JP2005227588A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】写真サイズが日本規格以外の規格の場合、又、サイズを自動検出する場合等にも適応することができる写真原稿を扱う画像形成装置及び方法を提供する。
【解決手段】原稿台に置かれた階調原稿の画像を読取る読取部4と、オートモードとマニュアルモードとの一方を選択する選択部M2,M6、M9と、選択部でマニュアルモードが選択された時、ユーザの指示に応じて階調原稿のサイズを決定し、選択部でオートモードが選択された時、読取部が読取った階調原稿のサイズを自動検出して決定する決定部96と、決定部で決定された階調原稿のサイズと、ユーザの指示に応じて設定された記録媒体のサイズとに基づいて拡大率を決定し、この拡大率に応じて階調原稿の画像を拡大する画像処理部96と、画像処理部が処理した画像情報に基づいて記録媒体上に画像形成する画像形成部6とを有する画像形成装置。
【選択図】図2
【解決手段】原稿台に置かれた階調原稿の画像を読取る読取部4と、オートモードとマニュアルモードとの一方を選択する選択部M2,M6、M9と、選択部でマニュアルモードが選択された時、ユーザの指示に応じて階調原稿のサイズを決定し、選択部でオートモードが選択された時、読取部が読取った階調原稿のサイズを自動検出して決定する決定部96と、決定部で決定された階調原稿のサイズと、ユーザの指示に応じて設定された記録媒体のサイズとに基づいて拡大率を決定し、この拡大率に応じて階調原稿の画像を拡大する画像処理部96と、画像処理部が処理した画像情報に基づいて記録媒体上に画像形成する画像形成部6とを有する画像形成装置。
【選択図】図2
Description
この発明は、画像形成装置に関し、特に、写真原稿を複写する画像形成装置及び画像形成方法に関する。
最近、デジタル複写機等の画像形成装置の性能向上に伴い、複写機能だけに止まらず、プリンタとしての機能も併せもった総合デジタル機器が開発され普及してきている。このような画像形成装置においては、非常に高品質な画像形成がなされる一方、例えば、写真画像のような階調性のある画像に対しても、柔軟に対応することができる付加機能が要望されている。
これに応じて、例えば、従来の画像形成装置においては、写真サイズを操作画面から入力すると、これに応じて、対応するサイズの用紙が選択されて、写真画像がこの用紙上に画像形成されるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−234483号公報。
しかし、従来技術の画像形成装置においては、写真サイズが日本の規格と異なる場合、又、既成の規格とはあっていない場合にどのように対応するべきかがわからないという問題がある。
本発明は、写真サイズが日本規格以外の規格の場合、又、サイズを自動検出する場合等にも適応することができる写真原稿を扱う画像形成装置及び画像形成方法を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、原稿台に置かれた階調原稿の画像を読取る読取部と、オートモードとマニュアルモードとの一方を選択する選択部と、前記選択部で前記マニュアルモードが選択された時、ユーザの指示に応じて前記階調原稿のサイズを決定し、前記選択部で前記オートモードが選択された時、前記読取部が読取った前記階調原稿のサイズを自動検出して決定する決定部と、前記決定部で決定された前記階調原稿のサイズと、ユーザの指示に応じて設定された記録媒体のサイズとに基づいて拡大率を決定し、この拡大率に応じて前記階調原稿の画像を拡大する画像処理部と、前記画像処理部が処理した画像情報に基づいて前記記録媒体上に画像形成する画像形成部とを具備することを特徴とする画像形成装置である。
上記した画像形成装置においては、例えば、オートモードかマニュアルモードのアイコンを操作画面上に表示することにより、ユーザが、これの一方を指定することで、どちらかのモードが選択される。オートモードであれば、スキャナ台に置かれた写真原稿をプリスキャン等で自動的に読み取り、読み取った画像情報に基づいて写真原稿のサイズが自動的に判断される。
又、マニュアルモードであれば、例えば、日本用であれば、L版、2L版、八つ切、六つ切等のアイコンを操作画面に表示してユーザの選択を待つことで、又、北米用であれば、3インチ×5インチ、4インチ×6インチ、5インチ×7インチ、8インチ×10インチ等のアイコンを操作画面に表示してユーザの選択を待つことで、又、欧州用であれば、9cm×13cm、10cm×15cm、13cm×18cm、20cm×30cm等のアイコンを操作画面に表示してユーザの選択を待つことで、マニュアルで写真原稿のサイズが決定される。又、本発明に係る画像形成装置においては、これらの仕向けモード(北米、欧州、日本等)は、ユーザが任意に選択して決定することが可能となる。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明に係る画像形成装置の操作部の基礎画面の表示の一例を示す図、図2は、この操作部のフォトズームの表示の一例を示す図、図3は、この操作部のフォトズームの表示の一例を示す図、図4は、本発明に係る画像形成装置の構成の一例を示す断面図、図5は、この構成の一例を示すブロック図である。
<本発明に係る画像形成装置>
(機械的構成)
初めに、本発明に係る画像形成装置の構成の一例を説明する。図4は、画像形成装置の内部構造を説明するための構造図である。この画像形成装置1は、画像読取り部としてのカラースキャナ部4、プリンタ部6、原稿自動送り装置(以下、ADF:Auto Document Feederと略す)7、後述する操作パネル80などから構成されている。
(機械的構成)
初めに、本発明に係る画像形成装置の構成の一例を説明する。図4は、画像形成装置の内部構造を説明するための構造図である。この画像形成装置1は、画像読取り部としてのカラースキャナ部4、プリンタ部6、原稿自動送り装置(以下、ADF:Auto Document Feederと略す)7、後述する操作パネル80などから構成されている。
スキャナ部4は、その上部にADF7を有し、閉じた状態にあるADF7に対向配設され、原稿がセットされる透明ガラスからなる原稿載置台8を備えている。原稿載置台8の下方には、原稿載置台8上に載置された原稿を照明する露光ランプ25、露光ランプ25からの光を原稿に集光して原稿からの反射光を例えば図面に対して左方向に折り曲げる第1ミラー26が第1キャリッジ27に固定されている。
第1キャリッジ27は、原稿載置台8と平行に移動可能に配置され、図示しない歯付きベルト等を介して図示しないスキャニングモータにより、原稿載置台8の下方を往復移動される。
又、原稿載置台8の下方には、原稿載置台8と平行に移動可能な第2キャリッジ28が配設されている。第2キャリッジ28には、第1ミラー26により偏向された原稿からの反射光を順に偏向する第2および第3のミラー30、31が互いに直角に取り付けられている。第2キャリッジ28は、第1キャリッジ27を駆動する歯付きベルト等により、第1キャリッジ27に対して従動されるとともに、第1キャリッジ27に対して、1/2の速度で原稿載置台8に沿って平行に移動される。
又、原稿載置台8の下方には、第2キャリッジ28上の第3ミラー31からの反射光を集束する結像レンズ32と、結像レンズにより集束された反射光を受光して光電変換するCCD(光電変換素子)34とが配設されている。結像レンズ32は、第3のミラー31により偏向された光の光軸を含む面内に、駆動機構を介して移動可能に配設され、自身が移動することで反射光を所望の倍率で結像する。そして、CCD34は、入射した反射光を光電変換し、読取った原稿に対応する電気信号を出力する。
一方、プリンタ部6は、潜像形成手段として作用するレーザ露光装置40を備えている。レーザ露光装置40は、光源としての半導体レーザと、半導体レーザから出射されたレーザ光を連続的に偏向する走査部材としてのポリゴンミラーと、ポリゴンミラーを所定の回転数で回転駆動する走査モータとしてのポリゴンモータと、ポリゴンミラーからのレーザ光を偏向して後述する感光体ドラム44へ導く光学系とを備えている。
又、プリンタ部6は、装置本体のほぼ中央に配設された像担持体としての回転自在な感光体ドラム44を有し、感光体ドラム44周面は、レーザ露光装置40からのレーザ光により露光され、所望の静電潜像が形成される。感光体ドラム44の周囲には、ドラム周面を所定の電荷に帯電させる帯電チャージャ45、感光体ドラム44の周面上に形成された静電潜像に現像剤としてのトナーを供給して所望の画像濃度で現像する現像器ユニット46、感光体ドラム44に形成されたトナー像を用紙に転写させる転写チャージャ48が配置されている。
装置本体内の下部には、それぞれ装置本体から引出し可能な上段カセット52、下段カセット54が互いに積層状態に配設され、これらのカセットの側方には大容量フィーダ55が設けられ、大容量フィーダ55の上方には、手差しトレイ56を兼ねた給紙カセット57が脱着自在に装着されている。
感光体ドラム44の上流側にはレジストローラ対65が設けられている。レジストローラ対65は、取り出されたコピー用紙の傾きを補正するとともに、感光体ドラム44上のトナー像の先端とコピー用紙の先端とを整合させ、感光体ドラム44の周面の移動速度と同じ速度でコピー用紙を転写ベルトユニット49へ給紙する。
又、装置本体の前面上部には、様々な複写条件並びに複写動作を開始させる複写開始信号などを入力する操作パネル80が設けられている。操作パネル80は、例えば図5に示すように、プリントキー82、パネルCPU83、液晶表示部84によって構成されている。プリントキー82は、コピー開始を指示するものである。液晶表示部84は、原稿枚数やコピー枚数を表示するとともに、複写倍率や編集の表示や種々の操作案内を行うものである。この液晶表示部84には、タッチパネルが設けられている。
(電気的構成)
本発明に係る画像形成装置は、図5に示されるブロック図において、主制御部90内のメインCPU(中央処理ユニット)91と、カラースキャナ部4のスキャナCPU100と、カラープリンタ部6のプリンタCPU110の3つのCPUによる制御部で構成される。メインCPU91は、プリンタCPU110とシリアル通信を行って動作指示を出し、プリンタCPU110は状態ステータスを返すようになっている。又、メインCPU91は、スキャナCPU100とシリアル通信を行って動作指示を出し、スキャナCPU100は状態ステータスをメインCPU91に返すようになっている。
本発明に係る画像形成装置は、図5に示されるブロック図において、主制御部90内のメインCPU(中央処理ユニット)91と、カラースキャナ部4のスキャナCPU100と、カラープリンタ部6のプリンタCPU110の3つのCPUによる制御部で構成される。メインCPU91は、プリンタCPU110とシリアル通信を行って動作指示を出し、プリンタCPU110は状態ステータスを返すようになっている。又、メインCPU91は、スキャナCPU100とシリアル通信を行って動作指示を出し、スキャナCPU100は状態ステータスをメインCPU91に返すようになっている。
操作パネル80は、メインCPU91に接続されている。又、主制御部90は、メインCPU91、ROM92、RAM93、NVM94、画像処理部96、ページメモリ制御部97、ページメモリ98、プリンタコントローラ99及びHDD124によって構成されている。
メインCPU91は、主制御部90の全体を制御するものである。ROM92は、制御プログラムが記憶されている。RAM93は、一時的にデータを記憶するものである。
NVM(持久ランダムアクセスメモリ:nonvolatileRAM)94は、バッテリ(図示しない)にバックアップされた不揮発性のメモリであり、電源を切った時NVM94上のデータを保持するようになっている。
ページメモリ制御部97は、ページメモリ98に画像データを記憶したり、読出したりするものである。ページメモリ98は、複数ページ分の画像データを記憶できる領域を有し、スキャナ部4からの画像データを圧縮したデータを1ページ分ごとに記憶可能に形成されている。プリンタフォントROM121には、プリントデータに対応するフォントデータが記憶されている。
プリンタコントローラ99は、プリンタフォントROM121を含み、パーソナルコンピュータ等の外部機器122からのプリントデータを入力ポート16を介してそのプリントデータに付与されている解像度を示すデータに応じた解像度でプリンタフォントROM121に記憶されているフォントデータを用いて画像データに展開するものである。更に、外部インターフェース123は、外部装置122との各種信号の通信を行うものである。
スキャナ部4は、スキャナ部4の全体を制御するスキャナCPU100、制御プログラム等が記憶されているROM101、データ記憶用のRAM102、CCDセンサ34を駆動するCCDドライバ103、露光ランプ25およびミラー26、30、31等を移動するモータの回転を制御するスキャンナモータドライバ104、CCDセンサ34からのアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路とCCDセンサ34のばらつき、又は、周囲の温度変化などに起因するCCDセンサ34からの出力信号に対するスレッショルドレベルの変動を補正するためのシェーディング補正回路と、シェーディング補正回路からのシェーディング補正されたデジタル信号を一旦記憶するラインメモリからなる画像補正部105によって構成されている。
プリンタ部6は、プリンタ部6の全体を制御するプリンタCPU110、制御プログラム等が記憶されているROM111、データ記憶用のRAM112、半導体レーザによる発光(露光)をオン/オフするレーザドライバ113、レーザユニットのポリゴンモータの回転を制御するポリゴンモータドライバ(モータ制御装置)114、搬送路による用紙の搬送を制御する紙搬送部115、帯電チャージャ45、現像器ユニット46、転写チャージャ48を用いて帯電、現像、転写を行う現像プロセス部116、定着器ユニット60を制御する定着制御部117、およびオプション部118、又、出力ポート13と、入力ポート16と、本発明の実施形態である画像形成装置20によって構成されている。
又、画像処理部96とページメモリ98とは画像データを送受信するべく接続されており、画像補正部105と画像処理部とは、画像データを送受信するべく接続されており、同様に、画像補正部105とカラー印字制御装置20とは、画像データを送受信するべく接続されており、同様に、プリンタコントローラ99と画像処理部96とも、画像データを送受信するべく接続されている。
<画像形成装置の写真原稿の処理>
次に、上述した画像形成装置が、写真印画紙等を複写する場合の動作処理について、以下に、フローチャート等の図面を用いて詳細に説明する。図6は、本発明に係る画像形成装置の操作部のカスタムサイズの表示の一例を示す図、図7は、これの操作部の基礎画面の表示の一例を示す図、図8は、これの操作部のフォトズームの表示の一例を示す図、図9は、これの操作部のカスタムサイズの表示の一例を示す図、図10は、これの操作部の基礎画面の表示の一例を示す図、図11は、これの操作部のフォトズームの表示の一例を示す図、図12は、これの操作部のカスタムサイズの表示の一例を示す図、図13は、本発明に係る画像形成装置が扱う印画紙サイズ名と実サイズ、複写倍率との関係を示す図、図14は、これの写真原稿の複写処理の一例を示すフローチャート、図15は、これの写真原稿の自動サイズ認識を伴なう複写処理の一例を示すフローチャートである。
次に、上述した画像形成装置が、写真印画紙等を複写する場合の動作処理について、以下に、フローチャート等の図面を用いて詳細に説明する。図6は、本発明に係る画像形成装置の操作部のカスタムサイズの表示の一例を示す図、図7は、これの操作部の基礎画面の表示の一例を示す図、図8は、これの操作部のフォトズームの表示の一例を示す図、図9は、これの操作部のカスタムサイズの表示の一例を示す図、図10は、これの操作部の基礎画面の表示の一例を示す図、図11は、これの操作部のフォトズームの表示の一例を示す図、図12は、これの操作部のカスタムサイズの表示の一例を示す図、図13は、本発明に係る画像形成装置が扱う印画紙サイズ名と実サイズ、複写倍率との関係を示す図、図14は、これの写真原稿の複写処理の一例を示すフローチャート、図15は、これの写真原稿の自動サイズ認識を伴なう複写処理の一例を示すフローチャートである。
本発明に係る画像形成装置1の複写処理は、例えば、主制御部90のメインCPU91が、ROM92等に格納する動作プログラムを実行することにより実現するものである。本発明に係る画像形成装置1の操作画面は、操作パネル80の液晶表示部84等に表示されるものであり、その基本画面の一例が、図1に示されている。図1の基本画面M1は、仕向け先が北米向のものである。この基礎画面M1から、ユーザの操作により、PHOTOZOOMボタンB1が選択されれば(S11)、図2の操作画面M2(北米向)を表示する(S12)。
ステップS12において、図2の操作画面M2(北米向)が表示されると、この画面において、ユーザは、AUTOボタンB2を指定することにより、オートモードを選択することができる(S13)。なお、オートモードの選択を行わない場合は、図3に示す操作画面M3となる。
ここで、特に、AUTOボタンB2が選択されなければ、マニュアルモードが選択され、マニュアルで、原稿サイズとして、写真の印画紙のサイズ4種類の内の一つを選択することができ、更に、印刷される記録媒体として、一つの用紙を選ぶことができる(S14)。例えば、原稿に「3インチ×5インチ」、用紙に「LT−R」を設定することができる。
なお、ここで、ユーザは、図2の画面で所望のサイズのボタンがない場合は、「CUSTOM」ボタンB3を選択することで、図6の操作画面M4に遷移し、写真原稿の実サイズを入力することが可能である。
一方、ステップS11のPHOTOZOOMボタンB1の選択に応じて、画像処理部96の画像処理において、画像処理を行う対象は階調性を有する画像であり、印画紙写真モードによる画像処理が自動的に選択されて処理される。又、ここでは、PHOTOZOOMボタンB1の選択の有無に関わらず、スキャナ部4が読み取った原稿画像情報の階調性を、例えば、画像補正部105や画像処理部96において、その濃度分布が写真画像等の階調性を有する画像であると判断すれば、この時点での判断により、画像処理部96の画像処理を、印画紙写真モードによる画像処理を施すものであると決定することも好適である。
次に、ユーザの入力により決定された写真原稿のサイズと、記録媒体である用紙のサイズとに応じて、図13の表に示すデータベース(例えば、RAM93等に格納)に基づき、複写処理の際の拡大率が決定される。ここで、図13の(a)は、3つの仕向けである日本向と北米向と欧州向における、サイズ名と実サイズとの関係を示すデータベースである。図13の(b)は、北米向のサイズ規格における、印画紙サイズと用紙サイズとの間の倍率を示すデータベース、図13の(c)は、欧州向のサイズ規格における、印画紙サイズと用紙サイズとの間の倍率を示すデータベース、図13の(d)は、日本向のサイズ規格における、印画紙サイズと用紙サイズとの間の倍率を示すデータベースである。
ここでは、(b)の北米向けのデータベースにおいて、原稿「3インチ×5インチ」、用紙「LT−R」とすれば、220%の倍率が自動的に決定される(S16)。この倍率は、写真原稿と用紙との間ではアスペクト比が異なることを考慮に含めたものであり、次の、画像情報のセンタリングを行うことで(S17)、用紙のほぼ中央に適当な大きさに拡大された写真画像が画像形成されることとなる。
なお、ここで、用紙中の写真画像の印刷について、ある程度の余白を設ける場合の倍率のデータベースを別に設けることが好適である。これは、余白モードとして、ユーザの選択可能なモードとしておけば、余白モードを選択することで、写真画像が用紙の中央に適度な余白をもった状態で画像形成させることが可能となる。
画像の拡大とセンタリングが行われると、画面の表示能力に余裕がある場合は(S18)、印刷予定の画像情報を操作画面に表示することが好適である(S19)。ここで、ユーザに変更の意思があれば(S20)、再び、図2の操作画面M2等や、更には、図示しない拡大率を直接入力する操作画面において、変更指示を行い、拡大率を変更したり、表示位置を変更したり、用紙を変更することができる(S21)。
このようにして決定した拡大率に応じて、画像処理部96等は、画像を拡大したり、位置を移動したりすることで、印刷のための画像情報を生成する。その後、この画像情報は、プリンタ部6へと供給され、記録媒体である指定された用紙上に画像形成されるものである(S22)。
一方、ステップS13において、AUTOボタンB2が選択されると、図15のオートモードによる処理へと進む。図15の処理は、ステップS31とステップS32以外は、図14の写真原稿の複写処理と同様である。
即ち、印刷媒体である用紙サイズを操作画面M2等で決定すると(S31)、プリスキャン等により、原稿画像の領域識別を行い、スキャナ上の写真原稿のサイズを求めるものである(S32)。ここでは、画像処理部96等で検出された画面濃度分布を検出し、画像の階調性を判断して、原稿が写真原稿であることを検知し、更に、写真画像がどの大きさで存在しているかを判断する。これにより、マニュアルにより、ユーザの操作で指定されなくとも、写真原稿の大きさが自動的に決定される。又、図1の操作画面M1等のPHOTOZOOMボタンB1が選択されたことにより、原稿を写真原稿と判断して、その後の処理を写真原稿の複写処理を行うものと判断することも好適である。ステップS32以降の処理は、図14のステップS15以降の処理と同等であるため、ここでは説明を省略する。
又、ここで、オートモードとマニュアルモードとの選択は、図2の操作画面M2等のAUTOボタンB2により決定してもよいが、操作パネル80で設定するデフォルト設定において、オートモードを選択することも好適である。
以上、詳細に説明したように、本発明に係る画像形成装置においては、写真サイズが日本規格以外の規格の場合、又、サイズを自動検出する場合等にも適応することができる写真原稿を扱う画像形成装置及び画像形成方法を提供するものである。
(その他の仕様)
更に、本発明に係る画像形成装置においては、北米向の操作画面が図1乃至図3及び図5に示されているが、欧州向けの操作画面が図7乃至図9に、日本向けの操作画面が図10乃至図12に示されている。
更に、本発明に係る画像形成装置においては、北米向の操作画面が図1乃至図3及び図5に示されているが、欧州向けの操作画面が図7乃至図9に、日本向けの操作画面が図10乃至図12に示されている。
写真の印画紙のサイズは多種多様であり、各国で標準的なサイズがまちまちであるため、複写機が持っている仕向け情報に応じて、その仕向け(例えば、欧州)に応じた標準的な写真サイズをデフォルトとすることが好適である。しかし、画像形成装置に、複数の仕向け情報を格納しておき、例えば、複数のスイッチを押下した状態で電源投入する等の操作によりサービスモードを呼び出し、サービスモードの画面上から所定のコードを入力することで、日本向を北米向に変更する等の操作により、適宜、仕向けを変更することが好適である。更に、この仕向け変更処理は、電源投入後の操作画面から、デフォルト値の決定を行う画面において行うものであってもよく、これらの例に限定されない。
又、仕向け情報に応じて、標準的な印画紙のサイズだけでなく、図面に示したように、用紙サイズも仕向に応じて、A系列・AB系列・レター系列のように自動的に切り替わるようにすることも好適である。
上記実施形態では、デフォルトで用意する写真印画紙サイズは4種類で、カスタムとして1種類であるが、その地域での標準的な写真原稿サイズをデフォルトで用意しても、ユーザによっては複写機が予め用意しているデフォルトサイズ以外のサイズを主に使用する場合も考えられるため、すべてのボタンがカスタム設定可能なボタンであっても良い。又、ボタンの数もユーザによって増減できるようにしても良い。更に、カスタム設定したボタンに表示する名称もユーザが任意に設定できるようにしても良い。
又、用紙中央に正確に配置するのが困難であったセンタリングに関しても、原稿台上の基準位置に合わせて原稿をセットするだけで、予め記憶している、又はカスタム設定にて記憶させた写真の印画紙サイズと用紙サイズの情報から、複写機が主走査方向と副走査方向のオフセット量を計算して、自動的に用紙中央正確に配置することが好適である。
以上記載した様々な実施形態により、当業者は本発明を実現することができるが、更にこれらの実施形態の様々な変形例を思いつくことが当業者によって容易であり、発明的な能力をもたなくとも様々な実施形態へと適用することが可能である。従って、本発明は、開示された原理と新規な特徴に矛盾しない広範な範囲に及ぶものであり、上述した実施形態に限定されるものではない。
4…スキャナ部、6…プリンタ部、80点操作パネル、90…主制御部、96…画像処理部。
Claims (12)
- 原稿台に置かれた階調原稿の画像を読取る読取部と、
オートモードとマニュアルモードとの一方を選択する選択部と、
前記選択部で前記マニュアルモードが選択された時、ユーザの指示に応じて前記階調原稿のサイズを決定し、前記選択部で前記オートモードが選択された時、前記読取部が読取った前記階調原稿のサイズを自動検出して決定する決定部と、
前記決定部で決定された前記階調原稿のサイズと、ユーザの指示に応じて設定された記録媒体のサイズとに基づいて拡大率を決定し、この拡大率に応じて前記階調原稿の画像を拡大する画像処理部と、
前記画像処理部が処理した画像情報に基づいて前記記録媒体上に画像形成する画像形成部と、を具備することを特徴とする画像形成装置。 - 前記画像処理部は、前記読取部が読取った前記階調原稿の画像の濃度分布から階調画像であると判断すると、前記画像に対して、印画紙写真モードによる画像処理を施すことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記画像処理部は、前記読取部が読取った前記階調原稿の画像の前記記録媒体への画像形成位置に応じて、前記階調原稿と前記記録媒体のアスペクト比を考慮して、センタリングを行い、前記決定した拡大率に応じて拡大処理を行うことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記決定部は、ユーザが入力した数値に応じて、前記階調原稿のサイズを決定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記決定部は、前記階調原稿のサイズの選択肢となる写真サイズとして、仕向地毎に対応している写真サイズの中から少なくとも1つを、ユーザが選択可能に画面上に表示することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記決定部は、前記階調原稿のサイズの選択肢となる写真サイズとして、北米規格の写真サイズである3インチ×5インチ、4インチ×6インチ、5インチ×7インチ、8インチ×12インチの少なくとも一つ、又は、欧州規格の写真サイズである9×13cm、10×15cm、13×18cm、20×30cmの少なくとも一つ、又は、日本規格の写真サイズであるL版、2L版、八つ切、六つ切の少なくとも一つを、ユーザが選択可能に画面上に表示することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 原稿台に置かれた階調原稿の画像を読み取り、
オートモードとマニュアルモードとの一方を選択し、
前記マニュアルモードが選択された時、ユーザの指示に応じて前記階調原稿のサイズを決定し、前記オートモードが選択された時、前記読取部が読取った前記階調原稿のサイズを自動検出して決定し、
前記決定された前記階調原稿のサイズとユーザの指示に応じて設定された記録媒体のサイズとに基づいて拡大率を決定し、この拡大率に応じて前記階調原稿の画像を拡大し、
前記画像処理部が処理した画像情報に基づいて前記記録媒体上に画像形成する、
ことを特徴とする画像形成方法。 - 前記読取った前記階調原稿の画像の濃度分布から階調性を判断して、この画像が階調画像であると判断すると、前記画像に対して印画紙写真モードによる画像処理を施すことを特徴とする請求項7記載の画像形成方法。
- 前記読取部が読取った前記階調原稿の画像の前記記録媒体への画像形成位置に応じて、前記階調原稿と前記記録媒体のアスペクト比を考慮して、センタリングを行い、前記決定した拡大率に応じて拡大処理を行うことを特徴とする請求項7記載の画像形成方法。
- 前記階調原稿のサイズは、ユーザが入力した数値に応じて決定することを特徴とする請求項7記載の画像形成方法。
- 前記階調原稿のサイズの選択肢となる写真サイズとして、仕向地毎に対応している写真サイズの中から少なくとも1つを、ユーザが選択可能に画面上に表示することを特徴とする請求項7記載の画像形成方法。
- 前記階調原稿のサイズの選択肢となる写真サイズとして、北米規格の写真サイズである3インチ×5インチ、4インチ×6インチ、5インチ×7インチ、8インチ×12インチの少なくとも一つ、又は、欧州規格の写真サイズである9×13cm、10×15cm、13×18cm、20×30cmの少なくとも一つ、又は、日本規格の写真サイズであるL版、2L版、八つ切、六つ切の少なくとも一つを、ユーザが選択可能に画面上に表示することを特徴とする請求項7記載の画像形成方法。
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