JP6175016B2 - 画像読み取り装置、および画像処理装置 - Google Patents

画像読み取り装置、および画像処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6175016B2
JP6175016B2 JP2014065496A JP2014065496A JP6175016B2 JP 6175016 B2 JP6175016 B2 JP 6175016B2 JP 2014065496 A JP2014065496 A JP 2014065496A JP 2014065496 A JP2014065496 A JP 2014065496A JP 6175016 B2 JP6175016 B2 JP 6175016B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carriage
image
document
light
platen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014065496A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015192151A (ja
Inventor
信哉 松井
信哉 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2014065496A priority Critical patent/JP6175016B2/ja
Priority to US14/664,942 priority patent/US9225865B2/en
Publication of JP2015192151A publication Critical patent/JP2015192151A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6175016B2 publication Critical patent/JP6175016B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00976Arrangements for regulating environment, e.g. removing static electricity
    • H04N1/00997Light control, e.g. shielding from ambient light or preventing light leakage
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00835Detecting external or ambient light
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/04Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Image Input (AREA)

Description

この発明は、画像読み取り装置、および画像処理装置に関するものであり、特に、原稿の画像を読み取る画像読み取り装置、およびこのような画像読み取り装置を含む画像処理装置に関するものである。
デジタル複合機等に代表される画像処理装置には、原稿の画像を読み取る画像読み取り装置が備えられている。画像読み取り装置は、ADF(Auto Document Feeder(自動原稿送り装置))にセットされた複数の原稿の画像や、プラテンに載置された原稿の画像を読み取る。画像処理装置は、画像読み取り装置によって読み取られた画像を基に、画像処理を行ったり、画像形成部において画像を形成する。
画像読み取り装置は、イメージセンサーが設けられたキャリッジと呼ばれる読み取り部によって、原稿の画像を読み取る。キャリッジは、プラテンの下部領域に配置されており、いわゆる副走査方向に移動可能である。キャリッジは、露光ランプを含み、露光ランプから発する光を原稿に照射し、原稿からの反射光を集光し、イメージセンサーによって原稿の画像を読み取る。ADFにセットされた原稿の画像を読み取る場合、キャリッジは副走査方向の所定の箇所に留められる。ADFは、キャリッジの位置する箇所に原稿を順次搬送する。キャリッジは、設けられたイメージセンサーによって搬送された複数の原稿の画像を読み取る。プラテンに載置された原稿の画像を読み取る場合、キャリッジは副走査方向に移動しながら、露光ランプの光をプラテンに載置された原稿に照射し、反射光を集光し、イメージセンサーによって原稿の画像を読み取る。すなわち、キャリッジは、原稿のセット方法によって所定の位置で留められた状態で画像を読み取ったり、副走査方向に移動しながら画像を読み取ったりする。
このように、画像を読み取る際に移動したり、所定の位置に留められたりするキャリッジについては、キャリッジの基準位置となるホームポジション(HP(Home Position)、以下「HP」と略す場合がある。)が設定されている。例えば、画像読み取り装置において、省エネモードであるスリープモードが解除された時には、画像読み取り装置の初期動作としてキャリッジをHPに移動させる。その後、このHPをキャリッジの基準位置として、ADFによって搬送される原稿の画像を読み取る際の読み取り位置にキャリッジを移動したり、プラテンに載置された画像の読み取りを開始する位置にキャリッジを移動したりする。このような構成によれば、例えば、前回の画像読み取りにおいて、キャリッジがどのような位置で停止していたとしても、適切な位置からキャリッジによる読み取りをさせることができ、適切な画像の読み取りを行うことができる。
ここで、このようなHPを設定した画像読み取り装置に関する技術が、特開平8−149299号公報(特許文献1)、および特開2001−5119号公報(特許文献2)に開示されている。特許文献1によると、画像読み取り装置において、原稿の画像を読み取る際に、キャリッジの第一ミラーをホームポジションに位置するようにしている。そして、このホームポジションに位置させたキャリッジに対して、シェーディング補正を行う位置や原稿の画像を読み取る位置にキャリッジを移動させることとしている。第一ミラーをホームポジションに位置させる際には、PI(Photo Interrupter)を用いることとしている。具体的には、遮光板をキャリッジに取り付け、キャリッジに連動して移動するような構成とする。そして、遮光板によって遮光された光量をPIセンサで検知することにより、キャリッジの位置を検出することとしている。しかし、このような構成は、比較的高価なPIセンサを必ず設けなければならず、また、機構が複雑となることも相まって、結果としてコストアップの要因となっていた。
また、特許文献2によると、イニシャライズ動作において確実に第1キャリッジを所定のホームポジションに導くために、イニシャライズ時に位置決めマークを検出し、駆動手段によって駆動することによって保持手段をホームポジションに導く画像読み取り装置を開示している。特許文献2においては、PIセンサを設けず、画像を読み取る際に用いられるイメージセンサーによって位置決めマークを検出することにより、キャリッジの位置を把握することとしている。しかし、このような画像読み取り装置は、露光ランプの光をユーザーが受ける場合もあり、ユーザーが眩しく不快に感じることもあった。
これら特許文献1および特許文献2に開示された技術に対し、特開2013−207469号公報(特許文献3)によると、画像読み取り装置において、キャリッジと、イメージセンサーと、発光部と、基準位置設定部とを備える構成としている。そして、発光部から発光される光を検出して、キャリッジの基準位置を把握することにしている。こうすることにより、キャリッジをホームポジションに移動させる際に、ユーザーが眩しく感じる原稿読み取り用の露光ランプを点灯することなく、イメージセンサーを用いてキャリッジをホームポジションに適切に配置するようにしている。
特開平8−149299号公報 特開2001−5119号公報 特開2013−207469号公報
特許文献3においては、画像読み取り装置において、ホームポジションを検出するために用いる発光部を新たに設ける構成としている。すなわち、発光部から発光された光を検出することによって、キャリッジをホームポジションに配置するようにしている。しかし、発光部を設けることなくキャリッジをホームポジションに配置することができれば、よりコストダウンを図ることができる。
この発明の目的は、コストダウンを図りつつ、キャリッジを適切にホームポジションに配置することができる画像読み取り装置を提供することである。
この発明の他の目的は、適切に画像を処理することができる画像処理装置を提供することである。
この発明に係る画像読み取り装置は、画像を読み取る原稿を載置するプラテンと、プラテンの下部領域に配置され、プラテンに沿って副走査方向に移動可能であり、原稿へ光を照射する露光ランプ、およびイメージセンサーを含み、原稿からの反射光を基に原稿の画像をイメージセンサーに読み取らせるキャリッジと、プラテンと副走査方向に隣り合う位置に設けられ、露光ランプから外部への光を遮光する遮光部と、遮光部が設けられた領域、または遮光部が設けられた領域と主走査方向に隣り合う領域であって、イメージセンサーによって読み取り可能な位置に設けられ、キャリッジのホームポジションと関連付けられた位置を規定する位置決めマークと、キャリッジの位置において、キャリッジの上側から入射される外乱光の有無を検知する外乱光有無検知部と、キャリッジの位置を確認する動作時では、外乱光有無検知部が外乱光があると検知しているときは、露光ランプを消灯してキャリッジを移動させ、外乱光有無検知部が外乱光がないと検知しているときは、露光ランプを点灯させてキャリッジを移動させて、イメージセンサーにより位置決めマークの位置を検出するよう制御する制御手段とを備える。
このような画像読み取り装置によると、外乱光有無検知部が外乱光があると検知しているときは、露光ランプを消灯してキャリッジを移動させる。この場合、露光ランプを消灯しているため、ユーザーが露光ランプからの光を眩しく感じることはない。一方、外乱光有無検知部が外乱光がないと検知しているときは、露光ランプを点灯させてキャリッジを移動させる。この場合、遮光部によって露光ランプの光が遮光されるため、ユーザーが露光ランプからの光を眩しく感じることはない。そして、キャリッジにより露光ランプからの光を照射して、遮光部が設けられた領域、または遮光部が設けられた領域と主走査方向に隣り合う領域であって、イメージセンサーによって読み取り可能な位置に設けられた位置決めマークを検知することができる。位置決めマークは、キャリッジのホームポジションと関連付けられた位置として規定されているため、キャリッジをホームポジションに適切に移動させることができる。この場合、露光ランプを含むキャリッジを利用して位置決めマークの位置をイメージセンサーにより検知しているため、新たに発光部やPIセンサを設ける必要はない。したがって、このような画像読み取り装置によると、コストダウンを図りつつ、キャリッジを適切にホームポジションに配置することができる。
この発明の他の局面においては、画像処理装置は、上記した構成の画像読み取り装置を含む。このような画像処理装置は、上記した構成の画像読み取り装置を含むため、適切に画像を処理することができる。
このような画像読み取り装置によると、コストダウンを図りつつ、キャリッジを適切にホームポジションに配置することができる。
また、このような画像処理装置によると、適切に画像を処理することができる。
この発明の一実施形態に係る画像処理装置をデジタル複合機に適用した場合のデジタル複合機の外観を示す概略斜視図であり、原稿押さえを開けた状態を示す。 この発明の一実施形態に係る画像処理装置をデジタル複合機に適用した場合のデジタル複合機の外観を示す概略斜視図であり、原稿押さえを閉じた状態を示す。 この発明の一実施形態に係る画像処理装置をデジタル複合機に適用した場合のデジタル複合機の構成を示すブロック図である。 この発明の一実施形態に係る画像読み取り装置の一部を上方向から見た概略図である。 画像読み取り装置の一部を示す概略断面図であり、図4中のV−Vで示す面で切断した断面図である。 画像読み取り装置の一部を示す概略断面図であり、図4中のVI−VIで示す面で切断した断面図である。 画像読み取り装置の一部を上方向から見た概略図であり、原稿をプラテンに載置した状態を示す。 デジタル複合機がスリープモードから復帰した場合の処理の流れを示すフローチャートである。 原稿をプラテンに載置した状態の画像読み取り装置に併せて、外乱光有無検知部における検知状態、露光ランプの点灯状態、位置決めマークの検知状態をそれぞれ示すグラフを下側に示した図であり、プラテンの副走査方向のいずれの箇所においても、主走査方向の一部が原稿によって覆われていない状態を示す。 原稿をプラテンに載置した状態の画像読み取り装置に併せて、外乱光有無検知部における検知状態、露光ランプの点灯状態、位置決めマークの検知状態をそれぞれ示すグラフを下側に示した図であり、副走査方向の一部において原稿によってプラテンの主走査方向の全面を覆っている場合を示す。 この発明の他の実施形態に係る画像読み取り装置の一部を上方向から見た概略図である。
以下、この発明の実施の形態を説明する。まず、この発明の一実施形態に係る画像処理装置の構成について説明する。図1および図2は、この発明の一実施形態に係る画像処理装置をデジタル複合機に適用した場合のデジタル複合機の外観を示す概略斜視図である。図1は、後述する原稿押さえを開けた状態を示す。図2は、原稿押さえを閉じた状態を示す。なお、図1および図2に示す状態において、後述する操作部が配置される側がデジタル複合機のフロント側であり、その逆側、すなわち、原稿押さえが装置本体に取り付けられている側がデジタル複合機のリア側となる。図3は、この発明の一実施形態に係る画像処理装置をデジタル複合機に適用した場合のデジタル複合機の構成を示すブロック図である。
図1〜図3を参照して、この発明の一実施形態に係る画像処理装置としてのデジタル複合機11は、デジタル複合機11全体の制御を行う制御部12と、デジタル複合機11側から発信する情報やユーザーの入力内容を表示する表示画面21を含み、印刷部数や階調性等の画像形成の条件や電源のオンオフを入力させる操作部13と、セットされた原稿を自動的に読み取り部へ搬送するADF(Auto Document Feeder)22を含み、原稿の画像を読み取る画像読み取り装置14と、トナーを用いて現像を行う現像器23を含み、読み取った画像やネットワーク25を介して送信された画像データを基に画像を形成する画像形成部15と、送信された画像データや入力された画像形成条件等の格納を行う格納手段としてのハードディスク16と、公衆回線24に接続されており、ファクシミリ送信やファクシミリ受信を行うファクシミリ通信部17と、ネットワーク25と接続するためのネットワークインターフェース部18とを備える。なお、デジタル複合機11は、画像データの書き出しや読み出しを行うDRAM(Dynamic Random Access Memory)や現像剤によって形成された可視化像を転写する用紙を搬送する用紙搬送部等を備えるが、これらについては、図示および説明を省略する。また、図3中の矢印は、制御信号や制御、画像に関するデータの流れを示している。なお、画像読み取り装置14の制御についても、デジタル複合機11に備えられる制御部12で行っている。
デジタル複合機11は、画像読み取り装置14により読み取られた原稿を用いて画像形成部15において画像を形成することにより、複写機として作動する。また、デジタル複合機11は、ネットワークインターフェース部18を通じて、ネットワーク25に接続されたコンピューター26a、26b、26cから送信された画像データを用いて、画像形成部15において画像を形成することにより、プリンターとして作動する。すなわち、画像形成部15は、要求された画像を印刷する印刷手段として作動する。また、デジタル複合機11は、ファクシミリ通信部17を通じて、公衆回線24から送信された画像データを用いて、DRAMを介して画像形成部15において画像を形成することにより、また、画像読み取り装置14により読み取られた原稿の画像データを、ファクシミリ通信部17を通じて公衆回線24に画像データを送信することにより、ファクシミリ装置として作動する。すなわち、デジタル複合機11は、画像処理に関し、複写機能、プリンター機能、ファクシミリ機能等、複数の機能を有する。さらに、各機能に対しても、詳細に設定可能な機能を有する。
また、デジタル複合機11を含む画像処理システム27は、デジタル複合機11と、複数のコンピューター26a、26b、26cとを備える。具体的には、画像処理システム27は、上記した構成のデジタル複合機11と、ネットワーク25を介してデジタル複合機11に接続される複数のコンピューター26a、26b、26cとを備える。この実施形態においては、複数のコンピューター26a〜26cについては、3台示している。各コンピューター26a〜26cはそれぞれ、デジタル複合機11に対して、ネットワーク25を介して印刷要求を行って印刷をすることができる。デジタル複合機11とコンピューター26a〜26cとは、LAN(Local Area Network)ケーブル等を用いて有線で接続されていてもよいし、無線で接続されていてもよく、ネットワーク25内には、他のデジタル複合機やサーバーが接続されている構成でもよい。
次に、この発明の一実施形態に係るデジタル複合機11に備えられる画像読み取り装置14の詳細な構成について説明する。図4は、画像読み取り装置14の一部を上方向から見た概略図である。図5および図6は、画像読み取り装置14の一部を示す概略断面図である。図5は、図4中のV−Vで示す面で切断した断面図であり、画像読み取り装置14のいわゆる主走査方向の中央を通り、いわゆる副走査方向に延びる面で切断した場合を示す。図6は、図4中のVI−VIで示す面で切断した断面図であり、後述する位置決めマークを含み、主走査方向に延びる面で切断した場合を示す。図7は、図4に示す場合において、原稿をプラテンに載置した状態を示す。なお、図4〜図7においては、理解の容易の観点から、主にADF22および後述するヒンジの図示を省略したものである。図4、図6および図7中の矢印Dまたはその逆に示す方向が、主走査方向である。なお、矢印Dは、装置のフロント側からリア側に向かう方向である。図4、図5および図7中の矢印Dまたはその逆に示す方向が、副走査方向である。なお、図5および図6中の矢印Dで示す方向が、上方向となる。すなわち、図4および図7は、画像読み取り装置14を上側から見た図である。また、理解の容易の観点から、図4および図7において、プラテンに載置された原稿の画像の読み取りを開始する位置、ADFによって搬送された原稿の画像を読み取る位置、および画像読み取り装置の初期動作においてキャリッジを位置させる基準となるホームポジションをそれぞれ白抜きの三角印で示している。なお、図7に示す実施形態においては、プラテン31に載置される矩形状の原稿28は、副走査方向が長手方向となるように載置されている。この場合、副走査方向の全域においてプラテン31のフロント側を全て覆っていないように載置されている。すなわち、プラテン31の副走査方向のいずれの箇所においても、主走査方向の一部が原稿28によって覆われていない状態である。
図1〜図7を参照して、画像読み取り装置14は、画像を読み取る原稿28を載置するプラテン31を備える。プラテン31は、所定の板厚を有する部材から構成されている。プラテン31は、上側から見た場合に、矩形状に構成されている。プラテン31は、透明な部材で構成されており、プラテン31の下部領域40から照射される光を透過して、プラテン31上に載置された原稿28に照射させることができる。プラテン31の大きさは、いわゆるA3サイズの原稿を載置しても、その全面を読み取ることができる程度の大きさであり、プラテン31の副走査方向の長さLの範囲で、プラテン31上に載置された原稿28を読み取ることができる。プラテン31は、画像読み取り装置14のおおよその枠組みを構成する金属製の筐体32に嵌め込まれるようにして画像読み取り装置14に取り付けられている。この実施形態において、プラテン31は、いわゆるコンタクトガラスで構成されている。プラテン31は、その他にも、透明な部材であって、ある程度の強度を有する板材料で構成することができる。なお、図示はしないが、プラテン31には、図7に示す上側から見た場合のプラテン31の左上の隅33、具体的には、プラテン31のリア側であって、後述する遮光部が配置される側の隅33に原稿28の角を合わせるようにして原稿28を載置するような表記がなされている。
画像読み取り装置14は、プラテン31の上面を開閉可能であって、プラテン31の上に載置された原稿28を押さえる原稿押さえ34を備える。なお、上記したように、図1は、原稿押さえ34を開いた状態を示し、図2に示す状態は、原稿押さえ34を閉じた状態を示している。原稿押さえ34は、一対のヒンジ35a、35bによって、筐体32に取り付けられている。原稿押さえ34のフロント側を上方向に持ち上げることにより、原稿押さえ34を開けることができる。原稿押さえ34を閉じた状態においてプラテン31に対向する原稿押さえ34の裏面36は、平らであって、白色の部材で構成されている。なお、原稿押さえ34は、ADF22の構成の一部も兼ね備えたものである。簡単に説明すると、ADF22は、閉じた状態でプラテン31と対向する原稿押さえ34と、複数枚の原稿28をセットする給紙トレイ37と、原稿28を搬送するためのピックアップローラ等の複数の図示しないローラと、画像を読み終えた複数枚の原稿28を排出する排紙トレイ38等とを備える。ADF22は、原稿押さえ34を閉じた状態で、原稿押さえ34の上側に設けられる給紙トレイ37に複数枚の原稿28をセットされる。ADF22は、操作部13のスタートボタンの押下を検知すると、セットされた複数枚の原稿28を順次プラテン31側に搬送する。その後、ADF22は、後述するイメージセンサーにより複数枚の原稿28の画像が順次読み取られた後に、排紙トレイ38に排出する。ADF22は、読み取るべき原稿が複数枚あるときに有効に利用される。
画像読み取り装置14は、原稿押さえ34の開閉を検知する原稿押さえ開閉検知手段を含む。この実施形態においては、原稿押さえ開閉検知手段は、筐体32のうちの原稿28を載置しない領域であって、プラテン31のリア側に設けられる突起部材39を含む。突起部材39は、丸棒状の部材であって、上下方向に移動可能である。突起部材39は、プラテン31の表面側から上方向にある程度の量が突出するように設けられており、図示しないバネ等により上側に付勢されて構成されている。原稿押さえ34を閉じると、原稿押さえ34のリア側の一部が突起部材39の先端に当接し、その後、バネを押し縮める。そうすると、突起部材39が筐体32の内部側に押さえ込まれる。この突起部材39の押さえ込みを図示しないセンサ等により検知すれば、原稿押さえ34が閉じられている状態であると検知する。一方、この突起部材39の押さえ込みを検知しなければ、原稿押さえ34が開けられている状態であると検知する。ここで、制御部12および突起部材39は、原稿押さえ開閉検知手段として作動する。
画像読み取り装置14は、プラテン31の下部領域40に配置され、プラテン31に沿って移動可能であるキャリッジ41を備える。この場合、キャリッジ41は、プラテン31の下部領域40において、矢印Dまたはその逆で示す副走査方向に移動可能である。具体的には、キャリッジ41は、プラテン31、後述する遮光部、および同じく後述するADF搬送原稿読み取り部が位置する範囲を副走査方向に移動可能なように構成されている。キャリッジ41がプラテン31上に載置された原稿28の画像を後述するイメージセンサーによって読み取る場合、キャリッジ41は、読み取りを開始する位置を始点として矢印Dで示す方向に移動しながら、プラテン31上に載置された原稿28の画像を後述するイメージセンサーによって読み取る。また、キャリッジ41は、原稿28の画像を読み終えた後、矢印Dの逆で示す方向に移動し、原稿28の読み取りを開始する位置に戻る。プラテン31の下部領域40には、それぞれ副走査方向に延びる形状であり、プラテン31の下部領域40に間隔を開けて平行に設けられる二本の金属棒42a、42bが設けられている。キャリッジ41は、移動の際には、二本の金属棒42a、42bによってガイドされる。
キャリッジ41は、プラテン31の下方領域40から上側に向かって光を照射する露光ランプ43と、複数のミラー(図示せず)と、光を集光するレンズ(図示せず)と、イメージセンサとしてのCCD(Charge Coupled Device)センサ(図示せず)とを含む。露光ランプ43は、いわゆる複数のLED(Light Emitting Diode)を主走査方向に配置することにより構成されている。露光ランプ43は、キャリッジ41の主走査方向の全域に亘って設けられている。キャリッジ41は、原稿28の画像を読み取る際に、副走査方向に移動しながら、露光ランプ43からプラテン31側に向かって光を照射する。そして、プラテン31側、具体的には、プラテン31の上に載置された原稿28から反射される反射光を複数のミラーおよびレンズによって集光し、CCDセンサに入力させることにより、プラテン31上に載置された原稿28の画像を読み取る。
プラテン31に載置された原稿28については、プラテン31が設けられた位置において、キャリッジ41を副走査方向に移動させて、原稿28の画像を読み取る。プラテン31に載置された原稿28の読み取りを開始する副走査方向の具体的な位置は、図4中の位置52aで示すプラテン31の副走査方向のうちの後述する遮光部が位置する側の端部である。
キャリッジ41の主走査方向の長さL1は、プラテン31の主走査方向の長さL2よりも長く構成されている。また、キャリッジ41の中央が、プラテン31の中央に位置するように設けられている。すなわち、キャリッジ41は、プラテン31の位置する副走査方向において、プラテン31のフロント側の筐体32の裏面、およびリア側の筐体32の裏面に光を照射し、イメージセンサーによってその画像を読み取ることができる。プラテン31の上に載置された原稿28を読み取ることができる主走査方向の範囲は、図4および図7中の領域44aで示される。一方、イメージセンサーによって読み取ることができる主走査方向の範囲は、図4および図7中の領域44bで示される。もちろん、プラテン31のフロント側およびリア側においては、原稿28は載置されないため、筐体32の裏面の一部が読み取られるのみである。なお、キャリッジ41による原稿28の画像の読み取りの際には、プラテン31が位置する主走査方向の領域44aの範囲のみについて、原稿28の画像として認識する。
また、キャリッジ41は、キャリッジ41の位置において、キャリッジ41の上側から入射される外乱光の有無を検知する外乱光有無検知部45を含む。外乱光有無検知部45は、キャリッジ41に付設されている。外乱光有無検知部45は、露光ランプ43と副走査方向に隣接して露光ランプ43と平行に設けられている。外乱光有無検知部45は、副走査方向において露光ランプ43の矢印D とは反対側に設けられている。外乱光有無検知部45についても、キャリッジ41の主走査方向の全域に亘って設けられている。外乱光有無検知部45は、プラテン31側から筐体32の内方側、すなわち、キャリッジ41が位置する下部領域40側に入射される外乱光、すなわち、デジタル複合機11の外側から入射される光の有無を検知する。なお、外乱光については、原稿押さえ34が閉じられている状態では、入射されない。したがって、原稿押さえ34が閉じられている状態において、外乱光有無検知部45は、外乱光がないことを常に検知する。外乱光は、原稿押さえ34が開けられている状態であって、プラテン31上に載置された原稿がプラテン31を覆っていない状態の時に入射される。したがって、原稿押さえ34が開けられている状態であって、プラテン31上に載置された原稿がプラテン31を主走査方向に全て覆っていない状態の時に、外乱光有無検知部45は、外乱光があることを検知する。また、原稿押さえ34が開けられている状態であっても、プラテン31上に原稿が主走査方向に完全に覆うように載置されている状態の時には、外乱光は入射されず、外乱光有無検知部45は、外乱光がないことを検知する。
画像読み取り装置14は、プラテン31の副走査方向であって隣り合う位置に設けられ、露光ランプ43からの光を遮光する遮光部46を備える。この実施形態においては、遮光部46とプラテン31とは隣接している構成である。具体的には、プラテン31と遮光部46とは、図4および図7に示す上側から見た場合において、遮光部46の矢印Dで示す方向のリア側の隅47が、プラテン31の矢印Dと逆の方向で示すリア側の隅33と合わせられるようにして、副走査方向にそれぞれ配置されている。遮光部46は、いわゆる透明ではなく、白色の樹脂製の部材で構成されている。遮光部46は、主走査方向に延びる細長い板状の部材である。遮光部46の主走査方向の長さは、プラテン31の主走査方向の長さと同じである。
遮光部46のうち、キャリッジ41が位置する下部領域40側の面の一部には、画像を読み取る際の白色の補正の基準となる白基準面48が設けられている。白基準面48は、図4および図7中の一点鎖線で示される遮光部46の副走査方向の中央領域に所定の幅をもって設けられている。白基準面48は、遮光部46の主走査方向の全域に亘って設けられている。この白基準面48で、イメージセンサーのシェーディング補正を行う。すなわち、キャリッジ41を白基準面48の下側に移動させて配置した後、露光ランプ43から白基準面48に向かって光を照射する。白基準面48で反射されて入射された反射光の値を、白色を表す値としてCCDセンサの値の補正を行う。このシェーディング補正は、所定のタイミング、例えば、1000枚程度の画像を読み取った後のタイミングや、電源を始めて投入した時から総計で100時間を経過したタイミング、現像器を交換してエージングを行っているタイミング等で行われる。このようなシェーディング補正により、読み取る画像の画質を向上させて、画像の読み取りを適切に行うようにしている。
また、画像読み取り装置14は、遮光部46と隣り合う位置に設けられるADF搬送原稿読み取り部49を備える。ADF搬送原稿読み取り部49は、副走査方向において、遮光部46に対して、プラテン31と反対側の位置に設けられている。ADF搬送原稿読み取り部49は、遮光部46と隣接して設けられている。ADF搬送原稿読み取り部49は、薄板状であって、ガラス等の透明の部材で構成されている。なお、ADF搬送原稿読み取り部49は、プラテン31と同じ部材で構成されていてもよい。ADF搬送原稿読み取り部49は、キャリッジ41の移動可能な範囲に設けられている。すなわち、ADF搬送原稿読み取り部49は、イメージセンサーによって読み取り可能な位置に設けられている。ADF22は、ADF搬送原稿読み取り部49が設けられた位置に複数枚の原稿28を順次搬送する。搬送されてきた原稿28の画像は、ADF搬送原稿読み取り部49が設けられた位置においてイメージセンサーによって読み取られる。この場合、イメージセンサーは、副走査方向において、ADF搬送原稿読み取り部49が設けられた位置に留められた状態で、ADF22によって搬送されてきた原稿28の画像を読み取る。すなわち、ADF22によって搬送される原稿28の画像については、ADF搬送原稿読み取り部49が設けられた位置においてキャリッジ41を留め、原稿を搬送することによって、原稿28の画像を読み取る。なお、ADF搬送原稿読み取り部49が設けられた位置において原稿28を読み取る際の副走査方向の具体的な位置は、図4中の位置52bで示すADF搬送原稿読み取り部49の副走査方向の中央である。
画像読み取り装置14は、遮光部46が設けられた領域と主走査方向に隣り合う領域であって、イメージセンサーによって読み取り可能な位置に設けられる位置決めマーク51を備える。位置決めマーク51は、遮光部46のフロント側に位置する領域であって、筐体32の内方側の面の一部に設けられている。具体的には、位置決めマーク51は、副走査方向においては、遮光部46が設けられた位置であって遮光部46の副走査方向の中央、主走査方向においては、プラテン31が設けられるフロント側の境界53よりもフロント側に設けられている。すなわち、位置決めマーク51は、主走査方向においてプラテン31よりも装置外方側、この場合、矢印Dと逆の方向で示すフロント側に位置するように設けられている。位置決めマーク51の形状は、任意の形状であってよく、例えば、黒色の丸印や、星形印等、種々のマークが付けられる。この実施形態においては、位置決めマーク51は、主走査方向に延びる太線状である。この位置決めマーク51については、主走査方向において、プラテン31に載置された原稿28の画像を読み取る領域44aと異なる領域に設けられているため、原稿28の画像と誤認することはない。なお、理解の容易の観点から、図4においては、筐体32の内方側の面に設けられている位置決めマーク51を実線で印しているが、実際にはプラテン31の上側からは視認できないものである。また、理解の容易の観点から、図6において、位置決めマーク51は、立体的に記載しているが、位置決めマーク51は、実際には筐体32の内方側の面から突出していないものである。
位置決めマーク51は、キャリッジ41のホームポジション52cと関連付けられた位置を規定するものである。この実施形態においては、キャリッジ41の移動方向、すなわち、副走査方向において、位置決めマーク51が設けられている位置は、キャリッジ41のホームポジション52cが設けられている位置と同じであるよう構成されている。画像読み取り装置14は、このホームポジション52cを、キャリッジ41の初期動作を行う上での基準位置とする。すなわち、プラテン31上に載置された原稿28の画像の読み取りの開始や、白基準面48を用いてのシェーディング補正等、キャリッジ41が何らかの動作を行うに際し、このホームポジション52cを基準位置としてキャリッジ41をまずこのホームポジション52cに移動するよう初期動作を行う。このホームポジション52cを画像の読み取りの開始等の動作の起点と規定することにより、画像読み取り装置14の動作途中における強制終了等によってキャリッジ41が副走査方向のランダムな位置に停止したとしても、正確に画像の読み取りの開始等を行うことができる。
ここで、画像読み取り装置14は、キャリッジ41の位置を確認する動作時では、外乱光有無検知部45が外乱光があると検知しているときは、露光ランプ43を消灯してキャリッジ41を移動させ、外乱光有無検知部45が外乱光がないと検知しているときは、露光ランプ43を点灯させてキャリッジ41を移動させて、イメージセンサーにより位置決めマーク51の位置を検出するよう制御する制御手段を備える。ここで、制御部12等は、制御手段として作動する。これについては、後に説明する。
次に、図1等に示すデジタル複合機11を用いてキャリッジ41をホームポジション52cに移動させる場合について、説明する。ここでは、画像読み取り装置14を備えるデジタル複合機11が、いわゆる省エネモードである待機状態のスリープモードから復帰し、初期動作としてキャリッジ41をホームポジション52cに移動させる場合について説明する。この場合、キャリッジ41は、ホームポジション52cに移動される前は、プラテン31の下部領域40において、プラテン31に対して、副走査方向の遮光部46が設けられていない側の端にあるものとする。また、この場合、キャリッジ41は、矢印Dの方向に向かって移動していくものとする。なお、この実施形態においては、原稿押さえ34が閉じられず、開けられたままの状態を示す。すなわち、上記した原稿押さえ開閉検知手段は、原稿押さえ34が開いていることを常に検知しているものである。
図8は、デジタル複合機11がスリープモードから復帰した場合の処理の流れを示すフローチャートである。図9は、上記した図7に示す原稿28をプラテン31に載置した状態の画像読み取り装置14に併せて、外乱光有無検知部45における検知状態、露光ランプ43の点灯状態、位置決めマーク51の検知状態をそれぞれ示すグラフを下側に示した図である。ここで、図9の下側に位置するグラフについて簡単に説明する。線54aは、外乱光有無検知部45における検知状態を示し、線54bは、露光ランプ43のオンオフの状態を示し、線54cは、位置決めマーク51の検知状態を示す。線54aにおける「ON」状態の時には、外乱光有無検知部45において外乱光があることを検知していることを示し、「OFF」の状態の時には、外乱光有無検知部45において外乱光がないことを検知していることを示している。また、線54bにおける「ON」状態の時には、露光ランプ43を点灯させている状態を示しており、線54bにおける「OFF」状態の時には、露光ランプを消灯させている状態を示している。また、線54cにおける「ON」状態の時には、位置決めマーク51を検知した状態を示しており、線54cにおける「OFF」状態の時には、位置決めマーク51を検知していない状態を示す。なお、理解の容易の観点から、図9において、上側の図7に示す図と下側のグラフとをそれぞれ、副走査方向における位置52a、52b、およびホームポジション52cを示す点線で結んでいる。なお、この実施形態においては、外乱光有無検知部45と露光ランプ43とを隣接させる構成とし、副走査方向においてそれぞれを設ける位置が異なることとしたが、外乱光有無検知部45における外乱光の有無の検知と露光ランプ43のオンオフがほぼ同時に行われるため、理解の容易の観点から、同じタイミングでオンオフをグラフに示す。
図1〜図9を参照して、デジタル複合機11に備えられる画像読み取り装置14において、原稿押さえ34が開けられたことを検知する。そうすると、デジタル複合機11は、スリープモードを解除し(図8において、ステップS11、以下、「ステップ」を省略する)、スリープモードからの復帰動作に入る。そうすると、画像読み取り装置14は、初期動作としてキャリッジ41をホームポジション52cに移動させるよう動作する。この場合、副走査方向においてホームポジション52cと同じ位置に設けられている位置決めマーク51の位置を検出し、位置決めマーク51を検出した位置にキャリッジ41を移動させようとする。具体的には、スリープモードから復帰した際に、キャリッジ41のあった位置からキャリッジ41の移動を開始する(S12)。そして、キャリッジ41を図7中の矢印Dで示す方向に移動させ始める。
ここで、キャリッジ41を移動させるに際し、外乱光有無検知部45により、外乱光の有無を検知する。この場合、原稿押さえ34が開かれた状態であり、原稿28でプラテン31が主走査方向において完全に覆われていないため、外乱光については、移動するキャリッジ41がプラテン31の下部領域40に位置している間は、常に外乱光が入射することとなる。そうすると、キャリッジ41に設けられた外乱光有無検知部45は、外乱光が入射していると検知する(S13において、NO)。この場合、外乱光有無検知部45においては外乱光があると検知するため、線54aで示す外乱光有無検知部45の検知状態は、「ON」の状態となる。そして、外乱光があると検知されているため、線54bで示す露光ランプ43のオンオフ状態は「OFF」の状態、すなわち、露光ランプ43を消灯した状態となる。このような状態で、キャリッジ41は、矢印Dで示す方向への移動を続ける(S17)。
その後、キャリッジ41が遮光部46の下部領域40に到達すると、外乱光が入射されなくなる。そうすると、外乱光有無検知部45においては外乱光がないと検知するため、線54aで示す外乱光有無検知部45の検知状態は、「OFF」の状態となる(S13において、YES)。そして、外乱光がないと検知されているため、線54bで示す露光ランプ43のオンオフ状態は、「ON」の状態、すなわち、露光ランプ43を点灯させる状態となる。このような状態で、キャリッジ41は、矢印Dで示す方向への移動を続ける(S14)。その後、キャリッジ41は、位置決めマーク51が設けられた位置に到達する。この時、イメージセンサーは、位置決めマーク51を検知する(S15において、YES)。ここで、線54cで示す位置決めマークの検知状態は、「ON」の状態となる。このようにして、イメージセンサーにより、位置決めマーク51の位置を検知する。
位置決めマーク51を検出した後、ホームポジション52cとしてキャリッジ41をセットする(S16)。その後、必要に応じて、シェーディング補正を行ったり、シェーディング補正を行うことなく、原稿28の画像の読み取りを開始したりする。
次に、原稿28をプラテン31に載置する際に、副走査方向の一部において主走査方向が長手方向となるように矩形状の原稿28が載置され、副走査方向の一部において原稿28によってプラテン31の主走査方向の全面を覆っている場合について説明する。
図10は、この場合の原稿28をプラテン31に載置した状態の画像読み取り装置14に併せて、外乱光有無検知部における検知状態、露光ランプの点灯状態、位置決めマークの検知状態を示すグラフを下側に示した図である。併せて図10を参照して、上記と同様の位置からキャリッジ41は、矢印Dで示す方向へ移動する(図8において、S12)。この場合、まず外乱光有無検知部45においては外乱光があると検知するため(S13において、NO)、線55aで示す外乱光有無検知部45の検知状態は、「ON」の状態となる。そして、外乱光があると検知されているため、線55bで示す露光ランプ43のオンオフ状態は「OFF」の状態、すなわち、露光ランプ43を消灯した状態となる。このような状態で、キャリッジ41は、矢印Dで示す方向への移動を続ける(S17)。
その後、キャリッジ41が原稿28の副走査方向に位置する一方側の端部29aに到達する。そうすると、外乱光有無検知部45において外乱光がないと検知するため(S13において、YES)、線55aで示す外乱光有無検知部45の検知状態は、「OFF」の状態となる。そして、外乱光がないと検知されているため、線55bで示す露光ランプ43のオンオフ状態は、「ON」の状態、すなわち、露光ランプ43を点灯させる状態となる。このような状態で、キャリッジ41は、矢印Dで示す方向への移動を続ける(S14)。この場合、露光ランプ43からの光を照射し、位置決めマーク51を探そうとする。しかし、位置決めマーク51は、原稿28が載置された副走査方向の位置にないため、線55cで示す位置決めマークの検知状態は、「OFF」の状態となる(S15において、NO)。
そして、さらにキャリッジ41を矢印Dで示す方向に移動させ、キャリッジ41が原稿28の副走査方向に位置する他方側の端部29bに到達すると、外乱光有無検知部45において再び外乱光があると検知する(S13において、NO)。そうすると、線55aで示す外乱光有無検知部45の検知状態は、再び「ON」の状態となる。そして、外乱光があると検知されているため、線55bで示す露光ランプ43のオンオフ状態は、「OFF」の状態、すなわち、露光ランプ43を消灯する状態となる。このような状態で、さらにキャリッジ41を矢印Dの方向に移動させる(S17)。
そうすると、キャリッジ41は遮光部46に到達する。キャリッジ41が遮光部46に到達すると、外乱光有無検知部45においては外乱光がないと検知するため(S13において、YES)、線55aで示す外乱光有無検知部45の検知状態は、再び「OFF」の状態となる。そして、外乱光がないと検知されているため、線55bで示す露光ランプ43のオンオフ状態は、再び「ON」の状態、すなわち、露光ランプ43を点灯させる状態となる。このような状態で、キャリッジ41を矢印Dで示す方向に移動させる(S14)。その後、イメージセンサーは、位置決めマーク51を検知する(S15において、YES)。ここで、線55cで示す位置決めマークの検知状態は、「ON」の状態となる。このようにして、イメージセンサーにより、位置決めマーク51の位置を検知し、キャリッジ41をホームポジション52cにセットする(S16)。
すなわち、このような構成のデジタル複合機11に備えられる画像読み取り装置14によると、外乱光有無検知部45が外乱光があると検知しているときは、露光ランプ43を消灯してキャリッジ41を移動させる。この場合、露光ランプ43を消灯しているため、ユーザーが露光ランプ43からの光を眩しく感じることはない。一方、外乱光有無検知部45が外乱光がないと検知しているときは、露光ランプ43を点灯させてキャリッジ41を移動させる。この場合、遮光部46によって露光ランプ43の光が遮光されるため、ユーザーが露光ランプ43からの光を眩しく感じることはない。そして、キャリッジ41により露光ランプ43からの光を照射して、遮光部46が設けられた領域と主走査方向に隣り合う領域であって、イメージセンサーによって読み取り可能な位置に設けられた位置決めマーク51を検知することができる。位置決めマーク51は、キャリッジ41のホームポジション52cと関連付けられた位置として規定されているため、キャリッジ41をホームポジション52cに適切に移動させることができる。この場合、露光ランプ43を含むキャリッジ41を利用して位置決めマーク51の位置をイメージセンサーにより検知しているため、新たに発光部やPIセンサを設ける必要はない。したがって、このような画像読み取り装置14によると、コストダウンを図りつつ、キャリッジ41を適切にホームポジションに配置することができる。また、このようなデジタル複合機11は、適切に画像を処理することができる。
また、この場合、位置決めマーク51は、遮光部46が設けられた領域と主走査方向に隣り合う領域に設けられているため、原稿28の画像を読み取ることのない領域に位置決めマーク51を設けて、位置決めマーク51の検出をより確実に行うことができる。
また、外乱光有無検知部45は、キャリッジ41に付設されている構成であるため、外乱光の有無をより的確に検知することができる。
また、この場合、キャリッジ41の移動方向、すなわち、副走査方向において、位置決めマーク51が設けられている位置は、キャリッジ41のホームポジション52cが設けられている位置と同じであるため、より確実にキャリッジ41をホームポジション52cに移動させることができる。
なお、この場合、画像読み取り装置14は、プラテン31の上面を開閉可能であって、プラテン31の上に載置された原稿28を押さえる原稿押さえ34と、原稿押さえ34の開閉を検知する原稿押さえ開閉検知手段とを含み、原稿押さえ開閉検知手段が原稿押さえ34が開いていることを検知しているときに、外乱光有無検知部45が外乱光を検知する構成であるため、原稿押さえ34の開閉を検知する原稿押さえ開閉検知手段の開閉検知結果も併せて、より確実に外乱光の有無の検知を行うことができる。また、原稿押さえ開閉検知手段により原稿押さえ34が閉じられていることを検知すれば、外乱光の入射はないため、原稿押さえ34が閉じられていることを検知すれば露光ランプ43を点灯させることにしてもよい。
なお、上記の実施の形態においては、キャリッジは、初期動作の開始時には、プラテン31に対して、副走査方向の遮光部46が設けられていない側の端にあるものとしたが、これに限らず、例えば、キャリッジがADF搬送原稿読み取り部や、遮光部に位置するところから初期動作を開始し、位置決めマークを検知する場合にも適用されるものである。この場合、ADF搬送原稿読み取り部および遮光部の下部領域をキャリッジが移動する際の外乱光有無検知部45における検知状態、露光ランプ43の点灯状態、位置決めマーク51の検知状態については、図9および図10の下側に示すグラフのような出力となる。
なお、上記の実施の形態においては、位置決めマークは、画像読み取り装置のフロント側に設けることとしたが、これに限らず、画像読み取り装置のリア側に設けることにしてもよい。
また、位置決めマークについては、遮光部が設けられた領域であって、イメージセンサーによって読み取り可能な位置に設けられるよう構成してもよい。図11は、この場合の画像読み取り装置の一部を示す図であり、この発明の他の実施形態に係る画像読み取り装置の一部を上方向から見た概略図である。図11は、図4に相当する。なお、図11に示す画像読み取り装置56について、図4に示す画像読み取り装置14と同じ構成の部材については、同一の符号を付して、それらの説明を省略する。
図11を参照して、画像読み取り装置56は、キャリッジ41のホームポジション58cと関連付けられた位置、この場合、副走査方向においてキャリッジ41のホームポジション58cと同じである位置に位置決めマーク57が設けられている。なお、プラテン31に載置された原稿28の読み取りを開始する副走査方向の具体的な位置58a、およびADF搬送原稿読み取り部49が設けられた位置において実際に原稿を読み取る位置58bについては、図11に示す通りである。位置決めマーク57については、遮光部46が設けられた領域に設けられている。この場合、遮光部46のうち、白基準面48が設けられた位置よりも矢印Dと逆の方向の位置であって、やや中央よりもフロント側に設けられている。このように構成してもよい。こうすることによっても、ユーザーに眩しさを感じさせることなく露光ランプ43を点灯させて位置決めマーク57を検知することができる。
なお、上記の実施の形態においては、副走査方向において位置決めマークが設けられている位置とキャリッジのホームポジションが設けられている位置が同じであるよう構成することとしたが、これに限らず、位置決めマークがキャリッジのホームポジションと関連付けられた位置を規定している構成であればよい。すなわち、例えば、位置決めマークから矢印D1で示す方向に10mm離れた位置にホームポジションの位置を規定することにしてもよいし、位置決めマークから5秒程度移動させた位置をホームポジションの位置と規定することにしてもよい。
また、上記の実施の形態においては、ADF搬送原稿読み取り部、遮光部、プラテンを副走査方向に順に並設することとしたが、これに限らず、それぞれの部材を設ける副走査方向の順序を入れ替えるようにしてもよい。また、それぞれの部材が隣接して設けられることとしたが、これに限らず、それぞれの部材が隣り合っていれば、部材同士の間隔を開けて設けるようにしてもよい。さらに、遮光部については、筐体と一体に成形されていてもよく、同じ部材で構成されていてもよい。
なお、上記の実施の形態においては、原稿押さえの開閉を検知する際に、突起部材を用いることとしたが、これに限らず、例えば、原稿押さえを筐体に取り付けるヒンジの角度を検知し、この検知した角度から原稿押さえの開閉を検知することにしてもよい。また、画像読み取り装置は、ADFを備えない構成であってもよい。
また、上記の実施の形態において、共にキャリッジに付設される露光ランプおよび外乱光有無検知部は、隣接して設けられることとしたが、これに限らず、露光ランプと外乱光有無検知部とは、副走査方向に間隔を開けて設けられるようにしてもよい。また、露光ランプと外乱光有無検知部の副走査方向の位置を逆にして設けられていてもよい。また、外乱光有無検知部は、イメージセンサーで外乱光を検知するよう構成してもよい。
なお、上記の実施の形態においては、プラテンにセットされる原稿について、リア側を基準として原稿の位置を合わせて載置する構成としたが、これに限らず、副走査方向の中央を基準として原稿の位置を合わせて載置する構成としてもよい。
また、上記の実施の形態においては、画像読み取り装置の制御は、デジタル複合機に備えられる制御部で行うこととしたが、これに限らず、画像読み取り装置は独自に制御部を有し、この画像読み取り装置自体に設けられた制御部により画像読み取り装置の制御を行うよう構成してもよい。
なお、上記の実施の形態においては、キャリッジの移動する方向を副走査方向とすることとしたが、これに限らず、キャリッジの移動する方向は主走査方向であってもよい。この場合、キャリッジは、副走査方向に長い構成としてもよい。また、キャリッジが移動する方向は、副走査方向に向かって斜めの方向であってもよい。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって、どのような面からも制限的なものではないと理解されるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって規定され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明に係る画像読み取り装置、および画像処理装置は、コストダウンが要求される場合に、特に有効に利用される。
11 デジタル複合機、12 制御部、13 操作部、14,56 画像読み取り装置、15 画像形成部、16 ハードディスク、17 ファクシミリ通信部、18 ネットワークインターフェース部、21 表示画面、22 ADF、23 現像器、24 公衆回線、25 ネットワーク、26a,26b,26c コンピューター、27 画像処理システム、28 原稿、29a,29b 端部、31 プラテン、32 筐体、33,47 隅、34 原稿押さえ、35a,35b ヒンジ、36 裏面、37 給紙トレイ、38 排紙トレイ、39 突起部材、40 下部領域、41 キャリッジ、42a,42b 金属棒、43 露光ランプ、44a,44b 領域、45 外乱光有無検知部、46 遮光部、48 白基準面、49 ADF搬送原稿読み取り部、51,57 位置決めマーク、52a,52b,58a,58b 位置、52c,58c ホームポジション、53 境界、54a,54b,54c,55a,55b,55c 線。

Claims (7)

  1. 画像を読み取る原稿を載置するプラテンと、
    前記プラテンの下部領域に配置され、前記プラテンに沿って副走査方向に移動可能であり、前記原稿へ光を照射する露光ランプ、およびイメージセンサーを含み、前記原稿からの反射光を基に原稿の画像を前記イメージセンサーに読み取らせるキャリッジと、
    前記プラテンと副走査方向に隣り合う位置に設けられ、前記露光ランプから外部への光を遮光する遮光部と、
    前記遮光部が設けられた領域、または前記遮光部が設けられた領域と主走査方向に隣り合う領域であって、前記イメージセンサーによって読み取り可能な位置に設けられ、前記キャリッジのホームポジションと関連付けられた位置を規定する位置決めマークと、
    前記キャリッジの位置において、前記キャリッジの上側から入射される外乱光の有無を検知する外乱光有無検知部と、
    前記キャリッジの位置を確認する動作時では、前記外乱光有無検知部が外乱光があると検知しているときは、前記露光ランプを消灯して前記キャリッジを移動させ、前記外乱光有無検知部が外乱光がないと検知しているときは、前記露光ランプを点灯させて前記キャリッジを移動させて、前記イメージセンサーにより前記位置決めマークの位置を検出するよう制御する制御手段とを備える、画像読み取り装置。
  2. 前記外乱光有無検知部は、前記イメージセンサーで外乱光を検知する、請求項1に記載の画像読み取り装置。
  3. 前記外乱光有無検知部は、前記キャリッジに付設されている、請求項1に記載の画像読み取り装置。
  4. 前記遮光部のうち、前記キャリッジが位置する領域と対向する面には、画像を読み取る際の白色の補正の基準となる白基準面が設けられている、請求項1〜3のいずれかに記載の画像読み取り装置。
  5. 前記プラテンの上面側を開閉可能であって、前記プラテンの上に載置された原稿を押さえる原稿押さえと、
    前記原稿押さえの開閉を検知する原稿押さえ開閉検知手段とを含み、
    前記原稿押さえ開閉検知手段が前記原稿押さえが開いていることを検知しているときに、前記外乱光有無検知部が外乱光を検知する、請求項1〜4のいずれかに記載の画像読み取り装置。
  6. 前記キャリッジの移動方向において、前記位置決めマークが設けられている位置は、前記キャリッジのホームポジションが設けられている位置と同じである、請求項1〜5のいずれかに記載の画像読み取り装置。
  7. 画像を読み取る画像読み取り装置を含む画像処理装置であって、
    前記画像読み取り装置は、画像を読み取る原稿を載置するプラテンと、前記プラテンの下部領域に配置され、前記プラテンに沿って副走査方向に移動可能であり、前記原稿へ光を照射する露光ランプ、およびイメージセンサーを含み、前記原稿からの反射光を基に原稿の画像をイメージセンサーに読み取らせるキャリッジと、前記プラテンと副走査方向に隣り合う位置に設けられ、前記露光ランプから外部への光を遮光する遮光部と、前記遮光部が設けられた領域、または前記遮光部が設けられた領域と主走査方向に隣り合う領域であって、前記イメージセンサーによって読み取り可能な位置に設けられ、前記キャリッジのホームポジションと関連付けられた位置を規定する位置決めマークと、前記キャリッジの位置において、前記キャリッジの上側から入射される外乱光の有無を検知する外乱光有無検知部と、前記キャリッジの位置を確認する動作時では、前記外乱光有無検知部が外乱光があると検知しているときは、前記露光ランプを消灯して前記キャリッジを移動させ、前記外乱光有無検知部が外乱光がないと検知しているときは、前記露光ランプを点灯させて前記キャリッジを移動させて、前記イメージセンサーにより前記位置決めマークの位置を検出するよう制御する制御手段とを備える、画像処理装置。
JP2014065496A 2014-03-27 2014-03-27 画像読み取り装置、および画像処理装置 Expired - Fee Related JP6175016B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014065496A JP6175016B2 (ja) 2014-03-27 2014-03-27 画像読み取り装置、および画像処理装置
US14/664,942 US9225865B2 (en) 2014-03-27 2015-03-23 Image reader and image processing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014065496A JP6175016B2 (ja) 2014-03-27 2014-03-27 画像読み取り装置、および画像処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015192151A JP2015192151A (ja) 2015-11-02
JP6175016B2 true JP6175016B2 (ja) 2017-08-02

Family

ID=54192140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014065496A Expired - Fee Related JP6175016B2 (ja) 2014-03-27 2014-03-27 画像読み取り装置、および画像処理装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9225865B2 (ja)
JP (1) JP6175016B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6148744B1 (ja) * 2016-02-04 2017-06-14 株式会社Pfu 画像読取補助装置

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0530302A (ja) * 1991-07-18 1993-02-05 Canon Inc 画像読取装置
JP3444997B2 (ja) 1994-11-18 2003-09-08 株式会社リコー 画像読取装置
US5875269A (en) * 1995-08-29 1999-02-23 Sharp Kabushiki Kaisha Information reading device
JP4485618B2 (ja) 1999-06-18 2010-06-23 東芝テック株式会社 画像読取装置
US6316767B1 (en) * 1999-09-17 2001-11-13 Hewlett-Packard Company Apparatus to reduce wait time for scanner light-source warm-up
US7471424B2 (en) * 2003-02-26 2008-12-30 Canon Kabushiki Kaisha Original size detecting apparatus, original size detecting method, and program for original size detection
US7567366B2 (en) * 2003-05-29 2009-07-28 Seiko Epson Corporation Image scanner provided with power saving mode and a system having a power saving mode
JP3956963B2 (ja) * 2004-08-16 2007-08-08 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像読み取り装置
JP2006310937A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Funai Electric Co Ltd 画像読取装置
US7453055B2 (en) * 2005-04-28 2008-11-18 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image reading apparatus
WO2007105634A1 (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 無線icタグ、書類用媒体及び情報処理装置
JP4645701B2 (ja) * 2008-08-27 2011-03-09 ブラザー工業株式会社 画像読取装置、及び画像読取方法
KR101493368B1 (ko) * 2008-10-24 2015-02-23 삼성전자 주식회사 원고사이즈 감지장치 및 감지방법
JP5134528B2 (ja) * 2008-12-25 2013-01-30 ブラザー工業株式会社 画像読取装置
JP5035638B2 (ja) * 2009-03-16 2012-09-26 ブラザー工業株式会社 画像読取装置
WO2010125693A1 (ja) * 2009-05-01 2010-11-04 キヤノン・コンポーネンツ株式会社 画像読み取り装置、画像形成装置、方法及びプログラム
CN101938589B (zh) * 2009-06-30 2013-09-04 京瓷办公信息系统株式会社 图像读取装置以及图像形成装置
JP5605056B2 (ja) * 2010-07-27 2014-10-15 コニカミノルタ株式会社 原稿読取装置および画像形成装置
WO2012093963A1 (en) * 2011-01-04 2012-07-12 Piqx Imaging Pte Ltd Scanning method and apparatus
JP5505992B2 (ja) * 2011-08-16 2014-05-28 Necアクセステクニカ株式会社 原稿サイズ検出装置
JP2013098619A (ja) * 2011-10-28 2013-05-20 Seiko Epson Corp 画像読取装置、および、画像読取方法
JP5773928B2 (ja) 2012-03-28 2015-09-02 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置および画像形成装置
JP2014060550A (ja) * 2012-09-14 2014-04-03 Ricoh Co Ltd 原稿読取装置、画像形成装置、原稿読取方法、並びにプログラム
JP6065268B2 (ja) * 2013-01-08 2017-01-25 株式会社リコー 原稿読取装置、及び画像形成装置
JP5934148B2 (ja) * 2013-06-28 2016-06-15 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置、画像形成装置及び画像処理方法
JP6158668B2 (ja) * 2013-09-30 2017-07-05 株式会社Pfu 画像読取装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015192151A (ja) 2015-11-02
US9225865B2 (en) 2015-12-29
US20150281502A1 (en) 2015-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5866078B2 (ja) 画像形成装置、原稿サイズ検出方法
JP6327176B2 (ja) 画像読み取り装置、および画像形成装置
JP2014060550A (ja) 原稿読取装置、画像形成装置、原稿読取方法、並びにプログラム
JP5784467B2 (ja) 画像形成装置
JP6269455B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
US20150181051A1 (en) Image reading apparatus, image forming apparatus, document sheet width detecting method
JP6175016B2 (ja) 画像読み取り装置、および画像処理装置
JP5310600B2 (ja) 画像読取装置
JP2014160936A (ja) 原稿処理装置及び画像形成装置
JP4471920B2 (ja) 原稿読取装置及び画像形成装置
JP2012119868A (ja) 画像読取装置、画像形成装置
JP5921522B2 (ja) 画像読取装置、画像形成装置
US20150379378A1 (en) Image forming apparatus
JP2011009830A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP2017017483A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP6041792B2 (ja) シート検出装置、画像処理装置、シート検出方法
JP2016220076A (ja) 原稿読取装置および画像形成装置
JP6488676B2 (ja) 画像読取装置、自動原稿搬送装置、画像形成装置及びファクシミリ装置
JP6558102B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP2021150817A (ja) 画像読取装置、画像形成装置及び判定方法
JP6507031B2 (ja) 画像読取装置、画像形成装置、制御プログラムおよび制御方法
JP5642749B2 (ja) 原稿読み取り装置
JP2015159410A (ja) 画像読取装置
JP5642751B2 (ja) 原稿読み取り装置
JP5777578B2 (ja) 画像読取装置、画像形成装置、画像読取プログラム、画像読取方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160620

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170317

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170404

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170529

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170613

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170707

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6175016

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees