JP2004128846A - 画像読取りシステムおよび画像読取りプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】バッチスキャンに際して画像ごとに読取り条件を設定する場合の操作性を良くし、使い勝手を向上させる。
【解決手段】原稿から複数の画像を粗スキャンして各画像に対応するインデックス用の画像データを生成し、生成された複数の画像データをインデックス画像50として一覧表示すると同時に、一覧表示内に、本スキャンの有無を指示するための第1の入力部60および画像読取り条件を入力するための第2の入力部70を各インデックス画像に対応させて表示し、操作による第1,第2の入力部60,70への入力を許容する。本スキャン開始操作に応答して、第1の入力部60にて本スキャンが指示されている画像を、それぞれ対応する第2の入力部70に入力されている読取り条件で連続的に本スキャンして本画像データを生成する。
【選択図】 図3
【解決手段】原稿から複数の画像を粗スキャンして各画像に対応するインデックス用の画像データを生成し、生成された複数の画像データをインデックス画像50として一覧表示すると同時に、一覧表示内に、本スキャンの有無を指示するための第1の入力部60および画像読取り条件を入力するための第2の入力部70を各インデックス画像に対応させて表示し、操作による第1,第2の入力部60,70への入力を許容する。本スキャン開始操作に応答して、第1の入力部60にて本スキャンが指示されている画像を、それぞれ対応する第2の入力部70に入力されている読取り条件で連続的に本スキャンして本画像データを生成する。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スキャナ等を用いた画像読取りシステムおよび画像読取りプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
フィルムスキャナやフラットベッドスキャナ等の画像読取り装置は、原稿から画像を読取り、読取った画像を電子データとしてホストコンピュータに送る。画像読取りは、予めホストコンピュータに組み込まれたドライバソフトウェアに従ってホストコンピュータが画像読取り装置を制御することでなされる。
【0003】
例えばフィルムスキャナとホストコンピュータとから成る画像読取りシステムにおいては、複数齣の画像が記録されたフィルムストリップや、更に多くの画像が露光されたAPSフィルムが原稿として装填されると、まずそれらの原稿の画像を全て粗スキャンしてサムネイル画像データを生成する。生成された複数のサムネイル画像データは、ホストコンピュータ側のモニタ画面にインデックス画像として一覧表示され、使用者はその中から本スキャンを行うべき画像を選択する(例えば、特許文献1,特許文献2参照)。本スキャン開始操作を行うと、選択された画像に対して本スキャンが連続して実行され、それぞれ本画像が生成される。このように、予めスキャンすべき画像を選択しておき、一度の操作でそれらを連続して本スキャンする方式は、バッチスキャンと呼ばれる。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−84292号公報(図5)
【特許文献2】
特開平10−75392号公報(図8)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、本スキャンにあたっての画像読取り条件として、例えば読取る画像の範囲、解像度、スキャナ側におけるオートフォーカスや自動露出の有無、さらには画像のコントラスト、カラーバランス、トーンカーブ等がある。これらの読取り条件は、全画像に対して同一の設定でよいというものではなく、画像の種類や撮影時の露出条件等によって読取り条件を変えたい場合も多々ある。しかし、従来のシステムでは、画像ごとに読取り条件を設定する際の操作性が悪く、必ずしも使い勝手がよいとはいえなかった。
【0006】
本発明の目的は、バッチスキャンに際して画像ごとに読取り条件を設定する場合の操作性を良くし、使い勝手を向上させた画像読取りシステムおよび画像読取りプログラムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1〜4の発明に係る画像読取りシステムは、原稿から複数の画像を粗スキャンして各画像に対応するインデックス用の画像データを生成し、生成された複数の画像データをインデックス画像として一覧表示すると同時に、一覧表示内に、本スキャンの有無を指示するための第1の入力部および画像読取り条件を入力するための第2の入力部を各インデックス画像に対応させて表示し、操作による第1,第2の入力部への入力を許容し、本スキャン開始操作に応答して、第1の入力部にて本スキャンが指示された画像を、それぞれ対応する第2の入力部に入力された読取り条件で連続的に本スキャンして本画像データを生成することを特徴とし、これにより上記問題点を解決する。
請求項2の発明は、第1の入力部にて本スキャンが指示されていない画像に対しては、第2の入力部を無効とするものである。
請求項3,4の発明は、インデックス用の画像データを、対応する第1の入力部に入力されている本スキャンの有無の指示情報、および対応する第2の入力部に入力された読取り条件に対応づけて保存するようにしたものである。
請求項4の発明は、所定の操作に応答して、上記保存されているインデックス用の画像データに対応する原稿画像を、対応して保存されている読取り条件で本スキャンするようにしたものである。
請求項5〜8の発明に係る画像読取りプログラムは、コンピュータを以下の手段として機能させるためのものである。
表示制御手段:画像読取り装置で生成された複数のインデックス用の画像データをインデックス画像として一覧表示すると同時に、一覧表示内に、本スキャンの有無を指示するための第1の入力部および画像読取り条件を入力するための第2の入力部を各インデックス画像に対応させて表示する。
操作手段:操作により第1,第2の入力部に情報を入力する。
スキャン指示手段:本スキャン開始操作に応答して、第1の入力部にて本スキャンが指示された画像を、それぞれ対応する第2の入力部に入力された読取り条件で連続的に本スキャンすべく画像読取り装置に指示を出す。
請求項6の発明では、第1の入力部にて本スキャンが指示されていない画像に対しては、第2の入力部が無効となる。
請求項7,8の発明では、インデックス用画像データが、対応する第1の入力部に入力されている本スキャンの有無の指示情報、および対応する第2の入力部に入力された読取り条件と対応づけて保存される。
請求項8の発明では、所定の操作に応答して、上記保存されているインデックス用の画像データに対応する原稿画像が、対応して保存されている読取り条件で本スキャンされる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1〜図4により本発明の一実施の形態を説明する。
図1は本実施形態における画像読取りシステムのブロック図であり、この画像読取りシステムは、フィルムスキャナ1およびホストコンピュータ2とから構成される。フィルムスキャナ1において、照明LED駆動回路14は、フィルムなどの原稿を照明するLED光源23を発光制御する。LED光源23から発せられた照明光は、フィルム原稿を透過した後、レンズLを介してラインセンサ21に入射される。
【0009】
ラインセンサ21は、フィルム原稿に水平な面内で、原稿の長手方向と直交するライン上に光電変換素子が複数配設されたCCDなどによって構成され、各光電変換素子は、入射された光の強さに応じてそれぞれ電荷を蓄積する。各素子の動作タイミングや電荷蓄積時間などは、タイミング制御回路18によって制御される。電荷蓄積時間は、各部を統括制御するCPU11からタイミング制御回路18に送られる指令により決定される。ラインセンサ21の電荷蓄積が終了すると、各素子に蓄積された蓄積電荷が画像信号として出力される。
【0010】
アナログ信号処理回路15は、ラインセンサ21から出力された画像信号を増幅し、ノイズ除去、暗電流補正、偶数奇数補正などの周知のアナログ信号処理を施した上で、信号処理後の画像信号をA/D変換器16へ出力する。A/D変換器16は、アナログ画像信号をデジタル画像データに変換する。アナログ信号処理回路15およびA/D変換器16の動作タイミングはタイミング制御回路18にて制御される。
【0011】
デジタル変換された画像データは、デジタル信号処理回路17にてシェーディング補正、階調補正およびカラーバランス補正などの画像処理が施され、処理後の画像データはメモリ12に格納される。
【0012】
原稿駆動モータ駆動回路19は、CPU11からの指令により原稿駆動モータ22を回転させ、不図示の給送機構を駆動してフィルム原稿を給送する。原稿駆動モータの回転速度、回転方向を変えることにより、フィルム原稿の送り出し、先送りおよび巻き戻しを行う。なお、図1においてフィルム原稿の巻き取り部の図示は省略している。
【0013】
原稿駆動モータ22は、画像読取り時の副走査も行う。副走査は、上記ラインセンサ21でフィルム原稿面を撮像するために、ラインセンサ21で1ラインの撮像(主走査)が行われるごとにフィルム原稿を長手方向に所定ピッチだけ送り出す動作である。この主/副走査を繰り返し行うことで、1画像の読取り(スキャン)が完了する。スキャンは、サムネイル画像データを生成するための粗スキャンと、本画像データを生成するための本スキャン(精細スキャン)とがある。
【0014】
原稿位置検出センサ25は、例えば原稿フィルムのパーフォレーションを検出し、検出信号をCPU11に送出する。CPU11は、原稿位置検出センサ25からの検出信号をカウントしてフィルム原稿の位置を検出する。光学情報読取りセンサ24は、例えば原稿フィルムに記されているバーコードなどの光学情報を検出し、検出信号をCPU11に送出する。CPU11は、光学情報読取りセンサ24からの検出信号によって原稿フィルムの情報を得る。
【0015】
磁気ヘッド26は、例えば原稿フィルム(APSフィルム等)に記録されている磁気情報を検出し、検出信号を磁気信号処理回路20に送出する一方、磁気信号処理回路20から送出された情報をフィルムに記録する。磁気信号処理回路20は、磁気ヘッド26で検出された信号を成形してデジタル信号に変換したり、CPU11から送出された書込み情報を成形して磁気ヘッド26に出力する。
【0016】
CPU11は、USBインターフェイス等のインターフェイス回路13を介してホストコンピュータ2との間で通信を行う。すなわち、インターフェイス回路13を介してホストコンピュータ2から送信される指令を受ける一方、デジタル信号処理回路17によって画像処理された画像データやメモリ12に格納されている情報などをホストコンピュータ2に送信する。メモリ12は、スキャン時の設定情報や読取り条件、画像処理中および画像処理後の画像データなどを記憶するとともに、CPU11の作業領域としても使用される。
【0017】
ホストコンピュータ2は、例えばパーソナルコンピュータおよびその周辺機器から構成され、表示用モニタ2Aおよび操作装置2Bとしてのキーボードやマウスを備えている。
【0018】
次に、図2の手順を参照して画像読取りシステムによる画像読取動作を説明する。この動作は、ホストコンピュータ2に組み込まれたドライバソフトウェア(スキャンプログラム)によりホストコンピュータ2がフィルムスキャナ1を制御することで実現される。
【0019】
フィルムスキャナ1に原稿を挿入すると、本スキャンに先立ってまず粗スキャンが行われ、原稿に記録された全画像のサムネイル画像データが生成される(ステップS1)。例えば原稿が6齣から成るストリップフィルムであった場合には、6個のサムネイル画像データが生成され、また原稿が40齣から成るAPSフィルムであった場合には、40個のサムネイル画像データが生成される。サムネイル画像は小さいためごく粗いスキャンでよく、数が多くても短時間で生成できる。
【0020】
生成されたサムネイル画像データは、図3に示すように、ホストコンピュータ2のモニタ2Aにインデックス画像50として一覧表示される(ステップS2)。各インデックス画像50の直ぐ上には、齣番号と、この画像の本スキャンを行うか否かを入力するチェックボックス60が表示される。操作者は、このチェックボックス60を用いて本スキャンを行うべき画像の選択を行う。例えば初期設定で全画像に対してチェックが入っており、操作者が本スキャン不要の画像のチェックを外すようにしてもよいし、逆に初期設定で全画像無チェックの状態となっており、本スキャンが必要な画像にチェックを入れるようにしてもよい。
【0021】
さらに本実施形態では、各インデックス画像50に対応してその読取り条件の設定窓70が表示される。図4にも示すように、読取り条件設定窓70は各インデックス画像50の直ぐ下に表示され、読取り条件として、読取り範囲,解像度,オートフォーカスの有無,自動露出の有無、また図示は省略したが、画像のコントラスト、カラーバランス、階調特性(トーンカーブ)などが入力可能とされる。
【0022】
上記読取り範囲に関しては、設定窓70に設けられたボックス71,72内の数値(幅,高さ)と、インデックス画像50における破線枠51とが連動している。使用者は、マウス等を使用して破線枠51の大きさを縦横自由に変更可能であり、その変更に応じてボックス71,72内の数値が自動的に変更される。ボックス71,72内に数値を入力することも可能であり、この場合はその入力値に応じて破線枠51が変更される。いずれにしても破線枠51の内側が本スキャンの対象となる。
【0023】
解像度は、読取り後の画像データの解像度であり、ボックス内に数値(dot/inch)を入力可能である。複数の選択肢からいずれかを選択するようにしてもよい。オートフォーカスの有無は本スキャン時にフィルム原稿に対して周知のオートフォーカス処理をするか否かを、自動露出の有無は同様に自動露出を実行するか否かをそれぞれ指定するものであり、有/無いずれかのチェックボックスにチェックを入れる。画像のコントラスト、カラーバランス、階調特性(トーンカーブ)等は、数値入力や、各設定窓70に設けたスライドバー(不図示)のドラッグ操作等により入力する。
上記読取り条件に関する各項目は予め初期値が入力されており、操作者が必要に応じて値を変更することになる。
【0024】
ここで、読取り条件設定窓70は、チェックボックス60にチェックが入っている画像、つまり本スキャンが指示されている画像に対してのみ有効である。チェックボックス60にチェックのない画像は本スキャンが行われないわけであるから、それに対応する読取り条件設定窓70は無効となり、読取り条件を入力することはできない。図3では無効な設定窓70を網掛けにより示してあるが、実際の表示画面上では例えばグレー表示等で無効であることを明示する。これにより無駄な入力を省けるとともに、いずれの画像が選択されているかを確認し易い。
【0025】
使用者は、一覧表示において本スキャンを行うべき画像の選択、およびその選択画像に対する読取り条件の入力(変更)を行う。その入力に基づいてホストコンピュータ内の設定が変更される(ステップS3→S4)。その後、使用者は本スキャンを開始させるべくバッチスキャンボタン80をクリックする(ステップS5)。これに応答して、インデックス画像として利用した各サムネイル画像と、対応するチェックボックス60への入力情報(本スキャンの有無)と、対応する読取り条件設定窓70への入力情報とが対応づけられてホストコンピュータ側のハードディスク等に保存される(ステップS6)。これらのデータは原稿ごとに保存され、シリアル番号等が付される。使用者は、例えばそのシリアル番号をメモして当該原稿のカバー等に貼り付けておくことで、後に原稿と保存データとの対応がとれる。
【0026】
データの保存に引き続いてバッチスキャンが行われる(ステップS7)。バッチスキャンは、原稿画像の本スキャン(精細スキャンを)連続して行うもので、チェックボックス60にチェックが入っている画像の本画像データが連続して生成される。各スキャンは、その画像に対応して入力されている読取り条件で行われる。生成された本画像データは、ホストコンピュータ側のハードディスク等に保存される。
【0027】
以上のように本実施形態では、インデックス画像の一覧表示において、各インデックス画像に対応して読取り条件設定窓70を表示し、その設定窓70にて読取り条件を入力できるようにしたので、画面を切換えることなく全ての画像の読取条件を事前に確認および必要に応じて変更でき、バッチスキャンに際しての操作性の向上が図れる。因みに、一覧表示に読取り条件設定窓70が表示されない場合には、事前に複数の画像ごとに読取り条件を設定することができなかったり、あるいは画像ごとに別の画面を開いて条件設定を行う必要があり、操作性が悪い。
【0028】
また本実施形態では、各サムネイル画像と、これに対応して入力されている本スキャンの有無情報および読取り条件とが対応づけられて原稿ごとにハードディスクに保存されるので、後にこれらの保存情報を利用できる。例えば、再度本スキャンを行う必要が生じた場合、目的の原稿をスキャナにセットするとともに、その原稿に対応する保存データを指定し読み出し操作を行うと、該当する保存データが読み出されて図3のような一覧表示がなされ、これに基づいて再度バッチスキャンが行えるよう構成することが考えられる。その際、各画像に対するチェックボックス60および読取り条件設定窓70には、前回スキャン時と同様の情報が入力された状態となっているので、前回と同じ条件でよければ再度入力し直す必要はない。また必要に応じて読取り条件を変更することも可能である。
また上記保存データに基づいて表示する場合は一覧表示ではなくてもよい。すなわち、原稿内の1画像を指定すると、その画像に対応する保存データが読み出され、インデックス画像50,チェックボックス60および読取り条件設定窓70が表示され、再スキャンを指示できるようにしてもよい。
【0029】
なお、上述した一覧表示は、操作性を考えると一画面内に対象となる全てのインデックス画像50および確認窓70を表示することが望ましいが、一原稿中の画像数があまりに多いときには数画面に分割し、表示される画面を適宜切換えられるようにしてもよい。また一覧表示の形態は図3のものに限定されず、各インデックス画像と読取り条件設定窓との対応がつけば他のレイアウトでもよい。例えばインデックス画像の横に読取り条件設定窓を配置してもよい。さらに表示する読取り条件も上述したものに限定されない。またフィルムスキャナを用いたシステムを示したが、これに代えてフラットベッドスキャナを用いたシステムにも本発明を適用できる。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、複数のインデックス画像と、各インデックス画像に対応する画像読取り条件の入力部とを一覧表示するようにしたので、本スキャンに先立って複数の画像に対する読取り条件の確認および入力が容易に行え、操作性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における画像読取りシステムのブロック図。
【図2】画像読取り手順を示すフローチャート。
【図3】インデックス画像および読取り条件設定窓の一覧表示画面を示す図。
【図4】一覧表示中の1画像に関する表示形態を示す図。
【符号の説明】
1 フィルムスキャナ(画像読取り装置)
2 ホストコンピュータ
2A モニタ
2B 操作装置
21 CCD
50 インデックス画像(サムネイル画像)
60 チェックボックス
70 読取り条件設定窓
【発明の属する技術分野】
本発明は、スキャナ等を用いた画像読取りシステムおよび画像読取りプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
フィルムスキャナやフラットベッドスキャナ等の画像読取り装置は、原稿から画像を読取り、読取った画像を電子データとしてホストコンピュータに送る。画像読取りは、予めホストコンピュータに組み込まれたドライバソフトウェアに従ってホストコンピュータが画像読取り装置を制御することでなされる。
【0003】
例えばフィルムスキャナとホストコンピュータとから成る画像読取りシステムにおいては、複数齣の画像が記録されたフィルムストリップや、更に多くの画像が露光されたAPSフィルムが原稿として装填されると、まずそれらの原稿の画像を全て粗スキャンしてサムネイル画像データを生成する。生成された複数のサムネイル画像データは、ホストコンピュータ側のモニタ画面にインデックス画像として一覧表示され、使用者はその中から本スキャンを行うべき画像を選択する(例えば、特許文献1,特許文献2参照)。本スキャン開始操作を行うと、選択された画像に対して本スキャンが連続して実行され、それぞれ本画像が生成される。このように、予めスキャンすべき画像を選択しておき、一度の操作でそれらを連続して本スキャンする方式は、バッチスキャンと呼ばれる。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−84292号公報(図5)
【特許文献2】
特開平10−75392号公報(図8)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、本スキャンにあたっての画像読取り条件として、例えば読取る画像の範囲、解像度、スキャナ側におけるオートフォーカスや自動露出の有無、さらには画像のコントラスト、カラーバランス、トーンカーブ等がある。これらの読取り条件は、全画像に対して同一の設定でよいというものではなく、画像の種類や撮影時の露出条件等によって読取り条件を変えたい場合も多々ある。しかし、従来のシステムでは、画像ごとに読取り条件を設定する際の操作性が悪く、必ずしも使い勝手がよいとはいえなかった。
【0006】
本発明の目的は、バッチスキャンに際して画像ごとに読取り条件を設定する場合の操作性を良くし、使い勝手を向上させた画像読取りシステムおよび画像読取りプログラムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1〜4の発明に係る画像読取りシステムは、原稿から複数の画像を粗スキャンして各画像に対応するインデックス用の画像データを生成し、生成された複数の画像データをインデックス画像として一覧表示すると同時に、一覧表示内に、本スキャンの有無を指示するための第1の入力部および画像読取り条件を入力するための第2の入力部を各インデックス画像に対応させて表示し、操作による第1,第2の入力部への入力を許容し、本スキャン開始操作に応答して、第1の入力部にて本スキャンが指示された画像を、それぞれ対応する第2の入力部に入力された読取り条件で連続的に本スキャンして本画像データを生成することを特徴とし、これにより上記問題点を解決する。
請求項2の発明は、第1の入力部にて本スキャンが指示されていない画像に対しては、第2の入力部を無効とするものである。
請求項3,4の発明は、インデックス用の画像データを、対応する第1の入力部に入力されている本スキャンの有無の指示情報、および対応する第2の入力部に入力された読取り条件に対応づけて保存するようにしたものである。
請求項4の発明は、所定の操作に応答して、上記保存されているインデックス用の画像データに対応する原稿画像を、対応して保存されている読取り条件で本スキャンするようにしたものである。
請求項5〜8の発明に係る画像読取りプログラムは、コンピュータを以下の手段として機能させるためのものである。
表示制御手段:画像読取り装置で生成された複数のインデックス用の画像データをインデックス画像として一覧表示すると同時に、一覧表示内に、本スキャンの有無を指示するための第1の入力部および画像読取り条件を入力するための第2の入力部を各インデックス画像に対応させて表示する。
操作手段:操作により第1,第2の入力部に情報を入力する。
スキャン指示手段:本スキャン開始操作に応答して、第1の入力部にて本スキャンが指示された画像を、それぞれ対応する第2の入力部に入力された読取り条件で連続的に本スキャンすべく画像読取り装置に指示を出す。
請求項6の発明では、第1の入力部にて本スキャンが指示されていない画像に対しては、第2の入力部が無効となる。
請求項7,8の発明では、インデックス用画像データが、対応する第1の入力部に入力されている本スキャンの有無の指示情報、および対応する第2の入力部に入力された読取り条件と対応づけて保存される。
請求項8の発明では、所定の操作に応答して、上記保存されているインデックス用の画像データに対応する原稿画像が、対応して保存されている読取り条件で本スキャンされる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1〜図4により本発明の一実施の形態を説明する。
図1は本実施形態における画像読取りシステムのブロック図であり、この画像読取りシステムは、フィルムスキャナ1およびホストコンピュータ2とから構成される。フィルムスキャナ1において、照明LED駆動回路14は、フィルムなどの原稿を照明するLED光源23を発光制御する。LED光源23から発せられた照明光は、フィルム原稿を透過した後、レンズLを介してラインセンサ21に入射される。
【0009】
ラインセンサ21は、フィルム原稿に水平な面内で、原稿の長手方向と直交するライン上に光電変換素子が複数配設されたCCDなどによって構成され、各光電変換素子は、入射された光の強さに応じてそれぞれ電荷を蓄積する。各素子の動作タイミングや電荷蓄積時間などは、タイミング制御回路18によって制御される。電荷蓄積時間は、各部を統括制御するCPU11からタイミング制御回路18に送られる指令により決定される。ラインセンサ21の電荷蓄積が終了すると、各素子に蓄積された蓄積電荷が画像信号として出力される。
【0010】
アナログ信号処理回路15は、ラインセンサ21から出力された画像信号を増幅し、ノイズ除去、暗電流補正、偶数奇数補正などの周知のアナログ信号処理を施した上で、信号処理後の画像信号をA/D変換器16へ出力する。A/D変換器16は、アナログ画像信号をデジタル画像データに変換する。アナログ信号処理回路15およびA/D変換器16の動作タイミングはタイミング制御回路18にて制御される。
【0011】
デジタル変換された画像データは、デジタル信号処理回路17にてシェーディング補正、階調補正およびカラーバランス補正などの画像処理が施され、処理後の画像データはメモリ12に格納される。
【0012】
原稿駆動モータ駆動回路19は、CPU11からの指令により原稿駆動モータ22を回転させ、不図示の給送機構を駆動してフィルム原稿を給送する。原稿駆動モータの回転速度、回転方向を変えることにより、フィルム原稿の送り出し、先送りおよび巻き戻しを行う。なお、図1においてフィルム原稿の巻き取り部の図示は省略している。
【0013】
原稿駆動モータ22は、画像読取り時の副走査も行う。副走査は、上記ラインセンサ21でフィルム原稿面を撮像するために、ラインセンサ21で1ラインの撮像(主走査)が行われるごとにフィルム原稿を長手方向に所定ピッチだけ送り出す動作である。この主/副走査を繰り返し行うことで、1画像の読取り(スキャン)が完了する。スキャンは、サムネイル画像データを生成するための粗スキャンと、本画像データを生成するための本スキャン(精細スキャン)とがある。
【0014】
原稿位置検出センサ25は、例えば原稿フィルムのパーフォレーションを検出し、検出信号をCPU11に送出する。CPU11は、原稿位置検出センサ25からの検出信号をカウントしてフィルム原稿の位置を検出する。光学情報読取りセンサ24は、例えば原稿フィルムに記されているバーコードなどの光学情報を検出し、検出信号をCPU11に送出する。CPU11は、光学情報読取りセンサ24からの検出信号によって原稿フィルムの情報を得る。
【0015】
磁気ヘッド26は、例えば原稿フィルム(APSフィルム等)に記録されている磁気情報を検出し、検出信号を磁気信号処理回路20に送出する一方、磁気信号処理回路20から送出された情報をフィルムに記録する。磁気信号処理回路20は、磁気ヘッド26で検出された信号を成形してデジタル信号に変換したり、CPU11から送出された書込み情報を成形して磁気ヘッド26に出力する。
【0016】
CPU11は、USBインターフェイス等のインターフェイス回路13を介してホストコンピュータ2との間で通信を行う。すなわち、インターフェイス回路13を介してホストコンピュータ2から送信される指令を受ける一方、デジタル信号処理回路17によって画像処理された画像データやメモリ12に格納されている情報などをホストコンピュータ2に送信する。メモリ12は、スキャン時の設定情報や読取り条件、画像処理中および画像処理後の画像データなどを記憶するとともに、CPU11の作業領域としても使用される。
【0017】
ホストコンピュータ2は、例えばパーソナルコンピュータおよびその周辺機器から構成され、表示用モニタ2Aおよび操作装置2Bとしてのキーボードやマウスを備えている。
【0018】
次に、図2の手順を参照して画像読取りシステムによる画像読取動作を説明する。この動作は、ホストコンピュータ2に組み込まれたドライバソフトウェア(スキャンプログラム)によりホストコンピュータ2がフィルムスキャナ1を制御することで実現される。
【0019】
フィルムスキャナ1に原稿を挿入すると、本スキャンに先立ってまず粗スキャンが行われ、原稿に記録された全画像のサムネイル画像データが生成される(ステップS1)。例えば原稿が6齣から成るストリップフィルムであった場合には、6個のサムネイル画像データが生成され、また原稿が40齣から成るAPSフィルムであった場合には、40個のサムネイル画像データが生成される。サムネイル画像は小さいためごく粗いスキャンでよく、数が多くても短時間で生成できる。
【0020】
生成されたサムネイル画像データは、図3に示すように、ホストコンピュータ2のモニタ2Aにインデックス画像50として一覧表示される(ステップS2)。各インデックス画像50の直ぐ上には、齣番号と、この画像の本スキャンを行うか否かを入力するチェックボックス60が表示される。操作者は、このチェックボックス60を用いて本スキャンを行うべき画像の選択を行う。例えば初期設定で全画像に対してチェックが入っており、操作者が本スキャン不要の画像のチェックを外すようにしてもよいし、逆に初期設定で全画像無チェックの状態となっており、本スキャンが必要な画像にチェックを入れるようにしてもよい。
【0021】
さらに本実施形態では、各インデックス画像50に対応してその読取り条件の設定窓70が表示される。図4にも示すように、読取り条件設定窓70は各インデックス画像50の直ぐ下に表示され、読取り条件として、読取り範囲,解像度,オートフォーカスの有無,自動露出の有無、また図示は省略したが、画像のコントラスト、カラーバランス、階調特性(トーンカーブ)などが入力可能とされる。
【0022】
上記読取り範囲に関しては、設定窓70に設けられたボックス71,72内の数値(幅,高さ)と、インデックス画像50における破線枠51とが連動している。使用者は、マウス等を使用して破線枠51の大きさを縦横自由に変更可能であり、その変更に応じてボックス71,72内の数値が自動的に変更される。ボックス71,72内に数値を入力することも可能であり、この場合はその入力値に応じて破線枠51が変更される。いずれにしても破線枠51の内側が本スキャンの対象となる。
【0023】
解像度は、読取り後の画像データの解像度であり、ボックス内に数値(dot/inch)を入力可能である。複数の選択肢からいずれかを選択するようにしてもよい。オートフォーカスの有無は本スキャン時にフィルム原稿に対して周知のオートフォーカス処理をするか否かを、自動露出の有無は同様に自動露出を実行するか否かをそれぞれ指定するものであり、有/無いずれかのチェックボックスにチェックを入れる。画像のコントラスト、カラーバランス、階調特性(トーンカーブ)等は、数値入力や、各設定窓70に設けたスライドバー(不図示)のドラッグ操作等により入力する。
上記読取り条件に関する各項目は予め初期値が入力されており、操作者が必要に応じて値を変更することになる。
【0024】
ここで、読取り条件設定窓70は、チェックボックス60にチェックが入っている画像、つまり本スキャンが指示されている画像に対してのみ有効である。チェックボックス60にチェックのない画像は本スキャンが行われないわけであるから、それに対応する読取り条件設定窓70は無効となり、読取り条件を入力することはできない。図3では無効な設定窓70を網掛けにより示してあるが、実際の表示画面上では例えばグレー表示等で無効であることを明示する。これにより無駄な入力を省けるとともに、いずれの画像が選択されているかを確認し易い。
【0025】
使用者は、一覧表示において本スキャンを行うべき画像の選択、およびその選択画像に対する読取り条件の入力(変更)を行う。その入力に基づいてホストコンピュータ内の設定が変更される(ステップS3→S4)。その後、使用者は本スキャンを開始させるべくバッチスキャンボタン80をクリックする(ステップS5)。これに応答して、インデックス画像として利用した各サムネイル画像と、対応するチェックボックス60への入力情報(本スキャンの有無)と、対応する読取り条件設定窓70への入力情報とが対応づけられてホストコンピュータ側のハードディスク等に保存される(ステップS6)。これらのデータは原稿ごとに保存され、シリアル番号等が付される。使用者は、例えばそのシリアル番号をメモして当該原稿のカバー等に貼り付けておくことで、後に原稿と保存データとの対応がとれる。
【0026】
データの保存に引き続いてバッチスキャンが行われる(ステップS7)。バッチスキャンは、原稿画像の本スキャン(精細スキャンを)連続して行うもので、チェックボックス60にチェックが入っている画像の本画像データが連続して生成される。各スキャンは、その画像に対応して入力されている読取り条件で行われる。生成された本画像データは、ホストコンピュータ側のハードディスク等に保存される。
【0027】
以上のように本実施形態では、インデックス画像の一覧表示において、各インデックス画像に対応して読取り条件設定窓70を表示し、その設定窓70にて読取り条件を入力できるようにしたので、画面を切換えることなく全ての画像の読取条件を事前に確認および必要に応じて変更でき、バッチスキャンに際しての操作性の向上が図れる。因みに、一覧表示に読取り条件設定窓70が表示されない場合には、事前に複数の画像ごとに読取り条件を設定することができなかったり、あるいは画像ごとに別の画面を開いて条件設定を行う必要があり、操作性が悪い。
【0028】
また本実施形態では、各サムネイル画像と、これに対応して入力されている本スキャンの有無情報および読取り条件とが対応づけられて原稿ごとにハードディスクに保存されるので、後にこれらの保存情報を利用できる。例えば、再度本スキャンを行う必要が生じた場合、目的の原稿をスキャナにセットするとともに、その原稿に対応する保存データを指定し読み出し操作を行うと、該当する保存データが読み出されて図3のような一覧表示がなされ、これに基づいて再度バッチスキャンが行えるよう構成することが考えられる。その際、各画像に対するチェックボックス60および読取り条件設定窓70には、前回スキャン時と同様の情報が入力された状態となっているので、前回と同じ条件でよければ再度入力し直す必要はない。また必要に応じて読取り条件を変更することも可能である。
また上記保存データに基づいて表示する場合は一覧表示ではなくてもよい。すなわち、原稿内の1画像を指定すると、その画像に対応する保存データが読み出され、インデックス画像50,チェックボックス60および読取り条件設定窓70が表示され、再スキャンを指示できるようにしてもよい。
【0029】
なお、上述した一覧表示は、操作性を考えると一画面内に対象となる全てのインデックス画像50および確認窓70を表示することが望ましいが、一原稿中の画像数があまりに多いときには数画面に分割し、表示される画面を適宜切換えられるようにしてもよい。また一覧表示の形態は図3のものに限定されず、各インデックス画像と読取り条件設定窓との対応がつけば他のレイアウトでもよい。例えばインデックス画像の横に読取り条件設定窓を配置してもよい。さらに表示する読取り条件も上述したものに限定されない。またフィルムスキャナを用いたシステムを示したが、これに代えてフラットベッドスキャナを用いたシステムにも本発明を適用できる。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、複数のインデックス画像と、各インデックス画像に対応する画像読取り条件の入力部とを一覧表示するようにしたので、本スキャンに先立って複数の画像に対する読取り条件の確認および入力が容易に行え、操作性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における画像読取りシステムのブロック図。
【図2】画像読取り手順を示すフローチャート。
【図3】インデックス画像および読取り条件設定窓の一覧表示画面を示す図。
【図4】一覧表示中の1画像に関する表示形態を示す図。
【符号の説明】
1 フィルムスキャナ(画像読取り装置)
2 ホストコンピュータ
2A モニタ
2B 操作装置
21 CCD
50 インデックス画像(サムネイル画像)
60 チェックボックス
70 読取り条件設定窓
Claims (8)
- 原稿から複数の画像を粗スキャンして各画像に対応するインデックス用の画像データを生成し、
前記生成された複数の画像データをインデックス画像として一覧表示すると同時に、該一覧表示内に、本スキャンの有無を指示するための第1の入力部および画像読取り条件を入力するための第2の入力部を各インデックス画像に対応させて表示し、操作による前記第1,第2の入力部への入力を許容し、
本スキャン開始操作に応答して、前記第1の入力部にて本スキャンが指示されている画像を、それぞれ対応する第2の入力部に入力されている読取り条件で連続的に本スキャンして本画像データを生成することを特徴とする画像読取りシステム。 - 前記第1の入力部にて本スキャンが指示されていない画像に対しては、前記第2の入力部を無効とすることを特徴とする請求項1に記載の画像読取りシステム。
- 前記インデックス用の画像データを、対応する第1の入力部に入力されている本スキャンの有無の指示情報、および対応する第2の入力部に入力されている読取り条件に対応づけて保存することを特徴とする請求項1に記載の画像読取りシステム。
- 所定の操作に応答して、前記保存されているインデックス用の画像データに対応する原稿画像を、対応して保存されている読取り条件で本スキャンすることを特徴とする請求項3に記載の画像読取りシステム。
- コンピュータを、
画像読取り装置で生成された複数のインデックス用の画像データをインデックス画像として一覧表示すると同時に、該一覧表示内に、本スキャンの有無を指示するための第1の入力部および画像読取り条件を入力するための第2の入力部を各インデックス画像に対応させて表示する表示制御手段と、
前記第1,第2の入力部に情報を入力するための操作手段と、
本スキャン開始操作に応答して、前記第1の入力部にて本スキャンが指示されている画像を、それぞれ対応する第2の入力部に入力されている読取り条件で連続的に本スキャンすべく前記画像読取り装置に指示を出すスキャン指示手段として機能させるための画像読取りプログラム。 - 前記表示制御手段は、前記第1の入力部にて本スキャンが指示されていない画像に対しては、前記第2の入力部を無効とすることを特徴とする請求項5に記載の画像読取りプログラム。
- 前記コンピュータを更に、
前記インデックス用画像データを、対応する第1の入力部に入力されている本スキャンの有無の指示情報、および対応する第2の入力部に入力されている読取り条件と対応づけて保存する保存手段としても機能させるようにしたことを特徴とする請求項5に記載の画像読取りプログラム。 - 前記コンピュータを更に、
所定の操作に応答して、前記保存されているインデックス用の画像データに対応する原稿画像を、対応して保存されている読取り条件で本スキャンすることを指示する手段としても機能させるようにしたこと特徴とする請求項7に記載の画像読取りシステム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002289727A JP2004128846A (ja) | 2002-10-02 | 2002-10-02 | 画像読取りシステムおよび画像読取りプログラム |
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Family Applications (1)
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JP2002289727A Pending JP2004128846A (ja) | 2002-10-02 | 2002-10-02 | 画像読取りシステムおよび画像読取りプログラム |
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JP (1) | JP2004128846A (ja) |
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2002
- 2002-10-02 JP JP2002289727A patent/JP2004128846A/ja active Pending
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