JPH11312063A - 印刷システム - Google Patents

印刷システム

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JPH11312063A
JPH11312063A JP10120783A JP12078398A JPH11312063A JP H11312063 A JPH11312063 A JP H11312063A JP 10120783 A JP10120783 A JP 10120783A JP 12078398 A JP12078398 A JP 12078398A JP H11312063 A JPH11312063 A JP H11312063A
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Takashi Ono
隆 大野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数部数印刷において、出力データに間違い
などがあった時の用紙と時間の無駄を抑制し、一旦確認
後、複数部数の印刷を行う場合の出力時間の短縮を可能
とする印刷システムの提供。 【解決手段】 コンピュータにおいて、複数部数の印刷
データ作成手段と、前記印刷データに印刷中断命令を添
付する中断命令添付手段と、前記複数部数の印刷データ
の印刷装置への送信手段と、メッセージ受信手段と、前
記メッセージに対する回答メッセージ送信手段を具備
し、また、印刷装置において、複数部数の印刷データ受
信手段と、複数部数の印刷データの解析手段と、解析し
た複数部数の印刷データのメモリ上への展開手段と、展
開された複数部数の印刷データの印刷手段と、印刷中断
手段と、印刷中断情報をコンピュータに伝えるメッセー
ジ送信手段と、前記メッセージに対する回答メッセージ
の受信手段と、前記メッセージの解析手段と、印刷復帰
手段を具備することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数部数印刷を行
う場合の印刷システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータの出力装置として、
レーザビームプリンタ等の印刷装置が広く使用されてい
る。今までコンピュータで作ったデータを複数部数印刷
する場合、まず1部だけをプリンタにより出力し、その
出力を複写機によって複数部数にコピーすることが多か
った。最近では印刷装置の高速化が進むと共に印刷装置
に装着するオプションが多様化し、特にソータなどの出
力先を複数に分けることができるオプションを装着する
場合が多くなっている。このような状況において、コン
ピュータから複数部数の印刷を行う場合、全部数のデー
タをプリンタに送信し出力するようになり、プリンタで
の複数部数出力の頻度が高くなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上述の従
来プリンタは、複数部数印刷を行う場合、一旦出力を開
始してしまうと、プリンタでの全部数の出力が終了する
まで中断できないため、全部数の出力が終ってから出力
結果を見て間違いなどを発見した場合、データを修正し
て再度全部数の出力を行わなければならず、多くの用紙
と時間の無駄が発生していた。また、予めユーザが出力
結果の確認を行うために、ホストからまず1部だけのデ
ータをプリンタに送信し出力結果を確認後、その出力結
果が正しいと判断した場合、再度ホストから残り部数の
同じデータをプリンタに送信し、プリンタにおいては、
再度データを展開してから出力するため、出力するのに
非常に時間が掛かるという課題がある。
【0004】本発明は、上述の点に着目して成されたも
ので、複数部数印刷において、出力データに間違いなど
があった時の用紙と時間の無駄を抑制すると共に、一旦
確認してから複数部数の印刷を行う場合の出力時間の短
縮を可能とする印刷システムを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記構成を備
えることにより上記課題を解決できるものである。
【0006】(1) コンピュータにおいて、複数部数
の印刷データを作成する印刷データ作成手段と、前記印
刷データ作成手段によって作成された複数部数の印刷デ
ータに印刷中断命令を添付する中断命令添付手段と、前
記複数部数の印刷データを印刷装置に送信する送信手段
と、印刷装置からのメッセージを受信するメッセージ受
信手段と、前記メッセージに対する回答メッセージを印
刷装置に送信する回答メッセージ送信手段を具備し、ま
た、印刷装置において、前記送信手段によって送信され
た複数部数の印刷データを受信する受信手段と、前記受
信手段によって受信した複数部数の印刷データを印刷装
置において解析する解析手段と、前記解析手段によって
解析した複数部数の印刷データをメモリ上に展開する展
開手段と、前記展開手段によって展開された複数部数の
印刷データを印刷する印刷手段と、前記印刷手段の途中
で印刷を中断する印刷中断手段と、印刷中断したことを
コンピュータに伝えるメッセージを送信するメッセージ
送信手段と、前記送信手段によって送信したメッセージ
に対する回答メッセージを受信するメッセージ受信手段
と、前記メッセージ受信手段によって受信したメッセー
ジを解析する解析手段と、前記解析手段によって得られ
た解析結果に応じて、印刷中断から再度印刷を開始する
印刷復帰手段を具備することを特徴とする印刷システ
ム。
【0007】(2) 前記コンピュータの印刷中断命令
は、前記印刷データ作成手段によって作成された複数部
数の印刷データを送信する前に、印刷装置で1部出力し
た後に、出力結果をユーザが確認するかを問い合わせる
問い合わせ手段と、前記問い合わせをユーザに伝えるた
めに表示装置にメッセージを表示するメッセージ表示手
段と、前記メッセージ表示手段によって表示されたメッ
セージに対するユーザの回答を取得するための回答取得
手段と、前記回答取得手段によって取得した回答を解析
する解析手段と、前記解析手段によって得られた解析結
果に応じて前記中断命令添付手段によって、添付される
ことを特徴とする前項(1)記載の印刷システム。
【0008】(3) 前記コンピュータの回答メッセー
ジは、中断した印刷を再開続行するかを、ユーザに問い
合わせる問い合わせ手段と、前記問い合わせをユーザに
伝えるために表示装置にメッセージを表示するメッセー
ジ表示手段と、前記メッセージ表示手段によって表示さ
れたメッセージに対するユーザの回答を取得するための
回答取得手段と、前記回答取得手段によって取得した回
答を解析する解析手段と、前記解析手段によって得られ
た解析結果そのものである、ことを特徴とする前項
(1)記載の印刷システム。
【0009】(4) 前記印刷装置の解析手段は、コン
ピュータから受信した複数部数の印刷データに印刷中断
命令かを、判定する判定手段を具備したことを特徴とす
る前項(1)記載の印刷システム。
【0010】(5) 前記印刷装置の印刷中断におい
て、複数部数の展開データを二次記憶装置に格納する格
納手段を具備したことを特徴とする前項(1)記載の印
刷システム。
【0011】(6) 前記印刷装置の印刷復帰におい
て、複数部数の展開データを二次記憶装置からメモリ上
に取り出す取り出し手段と、前記取り出し手段によって
メモリ上に取り出された展開データを印刷することを特
徴とする前項(1)記載の印刷システム。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。
【0013】(実施例1)図1は、本実施例が適用され
るプリンタを含んだ印刷システムの構成例を示すブロッ
ク図である。同図において、101は、ホストコンピュ
ータ等の外部機器、102は本実施例を適用したレーザ
ビームプリンタである。105はイメージデータ(2値
または多値データ)に基づいて、周知の電子写真プロセ
スによって感光ドラム上に潛像を形成し、用紙に転写し
て定着し、印字を行うプリンタエンジン部、103はプ
リンタエンジン部105に接続され、ホストコンピュー
タ等の外部機器101から送られるコードデータ(ES
Cコード、各種PDL等)を受け、このコードデータに
基づいてドットデータからなるページ情報を生成し、プ
リンタエンジン部105に対して所定のインターフェー
ス手段によってイメージデータを送信するプリンタコン
トローラ部、104はユーザ(操作者)とのインターフ
ェースを行うパネル部であり、ユーザはパネル部104
を操作することによってレーザビームプリンタ102に
所定の動作を指示することができる。
【0014】図2は、本実施例が適用されるプリンタの
機構を示す側断面模式図である。同図において、201
はプリンタ筐体、202は操作パネルであり、操作パネ
ル202は操作のためのスイッチ及びLED表示器、L
CD表示器が配されており、これは、図1において示し
たパネル部104の物理的側面である。
【0015】203は、プリンタの印字プロセス制御を
行うプリンタエンジン部105及びプリンタ全体の制御
とホストコンピュータからのデータを解析しイメージデ
ータに変換するプリンタコントローラ部103が収納さ
れる制御ボード収納部である。
【0016】210は用紙を載置保持する用紙カセット
であり、不図示の仕切り板によって電気的に用紙サイズ
を検知する機構を有する。211はカセット給紙クラッ
チであり、用紙カセット210上に載置された用紙の最
上位の用紙一枚のみを分離し、不図示の駆動手段によっ
て分離した用紙を給紙ローラ212まで搬送させるカム
で、給紙の度に間欠的に回転し、1回転に対応して1枚
の用紙を給紙する。
【0017】214はレジストシャッタであり、用紙を
押圧して給紙を停止させる。給紙ローラ212は、用紙
の先端部をレジストシャッタ214まで搬送する。21
9は手差し給紙用トレイであり、215は手差し給紙ク
ラッチである。手差し給紙クラッチ215は用紙の先端
をレジストシャッタ214まで搬送する。
【0018】以上のような構成によって用紙カセット2
10及び手差し給紙用トレイ219から選択的に用紙を
給紙することが可能となる。
【0019】プリンタエンジン部105は、プリンタコ
ントローラ部103と所定の通信プロトコルによって通
信を行い、プリンタコントローラ部103からの指示に
よって、カセット210、または手差し給紙用トレイ2
19の中から給紙手段を決定し、印字開始指示によって
上記の通り給紙を開始し、用紙をレジストシャッタ21
4まで搬送する。204はカートリッジであり、感光ド
ラム205及び不図示のトナー保持部を有する。206
はレーザドライバ、207は回転多面鏡、208は反射
ミラー、209はビームディテクタである。
【0020】レジストシャッタ214まで用紙が搬送さ
れると、プリンタコントローラ部103から送られたイ
メージデータに応じて、レーザドライバによってオンオ
フ駆動される不図示の半導体レーザから発射されるレー
ザビームは、回転多面鏡207により主走査方向に走査
され反射ミラーを介して感光ドラム205上に導かれ結
像し、主走査方向に走査して主走査ライン上に潜像を形
成する。このレーザビームの発射に同期してレジストシ
ャッタ214を上方に駆動し、用紙の搬送をレーザビー
ムの副走査に同期させる。レーザビームの走査開始時に
配置されたビームディテクタ209は、レーザビームを
検出することによって主走査の画像書き出しタイミング
を決定するための同期信号を形成し、プリンタコントロ
ーラ部103に送る。その後用紙は搬送ローラ213に
よって搬送され、感光ドラムは不図示のモータによって
回転駆動され、現像器220によってトナー像として顕
像化された後、用紙上に転写される。トナー像が転写さ
れた用紙はその後、定着ローラ216によりトナー像が
加熱定着され、搬送ローラ217を経て、排紙ローラ2
18によりプリンタ筐体201の排紙トレイに排紙され
る。
【0021】図3に、本実施例のプリンタコントローラ
部103のブロック図を示す。同図において、301
は、パネル部104とのデータ通信によって、操作者か
らの諸設定や指示をパネル部104から受け取るパネル
インタフェース部、302はホストコンピュータ等の外
部機器101との信号の入出力部であるホストインタフ
ェース部、306はプリンタエンジン部105との信号
の入出力部であるエンジンインタフェース部であり、不
図示のバッファレジスタからデータ信号送出を行うと共
にプリンタエンジン105との通信制御を行う。303
は外部機器101より送られる制御コードデータに基づ
いて実際の印字のためのビットマップデータを発生する
画像データ発生部であり、305は画像データを格納す
る画像メモリ、309はプリンタコントローラ部103
全体の制御を司るCPU、304はCPU309の制御
コードを格納するROMであり、307はCPU309
の使用する一時記憶用RAMである。310は不揮発性
のメモリ手段であるEEPROMである。308はDM
A制御部であり、CPU309からの指示により画像メ
モリ内のビットマップデータを、エンジンインタフェ−
ス部306に転送する。311はファイルシステムによ
ってデータの入出力を行うハードディスクである。31
2はアドレスバス及びデータバスを持つシステムバスで
ある。パネルインタフェース部301、ホストインタフ
ェース部302、画像データ発生部303、ROM30
4、画像メモリ305、エンジンインタフェース部30
6、RAM307、DMA制御部308、CPU309
及びEEPROM310は、各々システムバス312に
接続され、システムバス312上にある全ての機能部に
アクセス可能である。
【0022】CPU309を制御する制御コードは、不
図示のシステムクロックによってタスクと称されるロー
ドモジュール単位に時分割制御するOSと、機能単位に
動作する複数のロードモジュール(タスク)によって構
成されるものとする。
【0023】図4は、複数部数の印刷を行う場合のホス
トにおける制御フローチャートである。印刷データが作
成されると、そのデータが複数部数印刷かを調べ(S1
01)、複数部数印刷でない場合は、その儘、印刷デー
タをプリンタへ送信する(S102)。複数部数印刷の
場合は、1部の印刷を終了後、出力結果を確認してから
残りの部数を印刷(確認印刷)するかを、ユーザに問い
合わせる(S103)。ユーザが確認印刷しないを、選
択した場合は、その儘、印刷データをプリンタへ送信す
る(S102)。
【0024】一方、ユーザが確認印刷するを、選択した
場合は、印刷データに確認制御命令を添付して(S10
4)、印刷データをプリンタへ送信し(S105)、プ
リンタから1部の印刷の終了を知らせるメッセージが送
られてくるまで待機する(S106)。この後プリンタ
から1部の印刷終了メッセージが送られてきたら、残り
部数を出力するかをユーザに問い合わせる(S10
7)。ユーザが残り部数の印刷続行を選択した場合、プ
リンタに残り部数の印刷続行命令を送信する(S10
8)。一方、ユーザが残り部数の印刷のキャンセルを選
択した場合、プリンタに残り部数の印刷中断命令を送信
し(S109)、ホストでの処理を終了する。
【0025】図5は、確認印刷するか(S103)をユ
ーザに問い合わせる時に、ホストのディスプレイに表示
するメッセージの一例である。
【0026】ユーザが確認印刷しないを選択する場合
は、ディスプレイに表示されている“いいえ”のボタン
を押すことにより、その儘の印刷データでプリンタへの
送信を開始する。一方、ユーザが確認印刷するを選択す
る場合は、ディスプレイに表示されている“はい”のボ
タンを押すことにより、印刷データに確認印刷制御命令
を添付し、プリンタへの送信を開始する。
【0027】図6は、プリンタで出力された1部の出力
結果をユーザが確認し、残り部数を印刷するかをユーザ
に問い合わせる(S107)時にホストのディスプレイ
に表示するメッセージの一例である。
【0028】ユーザが出力結果を確認し、残り部数の印
刷するを選択する場合は、ディスプレイに表示されてい
る“はい”のボタンを押すことにより、プリンタに残り
部数の出力を行うように印刷続行命令を送信する。一
方、残り部数の印刷キャンセルを選択する場合は、ディ
スプレイに表示されている“いいえ”のボタンを押すこ
とにより、プリンタに残り部数の出力をキャンセルする
ように印刷中断命令を送信する。
【0029】図7は、複数部数印刷を行う場合のプリン
タにおける制御フローチャートである。ホストから送ら
れた印刷データを受信すると(S201)、印刷データ
を解析し、複数部数印刷をするデータかを調べ(S20
2)、複数部数印刷をしないデータの場合は全て出力を
行う(S203)。一方、複数部数印刷をするデータの
場合は、確認印刷をするかを調べ(S204)、確認印
刷しない場合は、全部数の出力を行う(S203)。確
認印刷する場合は、データを展開し、先ず1部だけ出力
する(S205)と同時に展開データをハードディスク
に格納する(S206)。1部の出力が終了したら、ホ
ストに確認依頼のメッセージを送信し(S207)、ホ
ストからの回答メッセージが送られてくるまで待機する
(S208)。この後、ホストからの回答メッセージを
受け取ると、残りの部数の出力を行うかを調べ(S20
9)、回答メッセージが残り部数の印刷続行命令の場合
は、ハードディスクから展開データをメモリに取り出
し、残り部数の出力を行う(S210)。残り部数の出
力が終了したら、ハードディスクの展開データを消去す
る(S211)。一方、ホストからの回答メッセージが
残り部数の印刷中断命令の場合は、ハードディスクの展
開データを消去し(S211)、プリンタでの処理を終
了する。
【0030】図8は、1部出力と同時に展開データをハ
ードディスクに格納した時の構成を示す説明図である。
【0031】展開データを格納する前にメモリ上に展開
データを管理するためのテーブルの領域を確保し、テー
ブルに残り部数と1部当りのページ数、プレーン数、更
に、ファイルシステムによってハードディスクに格納し
た展開データのファイル名を格納する。この後、ホスト
からの命令により残り部数の出力を行う場合、このテー
ブルのファイル名により展開データをメモリ上に取り出
し、テーブルに指定されている部数、ページ数、プレー
ン数により出力を行う。
【0032】(実施例2)実施例1では、ホストにおい
て、確認印刷命令を添付したデータを送信した後からプ
リンタからの1部出力メッセージを受け取るまで待機
(S105〜S106)しているが、マルチタスク処理
可能なホストにおいては、別タスクで(S106)以下
を実行することで、1部出力が完了する間に、他の印刷
データの送信を行うことが可能になる。
【0033】(実施例3)実施例1では、プリンタにお
いて、1部出力しホストに確認依頼のメッセージを送信
後、ホストからの回答メッセージが送られてくるまで待
機(S207〜S208)しているが、マルチタスク処
理可能なプリンタにおいては、別タスクで以下を実行す
ることで、ユーザが出力結果を確認している間に、他の
データの出力が可能となる。
【0034】(実施例4)実施例1では、展開データ
を、その儘ハードディスクに格納しているが、ハードデ
ィスクの使用状況に応じ、展開データを圧縮してハード
ディスクに格納できるようにしてもよい。また、メモリ
容量が十分にある場合は、展開データをハードディスク
に格納することなくメモリ上に残しておき、より高速に
出力するようにしてもよい。
【0035】(実施例5)実施例1では、プリンタにお
いて、展開データを格納するのにハードディスクを用い
ているが、展開データを格納できる容量を持ったハード
ディスクの代替となるデバイスを用いてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数部数印刷を行う場合に、ユーザの選択によって1部
出力した時点で、一旦プリンタでの出力を中断すること
ができ、ユーザが出力結果を確認して残り部数の印刷を
するかどうかをユーザによって選択することが可能とな
るため、出力する全部数の出力が終了してから間違いな
どが見つかった場合の用紙の無駄と出力に掛かった時間
の無駄を抑制でき、また、1部出力すると同時に展開デ
ータをハードディスクに格納することにより、ホストか
ら1部送信してから、再度ホストから残り部数のデータ
を送信する場合と比較し、展開時間を省略することがで
きるため、確認を必要とする複数部数印刷を行う場合に
おいて、より短時間での出力が可能となる、という効果
を呈する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用されるプリンタを含むシステム
の全体構成を示すブロック図
【図2】 本発明が適用されるプリンタの機構を示す側
断面模式図
【図3】 本発明が適用されるプリンタコントローラの
電気的構成を示すブロック図
【図4】 本発明における複数部数印刷時のホストでの
制御フローチャート
【図5】 本発明における確認印刷の有無を選択するた
めのメッセージの表示例説明図
【図6】 本発明における残り部数の印刷の実行を選択
するためのメッセージの表示例説明図
【図7】 本発明における複数部数印刷時のプリンタで
の制御フローチャート
【図8】 本発明における展開データのハードディスク
格納時の構成を示す説明図
【符号の説明】
101 外部機器 102 レーザビームプリンタ 103 プリンタコントローラ部 104 パネル部 105 プリンタエンジン部 201 プリンタ筐体 202 操作パネル 203 制御ボード収納部 204 カートリッジ 205 感光ドラム 206 レーザドライバ 207 回転多面鏡 208 反射ミラー 209 ビームディテクタ 210 カセット 211 カセット給紙クラッチ 212 給紙ローラ 213 搬送ローラ 214 レジストシャッタ 215 手差し給紙クラッチ 216 定着ローラ 217 搬送ローラ 218 排紙ローラ 219 手差し給紙用トレイ 220 現像器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータにおいて、複数部数の印刷
    データを作成する印刷データ作成手段と、前記印刷デー
    タ作成手段によって作成された複数部数の印刷データに
    印刷中断命令を添付する中断命令添付手段と、前記複数
    部数の印刷データを印刷装置に送信する送信手段と、印
    刷装置からのメッセージを受信するメッセージ受信手段
    と、前記メッセージに対する回答メッセージを印刷装置
    に送信する回答メッセージ送信手段を具備し、また、印
    刷装置において、前記送信手段によって送信された複数
    部数の印刷データを受信する受信手段と、前記受信手段
    によって受信した複数部数の印刷データを印刷装置にお
    いて解析する解析手段と、前記解析手段によって解析し
    た複数部数の印刷データをメモリ上に展開する展開手段
    と、前記展開手段によって展開された複数部数の印刷デ
    ータを印刷する印刷手段と、前記印刷手段の途中で印刷
    を中断する印刷中断手段と、印刷中断したことをコンピ
    ュータに伝えるメッセージを送信するメッセージ送信手
    段と、前記送信手段によって送信したメッセージに対す
    る回答メッセージを受信するメッセージ受信手段と、前
    記メッセージ受信手段によって受信したメッセージを解
    析する解析手段と、前記解析手段によって得られた解析
    結果に応じて、印刷中断から再度印刷を開始する印刷復
    帰手段を具備することを特徴とする印刷システム。
  2. 【請求項2】 前記コンピュータの印刷中断命令は、前
    記印刷データ作成手段によって作成された複数部数の印
    刷データを送信する前に、印刷装置で1部出力した後
    に、出力結果をユーザが確認するかを問い合わせる問い
    合わせ手段と、前記問い合わせをユーザに伝えるために
    表示装置にメッセージを表示するメッセージ表示手段
    と、前記メッセージ表示手段によって表示されたメッセ
    ージに対するユーザの回答を取得するための回答取得手
    段と、前記回答取得手段によって取得した回答を解析す
    る解析手段と、前記解析手段によって得られた解析結果
    に応じて前記中断命令添付手段によって、添付されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の印刷システム。
  3. 【請求項3】 前記コンピュータの回答メッセージは、
    中断した印刷を再開続行するかを、ユーザに問い合わせ
    る問い合わせ手段と、前記問い合わせをユーザに伝える
    ために表示装置にメッセージを表示するメッセージ表示
    手段と、前記メッセージ表示手段によって表示されたメ
    ッセージに対するユーザの回答を取得するための回答取
    得手段と、前記回答取得手段によって取得した回答を解
    析する解析手段と、前記解析手段によって得られた解析
    結果そのものである、ことを特徴とする請求項1記載の
    印刷システム。
  4. 【請求項4】 前記印刷装置の解析手段は、コンピュー
    タから受信した複数部数の印刷データに印刷中断命令か
    を、判定する判定手段を具備したことを特徴とする請求
    項1記載の印刷システム。
  5. 【請求項5】 前記印刷装置の印刷中断において、複数
    部数の展開データを二次記憶装置に格納する格納手段を
    具備したことを特徴とする請求項1記載の印刷システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記印刷装置の印刷復帰において、複数
    部数の展開データを二次記憶装置からメモリ上に取り出
    す取り出し手段と、前記取り出し手段によってメモリ上
    に取り出された展開データを印刷することを特徴とする
    請求項1記載の印刷システム。
JP10120783A 1998-04-30 1998-04-30 印刷システム Withdrawn JPH11312063A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016012048A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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JP2016012048A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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