JPH11252320A - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

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JPH11252320A
JPH11252320A JP10053231A JP5323198A JPH11252320A JP H11252320 A JPH11252320 A JP H11252320A JP 10053231 A JP10053231 A JP 10053231A JP 5323198 A JP5323198 A JP 5323198A JP H11252320 A JPH11252320 A JP H11252320A
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reading mode
image
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Hidetoshi Ikeda
英敏 池田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 副走査方向の移動平均効果を減少させて副走
査方向の解像度の低下を防止することができる画像読み
取り装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 中央処理制御部17Aは、副走査方向の
解像度の設定と共に通常の画像読み取りモードと副走査
精細読み取りモードとの切り替えを可能とし、通常の画
像読み取りモードにおいては、設定された副走査方向の
解像度に応じてキャリッジの移動速度を決定し画像読み
取りを行い、副走査精細読み取りモードにおいては、キ
ャリッジの移動速度を通常の画像読み取りモードにおけ
る移動速度の1/nに設定し、光電変換器による読み取
りデータを1/nラインに間引きする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ、デ
ィジタル複写機、スキャナ等に用いられ、原稿上の画像
の読み取りを行なう画像読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ワークステーションやパーソナル
コンピュータ等が高機能化され、画像の編集、電子ファ
イリングやOCR等による文字入力が高速に処理できる
ようになった。これに伴い原稿画像を再現性良く簡易に
入力することができるイメージスキャナが普及してきて
いるが、更に画像入力動作の高速化、入力画像の高解像
度化が必要とされている。以下に、従来の画像読み取り
装置について図面を参照しながら説明する。
【0003】図13は一般的な画像読み取り装置の概略
を示す構成図である。図13において、1は画像読み取
り装置、2は原稿、3は原稿ガラス、4は原稿2を走査
して読み取るキャリッジ、5は駆動モータ、6は駆動ワ
イヤ、7は光源としてのランプ、8は反射ミラー、9は
結像レンズ、10は光電変換器としてのCCDラインセ
ンサである。
【0004】図14は従来の画像読み取り装置の電気系
統を示すブロック図である。図14において、11はC
CDラインセンサ10から得られるイメージ信号を増幅
・サンプルホールドするアナログ処理回路、12はA/
D変換器、13はシェーディング補正やフィルタ処理、
拡大・縮小処理などを行なう画像処理回路、14は画像
処理を行う時に一時的に画像データを貯える画像処理用
メモリ、15は外部機器とのデータの授受を行なうイン
タフェース(I/F)、16はCCDラインセンサ10
やA/D変換器11、画像処理回路13などの動作を制
御するタイミング発生回路、17は全体の制御を行なう
中央処理制御部としてのCPU、18はCPU17の制
御プログラムおよびワーク用のメモリ、19はキャリッ
ジ駆動制御部である。
【0005】以上のように構成された画像読み取り装置
について、以下にその動作を図13〜図17を参照しな
がら説明する。図15(a)、(b)はCCDラインセ
ンサ10の動作を示すタイミング図であり、図16は副
走査方向の読み取り動作の説明図、図17(a)は原稿
画像を示す画像図、図17(b)はスキャンイメージを
示す画像図である。
【0006】まず、外部ホストコンピュータ(図示せ
ず)から原稿の読み取り命令が出されると、CPU17
はキャリッジ駆動制御部19を介して駆動モータ5を回
転させ、キャリッジ4の駆動を開始し、白基準部材20
の位置まで移動させる。その位置に達したことを検出す
るとCPU17は、キャリッジ4を停止させ、ランプ7
を点灯させる。ランプ7の光束は白基準部材21に照射
され、この反射光が結像レンズ9でCCDラインセンサ
10に結像され、光電変換される。CCDラインセンサ
10の出力信号はアナログ処理回路11により増幅され
てA/D変換器12に入力される。A/D変換器12で
A/D変換されたデータは明補正データとして保存され
る。白基準部材21の読み取りが終了した後、CPU1
7はランプ7を消灯し暗時の読み取り動作を開始する。
CCDラインセンサ10の出力信号は同様にアナログ処
理回路11により増幅されてA/D変換器12に入力さ
れる。A/D変換されたデータは、暗補正データとして
保存される。これら明補正データと暗補正データからシ
ェーディング補正データを作成する。この補正データを
使って、今後、原稿読み取りデータに対するシェーディ
ング補正を行うことになる。
【0007】シェーディング補正データが得られた後、
再びランプ7を点灯しキャリッジ4を一定速度で駆動す
る。このとき、キャリッジ4の移動速度は、ホストコン
ピュータにより予め設定された副走査方向の解像度の指
定に従って設定される。例えば、副走査方向の読み取り
解像度が600dpiで、CCDラインセンサ10の蓄
積時間(シャッター時間に相当)が8msecとした
ら、移動速度は5.25mm/sの速度が設定される。
CPU17は、キャリッジ4が原稿2の読み取り開始点
に達したことを検出すると、タイミング発生回路16に
動作指令を出力して画像読み取り動作を開始させる。原
稿2の読み取り部分の反射像はシェーディング補正デー
タ取得時と同様にしてCCDラインセンサ10に結像
し、A/D変換器12にてディジタルデータに変換され
る。この画像データは、先に保存しておいたシェーディ
ング補正データによってシェーディング補正が行なわれ
る。補正演算後の画像データは、画像処理回路13でフ
ィルタ操作や拡大・縮小処理などを行ない、インタフェ
ース15を通り、ホストコンピュータ(図示せず)など
に出力する。
【0008】さて、ここで先ほどの例で示したのと同じ
ように、副走査方向の読み取り解像度を600dpiと
指定して動作することを考える。蓄積時間が8msec
なら先ほど説明したとおり、キャリッジ4の移動速度は
5.25mm/sである。図15に示すように、CCD
ラインセンサ10の蓄積時間を一般化してδtとした場
合、CCDラインセンサ10のサンプリングタイミング
信号(パルス間隔が蓄積時間に相当)において、tから
t+δtの区間に読み取られた信号は図15(b)のC
CDラインセンサ出力データの波形に示すように1ライ
ン遅延して出力される。同様にt+δtからt+2δt
の区間に読み取られた信号はCCDラインセンサ出力デ
ータの波形に示すように1ライン遅延して出力される。
【0009】図15で示すような動作でCCDラインセ
ンサ10が原稿2に対して読み取り動作を行った時の読
み取り軌跡を図16に示す。主走査方向の読み取り軌跡
は図16中主走査側のスキャンエリアS1で示す様にC
CDラインセンサ10の1画素幅の範囲である。これに
対して、副走査方向の読み取り軌跡は、図16中の副走
査側のスキャンエリアS2で示すように、蓄積時間δt
の間にキャリッジ4が移動する範囲である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像読み取り装置では、副走査方向の読み取りにお
いては蓄積時間δtの間にキャリッジがスキャンエリア
S2だけ移動し、この移動により副走査方向に画像の移
動平均化が生じ、副走査方向の解像度が低下するという
問題点を有していた。これを図17に示す。図17に示
すように、例えば図17(a)の「E」の文字原稿を読
み取った場合、主走査方向の解像度は良好ながら、副走
査方向の解像度は劣化し、図17(b)に示すようにぼ
けた画像となってしまう。図17(b)に示すように画
像がぼけることを移動平均効果という。なお、図17
(b)のMTFはModulation Transfer Functionの略称
であり、変調度を意味する。
【0011】この画像読み取り装置では、副走査方向の
解像度の低下を防止することが要求されている。
【0012】本発明は、副走査方向の移動平均効果を減
少させて副走査方向の解像度の低下を防止することがで
きる画像読み取り装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この改題を解決するため
に本発明の画像読み取り装置は、原稿を照射する光源
と、原稿からの反射光または透過光を結像する光学系
と、少なくとも光源を原稿の副走査方向に対して相対移
動可能なキャリッジと、結像した原稿の画像の1ライン
に対して画素毎に電気信号に変換する光電変換器と、全
体を制御する中央処理制御部とを有する画像読み取り装
置であって、中央処理制御部は、副走査方向の解像度の
設定と共に通常の画像読み取りモードと副走査精細読み
取りモードとの切り替えを可能とし、通常の画像読み取
りモードにおいては、設定された副走査方向の解像度に
応じてキャリッジの移動速度を決定し画像読み取りを行
い、副走査精細読み取りモードにおいては、キャリッジ
の移動速度を通常の画像読み取りモードにおける移動速
度の1/nに設定し、光電変換器による読み取りデータ
を1/nラインに間引きする構成を備えている。
【0014】これにより、副走査方向の移動平均効果を
減少させて副走査方向の解像度の低下を防止することが
できる画像読み取り装置が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、原稿を照射する光源と、原稿からの反射光または透
過光を結像する光学系と、少なくとも光源を原稿の副走
査方向に対して相対移動可能なキャリッジと、結像した
原稿の画像の1ラインに対して画素毎に電気信号に変換
する光電変換器と、全体を制御する中央処理制御部とを
有する画像読み取り装置であって、中央処理制御部は、
副走査方向の解像度の設定と共に通常の画像読み取りモ
ードと副走査精細読み取りモードとの切り替えを可能と
し、通常の画像読み取りモードにおいては、設定された
副走査方向の解像度に応じてキャリッジの移動速度を決
定し画像読み取りを行い、副走査精細読み取りモードに
おいては、キャリッジの移動速度を通常の画像読み取り
モードにおける移動速度の1/nに設定し、光電変換器
による読み取りデータを1/nラインに間引きすること
としたものであり、副走査精細読み取りモードに設定す
ることにより副走査方向の解像度の劣化が防止されると
いう作用を有する。
【0016】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、中央処理制御部は、副走査方向の精細
さの度合いに応じてnの値を設定することとしたもので
あり、nの値を大きく設定すれば副走査方向の解像度の
劣化の程度が小さくなるという作用を有する。
【0017】請求項3に記載の発明は、原稿を照射する
光源と、原稿からの反射光または透過光を結像する光学
系と、少なくとも光源を原稿の副走査方向に対して相対
移動可能なキャリッジと、結像した原稿の画像の1ライ
ンに対して画素毎に電気信号に変換する光電変換器と、
全体を制御する中央処理制御部とを有する画像読み取り
装置であって、中央処理制御部は、副走査方向の解像度
の設定と共に通常の画像読み取りモードと副走査精細読
み取りモードとの切り替えを可能とし、通常の画像読み
取りモードにおいては、設定された副走査方向の解像度
に応じてキャリッジの移動速度を決定し画像読み取りを
行い、副走査精細読み取りモードにおいては、光電変換
器の蓄積時間を通常の画像読み取りモードにおける蓄積
時間の1/nに設定し、光電変換器の転送クロックをn
倍にし、光電変換器による読み取りデータを1/nに間
引きすることとしたものであり、副走査精細読み取りモ
ードに設定することにより副走査方向の解像度の劣化が
防止されるという作用を有する。
【0018】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、中央処理制御部は、副走査方向の精細
さの度合いに応じてnの値を設定することとしたもので
あり、nの値を大きく設定すれば副走査方向の解像度の
劣化の程度が小さくなるという作用を有する。
【0019】請求項5に記載の発明は、原稿を照射する
光源と、原稿からの反射光または透過光を結像する光学
系と、少なくとも光源を原稿の副走査方向に対して相対
移動可能なキャリッジと、結像した原稿の画像の1ライ
ンに対して画素毎に電気信号に変換する光電変換器と、
全体を制御する中央処理制御部とを有する画像読み取り
装置であって、中央処理制御部は、副走査方向の解像度
の設定と共に通常の画像読み取りモードと副走査精細読
み取りモードとの切り替えを可能とし、通常の画像読み
取りモードにおいては、設定された副走査方向の解像度
に応じてキャリッジの移動速度を決定し画像読み取りを
行い、副走査精細読み取りモードにおいては、1回の蓄
積時間中の光源の点灯時間を通常の画像読み取りモード
における点灯時間の1/nに設定し、光電変換器による
読み取りデータを1/nラインに間引きすることとした
ものであり、副走査精細読み取りモードに設定すること
により副走査方向の解像度の劣化が防止されるという作
用を有する。
【0020】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の発明において、中央処理制御部は、副走査方向の精細
さの度合いに応じてnの値を設定することとしたもので
あり、nの値を大きく設定すれば副走査方向の解像度の
劣化の程度が小さくなるという作用を有する。
【0021】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図12を用いて説明する。 (実施の形態1)本発明の実施の形態1による画像読み
取り装置の機械的、光学的構成は図13の一般構成と同
様であり、その説明は省略する。
【0022】図1は本実施の形態による画像読み取り装
置の電気系統を示すブロック図である。図1において、
CCDラインセンサ10、アナログ処理回路11、A/
D変換器12、画像処理回路13、画像処理用メモリ1
4、インタフェース15、タイミング発生回路16、メ
モリ18、キャリッジ駆動制御部19は図14と同様の
ものなので、同一符号を付し、説明は省略する。17A
は中央処理制御部としてのCPUである。
【0023】以上の様に構成された画像読み取り装置に
ついて、以下にその動作を図2〜図4を参照しながら説
明する。図2(a)、(b)は通常読み取りモードにお
けるCCDラインセンサ10の動作を示すタイミング図
であり、図3(a)、(b)は副走査精細読み取りモー
ドにおけるCCDラインセンサ10の動作を示すタイミ
ング図、図4は副走査方向の読み取り動作の説明図であ
る。なお、スキャナによる原稿画像の読み取り動作は基
本的な部分において従来例と同様であるので、その説明
は省略する。
【0024】画像読み取り装置の動作の説明において
は、従来例で示したのと同じように、副走査方向の読み
取り解像度を600dpiと指定されて動作することを
考える。蓄積時間が8msecならキャリッジ4の移動
速度は5.25mm/sである。図2に通常読み取りモ
ードを示すが、CCDラインセンサ10の蓄積時間を一
般化してδtとした場合、CCDラインセンサ10のサ
ンプリングタイミング信号(パルス間隔が蓄積時間に相
当)において、tからt+δtの区間に読み取られた信
号は図2(b)のCCDラインセンサ出力データの波形
に示すように1ライン遅延して出力される。この動作は
従来例とまったく同様である。これに対して、図3の副
走査精細読み取りモードに示すのは、CCDラインセン
サ10の蓄積時間は同等だが、CCDラインセンサ10
の出力を4ラインに1回に間引いて出力している。この
時、図示していないが、キャリッジ4の移動速度を1/
4にしている。上記説明において、CCDラインセンサ
10の出力を1/4に間引いているという表現は、CC
Dラインセンサ10の転送クロック(図示せず)を使わ
ない区間止めるのではなく、出てきたデータを使用しな
いと言う意味である。
【0025】図3で示すような動作でCCDラインセン
サ10が原稿2に対して読み取り動作を行った時の読み
取り軌跡を図4に示す。主走査方向の読み取り軌跡は図
4中主走査側のスキャンエリアS1で示す様にCCDラ
インセンサ10の1画素幅である。これに対して、副走
査方向の読み取り軌跡は、図4中の副走査側のスキャン
エリアS2で示すように、蓄積時間δtの間にキャリッ
ジが移動するような軌跡であり、このキャリッジの移動
により画像の移動平均化が生じてしまうが、従来例で説
明した図16と比較してみるとその量は1/4画素であ
る。従って、副走査方向の解像度の劣化が削減できるこ
とが、本構成によって可能である。ただし図3の副走査
精細読み取りモードの場合は、データの読み取り転送速
度が低下する。そこで、ホストコンピュータ(図示しな
い)の指定に従って、図2の通常読み取りモードと図3
の副走査精細読み取りモードを選択できる構成にしてお
けば、転送速度重視の読み取りと副走査解像度重視の読
み取りとをユーザの好みで選択することが可能となる。
【0026】上記説明では、CCDラインセンサ10の
出力データ間引き率を1/4とし、キャリッジ4の速度
減速比を1/4とした例を説明したが、一般的にデータ
間引き率1/n、速度減速比1/nと表現できる。この
場合、nの値が大きくなるに従って副走査方向の解像度
が改善される。但し、画像の転送速度はnの値に比例し
て遅くなる事になる。このnの値をユーザが設定できる
構成とすることにより、ユーザの好みに応じて副走査解
像度/転送速度の調節が可能となる。
【0027】以上のように本実施の形態によれば、副走
査方向の解像度の設定と共に通常の画像読み取りモード
と副走査精細読み取りモードとの切り替えを可能とし、
通常の画像読み取りモードにおいては、設定された副走
査方向の解像度に応じてキャリッジの移動速度を決定し
画像読み取りを行い、副走査精細読み取りモードにおい
ては、キャリッジの移動速度を通常の画像読み取りモー
ドにおける移動速度の1/nに設定し、光電変換器によ
る読み取りデータを1/nラインに間引きするようにし
たので、ユーザが副走査精細読み取りモードに設定すれ
ば、副走査方向の解像度の劣化を防止することができ
る。また、副走査方向の精細さの度合いに応じて、つま
りユーザの要求に応じてnの値を設定するようにしたの
で、副走査方向の解像度の劣化の程度をユーザの要求に
応じて小さくすることができる。
【0028】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
よる画像読み取り装置の機械的、光学的構成は図13の
一般構成と同様であり、その説明は省略する。
【0029】図5は本実施の形態2による画像読み取り
装置の電気系統を示すブロック図である。図5におい
て、CCDラインセンサ10、アナログ処理回路11、
A/D変換器12、画像処理回路13、画像処理用メモ
リ14、インタフェース15、タイミング発生回路1
6、メモリ18、キャリッジ駆動制御部19は図1と同
様のものなので、同一符号を付し、説明は省略する。1
7Bは中央処理制御部としてのCPUである。ここで、
タイミング発生回路16は実施の形態1に示した機能に
加えて、CCDラインセンサ10の蓄積時間間隔および
転送クロック周波数を自由に設定できる構成としている
ことが異なる。
【0030】以上の様に構成された画像読み取り装置に
ついて、以下にその動作を図5〜図8を参照しながら説
明する。図6(a)、(b)は通常読み取りモードにお
けるCCDラインセンサ10の動作を示すタイミング図
であり、図7(a)、(b)は副走査精細読み取りモー
ドにおけるCCDラインセンサ10の動作を示すタイミ
ング図、図8は副走査方向の読み取り動作の説明図であ
る。なお、スキャナによる原稿画像の読み取り動作は基
本的な部分において従来例と同様であるので、その説明
は省略する。
【0031】画像読み取り装置の動作の説明において
は、従来例で示したのと同じように、副走査方向の読み
取り解像度を600dpiと指定されて動作することを
考える。蓄積時間が8msecならキャリッジ4の移動
速度は5.25mm/sである。図6に通常読み取りモ
ードを示すが、CCDラインセンサ10の蓄積時間を一
般化してδtとした場合、CCDラインセンサ10のサ
ンプリングタイミング信号(パルス間隔が蓄積時間に相
当)において、tからt+δtの区間に読み取られた信
号は図6(b)のCCDラインセンサ出力データの波形
に示すように1ライン遅延して出力される。この動作は
従来例とまったく同様である。これに対して、図7の副
走査高解像度読み取りモードに示すのは、CCDライン
センサ10の蓄積時間を1/4に縮めて、CCDライン
センサ10の転送クロックを4倍の周波数とし、さらに
CCDラインセンサ10の出力を4ラインに1回に間引
いて出力している。この時、図示していないが、キャリ
ッジ4の移動速度は図6の通常読み取りモードと同じで
ある。上記説明において、CCDラインセンサ10の出
力を1/4に間引いているという表現は、CCDライン
センサ10の転送クロック(図示せず)を使わない区間
止めるのではなく、出てきたデータを使用しないと言う
意味である。
【0032】図7で示すような動作でCCDラインセン
サ10が原稿2に対して読み取り動作を行った時の読み
取り軌跡を図8に示す。主走査方向の読み取り軌跡は図
8中主走査側のスキャンエリアS1で示した様にCCD
ラインセンサ10の1画素幅である。これに対して、副
走査方向の読み取り軌跡は、図8中の副走査側のスキャ
ンエリアS2で示すように、蓄積時間1/4δtの間に
キャリッジ4が移動するような軌跡であり、このキャリ
ッジの移動により画像の移動平均化が生じてしまうが、
従来例で説明した図16と比較してみるとその量は1/
4画素である。従って、副走査方向の解像度の劣化が削
減できることが、本構成によって可能である。ただし図
7の副走査精細読み取りモードの場合は、蓄積時間が短
くなったことによるS/Nの低下が考えられる。そこ
で、ホストコンピュータの指定に従って、図6の通常読
み取りモードと図7の副走査精細読み取りモードとを選
択できる構成にしておけば、S/N重視の読み取りと副
走査解像度重視の読み取りとをユーザーの好みで選択す
ることが可能となる。
【0033】上記説明では、CCDラインセンサ10の
蓄積時間を1/4とし、CCDラインセンサ10の転送
クロックを4倍とし、さらに出力データ間引き率を1/
4とした例を説明したが、一般的にデータ間引き率1/
n、転送クロック周波数比n、蓄積時間比1/nと表現
できる。この場合、nの値が大きくなるに従って副走査
方向の解像度が改善される。但し、画像のS/Nはnの
値に比例して悪くなる事になる。このnの値をユーザが
設定できる構成とすることにより、ユーザの好みに応じ
て副走査解像度/階調性(S/N)の調節が可能とな
る。
【0034】以上のように本実施の形態によれば、副走
査方向の解像度の設定と共に通常の画像読み取りモード
と副走査精細読み取りモードとの切り替えを可能とし、
通常の画像読み取りモードにおいては、設定された副走
査方向の解像度に応じてキャリッジの移動速度を決定し
画像読み取りを行い、副走査精細読み取りモードにおい
ては、光電変換器の蓄積時間を通常の画像読み取りモー
ドにおける蓄積時間の1/nに設定し、光電変換器の転
送クロックをn倍にし、光電変換器による読み取りデー
タを1/nに間引きするようにしたので、副走査精細読
み取りモードに設定すれば、副走査方向の解像度の劣化
を防止することができる。また、副走査方向の精細さの
度合いに応じて、つまりユーザの要求に応じてnの値を
設定するようにしたので、副走査方向の解像度の劣化の
程度をユーザの要求に応じて小さくすることができる。
【0035】(実施の形態3)本発明の実施の形態3に
よる画像読み取り装置の機械的、光学的構成は図13の
一般構成と同様であり、その説明は省略する。
【0036】図9は本実施の形態3による画像読み取り
装置の電気系統を示すブロック図である。図9におい
て、CCDラインセンサ10、アナログ処理回路11、
A/D変換器12、画像処理回路13、画像処理用メモ
リ14、インタフェース15、タイミング発生回路1
6、メモリ18、キャリッジ駆動制御部19は図1と同
様のものなので、同一符号を付し、説明は省略する。1
7Cは中央処理制御部としてのCPU、20はランプ7
の光量を制御する光源光量制御部である。
【0037】以上の様に構成された画像読み取り装置に
ついて、以下にその動作を図10〜図12を参照しなが
ら説明する。図10(a)は通常読み取りモードにおけ
る光源7の制御を示すタイミング図であり、図10
(b)、(c)は通常読み取りモードにおけるCCDラ
インセンサ10の動作を示すタイミング図、図11
(a)は通常読み取りモードにおける光源7の制御を示
すタイミング図、図11(b)、(c)は副走査精細読
み取りモードにおけるCCDラインセンサ10の動作を
示すタイミング図、図12は副走査方向の読み取り動作
の説明図である。なお、スキャナによる原稿画像の読み
取り動作は基本的な部分において従来例と同様であるの
で、その説明は省略する。
【0038】画像読み取り装置の動作の説明において
は、従来例で示したのと同じように、副走査方向の読み
取り解像度を600dpiと指定されて動作することを
考える。蓄積時間が8msecならキャリッジ4の移動
速度は5.25mm/sである。図10に通常読み取り
モードを示すが、CCDラインセンサ10の蓄積時間を
一般化してδtとした場合、CCDラインセンサ10の
サンプリングタイミング信号(パルス間隔が蓄積時間に
相当)において、tからt+δtの区間に読み取られた
信号は図10(c)のCCDラインセンサ出力データの
波形に示すように1ライン遅延して出力される。この動
作は従来例とまったく同様である。これに対して、図1
1の副走査精細読み取りモードに示すのは、CCDライ
ンセンサ10の蓄積時間とキャリッジの移動速度(図示
せず)は変えずに、光源のランプ7に対して1回の蓄積
時間中の点灯時間を1/4だけにしている(図10
(a)、図11(a)参照)。この制御は、図9の光量
制御部20によって行っている。図11で示したような
動作でCCDラインセンサ10が原稿2に対して読み取
り動作を行った時の読み取り軌跡を図12に示す。主走
査方向の読み取り軌跡は図12中主走査側のスキャンエ
リアS1で示す様にCCDラインセンサ10の1画素幅
である。これに対して副走査方向の読み取り軌跡は図1
2中の副走査側のスキャンエリアS2で示すように、蓄
積時間δtの間にキャリッジが移動するような軌跡であ
り、このキャリッジの移動により画像の移動平均化が生
じてしまうが、実際に光源のランプ7が点灯している時
間が1/4δtの時間なので、従来例で説明した図16
と比較してみるとその量は1/4画素である。従って、
副走査方向の解像度の劣化が削減できることが、本構成
によって可能である。ただし図11の副走査精細読み取
りモードの場合は、光源点灯時間が短くなったことによ
るS/Nの低下が考えられる。そこで、ホストコンピュ
ータの指定に従って、図10の通常読み取りモードと図
11の副走査精細読み取りモードとを選択できる構成に
しておけば、S/N重視の読み取りと副走査解像度重視
の読み取りとをユーザの好みで選択することが可能とな
る。
【0039】上記説明では、光源7の点灯時間比を1/
4とした例を説明したが、一般的に光源7の点灯時間比
1/nと表現できる。この場合、nの値が大きくなるに
従って副走査方向の解像度が改善される。但し、画像の
S/Nはnの値に比例して悪くなる事になる。このnの
値をユーザーが設定できる構成とすることにより、ユー
ザーの好みに応じて副走査解像度/階調性(S/N)の
調節が可能となる。
【0040】以上のように本実施の形態によれば、副走
査方向の解像度の設定と共に通常の画像読み取りモード
と副走査精細読み取りモードとの切り替えを可能とし、
通常の画像読み取りモードにおいては、設定された副走
査方向の解像度に応じてキャリッジの移動速度を決定し
画像読み取りを行い、副走査精細読み取りモードにおい
ては、1回の蓄積時間中の光源の点灯時間を通常の画像
読み取りモードにおける点灯時間の1/nに設定し、光
電変換器による読み取りデータを1/nラインに間引き
するようにしたので、副走査精細読み取りモードに設定
することにより副走査方向の解像度の劣化を防止するこ
とができる。また、副走査方向の精細さの度合いに応じ
て、つまりユーザの要求に応じてnの値を設定するよう
にしたので、副走査方向の解像度の劣化の程度をユーザ
の要求に応じて小さくすることができる。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
画像読み取り装置によれば、原稿を照射する光源と、原
稿からの反射光または透過光を結像する光学系と、少な
くとも光源を原稿の副走査方向に対して相対移動可能な
キャリッジと、結像した原稿の画像の1ラインに対して
画素毎に電気信号に変換する光電変換器と、全体を制御
する中央処理制御部とを有する画像読み取り装置であっ
て、中央処理制御部は、副走査方向の解像度の設定と共
に通常の画像読み取りモードと副走査精細読み取りモー
ドとの切り替えを可能とし、通常の画像読み取りモード
においては、設定された副走査方向の解像度に応じてキ
ャリッジの移動速度を決定し画像読み取りを行い、副走
査精細読み取りモードにおいては、キャリッジの移動速
度を通常の画像読み取りモードにおける移動速度の1/
nに設定し、光電変換器による読み取りデータを1/n
ラインに間引きすることにより、副走査精細読み取りモ
ードに設定すれば副走査方向の解像度劣化を防止できる
という有利な効果が得られる。
【0042】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明において、中央処理制御部は、副走査方向
の精細さの度合いに応じてnの値を設定することによ
り、ユーザの要求に応じてnの値を設定することができ
るので、副走査方向の解像度の劣化の程度をユーザの要
求に応じて小さくすることができるという有利な効果が
得られる。
【0043】請求項3に記載の発明によれば、原稿を照
射する光源と、原稿からの反射光または透過光を結像す
る光学系と、少なくとも光源を原稿の副走査方向に対し
て相対移動可能なキャリッジと、結像した原稿の画像の
1ラインに対して画素毎に電気信号に変換する光電変換
器と、全体を制御する中央処理制御部とを有する画像読
み取り装置であって、中央処理制御部は、副走査方向の
解像度の設定と共に通常の画像読み取りモードと副走査
精細読み取りモードとの切り替えを可能とし、通常の画
像読み取りモードにおいては、設定された副走査方向の
解像度に応じてキャリッジの移動速度を決定し画像読み
取りを行い、副走査精細読み取りモードにおいては、光
電変換器の蓄積時間を通常の画像読み取りモードにおけ
る蓄積時間の1/nに設定し、光電変換器の転送クロッ
クをn倍にし、光電変換器による読み取りデータを1/
nに間引きすることにより、副走査精細読み取りモード
に設定すれば副走査方向の解像度劣化を防止できるとい
う有利な効果が得られる。
【0044】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
に記載の発明において、中央処理制御部は、副走査方向
の精細さの度合いに応じてnの値を設定することによ
り、ユーザの要求に応じてnの値を設定することができ
るので、副走査方向の解像度の劣化の程度をユーザの要
求に応じて小さくすることができるという有利な効果が
得られる。
【0045】請求項5に記載の発明によれば、原稿を照
射する光源と、原稿からの反射光または透過光を結像す
る光学系と、少なくとも光源を原稿の副走査方向に対し
て相対移動可能なキャリッジと、結像した原稿の画像の
1ラインに対して画素毎に電気信号に変換する光電変換
器と、全体を制御する中央処理制御部とを有する画像読
み取り装置であって、中央処理制御部は、副走査方向の
解像度の設定と共に通常の画像読み取りモードと副走査
精細読み取りモードとの切り替えを可能とし、通常の画
像読み取りモードにおいては、設定された副走査方向の
解像度に応じてキャリッジの移動速度を決定し画像読み
取りを行い、副走査精細読み取りモードにおいては、1
回の蓄積時間中の光源の点灯時間を通常の画像読み取り
モードにおける点灯時間の1/nに設定し、光電変換器
による読み取りデータを1/nラインに間引きすること
により、副走査精細読み取りモードに設定すれば副走査
方向の解像度劣化を防止できるという有利な効果が得ら
れる。
【0046】請求項6に記載の発明によれば、請求項5
に記載の発明において、中央処理制御部は、副走査方向
の精細さの度合いに応じてnの値を設定することによ
り、ユーザの要求に応じてnの値を設定することができ
るので、副走査方向の解像度の劣化の程度をユーザの要
求に応じて小さくすることができるという有利な効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による画像読み取り装置
の電気系統を示すブロック図
【図2】(a)通常読み取りモードにおけるCCDライ
ンセンサの動作を示すタイミング図 (b)通常読み取りモードにおけるCCDラインセンサ
の動作を示すタイミング図
【図3】(a)副走査精細読み取りモードにおけるCC
Dラインセンサの動作を示すタイミング図 (b)副走査精細読み取りモードにおけるCCDライン
センサの動作を示すタイミング図
【図4】副走査方向の読み取り動作の説明図
【図5】本発明の実施の形態2による画像読み取り装置
の電気系統を示すブロック図
【図6】(a)通常読み取りモードにおけるCCDライ
ンセンサの動作を示すタイミング図 (b)通常読み取りモードにおけるCCDラインセンサ
の動作を示すタイミング図
【図7】(a)副走査精細読み取りモードにおけるCC
Dラインセンサの動作を示すタイミング図 (b)副走査精細読み取りモードにおけるCCDライン
センサの動作を示すタイミング図
【図8】副走査方向の読み取り動作の説明図
【図9】本発明の実施の形態3による画像読み取り装置
の電気系統を示すブロック図
【図10】(a)通常読み取りモードにおける光源の制
御を示すタイミング図 (b)通常読み取りモードにおけるCCDラインセンサ
の動作を示すタイミング図 (c)通常読み取りモードにおけるCCDラインセンサ
の動作を示すタイミング図
【図11】(a)副走査精細読み取りモードにおける光
源の制御を示すタイミング図 (b)副走査精細読み取りモードにおけるCCDライン
センサの動作を示すタイミング図 (c)副走査精細読み取りモードにおけるCCDライン
センサの動作を示すタイミング図
【図12】副走査方向の読み取り動作の説明図
【図13】一般的な画像読み取り装置の概略を示す構成
【図14】従来の画像読み取り装置の電気系統を示すブ
ロック図
【図15】(a)CCDラインセンサの動作を示すタイ
ミング図 (b)CCDラインセンサの動作を示すタイミング図
【図16】副走査方向の読み取り動作の説明図
【図17】(a)原稿画像を示す画像図 (b)スキャンイメージを示す画像図
【符号の説明】
1 画像読み取り装置 2 原稿 3 原稿ガラス 4 キャリッジ 5 駆動モータ 6 駆動ワイヤ 7 ランプ(光源) 8 反射ミラー 9 結像レンズ 10 CCDラインセンサ(光電変換器) 11 アナログ処理回路 12 A/D変換器 13 画像処理回路 14 画像処理用メモリ 15 インタフェース 16 タイミング発生回路 17A、17B、17C CPU(中央処理制御部) 18 メモリ 19 キャリッジ駆動制御部 20 光源光量制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を照射する光源と、前記原稿からの反
    射光または透過光を結像する光学系と、少なくとも前記
    光源を前記原稿の副走査方向に対して相対移動可能なキ
    ャリッジと、結像した前記原稿の画像の1ラインに対し
    て画素毎に電気信号に変換する光電変換器と、全体を制
    御する中央処理制御部とを有する画像読み取り装置であ
    って、前記中央処理制御部は、前記副走査方向の解像度
    の設定と共に通常の画像読み取りモードと副走査精細読
    み取りモードとの切り替えを可能とし、前記通常の画像
    読み取りモードにおいては、前記設定された副走査方向
    の解像度に応じて前記キャリッジの移動速度を決定し画
    像読み取りを行い、前記副走査精細読み取りモードにお
    いては、前記キャリッジの移動速度を前記通常の画像読
    み取りモードにおける前記移動速度の1/nに設定し、
    前記光電変換器による読み取りデータを1/nラインに
    間引きすることを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 【請求項2】前記中央処理制御部は、前記副走査方向の
    精細さの度合いに応じて前記nの値を設定することを特
    徴とする請求項1に記載の画像読み取り装置。
  3. 【請求項3】原稿を照射する光源と、前記原稿からの反
    射光または透過光を結像する光学系と、少なくとも前記
    光源を前記原稿の副走査方向に対して相対移動可能なキ
    ャリッジと、結像した前記原稿の画像の1ラインに対し
    て画素毎に電気信号に変換する光電変換器と、全体を制
    御する中央処理制御部とを有する画像読み取り装置であ
    って、前記中央処理制御部は、前記副走査方向の解像度
    の設定と共に通常の画像読み取りモードと副走査精細読
    み取りモードとの切り替えを可能とし、前記通常の画像
    読み取りモードにおいては、前記設定された副走査方向
    の解像度に応じて前記キャリッジの移動速度を決定し画
    像読み取りを行い、前記副走査精細読み取りモードにお
    いては、前記光電変換器の蓄積時間を前記通常の画像読
    み取りモードにおける前記蓄積時間の1/nに設定し、
    前記光電変換器の転送クロックをn倍にし、前記光電変
    換器による読み取りデータを1/nに間引きすることを
    特徴とする画像読み取り装置。
  4. 【請求項4】前記中央処理制御部は、前記副走査方向の
    精細さの度合いに応じて前記nの値を設定することを特
    徴とする請求項3に記載の画像読み取り装置。
  5. 【請求項5】原稿を照射する光源と、前記原稿からの反
    射光または透過光を結像する光学系と、少なくとも前記
    光源を前記原稿の副走査方向に対して相対移動可能なキ
    ャリッジと、結像した前記原稿の画像の1ラインに対し
    て画素毎に電気信号に変換する光電変換器と、全体を制
    御する中央処理制御部とを有する画像読み取り装置であ
    って、前記中央処理制御部は、前記副走査方向の解像度
    の設定と共に通常の画像読み取りモードと副走査精細読
    み取りモードとの切り替えを可能とし、前記通常の画像
    読み取りモードにおいては、前記設定された副走査方向
    の解像度に応じて前記キャリッジの移動速度を決定し画
    像読み取りを行い、前記副走査精細読み取りモードにお
    いては、1回の蓄積時間中の前記光源の点灯時間を前記
    通常の画像読み取りモードにおける前記点灯時間の1/
    nに設定し、前記光電変換器による読み取りデータを1
    /nラインに間引きすることを特徴とする画像読み取り
    装置。
  6. 【請求項6】前記中央処理制御部は、前記副走査方向の
    精細さの度合いに応じて前記nの値を設定することを特
    徴とする請求項5に記載の画像読み取り装置。
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