JP2007050572A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 一連の画像形成作動を実行する場合に、通常の印刷と縁なし印刷が混在したような印刷ジョブに対して、生産性を低下させず高品位な画像形成ができる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 画像データに基づき、通常の印刷又は縁なし印刷により記録媒体に画像を形成できる画像形成手段を有する画像形成装置において、1ページ単位で、縁なし印刷情報を出力することができる縁なし印刷情報出力手段と、前記縁なし印刷情報の出力に応答して、1ページ単位でフルブリード印刷制御を行わせる制御手段を備えたこと。
【選択図】 図4

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリあるいはこれらの複合機としての画像形成装置に関し、特に、縁なし印刷ができる画像形成装置に関する。
一般に、画像形成装置により記録媒体に画像を形成する場合は、記録媒体から画像がはみ出さないように考慮して、記録媒体の外周部に設けられた所定の余白の内側の領域に画像が形成されるようになっているが、最近では、カラー画像が形成できる画像形成装置で、例えば、カラーの葉書印刷を行わせる場合等においては、特に、記録媒体の全面に縁なしで印刷したいという要望が強い。
しかしながら、電子写真プロセスの画像形成装置においては、縁なし印刷(フルブリード印刷ともいう。)を実施した場合に、記録媒体である転写紙の全面に完全にトナー画像を転写することは極めて困難であり、転写紙からはみ出したトナー画像の一部が転写ローラ等の転写部に転移し、それが、次に画像を形成する転写紙の裏面や端面を汚して画像品位を落としてしまうという問題があった。
そこで、転写紙からトナー画像がはみ出すことにより画像に欠けが生じて画像の品位が低下したり、転写されなかったトナーによる汚れを防止するために、転写紙の搬送中の傾き等を含めた転写紙サイズを検出して、検出した転写紙サイズに対してトナー画像のズレを無くし、はみ出さないように、像担持体上の画像のサイズを変更するようにした装置(例えば、特許文献1)が提案されている。
特開2004−341051号公報
しかしながら、特許文献1は、搬送中の転写紙の傾き程度等を精度よく検出し、転写紙から画像がはみ出さないようにすることはできるが、特許文献1の技術では、縁なし印刷を実行した場合に、転写紙の外周の端面にトナーが付着しないようにすることはできないという問題がある。
また、例えば、縁なし印刷を実行した時は、通常の印刷で転写紙にトナー像を転写したときに転写ローラに付着したトナーより多いトナーが転写ローラに付着しているので、トナーで汚れた転写ローラをクリーニングするためには、通常の印刷を行った時に実行するクリーニング作動より多くのクリーニング作動を繰り返す等の処置が必要となるので、このクリーニング作動を行うためには、次に画像を形成する転写紙が転写ローラに到達するタイミングを遅らせて、十分なクリーニングが実行できる時間を作り出す必要がある。
そこで、結果として、転写紙の搬送間隔が広がって、通常の印刷時に比べて生産性が極端に落ちてしまうという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑み、一連の画像形成作動を実行する場合に、通常の印刷と縁なし印刷が混在したような印刷ジョブに対して、生産性を低下させず高品位な画像形成ができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、下記構成を採ることで上記目的を達成できる。
(1)
画像データに基づき、通常の印刷又は縁なし印刷により記録媒体に画像を形成できる画像形成手段を有する画像形成装置において、
1ページ単位で、縁なし印刷情報を出力することができる縁なし印刷情報出力手段と、
前記縁なし印刷情報の出力に応答して、1ページ単位でフルブリード印刷制御を行わせる制御手段を備えたこと
を特徴とする画像形成装置。
(2)
前記縁なし印刷情報出力手段は、
1ページ単位で、記録媒体の周辺の予め設定した範囲内に前記記録媒体に形成する画像データがあるか否かを検出し、画像データがあると判断した場合に、前記縁なし印刷情報を出力すること
を特徴とする(1)に記載の画像形成装置。
(3)
前記縁なし印刷情報出力手段は、
1ページ単位で、記録媒体の周辺の予め設定した範囲内に存在する画像データを計数して累積計数値とする画像データ累積計数手段と、
複数の記録媒体のサイズに対応して予め設定された前記累積計数値に関するそれぞれの閾値を記憶する閾値記憶手段とを有し、
前記累積計数値と前記閾値を比較して、前記累積計数値が大きいと判断した場合に、前記縁なし印刷情報を出力すること
を特徴とする(1)又は(2)に記載の画像形成装置。
(4)
前記制御手段は、出力モードとして、原稿を読み取る画像読取手段により得られた画像データに基づき記録媒体に画像を形成するコピアモードと外部情報機器から入力された画像データに基づき記録媒体に画像を形成するプリンタモードとを有すると共に、前記閾値記憶手段は前記閾値としてコピアモードに対応する第1の閾値とプリンタモードに対応する第2の閾値を記憶し、
前記縁なし印刷情報出力手段は、出力モードに応じて、前記第1の閾値と前記第2の閾値を切り換えて使用すること
を特徴とする(3)に記載の画像形成装置。
(5)
前記第1の閾値は、前記第2の閾値より閾値の値が大きく設定されていること
を特徴とする(4)に記載の画像形成装置。
(6)
前記縁なし印刷情報出力手段は、
1ページ単位で、前記画像形成手段の画像形成作動における主走査方向及び副走査方向について、記録媒体のサイズと前記記録媒体に形成される画像のサイズのそれぞれの長さを比較し、
主走査方向又は副走査方向の何れか一方の前記画像のサイズの長さが前記記録媒体のサイズの長さより大きいと判断した場合に、前記縁なし印刷情報を出力すること
を特徴とする(1)に記載の画像形成装置。
(7)
入力設定手段を有し、
前記縁なし印刷情報出力手段は、
前記入力設定手段により入力された1ページ単位の縁なし印刷指示情報に基づき、前記縁なし印刷情報を出力すること
を特徴とする(1)に記載の画像形成装置。
(8)
通常の印刷時に実行する第1のクリーニングモードと縁なし印刷時に実行する第2のクリーニングモードを有するクリーニング手段を備え、
前記フルブリード印刷制御は、
前記制御手段が前記画像形成手段に対して前記縁なし印刷を実行させた場合に、前記クリーニング手段に対して前記第2のクリーニングモードを実行させること
を特徴とする(1)に記載の画像形成装置。
(9)
前記第2のクリーニングモードは、前記第1のクリーニングモードとは異なるクリーニング動作を実行すること
を特徴とする(8)に記載の画像形成装置。
本発明は、通常の印刷と縁なし印刷が混在した一連の画像形成作動を行う場合に、1ページ単位で縁なし印刷か否かを判断することにより、縁なし印刷を実行したと判断した時は、制御手段は、例えば、転写部である転写ローラに対して転写紙からはみ出したトナーをクリーニングする縁なし印刷用のクリーニング制御を行うフルブリード印刷制御を実行するようにしたので、通常の印刷と縁なし印刷が混在しても、効率的な転写ローラのクリーニングと転写紙の搬送が連携して行え、生産性を低下させることなく高品位な画像が形成できる画像形成装置を提供できる。
また、縁なし印刷情報出力手段は、1ページ単位で、記録媒体の周辺の予め設定した範囲内に画像データがあると判断した場合に、縁なし印刷情報を出力するようにしたことにより、確実に縁なし印刷が実行されたことが判断でき、フルブリード印刷制御を実行できるので生産性を低下させることなく高品位な画像が形成できる画像形成装置を提供できる。
また、縁なし印刷情報出力手段は、1ページ単位で、記録媒体の周辺の予め設定した範囲内に存在する画像データを計数した累積計数値と閾値とを比較して、累積計数値が大きいと判断した場合に、縁なし印刷情報を出力するようにしたことにより、確実に記録媒体からはみ出した画像があることを検出して縁なし印刷が実行されたことが判断でき、フルブリード印刷制御を実行できるので生産性を低下させることなく高品位な画像が形成できる画像形成装置を提供できる。
また、制御手段が出力モードとしてコピアモードとプリンタモードを有する場合は、それぞれのモードに適した閾値が設定され、画像のはみだしを検出する時は、出力モードに応じて設定された閾値と累積計数値とを比較することにより、確実に記録媒体からはみ出した画像があることを検出してフルブリード印刷制御を実行できるので生産性を低下させることなく高品位な画像が形成できる画像形成装置を提供できる。
また、縁なし印刷情報出力手段は、1ページ単位で、記録媒体のサイズと前記記録媒体に形成される画像のサイズのそれぞれの長さを比較し、何れか一方の画像のサイズの長さが記録媒体のサイズの長さより大きいと判断した場合に、縁なし印刷情報を出力することにより、確実に記録媒体からはみ出した画像があることを簡単に検出して縁なし印刷が実行されたことが判断でき、フルブリード印刷制御を実行できるので生産性を低下させることなく高品位な画像が形成できる画像形成装置を提供できる。
また、縁なし印刷情報出力手段は、入力設定手段により入力された1ページ単位の縁なし印刷指示情報に基づき、縁なし印刷情報を出力することにより、使用者が希望するページに対して確実にフルブリード印刷制御を実行できるので生産性を低下させることなく高品位な画像が形成できる画像形成装置を提供できる。
また、フルブリード印刷制御は、画像形成手段に対して縁なし印刷を実行させた場合に、クリーニング手段に対して縁なし印刷用の第2のクリーニングモードを実行させることにより、クリーニングモードを使い分けて、生産性を低下させることなく高品位な画像が形成できる画像形成装置を提供できる。
また、第2のクリーニングモードは、第1のクリーニングモードとは異なるクリーニング動作、例えば、第1のクリーニングモードを複数回繰り返したり、第1のクリーニングモードとは異なるクリーニング動作を組み合わせたりすることにより、確実に記録媒体からはみ出したトナーをクリーニングできるので、生産性を低下させることなく高品位な画像が形成できる画像形成装置を提供できる。
以下、図面を参照しながら本発明を詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。なお、各図面において、同一符号のものは同一の物を示すものとし、適宜、関連する他の図面を参照して、詳細に説明するものとする。
図1は本発明に係る画像形成装置の概略図、図2は本発明に係る画像形成装置の回路構成を示すブロック図、図3は本発明に係る縁なし印刷モードの設定画面の一例を示し、図4は本発明に係る画像データの累積計数値を検出する検出方法の一例を説明するための模式図、図5は本発明に係るフルブリード印刷制御の一例を説明するためのフローチャート、図6は本発明に係るフルブリード印刷制御実行時の縁なし印刷用のクリーニング制御の一例を説明するための模式図である。
図1により本発明に係る画像形成装置の構成について説明する。
本発明の実施の形態における画像形成装置20は、電子写真方式の複写機とする。電子写真方式の複写機はよく知られているので、本発明と直接関わりのない部分に関しては簡単に説明する。
20は画像形成装置、30は画像形成装置20に装着された自動原稿送り装置(ADF)である。
画像形成装置20は、筐体1の右側面部に、比較的少量の記録媒体である転写材Pを供給するための手差し皿2が設けられ、左側面部には排紙皿3が設けられている。
排紙皿3には、後述する給紙カセット12や手差し皿2から供給され、画像が形成された転写材Pが排紙され積載するようになっている。
なお、転写材Pには、普通紙からなる通常の転写紙やOHPシート等からなる特殊な転写紙があるが、本実施の形態においては、特に断りのない限り、普通紙からなる通常の転写紙(単に、転写紙Pともいう。)を使用するものとする。
筐体1の底面部には画像形成装置20を移動できるようにするためのキャスター4が設けられている。
筐体1の前面の上部には、画像形成装置20を作動させるための表示手段及び操作入力手段としてのコントロールパネルCPが設けられている。
コントロールパネルCPには、表示手段DPとしての液晶表示装置、あるいは、液晶表示装置にタッチパネル等が組み込まれたタッチパネル式の液晶表示装置がある。
また、記録媒体に対する画像の印刷(コピー、プリントともいう。)をカラー又は白黒の何れにするか等の種々の画像形成条件やコピー枚数や部数あるいは転写紙サイズ等の制御関連情報の入力のために、数値等を入力するキーボードKB、及び、コピー等の一連の画像形成動作を実行させるスタート釦(コピー釦ともいう。)SK等からなる操作入力手段が入力装置として設けられている。
特に、タッチパネル式の表示手段DPは、表示部に示される数字や文字や記号等が描かれたボタン等の図柄に使用者が触れると、表示部に示される情報の選択や設定等の入力ができるようになっており、入力手段を兼ねている。
特に、本実施の形態においては、転写紙サイズや搬送方向の転写紙の縦・横寸法が、後述する記録媒体のサイズの情報として入力できたり選択設定できるようになっている。また、転写紙Pの片面のみに画像を形成する片面モードや転写紙の両面に画像を形成する両面モード、あるいは、転写紙の周辺に設けられた所定の余白の内側の領域内に画像を形成する通常の印刷モード又は転写紙の全面に画像を形成する縁なし印刷モード等の印刷モードを設定することができるようになっている。
筐体1の内部には、制御手段EC、転写手段8、クリーニング手段9、定着装置10、画像形成手段11、画像読取手段13、給排紙手段14、および、中間転写体16等が設けられている。
制御手段ECは、制御回路とも呼ばれ、画像形成装置20の全ての作動を制御するための手段であり、CPU(中央演算装置:Cental Processing Unit)等からなる電気回路で構成されている。そして、CPUに予め記憶された制御プログラムや制御データ等に基づき、画像形成装置20を構成する全ての手段を駆動制御するようになっている。
また、画像形成装置20にADF30等の付属装置が接続されている場合は、同様に、制御手段ECは、これらの付属装置と協働して、画像形成装置20のシステムとして全体が円滑に作動するように駆動制御する。
更に、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)等で、パーソナルコンピュータあるいは、他の情報機器等と接続されている場合も、制御手段ECは、これらの機器と協働して、作動に必要な情報の記憶や授受を含め支障なく円滑に駆動制御できるものとする。
画像形成手段11は、画像情報(図や写真、記号や英数文字を含む。)に基づく画像を形成するための手段である。本実施の形態はタンデム方式と呼ばれており、イエロー(Y)画像を形成する画像形成ユニット11Y、マゼンタ(M)画像を形成する画像形成ユニット11M、シアン(C)画像を形成する画像形成ユニット11C、黒(K)画像を形成する画像形成ユニット11Kを、中間転写体16に沿って上部から下部へと縦方向に順に画像形成装置20の内部に配置している。
画像形成手段11を構成する画像形成ユニット11Y、11M、11C、11Kは、使用するトナーの色が異なる以外は、同じ作動を行うので、ここでは、イエロー(Y)画像を形成する画像形成ユニット11Yについてのみ記号を付して詳細に説明する。
画像形成ユニット11Yは、例えば、モータ等の駆動源により予め設定された作像方向(例えば、反時計方向)に回転する感光体ドラム(感光体とも言う。)5Y、感光体ドラム5Yを一様に帯電する帯電手段6Y、原稿の画像情報(画像データともいう)に基づき信号化され、感光体ドラム5Yに静電潜像を形成する露光光EY、感光体ドラム5Yに形成された静電潜像をトナー像として顕像化する現像手段7Y、感光体ドラム5Yに形成されたトナー像を中間転写体16に転写する転写手段8Y(1次転写手段ともいう。)、トナー像が中間転写体16に転写された後、感光体ドラム5Yに残留するトナーや紙粉等を掻き落とすためのクリーニング手段9Y等により構成されている。
そして、それぞれの画像形成ユニットで形成されたトナー像は、例えば、時計方向に回転するベルト状の中間転写体16(転写ベルトともいう。)に順に転写され重ね合わされるようになっている。
中間転写体16に転写されたそれぞれの色のトナー像は、転写手段としての転写ローラ8によりトナー像の極性とは逆極性の電荷が転写紙Pに付与されて静電気力により中間転写体16から転写紙Pに転写される。
トナー像が転写された転写紙Pは、定着装置10を通過する工程でトナー像が溶融固着(定着)され、Y、M、C、Kのトナーによるカラー画像が形成された転写紙Pは、その後、排紙皿3に排出されるようになっている。
なお、本実施の形態のように、中間転写体を用いた画像形成装置は、それぞれの画像形成ユニットで形成されたトナー像を中間転写体上に重ね合わせることができるので、カラー画像形成装置に広く利用されている。また、中間転写体は画像形成ユニットで形成されたトナー像を転写できるものであれば、転写ベルトに限らず、円筒状上の感光体(感光体ドラムともいう。)であっても良い。
転写手段8は、転写分離手段とも呼ばれ、本実施の形態においては、接触転写方式による転写ローラ8として構成され、感光体ドラム5や中間転写体16と対向する転写位置に配置されており、感光体ドラム5に形成されたトナー像を中間転写体16に転写し、また、中間転写体16上に形成されたトナー像を転写紙Pにトナ像の極性とは逆極性の電荷を付与して静電気力で転写するための手段である。
なお、8Y、8M、8C、8K(8Yのみ記号を付す。)は、同様の構成で、画像形成ユニット11Y、11M、11C、11Kで形成されたトナー像を中間転写体16に転写するために使用される手段である。
特に、本実施の形態においては、詳細は後述するが、中間転写体16からトナー像を記録媒体である転写紙Pに転写する転写手段8は、中間転写体16から転写紙Pにトナー像を転写した後に、転写ローラ8に付着しているトナーを中間転写体16に再度転写(転移)させることで、転写ローラをクリーニングするようになっており、例えば、付着しているトナーと同極性または逆極性の電荷を転写ローラに適宜に付与するクリーニング制御を行うようになっている。
クリーニング手段9は、中間転写体16に残存するトナーや紙粉等を除去するもので、ブレードやブラシローラ等により構成されている。9Y、9M、9C、9K(9Yのみ記号を付す。)は、同様の構成で、画像形成ユニット11Y、11M、11C、11Kの感光体ドラムをクリーニングするために使用されるクリーニング手段である。
定着装置10は、図示はしないが、例えば、ヒータを内包する加熱ローラと加圧ローラ等で構成されており、転写紙Pに転写されたトナー像を熱(例えば、200℃程度)と圧力等により溶融固着(定着)するための手段である。
画像読取手段13は、光源LT、ミラー群MR、結像レンズLZ等からなる読取光学系と、CCD(固体撮像素子)等を含む電気回路からなる読取装置ESとで、構成されている。
読取装置ESは、筐体1の上部に設けられたプラテンガラス(図示せず)上に載置した原稿を走査(スキャンともいう。)して読取ったり、自動原稿送り装置30により読取位置に搬送された原稿の画像情報を読取り、画像データに変換して、制御手段ECに設けられた記憶手段に画像データを記憶するようになっている。
例えば、ADF30により搬送された原稿を画像読取手段13で読み取る場合は、読取位置に搬送された原稿を光源LTが照射し、ミラー群MRを介して、原稿からの反射光を結像レンズLZにより読取装置ESのCCD面に結像させ、CCDの出力する画像情報を画像データとして記憶するようになっている。
給排紙手段14は、給紙カセット12と、駆動源としてのモータや複数のローラ等からなる給排紙搬送手段(転写紙搬送手段)として構成されている。
給紙カセット12は、例えば、特殊な転写紙を収納するカセット12aと、普通紙を収納するカセット12b等とで構成されている。
給排紙手段14としての給排紙搬送手段は、詳細は後述するが、搬送経路A、B、C、D等を備えており、片面モードや両面モードを実行することが出来るようになっている。
例えば、制御手段ECの指示により、特殊な転写紙、あるいは普通紙を選択した後に、駆動源であるモータを回転させることにより、複数のローラ群等を回転駆動させて、給紙カセット12から適切なタイミングで中間転写体16に向けて給紙搬送し、定着装置10でトナー像が溶融固着(定着)され画像が形成された後に、排紙皿3へ排紙搬送するようになっている。
中間転写体16は、転写ベルトとも呼ばれ、複数のローラに張架されたベルト状の物で構成されており、本実施の形態においては、図示せぬモータ等の駆動源により、時計方向に回転するようになっている。
なお、中間転写体を用いる場合は、電気的特性(体積抵抗率、表面抵抗率等)、厚さ、構造(例えば、単層、2層、3層等の層数)、材料、材質等は、作像条件などにより適切なものを種々選択して採用することが望ましい。
ADF30は、搬送装置全体がADF筐体31で覆われ、ADF筐体31の外部に原稿載置台32と排紙部33が設けられている。
原稿載置台32には、例えば、第1頁の原稿面(表面)を最上部にした状態の複数の原稿WPが載置される。載置された原稿WPは、複数のローラ等により構成される原稿搬送装置により読取位置に搬送され、読取装置ESで読み取られ、排紙部33に排紙される。
原稿搬送装置は、図示せぬ駆動制御回路により、画像形成装置20の制御手段ECと連動して作動するようになっている。
次に、本実施の形態における画像形成作動について説明する。
転写紙Pの片面に画像を形成する片面モードの場合は、制御回路ECの後述するCPU110の指示により駆動制御回路150が作動し、画像読取手段13により読み取られた画像データ、あるいは、LAN等の通信網により、記憶手段に記憶された画像データに基づき、良く知られた静電写真方式の画像形成ユニット11Yの作動により、イエロー(Y)のトナー像が形成され、中間転写体16に転写される。
同様に、画像形成ユニット11M、11C、11Kにより、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像が形成され、中間転写体16に転写される。
一方、給紙カセット12から取り出された1枚の転写紙Pは、給排紙手段14によりX1方向から中間転写体16の近傍に設けられたローラR2(レジストローラともいう。)の位置で一旦停止した後に、適切なタイミングで、ローラR2により転写紙Pは中間転写体16の方向へと搬送される。
転写紙Pが中間転写体16に近づくと、転写ローラ8が中間転写体16に接触する方向に作動し、その後、中間転写体16と転写ローラ8とが対向する転写位置で、中間転写体16と転写ローラ8とに挟持されるようにして転写紙Pが通過するとき、トナー像の極性とは逆極性の電荷が付与され、この静電気力により中間転写体16上のトナー像が転写紙Pの第2面(表面)に転写される。
トナー像が転写された転写紙Pは、定着装置10を通過してトナー像を溶融固着し、X4方向に搬送され、図1に示す排紙皿3に排紙される。複数枚の転写紙Pの片面に画像を形成する場合は、この作動を繰り返して実行することになる。
また、両面コピー(両面モード)を行う場合は、まず、制御手段ECのCPU110は、駆動制御回路150により、前述の転写紙Pの片面に画像を形成する作動を行わせる。
そして、片面に画像が形成された転写紙Pは、定着装置10を通過した後に、排紙皿3方向(矢印X4方向)へと搬送され、転写紙Pの後端が一対のローラHRを通過する寸前に、制御手段ECはローラHRの回転を停止する。
引き続いて、ローラHRを逆方向に回転させることによりX3方向に搬送し、転写紙の表裏を反転させ、搬送経路C、Dを経て搬送経路Aへと搬送する。
搬送経路Aに再度進入した転写紙Pは、ローラR2の位置で一旦停止した後に、適切なタイミングで中間転写体16方向に搬送され、第1面(裏面)に画像形成手段11により形成されたトナー像が、片面コピーと同様に、中間転写体16から転写ローラ8により転写紙Pに転写される。
そして、定着装置10を通過した後、今度は、ローラHRが停止することなく、排紙皿3に向けてX4方向に転写紙Pを搬送して排紙し、1枚の転写紙Pの両面コピーを終了する。従って、複数枚の両面コピーが行われる場合は、この工程を繰り返すことになる。
また、本実施の形態においては、前述のように、転写紙の周辺に設けられた所定の余白の内側の領域内に画像を形成する通常の印刷モードや転写紙の全面に画像を形成する縁なし印刷モード等の印刷モードを設定することができるようになっているので、片面モードや両面モードと組み合わせて、一連の画像形成作動の中で記録媒体である転写紙に対して通常の印刷モードや縁なし印刷モードが混在する画像を形成することができる。
次に、図2により、本発明に係る画像形成装置の回路構成について説明する。なお、本実施の形態においては、説明を簡単にするために、画像形成装置が複写機である場合について説明する。
100は画像形成装置20全体の各種手段と回路との構成を示している。110は画像形成装置全体の制御を行うCPUであり、画像形成装置20を制御するための各種モードのプログラムやプログラムを実行するために必要なデータ等が予め記憶されている。
CPU110には、情報制御回路120、画像処理回路140、駆動制御回路150および電源回路400等が接続されている。そして、これらの回路により図1に示す制御手段ECが構成され、画像形成装置20全体の制御ができるようになっている。
情報制御回路120は、CPU110の指示により、インタフェース(I/F)130を介して外部情報機器500と接続して、文字や画像等の画像情報や画像形成等に必要な転写紙サイズや画像の濃度や倍率等の設定情報を入力し記憶手段160に記憶する。そして、記憶手段160に記憶された設定情報等を画像処理回路140や駆動制御回路150、あるいは表示手段300等に出力するようになっている。
また、情報制御回路120は、外部情報機器500から入力した画像情報や設定情報等からなるJOBデータ等の情報や、画像処理回路140や駆動制御回路150等を含む回路や各種手段の作動に必要な指示情報等を判断し、画像形成装置の作動に支障がないように、適宜円滑に画像形成装置の各回路や各種手段に情報を伝達する機能を有している。
なお、外部情報機器500は、主としてコンピュータやインターネット・サーバーであるが、場合によっては、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)上の他の画像形成装置、あるいは、デジタル・カメラや計測した情報を出力可能な計測装置等の情報機器が想定される。
また、本実施の形態においては、情報制御回路120は、後述する記憶手段160に記憶された、例えば、1頁当たりの画像データや記録媒体である転写紙に関するデータから転写紙サイズや画像サイズを取得できるようになっている。
例えば、転写紙のA4、B4等のデータが記憶されていれば転写紙の縦・横寸法を求めることができるし、A4(縦)の転写紙に1頁当たりの画像情報を形成するようにした画像データが記憶されていれば画像の縦・横寸法を求めることができ、それぞれ求めたデータを転写紙のサイズ(転写紙サイズともいう。)や画像のサイズ(画像サイズともいう。)として記憶手段160に記憶することができる。
また、例えば、幅検出手段としての幅検出センサーを設けて、搬送されている転写紙の縦・横寸法のデータを検出して、転写紙サイズや画像サイズを取得することができる。
また、転写紙サイズや画像サイズは、例えば、外部情報機器500から制御回路ECの情報制御回路120を介して記憶手段160に入力される画像情報とともに取得したり、コントロールパネルCPの操作入力手段により転写紙サイズや画像サイズをデータとして入力させることにより取得することもできる。また、転写紙サイズは、転写紙を収納する給紙カセットから転写紙サイズを取得することもできる。
さらに、詳細は後述するが、情報制御回路120は、フルブリード印刷制御を実行する手段としても機能する。
フルブリード印刷制御とは、例えば、外部情報機器500から1ページ単位で入力された画像情報としての画像データあるいは転写紙サイズや画像サイズのデータ等に基づき、画像形成手段11により形成された画像が記録媒体である転写紙Pからはみ出しているか否かを検出することにより、画像がはみ出していることが検出された場合は縁なし印刷が実行されたと判断して、縁なし印刷が実行された場合は、転写ローラ8に対して転写紙Pからはみ出して付着したトーナをクリーニングするために、通常の印刷時のクリーニングとは異なる縁なし印刷時用のクリーニング制御を行うことを言う。
また、縁なし印刷時用のクリーニング制御は、転写紙Pからはみ出して転写ローラに付着した多量のトーナをクリーニングする必要があり、例えば、付着しているトナーと同極性または逆極性の電荷を複数回付与して、付着したトナーを中間転写体16に転移させるクリーニング制御を行うことを言う。
従って、縁なし印刷時用のクリーニング制御は、通常の印刷時のクリーニング作動時間より長いクリーニング作動時間を必要とするため、縁なし印刷が実行された場合、つまり、フルブリード印刷制御においては、縁なし印刷時用のクリーニング制御に必要な時間に対応して、次に搬送されてくる転写紙Pの搬送間隔を長くするように制御している。
インタフェース(I/F)130は、情報授受手段であり、前述のコンピュータや他の画像形成装置、インターネット・サーバー等の外部情報機器500と各種ネットワークを介して接続できるように構成されている。
操作入力手段200は、画像形成装置20のコントロールパネルCPに設けられた入力装置である。前述したタッチパネル式の表示手段である液晶表示装置DPやキーボードKB、及び、スタート釦SK等が想定される。また、操作入力手段200は、場合によっては、画像形成装置20の各種作動モードを設定するための入力手段にもなる。例えば、設定入力できる操作モードとしては、カラーモード、白黒モード、あるいは印刷に関しては片面印刷モードと両面印刷モード、転写紙の排紙搬送に関してはフェイスアップ排紙モード、フェイスダウン排紙モード等が設けられている。
特に、本実施の形態においては、通常の印刷モードや縁なし印刷モードをタッチパネル式の液晶表示装置DPで選択設定することができるようになっている。
表示手段300は、前述の液晶表示装置、あるいは、液晶表示部にタッチパネル等が組み込まれた表示装置DP等により構成されている。
表示手段300には、操作入力手段200で情報を入力する際の操作手順や各種情報の一覧表示、あるいは記憶手段160に記憶された情報の表示、画像形成装置20の作動中の状態表示や警告表示等が表示されるようになっている。
画像処理回路140は、CPU110の指示により、画像読取手段13が読み取った原稿の画像情報をデジタル変換して、画像データとして記憶手段160に記憶させたり、記憶手段160に記憶されている画像データに基づき画像形成手段11が画像を形成する際に、画像形成手段11の画像形成方式に適したデータや信号等に変換する回路である。
駆動制御回路150は、CPU110の指示により、画像処理回路140と協働して、転写手段8、定着手段10、画像形成手段11、画像読取手段13、給排紙手段14、及び、ADF30等を、予め設定された作動モードに基づき、適切なタイミングで作動させ画像形成作動を行なわせるための回路である。
転写手段8としての転写ローラは、駆動制御回路150により作動され、中間転写体16に重ね合わされたトナー像の極性とは逆極性の電荷を付与して転写紙Pにトナー像を転写する作動を行うようになっている。8Y、8M、8C、8Kは画像形成ユニット11Y、11M、11C、11Kで、感光体ドラム5に形成されたトナー像を中間転写体16に転写する作動を行う。
また、中間転写体16から転写紙Pにトナー像を転写させる転写手段8としての転写ローラは、転写ローラ8に付着しているトナーと同極性または逆極性の電荷を転写ローラに適宜に付与するようになっており、クリーニング制御に関しては後述する。
定着装置10は、駆動制御回路150の指示により、転写紙Pに転写されたトナー像を熱と圧力等により溶融固着(定着)する。
画像形成手段11は、CPU110の指示により、駆動制御回路150により作動され、画像処理回路140が記憶手段160に記憶された画像データに基づき、それぞれの画像形成ユニット11Y、11M、11C、11Kで、それぞれの色のトナー像を感光体ドラム5に形成して、形成されたトナー像を中間転写体16に転写するようになっている。
画像読取手段13は、駆動制御回路150により作動され、読取位置に搬送された原稿の画像情報を読取装置ESで読み取り、読み取られた画像情報は、例えば、画像処理回路140により、デジタルの画像データに変換して、記憶手段160に記憶するようになっている。
給排紙手段14は、CPU110に予め設定されたプログラムに基づき、駆動制御回路150により、転写手段8、定着装置10、及び画像形成ユニット11等と協働して作動し、転写紙Pを円滑にタイミング良く搬送する作動を行う。
自動原稿送り装置(ADF)30は、図1に示すように、原稿載置台32に載置された原稿を原稿搬送装置により自動的に1枚づつ読取位置に搬送する装置で、画像形成装置20のCPU110の指示により、駆動制御回路150と連携して作動する。
記憶手段160は、画像を形成するために必要な画像データ及び画像形成装置20を制御するための設定条件等からなるJOBデータ、及び、各種設定モードのプログラム等の情報を記憶するようになっている。
電源回路400は、使用者の操作により、電源スイッチ(図示せず)が投入されると、電源から適切な通電が画像形成装置全体に行われ、電源スイッチが遮断されると、通電が遮断されるようになっている。
なお、電源スイッチが投入(ON)されていても、例えば、画像形成装置を待機状態にする省電モード等の場合は、CPU110の指示により、一時的なメモリの記憶内容等の保存のために必要な通電のみを継続し、定着装置のヒータ等の他の通電を遮断することができるようになっている。
また、電源スイッチにより電源が遮断(OFF)された場合も、前述の画像形成装置を待機状態にする省電モード等の場合のように、全ての電源を遮断するのではなく、CPU110等が作動するために必要な通電は行い、電源スイッチが投入(ON)されたり、LANを介して画像情報が入力された場合等に対応して、素早く画像形成作動等が開始できるようにしても良い。
次に、記録媒体から画像がはみ出しているか否かを検出する検出方法について説明する。縁なし印刷を指示したページを検出する検出方法には大別すると3つの方法がある。
第1の方法としては、例えば、使用者が操作入力手段200により縁なし印刷モードを選択し、縁なし印刷を実行するページを指定した場合は、縁なし印刷が指定されたページを検出することにより、検出されたページは記録媒体から画像がはみ出していることを検出することができる。
具体的には、例えば、図3(A)に示す操作入力手段200のタッチパネル式の表示画面により「フルブリード印刷」ボタンを指で押して次に「OK」ボタンを押すことにより縁なし印刷モードを設定すると、図3(B)図に示すページ設定画面が表示される。
ページ設定画面のページ範囲設定部PSにはページ範囲をキーボードKBを使用して入力するようになっており、フルブリード設定部FBでは縁なし印刷を実行する場合は「オン」を、実行しない場合(通常の印刷)は「オフ」を選択する。そして、設定された内容は表示部DSに表示されるようになっている。
例えば、ページ数が8ページの原稿を印刷する時、5ページのみ縁なし印刷を行う場合は、ページ範囲設定部PSにP1−P4と入力しフルブリード設定部FBでオフを選択、次に、ページ範囲設定部PSにP5と入力しフルブリード設定部FBでオンを選択、さらに、ページ範囲設定部PSにP6−P8と入力しフルブリード設定部FBでオフを選択し、「OK」ボタンを押すことにより通常の印刷と縁なし印刷とが混在したフルブリード印刷の混合設定を実行することができる。
従って、情報制御回路120は例えば5ページを印刷するときに、縁なし印刷情報を出力するので、駆動制御回路150は画像形成手段11により縁なし印刷を行い、転写手段8は転写紙にトナー像を転写した後に、縁なし印刷用のクリーニング制御を行い、給排紙手段14は縁なし印刷用のクリーニング制御と連携して、次の転写紙の搬送間隔を長く制御して、フルブリード印刷制御を実行するようになっている。
第2の方法としては、外部情報機器500から画像形成装置20に入力されてきた1ページ単位の画像情報から画像がはみ出していることを検出することができる。つまり、外部情報機器500から入力される1頁単位の画像情報は、例えば、A4(縦)の転写紙に対して1頁単位でレイアウトされた画像に関する画像データとして送信されてくるので、この1頁単位の画像データに基づき、画像を形成する際の主走査方向又は副走査方向に関する寸法について分析すれば、転写紙サイズや画像サイズが検出でき、検出された転写紙サイズと画像サイズを比較することにより記録媒体から画像がはみ出しているか否かを検出することができる。
具体的には、外部情報機器500から画像形成装置20に入力されてきた1ページ単位の画像情報を情報制御回路120は一旦、画像データとして記憶手段160に記憶する。次に、1ページ単位で画像形成を実行する際に、記憶手段160から読み出した1ページ単位の画像データは画像処理回路140で、画像を形成する際の主走査方向又は副走査方向に関する画像の寸法が求められ画像サイズを決定する。また、入力された画像データを印刷する転写紙が、例えばA4(縦)と設定されていたとすると210mm(横)×297mm(縦)の転写紙サイズが決定するので、情報制御回路120は、この転写紙サイズと画像サイズを比較して、画像サイズが大きいと判断した場合は、情報制御回路120は、縁なし印刷情報を出力し、駆動制御回路150は、画像形成手段11と転写手段8と給排紙手段14に対して、前述のフルブリード印刷制御を実行するように指示する。
第3の方法としては、外部情報機器500から画像形成装置20に入力されてきた1ページ単位の画像情報としての画像データに関して、画像が形成される転写紙の周辺の予め設定した範囲に存在する画像データを計数して累積計数値とし、この累積計数値と記録媒体のサイズに対応して予め設定された閾値とを比較することにより、累積計数値が大きい場合に記録媒体から画像がはみ出していることを検出することができる。
図4により、累積計数値により画像のはみ出しを検出する方法について説明する。
図4は、矢印X方向に転写紙Pが搬送され、例えば「A」の画像が形成される状態を示している。一点鎖線で示されたG1は転写紙Pに対して、例えば+3mm大きな画像検出領域を示し、破線で示されたG2は例えば−3mm小さな画像検出領域を示示しており、この転写紙Pに対して±3mmの領域に画像があるか否かを検出するようにしている。
WYは主走査方向の画像データ計数領域を示し、WY1,WY2は共に転写紙Pの幅PYに対して±3mmに設定されている。同様に、WXは幅走査方向の画像データ計数領域を示し、WX1,WX2は共に転写紙Pの長さPXに対して±3mmに設定されている。
HI、H2、H3は、縁なし印刷を実行した場合に、転写紙Pからはみ出した画像の部分を示している。
実際には、画像のはみ出しの検出は電気回路内で処理される。例えば、記憶手段160から読み出された画像データを画像処理回路140に入力すると、図4に示すようなG1とG2に囲われた領域の画像データを主走査方向と副走査方向とにより計数して累積計数値を算出する。そして、検出されたH1、H2、H3の画像データの累積計数値が予め設定された閾値より大きい場合は、画像がはみ出していると情報制御回路120が判断して、縁なし印刷情報を出力し、駆動制御回路150は、画像形成手段11と転写手段8と給排紙手段14に対して、前述のフルブリード印刷制御を実行するように指示する。
なお、画像検出領域を転写紙Pの±3mmの範囲に規制した理由は、転写紙Pが搬送中に傾く可能性があり、仮に傾いた場合でも、はみ出した画像を検出できるように傾きを考慮して設定したものである。勿論、画像検出領域は本実施の形態における±3mmに限定するものではなく、対象となる画像形成装置に適した画像検出領域を適宜に設定しても良い。
なお、一点鎖線で示されたG1のように、転写紙Pの外側の領域を規制したのは、画像形成装置20に送られてくる画像データの中には、転写紙Pに形成する画像以外の画像の画像データが含まれた状態で送られてくる可能性があるので、このような転写紙Pに画像を形成しない画像データをはみ出した画像として誤って計数しないようにするために設けたものである。
また、通常の印刷では、破線で示されたG2の内側の領域に画像が形成されるようになっているので、転写紙Pから画像がはみ出すことはない。
次に、図5により、画像のはみ出しを検出してフルブリード印刷制御を行う手順について説明する。前提として、画像のはみ出しは、前述の累積計数値により検出するものとする。
(ST1)
転写紙サイズを読み出すステップである。情報制御回路120は、記憶手段160に1ページ単位の画像データとして記憶されているデータの中から転写紙に関するデータを抽出して、画像のはみ出しの検出の基準となる図4に示す転写紙Pのサイズを設定するとST2に進む。
(ST2)
±3mm領域の有効画素数を計数するステップである。つまり、転写紙Pの外周に設定された±3mmの領域内の画像データを主走査方向と副走査方向とにより計数して累積計数値を算出するようにしている。
ここでは、実際に計数する画像データとして画像を形成する画素を計数することにしている。従って、カラーの画像の場合は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)の各色の画素があるので、各色の画素について計数してST3に進む。なお、各色の画素数は記憶手段160に記憶しておくことが望ましい。
(ST3)
有効画素数の総和を算出するステップである。それぞれの色について計数された画素数をを加算して累積計数値としての有効画素数を算出するとST4に進む。なお、有効画素数は記憶手段160に記憶しておくことが望ましい。
(ST4)
プリンタモードか否かを判断するステップである。出力モードがプリンタモードであればST5に進み、コピアモードであればST6に進む。
つまり、画像形成装置20は、例えば、プラテンガラス上又はADFの原稿載置台に原稿を載置して複写機として機能する場合は、コピアモードとして機能し、外部情報機器500から入力された画像データにより画像を形成する場合はプリンタモードとして機能するようになっている。
コピアモードの場合は、原稿を読み取るために原稿に対して光源から光を照射するようになっているが、光を照射した時に、原稿の端面部の影が原稿の端面部近傍の余白部分に生じる現象が発生することがあり、影が発生した場合は、画像のはみ出しを検出する時に、この影を原稿のはみ出し部分と認識することがあるので、コピアモードの場合は、後述する閾値の値を若干大きくしている。
しかしながら、プリンタモードの場合は、転写紙サイズや画像がデータとして送られて来るため、コピアモードのように影を生じる等の現象が発生しないので、出力モードがプリンタモードの場合の閾値(第2の閾値)はコピアモードの場合の閾値(第1の閾値)より閾値の値が小さく設定されている。従って、どちらの閾値を使用するかを判断するために、このステップで、どちらの出力モードが設定されているかを判断するようにしている。
(ST5)
第1の閾値を読出すステップである。プリンタモードの場合はコピアモードの場合の閾値(第2の閾値)より小さく設定されている閾値を記憶手段160から読み出しST7に進む。
(ST6)
第2の閾値を読出すステップである。コピアモードの場合はプリンタモードの場合の閾値(第1の閾値)より大きく設定されている閾値を記憶手段160から読み出しST7に進む。
(ST7)
有効画素数の総和が閾値より大きいか否かを判断するステップである。情報制御回路120は、累積計数値としての有効画素数の総和が閾値より大きいと判断した場合は、転写紙Pから画像がはみ出していることを示すので、縁なし印刷が実行されたと判断して、縁なし印刷情報を出力してST8に進み、大きくない場合は縁なし印刷が実行されなかった、つまり、通常印刷制御(通常の印刷の制御)が実行されたものと判断してST9に進む。
(ST8)
フルブリード印刷制御を実行するステップである。情報制御回路120の出力する縁なし印刷情報に基づき、駆動制御回路150は画像形成手段11により縁なし印刷を行い、転写手段8は転写紙にトナー像を転写した後に、縁なし印刷用のクリーニング制御を行い、給排紙手段14は縁なし印刷用のクリーニング制御と連携して、次の転写紙の搬送間隔を長く制御して、フルブリード印刷制御を実行するとST10に進む。
(ST9)
通常の印刷の制御を行うステップである。通常の印刷の制御を実行してST10に進む。
(ST10)
全ページの画像形成が終了したか否かを判断するステップである。本実施の形態におけるフルブリード印刷制御は、1頁単位で実行されるので、画像形成が実行されていないページが残っている場合はST1に戻り、全てのページの画像形成が実行された場合は修了するようになっている。
次に、図6により、フルブリード印刷制御実行時の縁なし印刷用のクリーニング制御について説明する。
図6(A)は、転写ローラ8近傍付近における先行する転写紙P1と次の転写紙P2との関係を示している。図6(B)は中間転写体16と転写ローラ8との関係を模式的に示したものである。
図6(A)に示すように、転写紙P1、P2が矢印方向に搬送されているとすると、先行する転写紙P1に対して縁なし印刷が実行された場合、転写ローラ8に転写紙P1からはみ出したトナーTが付着する。
従って、本実施の形態においては、駆動制御回路150は、先行する転写紙P1に対する中間転写体16上のトナー画像が転写され、転写紙P1の後端部が転写ローラ8から離れた後に、fの区間において波形Wとして示すように転写ローラ8に対して、トナー画像と同極性の電界またはそれとは逆極性の電界を定電流電源ESにより交互に、例えば、2〜3.5サイクル程度の複数サイクル付与して、転写ローラ8に付着したトナーTを中間転写体16に転移させるようにしている。また、中間転写体16に転移したトナーTは、その後、図1に示すクリーニング手段9でクリーニングされるようになっている。
なお、転写ローラ8に対して、どの程度の電界を付与するか、また、何サイクル程度付与するか等の電界付与条件は、対象となる画像形成装置や転写ローラの機能や性能等を考慮して、適宜に設定することが望ましい。
また、フルブリード印刷制御におけるクリーニング動作を実行させる場合には、上述のクリーニング動作とは異なるクリーニング動作を更に組合せて実行させるようにしても良い。
以上のように、本発明の実施の形態において、記録媒体である転写紙から画像がはみ出していることを、例えば前述の3つの検出方式の何れかにより検出することにより、縁なし印刷が実行されたと判断し、縁なし情報が出力されたときに、転写ローラに付着したトナーを中間転写体に転移させる縁なし印刷用のクリーニング制御を行い転写ローラをクリーニングするフルブリード印刷制御について説明したが、本発明の実施の形態においては、縁なし印刷が実行されたことが検出された時、速やかに転写ローラにはみ出して付着したトナーをクリーニングして、生産性を低下させずに次の転写紙への高品位な画像形成ができるようにするものである。
従って、転写紙から画像がはみ出していることを検出する検出方式は前述の3方式に限定するものではなく、また、フルブリード印刷制御における縁なし印刷用のクリーニング制御も本実施の形態に限定するものではない。
そして、通常の印刷と縁なし印刷が混在した一連の画像形成作動を行う場合に、縁なし印刷を実行したと判断した時は、制御手段は、フルブリード印刷制御を実行するようにしたので、通常の印刷と縁なし印刷が混在しても、効率的な転写ローラのクリーニングと転写紙の搬送が連携して行え、生産性を低下させることなく高品位な画像が形成できる画像形成装置を提供できるようになった。
また、縁なし印刷情報出力手段は、記録媒体の周辺の予め設定した範囲内に存在する画像データを計数した累積計数値と閾値とを比較したり、記録媒体のサイズと前記記録媒体に形成される画像のサイズのそれぞれの長さを比較ししたりして、1ページ単位で、記録媒体からはみ出した画像データがあると判断した場合に、縁なし印刷情報を出力するようにしたことにより、確実に縁なし印刷が実行されたことが判断でき、フルブリード印刷制御を実行できるので生産性を低下させることなく高品位な画像が形成できる画像形成装置を提供できるようになった。
また、縁なし印刷情報出力手段は、入力設定手段により入力された1ページ単位の縁なし印刷指示情報に基づき、縁なし印刷情報を出力することにより、使用者が希望するページに対して確実にフルブリード印刷制御を実行できるので生産性を低下させることなく高品位な画像が形成できる画像形成装置を提供できるようになった。
また、画像形成手段に対して縁なし印刷を実行させた場合に、クリーニング手段に対して縁なし印刷用の第2のクリーニングモードを実行させるフルブリード印刷制御をおこなうことにより、クリーニングモードを使い分けて、生産性を低下させることなく高品位な画像が形成できる画像形成装置を提供できるようになった。
なお、画像形成装置が複写機の場合について説明したが、縁なし印刷が実行できるものであれば、画像形成装置は複写機に限らず、プリンタやファクシミリ装置、あるいは、これらの複合機であっても良いことは言うまでもない。
本発明に係る画像形成装置の概略図。 本発明に係る画像形成装置の回路構成を示すブロック図。 本発明に係る縁なし印刷モードの設定画面の一例を示す模式図。 本発明に係る画像データのはみ出しを検出する検出方法の一例を説明するための模式図。 本発明に係るフルブリード印刷制御の一例を説明するためのフローチャート。 本発明に係るフルブリード印刷制御実行時の縁なし印刷用のクリーニング制御の一例を説明するための模式図。
符号の説明
1 筐体
2 手差し皿
3 排紙皿
4 キャスター
5 感光体ドラム
6 帯電手段
7 現像手段
8 転写手段
9 クリーニング手段
10 定着装置
11 画像形成手段
12 給紙カセット
13 画像読取手段
14 給排紙手段
16 中間転写体
20 画像形成装置
30 自動原稿送り装置

Claims (9)

  1. 画像データに基づき、通常の印刷又は縁なし印刷により記録媒体に画像を形成できる画像形成手段を有する画像形成装置において、
    1ページ単位で、縁なし印刷情報を出力することができる縁なし印刷情報出力手段と、
    前記縁なし印刷情報の出力に応答して、1ページ単位でフルブリード印刷制御を行わせる制御手段を備えたこと
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 前記縁なし印刷情報出力手段は、
    1ページ単位で、記録媒体の周辺の予め設定した範囲内に前記記録媒体に形成する画像データがあるか否かを検出し、画像データがあると判断した場合に、前記縁なし印刷情報を出力すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記縁なし印刷情報出力手段は、
    1ページ単位で、記録媒体の周辺の予め設定した範囲内に存在する画像データを計数して累積計数値とする画像データ累積計数手段と、
    複数の記録媒体のサイズに対応して予め設定された前記累積計数値に関するそれぞれの閾値を記憶する閾値記憶手段とを有し、
    前記累積計数値と前記閾値を比較して、前記累積計数値が大きいと判断した場合に、前記縁なし印刷情報を出力すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、出力モードとして、原稿を読み取る画像読取手段により得られた画像データに基づき記録媒体に画像を形成するコピアモードと外部情報機器から入力された画像データに基づき記録媒体に画像を形成するプリンタモードとを有すると共に、前記閾値記憶手段は前記閾値としてコピアモードに対応する第1の閾値とプリンタモードに対応する第2の閾値を記憶し、
    前記縁なし印刷情報出力手段は、出力モードに応じて、前記第1の閾値と前記第2の閾値を切り換えて使用すること
    を特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1の閾値は、前記第2の閾値より閾値の値が大きく設定されていること
    を特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記縁なし印刷情報出力手段は、
    1ページ単位で、前記画像形成手段の画像形成作動における主走査方向及び副走査方向について、記録媒体のサイズと前記記録媒体に形成される画像のサイズのそれぞれの長さを比較し、
    主走査方向又は副走査方向の何れか一方の前記画像のサイズの長さが前記記録媒体のサイズの長さより大きいと判断した場合に、前記縁なし印刷情報を出力すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 入力設定手段を有し、
    前記縁なし印刷情報出力手段は、
    前記入力設定手段により入力された1ページ単位の縁なし印刷指示情報に基づき、前記縁なし印刷情報を出力すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 通常の印刷時に実行する第1のクリーニングモードと縁なし印刷時に実行する第2のクリーニングモードを有するクリーニング手段を備え、
    前記フルブリード印刷制御は、
    前記制御手段が前記画像形成手段に対して前記縁なし印刷を実行させた場合に、前記クリーニング手段に対して前記第2のクリーニングモードを実行させること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 前記第2のクリーニングモードは、前記第1のクリーニングモードとは異なるクリーニング動作を実行すること
    を特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
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