JP2003198838A - 画像処理システム及び画像処理方法 - Google Patents
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Abstract
自然な階調変化を与えて補正することができる画像処理
システム及び画像処理方法を提供する。 【解決手段】 原稿がスキャナ11から入力され、デバ
イスI/F部31を介して画像処理システム1に入力さ
れる。入力された画像データから帯状のノイズ領域が異
物検知部34の作動により検出される。検出されたノイ
ズ領域の近傍画素の画素値に基づいて、当該ノイズ領域
内の画素の補正用画素値が、異物補正処理部35の作動
により算出され、さらに算出された補正用画素値で当該
ノイズ領域内の画素を置き換える。そして、補正された
画像データはHDD28に記憶されるとともに、プリン
タ12から出力される。
Description
読み取って生成した画像データを補正する画像処理シス
テム及び画像処理方法に関し、特に、原稿の読み取り時
に装置に付着した塵、ごみ等の異物によって発生する帯
状ノイズ領域を補正する画像処理システム及び画像処理
方法に関する。
複写機において、複数枚の原稿をセットし自動的に1枚
ずつ搬送して固定位置で画像の読み取りを行うといった
流し読みが可能な画像処理装置が実用化されている。
を行う場合、原稿の読み取り位置に塵、ごみ、傷、汚れ
等の異物が付着していると、その位置に対応した画像デ
ータが常にその異物を読み取ったデータになる。その結
果、副走査方向に延びた元の原稿にはない帯状の黒色領
域が画像データとして形成される。
正することなく印刷装置等で出力した場合、原稿にはな
い黒色の帯状領域(ノイズ領域)が出力された画像デー
タ上に形成されることになって、非常に見苦しい印象を
与えるものになる。原稿にはないノイズ領域の形成を防
ぐためには、この原因となる異物を物理的に取り除くこ
とが望ましいが、高速で複写動作を行っている場合や、
大量の複写処理を開始した後では難しい場合が多い。ま
た、肉眼では全く認知できない程度の小さな異物が画像
に多大な影響を及ぼす場合もあり、利用者に異物を完全
に取り除く作業を期待することには限界がある。
る原因となる異物の有無を検知し、その位置を特定し、
複写機内部で読み取った画像データの補正を行うことが
要求される。このような問題に対して、原稿の読み取り
位置における異物を検知し、異物が付着していると判断
された場合に、異物の付着位置に対応する画素値をその
周囲の画素値を利用して補正する処理が提案されてい
る。
ズ領域の両隣に位置する画素値、またはノイズ領域の両
隣の画素を含む複数画素の画素値を用いて、当該ノイズ
領域の画素値を補正する方法が行われている。すなわ
ち、隣接する画素の画素値と同じ画素値をそのノイズ領
域内の画素とする場合や、ノイズ領域の幅に応じて両隣
の複数画素の画素値をその幅の部分だけコピーするなど
の処理が行われている。
の一例である。図8は、ノイズ領域の両隣の複数画素を
そのままノイズ領域に複写することによって補正処理を
行う従来手法を適用した結果を示す図である。図8に示
すように、多値のグレー画像やカラー画像にノイズ領域
に隣接する画素を単に複写しただけでは、不自然な補正
結果になってしまうことがある。
補正処理を用いた場合、対象となる画像データが自然画
像等の多値データでは、補正した結果得られる画像にお
ける補正した部分とその周囲の画素値との輝度変化等が
不自然となる問題がある。
れたものであり、画像読み取り時に発生する帯状ノイズ
領域を自然な階調変化を与えて補正することができる画
像処理システム及び画像処理方法を提供することを目的
とする。
に、本発明は、画像データを入力する画像入力手段と、
入力された画像データを記憶する記憶手段と、記憶され
た画像データの所定画素値の補正処理を行う補正手段と
を備える画像処理システムであって、前記補正手段が、
入力された画像データから所定のノイズ領域を検出する
ノイズ領域検出手段と、検出されたノイズ領域の隣接画
素の画素値に基づいて、該ノイズ領域内の画素の補正用
画素値を線形補間によって算出する画素値算出手段と、
前記ノイズ領域内の画素の画素値を算出された補正用画
素値で置き換える画像データ置換手段とを備えることを
特徴とする。
実施の形態について説明する。
異物の付着によって画像の読み取り時に発生する黒色の
帯状領域(帯状ノイズ領域)を含む画像データを補正す
る機能を有する本発明の一実施形態による画像処理シス
テムの構成を示すブロック図である。図1に示すよう
に、本実施形態による画像処理システム1には、コント
ローラ・ユニット(Controller Unit)20と、それを
操作するための操作部13と、コントローラ・ユニット
20に接続され、画像が媒体上に形成された原稿を光学
的に読み取って画像データに変換するスキャナ11と、
画像データを紙面上に印刷するプリンタ12とから構成
される。また、コントローラ・ユニット20はLAN3
6と接続しており、遠隔された他の装置との画像データ
等の送受信を行うことが可能である。このように、コン
トローラ・ユニット20は、画像データやデバイス情報
の入出力を行うためのコントローラとして機能する。
て、CPU23は画像処理システム1全体を制御するた
めのコントローラである。さらに、RAM24は、CP
U23が動作するためのシステムワークメモリであっ
て、画像データを一時記憶するための画像メモリでもあ
る。さらにまた、ROM27はブート(Boot)ROMで
あって、システムのブートプログラムが格納されてい
る。さらにまた、ハードディスクドライブ(HDD)2
8は、システムソフトウェアと画像データとシステムの
機能情報等を格納する。
ンタフェース部であり、図示しない操作画面14に表示
される画像データを操作部13に対して出力する。ま
た、操作部13を用いて本画像処理システム1の使用者
が入力した各種情報を、CPU23に伝える役割をす
る。
AN36に接続しており、各種情報の外部装置との入出
力を行うことが可能である。また、カレンダー(Calend
ar)IC37では、時刻の管理が行われる。そして、以
上の各デバイスが、システムバス21上に配置されてい
る。また、イメージバス(Image Bus)I/F部29
は、システムバス21と画像データを高速で転送する画
像バス22とを接続しており、データ構造を変換するバ
スブリッジである。さらに、画像バス22は、PCIバ
スなどの高速バスで構成される。
バイスが配置される。ラスターイメージプロセッサ(R
IP)30は、PDLコードをビットマップイメージに
展開するものである。また、デバイスI/F部31は、
画像入出力デバイスであるスキャナ11やプリンタ12
とコントローラ・ユニット20を接続するものであり、
画像データの同期系/非同期系の変換が行われる。
れた画像データに対し補正、加工、編集等の処理を行
う。さらに、プリンタ画像処理部33は、印刷出力され
る画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等
の処理を行う。さらにまた、異物検知部34は、スキャ
ナ11を用いて流し読みする場合の読み取り部分に異物
が付着しているか否かの検知および異物付着位置の検知
処理を行う。そして、異物補正処理部35は、流し読み
時に発生する異物の付着による画像データ内の帯状ノイ
ズ領域を自動的に補正するための処理を行う。尚、帯状
ノイズ領域を含む画像データは、LAN36を介して本
画像処理システム1に入力してもよい。
する画像入力手段(スキャナ11)と、入力された画像
データを記憶する記憶手段(HDD28)と、記憶され
た画像データの所定画素値の補正処理を行う補正手段と
を備える画像処理システムであって、補正手段が、入力
された画像データから所定のノイズ領域を検出するノイ
ズ領域検出手段(異物検知部34)と、検出されたノイ
ズ領域の隣接画素の画素値に基づいて、当該ノイズ領域
内の画素の補正用画素値を線形補間によって算出する画
素値算出手段(異物補正処理部35)と、ノイズ領域内
の画素の画素値を算出された補正用画素値で置き換える
画像データ置換手段(異物補正処理部35)とを備える
ことを特徴とする。また、この発明は、画素値補正処理
がされた後の画像データを出力する画像出力手段(プリ
ンタ12)をさらに備えることを特徴とする。
(異物検知部34)が、画像読み取り位置に付着した異
物を検知する異物検知部と、異物を画像読み取り位置で
読み取ることによって形成されるノイズ領域の位置情報
を取得する位置情報取得部とを備えることを特徴とす
る。
処理部32の細部構成を示すブロック図である。図2に
おいて、画像バスI/Fコントローラ301は、画像バ
ス22と接続しており、そのバスアクセスシーケンスを
制御する働きと、スキャナ画像処理部32内の各デバイ
スの制御及びタイミングを発生させる。画像バスI/F
コントローラ301には、フィルタ処理部302、編集
部303、変倍処理部304、テーブル変換部305及
び2値化処理部306が接続されている。
用いてコンボリューション演算を行う。また、編集部3
03は、入力された画像データからマーカーペンで囲ま
れた閉領域を認識して、その閉領域内の画像データに対
して、影付け、網掛け、ネガポジ反転等の画像加工処理
を行う。さらに、変倍処理部304は、読み取り画像の
解像度を変える場合にラスターイメージの主走査方向に
ついて補正演算を行って拡大、縮小を行う。この際、副
走査方向の変倍については、図示しない画像読み取り用
のCCDラインセンサを走査する速度を変えることで行
う。
データである画像データを濃度データに変換するために
テーブル変換を行う。2値化処理部306は、多値のグ
レースケール画像データを、誤差拡散処理やスクリーン
処理によって2値化処理を行う。以上の各デバイスでの
処理が終了した画像データは、再び画像バスコントロー
ラ301を介して、画像バス22上に転送される。
処理部33の細部構成を示すブロック図である。図3に
おいて、画像バスI/Fコントローラ401は、画像バ
ス22と接続しており、そのバスアクセスシーケンスを
制御する働きと、プリンタ画像処理部33内の各デバイ
スの制御及びタイミングを発生させる。画像バスI/F
コントローラ401には、解像度変換部402及びスム
ージング処理部403が接続されている。
て入力された画像データを、プリンタ12の解像度に変
換するための解像度変換を行う。また、スムージング処
理部403は、解像度変換後の画像データにおける斜め
の線等の境界部に生じる階段状のギザギザであるジャギ
ー(Jaggy)を滑らかにする処理を行う。
領域の補正機能を有する画像処理システム1の実現例を
示す概観図である。図4に示される画像処理システム1
において、スキャナ11は、原稿用紙上に形成された画
像を照明し、CCDラインセンサを走査することによっ
てラスター画像データを取得して電気信号に変換するも
のである。そして、スキャナ11には、原稿を設置する
ためのトレイ18と、原稿を読み取るための原稿フィー
ダ17が備わっている。
3から原稿の読み取り指示を行った場合、図1に示した
コントローラCPU23がスキャナ11に対して指示を
与え、フィーダ17が原稿を1枚ずつフィードして原稿
上に形成された画像の読み取り処理を行う。
ムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルア
レイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字する
インクジェット方式等のいずれの方式でもよい。プリン
タ12に対する印刷動作の起動は、スキャナ11の場合
と同様にしてコントローラCPU23からの指示によっ
て開始する。
イズまたは異なる用紙方向を選択するための複数の給紙
段を持ち、それに対応した複数の用紙カセット15が備
わっている。さらにまた、排紙トレイ16は印字が終了
した用紙が排出され、それを受けるためのものである。
るための断面図である。図5において、RDF50は、
原稿給紙トレイ60に積載された原稿をプラテンガラス
51上に自動的に給紙するものである。この給紙の際、
積載された原稿を下から順にプラテンガラス51上に給
紙する降順読み取りモードと、上から順に給紙する昇順
読み取りモードを選択することができる。
ランプ53と走査ミラー54から構成されている。この
スキャナユニット52は、プラテンガラス51上に原稿
を設置して、その1枚だけを読み取る場合、通常、水平
方向に往復移動し、原稿照明ランプ53を用いてプラテ
ンガラス51上の原稿を走査する。そして、その原稿か
らの反射光が、走査ミラー54、55、56、及びレン
ズ57を介してCCDセンサ58に入射されて光電変換
される。
像処理システム1の動作手順について説明する。図6
は、本実施形態による画像処理システム1の動作手順を
説明するためのフローチャートである。
するため、原稿給紙トレイ60に原稿が積載される(ス
テップS601)。そして、積載された原稿が、1枚ず
つプラテンガラス51上のスキャナユニット52の位置
に自動的に搬送される(ステップS602)。そして、
スキャナユニット52は、所定位置に固定された状態
で、搬送ベルト59によって搬送されてくる原稿に照明
ランプ53で光を照射し、反射光をミラー54に入射さ
せ、画像データを取得することができる(ステップS6
03)。
は、読み取り位置に付着した異物を検知する(ステップ
S604)。そして、検知された異物の位置情報からノ
イズ領域を決定する(ステップS605)。また、異物
検知の一手法として、搬送されてきた原稿の読み取り開
始位置と読み取り終了位置までの長さが、原稿の搬送方
向とほぼ同じ長さの帯状の領域をノイズ領域とすること
ができる。原稿の読み取り開始位置と読み取り終了位置
の検出は、光の反射量に基づいて比較的容易に行うこと
ができる。
域に隣接する画素に基づいて、ノイズ領域内の画素値の
補正値を算出する(ステップS606)。さらに、異物
補正処理部35は、算出された補正値に基づいて、読み
取った画像データの当該画素値を置換する(ステップS
607)。そして、補正された画像データを出力し、記
録装置等に記録する(ステップS608)。
み取ったか否かが判断される(ステップS609)。そ
の結果、原稿が全て画像データ化された場合(Ye
s)、搬送ベルト59で搬送された原稿は原稿排紙トレ
イ61上に排出される(ステップS610)。一方、ま
だ全て読み取られていない場合(No)、ステップS6
02に戻って繰り返し処理が行われる。
キャナ11)が、画像が形成された媒体を所定長ずつ画
像読み取り位置に搬送する搬送部(搬送ベルト59)
と、当該画像読み取り位置で所定長ずつ前記媒体を光学
的に読み取って画像データに変換するラインセンサ部
(CCDセンサ58)とを備え、画素値算出手段(異物
補正処理部35)が、所定長ずつノイズ領域内の画素の
補正用画素値を算出することを特徴とする。
イズ領域を含む多値画像の一例である。図9は、原稿の
読み取り時における異物の付着によって生じる画像デー
タ中の帯状ノイズ領域に対する補正処理を説明するため
のフローチャートである。また、図10は、図9の補正
処理を行う場合の補正領域幅widthと補正領域の左隣画
素の画素値A及び右隣画素の画素値Bとの関係を説明す
るための図である。
される(ステップS91)。次に、ノイズ領域内の最初
の画素が当該補正領域内であるか否かが判断される(ス
テップS92)。その結果、当該画素が補正領域外の場
合(No)、補正処理が終了する。一方、当該画素が補
正領域内の場合(Yes)、補正領域の両隣の画素の画
素値A、Bの値に基づいて線形補正処理が行われる(ス
テップS93)。この線形補正処理では、補正領域の各
画素値im[i]を決定する際、画素値A及びB間を補正領
域幅widthで等分し、対象画素の画素値の変化が一定に
なるように算出する。
後、変数iをインクリメントし(ステップS94)、再
びステップS92に戻る。上述した処理手順を補正領域
幅の画素だけ繰り返すことによって、帯状ノイズ領域の
補正に使用する画素値が決定される。この処理は、読み
取られた所定のライン(例えば、1画素ずつ)行われ
る。尚、一旦原稿の全画像を読み取った後、所定のライ
ンずつ補正処理を行ってもよい。
(異物補正処理部35)が、入力された画像データの同
一走査線上に位置するノイズ領域に隣接する2つの画素
値を利用した線形補正処理によって当該ノイズ領域を補
正することを特徴とする。また、この発明は、画素値算
出手段(異物補正処理部35)が、帯状ノイズ領域の両
隣の画素値AとBを入力する入力部と、画素値Bから画
素値Aを減算した値にi+1の値を乗算し、当該乗算値
を帯状ノイズ領域の幅に1を加算した値で除算し、当該
除算値の整数値に画素値Aを加算した値を帯状ノイズ領
域のi番目の画素値として算出する演算部と、当該演算
部による演算結果を算出する出力部とを備えることを特
徴とする。
た結果を示す図である。図11に示すように、図8の従
来手法による適用結果に比べて、より自然に補正されて
いることがわかる。尚、本実施形態では、補正処理対象
を多値のグレー画像に限定して説明したが、カラー画像
に対して同様の処理手順を適用することも可能である。
すなわち、この発明は、画像データがカラー濃淡画像デ
ータであって、補正手段が、該カラー濃淡画像データの
成分毎に画素値補正処理を行うことを特徴とする。
現するための回路を図1に示される画像処理システムの
異物検知部34または異物補正処理部35内に組み込む
ことにより、ドキュメントフィーダを装備した複写機
で、複数枚の原稿をセットし自動的に1枚ずつ搬送して
固定位置で画像読み取りを行う流し読み時に発生する帯
状ノイズ領域の自動補正をより効果的に実行することが
可能となる。尚、この補正処理を実現するためのソフト
ウェアを図1におけるROM27またはHDD28に組
み込んで実際の処理を行わせてもよい。
領域の幅が大きい場合の対処方法について説明する。上
述した第1の実施形態で説明した画像処理システムを用
いた場合であっても、補正領域の幅が大きい場合は画像
の歪みが目立って補正の効果が認められないこともあ
る。
多値画像の一例である。また、図13は、図12の画像
に対して異物によって生じる帯状ノイズ領域を含む多値
画像の一例である。そして、図14は、図13に示され
るノイズ領域を含む画像を第1の実施形態による補正処
理を用いて補正した結果の画像である。図12と図14
を比較すると、図14に示されるように、補正処理幅が
大きいため画像の歪みが大きくなる場合がある。
幅の広い補正領域を生成する原因となる異物の存在に対
して、画像データの補正処理するのではなく、異物が画
像処理システムに付着していることを使用者に知らせて
クリーニング等の物理的処理を行う方が望ましい。そこ
で、本実施形態では、第1の実施形態による画像処理シ
ステムにおいて、検知した帯状ノイズ領域領域幅が所定
の幅を超える場合に自動的に補正処理を中止させる指示
を異物補正処理部35に行わせる補正中止手段をさらに
備える。
領域であって、帯状ノイズ領域の幅が所定幅以上の場
合、画素値補正処理を中止する補正中止指示を出す中止
指示手段をさらに備えることを特徴とする。
正処理の中止指示をする補正中止手段の動作手順を説明
するためのフローチャートである。まず、帯状ノイズ領
域のノイズ領域幅widthが検出され、その大きさが所定
の補正幅最大値max以下であるか否かが判断される(ス
テップS151)。その結果、帯状ノイズ領域幅が大き
い場合(No)、補正処理を終了させるための中止指示
をする。この場合、補正処理を中止するだけでなく、画
像処理システムの使用者に対して、クリーニングを促す
メッセージを表示するなどの処理を加えてもよい。
9に示される補正処理手順(ステップS91〜S94)
と同様の処理手順で補正処理が行われる(ステップS1
52〜S155)。
び第2の実施形態に示された補正処理を行わせない機能
を備えた画像処理システムである。本実施形態では、図
1に示される操作部13から使用者が補正処理を望まな
い旨の指示が行われた場合、CPU23は異物補正処理
部35による上述した補正処理を行わないように制御す
る。すなわち、この発明は、入力された画像の画素値補
正処理を行うことを許可する実行指定手段をさらに備え
ることを特徴とする。
ス51上に異物が付着していることによって、原稿を流
し読みした場合に、帯状ノイズ領域が発生していたが、
ラインセンサ自身に異物が付着している場合でも同様の
帯状ノイズ領域が生成されるので、同様の補正処理をす
ることができる。
サを固定して、原稿を所定長ずつ搬送して画像データと
していたが、原稿をガラス台に置くタイプのフラットベ
ット・スキャナであってもラインセンサ自身の異物が付
着していれば、同様にして実施することができる。
トコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリン
タ等)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
等)に適用してもよい。
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記録媒体(または記憶媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
の記録媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードが格納されることになる。
画像読み取り時に発生する帯状ノイズ領域を自然な階調
変化を与えて補正することができる。また、高速処理が
可能であり、この補正処理による複写動作の速度低下に
つながることもない。
り時に発生する帯状ノイズ領域を含む画像データを補正
する機能を有する本発明の一実施形態による画像処理シ
ステムの構成を示すブロック図である。
細部構成を示すブロック図である。
細部構成を示すブロック図である。
能を有する画像処理システム1の実現例を示す概観図で
ある。
図である。
順を説明するためのフローチャートである。
む多値画像の一例を示す図である。
領域に複写することによって補正処理を行う従来手法を
適用した結果を示す図である。
生じる画像データ中の帯状ノイズ領域に対する補正処理
を説明するためのフローチャートである。
hと補正領域の左隣画素の画素値A及び右隣画素の画素
値Bとの関係を説明するための図である。
図である。
例を示す図である。
状ノイズ領域を含む多値画像の一例を示す図である。
1の実施形態による補正処理を用いて補正した結果の画
像を示す図である。
指示をする補正中止手段の動作手順を説明するためのフ
ローチャートである。
Claims (20)
- 【請求項1】 画像データを入力する画像入力手段と、
入力された画像データを記憶する記憶手段と、記憶され
た画像データの所定画素値の補正処理を行う補正手段と
を備える画像処理システムであって、 前記補正手段が、 入力された画像データから所定のノイズ領域を検出する
ノイズ領域検出手段と、 検出されたノイズ領域の隣接画素の画素値に基づいて、
該ノイズ領域内の画素の補正用画素値を線形補間によっ
て算出する画素値算出手段と、 前記ノイズ領域内の画素の画素値を算出された補正用画
素値で置き換える画像データ置換手段とを備えることを
特徴とする画像処理システム。 - 【請求項2】 前記画像入力手段が、 画像が形成された媒体を所定長ずつ画像読み取り位置に
搬送する搬送部と、 該画像読み取り位置で所定長ずつ前記媒体を光学的に読
み取って画像データに変換するラインセンサ部とを備
え、 前記画素値算出手段が、 所定長ずつノイズ領域内の画素の補正用画素値を算出す
ることを特徴とする請求項1記載の画像処理システム。 - 【請求項3】 前記ノイズ領域検出手段が、 前記画像読み取り位置に付着した異物を検知する異物検
知部と、 前記異物を前記画像読み取り位置で読み取ることによっ
て形成されるノイズ領域の位置情報を取得する位置情報
取得部とを備えることを特徴とする請求項2記載の画像
処理システム。 - 【請求項4】 前記ノイズ領域が帯状領域であって、 前記ノイズ領域の幅が所定幅以上の場合、画素値補正処
理を中止する補正中止指示を出す中止指示手段をさらに
備えることを特徴とする請求項1から3までのいずれか
1項に記載の画像処理システム。 - 【請求項5】 入力された画像の画素値補正処理を行う
ことを許可する実行指定手段をさらに備えることを特徴
とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の画像
処理システム。 - 【請求項6】 前記画素値算出手段が、入力された画像
データの同一走査線上に位置するノイズ領域に隣接する
2つの画素値を利用した線形補正処理によって該ノイズ
領域を補正することを特徴とする請求項1から5までの
いずれか1項に記載の画像処理システム。 - 【請求項7】 前記画像データがカラー濃淡画像データ
であって、 前記補正手段が、該カラー濃淡画像データの成分毎に画
素値補正処理を行うことを特徴とする請求項1から6ま
でのいずれか1項に記載の画像処理システム。 - 【請求項8】 前記画素値算出手段が、 前記ノイズ領域の両隣の画素値AとBを入力する入力部
と、 画素値Bから画素値Aを減算した値にi+1の値を乗算
し、該乗算値を該ノイズ領域の幅に1を加算した値で除
算し、該除算値の整数値に画素値Aを加算した値を該ノ
イズ領域のi番目の画素値として算出する演算部と、 前記演算部による演算結果を算出する出力部と を備えることを特徴とする請求項1から7までのいずれ
か1項に記載の画像処理システム。 - 【請求項9】 画素値補正処理がされた後の画像データ
を出力する画像出力手段をさらに備えることを特徴とす
る請求項1から8までのいずれか1項に記載の画像処理
システム。 - 【請求項10】 画像データを入力する画像入力手段
と、入力された画像データを記憶する記憶手段と、記憶
された画像データの所定画素値の補正処理を行う補正手
段とを備える画像処理システムの制御方法であって、 画像データを入力する画像入力工程と、 入力された画像データの所定画素値の補正処理を行う補
正工程とを備える画像処理方法であって、 前記補正工程が、 入力された画像データから所定のノイズ領域を検出する
ノイズ領域検出工程と、 検出されたノイズ領域の隣接画素の画素値に基づいて、
該ノイズ領域内の画素の補正用画素値を線形補間によっ
て算出する画素値算出工程と、 前記ノイズ領域内の画素の画素値を算出された補正用画
素値で置き換える画像データ置換工程とを備えることを
特徴とする画像処理方法。 - 【請求項11】 前記画像入力工程が、 画像が形成された媒体を所定長ずつ画像読み取り位置に
搬送する搬送工程と、 該画像読み取り位置で所定長ずつ前記媒体を光学的に読
み取って画像データに変換する変換工程とを備え、 前記画素値算出工程が、 所定長ずつノイズ領域内の画素の補正用画素値を算出す
ることを特徴とする請求項10記載の画像処理方法。 - 【請求項12】 前記ノイズ領域検出工程が、 前記画像読み取り位置に付着した異物を検知する異物検
知工程と、 前記異物を前記画像読み取り位置で読み取ることによっ
て形成されるノイズ領域の位置情報を取得する位置情報
取得工程とを備えることを特徴とする請求項11記載の
画像処理方法。 - 【請求項13】 前記ノイズ領域が帯状領域であって、 前記ノイズ領域の幅が所定幅以上の場合、画素値補正処
理を中止する補正中止指示を出す中止指示工程をさらに
備えることを特徴とする請求項10から12までのいず
れか1項に記載の画像処理方法。 - 【請求項14】 入力された画像の画素値補正処理を行
うことを許可する実行指定工程をさらに備えることを特
徴とする請求項10から13までのいずれか1項に記載
の画像処理方法。 - 【請求項15】 前記画素値算出工程が、入力された画
像データの同一走査線上に位置するノイズ領域に隣接す
る2つの画素値を利用した線形補正処理によって該ノイ
ズ領域を補正することを特徴とする請求項10から14
までのいずれか1項に記載の画像処理方法。 - 【請求項16】 前記画像データがカラー濃淡画像デー
タであって、 前記補正工程が、該カラー濃淡画像データの成分毎に画
素値補正処理を行うことを特徴とする請求項10から1
5までのいずれか1項に記載の画像処理方法。 - 【請求項17】 前記画素値算出工程が、 前記ノイズ領域の両隣の画素値AとBを入力する入力工
程と、 画素値Bから画素値Aを減算した値にi+1の値を乗算
し、該乗算値を該ノイズ領域の幅に1を加算した値で除
算し、該除算値の整数値に画素値Aを加算した値を該ノ
イズ領域のi番目の画素値として算出する演算工程と、 前記演算部による演算結果を算出する出力工程と を備えることを特徴とする請求項10から16までのい
ずれか1項に記載の画像処理方法。 - 【請求項18】 画素値補正処理がされた後の画像デー
タを出力する画像出力工程をさらに備えることを特徴と
する請求項10から17までのいずれか1項に記載の画
像処理方法。 - 【請求項19】 画像データを入力する画像入力手段
と、入力された画像データを記憶する記憶手段と、記憶
された画像データの所定画素値の補正処理を行う補正手
段とを備える画像処理システムを制御するためのコンピ
ュータプログラムであって、 画像データを入力する画像入力工程のプログラムコード
と、 入力された画像データの所定画素値の補正処理を行う補
正工程のプログラムコードとを備えるコンピュータプロ
グラムであって、 前記補正工程のプログラムコードが、 入力された画像データから所定のノイズ領域を検出する
ノイズ領域検出工程のプログラムコードと、 検出されたノイズ領域の隣接画素の画素値に基づいて、
該ノイズ領域内の画素の補正用画素値を線形補間によっ
て算出する画素値算出工程のプログラムコードと、 前記ノイズ領域内の画素の画素値を算出された補正用画
素値で置き換える画像データ置換工程のプログラムコー
ドとを備えることを特徴とするコンピュータプログラ
ム。 - 【請求項20】 請求項19記載のコンピュータプログ
ラムを格納することを特徴とする記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001395326A JP2003198838A (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | 画像処理システム及び画像処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001395326A JP2003198838A (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | 画像処理システム及び画像処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003198838A true JP2003198838A (ja) | 2003-07-11 |
JP2003198838A5 JP2003198838A5 (ja) | 2005-07-14 |
Family
ID=27601774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001395326A Pending JP2003198838A (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | 画像処理システム及び画像処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003198838A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006094515A (ja) * | 2004-09-21 | 2006-04-06 | Toshiba Corp | 画像読取装置 |
US7860330B2 (en) | 2005-10-31 | 2010-12-28 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Image processing apparatus and image processing method for removing a noise generated by scanning a foreign object from image data obtained by scanning an original document |
US7889393B2 (en) | 2004-01-26 | 2011-02-15 | Ricoh Company, Ltd. | Document reading apparatus and an image formation apparatus therewith |
US8976414B2 (en) | 2011-11-28 | 2015-03-10 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image processing method, image processing apparatus and image forming apparatus including the same, image reading apparatus, and recording medium |
-
2001
- 2001-12-26 JP JP2001395326A patent/JP2003198838A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7889393B2 (en) | 2004-01-26 | 2011-02-15 | Ricoh Company, Ltd. | Document reading apparatus and an image formation apparatus therewith |
JP2006094515A (ja) * | 2004-09-21 | 2006-04-06 | Toshiba Corp | 画像読取装置 |
US7860330B2 (en) | 2005-10-31 | 2010-12-28 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Image processing apparatus and image processing method for removing a noise generated by scanning a foreign object from image data obtained by scanning an original document |
US8976414B2 (en) | 2011-11-28 | 2015-03-10 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image processing method, image processing apparatus and image forming apparatus including the same, image reading apparatus, and recording medium |
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