JP2001103249A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2001103249A
JP2001103249A JP27858299A JP27858299A JP2001103249A JP 2001103249 A JP2001103249 A JP 2001103249A JP 27858299 A JP27858299 A JP 27858299A JP 27858299 A JP27858299 A JP 27858299A JP 2001103249 A JP2001103249 A JP 2001103249A
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JP27858299A
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Makoto Kumagai
誠 熊谷
Katsuaki Tajima
克明 田島
Hidekazu Takahama
英一 高濱
Taisuke Akahori
泰祐 赤堀
Hideaki Mizuno
英明 水野
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 読取位置に存在するごみによる読取画像への
黒筋または白筋発生を防止するとともに、画像全体の画
質を向上させることができる画像読取装置を提供する。 【解決手段】 画像読取装置は、原稿画像を読み取るC
CD1〜3よりなるCCD群111と、データ処理部2
01と、同一画素のデータを得るためにデータ遅延を行
うラインバッファ203と、同一画素のデータを比較す
る比較部205と、比較の基準となるしきい値を各種モ
ードと対応づけて記録しているデータテーブル208
と、データテーブル208を参照してしきい値を設定す
るしきい値設定部207と、比較部205によるしきい
値との比較結果を受けて、下流に送るデータを判別制御
する判別部209と、判別部209から送られてきたデ
ータを平均化し画像データとして出力する平均化部21
1とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取装置に関
し、特に、読取部に対して原稿を移動させることにより
その画像を読み取る画像読取装置において、ごみの存在
により、読取画像に黒筋等が発生するのを防止するため
の画像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、デジタル複写機等の画像読取
装置においては、いわゆる流し撮りという技術が用いら
れている。この技術は、読取部を移動させるのではな
く、固定された読取部に対して原稿を移動させることに
より画像を読み取るというものである。したがって、読
取位置にごみが付着しているような場合は、読取部は原
稿が流れている間中、常にごみを読み取ることになる。
そのため、ごみを黒筋あるいは白筋(点線等も含め「黒
筋」あるいは「白筋」という。)として認識し、読取画
像ひいては出力画像に副走査方向の黒筋あるいは白筋を
発生させてしまうという問題が生じていた。
【0003】このような問題を解決するために、特開平
6−70099では、以下に示す技術が開示されてい
る。
【0004】図15は、この従来技術における画像読取
装置の概略構成を示したブロック図である。本図を参照
して、従来技術における画像読取装置は、所定の時間差
を有して原稿の同一位置を読み取ることができる複数ラ
インのCCD151と、各CCD間の時間差を解消し原
稿の同一位置のデータを得るために、CCD151から
の出力データを一時格納するラインバッファメモリ15
2と、入力してくる同一位置についてのデータの多数決
演算を行なう多数決演算部153とを備えている。
【0005】そして、多数決演算部153において、こ
れらの入力データのうち最も多い値を正しい画像データ
として出力する。したがって、ごみを読み取ったデータ
は画像データとして出力されないため、ごみによる黒筋
の発生が防止される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来技術における画像読取装置は、2値データの多数決演
算によって正しい2値の画像データが得られるというも
のである。したがって、多値データを扱う場合には、そ
のまま適用することが困難であった。
【0007】また、複数のCCD151の出力データの
中のいずれか1のデータを採用するに過ぎないため、折
角、複数のCCD151を使用しても、黒筋発生の防止
という効果しか得られず、画像全体の画質の向上までに
は至っていなかった。
【0008】本発明はかかる実状に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、読取位置に存在するごみによる
読取画像への黒筋または白筋発生を防止するとともに、
画像全体の画質を向上させることができる画像読取装置
を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のある局面に従うと、読取部に対して原稿を
移動させることにより原稿の画像を読取る画像読取装置
は、読取部は、N(N≧2)本のイメージセンサを有
し、N本のイメージセンサは、同時刻におけるそれぞれ
の読取位置が原稿の移動方向に所定間隔ずれるように設
置され、原稿の移動によって所定の時間差を有して原稿
の同じ位置を読取ることが可能となっており、所定の時
間差を緩衝し、N本のイメージセンサにより読み取られ
た原稿の同じ位置についての画像データを同時刻に得る
ために、(N−1)本のイメージセンサにより読み取ら
れた画像データを記憶する(N−1)本の緩衝記憶部
と、同時刻に得られた原稿の同じ位置についての画像デ
ータを比較する比較部と、比較部による比較結果に基づ
いてN本のイメージセンサにより読み取られた画像デー
タの中から必要な画像データを選択する選択部と、選択
部により選択された画像データを平均化する平均化部と
を備える。
【0010】この発明に従うと、N本のイメージセンサ
により読み取られた画像データのうちごみを読み取った
画像データは削除され必要な画像データのみが選択され
る。このため、読取画像に黒筋または白筋が発生するこ
とを防止することができる。また、画像データが平均化
されるため画質の向上を図ることができる。したがっ
て、読取位置に存在するごみによる読取画像への黒筋ま
たは白筋の発生を防止できるとともに、画像全体の画質
を向上させることのできる画像読取装置を提供すること
が可能となる。
【0011】好ましくは、画像読取装置は、しきい値を
設定するしきい値設定部をさらに有し、比較部は、設定
されたしきい値に基づいて比較を行なう。これによる
と、しきい値に基づいて比較が行なわれるため、容易に
比較することが可能となる。
【0012】また、好ましくは、画像読取装置におい
て、しきい値設定部は、モードに応じてしきい値を設定
する。これによると、モードに応じて適切に設定された
しきい値に基づいて必要なデータが選択される。したが
って、より適切にごみ画像を検出することが可能とな
り、黒筋または白筋の発生を防止することができる。
【0013】さらに、好ましくは、画像読取装置は、モ
ードとしきい値とを対応付けて記憶したデータテーブル
をさらに備え、しきい値設定部はデータテーブルを参照
してしきい値を設定する。
【0014】これによると、モードに応じたしきい値が
予めデータテーブルとして記憶されているため、容易に
適切なしきい値を設定することが可能となる。
【0015】また、前記画像読取装置において、モード
は、画像の種類によって設定される画質モード、露光量
によって設定される露光モード、および、ごみの種類に
よって設定されるごみモードのうち、少なくとも1つの
モードを含むことが好ましい。
【0016】これによると、ごみを検出する場合に大き
な影響を与える、画像の種類、露光量、および、ごみの
種類というパラメータに応じたしきい値が設定されるこ
とになる。したがって、より適切なしきい値を設定する
ことが可能となり、黒筋または白筋の発生を防止するこ
とができる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。
【0018】図1は、本発明の実施の形態における画像
読取装置1の機構的な構成を示す側面概略図である。本
図を参照して、画像読取装置1は、原稿ガラス103
と、原稿100を押えるための原稿押え白板101と、
原稿100を照射するための光源105と、原稿100
からの反射光をCCDに送るためのミラー107と、ミ
ラー107からの反射光をCCD上に集光させるための
レンズ109と、レンズ109により結像された原稿画
像の反射光を読取り、電気信号に変換するための複数の
CCD群111とを備えている。
【0019】画像読取装置1の読取動作中は、原稿10
0が原稿ガラス103と原稿押え白板101との間を矢
印Dの方向(副走査方向)に移動する。そして、固定さ
れたCCD群111は、移動中の原稿100の画像を順
次読み取っていく。
【0020】図2は、図1の画像読取装置1の画像デー
タの処理に関する機能ブロック図である。画像読取装置
1は、本図に示すように、原稿画像を読み取るためのC
CD群111と、CCD群111からのアナログ電気信
号に所定のアナログ処理を行ない、その後、デジタルデ
ータに変換するためのデータ処理部201と、データ処
理部201により所定の処理および変換が行なわれたデ
ータを所定時間記憶するためのラインバッファ203
と、CCD群111から出力される同一画素についての
データを比較するための比較部205と、比較部205
による比較の基準となるしきい値を設定するためのしき
い値設定部207とを備えている。
【0021】ここで、CCD群111は3本のCCD
1、CCD2、および、CCD3から成っており、比較
部205は、この3本のCCDからの同一画素について
の出力データを、しきい値設定部207により設定され
たしきい値に基づいて比較する。
【0022】しきい値設定部207では、画質モード
(文字モードor写真モード)、露光モード(最濃モー
ドor中央モードor最薄モード)、および、ごみモー
ド(黒ごみモードor白ごみモード)等に応じて、ごみ
を検出するための適切なしきい値が設定される。なお、
ここでは、後述する予め記憶されているデータテーブル
208に基づいてしきい値が設定される。
【0023】画像読取装置1はさらに、比較部205に
よるしきい値との比較結果を受けて、3本のCCDから
の出力データのうち下流に送るデータを判別制御するた
めの判別部209と、判別部209から送られてきたデ
ータを平均化し、画像データとして出力するための平均
化部211とを備えている。
【0024】判別部209は、しきい値との比較結果に
応じてリジェクトすべき画素データを検出し、選択すべ
き画素データを決定する。つまり、各CCDの出力デー
タの中からごみを読み取った画素のデータ(以下「ごみ
データ」という)を検出し、ごみデータ以外のデータを
正常なデータとして選択する。
【0025】このようにして、CCD群111から出力
された同一画素についての複数のデータは、最終的に
は、正常なデータのみにより平均化されて1つの画像デ
ータとして出力されることになる。
【0026】なお、ここでは、イメージセンサとして3
本のCCDを用いているが、2本以上であれば何本使用
してもよい。したがって、さらに多くのCCDを用いて
もよく、その場合は、より多くのデータ値が加算(平均
化)されるため、SN比が上昇し、画質が向上すること
になる。
【0027】図3は、原稿画像の読取位置と複数のCC
D群111との関係を説明するための模式図である。な
お、紙面と垂直方向がCCDの主走査方向であり、矢印
Dの方向が副走査方向である。
【0028】図3を参照して、原稿100は矢印Dの方
向に移動しており、3ラインのCCD群111(CCD
1、CCD2、および、CCD3)各々が、この原稿画
像の異なる位置を読み取っている。そして、各CCD1
11から出力されるアナログデータは、データ処理部2
01で所定のアナログ処理およびA/D変換が行なわ
れ、ここでは、最終的にデジタルの画像信号1〜3とし
て出力されている。
【0029】CCD1の読取位置は、原稿ガラス103
上で言えばA点を通る主走査方向のライン位置であり、
CCD2の読取位置はB点を通るライン位置、そして、
CCD3の読取位置はC点を通るライン位置である。し
たがって、同時刻においては、それぞれ、原稿100の
異なるライン位置の画像を読み取ることになる。しか
し、原稿100が移動することにより、所定時間ずつず
れて同一ライン位置の画像、つまり同一画素を読み取る
ことができる。
【0030】すなわち、まず、CCD3で原稿100の
E点ライン位置を所定の時刻(t=t0)において読み
取る。原稿100は一定速度で移動しているため、所定
時間後(t=t1)にはCCD2が同一のE点ライン位
置を読み取り、続いて所定時間後(t=t2)にはCC
D1が読み取る。
【0031】このようにして異なる時間に読み取られた
同一位置の画像データを、同時刻に得るために、上記時
間のずれを緩衝する2つのラインバッファ203を用い
ている。つまり、1つは、最初にCCD3がE点ライン
の画像を読み取った時から最後にCCD1がE点ライン
の画像を読み取るまでの時間のずれ(δt3=t2−t
0)を緩衝するためにCCD3からの出力データを記憶
しておくnラインバッファである。そして、もう1つ
は、CCD2がE点ラインの画像を読み取った時からC
CD1がE点ラインの画像を読み取るまでの時間のずれ
(δt2=t1−t0)を緩衝するためのCCD2から
の出力データを記憶しておくmラインバッファである。
【0032】これらのラインバッファ203を用いるこ
とにより、CCD2およびCCD3の出力データは、同
一位置についての画素データを最後に読み取るCCD1
の出力データが得られるまで一時記憶されることにな
る。そして、CCD1からのデータ(画像信号1)とラ
インバッファ203を介して得られるデータ(画像信号
2および3)は、同一画素についての画像データとな
り、これらが同時刻に出力されることになる。
【0033】次に、図3において、原稿画像103上に
黒ごみBGが付着している場合を考える。一般に、ごみ
は原稿ガラス103上を通過する原稿に付着して運ばれ
る。そして、原稿との摩擦により読み取り途中ではがれ
外部に吐き出されることもあるが、硬く固着して同じ場
所に留まることもある。ごみの大きさは、400dpi
の読取システムの場合は1〜4画素程度で、600dp
iの読取システムの場合は1〜6画素程度のものが多
い。
【0034】ここでは、黒ごみBGは原稿ガラス103
に付着しており、原稿100そのものには付着していな
いと考える。このため、原稿ガラス103上の読取位置
がBであるCCD2は黒ごみBGを読み取ることになる
が、読取位置がAおよびCであるCCD1およびCCD
3は黒ごみBGを読み取らない。
【0035】したがって、CCD2のみが、黒ごみBG
のために主走査方向に数画素分、原稿の反射光(原稿画
像)を読み取ることができずに、黒データを得ることに
なる。そして、これを、副走査方向の黒筋として認識す
ることになる。
【0036】図4は、図3において原稿ガラス103に
黒ごみBGが付着した場合の画像信号1〜3の波形をア
ナログ表示で示した図である。なお、わかりやすくする
ために、それぞれの画像信号を縦軸方向にずらした状態
で表示している。
【0037】ここで、横軸には主走査方向のCCDの位
置をとっており、縦軸にはCCDの出力値を取ってい
る。そして、アナログ波形(1)〜(3)は、図3の画
像信号1、画像信号2、画像信号3に、それぞれ対応し
ている。
【0038】黒ごみBGは、原稿ガラス103上の主走
査方向の位置bgに付着しているため、この位置におい
ては、原稿からの反射光がCCD2に届かない。したが
って、その部分のCCDの出力値は小さく、画像信号2
の波形(2)は位置bgにおいて大きく落ち込むことに
なる(G)。
【0039】これに対して、CCD1およびCCD3
は、黒ごみBGの影響は受けず、原稿からの反射光をそ
のまま受けるため、位置bgにおいても画像信号1の波
形(1)および画像信号3の波形(3)は特別な落ち込
みはなく原稿濃度に応じた通常の値となっている。
【0040】したがって、黒ごみBGによる影響がない
Aで示す部分は、3ライン全てのCCDの出力値が加算
されることになる。この場合、1ラインのCCDのみで
原稿画像を読み取った場合と比較するとSN比が√3倍
に上昇し、画質は向上する。
【0041】一方、黒ごみBGの影響を受けるBで示す
部分は、CCD2からの出力値がリジェクトされる。こ
のため、CCD1とCCD3のみのデータが加算される
ことになり、黒筋の発生が防止される。
【0042】そして、このBの部分に相当する画素は数
画素であるため、Aの部分とBの部分との画質の差は視
認することができない。したがって、画質全体としては
高画質なものが得られることになる。
【0043】なお、1ラインのCCDを使用する場合と
同等な画質が得られればよいという場合には、光源光量
を1/3にすることで、エネルギーの消費を抑えること
もできる。
【0044】図5は、図3において原稿ガラス103に
白ごみWGが付着した場合の画像信号1〜3の波形をア
ナログ表示で示した図である。図4と同様に、横軸には
主走査方向のCCDの位置を、縦軸にはCCDの出力値
をそれぞれとっており、画像信号1〜3のアナログ波形
も縦軸方向にずらしている。
【0045】白ごみWGは、原稿ガラス103上の主走
査方向の位置wgに付着しているため、この位置には、
原稿からの反射光は届かない。したがって、CCD2
は、白ごみWGを読み取ることになり、位置wgにおい
ては、画像信号の波形(2)は大きく突出することにな
る(G)。
【0046】なお、CCD1およびCCD3からの出力
値は、白ごみWGの影響を受けないため、位置wgにお
いても原稿濃度に応じた通常の値となっている。
【0047】したがって、この場合も、白ごみの影響を
受けないAの部分では3ラインのCCDの出力値が加算
され、白ごみの影響を受けるBの部分では2ラインの出
力値が加算される。よって、出力画像全体の画質が向上
することになる。
【0048】図6は、図2のしきい値設定部207にお
いて、しきい値が設定される処理の流れを示したフロー
チャートである。本図を参照して、しきい値設定部20
7では、まず、ステップS601において、現在のごみ
モードが、白ごみモードであるか黒ごみモードであるか
の確認が行なわれる。つまり、ここで、現在設定されて
いるごみモードがパラメータとして取り込まれる。
【0049】続いて、ステップS603において、現在
の読取りモードの確認が行なわれる。すなわち、現在の
読取りモードが、画質モード(写真モードor文字モー
ド)と露光ステップ(最薄モードor中央モードor最
濃モード)のどのモード(組み合わせ)になっているか
が確認され、ここで確認された読取りモードがパラメー
タとして取り込まれる。
【0050】そして、ステップS605において、各々
のモードに対応するしきい値が設定される。ここで、し
きい値はテーブルデータとして予め装置内部に保持され
ている。したがって、ステップS601とステップ60
3とから取り込まれたごみモードおよび読み取りモード
のパラメータにより、データテーブル208が参照され
て、自動的に適切なしきい値が設定される。
【0051】図7は、ごみモードが設定される場合の処
理の流れを示したフローチャートである。なお、これら
の処理、つまり、除去すべき画像データの欠陥(出力画
像上に黒筋として現れるか、白筋として現れるか)の指
定は、画像読取り前に行なわれる。本図を参照して、ま
ず、ステップS701において、選択されるごみモー
ド、つまり、白ごみモードか黒ごみモードかが画像読取
装置1のパネル上に表示される。
【0052】次に、ステップS703において、ユーザ
によるごみモードの選択が行なわれる。除去すべき画像
データの欠陥が、ここで、ユーザにより指定されること
になる。
【0053】そして、黒ごみモードが指定された場合
は、ステップS705において、CCDの出力値が低い
画像データをごみとしてリジェクトする、黒ごみモード
が設定される。なお、何も指定されなかった場合も、こ
こで黒ごみモードが設定されることになる。印字された
黒文字が白く抜けるという白筋になる欠陥よりも黒筋に
なる欠陥の方が頻度が高いため、デフォルトとして黒ご
みモードが設定されているからである。
【0054】一方、白ごみモードが指定された場合は、
ステップS707において、CCDの出力値が高い画像
データをごみとしてリジェクトする、白ごみモードが設
定される。
【0055】このようにして、図6のステップS601
において、ごみモードが読み取られる前に、ごみモード
が指定される。
【0056】次に、図8〜図13を用いて、各モードと
それに応じて設定されるしきい値との関係を説明する。
【0057】まず、図8および図9において、読取りモ
ードのうちの画質モードに応じて、しきい値が設定され
る場合の原理を説明する。
【0058】図8は、文字モード時における黒ごみデー
タ除去のしきい値が設定される場合を説明するための図
である。なお、横軸は入力画像データ値がとられてお
り、縦軸は出力画像データ値がとられている。
【0059】本図を参照して、文字モードでは白か黒か
のメリハリのある画像が求められるため、エッジ強調が
強くかけられる。このため、γ曲線は本図のように急峻
であり、かつ、比較的高い入力データ値(より白に近い
値)でも出力画像データ値は低く(より黒に近い値)な
っている。したがって、ごみを読み込んだデータ値が比
較的高い値(より白に近い値)であっても、出力画像に
は黒筋となって現れることになる。
【0060】ここでは、出力画像データ値がB以下の場
合は濃い黒筋となり、出力画像データ値がBより大きく
A以下の場合は薄い黒筋となる。そして、出力画像デー
タ値がAより大きい場合は、黒筋にはならない。したが
って、出力画像データ値がAより大きか否かで黒筋にな
るか否かが分かれることになる。このため、黒筋になら
ない下限の出力画像データ値Aに対応する入力画像デー
タ値a0がごみ検出のためのしきい値として設定され
る。
【0061】このようにして設定された入力画像データ
値がa0よりも以下の場合は画像データがごみデータで
あると判断され、判別部209によるリジェクト画像デ
ータの対象となる。そして、入力データ値がa0より大
きい場合は通常の原稿画像データであると判断され、判
別部209による下流へ送られる画像データの対象とな
る。
【0062】図9は、写真モード時における黒ごみデー
タ除去のしきい値が設定される場合を説明するための図
である。本図を参照して、写真モードでは文字モードの
場合と比較して、階調性が良く滑らかな画像が求められ
るためスムージング処理がかけられる。したがって、黒
筋発生の原因となるような比較的小さなごみであれば、
ある程度入力画像データ値が低くても(より黒に近い値
であっても)、このスムージング処理によって出力画像
への発生が抑えられることになる。
【0063】ここでは、出力画像データ値がD(D<
B)以下の場合は濃い黒筋となり、出力画像データ値が
Dより大きくC(C<A)以下の場合は薄い黒筋とな
る。そして、出力画像データ値がCより大きい場合は、
黒筋にはならない。したがって、出力画像データ値がC
より大きか否かで黒筋になるか否かが分かれることにな
る。このため、黒筋にならない下限の出力画像データ値
Cに対応する入力画像データ値c0がごみ検出のための
しきい値として設定される。
【0064】この結果、写真モード時においては、文字
モード時と比較してより低いしきい値(より黒いしきい
値)が設定されることになる(c<a)。したがって、
より黒い入力画像データ値で初めてごみデータとして、
判別されることになる。
【0065】次に、図10および図11において、読取
りモードのうちの露光モード(露光ステップ)に応じ
て、しきい値が設定される場合の原理を説明する。
【0066】図10は、文字モード時における黒ごみデ
ータ除去のしきい値が、露光モードに応じて設定される
場合を説明するための図である。なお、図8および図9
と同様に横軸は入力画像データ値が、縦軸は出力画像デ
ータ値がとられている。ここでは、露光モードが最濃モ
ードである場合のγ曲線を(1)に、中央モードである
場合のγ曲線を(2)に、そして、最薄モードである場
合のγ曲線を(3)に示している。なお、中央モードの
γ曲線(2)は、図8のγ曲線に相当する。
【0067】本図を参照して、文字モード時には、黒筋
になる範囲は出力画像データ値がA以下の場合であるた
め、前述したしきい値設定の方法と同様にして、出力画
像データ値Aに対応する入力画像データ値がしきい値と
して設定される。すなわち、露光モードが中央モード時
には前述した通りしきい値はa0と設定され、最濃モー
ド時にはγ曲線(1)よりa1と、そして、最薄モード
時にはγ曲線(3)よりa2とそれぞれ設定されること
になる。
【0068】図11は、写真モード時における黒ごみデ
ータ除去のしきい値が、露光モードに応じて設定される
場合を説明するための図である。なお、露光モードが最
濃モードである場合のγ曲線を(1)に、中央モードで
ある場合のγ曲線を(2)に、そして、最薄モードであ
る場合のγ曲線を(3)に示している。そして、中央モ
ードのγ曲線(2)は、図9のγ曲線に相当する。
【0069】本図を参照して、写真モード時には、黒筋
になる範囲は出力画像データ値がC以下の場合であるた
め、前述したしきい値設定の方法と同様にして、出力画
像データ値Cに対応する入力画像データ値がしきい値と
して設定される。すなわち、露光モードが中央モード時
には前述した通りしきい値はc0と設定され、最濃モー
ド時にはγ曲線(1)よりc1と、そして、最薄モード
時にはγ曲線(3)よりc2と設定される。
【0070】続いて、図12および図13において、ご
みモードに応じて、しきい値が設定される場合の原理を
説明する。
【0071】図12は、文字モード時における白ごみデ
ータ除去のしきい値が、露光モードに応じて設定される
場合を説明するための図である。なお、ここでも、横軸
は入力画像データ値が、縦軸は出力画像データ値がとら
れている。そして、露光モードが最濃モードである場合
のγ曲線を(1)に、中央モードである場合のγ曲線を
(2)に、最薄モードである場合のγ曲線を(3)に示
している。
【0072】本図を参照して、白筋が現れる出力画像デ
ータ値の範囲は、図8および図10で示した黒筋が現れ
る範囲の逆となっている。つまり、出力画像データ値が
B以下であれば白筋にならないが、Bより大きくA以下
であれば文字等が筋状に途切れ(はっきりとではないが
白筋になる)、Aより大きければはっきりとした白筋に
なる。
【0073】したがって、出力画像データ値Bを境とし
て、白筋の発生の有無が決定されることになる。このた
め、黒ごみモード時と同様の原理により、設定すべきし
きい値は、白筋にならない上限の出力画像データ値Bに
対応する入力画像データ値が選ばれる。すなわち、最濃
モード時にはb1が、中央モード時にはb0が、そし
て、最薄モード時にはb2が、それぞれしきい値として
選ばれる。
【0074】このため、図10を参照して、同じ文字モ
ードと露光モードが設定されていても黒ごみモード時に
設定されるしきい値(a0、a1、a2)とは異なる値
が設定されることになる。
【0075】図13は、写真モード時における白ごみデ
ータ除去のしきい値が、露光モードに応じて設定される
場合を説明するための図である。なお、ここでも、露光
モードが最濃モードである場合のγ曲線を(1)に、中
央モードである場合のγ曲線を(2)に、最薄モードで
ある場合のγ曲線を(3)に示している。
【0076】本図を参照して、白筋が現れる出力画像デ
ータ値の範囲は、図9および図11で示した黒筋が現れ
る範囲の逆となっている。つまり、出力画像データ値が
D以下であれば白筋にならないが、Dより大きくC以下
であれば文字等が筋状に途切れ、Cより大きければはっ
きりとした白筋になる。
【0077】したがって、出力画像データ値Dを境とし
て、白筋の発生の有無が決定されることになる。このた
め、設定すべきしきい値は、白筋にならない上限の出力
画像データ値Dに対応する入力画像データ値が選ばれ
る。すなわち、最濃モード時にはd1が、中央モード時
にはd0が、そして、最薄モード時にはd2が、それぞ
れしきい値として選ばれることになる。
【0078】このため、白ごみモード時では、同じ写真
モードと露光モードが設定されても黒ごみモード時に設
定されるしきい値(c1、c0、c2(図11参照))
とは異なる値が設定されることになる。
【0079】以上説明した原理に従って、黒ごみモード
か白ごみモードかによって、しきい値を変化させること
により、図4の黒ごみデータ(G)や図5の白ごみデー
タ(G)を適切に除去することが可能となる。
【0080】図14は、しきい値設定部207がモード
に基づいてしきい値を設定する際に参照するデータテー
ブル208の一例を示した図である。このデータテーブ
ル208は予め画像読取装置1内に記憶されているもの
である。本図を参照して、しきい値は、ごみモード、画
質モード、および、露光モードをパラメータと前述した
方法に従って決定される。
【0081】例えば、ごみモードが黒ごみモードで、画
質モードが文字モード、そして、露光モードが最薄モー
ドの場合は、しきい値は「a2」と設定され(図10参
照)、白ごみモード、写真モード、最濃モードの場合
は、「d1」と設定されることになる(図15参照)。
【0082】このように、モードに応じて最適なしきい
値が設定されることにより、適切にごみデータが検出
(除去)されることになる。
【0083】なお、ここでは、パラメータとしてのモー
ドに3種類を用いたがこれに限らず、これよりも少なく
ても多くてもよい。したがって、たとえば、パラメータ
として、画質モードのみ、あるいは、画質モードと露光
モードのみ等としてもよい。パラメータを最小限にする
ことによりメモリ容量等が小さくて済み、また、容易に
しきい値を求めることが可能となる。
【0084】逆に、解像度やプリンタの種類等、他の条
件をパラメータとして加えることもできる。パラメータ
を増加させることにより、一層適切なしきい値の設定が
可能となる。なお、他の条件のみをパラメータとして使
用してもよい。
【0085】また、データテーブル208ではなく、関
数式などからしきい値を求めるようにしてもよい。
【0086】さらに、しきい値を用いずに、同一画素に
ついてのデータ同士を比較することにより、ごみデー
タ、即ち、リジェクトするデータを決定してもよい。
【0087】また、本実施の形態においては、ごみを読
み取った部分の画素(ごみデータ)をリジェクトするよ
うにしているが、該当するラインデータごとリジェクト
するようにしてもよい。すなわち、例えば図4において
は、Aで示す部分は3ラインのCCDの出力値が用いら
れ、Bで示す部分のみが2ラインのCCDの出力値が用
いられている。しかし、ごみが読取位置に存在するCC
Dが1ラインのみである場合などは、そのラインごと出
力データをリジェクトし、全ての部分において、2ライ
ンのCCDにより出力画像データを求めるようにしても
よい。
【0088】このように、平均化するデータ数を領域に
依らず一定とすることで、さらに容易に出力画像データ
を得ることができる。また、この場合においても2ライ
ンのCCDからの出力値が加算されるため、1ラインの
みで読み取った場合よりは画質は向上する。
【0089】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって、制限的なものではないと考えるべきであ
る。本発明の範囲は、上記した説明ではなく特許請求の
範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び
範囲内ですべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における画像読取装置1
の機構的な構成を示す側面概略図である。
【図2】 図1の画像読取装置1の画像データの処理に
関する機能ブロック図である。
【図3】 原稿画像の読取位置と複数のCCD群111
との関係を説明するための模式図である。
【図4】 図3において原稿ガラス103に黒ごみBG
が付着した場合の画像信号1〜3の波形をアナログ表示
で示した図である。
【図5】 図3において原稿ガラス103に白ごみWG
が付着した場合の画像信号1〜3の波形をアナログ表示
で示した図である。
【図6】 図2のしきい値設定部207において、しき
い値が設定される処理の流れを示したフローチャートで
ある。
【図7】 ごみモードが設定される場合の処理の流れを
示したフローチャートである。
【図8】 文字モード時における黒ごみデータ除去のし
きい値が設定される場合を説明するための図である。
【図9】 写真モード時における黒ごみデータ除去のし
きい値が設定される場合を説明するための図である。
【図10】 文字モード時における黒ごみデータ除去の
しきい値が、露光モードに応じて設定される場合を説明
するための図である。
【図11】 写真モード時における黒ごみデータ除去の
しきい値が、露光モードに応じて設定される場合を説明
するための図である。
【図12】 文字モード時における白ごみデータ除去の
しきい値が、露光モードに応じて設定される場合を説明
するための図である。
【図13】 写真モード時における白ごみデータ除去の
しきい値が、露光モードに応じて設定される場合を説明
するための図である。
【図14】 しきい値設定部207がモードに基づいて
しきい値を設定する際に参照するデータテーブル208
の一例を示した図である。
【図15】 従来技術における画像読取装置の概略構成
を示したブロック図である。
【符号の説明】
1 画像読取装置、103 原稿ガラス、105 光
源、107 反射ミラー、109 レンズ、111 C
CD群、201 データ処理部、203 ラインバッフ
ァ、205 比較部、207 しきい値設定部、208
データテーブル、209 判別部、211 平均化
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高濱 英一 大阪市中央区安土町二丁目3番13号大阪国 際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 赤堀 泰祐 大阪市中央区安土町二丁目3番13号大阪国 際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 水野 英明 大阪市中央区安土町二丁目3番13号大阪国 際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 5B047 BA01 BB03 BC14 CB22 DB05 DC09 5B057 CA08 CA12 CA16 CB08 CB12 CB16 CC02 CE02 CE05 CH11 DA20 DB02 DB09 DC22 5C051 AA01 BA03 DA06 DB01 DB11 DC02 DC07 DE13 EA08 5C072 AA01 BA17 EA05 FA08 UA07 UA12 WA07 5C077 LL02 MM03 MM22 PP02 PP46 PP51 PQ08 PQ18 PQ20 PQ23 PQ24 RR16 SS01 SS05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取部に対して原稿を移動させることに
    より前記原稿の画像を読取る画像読取装置であって、 前記読取部は、N(N≧2)本のイメージセンサを有
    し、 前記N本のイメージセンサは、同時刻におけるそれぞれ
    の読取位置が前記原稿の移動方向に所定間隔ずれるよう
    に設置され、前記原稿の移動によって所定の時間差を有
    して前記原稿の同じ位置を読取ることが可能となってお
    り、 前記所定の時間差を緩衝し、前記N本のイメージセンサ
    により読み取られた前記原稿の同じ位置についての画像
    データを同時刻に得るために、(N−1)本のイメージ
    センサにより読み取られた画像データを記憶する(N−
    1)本の緩衝記憶手段と、 前記同時刻に得られた前記原稿の同じ位置についての画
    像データを比較する比較手段と、 前記比較手段による比較結果に基づいて、前記N本のイ
    メージセンサにより読み取られた画像データの中から必
    要な画像データを選択する選択手段と、 前記選択手段により選択された画像データを平均化する
    平均化手段とを備えた、画像読取装置。
  2. 【請求項2】 しきい値を設定するしきい値設定手段を
    さらに有し、 前記比較手段は、前記設定されたしきい値に基づいて比
    較を行なう、請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記しきい値設定手段は、モードに応じ
    て前記しきい値を設定する、請求項2に記載の画像読取
    装置。
  4. 【請求項4】 モードとしきい値とを対応付けて記憶し
    たデータテーブルをさらに備え、 前記しきい値設定手段は、前記データテーブルを参照し
    て前記しきい値を設定する、請求項3に記載の画像読取
    装置。
  5. 【請求項5】 前記モードは、画像の種類によって設定
    される画質モード、露光量によって設定される露光モー
    ド、および、ごみの種類によって設定されるごみモード
    のうち、少なくとも1つのモードを含む、請求項3また
    は4に記載の画像読取装置。
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