JP2005318067A - 画像読取装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 キャリブレーションを毎回行ない、画像を読み取る手段と、前もって安定した状態のキャリブレーションデータをメモリにセーブしてこれを使用して毎回キャリブレーションを行わないで画像読取を行う手段を切り替えて選択できる画像読取装置において、冷陰極光源の不安定な点灯初期等にキャリブレーション無しモードを使用できなくする。
【解決手段】 冷陰極ランプの光量が安定するまでピーク検知回路でチェックして、ある閾値になるまでキャリブレーションモードを禁止する。また、ある閾値以下のときはキャリブレーション有りモードを選択するように制御する。
【選択図】 図4
【解決手段】 冷陰極ランプの光量が安定するまでピーク検知回路でチェックして、ある閾値になるまでキャリブレーションモードを禁止する。また、ある閾値以下のときはキャリブレーション有りモードを選択するように制御する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、原稿を固定して光学系を移動させ、読み取った画像を、電気的な画像信号に変換するイメージセンサにて読み取り、それをA/D変換器にてデジタル化した画像信号を外部装置に転送することが可能な画像読取装置に関するキャリブレーション処理に対する制御手段に関する。
従来この種の原稿固定タイプの画像読取装置(以下スキャナと呼ぶ)において、前記キャリブレーションを画像読み取りの前に毎回行っている(特許文献1)。この、キャリブレーションとは、通常、白色基準板を読み取り、赤色、緑色、青色の色バランスを合わせ、赤、緑、青の各色の主走査方向の生データを取り、シェーディングひずみを補正する制御の事を総称する。通常、冷陰極光源を使用した画像読み取り装置は、読み取り開始前に、毎回キャリブレーションを行う。これは、使用している冷陰極光源の特性によるもので、特に点灯初期は、光量と波形が安定せず、点灯後、前記ピーク検出回路で、光量を検知して、光量と波形が安定するまで、待ってから、キャリブレーションを開始する。
特に、冬などの低温環境では、前記冷陰極光源の立ち上がり特性が悪く、目標の値になるまで時間が長くかかってしまう。
前記冷陰極光源は、十分暖まった状態では、光量と波形は、安定しているので、この状態の各キャリブレーションデータを記録していて、画像読み取り毎に、キャリブレーションを行わず、記録してあるキャリブレーションデータを使用して画像の読み取りを行う。
この2種類の方法を通常、読み取り開始時に選択できるようにしている。
特開平6−291944号公報
上記のように、ユーザーが、読み取りモードを選択する場合、もし低温環境で点灯初期に、キャリブレーション無しを選択した場合、濃度が異常な画像や、S/Nの悪い画像を読み取ってしまうという問題点がある。
上記目的を達成するため、前記ピーク検出回路で、光量と波形が安定するまで、光量をチェックして、安定するまでの間、キャリブレーション無しを選択できなくするように制御する。または、安定するまでの間は、自動的に毎回キャリブレーションを行い、安定後は、記録してあるデータを使用して毎回キャリブレーションを行わないように制御する。
(作用)
この発明に於いては、冷陰極光源の点灯時の不安定な状況での画像読み取りを回避できるスキャナを提供が可能となる。
この発明に於いては、冷陰極光源の点灯時の不安定な状況での画像読み取りを回避できるスキャナを提供が可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、冷陰極光源の点灯時の不安定な状況での画像読み取りを回避できるスキャナを提供が可能となる。
以下に図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例の内部構成を示す。
本図において1は光学ユニットボックスで、2はイメージセンサ(以下CCDと呼ぶ)であり、3は反射光学ミラー、4は光源である冷陰極ランプ、5はレンズ、6は原稿等を原稿台に圧着させる圧板、7は原稿等を載せる原稿台ガラスから構成されている。1の光学ユニットボックスは、図示しないモータと図示しないベルトにより矢印方向に副走査方向に駆動され、画像読み取りを行う。
図2において、201はCCD、203は冷陰極ランプ調光回路、204はCCD出力を増幅するAMP、205はアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路、206はシェーディング用画像データを貯えるシェーディングRAM、207は、シェーディングを行うシェーディング補正回路、208は主走査白基準の白ピークを検出するピーク検出回路、209は、ガンマ変換を行うガンマ変換回路、210は、CCDのオフセットを合わせるオフセットRAMと通信バッファをかねるバッファRAM、211はバッファRAM制御および呼びパッキング制御回路、212は、インターフェース回路、213は、パーソナルコンピュータなどの外部装置、214はタイミング信号発生回路、215はスキャナを制御するROM,RAM内蔵のマイクロプロセッサである。
次に、実際の信号の流れを説明する。4の冷陰極ランプにより照射された原稿は反射ミラーとレンズ通過しCCDに原稿像を投影する。投影された画像はCCDによりアナログ信号に変換される。信号は、204の増幅器をとおり、205のA/D変換回路をとおりデジタル信号に変換される。デジタル信号は、シェーディング回路でシェーディング補正され、209のガンマ変換回路に入りガンマ変換される。208のピーク検知回路はシェーディングデータを取得時に主走査方向の白基準をピーク検知して、冷陰極ランプの光量値が安定したかどうかをCPU215で確認する。また変動に対して203の冷陰極ランプ調光回路でランプの調光を行い補正をかける。このとき、安定した状態のシェーディングデータをシェーディングRAM206で保存して、キャリブレーション無しモードが選択された場合、この保存されたデータを使用して、読み取り開始信号を、外部装置213より受けた場合、キャリブレーションをせず、前もって記録してあるシェーディングデータを使用して画像読み取りを行うよう制御する。ガンマ変換されたデータは、211のバッファ制御回路で210のバッファRAMでオフセット調整され同じ位置に変換され、また212のインターフェース回路のバッファRAMとしても動作する。インターフェース回路より外部装置に、画像データが送られる。
212のインターフェース回路は、外部装置のホストコンピュータの画像データを送信したり、ホストコンピュータの指示を受け付け、215のCPUが命令を受信する。
215は例えばマイクロコンピュータ形態のCPUであり、処理手順を格納したROM215A及び作業用のRAM215Bを有し、ROMに格納された手順にしたがって各部の制御を行う。
図3は、使用した冷陰極光源の特性図を示す。
次に、図4を用いて光量がある値までなるまでキャリブレーション無しモードを使用できなくするフローチャートの説明を行う。
S1は、外部装置213から読み取り開始信号を受信し読み取りを開始する。
S2は、冷陰極ランプ202を点灯する。
S3は、キャリブレーション有りモードかキャリブレーション無しモードか判断する。
S4は、冷陰極ランプの光量をピーク検知回路208で検知して光量値が安定値であるAまで達したか判断する。
S5は、光量Bが安定値Aまで達していないのでキャリブレーション無しモードを禁止する。
S6は、キャリブレーション無しモードを許可し、記録してあったシェーディングデータを使用して画像読み取りを開始する。
S7は、キャリブレーション有りモードでシェーディングデータを取得して画像読み取りを開始する。
S1は、外部装置213から読み取り開始信号を受信し読み取りを開始する。
S2は、冷陰極ランプ202を点灯する。
S3は、キャリブレーション有りモードかキャリブレーション無しモードか判断する。
S4は、冷陰極ランプの光量をピーク検知回路208で検知して光量値が安定値であるAまで達したか判断する。
S5は、光量Bが安定値Aまで達していないのでキャリブレーション無しモードを禁止する。
S6は、キャリブレーション無しモードを許可し、記録してあったシェーディングデータを使用して画像読み取りを開始する。
S7は、キャリブレーション有りモードでシェーディングデータを取得して画像読み取りを開始する。
次に図5を用いて光量があるA値までなるまで自動的にキャリブレーション有りモードを使用するように制御するフローチャートの説明を行う。
S1は、外部装置213から読み取り開始信号を受信し読み取りを開始する。
S2は、冷陰極ランプ202を点灯する。
S3は、冷陰極ランプの光量をピーク検知回路208で検知して光量値Bが安定値であるAまで達したか判断する。
S4は、光量が安定値Aまで達していないのでキャリブレーション無しモードを禁止してキャリブレーション有りモードとする。
S5は、キャリブレーション無しモードを許可し、記録してあったシェーディングデータを使用して画像読み取りを開始する。
S1は、外部装置213から読み取り開始信号を受信し読み取りを開始する。
S2は、冷陰極ランプ202を点灯する。
S3は、冷陰極ランプの光量をピーク検知回路208で検知して光量値Bが安定値であるAまで達したか判断する。
S4は、光量が安定値Aまで達していないのでキャリブレーション無しモードを禁止してキャリブレーション有りモードとする。
S5は、キャリブレーション無しモードを許可し、記録してあったシェーディングデータを使用して画像読み取りを開始する。
Claims (2)
- 原稿を読み取る為の冷陰極光源と、光源を調光する手段と、光学系を副走査方向に駆動する駆動手段と、原稿を読み取った画像を、電気的な画像信号に変換する複数のイメージセンサと、該画像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器と、前記デジタル変換された画像信号を外部装置に転送する手段と、前記デジタル変換された画像データのピーク値を読み取る手段と、キャリブレーションを読み取り毎に行う手段と、メモリー等に記録してあるキャリブレーションデータを使用して、キャリブレーションを毎回行わず画像読み取りを行う手段と、
前記毎回キャリブレーションを行う手段と、キャリブレーションを行わない手段を、切り替える手段を有する画像読取装置において、前記冷陰極光源が、光源点灯時の不安定状態では、前記キャリブレーションを毎回行わず画像読み取りを行う手段を、選択できないようにする事を特徴とする画像読取装置。 - 前記請求項1の画像読取装置で、前記冷陰極光源が、安定したかどうかの判断手段を有し、安定していない場合は、前記毎回キャリブレーションを行い、安定したと判断した場合は、前記記録されたデータを使用して、キャリブレーションを行わず、画像読み取りを行う事を特徴とする画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004131144A JP2005318067A (ja) | 2004-04-27 | 2004-04-27 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004131144A JP2005318067A (ja) | 2004-04-27 | 2004-04-27 | 画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005318067A true JP2005318067A (ja) | 2005-11-10 |
Family
ID=35445085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004131144A Withdrawn JP2005318067A (ja) | 2004-04-27 | 2004-04-27 | 画像読取装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2005318067A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8164805B2 (en) | 2008-06-19 | 2012-04-24 | Kyocera Mita Corporation | Image reading apparatus and image forming apparatus therewith |
-
2004
- 2004-04-27 JP JP2004131144A patent/JP2005318067A/ja not_active Withdrawn
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