JP2947126B2 - 原稿イメージ取り込み装置 - Google Patents

原稿イメージ取り込み装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オートシートフ
ィーダースキャナをもつコピーやファクシミリにおける
原稿イメージ取り込み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原稿を読み取るスキャナにおいて、原稿
を自動で取り込むオートシートフィーダを備えたものが
ある。このように、原稿を自動で取り込む場合、取り込
む原稿の幅を自動で検出する必要がある。そして、取り
込む原稿の幅を自動で検出する方式として、さまざまな
ものが提案されかつ実用化されてきた。その多くは、取
り込む原稿のサイズ検出用に、原稿の幅を直接的に検出
するセンサ(メカニカルセンサ)を有しているものであ
った。メカニカルセンサ(メカセンサ)を使用する方式
では、主に定型の原稿幅の検出を行う。メカセンサは、
取り込む原稿が触れることで、この原稿の存在を検出す
る。したがって、所定の位置にメカセンサを配置するこ
とで、定型の原稿幅の検出を行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のように
メカセンサを用いて原稿幅を検出する場合、検出できる
原稿幅が定型のものに限られるという問題があった。す
なわち、メカセンサを配置する位置で、検出できる原稿
幅が決まってしまうからである。そして、メカセンサに
よる原稿幅の検出では、不定形幅を検出できないので、
例えば、不定型幅の原稿をスキャンする際に、原稿以外
の領域を画像取り込みしないようにすることができなか
った。
【0004】この発明は、以上のような問題点を解消す
るためになされたものであり、任意の幅の原稿であって
もその原稿幅を検出できるようにすることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の原稿イメージ
取り込み装置は、走査方向の大きさが3画素分以上の広
さを有する窓を画像取り込み部が取り込んだ部画像デー
タの一端より他端まで走査方向の大きさの画素数より1
少ない間隔で移動させることで走査し、窓内の画素値間
の最大値と最小値の差をそれぞれ算出し、所定の閾値を
越えた差が得られた位置を、紙面の端部として検出する
エッジ検出部を備えるようにしたことを特徴とする。そ
のため、エッジ検出部が検出した紙面の右端位置と左端
位置より、原稿幅を求めることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下この発明の一実施形態を図を
参照して説明する。図1は、この発明の一実施の形態に
おける原稿イメージ取り込み装置の構成を示す構成図で
ある。以下、この原稿イメージ取り込み装置の動作につ
いて説明する。光電変換部1で取り込んだ原稿の画情報
(明暗)を、A/Dコンバータ2がディジタル多値信号
に変換する。このディジタル多値信号は、例えば、縦4
00画素×横250画素から構成されている画像データ
である。次に、窓設定部3が、例えば2画素×1画素分
の広さの窓を設定し、取り込んだ画像データ上にその窓
を張り、その窓中の画素の最大値と最小値の差を算出す
る。
【0007】ところで、上述したように、画像データは
座標(1,1)から座標(400,250)までの画素
で構成されている。そして、最初に窓が張られることに
より計算の対象となる画素は、座標(1,1),(1,
2)の画素であり、次は、座標(1,2),(1,3)
の画素である。以上のようにして、窓内の画素の最大値
と最小値の差を算出すると、予め記憶部4に設定されて
いる閾値とその差とを比較器5で比較する。そして、そ
の差が閾値より大きい場合、この窓内にエッジがあると
判定してエッジ有り信号を出力する。このように、窓設
定部3と記憶部4および比較器5でエッジの検出をする
エッジ検出部を構成している。
【0008】次に、右端検出部6の動作について説明す
る。右端検出部6では、まず、主走査カウンタ11が出
力する主走査方向アドレスと入力したエッジ有無信号の
論理積をとる。主走査カウンタ11は、上述した窓が画
像データの右端まで(1ライン)走査し終わるとリセッ
トされる。ついで、この論理積と予め記憶部12に設定
されている基準値とを、比較器13で比較して基準値の
ほうが小さい場合に出力をたてる。この基準値は、画素
データ上の座標である。この比較器13は、記憶部12
に設定されている基準値のほうが小さいと判定して出力
をたてた場合には、ラインリセットが入るまで出力をた
てた状態を保持する。
【0009】窓設定部3の設定した窓が、画像データ上
の1ライン分の捜査を終了した後、比較器13の出力が
たっている場合、記憶部12の基準値を例えば1画素分
右端側にシフトし、この値を新たな基準値として記憶部
12に設定する。このフローを全ライン終了まで継続
し、全ライン終了後の基準値を、原稿右端アドレスとす
る。なお、シフトする画素数は、1画素に限らず、2画
素であっても良い。このシフト量は、窓の大きさにより
適宜変更すればよい。
【0010】左端検出部7においては、基準値を1画素
分左側にシフトさせ、比較の論理を反転するようにすれ
ば、右端検出部6と同様であり、詳細な説明は省略す
る。以上のようにして、取り込んだ原稿の右端および左
端の位置を検出すれば、原稿幅を検出したことになる。
そして、以上では、メカセンサなどを用いることなく、
通常取り込む画像データを処理することで行っているの
で、コストを上昇させることもない。
【0011】なお、上記実施の形態では、窓の走査を全
ライン行うようにしたが、これに限るものではない。窓
の走査は、1ライン分行えば、用紙端の座標を検出する
ことが可能である。また、上記実施の形態では、窓の広
さを2画素×1画素とするようにしたが、これに限るも
のではない。窓の広さは、2画素×2画素としても良
く、また3画素×1画素とするようにしても良い。ま
た、窓の走査のピッチは、1画素毎に限らず、2画素以
上のピッチとしても良い。走査のピッチは、n画素×m
画素の窓のとき、n画素以下のピッチとすればよい。た
だし、あまりピッチを多くとると、エッジ検出の精度が
低下する。
【0012】ここで、3画素×1画素の窓とし、2画素
ピッチで走査すれば、最も効率がよい。横3画素を取り
込んでエッジの検出を行うようにすれば、画像データ上
でエッジがぼやけていても、横方向3画素以上をエッジ
検出のために用いれば、そのぼやけを吸収できる。ま
た、2画素ピッチとすることで、走査していく上で1画
素は窓が重なるので、誤検出を防ぐことができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、走査方向の大きさが3画素分以上の広さからなる窓
を取り込んだ画像データの一端より他端まで走査方向の
大きさの画素数より1少ない間隔で移動させることで
査し、窓内の画素値間の微分情報をそれぞれ算出し、所
定の閾値を越えた微分情報が得られた位置を、紙面の端
部として検出するようにした。このため、メカセンサな
ど新たな機器を用いることなく、任意の幅の原稿であっ
てもその原稿幅を検出できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態における原稿イメー
ジ取り込み装置の構成を示す構成図である。
【符号の説明】
1…光電変換部、2…A/Dコンバータ、3…窓設定
部、4…記憶部、5…比較器、6…右端検出部、7…左
端検出部、11…主走査カウンタ、12…記憶部、13
…比較器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙面上の画像をその紙面と共に所定数の
    画素数で取り込み複数の画素から構成された画像データ
    とする画像取り込み部を備えた原稿イメージ取り込み装
    置において、走査方向の大きさが3画素分以上 の広さを有する窓を前
    記画像データの一端より他端まで走査方向の大きさの画
    素数より1少ない間隔で移動させることで走査し、前記
    窓内の画素値間の最大値と最小値の差をそれぞれ算出
    し、所定の閾値を越えた差が得られた位置を、前記紙面
    の端部として検出するエッジ検出部を備えたことを特徴
    とする原稿イメージ取り込み装置。
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