JP2018056918A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】より確実に載置台に載置された原稿の画像をファクシミリ送信することができる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、原稿載置検知部42と、画像読み取り制御部43と、記憶制御部44と、時間カウント部45と、時間リセット部46と、判断部47と、ファクシミリ送信制御部48とを備える。時間カウント部45は、画像読み取り制御部43を作動させ、載置台上に載置された原稿の画像を読み取った後に、時間のカウントを開始する。判断部47は、時間カウント部45によりカウントされた時間が所定の時間に達したか否かを判断する。ファクシミリ送信制御部48は、判断部47により所定の時間に達したと判断されるか、または、画像読み取り制御部43による画像読み取り部の制御が終了すれば、ハードディスクに記憶された画像読み取り部により読み取られた画像データをファクシミリ送信するようファクシミリ送信部を制御する。【選択図】図4
Description
この発明は、画像形成装置に関するものである。
複合機に代表される画像形成装置においては、画像データを基に、感光体に対して光を照射し、感光体上に静電潜像を形成する。その後、形成した静電潜像の上に帯電したトナーを供給して可視画像とした後、用紙に転写して定着させ、装置外に出力される。
画像形成装置には、原稿台にセットされた原稿の画像を読み取って、画像形成等の処理をするものがある。このような画像形成装置に関する技術が、特開2002−218178号公報(特許文献1)、および特開平5−333639号公報(特許文献2)に開示されている。
特許文献1には、原稿が載置される原稿台、該原稿台に沿って移動する走査手段で原稿を走査して画像読み取りを行い画像情報を生成する読み取り手段及び、該読み取り手段が生成した画像情報を記憶する記憶手段、を有する画像読み取り装置が開示されている。画像読み取り装置は、前記走査手段の走査を基準として時間の計測を行うタイマーを含み、該タイマーにより所定時間が計時された時点で、前記計測の基準となった走査に続く次の走査を開始する制御手段を有することを特徴としている。
特許文献2には、画像形成装置を有し、タイマーに設定された時間間隔毎に複写プロセスを自動的に繰り返す画像形成装置において、複写プロセスの異常を検知した場合に複写プロセスを中断し、この以上がユーザーにより処理された場合に前記タイマーに設定された時間間隔を延長して複写プロセスを再開するように制御する制御手段を備えていることを特徴とする画像形成装置が開示されている。
画像形成装置には、ファクシミリ機能を備えるものがある。画像形成装置に備えられるファクシミリ機能を用いて、原稿の画像を読み取って公衆回線を利用し、他の画像形成装置等に画像データを送信することができる。一般的には、原稿を読み取り位置まで搬送する原稿送り装置にファクシミリ送信を行う原稿を複数枚セットして、スタートキーを押下することにより、原稿の画像を順次読み取らせてファクシミリ送信することとしている。
ここで、原稿送り装置を用いず、画像形成装置に設けられた載置台の上に原稿を載置し、スタートキーの押下により原稿の画像を読み取らせて、読み取らせた原稿の画像をファクシミリ送信することもできる。この場合、原稿を1枚ずつセットして原稿の画像を読み取らせて、複数枚の原稿の画像の読み取りを終了した後、他の画像形成装置等にファクシミリ送信することとしている。
しかし、このような場合、ファクシミリ送信が適切に行われない場合がある。具体的には、例えば、原稿押さえを開けて原稿をセットし、原稿押さえを閉じてスタートキーを押下して原稿の読み取りを開始させるものがある。そして、所定の時間以上が経過して画像の読み取りを開始させるスタートキーが押下されなければファクシミリ送信をすることとするものがある。しかし、原稿をセットさせる際の前後の動作の間隔がユーザーによって異なる場合がある。そうすると、ユーザーによっては、全ての原稿の画像の読み取りが終了しないまま、所定の時間が経過してしまって原稿の画像をファクシミリ送信してしまう場合もあり、不具合を発生させることとなる。
一方、ファクシミリ送信を開始するキーの押下がされなければファクシミリ送信を一切しない構成を採用すると、ファクシミリ送信の開始のキーの押下をユーザーが忘れていれば、いつまでたってもファクシミリ送信されないこととなる。このような状況もできれば回避したいものである。上記した特許文献1および特許文献2に開示の技術では、このような場合に対応することができない。
この発明の目的は、より確実に載置台に載置された原稿の画像をファクシミリ送信することができる画像形成装置を提供することである。
この発明に係る画像形成装置は、載置台上に載置された原稿の画像を読み取ってファクシミリ送信可能である。画像形成装置は、操作部と、表示制御部と、載置台と、原稿押さえと、画像読み取り部と、ファクシミリ送信部と、記憶部と、原稿載置検知部と、画像読み取り制御部と、記憶制御部と、時間カウント部と、時間リセット部と、判断部と、ファクシミリ送信制御部とを備える。操作部は、情報を表示する表示部を含む。操作部は、ファクシミリ通信に関する設定を受け付ける。表示制御部は、表示部に情報を表示するよう制御する。載置台は、原稿を載置させる。原稿押さえは、開閉可能に構成されており、閉じられた状態で載置台上に載置された原稿を押さえる。画像読み取り部は、載置台上に載置された原稿の画像を読み取る。ファクシミリ送信部は、画像読み取り部により読み取られた原稿の画像のファクシミリ送信を行う。記憶部は、画像読み取り部により読み取られた原稿の画像データを記憶する。原稿載置検知部は、載置台に原稿が載置されたか否かを検知する。画像読み取り制御部は、原稿載置検知部により原稿が載置台上に載置されたことの検知がなされた場合に、画像読み取り部を作動させ、載置台上に載置された原稿の画像を読み取るよう制御する。記憶制御部は、画像読み取り制御部が作動すれば、画像読み取り部により読み取られた原稿の画像データを記憶部に記憶するよう制御する。時間カウント部は、画像読み取り制御部を作動させ、載置台上に載置された原稿の画像を読み取った後に、時間のカウントを開始する。時間リセット部は、時間カウント部による時間のカウントが開始した後に、原稿載置検知部により再度の原稿の載置を検知すれば、時間カウント部による時間のカウントをリセットする。判断部は、時間カウント部によりカウントされた時間が所定の時間に達したか否かを判断する。ファクシミリ送信制御部は、判断部により所定の時間に達したと判断されるか、または、前記画像読み取り制御部による前記画像読み取り部の制御が終了すれば、記憶部に記憶された画像読み取り部により読み取られた画像データをファクシミリ送信するようファクシミリ送信部を制御する。
このような画像形成装置によれば、載置台上に載置された原稿の画像を読み取ってファクシミリ送信を行う際に、ユーザーや操作内容に応じて、原稿を読み取る際のインターバルの時間のカウントおよびカウントした時間のリセットを適切にして、ユーザーのファクシミリ送信したい原稿の画像を、載置台から確実に取得することができる。したがって、より確実に読み取られた原稿の画像をファクシミリ送信することができる。
以下、この発明の実施の形態を説明する。図1は、この発明の一実施形態に係る画像形成装置を複合機に適用した場合の複合機11の外観を示す概略図である。図2は、図1に示す複合機11の構成を示すブロック図である。
図1および図2を参照して、複合機11は、画像処理に関し、複写機能、プリンター機能、ファクシミリ機能等、複数の機能を有する。複合機11は、制御部12と、操作部13と、画像読み取り部14と、画像形成部15と、給紙カセット16と、ハードディスク17と、ネットワーク(図示せず)と接続するためのネットワークインターフェース部18と、ファクシミリ通信部23とを備える。
制御部12は、複合機11全体の制御を行う。なお、制御部12は、CPU等から構成されており、一時的にデータを記憶する主記憶メモリ19を含む。また、制御部12には、時間をカウントするためのタイマー24が設けられている。操作部13は、複合機11側から発信される情報やユーザーの入力内容を表示する表示部としての表示画面21を含む。操作部13は、印刷部数や階調等の画像形成の条件といった画像形成に関するユーザーからの入力を受け付ける。具体的には、操作部13は、例えば、ファクシミリ通信に関する設定を受け付ける。
画像読み取り部14は、セット位置にセットされた原稿を読み取り位置に搬送する原稿搬送装置としてのADF(Auto Document Feeder)22を含む。画像読み取り部14は、ADF22にセットまたは載置台25上に載置された原稿の画像を読み取る。載置台25は、透明のコンタクトガラスにより構成されており、その上に原稿を載置することができる。載置台25上に載置された原稿の画像を読み取る際には、ADF22の一部を構成し、載置台25の上、具体的には、載置台25上に載置された原稿を押さえる原稿押さえ26が閉じられる。原稿押さえ26については、開閉自在に設けられている。すなわち、原稿押さえ26が閉じられた状態で、載置台25上に載置された原稿の画像が、画像読み取り部14により読み取られる。画像読み取り部14は、図示しない画像読み取り用のキャリッジを副走査方向に移動させながら、載置台25上に載置された原稿の画像を読み取る。
給紙カセット16は、複数設けられており、それぞれ複数枚の用紙をその内部に収納することができる。画像形成部15は、画像読み取り部14により読み取られた原稿の画像データやネットワーク27を介して送信された画像データを基に、給紙カセット16から搬送されてきた用紙に画像を形成する。すなわち、画像形成部15は、給紙カセット16に収納された用紙に画像を形成して印刷する。ハードディスク17は、送信された画像データや画像読み取り部14により読み取られた原稿の画像データ、入力された画像形成条件等、画像形成に関するデータを記憶する。ファクシミリ通信部23は、公衆回線28に接続されており、画像読み取り部14により読み取られた原稿の画像のファクシミリ送信やファクシミリ受信を行う。すなわち、複合機11は、画像読み取り部14により読み取られた原稿の画像データを、ファクシミリ通信部23を通じて公衆回線28に画像データを送信することにより、ファクシミリ装置として作動する。
次に、上記した操作部13の構成について、さらに詳細に説明する。図3は、操作部13の概略的な構成を示す外観図である。図3を参照して、操作部13は、印刷部数等を入力させるための0〜9までの数字、および「*」や「#」の記号をユーザーに入力させるテンキー31と、原稿の画像の読み取りの開始やファクシミリ送信の開始を指示させるスタートキー32と、複合機11の電源のオンまたはオフを入力させる電源キー33と、複合機11の有するプリンター機能やコピー機能等の選択を指示させるメニューキー34と、種々の画像形成の条件や使用ユーザーの登録を指示させる登録キー35と、選択されたテンキー31等を用いてユーザーにより入力された指示の内容をキャンセルさせるリセットキー36と、上記した表示画面21とを含む。テンキー31は、いわゆるハードキーである。表示画面21は、液晶のタッチパネル機能を有しており、ユーザーの指でのタップ等により、表示画面21からも画像形成条件等を入力させると共に、機能の選択等を行うことができる。
次に、複合機11に備えられる制御部12の構成について説明する。図4は、制御部12の構成を示すブロック図である。図4を参照して、制御部12は、表示制御部41と、原稿載置検知部42と、画像読み取り制御部43と、記憶制御部44と、時間カウント部45と、時間リセット部46と、判断部47と、ファクシミリ送信制御部48とを備える。表示制御部41は、表示画面21に情報を表示するよう制御する。原稿載置検知部42は、載置台25に原稿が載置されたか否かを検知する。画像読み取り制御部43は、原稿載置検知部42により原稿が載置台25上に載置されたことの検知がなされた場合に、画像読み取り部14を作動させ、載置台25上に載置された原稿の画像を読み取るよう制御する。記憶制御部44は、画像読み取り制御部43が作動すれば、画像読み取り部14により読み取られた原稿の画像データをハードディスク17に記憶するよう制御する。時間カウント部45は、画像読み取り制御部43を作動させ、載置台25上に載置された原稿の画像を読み取った後に、時間のカウントを開始する。時間リセット部46は、時間カウント部45による時間のカウントが開始した後に、原稿載置検知部42により再度の原稿の載置を検知すれば、時間カウント部45による時間のカウントをリセットする。判断部47は、時間カウント部45によりカウントされた時間が所定の時間に達したか否かを判断する。ファクシミリ送信制御部48は、判断部47により所定の時間に達したと判断されるか、または、前記画像読み取り制御部による前記画像読み取り部の制御が終了すれば、ハードディスク17に記憶された画像読み取り部14により読み取られた画像データをファクシミリ送信するようファクシミリ送信部23を制御する。これらの構成については、後に詳述する。
次に、複合機11を用いて、複数枚の原稿の画像を載置台25から読み取ってファクシミリ送信を行う場合について説明する。図5は、複数枚の原稿の画像を載置台25から読み取ってファクシミリ送信を行う場合の処理の流れを示すフローチャートである。なお、ここでは、所定の時間であるインターバルの時間、すなわち、一枚一枚の原稿を載置するのに要する時間の間隔を60秒とする。
図5を参照して、まず、ユーザーは、操作部13を利用して、ファクシミリ送信の設定を行う。そうすると、操作部13は、ファクシミリ送信を行う際の設定の入力を受け付ける(図5において、ステップS11、以下、「ステップ」を省略する)。具体的には、表示画面21による表示を介して、操作部13のテンキー31等を利用して入力されたファクシミリ番号の入力等を受け付ける。
その後、ユーザーは、載置台25上に一枚目の原稿を配置させる。そうすると、原稿載置検知部42は、載置台25上に原稿が載置されたことを検知する。(S12において、YES)。そして、載置台25上に載置された原稿のサイズを検知する(S13)。この場合、画像読み取り部14に備えられる上記したキャリッジによる簡単なスキャンにより、原稿の外形形状が検知され、原稿のサイズが検知される。
その後、スタートキー32が押下されたか否かが検知される(S14)。画像読み取り制御部43は、原稿載置検知部42により載置台25上に原稿が載置されたことを検知され、スタートキー32の押下が検知されれば(S14において、YES)、画像読み取り部14を作動させ、載置台25上に載置された原稿の画像を読み取るよう制御する(S15)。
原稿の画像が読み取られた後、表示制御部41は、表示画面21に複数の選択キーを表示するよう制御する(S16)。また、時間カウント部45は、画像読み取り制御部43を作動させ、載置台25上に載置された原稿の画像を読み取った後に、時間のカウントを開始する。さらに、表示制御部41は、表示画面21に、所定の時間から時間カウント部45によりカウントされる時間の差分を表示するよう制御する(S17)。
図6は、選択キー、および残り時間を表示した表示画面21の一例を示す図である。図6を参照して、表示画面21には、「中止」と示されており、押下により読み取られた画像のファクシミリ送信を中止させる選択キー51aと、「読み取り終了」と示されており、押下により複数枚の原稿の画像の読み取りの終了を確定させる選択キー51b(ファクシミリ送信を開始させるキーに相当)と、「タイマーストップ」と示されており、押下により時間カウント部45による時間のカウントを停止させる選択キー51cと、所定の時間から時間カウント部45によりカウントされる時間の差分である残り時間52とが表示されている。ここでは、残り時間52については、54秒と表示されている。
ここで、ユーザーは、まだファクシミリ送信したい原稿がある場合、いずれの選択キー51a〜51cも押下せず、処理を続ける(S18において、NO、S19において、NO)。具体的には、タイムアウトとなる前に、原稿押さえ26を開けて次の原稿を載置台25上にセットする。すなわち、残り時間52に表示された時間内に載置台25上への原稿のセットが検知される。再びS12に戻って原稿のセットを検知すれば(S12において、YES)、同様の工程を繰り返す。この場合、原稿載置検知部42により再度の原稿の載置が検知されて、時間カウント部45による時間のカウントがリセットされる。
ユーザーが、例えば、ファクシミリ送信を行う必要がなくなった場合等、ファクシミリ送信を中止したい場合には、S18において、選択キー51aが押下される。選択キー51aの押下が検知されると(S18において、YES)、読み取られた原稿の画像をリセットして(S21)、処理を終了する。すなわち、ファクシミリ送信を行わずに、処理を終了することとなる。
一方、ユーザーが、ファクシミリ送信を行う原稿の画像の読み取りが終了したと認識する場合、選択キー51bを押下する。選択キー51bの押下が検知されると(S19において、YES)、読み取られた原稿の画像について、設定されたファクシミリ番号を利用して、ファクシミリ送信が行われる(S20)。この場合、記憶制御部44によりハードディスク17に読み取られた原稿の画像データが記憶されているため、この記憶された画像データがファクシミリ送信において用いられる。
また、ユーザーが選択キー51bの押下を忘れてしまった場合には、いわゆるタイムアウトの事態が生じる(S19において、YES)。すなわち、設定された残り時間がなくなってしまうこととなる。このようなタイムアウトが発生した場合にも、既に読み取られ、ハードディスク17に記憶された原稿の画像データについて、設定されたファクシミリ番号を利用して、ファクシミリ送信が行われる(S20)。
すなわち、ファクシミリ送信制御部48は、判断部47により所定の時間に達したと判断されるか、または、画像読み取り制御部43による画像読み取り部14の制御が終了すれば、ハードディスク17に記憶された画像読み取り部14により読み取られた画像データをファクシミリ送信するようファクシミリ送信部23を制御する。
なお、時間リセット部46は、操作部13による操作入力を受け付ければ、時間カウント部45による時間のカウントをリセットする。すなわち、S18において、NO、S19において、NOの状態である時に、操作部13への操作を検知すれば、時間のカウントをリセットする。
このような複合機11によると、載置台25上に載置された原稿の画像を読み取ってファクシミリ送信を行う際に、ユーザーや操作内容に応じて、原稿を読み取る際のインターバルの時間のカウントおよびカウントした時間のリセットを適切にして、ユーザーのファクシミリ送信したい原稿の画像を、載置台25から確実に取得することができる。したがって、より確実に読み取られた原稿の画像をファクシミリ送信することができる。
この場合、表示制御部41は、表示画面21に、所定の時間から時間カウント部45によりカウントされる時間の差分を表示するよう制御しているため、次の原稿を載置するための残り時間を容易に把握することができる。
また、この場合、表示制御部41は、表示画面21に、押下により画像読み取り部14による原稿の画像の読み取りを終了させる読み取り終了キー51bを表示させるよう制御しているため、複数枚の原稿の画像の読み取りの終了の区切りをより明確に認識することができる。
また、時間リセット部46は、操作部13による操作入力を受け付ければ、時間カウント部45による時間のカウントをリセットすることとしているため、ユーザーの操作内容等に応じて、カウントされる時間の調整を行うことができる。
また、この場合、表示制御部41は、表示画面21に、押下によりファクシミリ送信部23によるファクシミリ送信を中止させる中止キー51aを表示させるよう制御しているため、複数枚の原稿の途中まで読み取られた画像をファクシミリ送信することなく、キャンセルを容易に行うことができる。
なお、上記の実施の形態においては、複合機11は、複合機11の近辺に人が滞在しているか否かを検知する人感検知部をさらに備える構成としてもよい。そして、時間カウント部45は、人感検知部により複合機11の近辺に人が滞在していることが検知されれば、カウントされた時間をリセットする。こうすることにより、複合機11からユーザーが、何らかの理由により一瞬離れた場合でも、再度の複合機11への接近により、載置台25上への原稿の載置の時間を確保することができる。
また、上記の実施の形態において、複合機11は、操作の前にユーザーの認証を行うユーザー認証部をさらに備える構成としてもよい。そして、判断部47は、ユーザー認証部により認証されたユーザーに応じて、所定の時間を変更するようにしてもよい。こうすることにより、より個々のユーザーに応じた適切な設定を行うことができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、どのような面からも制限的なものではないと理解されるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって規定され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明に係る画像形成装置は、より確実な載置台に載置された原稿の画像のファクシミリ送信が要求される場合に、特に有効に利用される。
11 複合機、12 制御部、13 操作部、14 画像読み取り部、15 画像形成部、16 給紙カセット、17 ハードディスク、18 ネットワークインターフェース部、19 主記憶メモリ、21 表示画面、22 ADF、23 ファクシミリ通信部、24 タイマー、25 載置台、26 原稿押さえ、27 ネットワーク、28 公衆回線、31 テンキー、32 スタートキー、33 電源キー、34 メニューキー、35 登録キー、36 リセットキー、41 表示制御部、42 原稿載置検知部、43 画像読み取り制御部、44 記憶制御部、45 時間カウント部、46 時間リセット部、47 判断部、48 ファクシミリ送信制御部、51a,51b,51c キー、52 残り時間。
Claims (7)
- 載置台上に載置された原稿の画像を読み取ってファクシミリ送信可能な画像形成装置であって、
情報を表示する表示部を含み、ファクシミリ通信に関する設定を受け付ける操作部と、
前記表示部に情報を表示するよう制御する表示制御部と、
原稿を載置させる載置台と、
開閉可能に構成されており、閉じられた状態で前記載置台上に載置された前記原稿を押さえる原稿押さえと、
前記載置台上に載置された原稿の画像を読み取る画像読み取り部と、
前記画像読み取り部により読み取られた前記原稿の画像のファクシミリ送信を行うファクシミリ送信部と、
前記画像読み取り部により読み取られた前記原稿の画像データを記憶する記憶部と、
前記載置台に前記原稿が載置されたか否かを検知する原稿載置検知部と、
前記原稿載置検知部により前記原稿が前記載置台上に載置されたことの検知がなされた場合に、前記画像読み取り部を作動させ、前記載置台上に載置された前記原稿の画像を読み取るよう制御する画像読み取り制御部と、
前記画像読み取り制御部が作動すれば、前記画像読み取り部により読み取られた前記原稿の画像データを前記記憶部に記憶するよう制御する記憶制御部と、
前記画像読み取り制御部を作動させ、前記載置台上に載置された前記原稿の画像を読み取った後に、時間のカウントを開始する時間カウント部と、
前記時間カウント部による時間のカウントが開始した後に、前記原稿載置検知部により再度の原稿の載置を検知すれば、前記時間カウント部による時間のカウントをリセットする時間リセット部と、
前記時間カウント部によりカウントされた時間が所定の時間に達したか否かを判断する判断部と、
前記判断部により前記所定の時間に達したと判断されるか、または、前記画像読み取り制御部による前記画像読み取り部の制御が終了すれば、前記記憶部に記憶された前記画像読み取り部により読み取られた画像データをファクシミリ送信するよう前記ファクシミリ送信部を制御するファクシミリ送信制御部とを備える、画像形成装置。 - 前記表示制御部は、前記表示部に、前記所定の時間から前記時間カウント部によりカウントされる時間の差分を表示するよう制御する、請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記表示制御部は、前記表示部に、押下により前記画像読み取り部による前記原稿の画像の読み取りを終了させる読み取り終了キーを表示させるよう制御する、請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記表示制御部は、前記表示部に、押下により前記ファクシミリ送信部によるファクシミリ送信を中止させる中止キーを表示させるよう制御する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記時間リセット部は、前記操作部による操作入力を受け付ければ、前記時間カウント部による時間のカウントをリセットする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記画像形成装置の近辺に人が滞在しているか否かを検知する人感検知部をさらに備え、
前記時間リセット部は、前記人感検知部により前記画像形成装置の近辺に人が滞在していることが検知されれば、前記カウントされた時間をリセットする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 操作の前にユーザーの認証を行うユーザー認証部をさらに備え、
前記判断部は、前記ユーザー認証部により認証された前記ユーザーに応じて、前記所定の時間を変更する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112492114A (zh) * | 2019-09-12 | 2021-03-12 | 东芝泰格有限公司 | 图像读取装置和图像读取方法 |
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