JP4895375B2 - 画像処理システムおよび画像処理システムの制御方法 - Google Patents

画像処理システムおよび画像処理システムの制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、原稿として読み取った画像を、電気的な画像信号に変換するイメージセンサによって読み取り、これをA/D変換器によってデジタル化した画像信号を、外部装置に転送する画像読取装置に関する。
近年、この種の画像読取装置において、ユーザは、読み取る原稿の種類(たとえば、写真、文書、フィルム等)を選択し、原稿をプレビュー表示させ、読み取りに必要な画像の部分を切り出す(クロッピング)。そして、画像に合わせて、必要な画像処理を施し、プレビュー表示によって、画像処理結果を確認し、画像の本読み取りを行う必要がある。
そして、ユーザが画像読み取りを、より簡単にできるようにするために、上記処理を全て自動で行うオートモード読み取りが知られている(たとえば、特許文献1参照。)。
特開2005−311947号公報
しかし、上記従来例では、ユーザがスキャンボタンを押すのみで、その他は何も操作することなく原稿を読み取るオートモード読み取りする場合、原稿の自動判別に要する時間が長いという問題があり、また、判別結果が実際とは異なる場合があるという問題がある。
たとえば、現状のスキャナの構成上、反射原稿を読み取るときと、透過原稿を読み取るときとでは、点灯させるランプが異なるので、読み取る原稿が、反射原稿であるのか、透過原稿であるのかを、判別する必要がある。
現在のスキャナでは、反射原稿であるのか、透過原稿であるのかを判別する場合、CCDの読み取りデータを使用して判別するので、CCDで読み込みする前に、光源を安定させる必要がある。また、この光源として蛍光灯を使用するので、光源点灯に際して光源を安定させる必要があり、この光源を安定させるために、約1分間が必要である。したがって、スキャナの電源を投入し、原稿を自動判別するためには、1分間以上が必要であり、原稿の自動判別に要する時間が長いという問題がある。
また、オートモードでは、ユーザによる操作なしで、スキャン読み取りの後に画像処理を実行するので便利であるが、ユーザにとっては、必要のない画像処理を実行することがあり、この場合には、処理時間が必要以上にかかるという問題がある。
さらに、上記オートモードは、画像処理を実行した結果、ユーザが所望する処理結果ではない画像が得られることがあるという問題がある。
そして、上記オードモードは、原稿を自動判別した結果が、実際のユーザが期待している原稿種別と異なることがあるという問題もある。
本発明は、原稿の自動判別に要する時間を短くすることができ、また、ユーザが必要としない画像処理を実行することがない画像読取装置及び画像読取装置の制御方法を提供することを目的とする。
本願発明の画像処理システムは、画像読取装置と処理装置とを有する画像処理システムであって、画像のスキャン読取中に、ユーザに前記スキャン読取の読取設定を変更させる読取設定変更ボタンと、前記スキャン読取で読取った画像データに施す画像処理のオン/オフの設定をユーザに変更させる画像処理オン/オフ変更ボタンと、前記スキャン読取中の画像を逐次に表示する表示部と、前記スキャン読取中に、前記読取設定変更ボタン、前記画像処理オン/オフ変更ボタンがユーザによって操作されると、前記読取設定、前記画像処理のオン/オフを、操作された変更に従って変更する変更手段と、前記変更手段で変更された前記読取設定、前記画像処理に従って、前記画像のスキャン読取を制御する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、オートモード読み取りでの処理時間を短縮することができ、また、ユーザが必要としない画像処理を実行することがないという効果を奏する。
発明を実施するための最良の形態は、次の実施例である。
図1は、本発明の実施例1である画像読取装置100を示す断面図である。
画像読取装置100は、スキャナ本体101と、透過原稿ユニット102とを有する。
スキャナ本体101は、不図示のインタフェースケーブルによってホストコンピュータ(以下、「ホストPC」という)に接続されている。
スキャナ本体101は、移動光学ユニット104と、原稿台ガラス105と、電気基板106と、パルスモータ107と、無端ベルト108と、プーリ109、110と、ギア列111と、ガイドレール112と、白色基準板113とを有する。
白色基準板113の中には、黒マーク136が設けられ、スキャナ本体101は、黒マーク136を基準にして、読み取りエリアを決め、画像を読み取る。
光学ユニット104、パルスモータ107は、それぞれ不図示のケーブルによって電気的に接続されている。また、光学ユニット104は、ガイドレール112を介して、載置部114によって摺動可能に載置されている。載置部114は、無端ベルト108に固着されている。
移動光学ユニット104は、反射原稿用光源115と、複数の反射ミラー116、117、118と、結像レンズ119と、撮像手段であるラインセンサ120とを有する。
次に、スキャナ本体101における反射原稿画像の読み取り動作について、説明する。
スキャナ本体101における読み取り動作は、ホストPCからの読み取り命令コマンドによって開始される。スキャナ本体101は、光学ユニット104の反射原稿用光源115を点灯し、読取り原稿103からの反射光が、複数のミラー116、117、118で反射し、結像レンズ119を介して、ラインセンサ120に結像する。これによって、主走査方向1ライン分の画像を読み取る。
また、パルスモータ107の動力が、ギア列111を介して、プーリ109を回転させ、無端ベルト108を駆動する。これによって、無端ベルト108を介して戴置部114に固着されている光学ユニット104は、矢印Xで示す副走査方向に、ガイドレール112上を移動する。
スキャナ本体101は、光学ユニット104を、副走査方向に移動しつつ、上記主走査方向のライン画像の読み取りを繰り返す。
スキャナ本体101は、図1に点線で示す位置まで、読み取り動作をしながら光学ユニット104を移動させることによって、原稿台ガラス105の全面をスキャンすることができる。また、ホストPCからの読み取りコマンドの内容に応じて、原稿台ガラス105に載置されている原稿の部分画像を読むことができる。この場合、ホストPCの表示部にプレスキャン読取画像をプレビュー表示した画像から、ユーザが読取部分の領域を選択することにより読取り範囲が決定される。これによって、ホストが指定する読み取り画像範囲を読み込む。
図2は、実施例において主にスキャナ本体101の機能構成を示すブロック図である。
図1に示す構成と同じ構成には、同じ符号を付す。
光学ユニット104において、光源点灯回路224は、反射原稿用光源115と透過原稿用光源135とを点灯する回路であり、この中に、光源の光量検知を行う検知部が含まれている。反射原稿用光源115と透過原稿用光源135とに、冷陰極管を用いた場合、いわゆるインバータ回路を使用する。
電気基板106において、アナログゲイン調整器227R、227G、227Bは、ラインセンサ120から出力されたアナログ画像信号を可変増幅することができる。
A/D変換器228は、アナログゲイン調整器227R、227G、227Bから出力されたアナログ画像信号を、デジタル画像信号に変換する。
画像処理部229は、デジタル信号化された画像信号に、オフセット補正、シェーディング補正、デジタルゲイン調整、カラーバランス調整、マスキング、主・副走査方向の解像度変換、画像圧縮等、画像処理を行う。
ラインバッファ230は、画像データを一時的に記憶し、汎用のランダムアクセスメモリを使用している。
インタフェース部231は、ホストPC221と通信するためのものであり、ここではUSBインタフェースで実現しているが、IEEE1394等、別のインタフェースを採用するようにしてもよい。
オフセットRAM232は、画像処理を行う際のワーキングエリアとして用いられる。オフセットRAM232は、ラインセンサ120に、RGB用ラインセンサが、それぞれ、所定のオフセットを持って平行に配置されているので、そのRGBライン間オフセットの補正用として用いられる。また、オフセットRAM232は、シェーディング補正等の各種データを、一時記憶し、ここでは、汎用のランダムアクセスメモリを使用している。
ガンマRAM233は、ガンマカーブを記憶し、ガンマ補正を行うためのガンマRAMである。
システムコントローラ226は、フィルムスキャナ全体のシーケンスを記憶しているシステムコントローラであり、ホストPC221からの命令に従って、各種制御を行う。
システムバス234は、システムコントローラ226と、画像処理部229と、ラインバッファ230と、インタフェース部231と、オフセットRAM232と、ガンマRAM233とを互いに接続するシステムバスである。システムバス234は、アドレスバスとデータバスとによって構成されている。
モータ駆動回路225は、パルスモータ107用のモータ駆動回路であり、スキャナ本体101のシステム制御手段であるシステムコントローラ226からの信号によって、パルスモータ107の励磁切り替え信号を出力する。
次に、スキャナ本体101の制御に用いられるホストPC221の概略構成について、説明する。
図3は、実施例1において、スキャナ本体101の制御に用いられるホストPC221の概略構成を示す図である。
ホストPC221は、ROM307と、RAM308と、中央処理装置309と、ディスク装置310と、バス311と、I/F312と、I/F313と、外部記憶装置314とを有する。
ROM307は、上記実施例の制御手順を実現するプログラムを保持する。
RAM308は、上記プログラムの動作に必要な記憶領域とワークエリアとである。中央処理装置309は、ROM307に保持されているプログラムに従って処理を行う。
バス311は、上記各構成を接続し、各構成間におけるデータの授受を可能とする。
I/F312は、スキャナ本体101との通信を行うI/Fであり、スキャナ本体101のI/F231と同様に、USBインタフェースで実現しているが、IEEE1394等、別のインタフェースを採用するようにしてもよい。
I/F313は、マウスやキーボード等の入力部320と接続する。
外部記憶装置314は、フロッピー(登録商標)ディスクやCD−ROM等、外部記憶媒体を駆動するものであり、上記のように、ROM307に制御プログラムを予め保持する代わりに、外部記憶媒体に記憶されている場合、それを読み出してダウンロードする。
なお、不図示ではあるが、ネットワークコネクタを介して、ネットワーク経由で制御プログラムをダウンロードするようにしてもよい。
図4は、画像読取装置100の外部機器であるホストPC221上に設けられているドライバソフトの、表示手段と操作手段としての操作装置C11を示す図である。
ドライバソフトの操作装置C11は、表示部41と、操作部42と、ボタン43、44と、サムネイル表示45と、ボタン46とを有する。
表示部41は、画像読取装置100の画像読み取り方法を示す領域である。ユーザは、読み取る原稿の種類を選択することによって、画像読取装置100の読み取り方法を切り替える。
操作部42は、画像に施したい画像処理を、ユーザが選択するための操作部であり、これらを選択することによって、最適な画像処理を施すことができる。
ボタン43は、ホストPC221に読み込むための画像を、フィルムのサムネイル表示45にプレビュー表示するためのボタンである。
ボタン44は、ホストPC221に画像を読み込むためのボタンである。ボタン44をおすことによって、ホストPC221に画像の読み込みを始めさせる。
ボタン46は、ユーザが、表示部41を見て、操作部42を操作することによって、原稿の種類をユーザが選択せずに、また、施す画像処理をユーザが選択せずに、読み取るべき原稿の種別を、自動的に判別させるボタンである。また、ボタン46は、読み取るべき原稿に最適な画像処理を施し、ホストPC221に画像を読み込むためのボタンである。
次に、オートモード読み取り時について説明する。
図5は、画像読取装置100の外部機器上に設けられているドライバソフトの、表示手段と操作手段としての操作装置C12を示す図である。
操作装置C12は、原稿の種類表示部50、51と、処理内容表示部52とを有する。
オートモード読み取り時には、図5に示す操作装置C12を、ホストPC221に表示する。
原稿の種類表示部50、51は、ユーザが選択可能な原稿の種類である。ユーザは、読み取る原稿に応じて、原稿の種類を選択することができる。
処理内容表示部52は、オートモード読み取り時のドライバソフトが現在行っている処理内容を表示するものである。
次に、画像読取装置100における読み取り動作の制御方法について、説明する。
図6は、画像読取装置100において、オートモードが選択された後に行われるオートモードの処理を示すフローチャートである。
まず、スキャナ本体101の電源をONする。このときに、スキャナ本体101の画像読み取り基準位置を決める等、スキャナ本体101を初期化し、スキャナ本体101が、画像の読み取り可能である状態になっている。スキャナ本体101をコントロールするホストPC221に、スキャナ本体101のドライバソフトを起動する。ドライバソフトの操作装置C11、C12は、ホストPC221のモニタ223に表示され、入力部320から操作入力する。ユーザは、ホストPC221のドライバソフトの操作装置C11上で、オートモード読み取りを選択する(S3)。
画像を読み込む場合、ランプが適切な状態であるかどうかを、チェックする。準備完了まで、通常1分間以上の時間が必要である。準備完了であれば、S5に進む。ランプの準備が完了していなければ、S6で、図5に示すドライバソフトの操作装置C12を表示する。ユーザは、自分の原稿が「紙/写真」であるのか、「フィルム」であるのかを選択し、選択した画像読み取りモードで、画像を読み取ることもできる。
オートモードの自動読み込みにまかせる場合、非選択でS4に戻り、ランプの準備が完了するまで待つ。
ランプの準備が完了したと判断されると、S5で、原稿が、「紙/写真」であるのか、又は「フィルム」であるのかを自動判別する。原稿が「紙/写真」であると判別されると、S7で、紙/写真を読み取り、原稿が「フィルム」であると判別されると、S8で、フィルムを読み取る。
上記のように、オートモード読み取りにおいて、反射原稿と透過原稿との判別処理のように、自動判別処理に時間が掛かる処理は、オートモードでスキャンしている際の現状のステータスを表示するダイアログに、ボタンを設ける。このボタンは、自動判別している処理を、ユーザが行う手動操作に切り替えることを選択させるボタンである。そして、自動判別処理の途中で、手動操作に切り替えることをユーザに選択させ、ユーザが選択した処理に従って、スキャンする。
したがって、上記実施例では、処理時間を短縮することができる。また、それ以外の状況でも、処理時間が長くなる処理について、上記と同様に、ステータスを表示するダイアログの中に、その処理をスキップさせるモードを設け、ユーザが選択した処理内容に従って、スキャンする。
上記実施例によれば、必要のない画像処理を実行することがなく、迅速にスキャンすることができ、画像読取装置100がコストアップせず、しかも、従来の画像読取装置の構成を変えることなく、実現することができる。
図7は、本発明の実施例2である画像読取装置200における操作装置を示す図である。
画像読取装置200は、オートモード読み取り時に、ホストPC221に設けられている操作装置C21に表示される。
操作装置C21は、画像処理項目表示部60と、操作部61と、表示部62とを有する。
画像処理項目表示部60は、オートモード読み取り時における画像処理の項目を表示する。画像処理項目表示部60は、読み取る原稿の種類によって、最適な処理が選ばれ表示される。
操作部61は、オートモード読み取り時に施される画像処理を、ユーザがマニュアルで選択するための操作部である。
表示部62は、オートモード読み取り時に、現在行われている画像処理等を表示する。
操作装置C21は、これからオートモード読み取りで行われる画像処理の項目が一覧でき、現時点での処理が、全体の中でどの部分を行っているのかが分かるようになっている。行われた処理と、これから行う予定である処理の「ON(オン)」/「OFF(オフ)」を二重線で表示している。ユーザは、これから行われる画像処理において、不必要であると思われる画像処理を、操作部61を介して、事前に、「OFF」にする。
操作部61を介して、「OFF」にされた画像処理は、実際に行われるオートモード読み取り時に、実行されずにスキャンされるので、ユーザにとって不必要な画像処理が行われることがない。
また、オートモード読み取り終了後、操作部C21を介して行われたオートモード読み取りの画像処理の内容を保存する。保存された処理の履歴と、処理後の画像と、原稿とを合わせて確認し、ユーザが必要な画像処理を追加で施すこともできる。
図8は、本発明の実施例3であるスキャン処理中の動作を説明する図である。
画像の読み取りを開始すると、図8に示すように、画像読み取りスレッドと、画像処理スレッドと、ユーザ入力監視スレッドとが、並行して実行される。
画像読み取りスレッドは、スキャナ本体101からホストPC221へ、1ラインずつ画像を読み取り、メモリに書き込む処理である。
画像処理スレッドは、そのベースイメージのメモリから、ある幅のバンドラインデータを読み出し、各画像処理を順順に実行する処理である。このときに、画像処理の間で、一時メモリにデータを書き込む。ある画像処理を行い、一時メモリに書き込み、次の画像処理は、その一時メモリからデータを読み出し、そのデータに対して画像処理する。
ユーザ入力監視スレッドは、画像読み取り中に、ユーザからの入力があることを監視し、また、その入力が何であるかを監視する処理である。
図9は、実施例3において、スキャナの画像読み取り中のドライバアプリケーションユーザインタフェース600を示す図である。
画像の読み取りを開始すると、図9に示すインタフェース600が表示される。
スキャナの画像読み取り中のドライバアプリケーションユーザインタフェース600は、本スキャン読取画像表示領域601と、読取設定・画像処理設定変更ボタン群602と、画像読み取りの進行状況を示すダイアログ603とを有する。本スキャン読取画像表示領域601には、スキャン読取中の画像が、読取られた領域まで逐次表示される。
画像の読み取り中に、ユーザが、本スキャン読取画像表示領域601を見て、画像読取設定又は画像処理設定を変更したいと考えると、該当する設定を、読取設定・画像処理設定変更ボタン群602から選択する。これによって、選択された画像読取設定又は画像処理設定が変更される。ここでは、選択されている設定を二重枠線で示している。
ユーザの設定変更によって、読取解像度を大きくする必要があれば、画像読み取りスレッドと、画像処理スレッドとを、ともに画像読み取り開始のプロセスまで戻し、再度、画像の読み取りを始めからやり直す。
画像読取設定又は画像処理において一番初めに行う画像処理について、ユーザが変更した場合、画像読み取りスレッドは、そのままプロセスを進める。画像処理スレッドは、一番始めのプロセスまで戻り、ベースイメージメモリを、始めのデータから読み込み、処理を順順にやり直す。
ユーザが、画像処理設定を変更し、この変更した画像処理が、一番始めに行う処理ではない場合、画像処理スレッドは、変更する画像処理の直前のプロセスまで戻り、やり直す。画像読み取りスレッドは、そのままプロセスを進める。
画像処理スレッドの一時メモリにおいて、全ての各画像処理のデータを確保する必要はなく、メモリを節約するために、処理の早い画像処理のデータを、一時メモリに保持しなくてもよい。
ユーザが、画像読取設定又は画像処理設定を変更したら、設定変更を反映した画像を、本スキャン読取画像表示領域601に表示し直す。
上記のように、オートモード読み取りにおいて、オートモードでスキャン読取している場合における現状を、ステータスダイアログに表示し、オートモード読み取り時に行われる画像処理の項目一覧を、上記ステータスダイアログに表示する。そして、ユーザが手動操作するためのボタンを設け、オートモード読み取り処理の途中で、上記ボタンをユーザに押させることによって、ユーザに処理を選択させ、この処理をスキップさせるモードを設ける。その後は、ユーザが選択した処理に従ってスキャンする。
したがって、上記実施例では、必要のない画像処理を行わずに、早くスキャンすることができる画像読取装置を、コストアップすることなく、しかも従来の画像読取装置の構成を変えることなく実現することができる。
また、上記実施例によれば、画像読取装置のオートモード読み取りにおいて、反射原稿と透過原稿との判別処理のように、自動判別処理に時間がかかる処理は、オートモードでスキャンしている途中で、現状の処理内容を、ダイアログに表示する。
そして、自動判別している処理を、ユーザが手動処理することを望む場合、手動処理に切り替える旨のボタンを設け、自動判別処理の途中で、ユーザがそのボタンを操作することによって、ユーザが選択した処理に従ってスキャンする。したがって、処理時間を短縮することができる。
さらに、それ以外の状況でも処理時間がかかる状況については、ステータスを表示するダイアログのなかに、その処理をスキップさせるための操作部を設け、ユーザが選択した操作に従って、スキャンするモードを設ける。したがって、必要のない画像処理を行わずに、迅速にスキャンすることができる。
また、オートモードの原稿自動判別処理のミスによるスキャンの失敗をなくす画像読取装置を、コストアップすることなく、しかも従来の画像読取装置の構成を変えずに実現することができる。
本発明の実施例1である画像読取装置100を示す断面図である。 実施例において、主にスキャナ本体101の構成を示すブロック図である。 実施例1において、スキャナ本体101の制御に用いられるホストPC221の概略構成を示す図である。 画像読取装置100の外部機器上に設けられているドライバソフトの操作装置C21C11を示す図である。 画像読取装置100の外部機器上に設けられているドライバソフトの操作装置C21を示す図である。 画像読取装置100において、オートモードが選択された後に行われるオートモードの処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例2である画像読取装置200における操作部を示す図である。 本発明の実施例3において、スキャン処理中の動作を説明する図である。 実施例3において、スキャナの画像読み取り中のドライバアプリケーションユーザインタフェース600を示す図である。
符号の説明
100…画像読取装置、
101…スキャナ本体、
102…透過原稿ユニット、
103…読取り原稿、
221…ホストPC、
223…モニタ、
C11、C12、C21…操作装置。

Claims (4)

  1. 画像読取装置と処理装置とを有する画像処理システムであって、
    画像のスキャン読取中に、ユーザに前記スキャン読取の読取設定を変更させる読取設定変更ボタンと;
    前記スキャン読取で読取った画像データに施す画像処理のオン/オフの設定をユーザに変更させる画像処理オン/オフ変更ボタンと;
    前記スキャン読取中の画像を逐次に表示する表示部と;
    前記スキャン読取中に、前記読取設定変更ボタン、前記画像処理オン/オフ変更ボタンがユーザによって操作されると、前記読取設定、前記画像処理のオン/オフを、操作された変更に従って変更する変更手段と;
    前記変更手段で変更された前記読取設定、前記画像処理に従って、前記画像のスキャン読取を制御する制御手段と;
    を有することを特徴とする画像処理システム。
  2. 請求項1において、
    前記制御手段は、前記スキャン読取中に前記読取設定、前記画像処理のオン/オフの設定を変更すると、この変更を反映できる処理まで直ちに戻り、処理をやり直すことを特徴とする画像処理システム。
  3. 請求項1において、
    前記画像処理は複数の画像処理項目で構成され、前記画像処理オン/オフ変更ボタンは、前記複数の画像処理項目毎に有することを特徴とする画像処理システム。
  4. 画像読取装置と処理装置とを有する画像処理システムの制御方法であって、
    スキャン読取中の画像を、逐次に表示部に表示する工程と;
    前記スキャン読取中に、ユーザに前記スキャン読取の読取設定を変更させる読取設定変更ボタン、前記スキャン読取で読取った画像データに施す画像処理のオン/オフの設定をユーザに変更させる画像処理オン/オフ変更ボタンが、ユーザによって操作されると、前記読取設定、前記画像処理のオン/オフを変更する変更工程と;
    前記変更工程で変更された前記読取設定または前記画像処理に従って、前記画像のスキャン読取を制御する制御工程と;
    を有することを特徴とする画像処理システムの制御方法。
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