JP4250000B2 - 画像読取装置および画像読取方法 - Google Patents

画像読取装置および画像読取方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4250000B2
JP4250000B2 JP2003056324A JP2003056324A JP4250000B2 JP 4250000 B2 JP4250000 B2 JP 4250000B2 JP 2003056324 A JP2003056324 A JP 2003056324A JP 2003056324 A JP2003056324 A JP 2003056324A JP 4250000 B2 JP4250000 B2 JP 4250000B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reading
color
line sensor
scanning
monochrome
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003056324A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004266675A (ja
Inventor
直朗 井出
雄輔 橋爪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2003056324A priority Critical patent/JP4250000B2/ja
Priority to US10/788,350 priority patent/US7471426B2/en
Publication of JP2004266675A publication Critical patent/JP2004266675A/ja
Priority to US12/335,340 priority patent/US7990582B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4250000B2 publication Critical patent/JP4250000B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/401Compensating positionally unequal response of the pick-up or reproducing head
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/48Picture signal generators
    • H04N1/486Picture signal generators with separate detectors, each detector being used for one specific colour component

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、ユーザが選択した読取モードに従って、原稿の読取面を光学的に走査してカラー画像データあるいはモノクロ画像データに変換し、さらに、上記カラー画像データあるいは上記モノクロ画像データを基準値に基づいて補正する画像読取装置および画像読取方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、原稿の画像をカラーで読み取る画像読取装置(カラー画像読取装置)では、カラーCCDセンサを搭載し、キャリッジを移動動作させて原稿全体を光学的に走査することによりカラー画像を読み取っている。従来のカラー画像読取装置では、カラーCCDセンサとして、赤(レッド)の成分(R信号)を出力する第1のCCDラインセンサと、緑(グリーン)の成分(G信号)を出力する第2のCCDラインセンサと、青(ブルー)の成分(B信号)を出力する第3のCCDラインセンサとの3つのCCDラインセンサからなる3ラインCCDセンサが用いられている。上記のような3ラインCCDセンサでは、モノクロ画像を読み取る場合、3つのCCDセンサから出力される信号(RGB信号)に基づいてモノクロ画像を生成している。
【0003】
また、従来の画像読取装置では、CCDセンサにおける画素単位の感度ばらつき、原稿を照射する露光ランプの配光特性、レンズ特性によるレンズ周辺の光量低下などにより、3ラインCCDセンサの出力信号が一様にならない。このため、原稿先端より前に設置された白基準を有する基準板としてのシェーディング補正板を前記3ラインCCDセンサにより読み取り、その読取結果に基づいて前記3ラインCCDセンサからの出力信号を補正(シェーディング補正)している。
【0004】
従って、上記のような3ラインCCDセンサを有する画像読取装置では、カラーもモノクロも3つのラインセンサで読み取るため、常に、同じ読取位置で上記白基準板を読み取るようになっている。つまり、従来の3ラインCCDセンサを有する画像読取装置では、原稿画像をカラーで読み取るかモノクロで読み取るかに関わらずに、固定の読取位置でシェーディング補正板を読み取って、各ラインセンサの出力信号に対するシェーディング補正を行っている。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−295486号公報
【特許文献2】
特開2002−325176号公報
【0006】
そのため、本発明では、カラー画像を読み取るカラー用のラインセンサと上記カラー用のラインセンサとは別にモノクロ画像を読み取るモノクロ用のラインセンサとが配置されたラインセンサを用いて画像を読み取るものであっても、基準板の幅を小さくでき、シェーディング補正の効率的化、画像読取装置の小型化、安型化を図ることができる画像読取装置と画像読取方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明の画像読取装置は、原稿の読取面の画像をカラーあるいはモノクロで読み取るものであって、カラー画像を読み取るカラー用のラインセンサと、モノクロ画像を読み取る前記カラー用のラインセンサとは別のモノクロ用のラインセンサとが配置されているラインセンサと、前記原稿の読取面からの光を前記ラインセンサに導く光学系が搭載された走査手段と、この走査手段を前記原稿の読取面に対して副走査方向に移動させる移動手段と、この移動手段による前記走査手段の移動方向としての副走査方向における前記原稿の読取面の先端より前に設置される基準板と、前記原稿の読取面をカラーで読み取るカラー読取モードかモノクロで読み取るモノクロ読取モードかを選択する選択手段と、この選択手段によりカラー読取モードが選択された場合、前記移動手段により副走査方向に移動する前記走査手段が前記基準板に対するカラー用の読取開始位置に達した際に前記移動手段により前記走査手段を移動させながら前記カラー用のラインセンサ前記基準板を読み取る処理を開始し、前記選択手段によりモノクロ読取モードが選択された場合、前記移動手段により副走査方向へ移動する前記走査手段が前記基準板に対するモノクロ用の読取開始位置に達した際に前記移動手段により前記走査手段を移動させながら前記モノクロ用のラインセンサ前記基準板を読み取る処理を開始する制御手段とを有する。
【0008】
この発明の画像読取方法は、カラー画像を読み取るカラー用のラインセンサと、モノクロ画像を読み取る前記カラー用のラインセンサとは別のモノクロ用のラインセンサとが配置されているラインセンサと、原稿の読取面からの光を前記ラインセンサに導く光学系が搭載された走査手段と、この走査手段を前記原稿の読取面に対して副走査方向に移動させる移動手段と、この移動手段による前記走査手段の移動方向としての副走査方向における前記原稿の読取面の先端より前に設置される基準板とを有する画像読取装置に用いられる方法であって、前記原稿の読取面をカラーで読み取るカラー読取モードかモノクロで読み取るモノクロ読取モードかを選択し、前記カラー読取モードが選択された場合、前記移動手段により副走査方向に移動する前記走査手段が前記基準板に対するカラー用の読取開始位置に達した際に前記移動手段により前記走査手段を移動させながら前記カラー用のラインセンサ前記基準板を読み取る処理を開始し、前記モノクロ読取モードが選択された場合、前記移動手段により副走査方向へ移動する前記走査手段が前記基準板に対するモノクロ用の読取開始位置に達した際に前記移動手段により前記走査手段を移動させながら前記モノクロ用のラインセンサ前記基準板を読み取る処理を開始することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、この発明の実施の形態に係る画像読取装置に搭載される4ラインCCDセンサ1の構成例を示す図である。
図1に示すように、4ラインCCDセンサ1は、入射光の赤(レッド)の成分を赤色の濃度を示すR信号に光電変換する赤ラインセンサRと、入射光の緑(グリーン)の成分を緑色の濃度を示すG信号に光電変換する緑ラインセンサGと、入射光の青(ブルー)の成分を青色の濃度を示すB信号に光電変換する青ラインセンサBと、入射光の白黒(ブラックとホワイト)の成分を白黒の濃度を示すBW信号に光電変換する白黒ラインセンサBWから構成されている。
【0010】
上記赤ラインセンサRは、赤色のフィルターをかけたCCDラインセンサにより構成される。これにより、上記赤ラインセンサRでは、入射光の赤色の成分のみを取り込んでR信号を出力することができるようになっている。
また、上記緑ラインセンサGは、緑色のフィルターをかけたCCDラインセンサにより構成される。これにより、上記緑ラインセンサGでは、入射光の緑色の成分のみを取り込んでG信号を出力することができるようになっている。
また、上記青ラインセンサBは、青色のフィルターをかけたCCDラインセンサにより構成されている。これにより、上記青ラインセンサBでは、入射光の青色の成分のみを取り込んでB信号を出力することができるようになっている。
【0011】
上記4ラインCCDセンサ1では、各ラインセンサR,G,B,BWがそれぞれ所定の間隔で平行に並べられている。図1に示す例において、各ラインセンサは、R,G,B,BWの順に並べられている。また、赤ラインセンサRと緑ラインセンサGと間隔、及び、緑ラインセンサGと青ラインセンサBとの間隔は、8ライン分となっており、青ラインセンサBと白黒ラインセンサBWとの間隔は、12ライン分となっている。
【0012】
つまり、カラー用のラインセンサとしての赤ラインセンサR、緑ラインセンサG、及び、青ラインセンサBは、それぞれ8ライン分の間隔で平行に並べられ、モノクロ用のラインセンサとしての白黒ラインセンサBWは、カラー用のラインセンサとしての青ラインセンサBに対して12ライン分の間隔で平行に並べられている。なお、1ラインは、例えば、7450画素あり、1画素は4.7μm×4.7μmのサイズを有している。
【0013】
次に、上記4ラインCCDセンサ1が搭載された画像読取装置の構成について説明する。
図2は、この発明の実施の形態に係る画像読取装置10の構成例を示す図である。
図2に示すように、画像読取装置10は、シェーディング補正板11および原稿載置台12に載置される原稿Dを照明する光源としての露光ランプ14、この露光ランプ14からの光の一部を反射して原稿Dを照明するリフレクタ15、および原稿Dからの反射光を所定の方向に偏向する第1のミラー16が原稿載置台12の下方に配設された第1のキャリッジ18に取り付けられている。
【0014】
上記シェーディング補正板11は、上記4ラインCCDセンサ1の各ラインセンサの出力信号を画素単位でシェーディング補正するための基準板であり、白基準を示すものである。すなわち、上記シェーディング補正では、上記シェーディング補正板11の読取データに基づいて上記4ラインCCDセンサ1の各ラインセンサからの各画素単位の出力データを補正するようになっている。
【0015】
上記シェーディング補正板11の副走査方向の幅は、各ラインセンサ間の間隔、読取回数(読取ライン数)、読取倍率(第1キャリッジの移動速度)等により決定される。また、図2に示す構成例では、上記シェーディング補正板11は、上記第1キャリッジ18の画像読取方向(副走査方向)における上記原稿載置台12の直前に設置される。
【0016】
上記シェーディング補正板11は、原稿画像の読み取り前に読み取られることが必要であり、上記第1キャリッジ18が安定して移動している状態で読み取られることも必要である。このため、上記シェーディング補正板11は、原稿画像の読取領域の前(原稿先端より前)で、かつ、所定の待機位置から移動を開始した上記第1キャリッジ18の移動速度が安定する位置よりも後に設置される必要がある。
【0017】
従って、上記画像読取装置10におけるシェーディング補正板11の設置位置には上述のような制約があるため、上記シェーディング補正板11の副走査方向の幅はできるだけ狭くすることが好ましく、上記シェーディング補正板11の読取動作も効率的に行われることが好ましい。
【0018】
また、上記原稿載置台12は、光を透過するガラスなどの無色透明な部材で構成されている。さらに、上記原稿載置台12には図示しない原稿カバーが設けられており、上記原稿載置台12上の原稿は、図示しない原稿カバーにより上記原稿載置台12としてのガラス面に押さえつけられるようになっている。
【0019】
上記第1のキャリッジ18は、上記原稿載置台12と平行に移動可能に配置され、図示しない歯付きベルト等を介して接続される駆動モータ(移動手段)30により、上記原稿載置台12の下方を往復移動される。上記駆動モータ30は、制御ユニット(制御基板)32からの駆動パルス信号などにより駆動制御されるステッピングモータなどで構成されている。
【0020】
さらに、上記原稿載置台12の下方には、上記原稿載置台12と平行に移動可能な第2のキャリッジ20が配設されている。上記第2のキャリッジ20には、上記第1のミラー16により偏向された原稿Dからの反射光を順に偏向する第2のミラー22および第3のミラー24が互いに直角に取り付けられている。上記第2のキャリッジ20は、上記第1のキャリッジ18を駆動する歯付きベルト等により、上記駆動モータ30からの駆動力が伝達され、上記第1のキャリッジ18に対して従動されるとともに、上記第1のキャリッジ18に対して、1/2の速度で上記原稿載置台12に沿って平行に移動される。
【0021】
また、上記原稿載置台12の下方には、上記第2のキャリッジ20上に搭載されている上記第3のミラー24からの反射光を集束する結像レンズ26と、結像レンズ26により集束された反射光を受光して光電変換する4ラインCCDセンサ1とが配設されている。上記結像レンズ26は、上記第3のミラー24により偏向された光の光軸を含む面内に、駆動機構(図示しない)を介して移動可能に配設される。上記結像レンズ26は、自身が移動することで反射光を所望の倍率で結像する。そして、上記4ラインCCDセンサ1は、上記結像レンズ26を介して入射した光を、各ラインセンサR,G,B,BWが画素ごとに光電変換し、制御ユニット32へ出力する。
【0022】
次に、画像読取装置10の制御系統の構成について説明する。
図3は、上記画像読取装置10の制御系統の構成を概略的に示すブロック図である。
上記画像読取装置10の制御基板32上には、CPU40、ROM41、RAM42、信号処理部43、および駆動制御部44などが設けられている。上記CPU40は、画像読取装置10全体の制御を司るものである。上記ROM41は、当該画像読取動作を行うための制御プログラムなどが記憶されているメモリである。上記RAM42は、データを一時的に記憶するメモリである。上記信号処理部43は、上記4ラインCCDセンサ1からの信号を処理して外部へ出力するものである。上記駆動制御部44は、上記駆動モータ30を駆動制御するモータドライバを有している。
【0023】
上記信号処理部43は、前処理回路51、シェーディング補正回路52、ライン間補正回路53、および画像処理回路54を有している。
上記前処理回路51は、4ラインCCDセンサ1からのアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換などの処理を行う。
【0024】
上記シェーディング補正回路52は、上記4ラインCCDセンサ1による上記シェーディング補正板11の読取結果に基づいて画素単位の補正を行う。すなわち、上記シェーディング補正回路52は、上記4ラインCCDセンサ1による白基準板としてのシェーディング補正板11の読取結果に基づいて各画素に対する補正データを生成する。さらに、上記シェーディング補正回路52は、上記シェーディング補正板11の読取結果に基づいて生成した補正データにより上記4ラインCCDセンサ1の各ラインセンサR、G、B、BWからの出力信号を画素単位で補正する。
【0025】
例えば、上記シェーディング補正回路52は、予め各ラインセンサR、G、B、BWにより読み取った黒基準データ(前記露光ランプ14の消灯時における各ラインセンサからの出力信号)と上記シェーディング補正板11を各ラインセンサR、G、B、BWにより読み取った白基準データ(白基準板としてのシェーディング補正板11の読取時における各ラインセンサからの出力信号)とを基に、原稿画像読取時の各ラインセンサR、G、B、BWからの出力信号を画素単位でそれぞれ以下の式により補正している。
I=K×(S−B)/(W−B)
ただし、Iは補正後の信号、Kは係数、Sは補正前の出力信号(ラインセンサからの出力信号)、Bは黒基準データ、Wは白基準データとする。
【0026】
また、上記ライン間補正回路53は、赤ラインセンサRからのデータと、緑ラインセンサGからのデータと、青ラインセンサBからのデータとの位置合わせを行うものである。つまり、カラー用のラインセンサとしての赤、緑、青の各ラインセンサR、G、Bは、それぞれのラインが数画素分ずれて配置されている。このため、カラーの画像を生成するためには、副走査方向の移動速度に応じて各ラインセンサR、G、Bからのデータの位相を合わせる必要がある。
【0027】
例えば、図1に示す構成例では、カラー用のラインセンサとしての赤、緑、青の各ラインセンサR、G、Bが走査順にRGBの順に並んでおり、かつ、赤ラインセンサRと緑ラインセンサGおよび緑ラインセンサGと青ラインセンサBが8画素分ずれて配置されている。この場合、変倍比が25%〜400%であれば、各ラインセンサR、G、Bからのデータに対しては、RとGの間に2〜32ライン、GとBとの間に2〜32ラインの位置補正が必要となる。
【0028】
ここで、例えば、青ラインセンサBを基準とした場合、上記ライン間補正回路53は、赤ラインセンサRのデータに対して4〜64ライン分、緑ラインセンサGのデータに対して2〜32ライン分の位置合わせを行う。このような位置合わせを行うことにより、上記ライン間補正回路53は、R信号、G信号及びB信号の各データを重ね合わせてずれのないカラー画像を生成するようになっている。
【0029】
また、上記画像処理回路54は、画像処理を行って、画像データを外部へ出力するものである。例えば、カラーである場合、上記画像処理回路54は、ライン間補正されたデータに色補正を行って外部へ出力する。また、モノクロである場合、上記画像処理回路54は、上記ライン間補正回路をスルーしたBW信号としてのデータにフィルタ処理などを行って外部へ出力する。
【0030】
また、上記CPU40には、ユーザによる操作指示が入力される操作部60が接続されている。例えば、上記操作部60には、読取倍率を設定する設定キー、カラーかモノクロかを選択する画像選択キー、読取開始を指示する指示キーなどが設けられている。例えば、ユーザが上記操作部60にて原稿に対する読取モードを指定して読取開始を指示するキーを入力した場合、上記CPU40は、指定された読取モードによる原稿画像の読取を開始するようになっている。
【0031】
さらに、上記CPU40には、切替回路61および切替回路62に接続されている。上記切替回路61は、上記4ラインCCDセンサ1から上記信号処理部43へ供給する信号のうち緑ラインセンサGからのG信号と白黒ラインセンサBWからのBW信号と切り替える回路である。上記切替回路62は、上記4ラインCCDセンサ1から上記信号処理部43へ供給する信号のうち青ラインセンサBからのB信号と白黒ラインセンサBWからのBW信号とを切り替える回路である。
【0032】
すなわち、カラーでの読取モードの場合、上記CPU40は、上記切替回路61によりG信号を有効とし、上記切替回路62によりB信号を有効とする。この場合、上記4ラインCCDセンサ1は、赤ラインセンサRからのR信号、緑ラインセンサGからのG信号、および青ラインセンサBからのB信号を上記信号処理部43を供給する。これにより、上記4ラインCCDセンサ1によるカラー画像の読取が可能となる。
【0033】
また、モノクロでの読取モードの場合、上記CPU40は、上記切替回路61によりBW信号を有効とするとともに、上記切替回路62によりBW信号を有効とする。この場合、上記4ラインCCDセンサ1は、白黒ラインセンサBWからのBW信号を上記信号処理部43へ供給する。これにより、上記4ラインCCDセンサ1によるモノクロ画像の読取が可能となる。なお、上述ような図3に示す構成でモノクロ画像を読み取る場合、上記4ラインCCDセンサCCD1は、2チャンネルのBW信号を上記信号処理部43へ供給するようになっている。この際、一方は偶数ライン分のBW信号を供給し、他方は奇数ライン分のBW信号を供給するようになっている。
【0034】
次に、上記画像読取装置10の動作について概略的に説明する。
図4は、上記画像読取装置10の読取動作を説明するためのフローチャートである。
まず、図示しない電源キーが投入されると、上記CPU40は、イニシャライズ動作を実行する(ステップS11)。このイニシャライズ動作において、上記CPU40は、駆動基準点の初期化、信号増幅部による増幅率の設定などの画像読取装置10全体の初期動作を行う。
【0035】
上記イニシャライズ動作が完了すると、上記CPU40は、当該画像読取装置10を画像読取動作の待機状態(READY状態)とする(ステップS12)。この状態において、ユーザは、上記操作部60により画像の読取モードを指定し、画像の読取開始を指示するスタートキーを指示する。この際、当該ユーザは、原稿の読取モードとして、原稿画像をカラーで読み取る(カラー読取モード)かモノクロで読み取り(モノクロ読取モード)かを選択する。ユーザにより読取開始が指示されると、上記操作部60は、上記CPU40へ原稿画像の読み取り開始を要求する信号とともに原稿の読取モードを示す情報を供給する。
【0036】
上記操作部60から読取開始要求を受けると、上記CPU40は、上記操作部60からの読取モードを示す情報に基づいてカラー読取モードかモノクロ読取モードかを選択する(ステップS13)。
【0037】
これによりカラー読取モードを選択した場合、上記CPU40は、ユーザが指定した読取倍率などの読取モードに応じたカラー読取モード用の動作設定を行う(ステップS14)。このカラー読取モード用の動作設定では、たとえば、3つのラインセンサR、G、Bによるシェーディング補正板11の読取位置や原稿画像の読取位置などが設定される。
【0038】
上記カラー読取モード用の動作設定が完了すると、上記CPU40は、上記第1キャリッジ18の移動を開始する。これにより、上記第1キャリッジ18は、動作設定で設定された読取時の移動速度まで加速し、その読取速度でシェーディング補正板及び原稿載置台12の下方を副走査方向へ移動する。上記CPU40は、上記第1キャリッジ18がシェーディング補正板11の下方に達すると、上記カラー用のラインセンサとしての3つのラインセンサR、G、Bによる上記シェーディング補正板11の読取を行う(ステップS15)。このカラー用のラインセンサによるシェーディング補正板11の読取動作については、後で詳細に説明する。
【0039】
上記第1キャリッジ18が上記シェーディング補正板11の下方を通過して原稿画像の読取位置に達すると、上記CPU40は、上記カラー用のラインセンサとしての3つのラインセンサR、G、Bにより原稿載置台12上に載置されている原稿の画像を読み取る(ステップS16)。さらに、上記第1キャリッジ18が原稿の読取終了位置に達すると、上記CPU40は、原稿画像の読取を終了し、上記第1キャリッジ18を所定の待機位置へ移動させる。これにより第1キャリッジ18が待機位置へ移動すると、上記CPU40は、読取動作を終了して上記ステップS12へ戻り、当該画像読取装置10をREADY状態とする。
【0040】
また、上記ステップS13によりモノクロ読取モードを選択した場合、上記CPU40は、ユーザが指定した読取倍率などの読取モードに応じたモノクロ読取モード用の動作設定を行う(ステップS17)。このモノクロ読取モード用の動作設定では、たとえば、モノクロ用のラインセンサ(白黒ラインセンサ)BWによるシェーディング補正板11の読取位置や原稿画像の読取位置などが設定される。
【0041】
上記モノクロ読取モード用の動作設定が完了すると、上記CPU40は、上記第1キャリッジ18の移動を開始する。これにより、上記第1キャリッジ18は、動作設定で設定された読取時の移動速度まで加速し、その読取速度でシェーディング補正板11及び原稿載置台12の下方を副走査方向へ移動する。上記CPU40は、上記第1キャリッジ18がシェーディング補正板11の下方に達すると、上記モノクロ用のラインセンサとしての白黒ラインセンサBWによる上記シェーディング補正板11の読取を行う(ステップS18)。このモノクロ用のラインセンサによるシェーディング補正板11の読取動作については、後で詳細に説明する。
【0042】
上記第1キャリッジ18が上記シェーディング補正板11の下方を通過して原稿画像の読取位置に達すると、上記CPU40は、上記モノクロ用のラインセンサとしての白黒ラインセンサBWにより原稿載置台12上に載置されている原稿の画像を読み取る(ステップS19)。さらに、上記第1キャリッジ18が原稿の読取終了位置に達すると、上記CPU40は、原稿画像の読取を終了し、上記第1キャリッジ18を所定の待機位置へ移動させる。これにより第1キャリッジ18が待機位置へ移動すると、上記CPU40は、読取動作を終了して上記ステップS12へ戻り、当該画像読取装置10をREADY状態とする。
【0043】
次に、上記シェーディング補正板11を読取際の動作について説明する。
以下に説明するシェーディング補正では、4ラインCCDセンサ1の各ラインセンサR、G、B、BWはシェーディング補正用のデータとして16ライン分のデータを読み取るものとする。
【0044】
図5は、各ラインセンサR、G、B、BWが順次シェーディング補正板11を読み取った場合の読取位置を示す図である。
なお、図5に示す例では、各ラインセンサR、G、B、BWの各走査位置が上記第1キャリッジ18の移動方向(副走査方向)に対して、BW、B、G、Rの順に配置されているものとし、かつ、上記制御ユニット32は4ラインCCDセンサ1からの各信号をR信号、G信号、B信号、BW信号の順に順次取り込むものとする。
【0045】
すなわち、図5に示す例では、まず、上記赤ラインセンサRがシェーディング補正板11を16ライン分読み取り、次に上記緑ラインセンサGがシェーディング補正板11を16ライン分読み取り、次に上記青ラインセンサBがシェーディング補正板11を16ライン分読み取り、次に上記白黒ラインセンサBWがシェーディング補正板11を16ライン分読み取る。
【0046】
この場合、例えば、1ラインを0.0425mmとすると(以下、1ラインが0.0425mmとして説明する)、上記赤ラインセンサRがシェーディング補正板11を16ライン分読み取るのに必要な幅は、16ライン分に相当する0.68mmである。さらに、上記赤ラインセンサRが16ライン分読み取った時点から緑ラインセンサGがシェーディング補正板11を16ライン分読み取るのに必要な幅は、赤ラインセンサRと緑ラインセンサGとの間隔としての8ライン分に相当する0.34mmと16ライン(読取ライン数)分に相当する0.68mmとである。
【0047】
さらに、上記緑ラインセンサGが16ライン分読み取った時点から青ラインセンサBがシェーディング補正板11を16ライン分読み取るのに必要な幅は、緑ラインセンサGと青ラインセンサBとの間隔としての8ライン分に相当する0.34mmと16ライン(読取ライン数)分に相当する0.68mmとである。
【0048】
さらに、上記青ラインセンサBが16ライン分読み取った時点から白黒ラインセンサBWがシェーディング補正板11を16ライン分読み取るのに必要な幅は、青ラインセンサBと白黒ラインセンサBWとの間隔としての12ライン分に相当する0.51mmと16ライン(読取ライン数)分に相当する0.68mmとである。
【0049】
従って、図5に示す例では、上記シェーディング補正板11の副走査方向の幅は、少なくとも4つのラインセンサR、G、B、BWの読取幅(16×4ライン分)と4つのラインセンサ間隔(8×2+12ライン分)との合計の大きさ(92ライン分に相当する3.91mm)が必要となる。また、図5に示す例では、上記シェーディング補正板11の読取を開始してからその読取を終了するまでに、上記第1キャリッジ18は、64(16×4)ライン分に相当する2.72mmの移動距離L0が必要となる。
【0050】
以下、上記シェーディング補正板11の第1〜第3の読取方法について説明する。
これらの第1〜第3の読取方法は、第1〜第3の読取方法では、各ラインセンサR、G、B、BWの各走査位置が上記第1キャリッジ18の移動方向(副走査方向)に対して、R、G、B、BWの順になっている画像読取装置10に適用できるものである。
【0051】
まず、上記シェーディング補正板11の第1の読取方法について説明する。 図6は、上記シェーディング補正板11の第1の読取方法を説明するための図である。図6に示す例では、各ラインセンサR、G、B、BWの各走査位置が上記第1キャリッジ18の移動方向(副走査方向)に対して、R、G、B、BWの順に配置されている。また、図6に示す例では、カラー読取モードの場合、上記制御ユニット32は3つのラインセンサR、G、Bからの各信号を、B信号、G信号、R信号の順に順次取り込むものとする。
【0052】
図6に示す例では、カラー読取モードの場合、上記青ラインセンサBの走査位置を読取開始位置(シェーディング補正板11の副走査方向の後端部)として、まず、上記青ラインセンサBがシェーディング補正板11を16ライン分読み取り、次に上記緑ラインセンサGがシェーディング補正板11を16ライン分読み取り、次に上記赤ラインセンサRがシェーディング補正板11を16ライン分読み取る。
【0053】
すなわち、カラー読取モードの場合、シェーディング補正板11の副走査方向の幅は、上記青ラインセンサBが16ライン分読み取るのに必要な幅(0.68mm)と、上記青ラインセンサBと上記緑ラインセンサGとの間隔としての8ライン分(0.34mm)と、上記緑ラインセンサGが16ライン分読み取るのに必要な幅(0.68mm)と、上記緑ラインセンサGと上記赤ラインセンサRとの間隔としての8ライン分(0.34mm)と、上記赤ラインセンサRが16ライン分読み取るのに必要な幅(0.68mm)との合計(2.72mm)である。さらに、カラー読取モードで上記シェーディング補正板11を読み取る場合、上記第1キャリッジ18の移動距離L11は48ライン(16×3ライン)分である。
【0054】
また、モノクロ読取モードの場合、上記白黒ラインセンサBWの走査位置を読取開始位置(シェーディング補正板11の副走査方向の後端部)として、上記白黒ラインセンサBWがシェーディング補正板11を16ライン分読み取る。すなわち、モノクロ読取モードの場合、上記白黒ラインセンサBWがシェーディング補正板11を16ライン分読み取るのに必要な副走査方向の幅は、16ライン(読取ライン数)分に相当する0.68mmである。さらに、モノクロ読取モードで上記シェーディング補正板11を読み取る場合、上記第1キャリッジ18の移動距離L21は16ライン分である。
【0055】
上記のように、第1の読取方法によれば、上記シェーディング補正板11の副走査方向の幅は、カラー読取モードの場合に少なくとも3つのラインセンサR、G、Bの読取幅(16×3ライン分)と3つのラインセンサ間隔(8×2ライン分)との合計の大きさ(64ライン分)が必要となり、モノクロ読取モードの場合に少なくとも白黒ラインセンサBWの読取幅(16ライン分)が必要となる。
【0056】
また、第1の読取方法では、モノクロ読取モードのシェーディング補正板11の読取開始位置とカラー読取モードのシェーディング補正板11の読取開始位置とがそれぞれ設定される。
従って、図6に示す第1の読取方法では、シェーディング補正板は副走査方向の幅が64ラインあれば良いことになる。つまり、第1の読取方法によれば、図5に示す読取方法に比べて、シェーディング補正板の副走査方向の幅をカラー用のラインセンサ(3つのラインセンサR、G、B)とモノクロ用のラインセンサ(白黒ラインセンサBW)との間隔(12ライン)分と白黒ラインセンサBWの読取幅16ライン分との合計分を小さくすることができる。また、シェーディング補正板を読み取る際の第1キャリッジの移動幅も白黒ラインセンサBWの読取ための移動分(16ライン分)少なくできる。これは、カラー用のシェーディング補正板の読取位置(読取開始位置)とモノクロ画像用のシェーディング補正板の読取位置(読取開始位置)とをそれぞれ別の位置に設定したために得られる効果である。
【0057】
次に、上記シェーディング補正板11の第2の読取方法について説明する。 図7は、上記シェーディング補正板11の第2の読取方法を説明するための図である。図7に示す例では、各ラインセンサR、G、B、BWの各走査位置が上記第1キャリッジ18の移動方向(副走査方向)に対して、R、G、B、BWの順に配置されている。また、図7に示す例では、カラー読取モードの場合、上記制御ユニット32は3つのラインセンサR、G、Bからの各信号を、R信号、G信号、B信号、の順に順次取り込むものとする。
【0058】
図7に示す例では、カラー読取モードの場合、上記赤ラインセンサRの走査位置を読取開始位置(シェーディング補正板11の副走査方向の後端部)として、まず、上記赤ラインセンサRがシェーディング補正板11を16ライン分読み取り、次に上記緑ラインセンサGがシェーディング補正板11を16ライン分読み取り、次に上記青ラインセンサBがシェーディング補正板11を16ライン分読み取る。
【0059】
すなわち、カラー読取モードの場合、シェーディング補正板11の副走査方向の幅は、上記赤ラインセンサRが16ライン分読み取るのに必要な幅(0.68mm)から上記赤ラインセンサRと上記緑ラインセンサGとの間隔としての8ライン分(0.34mm)を引いた幅(0.38mm)と、上記緑ラインセンサGが16ライン分読み取るのに必要な幅(0.68mm)から上記緑ラインセンサGと上記青ラインセンサBとの間隔としての8ライン分(0.34mm)を引いた幅(0.38mm)と、上記青ラインセンサBが16ライン分読み取るのに必要な幅(0.68mm)との合計(1.36mm)である。さらに、カラー読取モードで上記シェーディング補正板11を読み取る場合、上記第1キャリッジ18の移動距離L12は、上記第1の読取方法の移動距離L11と同様に、48ライン(16×3ライン)分である。
【0060】
また、モノクロ読取モードの場合、上記白黒ラインセンサBWの走査位置を読取開始位置(シェーディング補正板11の副走査方向の後端部)として、上記白黒ラインセンサBWがシェーディング補正板11を16ライン分読み取る。すなわち、モノクロ読取モードの場合、上記白黒ラインセンサBWがシェーディング補正板11を16ライン分読み取るのに必要な副走査方向の幅は、16ライン(読取ライン数)分に相当する0.68mmである。さらに、モノクロ読取モードで上記シェーディング補正板11を読み取る場合、上記第1キャリッジ18の移動距離L22は、上記第1の読取方法の移動距離L21と同様に、16ライン分である。
【0061】
上記のように、第2の読取方法によれば、カラー読取モードのシェーディング補正板11の読取開始位置とモノクロ読取モードのシェーディング補正板11の読取開始位置とがそれぞれ設定され、上記シェーディング補正板11の副走査方向の幅は、カラー読取モードの場合に少なくとも3つのラインセンサR、G、Bの読取幅(16×3ライン分)から3つのラインセンサの間隔(8×2ライン分)を引いた大きさ(32ライン分)が必要となり、モノクロ読取モードの場合に少なくとも白黒ラインセンサBWの読取幅(16ライン分)が必要となる。
【0062】
従って、図7に示す第2の読取方法では、シェーディング補正板は副走査方向の幅が32ラインあれば良いことになる。つまり、図7に示す第2の読取方法によれば、図6に示す第1の読取方法に比べて、シェーディング補正板を読み取る際の第1キャリッジの移動幅は同じであるが、シェーディング補正板の副走査方向の幅を3つのラインセンサの間隔の2倍分小さくすることができる。
【0063】
次に、上記シェーディング補正板11の第3の読取方法について説明する。 図8は、上記シェーディング補正板11の第3の読取方法を説明するための図である。図8に示す例では、各ラインセンサR、G、B、BWの各走査位置が上記第1キャリッジ18の移動方向(副走査方向)に対して、R、G、B、BWの順に配置されている。また、図8に示す例では、カラー読取モードの場合、上記制御ユニット32は3つのラインセンサR、G、Bからの各信号(R信号、G信号、B信号)を同時に取り込むものとする。
【0064】
図8に示す例では、カラー読取モードの場合、上記青ラインセンサBの走査位置を読取開始位置(シェーディング補正板11の副走査方向の後端部)として、上記赤ラインセンサR、上記緑ラインセンサG、及び上記青ラインセンサBがシェーディング補正板11を同時に16ライン分読み取る。
【0065】
すなわち、カラー読取モードの場合、シェーディング補正板11の副走査方向の幅は、上記赤ラインセンサR、上記緑ラインセンサG及び上記青ラインセンサBが16ライン分読み取るのに必要な幅(0.68mm)と上記赤ラインセンサRと上記緑ラインセンサGとの間隔との8ライン分(0.34mm)と上記緑ラインセンサGと上記青ラインセンサBとの間隔との8ライン分(0.34mm)との合計(1.36mm)である。さらに、カラー読取モードで上記シェーディング補正板11を読み取る場合、上記第1キャリッジ18の移動距離L13は16ライン分である。
【0066】
また、モノクロ読取モードの場合、上記白黒ラインセンサBWの走査位置を読取開始位置(シェーディング補正板11の副走査方向の後端部)として、上記白黒ラインセンサBWがシェーディング補正板11を16ライン分読み取る。すなわち、モノクロ読取モードの場合、上記白黒ラインセンサBWがシェーディング補正板11を16ライン分読み取るのに必要な副走査方向の幅は、16ライン(読取ライン数)分に相当する0.68mmである。さらに、モノクロ読取モードで上記シェーディング補正板11を読み取る場合、上記第1キャリッジ18の移動距離L23は16ライン分である。
【0067】
上記のように、第3の読取方法によれば、カラー読取モードのシェーディング補正板11の読取開始位置とモノクロ読取モードのシェーディング補正板11の読取開始位置とがそれぞれ設定され、上記シェーディング補正板11の副走査方向の幅は、カラー読取モードの場合に少なくとも各ラインセンサR、G、Bのそれぞれの読取幅(16ライン分)と3つのラインセンサの間隔(8×2ライン分)との合計(32ライン分)が必要となり、モノクロ読取モードの場合に少なくとも白黒ラインセンサBWの読取幅(16ライン分)が必要となる。
【0068】
従って、図8に示す第3の読取方法では、シェーディング補正板は副走査方向の幅が32ラインあれば良いことになる。つまり、図8に示す第3の読取方法によれば、図7に示す第2の読取方法に比べて、シェーディング補正板の副走査方向の幅は同様であるが、上記シェーディング補正板を読み取る際の第1キャリッジの移動幅を小さくすることができる。また、第3の読取方法を行う際の第1キャリッジの移動速度と上記第2の読取方法を行う際の第1キャリッジの移動速度が同じであるとすると、第3の読取方法では、第2の読取方法に比べて、シェーディング補正板を読み取るのに要する時間を短くできため、シェーディング補正の実行時間を短くすることができる。
【0069】
以下、上記シェーディング補正板11の第4〜第6の読取方法について説明する。
これらの第4〜第6の読取方法は、各ラインセンサR、G、B、BWの各走査位置が上記第1キャリッジ18の移動方向(副走査方向)に対して、BW、B、G、Rの順になっている画像読取装置10に適用できるものである。
【0070】
まず、上記シェーディング補正板11の第4の読取方法について説明する。 図9は、上記シェーディング補正板11の第4の読取方法を説明するための図である。図9に示す例では、各ラインセンサR、G、B、BWの各走査位置が上記第1キャリッジ18の移動方向(副走査方向)に対して、BW、B、G、Rの順に配置されている。また、図9に示す例では、カラー読取モードの場合、上記制御ユニット32は3つのラインセンサR、G、Bからの各信号を、R信号、G信号、B信号の順に順次取り込むものとする。
【0071】
図9に示す例では、カラー読取モードの場合、上記赤ラインセンサRの走査位置を読取開始位置(シェーディング補正板11の副走査方向の後端部)として、まず、上記赤ラインセンサRがシェーディング補正板11を16ライン分読み取り、次に上記緑ラインセンサGがシェーディング補正板11を16ライン分読み取り、次に上記青ラインセンサRがシェーディング補正板11を16ライン分読み取る。
【0072】
すなわち、カラー読取モードの場合、シェーディング補正板11の副走査方向の幅は、上記赤ラインセンサRが16ライン分読み取るのに必要な幅(0.68mm)と、上記赤ラインセンサRと上記緑ラインセンサGとの間隔としての8ライン分(0.34mm)と、上記緑ラインセンサGが16ライン分読み取るのに必要な幅(0.68mm)と、上記緑ラインセンサGと上記青ラインセンサBとの間隔としての8ライン分(0.34mm)と、上記青ラインセンサBが16ライン分読み取るのに必要な幅(0.68mm)との合計(2.72mm)である。さらに、カラー読取モードで上記シェーディング補正板11を読み取る場合、上記第1キャリッジ18の移動距離L14は48ライン(16×3ライン)分である。
【0073】
また、モノクロ読取モードの場合、上記白黒ラインセンサBWの走査位置を読取開始位置(シェーディング補正板11の副走査方向の後端部)として、上記白黒ラインセンサBWがシェーディング補正板11を16ライン分読み取る。すなわち、モノクロ読取モードの場合、上記白黒ラインセンサBWがシェーディング補正板11を16ライン分読み取るのに必要な副走査方向の幅は、16ライン(読取ライン数)分に相当する0.68mmである。さらに、モノクロ読取モードで上記シェーディング補正板11を読み取る場合、上記第1キャリッジ18の移動距離L24は16ライン分である。
【0074】
上記のように、第4の読取方法によれば、上記第1の読取方法と同様に、カラー読取モードのシェーディング補正板11の読取開始位置とモノクロ読取モードのシェーディング補正板11の読取開始位置とがそれぞれ設定され、上記シェーディング補正板11の副走査方向の幅は、カラー読取モードの場合に少なくとも3つのラインセンサR、G、Bの読取幅(16×3ライン分)と3つのラインセンサ間隔(8×2ライン分)との合計の大きさ(64ライン分)が必要となり、モノクロ読取モードの場合に少なくとも白黒ラインセンサBWの読取幅(16ライン分)が必要となる。
【0075】
従って、図9に示す第4の読取方法では、シェーディング補正板は副走査方向の幅が64ラインあれば良いことになる。つまり、第4の読取方法によれば、4つのラインセンサR、G、B、BWをR、G、B、BWの順に順次読み取る読取方法に比べて、シェーディング補正板の副走査方向の幅をカラー用のラインセンサ(3つのラインセンサR、G、B)とモノクロ用のラインセンサ(白黒ラインセンサBW)との間隔(12ライン)分と白黒ラインセンサBWの読取幅16ライン分との合計分を小さくすることができる。また、シェーディング補正板を読み取る際の第1キャリッジの移動幅も白黒ラインセンサBWの読取ための移動分(16ライン分)少なくできる。これは、カラー用のシェーディング補正板の読取位置(読取開始位置)とモノクロ画像用のシェーディング補正板の読取位置(読取開始位置)とをそれぞれ別の位置に設定したために得られる効果である。
【0076】
次に、上記シェーディング補正板11の第5の読取方法について説明する。
図10は、上記シェーディング補正板11の第5の読取方法を説明するための図である。図10に示す例では、各ラインセンサR、G、B、BWの各走査位置が上記第1キャリッジ18の移動方向(副走査方向)に対して、BW、B、G、Rの順に配置されているものとする。また、図10に示す例では、カラー読取モードの場合、上記制御ユニット32は3つのラインセンサR、G、Bからの各信号を、B信号、G信号、R信号の順に順次取り込むものとする。
【0077】
図10に示す例では、カラー読取モードの場合、上記青ラインセンサBの走査位置を読取開始位置(シェーディング補正板11の副走査方向の後端部)として、まず、上記青ラインセンサBがシェーディング補正板11を16ライン分読み取り、次に上記緑ラインセンサGがシェーディング補正板11を16ライン分読み取り、次に上記赤ラインセンサRがシェーディング補正板11を16ライン分読み取る。
【0078】
すなわち、カラー読取モードの場合、シェーディング補正板11の副走査方向の幅は、上記青ラインセンサBが16ライン分読み取るのに必要な幅(0.68mm)から上記青ラインセンサBと上記緑ラインセンサGとの間隔としての8ライン分(0.34mm)を引いた幅(0.38mm)と、上記緑ラインセンサGが16ライン分読み取るのに必要な幅(0.68mm)から上記緑ラインセンサGと上記赤ラインセンサRとの間隔としての8ライン分(0.34mm)を引いた幅(0.38mm)と、上記赤ラインセンサRが16ライン分読み取るのに必要な幅(0.68mm)との合計(1.36mm)である。さらに、カラー読取モードで上記シェーディング補正板11を読み取る場合、上記第1キャリッジ18の移動距離L15は、第4の読取方法の移動距離L14と同様で、48ライン(16×3ライン)分である。
【0079】
また、モノクロ読取モードの場合、上記白黒ラインセンサBWの走査位置を読取開始位置(シェーディング補正板11の副走査方向の後端部)として、上記白黒ラインセンサBWがシェーディング補正板11を16ライン分読み取る。すなわち、モノクロ読取モードの場合、上記白黒ラインセンサBWがシェーディング補正板11を16ライン分読み取るのに必要な副走査方向の幅は、16ライン(読取ライン数)分に相当する0.68mmである。さらに、モノクロ読取モードで上記シェーディング補正板11を読み取る場合、上記第1キャリッジ18の移動距離L25は、上記第4の読取方法の移動距離L24と同様で、16ライン分である。
【0080】
上記のように、第5の読取方法によれば、カラー読取モードのシェーディング補正板11の読取開始位置とモノクロ読取モードのシェーディング補正板11の読取開始位置とがそれぞれ設定され、上記シェーディング補正板11の副走査方向の幅は、カラー読取モードの場合に少なくとも3つのラインセンサR、G、Bの読取幅(16×3ライン分)から3つのラインセンサの間隔(8×2ライン分)を引いた大きさ(32ライン分)が必要となり、モノクロ読取モードの場合に少なくとも白黒ラインセンサBWの読取幅(16ライン分)が必要となる。
【0081】
従って、図10に示す第5の読取方法では、シェーディング補正板は副走査方向の幅が32ラインあれば良いことになる。つまり、図10に示す第5の読取方法によれば、図9に示す第4の読取方法に比べて、シェーディング補正板を読み取る際の第1キャリッジの移動幅は同じであるが、シェーディング補正板の副走査方向の幅を3つのラインセンサの間隔の2倍分小さくすることができる。
【0082】
次に、上記シェーディング補正板11の第6の読取方法について説明する。
図11は、上記シェーディング補正板11の第6の読取方法を説明するための図である。図11に示す例では、各ラインセンサR、G、B、BWの各走査位置が上記第1キャリッジ18の移動方向(副走査方向)に対して、BW、B、G、Rの順に配置されているものとする。また、図11に示す例では、カラー読取モードの場合、上記制御ユニット32は3つのラインセンサR、G、Bからの各信号(R信号、G信号、B信号)を同時に取り込むものとする。
【0083】
図11に示す例では、カラー読取モードの場合、上記赤ラインセンサRの走査位置を読取開始位置(シェーディング補正板11の副走査方向の後端部)として、上記赤ラインセンサR、上記緑ラインセンサG、及び上記青ラインセンサBがシェーディング補正板11を同時に16ライン分読み取る。
【0084】
すなわち、カラー読取モードの場合、シェーディング補正板11の副走査方向の幅は、上記赤ラインセンサR、上記緑ラインセンサG及び上記青ラインセンサBがそれぞれ16ライン分読み取るのに必要な幅(0.68mm)と上記赤ラインセンサRと上記緑ラインセンサGとの間隔との8ライン分(0.34mm)と上記緑ラインセンサGと上記青ラインセンサBとの間隔との8ライン分(0.34mm)との合計(1.36mm)である。さらに、カラー読取モードで上記シェーディング補正板11を読み取る場合、上記第1キャリッジ18の移動距離L16は16ライン分である。
【0085】
また、モノクロ読取モードの場合、上記白黒ラインセンサBWの走査位置を読取開始位置(シェーディング補正板11の副走査方向の後端部)として、上記白黒ラインセンサBWがシェーディング補正板11を16ライン分読み取る。すなわち、モノクロ読取モードの場合、上記白黒ラインセンサBWがシェーディング補正板11を16ライン分読み取るのに必要な副走査方向の幅は、16ライン(読取ライン数)分に相当する0.68mmである。さらに、モノクロ読取モードで上記シェーディング補正板11を読み取る場合、上記第1キャリッジ18の移動距離L26は16ライン分である。
【0086】
上記のように、第6の読取方法によれば、カラー読取モードのシェーディング補正板11の読取開始位置とモノクロ読取モードのシェーディング補正板11の読取開始位置とがそれぞれ設定され、上記シェーディング補正板11の副走査方向の幅は、カラー読取モードの場合に少なくとも各ラインセンサR、G、Bのそれぞれの読取幅(16ライン分)と3つのラインセンサの間隔(8×2ライン分)との合計(32ライン分)が必要となり、モノクロ読取モードの場合に少なくとも白黒ラインセンサBWの読取幅(16ライン分)が必要となる。
【0087】
従って、図11に示す第6の読取方法では、シェーディング補正板は副走査方向の幅が32ラインあれば良いことになる。つまり、図11に示す第6の読取方法によれば、図10に示す第5の読取方法に比べて、シェーディング補正板の副走査方向の幅は同様であるが、上記シェーディング補正板を読み取る際の第1キャリッジの移動幅を小さくすることができる。また、第6の読取方法を行う際の第1キャリッジの移動速度と上記第5の読取方法を行う際の第1キャリッジの移動速度が同じであるとすると、第6の読取方法では、第5の読取方法に比べて、シェーディング補正板を読み取るのに要する時間を短くできため、シェーディング補正の実行時間を短くすることができる。
【0088】
次に、上記第1〜第6の読取方法の相違点と適用例について説明する。
上記した第1〜第6の読取方法は、各ラインセンサの走査位置の副走査方向における配置、各ラインセンサからの信号の取り込み順序、各ラインセンサからの信号の取り込み方式など画像読取装置の仕様等に基づい適宜選択される。これにより、種々の画像読取装置に応じた最適なシェーディング補正板の設計及びシェーディング補正の動作を行うことができる。
【0089】
上記第1〜第3の読取方法は、例えば、以下のような画像読取装置に対して適用される。
【0090】
すなわち、上記4ラインCCDセンサ1における各ラインセンサR、G、B、BWの走査位置の副走査方向における配置がR、G、B、BWの順で、カラー用の各ラインセンサR、G、Bがシェーディング補正板11をB、G、Rの順に順次読み取るようになっている場合、上記第1の読取方法が適用できる。
【0091】
また、上記4ラインCCDセンサ1における各ラインセンサR、G、B、BWの走査位置の副走査方向における配置がR、G、B、BWの順で、カラー用の各ラインセンサR、G、Bがシェーディング補正板11をR、G、Bの順に順次読み取るようになっている場合、上記第2の読取方法が適用できる。
【0092】
特に、上記4ラインCCDセンサ1における各ラインセンサR、G、B、BWの走査位置の副走査方向における配置がR、G、B、BWの順で、カラー用の各ラインセンサR、G、Bの順次読取の順序が選択できる場合、第1あるいは第2の読取方法が適用可能であるが、第1の読取方法よりも第2の読取方法の方がシェーディング補正板11を狭くできるため、上記第2の読取方法を適用するのが好ましい。
【0093】
また、上記4ラインCCDセンサ1における各ラインセンサR、G、B、BWの走査位置の副走査方向における配置がR、G、B、BWの順で、カラー用の各ラインセンサR、G、Bがシェーディング補正板11を同時に読み取るようになっている場合、上記第3の読取方法が適用可能である。
【0094】
また、上記第4〜第6の読取方法は、例えば、以下のような画像読取装置に対して適用される。
上記4ラインCCDセンサ1における各ラインセンサR、G、B、BWの走査位置の副走査方向における配置がBW、B、G、Rの順で、カラー用のラインセンサR、G、Bがシェーディング補正板11をR、G、Bの順に順次読み取るようになっている場合、上記第4の読取方法が適用できる。
【0095】
また、上記4ラインCCDセンサ1における各ラインセンサR、G、B、BWの走査位置の副走査方向における配置がBW、B、G、Rの順で、カラー用のラインセンサR、G、Bがシェーディング補正板11をB、G、Rの順に順次読み取るようになっている場合、上記第5の読取方法が適用できる。
【0096】
特に、上記4ラインCCDセンサ1における各ラインセンサR、G、B、BWの走査位置の副走査方向における配置がBW、B、G、Rの順で、カラー用の各ラインセンサR、G、Bの順次読取の順序が選択できる場合、第4あるいは第5の読取方法が適用可能であるが、第4の読取方法よりも第5の読取方法の方がシェーディング補正板11を狭くできるため、上記第5の読取方法を適用するのが好ましい。
【0097】
また、上記4ラインCCDセンサ1における各ラインセンサR、G、B、BWの走査位置の副走査方向における配置がBW、B、G、Rの順で、カラー用の各ラインセンサR、G、Bがシェーディング補正板11を同時に読み取るようになっている場合、上記第6の読取方法が適用可能である。
【0098】
上記のように、本実施の形態では、上記第1〜第6の読取方法として説明したように、カラー用のラインセンサと上記カラー用のラインセンサとは別のモノクロ用のラインセンサとが配置されたラインセンサを有する画像読取装置において、原稿の読取モードとしてカラー読取モードが選択された場合のシェーディング補正板の読取位置と、原稿の読取モードとしてモノクロ読取モードが選択された場合のシェーディング補正板の読取位置をそれぞれ設定するものである。これにより、シェ−ディング補正板の副走査方向の幅を狭くすることができる。
【0099】
また、キャリッジの駆動制御の観点では、カラー読取モードの場合もモノクロ読取モードの場合も同じ位置でシェーディング補正板の読取を開始するように制御すると、シェーディング補正板を読み取る際の駆動距離が長くなる。これに対して、カラー読取モードの場合の読取開始位置とモノクロ読取モードの場合の読取開始位置とをそれぞれが最適な位置に設定することにより、シェーディング補正板を読み取る際の移動距離を短くでき、効率的にシェーディング補正板の読取を行うことができる。
【0100】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明によれば、カラー用のラインセンサとモノクロ用のラインセンサとを有するラインセンサを用いて画像を読み取るものであっても、基準板の幅を小さくでき、シェーディング補正の効率的化、画像読取装置の小型化、安型化を図ることができる画像読取装置と画像読取方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態に係る画像読取装置に搭載される4ラインCCDセンサの構成を示す図。
【図2】 この発明の実施の形態に係る画像読取装置の概略構成を示す図。
【図3】 画像読取装置の制御系統の構成例を示すブロック図。
【図4】 画像読取装置全体の動作を概略的に説明するためのフローチャート。
【図5】 4つのラインセンサが順に順次シェーディング補正板を読み取る場合の動作を説明するための図。
【図6】 第1の読取方法によるシェーディング補正板の読取動作を説明するための図。
【図7】 第2の読取方法によるシェーディング補正板の読取動作を説明するための図。
【図8】 第3の読取方法によるシェーディング補正板の読取動作を説明するための図。
【図9】 第4の読取方法によるシェーディング補正板の読取動作を説明するための図。
【図10】 第5の読取方法によるシェーディング補正板の読取動作を説明するための図。
【図11】 第6の読取方法によるシェーディング補正板の読取動作を説明するための図。
【符号の説明】
1…4ラインCCDセンサ、R…赤ラインセンサ、G…緑ラインセンサ、B…青ラインセンサ、BW…白黒ラインセンサ、10…画像読取装置、11…シェーディング補正板、12…原稿載置台、18…第1のキャリッジ、20…第2のキャリッジ、30…駆動モータ、32…制御ユニット、40…CPU、43…信号処理部、44…駆動制御部

Claims (10)

  1. 原稿の読取面の画像をカラーあるいはモノクロで読み取る画像読取装置であって、
    カラー画像を読み取るカラー用のラインセンサと、モノクロ画像を読み取る前記カラー用のラインセンサとは別のモノクロ用のラインセンサとが配置されているラインセンサと、
    前記原稿の読取面からの光を前記ラインセンサに導く光学系が搭載された走査手段と、
    この走査手段を前記原稿の読取面に対して副走査方向に移動させる移動手段と、
    この移動手段による前記走査手段の移動方向としての副走査方向における前記原稿の読取面の先端より前に設置される基準板と、
    前記原稿の読取面をカラーで読み取るカラー読取モードかモノクロで読み取るモノクロ読取モードかを選択する選択手段と、
    この選択手段によりカラー読取モードが選択された場合、前記移動手段により副走査方向に移動する前記走査手段が前記基準板に対するカラー用の読取開始位置に達した際に前記移動手段により前記走査手段を移動させながら前記カラー用のラインセンサ前記基準板を読み取る処理を開始し、前記選択手段によりモノクロ読取モードが選択された場合、前記移動手段により副走査方向へ移動する前記走査手段が前記基準板に対するモノクロ用の読取開始位置に達した際に前記移動手段により前記走査手段を移動させながら前記モノクロ用のラインセンサ前記基準板を読み取る処理を開始する制御手段と、
    を具備したことを特徴とする画像読取装置。
  2. 原稿の読取面の画像をカラーあるいはモノクロで読み取る画像読取装置であって、
    カラー画像を読み取るカラー用のラインセンサと、モノクロ画像を読み取る前記カラー用のラインセンサとは別のモノクロ用のラインセンサとが配置されているラインセンサと、
    前記原稿の読取面からの光を前記ラインセンサに導く光学系が搭載された走査手段と、
    この走査手段を前記原稿の読取面に対して副走査方向に移動させる移動手段と、
    この移動手段による前記走査手段の移動方向としての副走査方向における前記原稿の読取面の先端より前に設置される基準板と、
    前記原稿の読取面をカラーで読み取るカラー読取モードかモノクロで読み取るモノクロ読取モードかを選択する選択手段と、
    この選択手段によりカラー読取モードが選択された場合、前記移動手段により副走査方向に移動する前記走査手段が前記基準板に対するカラー用の読取開始位置に達した際、前記移動手段により前記走査手段を移動させながら前記カラー用のラインセンサ前記基準板を読み取る処理を開始する第1の制御手段と、
    前記第1の制御手段により前記カラー用のラインセンサにて読み取った前記基準板の読取データに基づいて、前記カラー用のラインセンサにて読み取った前記原稿の読取面の読取データに対する補正を行う第1の補正手段と、
    前記選択手段によりモノクロ読取モードが選択された場合、前記移動手段により副走査方向へ移動する前記走査手段が前記基準板に対するモノクロ用の読取開始位置に達した際、前記移動手段により前記走査手段を移動させながら前記モノクロ用のラインセンサ前記基準板を読み取る処理を開始する第2の制御手段と、
    前記第2の制御手段により前記モノクロ用のラインセンサにて読み取った前記基準板の読取データに基づいて、前記モノクロ用のラインセンサにて読み取った前記原稿の読取面の読取データに対する補正を行う第2の補正手段と、
    を具備したことを特徴とする画像読取装置。
  3. 前記カラー用のラインセンサは走査位置が副走査方向に所定の間隔で配置された複数のラインセンサからなり、
    前記第1の制御手段は、前記選択手段によりカラー読取モードが選択された場合、前記移動手段により副走査方向に移動する前記走査手段における前記カラー用のラインセンサのうち走査位置が副走査方向に最後尾となるラインセンサの走査位置が前記基準板の読取開始位置に達した際、前記移動手段により前記走査手段を移動させながら前記カラー用のラインセンサの各ラインセンサ前記基準板を読み取る処理を順次開始する、
    ことを特徴とする前記請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記カラー用のラインセンサは走査位置が副走査方向に所定の間隔で配置された複数のラインセンサからなり、
    前記第1の制御手段は、前記選択手段によりカラー読取モードが選択された場合、前記移動手段により副走査方向に移動する前記走査手段における前記カラー用のラインセンサのうち走査位置が副走査方向に先頭となるラインセンサの走査位置が前記基準板の読取開始位置に達した際、前記移動手段により前記走査手段を移動させながら前記カラー用のラインセンサの各ラインセンサ前記基準板を読み取る処理を順次開始する、
    ことを特徴とする前記請求項2に記載の画像読取装置。
  5. 前記カラー用のラインセンサは走査位置が副走査方向に所定の間隔で配置された複数のラインセンサからなり、
    前記第1の制御手段は、前記選択手段によりカラー読取モードが選択された場合、前記移動手段により副走査方向に移動する前記走査手段における前記カラー用のラインセンサのうち走査位置が副走査方向に最後尾となるラインセンサの走査位置が前記基準板の読取開始位置に達した際、前記移動手段により前記走査手段を移動させながら前記カラー用のラインセンサの各ラインセンサが前記基準板を読み取る処理を同時に開始する、
    ことを特徴とする前記請求項2に記載の画像読取装置。
  6. カラー画像を読み取るカラー用のラインセンサと、モノクロ画像を読み取る前記カラー用のラインセンサとは別のモノクロ用のラインセンサとが配置されているラインセンサと、原稿の読取面からの光を前記ラインセンサに導く光学系が搭載された走査手段と、この走査手段を前記原稿の読取面に対して副走査方向に移動させる移動手段と、この移動手段による前記走査手段の移動方向としての副走査方向における前記原稿の読取面の先端より前に設置される基準板とを有する画像読取装置に用いられる画像読取方法であって、
    前記原稿の読取面をカラーで読み取るカラー読取モードかモノクロで読み取るモノクロ読取モードかを選択し、
    前記カラー読取モードが選択された場合、前記移動手段により副走査方向に移動する前記走査手段が前記基準板に対するカラー用の読取開始位置に達した際に前記移動手段により前記走査手段を移動させながら前記カラー用のラインセンサ前記基準板を読み取る処理を開始し、
    前記モノクロ読取モードが選択された場合、前記移動手段により副走査方向へ移動する前記走査手段が前記基準板に対するモノクロ用の読取開始位置に達した際に前記移動手段により前記走査手段を移動させながら前記モノクロ用のラインセンサ前記基準板を読み取る処理を開始する、
    を具備したことを特徴とする画像読取方法。
  7. カラー画像を読み取るカラー用のラインセンサと、モノクロ画像を読み取る前記カラー用のラインセンサとは別のモノクロ用のラインセンサとが配置されているラインセンサと、原稿の読取面からの光を前記ラインセンサに導く光学系が搭載された走査手段と、この走査手段を前記原稿の読取面に対して副走査方向に移動させる移動手段と、この移動手段による前記走査手段の移動方向としての副走査方向における前記原稿の読取面の先端より前に設置される基準板と、を有する画像読取装置に用いられる画像読取方法であって、
    前記原稿の読取面をカラーで読み取るカラー読取モードかモノクロで読み取るモノクロ読取モードかを選択し、
    前記カラー読取モードが選択された場合、前記移動手段により副走査方向に移動する前記走査手段が前記基準板に対するカラー用の読取開始位置に達した際、前記移動手段により前記走査手段を移動させながら前記カラー用のラインセンサ前記基準板を読み取る処 を開始し、
    前記カラー用のラインセンサが前記原稿の読取面を読み取った場合、前記カラー用のラインセンサにて読み取った前記基準板の読取データに基づいて、前記カラー用のラインセンサにて読み取った前記原稿の読取面の読取データに対する補正を行い、
    前記モノクロ読取モードが選択された場合、前記移動手段により副走査方向へ移動する前記走査手段が前記基準板に対するモノクロ用の読取開始位置に達した際、前記移動手段により前記走査手段を移動させながら前記モノクロ用のラインセンサ前記基準板を読み取る処理を開始し、
    前記モノクロ用のラインセンサが原稿の読取面を読み取った場合、前記モノクロ用のラインセンサにて読み取った前記基準板の読取データに基づいて、前記モノクロ用のラインセンサにて読み取った前記原稿の読取面の読取データに対する補正を行う、
    を具備したことを特徴とする画像読取方法。
  8. 前記カラー用のラインセンサは走査位置が副走査方向に所定の間隔で配置された複数のラインセンサからなり、
    前記カラー読取モードが選択された場合、前記移動手段により副走査方向に移動する前記走査手段における前記カラー用のラインセンサのうち走査位置が副走査方向に最後尾となるラインセンサの走査位置が前記基準板の読取開始位置に達した際、前記移動手段により前記走査手段を移動させながら前記カラー用のラインセンサの各ラインセンサ前記基準板を読み取る処理を順次開始する、
    ことを特徴とする前記請求項7に記載の画像読取方法。
  9. 前記カラー用のラインセンサは走査位置が副走査方向に所定の間隔で配置された複数のラインセンサからなり、
    前記カラー読取モードが選択された場合、前記移動手段により副走査方向に移動する前記走査手段における前記カラー用のラインセンサのうち走査位置が副走査方向に先頭となるラインセンサの走査位置が前記基準板の読取開始位置に達した際、前記移動手段により前記走査手段を移動させながら前記カラー用のラインセンサの各ラインセンサ前記基準板を読み取る処理を順次開始する、
    ことを特徴とする前記請求項7に記載の画像読取方法。
  10. 前記カラー用のラインセンサは走査位置が副走査方向に所定の間隔で配置された複数のラインセンサからなり、
    前記カラー読取モードが選択された場合、前記移動手段により副走査方向に移動する前記走査手段における前記カラー用のラインセンサのうち走査位置が副走査方向に最後尾となるラインセンサの走査位置が前記基準板の読取開始位置に達した際、前記移動手段により前記走査手段を移動させながら前記カラー用のラインセンサの各ラインセンサ前記基準板を読み取る処理を同時に開始する、
    ことを特徴とする前記請求項7に記載の画像読取方法。
JP2003056324A 2003-03-03 2003-03-03 画像読取装置および画像読取方法 Expired - Fee Related JP4250000B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003056324A JP4250000B2 (ja) 2003-03-03 2003-03-03 画像読取装置および画像読取方法
US10/788,350 US7471426B2 (en) 2003-03-03 2004-03-01 Image reading apparatus and image reading method
US12/335,340 US7990582B2 (en) 2003-03-03 2008-12-15 Image reading apparatus and image reading method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003056324A JP4250000B2 (ja) 2003-03-03 2003-03-03 画像読取装置および画像読取方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004266675A JP2004266675A (ja) 2004-09-24
JP4250000B2 true JP4250000B2 (ja) 2009-04-08

Family

ID=32923520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003056324A Expired - Fee Related JP4250000B2 (ja) 2003-03-03 2003-03-03 画像読取装置および画像読取方法

Country Status (2)

Country Link
US (2) US7471426B2 (ja)
JP (1) JP4250000B2 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004215179A (ja) * 2003-01-08 2004-07-29 Brother Ind Ltd 画像読取装置
US20040169895A1 (en) * 2003-02-28 2004-09-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Image reading apparatus
JP4527505B2 (ja) * 2004-11-18 2010-08-18 株式会社リコー 画像読取装置、画像読取方法および画像処理装置
DE602005022237D1 (de) * 2005-11-29 2010-08-19 Oce Tech Bv Scanner und verfahren zum scannen
JP2007158663A (ja) * 2005-12-05 2007-06-21 Ricoh Co Ltd アナログ画像信号のオフセット調整方法
JP4270249B2 (ja) * 2006-08-31 2009-05-27 セイコーエプソン株式会社 画像読み取り装置、画像読み取り方法およびプログラム
US8004726B2 (en) * 2007-02-02 2011-08-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Image reading apparatus and image density correction method
US8094345B2 (en) * 2007-04-12 2012-01-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus and image forming method specifying read start position of white reference plate
US8089669B2 (en) * 2007-10-18 2012-01-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Apparatus and control method for image reading, image forming apparatus
JP5147641B2 (ja) * 2008-10-24 2013-02-20 キヤノン株式会社 原稿読取装置
JP4937288B2 (ja) * 2009-03-02 2012-05-23 シャープ株式会社 画像読取装置及び画像形成装置
JP5635750B2 (ja) 2009-09-09 2014-12-03 キヤノン株式会社 画像読取装置
JP2011097235A (ja) * 2009-10-28 2011-05-12 Canon Inc 画像読取装置
JP5572030B2 (ja) * 2010-08-06 2014-08-13 キヤノン株式会社 画像読取装置、画像読取方法、及びプログラム
JP6142815B2 (ja) * 2014-02-13 2017-06-07 ブラザー工業株式会社 画像読取装置
TWI514875B (zh) * 2014-10-21 2015-12-21 Avision Inc 影像感測裝置
CN111727601A (zh) * 2018-09-30 2020-09-29 深圳配天智能技术研究院有限公司 图像传感器、获取图像的方法、视觉系统及存储介质

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US370732A (en) * 1887-09-27 George b
US800666A (en) * 1903-04-02 1905-10-03 Lamson Cons Store Service Co Store-service apparatus.
US787077A (en) * 1904-03-24 1905-04-11 Albert R Wells Floor and ceiling plate.
JPH0683371B2 (ja) * 1982-10-20 1994-10-19 キヤノン株式会社 情報読取り装置
IL78675A (en) * 1986-05-02 1993-02-21 Scitex Corp Ltd Color separation scanner
US6473204B1 (en) * 1989-05-10 2002-10-29 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus capable of selecting a non-rectangular area
US5363758A (en) * 1992-02-08 1994-11-15 Harris Waste Management Group, Inc. Baler for polystyrene material
US5363213A (en) * 1992-06-08 1994-11-08 Xerox Corporation Unquantized resolution conversion of bitmap images using error diffusion
JP3410190B2 (ja) * 1993-12-29 2003-05-26 株式会社東芝 画像形成装置及び原稿読取り方法
JPH08242371A (ja) * 1995-03-06 1996-09-17 Minolta Co Ltd カラー画像処理装置
JP3758377B2 (ja) * 1998-09-14 2006-03-22 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像読取装置および色収差補正方法
JP2000224393A (ja) * 1999-01-29 2000-08-11 Konica Corp 画像読取装置及び複写装置
JP3848010B2 (ja) 1999-04-05 2006-11-22 株式会社リコー 画像読取装置
JP2002325176A (ja) 2001-04-26 2002-11-08 Canon Inc 画像読み取り装置、その制御方法および記憶媒体
JP2002330267A (ja) * 2001-04-27 2002-11-15 Konica Corp 原稿読取装置及び画像形成装置
JP2003037718A (ja) * 2001-07-23 2003-02-07 Ricoh Co Ltd 画像読み取り装置及び画像形成装置
US6958835B2 (en) * 2001-09-19 2005-10-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Image inputting apparatus and image forming apparatus using four-line CCD sensor
JP2003110807A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Brother Ind Ltd 画像読取装置およびコンピュータプログラム
US6922263B2 (en) * 2001-10-01 2005-07-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Image scanner for use in image forming apparatus
US7391533B2 (en) * 2001-10-17 2008-06-24 Canon Kabushiki Kaisha Image processing method, image processing apparatus and strage medium
JP3599725B2 (ja) * 2002-08-07 2004-12-08 ニスカ株式会社 画像読取装置及び画像読取方法
JP3741090B2 (ja) * 2002-09-09 2006-02-01 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像処理装置
US7502147B2 (en) * 2003-05-21 2009-03-10 Sharp Kabushiki Kaisha Image position correcting method, image position correcting jig, and image formation device
JP4028477B2 (ja) * 2003-12-04 2007-12-26 日東電工株式会社 回路付サスペンション基板およびその製造方法
US7336846B2 (en) * 2004-03-02 2008-02-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Method and apparatus for processing images using black character substitution
JP4075881B2 (ja) * 2004-09-30 2008-04-16 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像読取装置
JP4235608B2 (ja) * 2004-12-24 2009-03-11 キヤノン株式会社 画像読取装置
US8174734B2 (en) * 2005-11-29 2012-05-08 Ricoh Company, Ltd. Reduction of memory size required for correction of displacement of scan positions
JP4545719B2 (ja) * 2006-07-29 2010-09-15 株式会社リコー 画像読取信号処理icおよび画像読取装置と画像形成装置
JP4785690B2 (ja) * 2006-09-19 2011-10-05 キヤノン株式会社 画像読取装置及び画像読取装置の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004266675A (ja) 2004-09-24
US7990582B2 (en) 2011-08-02
US20090097078A1 (en) 2009-04-16
US20040174575A1 (en) 2004-09-09
US7471426B2 (en) 2008-12-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7990582B2 (en) Image reading apparatus and image reading method
JPH09149270A (ja) スキャナシステム
JPH10257273A (ja) 画像読取装置
JP2006260526A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
US20040169895A1 (en) Image reading apparatus
JP3884890B2 (ja) 画像処理装置及びその方法
JP2004266543A (ja) 画像読取装置および画像読取方法
US20050206977A1 (en) Image reading apparatus and image reading method
JP2003037713A (ja) 画像読取装置
JP2004266656A (ja) 画像読取装置
JP2711051B2 (ja) 画像読取装置の読取領域接続装置
JPH10215381A (ja) 画像読み取り装置
JP5017182B2 (ja) 画像読取装置
JPH06205194A (ja) 原稿読み取り装置
JP3687340B2 (ja) 画像読み取り装置
JPH11252320A (ja) 画像読み取り装置
JPH06152871A (ja) 画像読取装置の読取領域接続装置
JPH10336470A (ja) 画像読み取り装置
JP4269201B2 (ja) 写真プリント装置
JP4354785B2 (ja) 画像読取装置
JPH04257979A (ja) カラー画像読取装置
JP2004180196A (ja) 画像読取装置
JPH06152953A (ja) 画像読み取り装置
JP3542383B2 (ja) 画像読み取り装置及び画像読み取り方法及び撮像装置
JP2003060861A (ja) 画像読み取りシステム及び画像読み取り方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081014

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090113

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090116

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4250000

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140123

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees