JP4498149B2 - 画像読み取り装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原稿の画像を読み取る技術に関する。
デジタル複写機、スキャナ、ファクシミリ等の画像読み取り装置では、主に2種類の原稿の読み取り手法が存在する。1つは、原稿をガラス台に載置させることで原稿位置を固定させながら、光学系を移動させて画像を読み取る手法(光学系移動方式)である。もう一つは、光学系の位置を固定し、原稿搬送装置(ADF:auto document feeder)によって原稿を搬送させながら画像を読み取る手法(原稿移動方式)である。
とりわけ、原稿移動方式では、原稿台ガラス上に付着したゴミ等が副走査方向のスジとなって、画像に現れてしまう問題がある。
この問題に対し、従来、ドキュメントフィーダーを有するシートスルー原稿読取装置において、所定のタイミングで主走査を行った際、データ値に異常値が検出された場合、原稿読み取り位置を予め決められた方法に従い変更する方法が提案されている。(特許文献1)。
また、読み取り画像に基づいてゴミを検出する方法として、複数の読み取り手段により読み取られた画像間において一致しない画像部分をスジとして検出する方法も提案されている(特許文献2)。
特開2000−196814号公報 特開2000−152008号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、所定値以上の画像データや、所定値以下の画像データが連続していた場合にスジとして検出するため、原稿に存在する縦線の画像データをも誤ってゴミと検出してしまうおそれがある。
また、特許文献2に記載の発明では、複数の読み取り手段のうち一方の原稿読み取り位置にのみ付着したゴミは検出できる。しかしながら、この技術では、原稿とともに移動してくる糸くずや毛髪などのゴミを検出することができない欠点を有する。なぜなら、これらのゴミは、複数の読み取り手段の双方の原稿読み取り位置の間を原稿とともに移動してくるので、結果的に、双方の原稿読み取り位置での読み取り画像が一致してしまうからである。
そこで、本発明は、このような課題および他の課題の少なくとも1つを解決することを目的とする。なお、他の課題については明細書の全体を通して理解できよう。
本発明は、たとえば、原稿台上において原稿を搬送しながらその画像を読み取る画像読み取り装置であって、前記原稿台上において原稿を搬送する原稿搬送部と、前記原稿台上の第1の原稿読み取り位置を搬送される前記原稿の画像を読み取る第1の画像読み取り部と、前記第1の原稿読み取り位置から前記原稿の搬送方向に所定距離離れた第2の原稿読み取り位置における前記原稿の画像を読み取る第2の画像読み取り部と、前記第1及び第2の画像読み取り部によって読み取られたそれぞれの画像において前記搬送方向に所定の画素が連続した連続画像を検出し、この連続画像に関する前記第1及び第2の画像読み取り部の主走査位置並びに前記搬送方向における開始位置または終了位置を検出する検出部と、前記検出部により検出された連続画像の主走査位置及び開始位置または主走査位置及び終了位置に基づいて、前記第1及び第2の画像読み取り部により読み取られた画像におけるそれぞれの連続画像の主走査位置が同一であり、かつ、それぞれの連続画像の開始位置または終了位置が異なることを認識すると、前記連続画像を異常画像であると判定する判定部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、原稿に存在する縦線の画像データをも誤ってゴミとして検出する確率が低減され、さらに、糸くずや毛髪など、比較的に長いゴミに起因する異常画像についても好適に検出できるようになる。
以下に本発明の上位概念、中位概念および下位概念の理解に役立つ一実施形態を示す。なお、以下の実施形態に含まれる概念について、そのすべてが特許請求の範囲に記載されているとは限らない。ただし、これは特許発明の技術的範囲から意識的に除外したのではなく、特許発明と均等の関係にあるため特許請求の範囲には記載していない場合があることを理解していただきたい。
[第1の実施形態]
図1は、実施形態に係る画像読み取り装置の一例を示す図である。ここでは、ADFによって搬送される原稿の画像を読み取る一般的なスキャナ装置を一例として示している。
ADF101の搬送ローラ103a、103bによって、原稿102は、図の矢印方向に搬送される。その際に、原稿102は、プラテンローラ104と筐体105との間に配置される原稿台ガラス106の上を通過する。
次に、筐体105に配置される画像読み取り部は、原稿面に対して光を照射するランプ107と、原稿102によって反射されたランプ107からの光を反射するミラー108と、ランプ107とミラー108とを備える光学台109と、ミラー108によって反射された光をレンズ116に向けるミラー110および111を備える光学台112とを有している。
光学台109および112は、ワイヤ113によってモータ114と結ばれている。ポジションセンサ115は、光学台109のホームポジションを検出するセンサである。光学台109は、このホームポジションを基準としてモータ114を正転または逆転させることにより、光学台109および112を移動させ、原稿台ガラス106上の原稿を走査する。
モータ114にはエンコーダ(図5の506)が備え付けてあり、このエンコーダ506の出力によって、光学台109および112が何パルス分移動したかがわかるようになっている。よって、ポジションセンサ115からのホームポジション検出信号と、モータ114に備えられたエンコーダからのエンコーダパルスとにより光学台109および112の位置を把握することができる。
レンズ116は、光学台109および112によって導かれる原稿面からの反射光を集光するレンズである。CCD117は、レンズ116によって集光された原稿面からの光を受けて光電変換を行う。操作部118は、画像の読み取り開始を指示するためのボタンや、異常画像の発生などゴミ検知情報の表示等を行うディスプレイなどを有している。
本実施形態に係る画像読み取り装置は、ADF101からの搬送原稿を読み取るADF読み取りモードと、原稿台ガラスに載置された原稿を読み取る載置原稿読み取りモードとの何れかによって原稿画像の読み取り制御を実行する。すなわち、ADF読み取りモードでは、光学台109および112を原稿読み取り位置に固定し、ADF101からの搬送原稿を読み取る。一方、載置原稿読み取りモードでは、原稿台ガラス106上に載置された原稿に対して、光学台109および112を副走査方向に走査することで原稿画像を読み取る。
図2は、実施形態に係る画像読み取り部の一例を示す図である。画像読み取り部であるCCD117は、複数の読み取りユニット201と202とを含んでいる。各読み取りユニットは、主走査方向にN画素分のCCDを備えている。なお、第1の読み取りユニット201と、第2の読み取りユニット202との間隔は、副走査方向にMラインとなっている。
なお、この例では、第1の読み取りユニット201が原稿の搬送方向(図の副走査方向)において上流側に位置し、第2の読み取りユニット202が下流側に位置している。すなわち、第1の読み取りユニット201が第1の原稿読み取り位置における原稿の画像を読み取ることになる。また、第2の読み取りユニット202は、第1の原稿読み取り位置から原稿搬送方向の下流側に所定距離はなれた第2の原稿読み取り位置における原稿の画像を読み取ることになる。
このように、第1の読み取りユニット201と、第2の読み取りユニット202とを配置することで、上流側の第1の原稿読み取り位置における1ライン分の画像と、下流側の第2の原稿読み取り位置における1ライン分の画像を同時並行的に読み取ることができる。なお、第1の読み取りユニット201からの読み取り信号は、出力端子211から出力される。また、第2の読み取りユニット202からの読み取り信号は、出力端子212から出力される。
図3は、原稿台ガラス上へのゴミの滞留を例示する図である。本実施形態のようなADFを備えた画像読み取り装置において、上述ADF原稿読み取りモードにて原稿を読み取ると、原稿台ガラス106上における第1の原稿読み取り位置301と、第2の原稿読み取り位置302との間にまたがったゴミを読み取ってしまい、読み取り画像にスジ(異常画像)が発生する。
図4は、原稿台ガラス上に白いゴミが付着した場合の読み取り画像の例を示す図である。白いゴミが付着した場合は、原稿画像に白スジが発生することが図から理解できよう。なお、原稿台ガラス106上に黒いゴミが付着した場合は、原稿画像に黒スジが発生することになる。
図5は、実施形態にかかる画像読み取り装置の制御に関するブロック図である。図1で説明した個所には同一の参照符号を付すことで説明を簡潔にする。
A/D変換回路501Aは、CCD117の出力端子211からの出力信号をA/D変換する回路である。シェーディング補正回路502Aは、A/D変換回路501Aからの出力信号を入力し、CCD117およびレンズ116等の光学系の特性についてシェーディング補正を実行する回路である。スジ候補検出回路503Aは、原稿台上のゴミの存在に起因して発生したと推定される異常画素の候補を検出する検出部である。
A/D変換回路501Bは、CCD117の出力端子212からの出力信号をA/D変換する回路である。シェーディング補正回路502Bは、A/D変換回路501Bからの出力信号を入力し、CCD117およびレンズ116等の光学系の特性についてシェーディング補正を実行する回路である。スジ候補検出回路503Bは、原稿台上のゴミの存在に起因して発生したと推定される独立した画素グループを検出する検出部である。この検出された独立の画素グループが異常画素の候補となる。
スジ画像判定回路504は、スジ候補検出回路503A、503Bによってそれぞれ検出されたスジ候補の位置情報から、最終的に、スジなどの異常画像であるか否かを判定する。位置情報には、たとえば、主走査位置や副走査ラインの情報が含まれよう。
スジ補正回路505は、上述のゴミの影響を低減する低減部である。スジ補正回路505は、たとえば、スジ画像判定回路504によって検出されたスジ画像を形成している画素のデータを好適な他のデータに置換する。
エンコーダ506は、モータ114の移動量を把握するためのパルスを出力する。スキャナーコントローラ510は、これらの回路に加えて、画像の読み取り処理に必要となるCCD117、ランプ107、モータ114、ポジションセンサ115、搬送ローラ103およびプラテンローラ104の動作を制御する。
図6は、実施形態に係る画像読み取り処理の例示的なフローチャートである。
ステップS601において、スキャナーコントローラ510は、原稿の読み取り開始が指示されたかを判定する。原稿の読み取り開始の指示は、操作部118から入力される。
ステップS602において、スキャナーコントローラ510は、ADF原稿読み取りモードでの読み取りが指示された否かを判定する。ADF原稿読み取りモードまたは他のモードの指示も操作部118から入力可能である。ADF原稿読み取りモードであれば、ステップS603に進む。他のモードであれば、ステップS610に進み、他のモードに応じた処理を実行する。
ステップS603において、スキャナーコントローラ510は、原稿読み取り位置に光学台109および112を移動するようモータ114を制御する。
ステップS604において、スキャナーコントローラ510は、ランプ107を点灯させ、搬送ローラ103を駆動させ、ADF101上の原稿102の搬送を開始する。
ステップS605において、スキャナーコントローラ510は、原稿読み取り位置においてCCD117により原稿画像の読み取りを開始する。
ステップS606において、スキャナーコントローラ510は、原稿の読み取りが終了したか、あるいは読み取り中であるかを判定する。読み取り中であれば、ステップS607に進む。
ステップS607において、スキャナーコントローラ510は、CCD117から出力された画像信号をA/D変換回路501A,BにてA/D変換し、シェーディング補正回路502A,Bによりシェーディング補正を実行する。続いて、スキャナーコントローラ510は、シェーディング補正され画像信号から、スジ候補検出回路503A,Bを用いてスジ画像の候補を検出する。そして、スジ画像判定回路504は、スジ候補検出回路503Aからのスジ画像の候補と、スジ候補検出回路503Aからのスジ画像の候補とに基づいて、スジ画像を検出する。もし、スジ画像が検出された場合、スジ補正回路505によりスジ画像の部分を補正する。
ステップS608において、スキャナーコントローラ510は、スジ画像判定回路504によってスジ画像が検出されたか否かを判定する。スジ画像が検出された場合は、ステップS609に進み、そうでなければステップS606進む。
ステップS609において、スキャナーコントローラ510は、操作部118のディスプレイ部に、たとえば、ゴミまたは異常画像を検出した旨のメッセージを表示する。これにより、原稿台106の清掃をユーザに対して促すことができる。また、スジ画像を補正した場合には、その旨を通知してもよい。
さらに、スキャナーコントローラ510は、ゴミや異常画像が検出された位置に関する情報も操作部118のディスプレイ部に表示してもよい。これにより、ユーザは、清掃すべき場所を視覚的に把握しやすくなる。例えば、原稿台106の中央部にゴミを検出した場合、「原稿台の中央部を清掃してください」などのメッセージを操作部118に表示してもよい。なお、これらのメッセージは、音声出力回路によって音声として出力してもよい。
なお、ステップS608とS609はオプションである。また、スキャナーコントローラ510は、スジ画像の補正を省略して、検出メッセージを出力してもよい。
<スジ候補検出処理>
図7は、実施形態に係るスジ候補検出回路の例示的なブロック図である。スジ候補検出回路503A,Bは、スジ候補検出メモリ701を備えている。スジ候補検出メモリ701には、相関性検出部702の検出結果(相関性あり、相関性なしなどの情報)が保存される。なお、スジ候補検出メモリ701は、CCD117の主走査方向に並んだ画素数Nに応じた記憶領域を有している。また、各記憶領域のアドレスは、CCD117の主走査位置に対応している。
図8は、実施形態に係るスジ候補検出メモリの記憶内容の一例を示す図である。各主走査位置に対応した各アドレス801に対して、副走査開始ラインに関する情報802と、当該主走査位置において検出されたスジ候補画素の数(連続数)803とが記憶される。
たとえば、相関性検出部702が、ある主走査位置においてスジ候補を初めて検出した場合、そのときの副走査ラインの情報を記憶する。もし、次の副走査ラインでも、同じ主走査位置においてスジ候補が検出された場合、スジの連続数803をインクリメントする。一方、次の副走査ラインで、スジ候補でないと検出された場合、副走査開始ラインの情報802および連続数803をクリアする。
このようにスジ候補検出メモリ701を使用することで、スジ候補の発生した主走査位置と、スジ候補の発生が開始された副走査ラインと、そこから何ライン連続してスジ候補が検出されたかを把握できるようになっている。
連続性検出部703は、スジ候補検出メモリ701に記憶されている連続数が所定値以上か否かを判定することで、スジ候補の連続性を検出する。連続性検出部703は、スジ候補の連続性に関する検出結果をスジ画像判定回路回路504に伝送する。この検出結果には、主走査位置の情報と、スジ候補の有無(たとえば、「1」,「0」の2値のフラグ信号)と、副走査開始ラインに関する情報とを含めることができる。
図9は、実施形態に係るスジ候補検出処理に関する例示的なフローチャートである。ステップS901において、相関性検出部702は、入力される画像データを順次注目画素として、注目画素と、その周囲に存在する画素(周囲画素)とが相関性を有するか否かを判定する。相関性の有無の判定方法としては、たとえば、注目画素の画像データレベルが周囲画素のデータレベルよりも明るく、かつその差が所定閾値以上であれば、相関性がないと判定し、差が所定閾値以上でなければ、相関性があると判定する。もちろん、このような判定方法は一例に過ぎない。
相関性がなければ、スジ候補となる可能性があるので、ステップS902において、相関性検出部702は、現在の主走査位置に対応するメモリ701のアドレスから連続数を読み出し、その値をインクリメントして記憶する。なお、インクリメントする前の連続数が「0」であった場合、当該主走査位置において初めてスジ候補が検出されたことになるので、そのときの副走査ラインを開始ラインとしてメモリ701に記憶する。
一方、相関性があれば、スジ候補となる可能性が低いので、ステップS903において、相関性検出部702は、連続数を「0」にクリアして、現在の主走査位置に対応するメモリ701のアドレスに記憶する。また、副走査開始ラインの情報もクリアしておく。
ステップS904において、連続性検出部703は、スジ候補検出メモリ701に記憶されている連続数を読み出し、その値が所定値αを超えている否かを判定する。
連続数がαを超えていれば、ステップS905に進み、そのときの主走査位置に、ゴミ等によるスジがあると推定されるので、検出結果を「1」とする。
一方、連続数がαを超えていなければ、ステップS906に進み、そのときの主走査位置に、ゴミ等によるスジがないと推定されるので、検出結果を「0」とする。
ステップS907において、連続性検出部703は、検出結果と、主走査位置に関する情報と、副走査開始ラインに関する情報とをスジ画像判定回路504に出力する。
図10は、実施形態に係る相関性検出処理に関する例示的なフローチャートである。この例では、二画素以上の幅をもったスジ画像を検出する工夫をしている。図10に関して詳細に説明する前に、スジ画像の検出に関する技術背景を説明する。本実施形態では、相関比較部702は、注目画素の左側周囲画素について相関性があるか否かを検出する。ここで、注目画素の座標(主走査位置、副走査ライン)を(i,j)とすると、主走査方向で1つとなりの左側周囲画素の座標は(i―1,j)と表現できる。通常は、この1つとなりにある画素(i―1,j)を比較対象画素とする。
図11は、2画素幅の白スジの一例を示す図である。図の2画素幅の白スジを例にとると、白スジを構成する画素のうち、主走査位置がi−1番目の画素とi−2番目の画素とを比較すると、ともに白スジであるため相関性ありとなってしまう。これでは、白スジを検出できなくなってしまう。
よって、注目画素(i,j)と、その左側周囲画素(i−1,j)とが相関性を有しない場合、さらに、注目画素(i,j)と、さらに左側周囲画素(i−2,j)との相関性について判定する。注目画素(i,j)と、左側周囲画素(i−2,j)との相関性もない場合は、注目画素(i,j)と、さらに左側周囲画素(i−3,j)との相関性について判定する。
このように、2つ隣にある左側周囲画素(i−2,j)を、相関性の有無の判定対象とするのは、二画素以上の幅をもったスジ画像を検出するためである。
以下では、より一般化したスジ画像の検出処理を説明する。この処理では、スジ画像検出フラグの概念を適用することで、直接的に注目画素(i,j)と、2つ隣にある左側周囲画素(i−2,j)とを比較することなく、好適にスジ画像を検出できる。
具体的には、ゴミではない画素群からスジの画素群に遷移するときは、相関性が「あり」から「なし」に変化し、また、スジ画素群からゴミではない画素群に遷移するときにも、相関性が「あり」から「なし」に変化することに着目している。最初に相関性が「あり」から「なし」に変化すると、フラグをセットする。フラグがセットされている間に限り、相関性の判定結果を反転する。たとえば、相関性なしと判定された場合は、「あり」に反転する。次に、相関性が「あり」から「なし」に変化すると、フラグをリセットする。このようにすることで、スジ画像のときは連続数をインクリメントすることができる。
ステップS1001において、相関比較部702は、主走査方向においてi番目の画素とi−1番目画素とを比較する。すなわち、両画素について相関演算を実行する。
ステップS1002において、相関比較部702は、相関演算の結果が相関性ありを示しているか否かを判定する。「相関性あり」であればステップS1020に進む。「相関性なし」であればステップS1003に進む。
ステップS1003において、相関比較部702は、フラグがセット(Flag=1)されているか否かを判定する。なお、初期状態においてフラグはリセット(Flag=0)されているものとする。フラグがセットされていれば、ステップS1010に進む。フラグがセットされてなければ、ステップS1004に進む。
ステップS1004において、相関性比較部702は、フラグをセットする。すなわち、ゴミによるスジ画像が検出されたことになる。
ステップS1005において、相関性比較部702は、連続数の値を1つインクリメントする。なお、このときに、連続数が0だった場合は副走査開始座標もメモリ701に記録する。
ステップS1006において、相関性比較部702は、主走査方向における次の画素を注目画素とすべく、iの値をインクリメントする。
ステップS1007において、相関性比較部702は、全画素について比較処理が終了したか否かを判定する。終了していなければ、ステップS1001に戻る。
ステップS1003においてフラグがセットされていると判定された場合、ステップS1010において、相関性比較部702は、フラグをリセットする。すなわち、スジ画像は終了したことになる。
ステップS1011において、相関性比較部702は、連続数の値と、副走査開始座標とをクリアする。その後は、ステップS1006に進む。
一方、ステップS1002において「相関性あり」と判定された場合は、ステップS1020において、相関性比較部702は、フラグがセットされているかどうかを判定する。フラグがセットされていれば、左隣の画素はスジ画像の一部であるので、注目画素もスジ画像の一部である。よって、フラグがセットされていれば、ステップS1021に進み、相関性比較部702は、連続数の値を1つインクリメントする。その後は、ステップS1006に進む。
もし、フラグがセットされていなければ、左隣の画素はスジ画像ではないし、注目画素もスジ画像ではない。よって、ステップS1011に進み、連続数をクリアする。その後は、ステップS1006に進む。
以上説明したように、スジ画像検出フラグを用いることで、二画素以上の幅をもったスジ画像を好適に検出することが可能となる。
<原稿画像に存在する白スジの例と検出結果の例>
図12は、実施形態に係る注目画素と周囲画素との関係の他の例を示す図である。この例では、注目画素aの左側に存在する2X5(主走査画素 X 副走査画素)となる10個の画素と、注目画素aの右側に存在する2X5(主走査画素 X 副走査画素)となる10個の画素とを周囲画素としている。
図13は、原稿画像に存在する白スジの一例を示す図である。この例では、文字「C」の右に白スジが存在していることが示されている。
図14は、図13の原稿画像に対するスジ候補査検出メモリの記憶例を示す図である。この例で、一マスは、図13に示した画像の一画素に対応している。換言すれば、各副走査ラインにおける各主走査位置についての、スジ候補査検出メモリ701の記憶内容を示しているのである。図中の数値は、上述の連続数である。
図13に示されている文字「C」を構成する各画素の周囲には、文字「C」を構成する他の画素が存在しているため、これらの画素は、互いに相関性を有している。そのため、相関性検出部702は、注目画素と周囲画素とが相関性を有していると判定し、スジ候補検出メモリ701の値をクリアして「0」にする。
一方、白スジに対応する各画素は、左側の2X5の範囲に存在する周囲画素と相関性がなく、右側の2X5の範囲に存在する周囲画素とも相関性がない。そのため、相関性検出部702は、白スジを構成する各画素についてのスジ候補検出メモリ701の連続数をインクリメントする。こうして、幅が1画素で、長さが23画素となる白スジが検出されることになる。
<黒スジ検出処理>
上述の実施形態では、スジ候補検出回路503A,Bにて白スジを検出するものとして説明してきたが、黒スジを検出できることはいうまでもない。白スジ検出処理では、相関性検出部702が、注目画素のデータレベルが隣接画素のデータレベルよりも所定以上明るい値であれば相関性なしと判定していたが、黒スジ検出処理では、注目画素のデータレベルが隣接画素のデータレベルよりも所定以上暗い値であれば相関性なしと判定すればよい。その後の処理は同様である。
<スジ画像判定処理>
図15は、実施形態係るスジ画像判定処理の例示的なフローチャートである。このスジ画像判定処理は、上述のスジ画像判定回路504において実行されるものとする。
ステップS1501において、スジ画像判定回路504は、スジ候補検出回路503A、Bから、それぞれのスジ候補の検出結果を受信する。検出結果には、スジ候補の有無、主走査位置に関する情報、副走査ライン開始位置に関する情報、および連続数に関する情報が含まれているものとする。
ステップS1502において、スジ画像判定回路504は、スジ候補検出回路503A、Bからの検出結果をそれぞれ参照し、スジ候補がありとなっている主走査位置が同一であるか否かを判定する。同一であれば、ステップS1503に進み、そうでなければ、ステップS1504に進む。
ステップS1503において、スジ画像判定回路504は、上流側の原稿読み取り位置に関する副走査開始ラインと、下流側の原稿読み取り位置に関する副走査開始ラインとの差がMラインを超えるか否かを判定する(Mは、図2に示した画像読み取りユニット201と202との配置間隔)。判定の結果、上流側のスジ候補検出回路504Aの副走査開始ラインが、スジ候補検出回路504Bの副走査開始ラインよりもM+1ライン以上早かった場合、ステップS1505に進む。そうでなければ,ステップS1504に進む。なお、副走査方向における開始ラインとの差が原稿読み取り位置の間隔Mよりも大きければ、上流側にあったゴミが下流側に移動してきたと考えられるため、Mを基準として判定している。
ステップS1504において、スジ画像判定回路504は、このスジ候補がゴミに起因するスジ画像ではないと決定する。すなわち、判定結果=0とし、スジ補正回路505に出力する。
ステップS1505において、スジ画像判定回路504は、このスジ候補がゴミに起因するスジ画像であると決定する。すなわち、判定結果=1とし、この判定結果とともに、主走査位置、副走査開始ライン、および連続数をスジ補正回路505に出力する。この判定結果を受けてスジ補正回路505はスジ画像を補正する。
M=3ラインの場合についてより具体的に説明する。通常の搬送速度で原稿を読み取る際は、上流側の原稿読み取り位置301で読み取られた画像は、下流側の原稿読み取り位置302で、3ライン後に読み取られることになる。
ところで、原稿台106上に固定的に付着していない浮遊ゴミは、原稿及び原稿台106との摩擦、原稿移動により発生する風等によって移動する。もしこの浮遊ゴミが、原稿に対して完全に密着していないゴミであれば、原稿と原稿台106との摩擦などにより、浮遊ゴミの移動速度は、原稿の移動速度より遅くなることが多い。
このような理由から、4ライン以上前に同一主走査位置で読み取られた画像は、原稿の移動速度とは異なる移動速度で移動してきたものと考えられるので、当該画像は、原稿に存在するオリジナルの画像ではないと判断できる。
なお、原稿の搬送速度が変更されると、上流側の原稿読み取り位置301から下流側の原稿読み取り位置302まで原稿が移動する際に発生する、原稿とゴミとの相対的間隔も変化することになる。そのため、原稿の搬送速度が変更される場合、ステップ1503で使用する判定基準M’を次のように算出して設定すればよい。
M’=(通常搬送速度/変更後の搬送速度)×M
<スジ画像の補正処理>
次に、スジ画像の補正処理について説明する。本実施形態では、スジ補正回路505を用いてスジ画像を補正するものとする。
図16は、実施形態に係るスジ補正処理の一例を示すフローチャートである。スジ補正回路505は、読み取った画像を保存しておく画像メモリを有している。また、スジ画像判定回路504からの判定結果(スジ画像の有無、主走査位置、副走査開始ライン、および連続数)を記憶するメモリも有している。そして、これらの情報を利用して、スジ画像を補正する。なお、補正対象の画像データは、画像読み取りユニット201からの画像データを用いてもよいし、画像読み取りユニット202からの画像データを用いてもよいし、あるいは、双方の画像データを用いてもよい。
ステップS1601において、スジ補正回路505は、スジ画像判定回路504により検出されたスジ画像について主走査方向の幅を検出する。たとえば、スジ画像判定回路504は、スジを構成する主走査位置について「1」を出力するため、この「1」が主走査方向に連続して並んでいる数を検出することになる。例えば、「1」が2つ連続していれば、スジの幅が「2」となる。
ステップS1602において、スジ補正回路505は、スジを構成する各画素について、それぞれ隣接している他の画素のデータを用いて補正値を算出する。例えば、補正対象画素の左右に位置する隣接画素のデータから線形補間値を算出する。
ステップS1603において、スジ補正回路505は、補正対象画素のデータを補正値により補正する。
図17は、実施形態に係る補正前の画像データの一例を示す図である。とりわけ、画像の中央に位置する縦一例に並んだ画素群(スジ画像)1700が、スジ画像として検出された画素ある。周囲の画素に比べ、データのレベルが非常に高くなっている(相関性がない)ことを理解できよう。
図18は、実施形態に係る補正後の画像データの一例を示す図である。とりわけ、画素群1800は、図17の画素群1700に対応している。画素群1800に含まれる各画素のデータレベルを見れば明らかなように、周囲画素のデータレベルと同程度の値へと線形補間されていることが理解できよう。すなわち、スジが補正されたことになる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態は、第1の実施形態で説明した画像読み取り装置に、他の相関性検出方法を適用したものである。
図19は、実施形態に係るスジ候補検出回路の他の例を示す図である。図7での相関性検出部702に代えて、比較部1900を採用している。白スジを検出する場合、比較部1900は、注目画素の画像データレベルが所定の閾値より明るいか否かを判定する。注目画素の画像データレベルが所定の閾値より明るい値であれば、現在の主走査位置に対応するメモリ701のアドレスから連続数を読み出し、その値をインクリメントして記憶する。なお、インクリメントする前の連続数が「0」であった場合、当該主走査位置において初めてスジ候補が検出されたことになるので、そのときの副走査ラインを開始ラインとしてメモリ701に記憶する。
一方、注目画素の画像データレベルが所定の閾値以下の暗い値であれば、場合は、スジ候補となる可能性が低いので、比較部1900は、連続数を「0」にクリアして、現在の主走査位置に対応するメモリ701のアドレスに記憶する。また、副走査開始ラインの情報もクリアしておく。
なお、黒スジを検出する場合、比較部1900は、注目画素の画像データレベルが所定の閾値より低いか否かを判定する。低くければ、スジ候補として処理する。低くなければ、連続数を「0」にクリアする。
このような単純な方法を用いてもスジ候補を検出することができるが、第1の実施形態に比較するとスジの検出精度は低くなるものと思われる。そのため、検出精度よりも、回路構成の簡素化や処理負荷の軽減を優先させる場合、第2の実施形態は第1の実施形態よりも好ましいといえよう。
[第3の実施形態]
第3の実施形態は、第1の実施形態で説明した画像読み取り装置に、他のスジ画像判定方法を適用したものである。すなわち、第1の実施形態では、同一の主走査位置に関して、複数のスジ候補検出回路によってそれぞれ検出されるスジ候補の副走査開始ラインのズレに着目するものであった。本実施形態では、スジ候補となる画素の終了位置である副走査終了ラインのズレに着目したものである。
図20は、実施形態係るスジ画像判定処理の他の例示的なフローチャートである。なお、既に説明した個所には同一の参照符号を付すことで説明を簡潔に行う。
スジ画像判定回路504は、各スジ候補検出回路503A、Bから、それぞれのスジ候補の検出結果を受信し(S1501)、スジ候補がありとなっている主走査位置が同一であるか否かを判定する(S1502)。同一であれば、ステップS2003に進み、そうでなければ、ステップS1504に進む。
ステップS2003において、スジ画像判定回路504は、同一の主走査位置に関して各スジ候補検出回路503A,503Bによって検出されたスジ候補について、それぞれ、スジ候補ではない副走査ラインが来るまで監視する。スジ候補の副走査終了ラインが検出されると、ステップS2004に進む。
ステップS2004において、スジ画像判定回路504は、スジ候補検出回路503Aに関するスジ候補の副走査終了ラインと、スジ候補検出回路503Bに関するスジ候補の副走査終了ラインとの差が閾値Mを超えるか否かを判定する。差が閾値Mを超えるなら、上述した理由から、スジ画像と考えられるため、ステップS1505に進む。一方、そうでなければ、ステップS1504に進む。
このように、スジ候補の副走査終了ラインを監視することによっても、好適にスジ画像を検出することができる。
[第の実施形態]
<スジ等の異常通知>
上述の実施形態では、スジ等の異常画像が発生した場合に当該異常画像を画像処理により低減するものであった。しかしながら、スジ等の異常の発生をユーザ等に通知できれば便利であろう。
図21は、実施形態に係る画像読み取り装置の他の構成例を示す図である。スジ画像判定回路504の判定結果は、スキャナーコントローラ510のスジ画像監視部2101にも伝達される。スジ画像監視部2101は、スジ画像の発生を検出すると(S608)、スジ画像の発生した主走査位置の情報をメッセージ生成部2102に出力する。メッセージ生成部2102は、受信した主走査位置の情報に応じて、清掃を促すメッセージやゴミの検出を意味するメッセージなどを生成する。たとえば、スジ画像の発生した主走査位置が原稿台の中央付近であれば、「原稿台の中央付近を清掃してください」とか、「原稿台の中央付近にゴミがあります」などといったメッセージを生成する。メッセージ生成部2102は、生成したメッセージを操作部118のディスプレイ部2100に出力する。ディスプレイ部2100は、当該メッセージを出力する(S609)。
図22は、実施形態に係るメッセージの表示例を示す図である。生成されたメッセージ2200をディスプレイ部2100が表示していることが、図から理解できよう。なお、このメッセージは、不図示の音声出力装置から出力してもよいことはいうまでもない。また、スジ画像の補正処理を実行した上で、当該メッセージを出力してもよいし、補正処理を実行せずにメッセージだけを出力してもよい。
これにより、ユーザは、スジの発生を認識することが可能となろう。とりわけ、上述実施形態に係るスジ補正処理によっては低減できないようなスジが発生した場合には、根本的な清掃処理が必要となるため、ユーザに注意を喚起することは有意義であろう。
[他の実施形態]
以上、様々な実施形態を詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。例えば、スキャナ、プリンタ、PC、複写機、複合機及びファクシミリ装置の如くである。
なお、本発明は、前述した実施形態の各機能を実現するソフトウェアプログラム(本実施形態では図6、9、10、15、16または20などに示すフローチャートに対応したプログラム)を、システム若しくは装置に対して直接または遠隔から供給し、そのシステム若しくは装置に含まれるコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
従って、本発明の機能・処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、上記機能・処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明の一つである。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明の構成要件となる場合がある。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
図1は、実施形態に係る画像読み取り装置の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る画像読み取り部の一例を示す図である。 図3は、原稿台ガラス上へのゴミの滞留を例示する図である。 図4は、原稿台ガラス上に白いゴミが付着した場合の読み取り画像の例を示す図である。 図5は、実施形態にかかる画像読み取り装置の制御に関するブロック図である。 図6は、実施形態に係る画像読み取り処理の例示的なフローチャートである。 図7は、実施形態に係るスジ候補検出回路の例示的なブロック図である。 図8は、実施形態に係るスジ候補検出メモリの記憶内容の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係るスジ候補検出処理に関する例示的なフローチャートである。 図10は、実施形態に係る相関性検出処理に関する例示的なフローチャートである。 図11は、2画素幅の白スジの一例を示す図である。 図12は、実施形態に係る注目画素と周囲画素との関係の他の例を示す図である。 図13は、原稿画像に存在する白スジの一例を示す図である。 図14は、図13の原稿画像に対するスジ候補査検出メモリの記憶例を示す図である。 図15は、実施形態係るスジ画像判定処理の例示的なフローチャートである。 図16は、実施形態に係るスジ補正処理の一例を示すフローチャートである。 図17は、実施形態に係る補正前の画像データの一例を示す図である。 図18は、実施形態に係る補正後の画像データの一例を示す図である。 図19は、実施形態に係るスジ候補検出回路の他の例を示す図である。 図20は、実施形態係るスジ画像判定処理の他の例示的なフローチャートである。 図21は、実施形態に係る画像読み取り装置の他の構成例を示す図である。 図22は、実施形態に係るメッセージの表示例を示す図である。

Claims (7)

  1. 原稿台上において原稿を搬送しながらその画像を読み取る画像読み取り装置であって、
    前記原稿台上において原稿を搬送する原稿搬送部と、
    前記原稿台上の第1の原稿読み取り位置を搬送される前記原稿の画像を読み取る第1の画像読み取り部と、
    前記第1の原稿読み取り位置から前記原稿の搬送方向に所定距離離れた第2の原稿読み取り位置における前記原稿の画像を読み取る第2の画像読み取り部と、
    前記第1及び第2の画像読み取り部によって読み取られたそれぞれの画像において前記搬送方向に所定の画素が連続した連続画像を検出し、この連続画像に関する前記第1及び第2の画像読み取り部の主走査位置並びに前記搬送方向における開始位置または終了位置を検出する検出部と、
    前記検出部により検出された連続画像の主走査位置及び開始位置または主走査位置及び終了位置に基づいて、前記第1及び第2の画像読み取り部により読み取られた画像におけるそれぞれの連続画像の主走査位置が同一であり、かつ、それぞれの連続画像の開始位置または終了位置が異なることを認識すると、前記連続画像を異常画像であると判定する判定部と、
    を有することを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 前記検出部は、所定の長さ以上の連続画像を検出することを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。
  3. 前記検出部は、前記第1及び第2の画像読み取り部の主走査方向で周囲に存在する他の画素とは相関性を有しない連続画像を検出することを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。
  4. 前記検出部は、データレベルが所定の閾値以下の連続画像を検出することを特徴とする請求項記載の画像読み取り装置。
  5. 前記判定部により異常画像と判定された画像の補正を行う補正部を有することを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。
  6. 前記判定部により異常画像と判定されたことをユーザに通知する通知部を有することを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。
  7. 前記通知部は、前記異常画像主走査位置を示す情報通知することを特徴とする請求項記載の画像読み取り装置。
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