JP6142815B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

画像読取装置に関する。
従来、原稿に光を照射して反射光を撮像素子で撮像することで、原稿上に描かれた画像を読み取る画像読取装置が提案されている。撮像素子は、受けた光の量に応じて発生した電荷を読み出して画像信号を出力するが、受光していないときであっても電荷を発生する。この受光していないときの電荷により生ずる電流を暗電流という。暗電流は読み取られた画像にとってノイズとなるため、これを除去する技術が種々提案されている。例えば、従来から、白基準板からの反射光を白基準データとして記憶すると共に、黒基準板からの反射光を黒基準データとして記憶し、両基準データを基にシェーディング補正を行うことで暗電流を除去している画像読取装置がある(特許文献1)。
特開昭61−222364号公報
しかし、上記従来技術の画像読取装置では、光源の点灯および消灯等による暗電流への影響をなくすため、黒基準板に対し光源を点灯させて黒基準データを取得しているが、この場合、黒基準板の設置が必要となり、また、光源を黒基準板の下に位置決めする制御動作も必要となることから、装置の小型化を困難とし、読み取り動作前の光源の位置決めなどの準備動作を短縮することも困難となるという問題があった。
本明細書では、画像読取装置において、装置の小型化を実現しつつ、準備動作を短縮することが可能な技術を開示する。
本明細書によって開示される画像読取装置は、原稿を光学的に読み取る画像読取装置であって、原稿を照射する光源と、前記光源を制御する光源制御部と、前記光源制御部が前記光源の光量を調整する光源調整値を記憶する記憶部と、原稿からの反射光を画像信号に変換する光電変換部と、前記光源から照射されるように配置される白基準板と、前記白基準板からの反射光を基に白基準データと黒基準データとを取得する補正データ取得部と、前記白基準データと前記黒基準データとに従って前記画像信号に補正を行う補正部と、を備え、前記補正データ取得部は、前記光源が点灯して前記白基準板を照射したときに、前記白基準板からの反射光により前記光電変換部が出力する画像信号を黒基準データとして取得する構成を有する。
この画像読取装置によれば、白色基準板の下で光源を点灯させ、黒基準データを取得し、シェーディング補正を行うので、黒基準板を読む必要がなくなり、製品の小型化と準備動作の簡略化とを実現できる。
上記画像読取装置では、前記光源調整値は、前記白基準データを取得する時に前記白基準板に向かって前記光源が照射する光量を調整する白基準光源調整値と、前記黒基準データを取得する時に前記白基準板に向かって前記光源が照射する光量を調整する黒基準光源調整値と、を含み、前記白基準光源調整値は、前記光源へ出力する白基準電流値と、前記光源を点灯させる白基準光源点灯期間と、を含み、前記黒基準光源調整値は、前記白基準光源電流値よりも小さい黒基準光源電流値と、前記白基準光源点灯期間と同じ黒基準光源点灯期間と、を含み、前記光源は、前記補正データ取得部が黒基準データを取得する時に、前記光源制御部は前記黒基準光源電流値により前記黒基準光源点灯期間において前記光源を点灯させる構成を有してもよい。
この画像読取装置によれば、黒基準板がない画像読取装置において、全画素について黒基準データを記憶させる必要がなく、黒基準光源調整値を記憶しておくことで、読取時において、黒基準データを取得することができる。
上記画像読取装置では、前記光源は複数色の光源を有し、前記光源調整値は、各色の前記白基準データを取得する時に前記白基準板に向けて前記各光源が照射する光量を調整する各色の白基準光源調整値と、前記黒基準データを取得する時に前記白基準板に向けて前記各光源が照射する光量を調整する黒基準光源調整値と、を含み、前記黒基準光源調整値は、点灯させる前記光源の色データ、前記光源へ出力する黒基準光源電流値、及び前記光源を点灯させる黒基準光源点灯期間、を含み、前記各色の白基準光源調整値は、前記光源へ出力する白基準光源電流値、及び前記光源を点灯させる白基準光源点灯期間、を含み、前記複数色の光源のうちの特定色の光源が、前記白基準光源電流値よりも小さい前記黒基準光源電流値により、前記白基準点灯期間のうち最も長い期間と同じ期間である前記黒基準光源点灯期間において点灯し前記白基準板を照射したときに、前記補正データ取得部は、前記白基準板からの反射光による画像信号を黒基準データとして取得する構成を有してもよい。
黒基準データは暗電流により生成されているが、一般に暗電流は撮像素子の熱により変化する。光源の点灯時の発熱により暗電流へ影響を及ぼし、黒基準データが変化してしまう問題を解決するため、この画像読取装置は、点灯期間をできるかぎり長くすることで、光源で発生した熱が熱伝導等の影響により、途中で冷めてしまうことがなく、光源の熱量が撮像素子へ伝わる様にしている。このため、経年変化による光源の熱発生量の変化を加味した黒基準データを取得することができる。
上記画像読取装置では、前記特定色は、前記複数色の光源を前記黒基準点灯期間において点灯したときに、同じ画像信号の出力を取得するために必要な電流値がそれぞれ複数色の中で最大の電流値となる色である構成を有してもよい。
この画像形成装置では、カラー読取時には最も大きい光源電流調整値となった色の光源を点灯させることにより黒基準データを取得している。最も大きい光源電流調整値となった色の光源は、他の色の光源に比べると、消費電力が大きく、発熱量が多くなっている。このため、光源の熱の影響を受光素子に対して最も大きく及ぼすことになり、光源の熱量の影響を受光素子に与えることができ、通常読取時と近い黒基準データを取得することができる。
上記画像読取装置では、前記黒基準光源電流値は、前記各光源が前記各色の白基準光源調整値にて点灯して予め定められた黒基準原稿を照射したときに前記光電変換部が出力する画像信号の最大値と、前記各光源が前記黒基準光源電流値にて点灯して前記白基準板を照射したときに前記光電変換部が出力する画像信号の最大値と、が同じとなるように、定められる構成を有してもよい。
この画像形成装置では、黒基準光源電流値は、各光源が各色の白基準光源調整値にて点灯して予め定められた黒基準原稿を照射したときに光電変換部が出力する画像信号の最大値と、各光源が黒基準光源電流値にて点灯して白基準板を照射したときに光電変換部が出力する画像信号の最大値と、が同じとなるように定められる。このため、黒側の階調を潰すことなく、かつ階調を最大限使用することができる。
なお、この発明は、画像読取装置、画像読取方法、これらの方法または装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体等の種々の態様で実現することができる。
本明細書によって開示される発明によれば、装置の小型化を実現しつつ、準備動作を短縮することが可能である。
一実施形態に係る複合機の制御ブロック図 複合機の断面図 各受光素子の補正前の読取データの画素値を示す図 黒基準データの確定処理のフローチャート 光量調整処理のフローチャート スキャン処理のフローチャート 光源の微点灯による黒基準データの取得処理のフローチャート
一実施形態の複合機1について図1〜図7を参照しつつ説明する。複合機1は、画像読取装置の一例であり、コピー機能やスキャン機能など、複数の機能を実行可能である。なお、以下の説明では、図2の紙面右側を複合機1の前側(F)とし、紙面奥側を複合機1の右側(R)とし、紙面上側を複合機1の上側(U)とする。
(複合機の電気的構成)
図1に示すように、複合機1は、中央処理装置(以下、CPU)3、ROM4A、RAM4B、不揮発性メモリ4C、スキャナ部5、プリンタ部7、操作部11、表示部13、ネットワークインターフェイス15、A/Dコンバータ17、およびASIC19を備える。
ROM4Aには、後述する黒基準データの確定処理やスキャン処理を実行するためのプログラムや、この複合機1の各種の動作を実行するためのプログラムが記憶されている。CPU3は、光源制御部、補正データ取得部、補正部の一例である。CPU3は、ROM4AやRAM4B等と接続されており、ROM4Aから読み出したプログラムに従って、複合機1の各部を制御する。
RAM4Bは、CPU3が各種のプログラムを実行する際の作業領域や、データの一時的な記憶領域として利用される。不揮発性メモリ4Cは、例えば後述する読取データ等を格納する。不揮発性メモリ4Cは、NVRAM、フラッシュメモリ、HDD、EEPROMなどの電源が遮断されてもデータが消去されない記憶手段であればよい。
なお、上記各種のプログラムが記憶される媒体は、ROM等以外に、CD−ROM、ハードディスク装置などでもよい。また、ROM4A、RAM4B、不揮発性メモリ4Cは、記憶部の一例である。
スキャナ部5は、原稿Mの画像を読み取って、その読み取った画像に応じた画素列のデータである読取データを生成する。スキャナ部5は、表面読取デバイス21、裏面読取デバイス23、原稿自動搬送装置(以下、「ADF25」という)、第1検知センサ27、第2検知センサ29、移動機構31、原稿有無センサ33を有する。スキャナ部5の具体的構成は後述する。
プリンタ部7は、上記読取データなどの画像データに基づく、モノクロ画像やカラー画像を、例えば電子写真方式またはインクジェット方式によりシートに印刷する。操作部11は、複数のボタンを有し、ユーザにより各種の入力操作が可能である。表示部13は、液晶ディスプレイやランプ等を有し、各種の設定画面や装置の動作状態等を表示することが可能である。
ネットワークインターフェイス15は、図示しないネットワーク回線を介して外部の装置(例えばパーソナルコンピュータなど 図示せず)等に接続され、当該外部の装置との間で相互のデータ通信を可能にする。A/Dコンバータ17は、スキャナ部5によって生成された、アナログ信号である読取データを、デジタル信号に変換し、ASIC19へ送信する。
(スキャナ部の具体的構成)
図2に示すように、スキャナ部5は、プリンタ部7等を備える複合機1本体の上部に備えられる。複合機1は、複合機1本体の上面にFB(フラットベッド)用ガラス面41が設けられ、このFB用ガラス面41を覆う原稿台カバー43が、FB用ガラス面41の枠部に開閉可能に設けられている。原稿台カバー43の下方には、ADF用ガラス面55が設けられている。
上述した表面読取デバイス21および移動機構31は、FB用ガラス面41およびADF用ガラス面55の下に配置されている。一方、裏面読取デバイス23、ADF25、第1検知センサ27、第2検知センサ29、原稿有無センサ33は、原稿台カバー43内に設けられている。
なお、以下では、原稿トレイ45に載置されたときの原稿Mの上面を、原稿Mの表面とし、原稿トレイ45に載置されたときの原稿Mの下面を、原稿Mの裏面として説明する。
各読取デバイス21、23は、図示しないRGBの光源である発光素子、および撮像素子であるイメージセンサ22、24を有する。イメージセンサ22、24は、光電変換部の一例であり、受光チップが複数個、一方向、即ち、図2の紙面前後方向である主走査方向に直線状に配列された構成になっている。各受光チップは、複数のレンズ(図示せず)および複数の受光素子(図示せず)が上記主走査方向に配列されている。
原稿台カバー43には、原稿Mを載置するための原稿トレイ45、および、その原稿トレイ45の下方に配置された原稿排出トレイ47が設けられている。また、原稿トレイ45付近には上記原稿有無センサ33が設けられており、この原稿有無センサ33は、原稿トレイ45上の原稿Mの有無を検知し、その検知結果をCPU3が有する図示しないA/Dコンバータに送信する。原稿台カバー43内には、原稿Mを、原稿トレイ45からU字状に折り返して原稿排出トレイ47に搬送するための搬送経路が形成されており、ADF25は、その搬送経路途中に配置された複数の搬送ローラ49や原稿押さえ部材53を備えて構成されている。
裏面読取デバイス23は、上記搬送経路の前半部分である、原稿トレイ45から折り返しまでの部分の側方(図2の下側)に配置されている。裏面読取デバイス23は、原稿トレイ45から搬送された原稿Mの裏面の画像を読み取って、その裏面画像に応じた読取データを上記A/Dコンバータ17に送信する。この裏面読取デバイス23は移動不能とされており、搬送経路を挟んだ対向位置には、裏面用白基準部材51が配置されている。
裏面読取デバイス23の読取位置の原稿搬送方向上流側(以下、「上流側」という)には、第1検知センサ27が配置されており、この第1検知センサ27は、上記読取位置に近づいてきた原稿Mを検知し、その検知結果をCPU3が有する図示しないA/Dコンバータに送信する。表面読取デバイス21は、上記搬送経路の後半部分である、折り返しから原稿排出トレイ47までの部分の側方(図2の下側)に配置されており、上記原稿Mの表面の画像を読み取って、その表面画像に応じた読取データを上記A/Dコンバータ17に送信する。
この表面読取デバイス21は、上記移動機構31によってFB用ガラス面41およびADF用ガラス面55に対して平行な方向、図2では左右方向に移動可能に設けられている。具体的には、上記ADF用ガラス面55の下面には、表面用白基準部材57が配置されており、原稿押さえ部材53の直下がADF搬送時の表面読取部分とされている。なお、表面用白基準部材57は、白基準板の一例である。
移動機構31は、表面読取デバイス21を、表面用白基準部材57に対向する位置P1と、表面読取部分に対向する位置P2と、FB用ガラス面41の直下P3とに移動させることができる。原稿押さえ部材53の上流側には、第2検知センサ29が配置されており、この第2検知センサ29は、表面読取デバイス21の読取位置に近づいてきた原稿Mを検知し、その検知結果をCPU3が有する図示しないA/Dコンバータに送信する。
複合機1は、スキャン機能として、FB読取機能とADF読取機能を有し、上記原稿有無センサ33により原稿トレイ45上の原稿Mが検知されないときにFB読取機能を実行し、当該原稿Mが検知されたときにADF読取機能を実行する。FB読取機能は、FB用ガラス面41に静止状態で載置された原稿Mの画像を読み取るものである。この機能を実行すると、表面読取デバイス21は、移動機構31により、FB用ガラス面41の直下を副走査方向(図2の左から右方向)に移動させられつつ当該静止状態の原稿Mの下面の画像を読み取る。
ADF読取機能は、原稿MをADF25にて自動搬送させつつその画像を読み取るものである。このADF読取機能として、片面読取機能と両面読取機能を有する。片面読取機能は、原稿Mの片面(表面)の画像を表面読取デバイス21にて読み取るものであり、両面読取機能は、原稿Mの両面の画像を、表面読取デバイス21および裏面読取デバイス23にて並行して読み取るものである。
(黒基準データの取得)
各読取デバイス21、23が有するイメージセンサ22、24の各受光素子は、感度のバラツキを有している。この感度バラツキ等のバラツキによって生じる読取誤差を補正するために、一般にシェーディング補正処理が実施される。
シェーディング補正は、一般に次の式1を用いて行われる。なお、ここでは各受光素子の受光量に応じた電気信号(画素値)を0(黒)から255(白)の256階調で表すものとする。
(式1)
補正後の読取データ=[(補正前の読取データ−黒基準データ)/(白基準データ−黒基準データ)]×255
また、RGBそれぞれの白基準データは、例えば白基準部材に対して、RGBの各光源を点灯させた状態で、イメージセンサ22、24から読取データを受信することにより取得される。一方、RGBそれぞれの黒基準データは、例えば白基準部材に対して、RGBの各光源を消灯させた状態で、イメージセンサ22、24から読取データを受信することにより取得される。
図3には、イメージセンサ22の各受光素子と、各受光素子の補正前の読取データの画素値との関係が例示されている。同図の上から1番目のグラフは、白基準部材の読み取り時の出力の変動を示し、具体的には、同グラフは、読取デバイス21の光源を点灯させた状態で表面用白基準部材57を読み取ったときのイメージセンサ22の各受光素子の画素値を示す。上から2番目のグラフは、黒基準原稿の読み取り時の出力の変動を示す。同グラフは、読取デバイス21の光源を点灯させた状態で黒基準原稿を読み取ったときのイメージセンサ22の各受光素子の画素値を示す。このとき、白基準部材の読み取り時と黒基準原稿の読み取り時との出力範囲は同図のH1になる。
更に、上から3番目のグラフは、消灯時の出力の変動を示す。具合的には、同グラフは、読取デバイス21の光源を消灯させときのイメージセンサ22の各受光素子の画素値を示す。このように、消灯時の出力レベルは、光源を点灯させたときの黒基準原稿の読み取り時の出力よりも低くなり、白基準部材の読み取り時と消灯時との出力範囲は、上記出力範囲H1よりも広いH2になる。
一方、原稿Mを実際に読み取る際には、その原稿Mが黒色であっても、読取デバイス21は光源を点灯させた状態で読み取る。従って、白基準部材の読み取り時の出力と消灯時の出力レベルとに基づきシェーディング補正を行うと、黒色の原稿は、消灯時の出力レベルよりも明るく読み取られてしまい、読取結果が真っ黒にならない、いわゆる黒浮きという状態になる。
そのため、複合機1ではガンマ補正などの処理により黒側の階調をつぶして真っ黒にしている装置もある。そのような装置では、イメージセンサ22の出力信号のダイナミックレンジを最大限使えないため、S/Nが悪くなるという問題がある。
そこで、CPU3は、以下に示す黒基準データの確定処理を実行することで、S/Nを改善しつつ、画像の読み取りを行う。なお、以下では、FBにて原稿Mを読み取る場合を例に挙げて説明をする。
(黒基準データの確定処理)
CPU3は、複合機1の製造工程の中の補正処理として、図4に示す黒基準データの確定処理を実行する。
CPU3は、原稿有無センサ33により原稿トレイ45上の黒基準原稿が検知されないと判断した場合(S1)、黒基準データ取得モードに遷移する(S2)。CPU3は、操作部11によって、カラーモードでの黒基準データの取得が選択されたと判断した場合(S3)、CPU3は、移動機構31によって、表面読取デバイス21を、表面用白基準部材57に対向する位置に移動させる(S4)。そして、CPU3は、光量調整処理を実行する(S5)。この光量調整処理は、表面用白基準部材57を利用して、RGBの各光源の光量を調整するための処理である。このときCPU3は光源制御部として機能する。
以下、図5を参照して、S5の光量調整処理について説明する。S31では、CPU3は、RGBの各光源の光量を調整するために、RGBの各光源へ流す電流の電流値と、当該電流値によってRGBの各光源を点灯させた期間とを調整する。具体的には、CPU3は、まずROM4Aに予め記憶されているオンdutyおよびPWM値の初期値を読み出す(S31)。PWM値は、PWM信号に基づきRGBの各光源へ流す電流の電流値を定める値であり、オンdutyは1ライン中の光源の点灯期間を定める値である。以下、RGBの各光源の点灯期間を、カラー点灯期間という。
次に、CPU3は、アナログ・フロント・エンド(AFE)を設定し(S32)、ゲインとオフセットとを調整する。その後、CPU3は、S31で読み出した初期値に基づいて、RGBの各光源のオンdutyを設定し(S33)、併せてPWM値を設定する(S34)。
次に、CPU3は、各光源の点灯期間を最大とし、RGBの各光源の光量が所定の白レベルになるように、RGBの各光源のPWM値を調整することにより、各光源に流す電流の電流値を調整する(S35)。その調整後のRGBの電流値のうち最大電流値に対応するPWM値を定める。次に、CPU3は、その最大電流値でRGBの各光源を点灯させ、各色の光量が同じになるようにRGBのオンdutyを調整することにより点灯期間を短くして調整する(S36)。なお、調整された点灯期間(以下、調整済み点灯期間という)は、白基準光源点灯期間の一例である。また、調整済み点灯期間と最大電流値とは、白基準調整値の一例である。CPU3は、調整済み点灯期間に対応するオンdutyと最大電流値に対応するPWM値とを不揮発性メモリ4Cに記憶し(S37)、光量調整処理を終了し、図4のS6に進む。
S6では、CPU3は、移動機構31によって、表面読取デバイス21を、黒基準原稿に対向する位置に移動させ、黒基準原稿に基づいて、RGBの各光源のそれぞれについて各色の黒データを取得する(S7)。CPU3は、S7で取得した各色の黒データの内、最大値(デジタル信号の最大値)を、RGBの各光源についてそれぞれ検出する(S8)。その後、CPU3は、移動機構31によって、表面読取デバイス21を、表面用白基準部材57に対向する位置に移動させる(S9)。なお、各色の黒データは、画像信号の一例である。
CPU3は、S8で算出した各色の黒データの最大値を閾値とし、RGBの各光源の光量を調整する(S10)。このときCPU3は光源制御部として機能する。具体的には、CPU3は、調整済み点灯期間の内、最も長い期間(以下、最長点灯期間という)と同じ期間だけ、RGBの各光源を別々に微点灯させ、表面用白基準部材57に光を照射する。微点灯とは、読取デバイス21,23が出力する読取データの画素値が、上述した図3の黒基準原稿の読み取り時の出力と同等レベルになる程度に、光源に流す電流量を、原稿Mの読み取り時よりも小さくして、RGBの光源を発光させることである。
また、S10において、CPU3は、S8で算出した各色の黒データの最大値と、表面用白基準部材57の読取データに基づくデジタル信号とが一致するよう、RGBの各光源への電流をそれぞれ調整することで、RGBの各光源の光量をそれぞれ調整する。なお、上記、最長点灯期間と同じ期間は、黒基準光源点灯期間の一例である。
次に、CPU3は、RGBの各光源のそれぞれの調整済み電流値の中で、最大の電流値(以下、最大調整済み電流値という)を検出する(S11)。その後、CPU3は、最長点灯期間と同じ期間、最大調整済み電流値、および、最大調整済み電流値で電流が流れた光源の色を不揮発性メモリ4Cに記憶する(S12)。そして、CPU3は、カラーモードでの黒基準データの取得を終了する。
なお、最大調整済み電流値は、黒基準光源電流値の一例であり、最大調整済み電流値で電流が流れた光源の色は、色データの一例である。また、最長点灯期間と同じ期間、最大調整済み電流値、最大調整済み電流値で電流が流れた光源の色は、黒基準光源調整値の一例である。
CPU3は、S8で算出した各色の黒データの最大値を閾値とし、後述する図6のS42でRGBの各光源の光量を調整するため、原稿Mを読み取る場合と各色の黒データを取得する場合とでRGBの各光源の点灯条件が異なることにより、各色の黒データよりも明るく読み取られて黒浮きという状態になることを抑制することができる。また、CPU3は、S8で検出した各色の黒データ、即ち、後述する図6のS43において、図3に示す微点灯時の出力の最大値を黒とするため、原稿Mの読み取り時の出力範囲H1と階調範囲とを一致し、黒側の階調を潰すことなく、かつ階調を最大限使用することができる。
また、最大調整済み電流値となった色の光源は、他の色の光源に比べると、消費電力が大きく、発熱量が多くなっている。このため、光源の熱量の影響を受光素子に及ぼすことができ、CPU3が以下に示すスキャン処理を実行している状態に近い状態で、黒基準データを取得することができる。
一方、CPU3は、モノクロモードでの黒基準データの取得を選択されたと判断した場合(S13)、移動機構31によって、表面読取デバイス21を、表面用白基準部材57に対向する位置に移動させる(S14)。そして、CPU3は、光量調整処理を実行する(S15)。このときCPU3は光源制御部として機能する。なお、S15の処理は、次の点を除いて、S5の処理とほぼ共通するため、その共通部分の説明は省略する。相違点は、CPU3が、表面用白基準部材57を主走査方向に1ライン読み取る間の期間を計測し、当該期間を3等分することで、RGBの各光源の点灯期間(以下、モノクロ点灯期間という)を設定することである。なお、モノクロ点灯期間は、白基準光源点灯期間の一例である。
CPU3は、S15の光量調整処理を終了すると、移動機構31によって、表面読取デバイス21を、黒基準原稿に対向する位置に移動させる(S16)。次に、CPU3は、黒基準原稿に基づいて、各色の黒データを取得する(S17)。CPU3は、S17で取得した各色の黒データの内、最大値(デジタル信号の最大値)を算出する(S18)。その後、CPU3は、移動機構31によって、表面読取デバイス21を、表面用白基準部材57に対向する位置に移動させる(S19)。なお、各色の黒データは、画像信号の一例である。
CPU3は、S18で算出した各色の黒データの最大値を閾値とし、RGBの各光源の光量を調整する(S20)。このときCPU3は光源制御部として機能する。具体的には、CPU3は、S15で設定したモノクロ点灯期間だけ、RGBの各光源を同時に微点灯させ、表面用白基準部材57に光を照射する。
その後、CPU3は、S18で算出した各色の黒データの最大値と、表面用白基準部材57の読取データに基づくデジタル信号とが一致するよう、RGBの各光源への電流を調整することで、RGBの各光源の光量を調整する。これにより、カラーモード時と同様、黒浮きという状態になることを抑制し、また、黒側の階調を潰すことなく、かつ階調を最大限使用することができる。なお、調整された電流値(以下、一致済み電流値という)は、黒基準光源電流値の一例である。
次に、CPU3は、一致済み電流値と、一致済み電流値によってRGBの全光源を点灯させたモノクロ点灯期間(以下、一致済み点灯期間という)とを不揮発性メモリ4Cに記憶する(S21)。そして、CPU3は、モノクロモードでの黒基準データの取得を終了する。なお、一致済み点灯期間は、黒基準光源点灯期間の一例であり、一致済み点灯期間と一致済み電流値とは、黒基準光源調整値の一例である。
(スキャン処理)
CPU3は、画像の読み取りを行う場合、以下に示すスキャン処理を実行する。なお、以下では、FBにて原稿Mを読み取る場合を例に挙げて説明をする。
ユーザが操作部11または上記外部の装置の入力部にて読取機能の実行を指示するための操作を行うと、CPU3は、原稿有無センサ33により原稿トレイ45上の原稿Mが検知されないと判断したことを条件に、図6に示すスキャン処理を実行する。
CPU3は、まずアナログ・フロント・エンド(AFE)を設定し(S41)、ゲインとオフセットとを調整する。その後、CPU3は、各読取デバイス21、23について光量調整処理を実行する(S42)。なお、この光量調整処理では、CPU3は、上述したS5,S31、S37と同様の処理を実行する。
次に、CPU3は、黒基準データを取得する(S43)。このときCPU3は補正データ取得部として機能する。具体的には、図7に示す通り、まずCPU3は、移動機構31によって、表面読取デバイス21を、表面用白基準部材57に対向する位置P1に移動させる(S51)。
その後、CPU3は、カラーモードでの読み取りか否かを判断する(S52)。CPU3は、カラーモードでの読み取りであると判断した場合(S52:YES)、最長点灯期間と同じ期間、最大調整済み電流値、および、最大調整済み電流値で電流が流れた光源の色、を不揮発性メモリ4Cから読み出す(S53)。
CPU3は、読み出した色の光源で、最大調整済み電流値によって最長点灯期間と同じ期間だけ光源を微点灯させ(S54)、表面用白基準部材57に光を照射させる。CPU3は、その状態で、イメージセンサ22によって表面用白基準部材57を読み取らせたときの読取データ画素列データを受信する。これにより、CPU3は、RGBの黒基準データを取得する(S55)。そして、CPU3は、黒基準データの取得を終了する。
一方、CPU3は、カラーモードでの読み取りでないと判断した場合(S52:NO)、一致済み電流値と、一致済み点灯期間とを不揮発性メモリ4Cから読み出す(S56)。
CPU3は、一致済み電流値によって一致済み点灯期間だけRGBの各光源を微点灯させ(S57)、表面用白基準部材57に光を照射させる。CPU3は、その状態で、イメージセンサ22によって表面用白基準部材57を読み取らせたときの読取データ画素列データを受信する。これにより、CPU3は、RGBの黒基準データを取得する(S58)。そして、CPU3は、黒基準データの取得を終了する。
次に、CPU3は、白基準データを取得する(S44)。このときCPU3は補正データ取得部として機能する。CPU3は、各読取デバイス21、23のRGBの光源がそれぞれ点灯した状態で、イメージセンサ22によって表面用白基準部材57を読み取らせたときの読取データ画素列データを受信することにより、白基準データを取得する。
次に、CPU3は、取得した白基準データおよび黒基準データを用いて、シェーディングデータを算出する(S45)。その後、CPU3は、原稿Mの読み取りを開始し、また、その読取データに対して、シェーディングデータを基にシェーディング補正を行う(S46)。このときCPU3は補正部として機能する。
CPU3は、原稿Mの読み取り処理を終了した後、移動機構31によって、表面読取デバイス21を、基準位置P5に戻し(S47)、スキャン処理を終了する。
(他の実施形態)
本明細書で開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
上記実施形態では、複合機1は、1つのCPUとメモリを有する構成であった。しかし、複合機1は、これに限らず、複数のCPUを備える構成や、ASICなどのハード回路を備える構成や、ハード回路及びCPUの両方を備える構成でもよい。
原稿Mは、用紙やOHPシートに限らず、布やフィルム等の媒体であってもよい。
上記実施形態では、S15の処理で、CPU3は、RGBの各光源を点灯させる構成であった。しかしこれに限らず、CPU3は、RGBのいずれかの光源を点灯させてもよい。
上記実施形態では、CPU3は、複合機1の製造工程の中の補正処理として、図4に示す黒基準データの確定処理を実行する構成であった。しかしこれに限らず、CPU3は、複合機1が、補修やメンテナンスなどのモードに切り替わったと判断した場合、図4に示す黒基準データの確定処理を実行する構成でもよい。
上記実施形態では、ROM4Aには、黒基準データの確定処理やスキャン処理を実行するためのプログラムが記憶されている構成であった。しかしこれに限らず、ROM4Aには、スキャン処理を実行するためのプログラムが記憶されている構成でもよい。黒基準データの確定処理は、例えば、複合機1の出荷段階で不揮発性メモリ4Cに記憶される構成でもよい。
上記実施形態では、S3、S13、S52で、CPU3が、カラーモードであるかモノクロモードであるかを判断することに基づいて、以降の処理を実行する構成であった。しかしこれに限らず、CPU3が解像度の違いを判断することに基づいて、以降の処理を実行する構成でもよい。この場合、例えば、CPU3は、当該解像度が、基準となる閾値よりも低いと判断した場合、モノクロモード判断した場合と同じ処理を実行し、基準となる閾値よりも高いと判断した場合、カラーモードと判断した場合と同じ処理を実行してもよい。
1:複合機 3:CPU 21、23:読取デバイス 22、24:イメージセンサ 57:表面用白基準部材 M:原稿

Claims (1)

  1. 原稿を光学的に読み取る画像読取装置であって、
    原稿を照射する光源と、
    前記光源を制御する光源制御部と、
    前記光源制御部が前記光源の光量を調整する光源調整値を記憶する記憶部と、
    原稿からの反射光を画像信号に変換する光電変換部と、
    前記光源から照射されるように配置される白基準板と、
    前記白基準板からの反射光を基に白基準データと黒基準データとを取得する補正データ取得部と、
    前記白基準データと前記黒基準データとに従って前記画像信号に補正を行う補正部と、を備え、
    前記光源は複数色の光源を有し、
    前記光源調整値は、
    各色の前記白基準データを取得する時に前記白基準板に向けて前記複数色の光源が照射する光量を調整する各色の白基準光源調整値と、
    前記黒基準データを取得する時に前記白基準板に向けて前記複数色の光源が照射する光量を調整する黒基準光源調整値と、を含み、
    前記黒基準光源調整値は、点灯させる前記光源の色データ、前記光源へ出力する黒基準光源電流値、及び前記光源を点灯させる黒基準光源点灯期間、を含み、
    前記各色の白基準光源調整値は、前記光源へ出力する白基準光源電流値、及び前記光源を点灯させる白基準光源点灯期間、を含み、
    前記複数色の光源のうちの特定色の光源が、前記白基準光源電流値よりも小さい前記黒基準光源電流値により、前記白基準点灯期間のうち最も長い期間と同じ期間である前記黒基準光源点灯期間において点灯し前記白基準板を照射したときに、前記補正データ取得部は、前記白基準板からの反射光による画像信号を黒基準データとして取得し、
    前記黒基準光源電流値は、
    前記複数色の光源が前記各色の白基準光源調整値にて点灯して予め定められた黒基準原稿を照射したときに前記光電変換部が出力する画像信号の最大値と、
    前記複数色の光源が前記黒基準光源電流値にて点灯して前記白基準板を照射したときに前記光電変換部が出力する画像信号の最大値と、が同じとなるように、定められることを特徴とする画像読取装置。
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