JP6631478B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原稿台に載置された原稿を読み取る画像読取部を備えた画像形成装置に関する。
MFP(Multifunction Peripheral/Printer/Product)等の画像形成装置は、原稿台に載置された原稿を読み取って原稿画像を取得する画像読取部を備え、動作モードを切り替えることで、原稿画像を記録紙に記録する複写動作、原稿画像をファクシミリ送信するファクシミリ送信動作、原稿画像をインターネット等のネットワーク経由で送信するネットワーク送信動作、原稿画像をデータベースに記憶させる蓄積動作等を実行する。
このような画像形成装置の多くは、原稿台に載置された原稿の原稿サイズ及び載置方向を検知する自動原稿サイズ検知機能を備えている。そして、近年では、原稿サイズ検知用のセンサーを用いることなく、原稿を読み取るラインセンサーが用いて原稿サイズを検知する方法が採用されている。しかし、自動原稿サイズ検知にラインセンサーを用いる場合には、副走査方向の長さを特定するためにラインセンサーを移動させなければならないため、原稿サイズ検知に時間がかかってしまう。そこで、検知した原稿の主走査方向の長さに基づいて副走査方向の長さを特定することにより、原稿サイズを検知する時間を短縮させる方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平08−235306号公報
しかしながら、従来技術では、原稿台に縦向き及び横向きのいずれでも載置可能な原稿の場合、主走査方向の長さから副走査方向の長さを特定することができないため、副走査方向の長さを特定する時間がかかってしまい、原稿サイズを検知する時間を短縮できないという問題点があった。
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、原稿台に縦向き及び横向きのいずれでも載置可能な原稿であっても、検知した原稿の主走査方向の長さに基づいて、素早く原稿サイズを検知することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、原稿台に載置された原稿を、主走査方向に配置されたラインセンサーを副走査方向に移動させて読み取る原稿読取部と、前記ラインセンサーによって検出した前記原稿の主走査方向の長さと副走査方向の長さとに基づいて、前記原稿の原稿サイズと載置方向とを検知する原稿サイズ検知部とを備えた画像形成装置であって、動作モード毎に前記原稿の載置方向を限定するか否かが設定された載置方向限定情報を記憶する記憶部を具備し、前記原稿サイズ検知部は、前記載置方向限定情報によって載置方向が限定された動作モードに設定されている場合、前記ラインセンサーによって検出した前記原稿の主走査方向の長さと前記載置方向限定情報によって限定された載置方向とに基づいて、前記原稿の原稿サイズを検知し、前記記憶部には、全ユーザー対象の前記載置方向限定情報と、ユーザー個人の前記載置方向限定情報とが記憶されており、前記原稿サイズ検知部は、ユーザー認証部によって認証されたログインユーザーの前記載置方向限定情報を優先して用いることを特徴とする。
さらに、本発明の画像形成装置において、前記原稿サイズ検知部は、前記原稿の主走査方向の長さと前記載置方向限定情報によって限定された載置方向とに基づいて、前記原稿の原稿サイズを検知した場合、前記ログインユーザーから載置方向の修正指示を受け付けると、前記原稿の主走査方向の長さと修正を受け付けた載置方向とに基づいて、前記原稿の原稿サイズを検知し直しても良い。
さらに、本発明の画像形成装置において、前記ログインユーザーから載置方向の修正を受け付けた場合、前記原稿サイズ検知部は、前記ログインユーザーからの反映指示に基づいて、載置方向の修正を前記載置方向限定情報に反映させると共に、前記ログインユーザーからの限定削除指示に基づいて、載置方向の限定を前記載置方向限定情報から削除させても良い。
さらに、本発明の画像形成装置において、前記原稿サイズ検知部は、前記ログインユーザーの前記載置方向限定情報が前記記憶部に記憶されている場合、前記ログインユーザーの前記載置方向限定情報に対して前記反映指示もしくは前記限定削除指示を実行し、前記ログインユーザーの前記載置方向限定情報が前記記憶部に記憶されていない場合、全ユーザー対象の前記載置方向限定情報に対して前記反映指示もしくは前記限定削除指示を実行したものを前記ログインユーザーの前記載置方向限定情報として新たに生成し、前記記憶部に記憶させても良い。
本発明によれば、載置方向限定情報によって載置方向が限定された動作モードでは、原稿台に縦向き及び横向きのいずれでも載置可能な原稿であっても、検知した原稿の主走査方向の長さに基づいて、素早く原稿サイズを検知することができ、作業効率を向上させることができるという効果を奏する。
本発明に係る画像形成装置の実施の形態の内部構成を示す断面模式図である。 図1に示す原稿台への原稿の載置例を示す図である。 図1に示す画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 図3に示す記憶部に記憶されている原稿サイズ情報例を示す図である。 図3に示す記憶部に記憶される載置方向限定情報例を示す図である。 図3に示す原稿サイズ検知部による自動原稿サイズ検知を説明するフローチャートである。 図3に示す操作部への表示例を示す図である。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態において、同様の機能を示す構成には、同一の符号を付してある。
本実施の形態の画像形成装置1は、図1に示すように、原稿読取部2と、原稿台カバー3と、本体部4と、操作部5とを備えている。原稿読取部2は、本体部4の上部に配設され、操作部5は、本体部4の上部手前側に配設されている。
操作部5は、液晶表示部や各種操作ボタンが設けられている。ユーザーは操作部5を操作して指示を入力することで、動作モード等の各種の設定を行い、原稿画像を記録紙に記録する複写動作、原稿画像をファクシミリ送信するファクシミリ送信動作、原稿画像をインターネット等のネットワーク経由で送信するネットワーク送信動作、原稿画像をデータベースに記憶させる蓄積動作を実行させる。また、操作ボタンとしては、動作開始を指示するスタートボタン、動作中止を指示するストップ/クリアボタン、画像形成装置1の各種設定をデフォルト状態にする際に使用するリセットボタン、テンキー等が設けられている。
原稿読取部2は、スキャナー21と、原稿台22とを備えている。スキャナー21は、LED(Light Emitting Diode)等を用いた光源23と、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等からなる主走査方向に配置されたラインセンサー24とを備え、副走査方向に移動可能に構成されている。原稿台22は、ガラス等の矩形状の透明部材により構成される。
本実施の形態における原稿の原稿台22へのセット位置は、図2に示すように、原稿台22における左奥側の角を基準とする。また、本実施の形態では、原稿Aのように、長手方向を主走査方向に向けて配置した載置方向を「縦向き」と称し、原稿Bのように、長手方向を副走査方向に向けて配置した載置方向を「横向き」と称する。
原稿台カバー3は、画像形成装置1の奥側で図示しないヒンジ機構によって接続されており、原稿台カバー3を手前側から上方に開くことで、原稿読取部2上面の原稿台22を開放可能な構成になっている。
本体部4は、給紙部6と、記録部7とを備えている。給紙部6は、複数枚の記録紙Pが収納される給紙カセットであり、収納されている記録紙Pを1枚ずつ記録部7に給送する。記録部7は、感光体ドラムと、原稿画像に基づいて感光体ドラムの表面に静電潜像を形成する光学ユニットと、静電潜像が形成された感光体ドラムの表面にトナーを付着させてトナー像を形成する現像部と、感光体ドラム上のトナー像を記録紙に転写する転写部と、加熱してトナー像を記録紙に定着させる定着装置とを備えている。
図3には、画像形成装置1の概略構成を示すブロック図が示されている。上述の原稿読取部2、操作部5、給紙部6及び記録部7は、制御部8に接続され、制御部8によって動作制御される。また、制御部8には、画像処理部9と、記憶部10、通信部11と、ファクス部12とが接続されている。
制御部8は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピューター等の情報処理部である。ROMには画像形成装置1の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。制御部8のCPUは、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させることで、操作部5から入力された所定の指示情報に応じて装置全体の制御を行う。また、制御部8は、載置方向受付部81、原稿サイズ検知部82として機能する。
画像処理部9は、画像データに対して所定の画像処理を行う手段であり、例えば、拡大縮小処理や、階調調整、濃度調整等の画像改善処理が行われる。
記憶部10は、半導体メモリやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶手段であり、原稿読取部2によって原稿を読み取ることで取得された原稿画像が記憶されると共に、各種の管理情報が記憶されている。また、記憶部10には、管理情報として、原稿サイズ情報101と、ユーザー情報102とが記憶されている。
原稿サイズ情報101は、図4(a)に示すように、自動原稿サイズ検知の対象となる用紙の寸法情報である。本実施の形態において、原稿読取部2の原稿台22は、A3横置きまで対応可能な大きさであり、A3、A4、A5、B4、B5を自動原稿サイズ検知の対象としている。
ユーザー情報102は、ユーザー認証のための情報である。制御部8は、操作部5や図示しないカードリーダー等から入力されたユーザーID等の識別情報と、ユーザー情報102とを照合することで、ログイン処理を実施し、認証されたユーザーをログインユーザーとして画像形成装置1の使用を許可する。
通信部11は、LAN等のネットワーク13を介して、データベース14との間で各種データを送受信する機能を有する。また、通信部11は、ネットワーク13及びルーター15を介してインターネット16に接続可能に構成されている。そして通信部11は、インターネット16に接続されている各種通信機器との間で各種データを送受信する機能を有する。
ファクス部12は、モデムを有し、原稿読取部2によって読み取られた原稿画像からファクシミリ信号を生成し、生成したファクシミリ信号を電話回線網17等のネットワークを介して送信する機能と、電話回線網17を介してファクシミリ信号を受信し、受信したファクシミリ信号から画像ファイルを生成する機能とを備えている。なお、ファクシミリ受信機能により受信生成された画像ファイルは、記憶部10に記憶されたり、記録部7によって記録紙に記録されたりする。
載置方向受付部81は、実行する動作モードにおいて、原稿の載置方向を限定するか否かの設定を受け付け、記憶部10に載置方向限定情報103として記憶させる。本実施の形態では、動作モードとして、複写動作と、ファクシミリ送信動作と、ネットワーク送信動作と、蓄積動作とがある。従って、載置方向限定情報103は、図5に示すように、複写動作、ファクシミリ送信動作、ネットワーク送信動作及び蓄積動作のそれぞれの動作モード毎に原稿の載置方向を限定するか否かの設定情報となる。また、載置方向限定情報103には、管理者権限で設定可能な全ユーザー対象のものと、各ユーザーが設定可能なユーザー個人対象のものがある。なお、図5に示す例では、フラグ「1」が載置方向の限定を示し、全ユーザー対象の載置方向限定情報103では、ファクシミリ送信動作で横置きに、蓄積動作で縦置きにそれぞれ載置方向が限定され、個人ユーザーであるユーザーXの載置方向限定情報103では、ファクシミリ送信動作及び蓄積動作で横置きにそれぞれ載置方向が限定されている。
次に、原稿サイズ検知部82による自動原稿サイズ検知について図6を参照して詳細に説明する。
制御部8は、自動原稿サイズ検知を実行するタイミング(例えば、図示しない開閉検出センサーによって原稿台カバー3の開閉を検出したタイミング)で原稿サイズ検知部82として機能する。
原稿サイズ検知部82は、まず、ログインユーザーの載置方向限定情報103が記憶部10に記憶されているか否かを判断する(ステップS1)。そして、原稿サイズ検知部82は、ステップS1でログインユーザーの載置方向限定情報103が記憶部10に記憶されている場合、ログインユーザーの載置方向限定情報103を特定し(ステップS2)、ステップS1でログインユーザーの載置方向限定情報103が記憶部10に記憶されていない場合、全ユーザー対象の載置方向限定情報103を特定する(ステップS3)。すなわち、ログインユーザーの載置方向限定情報103が記憶部10に記憶されている場合、ログインユーザーの載置方向限定情報103が全ユーザー対象の載置方向限定情報103よりも優先されることになる。
次に、原稿サイズ検知部82は、ステップS2もしくはステップS3で特定した載置方向限定情報103において、設定された動作モードで載置方向の限定があるか否かを判断する(ステップS4)。
ステップS4で載置方向の限定がない場合、原稿サイズ検知部82は、原稿読取部2によって原稿の主走査方向の長さを検出させると共に(ステップS5)、原稿読取部2によって原稿の副走査方向の長さを検出させる(ステップS6)。そして、原稿サイズ検知部82は、原稿サイズ情報101を参照し、主走査方向の長さと副走査方向の長さとで原稿サイズと載置方向とを特定し(ステップS7)、処理を終了させる。
ステップS4で載置方向の限定がある場合、原稿サイズ検知部82は、限定されている載置方向を操作部5に表示させてユーザーに通知すると共に、原稿読取部2によって原稿の主走査方向の長さを検出させ(ステップS8)、限定された載置方向を判断する(ステップS9)。
ステップS9で限定された載置方向が縦向きである場合、原稿サイズ検知部82は、原稿サイズ情報101を参照し、主走査方向の長さを長手方向の長さとする原稿サイズを特定し(ステップS10)、処理を終了させる。例えば、ログインユーザーがユーザーXであり、設定された動作モードが蓄積動作であった場合、図5に示すように、ユーザーXの原稿サイズ情報101において、載置方向が縦向きに限定されている。この場合、ステップS8で主走査方向の長さとして210mmが検出されると、ステップS10において、210mmを長手方向の長さとするA5が原稿サイズとして特定されることになる。
ステップS9で限定された載置方向が横向きである場合、原稿サイズ検知部82は、原稿サイズ情報101を参照し、主走査方向の長さを短手方向の長さとする原稿サイズを特定し(ステップS11)、処理を終了させる。
例えば、ログインユーザーがユーザーX以外であり、設定された動作モードが蓄積動作であった場合、図5に示すように、全ユーザー対象の原稿サイズ情報101において、載置方向が横向きに限定されている。この場合、ステップS8で主走査方向の長さとして210mmが検出されると、ステップS11において、210mmを短手方向の長さとするA4が原稿サイズとして特定されることになる。
なお、ステップS10及びステップS11での原稿サイズの特定は、載置方向が限定されていることをログインユーザーが認識してなかったり、忘れていたりした場合、間違っている虞がある。そこで、原稿サイズ検知部82は、図7(a)に示すような、ステップS10もしくはステップS11で特定した原稿サイズと、限定されている載置方向とを表記した載置方向修正画面51を操作部5に表示させ、載置方向の修正を受け付けるようにしても良い。また、載置方向修正画面51には、図7(a)に示すように、載置方向の修正指示を受け付ける載置方向修正指示キー52を配置しておくと共に、載置方向の修正によって特定し直される原稿サイズを案内として表記しておくと良い。なお、載置方向修正画面51にて載置方向修正指示キー52が操作されることなく、スタートキーが操作された場合、制御部8は、ステップS10もしくはステップS11で特定した原稿サイズと、限定されている載置方向とに基づいて、設定されている動作を実行する。
さらに、原稿サイズ検知部82は、ユーザーによる原稿サイズの修正を受け付けた場合、図7(b)に示すような、載置方向限定情報103に反映させるか否かをユーザーに確認する反映確認画面53を操作部5に表示させても良い。すなわち、原稿サイズの特定が間違っていたのは、ユーザーが原稿を載置した載置方向が限定されたものでなかったことに起因する。このため、載置方向の限定を修正する否かをユーザーに確認する。反映確認画面53には、図7(b)に示すように、載置方向限定情報103に反映を指示しない不反映指示キー54と、載置方向限定情報103への反映を指示する反映指示キー55と、載置方向限定情報103から載置方向の限定の削除を指示する限定削除指示キー56とを配置しておく。
ログインユーザーの載置方向限定情報103が記憶部10に記憶されている場合、原稿サイズ検知部82は、反映指示キー55もしくは限定削除指示キー56が操作されると、ログインユーザーの載置方向限定情報103に対して反映指示もしくは限定削除指示を実行する。
ログインユーザーの載置方向限定情報103が記憶部10に記憶されていない場合、原稿サイズ検知部82は、反映指示キー55もしくは限定削除指示キー56が操作されると、全ユーザー対象の載置方向限定情報103に対して反映指示もしくは限定削除指示を実行してものをログインユーザーの載置方向限定情報103として新たに生成し、記憶部10に記憶させる。
また、図4(b)に示すように、A4と短手方向の長さが同じで且つ長手方向の長さが異なるFolioを自動原稿サイズ検知の対象に加える場合、載置方向を横向きと限定して主走査方向の長さのみでは判別することができなくなる。このような場合、図2に示すように、横向きのA4(原稿B)とFolio(原稿C)とを判別する位置に原稿検知センサー25を配置し、原稿検知センサー25による検出の有無によってA4とFolioとを判別するようにしても良い。
以上説明したように、本実施の形態によれば、原稿台22に載置された原稿の原稿画像を、主走査方向に配置されたラインセンサー24を副走査方向に移動させて読み取る原稿読取部2と、ラインセンサー24によって検出した原稿の主走査方向の長さと副走査方向の長さとに基づいて、原稿の原稿サイズと載置方向とを検知する原稿サイズ検知部82とを備えた画像形成装置1であって、動作モード毎に原稿の載置方向を限定するか否かが設定された載置方向限定情報103を記憶する記憶部10を具備し、原稿サイズ検知部82は、載置方向限定情報103によって載置方向が限定された動作モードに設定されている場合、ラインセンサー24によって検出した原稿の主走査方向の長さと載置方向限定情報103によって限定された載置方向とに基づいて、原稿の原稿サイズを検知する。
この構成により、載置方向限定情報103によって載置方向が限定された動作モードでは、原稿台に縦向き及び横向きのいずれでも載置可能な原稿であっても、検知した原稿の主走査方向の長さに基づいて、素早く原稿サイズを検知することができ、作業効率を向上させることができる。
さらに、本実施の形態において、記憶部10には、全ユーザー対象の載置方向限定情報103と、ユーザー個人の載置方向限定情報103とが記憶されており、原稿サイズ検知部82は、ユーザー認証部として機能する制御部8によって認証されたログインユーザーの載置方向限定情報103を優先して用いる。
この構成により、ユーザー毎に載置方向限定情報103をカスタマイズすることが可能になり、ユーザー毎の作業効率を向上させることができる。
さらに、本実施の形態において、原稿サイズ検知部82は、原稿の主走査方向の長さと載置方向限定情報103によって限定された載置方向とに基づいて、原稿の原稿サイズを検知した場合、ログインユーザーから載置方向の修正指示を受け付けると、原稿の主走査方向の長さと修正を受け付けた載置方向とに基づいて、原稿の原稿サイズを検知し直す。
この構成により、載置方向が限定されていることを認識してなかったり、忘れていたりした場合、簡単に載置方向の修正を行うことができ、正しい原稿サイズ検知を実行させることができる。
さらに、本実施の形態において、ログインユーザーから載置方向の修正を受け付けた場合、原稿サイズ検知部82は、ログインユーザーからの反映指示に基づいて、載置方向の修正を載置方向限定情報103に反映させると共に、ログインユーザーからの限定削除指示に基づいて、載置方向の限定を載置方向限定情報103から削除させる。
この構成により、ログインユーザーの使用状況に応じて載置方向限定情報103を簡単に修正することができる。
さらに、本実施の形態において、原稿サイズ検知部82は、ログインユーザーの載置方向限定情報103が記憶部10に記憶されている場合、ログインユーザーの載置方向限定情報103に対して反映指示もしくは限定削除指示を実行し、ログインユーザーの載置方向限定情報103が記憶部10に記憶されていない場合、全ユーザー対象の載置方向限定情報103に対して反映指示もしくは限定削除指示を実行したものをログインユーザーの載置方向限定情報103として新たに生成し、記憶部10に記憶させる。
この構成により、ログインユーザーの使用状況に応じた載置方向限定情報103を簡単生成することができる。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
1 画像形成装置
2 原稿読取部
3 原稿台カバー
4 本体部
5 操作部
6 給紙部
7 記録部
8 制御部
9 画像処理部
10 記憶部
11 通信部
12 ファクス部
13 ネットワーク
14 データベース
15 ルーター
16 インターネット
17 電話回線網
21 スキャナー
22 原稿台
23 光源
24 ラインセンサー
25 原稿検知センサー
51 載置方向修正画面
52 載置方向修正指示キー
53 反映確認画面
54 不反映指示キー
55 反映指示キー
56 限定削除指示キー
81 載置方向受付部
82 原稿サイズ検知部
101 原稿サイズ情報
102 ユーザー情報
103 載置方向限定情報

Claims (4)

  1. 原稿台に載置された原稿を、主走査方向に配置されたラインセンサーを副走査方向に移動させて読み取る原稿読取部と、前記ラインセンサーによって検出した前記原稿の主走査方向の長さと副走査方向の長さとに基づいて、前記原稿の原稿サイズと載置方向とを検知する原稿サイズ検知部とを備えた画像形成装置であって、
    動作モード毎に前記原稿の載置方向を限定するか否かが設定された載置方向限定情報を記憶する記憶部を具備し、
    前記原稿サイズ検知部は、前記載置方向限定情報によって載置方向が限定された動作モードに設定されている場合、前記ラインセンサーによって検出した前記原稿の主走査方向の長さと前記載置方向限定情報によって限定された載置方向とに基づいて、前記原稿の原稿サイズを検知し、
    前記記憶部には、全ユーザー対象の前記載置方向限定情報と、ユーザー個人の前記載置方向限定情報とが記憶されており、
    前記原稿サイズ検知部は、ユーザー認証部によって認証されたログインユーザーの前記載置方向限定情報を優先して用いることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記原稿サイズ検知部は、前記原稿の主走査方向の長さと前記載置方向限定情報によって限定された載置方向とに基づいて、前記原稿の原稿サイズを検知した場合、前記ログインユーザーから載置方向の修正指示を受け付けると、前記原稿の主走査方向の長さと修正を受け付けた載置方向とに基づいて、前記原稿の原稿サイズを検知し直すことを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  3. 前記ログインユーザーから載置方向の修正を受け付けた場合、前記原稿サイズ検知部は、前記ログインユーザーからの反映指示に基づいて、載置方向の修正を前記載置方向限定情報に反映させると共に、前記ログインユーザーからの限定削除指示に基づいて、載置方向の限定を前記載置方向限定情報から削除させることを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  4. 前記原稿サイズ検知部は、前記ログインユーザーの前記載置方向限定情報が前記記憶部に記憶されている場合、前記ログインユーザーの前記載置方向限定情報に対して前記反映指示もしくは前記限定削除指示を実行し、前記ログインユーザーの前記載置方向限定情報が前記記憶部に記憶されていない場合、全ユーザー対象の前記載置方向限定情報に対して前記反映指示もしくは前記限定削除指示を実行したものを前記ログインユーザーの前記載置方向限定情報として新たに生成し、前記記憶部に記憶させることを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
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