JP2010021939A - 画像読取装置、画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】不要な画像処理を実施したり、ユーザが意図しない複写物が生成されたりするのを回避することができる画像読取装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像読取結果画面で表示されているサムネイル画像の中から1つのサムネイル画像が選択された上で「筋除去位置指定」ボタンが操作されると、そのサムネイル画像が予め定められた倍率で拡大された拡大画像(例えば矢印Xで示す画像)と、筋指定カーソルMと、「筋除去位置確定」ボタンB8とを有する筋位置指定画面が表示部51に表示される。筋指定カーソルMは、除去対象の筋(の位置)を指定するための指標であり、前記筋除去位置確定ボタンB8が操作されると、この時点で前記筋指定カーソルMと重畳する筋の画像が筋画像除去処理部の処理対象に設定され、該筋画像を除去する処理が前記筋画像除去処理部により行われる。
【選択図】図6

Description

本発明は、透明板の一方主面上を移動するように読取り対象の原稿を搬送しつつ、透明板の他方主面側から原稿の画像を読み取る、いわゆるシートスルー型の画像読取装置及び該画像読取装置を備えた画像形成装置に関する。
シートスルー型の画像読取装置を用いて原稿の画像を読み取り、プリンタにより印刷したり、パーソナルコンピュータ等のコンピュータに画像を取り込んでディスプレーに表示したりした場合に、画像の中に、副走査方向に沿った筋状の画像が現れることがある。これは、通常、ゴミ、塵或いは搬送される原稿の用紙の紙粉等の異物が画像読取装置のガラスに付着することや該ガラスにキズがあること等に起因するものである。筋状の画像は、白地部である地肌部に黒筋となって現れたり画像部分に白筋となって現れたりするもので、視覚的に目立つため、原稿に忠実な画像データを得ることが望まれる画像読取装置にとっては、このような筋状の画像の排除が要望される。
かかる筋状の画像の発生を抑制することを目的とした技術として、例えば特許文献1に開示されているものがある。
下記特許文献1には、「読取られた画像情報のデータD2にプラテンガラス1の汚れに起因するデータが・・・(中略)・・・含まれている場合は(ステップS12でYES)、画像処理部106はまず最初に、原稿用紙から読取られた画像情報のデータD2からプラテンガラス1の画像情報のデータD1中の汚れの画像に対応する縦筋状の画像1B、1D、1Eを除去した・・・(中略)・・・データD3を作成する(ステップS15)。しかし、このデータD3の状態のままで画像処理を行なうと、ステップS15で除去した縦筋状の画像の部分に原稿用紙から得られた本来必要なデータが含まれている場合には、それらのデータが欠落したままの画像データが得られることになる。従って、CPU101はステップS15において除去した縦筋状の部分の各画素に関して、それぞれの周辺画素の情報、具体的には・・・(中略)・・・それぞれの周辺画素に画像情報のデータD4が含まれているか否かを判断する(ステップS16)。このステップS16での判断の結果、・・・(中略)・・・先にステップS15において除去したそれぞれの画素の周辺画素に画像データD4(D4Y)が存在する場合は(ステップS17でYES)、画像処理部106は画像データを除去した画素に画像データD4(D4Y)を付加し(ステップS18)、これによって得られた図8に示すようなデータD5に対して画像処理を行なう(ステップS19)。([0073],[0074])」と記載されている。
特開2003−319175号公報
前記特許文献1のように、筋状の画像を検出すると、常に、筋状の画像を除去する画像処理を実施するように構成した場合、除去すべきではない筋状の画像やユーザが除去する必要は無いと考える筋状の画像についてまで前記画像処理が実施される可能性がある。この場合、不要な画像処理を実施する分、複写物の生成が遅延したり、ユーザが意図しない複写物が生成されたりするという問題が生じる。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、不要な画像処理を実施したり、ユーザが意図しない複写物が生成されたりするのを回避することができる画像読取装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、原稿を搬送する原稿搬送部と、予め定められた読取位置で主走査方向の読取動作を行う読取部とを備え、前記読取位置を副走査方向に通過する原稿に対して前記読取部による前記主走査方向の読取動作を行う画像読取装置であって、前記読取部による読取動作で得られた画像の中に、前記読取位置に付着した異物の存在に起因して生じる筋画像が存在するか否かを判断する判断部と、前記判断部による判断結果を報知する報知部と、前記判断部により前記筋画像が存在すると判断された画像から前記筋画像を除去する筋画像除去処理の要否を入力するための要否入力部と、前記要否入力部により前記筋画像除去処理が必要であると入力された場合に前記筋画像除去処理を実行する筋画像除去処理部とを備えるものである。
この発明によれば、前記読取部により原稿に対する読取動作が行われると、前記判断部により、前記読取動作で得られた画像の中に、前記読取位置に付着した異物の存在に起因して生じる筋画像が存在するか否かが判断され、前記判断部による判断結果が前記報知部によって報知される。そして、前記要否入力部により前記筋画像除去処理が必要であると入力された場合に、前記筋画像除去処理部により前記筋画像除去処理が実行される。
このように、前記筋画像除去処理の実行の要否をユーザが決定できる機能を画像読取装置に搭載したので、ユーザが前記筋画像除去処理の実行を不要であると考える原稿にまで前記筋画像除去処理を実施したり、この不要な筋画像除去処理の実施によってユーザが意図しない複写物が生成されたりするのを回避することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、複数のページに対する読取動作の実行を一括して指示するための読取指示部を備え、前記判断部は、前記読取指示部による前記指示の入力に基づく読取動作の対象となった前記複数のページについて、ページごとに前記筋画像の有無を判断し、前記報知部は、前記読取指示部による前記指示の入力に基づく読取動作の対象となった前記複数のページの画像を、前記判断部によるページごとの判断結果とあわせて表示する表示部を含み、前記要否入力部は、前記表示部による表示動作後において、前記ページごとに前記筋画像除去処理の要否を入力するためのものであり、前記筋画像除去処理部は、前記要否入力部により前記筋画像除去処理が必要であると入力されたページの画像についてのみ前記筋画像除去処理を実行するものである。
この発明によれば、読取指示部により、複数のページに対する読取動作の実行が一括して指示されると、前記読取部により前記複数のページに対する一連の読取動作が行われ、前記判断部により、ページごとに前記筋画像の有無が判断され、前記表示部により、各ページの画像が、前記判断部によるページごとの判断結果とあわせて表示される。
そして、前記要否入力部により前記筋画像除去処理が必要であると入力されたページがあると、前記筋画像除去処理部により、そのページの画像についてのみ前記筋画像除去処理が実行される。
このように、複数のページに対する読取動作の実行が一括して指示されることにより、前記読取部で前記複数のページに対する読取動作が順次行われる場合に、ページごとに、前記筋画像除去処理の要否をユーザが決定できるようにしたので、ユーザが前記筋画像除去処理の実行を不要であると考える原稿にまで前記筋画像除去処理を実施したり、この不要な筋画像除去処理の実施によってユーザが意図しない複写物が生成されたりするのをより確実に回避することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、複数のページに対する読取動作の実行を一括して指示するための読取指示部を備え、前記判断部は、前記読取指示部による前記指示の入力に基づく読取動作の対象となった前記複数のページについて、ページごとに前記筋画像の有無を判断し、前記報知部は、前記読取指示部による前記指示の入力に基づく読取動作の対象となった前記複数のページの中から、前記判断部により前記筋画像が存在すると判断された画像を有するページのみを抽出してこの抽出したページの画像を表示する表示部を含み、前記要否入力部は、前記表示部による表示動作後において、前記表示部に画像が表示されたページごとに筋画像除去処理の要否を入力するためのものであり、前記筋画像除去処理部は、前記要否入力部により前記筋画像除去処理が必要であると入力されたページの画像についてのみ前記筋画像除去処理を実行するものである。
この発明によれば、読取指示部により、複数のページに対する読取動作の実行が一括して指示されると、前記読取部により前記複数のページに対する一連の読取動作が順次行われ、前記判断部により、ページごとに前記筋画像の有無が判断され、前記表示部により、前記読取指示部による前記指示の入力に基づく読取動作の対象となった前記複数のページの中から、前記判断部により前記筋画像が存在すると判断された画像を有するページのみが抽出されてこの抽出されたページの画像が表示される。
そして、前記要否入力部により前記筋画像除去処理が必要であると入力されたページがあると、前記筋画像除去処理部により、そのページの画像についてのみ前記筋画像除去処理が実行される。
このように、複数のページに対する読取動作の実行が一括して指示されることにより、前記読取部で前記複数のページに対する一連の読取動作が行われる場合に、ページごとに、前記筋画像除去処理の要否をユーザが決定できるようにしたので、ユーザが前記筋画像除去処理の実行を不要であると考える原稿にまで前記筋画像除去処理を実施したり、この不要な筋画像除去処理の実施によってユーザが意図しない複写物が生成されたりするのをより確実に回避することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の画像読取装置において、複数のページに対する読取動作の実行を一括して指示するための読取指示部を備え、前記要否入力部は、前記読取指示部による前記指示の入力に基づく読取動作の対象となる前記複数のページの中から、前記筋画像除去処理を実行する対象のページをページ範囲で指定するものである。
この発明によれば、複数のページに対する読取動作の実行が一括して指示されることにより、前記読取部で前記複数のページに対する一連の読取動作が行われる場合に、前記読取指示部による前記指示の入力に基づく読取動作の対象となる前記複数のページの中から、前記筋画像除去処理を実行する対象のページをページ範囲で指定できるようにしたので、前記筋画像除去処理を実行する対象のページをページ単位で指定する場合に比して、利便性を向上することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の画像読取装置において、前記読取部は、前記原稿の一方のページに対し主走査方向の読取動作を行う第1の読取部と、前記第1の読取部による読取位置と異なる読取位置で、前記原稿の他方のページに対し主走査方向の読取動作を行う第2の読取部とを有し、複数のページに対する読取動作の実行を一括して指示するための読取指示部と、前記第1の読取部による前記原稿の一方のページの読み取りが終了した後、当該原稿をその他方のページが前記第1の読取部に読み取られる状態として反転させて搬送する反転部と、前記第1及び第2の読取部による読取位置を通過点とする搬送路上で原稿の搬送動作を行う搬送部と、前記第1の読取部により前記原稿の一方のページを読み取り、前記反転部による当該原稿の反転後に、前記第1の読取部が当該原稿の他方のページを読み取る両面反転読取モードと、前記第1の読取部が当該原稿の一方のページを読み取るとともに、前記第2の読取部が当該原稿の前記第1の読取部による読取ページと反対側のページを読み取る両面同時読取モードとのうちいずれかのモードで前記読取部及び前記搬送部に動作を行わせる制御部とを備え、前記要否入力部は、前記両面同時読取モードで前記読取指示部による前記指示の入力に基づく読取動作が行われる場合に、前記第1の読取部による読取対象のページを前記筋画像除去処理の実施対象とするか前記第2の読取部による読取対象のページを前記筋画像除去処理の実施対象とするかを選択する入力を行うためのものである。
この発明によれば、前記第1及び第2の読取部が備えられている構成において、前記両面同時読取モードで前記読取指示部による前記指示の入力に基づく読取動作が行われる場合に、前記第1の読取部による読取対象のページを前記筋画像除去処理の実施対象とするか前記第2の読取部による読取対象のページを前記筋画像除去処理の実施対象とするかを選択する入力が行えるようにしたので、利便性を向上することができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項1ないし5のいずれか一項に記載の画像読取装置において、前記要否入力部は、前記読取動作で得られた画像の各部位の中から、前記筋画像除去処理を実行させる部位を指定する入力を行うための除去位置入力部を備えるものである。
この発明によれば、前記要否入力部に、前記読取動作で得られた画像の各部位の中から、前記筋画像除去処理部による筋画像除去処理を実行させる部位を指定する入力を行うための除去位置入力部を備えたので、画像の部位ごとに前記筋画像除去処理の要否を設定することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の画像読取装置において、前記読取部は、前記原稿の一方のページに対し主走査方向の読取動作を行う第1の読取部と、前記第1の読取部より読取精度が低く、前記第1の読取部による読取位置と異なる読取位置で、前記原稿の他方のページに対し主走査方向の読取動作を行う第2の読取部とを有し、複数のページに対する読取動作の実行を一括して指示するための読取指示部と、前記第1の読取部による前記原稿の一方のページの読み取りが終了した後、当該原稿をその他方のページが前記第1の読取部に読み取られる状態として反転させて搬送する反転部と、前記第1及び第2の読取部による読取位置を通過点とする搬送路上で原稿の搬送動作を行う搬送部と、前記第1の読取部により前記原稿の一方のページを読み取り、前記反転部による当該原稿の反転後に、前記第1の読取部が当該原稿の他方のページを読み取る両面反転読取モードと、前記第1の読取部が当該原稿の一方のページを読み取るとともに、前記第2の読取部が当該原稿の前記第1の読取部による読取ページと反対側のページを読み取る両面同時読取モードとのうちいずれかのモードで前記読取部及び前記搬送部に動作を行わせる制御部とを備え、前記要否入力部は、前記両面反転読取モード及び両面反転読取モードのうち前記両面反転読取モードの場合において、前記読取動作で得られた画像の各部位の中から、前記筋画像除去処理を実行させる部位を指定する入力を行うための除去位置入力部を備えるものである。
この発明によれば、前記両面同時読取モードは、前記第2の読取部は前記第1の読取部に比して読取精度が低いため、前記他方のページから得られる画像の画質は、前記両面反転読取モードの場合の画質に比して低い。一方、前記両面反転読取モードは、前記反転部による原稿の反転を実施するため、その分、前記両面同時読取モードに比して時間がかかるが、前記他方のページから得られる画像の画質は、前記両面同時読取モードの場合の画質に比して高い。
この点を考慮すると、前記両面同時読取モードが選択されたときは、ユーザは高い画質を要求しておらず、生産性(単位時間当たりに画像を読み取れるページ数)を重視しているものと考えられる。
そこで、本発明のように、前記要否入力部は、前記両面反転読取モードの場合にのみ前記除去位置入力部を備えることで、前記両面反転読取モードが選択されているときには、前記除去位置入力部を用いて除去したい筋画像が指定可能となり、画像の画質が追求され、また、前記両面同時読取モードが選択されているときには、前記除去位置入力部による入力ステップ等が省略されることとなり、前記生産性が追求される。
請求項8に記載の発明は、請求項1ないし7のいずれか一項に記載の画像読取装置と、前記画像読取装置から出力される画像データに基づき、記録媒体に画像を形成する画像形成部とを備える画像形成装置である。
この発明によれば、画像形成装置において、請求項1ないし7のいずれか一項に記載の発明の効果が得られる。
本発明によれば、前記筋画像除去処理の実行の要否をユーザが決定できる機能を画像読取装置及び画像形成装置に搭載したので、ユーザが前記筋画像除去処理の実行を不要であると考える原稿にまで前記筋画像除去処理を実施したり、この不要な筋画像除去処理の実施によってユーザが意図しない複写物が生成されたりするのを回避することができる。
以下、本発明に係る画像読取装置及び画像形成装置の実施形態について図面を参照して説明する。尚、以下の実施形態では、本発明に係る画像読取装置及び画像形成装置として、カラーコピー、スキャナ、ファクシミリ、プリンタ等の機能を備えた複合機に集約した形態を例に説明する。図1は、この複合機の内部構成を模式的に示した縦断面図である。
複合機1は、大きく分けて、画像読取部2と装置本体3とからなる。画像読取部2は、原稿給紙部21と、スキャナ部22と、CIS231と、操作部5と、後述する反転機構及び制御部61(図3参照)を備えてなる。原稿給紙部21は、ADF(Automatic Document Feeder)を備え、原稿トレイ211、ピックアップローラ212、プラテン213、排紙ローラ214及び排紙トレイ215を有する。原稿トレイ211には、読取対象とされる原稿が載置される。原稿トレイ211に載置された原稿は、1枚ずつピックアップローラ212によって取り込まれ、間隙を介して順次プラテン213へ搬送される。プラテン213を経由した原稿は、排紙ローラ214によって排紙トレイ215へ順次排出される。
前記プラテン213の周面に対向する位置のうち、原稿の搬送方向において後述する読取位置Pより手前の予め定められた位置には、用紙を検出するタイミングセンサ(図示せず)が設置されており、該タイミングセンサの出力信号に基づき、前記読取位置Pへの原稿の搬送タイミングが図られる。前記タイミングセンサは、例えばフォトインタラプタにより構成される。
スキャナ部(第1の読取部)22は、原稿の画像を光学的に読み取って画像データを生成するものである。スキャナ部22は、ガラス221、光源222、第1ミラー223、第2ミラー224、第3ミラー225、第1キャリッジ226、第2キャリッジ227、結像レンズ228、CCD(Charge Coupled Device)229を備える。このスキャナ部22は、光源222として冷陰極蛍光管等の白色蛍光ランプが用いられ、前記第1ミラー223、第2ミラー224、第3ミラー225、第1キャリッジ226、第2キャリッジ227及び結像レンズ228により、原稿からの光をCCD229に導く。スキャナ部22は、光源222として冷陰極蛍光管等の白色蛍光ランプを用いて構成されていることから、光源として3色LED等が用いられる後述のCIS231よりも色再現性に優れる。
ガラス221には、前記原稿給紙部21によらない原稿読取時に、ユーザの手動により原稿が載置される。光源222及び第1ミラー223は第1キャリッジ226によって支持され、第2ミラー224及び第3ミラー225は第2キャリッジ227によって支持されている。
画像読取部2の原稿読取方式としては、ガラス221上に載置された原稿をスキャナ部22が読み取るフラットベッド読取モードと、原稿を原稿給紙部21(ADF)によって取り込み、その搬送途中で原稿を読み取るADF読取モードがある。
フラットベッド読取モードでは、光源222がガラス221上に載置された原稿を照射し、主走査方向1ライン分の反射光が第1ミラー223、第2ミラー224、第3ミラー225の順に反射して、結像レンズ228に入射する。結像レンズ228に入射した光はCCD229の受光面で結像される。CCD229は一次元のイメージセンサであり、1ライン分の原稿の画像データを同時に処理する。第1キャリッジ226及び第2キャリッジ227は、主走査方向と直交する方向(副走査方向、矢印Y方向)に移動可能に構成されており、1ライン分の読み取りが終了すると、副走査方向に第1キャリッジ226及び第2キャリッジ227が移動し、次のラインの読み取りが行われる。
ADF読取モードでは、原稿給紙部21が原稿トレイ211に載置された原稿をピックアップローラ212によって1枚ずつ取り込む。このとき、第1キャリッジ226及び第2キャリッジ227は、読取窓230の下方に位置する予め定められた読取位置Pに配置される。原稿給紙部21による原稿搬送で、原稿がプラテン213から排紙トレイ215への搬送経路に設けられた読取窓230上を通過するとき、光源222が原稿を照射し、主走査1ライン分の反射光が第1ミラー223、第2ミラー224、第3ミラー225の順に反射して、結像レンズ228に入射する。結像レンズ228に入射した光はCCD229の受光面で結像される。続いて原稿は原稿給紙部21によって搬送され、次のラインが読み取られる。
更に、原稿給紙部21は、切換ガイド216、反転ローラ217及び反転搬送路218を備えた原稿反転機構(反転部)を有する。この原稿反転機構が、1回目のADF読み取りによって表面(原稿の一方のページに対応する面)が読み取られた原稿を表裏反転させて読取窓230に再搬送することで、再度CCD229によって裏面(原稿の他方のページに対応する面)の読み取りが行われる。この原稿反転機構は、両面読み取り時にのみ動作し、片面読み取り時は動作しない。片面読み取り時及び両面読み取り時において裏面の読み取り後、切換ガイド216は上側に切り替えられ、プラテン213を経た原稿は、排紙ローラ214によって排紙トレイ215に排紙される。両面読み取り時における表面読み取り後、切換ガイド216は下側に切り替えられ、プラテン213を経た原稿は反転ローラ217によって反転搬送路218へ搬送される。その後、切換ガイド216は上側へ切り替わり、反転ローラ217が逆回転して原稿をプラテン213へ再給紙する。以下、原稿反転機構を用いて原稿の両面を読み取らせるモードを両面反転読取モードと表記する。
更に、本実施形態の画像読取部2は、ADF読取モード時において、前述したように原稿の搬送途中でCCD229(スキャナ部22)によって原稿の表面の読み取りを行わせると略同時に(略並行して)、CIS(第2の読取部)231によって原稿の裏面の読み取りを行わせることが可能である。この場合、原稿トレイ211から原稿給紙部21により搬送された原稿は、読取窓230上を通過するときにCCD229によって表面が読み取られ、更にCIS231の配置箇所を通過する際に裏面が読み取られる。なお、CIS231では、光源としてRGBの3色LED等が用いられる。このようにCCD229とCIS231を用いることで、原稿給紙部21による原稿トレイ211から排紙トレイ215までの一回の原稿搬送操作(ワンパス)によって原稿の表裏両面の読み取りが可能となる。以下、このようにCCD229とCIS231を用いて原稿の両面を読み取らせるモードを両面同時読取モードと表記する。
この両面反転読取モード及び両面同時読取モードは、ADF読取モードを用いて原稿の両面読み取りを行う際の読取モードとして備えられている。両面反転読取モードは、両面の印刷画像の画質を揃えたい場合に利用される一方、両面同時読取モードは、両面の印刷画像の画質に差があっても、読取時間の短縮化を優先させたい場合に利用される。なお、本実施形態における複合機1は、両面同時読取モードに初期設定されており、前記読取モードのモード設定操作が何も行われないまま画像形成指示が入力された場合には、両面同時読取モードで原稿の画像読取動作が行われるようになっている。
複合機1は、装置本体3と、装置本体3の左方に配設されたスタックトレイ6とを有している。装置本体3は、複数の給紙カセット461と、給紙カセット461から記録紙を1枚ずつ繰り出して画像形成部40へ搬送する給紙ローラ462と、給紙カセット461から搬送されてきた記録紙に画像を形成する画像形成部40とを備える。また、装置本体3は、給紙トレイ471と該給紙トレイ471に載置された原稿を1枚ずつ画像形成部40に向けて繰り出す繰り出しローラ472とを備える。
画像形成部40は、感光体ドラム43の表面から残留電荷を除電する除電装置421と、除電後の感光体ドラム43の表面を帯電させる帯電装置422と、スキャナ部22で取得された画像データに基づいてレーザ光を出力して感光体ドラム43表面を露光し、当該感光体ドラム43の表面に静電潜像を形成する露光装置423と、前記静電潜像に基づいて感光体ドラム43上に、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)及びブラック(K)の各色のトナー像を形成する現像装置44K,44Y,44M,44Cと、感光体ドラム43に形成された各色のトナー画像が転写されて重ね合わせされる転写ドラム49と、転写ドラム49上のトナー像を用紙に転写させる転写装置41と、トナー像が転写された用紙を加熱してトナー像を用紙に定着させる定着装置45とを備えている。なお、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの各色に対するトナーの供給は、図略のトナー供給容器(トナーカートリッジ)から行われる。また、画像形成部40を通過した記録紙をスタックトレイ6又は排出トレイ48まで搬送する搬送ローラ463,464等が設けられている。
記録紙の両面に画像を形成する場合は、画像形成部40で記録紙の一方の面に画像を形成した後、この記録紙を排出トレイ48側の搬送ローラ463にニップされた状態とする。この状態で搬送ローラ463を反転させて記録紙をスイッチバックさせ、記録紙を用紙搬送路Lに送って画像形成部40の上流域に再度搬送し、画像形成部40により他方の面に画像を形成した後、記録紙をスタックトレイ6又は排出トレイ48に排出する。
また、装置本体3の前方には、ユーザが操作画面や各種メッセージ等を視認することができる表示部51や、種々の操作命令を入力するための操作ボタンを有する操作部5が備えられている。図2は操作部5の正面図の一例である。この操作部5は、表示部51、タッチパネル52、数字キー群53、各種操作ボタン54〜57、機能選択ボタン58等を備える。表示部51は、LCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electronic Luminescent Display)等によって構成され、紙サイズ選択、倍率選択、濃度選択等のユーザに対する操作案内画面が表示される。この表示部51は、タッチパネル52と一体的に形成されている。タッチパネル52は、ユーザによるタッチ操作がなされたときにそのタッチ位置を検知し、該タッチ位置を示す検知信号を後述する制御部61へ出力するものである。
数字キー群53は、例えば、複合機1のコピー機能を動作させる際はコピー枚数を、ファクシミリ機能を動作させる際は送信先の電話番号等を入力するためのものである。節電ボタン54は、複合機1を節電(低電力)モードにするボタンである。スタートボタン55はコピー動作やスキャナ動作等を開始させるボタンであり、ストップ/クリアボタン56はコピー動作やスキャナ動作等の停止、入力操作の取り消しを行うボタンである。リセットボタン57は表示部51の表示や各種設定を初期状態又は標準動作状態にするボタンである。機能選択ボタン58は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能を設定するためのボタンである。
図3は、複合機1の電気的な構成を示すブロック図である。尚、図1、図2に示した各部と同一のものには同一の符号を付し、その説明は省略する。複合機1は、原稿給紙部21、スキャナ部22、CIS231、操作部5、画像形成部40、通信部66、記憶部67及び制御部61を備えて構成される。
原稿給紙部21は、前記ADF読取モードで原稿のコピーやスキャンが行われる際に、原稿トレイ211に載置された原稿を自動的に取り込んで、CCD229やCIS231による原稿の読み取りが可能なように搬送する。操作部5は、図1に示す操作部5に相当するものである。スキャナ部22及びCIS231は、図1、図2に示すスキャナ部22及びCIS231に相当するものである。
操作部5は、使用者がコピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能及びスキャナ機能等に関する操作を行うために使用され、使用者による操作命令(コマンド)等を制御部61に与えるものである。操作部5は、タッチパネル等を有する表示部51と、使用者によるコピー実行開始指令、あるいはファクシミリ送信開始指令といった種々の指示入力を行うための前記スタートボタン55や数字キー群53等とを含む。
画像形成部40は、スキャナ部22又はCIS231によって得られた画像データや、前記パーソナルコンピュータやファクシミリ装置等から通信部66を介して転送された画像データに基づいた画像を記録紙に形成するものである。通信部66は、図略のネットワークインターフェースを用い、ネットワークを介して接続されたコンピュータやファクシミリ装置等の外部装置との間で種々のデータの送受信を行うものである。
記憶部67は、スキャナ部22及びCIS231の読取動作により得られた画像データや、後述する制御部61により処理された画像データ等を記憶する記憶部と、ファクシミリ通信を行う時の短縮釦登録の相手先名称やファクシミリ番号、或いは、ネットワークスキャナとして使用される際の送信相手先のIPアドレスなどを予め記憶したりする記憶部とを有して構成されているものである。
制御部61は、複合機1全体の動作制御を司るものであり、CPU、RAM及びROM等によって構成される。前記原稿給紙部21、スキャナ部22、CIS231、操作部5、画像処理部615、画像形成部40及び通信部66は、制御部61による制御の下で動作する。制御部61は、ユーザから操作部5に入力された各種の指示信号等に応じて、図略のROM又は前記記憶部67に記憶されている動作制御プログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示信号の出力、データ転送等を行って複合機1を統括的に制御する。
ところで、以上のような構成を有する複合機1においては、例えば修正液やインク或いは紙粉等の異物が読取窓230に付着することがある。そして、ADFモードにおいて原稿搬送部5により搬送される原稿に対して画像読取部4により読取動作を行う場合に、読取窓230に異物が付着していると、スキャナ部22における同一の画素が各撮像タイミングで該異物を撮像し、これによって、スキャナ部22から得られる画像のうち、前記同一の画素の画素位置に対応する主走査方向の位置に、副走査方向に延びる筋状の画像(図4のラインL;以下、筋画像という)が形成されることがある。複合機1は、このような筋画像を画像処理によって除去する機能を搭載している。なお、図4は、原稿給送部5による前記読取位置Pまでの原稿搬送路が擬似的に直線であるものとして、原稿給送部5によって順番に前記読取位置Pへ搬送される各原稿の配列状態を示した図である。
ここで、同一の筋画像が同一の状況下で発生した場合であっても、その筋画像を除去して高画質の画像を得たいと考えるユーザがいたり、逆に、前記筋画像があっても構わないと考えるユーザや、前記筋画像を除去するために更なる時間を要するぐらいならば前記筋画像を除去する必要は無いと考えるユーザもいたりする。
そこで、複合機1は、各原稿について、通常の画像読取動作(原稿に対する画像読取動作)で得られた画像データに前記筋画像を示す画像データ(以下、筋画像データという)が含まれている場合に、その旨をユーザに報知し、前記筋画像を除去したいか否かを入力させ、前記筋画像を除去する指示が入力された場合にのみ、前記筋画像を除去する処理を実施する点が従来技術と相違する。
以上の機能を実現するべく、図3に示すように、記憶部67は、生データ記憶部67aと、変倍画像記憶部67bと、処理済み画像データ記憶部67cとを有し、また、制御部61は、画像処理部611と、表示制御部612と、入力受付部613とを有する。
なお、ここでは、読取窓230に異物が付着した状況において、該異物に起因して発生する筋画像を問題点としているため、スキャナ部22から出力される画像データに着目して説明する。
生データ記憶部67aは、スキャナ部22から出力された生の(画像処理部611による画像処理が行われる前の)画像データを格納するものである。変倍画像記憶部67bは、前記変倍処理部611bにより生成された後述するサムネイル画像や変倍画像を格納するものである。処理済み画像データ記憶部67cは、前記画像処理部611による処理後の画像データを格納するものである。
画像処理部611は、画像データに関する各種画像処理を行うものである。例えば、画像処理部611は、CCD229又はCIS231によって取得された画像データや、ネットワーク接続されたパーソナルコンピュータ、公衆回線で接続されたファクシミリ装置等から通信部66を介して転送されてくる画像データに対して、シェーディング補正、レベル補正、ガンマ補正、色収差補正、MTF(Modulation Transfer Function)補正及びスキャナ色補正等の補正処理、画像データの圧縮又は伸長処理、拡大又は縮小処理などの画像加工処理を行う。
また、画像処理部611は、画像の中に筋画像が存在するか否かを検出する筋画像検出部611aと、スキャナ部22の読取動作で得られた画像のサイズを変倍(主に縮小)する変倍処理を行う変倍処理部611bと、原稿の画像に対する読取動作で得られた画像に対して筋画像を除去するための筋画像除去処理を実施する筋画像除去処理部611cとを有する。
表示制御部612は、表示部51に後述する画像読取結果画面G1(図5参照)や筋位置指定画面G2(図6参照)を含む各種の画面を表示させるものである。以下、画像処理部611及び表示制御部612等による詳細な処理について説明する。なお、ここでは、ADFモードにおいて複数の原稿からなる原稿束の画像の読取動作が、操作部5により一括指示されたものとする。
スキャナ部22から画像データが出力されると、画像処理部611は、該画像データを生データ記憶部67aに格納する。そして、筋画像検出部611aは、生データ記憶部67aに格納された画像データで示される画像に対して、前記筋画像の有無を検出する処理を行う。筋画像は、一般的に、主走査方向に並ぶ画素の中に画素値が大きく異なる画素が存在し、且つ、その画素が副走査方向に亘って、主走査方向の同一位置に存在する形態で現れることから、筋画像検出部611aは、スキャナ部22から得られた画像データの画素値の分布が例えばこの形態に該当するときに筋画像が存在するものと判断し、副走査方向に並ぶ前記画素値が大きく異なる画素で構成される画像を筋画像として検出する。
変倍処理部611bは、前記筋画像検出部611aによりいずれかの画像に筋画像が検出された場合に、生データ記憶部67aに格納された画像データで示される各画像を予め定められた縮小倍率で縮小した画像(以下、サムネイル画像という)を示す画像データ(以下、サムネイル画像データという)を生成し、該サムネイル画像データを変倍画像記憶部67bに格納する。
表示制御部612は、前記サムネイル画像データが変倍画像記憶部67bに格納されると、該サムネイル画像データに基づき、スキャナ部22の読取動作で得られた全てのページの画像についてのサムネイル画像を含む画像読取結果画面G1を表示部51に表示させる。図5は、この画像読取結果画面G1の一例を示す図である。
図5に示す画像読取結果画面G1においては、10ページ分の画像のうち5ページ分の画像のサムネイル画像が所定の配列状態で(例えば横1列に並べて)表示されている。また、該画面の適所(ここでは右側方部)には、「拡大」ボタンB1、「縮小」ボタンB2、「次ページ」ボタンB3、「前ページ」ボタンB4、「筋除去位置指定」ボタンB5、「OK」ボタンB6及び「キャンセル」ボタンB7が配置されている。
表示されているサムネイル画像の中から1つのサムネイル画像が選択された上で「拡大」ボタンB1又は「縮小」ボタンB2が操作されると、変倍処理部611bは、そのボタンの操作に対して予め定められた倍率で拡大又は縮小された画像(前記サムネイル画像と異なる画像サイズの画像)を作成する。ここで、変倍処理部611bは、この拡大又は縮小された画像を作成する際に用いる元データとして、生データ記憶部67aに格納された画像データを採用し、該画像データに基づき、前記サムネイル画像生成時の倍率と異なる倍率で、前記操作により生成指示された画像を作成する。変倍処理部611bは、変倍画像(サムネイル画像を含む)を生成した際には、その画像の各画素位置と、生データ記憶部67aに格納された画像データで示される画像の各画素位置との対応関係を示すデータも生成し、変倍画像記憶部67bに格納する。表示制御部612は、変倍画像記憶部67bに格納された画像を表示部51に表示させる。
「次ページ」ボタンB3又は「前ページ」ボタンB4が操作されると、一連の画像データのうち、現在表示部51に表示している画像の次又は前の表示順位を有する画像が表示される。
図5に示す画像読取結果画面G1においては、表示中である5ページ分の画像のうち3ページ目、4ページ目及び5ページ目の画像に筋画像Lが検出されたことを示しており、筋画像が検出された前記各画像についてのサムネイル画像の近傍に、筋画像が検出された旨を示すメッセージ(ここでは、「筋あり」の文字)が表示されている。
表示されているサムネイル画像の中から1つのサムネイル画像が、例えば該サムネイル画像の表示領域に対する押圧操作によってユーザにより選択され、さらに「筋除去位置指定」ボタンB5が操作されると、図6に示すように、そのサムネイル画像が予め定められた倍率で拡大された拡大画像(例えば矢印Xで示す画像)と、筋指定カーソルMと、「筋除去位置確定」ボタンB8と、図5に示す画像読取結果画面G1に表示を切り替えるための「戻る」ボタンB9とを有する筋位置指定画面G2が表示部51に表示される。なお、前記拡大画像も、変倍処理部611bにより前記生データ記憶部67aに格納された画像データを用いて生成される。
筋指定カーソルMは、除去対象の筋(の位置)を指定するための指標であり、図示しない移動ボタンの操作によって筋指定カーソルMの位置が図6の左右方向に移動する。ユーザは、除去したい筋画像に重畳させる操作を前記移動ボタンによって行う。そして、前記筋除去位置確定ボタンB8が操作されると、この時点で前記筋指定カーソルMと重畳する筋画像が前記筋画像除去処理部611cの処理対象に設定され、該筋画像を除去する処理が前記筋画像除去処理部611cにより行われる。
前記筋画像除去処理部611cによる筋画像除去処理としては、例えば、筋画像の周辺に位置する画像を構成する複数の画像データの平均を算出し、筋画像データに代えてこの平均データを採用する周知の処理が採用可能である。前記筋画像除去処理部611cによる筋画像除去処理後の画像データは、前記処理済み画像データ記憶部67cに格納される。
その後、「戻る」ボタンB9が操作されると、例えば図7に示すように、筋画像除去処理を実施する画像であることを示すメッセージが付加された画像読取結果画面が表示部51に表示される。
入力受付部613は、図5〜図7で示す各ボタンの操作や操作部5に対する操作を受け付け、該操作を示す操作信号を前記画像処理部611及び表示制御部612に出力するものである。
図8は、制御部61による筋画像除去処理を示すフローチャートである。
図8に示すように、画像形成動作を実施する指示が行われると(ステップ♯1でYES)、制御部61は、スキャナ部22等に読取動作を実施させ、該読取動作で得られた画像データを前記生データ記憶部67aに格納する(ステップ♯2)。そして、筋画像検出部611aは、前記生データ記憶部67aに格納された画像データで示される各画像の中に筋画像が存在するか否かの検出処理を実施する(ステップ♯3)。
その結果、前記筋画像検出部611aによりいずれの画像にも前記筋画像が存在しないと判断された場合には(ステップ♯4でNO)、制御部61は、前記生データ記憶部67aに格納された画像データに基づいて、画像形成部40に画像形成動作を実施させる(ステップ♯12)。一方、前記筋画像検出部611aによりいずれかの画像に前記筋画像が存在すると判断された場合には(ステップ♯4でYES)、表示制御部612は、例えば図5に示すような画像読取結果画面を表示部51に表示させる(ステップ♯5)。
入力受付部613は、この画像読取結果画面において、何らかの入力が行われたか否かを判断する(ステップ♯6)。前記入力とは、例えば表示している画像(サムネイル画像)の拡大や縮小を指示する入力、筋画像除去処理の対象ページを指定する入力、筋位置指定画面G2に表示の切り替えを指示する入力、筋画像除去処理の対象とすべき筋の位置を指定する入力などである。
入力受付部613は、前記入力が行われたものと判断すると(ステップ♯6でYES)、その入力が当該画像読取結果画面での入力を完了した旨を示すものであるか否かを判断し(ステップ♯7)、そうでないと判断したときには(ステップ♯7でNO)、表示制御部612及び画像処理部611は、その入力に対応する表示処理、又は前記入力内容を示す入力データを記憶し(ステップ♯8)、ステップ♯6の処理に戻る。
一方、ステップ♯7において、前記入力が当該画像読取結果画面での入力を完了した旨を示すものであると判断したときには(ステップ♯7でYES)、筋画像除去処理部611cは、ステップ♯8で記憶された入力データに基づき、筋画像除去処理の対象として設定されたページの画像を抽出し、該画像に対して筋画像除去処理を実施する(ステップ♯9)。
以上のように、本実施形態では、読み取った画像の中に筋画像を検出した場合には、その画像について筋画像の除去処理を実施するか否かをユーザに選択させる構成を備えたので、ユーザは、画質を重視するか生産性を重視するかに応じて、筋画像の除去処理の実施についての要否を選択することができる。その結果、前記生産性を重視している場合に、ユーザが前記筋画像除去処理の実行を不要であると考える画像にまで前記筋画像除去処理を実施したり、この不要な筋画像除去処理の実施によってユーザが意図しない複写物が生成されたりするのを回避することができる。
また、筋画像除去処理対象の筋画像をユーザが指定できるようにしたので、ユーザが筋画像の除去処理が不要と考える筋画像にまで前記筋画像除去処理を実施するのを防止することができる。
本件は、前記実施形態に代えて、或いは前記実施形態に加えて次のような変形形態も採用可能である。
[1]前記実施形態では、表示制御部612は、筋画像の有無に関係なく、スキャナ部22により読み取った一連のページの画像全てを表示部51に表示させるようにしたが、この形態に限らず、表示制御部612が、前記一連のページのうち、筋画像が検出された画像を有するページのみを抽出し、この抽出したページの画像のみを表示部51に表示させるようにしてもよい。
例えば、ガラス221上に異物が付着している場合において、或るページに対する読取動作の途中で、該ページによって異物がガラス221上から除去される場合がある。この場合、新たな異物がガラス221上に付着しない限り、当該ページの次のページから筋画像が検出されなくなる。このような場合には、表示制御部612は、当該ページまでの分について読み取った画像を表示部51に表示させるようにするとよい。
また、表示部51を用いて筋画像の検出結果を報知するモードと報知しないモードとを複合機1に備えるようにしてもよい。
[2]複数の原稿の画像を読み取った場合に、筋画像除去処理を実施する対象のページ範囲をユーザが設定できるようにしてもよい。例えば50ページ分の画像を読み取ったものとし、5ページ目から15ページ目までは、文字以外の絵や図があり、画質が要求されるものとする。このとき、前記画像読取結果画面G1に、前記ページ範囲の開始ページを示す数値「5」と終了ページを示す数値「15」との入力を受け付ける領域を設け、この領域に入力されたページ範囲に属する画像を、前記筋画像除去処理部611cが前記筋画像除去処理の対象として設定し、該画像に対して前記筋画像除去処理を行うように構成する機能を搭載すると、筋画像除去処理を実施する対象の指定操作上の利便性を向上することができる。
また、前記両面読取モードで複数の原稿に対する読取動作を行う場合に、スキャナ部22による画像の読取動作が行われる奇数ページと、CIS231による画像の読取動作が行われる偶数ページとのうちいずれのページを筋画像除去処理の実施対象として設定するかをユーザが選択できるようにしてもよい。
[3]通常、異なる読取特性を有する読取素子(例えばスキャナ部22とCIS231)は読取精度が異なり、スキャナ部22とCIS231との比較では、一般的にスキャナ部22の方がCIS231よりも高画質で読み取ることができる。
したがって、前記両面反転読取モードは、スキャナ部22よりも読取精度が低いCIS231で裏面の画像を取得することを許容せず、原稿を反転する時間を要してでも、CIS231より高精度で読み取れるスキャナ部22で裏面の画像を読み取るモードであるから、生産性より画質を優先するモード(以下、画質優先モードという)である一方、前記両面同時読取モードは、スキャナ部22よりも読取精度が低いCIS231で裏面の画像を取得することを許容するモードであるから、画質より生産性を優先するモード(以下、生産性優先モードという)であるといえる。
ここで、前記筋画像も画質に影響を与えるものである。そこで、この点に鑑みて、前記筋画像除去処理の要否に関する入力操作を前記モードと関連させるようにしてもよい。すなわち、前記画質優先モードでは、表示制御部612は、除去したい筋画像を指定するための画面(例えば図6に示す筋位置指定画面)を表示部51に表示させ、該画面で除去したい筋画像をユーザに指定させる一方、生産性優先モードでは、除去したい筋画像を指定するための画面(例えば図6に示す筋位置指定画面)を表示部51に表示させず、該画面で除去したい筋画像を指定させる入力ステップを省略したりするようにしてもよい。或いは、筋画像の除去処理自体を省略したりするようにしてもよい。
[4]前記実施形態では、読取窓230に付着する異物に起因して生じる筋画像に着目し、スキャナ部22の読取動作で得られた画像について筋画像除去処理の実施の要否を選択できるようにしたが、シェーディングローラ219の表面に異物が付着する場合があり、CIS231の読取動作で得られた画像についても、筋画像が発生する場合があることから、CIS231の読取動作で得られた画像についても筋画像除去処理の実施についての要否を選択できるようにしてもよい。
[5]例えば図6に示す筋位置指定画面において、サムネイル画像の拡大、縮小或いは回転を行えるようにすると更に好ましい。例えば、タッチパネル上に、拡大、縮小、回転キー(時計回りや反時計周りに90度に回転させるキー)等のキーを表示したり、タッチパネル上での2本の指による操作によって拡大や回転ができるようにしたりすると、ユーザビリティが向上するため更に好ましい。
[6]筋画像除去処理対象の筋画像をユーザが選択できるようにしたが、スキャナ部22やCIS231の読取動作で得られた画像の各部位の中から、前記筋画像除去処理部615aによる筋画像除去処理を実行させる部位を指定する入力を行うためのボタンやスイッチ等(前記除去位置入力部の一例)をタッチパネル等に設けると更に好ましい。
すなわち、図9(a)に示すように、文字領域に重畳して筋画像が存在する場合、この筋画像全体を除去対象とすると、図9(b)に示すように、前記筋画像の部位のうち、背景領域に存在する部位Y1,Y2については、背景領域と略同色となるが、文字領域に存在する部位Uについては、文字領域の色(例えば黒色)と大きく異なる色(例えば白色)の筋L’が文字領域内に形成されることとなる。
そこで、図9(a)の矢印Y1,Y2で示す部位などのように、1つの筋画像の中でも、筋画像除去処理を実施する部位を指定できるようにすると、図9(b)に示すような不自然な画像が形成されるのを防止することができる。
複合機の内部構成を概略的に示す側面図である。 操作部の正面図の一例である。 複合機の電気的な構成を示すブロック図である。 原稿給送部による読取位置までの原稿搬送路が擬似的に直線であるものとして、原稿給送部によって順番に前記読取位置へ搬送される各原稿の配列状態を示した図である。 画像読取結果画面を示す図である。 筋位置指定画面を示す図である。 画像読取結果画面を示す図である。 制御部による筋画像除去処理を示すフローチャートである。 (a)は、文字領域に重畳する筋画像を示す図であり、(b)は、(a)に示す状態において、該筋画像全体を除去対象とした場合の不具合を示す図である。
符号の説明
1 複合機
2 画像読取部
5 操作部
22 スキャナ部
40 画像形成部
51 表示部
61 制御部
67 記憶部
67a 生データ記憶部
67b サムネイル画像記憶部
67c 処理済み画像データ記憶部
611 画像処理部
612 表示制御部
613 入力受付部
229 CCD
231 CIS

Claims (8)

  1. 原稿を搬送する原稿搬送部と、予め定められた読取位置で主走査方向の読取動作を行う読取部とを備え、前記読取位置を副走査方向に通過する原稿に対して前記読取部による前記主走査方向の読取動作を行う画像読取装置であって、
    前記読取部による読取動作で得られた画像の中に、前記読取位置に付着した異物の存在に起因して生じる筋画像が存在するか否かを判断する判断部と、
    前記判断部による判断結果を報知する報知部と、
    前記判断部により前記筋画像が存在すると判断された画像から前記筋画像を除去する筋画像除去処理の要否を入力するための要否入力部と、
    前記要否入力部により前記筋画像除去処理が必要であると入力された場合に前記筋画像除去処理を実行する筋画像除去処理部と
    を備える画像読取装置。
  2. 複数のページに対する読取動作の実行を一括して指示するための読取指示部を備え、
    前記判断部は、前記読取指示部による前記指示の入力に基づく読取動作の対象となった前記複数のページについて、ページごとに前記筋画像の有無を判断し、
    前記報知部は、前記読取指示部による前記指示の入力に基づく読取動作の対象となった前記複数のページの画像を、前記判断部によるページごとの判断結果とあわせて表示する表示部を含み、
    前記要否入力部は、前記表示部による表示動作後において、前記ページごとに前記筋画像除去処理の要否を入力するためのものであり、
    前記筋画像除去処理部は、前記要否入力部により前記筋画像除去処理が必要であると入力されたページの画像についてのみ前記筋画像除去処理を実行する請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 複数のページに対する読取動作の実行を一括して指示するための読取指示部を備え、
    前記判断部は、前記読取指示部による前記指示の入力に基づく読取動作の対象となった前記複数のページについて、ページごとに前記筋画像の有無を判断し、
    前記報知部は、前記読取指示部による前記指示の入力に基づく読取動作の対象となった前記複数のページの中から、前記判断部により前記筋画像が存在すると判断された画像を有するページのみを抽出してこの抽出したページの画像を表示する表示部を含み、
    前記要否入力部は、前記表示部による表示動作後において、前記表示部に画像が表示されたページごとに筋画像除去処理の要否を入力するためのものであり、
    前記筋画像除去処理部は、前記要否入力部により前記筋画像除去処理が必要であると入力されたページの画像についてのみ前記筋画像除去処理を実行する請求項1に記載の画像読取装置。
  4. 複数のページに対する読取動作の実行を一括して指示するための読取指示部を備え、
    前記要否入力部は、前記読取指示部による前記指示の入力に基づく読取動作の対象となる前記複数のページの中から、前記筋画像除去処理を実行する対象のページをページ範囲で指定するものである請求項1に記載の画像読取装置。
  5. 前記読取部は、前記原稿の一方のページに対し主走査方向の読取動作を行う第1の読取部と、前記第1の読取部による読取位置と異なる読取位置で、前記原稿の他方のページに対し主走査方向の読取動作を行う第2の読取部とを有し、
    複数のページに対する読取動作の実行を一括して指示するための読取指示部と、
    前記第1の読取部による前記原稿の一方のページの読み取りが終了した後、当該原稿をその他方のページが前記第1の読取部に読み取られる状態として反転させて搬送する反転部と、
    前記第1及び第2の読取部による読取位置を通過点とする搬送路上で原稿の搬送動作を行う搬送部と、
    前記第1の読取部により前記原稿の一方のページを読み取り、前記反転部による当該原稿の反転後に、前記第1の読取部が当該原稿の他方のページを読み取る両面反転読取モードと、前記第1の読取部が当該原稿の一方のページを読み取るとともに、前記第2の読取部が当該原稿の前記第1の読取部による読取ページと反対側のページを読み取る両面同時読取モードとのうちいずれかのモードで前記読取部及び前記搬送部に動作を行わせる制御部とを備え、
    前記要否入力部は、前記両面同時読取モードで前記読取指示部による前記指示の入力に基づく読取動作が行われる場合に、前記第1の読取部による読取対象のページを前記筋画像除去処理の実施対象とするか前記第2の読取部による読取対象のページを前記筋画像除去処理の実施対象とするかを選択する入力を行うためのものである請求項1に記載の画像読取装置。
  6. 前記要否入力部は、前記読取動作で得られた画像の各部位の中から、前記筋画像除去処理を実行させる部位を指定する入力を行うための除去位置入力部を備える請求項1ないし5のいずれか一項に記載の画像読取装置。
  7. 前記読取部は、前記原稿の一方のページに対し主走査方向の読取動作を行う第1の読取部と、前記第1の読取部より読取精度が低く、前記第1の読取部による読取位置と異なる読取位置で、前記原稿の他方のページに対し主走査方向の読取動作を行う第2の読取部とを有し、
    複数のページに対する読取動作の実行を一括して指示するための読取指示部と、
    前記第1の読取部による前記原稿の一方のページの読み取りが終了した後、当該原稿をその他方のページが前記第1の読取部に読み取られる状態として反転させて搬送する反転部と、
    前記第1及び第2の読取部による読取位置を通過点とする搬送路上で原稿の搬送動作を行う搬送部と、
    前記第1の読取部により前記原稿の一方のページを読み取り、前記反転部による当該原稿の反転後に、前記第1の読取部が当該原稿の他方のページを読み取る両面反転読取モードと、前記第1の読取部が当該原稿の一方のページを読み取るとともに、前記第2の読取部が当該原稿の前記第1の読取部による読取ページと反対側のページを読み取る両面同時読取モードとのうちいずれかのモードで前記読取部及び前記搬送部に動作を行わせる制御部とを備え、
    前記要否入力部は、前記両面反転読取モード及び両面反転読取モードのうち前記両面反転読取モードの場合において、前記読取動作で得られた画像の各部位の中から、前記筋画像除去処理を実行させる部位を指定する入力を行うための除去位置入力部を備える請求項6に記載の画像読取装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれか一項に記載の画像読取装置と、
    前記画像読取装置から出力される画像データに基づき、記録媒体に画像を形成する画像形成部と
    を備える画像形成装置。
JP2008182727A 2008-07-14 2008-07-14 画像読取装置、画像形成装置 Pending JP2010021939A (ja)

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