JP2016012048A - 画像形成装置 - Google Patents

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洋志 横田
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星輝 里見
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Masaki Miyashita
政樹 宮下
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Kunihiko Tanaka
邦彦 田中
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Shinji Hayashi
信二 林
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Masataka Takemura
正隆 竹村
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Abstract

【課題】ユーザーの利便性を向上させ、効率よくユーザーの望む印刷を行うことができる画像形成装置を提供する。【解決手段】デジタル複合機は、原稿押さえが閉じられたことを検知し(S11)、コピーのスタートキーの押下を検知すると(S12)、画像読み取り装置によって、プラテン上の原稿の画像を読み取る(S13)。次に、読み取った画像が印刷する用紙の画像形成の領域外にあるか否かを判断する(S14)。読み取った画像が、印刷する用紙の領域外にあると判断すれば(S14において、YES)、試しコピーモードで印刷する。【選択図】図6

Description

この発明は、画像形成装置に関するものであり、特に、形成した画像を用紙に印刷する画像形成装置に関するものである。
デジタル複合機等に代表される画像形成装置においては、画像読み取り装置で原稿の画像を読み取った後、読み取った画像を基に画像形成部に備えられる感光体上に静電潜像を形成する。その後、形成した静電潜像の上に帯電したトナー等の現像剤を供給して可視画像とした後、用紙に転写して定着させ、装置外に排出する。このようにして原稿の画像の複写、すなわち、コピーを行う。コピーを行うに際し、印刷する枚数を複数枚に設定する場合も多い。
ここで、画像形成装置によってコピーを行う際に、試しコピーを行う場合がある。試しコピーは、複数枚のコピーを行う場合に、最初に1枚を印刷した後に一旦印刷を中断し、印刷の中断の解除を待って残りの枚数の印刷を行うものである。このような試しコピーの機能を利用すると、最初に1枚印刷された印刷物を用いてユーザーが印刷の内容を確認することができ、ユーザーの望まない印刷が多量に行われることを防止することができる。この試しコピーに関する技術が、特開平6−95463号公報(特許文献1)、および特開平11−95618号公報(特許文献2)に開示されている。
特許文献1には、トナーや用紙の節約の観点から、試しコピー時において試しコピーを行う範囲を指定することができ、なるべく最小の紙サイズを選んで試しコピーを行う技術が開示されている。また、特許文献2に開示の技術によると、トナーや用紙の節約の観点から、試しコピー時において、表示された画像のうちの文字部分については文字を細めると共に、中抜き処理を施すこととしている。さらには、写真部分を縮小するか、あるいは画像全体を縮小して複数画像を一つの画像として画像処理をすることとしている。
特開平6−95463号公報 特開平11−95618号公報
特許文献1および特許文献2に開示の技術では、いずれもユーザーが自ら試しコピーモードに設定してコピーを行う必要がある。そうすると、ユーザーの作業が煩雑になるおそれがある。また、ユーザーが適切に試しコピーモードを設定しなければ、適切な試しコピーができないおそれもある。一方、全てのコピーを行う際に、試しコピーを行うこととすれば、コピー作業の負担を生じることとなる。
この発明の目的は、ユーザーの利便性を向上させ、効率よくユーザーの望む印刷を行うことができる画像形成装置を提供することである。
この発明に係る画像形成装置は、読み取った原稿の画像に対して複数枚の印刷が要求された場合に、最初に1枚を印刷した後に一旦印刷を中断し、印刷の中断の解除を待って残りの枚数の印刷を行う試し印刷モードを有する。画像形成装置は、原稿の画像を読み取る画像読み取り装置と、画像読み取り装置により読み取った画像を基に用紙に画像を印刷する印刷部と、画像読み取り装置により読み取った画像が、印刷部により印刷する用紙の画像形成の領域外にあるか否かを判断する判断部と、判断部によって、画像読み取り装置により読み取った画像が、印刷部により印刷する用紙の画像形成の領域外にあると判断すれば、試し印刷モードに移行するよう制御する制御部とを備える。
このような画像形成装置によると、画像読み取り装置により読み取った画像が、印刷部により印刷する用紙の領域外にあるか否かを判断し、画像読み取り装置により読み取った画像が、印刷部により印刷する用紙の領域外にあると判断すれば、試し印刷モードに移行するため、ユーザーの利便性を向上させ、効率よくユーザーの望む印刷を行うことができる。
また、この発明に係る画像形成装置は、読み取った原稿の画像に対して複数枚の印刷が要求された場合に、最初に1枚を印刷した後に一旦印刷を中断し、印刷の中断の解除を待って残りの枚数の印刷を行う試し印刷モードを有する。画像形成装置は、原稿の画像を読み取る画像読み取り装置と、画像読み取り装置により読み取った画像を基に用紙に画像を印刷する印刷部と、画像読み取り装置により読み取った画像の端部が傾斜しているか否かを判断する判断部と、判断部によって、画像読み取り装置により読み取った画像の端部が傾斜していると判断すれば、試し印刷モードに移行するよう制御する制御部とを備える。
このような画像形成装置によると、画像読み取り装置により読み取った画像の端部が傾斜しているか否かを判断し、画像読み取り装置により読み取った画像の端部が傾斜していると判断すれば、試し印刷モードに移行するため、ユーザーの利便性を向上させ、効率よくユーザーの望む印刷を行うことができる。
このような画像形成装置によると、画像読み取り装置により読み取った画像が、印刷部により印刷する用紙の領域外にあるか否かを判断し、画像読み取り装置により読み取った画像が、印刷部により印刷する用紙の領域外にあると判断すれば、試し印刷モードに移行するため、ユーザーの利便性を向上させ、効率よくユーザーの望む印刷を行うことができる。
また、このような画像形成装置によると、画像読み取り装置により読み取った画像の端部が傾斜しているか否かを判断し、画像読み取り装置により読み取った画像の端部が傾斜していると判断すれば、試し印刷モードに移行するため、ユーザーの利便性を向上させ、効率よくユーザーの望む印刷を行うことができる。
この発明の一実施形態に係る画像形成装置をデジタル複合機に適用した場合のデジタル複合機の外観を示す概略斜視図であり、原稿押さえを開けた状態を示す。 この発明の一実施形態に係る画像形成装置をデジタル複合機に適用した場合のデジタル複合機の外観を示す概略斜視図であり、原稿押さえを閉じた状態を示す。 この発明の一実施形態に係る画像形成装置をデジタル複合機に適用した場合のデジタル複合機の構成を示すブロック図である。 操作部の概略的な構成を示す外観図である。 画像読み取り装置の一部を上方向から見た概略図である。 画像読み取り装置により読み取った画像についてコピーを行う場合の処理の流れを示すフローチャートであり、読み取った画像が、印刷部により印刷する用紙の画像形成の領域外にあるか否かを判断する場合を示す。 プラテン上に載置された原稿の一例を示す図である。 試しコピーされた印刷物を示す図である。 印刷を続行するか否かを問い合わせる場合の表示画面の一例を示す図である。 中央部分の円内の領域をハッチングで示した画像が記されたA4サイズの原稿を示す図である。 図10に示す原稿を拡大してコピーした場合の印刷物の一例を示す図である。 画像読み取り装置により読み取った画像についてコピーを行う場合の処理の流れを示すフローチャートであり、画像の端部が傾斜しているか否かを判断する場合を示す。 プラテン上に載置されたブック原稿の一例を示す図である。
以下、この発明の実施の形態を説明する。まず、この発明の一実施形態に係る画像形成装置の構成について説明する。図1および図2は、この発明の一実施形態に係る画像形成装置をデジタル複合機に適用した場合のデジタル複合機の外観を示す概略斜視図である。図1は、後述する原稿押さえを開けた状態を示す。図2は、原稿押さえを閉じた状態を示す。なお、図1および図2に示す状態において、後述する操作部が配置される側がデジタル複合機のフロント側であり、その逆側、すなわち、原稿押さえが装置本体に取り付けられている側がデジタル複合機のリア側となる。図3は、この発明の一実施形態に係る画像形成装置をデジタル複合機に適用した場合のデジタル複合機の構成を示すブロック図である。
図1〜図3を参照して、この発明の一実施形態に係る画像形成装置としてのデジタル複合機11は、デジタル複合機11全体の制御を行う制御部12と、デジタル複合機11側から発信する情報やユーザーの入力内容を表示する表示画面21を含み、印刷部数や階調性等の画像形成の条件や電源のオンオフを入力させる操作部13と、セットされた原稿を自動的に読み取り部へ搬送する自動原稿搬送装置(ADF(Auto Document Feeder))22を含み、原稿の画像を読み取る画像読み取り装置14と、トナーを用いて現像を行う現像器23を含み、読み取った画像やネットワーク25を介して送信された画像データを基に画像を形成する画像形成部15と、送信された画像データや入力された画像形成条件等の格納を行うハードディスク16と、公衆回線24に接続されており、ファクシミリ送信やファクシミリ受信を行うファクシミリ通信部17と、ネットワーク25と接続するためのネットワークインターフェース部18とを備える。なお、デジタル複合機11は、画像データの書き出しや読み出しを行うDRAM(Dynamic Random Access Memory)や現像剤によって形成された可視化像を転写する用紙を搬送する用紙搬送部等を備えるが、これらについては、図示および説明を省略する。また、図3中の矢印は、制御信号や制御、画像に関するデータの流れを示している。
デジタル複合機11は、画像読み取り装置14により読み取られた原稿を用いて画像形成部15において画像を形成し、用紙に印刷することにより、複写機として作動する。また、デジタル複合機11は、ネットワークインターフェース部18を通じて、ネットワーク25に接続されたコンピューター26a、26b、26cから送信された画像データを用いて、画像形成部15において画像を形成し、用紙に印刷することにより、プリンターとして作動する。すなわち、画像形成部15は、要求された画像を印刷する印刷部として作動する。また、デジタル複合機11は、ファクシミリ通信部17を通じて、公衆回線24から送信された画像データを用いて、DRAMを介して画像形成部15において画像を形成することにより、また、画像読み取り装置14により読み取られた原稿の画像データを、ファクシミリ通信部17を通じて公衆回線24に画像データを送信することにより、ファクシミリ装置として作動する。すなわち、デジタル複合機11は、画像処理に関し、複写機能、プリンター機能、ファクシミリ機能等、複数の機能を有する。さらに、各機能に対しても、詳細に設定可能な機能を有する。
デジタル複合機11は、試し印刷モードとして、試しコピーモードを有する。試しコピーモードとは、画像読み取り装置14を用い、読み取った原稿の画像に対して複数枚の印刷が要求された場合に、最初に1枚を印刷した後に一旦印刷を中断し、印刷の中断の解除を待って残りの枚数の印刷を行うものである。
デジタル複合機11を含む画像形成システム27は、デジタル複合機11と、複数のコンピューター26a、26b、26cとを備える。具体的には、画像形成システム27は、上記した構成のデジタル複合機11と、ネットワーク25を介してデジタル複合機11に接続される複数のコンピューター26a、26b、26cとを備える。この実施形態においては、複数のコンピューター26a〜26cについては、3台示している。各コンピューター26a〜26cはそれぞれ、デジタル複合機11に対して、ネットワーク25を介して印刷要求を行って印刷をすることができる。デジタル複合機11とコンピューター26a〜26cとは、LAN(Local Area Network)ケーブル等を用いて有線で接続されていてもよいし、無線で接続されていてもよく、ネットワーク25内には、他のデジタル複合機やサーバーが接続されている構成でもよい。
次に、上記した操作部13の構成について、さらに詳細に説明する。図4は、操作部13の概略的な構成を示す外観図である。図1〜図4を参照して、操作部13は、印刷部数等を入力させるための0〜9までの数字、および「*」や「#」の記号を入力させるテンキー31と、印刷の開始やファクシミリ送信の開始を指示させるスタートキー32と、デジタル複合機11の電源のオンオフを入力させる電源キー33と、デジタル複合機11の有するプリンター機能やコピー機能等の選択を指示させるメニューキー34と、種々の画像形成の条件や使用ユーザーの登録を指示させる登録キー35と、テンキー31等を用いてユーザーにより入力された指示の内容をキャンセルさせるリセットキー36と、上記した表示画面21とを含む。表示画面21は、液晶のタッチパネル機能を有しており、ユーザーの指での押圧等により、表示画面21からも画像形成条件等を入力させると共に、機能の選択等を行うことができる。
次に、上記した画像読み取り装置14の構成について、さらに詳細に説明する。図5は、画像読み取り装置14の一部を上方向から見た概略図である。なお、図5については、理解の容易の観点から、主にADF22および後述するヒンジの図示を省略している。図5中の矢印Dまたはその逆に示す方向が、主走査方向である。なお、矢印Dは、装置のフロント側からリア側に向かう方向である。図5中の矢印Dまたはその逆に示す方向が、副走査方向である。なお、図5に示す実施形態においては、後述するプラテンに載置される矩形状の原稿28は、副走査方向が長手方向となり、副走査方向の原稿のエッジ、いわゆる原稿28の端部が主走査方向に真っ直ぐに延びるように載置されている。すなわち、図5においては、原稿28は、いわゆる傾斜せずに真っ直ぐに載置されている。
図1〜図5を参照して、画像読み取り装置14は、画像を読み取る原稿28を載置するプラテン41を備える。プラテン41は、コンタクトガラスといった透明な板材で構成されており、プラテン41の下部領域から照射される光を透過して、プラテン41上に載置された原稿28に照射させることができる。プラテン41の大きさは、いわゆるA3サイズの原稿を載置しても、その全面を読み取ることができる程度の大きさであり、プラテン41の主走査方向の長さLで示す領域42a、およびプラテン41の副走査方向の長さLで示す領域42bの範囲で、プラテン41上に載置された原稿28を読み取ることができる。プラテン41は、画像読み取り装置14のおおよその枠組みを構成する筐体43に嵌め込まれるようにして画像読み取り装置14に取り付けられている。原稿28は通常、図5に示す上側から見た場合のプラテン41の左上の隅に位置するセット位置44、具体的には、プラテン41のリア側であって、後述する遮光部が配置される側の隅部に原稿28の角を合わせるようにして載置される。
画像読み取り装置14は、プラテン41の上面を開閉可能であって、プラテン41の上に載置された原稿28を押さえる原稿押さえ45を備える。なお、上記したように、図1は、原稿押さえ45を開いた状態を示し、図2に示す状態は、原稿押さえ45を閉じた状態を示している。原稿押さえ45は、一対のヒンジ46a、46bによって、筐体43に取り付けられている。原稿押さえ45のフロント側を上方向に持ち上げることにより、原稿押さえ45を開けることができる。原稿押さえ45を閉じた状態においてプラテン41に対向する原稿押さえ45の裏面47は、平らであって、白色の部材で構成されている。なお、原稿押さえ45は、ADF22の構成の一部も兼ね備えたものである。簡単に説明すると、ADF22は、閉じた状態でプラテン41と対向する原稿押さえ45と、複数枚の原稿28をセットする給紙トレイ48と、原稿28を搬送するためのピックアップローラ等の複数の図示しないローラと、画像を読み終えた複数枚の原稿28を排出する排紙トレイ49等とを備える。ADF22は、原稿押さえ45を閉じた状態で、原稿押さえ45の上側に設けられる給紙トレイ48に複数枚の原稿28をセットされる。ADF22は、操作部13のスタートキー32の押下を検知すると、セットされた複数枚の原稿28を順次プラテン41側に搬送する。その後、ADF22は、後述するキャリッジにより複数枚の原稿28の画像が順次読み取られた後に、排紙トレイ49に排出する。ADF22は、読み取るべき原稿が複数枚あるときに有効に利用される。なお、図示はしないが、画像読み取り装置14は、原稿押さえ45の開閉を検知する原稿押さえ開閉検知部を含む。
画像読み取り装置14は、プラテン41の下部領域に配置され、プラテン41に沿って移動可能であるキャリッジ51を備える。この場合、キャリッジ51は、プラテン41の下部領域において、矢印Dまたはその逆で示す副走査方向に移動可能である。具体的には、キャリッジ51は、プラテン41、後述する遮光部、および同じく後述するADF搬送原稿読み取り部が位置する範囲を副走査方向に移動可能なように構成されている。キャリッジ51がプラテン41上に載置された原稿28の画像を読み取る場合、キャリッジ51は、読み取りを開始するセット位置44を始点として矢印Dで示す方向に移動しながら、プラテン41上に載置された原稿28の画像を読み取る。また、キャリッジ51は、原稿28の画像を読み終えた後、矢印Dの逆で示す方向に移動し、原稿28の読み取りを開始する位置に戻る。プラテン41の下部領域には、それぞれ副走査方向に延びる形状であり、プラテン41の下部領域に間隔を開けて平行に設けられる二本の金属棒52a、52bが設けられている。キャリッジ51は、移動の際には、二本の金属棒52a、52bによってガイドされる。
キャリッジ51は、プラテン41の下方領域から上側に向かって光を照射する露光ランプ53と、複数のミラー(図示せず)と、光を集光するレンズ(図示せず)と、イメージセンサとしてのCCD(Charge Coupled Device)センサ(図示せず)とを含む。露光ランプ53は、いわゆる複数のLED(Light Emitting Diode)を主走査方向に配置することにより構成されている。露光ランプ53は、キャリッジ51の主走査方向の全域に亘って設けられている。キャリッジ51は、原稿28の画像を読み取る際に、副走査方向に移動しながら、露光ランプ53からプラテン41側に向かって光を照射する。そして、プラテン41側、具体的には、プラテン41の上に載置された原稿28から反射される反射光を複数のミラーおよびレンズによって集光し、CCDセンサに入力させることにより、プラテン41上に載置された原稿28の画像を読み取る。
画像読み取り装置14は、プラテン41の副走査方向であって隣り合う位置に設けられ、露光ランプ53からの光を遮光する遮光部54を備える。遮光部54とプラテン41とは隣接している。遮光部54は、いわゆる透明ではなく、白色の樹脂製の部材で構成されている。遮光部54は、主走査方向に延びる細長い板状の部材である。遮光部54の主走査方向の長さは、プラテン41の主走査方向の長さと同じである。この遮光部54を用いて、露光ランプ53のシェーディング補正等を行う。
また、画像読み取り装置14は、遮光部54と隣り合う位置に設けられるADF搬送原稿読み取り部55を備える。ADF搬送原稿読み取り部55は、副走査方向において、遮光部54に対して、プラテン41と反対側の位置に設けられている。ADF搬送原稿読み取り部55は、遮光部54と隣接して設けられている。ADF搬送原稿読み取り部55は、薄板状であって、ガラス等の透明の部材で構成されている。ADF搬送原稿読み取り部55は、キャリッジ51の移動可能な範囲に設けられている。すなわち、ADF搬送原稿読み取り部55は、キャリッジ51によって読み取り可能な位置に設けられている。ADF22は、ADF搬送原稿読み取り部55が設けられた位置に複数枚の原稿28を順次搬送する。搬送されてきた原稿28の画像は、ADF搬送原稿読み取り部55が設けられた位置においてキャリッジ51によって読み取られる。この場合、キャリッジ51は、副走査方向において、ADF搬送原稿読み取り部55が設けられた位置に留められた状態で、ADF22によって搬送されてきた原稿28の画像を読み取る。すなわち、ADF22によって搬送される原稿28の画像については、ADF搬送原稿読み取り部55が設けられた位置においてキャリッジ51を留め、原稿を搬送することによって、原稿28の画像を読み取る。
次に、この発明の一実施形態に係るデジタル複合機11を用いて、画像読み取り装置14により読み取った画像についてコピーを行う場合について、説明する。この場合、印刷する用紙のサイズは、A4サイズで設定されているものとする。原稿としては、A4サイズの用紙よりも細長い不定形のものを用いるものとする。
図6は、この発明の一実施形態に係るデジタル複合機11を用いて、画像読み取り装置により読み取った画像についてコピーを行う場合の処理の流れを示すフローチャートである。図6等を参照して、ユーザーは、載置台であるプラテン41上に原稿を載置し、原稿押さえ45を閉じる。その後、ユーザーは、操作部13の表示画面21のタッチパネル機能やテンキー31等を利用して、コピーモードを設定し、さらに印刷する用紙のサイズをA4サイズと設定し、印刷部数を10枚とする等の入力を行う。その後、ユーザーは、コピーのスタートキー32を押下する。デジタル複合機11は、原稿押さえ45が閉じられたことを検知し(図6において、ステップS11、以下、「ステップ」を省略する)、コピーのスタートキー32の押下を検知すると(S12)、画像読み取り装置14によって、プラテン41上の原稿の画像を読み取る(S13)。この場合、上記したキャリッジ51を矢印Dで示す副走査方向に移動させて、原稿の画像のスキャンを行う。
図7は、プラテン41上に載置された原稿56の一例を示す図である。なお、図7において、理解の容易の観点から、キャリッジ51等の図示は省略している。また、セット位置44にセットした場合のA4サイズの用紙の領域57を点線で示している。
図7を参照して、不定形の原稿56のサイズとしては、A4サイズよりもいわゆる横長のサイズである。具体的には、不定形の原稿56は、A4サイズの原稿に対して、主走査方向に短く、副走査方向に長く構成されている。原稿56の中央には、図7中の円内の領域をハッチングで示した画像58が記されている。図7においては、理解の容易の観点から、原稿56の裏側から画像58が見えるように図示している。原稿56は、本来の原稿のセット位置44よりも大きくずらせて載置されている。具体的には、プラテン41の左上の隅部にある原稿のセット位置44に対して、不定形の原稿56の左上の隅部59を一致させず、原稿56の左上の隅部59が、プラテン41の中央側に寄るように載置されている。この場合、一点鎖線で示す領域60において、画像58の一部がA4サイズの用紙の領域からはみ出すこととなる。すなわち、用紙の画像形成の領域外に画像58の一部があることとなる。
次に、デジタル複合機11は、読み取った画像が印刷する用紙の画像形成の領域外にあるか否か、すなわち、読み取った原稿56の画像58が印刷する用紙の画像形成の領域外に存在するか否かを判断する(S14)。ここで、制御部12は、判断部として作動する。
この場合、具体的には、判断部としての制御部12は、画像読み取り装置14により読み取った画像のうち、画像形成部15により印刷する用紙の画像形成の領域外において、主走査方向に延び、副走査方向に並んで位置するライン毎に白以外のドットをカウントし、カウントされた前記ドットの数が所定の値を超えた領域があれば、用紙の画像形成の領域外に画像があると判断する。
読み取った画像が、印刷する用紙の領域外にあると判断すれば(S14において、YES)、試しコピーモードで印刷する。この場合、円内の領域をハッチングで示した画像58の一部が形成されていないA4サイズの用紙が1枚印刷される(S15)。図8は、試しコピーされた印刷物を示す図である。図8を参照して、1枚印刷された印刷物61には、元の原稿56の画像58に対して、画像58の一部が形成されていない画像62が形成されている。
その後、デジタル複合機11は、残り9枚の印刷を行わずに、印刷を中断する(S16)。その後、印刷を続行するか否かを問い合わせる画面を表示する(S17)。すなわち、印刷の中断の解除を待ち、印刷の中断を解除するか否かをユーザーに問い合わせる。図9は、印刷を続行するか否かを問い合わせる場合の表示画面21の一例を示す図である。図9を参照して、S17において、タッチパネル機能を有する表示画面21には、「印刷を続行しますか?」の問い合わせのメッセージ63と、「印刷を続行」の選択キー64aと、「印刷を中止」の選択キー64bとが表示される。
ユーザーは、1枚印刷されたこの印刷物61を見て、印刷の内容を確認する。ユーザーは、図8に示す印刷物61がユーザーの要求するものであれば、印刷を続行する。すなわち、印刷の中断の解除を行う。
この場合、ユーザーは、「印刷を続行」の選択キー64aを押下する。デジタル複合機11は、「印刷を続行」の選択キー64aの押下を検知すると(S18において、YES)、印刷の中断の解除がされたものとして、引き続き残りの印刷を行う(S19)。すなわち、残り9枚の印刷を続行して、処理を終了する。一方、印刷物61をユーザーが確認後、印刷物61がユーザーの要求するものでなければ、ユーザーは、「印刷を中止」の選択キー64bを押下する。デジタル複合機11は、「印刷を中止」の選択キー64bの押下を検知すると(S18において、NO)、残り9枚の印刷を行わずに印刷を中止し(S20)、処理を終了する。この場合、デジタル複合機11において、印刷ジョブにスプールされているジョブを消去して、処理を終了する。なお、S14において、用紙の画像形成の領域外に画像がないと判断すれば(S14において、NO)、試しコピーモードに移行せず、そのまま10枚の印刷を続けて行って(S21)、処理を終了する。
このようなデジタル複合機11によれば、画像読み取り装置14により読み取った画像が、画像形成部15により印刷する用紙の画像形成の領域外にあるか否かを判断し、画像読み取り装置14により読み取った画像が、画像形成部15により印刷する用紙の画像形成の領域外にあると判断すれば、試し印刷モードに移行するため、ユーザーの望まない画像の印刷が多量に行われようとする可能性がある場合に、ユーザーによる印刷物の確認を促すことができる。この場合、ユーザーがわざわざ試し印刷モードを設定する必要はない。したがって、このようなデジタル複合機11は、ユーザーの利便性を向上させ、効率よくユーザーの望む印刷を行うことができる。
この場合、制御部12は、画像読み取り装置14により読み取った画像のうち、画像形成部15により印刷する用紙の画像形成の領域外において、主走査方向に延び、副走査方向に並んで位置するライン毎に白以外のドットをカウントし、カウントされた前記ドットの数が所定の値を超えた領域があれば、用紙の画像形成の領域外に画像があると判断するため、より確実に、用紙の画像形成の領域外に画像があるか否かを判断することができる。
なお、読み取った画像を用いて画像を形成する際には、読み取った画像に対して画像処理を施す場合がある。例えば、読み取った画像を拡大して印刷する場合や、読み取った画像の一部を移動させるよう画像処理を施して印刷する場合である。このような場合にも、画像処理を施して形成した画像について、用紙の画像形成の領域外にあるか否かを判断し、判断結果に応じて試しコピーモードに移行するよう構成してもよい。具体的には、通常の画像の出力、すなわち、画像処理を施さない場合では、用紙の画像形成の領域外とはならないが、画像を拡大する場合、拡大した画像が用紙の画像形成の領域外にあると判断すれば、試しコピーモードに移行するようにする。例えば、図10に示すように、中央部分の円内の領域をハッチングで示した画像67が記されたA4サイズの原稿66を用いて、画像67を数倍程度に拡大してコピーを行う場合、図11に示すように、A4サイズの印刷物68において、形成される画像69の一部の領域70が、用紙の画像形成の領域外に存在することとなる。このような画像処理を行ってコピーを複数枚行う場合についても、適用される。
また、上記の実施の形態において、印刷を中止した際に、表示画面21において、「正しく原稿を載置してください。」といった表示を行うようにしてもよい。こうすることにより、ユーザーに対して、読み取った画像が用紙の画像形成の領域内となるよう示唆して、正しい原稿の載置を促すことができる。
なお、上記の実施の形態においては、読み取った画像が用紙の画像形成の領域外にあるか否かを判断することとしたが、これに限らず、読み取った原稿の端部が傾斜していると判断すれば、試しコピーモードに移行するよう構成してもよい。
図12は、この場合の処理の流れを示すフローチャートである。図12は、図6に対応する。また、図13は、プラテン41上に載置されたブック原稿71の一例を示す図である。図13は、図7に対応する。図13を参照して、プラテン41上には、分厚い本を広げたブック原稿71が載置されている。すなわち、ユーザーは、ブック原稿71の見開きのページのコピーを複数枚行おうとしているものである。このような場合、原稿押さえ45は閉じられずにコピーが行われる。
ここで、ブック原稿71は、傾斜して載置されている。すなわち、ブック原稿71の端部72が、主走査方向に対して傾斜して載置されている。なお、図13においても、理解の容易の観点から図7と同様に、キャリッジ51等の図示は省略している。
図12および図13を参照して、コピーのスタートキー32の押下を検知すると(S31)、画像読み取り装置14によって、プラテン41上の原稿の画像を読み取る。すなわち、上記したキャリッジ51を矢印Dで示す副走査方向に移動させて、ブック原稿71の画像のスキャンを行う(S32)。
次に、デジタル複合機11は、画像読み取り装置14により読み取った画像の端部が傾斜しているか否かを判断する(S33)。ここで、制御部12は、判断部として作動する。
この場合、画像読み取り装置14により読み取った画像の端部について、副走査方向において白から黒に変わる変化点の座標位置を複数検出し、複数検出した座標位置のうち、隣り合うそれぞれの副走査方向の座標位置の差分が一定の値を超えていれば、画像の端部が傾斜していると判断する。具体的に説明すると、まず、副走査方向において、ブック原稿71の端部72に対応する画像の端部において、副走査方向において白から黒に変わる最もセット位置44に近い変化点73aの座標位置を検出する。次に、所定の間隔を開けて次にセット位置44に近い変化点73bの座標位置を検出する。この変化点73a、73b同士の座標位置の副走査方向の差分を算出する。この算出された差分が一定の値を超えているか否かを判断する。この差分の検出については、所定の間隔を開けてセット位置44に近い順から位置する変化点73c、73d、73eを用いて行い、同様に差分が一定の値を超えているか否かを判断する。
読み取った画像の端部が傾斜していると判断すれば(S33において、YES)、試しコピーモードで印刷する。この場合、具体的には、原稿の画像の端部が傾斜した画像の印刷が1枚なされる(S34)。そして、残り9枚の印刷を行わずに、印刷を中断する(S35)。その後、図9に示す印刷を続行するか否かを問い合わせる画面を表示する(S36)。デジタル複合機11は、「印刷を続行」の選択キー64aの押下を検知すると(S37において、YES)、印刷の中断の解除がされたものとして、引き続き残りの印刷を行う(S38)。すなわち、残り9枚の印刷を続行して、処理を終了する。一方、デジタル複合機11は、「印刷を中止」の選択キー64bの押下を検知すると(S37において、NO)、残り9枚の印刷を行わずに印刷を中止し(S39)、処理を終了する。なお、S33において、読み取った画像の端部が傾斜していないと判断すれば(S33において、NO)、試しコピーモードに移行せず、そのまま10枚の印刷を続けて行って(S40)、処理を終了する。
このようなデジタル複合機11によれば、画像読み取り装置14により読み取った画像の端部が傾斜しているか否かを判断し、画像読み取り装置14により読み取った画像の端部が傾斜していると判断すれば、試しコピーモードに移行するため、ユーザーの望まない画像の印刷が多量に行われようとする可能性が高い場合に、ユーザーによる印刷物の確認を促すことができる。この場合、ユーザーがわざわざ試しコピーモードを設定する必要はない。特にこの場合、ブック原稿のコピーに際し、1ページ毎に試しコピーモードを設定する必要がない。したがって、このようなデジタル複合機11は、ユーザーの利便性を向上させ、効率よくユーザーの望む印刷を行うことができる。なお、この場合についても、印刷を中止した際に、表示画面21において、「正しく原稿を載置してください。」といった表示を行うようにしてもよい。
なお、上記の実施の形態においては、プラテン上に載置されたブック原稿の画像を読み取る際に、読み取った画像の端部が傾斜しているか否かを判断することとしたが、これに限らず、ADFを用いて原稿を自動的にADF原稿搬送読み取り部に搬送して原稿の画像を読み取る場合に、読み取った原稿の画像の端部が傾斜しているか否かを判断して、試しコピーモードに移行するようにしてもよい。すなわち、例えば、ADFによって読み取るべき原稿を斜行して搬送してしまったことを検知した場合に、試しコピーモードに移行するよう構成してもよい。
また、上記の実施の形態において、ブック原稿に限らず、プラテンに載置された通常の1枚ものの原稿の端部が傾斜しているか否かを判断し、判断結果に応じて、試しコピーモードに移行するようにしてもよい。
なお、上記の実施の形態においては、コピーを行う場合について説明したが、これに限らず、例えば、プリンター機能を用い、印刷を行う場合、すなわち、試し印刷を行う場合にも適用されるものである。
なお、上記の実施の形態において、読み取った画像が用紙の画像形成の領域外であるか否かを判断した後に、画像の端部が傾斜しているか否かを判断し、試しコピーモードに移行するか否かを決定することにしてもよい。逆に、画像の端部が傾斜しているか否かを判断した後に、読み取った画像が用紙の画像形成の領域外であるか否かを判断し、試しコピーモードに移行するか否かを決定することにしてもよい。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって、どのような面からも制限的なものではないと理解されるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって規定され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明に係る画像形成装置は、不要なコピーの低減が要求される場合に、特に有効に利用される。
11 デジタル複合機、12 制御部、13 操作部、14 画像読み取り装置、15 画像形成部、16 ハードディスク、17 ファクシミリ通信部、18 ネットワークインターフェース部、21 表示画面、22 ADF、23 現像器、24 公衆回線、25 ネットワーク、26a,26b,26c コンピューター、27 画像形成システム、28,56,66,71 原稿、31 テンキー、32 スタートキー、33 電源キー、34 メニューキー、35 登録キー、36 リセットキー、41 プラテン、42a,42b,57,60,70 領域、43 筐体、44 セット位置、45 原稿押さえ、46a,46b ヒンジ、47 裏面、48 給紙トレイ、49 排紙トレイ、51 キャリッジ、52a,52b 金属棒、53 露光ランプ、54 遮光部、55 ADF搬送原稿読み取り部、58,62,67,69 画像、59 隅部、61,68 印刷物、63 メッセージ、64a,64b 選択キー、72 端部、73a,73b,73c,73d,73e 変化点。

Claims (7)

  1. 読み取った原稿の画像に対して複数枚の印刷が要求された場合に、最初に1枚を印刷した後に一旦印刷を中断し、印刷の中断の解除を待って残りの枚数の印刷を行う試し印刷モードを有する画像形成装置であって、
    原稿の画像を読み取る画像読み取り装置と、
    前記画像読み取り装置により読み取った画像を基に用紙に画像を印刷する印刷部と、
    前記画像読み取り装置により読み取った画像が、前記印刷部により印刷する用紙の画像形成の領域外にあるか否かを判断する判断部と、
    前記判断部によって、前記画像読み取り装置により読み取った画像が、前記印刷部により印刷する用紙の画像形成の領域外にあると判断すれば、前記試し印刷モードに移行するよう制御する制御部とを備える、画像形成装置。
  2. 前記判断部は、前記画像読み取り装置により読み取った画像のうち、前記印刷部により印刷する用紙の画像形成の領域外において、主走査方向に延び、副走査方向に並んで位置するライン毎に白以外のドットをカウントし、カウントされた前記ドットの数が所定の値を超えた領域があれば、前記用紙の画像形成の領域外に画像があると判断する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像読み取り装置により読み取った画像に画像処理を行う画像処理部を備え、
    前記判断部は、前記画像処理部により画像処理を行った画像が、前記印刷部により印刷する用紙の画像形成の領域外にあると判断すれば、前記試し印刷モードに移行するよう制御する、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記判断部は、前記画像読み取り装置により読み取った画像の端部が傾斜しているか否かを判断し、
    前記制御部は、前記判断部によって、前記画像読み取り装置により読み取った画像の端部が傾斜していると判断すれば、前記試し印刷モードに移行するよう制御する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 読み取った原稿の画像に対して複数枚の印刷が要求された場合に、最初に1枚を印刷した後に一旦印刷を中断し、印刷の中断の解除を待って残りの枚数の印刷を行う試し印刷モードを有する画像形成装置であって、
    原稿の画像を読み取る画像読み取り装置と、
    前記画像読み取り装置により読み取った画像を基に用紙に画像を印刷する印刷部と、
    前記画像読み取り装置により読み取った画像の端部が傾斜しているか否かを判断する判断部と、
    前記判断部によって、前記画像読み取り装置により読み取った画像の端部が傾斜していると判断すれば、前記試し印刷モードに移行するよう制御する制御部とを備える、画像形成装置。
  6. 前記判断部は、前記画像読み取り装置により読み取った画像の端部について、副走査方向において白から黒に変わる変化点の座標位置を複数検出し、複数検出した座標位置のうち、隣り合うそれぞれの副走査方向の座標位置の差分が一定の値を超えていれば、前記画像の端部が傾斜していると判断する、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像読み取り装置は、画像を読み取る読み取り部に原稿を搬送する原稿搬送装置を含み、
    前記判断部は、前記原稿搬送装置により原稿を搬送する際に原稿が傾斜して搬送されたことを検知すれば、前記画像の端部が傾斜していると判断する、請求項5または6に記載の画像形成装置。
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