JP2000278466A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

Info

Publication number
JP2000278466A
JP2000278466A JP11082177A JP8217799A JP2000278466A JP 2000278466 A JP2000278466 A JP 2000278466A JP 11082177 A JP11082177 A JP 11082177A JP 8217799 A JP8217799 A JP 8217799A JP 2000278466 A JP2000278466 A JP 2000278466A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dirt
reading
image
document
detected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11082177A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuaki Tajima
克明 田島
Makoto Kumagai
誠 熊谷
Hidekazu Takahama
英一 高濱
Hideaki Mizuno
英明 水野
Taisuke Akahori
泰祐 赤堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP11082177A priority Critical patent/JP2000278466A/ja
Publication of JP2000278466A publication Critical patent/JP2000278466A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 読取位置における汚れの存在を検出すること
ができる画像読取装置を提供する。 【解決手段】 CCD読取センサ12の読取位置に汚れ
15が存在するか否かを、白板を読取ることにより検出
し、その後汚れが存在すると考えられる位置において読
取られた画像データD黒筋Lが発生するか否かを副走査
方向の反射率のヒストグラムをとることで判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取装置に関
し、特に、読取部に対して原稿を移動させることにより
その画像を読取る画像読取装置において、ごみなどの存
在により、読取画像ひいては出力画像に黒筋が発生する
ことを防止するための画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、デジタル複写機などに使用さ
れる画像読取装置においては、いわゆる流し取りにより
原稿の画像を読取るという技術が用いられている。この
技術は、読取部を移動させるのではなく、固定された読
取部に対して原稿を移動させることにより画像を読取る
というものである。このため、読取装置の構造および制
御が簡易であり、高速で画像の読取が可能というメリッ
トがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、その反面、読
取位置にごみや疵などの汚れが存在しているような場合
には、読取部は原稿が流れている間中、常にごみなどを
読取ることになり、ごみなどを黒筋(またはごみなどの
濃度が薄い場合には点線)として認識し、読取画像ひい
ては出力画像に黒筋などを発生させてしまうという問題
が生じていた。
【0004】このように、ユーザにとっては容易に確認
できない小さなごみや疵などにより、ユーザにとって容
易に確認できる大きな黒筋などが発生した場合には、ユ
ーザに画像読取装置に対する不信感を与えることにな
る。
【0005】そこでこの発明は、原稿を良好に読取るこ
とができる画像読取装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
この発明のある局面に従うと、画像読取装置は、読取部
に対して原稿を移動させることにより原稿の画像を読取
る画像読取装置であって、原稿の画像の読取前に、読取
部により基準部を読取ることで読取部において汚れが存
在すると考えられる位置を検出する検出手段と、原稿の
画像の読取中に、検出された位置における画像データを
解析することで、読取部における汚れの有無を判定する
判定手段とを備える。
【0007】好ましくは画像読取装置は、検出手段にお
いて検出される汚れの大きさを変更することができる第
1の変更手段をさらに備える。
【0008】好ましくは画像読取装置は、検出手段にお
いて検出される汚れの濃度を変更することができる第2
の変更手段をさらに備える。
【0009】好ましくは画像読取装置は、判定手段によ
り汚れがあると判定されたときに、読取られた画像デー
タの補正処理または警告処理の少なくとも一方を行なう
ことを特徴とする。
【0010】これらの発明によると、原稿の読取前に読
取部において汚れが存在すると考えられる位置が検出さ
れ、検出された位置における画像データが原稿の画像の
読取中に解析されることで、読取部における汚れの有無
が判定される。これにより、原稿を良好に読取ることが
できる画像読取装置を提供することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]図1は、本
発明の第1の実施の形態における画像読取装置の構成を
示す側面図である。
【0012】図を参照して、画像読取装置は、通常読取
時に原稿9を“A”の方向に搬送することで、原稿の画
像を読取る。
【0013】画像読取装置は、大きくは原稿9を搬送す
るための、図示しないモータでドライブされる上流原稿
搬送ローラ5,6と、同じくモータでドライブされる下
流原稿搬送ローラ7,8と、読取位置13において原稿
9がその上を通過する原稿ガラス3と、原稿ガラス3に
対し原稿9を押し付ける役目を果たす押え白板(補正板
または基準部)4と、原稿9が読取部の上流位置に来た
ことを検出する上流原稿位置検出センサ2と、原稿9が
読取部の下流位置に来たことを検出する下流原稿位置検
出センサ1と、原稿ガラス3を介した原稿9からの反射
光を反射させる反射ミラー10と、反射ミラー10から
の光を集光させるレンズ11と、レンズ11を介した光
を読取るCCD読取センサ12とから構成される。
【0014】原稿9が原稿ガラス3と押え白板4との間
に存在しないときに、押え白板4の画像が読取られるこ
とで、読取部に汚れが存在するか否かが検出される。
【0015】また、原稿9が“A”に示される方向に搬
送されることで原稿が符号9′で示される位置に来た
後、原稿画像の補正などのためにその原稿を戻す必要が
生じたときには、原稿は符号9′で示される位置から、
“B”方向に再び戻される。
【0016】また、反射ミラー10は原稿の読取位置1
3を変えるために、矢印14で示される方向に移動可能
に構成される。
【0017】図2は、図1の画像読取装置の回路構成を
示すブロック図である。図を参照して、画像読取装置
は、上述の原稿9からの光をレンズ11を介して読取る
CCD読取センサ12と、CCD読取センサ12からの
信号をアナログ処理するアナログ処理部101と、アナ
ログ処理部101からの信号をデジタル信号に変換する
A/Dコンバータ103と、A/Dコンバータ103の
出力に対しシェーディング補正を行なうシェーディング
補正部105と、シェーディング補正部105からの信
号に対し画像の加工や処理さらには編集を行なう画像加
工/処理/編集部107と、画像加工/処理/編集部1
07からの信号を受けて用紙に画像を形成するプリンタ
部125と、原稿9を照射するための蛍光灯109と、
蛍光灯109に接続される調光インバータ111と、装
置全体の制御を行なうCPU113と、シェーディング
補正部105からの信号を処理することで読取部におけ
る汚れを検出したり、汚れの有無の判定を行なうために
画像を解析する汚れ検出/画像解析部115と、検出さ
れる汚れの大きさや汚れの濃度を変更するための入力を
行なう入力/表示部123と、プログラムを記憶した
り、プログラム実行時のワークエリアを構成するROM
/RAM117と、各種ブロックへ制御信号を発生させ
る制御信号発生部119と、画像読取装置のメンテナン
スが必要な場合などに通信回線を介して遠隔管理システ
ム(サービス拠点)に対し通信を行なうための通信制御
部(モデム)121と、原稿搬送ローラ5〜8の制御を
行なう搬送ローラ駆動部127と、反射ミラー10の駆
動を行なう反射ミラー駆動部129とから構成される。
【0018】図3は、図2の汚れ検出/画像解析部11
5に含まれる汚れ検出部の回路構成を示すブロック図で
ある。
【0019】図を参照して、汚れ検出部は、主走査方向
(CCD読取センサ12の画素が並ぶ方向)の読取位置
のアドレスを出力する主走査カウンタ201と、読取位
置において押え白板4を読取ることにより得られた白色
画像データ(P)と、検出しきい値(Q)とを比較
し、P<Qであれば「1」の信号を出力するコンパレー
タ203と、コンパレータ203の出力に基づき、ごみ
の検出信号を出力する出力部207と、出力部207か
ら検出信号が出力されたときに、主走査カウンタ201
のアドレスを位置情報として出力するD−フリップフ
ロップ211と、白色画像データ(P)と検出しきい値
(Q)とを比較し、P<Qであれば「1」の信号を出
力するコンパレータ205と、出力部207と同様の構
成の出力部209と、出力部209から検出信号が出力
されたときに、主走査カウンタ201のアドレスを位置
情報として出力するD−フリップフロップ213とか
ら構成される。
【0020】出力部207は、コンパレータ203の現
在の出力Q0および過去3回の出力Q1〜Q3をパラレ
ルに出力するシフトレジスタ2071と、Q0およびQ
1を入力するANDゲート2072と、Q0〜Q2を入
力するANDゲート2073と、Q0〜Q3を入力する
ANDゲート2074と、選択信号S0,S1に基づい
て、Q0(入力A)およびANDゲート2072〜20
74の出力(入力B〜D)の中から1つの信号を出力す
るセレクタ2075とから構成される。
【0021】検出しきい値,は汚れの存在を検出す
るためのしきい値であり、検出しきい値は、検出しき
い値よりも小さくなるように設定される。
【0022】これは、検出しきい値により、反射率の
低い(黒っぽく、プリントを行なったときに黒線が発生
しやすい)汚れを検出し、検出しきい値により反射率
のやや低い(やや黒っぽく、プリントを行なったとき黒
点や黒の点線が発生しやすい)汚れを検出するものであ
る。
【0023】また、選択信号S0,S1は、検出する汚
れの主走査方向の大きさ(汚れの連続性)を設定するも
のであり、入力Aを出力Yに選択したのであれば、主走
査方向1画素(400dpiの場合約0.63mm)以
上の大きさの汚れを検出することとなる。同様に、入力
B〜Dを選択すると、それぞれ主走査方向2〜4画素以
上の大きさの汚れを検出することになる。
【0024】ユーザは、検出しきい値,および選択
信号S0,S1を入力/表示部123(図2)を介して
任意に設定することができる。
【0025】また、入力/表示部123によりユーザに
検出する汚れの大きさ(大/中/小)と、検出する汚れ
の濃度(濃い/普通/薄い)とを入力させるようにし
て、それに基づいて検出しきい値,や選択信号S
0,S1を設定するようにしてもよい。
【0026】また、入力/表示部123によりユーザに
汚れの検出レベル(強(汚れが大きくかつ濃度が濃い場
合)/中/弱(汚れが小さくかつ濃度が薄い場合))を
入力させるようにして、それに基づいて検出しきい値
,や選択信号S0,S1を設定するようにしてもよ
い。
【0027】なお、検出しきい値の数は3以上設定でき
るようにしてもよいし、主走査方向5画素以上の汚れを
検出するようにしてもよい。
【0028】図4は、本実施の形態における画像読取装
置の動作を説明するための図である。CCD読取センサ
12に汚れ15が付着しているときには、読取られた画
像Dの汚れ15が付着している位置Pにおいて副走査方
向に黒筋Lが発生する。
【0029】画像読取装置は押え白板4を、CCD読取
センサ12で読取ることにより、汚れ15が存在すると
考えられる位置Pを検出し、原稿の画像の読取時に位置
Pにおける画像データ(副走査方向の画像データ)を解
析することで、汚れの存在の有無を判定する。
【0030】図5は、本実施の形態における画像読取装
置の動作を示すフローチャートである。
【0031】図を参照して、ステップS101で、図3
に示される汚れ検出部を用いた汚れ検出処理が行なわれ
る。次に、ステップS103で1枚の原稿画像の読取が
開始され、ステップS105で、汚れ検出部により汚れ
が存在すると考えられる位置に対する汚れの解析処理が
行なわれる。次に、ステップS107でステップS10
1での汚れの検出結果である警告フラグおよびステッ
プS105での解析結果である警告フラグが確認さ
れ、ステップS109で確認結果に基づき汚れが存在す
るかが判定される。
【0032】ステップS109でYESであれば、ステ
ップS111で読取られた原稿(図1における符号9′
で示される位置にある原稿)を、図1の“B”方向に搬
送することで、原稿を読取前の位置に戻す。次に、ステ
ップS113で反射ミラー10の位置を図1における矢
印14の方向に移動させることで、読取位置13を変更
し、ステップS101でその原稿画像の読取を再び行な
う。
【0033】一方、ステップS109で汚れが検出され
ないのであればステップS115で読取られた画像デー
タのプリント処理をプリンタ部125で行ない、ステッ
プS101へ戻る。
【0034】図6は、図5の汚れ検出処理(S101)
の内容を示すフローチャートである。
【0035】図を参照して、ステップS201で初期設
定が行なわれる。この初期設定においては、検出するご
みの連続性と、検出しきい値,とが汚れ検出部に設
定され、かつ汚れの存在すると考えられる場所を格納す
るレジスタの内容をクリアする。
【0036】ステップS203で、CCD読取センサ1
2における1ライン分の押え白板4の読取データがサン
プリングされる。これにより図3に示されるD−フリッ
プフロップ211からは、検出しきい値を下回る反射
率の画素のアドレスが位置情報として出力され、D−
フリップフロップ213からは、反射率が検出しきい値
を下回った画素のアドレスが位置情報として出力さ
れる。これらの位置情報,はレジスタへ格納され
る。
【0037】次に、ステップS205で、1つでも位置
情報またはが出力されたと判定されたのであれば、
ステップS207で警告フラグをオンとし、メインル
ーチンに戻る。
【0038】一方、ステップS205で位置情報また
はが全く出力されなかったのであれば、そのままメイ
ンルーチンに戻る。
【0039】次に、図6のフローチャートで示される処
理の具体例について説明する。図7を参照して、原稿ガ
ラス3の読取位置13上にごみ15が付着している場合
を想定する。
【0040】図8は、原稿ガラス3上に汚れがない場合
の、シェーディング補正後のCCD読取センサ12の出
力を示す図である。図を参照して、汚れがない場合に
は、CCD読取センサ12のどのアドレスにおいても、
ほぼ一定の反射率が得られる。
【0041】これに対して、図7に示されるように原稿
ガラス3の読取位置13に汚れが存在している場合に
は、図9に示されるようにその位置においてCCD読取
センサ12の出力(反射率)が低減する。この反射率の
低減を、しきい値およびで検出することにより、汚
れが存在すると考えられる位置をレジスタへ格納するも
のである。
【0042】図10は、図5の解析処理(S105)の
内容を示すフローチャートである。図を参照して、ステ
ップS301で、レジスタに格納された位置情報,
(汚れが存在すると考えられるアドレス)を読出し、そ
の位置をサンプリング位置として設定する。ステップS
303で、サンプリング位置における副走査方向の反射
率の頻度のヒストグラムをとる。
【0043】ステップS305で原稿の読取がすべて終
了したかが判定され、YESとなるまで待つ。ステップ
S305でYESとなれば、ステップS307でヒスト
グラムに基づき、汚れがあるかが判定され、あると判定
される場合にはステップS309で警告フラグをオン
とし、メインルーチンに戻る。
【0044】一方、ステップS307でNOであれば、
そのままメインルーチンに戻る。次に、解析処理におけ
る具体的な処理の内容を説明する。
【0045】サンプリング位置において、汚れが存在し
ていない場合には、得られるヒストグラムは図11に示
されるようなものとなる。このヒストグラムにおいて
は、一般的な多値の画像データが読取られた場合の例を
示しており、反射率が低い部分(黒色の部分)から反射
率が高い部分(白色の部分)まで広く頻度は分布してい
る。
【0046】これに対し、サンプリング位置に汚れが存
在すると、その部分では黒線(または黒点)が発生する
ため、ヒストグラムは図12に示されるようになる。
【0047】すなわち、図12を参照して、反射率の頻
度は、低い方に分布する。このような、ヒストグラムの
頻度分布を図10のステップS307で判定することに
より、汚れの有無を検出することができる。
【0048】このようにして本実施の形態における画像
読取装置では、読取位置に汚れが存在するか否かを汚れ
検出処理と解析処理との2段階に分けて行なうことがで
き、正確な汚れの検出を行なうことができる。
【0049】また、図5のステップS109での汚れ判
定処理では、以下のような方法で汚れの存在の確からし
さを判定するようにしてもよい。すなわち、警告フラ
グがオンとなっているときに、位置情報の位置におい
て解析処理の結果、黒い画素が多いときには、汚れの可
能性が大であると判定し、位置情報の位置において解
析処理の結果、黒画素が少ない場合には、汚れの可能性
が小であると判定し、位置情報の位置において解析処
理の結果黒画素が多いときには、汚れの可能性が中であ
ると判定し、位置情報の位置において解析処理の結
果、黒画素が少ないときには、汚れの可能性が極小であ
ると判定するものである。
【0050】[第2の実施の形態]第2の実施の形態に
おける画像読取装置の装置構成は第1の実施の形態にお
けるそれと同じであるためここでの説明は繰返さない。
第2の実施の形態における画像読取装置では、図5に示
されるフローチャートに代えて、図13に示されるフロ
ーチャートが実行される。図13を参照して、ステップ
S401で汚れ検出処理が行なわれる。
【0051】ステップS403で、1枚の原稿画像の読
取が開始され、ステップS405で解析処理が行なわれ
る。
【0052】ステップS407で警告フラグの確認が行
なわれ、ステップS409で汚れが存在するかが判定さ
れる。
【0053】ステップS409でYESであれば、ステ
ップS411で汚れが検出されたページを記憶し、ステ
ップS413ですべての原稿の読取を終了したかが判定
される。
【0054】ステップS413でYESであれば、ステ
ップS415で汚れが検出されたページがあるかが判定
され、YESであれば、ステップS417で汚れが検出
されたページを表示(またはプリント)することにより
ユーザに警告を行ない、当該ページの再読取を指示す
る。
【0055】このときユーザは、当該ページを再び画像
読取装置にセットし、スタートボタンなどを押す。この
とき、ステップS401から再びそのページの画像デー
タの読取が行なわれ、汚れが検出されたページの画像デ
ータと置換えが行なわれる。
【0056】また、ステップS409でNOであれば、
ステップS413へ進む。ステップS413でNOであ
れば、ステップS401へ戻る。
【0057】ステップS415でNOであれば、ステッ
プS419ですべてのページをプリントする。
【0058】本実施の形態においては、複数枚の原稿の
読取がすべて完了した時点において、汚れが存在すると
判定されたページの表示が行なわれ、ユーザに再度の読
取を促すことが行なわれる。これにより、ユーザの手を
煩わせることなく、汚れのない画像データの取得を行な
うことができる。
【0059】[第3の実施の形態]第3の実施の形態に
おける画像読取装置では、図3に示される汚れ検出部に
代えて、図14に示される汚れ検出部が採用される。
【0060】図14を参照して、汚れ検出部は、主走査
方向のアドレスをカウントする主走査カウンタ301
と、白色画像データと検出しきい値とを比較するコンパ
レータ303と、D−フリップフロップ305とから構
成される。
【0061】本実施の形態においては、1つの画素にお
いて、検出しきい値を下回る反射率が測定されたとき
に、その画素の位置を位置情報としてメモリなどへ格納
する。これにより、1つの画素以上の大きさの汚れがあ
る場合の検出を行なうことができる。
【0062】なお、上述の実施の形態においては汚れの
存在が確認されたときに、その原稿を再び読取ることと
したが、汚れが存在した場合にその汚れの位置情報に基
づいて汚れの存在する画素を周辺画素から補間処理(補
正処理)したり、一旦画像メモリ上に格納された画像デ
ータの補正を行なったりしてもよい。
【0063】また、汚れが検出された場合に、画像出力
を止めたり、操作パネル上にその旨(黒筋が発生する可
能性あり/ごみのある位置など)の表示を行ない、ユー
ザに出力を強行するかどうかを確認させてもよい。
【0064】さらに、汚れ検出処理はシェーディング補
正時に行なってもよい。また、画像読取開始のボタンを
ユーザが押すたびに汚れ検出処理を行なってもよい。
【0065】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における画像読取装
置の構成を示す側面図である。
【図2】図1の画像読取装置の回路構成を示すブロック
図である。
【図3】汚れ検出部の構成を示すブロック図である。
【図4】画像読取装置の動作を説明するための図であ
る。
【図5】画像読取装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】図5の汚れ検出処理(S101)の内容を示す
フローチャートである。
【図7】原稿ガラス3上に汚れ15が存在する場合を示
す斜視図である。
【図8】汚れが存在しない場合のCCD読取センサの出
力結果を示す図である。
【図9】汚れが存在する場合のCCD読取センサ12の
出力結果を示す図である。
【図10】図5の解析処理(S105)の内容を示すフ
ローチャートである。
【図11】一般的な画像データの解析結果を示す図であ
る。
【図12】汚れのある位置の解析結果を示す図である。
【図13】第2の実施の形態における画像読取装置の処
理を示すフローチャートである。
【図14】第3の実施の形態における画像読取装置の処
理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
3 原稿ガラス 4 押え白板(補正板または基準部) 12 CCD読取センサ 115 汚れ検出/画像解析部 123 入力/表示部
フロントページの続き (72)発明者 高濱 英一 大阪市中央区安土町二丁目3番13号大阪国 際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 水野 英明 大阪市中央区安土町二丁目3番13号大阪国 際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 赤堀 泰祐 大阪市中央区安土町二丁目3番13号大阪国 際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 5C062 AA05 AB05 AB17 AB46 AC02 AC05 AC58 AC61 AC72 AF15 BA06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取部に対して原稿を移動させることに
    より前記原稿の画像を読取る画像読取装置であって、 前記原稿の画像の読取前に、前記読取部により基準部を
    読取ることで前記読取部において汚れが存在すると考え
    られる位置を検出する検出手段と、 前記原稿の画像の読取中に、前記検出された位置におけ
    る画像データを解析することで、前記読取部における汚
    れの有無を判定する判定手段とを備えた、画像読取装
    置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段において検出される汚れの
    大きさを変更することができる第1の変更手段をさらに
    備えた、請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段において検出される汚れの
    濃度を変更することができる第2の変更手段をさらに備
    えた、請求項1または2に記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記判定手段により汚れがあると判定さ
    れたときに、読取られた画像データの補正処理または警
    告処理の少なくとも一方を行なうことを特徴とする、請
    求項1から3のいずれかに記載の画像読取装置。
JP11082177A 1999-03-25 1999-03-25 画像読取装置 Pending JP2000278466A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11082177A JP2000278466A (ja) 1999-03-25 1999-03-25 画像読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11082177A JP2000278466A (ja) 1999-03-25 1999-03-25 画像読取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000278466A true JP2000278466A (ja) 2000-10-06

Family

ID=13767163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11082177A Pending JP2000278466A (ja) 1999-03-25 1999-03-25 画像読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000278466A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012249268A (ja) * 2011-05-31 2012-12-13 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
JP2013098887A (ja) * 2011-11-04 2013-05-20 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、ゴミ検出制御方法及びゴミ検出制御プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012249268A (ja) * 2011-05-31 2012-12-13 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
JP2013098887A (ja) * 2011-11-04 2013-05-20 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、ゴミ検出制御方法及びゴミ検出制御プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4035920B2 (ja) 画像読取装置
JPH11252351A (ja) 画像読取装置
JPH07221969A (ja) 画像形成装置
JP4233792B2 (ja) 文書撮像システム及び方法
JP2001143050A (ja) 画像読取装置とその黒画素検索方法および白紙原稿検出方法
JP2000278466A (ja) 画像読取装置
JP3417723B2 (ja) 画像読取装置
JPH06303428A (ja) 画像読取装置
JP4012096B2 (ja) 画像読取装置
JPH09247374A (ja) 画像読取装置
JPH08251387A (ja) デジタル複写機
JP2947126B2 (ja) 原稿イメージ取り込み装置
CN109936676B (zh) 一种用于复合机的输稿器的控制方法及装置
CN109862202B (zh) 一种用于复合机的输稿器的控制方法及装置
JPH07245680A (ja) 画像読取装置及びそれを組み込んだ複写機
JP3140765B2 (ja) 複写装置
JPH0983703A (ja) ダーティアラーム機能を備えたファクシミリ装置
JPH1141450A (ja) 画像編集装置
JP3312787B2 (ja) 画像処理システム
JP2001186312A (ja) 汚れ検出機能を備えた画像読み取り装置
JP2642625B2 (ja) 画像読み取りスキヤナの原稿忘れ警報装置
JP3312958B2 (ja) 電子ファイリング装置
JPH09247373A (ja) 画像読取装置
JPH0678133A (ja) 撮影台型入力装置
JP3332170B2 (ja) マイクロフィルムリーダの黒枠検出方法および装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20050614