JP2002185725A - 画像読取装置及び方法 - Google Patents

画像読取装置及び方法

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JP2002185725A
JP2002185725A JP2000380601A JP2000380601A JP2002185725A JP 2002185725 A JP2002185725 A JP 2002185725A JP 2000380601 A JP2000380601 A JP 2000380601A JP 2000380601 A JP2000380601 A JP 2000380601A JP 2002185725 A JP2002185725 A JP 2002185725A
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JP2000380601A
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Kazuhito Ohashi
一仁 大橋
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流し読み時において原稿載置手段上に存する
ゴミ・汚れ等の異常状態に起因する黒スジ等の発生を大
幅に低減し、信頼性の高い画像読取装置及び方法を実現
する。 【解決手段】 本発明の画像読取装置は、原稿台ガラス
107上のゴミを検知する手段520を有し、非原稿読取期間
中にゴミ検知を実施し、連続した原稿読取中はゴミ検知
結果を基にゴミ補正を行い、一連の原稿読取動作の終了
時から次の原稿読取動作の間にはゴミ検知機能を利用し
てゴミの無い位置に流し読み位置を変更するゴミ回避処
理を行い、さらにゴミ回避困難な場合には流し読み自体
を禁止し、光学スキャンによる原稿読み取りに切り換え
る制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取装置及び
方法に関し、特に、リニアイメージセンサを用い、原稿
自動給紙装置の組み合わせにて流し読みを行う場合に適
した画像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、リニアイメージセンサを用い
た画像読取装置、および原稿自動送り装置を使用した画
像読取モードとして、光学系は移動させず、ガラス上を
一定速度で移動する原稿を読み取る通称“流し読み”と
いわれるモードがある。
【0003】この“流し読みモード”とは、画像読取装
置側は原稿台ガラスの所定の位置を読み取るべくミラー
を移動し、そのままの状態で、原稿自動送り装置側で、
原稿を一定速度で移動させながら、原稿を読み取るとい
うモードである。この際、画像読取装置側が読み取って
いる原稿台ガラス上の位置を“流し読み位置”と呼び、
図10の破線に示すように一定の位置となる。一方、原
稿は原稿自動送り装置により、図10の矢印に示す向き
に移動する。
【0004】この流し読みモードでは、原稿をただ一定
方向に移動するだけで良いので、大量の原稿を連続して
読み取る場合に、原稿と原稿の間の時間が、スキャン動
作にくらべて短いというメリットがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この流し読
みモードの場合、図10に示すように、原稿を載置する
原稿台ガラスの流し読み位置にゴミ、汚れ等があると、
読取画像302の対応する主走査位置に黒スジ303が
発生してしまうという問題がある。
【0006】これまで、この問題を解決する方法として
は、原稿台ガラス面を清掃することしかなかった。
【0007】そこで本発明は、流し読み時において原稿
載置手段上に存するゴミ・汚れ等の異常状態に起因する
黒スジ等の発生を大幅に低減し、信頼性の高い画像読取
装置及び方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題を解
決するため、以下の態様を具備する。
【0009】本発明の画像読取装置は、原稿を露光する
露光手段と、前記露光手段と原稿との間に位置し、原稿
を密着させる原稿載置手段と、前記露光手段の少なくと
も一部を移動させ、前記原稿載置手段上の読取位置を決
定して停止させる移動手段と、前記露光手段に対して原
稿を前記原稿載置手段上で相対的に移動させる原稿搬送
手段と、前記原稿搬送手段により原稿を移動させながら
露光された画像光を読み取る画像読取手段と、前記画像
読取手段から出力される画像信号により、前記原稿載置
手段上における異常状態を検知する異常検知手段と、前
記異常検知手段の検知結果に基づき、前記異常状態の検
出された画素アドレスに対応した画像信号を周囲の画像
信号で置き換えることにより、画像信号を補正する補正
手段と、原稿読取動作の開始時及び/又は終了時に、前
記異常検知手段による検知を行い、その結果に応じて前
記移動手段を制御し、前記異常状態の存しない位置で前
記露光手段の少なくとも一部を停止させる異常回避手段
とを備えることを特徴とする。
【0010】本発明の画像読取装置の一態様では、複数
の原稿を連続して読み取る場合に、隣接する原稿間に存
する非有効画像区間で前記異常検知手段による検知を行
い、その結果に応じて前記補正手段による補正処理を行
う。
【0011】本発明の画像読取装置の一態様では、前記
異常回避手段による異常回避が不可能と判定された場合
に、その旨を含む所定の表示を行う表示手段を更に備え
る。
【0012】本発明の画像読取装置の一態様では、前記
異常回避手段による異常回避が不可能と判定された場合
に、前記原稿搬送手段の駆動を停止し、原稿を前記原稿
載置手段上で移動させることなく前記露光手段により照
射光を原稿に対して走査して原稿を読み取る制御に切り
替える切替手段を更に備える。
【0013】本発明の画像読取装置の一態様では、前記
異常回避手段による異常回避が不可能と判定された場合
において、強制的に前記異常回避手段を駆動させる強制
駆動手段を更に備える。
【0014】本発明の画像読取装置の一態様では、前記
異常回避手段は、前記露光手段の更に一部も含めて前記
異常状態の存しない位置に停止させる。
【0015】本発明の画像読取装置は、原稿を露光する
露光手段と、原稿が載置され、原稿面に光が照射される
際に照射光の通過部位となる原稿載置面における異常状
態を検知する異常検知手段と、前記異常検知手段の検知
結果に基づき、前記異常状態の検出された画素アドレス
に対応した画像信号を周囲の画像信号で置き換えること
により、画像信号を補正する補正手段と、原稿読取動作
の開始時及び/又は終了時に、前記異常検知手段による
検知を行い、その結果に応じて前記異常状態の存しない
位置で露光するように、前記露光手段の少なくとも一部
を移動させる異常回避手段とを備えることを特徴とす
る。
【0016】本発明の画像読取装置の一態様では、複数
の原稿を連続して読み取る場合に、隣接する原稿間に存
する非有効画像区間で前記異常検知手段による検知を行
い、その結果に応じて前記補正手段による補正処理を行
う。
【0017】本発明の画像読取装置の一態様では、前記
異常回避手段による異常回避が不可能と判定された場合
に、その旨を含む所定の表示を行う表示手段を更に備え
る。
【0018】本発明の画像読取装置の一態様では、前記
異常回避手段による異常回避が不可能と判定された場合
に、原稿の搬送を停止し、原稿を前記原稿載置面上で移
動させることなく前記露光手段により照射光を原稿に対
して走査して原稿を読み取る制御に切り替える切替手段
を更に備える。
【0019】本発明の画像読取装置の一態様では、前記
異常回避手段による異常回避が不可能と判定された場合
において、強制的に前記異常回避手段を駆動させる強制
駆動手段を更に備える。
【0020】本発明の画像読取装置の一態様では、前記
異常回避手段は、前記露光手段の更に一部も含めて前記
異常状態の存しない位置に停止させる。
【0021】本発明の画像読取方法は、露光手段により
原稿面に光を照射して原稿画像を読み取る画像読取方法
であって、原稿が載置され、原稿面に光が照射される際
に照射光の通過部位となる原稿載置面における異常状態
を検知するに際して、前記異常検知結果に基づき、前記
異常状態の検出された画素アドレスに対応した画像信号
を周囲の画像信号で置き換えることにより、画像信号を
補正し、原稿読取動作の開始時及び/又は終了時に、前
記異常検知を行い、その結果に応じて前記異常状態の存
しない位置で露光するように、前記露光手段の少なくと
も一部を移動させる異常回避を行うことを特徴とする。
【0022】本発明の画像読取方法の一態様では、複数
の原稿を連続して読み取る場合に、隣接する原稿間に存
する非有効画像区間で前記異常検知を行い、その結果に
応じて前記補正処理を行う。
【0023】本発明の画像読取方法の一態様では、前記
異常回避が不可能と判定された場合に、その旨を含む所
定の表示を行う。
【0024】本発明の画像読取方法の一態様では、前記
異常回避が不可能と判定された場合に、原稿の搬送を停
止し、原稿を前記原稿載置面上で移動させることなく前
記露光手段により照射光を原稿に対して走査して原稿を
読み取る制御に切り替える。
【0025】本発明の画像読取方法の一態様では、前記
異常回避が不可能と判定された場合において、強制的に
前記異常回避を行う。
【0026】本発明の画像読取方法の一態様では、前記
異常回避に際して、前記露光手段の更に一部も含めて前
記異常状態の存しない位置に停止させる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した好適な実
施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態によるリニアイメージセンサを用い
た画像読取装置の主要構成を示す概略図である。図1に
おいて、101は原稿照明ランプ、102〜104はそれぞれ第
1〜3ミラー、105はレンズ、106はリニアイメージセン
サ、107は原稿台ガラス、108は原稿、109はシェーディ
ング補正用の基準となる白色板である。
【0028】この画像読取装置では、第1〜3ミラーお
よび照明ランプが、図中の矢印方向(副走査スキャン方
向)に示すように移動することで光学的なスキャンを行
い、原稿108を2次元的に読み取ることができる。
【0029】図2は、図1の画像読取装置に原稿自動送
り装置を取り付けた場合の構成例を示す概略図である。
原稿自動送り装置は、原稿201を1枚ずつ画像読取装置の
原稿台ガラスへ送る装置であり、駆動ローラ203で原稿
自動送り用搬送ベルト202を回転させて原稿を搬送す
る。
【0030】本実施形態の画像読取装置は、原稿台ガラ
ス上のゴミを検知する手段を有し、非原稿読取期間中に
ゴミ検知を実施し、連続した原稿読取り中はゴミ検知結
果を基にゴミ補正を行い、一連の原稿読取動作の終了時
から次の原稿読取動作の間にはゴミ検地機能を利用して
ゴミの無い位置に流し読み位置を変更するゴミ回避処理
を行い、さらにゴミ回避困難な場合には流し読み自体を
禁止し、光学スキャンによる原稿読取りに切り換える制
御を行うものである。
【0031】図3は、本実施形態によるゴミ検知、ゴミ
補正、ゴミ回避等の制御例を示す模式図である。図3
(a)〜図3(c)において、原稿5枚を読み取る画像
読取動作において、各原稿間の非原稿読取区間にガラス
上のゴミ検知処理(詳細は後述)を実行する。そしてゴ
ミ検知の結果、ゴミ有りとなった場合、次の原稿読取り
に対してゴミ補正処理(詳細は後述)を実施する。ここ
までは図3(a)〜図3(c)のすべてについて同じで
ある。
【0032】図3(a)では、原稿読取りJOBの開始
時にゴミ検知を行い、予めゴミの検知されない流し読み
位置にミラー台を移動する処理を行うことでゴミを回避
する処理を行う。この際、ゴミ回避処理は最大N回まで
(すなわち、流し読み位置を最大N箇所まで変更)で、
N回の回避処理で回避できない場合、すなわち回避不能
と判断した場合には流し読み自体を禁止し、光学スキャ
ンによる通常の原稿読取モードへ自動切り換えする制御
を行う。この場合、流し読み禁止状態(流し読み禁止フ
ラグ)をクリアするための手段(図示せず)により、流
し読み禁止状態をクリアするものとする。
【0033】図3(b)では、原稿読取り動作の終了時
にゴミ検知を行い、ゴミの検知されない流し読み位置に
ミラー台を移動する処理を行うことにより、次回以降の
流し読み時にゴミを発生させないようにする回避処理を
行う。この際、ゴミ回避処理は最大N回まで(すなわ
ち、流し読み位置を最大N箇所まで変更)で、N回の回
避処理で回避できない場合、すなわち回避不能と判断し
た場合には流し読み自体を禁止し、次回以降の原稿の読
み取りは通常の光学スキャンにて行う。この場合も流し
読み禁止状態(流し読み禁止フラグ)をクリアするため
の手段(図示せず)により、流し読み禁止状態をクリア
するものとする。
【0034】図3(c)では、上述の(a),(b)を
組合せたもので、ゴミ回避処理を画像読取り動作の開始
時、終了時のいずれも実施した場合である。
【0035】また、図9は図3の原稿読取り動作中に行
うゴミ補正処理制御の他の例を示す模式図である。図9
(a)では、原稿読取間の非原稿読取期間に行うゴミ検
知の結果を、直前の読取り画像のゴミ補正に使用する制
御を行った場合を示す。さらに、図9(b)では、各原
稿読み取りの前後の両方のゴミ検知結果(ゴミ検知アド
レス)をゴミ補正に使用した場合の制御を示す。
【0036】以上が本実施形態の概要であるが、以下、
ゴミ検知動作例、ゴミ補正動作例、ゴミ回避処理例につ
いて詳述する。
【0037】ゴミ検知動作:図4はゴミ検地回路の一例
を示す模式図である。図4において、501はリニアイメ
ージセンサ、502はアンプ、503はA/D変換器、504はシェ
ーディング補正回路、520はゴミ検知回路部を示し、505
はフィルタ、506は2値化回路、507は加算回路、508は
ラインメモリ、509はコンパレータ、510はAND回路、511
はゴミ検知結果保持回路、512はCPUである。
【0038】次に、ゴミ検知回路部520の動作について
説明する。フィルタ回路505は、シェーディング補正後
の画像信号に対して高周波成分を強調する等の処理を行
い、2値化回路506でゴミの影響(黒スジ)を検知しや
すくするための前処理を行う。
【0039】図5(a)には、このようにして原稿読取
間に原稿自動送り用ベルトの白色面を読み取り、2値化
された状態を示す。図示のように、原稿台ガラス上のゴ
ミ等の影響は2値化後も黒スジになって現れる。一方、
まばらな黒点になっているのは原稿自動送り用ベルトの
白色面に付着したゴミ、汚れの影響である。次に加算回
路507、ラインメモリ508により、所定のライン分だけ主
走査の同一アドレスの2値化画像信号が累積加算する
(以後、この動作をサンプリング加算と呼ぶ)。
【0040】図5(b)には、このサンプリング加算の
結果得られる、各主走査位置に対する黒画素率の結果を
示す。図示のように、黒線が発生した位置では、黒画素
率が100%となる。一方、原稿自動送り用ベルトの白色面
に付着したゴミ、汚れの影響は、低い黒画素率になる。
したがって、図示のように所定の黒画素率(ゴミ判定レ
ベル)より大きくなる主走査位置をガラス上のゴミ位置
と判定する事が可能である。
【0041】コンパレータ509は、このゴミ判定レベル
に対応した値とサンプリング加算結果を比較し、ゴミ判
定件を行う。510は有効画像区間でのみゴミ判定結果を
有効にし、511は1画素でもこのゴミ判定結果がゴミ有
となった場合にそれを保持するための保持回路である。
CPU512は、ゴミ検知結果保持回路511の出力を見ること
で、ゴミ検知の結果を知ることができる。また、CPU512
は、ラインメモリ508を見ることもでき、格納されてい
るデータをゴミ判定レベルと比較することで、ゴミを検
知した主走査アドレスを得ることも可能であり、後述の
ゴミ検知画素のアドレスとして使用する。
【0042】ゴミ補正動作:図6は、ゴミ検知およびゴ
ミ補正回路の構成例を示す模式図である。図6におい
て、501はリニアイメージセンサ、502はアンプ、503はA
/D変換器、520はゴミ検知回路部、701は画像メモリ、70
2はCPUである。ゴミ検知は前述の動作と同じなので、説
明はしない。図6においてはシェーディング補正後の原
稿を読取った画像データは画像メモリ701に格納され、C
PU702によりゴミ検知された主走査アドレスの画素に対
して、ゴミ補正が実施される。
【0043】ゴミ補正処理は、補正対象となった画素を
周囲の画素で補間もしくは置き換える事で実現される。
【0044】図7はこのゴミ補正の動作例を示す模式図
である。図7において、ゴミ検知回路520で検知された
ゴミ検知画素に対して、左右各1画素を追加したゴミ補
正領域の画素について左右のA,Bの画素データで補
間、もしくは置き換える場合の動作である。図7(a)
ではゴミ検知画素が1画素の場合、図7(b)では2画
素の場合を示す。このような補正処理はこれら以外にも
様々な方法が考えられ、またCPUでなくともロジック回
路にても構成可能である。
【0045】ゴミ回避処理:ゴミ回避処理は、流し読み
位置をズラしながらゴミ検知を行い、ゴミの無い流し読
み位置を探す動作を行う。
【0046】図8は、ゴミ回避処理の様子を示す模式図
である。図8では流し読み位置がP0〜P7の計7箇所
存在し、P0、P1、P2でゴミを検知した場合、残り
のP3〜P7のいずれかをその後の流し読み位置とす
る。
【0047】但し、ゴミ等の影響を確実に回避するた
め、P3のようにゴミの検知された流し読み位置に隣接
する位置は避ける。具体的には、当該流し読み位置をふ
くめ隣接する流し読み位置でもゴミ検知されない流し読
み位置をゴミ回避可能な流し読み位置として取り扱えば
よい。
【0048】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、流し読み時において原稿台ガラス上に存するゴミ・
汚れ等の異常状態に起因する黒スジ等の発生を大幅に低
減し、信頼性の高い画像読取装置及び方法を実現するこ
とができる。
【0049】ここで、上述した実施形態の画像読取装置
の各機能を実現するため、各種のデバイスを動作させる
ように、前記各種デバイスと接続された装置あるいはシ
ステム内のコンピュータに対し、各実施形態の機能を実
現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給
し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPU
あるいはMPU)に格納されたプログラムに従って前記
各種デバイスを動作させることによって実施したもの
も、本発明の範疇に含まれる。
【0050】また、この場合、上記ソフトウェアのプロ
グラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコード自体、およびそのプ
ログラムコードをコンピュータに供給するための手段、
例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本
発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記
憶媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、R
OM等を用いることができる。
【0051】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、上述の実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコン
ピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティング
システム)あるいは他のアプリケーションソフト等の共
同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかか
るプログラムコードは本発明の実施形態に含まれること
は言うまでもない。
【0052】更に、供給されたプログラムコードがコン
ピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された
機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、その
プログラムの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能
拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部また
は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機
能が実現される場合にも本発明に含まれる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、流し読み時において原
稿載置手段上に存するゴミ・汚れ等の異常状態に起因す
る黒スジ等の発生を大幅に低減し、信頼性の高い画像読
取装置及び方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態によるリニアイメージセンサを用い
た画像読取装置の主要構成を示す概略図である。
【図2】本実施形態による画像読取装置に原稿自動送り
装置を取り付けた場合の構成例を示す概略図である。
【図3】本実施形態によるゴミ検知、ゴミ補正、ゴミ回
避等の制御例を示す模式図である。
【図4】ゴミ検地回路の一例を示す模式図である。
【図5】原稿読取間に原稿自動送り用ベルトの白色面を
読み取り、2値化された状態およびサンプリング加算の
結果得られる、各主走査位置に対する黒画素率の結果を
示す模式図である。
【図6】ゴミ検知およびゴミ補正回路の構成例を示す模
式図である。
【図7】ゴミ補正の動作例を示す模式図である。
【図8】ゴミ回避処理の様子を示す模式図である。
【図9】原稿読取り動作中に行うゴミ補正処理制御の他
の例を示す模式図である。
【図10】原稿台ガラス上のごみ等の流し読みへの影響
を示す模式図である。
【符号の説明】
101原稿照明ランプ 102〜104 第1〜3ミラー 105レンズ 106リニアイメージセンサ 107原稿台ガラス 108原稿 109シェーディング補正用の基準となる白色板 201 原稿 202 原稿自動送り用搬送ベルト 203 駆動ローラ 501リニアイメージセンサ 502アンプ 503A/D変換器 504シェーディング補正回路 505フィルタ 5062値化回路 507加算回路 508ラインメモリ 509コンパレータ 510AND回路 511ゴミ検知結果保持回路 512CPU 520 ゴミ検知回路部 701画像メモリ 702CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H076 AA58 BA05 BA22 BA71 BA95 BA96 5B047 AA01 BA02 CA02 CA07 CB22 DA06 5C072 AA01 LA02 MB01 MB04 NA01 RA04 5C077 LL02 MM03 PP05 PP15 PP43 RR20

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を露光する露光手段と、 前記露光手段と原稿との間に位置し、原稿を密着させる
    原稿載置手段と、 前記露光手段の少なくとも一部を移動させ、前記原稿載
    置手段上の読取位置を決定して停止させる移動手段と、 前記露光手段に対して原稿を前記原稿載置手段上で相対
    的に移動させる原稿搬送手段と、 前記原稿搬送手段により原稿を移動させながら露光され
    た画像光を読み取る画像読取手段と、 前記画像読取手段から出力される画像信号により、前記
    原稿載置手段上における異常状態を検知する異常検知手
    段と、 前記異常検知手段の検知結果に基づき、前記異常状態の
    検出された画素アドレスに対応した画像信号を周囲の画
    像信号で置き換えることにより、画像信号を補正する補
    正手段と、 原稿読取動作の開始時及び/又は終了時に、前記異常検
    知手段による検知を行い、その結果に応じて前記移動手
    段を制御し、前記異常状態の存しない位置で前記露光手
    段の少なくとも一部を停止させる異常回避手段とを備え
    ることを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 複数の原稿を連続して読み取る場合に、
    隣接する原稿間に存する非有効画像区間で前記異常検知
    手段による検知を行い、その結果に応じて前記補正手段
    による補正処理を行うことを特徴とする請求項1に記載
    の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記異常回避手段による異常回避が不可
    能と判定された場合に、その旨を含む所定の表示を行う
    表示手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は2
    に記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記異常回避手段による異常回避が不可
    能と判定された場合に、前記原稿搬送手段の駆動を停止
    し、原稿を前記原稿載置手段上で移動させることなく前
    記露光手段により照射光を原稿に対して走査して原稿を
    読み取る制御に切り替える切替手段を更に備えることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像読
    取装置。
  5. 【請求項5】 前記異常回避手段による異常回避が不可
    能と判定された場合において、強制的に前記異常回避手
    段を駆動させる強制駆動手段を更に備えることを特徴と
    する請求項2又は3に記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記異常回避手段は、前記露光手段の更
    に一部も含めて前記異常状態の存しない位置に停止させ
    ることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載
    の画像読取装置。
  7. 【請求項7】 原稿を露光する露光手段と、 原稿が載置され、原稿面に光が照射される際に照射光の
    通過部位となる原稿載置面における異常状態を検知する
    異常検知手段と、 前記異常検知手段の検知結果に基づき、前記異常状態の
    検出された画素アドレスに対応した画像信号を周囲の画
    像信号で置き換えることにより、画像信号を補正する補
    正手段と、 原稿読取動作の開始時及び/又は終了時に、前記異常検
    知手段による検知を行い、その結果に応じて前記異常状
    態の存しない位置で露光するように、前記露光手段の少
    なくとも一部を移動させる異常回避手段とを備えること
    を特徴とする画像読取装置。
  8. 【請求項8】 複数の原稿を連続して読み取る場合に、
    隣接する原稿間に存する非有効画像区間で前記異常検知
    手段による検知を行い、その結果に応じて前記補正手段
    による補正処理を行うことを特徴とする請求項7に記載
    の画像読取装置。
  9. 【請求項9】 前記異常回避手段による異常回避が不可
    能と判定された場合に、その旨を含む所定の表示を行う
    表示手段を更に備えることを特徴とする請求項7又は8
    に記載の画像読取装置。
  10. 【請求項10】 前記異常回避手段による異常回避が不
    可能と判定された場合に、原稿の搬送を停止し、原稿を
    前記原稿載置面上で移動させることなく前記露光手段に
    より照射光を原稿に対して走査して原稿を読み取る制御
    に切り替える切替手段を更に備えることを特徴とする請
    求項7〜9のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  11. 【請求項11】 前記異常回避手段による異常回避が不
    可能と判定された場合において、強制的に前記異常回避
    手段を駆動させる強制駆動手段を更に備えることを特徴
    とする請求項8又は9に記載の画像読取装置。
  12. 【請求項12】 前記異常回避手段は、前記露光手段の
    更に一部も含めて前記異常状態の存しない位置に停止さ
    せることを特徴とする請求項7〜11のいずれか1項に
    記載の画像読取装置。
  13. 【請求項13】 露光手段により原稿面に光を照射して
    原稿画像を読み取る画像読取方法であって、 原稿が載置され、原稿面に光が照射される際に照射光の
    通過部位となる原稿載置面における異常状態を検知する
    に際して、 前記異常検知結果に基づき、前記異常状態の検出された
    画素アドレスに対応した画像信号を周囲の画像信号で置
    き換えることにより、画像信号を補正し、 原稿読取動作の開始時及び/又は終了時に、前記異常検
    知を行い、その結果に応じて前記異常状態の存しない位
    置で露光するように、前記露光手段の少なくとも一部を
    移動させる異常回避を行うことを特徴とする画像読取方
    法。
  14. 【請求項14】 複数の原稿を連続して読み取る場合
    に、隣接する原稿間に存する非有効画像区間で前記異常
    検知を行い、その結果に応じて前記補正処理を行うこと
    を特徴とする請求項13に記載の画像読取方法。
  15. 【請求項15】 前記異常回避が不可能と判定された場
    合に、その旨を含む所定の表示を行うことを特徴とする
    請求項13又は14に記載の画像読取方法。
  16. 【請求項16】 前記異常回避が不可能と判定された場
    合に、原稿の搬送を停止し、原稿を前記原稿載置面上で
    移動させることなく前記露光手段により照射光を原稿に
    対して走査して原稿を読み取る制御に切り替えることを
    特徴とする請求項13〜15のいずれか1項に記載の画
    像読取方法。
  17. 【請求項17】 前記異常回避が不可能と判定された場
    合において、強制的に前記異常回避を行うことを特徴と
    する請求項13又は14に記載の画像読取方法。
  18. 【請求項18】 前記異常回避に際して、前記露光手段
    の更に一部も含めて前記異常状態の存しない位置に停止
    させることを特徴とする請求項13〜17のいずれか1
    項に記載の画像読取方法。
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