JPH08251387A - デジタル複写機 - Google Patents

デジタル複写機

Info

Publication number
JPH08251387A
JPH08251387A JP7048037A JP4803795A JPH08251387A JP H08251387 A JPH08251387 A JP H08251387A JP 7048037 A JP7048037 A JP 7048037A JP 4803795 A JP4803795 A JP 4803795A JP H08251387 A JPH08251387 A JP H08251387A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
inclination
image data
unit
tilt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7048037A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3396006B2 (ja
Inventor
Junichi Ota
準一 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP04803795A priority Critical patent/JP3396006B2/ja
Publication of JPH08251387A publication Critical patent/JPH08251387A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3396006B2 publication Critical patent/JP3396006B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿画像が傾いてセットされても自動的にそ
の傾きのない状態に補正されたハードコピーが得られる
ようにすること。 【構成】 操作部により傾き補正モードなる処理モード
を指定しておけば、原稿読取手段1により原稿画像を光
学的に読み取り光電変換された画像データに関して、傾
き検出手段29がその原稿画像の傾きを検出し、画像補
正手段31が検出された傾き量に基づき画像データを補
正して出力手段2に出力することで、出力手段2によっ
て傾きのない状態に補正されたハードコピーが得られる
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル複写機に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
複写機で原稿画像を光学的に読み取ってハードコピーと
して出力する場合、原稿のセットずれや原稿自動搬送装
置(ADF)の搬送による原稿スキュー等により、原稿
が傾いたままの状態でコンタクトガラス上にセットされ
ることがある。このような場合、傾いた原稿通りにハー
ドコピーが得られることになり、体裁が損なわれる。ま
た、上記のようなケースで得られたハードコピーのよう
に既に傾いた画像を有する物を原稿として用いて、傾き
のない仕上がり状態のハードコピーを得ようとする場合
には、原稿を逆方向に傾けてコンタクトガラス上にセッ
トすることで、その傾きが補正されるようにしなければ
ならない。これでは、操作性が悪い上に、傾き量に合わ
せて正確にセットしないと傾きのない状態のハードコピ
ーが得られない。
【0003】このようなことから、本発明は、原稿画像
が傾いたままセットされて読み取りが行われても自動的
にその傾きが補正された適正な出力画像が得られるデジ
タル複写機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
処理モードを指定する操作部と、原稿画像を光学的に読
み取って光電変換した画像データを得る原稿読取手段
と、前記操作部により指定された傾き補正モードなる処
理モードに基づき読み取られた前記原稿画像の傾きを検
出する傾き検出手段と、この傾き検出手段により検出さ
れた傾き量に基づき前記画像データを補正する画像補正
手段と、この画像補正手段により補正された出力画像を
転写紙上に作像して排紙する出力手段とを有する構成の
デジタル複写機である。
【0005】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加えて、傾き検出手段により検出された原稿
画像の傾きが予め設定された閾値範囲内の場合にのみ画
像補正手段により画像データの補正を行わせる処理判定
手段を有する構成のデジタル複写機である。
【0006】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加えて、原稿画像の傾き量を入力する傾き入
力手段と、傾き検出手段により検出された原稿画像の傾
きと前記傾き入力手段により入力された傾き量との差が
予め設定された閾値範囲内の場合にのみ画像補正手段に
より画像データの補正を行わせる処理判定手段とを有す
る構成のデジタル複写機である。
【0007】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加えて、傾き検出手段の傾き検出基準値を操
作部により指定された原稿読取手段の読取変倍倍率に応
じて変更自在とした構成のデジタル複写機である。
【0008】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加えて、傾き検出手段により検出される傾き
量の信頼度を演算する信頼度演算手段と、この信頼度演
算手段により算出された傾き量の信頼度が予め設定され
た閾値範囲内の場合にのみ画像補正手段により画像デー
タの補正を行わせる処理判定手段とを有する構成のデジ
タル複写機である。
【0009】請求項6記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加えて、原稿読取手段で読み取られた画像デ
ータ中の黒画素の比率を演算する黒画素比率演算手段
と、この黒画素比率演算手段により算出された黒画素比
率が予め設定された閾値範囲内の場合にのみ画像補正手
段により画像データの補正を行わせる処理判定手段とを
有する構成のデジタル複写機である。
【0010】請求項7記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加えて、原稿読取手段で読み取られた画像デ
ータ中で黒画素が連続する黒ランの個数を演算する黒ラ
ン数演算手段と、この黒ラン数演算手段により算出され
た黒ラン数が予め設定された閾値範囲内の場合にのみ画
像補正手段により画像データの補正を行わせる処理判定
手段とを有する構成のデジタル複写機である。
【0011】請求項8記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加えて、原稿読取手段で読み取られた画像デ
ータ中の文字領域を判定する文字領域判定手段と、この
文字領域判定手段により判定された文字領域の大きさが
予め設定された閾値範囲内の場合にのみその領域内の画
像データについて傾き検出手段による傾きの検出を行っ
て画像補正手段により画像データの補正を行わせる処理
判定手段とを有する構成のデジタル複写機である。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明においては、指定部で処理
モードとして傾き補正モードを指定すると、原稿読取手
段により読み取られた原稿画像の傾きが傾き検出手段に
より自動的に検出され、画像補正手段によってその傾き
量に基づき画像データが補正される。補正された出力画
像を用いて出力手段が転写紙上に作像することにより、
傾きの補正されたハードコピーが得られる。
【0013】請求項2記載の発明においては、請求項1
記載の発明の作用に加えて、傾き検出手段により検出さ
れた原稿画像の傾きが予め設定された閾値範囲内の場合
のみ画像補正手段による画像データの傾き補正が行わ
れ、閾値以上に大きな傾きを持つ原稿画像の場合には画
像データの傾き補正が行われない。即ち、閾値の設定に
応じて傾き補正の有無が自動選択され、大きな傾きを持
つ場合に補正してしまうことによる画像劣化が防止され
る。
【0014】請求項3記載の発明においては、請求項1
記載の発明の作用に加えて、原稿の傾き量を傾き入力手
段によって外部から入力可能であり、例えば、既に傾い
た画像を有する原稿を用いてハードコピーを得ようとす
る場合には、その原稿画像の大体の傾き量をこの傾き入
力手段により入力する。そこで、傾き検出手段により検
出された原稿画像の傾き量が傾き入力手段から入力され
た傾き量に対して予め設定された閾値範囲内の場合のみ
画像補正手段による画像データの傾き補正が行われる。
よって、オペレータが入力した傾き量を目安に傾き補正
の有無が自動選択され、傾き検出手段による傾き検出が
大きくずれているような場合の誤った画像補正が防止さ
れる。
【0015】請求項4記載の発明においては、請求項1
記載の発明の作用に加えて、傾き検出手段の傾き検出基
準値が原稿読取手段の読取変倍倍率に応じて自動的に変
更されるので、変倍時の傾き検出の精度が向上し、変倍
時にも適正な傾き補正が行われる。
【0016】請求項5記載の発明においては、請求項1
記載の発明の作用に加えて、傾き検出手段により検出さ
れる傾き量の信頼度を信頼度演算手段により算出してこ
の傾き量の信頼度が予め設定された閾値範囲内となって
信頼度が高い場合にのみ画像補正手段による画像データ
の傾き補正が行われる。よって、信頼度が低いような場
合の傾き誤検出による誤った傾き補正が防止される。
【0017】請求項6記載の発明においては、請求項1
記載の発明の作用に加えて、画像データ中の黒画素の比
率を黒画素比率演算手段により演算してこの黒画素比率
が予め設定された閾値範囲内となって黒画素比率が低め
の場合にのみ画像補正手段による画像データの傾き補正
が行われる。よって、黒画素比率が高くなるような絵柄
画像や網点画像などに基づく誤った傾き検出による誤っ
た傾き補正が防止される。
【0018】請求項7記載の発明においては、請求項1
記載の発明の作用に加えて、画像データ中の黒ラン数を
黒ラン数演算手段により演算してこの黒ラン数が予め設
定された閾値範囲内となって黒ラン数が少なめの場合に
のみ画像補正手段による画像データの傾き補正が行われ
る。よって、黒ラン数が多くなるような絵柄画像や網点
画像などに基づく誤った傾き検出による誤った傾き補正
が防止される。
【0019】請求項8記載の発明においては、請求項1
記載の発明の作用に加えて、画像データ中の文字領域を
文字領域判定手段により判定してその文字領域の大きさ
が予め設定された閾値範囲内となって文字領域が小さめ
の場合にのみ画像補正手段による画像データの傾き補正
が行われる。よって、領域の大きさが大きい絵柄画像や
網点画像などに基づく誤った傾き検出による誤った傾き
補正が防止される。
【0020】
【実施例】本発明の第一の実施例を図1ないし図8に基
づいて説明する。図2は、本発明が適用されるデジタル
複写機の構成例を示し、概略的には、上部のイメージス
キャナ1とその下部に配置されたレーザプリンタ2とに
より構成されている。
【0021】原稿読取手段として機能するイメージスキ
ャナ1の最上位部には、原稿を載置するコンタクトガラ
ス(ADF付きであってもよい)が配置されており、そ
の下方に走査光学系3が設けられている。原稿は、走査
光学系3の露光ランプ4によって露光され、その反射光
(つまり、画像光)が走査光学系3中の各種ミラー5及
び結像レンズ6を通して1次元CCDイメージセンサ7
等による受光部に結像される。ここに、走査光学系3
は、機械的な駆動系によって図中、左右方向に駆動され
るので、原稿面の各部の露光によって得られる画像光が
順次(つまり、1ライン毎に)1次元CCDイメージセ
ンサ7によって読み取られる。
【0022】1次元CCDイメージセンサ7によって読
み取られた画像データは、後述する処理によって出力画
像データに変換され、出力手段として機能するレーザプ
リンタ2の書込装置8から出力されるレーザ光を変調す
る。出力画像データによって変調されるレーザ光は、書
込用光学系9によってドラム状の感光体10表面に書込
み結像される。この感光体10は帯電チャージャ11に
よって予め全面的に均一に高電位に帯電されており、書
込用光学系9によって画像光の照射を受けると、その光
強度に応じて電位が変化し、画像に対応する電位分布
(つまり、静電潜像)が形成される。この静電潜像は現
像ユニット12により現像されて可視像なるトナー像と
される。一方、給紙カセット13から給紙された転写紙
14は感光体10上のトナー像の形成タイミングに同期
するようレジストローラ15によりタイミング制御され
て感光体10表面に重なるように送り込まれる。そこ
で、転写チャージャ16の作用を受けて、感光体10上
のトナー像が転写紙14上に転写される。その後、分離
チャージャ17の作用を受けて、転写紙14は感光体1
0から分離され、後段側へ搬送されて、定着ユニット1
8によって定着処理を受け、排紙ローラ19により機外
に排紙される。このようにして、ハードコピーが得られ
る。
【0023】なお、転写・分離処理を終えた後、感光体
10の表面はクリーニングユニット20によってクリー
ニングされ、次回の画像形成に備える。
【0024】次に、このようなデジタル複写機の電装系
の構成例を図3により説明する。まず、イメージスキャ
ナ1及びレーザプリンタ2の他に、操作部21と画像補
正ユニット22とが設けられており、これらのイメージ
スキャナ1中のスキャナコントローラ23、レーザプリ
ンタ2中のプリンタコントローラ24、操作部21及び
画像補正ユニット22に接続されてこれらの制御を受け
持つとともにデータの授受を行うメインコントローラ2
5が設けられている。
【0025】ここに、イメージスキャナ1においては、
1次元CCDイメージセンサ7によって読み取られたビ
ットマップ形式の画像データは、A/D変換器26によ
ってデジタル信号に変換された後、シェーディング補正
回路27によって濃度レベルのばらつきに関する補正を
受け、画像補正ユニット22側に出力されてそのメモリ
ユニット28に入力画像データとして記憶される。画像
補正ユニット22では後述するようにメモリユニット2
8上の入力画像のデータに対して、傾き検出部(傾き検
出手段)29、処理判定部(処理判定手段)30及び画
像補正部(画像補正手段)31により、適宜必要な画像
処理を施してこのメモリユニット28上に出力画像のデ
ータを作成する。
【0026】メモリユニット28上に作成された出力画
像データは、各画素の白/黒に対応する2値データの形
でレーザプリンタ2側に印加される。即ち、バッファメ
モリ32及びドライバ回路33を経てレーザダイオード
34に付勢信号として印加される。従って、出力画像デ
ータに応じて変調されたレーザ光をレーザダイオード3
4が出力する。このレーザ光が書込装置8から出力さ
れ、書込光学系9を介して感光体10表面に照射され
る。
【0027】前記操作部21は、デジタル複写機の上面
に配置されてテンキー等の複数のキー類及びLCD等に
よる表示部を備えた操作パネル構成のものであり、デジ
タル複写機としての各種処理モード(変倍コピーモー
ド、その変倍倍率の指定等)を任意にキー指定するとと
も、各種情報を表示する機能を有する。この操作部21
により指定される処理モードの1つとして、本実施例で
は、「傾き補正モード」が用意されている。
【0028】本実施例では、特に画像補正ユニット22
の構成が特徴を有するものであり、図3に示した構成中
から要部を抽出して概念的に示すと図1のように書き替
えることができる。その作用を含めて、まず、その概要
を説明する。操作部21において傾き補正モードなる処
理モードが指定されると、イメージスキャナ1で図4
(a)に示すような原稿の画像を読み取り、その画像デ
ータをメモリユニット28中に入力画像データとして格
納した後、傾き検出部29によりその原稿画像の傾きを
検出する(傾きの検出方法は後述する)。この傾き検出
部29により検出された傾き量は、処理判定部30に送
られ、画像補正処理を行うか否かが判定される。この処
理判定部30が画像補正処理を行うと判定すると、画像
補正部31は傾き検出部29で検出された傾き量に基づ
きメモリユニット28中の入力画像データに対して傾き
補正処理を行い(傾き補正方法は後述する)、出力画像
データを作成し、メモリユニット28中に格納する。即
ち、図4(a)に示すような傾きを持った原稿画像なる
入力画像データから、図4(b)に示すように補正され
た出力画像データを作成し、レーザプリンタ2に出力し
て出力画像データに基づくハードコピーが作成される。
【0029】よって、基本的に、コンタクトガラス上で
原稿画像が傾いていても(原稿自体が傾いてセットされ
た場合や、原稿自体は傾いていないが、原稿中の画像自
体が傾いているような場合)、その傾きがなくなるよう
に補正された体裁のよいハードコピーを自動的に得るこ
とができる。
【0030】ここで、傾き検出部29による原稿画像の
傾き検出方式について説明する。この傾き検出方式とし
ては、例えば、特開平2−69886号公報、特開平2
−108177号公報、特開平3−213053号公
報、特開平3−62284号公報、特開平3−6228
4号公報等により知られている既知の方式や、例えば、
特願平5−331253号、特願平5−288961号
等で提案されている方式でもよく、特にその方式を問う
ものではない。
【0031】本実施例では、例えば、特願平5−331
253号、特願平5−288961号による提案方式に
準じた方式によるものとし、図5に概要を示すフローチ
ャートに従い、以下の手順で行うものとする。まず、図
6(a)に示すような傾いた原稿画像のデータ中から水
平/垂直線分の候補を抽出する(ステップS1)。この
結果、図6(a)の原稿画像の場合であれば、図6
(b)に示すような線分41が抽出される。抽出された
この線分41の長さが、予め設定された閾値TH1と比
較される(S2)。比較の結果、線分41が閾値TH1
よりも長ければ、傾きを検出するに十分な長さの線分で
あるので、水平/垂直線分としてその線分41の傾きを
算出する(S3)。即ち、罫線等の線分を有効に利用し
て画像の傾きを検出する手法である。
【0032】一方、線分41が存在していてもその長さ
が閾値TH1未満であり、その線分41だけから傾きを
算出するには不適な場合(図6(a)において、罫線的
な長い線分がない場合)には、文字画像抽出処理を行い
(S4)、図6(c)に示すように、1文字の画像を含
む矩形42を抽出する。ついで、抽出された文字画像か
ら文字列方向を検出する(S5)。これは、例えば図6
(d)に示すように各矩形42の代表点(例えば、中心
点)のつながり43を調べることにより、文字列方向を
検出する。ここに、1文字の画像を含む矩形42の抽出
結果を示す図6(c)のような結果に基づき、抽出した
各文字列中の文字数(矩形数)を求め、その文字数が予
め設定された閾値TH2以上であるか否か判定する(S
6)。判定の結果、閾値TH2以上の文字数よりなる文
字列であれば、傾きを検出するに十分な長さの文字列で
あるので、検出された文字列方向(つながり43)に基
づきその文字列方向の傾きを算出する(S7)。即ち、
罫線等を有しない場合であっても、文字列を利用するこ
とにより画像の傾きを検出する手法である。しかし、文
字列中の文字数が閾値TH2未満の場合には、傾きを求
めるには短かすぎて信頼性ないしは精度を低下させてし
まうので、傾き検出処理は行わず、エラー出力して(S
8)、処理を終了する。
【0033】何れにしても、ステップS3により線分4
1の傾きが検出され、又は、ステップS7により文字列
方向の傾きが検出されると、これらの傾き量が、原稿画
像の傾きとして処理判定部30に出力される(S9)。
【0034】これらの処理における実際の傾き角度の検
出(算出)は、例えば、図7に示すように、線分又は文
字列方向の、複数のサンプリング点から回帰直線を求
め、その直線の角度θにより計算すればよい。
【0035】一方、画像補正部31における画像の傾き
補正は、一般的な回転の計算式 により行えばよい。ここで、(x,y)は入力画像に関
する座標、(X′,Y′)は傾き補正後の出力画像用の
座標、θは検出された傾き角度(傾き量)を表してい
る。
【0036】このような構成において、本実施例の画像
補正ユニット22の処理を図8に示すフローチャートを
参照して説明する。まず、操作部21により指定された
処理モードを取得し(S11)、イメージスキャナ1で
読み取られてメモリユニット28中に格納されている入
力画像データを得る(S12)。次に、操作部21によ
り指定された処理モードとして、傾き補正モードが指定
されているか否かを判断する(S13)。傾き補正モー
ドが指定されていれば、取得した入力画像データを傾き
検出部29に与えて前述したような手法により原稿画像
の傾きを検出する(S14)。検出された傾き量を入力
画像データとともに画像補正部31に与え、その傾き量
に応じて入力画像データの座標を補正することにより
(S15)、補正された出力画像データを作成する。こ
の出力画像データをメモリユニット28からレーザプリ
ンタ2側に出力させて作像処理を実行させることにより
ハードコピーを得る(S16)。これにより、原稿画像
に傾きがあったとしても、その傾きが補正されたハード
コピーが得られる。処理モードとして傾き補正モードが
指定されていない場合には、入力画像データをそのまま
出力画像データとしてレーザプリンタ2側に出力させて
ハードコピーが作成される。
【0037】よって、本実施例によれば、ADFによる
原稿スキューが多発するようなケースや、元々、傾いて
しまった画像を有する原稿を用いてハードコピーを得よ
うとするような場合には、コピーに先立ち、操作部21
で処理モードとして傾き補正モードを指定しておけば、
原稿画像が傾いていたとしてもその傾きの補正された体
裁のよいハードコピーを自動的に得ることができる。
【0038】つづいて、本発明の第二の実施例を図9に
より説明する。前記実施例で示した部分と同一部分は同
一符号を用い、説明も省略する(後述する実施例でも同
様とする)。前記実施例では画像補正ユニット22中の
処理判定部30を特に活用しなかったが、本実施例では
この処理判定部30を活用し、ステップS14,S15
間に、処理判定部30により実行されるステップS17
で示す判定処理が追加されている。
【0039】即ち、前記実施例と同様に、処理モードを
取得した後(S11)、入力画像データを取得し(S1
2)、処理モードとして傾き補正モードが指定されてい
る場合には傾き検出部29により原稿画像の傾きを検出
する(S14)が、次のステップとして、検出された原
稿画像の傾き量が予め設定された所定の閾値範囲内にあ
るか否かを処理判定部30により判定する(S17)。
傾き量が閾値範囲内に収まる場合には、前記実施例と同
様に、画像補正部31により傾き量に応じて入力画像デ
ータの座標を補正することにより(S15)、補正され
た出力画像データを作成し、レーザプリンタ2側に出力
してハードコピーに供する(S16)。一方、ステップ
S17の判定において、傾き量が閾値範囲内になく、大
きな傾きを持っていた場合には、ステップS15による
画像補正処理を経ることなく、入力画像データ通りの出
力画像データとしてレーザプリンタ2側に出力してハー
ドコピーに供する(S16)。つまり、原稿画像の傾き
が閾値範囲内に収まらないような大きな傾きの場合に
は、その傾きが補正されず、傾きを持ったままのハード
コピーとして再現される。
【0040】よって、本実施例による場合も、基本的に
は、コピーに先立ち、操作部21で処理モードとして傾
き補正モードを指定しておけば、原稿画像が傾いていた
としてもその傾きの補正された体裁のよいハードコピー
を自動的に得ることができる。また、傾き補正モードに
おいても、検出された原稿画像の傾きが大きな場合に
は、傾き補正処理が行われないので、補正処理によって
必要以上に画質を低下させてしまう不都合を回避でき
る。即ち、イメージスキャナ1側の解像度とレーザプリ
ンタ2側の解像度とを同じとした場合、傾き補正による
画像の劣化は、傾き量θが大きくなるほど激しくなるの
で、閾値範囲を超えるような大きな傾きの場合には体裁
は悪くても傾き補正を行わないほうが画像劣化を防止で
きるからである。
【0041】本発明の第三の実施例を図10により説明
する。本実施例は、例えば、予め傾いた画像を有する原
稿を用いてコピーするような場合を想定したものであ
る。まず、本実施例では操作部21が傾き入力手段とし
ても兼用されており、オペレータにより原稿画像の傾き
量を数値入力可能とされている。これに対応して、第一
の実施例によるステップS14,S15間に、ステップ
S18,S19の処理が追加されている。
【0042】このような構成において、予め傾いた画像
を有する原稿を用いてコピーする場合、その原稿画像の
傾きはある程度判るので、コピーに先立ち、操作部21
を操作して傾き補正モードを指定するとともに、原稿画
像の傾き量として、例えば「10°」の如く、大体の数
値を入力しておく。
【0043】すると、画像補正ユニット22では、処理
モードを取得した後(S11)、入力画像データを取得
し(S12)、処理モードとして傾き補正モードが指定
されている場合には傾き検出部29により原稿画像の傾
きを検出する(S14)が、次のステップとして、操作
部21により指定された原稿画像の傾き量を取得する
(S18)。入力指定された原稿画像の傾き量を取得し
た場合には、この傾き量に対して傾き検出部29により
検出された傾き量が予め設定された所定の閾値範囲内に
あるか否かが両者の差を取ることにより処理判定部30
により判定される(S19)。検出された傾き量が入力
指定された傾き量に近似している場合には、適正なる傾
き検出処理であるとして、前述した場合と同様に、画像
補正部31により傾き量に応じて入力画像データの座標
を補正し(S15)、補正された出力画像データを作成
する。そして、この出力画像データをレーザプリンタ2
側に出力してハードコピーに供する(S16)。一方、
ステップS19の判定において、検出された傾き量が入
力指定された傾き量に対して大きくずれて閾値範囲内に
ない場合には、ステップS15による画像補正処理を経
ることなく、入力画像データ通りの出力画像データとし
てレーザプリンタ2側に出力してハードコピーに供する
(S16)。つまり、検出された原稿画像の傾き量が入
力指定された傾き量と大きくずれている場合には、その
傾きが補正されず、傾きを持ったままのハードコピーと
して再現される。
【0044】よって、本実施例による場合も、基本的に
は、コピーに先立ち、操作部21で処理モードとして傾
き補正モードを指定しておけば、原稿画像が傾いていた
としてもその傾きの補正された体裁のよいハードコピー
を自動的に得ることができる。また、傾き補正モードに
おいても、オペレータが自分で入力した原稿画像の傾き
量(概略値)に対して傾き検出部29により検出された
原稿画像の傾き量が大きく異なる場合には、傾き検出処
理に何らかの誤りがあることが予想されるので、誤って
検出された傾き量による誤った傾き補正を未然に防止す
ることができる。
【0045】本発明の第四の実施例を図11により説明
する。本実施例は、例えば、変倍コピー時を想定したも
のである。まず、操作部21が各種処理モードの1つと
して変倍コピーモードを指定可能とされており、所定の
拡大/縮小キーやテンキーなどを用いて変倍倍率の入力
が可能とされている。これに対応して、前述した第二の
実施例による処理中のステップS13,S14間に、ス
テップS20の処理が追加され、このステップS20に
応じてステップS14の傾き検出処理が実行されるよう
に構成されている。
【0046】このような構成において、変倍コピーを行
う場合、コピーに先立ち、操作部21を操作して傾き補
正モードを必要に応じて指定するとともに、変倍コピー
モードを指定し、その変倍倍率を入力する。
【0047】すると、画像補正ユニット22では、処理
モードを取得した後(S11)、入力画像データを取得
し(S12)、処理モードとして傾き補正モードが指定
されている場合には、さらに、操作部21により指定さ
れた変倍倍率の情報を取得する(S20)。次いで、傾
き検出部29により原稿画像の傾きを検出する(S1
4)が、この際、変倍倍率に応じた検出処理とする。例
えば、前述した図5中のステップS2による線分長さの
判定処理において、線分の長さの閾値TH1′を、 TH1′=TH1・R/100 により算出するようにする。ここに、TH1は等倍時の
閾値、Rは変倍倍率(%)である。これにより、傾きを
検出するのに十分な長さの線分であるか否かの判定が変
倍倍率に応じて適正に変更され、例えば、本来は短い線
分であるが拡大により傾き検出に使用できる線分と見做
してしまうような不都合が回避される。この後は、前述
した第二の実施例の場合(図9参照)と同様に処理す
る。即ち、検出された原稿画像の傾き量が予め設定され
た所定の閾値範囲内にあるか否かを処理判定部30によ
り判定する(S17)。傾き量が閾値範囲内に収まる場
合には、画像補正部31により傾き量に応じて入力画像
データの座標を補正することにより(S15)、補正さ
れた出力画像データを作成し、レーザプリンタ2側に出
力してハードコピーに供する(S16)。一方、ステッ
プS17の判定において、傾き量が閾値範囲内になく、
大きな傾きを持っていた場合には、ステップS15によ
る画像補正処理を経ることなく、入力画像データ通りの
出力画像データとしてレーザプリンタ2側に出力してハ
ードコピーに供する(S16)。つまり、原稿画像の傾
きが閾値範囲内に収まらないような大きな傾きの場合に
は、その傾きが補正されず、傾きを持ったままのハード
コピーとして再現される。
【0048】よって、本実施例による場合も、基本的に
は、コピーに先立ち、操作部21で処理モードとして傾
き補正モードを指定しておけば、原稿画像が傾いていた
としてもその傾きの補正された体裁のよいハードコピー
を自動的に得ることができる。また、傾き補正モードに
おいても、変倍コピー時には、原稿画像の傾き検出処理
が変倍倍率に応じて自動的に変更されて行われるので、
等倍時と同様の精度の傾き検出処理となり、変倍倍率を
考慮せずに誤って検出された傾き量による誤った傾き補
正を未然に防止することができる。
【0049】本発明の第五の実施例を図12により説明
する。本実施例では、傾き検出部29中に信頼度演算手
段が含まれている。また、処理判定部30を有効に活用
し、第一の実施例による処理であるステップS14,S
15間に、処理判定部30により実行されるステップS
21で示す判定処理が追加されている。
【0050】即ち、前述した実施例と同様に、処理モー
ドを取得した後(S11)、入力画像データを取得し
(S12)、処理モードとして傾き補正モードが指定さ
れている場合には傾き検出部29により原稿画像の傾き
を検出する(S14)。ここに、本実施例の傾き検出処
理においては、例えば、図7で説明したように、回帰直
線の角度により傾き量を計算するが、傾き検出部29中
の信頼度演算手段によって複数の回帰直線から各々取得
した傾き角のヒストグラムを作成し、その内の最頻値の
角度を出力角度、最頻値の平均頻度に対する比を今回の
傾き検出の確信度(信頼度)として処理判定部30に出
力する。次のステップとして、検出された原稿画像の傾
き量に関する確信度が予め設定された所定の閾値範囲内
にあるか否かにより信頼度の高いものであるかを処理判
定部30により判定する(S21)。傾き量の検出の信
頼度が高い場合には、前述した実施例と同様に、画像補
正部31により傾き量(最頻値)に応じて入力画像デー
タの座標を補正することにより(S15)、補正された
出力画像データを作成し、レーザプリンタ2側に出力し
てハードコピーに供する(S16)。一方、ステップS
21の判定において、検出された傾き量の信頼度が閾値
範囲内になく低い場合には、ステップS15による画像
補正処理を経ることなく、入力画像データ通りの出力画
像データとしてレーザプリンタ2側に出力してハードコ
ピーに供する(S16)。つまり、傾き検出部29によ
る傾き検出処理を受けてもその信頼度が低い場合には、
その傾き量に応じた傾き補正を行っても間違った補正と
なってしまうことが多いので、その傾きが補正されず、
傾きを持ったままのハードコピーとして再現される。
【0051】よって、本実施例による場合も、基本的に
は、コピーに先立ち、操作部21で処理モードとして傾
き補正モードを指定しておけば、原稿画像が傾いていた
としてもその傾きの補正された体裁のよいハードコピー
を自動的に得ることができる。また、傾き補正モードに
おいても、傾き検出部29で検出した傾き量の信頼度が
低い場合には、傾き補正処理が行われないので、間違っ
た補正処理を未然に回避することができる。
【0052】本発明の第六の実施例を図13及び図14
により説明する。本実施例に関して図3に示した構成中
から要部を抽出して概念的に示すと、図13のように、
処理判定部(処理判定手段)30と傾き検出部(傾き検
出手段)29とを入れ替えた構成として書き替えること
ができる。ここに、処理判定部30中には黒画素比率演
算手段が含まれている。これに対応して、画像補正ユニ
ット22における処理としては、例えば、図8との対比
で、ステップS13,S14との間に、ステップS2
2,S23に示す処理が追加されている。
【0053】即ち、前述した実施例と同様に、処理モー
ドを取得した後(S11)、入力画像データを取得し
(S12)、処理モードとして傾き補正モードが指定さ
れている場合には、入力画像データ中の黒画素の比率を
処理判定部30中の黒画素比率演算手段によって計算す
る(S22)。ここに、黒画素比率の計算は、 (黒画素比率)=(黒画素数)/(全画素数) により求められる。絵柄画像や網点画像の場合には、一
般的な文書画像に比べて黒画素比率が大きいので、黒画
素比率に関して適切な閾値を設定しておくことにより、
絵柄画像や網点画像と、一般的な文書画像とを区別でき
る。そこで、本実施例では、黒画素比率に関して予め所
定の閾値が設定されており、算出された黒画素比率がこ
の閾値範囲内にあるか否かが判定される(S23)。黒
画素比率が閾値範囲内に収まるように低い場合には文書
画像と見做され、傾き検出部29により前述したような
原稿画像の傾き検出処理が行われる(S14)。そし
て、検出された傾き量に応じた画像の傾き補正処理が画
像補正部31により行われ(S15)、出力画像データ
としてレーザプリンタ2側に出力され、ハードコピーに
供される(S16)。これにより、原稿画像の傾きの補
正されたハードコピーが得られる。
【0054】一方、ステップS23の判定処理におい
て、黒画素比率が閾値範囲内に収まらないように高い場
合には傾き検出には適さない絵柄画像や網点画像などで
あると見做され、ステップS14の傾き検出処理、ステ
ップS15の傾き補正処理を行うことなく、入力画像デ
ータをそのまま出力画像データとしてレーザプリンタ2
側に出力し、ハードコピーに供する。つまり、原稿画像
が全面的に或いはかなりの面積比率で傾き検出には適さ
ない絵柄画像や網点画像により占められている場合に
は、傾き検出処理を行っても誤検出となってしまう可能
性が高いので、最初から傾き検出処理も傾き補正処理も
行わないので、間違った傾き補正を未然に防止できるこ
とになる。
【0055】本発明の第七の実施例を図15及び図16
により説明する。本実施例も前記第六の実施例に準じた
ものであり、図13に示したように、処理判定部(処理
判定手段)30と傾き検出部(傾き検出手段)29とを
入れ替えた構成として書き替えることができる。ここ
に、処理判定部30中には黒ラン数演算手段が含まれて
いる。これに対応して、画像補正ユニット22における
処理としては、例えば、図8との対比で、ステップS1
3,S14との間に、ステップS24,S25に示す処
理が追加されている。
【0056】即ち、前述した実施例と同様に、処理モー
ドを取得した後(S11)、入力画像データを取得し
(S12)、処理モードとして傾き補正モードが指定さ
れている場合には、入力画像データ中で黒画素が連続す
る黒ランの個数を処理判定部30中の黒ラン数演算手段
によって計算する(S24)。ここに、黒ランは、図1
6に示すように、例えば水平方向に連続する黒画素集合
を「1」と数えるものである。図示例のように、文字画
像と水平方向線画像と写真/網点画像との黒ランを比較
すると、その長さに関しては、 (水平方向線画像)>(文字画像)>(写真/網点画
像) なる関係にあり、黒ラン数に関しては、逆に、 (水平方向線画像)<(文字画像)<(写真/網点画
像) なる関係となる。よって、黒ラン数に関して適切な閾値
を設定しておくことにより、絵柄画像や網点画像と、傾
き検出に適した一般的な文書画像ないしは線画像とを区
別できる。そこで、本実施例では、黒ラン数に関して予
め所定の閾値が設定されており、算出された黒ラン数が
この閾値範囲内にあるか否かが判定される(S25)。
黒ラン数が閾値範囲内に収まるように少ない場合には文
書画像(線画像を含む)と見做され、傾き検出部29に
より前述したような原稿画像の傾き検出処理が行われる
(S14)。そして、検出された傾き量に応じた画像の
傾き補正処理が画像補正部31により行われ(S1
5)、出力画像データとしてレーザプリンタ2側に出力
され、ハードコピーに供される(S16)。これによ
り、原稿画像の傾きの補正されたハードコピーが得られ
る。
【0057】一方、ステップS25の判定処理におい
て、黒ラン数が閾値範囲内に収まらないように多い場合
には傾き検出には適さない絵柄画像や網点画像などであ
ると見做され、ステップS14の傾き検出処理、ステッ
プS15の傾き補正処理を行うことなく、入力画像デー
タをそのまま出力画像データとしてレーザプリンタ2側
に出力し、ハードコピーに供する。つまり、原稿画像が
全面的に或いはかなりの面積比率で傾き検出には適さな
い絵柄画像や網点画像により占められている場合には、
傾き検出処理を行っても誤検出となってしまう可能性が
高いので、最初から傾き検出処理も傾き補正処理も行わ
ないので、間違った傾き補正を未然に防止できることに
なる。また、傾き検出に最適な線分領域の抽出も容易と
なり、傾き検出の精度が向上することにもなる。
【0058】本発明の第八の実施例を図17により説明
する。本実施例も前記第六,七の実施例に準じたもので
あり、図13に示したように、処理判定部(処理判定手
段)30と傾き検出部(傾き検出手段)29とを入れ替
えた構成として書き替えることができる。ここに、処理
判定部30中には文字領域判定手段が含まれている。こ
れに対応して、画像補正ユニット22における処理とし
ては、例えば、図8との対比で、ステップS13,S1
4との間に、ステップS26,S27に示す処理が追加
されている。
【0059】即ち、前述した実施例と同様に、処理モー
ドを取得した後(S11)、入力画像データを取得し
(S12)、処理モードとして傾き補正モードが指定さ
れている場合には、入力画像データ中の文字領域が処理
判定部30中の文字領域判定手段によって判定される
(S26)。ここに、文字領域の抽出判定方式に関して
は、特にその手法を問わないが、例えば、特開平4−1
07788号公報に示されているように、入力した文書
画像から文字/図/写真領域を分類してその領域を抽出
するような処理によればよい。この場合、図/写真領域
に関してはかなり大きな領域となるのに対して、文字領
域に関してはある程度制限されたストライプ状などの領
域となるのが通常であるので、領域の大きさに関して適
切な閾値を設定しておくことにより、図/写真画像と、
傾き検出に適した一般的な文書画像ないしは線画像とを
区別できる。そこで、本実施例では、文字領域の大きさ
に関して予め所定の閾値が設定されており、判定された
文字領域の大きさがこの閾値範囲内にあるか否かが判定
される(S27)。領域の大きさが閾値範囲内に収まる
ような小さめの少ない場合には文書画像(線画像を含
む)と見做され、傾き検出部29により前述したような
原稿画像の傾き検出処理が行われる(S14)。そし
て、検出された傾き量に応じた画像の傾き補正処理が画
像補正部31により行われ(S15)、出力画像データ
としてレーザプリンタ2側に出力され、ハードコピーに
供される(S16)。これにより、原稿画像の傾きの補
正されたハードコピーが得られる。
【0060】一方、ステップS27の判定処理におい
て、領域の大きさが閾値範囲内に収まらないように大き
い場合には傾き検出には適さない図/写真画像などであ
ると見做され、ステップS14の傾き検出処理、ステッ
プS15の傾き補正処理を行うことなく、入力画像デー
タをそのまま出力画像データとしてレーザプリンタ2側
に出力し、ハードコピーに供する。つまり、原稿画像が
全面的に或いはかなりの面積比率で傾き検出には適さな
い図/写真画像により占められている場合には、傾き検
出処理を行っても誤検出となってしまう可能性が高いの
で、最初から傾き検出処理も傾き補正処理も行わないの
で、間違った傾き補正を未然に防止できることになる。
【0061】本発明の第九の実施例を図18ないし図2
0により説明する。本実施例は前述した第五,六,七及
び八の実施例を択一的に総合したものである。即ち、本
実施例に関して図3に示した構成中から要部を抽出して
概念的に示すと、図18のように、傾き検出部(傾き検
出手段)29の前後に処理判定部(処理判定手段)30
a,30bを介在させた構成として書き替えることがで
きる。ここに、傾き検出部29中には信頼度演算手段が
含まれている。また、処理判定部30a中には、黒画素
比率演算手段、黒ラン数演算手段及び文字領域判定手段
が選択自在に含まれている。これに対応して、操作部2
1側ではオペレータの要望に応じて、前述した第五,
六,七及び八の実施例に例示したような何れの判定モー
ド(信頼度による判定モード、黒画素比率による判定モ
ード、黒ラン数による判定モード、文字領域の大きさに
よる判定モード)によるかを任意に選択指定し得るよう
に構成されている。そして、画像補正ユニット22にお
ける処理としては、例えば、図8との対比で、ステップ
S13の後でステップS15の前に、ステップS28で
示す総合判定処理、及び、ステップS29で示す判定結
果OKの判断処理が追加されている。
【0062】このような構成において、本実施例の場
合、コピーに先立ち、操作部21を操作して傾き補正モ
ードを必要に応じて指定するとともに、傾き補正モード
を指定した場合には、前述したような判定処理中、何れ
の判定モード(複数であってもよい)を実行させるか
を、判定処理毎にオン・オフを選択指定しておく。
【0063】すると、画像補正ユニット22では、処理
モードを取得した後(S11)、入力画像データを取得
し(S12)、処理モードとして傾き補正モードが指定
されている場合には、総合判定処理を行う(S28)。
総合判定処理の結果がOKであれば、前述した実施例に
準じて画像補正部31により傾き補正処理を行い(S1
5)、レーザプリンタ2側に出力画像データとして出力
し、ハードコピーに供する(S16)。
【0064】ここで、ステップS28の総合判定処理の
詳細を図20に示す。まず、判定モードを読み込む(S
28a)。判定モードとして黒画素比率による判定モー
ドが選択指定されていれば(S28bのY)、判定処理
部30a中の黒画素比率演算手段により黒画素比率の演
算を行う(S28c)。そして、得られた黒画素比率が
予め設定されている所定の閾値範囲内にあるか否かを判
定し(S28d)、閾値範囲内に収まっていない場合に
は判定エラーを判定処理部30bに返す(S28q)。
【0065】一方、黒画素比率による判定モードが指定
されていない場合や、ステップS28dの判定処理にお
いて黒画素比率が閾値範囲内の場合には、さらに、判定
モードとして黒ラン数による判定モードが選択指定され
ているか否かを判定する(S28e)。黒ラン数による
判定モードが選択指定されていれば、判定処理部30a
中の黒ラン数演算手段により黒ラン数の演算を行う(S
28f)。得られた黒ラン数が予め設定されている所定
の閾値範囲内にあるか否かを判定し(S28g)、閾値
範囲内に収まっていない場合には判定エラーを判定処理
部30bに返す(S28q)。
【0066】また、黒ラン数による判定モードが指定さ
れていない場合や、ステップS28gの判定処理におい
て黒ラン数が閾値範囲内の場合には、さらに、判定モー
ドとして文字領域の大きさによる判定モードが選択指定
されているか否かを判定する(S28h)。文字領域の
大きさによる判定モードが選択指定されていれば、判定
処理部30a中の文字領域判定手段により文字領域を抽
出判定する(S28i)。得られた文字領域の大きさが
予め設定されている所定の閾値範囲内にあるか否かを判
定し(S28j)、閾値範囲内に収まっていない場合に
は判定エラーを判定処理部30bに返す(S28q)。
【0067】さらに、文字領域の大きさによる判定モー
ドが指定されていない場合や、ステップS28jの判定
処理において文字領域の大きさが閾値範囲内の場合には
傾き検出部29によって原稿画像の傾きの検出を行う
(S28k)。この場合、信頼度演算手段によって確信
度も算出しておく。この後、判定モードとして信頼度に
よる判定モードが選択指定されているか否かを判定する
(S28m)。信頼度による判定モードが選択指定され
ていれば、検出された傾き量の確信度に基づき、傾き検
出の信頼度が閾値範囲内にあるか否かを判定し(S28
n)、閾値範囲内に収まっていない場合には判定エラー
を判定処理部30bに返す(S28q)。
【0068】ステップS28nの判定処理において信頼
度が閾値範囲内に収まっている場合や、ステップS28
mの判定処理において信頼度による判定モードが指定さ
れていない場合には、総合判定処理の判定結果OKの情
報と検出された傾き量とを判定処理部30bに返す(S
28p)。この後は、前述したように、画像補正部31
により傾き補正処理を行い(S15)、レーザプリンタ
2側に出力画像データとして出力し、ハードコピーに供
する(S16)。
【0069】このように、本実施例によれば、複数の判
定処理を選択自在に組み合わせているので、コピーした
い原稿画像の種類に応じた判定処理を経てその画像の傾
き量の検出ないしは傾き補正処理を行わせることがで
き、精度の高い検出や適正な補正が可能となる。
【0070】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、指定部で
処理モードとして傾き補正モードを指定しておけば、原
稿画像に傾きがあっても自動的にその傾きのない状態に
補正されたハードコピーを得ることができ、コピー仕上
がりの体裁を向上させることができる。
【0071】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、傾き検出手段により検出され
た原稿画像の傾きが予め設定された閾値範囲内であるか
否かを判定し、閾値範囲内の場合のみ画像補正手段によ
る画像データの傾き補正を行い、閾値以上に大きな傾き
を持つ原稿画像の場合には画像データの傾き補正を行わ
ないので、閾値の設定に応じて傾き補正の有無を自動選
択でき、よって、大きな傾きを持つ場合の補正による画
像劣化を未然に防止することができる。
【0072】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、原稿の傾き量を傾き入力手段
によって外部から入力可能であり、傾き検出手段により
検出された原稿画像の傾き量が傾き入力手段から入力さ
れた傾き量に対して予め設定された閾値範囲内であるか
否かを判定し、閾値範囲内の場合にのみ画像補正手段に
よる画像データの傾き補正を行うので、既に傾いた画像
を有する原稿を用いてハードコピーを得ようとする場合
には、その原稿画像の大体の傾き量をこの傾き入力手段
により入力しておけば、オペレータが入力した傾き量を
目安に傾き補正の有無を自動選択でき、よって、傾き検
出手段による傾き検出が大きくずれているような場合の
誤った画像補正を防止することができる。
【0073】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、傾き検出手段の傾き検出基準
値が原稿読取手段の読取変倍倍率に応じて自動的に変更
されるので、変倍コピー時の傾き検出の精度を等倍時と
同様に向上させることができ、変倍コピー時にも適正な
傾き補正を行わせることができる。
【0074】請求項5記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、傾き検出手段により検出され
る傾き量の信頼度を信頼度演算手段により算出してこの
傾き量の信頼度が予め設定された閾値範囲内となってい
るか否かを判定し、閾値範囲内となって信頼度が高い場
合にのみ画像補正手段による画像データの傾き補正を行
うので、信頼度が低いような場合の傾き誤検出による誤
った傾き補正を未然に防止することができる。
【0075】請求項6記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、画像データ中の黒画素の比率
を黒画素比率演算手段により演算してこの黒画素比率が
予め設定された閾値範囲内となって黒画素比率が低めの
場合にのみ画像補正手段による画像データの傾き補正を
行うので、黒画素比率が高くなるような絵柄画像や網点
画像などに基づく誤った傾き検出による誤った傾き補正
を未然に防止することができる。
【0076】請求項7記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、画像データ中の黒ラン数を黒
ラン数演算手段により演算してこの黒ラン数が予め設定
された閾値範囲内となって黒ラン数が少なめの場合にの
み画像補正手段による画像データの傾き補正を行うの
で、黒ラン数が多くなるような絵柄画像や網点画像など
に基づく誤った傾き検出による誤った傾き補正を未然に
防止することができる。
【0077】請求項8記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、画像データ中の文字領域を文
字領域判定手段により判定してその文字領域の大きさが
予め設定された閾値範囲内となって文字領域が小さめの
場合にのみ画像補正手段による画像データの傾き補正を
行うので、領域の大きさが大きい絵柄画像や網点画像な
どに基づく誤った傾き検出による誤った傾き補正を未然
に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例の要部を抽出して概念的
に示すブロック図である。
【図2】デジタル複写機の概略構成図である。
【図3】その電装系構成を示すブロック図である。
【図4】補正前後の原稿画像の様子を模式的に示す説明
図である。
【図5】傾き検出処理を示すフローチャートである。
【図6】傾き検出処理工程を模式的に示す説明図であ
る。
【図7】傾き角の算出法を示す説明図である。
【図8】画像補正ユニットにおける処理を示すフローチ
ャートである。
【図9】本発明の第二の実施例の画像補正ユニットにお
ける処理を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第三の実施例の画像補正ユニットに
おける処理を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第四の実施例の画像補正ユニットに
おける処理を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第五の実施例の画像補正ユニットに
おける処理を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第六の実施例の要部を抽出して概念
的に示すブロック図である。
【図14】画像補正ユニットにおける処理を示すフロー
チャートである。
【図15】本発明の第七の実施例の画像補正ユニットに
おける処理を示すフローチャートである。
【図16】黒ランに関する説明図である。
【図17】本発明の第八の実施例の画像補正ユニットに
おける処理を示すフローチャートである。
【図18】本発明の第九の実施例の要部を抽出して概念
的に示すブロック図である。
【図19】画像補正ユニットにおける処理を示すフロー
チャートである。
【図20】その総合判定処理のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 原稿読取手段 2 出力手段 21 操作部 29 傾き検出手段 30 処理判定手段 31 画像補正手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理モードを指定する操作部と、原稿画
    像を光学的に読み取って光電変換した画像データを得る
    原稿読取手段と、前記操作部により指定された傾き補正
    モードなる処理モードに基づき読み取られた前記原稿画
    像の傾きを検出する傾き検出手段と、この傾き検出手段
    により検出された傾き量に基づき前記画像データを補正
    する画像補正手段と、この画像補正手段により補正され
    た出力画像を転写紙上に作像して排紙する出力手段とを
    有することを特徴とするデジタル複写機。
  2. 【請求項2】 傾き検出手段により検出された原稿画像
    の傾きが予め設定された閾値範囲内の場合にのみ画像補
    正手段により画像データの補正を行わせる処理判定手段
    を有することを特徴とする請求項1記載のデジタル複写
    機。
  3. 【請求項3】 原稿画像の傾き量を入力する傾き入力手
    段と、傾き検出手段により検出された原稿画像の傾きと
    前記傾き入力手段により入力された傾き量との差が予め
    設定された閾値範囲内の場合にのみ画像補正手段により
    画像データの補正を行わせる処理判定手段とを有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のデジタル複写機。
  4. 【請求項4】 傾き検出手段の傾き検出基準値を操作部
    により指定された原稿読取手段の読取変倍倍率に応じて
    変更自在としたことを特徴とする請求項1記載のデジタ
    ル複写機。
  5. 【請求項5】 傾き検出手段により検出される傾き量の
    信頼度を演算する信頼度演算手段と、この信頼度演算手
    段により算出された傾き量の信頼度が予め設定された閾
    値範囲内の場合にのみ画像補正手段により画像データの
    補正を行わせる処理判定手段とを有することを特徴とす
    る請求項1記載のデジタル複写機。
  6. 【請求項6】 原稿読取手段で読み取られた画像データ
    中の黒画素の比率を演算する黒画素比率演算手段と、こ
    の黒画素比率演算手段により算出された黒画素比率が予
    め設定された閾値範囲内の場合にのみ画像補正手段によ
    り画像データの補正を行わせる処理判定手段とを有する
    ことを特徴とする請求項1記載のデジタル複写機。
  7. 【請求項7】 原稿読取手段で読み取られた画像データ
    中で黒画素が連続する黒ランの個数を演算する黒ラン数
    演算手段と、この黒ラン数演算手段により算出された黒
    ラン数が予め設定された閾値範囲内の場合にのみ画像補
    正手段により画像データの補正を行わせる処理判定手段
    とを有することを特徴とする請求項1記載のデジタル複
    写機。
  8. 【請求項8】 原稿読取手段で読み取られた画像データ
    中の文字領域を判定する文字領域判定手段と、この文字
    領域判定手段により判定された文字領域の大きさが予め
    設定された閾値範囲内の場合にのみその領域内の画像デ
    ータについて傾き検出手段による傾きの検出を行って画
    像補正手段により画像データの補正を行わせる処理判定
    手段とを有することを特徴とする請求項1記載のデジタ
    ル複写機。
JP04803795A 1995-03-08 1995-03-08 デジタル複写機 Expired - Fee Related JP3396006B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04803795A JP3396006B2 (ja) 1995-03-08 1995-03-08 デジタル複写機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04803795A JP3396006B2 (ja) 1995-03-08 1995-03-08 デジタル複写機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08251387A true JPH08251387A (ja) 1996-09-27
JP3396006B2 JP3396006B2 (ja) 2003-04-14

Family

ID=12792123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04803795A Expired - Fee Related JP3396006B2 (ja) 1995-03-08 1995-03-08 デジタル複写機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3396006B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6718071B2 (en) 2001-03-29 2004-04-06 Pfu Limited Image reading apparatus and method
US7269298B2 (en) 2000-09-14 2007-09-11 Sharp Kabushiki Kaisha Image processing device, image processing method, and record medium on which the same is recorded
JP2008252945A (ja) * 2008-07-07 2008-10-16 Ricoh Co Ltd 画像歪み補正装置、画像読取装置、画像形成装置及びプログラム
JP2010141733A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Sharp Corp 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、コンピュータプログラム及び記録媒体
JP2010198606A (ja) * 2009-01-30 2010-09-09 Nikon Corp 画像処理装置および画像処理プログラム
JP2011028383A (ja) * 2009-07-22 2011-02-10 Sharp Corp 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、画像処理プログラム、記録媒体

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7269298B2 (en) 2000-09-14 2007-09-11 Sharp Kabushiki Kaisha Image processing device, image processing method, and record medium on which the same is recorded
US6718071B2 (en) 2001-03-29 2004-04-06 Pfu Limited Image reading apparatus and method
JP2008252945A (ja) * 2008-07-07 2008-10-16 Ricoh Co Ltd 画像歪み補正装置、画像読取装置、画像形成装置及びプログラム
JP4585015B2 (ja) * 2008-07-07 2010-11-24 株式会社リコー 画像歪み補正装置、画像読取装置、画像形成装置及びプログラム
JP2010141733A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Sharp Corp 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、コンピュータプログラム及び記録媒体
JP2010198606A (ja) * 2009-01-30 2010-09-09 Nikon Corp 画像処理装置および画像処理プログラム
US8411170B2 (en) 2009-01-30 2013-04-02 Nikon Corporation Image processing device and image processing program
JP2011028383A (ja) * 2009-07-22 2011-02-10 Sharp Corp 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、画像処理プログラム、記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP3396006B2 (ja) 2003-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7515772B2 (en) Document registration and skew detection system
US4875104A (en) Document sheet position detecting device for image forming apparatus
JP2020178192A (ja) エッジ検出装置、傾き補正装置、読取装置、画像処理装置およびエッジ検出方法
JP3720502B2 (ja) 画像処理装置及び該装置における画像処理方法、並びにコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP3396006B2 (ja) デジタル複写機
JPH11177774A (ja) 原稿検出装置
JP2002185767A (ja) 画像処理装置及び方法
JP3671682B2 (ja) 画像認識装置
JP2004254166A (ja) 画像形成装置
JP3404955B2 (ja) 原稿サイズ検知装置
JP4931897B2 (ja) 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、コンピュータプログラム及び記録媒体
EP0689166B1 (en) An automatic image quality controlling apparatus for use in an electronic copier
JP3081083B2 (ja) 画像処理装置
JP3142428B2 (ja) 画像形成装置
JPH1169096A (ja) 画像形成装置
JPH11177775A (ja) 原稿検出装置
JPH07336503A (ja) デジタル複写機
JPH08190630A (ja) 画像処理装置
JP3312787B2 (ja) 画像処理システム
JPH0296885A (ja) 画像処理装置
JP6780603B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP3140765B2 (ja) 複写装置
JP6777039B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP3675709B2 (ja) 画像形成装置
JPH11177773A (ja) 原稿検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080207

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090207

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100207

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110207

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120207

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130207

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130207

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140207

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees