JP5265479B2 - 画像読取装置、及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、透明板の一方主面上を移動するように読取り対象の原稿を搬送しつつ、透明板の他方主面側から原稿の画像を読み取る、いわゆるシートスルー型の画像読取装置及び該画像読取装置を備えた画像形成装置に関する。
シートスルー型の画像読取装置を用いて原稿の画像を読み取り、プリンタにより印刷したり、パーソナルコンピュータ等のコンピュータに画像を取り込んでディスプレーに表示したりした場合に、画像の中に、副走査方向に沿った筋状の画像が現れることがある。これは、通常、ゴミ、塵或いは搬送される原稿の用紙の紙粉等の異物が画像読取装置のガラスに付着することや該ガラスにキズがあること等に起因するものである。筋状の画像は、白地部である地肌部に黒筋となって現れたり画像部分に白筋となって現れたりするもので、視覚的に目立つため、原稿に忠実な画像を得ることが望まれる画像読取装置にとっては、このような筋状の画像の除去が要望される。
かかる筋状の画像の発生を抑制することを目的とした技術として、例えば下記特許文献1に示されるように、画素位置がゴミ成分の画素として指定されている場合には、画像補正部10が、当該画素位置を注目画素RTとする画素マトリクスを適用して、その画素マトリクス内に含まれるゴミ成分の画素として指定されなかった画素(すなわち、正常値の画素)を抽出し、その正常値の画素の平均値を算出し、その算出した平均値を、その注目画素RTの補正後のデジタル画信号DAcとして出力するものがある。
特開平10−294870号公報
しかしながら、筋画像の要因となる異物の大きさによって、発生する筋画像の特性が異なり、筋画像の濃度が非常に濃かったり非常に薄かったりする場合以外は、筋画像の領域に、原稿の画像(画像情報)が多少なりとも現れていることが多く、前記特許文献1のように、一律に、筋画像を周辺画素の画像を用いた画像で置換する方法を採用すると、かえって画像の品質を損ねる場合が生じる。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、できる限り原稿の画像情報を活かしつつ、筋画像を除去又は目立ち難くすることのできる画像読取装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の発明は、原稿を搬送する原稿搬送部と、
予め定められた読取位置において主走査方向の読取動作を行い、前記原稿搬送部による搬送で当該読取位置を副走査方向に通過する原稿の画像を読み取り可能な読取部と、
前記読取部による読取動作で得られた画像に基づいて、前記読取位置に付着した異物の存在に起因して生じる筋画像を検出する筋画像検出部と、
前記読取部によって読み取られた前記原稿の画像を構成する画素であって、前記筋画像検出部によって検出された前記筋画像に対応する位置にある画素の画素値の平均値を算出する平均値算出部と、
前記平均値算出部により算出された平均値が、前記筋画像に対応する位置に前記原稿の画像が現れている可能性が高い範囲として予め定められた範囲内にあるか否かを判断する判断部と、
前記判断部により前記平均値が前記予め定められた範囲外であると判断された場合には、前記読取部による前記原稿の読取画像を構成する画素であって、前記筋画像に対応する位置にある画素の画素値を、当該画素の周辺に位置する画素の画素値から求められる画素値又は予め定められた画素値に置換する第1の補正処理を行い、前記判断部により前記平均値が前記予め定められた範囲内であると判断された場合には、前記読取部による前記原稿の読取画像を構成する画素であって、前記筋画像に対応する位置にある画素の画素値を、当該画素の画素値を用いて補正する第2の補正処理を行う補正部とを備え
前記第2の補正処理は、前記読取部による前記原稿の読取画像を構成する画素であって前記筋画像が存在する主走査方向位置にある画素の画素値から、予め定められた補正式により算出された画素値を用いる画像読取装置である。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像読取装置であって、前記筋画像検出部は、前記原稿搬送部によって前記読取位置を搬送される原稿間において前記読取部が読み取った画像に基づいて、当該画像中における予め定められた閾値よりも小さい画素値の画素で構成される画像を前記筋画像として検出し、
前記平均値算出部は、前記読取部による前記原稿の画像を構成する画素であって、前記筋画像検出部によって検出された前記筋画像が存在する主走査方向位置にある画素の画素値の平均値を算出するものである。
これらの発明によれば、前記読取部により原稿に対する読取動作が行われると、その読取動作で得られた画像の中に、前記読取位置に付着した異物の存在に起因して生じる筋画像が存在するか否かが前記筋画像検出部により検出される。前記筋画像検出部により前記筋画像が検出されると、平均値算出部により、前記読取部によって読み取られた前記原稿の画像を構成する画素であって、前記筋画像検出部によって検出された前記筋画像に対応する位置にある画素の画素値の平均値が算出され、判断部により、前記平均値が予め定められた範囲内にあるか否かが判断される。
そして、前記判断部により前記平均値が前記予め定められた範囲外であると判断された場合には、読取部による原稿の読取画像を構成する画素であって、筋画像に対応する位置にある画素の画素値を、補正部が、当該画素の周辺に位置する画素の画素値から求められる画素値又は予め定められた画素値に置換する第1の補正処理を行う。その一方、前記判断部により前記平均値が前記予め定められた範囲内であると判断された場合には、補正部が、読取部による原稿の読取画像を構成する画素であって、筋画像に対応する位置にある画素の画素値を、当該画素の画素値を用いて補正する第2の補正処理を行う。
このように、前記平均値が前記予め定められた範囲内であると判断された場合には、原稿画像であって筋画像に対応する位置にある画像には、原稿上に形成されている画像が現れている(原稿上に形成されている画像の情報を反映したものとなっている)可能性が高いとの観点から、読取部による原稿の読取画像を構成する画素であって、筋画像に対応する位置にある画素の画素値を、当該画素の画素値を用いて第2の補正処理を行うようにしたので、原稿読取画像であって筋画像に対応する位置にある領域の画像に、原稿上に形成された画像の情報が現れていることを無視して前記第1の補正処理を行う従来技術のように、かえって画像の品質を損ねることを回避できる。これにより、本発明によれば、できる限り原稿上に形成されている画像の情報を活かしつつ、筋画像を除去又は目立ち難くした読取画像を得ることができる。
すなわち、筋画像の要因となる異物の大きさによって、発生する筋画像の特性が異なり、筋画像の濃度が非常に濃かったり非常に薄かったりする場合以外は、筋画像の領域に、原稿の画像(画像情報)が多少なりとも現れていることが多く、従来技術のように、一律に、筋画像を周辺画素の画像を用いた画像で置換する処理を採用すると、かえって画像の品質を損ねる場合が生じるが、本発明によれば、当該置換処理に基づく画像品質の低下を招くおそれを低減できる。
また、判断部により前記平均値が前記予め定められた範囲外であると判断された場合には、原稿読取画像であって筋画像に対応する位置にある領域の画像に、原稿上に形成された画像の情報が現れている可能性がない又は少ないとの観点に基づき、前記補正部により、前記筋画像を出力する画素の画素値を、当該画素の周辺に位置する画素の画素値から求められる画素値又は予め定められた画素値に置換する第1の補正処理を行うようにしたので、筋画像を除去する又は目立ち難くすることができる。
この発明によれば、判断部により前記平均値が前記予め定められた範囲内であると判断された場合は、読取部による原稿の読取画像を構成する画素であって、筋画像に対応する位置にある画素の画素値から、予め定められた補正式を用いて補正後の画素値を算出する処理を行うので、原稿読取画像であって筋画像に対応する位置にある領域の画像に、原稿上に形成された画像の情報が現れていることを無視して前記第1の補正処理を行う従来技術のように、かえって画像の品質を損ねることを回避できる。
また、請求項に記載の発明は、請求項1に記載の画像読取装置であって、前記読取部による前記原稿の読取画像のうちハーフトーン画像を構成する画素の画素値を検出する画素値検出部を備え、
前記判断部は、前記画素値検出部により検出された画素値に応じて、前記予め定められた範囲を設定するものである。
この発明によれば、例えば、前記ハーフトーンの画像の画素値が比較的小さい場合には、前記予め定められた範囲を規定する上限値を相対的に小さい値とし、前記ハーフトーンの画像の画素値が比較的大きい場合には、前記予め定められた範囲を規定する上限値を相対的に大きい値とするというような処理が可能となり、実際に原稿上に形成されている画像の状態に応じて、より適切に、原稿上に形成されている画像の情報を活かしつつ、筋画像を除去又は目立ち難くした読取画像を得ることができる。
る。
本発明の請求項に記載の発明は、原稿を搬送する原稿搬送部と、
予め定められた読取位置において主走査方向の読取動作を行い、前記原稿搬送部による搬送で当該読取位置を副走査方向に通過する原稿の画像を読み取り可能な読取部と、
前記読取部による読取動作で得られた画像に基づいて、前記読取位置に付着した異物の存在に起因して生じる筋画像を検出する筋画像検出部と、
前記読取部によって読み取られた前記原稿の画像を構成する画素であって、前記筋画像検出部によって検出された前記筋画像に対応する位置にある画素の画素値の平均値を算出する平均値算出部と、
前記平均値算出部により算出された平均値が、前記筋画像に対応する位置に前記原稿の画像が現れている可能性が高い範囲として予め定められた範囲内にあるか否かを判断する判断部と、
前記判断部により前記平均値が前記予め定められた範囲外であると判断された場合には、前記読取部による前記原稿の読取画像を構成する画素であって、前記筋画像に対応する位置にある画素の画素値を、当該画素の周辺に位置する画素の画素値から求められる画素値又は予め定められた画素値に置換する第1の補正処理を行い、前記判断部により前記平均値が前記予め定められた範囲内であると判断された場合には、前記読取部による前記原稿の読取画像を構成する画素であって、前記筋画像に対応する位置にある画素の画素値を、当該画素の画素値を用いて補正する第2の補正処理を行う補正部と
前記読取部による前記原稿の読取画像のうちハーフトーン画像を構成する画素の画素値を検出する画素値検出部とを備え、
前記補正部は、前記第1の補正処理として、前記読取部による原稿読取画像を構成する画素であって前記筋画像が存在する主走査方向位置にある画素の画素値が、前記平均値算出部により算出された平均値よりも小さな値を示し、予め定められた周辺画素に、前記画素値検出部によって前記ハーフトーン画像を構成する画素の画素値が検出されている場合には、当該筋画像が存在する主走査方向位置にある画素であって、当該条件を満たす画素の画素値については、前記画素値検出部により検出された画素値を示す画素値に変更するものである。
この発明によれば、より適切に、できる限り原稿上に形成されている画像の情報を活かしつつ、筋画像を除去又は目立ち難くした読取画像を得ることができる。
また、請求項に記載の発明は、請求項1乃至請求項のいずかに記載の画像読取装置と、
前記画像読取装置から出力される画像を記録媒体に形成する画像形成部と
を備える画像形成装置である。
この発明によれば、請求項1乃至請求項のいずかに記載の発明と同様の作用が得られる。
本発明によれば、筋画像が発生した場合であっても、画像の品質を向上する又は低下を回避することができる。
複合機の内部構成を概略的に示す側面図である。 複合機の電気的な構成を示すブロック図である。 原稿給送部による読取位置までの原稿搬送路が擬似的に直線であるものとして、原稿給送部によって順番に前記読取位置へ搬送される各原稿の配列状態を示した図である。 筋画像に対応する領域にある各画素の画素値の平均値の算出方法を説明するための図である。 制御部による筋画像除去処理を示すフローチャートである。 (a)(b)(c)は、変形形態の説明図である。 変形形態の説明図である。
以下、本発明に係る画像読取装置及び画像形成装置の実施形態について図面を参照して説明する。尚、以下の実施形態では、本発明に係る画像読取装置及び画像形成装置として、カラーコピー、スキャナ、ファクシミリ、プリンタ等の機能を備えた複合機を例に説明する。図1は、この複合機の内部構成を模式的に示した縦断面図である。
複合機1は、大きく分けて、画像読取部2と装置本体3とからなる。画像読取部2は、原稿給紙部21と、スキャナ部22と、CIS231と、操作部5と、後述する反転機構及び制御部61(図2参照)を備えてなる。原稿給紙部21は、ADF(Automatic Document Feeder)を備え、原稿トレイ211、ピックアップローラ212、プラテン213、排紙ローラ214及び排紙トレイ215を有する。原稿トレイ211には、読取対象とされる原稿が載置される。原稿トレイ211に載置された原稿は、1枚ずつピックアップローラ212によって取り込まれ、間隙を介して順次プラテン213へ搬送される。プラテン213を経由した原稿は、排紙ローラ214によって排紙トレイ215へ順次排出される。
前記プラテン213の周面に対向する位置のうち、原稿の搬送方向において後述する読取位置Pより手前の予め定められた位置には、用紙を検出する図略のタイミングセンサが設置されており、該タイミングセンサの出力信号に基づき、前記読取位置Pへの原稿の搬送タイミングが図られる。前記タイミングセンサは、例えばフォトインタラプタにより構成される。
スキャナ部22は、原稿の画像を光学的に読み取って画像を生成するものである。スキャナ部22は、ガラス221、光源222、第1ミラー223、第2ミラー224、第3ミラー225、第1キャリッジ226、第2キャリッジ227、結像レンズ228、CCD(Charge Coupled Device)229を備える。このスキャナ部22は、光源222として冷陰極蛍光管等の白色蛍光ランプが用いられ、前記第1ミラー223、第2ミラー224、第3ミラー225、第1キャリッジ226、第2キャリッジ227及び結像レンズ228により、原稿からの光をCCD229に導く。スキャナ部22は、光源222として冷陰極蛍光管等の白色蛍光ランプを用いて構成されていることから、光源として3色LED等が用いられる後述のCIS231よりも色再現性に優れる。
ガラス221には、前記原稿給紙部21によらない原稿読取時に、ユーザの手動により原稿が載置される。光源222及び第1ミラー223は第1キャリッジ226によって支持され、第2ミラー224及び第3ミラー225は第2キャリッジ227によって支持されている。
画像読取部2の原稿読取方式としては、ガラス221上に載置された原稿をスキャナ部22が読み取るフラットベッド読取モードと、原稿を原稿給紙部21(ADF)によって取り込み、その搬送途中で原稿を読み取るADF読取モードがある。
フラットベッド読取モードでは、光源222がガラス221上に載置された原稿を照射し、主走査方向1ライン分の反射光が第1ミラー223、第2ミラー224、第3ミラー225の順に反射して、結像レンズ228に入射する。結像レンズ228に入射した光はCCD229の受光面で結像される。CCD229は一次元のイメージセンサであり、1ライン分の原稿の画像を同時に処理する。第1キャリッジ226及び第2キャリッジ227は、主走査方向と直交する方向(副走査方向、矢印Y方向)に移動可能に構成されており、1ライン分の読み取りが終了すると、副走査方向に第1キャリッジ226及び第2キャリッジ227が移動し、次のラインの読み取りが行われる。
ADF読取モードでは、原稿給紙部21が原稿トレイ211に載置された原稿をピックアップローラ212によって1枚ずつ取り込む。このとき、第1キャリッジ226及び第2キャリッジ227は、読取窓230の下方に位置する予め定められた読取位置Pに配置される。原稿給紙部21による原稿搬送で、原稿がプラテン213から排紙トレイ215への搬送経路に設けられた読取窓230上を通過するとき、光源222が原稿を照射し、主走査1ライン分の反射光が第1ミラー223、第2ミラー224、第3ミラー225の順に反射して、結像レンズ228に入射する。結像レンズ228に入射した光はCCD229の受光面で結像される。続いて原稿は原稿給紙部21によって搬送され、次のラインが読み取られる。
更に、原稿給紙部21は、切換ガイド216、反転ローラ217及び反転搬送路218を備えた原稿反転機構を有する。この原稿反転機構が、1回目のADF読み取りによって表面が読み取られた原稿を表裏反転させて読取窓230に再搬送することで、再度CCD229によって裏面の読み取りが行われる。この原稿反転機構は、両面読み取り時にのみ動作し、片面読み取り時は動作しない。片面読み取り時及び両面読み取り時において裏面の読み取り後、切換ガイド216は上側に切り替えられ、プラテン213を経た原稿は、排紙ローラ214によって排紙トレイ215に排紙される。両面読み取り時における表面読み取り後、切換ガイド216は下側に切り替えられ、プラテン213を経た原稿は反転ローラ217によって反転搬送路218へ搬送される。その後、切換ガイド216は上側へ切り替わり、反転ローラ217が逆回転して原稿をプラテン213へ再給紙する。以下、原稿反転機構を用いて原稿の両面を読み取らせるモードを両面反転読取モードと表記する。
更に、本実施形態の画像読取部2は、ADF読取モード時において、前述したように原稿の搬送途中でCCD229(スキャナ部22)によって原稿の表面の読み取りを行わせると略同時に(略並行して)、CIS231によって原稿の裏面の読み取りを行わせることが可能である。この場合、原稿トレイ211から原稿給紙部21により搬送された原稿は、読取窓230上を通過するときにCCD229によって表面が読み取られ、更にCIS231の配置箇所を通過する際に裏面が読み取られる。なお、CIS231では、光源としてRGBの3色LED等が用いられる。このようにCCD229とCIS231を用いることで、原稿給紙部21による原稿トレイ211から排紙トレイ215までの一回の原稿搬送操作(ワンパス)によって原稿の表裏両面の読み取りが可能となる。以下、このようにCCD229とCIS231を用いて原稿の両面を読み取らせるモードを両面同時読取モードと表記する。
この両面反転読取モード及び両面同時読取モードは、ADF読取モードを用いて原稿の両面読み取りを行う際の読取モードとして備えられている。両面反転読取モードは、両面の印刷画像の画質を揃えたい場合に利用される一方、両面同時読取モードは、両面の印刷画像の画質に差があっても、読取時間の短縮化を優先させたい場合に利用される。なお、本実施形態における複合機1は、両面同時読取モードに初期設定されており、前記読取モードのモード設定操作が何も行われないまま画像形成指示が入力された場合には、両面同時読取モードで原稿の画像読取動作が行われるようになっている。
複合機1は、装置本体3と、装置本体3の左方に配設されたスタックトレイ6とを有している。装置本体3は、複数の給紙カセット461と、給紙カセット461から記録紙を1枚ずつ繰り出して画像形成部40へ搬送する給紙ローラ462と、給紙カセット461から搬送されてきた記録紙に画像を形成する画像形成部40とを備える。また、装置本体3は、給紙トレイ471と該給紙トレイ471に載置された原稿を1枚ずつ画像形成部40に向けて繰り出す繰り出しローラ472とを備える。
画像形成部40は、感光体ドラム43の表面から残留電荷を除電する除電装置421と、除電後の感光体ドラム43の表面を帯電させる帯電装置422と、スキャナ部22で取得された画像に基づいてレーザ光を出力して感光体ドラム43表面を露光することにより、当該感光体ドラム43の表面に現像のための静電潜像を形成する露光装置423と、前記静電潜像に基づいて感光体ドラム43上に、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)及びブラック(Bk)の各色のトナー像を形成する現像装置44Bk,44Y,44M,44Cと、感光体ドラム43に形成された各色のトナー画像が転写されて重ね合わせされる転写ドラム49と、転写ドラム49上のトナー像を用紙に転写させる転写装置41と、トナー像が転写された用紙を加熱してトナー像を用紙に定着させる定着装置45とを備えている。なお、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの各色に対するトナーの供給は、図略のトナー供給容器(トナーカートリッジ)から行われる。また、画像形成部40を通過した記録紙をスタックトレイ6又は排出トレイ48まで搬送する搬送ローラ463,464等が設けられている。
記録紙の両面に画像を形成する場合は、画像形成部40で記録紙の一方の面に画像を形成した後、この記録紙を排出トレイ48側の搬送ローラ463にニップされた状態とする。この状態で搬送ローラ463を反転させて記録紙をスイッチバックさせ、記録紙を用紙搬送路Lに送って画像形成部40の上流域に再度搬送し、画像形成部40により他方の面に画像を形成した後、記録紙をスタックトレイ6又は排出トレイ48に排出する。
また、装置本体3の前方には、ユーザが操作画面や各種メッセージ等を視認することができる表示部51や、種々の操作命令を入力するための操作ボタンを有する操作部5が備えられている。この操作部5は、表示部51、タッチパネル52、数字キー群53、各種操作ボタン54〜57、機能選択ボタン58等を備える。表示部51は、LCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electronic Luminescent Display)等によって構成され、紙サイズ選択、倍率選択、濃度選択等のユーザに対する操作案内画面が表示される。この表示部51は、タッチパネル52と一体的に形成されている。タッチパネル52は、ユーザによるタッチ操作がなされたときにそのタッチ位置を検知し、該タッチ位置を示す検知信号を後述する制御部61へ出力するものである。
数字キー群53は、例えば、複合機1のコピー機能を動作させる際はコピー枚数を、ファクシミリ機能を動作させる際は送信先の電話番号等を入力するためのものである。節電ボタン54は、複合機1を節電(低電力)モードにするボタンである。スタートボタン55はコピー動作やスキャナ動作等を開始させるボタンであり、ストップ/クリアボタン56はコピー動作やスキャナ動作等の停止、入力操作の取り消しを行うボタンである。リセットボタン57は表示部51の表示や各種設定を初期状態又は標準動作状態にするボタンである。機能選択ボタン58は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能を設定するためのボタンである。
図2は、複合機1の電気的な構成を示すブロック図である。尚、図1に示した各部と同一のものには同一の符号を付し、その説明は省略する。複合機1は、原稿給紙部21、スキャナ部22、CIS231、操作部5、画像形成部40、通信部66、記憶部67及び制御部61を備えて構成される。
原稿給紙部21は、前記ADF読取モードで原稿のコピーやスキャンが行われる際に、原稿トレイ211に載置された原稿を自動的に取り込んで、CCD229やCIS231による原稿の読み取りが可能なように搬送する。操作部5は、図1に示す操作部5に相当するものである。スキャナ部22及びCIS231は、図1に示すスキャナ部22及びCIS231に相当するものである。
操作部5は、使用者がコピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能及びスキャナ機能等に関する操作を行うために使用され、使用者による操作命令(コマンド)等を制御部61に与えるものである。操作部5は、タッチパネル等を有する表示部51と、使用者によるコピー実行開始指令、あるいはファクシミリ送信開始指令といった種々の指示入力を行うための前記スタートボタン55や数字キー群53等とを含む。
画像形成部40は、スキャナ部22又はCIS231によって得られた画像や、前記パーソナルコンピュータやファクシミリ装置等から通信部66を介して転送された画像に基づいた画像を記録紙に形成するものである。通信部66は、図略のネットワークインターフェースを用い、ネットワークを介して接続されたコンピュータやファクシミリ装置等の外部装置との間で種々のデータの送受信を行うものである。
記憶部67は、スキャナ部22及びCIS231の読取動作により得られた画像や、後述する制御部61により処理された画像等を記憶する記憶部と、ファクシミリ通信を行う時の短縮釦登録の相手先名称やファクシミリ番号、或いは、ネットワークスキャナとして使用される際の送信相手先のIPアドレスなどを予め記憶したりする記憶部とを有して構成されているものである。
制御部61は、複合機1全体の動作制御を司るものであり、CPU、RAM及びROM等によって構成される。前記原稿給紙部21、スキャナ部22、CIS231、操作部5、画像処理部615、画像形成部40及び通信部66は、制御部61による制御の下で動作する。制御部61は、ユーザから操作部5に入力された各種の指示信号等に応じて、図略のROM又は前記記憶部67に記憶されている動作制御プログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示信号の出力、データ転送等を行って複合機1を統括的に制御する。
ところで、以上のような構成を有する複合機1においては、例えば修正液やインク或いは紙粉等の異物が読取窓230に付着することがある。そして、ADFモードにおいて原稿搬送部5により搬送される原稿に対して画像読取部4により読取動作を行う場合に、読取窓230に異物が付着していると、スキャナ部22から得られる画像のうち、前記或る画素の画素位置に対応する主走査方向の位置に、副走査方向に延びる筋状の画像(図3のラインL;以下、筋画像という)が形成されることがある。複合機1は、このような筋画像を画像処理によって除去する機能を搭載している。なお、図3は、原稿給送部5による前記読取位置Pまでの原稿搬送路が擬似的に直線であるものとして、原稿給送部5によって順番に前記読取位置Pへ搬送される各原稿の配列状態を示した図である。
図2に示すように、制御部61は、筋画像検出部611と、平均値算出部612と、判断部613と、補正部614と、画像処理部615とを備える。なお、ここでは、読取窓230に付着した異物に起因して発生する筋画像を問題点とし、スキャナ部22から出力される画像に着目して説明する。
筋画像検出部611は、まず、各原稿について、通常の画像読取動作(原稿に対する画像読取動作)の他に、当該原稿とその1枚前(もしくは1枚後ろ)で搬送される原稿との間(間隙)の予め定められた位置が前記読取位置Pに到達する前のタイミングで読取動作を画像形成部40に行わせる。換言すると、図3に示すように、筋画像検出部611は、スキャナ部22に、n枚目(nは1以上の整数)の原稿に対して、通常の画像読取動作を実施させる。さらに、筋画像検出部611は、(n−1)枚目の原稿の後端縁とn枚目の原稿の先端縁との間の予め定められた位置Cn−1(もしくはn枚目の原稿の後端縁と(n+1)枚目の原稿の先端縁との間の予め定められた位置Cn。すなわち、原稿間)において、読取動作をスキャナ部22に実施させる。そして、筋画像検出部611は、当該原稿間の読取動作で得られた画像データに、前記異物によって生成される画像(以下、筋画像という)が含まれているか否かを検出する。
前述したように、プラテン213の読取窓230に対向する表面は白一色とされているため、前記位置Cn−1(又はC)が前記読取位置Pを通過するときのタイミングで実施される読取動作では、白色とされた前記表面に原稿読取部4の露光ランプ20で光が照射される。
したがって、前記各位置Cn−1が前記読取位置Pを通過するときのタイミングにおいて、読取窓230に異物が存在しない場合には、前記タイミングでスキャナ部22により得られる主走査方向の1ライン分の画像は、該主走査方向に一様に、白色に対応する比較的大きな画素値を有するものとなる。
一方、前記位置Cn−1が前記読取位置Pを通過するときのタイミングで読取窓230に異物が存在する場合、該タイミングでスキャナ部22により得られる主走査方向の1ライン分の画像は、画素値が比較的大きい画素データの中に、前記異物に起因して画素値が小さくなった画素データが含まれるものとなる。
これに基づき、筋画像検出部611は、異物に起因して生じる筋画像を検出する処理を行う。すなわち、本実施形態では、筋画像検出部611は、前記位置Cn−1が前記読取位置Pを通過するときのタイミングでの前記原稿間での読取動作によりスキャナ部22に得られた画像について、画素値が比較的大きい画素データの中に予め定められた閾値より小さい画素データが含まれているか否かを判別し、画素値が比較的大きい画素データの中に前記閾値より小さい画素データが含まれているとき、前記閾値より小さい画素データを前記筋画像として検出する。
平均値算出部612は、前記筋画像検出部611により筋画像が検出されると、スキャナ部22によって読み取られた原稿の画像を構成する画素について、前記筋画像に対応する位置(各主走査ラインにおける前記筋画像に対応する主走査方向位置)にある画素の画素値の平均値DAVを算出する。前記筋画像検出部611により検出された筋画像の主走査方向位置が、スキャナ部22によって読み取られた原稿画像の各主走査ラインの画像について、例えば図4に示すハッチング部分に発生したものとし、この部分の画素の画素値が、主走査ラインの上から順に、D,D,D,・・・Dnー2,Dn−1,Dであったものとする。このとき、平均値算出部612は、(D+D+D+・・・+Dnー2+Dn−1+D)/nの式に基づいて、筋画像に対応する位置にある画素群の画素値の平均値DAVとして算出する。
判断部613は、前記平均値算出部612により算出された平均値DAVが予め定められた判定基準値D,D(D<D)の間の値である(D<DAV<D)か否かを判断する。
前記平均値DAVがD<DAV<Dを満たさない値である場合、すなわち、筋画像領域の画像の画素値が非常に大きい場合若しくは非常に小さい場合は、筋画像に対応する領域に原稿の画像が現れている可能性がない又は少ない。この観点から、補正部614は、前記平均値DAVがD<DAV<Dを満たさない値である場合には、周辺画素の画素値を用いた画素値の置換処理を行い、該置換処理後の画像を画像処理部615に出力する。前記置換処理としては、筋画像に対応する領域(各走査ラインにおいて筋画像に対応する主走査方向位置)にある画素の周辺(例えば主走査方向において近接する予め定められた左右領域)に位置する画素群の平均値を算出し、当該筋画像に対応する領域にある画素の画素値に代えて、その平均値を当該画素の画素値として採用(置換)する周知の処理が採用可能である。なお、これに限定されず、前記置換処理として、例えば、前記筋画像に対応する領域にある画素の画素値を、予め定められた画素値に置換するようにしてもよい。これらの置換処理は、第1の補正処理の一例である。
一方、前記平均値DAVがD<DAV<Dを満たす値である場合には、筋画像に対応する領域に原稿の画像が現れている可能性が高い。この観点から、補正部614は、前記平均値DAVがD<DAV<Dを満たす値である場合には、前記置換処理を実施せずに、筋画像に対応する領域にある各画素の画素値を維持し、その画像を画像処理部615に出力する。この置換処理は、第2の補正処理の一例である。
画像処理部615は、画像に関する各種画像処理を行うものである。例えば、画像処理部615は、補正部614から出力された画像や、ネットワーク接続されたパーソナルコンピュータ、公衆回線で接続されたファクシミリ装置等から通信部66を介して転送されてくる画像に対して、シェーディング補正、レベル補正、ガンマ補正、色収差補正、MTF(Modulation Transfer Function)補正及びスキャナ色補正等の補正処理、画像の圧縮又は伸長処理、拡大又は縮小処理などの画像加工処理を行う。
図5は、制御部61による筋画像除去処理を示すフローチャートである。
図5に示すように、画像形成動作を実施する指示が行われると(ステップ♯1でYES)、制御部61は、スキャナ部22に、上述した原稿間での画像と、原稿の画像の両者について読取動作を実施させる(ステップ♯2)。筋画像検出部611は、当該原稿間での画像読取動作で得られた画像の中に筋画像を検出する処理を実施する(ステップ♯3)。
その結果、筋画像検出部611により前記筋画像が検出されなかった場合には(ステップ♯4でNO)、スキャナ部22によって読み取られた原稿の画像に対し、補正部614による上述したいずれの置換処理も実施せず、画像処理部614による上述した画像加工処理のみを行う(ステップ♯8)。画像形成部40は、前記画像処理部614による画像処理後の画像に基づき、記録紙への画像形成動作を行う(ステップ♯9)。
一方、前記筋画像検出部611により前記筋画像が検出された場合には(ステップ♯4でYES)、平均値算出部612は、スキャナ部22によって読み取られた原稿の画像であって、上記筋画像に対応する領域にある各画素について、上述した画素値の平均値DAVを算出する(ステップ♯5)。
判断部613は、前記平均値算出部612により算出された平均値DAVが予め定められた判定基準値D,D(D<D)の間の値である(D<DAV<D)か否かを判断する(ステップ♯6)。
そして、前記平均値DAVがD<DAV<Dを満たさない値であると判断部613によって判断された場合(ステップ♯6でNO)、補正部614は、スキャナ部22によって読み取られた原稿の画像であって、筋画像に対応する領域にある画像の画素について、上述した周辺画素の画素値を用いた画素値の置換処理(第1の補正処理)を行って、該置換処理後の画像を画像処理部615に出力する(ステップ♯7)。
一方、前記平均値DAVがD<DAV<Dを満たす値である場合には(ステップ♯6でYES)、前記補正部614は、筋画像に対応する領域にある画像の各画素の画素値を維持し(ステップ♯10)、その画像を画像処理部615に出力する。すなわち、前記補正部614は、前記平均値DAVがD<DAV<Dを満たす値である場合には、第2の補正処理を行う。
ステップ♯7の処理後、画像処理部615は、補正部614から出力される画像に対する前記画像加工処理を行い(ステップ♯8)、画像形成部40は、前記画像処理部615による画像処理後の画像に基づき、記録紙への画像形成動作を行う(ステップ♯9)。
以上のように、本実施形態では、読み取った画像の中に筋画像を検出した場合に、原稿画像において筋画像に対応する領域にある画像を構成する各画素の画素値の平均値が一定範囲内にある場合には、当該筋画像に対応する領域にある画像に、読取対象とされた原稿上に形成されている画像が現れている(筋画像に対応する領域にある画像の画素が、原稿上に形成されている画像の情報を反映したものとなっている)可能性が高いとの観点に基づき、原稿画像において筋画像に対応する領域にある画像を構成する各画素に対しては、周辺画素の画素値を用いた置換処理を行わずに当該各画素の画素値を維持する。これにより、原稿画像において筋画像に対応する領域に、原稿上に形成されている画像が現れていることを無視して前記置換処理を行うことに因りかえって画像の品質を損ねることとなるのを回避することができる。
本件は、前記実施形態に代えて、或いは前記実施形態に加えて次のような変形形態も採用可能である。
[1]前記実施形態では、筋画像を構成する画素群の画素値の平均値DAVがD<DAV<Dを満たす値である場合に、前記第2の補正処理の一例として、前記置換処理を実施せずに、各画素の画素値を維持し、その画像を画像処理部615に出力する方法を採用したが、この形態に代えて、筋画像に対応する領域にある各画素の画素値に所定値を加算したり、筋画像に対応する領域ある各画素の画素値に所定の係数を乗算する等、筋画像に対応する領域にある各画素の画素値に対して予め定められた補正式を用いて行う補正処理等を採用してもよい。
[2]また、前記第1の補正処理の変型例として、次の補正処理も可能である。例えば図6(a)に示すように、スキャナ部22の読取動作で得られた原稿の画像に筋画像Lが含まれているものとする。図6(b)は、図6(a)の矢印Xで示す部分の拡大図である。
上記ステップ♯6でNOの場合であって、例えば図6(b)に示すように、スキャナ部22の読取動作で得られた原稿の画像において、ハーフトーンの画像上に筋画像が重畳したとき、その重畳部分の画像の画素値Wが、ハーフトーンの画像の画素値Yに筋画像の画素値Zが加算されたものとなる場合には、補正部614が、図6(c)に示すように筋画像を除去するべく、筋画像に対応する領域にある画像の画素の画素値Zを白色に対応する画素値にするために画素値Zに加算される加算値を補正値として算出し、この補正値を、上記重畳部分の画素の画素値Wに加算する補正処理を採用してもよい。
この場合、図7に示すように、制御部61が画素値検出部616を更に備える。画素値検出部616は、スキャナ部22による原稿読取画像から、ハーフトーン画像をなす領域を検出し、当該ハーフトーン画像を構成する各画素の画素値を検出する。
補正部614は、上述した第1の補正処理として、スキャナ部22による原稿読取画像を構成する画素であって、筋画像に対応する領域にある画素の画素値が、平均値算出部612により算出された平均値よりも小さな値を示すか否か、当該筋画像に対応する領域にある画素に対する予め定められた周辺画素(例えば主走査方向において近接する画素)がハーフトーン画像を構成する画素であるかを判断する。
補正部614は、スキャナ部22による原稿読取画像を構成する画素であって、筋画像に対応する領域にある画素の画素値が、平均値算出部612により算出された平均値よりも小さな値を示すと判断し、かつ、当該筋画像に対応する領域にある画素に対する上記予め定められた周辺画素に、ハーフトーン画像を構成する画素の画素値が画素値検出部616によって検出されている場合には、当該筋画像に対応する領域にある画素であって、当該2つの条件を満たす画素の画素値については、(1)画素値検出部616により検出された画素値に変更する、又は(2) スキャナ部22による原稿読取画像を構成する画素であって、筋画像に対応する領域にあり、かつ上記周辺画素がハーフトーン画像を構成していない画素(例えば図6(b)の画素Z)の画素値を白色に対応する画素値にするための上記補正値を加算する、のいずれかを行う。
なお、この場合、補正部614は、スキャナ部22による原稿読取画像を構成する画素であって、筋画像に対応する領域にあり、かつ周辺画素がハーフトーン画像を構成していない画素については、上述した周辺画素の画素値を用いた画素値の置換処理等の予め定められた画素値への置換処理(ステップ♯7)を行う。
[3]また、前記実施形態では、判定基準値D,Dを固定値としたが、判断部613が、判定基準値D,Dを、画素値検出部616で得られたハーフトーンの画像を構成する各画素の画素値の平均値に応じて変更してもよい。
例えば、判断部613は、前記ハーフトーンの画像の画素値が或る値より小さい場合には、判定基準値Dや判定基準値Dを相対的に小さい値とする一方、前記ハーフトーンの画像の画素値が比較的大きい場合には、判定基準値Dや判定基準値Dを相対的に大きい値とするとよい。
これにより、判断部613は、判定基準値D,Dを固定値とする場合に比して、筋画像に対応する領域にある画像の画素に、原稿上に形成された画像の情報が現れているかの判断を適切に行うことが可能となり、その結果、適切な補正処理で、前筋画像に対応する領域にある画像の画素の画素値を補正することが可能となる。
また、判断部613が、このような前記ハーフトーンの画像をなす各画素の画素値に応じて自動的に判定基準値D,D(D<D)を変更する形態の他、ユーザによる操作部5の操作等で入力された判定基準値D,D(D<D)に基づいて、判定基準値D,D(D<D)を変更するようにしてもよい。
[4]前記実施形態では、読取窓230に付着する異物に起因して生じる筋画像に着目し、スキャナ部22の読取動作で得られた画像について前記置換処理の要否を判断する構成を示したが、CIS231の読取動作で得られた画像についても、筋画像(白色の筋画像)が発生する場合があることから、CIS231の読取動作で得られた画像についても前記実施形態と同様の処理を行うとよい。
1 複合機
2 画像読取部
61 制御部
611 筋画像検出部
612 平均値算出部
613 判断部
614 補正部
615 画像処理部
616 濃度検出部

Claims (5)

  1. 原稿を搬送する原稿搬送部と、
    予め定められた読取位置において主走査方向の読取動作を行い、前記原稿搬送部による搬送で当該読取位置を副走査方向に通過する原稿の画像を読み取り可能な読取部と、
    前記読取部による読取動作で得られた画像に基づいて、前記読取位置に付着した異物の存在に起因して生じる筋画像を検出する筋画像検出部と、
    前記読取部によって読み取られた前記原稿の画像を構成する画素であって、前記筋画像検出部によって検出された前記筋画像に対応する位置にある画素の画素値の平均値を算出する平均値算出部と、
    前記平均値算出部により算出された平均値が、前記筋画像に対応する位置に前記原稿の画像が現れている可能性が高い範囲として予め定められた範囲内にあるか否かを判断する判断部と、
    前記判断部により前記平均値が前記予め定められた範囲外であると判断された場合には、前記読取部による前記原稿の読取画像を構成する画素であって、前記筋画像に対応する位置にある画素の画素値を、当該画素の周辺に位置する画素の画素値から求められる画素値又は予め定められた画素値に置換する第1の補正処理を行い、前記判断部により前記平均値が前記予め定められた範囲内であると判断された場合には、前記読取部による前記原稿の読取画像を構成する画素であって、前記筋画像に対応する位置にある画素の画素値を、当該画素の画素値を用いて補正する第2の補正処理を行う補正部とを備え
    前記第2の補正処理は、前記読取部による前記原稿の読取画像を構成する画素であって前記筋画像が存在する主走査方向位置にある画素の画素値から、予め定められた補正式により算出された画素値を用いる画像読取装置。
  2. 前記筋画像検出部は、前記原稿搬送部によって前記読取位置を搬送される原稿間において前記読取部が読み取った画像に基づいて、当該画像中における予め定められた閾値よりも小さい画素値の画素で構成される画像を前記筋画像として検出し、
    前記平均値算出部は、前記読取部による前記原稿の画像を構成する画素であって、前記筋画像検出部によって検出された前記筋画像が存在する主走査方向位置にある画素の画素値の平均値を算出する請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記読取部による前記原稿の読取画像のうちハーフトーン画像を構成する画素の画素値を検出する画素値検出部を備え、
    前記判断部は、前記画素値検出部により検出された画素値に応じて、前記予め定められた範囲を設定する請求項1に記載の画像読取装置。
  4. 原稿を搬送する原稿搬送部と、
    予め定められた読取位置において主走査方向の読取動作を行い、前記原稿搬送部による搬送で当該読取位置を副走査方向に通過する原稿の画像を読み取り可能な読取部と、
    前記読取部による読取動作で得られた画像に基づいて、前記読取位置に付着した異物の存在に起因して生じる筋画像を検出する筋画像検出部と、
    前記読取部によって読み取られた前記原稿の画像を構成する画素であって、前記筋画像検出部によって検出された前記筋画像に対応する位置にある画素の画素値の平均値を算出する平均値算出部と、
    前記平均値算出部により算出された平均値が、前記筋画像に対応する位置に前記原稿の画像が現れている可能性が高い範囲として予め定められた範囲内にあるか否かを判断する判断部と、
    前記判断部により前記平均値が前記予め定められた範囲外であると判断された場合には、前記読取部による前記原稿の読取画像を構成する画素であって、前記筋画像に対応する位置にある画素の画素値を、当該画素の周辺に位置する画素の画素値から求められる画素値又は予め定められた画素値に置換する第1の補正処理を行い、前記判断部により前記平均値が前記予め定められた範囲内であると判断された場合には、前記読取部による前記原稿の読取画像を構成する画素であって、前記筋画像に対応する位置にある画素の画素値を、当該画素の画素値を用いて補正する第2の補正処理を行う補正部と
    前記読取部による前記原稿の読取画像のうちハーフトーン画像を構成する画素の画素値を検出する画素値検出部とを備え、
    前記補正部は、前記第1の補正処理として、前記読取部による原稿読取画像を構成する画素であって前記筋画像が存在する主走査方向位置にある画素の画素値が、前記平均値算出部により算出された平均値よりも小さな値を示し、予め定められた周辺画素に、前記画素値検出部によって前記ハーフトーン画像を構成する画素の画素値が検出されている場合には、当該筋画像が存在する主走査方向位置にある画素であって、当該条件を満たす画素の画素値については、前記画素値検出部により検出された画素値を示す画素値に変更する画像読取装置。
  5. 請求項1乃至請求項のいずかに記載の画像読取装置と、
    前記画像読取装置から出力される画像を記録媒体に形成する画像形成部と
    を備える画像形成装置。
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