JP2010141733A - 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、コンピュータプログラム及び記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、コンピュータプログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】原稿及び画像の傾きの補正を必要としない可能性が高い場合に表示用画像を表示せず、作業効率の低下を抑止することが可能な画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、コンピュータプログラム及び該コンピュータプログラムを記録した記録媒体を提供する。
【解決手段】原稿検知部24の原稿傾き検出部241及びコンテンツ傾き検出部242が夫々検出した原稿の傾き(α)及びコンテンツの傾き(β)の少なくとも一方が閾値Tより大きくない場合と、α及びβの夫々が閾値Tより大きく且つα及びβの差が閾値Dより小さい場合とについて、表示制御部26は、画像表示装置4に表示させて使用者に選択させるべきプレビュー画像を生成しない。また、α及びβが閾値Tより大きく且つα及びβの差が閾値Dより小さいためにプレビュー画像を生成しない場合、原稿補正部25が、コンテンツを含む原稿の傾きをα、β、又はαとβとの平均値分だけ補正する。
【選択図】図3

Description

本発明は、取得した原稿画像の原稿及び画像の傾きを検出して補正する画像処理方法、画像処理装置、該画像処理装置を備える画像形成装置、並びに前記画像処理装置を実現するためのコンピュータプログラム及び該コンピュータプログラムを記録した記録媒体に関する。
複写機、複合機、スキャナ等で処理される原稿画像を画像データとして生成する場合、原稿を読み取るときに、原稿及び画像の傾きの補正、画像の整形、ノイズ除去等の画像処理がなされることが多い。これらの画像処理の中でも、原稿及び画像の傾きの補正は特に重要な処理として位置付けられており、その処理方法及び処理装置は、既に各種実現されている。
例えば、特許文献1では、原稿画像を読み込む画像処理装置において、読み込まれる原稿そのもの又は原稿上に形成された画像(以下、コンテンツという)が傾いている場合、原稿の向きに誤りがある場合等に、複数の傾き角度の候補を求め、夫々の傾き角度を表現した表示用画像を使用者に提示し、使用者が選択した表示用画像に基づいて傾き角度を決定して原稿及び画像の傾きを補正する技術が開示されている。
特開2006−87027号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、原稿のエッジ情報、文字列情報等の複数種の情報が有する特徴量に基づいて傾き角度の候補が求められるため、傾きの補正を必要としない可能性が高い場合にも使用者に対して表示用画像が提示される。
例えば、原稿は傾いておらずコンテンツが傾いている場合、又は、原稿は傾いているがコンテンツは傾いていない場合にも、使用者に表示用画像が提示されて使用者に選択が求められるため、作業効率が低下する場合があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、検出した原稿及び画像の傾きに応じて表示用画像の生成又は非生成を切り替えることにより、原稿及び画像の傾きの補正を必要としない可能性が高い場合に表示用画像が表示されないようにして、作業効率の低下を抑止することが可能な画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、並びに前記画像処理装置を実現するためのコンピュータプログラム及び該コンピュータプログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
本発明に係る画像処理装置は、画像が形成された原稿が走査されて読み取られた原稿画像を取得する手段と、該手段が取得した原稿画像から前記走査の方向に対する原稿及び画像の傾きを夫々検出する検出手段と、該検出手段が検出した夫々の傾きを表現した複数の表示用画像を生成する生成手段と、該生成手段が生成した表示用画像の1つに表現された傾きに基づいて、前記原稿画像の原稿及び画像の傾きを補正する補正手段とを備える画像処理装置において、前記検出手段が検出した原稿及び画像の傾きの夫々が第1閾値より大きいか否かを判定する第1判定手段と、該第1判定手段が両方大きいと判定した場合、前記原稿及び画像の傾きの差が第2閾値より小さいか否かを判定する第2判定手段とを備え、該第2判定手段が小さいと判定した場合、又は前記第1判定手段が少なくとも一方は大きくないと判定した場合、前記生成手段は、前記表示用画像を生成しないようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る画像処理装置は、前記第2判定手段が小さいと判定した場合、前記検出手段が検出した原稿又は画像の傾きに基づいて、前記補正手段が前記原稿画像の原稿及び画像の傾きを補正するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る画像処理装置は、前記生成手段が生成した複数の表示用画像を表示する手段と、該手段が表示した表示用画像の選択を受け付ける手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る画像処理装置は、傾きの補正に係る設定を受け付ける手段を備え、該手段が前記設定を受け付けた場合、前記第1判定手段が少なくとも一方は大きいと判定したときに、前記生成手段が前記複数の表示用画像を生成するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、上述した発明の何れか1つに記載の画像処理装置と、該画像処理装置で傾きが補正された原稿画像に基づいて出力画像を形成する画像形成手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る画像処理方法は、画像が形成された原稿が走査されて読み取られた原稿画像を取得し、取得した原稿画像から前記走査の方向に対する原稿及び画像の傾きを夫々検出し、検出した夫々の傾きを表現した複数の表示用画像を生成ステップで生成し、該生成ステップで生成した表示用画像の1つに表現された傾きに基づいて、前記原稿画像の原稿及び画像の傾きを補正ステップで補正する画像処理方法において、検出した原稿及び画像の傾きの夫々が第1閾値より大きいか否かを判定する第1判定ステップと、該第1判定ステップで両方大きいと判定した場合、前記原稿及び画像の傾きの差が第2閾値より小さいか否かを判定する第2判定ステップとを含み、該第2判定ステップで小さいと判定した場合、又は前記第1判定ステップで少なくとも一方は大きくないと判定した場合、前記生成ステップで、前記表示用画像を生成しないようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る画像処理方法は、前記第2判定ステップで小さいと判定した場合、検出した原稿又は画像の傾きに基づいて、前記補正ステップで前記原稿画像の原稿及び画像の傾きを補正するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る画像処理方法は、前記生成ステップで生成した複数の表示用画像を表示するステップと、該ステップで表示した表示用画像の選択を受け付けるステップとを含むことを特徴とする。
本発明に係る画像処理方法は、傾きの補正に係る設定を受け付けるステップを含み、該ステップで前記設定を受け付けた場合、前記第1判定ステップで少なくとも一方は大きいと判定したときに、前記生成ステップで前記複数の表示用画像を生成するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、画像データを取得して画像処理するコンピュータに、画像が形成された原稿が走査されて読み取られた原稿画像から前記走査の方向に対する原稿及び画像の傾きを夫々検出させ、検出させた夫々の傾きを表現した複数の表示用画像を生成ステップで生成させ、該生成ステップで生成させた表示用画像の1つに表現された傾きに基づいて、前記原稿画像の原稿及び画像の傾きを補正ステップで補正させるコンピュータプログラムにおいて、コンピュータに、検出させた原稿及び画像の傾きの夫々が第1閾値より大きいか否かを判定させる第1判定ステップと、コンピュータが該第1判定ステップで両方大きいと判定した場合、コンピュータに、前記原稿及び画像の傾きの差が第2閾値より小さいか否かを判定させる第2判定ステップとを含み、コンピュータが該第2判定ステップで小さいと判定した場合、又は前記第1判定ステップで少なくとも一方は大きくないと判定した場合、コンピュータに、前記生成ステップで前記表示用画像を生成させないようにしてあることを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータが前記第2判定ステップで小さいと判定した場合、コンピュータに、検出させた原稿又は画像の傾きに基づいて、前記補正ステップで前記原稿画像の原稿及び画像の傾きを補正させるようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る記録媒体は、上述した発明の何れか1つに記載のコンピュータプログラムを記録してあることを特徴とする。
本発明にあっては、原稿画像について検出した原稿及び画像の傾きの少なくとも一方が第1閾値より大きくない場合、並びに夫々の傾きが第1閾値より大きく且つ夫々の傾きの差が第2閾値より小さい場合、選択されるべき表示用画像を生成しない。
これにより、原稿又は画像の傾きが第1閾値を越えるほど有意ではない場合、及び夫々の傾きが有意であり且つ略一致する場合、原稿及び画像の傾きの補正の要否が自明である可能性が高いものとして表示用画像そのものを生成することがない。このため、使用者に選択が求められることもない。
本発明にあっては、原稿及び画像の傾きが第1閾値より大きく且つ夫々の傾きの差が第2閾値より小さいために表示用画像を生成しない場合、検出した原稿又は画像の傾きに基づいて原稿及び画像の傾き(即ち、画像が含まれる原稿全体の傾き)を補正する。
これにより、原稿及び画像の傾きが有意であり且つ夫々の傾きが略一致する場合、傾きの検出結果の信頼度が高いものとして自動的に原稿及び画像の傾きを補正する。この場合、補正すべき傾きは、例えば、検出した原稿の傾き、画像の傾き、又は原稿の傾きと画像の傾きとの平均値とする。
本発明にあっては、選択されるべき複数の表示用画像を表示し、該表示用画像のうちの1つを使用者が選択したときは、該選択を受け付ける。これにより、例えば、選択された表示用画像が補正されていた傾きの分だけ、元の原稿画像について原稿及び画像の傾きを補正する。
本発明にあっては、予め傾きの補正に係る設定を受け付けていた場合、検出した原稿及び画像の傾きの少なくとも一方が第1閾値より大きいときに複数の表示用画像を生成する。
これにより、例えば、高精度な補正を行うモードが設定されている場合、原稿又は画像の傾きが有意であるときに複数の表示用画像を積極的に表示して使用者に選択を求める。
本発明にあっては、上述した発明の何れか1つに記載の画像処理装置で傾きが補正された原稿画像に基づいて出力画像を形成する。
これにより、原稿及び画像の傾きの補正の要否が自明である可能性が高い場合に表示用画像が表示されない画像処理装置が、プリンタ装置、デジタル複合機等に適用される。
本発明にあっては、記録媒体から読み出されたコンピュータプログラムによって、上述した画像処理装置の各手段が実現される。
本発明によれば、原稿及び画像の傾きと、これらの傾きの差分値とに応じて、表示用画像の生成又は非生成を切り替える。
これにより、原稿又は画像の傾きが第1閾値を越えるほど有意ではない場合、及び夫々の傾きが有意であり且つ略一致する場合、原稿及び画像の傾きの補正の要否が自明である可能性が高いものとして表示用画像そのものを生成することがない。このため、使用者に選択が求められることもない。従って、原稿及び画像の傾きの補正を必要としない可能性が高い場合に表示用画像が表示されないようにして、作業効率の低下を抑止することが可能となる。
以下、本発明に係る画像処理装置及び画像形成装置を、コピア、プリンタ、ファクシミリ、scan to e-mail等の機能を備えるデジタルカラー複合機に、また、本発明に係る画像処理装置をカラー画像読取装置に夫々適用した実施の形態について詳述する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るデジタルカラー複合機の構成を示すブロック図である。図中100はデジタルカラー複合機であり、デジタルカラー複合機100は、CCD(Charge Coupled Device)ラインセンサを有しており原稿からの反射光を読み取ることにより得られたRGB(R:赤,G:緑,B:青)のアナログ信号を原稿画像として出力する画像入力装置5、及び前記アナログ信号を取得してCMYK(C:シアン,M:マゼンタ,Y:イエロー,K:黒)のデジタルカラー信号を出力する画像処理装置2を備える。
デジタルカラー複合機100は、また、画像処理装置2から与えられたデジタルカラー信号に基づいて写真方式、インクジェット方式等の出力方式により記録紙上に出力画像を形成する画像出力装置3、LCD(Liquid Crystal Display)及びタッチパネルからなり各種表示を行う画像表示装置4、及び上述した各装置についての操作を受け付けるための操作パネル6を備える。
尚、画像出力装置3は、ディスプレイ等の表示装置であってもよい。また、画像表示装置4及び/又は操作パネル6を画像処理装置2に含めるようにしてもよい。
画像処理装置2は、画像入力装置5から入力されたアナログの原稿画像をデジタルの原稿画像に変換するA/D変換部20と、A/D変換部20から出力されたRGBのデジタル信号から、画像入力装置5の照明系、結像系及び撮像系で生じる各種の歪を除去するシェーディング補正部21と、階調補正(以下、ガンマ補正という)を行うための入力処理部22とを備える。入力処理部22から出力されたRGBのデジタル信号(原稿画像)は、一旦ハードディスク等の大容量記憶装置を有する送受信部/記憶部23への記憶及び送受信部/記憶部23からの読み出しが行われ、原稿検知部24を介して原稿補正部25へ与えられるようになっている。原稿検知部24及び原稿補正部25には、後述するプレビュー画像(表示用画像)を画像表示装置4へ出力する表示制御部26が接続されている。
画像処理装置2は、また、原稿補正部25が出力したRGBのデジタル信号をRGBの補色に対応するCMY信号に変換すると共に色再現性を高める処理を行う色補正部27、及び色補正部27が出力したCMY信号に基づいてCMYKのデジタルカラー信号を生成する黒生成/下色除去部28を備える。黒生成/下色除去部28が出力するCMYKのデジタルカラー信号は、空間フィルタ部29で強調処理及び平滑化処理が行われた後に、階調再現処理が行われる中間調生成部30を介して画像出力装置3に与えられる。
原稿補正部25が出力したRGBのデジタル信号は、また、領域分離部31に与えられる。領域分離部31は、前記デジタル信号に含まれる各画素が、黒文字、色文字、網点、印画紙写真(連続階調領域)等の領域のうち、どの領域に属しているかを示す領域識別信号を生成して黒生成/下色除去部28、空間フィルタ部29、及び中間調生成部30に与える。
尚、上述した画像処理装置2の各部は、CPU401、プログラム等の情報を記憶するROM402及び一時的に発生した情報を記憶するRAM403からなる制御部40と接続されており、制御部40のCPU401が、ROM402に予め格納されている制御プログラムに従って、これら各部の動作を制御するようにしてある。制御部40は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)又はDSP(Digital Signal Processor)で構成するようにしてもよい。
原稿補正部25が出力したRGBのデジタル信号は、上述したように色補正部27及び領域分離部31に与えられる他、PDFフォーマットに変換され、ネットワークインタフェース及び通信回線インタフェース(何れも図示せず)を介して外部接続装置及び通信回線へ夫々送信される。前記デジタル信号は、また、JPEG圧縮アルゴリズムに基づいてJPEGコードに圧縮し、送受信部/記憶部23にファイリングデータとして保存して管理するようにしてもよい。
保存されたデータについて、コピー出力及びプリント出力が指示されたときは、送受信部/記憶部23の大容量記憶装置から目的のJPEGコードが読み出され、図示しないJPEG伸張部に与えられて複合化され、元のRGBのデジタル信号に変換される。
一方、イメージ送信が指示されたときは、送受信部/記憶部23の大容量記憶装置から目的のJPEGコードが読み出され、ネットワークインタフェース及び通信回線インタフェースを介して外部接続装置及び通信回線へ夫々送信される。
図2は、画像入力装置5の構成を示す模式的な正面断面図である。画像入力装置5は、上部筐体に構成される原稿搬送部51及び下部筐体に構成されるスキャナ部56からなる。
原稿搬送部51は、一側方から他側方に傾斜して配された原稿トレイ511にフェイスダウンで載置された原稿の検知を行う原稿セットセンサ514を備える。原稿トレイ511の下端部の上方には、原稿セットセンサ514に検知された原稿を1枚ずつ下流側へ呼び込むための呼込ローラ512が配されている。原稿トレイ511の下流側には、ガイドによって形成された搬送路Sを有し、該搬送路Sの上端部及び中間部には、後述する原稿台561の他端部の読取位置Rまで原稿を搬送するための搬送ローラ513a,513bが夫々配設されている。読取位置Rの他側方には、読み取った原稿の排出を行う原稿排出ローラ50、及び排出された原稿を検知する原稿排出センサ567が配されている。
搬送ローラ(整合ローラ)513bは、駆動軸に電磁クラッチ(図示せず)を有しており、駆動モータ(図示せず)による回転駆動力の伝達が制御されるようになっている。原稿が原稿トレイ511に載置されていない場合、搬送ローラ513bの駆動軸は、前記電磁クラッチにより拘束されて停止している。
原稿が原稿トレイ511に載置され、下流側へ搬送された原稿の先端部が、搬送ローラ513a及び搬送ローラ513bの間に配された給送タイミングセンサ515に接触し、該タイミングセンサ515が所定の信号を発した場合、前記電磁クラッチに内蔵された電磁石の励磁状態が所定のタイミングで切り替わる。これにより、搬送ローラ513bは、駆動軸の拘束が解除され、原稿を下流側へ搬送する方向への回転を開始する。この時、上流側から搬送された原稿の先端部は、既に搬送ローラ513bのニップ部に到達しており、搬送ローラ513bのニップ部は、原稿に所定の撓みを形成した後に原稿の先端部が搬送方向と略直角となるように整合させて下流側へ搬送するように動作する。
スキャナ部56は、原稿を水平に載置する載置台561の下面に沿って、原稿を読み取りながら両側方に平行移動する走査ユニット562,563を備える。走査ユニット563の一側方には、走査ユニット562が原稿を読み取った光を収束させるための結像レンズ564が立設されており、該結像レンズ564が収束させた光は、CCDラインセンサ565上に結像するようにしてある。スキャナ部56の他方の側部には、上述した搬送路Sから搬送され読取位置Rで読み取られて排出された原稿をフェイスダウンで載置するトレイ566が突設されている。
走査ユニット562は、原稿トレイ511から搬送された原稿及び原稿台561に載置された原稿に光を照射するための、例えばハロゲンランプからなる光源562aを有し、原稿からの反射光をミラー562aが他側方へ反射するようにしてある。走査ユニット563は、走査ユニット562のミラー562aが反射した光を下方及び一側方へ夫々反射するミラー563a及び563bを有し、ミラー563bが反射した光は、結像レンズ564を介してCCDラインセンサ565上に原稿像として結像するようになっている。CCDラインセンサ565は、結像した原稿像を光電変換してRGBのアナログ信号を生成する。
図3は、原稿の検知及び傾きの補正に係る要部構成を示すブロック図である。図3(a)の入力処理部22は、前段のシェーディング補正部21から与えられたRGBのデジタル信号(原稿画像)を送受信部/記憶部23の大容量記憶装置へ一旦引き渡し、その後前記大容量記憶装置から読み出したRGBのデジタル信号を原稿検知部24に与える。原稿検知部24は、図3(b)に示すように、原稿及び画像(コンテンツ)の傾きを夫々検出する原稿傾き検出部241及びコンテンツ傾き検出部242と、検出した原稿及びコンテンツの傾き並びに夫々の傾きの差について所定の閾値との大小関係を判定する傾き判定部243とで構成される。傾き判定部243での判定結果及び使用者による所定の設定の有無に応じて、使用者によるプレビュー画像の選択の要否が判定される。
プレビュー画像を表示させる場合、表示制御部26が、送受信部/記憶部23の大容量記憶装置に記憶されたRGBのデジタル信号を読み出し、必要に応じて解像度変換及びガンマ補正を施して複数のプレビュー画像を生成し、画像表示装置4に表示させる。このとき、原稿が天地方向に反転、あるいは±90度方向に回転している場合もあり得るため、プレビュー画像を回転させるボタンを操作パネルに設けてある(例えば、画像表示装置4の後述するLCD画面4aにタッチパネル式の操作ボタンを設ける)。これにより、使用者は、天地方向について補正する方向を決定することができる。尚、天地方向の補正情報は、原稿補正部25に与えられる。
その後、使用者が画像表示装置4のタッチパネルからプレビュー画像の一つを選択し、該選択が受け付けられた場合、選択されたプレビュー画像の傾きの補正情報が原稿補正部25に与えられる。原稿補正部25は、送受信部/記憶部23の大容量記憶装置に記憶されたRGBのデジタル信号を読み出し、前記補正情報に基づいて原稿及びコンテンツの傾き(即ち、コンテンツを含む原稿の傾き)及び原稿の天地方向の補正を行う。
尚、プレビュー画像の選択は、操作パネル6から行うようにしてもよい。
上述した図3の各部の動作は、制御部40のCPU401が、ROM402に予め格納されている制御プログラムに従って制御するようにしてある。
表示制御部26がプレビュー画像を生成する際に行う解像度変換は、画素を間引くことによって原稿画像全体が画像表示装置4の画面に表示されるようにするものである。画素を間引くときは、以下に示す補間を行う。
(a)ニアレストネイバー:補間すべき画素に最も近い画素の値、又は補間すべき画素に対して所定の位置関係にある既存の画素の値をその補間画素の値とする。
(b)バイリニア:補間すべき画素を囲む周囲4点の既存画素までの距離に比例するように重み付けした前記既存画素の値の平均値をその補間画素の値とする。
(c)バイキュービック:補間する画素を囲む4点にこれらを囲む12点を加えた16点の画素の値に基づいて補間演算を行った値をその補間画素の値とする。
表示制御部26は、上述した画素の間引き及び補間を行った上で、原稿傾き検出部241及びコンテンツ傾き検出部242が夫々検出した原稿及びコンテンツの傾きの分だけ、コンテンツを含む原稿の傾きを夫々補正し、更に画像表示装置4の表示特性に基づいたガンマ補正を施してプレビュー画像を夫々生成する。表示制御部26は、また、検出された原稿及びコンテンツの傾きの夫々1/2だけコンテンツを含む原稿の傾きを補正したプレビュー画像も夫々生成する。
原稿補正部25は、使用者が選択したプレビュー画像の傾きの補正情報(即ち、原稿傾き検出部241及びコンテンツ傾き検出部242が夫々検出した傾きの値の何れか、又はこれらの傾きの1/2の値の何れか)に基づいて、以下の式(1)に示す座標変換によりコンテンツを含む原稿の傾きの補正を行う。但し、傾きを角度θで表し、傾きの補正は、原点を中心として座標を半時計回りにθだけ回転させるものとする。また、補正前の座標を(X、Y)、補正後の座標を(X´、Y´)とする。
Figure 2010141733
図4は、原稿及びコンテンツの傾き相互の関係を示す説明図であり、図5は、原稿及びコンテンツの傾きの状態に対する処理の例を示す説明図である。図4において、横軸βはコンテンツの傾きを表し、縦軸αは原稿の傾きを表す。α及びβの値で決まる領域のうち、α及びβが閾値Tより大きくない領域を(イ)、αが閾値Tより大きくない領域((イ)を除く)を(ロ)、βが閾値Tより大きくない領域((イ)を除く)を(ハ)、α及びβが閾値Tより大きい領域((イ)〜(ハ)を除く)であってαとβとの差が閾値Dより小さい領域を(ニ)、その他の領域を(ホ)で示す。以下、α及びβが図4の(イ)〜(ホ)の領域にある場合について、図5を用いて処理の内容を説明する。
尚、α及びβが閾値Tより大きくない場合、夫々「α≒0」及び「β≒0」と表し、原稿及びコンテンツの傾きは夫々「無」(即ち有意ではない)と表す。また、α及びβが閾値Tより大きい場合、夫々「α≠0」及び「β≠0」と表し、原稿及びコンテンツの傾きは夫々「有」(即ち有意である)と表す。
更に、α及びβの差が閾値Dより小さい場合、「α≒β」と表し、α及びβの差が閾値Dより小さくない場合、「α≠β」と表すものとする。
(イ)α≒β≒0の場合
原稿の傾き(α)もコンテンツの傾き(β)も「無」の場合である。この場合、原稿及びコンテンツの傾きが「無」で一致しており、傾きの検出の信頼度が高いものと判定される。また、夫々の傾きが「無」であるため、コンテンツを含む原稿の傾きの補正は不要と判定される。従って、使用者による選択は不要であり、プレビュー画像は表示しない。これは、高精度な補正を行うモード(以下、高精度モードという)が操作パネル6から予め設定されているときについても同様である。
(ロ)α≒0、α≠β≠0の場合
原稿の傾きが「無」でコンテンツの傾きが「有」の場合である。この場合、原稿の傾きが「無」であるため、コンテンツを含む原稿の傾きの補正は不要と判定される。従って、使用者による選択は不要であり、プレビュー画像は表示しない。
尚、高精度モードが設定されているときは、傾きを補正していないプレビュー画像と、コンテンツを含む原稿の傾きをβ分及びβ/2分だけ夫々補正したプレビュー画像とを画像表示装置4に夫々表示して、使用者に選択を求める。
(ハ)β≒0、β≠α≠0の場合
原稿の傾きが「有」でコンテンツの傾きが「無」の場合であり、原稿画像には、傾きが「有」の原稿の中に、傾きが「無」のコンテンツが読み取られている。この場合、コンテンツの傾きが「無」であるため、コンテンツを含む原稿の傾きの補正は不要と判定される。従って、使用者による選択は不要であり、プレビュー画像は表示しない。
尚、高精度モードが設定されているときは、コンテンツを含む原稿の傾きをα分及びα/2分だけ夫々補正したプレビュー画像と、傾きを補正していないプレビュー画像とを画像表示装置4に夫々表示して、使用者に選択を求める。
(ニ)α≒β≠0の場合
原稿及びコンテンツの傾きが夫々「有」で略等しい場合である。この場合、原稿及びコンテンツの傾きが略一致しており、傾きの検出の信頼度が高いものと判定される。従って、使用者による選択は不要であり、プレビュー画像は表示しない。コンテンツを含む原稿について補正すべき傾きは、α、β、又はαとβとの平均値とする。
尚、高精度モードが設定されているときは、コンテンツを含む原稿の傾きをα分及びα/2分だけ夫々補正したプレビュー画像と、β分及びβ/2分だけ夫々補正したプレビュー画像と、α及びβの平均値分並びに該平均値の半分だけ夫々補正したプレビュー画像とを画像表示装置4に夫々表示して、使用者に選択を求める。
(ホ)α≠β、α≠0、β≠0の場合
原稿及びコンテンツの傾きが夫々「有」ではあるが略等しいとは言えない場合であり、上述した(イ)〜(ニ)以外の場合に相当する。この場合、原稿及びコンテンツの傾きが「有」であるのに対し、夫々の傾きが一致しないため、傾きの検出の信頼度が低いものと判定される。従って、使用者に選択を求めるためにプレビュー画像を表示する。プレビュー画像は、コンテンツを含む原稿の傾きをα分及びα/2分だけ夫々補正したものと、β分及びβ/2分だけ夫々補正したものとを用意する。これは、高精度モードが設定されているときについても同様である。
図6は、複数のプレビュー画像を生成して画像表示装置4に表示し、使用者に選択を求める例を示す説明図である。原稿画像における原稿及びコンテンツが、例えば上述した(ホ)のように夫々α及びβだけ傾いている場合、コンテンツを含む原稿の傾きをα分だけ補正したプレビュー画像P2及びβ分だけ補正したプレビュー画像P1の他、補正なしのプレビュー画像P0が生成される。尚、コンテンツを含む原稿の傾きをα/2分及びβ/2分だけ夫々補正したプレビュー画像も生成されるが、図6では省略してある。
その後、生成されたプレビュー画像P0,P1,P2が、夫々に対応させた「選択」ボタンと共に、「無補正」,「候補1」,「候補2」として画像表示装置4のLCD画面4aに夫々表示される。そして、使用者が、適切に傾きが補正されたプレビュー画像を視認し、視認したプレビュー画像に対応する選択ボタンを画像表示装置4のタッチパネルから押下することにより、原稿補正部25がコンテンツを含む原稿の傾きを補正すべきか否かと、補正すべき傾きの量(図6では、β又はα)とが決定される。
図7は、原稿の傾きを角度として検出する方法を示す説明図である。また、図8は、正接とその正接に対応する角度との関係を示す図表である。図7には、画像(コンテンツ)が形成された原稿が画像入力装置5で走査されて原稿画像として読み取られた状態が表されている。図中実線は、原稿端(エッジ)を表し、波線は、原稿が走査されたときの走査線に対応しており原稿画像を構成する水平方向のラインを表す。各ラインは夫々の画素値を有する複数の画素の集合であり、図の左側(又は上側)の画素は右側(又は下側)の画素よりも時間的/空間的に先に出現するように伝送/記憶される。
尚、ここでの画素値は、各画素のRGB夫々の値に対し、例えば以下の式(2)により重み付けして平均化した明るさを示すものとする。
明るさ=R×0.30+G×0.59+B×0.11・・・・・・・・・(2)
原稿の傾きの検出に先立ち、各ラインについて原稿端が検出される。原稿端は、夫々のラインにおいて、隣接画素の画素値が所定の閾値より大きくなるように変化する画素のうち、最も左側及び最も右側にある画素の座標として検出される。前記閾値は、例えば、画像入力装置5の原稿カバーが半開きで原稿が読み取られたときに、原稿以外の領域を原稿として検出しないように選ばれる。
原稿画像の全てのラインについて原稿端が検出された場合、検出された画素の座標のうち、最も上側、下側、左側、及び右側にある画素の座標を、夫々(EdgeTx,EdgeTy)、(EdgeBx,EdgeBy)、(EdgeLx,EdgeLy)、及び(EdgeRx,EdgeRy)とする。この場合、原稿画像の原稿の傾きは、以下の式(3)で示される正接に対応する角度θとして検出される。
tanθ=(EdgeTy−EdgeLy)/(EdgeTx−EdgeLx)・・・(3)
尚、tanθに対応する角度θの値は、図8から読み出すことができる。但し、角度θの値が45°を越えたときは、角度θを以下の式(4)により変換する。
θ=θ−90・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(4)
以下では、コンテンツの傾きを検出する方法の例について説明する。
コンテンツの傾きの検出に先立ち、原稿画像の各画素の画素値が所定の閾値より大きいか否かによって、夫々の画素値を白・黒の2値化データに変換する。画素値が8ビットで表されるときは、例えば閾値を128とする。あるいは、注目する画素を中心とする複数の画素(例えば5×5の25個の画素)について、各画素の画素値の平均値を算出して閾値としてもよい。
次いで、白・黒に2値化された画素値を有する各画素について、黒画素及び白画素の境界点を複数個抽出し、夫々の境界点の点列の座標(x,y)を求める。例えば、k個の文字列がコンテンツとして含まれている原稿の場合、前記文字列の各文字の上端における白・黒境界点の座標である(X1,Y1)〜(Xk,Yk)が点列の座標となる。そして、上記点列の座標から回帰曲線を求め、該回帰曲線の回帰係数bを算出する。
一般に2つの変量x及びyの関係を解析するのに用いられる解析係数bは、以下の式(5)で定義される。
Figure 2010141733
ここで、Sx及びSyは、夫々変量x及びyの残差平方和であり、Sxyは、xの残差及びyの残差の積の和である。従って、Sx、Sy及びSxyは、夫々以下の式(6)〜(8)によって表される。
Figure 2010141733
このようにして算出した回帰係数bより、原稿画像のコンテンツの傾きは、以下の式(9)で示される正接に対応する角度θとして検出される。
tanθ=b・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(9)
尚、tanθに対応する角度θの値は、上述した原稿の傾きの角度の場合と同様に、図8から読み出すことができる。角度θの値が45°を越えたときに、上述した式(4)によりθを変換するのも、原稿の傾きの角度の場合と同様である。
図9は、コンテンツを含む原稿の傾きの補正の要否及びコンテンツを含む原稿が有する傾き量を決定するCPU401の処理手順を示すメインルーチンのフローチャートである。以下の処理は、ROM402に予め格納されている制御プログラムに従って、原稿画像を取得する都度実行される。
尚、「閾値T」及び「閾値D」は、操作パネル6の図示しないテンキーより、使用者が予め入力することができる閾値であり、夫々の内容(例えば、1度及び0.2度)はRAM403に記憶される。前記閾値は、画像表示装置4に表示される設定画面に従って、図示しないマウス及びキーボードから入力するようにしてもよく、予め準備された複数の数値の中から選択するようにしてもよい。また「補正要否」及び「補正量」は、RAM403に記憶される変数であり、操作パネル6から予め設定される操作モードが「高精度モード」であるか否かもRAM403に記憶されるものとする。
CPU401は、原稿の傾き(α)を検出する(ステップS11)と共に、コンテンツの傾き(β)を検出し(ステップS12)、αが「閾値T」より大きいか否かを判定する(ステップS13)。「閾値T」より大きくないと判定した場合(ステップS13:NO)、CPU401は、βが「閾値T」より大きいか否かを判定する(ステップS14)。「閾値T」より大きくないと判定した場合(ステップS14:NO)、CPU401は、「補正要否」に「0」を書き込み(ステップS15)、「傾き量」に「0」を書き込んで(ステップS16)処理を終了する。
このように、α及びβが共に「閾値T」より大きくない場合、コンテンツを含む原稿の傾きの補正は不要とする。
ステップS14でβが「閾値T」より大きいと判定した場合(ステップS14:YES)、CPU401は、設定されている操作モードが「高精度モード」であるか否かを判定する(ステップS17)。「高精度モード」でないと判定した場合(ステップS17:NO)、CPU401は、「補正要否」に「0」を書き込み(ステップS18)、「傾き量」に「α」を書き込んで(ステップS19)処理を終了する。
このように、βのみが「閾値T」より大きい場合、コンテンツを含む原稿の傾きの補正は不要とする。この場合、コンテンツを含む原稿が有する傾き量は、検出の信頼度が高いと考えられる原稿の傾き(α)とする。
ステップS13でαが「閾値T」より大きいと判定した場合(ステップS13:YES)、CPU401は、βが「閾値T」より大きいか否かを判定する(ステップS20)。「閾値T」より大きくないと判定した場合(ステップS20:NO)、CPU401は、設定されている操作モードが「高精度モード」であるか否かを判定する(ステップS21)。「高精度モード」でないと判定した場合(ステップS21:NO)、CPU401は、「補正要否」に「0」を書き込み(ステップS22)、「傾き量」に「β」を書き込んで(ステップS23)処理を終了する。
このように、αのみが「閾値T」より大きい場合、コンテンツを含む原稿の傾きの補正は不要とする。この場合、コンテンツを含む原稿が有する傾き量は、検出の信頼度が高いと考えられるコンテンツの傾き(β)とする。
ステップS20でβが「閾値T」より大きいと判定した場合(ステップS20:YES)、CPU401は、α及びβの差が「閾値D」より小さいか否かを判定する(ステップS24)。「閾値D」より小さいと判定した場合(ステップS24:YES)、CPU401は、設定されている操作モードが「高精度モード」であるか否かを判定する(ステップS25)。
「高精度モード」でないと判定した場合(ステップS25:NO)、CPU401は、「補正要否」に「1」を書き込み(ステップS26)、「傾き量」に「α(又はβ)」を書き込んで(ステップS27)処理を終了する。
このように、α及びβが「閾値T」より大きく、夫々の差が「閾値D」より小さい場合、コンテンツを含む原稿の傾きの補正が必要であるものとし、コンテンツを含む原稿が有する傾き量はα(又はαに略等しいβ)とする。
尚、前記傾き量は、αとβとの平均値としてもよい。
ステップS17,S21,S25で「高精度モード」であると判定した場合(ステップS17:YES,ステップS21:YES,ステップS25:YES)、又はステップS24でα及びβの差が「閾値D」より小さくないと判定した場合(ステップS24:NO)、CPU401は、プレビューに係るサブルーチンを呼び出して実行し(ステップS28)、処理を終了する。
このように、α及びβが「閾値T」より大きく、夫々の差が「閾値D」より小さくない場合、無条件にプレビュー画像を表示させる。また、「高精度モード」が設定されており、且つα又はβが「閾値T」より大きい場合、積極的にプレビュー画像を表示させる。
図10は、プレビューのサブルーチンに係るCPU401の処理手順を示すフローチャートである。
本サブルーチンがメインルーチンから呼び出された場合、CPU401は、コンテンツを含む原稿の傾きを補正しないプレビュー画像P0を生成する(ステップS31)。その後、CPU401は、αが「閾値T」より大きいか否かを判定する(ステップS32)。「閾値T」より大きいと判定した場合(ステップS32:YES)、CPU401は、コンテンツを含む原稿の傾きをα分だけ補正してプレビュー画像P2を生成する(ステップS33)。「閾値T」より大きくないと判定した場合(ステップS32:NO)、CPU401は、プレビュー画像P0をプレビュー画像P2にコピーして生成する(ステップS34)。
ステップS33,S34の処理を終えた場合、CPU401は、βが「閾値T」より大きいか否かを判定する(ステップS35)。「閾値T」より大きいと判定した場合(ステップS35:YES)、CPU401は、コンテンツを含む原稿の傾きをβ分だけ補正してプレビュー画像P1を生成する(ステップS36)。「閾値T」より大きくないと判定した場合(ステップS35:NO)、CPU401は、プレビュー画像P0をプレビュー画像P1にコピーして生成する(ステップS37)。
ステップS36,S37の処理を終えた場合、CPU401は、プレビュー画像P0,P1,P2を、夫々「無補正」,「候補1」,「候補2」の表示と共に画像表示装置4のLCD画面4aに表示させる(ステップS38)。その後、CPU401は、「無補正」が選択されたか否かを判定し(ステップS39)、選択されたと判定した場合(ステップS39:YES)、「補正要否」に「0」を書き込み(ステップS40)、更に「傾き量」に「0」を書き込み(ステップS41)、サブルーチンの処理を終了してメインルーチンへリターンする。
「無補正」が選択されていないと判定した場合(ステップS39:NO)、CPU401は、「候補1」が選択されたか否かを判定し(ステップS42)、選択されたと判定した場合(ステップS42:YES)、「補正要否」に「1」を書き込み(ステップS43)、更に「傾き量」に「β」を書き込み(ステップS44)、サブルーチンの処理を終了してメインルーチンへリターンする。
このように、「候補1」が選択されたときは、コンテンツを含む原稿の傾きの補正が必要であるものとし、コンテンツを含む原稿が有する傾き量はβとする。
「候補1」が選択されていないと判定した場合(ステップS42:NO)、CPU401は、「候補2」が選択されたか否かを判定し(ステップS45)、選択されていないと判定した場合(ステップS45:NO)、CPU401は、処理をステップS39に戻す。選択されたと判定した場合(ステップS45:YES)、「補正要否」に「1」を書き込み(ステップS46)、更に「傾き量」に「α」を書き込み(ステップS47)、サブルーチンの処理を終了してメインルーチンへリターンする。
このように、「候補2」が選択されたときは、コンテンツを含む原稿の傾きの補正が必要であるものとし、コンテンツを含む原稿が有する傾き量はαとする。
尚、上述したプレビューに係るサブルーチンにおいて、コンテンツを含む原稿の傾きをα/2分及びβ/2分だけ夫々補正したプレビュー画像を生成及び表示させる場合は、ステップS35及びステップS38の前に夫々のプレビュー画像を生成するステップを挿入し、ステップS38の中で夫々のプレビュー画像を併せて表示させればよい。また、ステップS39,S42,S45が形成するループの中に、夫々のプレビュー画像に対応する候補が選択されたか否かを判定するステップを挿入し、選択されたと判定した場合、「補正要否」に「1」を書き込み、「傾き量」にα/2及びβ/2を夫々書き込めばよい。
以上のように本実施の形態1によれば、原稿画像について検出した原稿の傾き(α)及びコンテンツの傾き(β)の少なくとも一方が閾値Tより大きくない場合と、α及びβの夫々が閾値Tより大きく且つα及びβの差が閾値Dより小さい場合とでは、選択されるべきプレビュー画像を生成しない。
これにより、α又はβが閾値Tを越えるほど有意でない場合と、α及びβが有意であり且つ略一致する場合とでは、コンテンツを含む原稿の傾きの補正の要否が自明である可能性が高いものとしてプレビュー画像そのものを生成することがない。このため、使用者に選択が求められることもない。従って、コンテンツを含む原稿の傾きの補正を必要としない可能性が高い場合に表示用画像が表示されないようにして、作業効率の低下を抑止することが可能となる。
また、α及びβが閾値Tより大きく且つα及びβの差が閾値Dより小さいためにプレビュー画像を生成しない場合、コンテンツを含む原稿の傾きをα、β、又はαとβとの平均値分だけ補正する。
従って、α及びβが有意であり且つα及びβが略一致する場合、傾きの検出結果の信頼度が高いものとして自動的にコンテンツを含む原稿の傾きを補正することが可能となる。
更にまた、表示した複数のプレビュー画像のうちの1つを使用者が選択したときに該選択を受け付け、選択されたプレビュー画像が補正されていた傾きの分だけ、元の原稿画像についてコンテンツを含む原稿の傾きを補正する。
従って、選択されたプレビュー画像に表現された傾きに基づいて、原稿及び画像の傾きを補正することが可能となる。
更にまた、予め高精度モードの設定を受け付けていた場合、α及びβの少なくとも一方が閾値Tより大きいときに複数のプレビュー画像を生成する。
従って、高精度モードが設定されている場合は、α又はβが有意であるときに複数のプレビュー画像を積極的に表示して使用者に選択を求めることが可能となる。
更にまた、画像処理装置で原稿及び画像の傾きが補正された原稿画像に基づいて出力画像を形成する。
従って、コンテンツを含む原稿の傾きの補正の要否が自明である可能性が高い場合にプレビュー画像を生成しない画像処理装置をプリンタ装置、デジタル複合機等に適用することが可能となる。
(実施の形態2)
実施の形態1は、本発明に係る画像処理装置及び画像形成装置をデジタルカラー複合機に適用した形態であるのに対し、実施の形態2は、本発明に係る画像処理装置をカラー画像読取装置に適用した形態である。
図11は、本発明の実施の形態2に係るカラー画像読取装置の構成を示すブロック図である。図中200はカラー画像読取装置であり、カラー画像読取装置200は、RGBのアナログ信号を原稿画像として出力する画像入力装置5、前記アナログ信号を取得してRGBのデジタル信号を出力する画像処理装置2a、及びこれらの装置に対する操作を受け付けるための操作パネル6aを備える。
尚、操作パネル6aを画像処理装置2aに含めるようにしてもよい。
画像処理装置2aは、画像入力装置5から入力されたアナログの原稿画像をデジタルの原稿画像に変換するA/D変換部20と、A/D変換部20から出力されたRGBのデジタル信号から、画像入力装置5の照明系、結像系及び撮像系で生じる各種の歪を除去するシェーディング補正部21と、ガンマ補正を行うための入力処理部22とを備える。入力処理部22から出力されたRGBのデジタル信号(原稿画像)は、ハードディスク等の大容量記憶装置を有する送受信部/記憶部23への記憶及び送受信部/記憶部23からの読み出しが行われ、原稿検知部24を介して原稿補正部25へ与えられるようになっている。
原稿検知部24及び原稿補正部25には、プレビュー画像(表示用画像)を、例えばLCDからなる外部のディスプレイへ出力する表示制御部26が接続されている。また、上述した画像処理装置2aの各部は、CPU401、プログラム等の情報を記憶するROM402及び一時的に発生した情報を記憶するRAM403からなる制御部40と接続されており、制御部40のCPU401が、ROM402に予め格納されている制御プログラムに従って、これら各部の動作を制御するようにしてある。
尚、前記ディスプレイは、カラー画像読取装置200の本体に設置するようにしてもよい。
原稿補正部25が出力したRGBのデジタル信号は、図示しないデバイスインタフェース及びネットワークインタフェースを介して外部のコンピュータ、ハードディスク、及びイントラネット、インターネット等のネットワークへ夫々送出される。
その他、実施の形態1に対応する箇所には同様の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
以上のように本実施の形態2によれば、読み取った原稿画像について画像処理装置で原稿及び画像の傾きを補正する。
従って、コンテンツを含む原稿の傾きの補正の要否が自明である可能性が高い場合にプレビュー画像を生成しない画像処理装置を画像読取装置に適用することが可能となる。
本発明は、コンピュータに実行させるためのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に、上述した原稿及び画像の傾きの判定結果に応じて表示用画像の生成又は非生成を切り替える画像処理方法を記録したものとすることも可能である。これにより、原稿及び画像の傾きの判定結果に応じて表示用画像の生成又は非生成を切り替える画像処理方法を行うプログラムを記録した記録媒体を持ち運び自在に提供することができる。
記録媒体としては、例えばROMのようなプログラムメディアであってもよく、外部記憶装置として設けられた図示しないプログラム読取装置に記録媒体を挿入することで読み取り可能なプログラムメディアであってもよい。何れの場合においても、格納されているプログラムコードは、CPUにアクセスされて実行される構成であってもよく、プログラムコードが読み出され、例えばRAMのプログラム記憶エリアにダウンロードされて実行される構成であってもよい。このダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納されているものとする。
前記プログラムメディアは、本体と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープ、カセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク及びハードディスクに代表される磁気ディスク、CD−ROM/MO/MD/DVDに代表される光ディスク等のディスク系、ICカード(メモリカードを含む)、光カード等のカード系、及びマスクROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、フラッシュROM等の半導体メモリ系の媒体に固定的にプログラムコードを担持するものであってもよい。
前記プログラムメディアは、また、インターネットを含む通信ネットワークからプログラムコードがダウンロード可能となるようにプログラムコードが流動的に担持された媒体であってもよい。このように通信ネットワークからプログラムコードをダウンロードする場合、ダウンロード用のプログラムは、予め本体装置に格納されるものでもよく、他の記録媒体からインストールされるものであってもよい。尚、本発明は、前記プログラムコードが搬送波に埋め込まれて電子的に伝送されるコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
前記記録媒体は、例えば、デジタルカラー複合機及びコンピュータシステムに備えられるプログラム読取装置によって読み取られ、CPUによって上述した画像処理方法が実行される。コンピュータシステムは、フラットベッドスキャナ、フィルムスキャナ、デジタルカメラ等の画像入力装置、所定のプログラムがロードされることにより上記画像処理方法など様々な処理が行われるコンピュータ、コンピュータの処理結果を表示するCRTディスプレイ、液晶ディスプレイ等の画像表示装置、及びコンピュータの処理結果を紙等に出力するプリンタより構成される。更には、ネットワークを介してサーバー等に接続するためのネットワークカード、モデム等の通信手段が備えられる。
本発明の実施の形態1に係るデジタルカラー複合機の構成を示すブロック図である。 画像入力装置の構成を示す模式的な正面断面図である。 原稿の検知及び傾きの補正に係る要部構成を示すブロック図である。 原稿及びコンテンツの傾き相互の関係を示す説明図である。 原稿及びコンテンツの傾きの状態に対する処理の例を示す説明図である。 複数のプレビュー画像を生成して画像表示装置に表示し、使用者に選択を求める例を示す説明図である。 原稿の傾きを角度として検出する方法を示す説明図である。 正接とその正接に対応する角度との関係を示す図表である。 コンテンツを含む原稿の傾きの補正の要否及びコンテンツを含む原稿が有する傾き量を決定するCPUの処理手順を示すメインルーチンのフローチャートである。 プレビューのサブルーチンに係るCPUの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係るカラー画像読取装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
100 デジタルカラー複合機(画像形成装置)
200 カラー画像読取装置
2、2a 画像処理装置
20 A/D変換部(原稿画像を取得する手段)
24 原稿検知部
241 原稿傾き検出部(検出手段)
242 コンテンツ傾き検出部(検出手段)
243 傾き判定部(第1判定手段、第2判定手段)
25 原稿補正部(補正手段)
26 表示制御部(生成手段)
3 画像出力装置(画像形成手段)
4 画像表示装置(表示用画像を表示する手段、選択を受け付ける手段)
4a LCD画面
40 制御部
401 CPU
402 ROM
403 RAM
5 画像入力装置
6,6a 操作パネル(設定を受け付ける手段)

Claims (12)

  1. 画像が形成された原稿が走査されて読み取られた原稿画像を取得する手段と、該手段が取得した原稿画像から前記走査の方向に対する原稿及び画像の傾きを夫々検出する検出手段と、該検出手段が検出した夫々の傾きを表現した複数の表示用画像を生成する生成手段と、該生成手段が生成した表示用画像の1つに表現された傾きに基づいて、前記原稿画像の原稿及び画像の傾きを補正する補正手段とを備える画像処理装置において、
    前記検出手段が検出した原稿及び画像の傾きの夫々が第1閾値より大きいか否かを判定する第1判定手段と、
    該第1判定手段が両方大きいと判定した場合、前記原稿及び画像の傾きの差が第2閾値より小さいか否かを判定する第2判定手段とを備え、
    該第2判定手段が小さいと判定した場合、又は前記第1判定手段が少なくとも一方は大きくないと判定した場合、前記生成手段は、前記表示用画像を生成しないようにしてあること
    を特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第2判定手段が小さいと判定した場合、前記検出手段が検出した原稿又は画像の傾きに基づいて、前記補正手段が前記原稿画像の原稿及び画像の傾きを補正するようにしてあることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記生成手段が生成した複数の表示用画像を表示する手段と、
    該手段が表示した表示用画像の選択を受け付ける手段と
    を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 傾きの補正に係る設定を受け付ける手段を備え、
    該手段が前記設定を受け付けた場合、前記第1判定手段が少なくとも一方は大きいと判定したときに、前記生成手段が前記複数の表示用画像を生成するようにしてあること
    を特徴とする請求項1から3までの何れか1項に記載の画像処理装置。
  5. 請求項1から4までの何れか1項に記載の画像処理装置と、
    該画像処理装置で傾きが補正された原稿画像に基づいて出力画像を形成する画像形成手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  6. 画像が形成された原稿が走査されて読み取られた原稿画像を取得し、取得した原稿画像から前記走査の方向に対する原稿及び画像の傾きを夫々検出し、検出した夫々の傾きを表現した複数の表示用画像を生成ステップで生成し、該生成ステップで生成した表示用画像の1つに表現された傾きに基づいて、前記原稿画像の原稿及び画像の傾きを補正ステップで補正する画像処理方法において、
    検出した原稿及び画像の傾きの夫々が第1閾値より大きいか否かを判定する第1判定ステップと、
    該第1判定ステップで両方大きいと判定した場合、前記原稿及び画像の傾きの差が第2閾値より小さいか否かを判定する第2判定ステップとを含み、
    該第2判定ステップで小さいと判定した場合、又は前記第1判定ステップで少なくとも一方は大きくないと判定した場合、前記生成ステップで、前記表示用画像を生成しないようにしてあること
    を特徴とする画像処理方法。
  7. 前記第2判定ステップで小さいと判定した場合、検出した原稿又は画像の傾きに基づいて、前記補正ステップで前記原稿画像の原稿及び画像の傾きを補正するようにしてあることを特徴とする請求項6に記載の画像処理方法。
  8. 前記生成ステップで生成した複数の表示用画像を表示するステップと、
    該ステップで表示した表示用画像の選択を受け付けるステップと
    を含むことを特徴とする請求項6又は7に記載の画像処理方法。
  9. 傾きの補正に係る設定を受け付けるステップを含み、
    該ステップで前記設定を受け付けた場合、前記第1判定ステップで少なくとも一方は大きいと判定したときに、前記生成ステップで前記複数の表示用画像を生成するようにしてあること
    を特徴とする請求項6から8までの何れか1項に記載の画像処理方法。
  10. 画像データを取得して画像処理するコンピュータに、画像が形成された原稿が走査されて読み取られた原稿画像から前記走査の方向に対する原稿及び画像の傾きを夫々検出させ、検出させた夫々の傾きを表現した複数の表示用画像を生成ステップで生成させ、該生成ステップで生成させた表示用画像の1つに表現された傾きに基づいて、前記原稿画像の原稿及び画像の傾きを補正ステップで補正させるコンピュータプログラムにおいて、
    コンピュータに、検出させた原稿及び画像の傾きの夫々が第1閾値より大きいか否かを判定させる第1判定ステップと、
    コンピュータが該第1判定ステップで両方大きいと判定した場合、コンピュータに、前記原稿及び画像の傾きの差が第2閾値より小さいか否かを判定させる第2判定ステップとを含み、
    コンピュータが該第2判定ステップで小さいと判定した場合、又は前記第1判定ステップで少なくとも一方は大きくないと判定した場合、コンピュータに、前記生成ステップで前記表示用画像を生成させないようにしてあること
    を特徴とするコンピュータプログラム。
  11. コンピュータが前記第2判定ステップで小さいと判定した場合、コンピュータに、検出させた原稿又は画像の傾きに基づいて、前記補正ステップで前記原稿画像の原稿及び画像の傾きを補正させるようにしてあることを特徴とする請求項10に記載のコンピュータプログラム。
  12. 請求項10又は11に記載のコンピュータプログラムを記録してあることを特徴とするコンピュータでの読み取りが可能な記録媒体。
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