JP2011151687A - 画像読取装置、画像読取装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】原稿の読取解像度の設定に関わらず、異物の検知にかかる時間を短縮する仕組みを提供する。
【解決手段】自動的に搬送される原稿を予め設定された読取解像度で読み取って原稿の画像データを出力する画像読取装置であって、原稿がある状態での、或いは原稿がない状態での反射光に従って、読取解像度に応じた解像度の画像データを出力する画像読取手段と、読取解像度が異常画素検知用の解像度よりも高い場合に、読取解像度に応じた解像度の画像データを異常画素検知用の解像度の画像データに変換する変換手段と、変換手段によって変換された画像データに従って原稿の読取位置に存在する異常画素を検知する検知手段と、画像読取手段によって読み取られた原稿の画像データに含まれる画素のうち、検知手段によって検知された異常画素の位置に対応する画素を補正する補正手段と、を備える。
【選択図】図10
【解決手段】自動的に搬送される原稿を予め設定された読取解像度で読み取って原稿の画像データを出力する画像読取装置であって、原稿がある状態での、或いは原稿がない状態での反射光に従って、読取解像度に応じた解像度の画像データを出力する画像読取手段と、読取解像度が異常画素検知用の解像度よりも高い場合に、読取解像度に応じた解像度の画像データを異常画素検知用の解像度の画像データに変換する変換手段と、変換手段によって変換された画像データに従って原稿の読取位置に存在する異常画素を検知する検知手段と、画像読取手段によって読み取られた原稿の画像データに含まれる画素のうち、検知手段によって検知された異常画素の位置に対応する画素を補正する補正手段と、を備える。
【選択図】図10
Description
本発明は、原稿の画像を読み取る画像読取装置、画像読取装置の制御方法、及びプログラムに関する。
従来、複数枚の原稿を自動原稿搬送装置(ADF)にセットされた複数枚の原稿を、自動的に1枚ずつ搬送することによって原稿の読取を行う画像読取装置がある。このような読取方法は、「流し読みモード」と呼ばれ、自動的に搬送される原稿を原稿読取位置に固定された読み取り光学系機器を用いて原稿の読み取りを行う。この流し読みモードにおいては、原稿読取位置にゴミや傷、汚れ、埃等の異物が存在する、読み取り光学系機器の位置が固定されているため、同じ異物を読み取り続け、その結果、読み取り画像内に直線の異常画素郡(黒スジ)が発生することがある。つまり、原稿読み取り位置に存在するゴミ、埃、傷、汚れ等の異物は、読み取り画像内に黒スジを発生させる要因となる。そのような黒スジの発生を抑止するための技術として、原稿読取位置に存在する異物を検知し、発生する黒スジを補正することにより、黒スジを目立たなくする技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。この技術では、原稿自動送り用ベルトの白色面を読み取り、その平均濃度をラインメモリ上に記憶させ、閾値と比較することでゴミを検知している。また、ユーザがゴミ検知処理の精度を指定し、指定された精度に従った解像度でゴミ検知処理を行う技術がある(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、上記従来技術では、原稿の読取解像度設定又は異物検知処理の精度の設定に応じて、ゴミ検知処理を行うデータ量が変化してしまう。すなわち、ユーザが異物検知処理の精度を高く指定した場合には異物検知処理対象の画素数が多くなり、処理時間が長くなる。異物検知処理は、例えば、原稿画像の読み取りに先立ち、原稿自動送り用ベルト等の白色面を読み取り、読み取った画像を処理対象とする。このため、異物検知処理に時間がかかると紙搬送の間隔が空いてしまい、複写処理のスループットが低下してしまう。スループット低下の具体例を図15に示す。低解像度の150dpiにおける異物検知処理の時間に比べて高解像度の600dpiにおいては異物検知処理の時間がTdだけ追加される。このため、紙搬送の時間をTdだけ余分に待たせる必要がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、原稿の読取解像度の設定に関わらず、異物の影響による異常画素の検知にかかる時間を短縮する仕組みを提供するものである。
上記課題を解決するため、本発明に係る画像読取装置は、自動的に搬送される原稿を予め設定された読取解像度で読み取って前記原稿の画像データを出力する画像読取装置であって、原稿がある状態での、或いは原稿がない状態での反射光に従って、前記読取解像度に応じた解像度の画像データを出力する画像読取手段と、前記読取解像度が異常画素検知用の解像度よりも高い場合に、前記読取解像度に応じた解像度の画像データを前記異常画素検知用の解像度の画像データに変換する変換手段と、前記変換手段によって変換された画像データに従って前記原稿の読取位置に存在する異常画素を検知する検知手段と、前記画像読取手段によって読み取られた原稿の画像データに含まれる画素のうち、前記検知手段によって検知された異常画素の位置に対応する画素を補正する補正手段と、を備える。
本発明によれば、原稿の読取解像度の設定に関わらず、異物の影響による異常画素の検知にかかる時間を短縮する仕組みを提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲を限定するものでなく、また、実施形態で説明される特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<実施例1>
[複写機の全体構成(図1)]
複写機は、画像入力デバイスであるスキャナ部140(画像読取装置)と、画像出力デバイスであるプリンタ部120とを備える。また、複写機は、スキャナ部140やプリンタ部120を制御するコントローラ200(図3参照)と、ユーザによる入力操作を受け付ける操作部160とを備える。
[複写機の全体構成(図1)]
複写機は、画像入力デバイスであるスキャナ部140(画像読取装置)と、画像出力デバイスであるプリンタ部120とを備える。また、複写機は、スキャナ部140やプリンタ部120を制御するコントローラ200(図3参照)と、ユーザによる入力操作を受け付ける操作部160とを備える。
スキャナ部140は、照明ランプの発光によって原稿上の画像を露光走査して得られた反射光をリニアイメージセンサ(CCDセンサ)に入力することで画像の情報を電気信号に変換する。スキャナ部140は、さらに電気信号をR、G、B各色からなる輝度信号に変換し、当該輝度信号を画像データとして後述するコントローラ200に出力する。原稿は、原稿フィーダ141のトレイ142にセットされる。ユーザが操作部160から読み取り開始を指示すると、コントローラ200は、スキャナ部140に対して原稿読み取り指示を送る。スキャナ部140は、この指示を受け取ると原稿フィーダ141(原稿搬送手段)のトレイ142から原稿を1枚ずつ自動的にフィードして原稿の読み取り動作を行う。原稿フィーダ141は、自動原稿搬送装置(ADF)とも呼ばれ、原稿を1枚もしくは複数枚連続して読み取ることができる。また、原稿は後述する原稿台ガラス上に置くことで読み取ることもできる。
プリンタ部120は、コントローラ200から受け取った画像データを用紙上に形成する画像形成デバイスである。本実施例1に係る画像形成方式は、感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式である。また、プリンタ部120は、異なる用紙サイズ又は異なる用紙向きに対応可能な複数の用紙カセット121、122、123を備える。排紙トレイ124には印刷後の用紙が排出される。
[スキャナ部の詳細構成及び読取動作(図2)]
スキャナ部140は、原稿台ガラス1400上に原稿を置き、CCDセンサ1407を副走査方向に移動させることにより原稿を読み取る通常モードを備える。また、スキャナ部140は、原稿フィーダ141を動作させ、副走査方向に原稿を搬送することにより原稿を読み取る流し読みモードを備える。そして、スキャナ部140は、これら2種類の読取モードからいずれかのモードを選択して動作可能である。
スキャナ部140は、原稿台ガラス1400上に原稿を置き、CCDセンサ1407を副走査方向に移動させることにより原稿を読み取る通常モードを備える。また、スキャナ部140は、原稿フィーダ141を動作させ、副走査方向に原稿を搬送することにより原稿を読み取る流し読みモードを備える。そして、スキャナ部140は、これら2種類の読取モードからいずれかのモードを選択して動作可能である。
図2の2aは、通常モードで動作する場合の読取動作を示している。1400は原稿台ガラスであり、読み取るべき原稿100が置かれる。原稿100は照明ランプ1402(光源)により照射され、その反射光はミラー1403、1404、1405を経て、レンズ1406によりCCDセンサ1407(画像読取手段)上に結像される。ミラー1403、照明ランプ1402を含む第1ミラーユニット1409は、速度vで移動し、ミラー1404、1405を含む第2ミラーユニット1410は速度1/2vで移動することにより、原稿100の前面を走査する。第1ミラーユニット1409及び第2ミラーユニット1410は、モータ1408により駆動する。CCDセンサ1407に入力された反射光は電気信号に変換され、その画素の電気信号は図示しないA/D変換器によってデジタルデータ(画素値)に変換され、コントローラ200に画素信号Dinとして入力される。CCDセンサ1407は、例えば、3段階の読み取りモード(600dpi、300dpi、150dpi)の中から選択可能である。
図2の2bは、流し読みモードで動作する場合の読取動作を示している。読み取るべき原稿100はトレイ142上に置かれている。この流し読みモードの場合は、原稿は駆動ローラ1401によってトレイ142から一度、原稿台ガラス1400の面を通って同図の矢印の方向へ等速で搬送されることとなる。このような流し読みモードでは、第1ミラーユニット1409や第2ミラーユニット1410といった光学系は移動させず、固定位置で原稿を読み取ることとなる。この流し読みモードにおいては、原稿を一定方向に移動させればよいだけなので、大量の原稿を連続して高速に読み取ることが可能となる。原稿検知センサ1420は、移動する原稿の先頭位置と後端を検知するためのものである。流し読みモードにおいては、原稿を移動させて画像を読み取るため、原稿が読み取りセンサ位置に到達したことを検知後、駆動ローラを回転させた角度から紙原稿の位置情報を特定可能になる。
[コントローラの詳細構成(図3)]
コントローラ200は、スキャナ部140、プリンタ部120、操作部160、LAN10、公衆回線(WAN)12等と接続され、複写機の動作を統括的に制御すると共に画像情報やデバイス情報の入出力制御を行う。
コントローラ200は、スキャナ部140、プリンタ部120、操作部160、LAN10、公衆回線(WAN)12等と接続され、複写機の動作を統括的に制御すると共に画像情報やデバイス情報の入出力制御を行う。
CPU2100は、複写機全体を制御するプロセッサであり、ROM2120に記憶された制御プログラム等に基づいて接続中の各種デバイスとのアクセスを統括的に制御する。CPU2100は、コントローラ200内部で行われる各種処理についても統括的に制御する。
RAM2110は、システムワークメモリであり、画像データや後述するゴミ検知処理に必要なデータ等を一時記憶するための画像メモリでもある。ROM2120は、ブートROMであり、システムのブートプログラムを格納する。HDD2130は、ハードディスクドライブで、主に、コンピュータを起動・動作させるために必要な情報(システムソフトウェア)や画像データを格納する。これらのデータは、HDD2130に限らず、電源が切れても記憶保持可能な記録媒体(例えば、フラッシュメモリ)に格納してもよい。
LANC(LANコントローラ)2200は、LAN10に接続し、ユーザPC20との間で出力用画像データの入出力や機器制御に関わる情報の入出力を行う。ローカルIF(ローカルインタフェース)2210は、USBやセントロニクス等のインタフェースであり、ケーブル11でユーザPC21やプリンタ部120と接続し、データの入出力を行う。MODEM2220は、公衆回線12に接続し、データの入出力を行う。
プリンタIF画像処理部2300は、プリンタ部120と接続し、プリンタ部120に搭載されたCPUと通信を行う。また、プリンタIF画像処理部2300は、画像データの同期系/非同期系の変換やプリント出力のための画像処理を行う。スキャナIF画像処理部2400は、スキャナ部140と接続し、スキャナ部140に搭載されたCPUと通信を行う。また、スキャナIF画像処理部2400は、画像データの同期系/非同期系の変換や後述するゴミ検知処理やゴミ補正処理等の画像処理を行う。操作部IF2500は、操作部160に表示する画像データをコントローラ200から操作部160に出力し、かつ、複写機の使用者が操作部160から入力した情報をコントローラ200に出力するためのインタフェースである。
[操作部の詳細構成(図4)]
液晶操作パネル161は、液晶とタッチパネルを組み合わせたものであり、操作画面を表示するとともに、表示キーがユーザにより押されるとその情報をコントローラ200に送る。スタートキー162は、原稿画像の読み取り印刷の動作を開始するときや、その他機能の開始指示に用いられる。スタートキーには、緑色と赤色の2色のLEDが組み込まれ、緑色点灯時には開始可能を示し、赤色点灯時には開始不可であることを示す。ストップキー163は稼動中の動作を停止させる働きをする。ハードキー群164には、テンキー、クリアキー、リセットキー、ガイドキー、ユーザーモードキーが設けられる。
液晶操作パネル161は、液晶とタッチパネルを組み合わせたものであり、操作画面を表示するとともに、表示キーがユーザにより押されるとその情報をコントローラ200に送る。スタートキー162は、原稿画像の読み取り印刷の動作を開始するときや、その他機能の開始指示に用いられる。スタートキーには、緑色と赤色の2色のLEDが組み込まれ、緑色点灯時には開始可能を示し、赤色点灯時には開始不可であることを示す。ストップキー163は稼動中の動作を停止させる働きをする。ハードキー群164には、テンキー、クリアキー、リセットキー、ガイドキー、ユーザーモードキーが設けられる。
[スキャナIF画像処理部の詳細構成(図5)]
前述した通り、図2の2bで示した流し読みモードの場合、光学系固定位置に対応する原稿の読取位置に存在するゴミ、埃、傷、汚れ等の異物(付着物)は黒スジ発生要因となる。ここでは、黒スジ発生要因がゴミである場合を例として挙げるが、ゴミ以外の黒スジ発生要因であっても本実施例1は適用可能である。
前述した通り、図2の2bで示した流し読みモードの場合、光学系固定位置に対応する原稿の読取位置に存在するゴミ、埃、傷、汚れ等の異物(付着物)は黒スジ発生要因となる。ここでは、黒スジ発生要因がゴミである場合を例として挙げるが、ゴミ以外の黒スジ発生要因であっても本実施例1は適用可能である。
シェーディング補正部2410には、スキャナ部140が出力し、スキャナ入力部2401で受信した画素信号Din(図2参照)を入力する。シェーディング補正部2410は、公知の技術を用いて光学系や撮像系の特性による輝度ムラに対して、一様な明るさの画像になるように補正処理を施す。シェーディング補正処理の施された画素信号Dshが後段へ出力される。
ゴミ補正部2411は、原稿読み取り位置に黒スジ発生要因となるゴミが付着した場合に、付着したゴミの位置情報を後述するゴミ検知部2450から取得し、そのゴミが原因で発生した読み取り画像内の黒スジを目立ちにくくするための補正処理を行う。具体的には、ゴミ補正部2411は、黒スジの周辺に存在する正常画素を用いて、黒スジに対して補正処理を施す。以降、黒スジ内の画素信号のことを異常画素と呼ぶ。なお、ゴミ補正処理の詳細な補正方法に関しては後述する。ゴミ補正処理の施された画素信号Dhが後段へ出力される。ガンマ補正部2412は、公知の技術を用いて、読み取り素子と機器との間の色特性の差を補正する。ガンマ補正処理の施された画素信号Dgが後段へ出力される。
解像度変換部2413(解像度変換手段)は、入力画像の解像度変換を行う。解像度変換処理が施された画像信号Drが後段へ出力される。解像度変換部2413は、後述するゴミ検知解像度変更フラグ2482の状態に応じて解像度変換を行う構成とする。
ゴミ検知部2450は、原稿読み取り位置に黒スジ発生要因となるゴミが付着した場合に、付着したゴミの位置を検知する。検知されたゴミの位置情報Gはゴミ補正部2411に渡され、実際に黒スジの入った画像が入力された際に補正範囲(黒スジ個所)を特定するために使用される。なお、ゴミ検知部2450は、本実施例1では、内部にラインメモリを保持しておらず、ゴミ検知のために画像メモリ(RAM2110)との間でデータのやりとりを行う必要がある。また、ゴミ検知部2450は、後述のゴミ検知解像度変更フラグ2482の状態に応じてゴミ検知処理を行う解像度を変更する構成とする。
DMAC2420、2430、2431、2432はDMA(Direct Memory Access)コントローラである。これは接続されたモジュールが画像メモリ(RAM2110)の指定した領域にデータをライトしたりリードしたりするものである。DMAC2420(第1のデータ転送制御手段)は解像度変換部2413の出力データを画像メモリにライトするものである。
DMAC2430、2431はゴミ検知部2450が処理する入力データを画像メモリからリードするものである。ゴミ検知部2450がDMAC2430から入力するデータをDwin、DMAC2431から入力するデータをDkinとする。またDMAC2432はゴミ検知部2450が処理結果としてデータを画像メモリにライトするものである。ゴミ検知部2450がDMAC2432に出力するデータをDkoutとする。Dwin、Dkin、Dkoutのデータに関してはゴミ検知部の詳細として後述する。
原稿解像度保持部2480は、原稿が光源から照射される光路上に搬送されている状態で反射される反射光又は原稿が光源から照射される光路上に搬送されていない状態で反射される反射光を読み取るための読取解像度を保持するものである。すなわち、第1の反射光は、原稿及び原稿以外の部位(例えば、後述の駆動ローラ1401上の白色面)で反射される光であり、第2の反射光は、原稿以外の部位のみで反射される光である。例えば、3段階の読取解像度(600dpi、300dpi、150dpi)のいずれかが設定されて保持される構成とする。この保持部の設定に従って原稿の読み取りが行われる。
ゴミ検知可能解像度保持部2481は、ゴミ検知を行うための解像度を保持する保持部である。ゴミ検知可能解像度保持部2481は、ゴミ検知部2450が紙搬送間隔に対応する時間内でゴミ検知可能な解像度を保持するものである。すなわち、ゴミ検知可能解像度保持部2481は、原稿が光源から照射される光路上に搬送されていない状態で反射される反射光を読み取ることにより得られた非原稿画像データに含まれる異常画素を検知するための異常画素検知用(異物検知用)の解像度を保持する。例えば300dpiの解像度であれば、紙搬送間隔に対応する時間内でゴミ検知処理が可能であれば300dpiを示す数値を保持する構成とする。
ゴミ検知解像度変更フラグ2482は、ゴミ検知解像度を原稿解像度から変更するかを指示するフラグである。falseの場合は原稿解像度保持部2480が保持する解像度のままゴミ検知処理を行い、trueの場合はゴミ検知可能解像度保持部2481が保持する解像度でゴミ検知処理を行うことを示す。フラグの設定条件に関してはフローチャートで後述する。
スキャナIF画像処理部2400とコントローラ200の内部バスとの入出力はバス入出力部2402を介して行われる。具体的にはCPU2100からスキャナIF画像処理部2400の内部設定や起動指示、DMACによる画像メモリとの入出力がバス入出力部2402を介して行われる。
[ゴミ検知部の詳細構成及び動作(図6)]
2451はフィルタ回路、2452は二値化回路、2453は同期化回路、2454は加算回路、2455はコンパレータである。また、2456はAND回路、2457はゴミ判定結果生成回路、2458は主走査画素位置生成回路、2460はゴミ位置変換回路、2461はゴミ位置判定結果保持部である。
2451はフィルタ回路、2452は二値化回路、2453は同期化回路、2454は加算回路、2455はコンパレータである。また、2456はAND回路、2457はゴミ判定結果生成回路、2458は主走査画素位置生成回路、2460はゴミ位置変換回路、2461はゴミ位置判定結果保持部である。
ゴミ検知部2450は、原稿フィーダ141を用いた読取ジョブの開始時や紙間(複数枚の原稿読取の間)で駆動ローラ1401上の白色面を読み取った画素信号(白板画素信号)を画像メモリに蓄積した結果Dwinを入力して動作する。
フィルタ回路2451では、画像メモリから入力した白板画素信号Dwinに対して高周波成分を強調する等の処理を行い、ゴミの影響を検知しやすくするための前処理を行う。更に、二値化回路2452で所定の二値化スライス・レベルとの比較によって画素信号を二値化する。この二値化の様子を図7の7aに示す。白色面にゴミが付着しており、画素信号に影響が出ていれば、この二値化結果は主走査方向の同一位置に対して、ほぼ毎ライン‘1’(二値化スライス・レベル超え)となる。
ここでは、ゴミ検知部2450が、非原稿画像データの二値化を行う二値化回路を備える構成としたが、二値化回路を設けるか否かは処理すべき画像データのデータサイズに応じて決定されればよく、必須の構成ではない。また、二値化に限定されるものではなく、3レベル以上の複数の画素レベルに量子化を行う量子化回路を備えていても構わない。
その後、加算回路2454により主走査方向の同一位置に対して各画素毎に所定のライン数分の二値化結果の累積加算が行われる。このとき、複数ライン分の累積加算を実行するために前ラインまでの累積加算値を記憶しておく必要がある。そこで、本実施例1では、ゴミ検知部2450から現在までの累積加算値をデータDkoutとしてDMAC2432に出力できる構成となっている。つまり、DMAC2432がデータDkoutを画像メモリ(RAM2110)の指定された領域へデータとして書き込むことで累積加算値を記憶しておく。指定された領域とは、すなわち、読取ジョブの開始時や紙間(複数枚の原稿読取の間)で使用されていない画像メモリ(RAM2110)の空き領域を指す。画像メモリ(RAM2110)上に記憶された前ラインまでの累積加算値はDMAC2431によってリードされ、データDkinとしてゴミ検知部2450に入力される。ゴミ検知部2450に入力されたデータDkinは同期化回路2453に入力される。
同期化回路2453では、二値化された画素信号が入力されるタイミングに同期させて、その画素信号と主走査方向の同一位置の累積加算値のデータDkinを取り込み、両データを同時に加算回路2454に出力する。この動作を複数ライン繰り返すことでゴミ検知処理に必要なライン数分の累積加算値を算出することができる。ゴミが存在する場合は、該当する画素に対する累積加算値が非常に大きな値となる。次に、この累積加算値はゴミ検知処理に必要なライン数分算出できたところでコンパレータ2455に入力される。
コンパレータ2455では、図7の7bに示すようなゴミ判定レベル(黒画素率)と累積加算値を比較する。ゴミ判定レベルを超える累積加算値となった主走査画素位置に対して、ゴミが付着していると暫定的に判定する。
AND回路2456では、主走査の有効区間信号を用いて読み取り領域のうち原稿読取に使用される有効領域の区間信号部のみのゴミ判定結果を後段の判定結果生成回路2457へ出力する。
主走査画素位置生成回路2458は、判定結果生成回路2457でゴミの主走査位置を特定するために必要な主走査画素位置信号を出力している。内部にカウンタを保持しており、画素をカウントすることで主走査画素位置信号を生成する。
判定結果生成回路2457では、ゴミ判定結果からゴミの主走査位置と幅の情報からなるゴミ位置情報を生成する。ここでは、ある一定幅以上(もしくは以下)のゴミ判定結果を無視する構成としてもよいし、ある一定個数以上のゴミ判定結果を保持しないとする構成としてもよい。
ゴミ位置変換回路2460は、判定結果生成回路2457の結果を入力し、ゴミ検知解像度変更フラグ2482の状態に応じてゴミ位置情報の変換を行う。具体的にはゴミ検知解像度変更フラグがfalseである場合は値の変換は行わずに後段のゴミ位置判定結果保持部2461にゴミ位置情報を格納する。ゴミ検知解像度変更フラグがtrueの場合、ゴミ検知可能解像度保持部2481と原稿解像度保持部2480の保持する解像度情報に基づいて、ゴミ位置情報を原稿解像度保持部2480の解像度に適合する位置情報に変換する。そして、後段のゴミ位置判定結果保持部2461に変換したゴミ位置情報を格納する。上記のゴミ位置変換回路2460の処理により、ゴミ検知処理の解像度と原稿解像度が異なる場合であってもゴミ位置情報は必ず原稿解像度に適合した値を算出することが可能である。それによって、ゴミ検知部2450は、原稿の画像データに含まれる複数の画素のうち、いずれの画素が異常画素であるかを、原稿解像度に従った画素の位置で識別することができる。
ゴミ位置判定結果保持部2461が保持するゴミ位置情報Gはゴミ検知部2450から出力され、ゴミ補正部2411へ入力され実際に黒スジの入った画像が入力された際に補正範囲(黒スジ個所)を特定するために使用される。
ここで、CPU2100がゴミ位置判定結果保持部2461の出力であるゴミの位置情報Gを参照することが可能で、ゴミ検知の結果を知ることができる構成とし、CPU2100がゴミ補正部2411へゴミ位置情報を設定しにいく構成としてもよい。
また、この判定結果を累積加算値と同様に画像メモリとしてのRAM2110の空き領域上に保持する構成としてもよい。その場合、ゴミ位置情報Gはバス入出力部2402から出力することとなる。
[ゴミ補正処理の詳細(図8)]
図8は、主走査方向の1ラインの画素列を示している。
図8は、主走査方向の1ラインの画素列を示している。
ゴミ補正処理はゴミ補正部2411で行われ、補正対象となった異常画素を周囲の画素で補間もしくは置き換えることで実現される。黒スジ(異常画素)は、図9に示すように、流し読みモードでの動作時のゴミの影響で主走査方向の特定位置にある程度の幅をもって現れ、副走査方向にスジとして伸びる。
Yを補正結果画素濃度、D1を左端参照隣接画素濃度、D2を右端参照隣接画素濃度、Kをゴミ補正処理開始位置からの画素位置、Wを異常画素幅とすると、線形補間することでゴミ補正処理を実行する場合は、以下の式で補正結果を算出する。
Y=D1+K/W×(D2−D1)
また、演算を用いずに単純に周囲の正常画素(参照隣接画素)を用いて置き換え処理をすることでゴミ補正処理を実行してもよい。
Y=D1+K/W×(D2−D1)
また、演算を用いずに単純に周囲の正常画素(参照隣接画素)を用いて置き換え処理をすることでゴミ補正処理を実行してもよい。
[ゴミ検知処理及び原稿読取処理の全体的な処理手順(図10)]
ここで示す処理は、HDD2130に格納されたプログラムに従って、CPU2100が実行する。1ページのスキャン処理を行う度に実行されるものである。複数ページのスキャン処理を行う場合には、複数のページ数分繰り返して実行されるものである。例えば10ページの原稿であれば、1つのジョブにおいて10回実行する。
ここで示す処理は、HDD2130に格納されたプログラムに従って、CPU2100が実行する。1ページのスキャン処理を行う度に実行されるものである。複数ページのスキャン処理を行う場合には、複数のページ数分繰り返して実行されるものである。例えば10ページの原稿であれば、1つのジョブにおいて10回実行する。
ユーザが操作パネルで設定した、原稿解像度保持部2480が保持する原稿解像度でスキャン処理が開始される。スキャン処理が開始される前に原稿解像度保持部2480が保持する値は予め確定している。また、ゴミ検知可能解像度保持部2481に格納する値はシステム性能により予め確定した値が設定されているものとする。
まず、原稿解像度保持部2480とゴミ検知可能解像度保持部2481に格納する値を取得する(S100)。そして、原稿解像度がゴミ検知可能解像度よりも大きいか否かを判定する(S101)。原稿解像度がゴミ検知可能解像度以下である場合には、ゴミ検知解像度変更フラグ2482の設定をfalseにクリアする(S102)。本設定でゴミ検知処理は原稿解像度を選択したことになる。一方、原稿解像度がゴミ検知可能解像度よりも大きい場合には、ゴミ検知解像度変更フラグ2482の設定をtrueにセットする(S103)。本設定でゴミ検知処理はゴミ検知可能解像度を選択したことになる。
例えば、原稿解像度が600dpiでゴミ検知可能解像度が300dpiの場合にはS103へ進む。別の一例としては原稿解像度が300dpiでゴミ検知可能解像度も300dpiの場合にはS102へ進む。
ゴミ検知解像度変更フラグに従ったゴミ検知処理を行う(S104)。S104の詳細な処理手順については後述する。そして、ゴミ検知解像度変更フラグをfalseにクリアする(S105)。本処理によりゴミ検知処理が終了する。最後に、原稿解像度保持部2480の解像度に従って原稿読取処理を行って(S106)、一連の処理を終了する。
[ゴミ検知処理(S104)の詳細な処理手順(図11)]
ここで示す処理は、HDD2130に格納されたプログラムに従って、CPU2100が実行する。以下、図6のスキャナIF画像処理部2400の内部構成と、図7のゴミ検知部2450の内部構成を対比して説明する。
ここで示す処理は、HDD2130に格納されたプログラムに従って、CPU2100が実行する。以下、図6のスキャナIF画像処理部2400の内部構成と、図7のゴミ検知部2450の内部構成を対比して説明する。
まず、ゴミ補正部2411のゴミ補正機能をOFFに設定する(S200)。ゴミ補正無しの画像をゴミ検知用画像として画像メモリに蓄積するためである。そして、ゴミ検知解像度変更フラグ2482を取得する(S201)。
次に、ゴミ検知解像度変更フラグがtrueであるか否かを判定する(S202)。falseである場合には、ゴミ検知解像度は原稿解像度のまま処理を進めるべく、S203〜S207の処理へ進む。
まず、解像度変換部2413の解像度変換機能をOFFに設定する(S203)。ゴミ検知解像度は原稿解像度保持部2480の設定のまま処理を進めることを意味する。そして、原稿解像度で白色面読取を開始する(S204)。白色面とは、駆動ローラ1401上の白色面であり、図2の2bで示した位置で光学系を固定し、原稿100の搬送を開始する前に反射光をCCDセンサ1407で取り込むことで白色面を読み取る。そして、原稿解像度で入力された白色面データを画像メモリとしてのRAM2110へ蓄積する(S205)。蓄積処理はDMAC2420を用いてバス入出力部2402を介して処理する。そして、画像メモリとしてのRAM2110へ蓄積された白色面データをゴミ検知部2450に入力し、ゴミ位置(異常画素位置)を検知する(S206)。これにより、原稿解像度でのゴミ位置情報が決定される。ゴミ検知処理の詳細は図7で説明した通りである。そして、判定結果生成部2457で生成されたゴミ位置情報をそのままゴミ位置判定結果保持部2461に格納する(S207)。
一方、S202でtrueであると判定された場合には、ゴミ検知解像度を変更すべく、S208〜S214の処理へ進む。
まず、解像度変換部2413の解像度変換機能をONに設定する(S208)。ゴミ検知解像度をゴミ検知可能解像度保持部2481が保持する解像度に変換するような変倍設定を行うものである。例えば、原稿解像度が600dpiでゴミ検知可能解像度が300dpiであるならば1/2の変換設定にし、解像度変換部の入力画像に対して出力画像の解像度を1/2にする。すなわち、ゴミ検知処理をゴミ検知可能解像度保持部2481の設定で処理を進めることを意味する。
次に、原稿解像度で白色面読取を開始する(S209)。白色面とは駆動ローラ1401上の白色面であり、図2の2bで示した位置で光学系を固定し、原稿100の搬送を開始する前に反射光をCCDセンサ1407で取り込むことで白色面を読み取る。
そして、解像度変換部2413で原稿解像度からゴミ検知可能解像度に変換された白色面データを画像メモリとしてのRAM2110へ蓄積する(S210)。蓄積処理はDMAC2420を用いてバス入出力部2402を介して処理する。
そして、画像メモリとしてのRAM2110へ蓄積された白色面データをゴミ検知部2450に入力しゴミ位置を検知する(S211)。これにより、ゴミ検知可能解像度でのゴミ位置情報が決定される。ゴミ検知処理の詳細は図7で説明した通りである。そして、ゴミ位置変換部2460においてゴミ位置情報を原稿解像度に変換する(S212)。判定結果生成部2457が生成したゴミ検知可能解像度でのゴミ位置情報を原稿解像度のゴミ位置情報に変換するような変換を行うものである。例えば、ゴミ検知可能解像度が300dpiで原稿解像度が600dpiであるならばゴミ位置情報で示される画素を2倍に変換するものである。
次に、判定結果生成部2457で生成され、ゴミ位置変換部2460で変換されたゴミ位置情報をゴミ位置判定結果保持部2461に格納する(S213)。そして、解像度変換部2413の解像度変換機能をOFFに設定する(S214)。
S207又はS214の処理後に、ゴミ補正部2411のゴミ補正機能をONにして(S215)、一連の処理を終了する。
以上述べた通り、本実施例1によれば、原稿読み取り解像度設定に関わらずゴミ検知処理対象の画素数を一定以下に抑える。これにより、ゴミ検知処理の所要時間を短縮し、紙搬送の間隔を一定時間内に保つことで複写処理の性能維持を可能にする。課題が解決された具体的な例を図14に示す。同図では高解像度の原稿に対してゴミ検知処理を低解像度で行ってゴミ検知処理の所要時間を同一にすることにより紙搬送の間隔を一定時間内に保つ。
<実施例2>
上記実施例1は、画像メモリへ格納するゴミ検知画像の格納先と原稿画像の格納先とを区別することなく順次処理するものである。一方、本実施例2は、紙を連続して読み込む場合のスループットを更に向上させるために、原稿検知状態と画像の格納先とを連動させるものである。以下、実施例1との差異について説明する。
上記実施例1は、画像メモリへ格納するゴミ検知画像の格納先と原稿画像の格納先とを区別することなく順次処理するものである。一方、本実施例2は、紙を連続して読み込む場合のスループットを更に向上させるために、原稿検知状態と画像の格納先とを連動させるものである。以下、実施例1との差異について説明する。
[スキャナIF画像処理部の詳細構成(図12)]
実施例1に係るスキャナIF画像処理部(図5参照)との差異は、DMAC2421が追加されている点である。DMAC2421(第2のデータ転送制御手段)は、ゴミ検知画像格納制御専用のDMACである。本実施例2では、原稿検知画像はDMAC2420、ゴミ検知画像はDMAC2421を用いて画像メモリ2110に格納する。各DMACに格納先アドレスを予め設定しておくことでゴミ検知画像の蓄積と原稿画像の蓄積とを連続動作する。DMAC2420、2421のいずれを使用するかの切り替え判断は、図2の2bで説明した原稿検知センサ1420の検知状況に従う。
実施例1に係るスキャナIF画像処理部(図5参照)との差異は、DMAC2421が追加されている点である。DMAC2421(第2のデータ転送制御手段)は、ゴミ検知画像格納制御専用のDMACである。本実施例2では、原稿検知画像はDMAC2420、ゴミ検知画像はDMAC2421を用いて画像メモリ2110に格納する。各DMACに格納先アドレスを予め設定しておくことでゴミ検知画像の蓄積と原稿画像の蓄積とを連続動作する。DMAC2420、2421のいずれを使用するかの切り替え判断は、図2の2bで説明した原稿検知センサ1420の検知状況に従う。
[ゴミ検知処理及び原稿読取処理の全体的な処理手順(図13)]
ここで示す処理は、HDD2130に格納されたプログラムに従って、CPU2100が実行する。1ページのスキャン処理を行う度に実行されるものである。複数ページのスキャン処理を行う場合には、複数のページ分繰り返して実行されるものである。例えば、10ページの原稿であれば、1つのジョブにおいて10回実行する。
ここで示す処理は、HDD2130に格納されたプログラムに従って、CPU2100が実行する。1ページのスキャン処理を行う度に実行されるものである。複数ページのスキャン処理を行う場合には、複数のページ分繰り返して実行されるものである。例えば、10ページの原稿であれば、1つのジョブにおいて10回実行する。
ユーザが操作パネルで設定した原稿解像度に従った原稿解像度でのスキャン処理が開始される。すなわち、スキャン処理が開始される前に原稿解像度保持部2480が保持する値は予め確定している。また、ゴミ検知可能解像度保持部2481に格納する値はシステム性能により予め確定した値が設定されている。
実施例1との差異は原稿の検知状況に従って、画像蓄積に使用するDMACを切り替える点である。予めゴミ検知画像蓄積用と原稿画像蓄積用の設定が可能な構成のため、1ページの処理を連続して動作することが可能である。
まず、原稿解像度保持部2480とゴミ検知可能解像度保持部2481に格納する値を取得する(S400)。そして、原稿解像度がゴミ検知可能解像度よりも大きいか否かを判定する(S401)。原稿解像度がゴミ検知可能解像度以下(検知解像度以下)である場合には、ゴミ検知解像度変更フラグ2482の設定をfalseにクリアする(S402)。本設定でゴミ検知処理は原稿解像度を選択したことになる。一方、原稿解像度がゴミ検知可能解像度よりも大きい場合には、ゴミ検知解像度変更フラグ2482の設定をtrueにセットする(S403)。本設定でゴミ検知処理はゴミ検知可能解像度を選択したことになる。
例えば、原稿解像度が600dpi、ゴミ検知可能解像度が300dpiの場合にはS403へ進むこととなる。また、原稿解像度が300dpi、ゴミ検知可能解像度も300dpiの場合にはS402に進むこととなる。
そして、ゴミ検知画像格納用であるDMAC2421を画像格納DMACとして選択する(S404)。そして、ゴミ検知解像度変更フラグに従ったゴミ検知処理を行う(S405)。本処理の詳細は図11で説明した通りである。
次に、原稿検知センサ1420の原稿検知状態を取得する(S406)。そして、取得した原稿検知状態に基づいて、原稿検知センサが原稿を検知したか否かを判定する(S407)。原稿を検知していない場合には、S406の処理に戻って、読み取るべき原稿の搬送待ちを行う。一方、原稿を検知した場合には、原稿画像格納用であるDMAC2420を画像格納DMACとして選択する(S408)。
そして、ゴミ検知解像度変更フラグをfalseにクリアする(S409)。本処理によりゴミ検知処理を終了する。最後に、原稿解像度保持部2480の解像度に従って原稿を読み取り(S410)、一連の処理を終了する。
なお、上記実施例1及び2では、自動搬送される複数枚の原稿を連続して読み取り可能である流し読みモード時(連続読取時)におけるゴミ検知処理及び補正処理について説明した。しかしながら、ユーザにより原稿台上に置かれた原稿を読み取る通常モード時においても本発明を適用することができる。
また、上記実施例1及び2では、画像読取装置がゴミ検知処理及び補正処理の双方を行うものとした。しかしながら、本発明においては、少なくともゴミ検知処理を行うために画像データの解像度を読取解像度からゴミ検知用の解像度に変換するものであればよく、ゴミ検知処理及び補正処理を外部装置に行わせるものであってもよい。
(他の実施形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
2100 CPU
2400 スキャナIF画像処理部
2400 スキャナIF画像処理部
Claims (8)
- 自動的に搬送される原稿を予め設定された読取解像度で読み取って前記原稿の画像データを出力する画像読取装置であって、
原稿がある状態での、或いは原稿がない状態での反射光に従って、前記読取解像度に応じた解像度の画像データを出力する画像読取手段と、
前記読取解像度が異常画素検知用の解像度よりも高い場合に、前記読取解像度に応じた解像度の画像データを前記異常画素検知用の解像度の画像データに変換する変換手段と、
前記変換手段によって変換された画像データに従って前記原稿の読取位置に存在する異常画素を検知する検知手段と、
前記画像読取手段によって読み取られた原稿の画像データに含まれる画素のうち、前記検知手段によって検知された異常画素の位置に対応する画素を補正する補正手段と、
を備えることを特徴とする画像読取装置。 - 前記検知手段による異常画素の検知及び前記補正手段による画素の補正を、読み取られる原稿のページ数分繰り返して行うよう制御する制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
- 前記変換手段は、前記原稿を複数枚連続して読み取る場合に原稿と原稿との搬送間隔で、前記読取解像度に応じた解像度の画像データを前記異常画素検知用の解像度の画像データに変換することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
- 前記補正手段は、前記変換手段によって変換された画像データの各画素値を副走査方向に累積加算することにより前記異常画素を検知することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
- 前記変換手段によって変換され、画像メモリに蓄積された画像データを複数のレベルに量子化する量子化手段を更に備え、
前記補正手段は、前記量子化手段により量子化された画像データの各画素レベルを副走査方向に累積加算することにより前記異常画素を検知することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。 - 原稿が原稿台上に存在することを検知する原稿検知手段と、
前記原稿検知手段により原稿の存在を検知した場合に、前記変換手段によって変換された原稿の画像データを画像メモリの予め定めたアドレスに転送する第1のデータ転送制御手段と、
前記原稿検知手段により原稿の存在を検知していない場合に、前記変換手段から出力された異常画素検知用の画像データを前記画像メモリの前記アドレスとは異なる予め定めたアドレスに転送する第2のデータ転送制御手段と、
を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。 - 自動的に搬送される原稿を予め設定された読取解像度で読み取って前記原稿の画像データを出力する画像読取装置の制御方法であって、
原稿がある状態での、或いは原稿がない状態での反射光に従って、前記読取解像度に応じた解像度の画像データを出力する画像読取工程と、
前記読取解像度が異常画素検知用の解像度よりも高い場合に、前記読取解像度に応じた解像度の画像データを前記異常画素検知用の解像度の画像データに変換する変換工程と、
前記変換工程にて変換された画像データに従って前記原稿の読取位置に存在する異常画素を検知する検知工程と、
前記画像読取工程にて読み取られた原稿の画像データに含まれる画素のうち、前記検知工程にて検知された異常画素の位置に対応する画素を補正する補正工程と、
を備えることを特徴とする画像読取装置の制御方法。 - 請求項7に記載の画像読取装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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