JP5035638B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像読取装置に関する。
従来、画像読取手段の明度基準となる基準部材を読み取って光源の光源調整値を設定する画像読取装置において、基準部材を読み取った読取値に基づいて外光の有無を判断し、外光有りと判断した場合には製造時や工場出荷時に入力設定された光源調整値を用いて光源から光を照射するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−311219号公報
しかしながら、従来の画像読取装置によると、解像度や読取速度等の読取条件で決定される読取モード毎に光源の明るさを変えて原稿を読み取る場合には、製造時や工場出荷時に入力設定された光源調整値で判断すると、読取モードに応じて光源の明るさが異なるため、外光の有無を誤判定する虞があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、読取モードによって光源の明るさが異なっても、外光の有無を精度よく、且つ効率よく判断できる画像読取装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、画像読取装置であって、原稿が載置される載置台と、前記載置台に載置されている原稿を照射する光源を有し、前記光源から出射されて前記原稿で反射された反射光に基づいて前記原稿を読み取る読取手段と、前記光源から出射された光を反射する基準部材と、前記原稿を読み取るときの前記光源の明るさが互いに異なる複数の読取モードのいずれかを選択する選択手段と、前記読取手段に前記基準部材を読み取らせ、その読み取り結果に基づいて光源調整値を調整することにより、前記光源の明るさを前記選択手段で選択された読取モードに応じた明るさに調整する光源調整手段と、複数の前記読取モードのうち基準となる基準モードにおいて前記載置台に外光が入射しない状態で調整した光源調整値である基準調整値と、前記基準モードの基準調整値を他の前記読取モードの基準調整値に変換するための変換情報とを記憶している記憶手段と、前記変換情報を参照して前記基準モードの基準調整値を前記選択された読取モードの基準調整値に変換する第1の変換手段と、前記選択された読取モードの前記第1の変換手段で変換された基準調整値と前記光源調整手段で調整した光源調整値とを比較して前記載置台への外光入射の有無を判断する判断手段と、を備える。
載置台に外光が入射している状態で調整した光源調整値と外光が入射していない状態で調整した光源調整値とを比較すると、両者には差が生じる。従って、予め外光が入射していない状態で調整した光源調整値を基準調整値として記憶しておき、その後に調整した光源調整値をその基準調整値と比較すれば、外光の有無を判断できる。
ところで、読取モードによって光源の明るさが異なる場合は、全ての読取モードについて同じ基準調整値と比較してしまうと、外光の有無を誤判断する虞がある。なぜなら、ある読取モードでは外光が入射しているにもかかわらず光源調整値と基準調整値との乖離が小さくなり、それにより外光無しと誤判断され、別の読取モードでは外光が入射していないにもかかわらず光源調整値と基準調整値との乖離が大きくなり、それにより外光有りと誤判断されることが起こり得るからである。
この発明によると、基準モードの基準調整値を選択手段で選択された読取モードの基準調整値に変換し、選択された読取モードに応じて調整した光源調整値をその読取モードの基準調整値と比較するので、読取モードによって光源の明るさが異なっても、外光の有無を精度よく判断できる。
よってこの発明によると、読取モードによって光源の明るさが異なっても、外光の有無を精度よく、且つ効率よく判断できる。
第2の発明は、第1の発明の画像読取装置であって、前記光源調整手段は、前記判断手段により外光有りと判断された場合は、前記原稿を読み取るとき、前記第1の変換手段で変換された前記選択された読取モードの基準調整値で前記光源を点灯させ、前記判断手段により外光無しと判断された場合は、前記原稿を読み取るとき、前記光源調整手段で調整した光源調整値で前記光源を点灯させる。
この発明によると、外光有りと判断された場合は選択された読取モードの基準調整値で光源を点灯させるので、外光有りの状態で光源の明るさを調整した光源調整値で点灯させる場合に比べ、光源を適切な明るさで点灯できる。
第3の発明は、第1又は第2の発明の画像読取装置であって、複数の前記読取モードは互いに読取解像度が異なり、前記変換情報は各前記読取モードの読取解像度を前記基準モードの読取解像度で除算した解像度比であり、前記第1の変換手段は、前記基準モードの基準調整値と前記選択された読取モードに対応する解像度比とに基づいて、前記選択された読取モードの基準調整値に変換する。
この発明によると、読取解像度と光源調整値との比例関係から、基準モードの基準調整値と解像度比とに基づくことにより、選択された読取モードの基準調整値に変換できる。
第4の発明は、第3の発明の画像読取装置であって、前記読取手段は、主走査方向に延びるラインセンサと前記ラインセンサを副走査方向に搬送する搬送手段とを有し、前記搬送手段により前記ラインセンサを搬送して前記原稿を1ラインずつ読み取り、複数の前記読取モードは互いに1ライン当たりの点灯時間が異なり、前記変換情報は前記基準モードの点灯時間を各前記読取モードの点灯時間で除算した点灯時間比であり、前記第1の変換手段は、前記基準モードの基準調整値と前記選択された読取モードに対応する点灯時間比とに基づいて、前記選択された読取モードの基準調整値に変換する。
この発明によると、点灯時間と光源調整値との反比例関係から、基準モードの基準調整値と点灯時間比とに基づくことにより、選択された読取モードの基準調整値に変換できる。
第5の発明は、第1〜第4のいずれか発明の画像読取装置であって、前記記憶手段は、前記基準モードにおける1ライン当たりの前記光源の点灯時間を基準点灯時間として記憶し、前記基準モードにおける前記光源の基準点灯時間に、前記選択された読取モードの点灯時間比の逆数を乗算することにより、前記選択された読取モードにおける前記光源の点灯時間に変換する第2の変換手段を備える。
この発明によると、基準モードの基準点灯時間に点灯時間比の逆数(読取モードの点灯時間を基準モードの点灯時間で除算した比)を乗算することにより、選択された読取モードの点灯時間に変換できる。基準モードの点灯時間を選択された読取モードの点灯時間に変換するようにすると、読取モード毎に点灯時間を記憶しなくてよいので、記憶手段を効率よく利用できる。
本発明によれば、読取モードによって光源の明るさが異なっても、外光の有無を精度よく、且つ効率よく判断できる。
本発明の一実施形態に係る読取部の模式図である。 読取部の電気的構成を示すブロック図。 読取モードの一例を示す表。 解像度と光源の明るさとの関係を説明するための模式図。 点灯時間と光源の明るさとの関係を示す模式図。 基準調整値、及び基準点灯時間を設定する処理の流れを示すフローチャート。 原稿の読み取りの全体的な流れを示すフローチャート。 明るさ/点灯時間設定処理の流れを示すフローチャート。 基準調整値変換処理の流れを示すフローチャート。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図9によって説明する。
(1)複合機の構成
図1は、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能などを有する複合機が備える読取部1(画像読取装置の一例)の模式図である。
読取部1は、所謂フラットベッド型のスキャナ装置として構成されている。読取部1は、第一の読取面11と第二の読取面12とを上部に備える装置本体3と、装置本体3の上方に開閉可能に設けられたFBカバー5とを備える。装置本体3の上面は、FBカバー5が閉じられた状態で、FBカバー5により被覆される。
装置本体3は、第一の読取面11と第二の読取面12とを構成するプラテンガラス13(載置台の一例)と、プラテンガラス13を支持する筐体20と、第一の読取面11に載置される原稿の位置決めを行うための位置決め部材17と、白基準板19(基準部材の一例)と、読取デバイス21と、読取デバイス21を移動させるFBモータ23及びベルト機構部25と、を備えている。
プラテンガラス13の表面は、筐体20に対して着脱自在に設けられた位置決め部材17によって、第一の読取面11と第二の読取面12とに分割されている。第一の読取面11は、利用者によって表面に載置された原稿を読み取るための領域である。第二の読取面12は、FBカバー5に設けられた原稿搬送装置40により搬送されてきた原稿Pを読み取るための領域である。
読取デバイス21(読取手段の一例)は、プラテンガラス13の裏面において、プラテンガラス13の盤面に平行な副走査方向(図中のD方向)に移動可能に収容されている。読取デバイス21は、ベルト機構部25が備える一対のローラ25aに掛け回されたベルト25bに固定されており、FBモータ23が発生する動力により回転するベルト25bと共に、副走査方向に移動する。
白基準板19は、位置決め部材17とプラテンガラス13との間に、紙面に垂直な主走査方向に延びる姿勢で配置されている。白基準板19は反射率の高い白色の部材であり、光源22の明るさの調整やシェーディング補正のための白基準値の生成に用いられる。
FBカバー5に設けられた原稿搬送装置40の動作によって第二の読取面12上に搬送されてきた原稿Pを読み取る際、読取デバイス21は、第二の読取面12下に移動されて停止する。また、第一の読取面11上の原稿を読み取る際、読取りデバイスはFBモータ23及びベルト機構部25の動作により、第一の読取面11の裏面側を副走査方向に搬送される。
FBカバー5は、前述したように原稿搬送装置40を備えており、次のように、給紙トレイ41に載置された原稿Pを、第二の読取面12上に搬送し、第二の読取面12上で読取デバイス21により読み取られた原稿を排紙トレイ42に排出する。
原稿搬送装置40は、搬送路の始点に、給紙ローラ44、45を備えており、給紙トレイ41に載置された原稿は給紙ローラ44、45によって搬送路下流に搬送される。給紙ローラ44、45により搬送されてきた原稿Pは、搬送ローラ47、48により、更に搬送路下流に搬送される。
搬送路において搬送ローラ47、48より下流側には、第二の読取面12と所定の空隙を有した状態で、第二の読取面12に対抗する上板49が設けられている。搬送ローラ47、48により搬送されてきた原稿Pは、上板49と第二の読取面12との間を通過して、それより更に搬送路下流に設けられた一対の搬送ローラ51、52によって搬送され、続いて、一対の排紙ローラ53、54によって、排紙トレイ42に排紙される。
(2)読取部の電気的構成
図2は、読取部1の電気的構成を示すブロック図である。読取部1は、ASIC100、CPU101(光源調整手段、第1の変換手段、判断手段、第2の変換手段の一例)、ROM102、RAM103、EEPROM104(記憶手段の一例)、駆動回路105、106、読取デバイス21、AFE122、操作部130(選択手段の一例)を備えている。
ASIC100には、FBモータ23と、原稿搬送装置40の各種のローラを駆動するADFモータ110とが、駆動回路105、106を介して接続されている。
また、図1では省略しているが、装置本体3は前方に各種スイッチを備える操作部130を備えており、ASIC100に接続されている。利用者は操作部130を操作することにより、読取モードの選択や読み取りの指示などを行うことができる。
読取デバイス21は、図示を省略しているが、主走査方向に複数の受光素子が一列に配列されたラインセンサ26、及び、赤色(R)の光を発する複数のLEDが1列に配列された光源22Rと、緑色(G)の光を発する複数のLEDが1列に配列された光源22Gと、青色(B)の光を発する複数のLEDが1列に配列された光源22Bとで構成される光源22を備えている。
また、ASIC100には、読取デバイス21の光源22が電流制御回路121を介して接続されている。電流制御回路121は、ASIC100からパルス信号として出力されるPWM信号に基づいて電流を光源22に流す。
CPU101は、ASIC100を介して、PWM信号のパルス幅とパルス周期とのデューティ比(LEDPWM調整値)を調整することにより、光源22の明るさを調整することができる。
また、CPU101は、ASIC100を介して、1ライン周期中においてPWM信号を出力する期間と出力しない期間とのデューティ比(LEDDUTY調整値)を調整することにより、光源22の点灯時間を調整することができる。詳しくは後述するが本実施形態では原稿の読取速度、言い換えると1ライン周期を変えることができ、光源22の点灯時間は1ライン周期に比例して調整される。例えば1ライン周期が2倍になると光源の点灯時間も2倍に調整される。この調整とは別に、本実施形態では上述したLEDDUTY調整値を調整することにより、点灯時間を微調整することができる。
また、ASIC100には、ラインセンサ26がAFE122(Analog Front End)を介して接続されている。AFE122は、A/D変換回路を含んで構成されている。
(3)読取モードについて
図3は、読取モードの一例を示す表である。読取部1は図3に示す表を変換テーブルとしてEEPROM104に記憶している。読取モードの名称に含まれている「1200dpi」、「600dpi」、「300dpi」という文字列はその読取モードの読取解像度(以下「解像度」という)を示しており、「高速」、「低速」という文字列はその読取モードで原稿を読み取るときの読取速度を示している。読取速度とは読取デバイス21を搬送する速度のことであり、いずれの解像度の場合も高速で読み取るよりも低速で読み取った方が高画質の画像データを得ることができる。
前述したように複合機はコピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能を有しており、本実施形態では機能によって選択できる読取モードが異なる。具体的には例えば、コピー機能の場合は「600dpi高速モード」のみを選択でき、スキャナ機能の場合は「1200dpi高速モード」又は「600dpi低速モード」を選択できる。ファクシミリ機能の場合は「300dpi高速モード」又は「300dpi低速モード」を選択できる。なお、機能によらず任意の読取モードを選択できるようにしてもよい。
(3−1)解像度と光源の電荷蓄積量との関係
図4は、解像度と画素数との関係を説明するための模式図である。図4では解像度が1200dpiの画像データの1ライン分の画素列、解像度が600dpiの画像データの1ライン分の画素列、解像度が300dpiの画像データの1ライン分の画素列を示している。図中の丸印61はそれぞれ一つの画素を表している。なお、図4では一つの画素にのみ符号を付し、他の画素については符号を省略している。
ASIC100は、いずれの読取モードが選択されている場合も、原稿を1200dpiで読み取る。そして、例えば解像度が600dpiの読取モードが選択されている場合は、原稿を1200dpiで読み取って生成した画像データについて、ラインセンサ26の1ラインに相当する画素列(主走査方向に並ぶ画素列)毎に、当該列の隣り合う2つの画素の電荷蓄積量をRGB毎にそれぞれ合計することにより600dpiの電荷蓄積量を求める。
但し、このようにして600dpiの電荷蓄積量を求めると、その電荷蓄積量は1200dpiの電荷蓄積量に比べて単純計算で2倍の値になる。そこで、CPU101は、解像度が600dpiの読取モードが選択されているときは、1200dpiの読取モードが選択されているときに比べ、光源22の明るさを1/2に調整して読み取る。
解像度が300dpiの読取モードが選択されているときも同様であり、CPU101は光源22の明るさを1200dpiの読取モードが選択れているときの1/4に調整して原稿を読み取る。
つまり、本実施形態では、基準となる読取モードに比べて解像度が1/2になると、基準となる読取モードに比べて光源22の明るさを1/2(解像度比の一例)に調整する。
(3−2)点灯時間と光源の明るさとの関係
図5は、点灯時間と光源22の明るさとの関係を説明するための模式図である。図5は、高速で読み取るときに光源22に流れる電流と点灯時間との関係、及び、低速で読み取るときに光源22に流れる電流と点灯時間との関係を示している。
読取デバイス21は、原稿を低速で読み取るときは遅い速度で移動しながら読み取る。このため、原稿を低速で読み取るときの点灯時間は、高速で読み取るときの点灯時間よりも長くなる。具体的には例えば、高速をX[m/ミリ秒]とし、低速をY[m/ミリ秒](X>Y)とする。そして、高速で読み取るときの1ライン当たりの点灯時間をTa[ミリ秒]とし、低速で読み取るときの1ライン当たりの点灯時間をTb[ミリ秒](Tb>Ta)とすると、これらには式1の関係が成り立つ。
X/Y=Tb/Ta ・・・ 式1
この場合、原稿を低速で読み取るときの光源22の明るさと高速で読み取るときの光源22の明るさとを同じにすると、低速で読み取るときの方が高速で読み取るときよりもラインセンサ26の各受光素子に蓄積される電荷が多くなるので、低速で読み取ったときの電荷蓄積量は高速で読み取ったときの電荷蓄積量に比べて単純計算でTb/Ta倍(>1)になる。つまり、同じ原稿を読み取っても、低速で読み取って生成した画像データが表す画像は、高速で読み取って生成した画像データが表す画像よりも、全体的に明るい画像になってしまう。
そこで、CPU101は、LEDPWM調整値を調整することにより、原稿を低速で読み取るときは、高速で読み取るときに比べて光源22に流れる電流をTa/Tb倍(<1)に調整する、言い換えると、光源22の明るさをTa/Tb倍にする。これにより、同じ原稿を読み取ったときに、低速で読み取って生成した画像データが表す画像の全体的な明るさと、高速で読み取って生成した画像データが表す画像の全体的な明るさとが大きく異なってしまわないようにすることができる。
つまり、本実施形態では、基準となる読取モードに比べて点灯時間がTb/Ta倍になると、基準となる読取モードに比べて光源22の明るさをTa/Tb倍(点灯時間比の一例)に調整する。なお、点灯時間比は読取速度比の逆数と言い換えることもできる。
(3−3)基準モード
本実施形態では、基準となる読取モード(以下「基準モード」という)として「600dpi高速モード」を例に説明する。「600dpi高速モード」を基準モードとした場合、他の読取モードで原稿を読み取るときの光源22の明るさの目標値、言い換えると他の読取モードで白基準板19を読み取るときの電荷蓄積量の目標値は、次式で表すことができる。
電荷蓄積量の目標値=「600dpi高速モード」で原稿を読み取るときの目標値×解像度比×点灯時間比 ・・・ 式2
ここで解像度比は、他の読取モードの解像度を基準モードの解像度(600dpi)で除算した値である。点灯時間比は、基準モードの点灯時間を他の読取モードの点灯時間で除算した値である。図3に示す各読取モードは解像度比と点灯時間比との積が互いに異なっている。
(4)光源の明るさの調整、及び点灯時間の調整
光源は経時変化により明るさが変化することがあり、また、経時変化がない場合でも点灯直後と一定時間経過した後とでは明るさが変化することもある。このため、CPU101は、原稿の読み取りが指示されると、原稿を読み取る前に毎回光源22の明るさを調整する。
また、CPU101は、原稿の読み取りが指示されると、原稿を読み取る前に毎回光源22の点灯時間を調整する。
以下、基準モードを例に、光源22の明るさの調整、及び点灯時間の調整について説明する。
(4−1)光源の明るさの調整の概要
光源の明るさの調整は、RGBの光源毎に行われる。ここでは赤色(R)の光源22Rを例に説明する。
原稿の読み取りが指示されると、先ずCPU101は、光源22Rの明るさを調整する光源調整値であるLEDPWM調整値に初期値を設定する。
次に、CPU101は、光源22Rの点灯時間を調整する調整値であるLEDDUTY調整値に初期値を設定する。
次に、CPU101は読取デバイス21を白基準板19の下に移動させ、光源22Rを初期値で設定された期間の間、点灯させる。
次に、CPU101は、1ライン周期の間に読取デバイス21が受光する電荷蓄積量の目標値に対してAFE122から出力された画素信号がオーバーフローしているか否かを判定し、オーバーフローしていない場合はオーバーフローするまでLEDPWM調整値を段階的に上げる、すなわち光源22Rを明るくする。
CPU101は、画素信号がオーバーフローすると、LEDPWM調整値を段階的に下げることにより、画素信号がオーバーフローする直前の値に調整する。これにより光源22Rの明るさが基準モードに応じた明るさに調整される。
ここでは赤色(R)の光源22Rを例に説明したが、緑色(G)の光源22G、及び青色(B)の光源22Bについても同様である。
(4−2)点灯時間の調整の概要
光源の点灯時間の調整は、RGBの光源毎に行われる。ここでは赤色(R)の光源22Rを例に説明する。
先ずCPU101は、光源22RのLEDDUTY調整値に初期値を設定する。
次に、CPU101は前述した明るさの調整で調整したLEDPWM調整値で光源22Rを初期設定で設定された期間点灯させる。
次に、CPU101は、AFE122から出力された画素信号がオーバーフローしているか否かを判定し、オーバーフローしていない場合はオーバーフローするまでLEDDUTY調整値を段階的に上げる、すなわち点灯時間を長くする。
そして、画素信号がオーバーフローすると、CPU101はLEDDUTY調整値を段階的に下げることにより、画素信号がオーバーフローする直前の値に調整する。これにより光源22Rの点灯時間が基準モードに応じた点灯時間に調整される。
ここでは赤色(R)の光源22Rを例に説明したが、緑色(G)の光源22G、及び青色(B)の光源22Bについても同様である。
(5)基準調整値、及び基準点灯時間
光源22の明るさを調整する場合は、FBカバー5を閉じてプラテンガラス13に外光が入射しない状態、言い換えるとラインセンサ26に外光が入射しない状態で調整することが望ましい。外光が入射するとその分だけ光源22の明るさが抑制されてしまうからである。
しかしながら、明るさの調整は必ずしもFBカバー5が閉じられた状態で行われるとは限らない。例えば本などの厚みのある原稿の場合にはFBカバー5がプラテンガラス13から浮いてしまうからである。この場合、光源22の明るさを調整するときは外光が入射し、本を読み取るときは本によってプラテンガラス13が覆われることにより概ね外光が入射しないとすると、光源22の明るさが外光の分だけ抑制されることにより、全体に電荷蓄積量が低下して暗い画像になる。
そこで、本実施形態では、FBカバー5を閉じてプラテンガラス13に外光が入射しない状態で調整したLEDPWM調整値である基準調整値をEEPROM104に予め記憶させておく。
そして、CPU101は、原稿を読み取るとき、原稿の読み取り前に調整したLEDPWM調整値と、EEPROM104に記憶されている基準調整値とを比較して外光の入射の有無を判断し、外光有りと判断した場合は、基準調整値で光源22を点灯させて原稿を読み取る。一方、外光無しと判断した場合は、CPU101は調整したLEDPWM調整値で光源を点灯させて原稿を読み取る。
ただし、基準調整値を全ての読取モードについてそれぞれ記憶しておくとEEPROM104の記憶領域を多く必要とする。そこで、本実施形態では、基準モードの基準調整値と、基準モードの基準調整値を他の読取モードの基準調整値に変換するための変換情報とをEEPROM104に記憶させておく。
そして、CPU101は、基準モード以外の他の読取モードで原稿を読み取るとき、変換情報を参照して基準モードの基準調整値を他の読取モードの基準調整値に変換する。変換情報とはすなわち各読取モードの解像度比及び点灯時間比である。このようにすると他の読取モードの基準調整値をEEPROM104に記憶させなくてよいので、EEPROM104の記憶領域を節約できる。
本実施形態では点灯時間についても同じく基準モードにおいて外光が入射しない状態で調整した点灯時間を基準点灯時間としてEEPROM104に予め記憶させておく。そして、CPU101は、基準モード以外の他の読取モードで原稿を読み取るとき、外光有りと判断した場合は、基準点灯時間に点灯時間比の逆数を乗算することにより他の読取モードの点灯時間に変換する。
図6は、基準モードの基準調整値、及び基準点灯時間を記憶する処理の流れを示すフローチャートである。本処理は例えば製造時あるいは工場出荷時にFBカバー5を閉じた状態で実行される。ここでは光源として赤色(R)の光源22Rを例に説明する。
S101では、CPU101は、基準モードに設定する。これにより解像度に「600dpi」が設定され、点灯時間にTa[ミリ秒]が設定される。
S102では、CPU101は、ベルト機構部25を制御して読取デバイス21を白基準板19の下に移動させる。次に、CPU101は光源22Rを点灯させて読取部1に白基準板19を読み取らせ、その読み取り結果に基づいてLEDPWM調整値を調整することにより、光源22Rの明るさを基準モードに応じた明るさに調整する。この調整の仕方は「(4−1)光源の明るさの調整」で説明したとおりである。
S103では、CPU101は、S102で調整したLEDPWM調整値を基準モードの基準調整値としてEEPROM104に記憶させる。
S104では、CPU101は、光源22Rの点灯時間を基準モードに応じた点灯時間に調整する。この調整の仕方は「(4−2)点灯時間の調整」で説明したとおりである。
S105では、CPU101は、S104で調整したLEDDUTY値を基準モードの基準点灯時間としてEEPROM104に記憶させる。
以上により基準モードの基準調整値、及び基準点灯時間を記憶する処理が終了する。ここでは赤色(R)の光源22Rを例に説明したが、緑色(G)の光源22G、及び青色(B)の光源22Bについても同様である。
(6)原稿の読み取り
次に、原稿の読み取りについて説明する。
(6−1)原稿の読み取りの全体的な流れ
図7は、原稿の読み取りの全体的な流れを示すフローチャートである。本処理は利用者がいずれかの読取モードを選択して読み取りを指示すると開始される。
S201では、CPU101は、ベルト機構部25を制御して読取デバイス21を白基準板19の下に移動させる。
S202では、CPU101は、選択された読取モードに設定する。これにより、解像度、点灯時間、及び読取速度に、選択された読取モードに応じた値が設定される。
S203では、CPU101は、光源22の明るさ(LEDPWM調整値)、及び点灯時間(LEDDUTY調整値)を設定する処理である「明るさ/点灯時間設定処理」を実行する。「明るさ/点灯時間設定処理」の詳細については後述する。
S204では、CPU101は、S203で設定したLEDPWM調整値及びLEDDUTY調整値で光源22を点灯させて白基準板19を読み取り、シェーディング補正のための白基準値を生成する。その後、CPU101は光源22を消灯させて読み取りを行い、シェーディング補正のための黒基準値を生成する。
S205では、CPU101は、ベルト機構部25を制御して読取デバイス21を読取開始位置に搬送する。
S206では、CPU101は、S203で設定したLEDPWM調整値及びLEDDUTY調整値で光源22を点灯させ、ベルト機構部25を制御して読取デバイス21を読取モードに応じた読取速度で搬送しつつ原稿を1ラインずつ読み取る。
S207では、CPU101は、S206での読み取りが終了すると、読取デバイス21を所定の待機位置に搬送する。
以上により、原稿の読み取りが終了する。
(6−2)明るさ/点灯時間設定処理
明るさ/点灯時間設定処理は、RGBの光源毎に行われる。ここでは赤色(R)の光源22Rを例に説明する。
図8は、明るさ/点灯時間設定処理の流れを示すフローチャートである。
S301では、CPU101は、LEDPWM調整値に初期値を設定する。
S302では、CPU101は、LEDDUTY調整値に初期値を設定する。
S303では、CPU101は、白基準板19を読み取って出力される電荷蓄積量が「選択された読取モードの電荷蓄積量の目標値」になるようにLEDPWM調整値を調整することにより、光源22Rの明るさを、選択された読取モードに応じた明るさに調整する。
S304では、CPU101は、基準モードの基準調整値を「選択された読取モードの基準調整値」に変換する処理である「基準調整値変換処理」を実行する。「基準調整値変換処理」の詳細については後述する。
S305では、CPU101は、S303で調整したLEDPWM調整値とS304で変換した「選択された読取モードの基準調整値」とを比較して、プラテンガラス13に外光が入射したか否かを判定する。
具体的には、CPU101は、S303で調整したLEDPWM調整値が「選択された読取モードの基準調整値」の8割以上であれば、外光無しと判断し、8割未満であれば外光有りと判断する。CPU101は、外光無しと判断した場合はS306に進み、外光有りと判断した場合はS308に進む。なお、8割を外光有無の判定基準とするかは適宜選択可能な設計事項である。
S306では、CPU101は、S303で調整したLEDPWM調整値を光源22RのLEDPWM調整値とする。
S307では、CPU101は、LEDDUTY調整値を調整することにより、光源22Rの点灯時間を選択された読取モードに応じた点灯時間に調整する。
S308では、CPU101は、S304で変換した「選択された読取モードの基準調整値」を光源22RのLEDPWM調整値とする。
S309では、CPU101は、変換テーブルから点灯時間比を取得し、基準モードの基準点灯時間に点灯時間比の逆数(読取モードの点灯時間を基準モードの点灯時間で除算した比)を乗算することにより「選択された読取モードにおける点灯時間」に変換する。
以上により明るさ/点灯時間設定処理が終了する。ここでは赤色(R)の光源22Rを例に説明したが、緑色(G)の光源22G、及び青色(B)の光源22Bについても同様である。
(6−3)基準調整値変換処理
図9は、基準調整値変換処理の流れを示すフローチャートである。ここでは光源として赤色(R)の光源22Rを例に説明する。
S401では、CPU101は、選択されている読取モードが基準モードであるか否かを判定する。CPU101は、基準モードでない場合はS402に進み、基準モードである場合はS403に進む。
S402では、CPU101は、変換情報を参照して、基準モードの基準調整値を「選択された読取モードの基準調整値」に変換する。具体的には、CPU101は変換テーブルから解像度比と点灯時間比とを取得し、以下の式により変換する。
選択された読取モードの基準調整値=基準モードの基準調整値×解像度比×点灯時間比 ・・・ 式3
S403では、CPU101は、基準モードの基準調整値をそのまま基準調整値とする。
以上により基準調整値変換処理が終了する。なお、ここでは光源として赤色(R)の光源22Rを例に説明したが、緑色(G)の光源22G、及び青色(B)の光源22Bについても同様である。
(7)実施形態の効果
プラテンガラス13に外光が入射している状態で調整したLEDPWM調整値(光源調整値)と外光が入射していない状態で調整したLEDPWM調整値とを比較すると、両者には差が生じる。従って、予め外光が入射していない状態で調整したLEDPWM調整値を基準調整値として記憶しておき、その後に調整したLEDPWM調整値をその基準調整値と比較すれば、外光の有無を判断できる。
ところで、読取モードによって光源22の明るさが異なる場合は、全ての読取モードについて同じ基準調整値と比較してしまうと、外光の有無を誤判断する虞がある。なぜなら、ある読取モードでは外光が入射しているにもかかわらずLEDPWM調整値と基準調整値との乖離が小さくなり、それにより外光無しと誤判断され、別の読取モードでは外光が入射していないにもかかわらずLEDPWM調整値と基準調整値との乖離が大きくなり、それにより外光有りと誤判断されることが起こり得るからである。
本発明の実施形態1に係る読取部1によると、基準モードの基準調整値を操作部130で選択された読取モードの基準調整値に変換し、選択された読取モードに応じて調整した光源調整値をその読取モードの基準調整値と比較するので、読取モードによって光源の明るさが異なっても、外光の有無を精度よく判断できる。
更に、読取部1によると、上述したように基準モードの基準調整値を各読取モードの基準調整値に変換するので、読取モード毎に基準調整値を記憶しておかなくてよく、EEPROM104を効率よく利用できる。
よって読取部1によると、読取モードによって光源22の明るさが異なっても、外光の有無を精度よく、且つ効率よく判断できる。
更に、読取部1によると、外光有りと判断された場合は選択された読取モードの基準調整値で光源22を点灯させるので、外光有りの状態で光源22の明るさを調整した光源調整値で点灯させる場合に比べ、光源22を適切な明るさで点灯できる。
更に、読取部1によると、読取解像度とLEDPWM調整値との比例関係から、基準モードの基準調整値に解像度比を乗算することにより、選択された読取モードの基準調整値に変換できる。
更に、読取部1によると、点灯時間とLEDPWM調整値との反比例関係から、基準モードの基準調整値に点灯時間比を乗算することにより、選択された読取モードの基準調整値に変換できる。
更に、読取部1によると、基準モードの基準点灯時間に点灯時間比の逆数(読取モードの点灯時間を基準モードの点灯時間で除算した比)を乗算することにより、選択された読取モードの点灯時間に変換できる。基準モードの点灯時間を選択された読取モードの点灯時間に変換するようにすると、読取モード毎に点灯時間を記憶しなくてよいので、EEPROM104を効率よく利用できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では変換情報として解像度比、及び点灯時間比を例に説明したが、例えば読取モードによって読取速度が異ならない場合は、解像度比のみを変換情報として用いてもよい。
(2)上記実施形態では画像読取装置として複合機が備える読取部1を例に説明したが、画像読取装置はスキャナ機能のみを備える所謂イメージスキャナであってもよい。
(3)上記実施形態では光源としてRGBのLEDを例に説明したが、光源は所謂白色光源を発光する冷陰極管ランプ(CCLV)でもよい。
(4)上記実施形態では原稿を読み取るときの光源22の明るさが互いに異なる複数の読取モードを例に説明したが、各読取モードは光源の明るさが互いに同じで、点灯時間のみが異なってもよい。この場合は、基準モードにおいて調整した点灯時間を基準調整値とし、基準モードの基準調整値と、基準モードの基準調整値を各読取モードの基準調整値に変換する変換情報とを記憶しておく。そして、選択された読取モードで点灯時間を調整するとき、調整した点灯時間と、選択した読取モードの基準調整値とを比較することにより、外光の有無を判定するようにしてもよい。
1・・・読取部(画像読取装置)
13・・・プラテンガラス(載置台)
19・・・白基準板(基準部材)
21・・・読取デバイス(読取手段)
22・・・光源
26・・・ラインセンサ
101・・・CPU(光源調整手段、第1の変換手段、判断手段、第2の変換手段)
104・・・EEPROM(記憶手段)
130・・・操作部(選択手段)

Claims (4)

  1. 原稿が載置される載置台と、
    前記載置台に載置されている原稿を照射する光源を有し、前記光源から出射されて前記原稿で反射された反射光に基づいて前記原稿を読み取る読取手段と、
    前記光源から出射された光を反射する基準部材と、
    前記原稿を読み取るときの前記光源の明るさが互いに異なる複数の読取モードのいずれかを選択する選択手段と、
    前記読取手段に前記基準部材を読み取らせ、その読み取り結果に基づいて光源調整値を調整することにより、前記光源の明るさを前記選択手段で選択された読取モードに応じた明るさに調整する光源調整手段と、
    複数の前記読取モードのうち基準となる基準モードにおいて前記載置台に外光が入射しない状態で調整した光源調整値である基準調整値と、前記基準モードの基準調整値を他の前記読取モードの基準調整値に変換するための変換情報とを記憶している記憶手段と、
    前記変換情報を参照して前記基準モードの基準調整値を前記選択された読取モードの基準調整値に変換する第1の変換手段と、
    前記選択された読取モードの前記第1の変換手段で変換された基準調整値に所定値をかけた外光判定値と前記光源調整手段で調整した光源調整値とを比較して前記載置台への外光入射の有無を判断する判断手段と、
    を備え
    前記記憶手段は、前記基準モードにおける1ライン当たりの前記光源の点灯時間を基準点灯時間として記憶し、
    前記基準モードにおける前記光源の基準点灯時間に、前記選択された読取モードの点灯時間比の逆数を乗算することにより、前記選択された読取モードにおける前記光源の点灯時間に変換する第2の変換手段を備える、画像読取装置。
  2. 請求項1に記載の画像読取装置であって、
    前記判断手段により外光有りと判断された場合は、前記原稿を読み取るとき、前記第1の変換手段で変換された前記選択された読取モードの基準調整値で前記光源を点灯させ、前記判断手段により外光無しと判断された場合は、前記原稿を読み取るとき、前記光源調整手段で調整した光源調整値で前記光源を点灯させる、画像読取装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の画像読取装置であって、
    複数の前記読取モードは互いに読取解像度が異なり、
    前記変換情報は各前記読取モードの読取解像度を前記基準モードの読取解像度で除算した解像度比であり、
    前記第1の変換手段は、前記基準モードの基準調整値と前記選択された読取モードに対応する解像度比とに基づいて、前記選択された読取モードの基準調整値に変換する、画像読取装置。
  4. 請求項3に記載の画像読取装置であって、
    前記読取手段は、主走査方向に延びるラインセンサと前記ラインセンサを副走査方向に搬送する搬送手段とを有し、前記搬送手段により前記ラインセンサを搬送して前記原稿を1ラインずつ読み取り、
    複数の前記読取モードは互いに1ライン当たりの点灯時間が異なり、
    前記変換情報は前記基準モードの点灯時間を各前記読取モードの点灯時間で除算した点灯時間比であり、
    前記第1の変換手段は、前記基準モードの基準調整値と前記選択された読取モードに対応する点灯時間比とに基づいて、前記選択された読取モードの基準調整値に変換する、画像読取装置。
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