JP4094938B2 - 画像処理装置、原稿読み取り装置、画像形成装置及び画像形成システム - Google Patents

画像処理装置、原稿読み取り装置、画像形成装置及び画像形成システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、原稿を読み取ることにより得られた読み取りデータに対して所定の処理を行う画像処理装置、この画像処理装置を備えた原稿読み取り装置、この原稿読み取り装置を備えたディジタル複写機、ファクシミリ、デジタル複合機などの画像形成装置、及び、前記原稿読み取り装置とディジタル複写機、ファクシミリ、デジタル複合機などの画像形成装置とからなる画像形成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ディジタル複写機、ファクシミリ、スキャナあるいはこれらの複合機のような画像形成装置において、原稿の画像を読み取る原稿読み取り装置として、原稿読み取り位置に対して、原稿を副走査方向に搬送し、画像読み取り位置を通過する原稿の画像を読み取るシートスルースドキュメントフィーダ(以下、ドキュメントフィーダをDFと称する)を用いたシートスルースキャン方式の原稿読み取り装置が広く使用されている。シートスルーDFは、ランプと集光体(追随してミラー)を原稿面に移動させることで原稿面を読み取る従来のドキュメントフィーダ方式と異なり、ランプと集光体、ミラーは止めておき、ランプを光らせ、原稿を移動させることで原稿面を読み取る方式である。シートスルーDFは、メカ的にドキュメントフィーダ部の構造が簡単になるので利点もあるが、画質として問題になることがある。
【0003】
すなわち、読み取り面にゴミ、傷等があると、黒く点状の汚れとなり画質が劣化するが、シートスルーDFの場合、原稿が移動するため、原稿読み取り位置にゴミ、傷があったとすると黒くスジが残るという現象となり画質劣化が著しい。
【0004】
これを防ぐための技術も例えば、特許文献1および2などに提案されている。特許文献1では、DFの読み取りデータを1ライン分メモリに蓄え、黒(ゴミ)を検出した場合、CCDの読み取り位置を黒を検出しなくなるまでずらすというものである。追加する回路は特に必要無いが、読み取り位置(ミラーの位置)を調整する必要があるので、光学系のばらつきが大きくなり(ランプ光量等)、スキャナ特性を犠牲にする方式となっている。メカ的な機構が必要無く実現性の高い方式が特許文献2となる。これは、原稿が挿入される前のデータを1ライン以上読み取り、ゴミがあるか無いかを検知して、ゴミがあった場合にはその座標値を記憶し、実際に原稿読み取り時には、ゴミ座標の読み取り値は使わずに、周辺の画素データに置き換えることを行う。さらに、原稿挿入時の先頭データと原稿排出時の後端データを見て、補正のオン/オフを切り替えることまで行っている。この方式だと、本来なら補正しなくて良い原稿の裏側のゴミに対して補正をオフすることができてかなり完成度が高い。
【0005】
以下、図面を参照し、従来技術を具体的に説明する。図1及び図2は上記特許文献2に開示されたシートスルーDFを備えた原稿読み取り装置の概略構成を示す図である。この原稿読み取り装置はディジタル複写機上に設置されている。
【0006】
シートスルーDF1は、原稿テーブル2に積載された原稿50を給紙ローラ3によって1枚ずつ読み取り位置52(図2参照)まで搬送する。原稿50が読み取り位置52に搬送される前に、レジストスイッチ4及びレジストローラ5によって、原稿50の斜め送りを規制して原稿50の先端が整えられる。搬送中の原稿50の画像先端のタイミングはタイミングスイッチ6によって決められ、タイミングスイッチ6からの信号は、ディジタル複写機200の内部にあるCPU304(図3参照)に情報として送られる。図1において、9が第1ミラー、7は第2ミラー、8は第3ミラー、10はレンズ系、11はCCDで構成された撮像素子である。
【0007】
シートスルーDF1の読み取り部は、図2に示すように、給紙ローラ3と分離コロ21が原稿テーブル2上に積載された原稿50の束から1枚ずつ搬送するようになっている。タイミングスイッチ6は、原稿の先端を検知し、搬送される原稿50の読み取りタイミングを調整する。予め設定された読み取り位置52で原稿50は原稿押さえ板23に押えられた形で読み取りを行い、ディジタル複写機200内のCPU304のメモリ(図示しない)に記憶される。撮像素子11による原稿50の読み取りが終わると、上排出ローラ24、下排出ローラ25が回動し、シートスルーDF1の排紙トレイ102に読み取られた原稿50を排出する。その後は、順次原稿テーブル2上の原稿50の読み取りが行われる。図2において、26は白色基準板、28は原稿50の読み取りのためのランプ、29はコンタクトガラスである。また、Dは第1ミラー9の移動量を示し、D/2は第1ミラー9の移動量Dに対する第2ミラー7の移動量を示している。
【0008】
図3は上述したような原稿読み取り装置付のディジタル複写機の主要構成を示すブロック図で、シートスルーDF1により原稿50をスキャナ301にて読み取り、IPU302内で一連の画像処理を行い、プリンタ303に画像データを出力し、紙排出が行われる。IPU302内の画像処理に必要なパラメータはCPU304により設定が行われる。
【0009】
IPU302から本発明に関連する部分のみ取り出したものを図4に示す。図4は図3のIPU302内に構成される補正処理手段の基本的な構成を説明するためのブロック図である。すなわち、補正処理手段は、ゴミ検出及びたてスジ補正部401、シェーディング補正部402、像域分離用ラインディレイ部403、像域分離部404、フィルタ及びスキャナガンマ部405とから構成されている。そして、スキャナ301からの読み取りデータが、ゴミ検出及びたてスジ補正部401、シェーディング補正部402、フィルタ及びスキャナガンマ部405の順に処理される。それと平行に像域分離部404があり、フィルタ処理以降の画像処理を文字領域か写真領域か等で切り替えを行っている。像域分離部404は複数ラインの画像データから判定を行うので、像域分離の結果と画像処理の結果のライン同期合わせが必要になってくる。それを行うのが像域分離用ラインディレイ403である。
【0010】
このような基本構成におけるゴミ検出及びたてスジ補正部401の基本的な細部は図5に示すような構成になる。図5は図4のゴミ検出及びたてスジ補正部の基本的な構成を示すブロック図である。ゴミ検出及びたてスジ補正部401は大きく分けて2つの構成からなり、その一つはゴミがあるかどうか検出するゴミ検出回路501であり、もう一つはゴミがあった場合に周辺画像を使って補間処理を行うたてスジ補正回路503である。また、ゴミ検出結果を蓄えるための1ラインメモリ502が設けられており、ライト制御はゴミ検出回路501が行い、リード制御としてはたてスジ補正回路503が行うようになっている。
【0011】
ゴミ検出回路501とたてスジ補正回路502の具体例を図6及び図7に示す。図6は図5のゴミ検出及びたてスジ補正部を白黒複写機に適用した場合の構成を示すブロック図、図7は図5のゴミ検出及びたてスジ補正部をカラー複写機に適用した場合の構成を示すブロック図である。
【0012】
ゴミを検出する方法としては幾つかあるが、白黒複写機の場合は2値化することで、カラー複写機の場合はレッド(R)信号、グリーン(G)信号及びブラック(B)信号の3つの信号を独立に2値化し、RGBそれぞれの結果のオアをとることで、1画素あたり1ビットにてゴミオン/オフフラグをたてるようにしている。したがって、白黒複写機の場合は、ゴミ検出回路501は2値化回路501aを備え、たてスジ補正回路503は補間処理回路503aを備えている。一方、カラー複写機の場合は、ゴミ検出回路501はR信号線、G信号線、B信号線にそれぞれ接続された2値化回路501r、501g、501bを備えるとともに、これら3つの2値化回路501r、501g、501bのオアをとるオア回路501oを有している。また、たてスジ補正回路503はR信号線、G信号線、B信号線にそれぞれ接続された補間処理回路503r、503g、503bを備えている。
【0013】
2値化する方式としては幾つか考えられるが、方式に特に限定は無い。単純2値化の一例を図8に示す。シートスルーDF1に原稿50が挿入されない状態で読み取りを行うと、ほとんど白データを読むことになるが、ところどころ黒があると図8のようにスレッシュを切ることになる。これをゴミとして1ラインメモリ502に蓄える。その後、原稿読み取りを開始するが、それと同時に1ラインメモリ502からゴミデータを読み出し、たてスジ補正処理を行う。補正処理として隣の画像データをそのまま使う、周辺数画素を使って補間処理(重みを持たせる)を行う等いくつか考えられるが、方式に特に限定は無い。図9に一例を示す。すなわち、入力画像データのXがゴミデータを示し、隣接2画素を使って補間処理を行っている。例えば1/2(1,1)という補間処理を行うとすると、右隣りの画像データがDr=100、左隣りの画像データがDl=50だった場合、DO=1/2(100+50)=75となる。
【0014】
【特許文献1】
特開2000−196814号公報
【0015】
【特許文献2】
特開2000−310820号公報
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、後者の方式だと、原稿挿入口付近にゴミがある場合のみしか検知できず、例えばシェーディング用の白基準板上にゴミがついた場合とか、ランプ、ミラー等の光源体にゴミが付着した場合等を検知することができなかった。
【0017】
本発明はこのような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、DFにメカ的な追加機構を必要とすることなく、ゴミがある場所を特定することができる画像処理装置、原稿読み取り装置、画像形成装置及び画像形成システムを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、第1の手段は、シートスルー方式で原稿を読み取り、読み取った画像情報をディジタル変換する原稿読み取り装置側から出力される読み取りデータを少なくとも1ライン記憶するメモリ手段と、前記読み取りデータに対してシェーディング補正を行うシェーディング補正手段と、前記読み取りデータに対して像域分離用ラインディレイを行うラインディレイ手段とを備えた画像処理装置において、前記メモリ手段の読み出しデータからのゴミ検出信号、前記シェーディング補正手段の補正テーブルデータからのシェーディングエラー信号、及び前記ラインディレイ手段の読み出しデータからの画像エラー信号の三者の検出結果に基づいて前記原稿読み取り装置の読み取り部における塵埃類の付着位置および/またはキズの位置を、原稿押さえ部、読み取り窓、集光体、及び基準白板のいずれかに特定する位置検知手段を備えていることを特徴とする。
【0019】
第1の手段では、特別な機構を導入したり付加することなく、画像処理装置だけで原稿読み取り装置の読み取り部における塵埃類の付着位置および/またはキズの位置を特定することができる。
【0020】
第2の手段は、第1の手段において、前記読み取りデータに補正を加えることにより前記塵埃類および/またはキズに起因するたてスジを補正する補正手段と、前記メモリ手段の読み出しデータ、前記シェーディング補正手段の補正テーブルデータ、及び前記ラインディレイ手段の読み出しデータに基づいて前記補正手段への切り替えの是非を決定する制御手段とをさらに備えていることを特徴とする。
【0021】
第3の手段は、第2の手段において、前記制御手段は、前記塵埃類および/またはキズのデータが含まれないデータを有効としたとき、前記メモリ手段の読み出しデータと前記ラインディレイ手段の読み出しデータとが有効の場合、前記テーブルデータの読み出しデータのみ有効の場合、前記メモリ手段の読み出しデータと前記テーブルデータの読み出しデータとが有効な場合、前記メモリ手段の読み出しデータと前記ラインディレイ手段の読み出しデータと前記テーブルデータの読み出しデータとが共に有効な場合に、補正を行うことを特徴とする。
【0022】
第2及び第3の手段では、たてスジ補正を行うか否かを、制御手段がメモリ手段の読み出しデータ、シェーディング補正手段の補正テーブルデータ、及びラインディレイ手段の読み出しデータに基づいて決定するので、ソフト的に処理することが可能となる。
【0023】
第4の手段は、原稿搬送手段と、原稿をシートスルーで読み取る光学読み取り手段と、第1ないし第3の手段に係る画像処理装置とを含んで原稿読み取り装置を構成したことを特徴とする。
【0024】
第4の手段では、原稿読み取り装置に第1ないし第3の手段に係る画像処理装置を搭載するので、原稿読み取り装置側でたてスジ補正に関する処理を完結させることができる。
【0025】
第5の手段は、第4の手段において、表示手段をさらに備え、前記検知手段は、前記検知手段によって特定された読み取り部における塵埃類の付着位置および/またはキズの位置を表示させることを特徴とする。
【0026】
第6の手段は、第5の手段において、前記検知手段は、前記読み取り部における塵埃類の付着位置および/またはキズの位置の表示に加え、メンテナンスを促す表示を行うことを特徴とする請求項5記載の原稿読み取り装置。
【0027】
第5及び第6の手段では、読み取り部における塵埃類の付着位置および/またはキズの位置を原稿読み取り装置に表示させることにより、前記位置がユーザに明確に分かるとともに、メンテナンスを促す表示を行うことにより、ユーザによる清掃作業が簡単かつ的確に行うことができ、使用性の向上を図ることができる。
【0028】
第7の手段は、記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、第4ないし第6の手段に係る原稿読み取り装置とを含んで画像形成装置を構成したことを特徴とする。
【0029】
第7の手段では、画像形成装置に付設または一体に設けられた原稿読み取り装置で原稿読み取り装置側でたてスジ補正に関する処理を完結させることができる。
【0030】
第8の手段は、第7の手段において、表示手段をさらに備え、前記検知手段は、前記検知手段によって特定された読み取り部における塵埃類の付着位置および/またはキズの位置を表示させることを特徴とする。
【0031】
第9の手段は、第8の手段において、前記検知手段は、前記読み取り部における塵埃類の付着位置および/またはキズの位置の表示に加え、メンテナンスを促す表示を行うことを特徴とする。
【0032】
第8及び第9の手段では、読み取り部における塵埃類の付着位置および/またはキズの位置を画像形成装置に表示させることにより、前記位置がユーザに明確に分かるとともに、メンテナンスを促す表示を行うことにより、ユーザによる清掃作業が簡単かつ的確に行うことができ、使用性の向上を図ることができる。
【0033】
第10の手段は、記録媒体に画像を形成する画像形成手段を備えた少なくとも1つの画像形成装置と、第4ないし第6の手段に係る原稿読み取り装置とを含んで画像形成システムを構成したことを特徴とする。
【0034】
第10の手段では、1もしくは複数の画像形成装置をシステム中に備えた画像形成装置においても、原稿読み取り装置側でたてスジ補正に関する処理を完結させることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。シートスルーDFを備えた原稿読み取り装置自体及びたてスジ補正など前記図1ないし図9を参照して説明した本実施形態についても同様であるので、重複する説明は省略する。
【0036】
前述の図1ないし図9を参照して説明した構成が従来からの原稿読み取り装置および画像処理装置であり、本発明においては、この従来技術を改良し、補正精度の向上を図るとともに、検出された塵埃類やキズが原稿読み取り装置のどこにあるかをオペレータに知らせることができるようにしている。以下、本発明の改良点を図10及び図11により説明する。図10は本発明の一実施の形態に係る補正処理手段の基本的な構成を説明するためのブロック図、図11は図10のゴミ検出部、シェーディング補正部、像域分離用ラインディレイ部およびたてスジ補正部の詳細な構成を示すブロック図である。
【0037】
本発明の実施形態の主要構成は図10に示すように、図4のゴミ検出及びたてスジ補正部401が、ゴミ検出部701とたてスジ補正部702に分かれ、たてスジ補正部702が像域分離用ラインディレイ部403の後段に位置している。そして、たてスジ補正部702に像域分離用ラインディレイ部403からの画像データだけでなく、ゴミ検出部701、シェーディング補正部402、像域分離用ラインディレイ部403からの判定結果も入力されるようになっている。
【0038】
前記たてスジ補正部702の一具体例を図11に示す。図11はカラー複写機におけるたてスジ補正の例であり、図示していないが、白黒複写機の場合は、ゴミ検出部401aの2値化回路が1系統、たてスジ補正部401bの補間処理回路が1系統となる。図11に示すように、ゴミ検出部701は、R信号線、G信号線、B信号線にそれぞれ接続された2値化回路701r,701g,701bと、これら3つの2値化回路701r,701g,701bのオアをとるオア回路701oと、オア回路701oからの信号であるゴミ検出結果を蓄えるための1ラインメモリ502とを備えている。そして1ラインメモリ502からのゴミ検出信号がたてスジ補正部702の判定回路705aに印加されるように接続されている。シェーディング補正部402は、シェーディング補正用テーブルであるシェーディングテーブル402aと、このシェーディングテーブル402aからの信号によりシェーディングエラーがあるか否かを判定する判定回路402bとから構成されている。像域分離用ラインディレイ部403は、ラインディレイメモリ403aとこのメモリ403aからの信号により画像エラー信号の有無を判定する判定回路403bとから構成されている。たてスジ補正部702は、ゴミ検出部701からのゴミ検出信号、シェーディング補正部402からのシェーディングエラー信号、像域分離用ラインディレイ部403からの画像エラー信号を判定する判定回路702aと、R信号線、G信号線、B信号線からの信号に対して補間処理を行う3つの補間処理回路702r,701g,701とから構成されている。このように、従来までは補間処理判定信号としてゴミ検出結果のみを用いていたが、本発明ではゴミ検出結果に、シェーディング補正用テーブルからのシェーディングエラー信号と、像域分離用ラインディレイメモリからの画像エラー信号とがプラスされる。
【0039】
各判定回路の説明の前に、シートスルーDF1の読み取り部の構成とタイミングを図12ないし14により簡単に説明する。図12は原稿読み取り装置の読み取り部周辺の構成を説明するための図、図13は図12におけるゴミの位置を説明するための図、図14はたてスジ補正のタイミングチャートである。シートスルーDF1を使った原稿読み取りシーケンスを図12に従って説明すると、集光体902内のランプ28が点灯し、シェーディング補正のため基準白板903の読み取り位置まで集光体902が移動する。基準白板903の読み取り位置でシェーディング補正用基準白板903の読み取りを行い、その後ホームポジションと呼ばれる原稿読み取り位置に集光体902が移動する。ここでゴミ検出のため原稿挿入前の読み取りを行い、その後、原稿挿入に従い原稿読み取りを行う。原稿読み取りが開始された時点で、有効画像データのスタートを示すFGATE信号がアサートされ、原稿読み取り期間中イネーブルを示す。実際にたてスジ補正に読みこまれる画像データのスタートは、FGATEのアサートから像域分離用ラインディレイ分遅れて入力される。なお、検出できるゴミは当然読み取られる読み取り光路に含まれる部分のものに限られる。
【0040】
従来技術に対して追加された本実施形態における判定回路を簡単に説明する。シェーディングエラーを検出する判定回路402bはシェーディング用の補正テーブルであるシェーディングテーブル402aのデータを用いている。シェーディングテーブル402aはCCD11の感度のばらつき、光量のばらつきを吸収するために、基準となる白板の読み取り値が一定になるよう補正テーブルを作成する。CCD11の感度ばらつき、光量ばらつきがあるのでテーブルの値はすべて同じ値とはならないが、ゴミがあるため光がさえぎられた場合、極端に違う値となるので、判定回路402bはその値を見つけるような2値化回路がシェーディングエラー検知用の判定回路となる。また画像エラー検知用の判定回路403bは、像域分離用ラインディレイ403分のラインメモリ読み出し値を参照し、黒データ(ゴミが存在するため光がさえぎられた場合)の連続量を見て、ほとんどすべて黒データの場合に画像エラー信号を出力する判定回路となる。前記1ラインメモリ701cからのゴミ検出信号、判定回路402bからのシェーディングエラー信号、判定回路403bからの画像エラー信号はそれぞれたてスジ補正部702の判定回路702aに入力され、ここで下記の判定処理が行われる。
【0041】
図13にゴミあるいはキズとして検出可能な位置を示す(以下、“ゴミあるいはキズ”を単に“ゴミ”と省略する)。ゴミ位置としては4ヶ所検出可能で、ゴミ801は原稿押さえ板の読み取り面側についたゴミ、ゴミ802はホームポジションでのコンタクトガラス29上についたゴミ、ゴミ803は集光体(ランプ、リフレクタ、ミラー等)902についたゴミ、ゴミ804は基準白板903の読み取り面側についたゴミをそれぞれ示す。本実施形態における検出信号は3種類あり、各検出信号とゴミ位置の関係を図15の表に示す。
【0042】
図15の各モードの説明を簡単に行う。
【0043】
▲1▼のモードは、どこでもエラー検出がされなかった場合で、ゴミ無しと判断され、たてスジ補正も行わない。
▲2▼のモードは、ゴミ検出したのみでシェーディングエラーと画像エラーは検出されない場合で、そのため原稿押さえ板23にゴミ801があると判断する。ゴミ801の場合、原稿読み取り時原稿によりゴミがさえぎられるためたてスジ補正は行わない。
▲3▼のモードは、シェーディング補正エラーのみ検出され、ゴミ検出と画像エラーは検出されない場合である。そのため基準白板903上のゴミ804と判断する。ゴミ804の場合、画像自体に欠陥は無いが、シェーディング補正結果がおかしくなるため、たてスジ補正は実行する。
▲4▼のモードは、画像エラーのみ検出され、シェーディングエラーと画像エラーは検出されない場合である。これは原稿50上にたて線が存在するための誤検出と判断し、ゴミ無しでたてスジ補正も実行しない。
▲5▼のモードは、ゴミ検出とシェーディングエラーが検出され、画像エラーが検出されない場合である。これは何らかの原因で、原稿読み取り時にゴミが飛んでしまったと判断し、ゴミ無しと判断する。ただし、シェーディング補正結果がおかしくなるためたてスジ補正は実行する。
▲6▼のモードは、ゴミ検出と画像エラーが検出されシェーディングエラーが検出されない場合である。これは原稿読み取り位置52のコンタクトガラス29上にゴミ802があると判断し、たてスジ補正の実行も行う。
▲7▼のモードはシェーディングエラーと画像エラーが検出され、ゴミ検出のみ無い場合で、モードとしてありえないので無視し、たてスジ補正も行わない。
▲8▼のモードは、ゴミ検出、シェーディングエラーそして画像エラーのすべてが検出された場合で、ゴミ803と判断し、たてスジ補正も実行する。
【0044】
たてスジ補正の具体例を図16ないし図22に示す。これらの図では、各判定信号の結果と入力画像データと出力画像データを示しており、各判定信号はゴミ判定有りを「1」で、そしてゴミ無しを「0」で示している。また、出力画像に左右からの矢印がある場合は、隣接画素を使ってのたてスジ補正有りを示している。さらに、図16ないし図22は、図15の表の▲1▼から▲6▼および▲8▼の各モードと対応している。すなわち、図16はゴミがない場合の各判定信号と入出力画像データの関係を示しており、図17は原稿押さえ板23にゴミ801が付着している場合の各判定信号と入出力画像データの関係を示している。図18は基準白板903にゴミ804が付着している場合の各判定信号と入出力画像データの関係を示し、図19はゴミはないが、画像エラー信号がある場合の各判定信号と入出力画像データの関係を示している。更に、図20はゴミはあったが飛んでしまった場合の各判定信号と入出力画像データの関係を示し、図21はコンタクトガラス29の原稿読み取り位置52にゴミ802に付着している場合の各判定信号と入出力画像データの関係を示し、図22は集光体902の部分にゴミ803が付着している場合の各判定信号と入出力画像データの関係を示している。
【0045】
メンテナンスノートの一例を図23〜26に示す。図23から図26まではゴミの1から4までと対応している。3つの検出結果からゴミ1からゴミ4までのゴミ位置を判断し、操作部上にメンテナンスノートを表示させている。対応は上記表を参照のこと。
【0046】
ディジタル複写機200の操作部(図示しない)上に、メンテナンスノートを表示する表示装置を設けることにより、ゴミ、キズの位置を操作部上に表示し、メンテナンス箇所の特定を促すことができる。メンテナンスノートの具体的な表示例を図23ないし図26に示す。なお、前記表示装置は原稿読み取り装置に設けても良い。これらはシステム構成によって適宜設定すればよい。
【0047】
すなわち、メンテナンスノート901は原稿押さえ板23と、原稿の搬送方向である紙送り方向を示す矢印と、DFの原稿読み取り位置52と基準白板903と、集光体902とを図示する部分と、これら図示の部分が何を示しているかを説明する部分と、ゴミ検知位置と対処方法を説明するメッセージ部分とから構成されている。そして、原稿押さえ板23にゴミ801が付着している場合は図23のようなメッセージが、原稿読み取り位置52にゴミ802が付着している場合は図24のようなメッセージが、集光体902にゴミ803が付着している場合は図25のようなメッセージが、基準白板903にゴミ804が付着している場合は図26のようなメッセージが、それぞれ表示される。これにより、オペレータはゴミやキズの発生場所やその除去方法を容易に知ることができる。このような表示処理は図3のCPU304によって容易に行うことができる。
【0048】
このような原稿読み取り装置が設置されるディジタル複写機は、光導電性の感光体ドラムを帯電し、この感光体ドラムに上述した原稿読み取り装置によって読み取られた原稿の画像情報を光書込装置により静電潜像を書込み、形成された静電潜像を現像して可視化し、この可視像を転写紙などの記録材に転写し、定着する構成の従来からある電子写真式のものである。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、メモリ手段の読み出しデータとシェーディング補正手段のテーブルデータとラインディレイ手段の読み出しデータとから、読み取り部における塵埃類の付着位置やキズの位置を特定するようにしたので、機械的な追加機構を用いることなく、また、メモリ容量を増やすことなくゴミやキズの検知精度を向上させることができる。
【0050】
また、ゴミやキズがある場所を特定することができるので、メンテナンスし易い原稿読み取り装置、画像形成装置及び画像形成システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シートスルーDFを備えた原稿読み取り装置の一従来例を説明するための図である。
【図2】図1の原稿読み取り装置における原稿読み取り部の構成を概略的に示す図である。
【図3】原稿読み取り装置を備えたディジタル複写機の主要構成を示すブロック図である。
【図4】図3のIPU内に構成される補正処理手段の基本的な構成を説明するためのブロック図である。
【図5】図4のゴミ検出及びたてスジ補正部の基本的な構成を示すブロック図である。
【図6】図5のゴミ検出及びたてスジ補正部を白黒複写機に適用した場合の構成を示すブロック図である。
【図7】図5のゴミ検出及びたてスジ補正部をカラー複写機に適用した場合の構成を示すブロック図である。
【図8】2値化によりゴミを検出する方式の一例を説明するための図である。
【図9】補間処理によりたてスジ補正処理を行う方式の一例を説明するための図である。
【図10】本発明の一実施の実施の形態に係る補正処理手段の基本的な構成を説明するためのブロック図である。
【図11】図10のゴミ検出部、シェーディング補正部、像域分離用ラインディレイ部およびたてスジ補正部の詳細な構成を示すブロック図である。
【図12】原稿読み取り装置の読み取り部周辺の構成を説明するための図である。
【図13】図12におけるゴミの位置を説明するための図である。
【図14】たてスジ補正のタイミングチャートである。
【図15】検出信号とゴミの位置との関係を示す表である。
【図16】ゴミがない場合の各判定信号と入出力画像データの関係を説明する図である。
【図17】ゴミが原稿押さえ板に付着している場合の各判定信号と入出力画像データの関係を説明する図である。
【図18】ゴミが基準白板に付着している場合の各判定信号と入出力画像データの関係を説明する図である。
【図19】ゴミはないが、画像エラー信号がある場合の各判定信号と入出力画像データの関係を説明する図である。
【図20】ゴミがあったが飛んでしまった場合の各判定信号と入出力画像データの関係を説明する図である。
【図21】ゴミがコンタクトガラスに付着している場合の各判定信号と入出力画像データの関係を説明する図である。
【図22】ゴミが集光体部分に付着している場合の各判定信号と入出力画像データの関係を説明する図である。
【図23】ゴミが原稿押さえ板に付着している場合のメンテナンスノートを示す図である。
【図24】ゴミがコンタクトガラスに付着している場合のメンテナンスノートを示す図である。
【図25】ゴミが集光体部分に付着している場合のメンテナンスノートを示す図である。
【図26】ゴミが基準白板に付着している場合のメンテナンスノートを示す図である。
【符号の説明】
1 シートスルーDF
2 原稿テーブル
11 撮像素子
23 原稿押さえ板
29 コンタクトガラス
50 原稿
200 ディジタル複写機
301 スキャナ
302 IPU
303 プリンタ
304 CPU
402 シェーディング補正部
403 像域分離用ラインディレイ部
404 像域分離部
405 フィルタ及びスキャナガンマ部
402a シェーディングテーブル
402b,403b,702a,705a 判定回路
403a ラインディレイメモリ
502 1ラインメモリ
701 ゴミ検出部
702 たてスジ補正部
701r,701g,701b 2値化回路
701o オア回路
702r,701g,701 補間処理回路
901 メンテナンスノート

Claims (10)

  1. シートスルー方式で原稿を読み取り、読み取った画像情報をディジタル変換する原稿読み取り装置側から出力される読み取りデータを少なくとも1ライン記憶するメモリ手段と、
    前記読み取りデータに対してシェーディング補正を行うシェーディング補正手段と、
    前記読み取りデータに対して像域分離用ラインディレイを行うラインディレイ手段と、
    を備えた画像処理装置において、
    前記メモリ手段の読み出しデータからのゴミ検出信号、前記シェーディング補正手段の補正テーブルデータからのシェーディングエラー信号、及び前記ラインディレイ手段の読み出しデータからの画像エラー信号の三者の検出結果に基づいて前記原稿読み取り装置の読み取り部における塵埃類の付着位置および/またはキズの位置を、原稿押さえ部、読み取り窓、集光体、及び基準白板のいずれかに特定する位置検知手段を備えていることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記読み取りデータに補正を加えることにより前記塵埃類および/またはキズに起因するたてスジを補正する補正手段と、
    前記メモリ手段の読み出しデータ、前記シェーディング補正手段の補正テーブルデータ、及び前記ラインディレイ手段の読み出しデータに基づいて前記補正手段への切り替えの是非を決定する制御手段と、
    をさらに備えていることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記塵埃類および/またはキズのデータが含まれないデータを有効としたとき、
    前記メモリ手段の読み出しデータと前記ラインディレイ手段の読み出しデータとが有効の場合、
    前記テーブルデータの読み出しデータのみ有効の場合、
    前記メモリ手段の読み出しデータと前記テーブルデータの読み出しデータとが有効な場合、
    前記メモリ手段の読み出しデータと前記ラインディレイ手段の読み出しデータと前記テーブルデータの読み出しデータとが共に有効な場合に、補正を行うことを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 原稿搬送手段と、
    原稿をシートスルーで読み取る光学読み取り手段と、
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像処理装置と、
    を備えた原稿読み取り装置。
  5. 表示手段をさらに備え、前記検知手段は、前記検知手段によって特定された読み取り部における塵埃類の付着位置および/またはキズの位置を表示させることを特徴とする請求項4記載の原稿読み取り装置。
  6. 前記検知手段は、前記読み取り部における塵埃類の付着位置および/またはキズの位置の表示に加え、メンテナンスを促す表示を行うことを特徴とする請求項5記載の原稿読み取り装置。
  7. 記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    請求項4ないし6のいずれか1項に記載の原稿読み取り装置と、
    を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  8. 表示手段をさらに備え、前記検知手段は、前記検知手段によって特定された読み取り部における塵埃類の付着位置および/またはキズの位置を表示させることを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  9. 前記検知手段は、前記読み取り部における塵埃類の付着位置および/またはキズの位置の表示に加え、メンテナンスを促す表示を行うことを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  10. 記録媒体に画像を形成する画像形成手段を備えた少なくとも1つの画像形成装置と、
    請求項4ないし6のいずれか1項に記載の原稿読み取り装置と、
    を含んでなる画像形成システム。
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