。
この構成によれば、原稿両面の読み取りに用いられる第1読取部が縮小光学系イメージセンサであるため、表裏反転により原稿両面を第1読取部で読み取るようにすれば、原稿両面の読取画像の色味に違いを生じさせず、カラー画像を高品質で読み取ることができる。さらに、原稿の他方面を読み取る第2読取部が密着光学系イメージセンサであるため、第2読取部を縮小光学系イメージセンサ配設時のような大きなスペースを要さずに比較的小さなスペースで配設できる。
請求項6の画像形成装置は、請求項1〜5のいずれかに記載の画像読取装置と、前記第1読取部及び第2読取部に読み取られた読取画像のデータに基づいて画像を記録紙に形成する画像形成部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、縮小光学系イメージセンサにゴミが付着していても、高画質の画像を得ることができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1に係る画像読取装置及び画像形成装置について図面を参照して説明する。尚、以下の実施形態では、本発明における画像読取装置及び画像形成装置を、カラーコピー、スキャナ、ファクシミリ、プリンタ等の機能を備えた複合機に集約した形態を例に説明する。
図1は本発明に係る画像形成装置の実施の形態1に係る複合機1の内部構成を模式的に示した縦断面図である。複合機1は大きく分けると画像読取装置2と装置本体3とからなる。画像読取装置2は、原稿給紙部21(図3参照)と、スキャナ部23(図3参照)と、CIS231と、操作部5と、更に後述する反転機構及び制御部61(図3参照)とを備えてなる。原稿給紙部21はADF(Automatic Document Feeder)を備え、原稿トレイ211、ピックアップローラ212、搬送ドラム213、排紙ローラ214及び排紙トレイ215を有する。原稿トレイ211には、読取対象とされる原稿が載置される。原稿トレイ211に載置された原稿は1枚ずつピックアップローラ212によって取り込まれて搬送ドラム213へ搬送される。搬送ドラム213を経由した原稿は排紙ローラ214によって排紙トレイ215へ排出される。
スキャナ部(第1読取部)23は、原稿の画像を光学的に読み取って画像データを生成するものである。スキャナ部23は、プラテンガラス221、光源222、第1ミラー223、第2ミラー224、第3ミラー225、第1キャリッジ226、第2キャリッジ227、結像レンズ228、CCD(Charge Coupled Device)229を備える。このスキャナ部23は、光源222として冷陰極蛍光管等の白色蛍光ランプが用いられ、上記第1ミラー223、第2ミラー224、第3ミラー225、第1キャリッジ226、第2キャリッジ227及び結像レンズ228により、原稿からの光をCCD229に導くものである。スキャナ部23は、光源222として冷陰極蛍光管等の白色蛍光ランプを用いていることから、光源として3色LED等が用いられる後述のCIS231よりも色再現性に優れる。
プラテンガラス221には、上記原稿給紙部21によらない原稿読取時に、ユーザの手動により原稿が載置される。光源222及び第1ミラー223は第1キャリッジ226によって支持され、第2ミラー224及び第3ミラー225は第2キャリッジ227によって支持されている。
画像読取装置2の原稿読取方式としては、プラテンガラス221上に載置された原稿をスキャナ部23が読み取るフラットベッド読取モードと、原稿を原稿給紙部21(ADF)によって取り込み、その搬送途中で原稿を読み取るADF読取モードとがある。フラットベッド読取モードでは、光源222がプラテンガラス221上に載置された原稿を照射し、主走査1ライン分の反射光が第1ミラー223、第2ミラー224、第3ミラー225の順に反射して、結像レンズ228に入射する。結像レンズ228に入射した光はCCD229の受光面で結像される。CCD229は一次元のイメージセンサであり、1ライン分の原稿の画像を同時に処理する。第1キャリッジ226及び第2キャリッジ227は、主走査方向と直交する方向(副走査方向、矢印Y方向)に移動可能に構成されており、1ライン分の読み取りが終了すると、当該主走査方向と直交する方向に第1キャリッジ226及び第2キャリッジ227が移動し、次のラインの読み取りが行われる。
ADF読取モードでは、原稿給紙部21が、原稿トレイ211に載置された原稿がピックアップローラ212によって1枚ずつ取り込まれる。このとき、第1キャリッジ226及び第2キャリッジ227は、読取窓230の下方位置に配置される。原稿給紙部21による原稿搬送で、原稿が搬送ドラム213から排紙トレイ215への搬送経路に設けられた読取窓230上を通過するとき、光源222が原稿を照射し、主走査1ライン分の反射光が第1ミラー223、第2ミラー224、第3ミラー225の順に反射して、結像レンズ228に入射する。結像レンズ228に入射した光はCCD229の受光面で結像される。続いて原稿は原稿給紙部21によって搬送され、次のラインが読み取られる。
更に、原稿給紙部21は切換ガイド216、反転ローラ217及び反転搬送路218からなる反転機構(反転部)を有する。この反転機構が、1回目のADF読み取りによって表面(原稿の一方の面)が読み取られた原稿を表裏反転させて読取窓230に再搬送することで、再度CCD229によって裏面(原稿の他方の面)の読み取りが行われる。この反転機構は、両面読み取り時にのみ動作し、片面読み取り時は動作しない。片面読み取り時及び両面読み取り時において裏面の読み取り後、切換ガイド216は上側に切り替えられ、搬送ドラム213を経た原稿は排紙ローラ214によって排紙トレイ215に排紙される。両面読み取り時における表面読み取り後、切換ガイド216は下側に切り替えられ、搬送ドラム213を経た原稿は反転ローラ217によって反転搬送路218へ搬送される。その後、切換ガイド216は上側へ切り替わり、反転ローラ217が逆回転して原稿を搬送ドラム213へ再給紙する。以下、反転機構を用いて原稿の両面を読み取らせるモードを両面反転読取モード又は高画質モードと表記する。
更に、本実施形態の画像読取装置2は、ADF読取モード時において、上記で説明したように原稿の搬送途中でCCD229によって原稿の表面の読み取りを行わせると同時に、CIS(第2読取部)231によって原稿の裏面の読み取りを行わせることが可能である。この場合、原稿トレイ211から原稿給紙部21により搬送された原稿は、読取窓230上を通過するときにCCD229によって表面が読み取られ、更にCIS231の配置箇所を通過する際に裏面が読み取られる。なお、CIS231では、光源としてRGBの3色LED等が用いられる。このようにCCD229とCIS231を用いることで、原稿給紙部21による原稿トレイ211から排紙トレイ215までの一回の原稿搬送操作(ワンパス)によって原稿の表裏両面の読み取りが可能となる。以下、このようにCCD229とCIS231を用いて原稿の両面を読み取らせるモードを両面同時読取モード又は高速モードと表記する。
ここで、高画質モード(両面反転読取モード)と高速モード(両面同時読取モード)について説明する。高画質モードでは原稿両面の読み取りが同じイメージセンサ(CCD229)によって行われるため、取得した画像データに基づいて両面印刷を行っても、両面の印刷画像の画質に差はない。しかし、高速モードでは原稿の表面はCCD229、裏面はCIS231という異なるイメージセンサで読み取りが行われるため、特にカラー原稿の場合、それぞれのイメージセンサが取得した画像データに基づいて両面印刷を行うと、両面の印刷画像の画質に差が生じる。これは、CCD229、CIS231が原稿読み取りの際に用いる上述した光源の分光分布の違いによるものの他に、CCD229は複数の受光素子がワンチップ上に形成されてイメージセンサとして構成されているのに対し、CIS231においては複数の固体撮像素子が連結されてイメージセンサとして構成されているため固体撮像素子間に感度のバラつきが生じ、これが画質差の原因となっていると考えられる。また、CCD229とCIS231との被写界深度の差によっても画質差が生じると考えられる。
従って、本実施形態の複合機1においては、上記画質差の発生を解決するために、ADF読取モードを用いて原稿の両面読み取りを行う際、ユーザは高画質モード(両面反転読取モード)又は高速モード(両面同時読取モード)の何れかを選択することができるようになっている。つまり、両面の印刷画像の画質を揃えたい場合は高画質モード(両面反転読取モード)、両面の印刷画像の画質に差はあっても、読取時間の短縮化を優先させたい場合は高速モード(両面同時読取モード)とする等、ユーザは状況に応じてモードを選択することができる。
さらに、複合機1は、装置本体3と、装置本体3の左方に配設されたスタックトレイ6とを有している。装置本体3は、複数の給紙カセット461と、給紙カセット461から記録紙を1枚ずつ繰り出して記録部40へ搬送する給紙ローラ462と、給紙カセット461から搬送されてきた記録紙に画像を形成する記録部40とを備える。
記録部40は、感光体ドラム43の表面から残留電荷を除電する除電装置421と、除電後の感光体ドラム43の表面を帯電させる帯電装置422と、スキャナ部23で取得された画像データに基づいてレーザ光を出力して感光体ドラム43表面を露光し、当該感光体ドラム43の表面に静電潜像を形成する露光装置423と、上記静電潜像に基づいて感光体ドラム43上に、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)及びブラック(K)の各色のトナー像を形成する現像装置44K,44Y,44M,44Cと、感光体ドラム43に形成された各色のトナー画像が転写されて重ね合わせされる転写ドラム49と、転写ドラム49上のトナー像を用紙に転写させる転写装置41と、トナー像が転写された用紙を加熱してトナー像を用紙に定着させる定着装置45とを備えている。なお、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの各色に対するトナーの供給は、図略のトナー供給容器(トナーカートリッジ)から行われる。また、記録部40を通過した記録紙をスタックトレイ6又は排出トレイ48まで搬送する搬送ローラ463,464等が設けられている。
記録紙の両面に画像を形成する場合は、記録部40で記録紙の表面に画像を形成した後、この記録紙を排出トレイ48側の搬送ローラ463にニップされた状態とする。この状態で搬送ローラ463を反転させて記録紙をスイッチバックさせ、記録紙を用紙搬送路Lに送って記録部40の上流域に再度搬送し、記録部40により裏面に画像を形成した後、記録紙をスタックトレイ6又は排出トレイ48に排出する。
また、装置本体3の前方には、ユーザが操作画面や各種メッセージ等を視認することができる表示部や、種々の操作命令を入力するための操作ボタンを有する操作部5が備えられている。図2は操作部5の正面図の一例である。この操作部5は、表示部51、タッチパネル52、数字キー群53、各種操作ボタン54〜57、機能選択ボタン58等を備える。表示部51は、LCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electronic Luminescent Display)等によって構成され、紙サイズ選択、倍率選択、濃度選択等のユーサーに対する操作案内画面が表示される。この表示部51はタッチパネル52と一体的に形成されている。タッチパネル52は、ユーザによるタッチ操作がなされたら、タッチ位置を検知して検知信号を、後述する制御部へ出力するものである。
数字キー群53は、例えば、複合機1のコピー機能を動作させる際はコピー枚数を、ファクシミリ機能を動作させる際は送信先の電話番号等を入力するためのものである。節電ボタン54は、複合機1を節電(低電力)モードにするボタンである。スタートボタン55はコピー動作やスキャナ動作等を開始させるボタンであり、ストップ/クリアボタン56はコピー動作やスキャナ動作等の停止、入力操作の取り消しを行うボタンである。リセットボタン57は表示部51の表示や各種設定を初期状態又は標準動作状態にするボタンである。機能選択ボタン58は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能を設定するためのボタンである。
図3は、複合機1の電気的構成を示すブロック図である。尚、図1及び図2に示した各部と同一のものには同符号を付して詳細な説明は省略する。複合機1は、制御部61、原稿給紙部21、スキャナ部23、CIS231、操作部5、画像処理部64、記録部40、通信部66を備えて構成される。
制御部61は、複合機1の全体動作制御を司るものであり、CPU等によって構成される。上記原稿給紙部21、スキャナ部23、CIS231、操作部5、画像処理部64、記録部40及び通信部66は、制御部61による制御の下で動作する。制御部61は、ユーザから操作部5に入力された各種の指示信号等に応じて、図略のROM又はHDDに記憶されている動作制御プログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示信号の出力、データ転送等を行って複合機1を統括的に制御する。
制御部61は、モード設定部611、ゴミ検出部612、及び補間部613を備えている。モード設定部611は、ユーザによる操作部5の操作入力に従って、複合機1を両面反転読取モード又は両面同時読取モードに設定する。制御部61は、当該モード設定部611によって設定されたモードで、上記所要各部を動作させる。
ここで、両面反転読取モードは、スキャナ部23により原稿の表面を読み取り、反転機構による当該原稿の反転後に、スキャナ部23が当該原稿の裏面を読み取るモードである。両面同時読取モードは、原稿給紙部21による一度の原稿搬送で、スキャナ部23が当該原稿の表面を読み取り、CIS231が当該原稿の裏面を読み取るモードである。
ゴミ検出部612は、両面反転読取モードが設定されている場合において、スキャナ部23における読取窓230内に設定された所定の原稿読取位置RPにゴミが付着しているか否かを検出する処理を実行する。ここで、ゴミ検出部612は、例えば特開2000−310820号公報に記載された手法を用いてゴミの付着を検出してもよいし、例えばCCD229に図略のシェーディング板を1又は複数ライン分読み取らせ、CCD229の画素毎に階調値の和を求め、所定の値を超える画素が存在する場合、当該画素の光軸上にゴミが存在していると判定するような処理を採用してもよい。なお、原稿読取位置RPは、図1に示すように第1のミラー223に向かう原稿からの反射光の光軸と読取窓230との交線を示し、主走査方向を長手方向とする。
補間部613は、モード設定部611により両面反転読取モードが設定され、ゴミ検出部612により原稿読取位置RPにゴミの存在が検出された場合、CIS231で取得された第1画像に現れるゴミ領域を、CCD223で取得された第2画像を用いて補間する。ゴミ領域としては、黒筋が挙げられる。
ここで、制御部61は、CCD229により原稿の表面を読み取らせて表面の第1画像である第1表面画像を取得させた後、CIS231により原稿の裏面を読み取らせて裏面の第2画像である第2裏面画像を取得させ、反転機構に原稿を反転させ、再度原稿を原稿読取位置RPまで搬送させ、CCD229により原稿の裏面を読み取らせて裏面の第1画像である第1裏面画像を取得させた後、CIS231により原稿の表面を読み取らせて表面の第2画像である第2表面画像を取得させる。
また、補間部613は、第1表面画像及び第2表面画像をパターンマッチングすることで、第1表面画像に現れるゴミ領域に対応する第2表面画像での領域を対応領域として特定し、特定した対応領域を用いてゴミ領域を補間すると共に、第1裏面画像及び第2裏面画像をパターンマッチングすることで、第1裏面画像に現れるゴミ領域に対応する第2裏面画像での領域を対応領域として特定し、特定した対応領域を用いてゴミ領域を補間する。
具体的には、補間部613は、ゴミ検出部612で光軸上にゴミが存在すると判定されたCCD229の画素によって読み取られた第1表面画像の領域をゴミ領域として特定する。そして、第2表面画像を第1表面画像上でラスタ走査するようにずらしながら、第2表面画像と第1表面画像との類似度を求める処理を繰り返し実行し、類似度が最大となった位置において、第1表面画像のゴミ領域に対応する領域を対応領域として第2表面画像から特定し、第1表面画像のゴミ領域を第2表面画像の対応領域で置き換えることでゴミ領域を補間する。なお、第1表面画像及び第2表面画像のずれはそれほど大きくないため、第2表面画像をずらす範囲を主走査及び副走査方向において数画素程度にしてもよい。
ここで、パターンマッチングとしては、通常のパターンマッチングを用いても良いし、第1及び第2表面画像の画素毎の差分を求めるパターンマッチングを採用しても良い。通常のパターンマッチングを採用した場合は、類似度としては、通常のパターンマッチングで用いられる相関値を採用すればよく、差分を求めるパターンマッチングを採用した場合は、例えば第1及び第2表面画像の画素毎の差分の和の逆数等を類似度として採用すればよい。なお、第1裏面画像及び第2裏面画像についても第1表面画像及び第2表面画像と同様に補間処理を実行する。
原稿給紙部21は、ADF読取モードで原稿のコピーやスキャンが行われる際に、原稿トレイ211に載置された原稿を自動的に取り込んで、CCD229やCIS231による原稿の読み取りが可能なように搬送する。
表示部63は、各種画面を表示するためのものであり、制御部61から入力される表示信号に基づいて表示画面を表示する。
画像処理部64は、画像データに関する各種画像処理を行うものである。例えば、画像処理部64は、CCD229又はCIS231によって取得された画像データや、ネットワーク接続されたパーソナルコンピュータ、公衆回線で接続されたファクシミリ装置等から通信部66を介して転送されてくる画像データに対して、レベル補正、ガンマ補正等の補正処理、画像データの圧縮又は伸長処理、拡大又は縮小処理などの画像加工処理を行う。
記録部40は、CCD229又はCIS231によって得られた画像データや、上記パーソナルコンピュータやファクシミリ装置等から通信部66を介して転送された画像データに基づいた画像を記録紙に形成する。
通信部66は、ネットワークインターフェースを用い、ネットワークを介して接続されたコンピュータやファクシミリ装置等の外部装置との間で種々のデータの送受信を行うものである。
次に、図4に示すフローチャートに従って、複合機1の動作について説明する。まず、原稿トレイ211に原稿束が載置され、ユーザにより原稿読取を開始するための指示が操作部5に受け付けられると、原稿給紙部21は、原稿トレイ211から1枚の原稿をピックアップし、搬送ドラム213に向けて搬送する。ここで、モード設定部611は、両面反転読取モードに設定している場合(ステップS1でYES)、処理をステップS3に進め、両面同時読取モードに設定している場合は(ステップS1でNO)、複合機1に両面同時読取モードにて原稿を読み取らせ(ステップS2)、記録部60は、第1表面画像及び第1裏面画像を記録紙の表面及び裏面に印刷して画像形成処理を実行する(ステップS14)。ステップS3において、ゴミ検出部612は、スキャナ部23に図略のシェーディング板を読み取らせ、シェーディング補正を実行すると共に、原稿読取位置RPにゴミが存在しているか否かを検出する処理を実行する。
ステップS4において、ゴミ検出部612は、ゴミが存在していないと判定した場合(ステップS4でNO)、CIS231で原稿を読み取らせることなく、CCD229のみを用いて原稿の表裏を読み取らせ(ステップS5)、処理がステップS14に進められ、処理が終了される。
一方、原稿読取位置RPにゴミが存在していると判定した場合(ステップS4でYES)、制御部61は、CCD229で原稿の表面を読み取らせて第1表面画像を取得させ(ステップS6)、CIS231に原稿の裏面を読み取らせて第2裏面画像を取得させ(ステップS7)、反転機構に原稿を反転させ(ステップS8)、CCD229に原稿の裏面を読み取らせて第1裏面画像を取得させ(ステップS9)、CIS231で原稿の表面を読み取らせて第2表面画像を取得させる(ステップS10)。
ステップS11において、補間部613は、第1表面画像及び第2表面画像をパターンマッチングすることで、第1表面画像に現れるゴミ領域に対応する第2表面画像での領域を対応領域として特定し、特定した対応領域を用いてゴミ領域を補間すると共に、第1裏面画像及び第2裏面画像についても同様に補間処理を行う。
次に、記録部60は、第1表面画像及び第1裏面画像を記録紙の表面及び裏面に印刷して画像形成処理を実行し(ステップS12)、原稿トレイ211に次の原稿がある場合(ステップS13でYES)、処理がステップS6に戻され、次の原稿に対してステップS6〜S12の処理が実行され、原稿トレイ211に次の原稿がない場合(ステップS13でNO)、処理が終了される。ここで、原稿トレイ211に原稿が存在するか否かの判定は、原稿トレイ211に原稿検出センサ(図略)を設けることで行えばよい。
以上説明したように、複合機1によれば、両面反転読取モードが設定されている場合において、ゴミ検出部612によりCCD229のゴミの付着が検出された場合、CIS231にCCD229で読み取られた原稿の表面と裏面とを読み取らせ、CCD229で読み取られた第1表面画像及び第1裏面画像に現れるゴミ領域が、CIS231で読み取られた第2表面画像及び第2裏面画像を用いて補間される。したがって、第1表面画像及び第1裏面画像の一部が第2表面画像及び第2裏面画像を用いて補間されるため、原稿読取位置RPにゴミが付着していても、高画質の画像を得ることができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2による画像読取装置及び画像形成装置に係る複合機1aについて説明する。なお、本実施の形態において、実施の形態1と同一のものは説明を省略して、相違点のみ説明する。また、全体構成図は実施の形態1と同一であるため、図1を用いる。実施の形態2による複合機1aは、ゴミ検出部612が一連の原稿束を読み取る前にゴミ検出処理を実行し、ゴミが検出された場合に、ゴミが存在しない位置に原稿読取位置RPを移動させ、ゴミが存在しない位置に原稿読取位置RPを移動させることができなかった場合、実施の形態1による補間処理を実行することを特徴とする。
図5は、複合機1aのブロック図を示している。補間部613は、位置設定部614が原稿読取位置RPをゴミが存在していない位置に移動させることができなかった場合、CCD229で取得された第1表面画像及び第1裏面画像に現れるゴミ領域を、CIS231で取得された第2表面画像及び第2裏面画像を用いて補間する。
位置設定部614は、特開2000−310820号公報に記載された手法を用いて原稿読取位置RPを異なる位置に設定する。具体的には、第1ミラー223を副走査方向に所定距離移動させ、原稿読取位置RPを副走査方向に所定距離移動させ、ゴミ検出部612に再度、上記によるゴミ検出処理を実行させ、これらの処理を繰り返すことで原稿読取位置RPを設定する。
図6は、複合機1aの処理を示すフローチャートである。ステップS21〜S24の処理は図4に示すステップS1〜S4の処理と同一であるため、説明を省略する。
ステップS26において、位置設定部614は、原稿読取位置RPの移動する処理を実行する。図7は、原稿読取位置RPを移動させる処理を示すフローチャートである。まず、ステップS41において、位置設定部614は、第1ミラー223を所定距離移動させて原稿読取位置RPを所定距離移動させる。ここで、所定距離としては例えば1ラインが採用される。ステップS42において、ゴミ検出部612は、CCD229に再度シェーディング板を読み取らせ、所定距離移動された原稿読取位置RPにてゴミが存在するか否かを判定する。ステップS43において、ゴミ検出部612は、原稿読取位置RPにゴミが存在していると判定した場合(ステップS43でYES)、原稿読取位置RPが最終位置である場合は(ステップS45でYES)、処理を終了し、最終位置でない場合は(ステップS45でNO)、処理をステップS41に戻す。ここで、最終位置とは、原稿読取位置RPを所定距離ずつずらしていった場合に、原稿読取位置RPとして設定可能な読取窓230上の最後の位置が該当する。例えば、原稿読取位置RPは、読取窓230の副走査方向の中心位置から左端に向けて所定距離ずつずらされていき、所定の最左端の位置に設定され、次に、中心位置から右端に向けて所定距離ずつずらされていくというようにして移動されるとすると、最右端の原稿読取位置RPが最終位置となる。
一方、ステップS43において、原稿読取位置RPにゴミが存在していないと判定された場合(ステップS43でNO)、ステップS41で移動された位置が原稿読取位置RPとして設定される(ステップS44)。
図6に戻り、ステップS27において、ステップS26の処理によって原稿読取位置RPが設定された場合は(ステップS27でYES)、図4に示すステップS5と同様にCCD229のみで原稿の表面及び裏面が読み取られ(ステップS25)、処理がステップS34に進められ、原稿読取位置RPが設定されなかった場合は(ステップS27でNO)、実施の形態1と同様に第1表面画像及び第1裏面画像が取得された後、補間されて画像形成され(ステップS28〜S34)、ステップS35で次原稿がある場合は(ステップS35でYES)、処理がステップS27に戻され、次原稿がない場合は(ステップS35でNO)、処理が終了される。
このように複合機1aによれば、原稿読取位置RPを移動させて、ゴミが存在しない位置に原稿読取位置RPを設定することができなかった場合であっても、第1表面画像及び第1裏面画像のゴミ領域が第2表面画像及び第2裏面画像を用いて補間されるため、より確実に高画質の画像を得ることができる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3による画像読取装置が適用された複合機1bについて説明する。実施の形態3による複合機1bは、原稿を読み取る毎にゴミ検出処理を実行することを特徴とする。なお、本実施の形態において、実施の形態1と同一のものは説明を省略し、相違点のみ説明する。また、全体構成図及びブロック図は図1及び図3を用いる。
図8は、複合機1bの動作を示すフローチャートである。ステップS51〜S62、64の処理は図4に示すステップS1〜S12、S14と同一であるため説明を省略する。ステップS63において、ゴミ検出部612は、原稿トレイ211に次の原稿がある場合(ステップS63でYES)、処理をステップS53に戻し、次の原稿が原稿読取位置RPに搬送される前に、CCD229にシェーディング板を読み取らせ、ゴミ検出処理を行い(ステップS53)、原稿読取位置RPにゴミの存在が検出された場合は(ステップS54でYES)、補間部613は、実施の形態1と同様のステップS56〜S62の処理により、第1表面画像及び第1裏面画像を第2表面画像及び第2裏面画像で補間し、画像形成する。一方、原稿読取位置RPにゴミの存在が検出されない場合は(ステップS54でNO)、CCD229のみを用いて原稿の表面及び裏面が読み取られ(ステップS55)、記録部60により画像形成処理が行われ(ステップS64)、処理が終了される。
このように、実施の形態3による複合機1bによれば、原稿が読み取られる毎にゴミ検出が行われるため、一連の原稿束の読み取り途中で原稿読取位置RPに汚れが付着しても、高画質の画像を得ることができる。
なお、図8に示すフローチャートでは、1枚の原稿を読み取る毎にゴミ検出処理を行ったが、これに限定されず、原稿の表面及び裏面が読み取られる毎にゴミ検出処理を行ってもよい。この場合、CCD229が原稿の裏面を読み取る前にゴミ検出部612により原稿読取位置RPでのゴミの存在が検出された場合、CCD229で取得された第1裏面画像をCIS231で取得された第2裏面画像で補間し、CCD229で取得された第1表面画像は補完しなくてもよい。
本発明の実施の形態1の複合機の内部構成を模式的に示した縦断面図である。 操作部の正面図の一例を示した図である。 図1に示す複合機の電気的構成を示すブロック図である。 複合機の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2の複合機のブロック図を示している。 実施の形態2の複合機の処理を示すフローチャートである。 原稿読取位置を移動させる処理を示すフローチャートである。 実施の形態3の複合機の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 複合機
2 画像読取装置
61 制御部
611 モード設定部
612 ゴミ検出部
613 補間部
614 位置設定部

Claims (6)

  1. 原稿を搬送する原稿給紙部と、
    前記原稿給紙部によって搬送される原稿の一方の面を読み取る第1読取部と、
    前記原稿給紙部によって搬送される原稿の他方の面を読み取る第2読取部と、
    前記第1読取部による原稿の一方の面の読み取りが終了した後、当該原稿をその他方の面が前記第1読取部に読み取られる状態として反転させて搬送する反転部と、
    前記第1読取部により前記原稿の一方の面を読み取り、前記反転部による当該原稿の反転後に、前記第1読取部が当該原稿の他方の面を読み取る両面反転読取モードと、前記原稿給紙部による一度の原稿搬送で、前記第1読取部が当該原稿の一方の面を読み取り、前記第2読取部が当該原稿の他方の面を読み取る両面同時読取モードとのいずれかのモードに設定するモード設定部と、
    前記第1読取部に付着するゴミを検出するゴミ検出部と、
    前記モード設定部により前記両面反転読取モードが設定された場合、前記ゴミ検出部に前記第1読取部に付着するゴミを検出させると共に、前記第2読取部にも原稿の一方の面と他方の面とを読み取らせる制御部と、
    前記ゴミ検出部により前記第1読取部のゴミの付着が検出された場合、前記第1読取部で取得された第1画像に現れるゴミ領域を、前記第2読取部で取得された第2画像を用いて補間する補間部とを備え、
    前記第1読取部は縮小光学系イメージセンサから構成され、
    前記第2読取部は密着光学系イメージセンサから構成されていることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記ゴミ検出部は、原稿の連続読取中に、各原稿面が前記第1読取部で読み取られる毎にゴミの付着を検出する処理を実行し、
    前記補間部は、前記ゴミ検出部により前記第1読取部のゴミの付着が検出された場合、前記第1読取部で取得された第1画像に現れるゴミ領域を、前記第2読取部で取得された第2画像を用いて補間することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記第1読取部は、所定の原稿読取位置で原稿を読み取り、
    前記ゴミ検出部により前記原稿読取位置にゴミの存在が検出された場合、前記第1読取部の原稿読取位置をゴミが存在していない位置に移動させる位置設定部を更に備え、
    前記補間部は、前記位置設定部が前記原稿読取位置をゴミが存在していない位置に移動させることができなかった場合、前記第1読取部で取得された第1画像に現れるゴミ領域を、前記第2読取部で取得された第2画像を用いて補間することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  4. 前記補間部は、前記第1及び第2画像をパターンマッチングすることで、第1画像に現れるゴミ領域に対応する第2画像での領域を特定し、特定した領域を用いて前記ゴミ領域を補間することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像読取装置。
  5. 前記補間部は、前記ゴミ検出部で光軸上にゴミが存在すると判定された前記第1読取部の画素によって読み取られた第1画像の領域を前記ゴミ領域として特定し、前記第2画像を前記第1画像上でラスタ走査するようにずらしながら、前記第2画像と前記第1画像との類似度を求める処理を繰り返し実行し、前記類似度が最大となった位置において、前記第1画像の前記ゴミ領域に対応する領域を対応領域として前記第2画像から特定し、前記第1画像のゴミ領域を前記第2画像の対応領域で置き換えることで前記ゴミ領域を補間する請求項4記載の画像読取装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の画像読取装置と、
    前記第1読取部及び第2読取部に読み取られた読取画像のデータに基づいて画像を記録紙に形成する画像形成部とを備えることを特徴とする画像形成装置。
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