JP4201757B2 - 画像編集装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原稿上の一部の領域の画像データに対して編集処理を行う画像編集装置に関する。
従来、デジタル型モノクロ/カラー複写機により原稿上の指定された画像領域について色変換、トリミング、反転等の各種画像処理(編集機能)を施して出力する画像編集装置が知られている(第1の従来技術、例えば、特許文献1参照)。
上記編集機能の処理では、まず、原稿上の編集対象部分に直接マーキングを行うことで編集するべきエリアを指定した後に該原稿の読み取りを実行し、そのマーカによってエリア指定された領域を検出し、該検出エリアに限定して「指定範囲削除」「指定範囲抽出コピー」「指定範囲網掛け」「指定範囲カラー変換」「ネガ・ポジ反転」などの編集加工を実行している。エリア指定に利用するマーカペンには、モノクロ複写機においては、原稿の画像濃度より薄く読み取れるマーカペンや、カラー複写機においては、原稿の画像色と異なる色情報を有するカラーマーカペンや、原稿の画像反射率と異なる情報を有する蛍光マーカペンなどが多く用いられている。
また、原稿に直接のマーキングをせずに、原稿の画像データと方眼枠データ等の補助情報とを合成した画像データを仮出力紙として出力し、その仮出力紙にマーキングを行い、そのマーキング情報を読み取り、先に読み取った画像データに編集加工を行うような手法が報告されている(第1の従来技術、例えば、特許文献2参照)。
特開平5−344314号公報 特開平7−74927号公報
しかしながら、上記第1の従来技術の方法では、原稿上に直接マーキングする必要があるため、原稿を汚してしまうという問題点があった。そのため、保存しておきたい原稿の場合には、別にコピーを取っておく必要があり、無駄な作業、書類の増加等の原稿管理において問題があった。
また、原稿上には画像とマーカ部分が混在するため、画像データ中からそのマーカ部分を検出するエリア指定検出手段が新規に必要となり、処理回路の負担が生じる。さらには、原稿上に直接マーキングする必要があるため、画像データとマーカ部分のデータが混在し、編集目的以外で書かれたマーカ部分でも編集対象エリアとして判断してしまい、必要外の編集を行ってしまう場合なども考えられるなどの問題点もあった。
さらには、原稿の画像データ情報と選択するマーカペンに制約があるため、編集加工ができる原稿が限定されるという問題点があった。
一方、第2の従来技術では、一度、仮出力紙を出力する必要があるため、トナー消費量が増大してしまうという問題点があった。また、画像編集加工を行うために、仮出力紙として出力する処理、仮出力紙にマーキングを行う処理、マーキングされた仮出力紙を再読込みする処理など、処理時間の長期化という問題点があった。また、マーキングされた仮出力紙を再読込みする際に、利用者が誤って原稿をセットした場合には、処理をやり直す必要があるなどの問題があった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、編集対象の原稿画像に対して直接マーキングせずに編集範囲を容易に指定でき、かつ処理時間の短縮化を図り、トナー消費量の抑制、利用者による誤セットによるミスプリントの減少などを可能とする画像編集装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の要旨は、原稿の編集対象画像である第1の画像が形成された第1面を読み取る第1の画像読取手段と、前記第1面の裏面の、第2の画像の形成された第2面を読み取る第2の画像読取手段と、前記第1、第2面の画像から第1、第2の画像データを生成する画像処理手段と、前記第2の画像データに基づき、前記第1の画像データを編集する編集処理手段と、を備える画像編集装置であって、前記編集処理手段は、前記第2面における前記第2の画像の位置から前記第1の画像の内の編集領域に関する編集位置情報を獲得することを特徴とする。
本発明の第2の要旨は、前記第2の画像は、編集内容毎に異なる画像であり、前記編集処理手段は、前記第2の画像から前記第1の画像の編集内容を獲得することを特徴とする要旨1に記載の画像編集装置である。
本発明の第3の要旨は、前記第1の画像を編集する編集内容を入力する入力手段を有し、前記編集処理手段は、前記第2の画像データと前記編集内容に基づき、前記第1の画像データを編集することを特徴とする要旨1に記載の画像編集装置である。
本発明の第4の要旨は、前記第2の画像は、前記編集領域の裏面側に形成されていることを特徴とする要旨1乃至3のいずれかに記載の画像編集装置である。
本発明の第5の要旨は、前記第2の画像は、前記編集領域の中心位置を示す情報であることを特徴とする要旨1乃至4のいずれかに記載の画像編集装置である。
本発明の第6の要旨は、前記第2の画像は、前記編集領域の中心位置上に形成されていることを特徴とする要旨4に記載の画像編集装置である。
本発明の第7の要旨は、画像データを記憶する記憶手段を備えており、前記第1の画像が前記第2の画像よりも先に読み取られる場合には、前記第1の画像データを前記記憶手段に記憶することを特徴とする要旨1乃至6のいずれかに記載の画像編集装置である。
本発明の第8の要旨は、前記第2の画像が前記第1の画像よりも先に読み取られる場合には、前記画像処理手段で生成された前記第1の画像データを読取手段に記憶せずに前記編集処理手段にて編集することを特徴とする要旨1乃至7のいずれかに記載の画像編集装置である。
本発明の第9の要旨は、前記第2の画像が前記第1の画像よりも先に読み取られる場合には、前記画像読取手段は該第1の画像の一部のみの読み取りを行うことを特徴とする要旨1乃至8のいずれかに記載の画像編集装置である。
本発明の第10の要旨は、前記画像読取手段は、前記第1面の読取時と前記第2面の読取時で読み取り解像度が異なることを特徴とする要旨1乃至9のいずれかに記載の画像編集装置である。
第1の要旨によれば、編集処理手段は、編集画像を形成した裏面側に形成された第2の画像を読み込むことで、編集する第1の画像の内の編集位置を特定できる。従って、編集する原稿面に対して直接マーキングする必要が無くなり、原稿の汚れを防止できる。また、編集する原稿画像の複写を取る必要も無いので、トナー消費量の抑制を図り、寿命の低下を防止できる。
第2の要旨によれば、編集処理手段は、編集画像を形成した裏面側に形成された第2の画像を読み込むことで、編集する第1の画像の内の編集位置と編集内容を決定でき、ユーザーの編集処理を効率化できる。
第3の要旨によれば、編集内容を入力手段より入力する構成とすることで、細かな編集内容を規定できる。
第4の要旨によれば、ユーザーは簡単に編集領域の設定ができる。
第5の要旨によれば、第2の画像を編集領域の基準となる中心位置の情報とすることで、第2の画像より第1の画像の画像編集領域の中心位置を特定できる。従って、第1の画像の画像編集領域の特定が容易となる。
第6の要旨によれば、第2の画像を編集領域の基準となる中心位置上に形成することで、第2の画像より第1の画像の画像編集領域の中心位置を特定できる。従って、第1の画像の画像編集領域の特定が容易となる。
第7の要旨によれば、記憶手段に記憶した第1の画像データを編集処理手段が編集するため、あらゆる画像編集機能を実現できる。また、第2の画像を後から読み取っている途中で不具合が発生しても、リカバリー処理が円滑に行えて、トータルの処理時間を短縮できる。
第8の要旨によれば、第1の画像データを記憶手段に記憶せずに画像編集機能を実現するため、処理時間を短縮できる。また、画像データを記憶するのに必要な記憶領域を他の処理用に利用することが可能となり、機器性能が向上する。
第9の要旨は、前記第2の画像を先に読み取ることで、編集機能(編集内容)や編集位置を特定できるため、その編集内容に使用する第1の画像のみを読み取れば編集処理手段は編集処理を実行できる。従って、読み取りをユーザーが所望する画像編集機能に必要十分な領域のみを読み取ることにより、画像編集機能を実現するための処理時間を短縮できる。また、読取手段を効率良く使用できるため、マシン寿命の低下を防止できる。
第10の要旨は、第2の画像は第1の画像の編集内容や編集位置を特定するための簡単なマーク等であり、複写等の対象でもないので、その読み取り時には解像度を上記特定可能な範囲まで下げることができる。従って、第1面の読取解像度に比較して第2面の読取解像度を下げることができ、第2面の読取時間を短縮できる。よって、その後の画像編集機能を実現するための処理時間を短縮できる。また、画像読取手段を効率良く使用できるため、マシン寿命の低下を防止できる。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。尚、以下の実施の形態及び実施例は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像編集装置としてのデジタル(カラー)複合機1の概略縦断面図である。図1は、特に、デジタル複合機1の原稿画像の読み込み処理を実行する第1、第2画像読取装置3,4とシート上へ画像形成処理を実行する画像形成装置5とを示しており、始めに第1、第2画像読取装置3,4と画像形成装置5について説明する。
<第1画像読取装置3>
第1画像読取装置3は、図1の上方よりシート給送部3aと光学系3bとを備えて構成されており、複写機やファクシミリ装置のスキャナ装置として用いられ、原稿の片面(表面:編集画像形成面)を読み取りを可能とする構成である。以下、詳細に説明する。
<シート給送部3a>
シート給送部3aは、デジタル複合機1の奥側(図1の紙面奥側)にて、光学系3bとの間に設けられたヒンジ(図示せず)を回動支点として、上方に回動するようになっている。これにより、第1画像読取装置3では、紙面手前側から、原稿台b1の上面を開放できるようになっており、搬送できないブック物の原稿等を原稿台にセットできるようになっている。
シート給送部3aは、自動的に原稿を光学系3bの読み取り部に搬送、排出するものであり、原稿載置用の原稿トレイ(シート載置部)a1と、原稿トレイa1上の原稿の有無を検知する原稿検出器a2と、原稿トレイa1上の原稿を1枚ずつ取り込むピックアップローラa3と、1枚の原稿(シート)だけを搬送するために対向する給紙ローラa4と分離ローラa5と、搬送方向を略180度(180度含む)変える湾曲搬送路a6と、画像の読み取りタイミングに合わせて原稿台b1上に向けて原稿を搬送レジストローラa8と、搬送レジストローラ3a8よりも原稿搬送方向上流側には設けてレジストローラa7による搬送原稿の有無を検知する原稿搬送タイミング検出器a7と、前記原稿台b1上の原稿を搬送するための原稿搬送手段(ベルト)a9と、読み取り後の原稿を収容するシート排出部a10と、を有している。
前記湾曲搬送路a6は、あらゆる種類の原稿の安定供給をメーカーが保証できる曲率となっており、読み取り可能な原稿の内、最も厚い、すなわち最も腰のある原稿を円滑に搬送できる曲率となっている。
原稿搬送手段a9はベルトに限らず、原稿を搬送可能なものであればよく、例えばローラであってもよい。
原稿トレイa1上に載置された原稿(1枚又は積層状態)は、原稿検出器a2で検出されると共にピックアップローラa3により1枚ずつ取り込まれ、給紙ローラa4と分離ローラa5により1枚の原稿(シート)だけが湾曲搬送路a6に送り込まれ、画像を読み取るタイミングに合わせてレジストローラa8より原稿台b1上に向けて原稿が搬送される。
レジストローラa8からの原稿は、原稿搬送手段a9により読み取り位置まで搬送、載置され、表面(第1面)の画像の読み取り終了後、原稿搬送手段a9によりシート排出部a10に送り出される。
<光学系3b>
光学系3bは、原稿を載置する原稿台(プラテンガラス)b1と、原稿台b1を介して原稿を照射し、且つ、その原稿からの反射光を受光する光源ユニットb2と、該反射光を受光、電気信号に変換するCCD読取りユニットb3と、該光源ユニットb2から読み取りユニットb3まで反射光を導くミラーユニットb4と、光源ユニットb2の位置を検出するための光源ユニット検出器b5と、を有している。
光源ユニットb2は、光源c1と、その光源c1からの読み取り用の照明光を前記原稿台b1上の所定の読み取り位置に集光するミラーc2と、原稿からの反射光のみを通過させるスリットc3と、前記スリットc3を通過した光の光路を90°変更するミラーc4とを備えている。
CCD読取りユニットb3は、読み取り手段であるCCD(Charge Coupled Device)であり、結像レンズd1およびCCDイメージセンサd2などを備えて構成される。
前記ミラーユニットb4は、前記光源ユニットb2からの光の光路を180度変更する一対のミラーe1,e2を備えて構成されている。前記光源ユニットb2の速度をVとすると、ミラーユニットb4はV/2の速度で、矢符A方向(副走査方向)に変位してゆくことによって、原稿画像を読み取ることができる。
光学系3bは、原稿台(プラテンガラス)b1上に載置され、平面支持された原稿の画像を、光源ユニットb2およびミラーユニットb4によって、固定位置に設けられた前記CCD読取りユニットb3に結像し、読み取りを行う。
第1画像読取装置3では原稿が原稿台b1上に載置され、停止した状態でその画像を読み取る原稿固定モードと、原稿を搬送しながらその画像を読み取る原稿搬送モードとを有している。
原稿固定モードでは、光源ユニットb1は、図1中の読み取り開始位置Pos1の位置からPos2の位置の方向に、図1に図示しない原稿サイズ検出器等で検出されたサイズに応じて所定距離だけ移動しつつ、光源c1やCCDd2を駆動し、原稿の表面(下側)の画像を読み取る。上記光源ユニットb1の移動に伴ってミラーユニットb4も副走査方向Aに移動する。上記光源ユニットb1、ミラーユニットb4の移動は、ステッピングモータ等の図示しない走査モータによって行っている。また、光源ユニットb1の開始位置Pos1の特定は光源ユニット検出器b5よって検出される。
一方、原稿搬送モードの場合は、図示しない前記走査モータを停止させた状態で光源c1やCCDd2を駆動させた状態で原稿を一定の速度で搬送させながら画像の読み取りを行う。すなわち、光源ユニットb1を図1のPos1の位置で停止させ、原稿を搬送させながら読み取りを行う。
尚、光学系3bとしては原稿の画像を読み取れる構成であればよく、上記構成に限定するものではない。例えば、CCD読取りユニット3bは、少なくともCCDイメージセンサd2、結像レンズd1および光源c1を一つのユニットに構成した縮小読取光学系または等倍読取光学系のユニットを所定速度Vで走査させる構造でもよい。
<第2画像読取装置4>
第2画像読取装置4は、上記シート給送部3aと光学系3cを備えて構成されており、複写機やファクシミリ装置のスキャナ装置として用いられ、原稿の片面の画像の読み取りを可能とする構成である。以下、詳細に説明する。尚、シート給送部3aは上記第1画像読取装置3と共通のものを使用しているので説明は省略する。
<光学系3c>
光学系3cは、前記光学系3bが読み取る原稿の裏面側を読み取るための光学系である。本実施の形態では、原稿を原稿トレイa1からシート排出部a10までの原稿搬送路を係る原稿搬送方向に沿って搬送する間に、原稿を該原稿搬送方向と逆方向に搬送することなしに両面画像の読み取り可能とするために、光学系3cの該原稿搬送路に対する照射光の向きは光学系3bの該原稿搬送路に対する照射光の向きが反対方向としている。
光学系3cは、上記条件を満たすために前記シート給送部3a内に設けられている。そして、前記シート給送部3a内の狭い取り付けスペース内に取り付けることを考慮して等倍読取光学系を用いており、露光ランプ(LEDアレイ、蛍光灯等)、画素毎に、原稿反射光を集光するセルフォックレンズアレイ、及びセルフォックアレイを通じて受光した原稿の反射光を光電変換してアナログの画像信号を出力する密着イメージセンサ(CIS;Contact Image Sensor)を用いているが、光学系3bと同様に縮小読取光学系を用いてもよい。
光学系3cは、光学系3bの読み取り開始位置Pos1の位置に近い、シート搬送上流側に設けているがそれに限定するものではない。本実施形態では、光学系3cは原稿の編集画像の形成された表面の裏面(第2面)側を読み取る構成としているが、それに限定するものではない。ただし、本実施形態の構成に示すように、表面の画像読み取りに先駆けて裏面(第2面)側の画像読み取りを開始することで、後述するように表面の画像の不要な読み取りを省略できる場合があり、処理時間を短縮できる。
上記構成により、原稿を原稿トレイa1からシート排出部a10まで搬送する間に、第1、第2画像読取装置3,4(シート給送部3a、光学系3b、3c)により原稿を読み取ることで両面画像の読み取りが可能となる。
<画像形成装置5>
前記光学系3b、3cにて読み取られた画像データは、所定の画像処理、編集処理が施された後に画像形成装置5に入力され、トナーを用いてシート上に複写、再現され、排出される。尚、画像データの画像処理や編集処理をかかる画像形成装置5内で行っても良く、また、光学系3bにて読み取られた画像データや、所定の画像処理や編集処理を行った画像データをメモリに一旦記憶し、出力指示に応じてメモリ内の画像を読出する構造とできることはいうまでもない。
画像形成装置5は、その装置内部の制御を司る制御部5aと、画像データに基づいてレーザを照射する光書込み装置であるレーザ書込みユニット5bと、該レーザを照射される感光体ドラム5cと、該感光体ドラム5cを所定の電位に帯電させる帯電器5d、感光体ドラム5c上に形成された静電潜像にトナーを供給してカラーの顕像化する複数個の現像器5e(図面では1つのみ記載)、感光体ドラム5c表面に形成されたトナー像をシートに転写する転写器(転写チャージャ等)5f、感光体ドラム5c表面を除電する除電器(除電チャージャ等)5g、余分なトナーを回収するクリーニング器5gと、を備えている。帯電器5d、現像器5e、転写器5f、除電器5g及びクリーニング器5hは、感光体ドラム5cの周囲に係るドラム5cの回転方向に従って前記記載の順番に配置されている(図1参照)。
レーザ書込みユニット5bは、メモリから読出した画像データ、または外部の装置から転送されてきた画像データに応じてレーザ光を出射する半導体レーザ光源、レーザ光を等角速度偏向するポリゴンミラー、等角速度で偏向されたレーザ光が感光体ドラム5c上において等角速度で偏向されるように補正するf−θレンズなどをから構成されている。なお、本実施例では、書込み装置としてレーザ書込みユニットを用いているが、LEDやEL等の発光素子アレイを用いた固体走査型の光書込みヘッドユニットを用いてもよい。
また、画像形成装置5は、感光体ドラム5cから分離された画像が転写されたシートに対してトナー画像をシートに定着させる定着ユニット5iを備えている。定着ユニット5iは、一対のローラからなり、該ローラ内に熱源を設け、該一対のローラ間をシートが通過する間にトナー画像とシートに熱を付与することで定着を行う。
さらに、画像形成装置5は、定着ユニット5iの排出側に、シートの裏面に再度画像を形成するためにシートの前後を反転させるスイッチバック路5j、排紙ローラ5k、画像が形成(定着)されたシートに対してステープル処理等を行うとともに昇降トレイを有する後処理装置5lを備えている。
画像形成装置5の給紙部は、上記転写器5f、除電器5gの下方に配設されており、本体に備えられた手差トレイ5m,両面ユニット5n,用紙トレイ5oと多段給紙部5pに備えられた給紙トレイ5p1,5p2で構成されている。また、これらのトレイ5m,5o,5p1,5p2から給紙したシートを転写器5fが配置された転写位置へと搬送する搬送手段5qを備えている。両面ユニット5nは、シートを反転させるスイッチバック路5jに通じており、シートの両面に画像形成を行う時に用いられる。なお両面ユニット5nは通常の用紙カセットと交換可能な構成となっており、両面ユニット5nを通常の用紙カセットに置き換えた構成とすることも可能となっている。
上記構成により、トレイ5m,5o,5p1,5p2のいずれかよい給紙されたシートは転写器5fが配置された転写位置へと搬送され、該転写位置にて該感光体ドラム5c上に形成されたトナー画像が該搬送されたシート上に転写され、定着ユニット5iにてトナー画像がシート上に定着された後に、必要に応じてスイッチバック路5jと両面ユニット5nを経て排紙ローラ5kにて後処理装置5lへと導かれ、ここで所定の後処理が施された後、排出される。
また、図示していないがシートを数千枚収納可能な大容量給紙トレイを装着することもできる。
尚、画像形成装置5の構成ではトナーを用いて用紙上に複写を行う場合を説明したが、本願発明を適用できる画像形成装置はシート上に画像を形成できる装置であればよく、上記構成に限定するものではなく、例えば、インク等を用いてシート上に複写を行う構成、装置であっても良い。
上記デジタル複合機1ではカラー複写機について説明したが、モノクロ複写機であってもよいことはいうまでもない。
<編集方法>
本実施の形態では、編集を希望する原稿の編集対象面(第1面)の裏面(第2面)に、該編集対象面の内で編集を行うべき編集エリア(編集範囲)に関する編集位置情報を示す。係る構成とすることで、原稿の編集対象面には編集のための書き込みがなされないために、編集対象面を汚すなどの問題を解決でき、且つ、編集対象面のコピーを撮るなどの余計な処理、不要なコピーの発生を抑制できる。特に、原稿の裏面側に編集エリアの指定に用いるマーク以外の画像を形成しない構成とすることで、該マークと原稿画像とを区別する処理が必要なくなり、編集処理のミスなども防げる。
前記裏面に付与する編集エリアに関する編集位置情報に用いるマーク方法は、編集エリア全体を実線や破線等によりマークする場合と、該編集エリアの中心位置等一部の基準位置をマークする方法がある。
編集エリア中の基準位置をマークする場合としては、編集エリアの中心位置のみをマークする場合や、2点指定、4点指定などを利用しても良い。以下、編集エリアの中心位置のみをマークする場合について説明する。
図6(1)はマーキング画像Mを付した裏面(第2面)を示し、(2)はマーキング画像Mの拡大図であり、(3)は編集対象面の編集前後を示している。
編集エリアの指定方法は、図6に示すように原稿Dの裏面Dbのうち、編集対象面Daの編集エリア(編集領域)EAの中心点(XM,YM)(編集位置情報:基準位置)の裏面位置(Xm,Ym)(編集位置情報:基準位置)に所定マーキング画像Mを付与しておき、操作パネル部7を介して中心点(XM,YM)(又は(Xm,Ym))を中心とした編集エリアEAの指定型、走査方向(X,Y)に関する大きさ(RX,RY)を入力することで行われる。以下、上記編集処理を実行する構成、処理内容について具体的に説明する。
<デジタル複合機1>
図2は、本発明の実施の形態に係る画像編集装置としてのデジタル複合機1の概略ブロック図である。本実施形態では編集対象面Daを読み取る画像装置を予め特定(設定)しても、特定しなくてもよい。そこで、始めに編集対象面Daを読み取る専用画像読取装置を予め特定した場合を図3、図4を参照しつつ説明し、次に、編集対象面Daを読み取る専用画像読取装置を特定しない場合を図3、図5を参照して説明する。
デジタル複合機1は、その全体を制御する制御部2と、前記第1、第2画像読取装置3,4と、該第1、第2画像読取装置3、4と制御部2との間に設けた画像読取インタフェース3A、4Aと画像読取制御部3B,4Bと、前記画像形成装置5と、該画像形成装置5と制御部2との間に設けた画像出力インタフェース5Aと画像出力制御部5Bと、操作パネル部7と、該操作パネル部7と制御部2との間に設けたパネルインタフェース7Aとパネル制御部7Bと、画像処理部9と、画像エリア検出部11と、画像編集部13と、画像記録部15と、を有している。
<専用画像読取装置を特定する場合>
画像読取制御部3B,4Bは、制御部2からの制御信号に基づき、画像読取インタフェース3A,4Aを介して第1、第2画像読取装置3,4(図1,2)から編集対象原稿Dの両面Da,Db(図5)の画像読取データを取得できる(図3のステップS1)。
パネル制御部7Bは、操作パネル部7から画像編集条件(編集内容)をパネルインタフェース7Aを介して受け取り、制御部2に送信し、また、制御部2からの指令に基づきユーザーへの報知情報を操作パネル部7に表示させる。また、操作パネル部7は、編集対象面Daの専用画像読取装置を第1画像読取装置3と設定するのに用いられる。
画像編集条件は、ユーザーが操作パネル部7を通じて入力する。画像編集条件は、編集内容、例えば、指定範囲削除、指定範囲抽出コピー、指定範囲網掛け、指定範囲カラー変換、指定範囲ネガ・ポジ変換、指定範囲拡大/縮小などを指定するためのエリア指定モード、または、編集を行わないことを示すエリア指定無しモードである。編集(エリア指定)モードでは、エリア指定の型、長さ、倍率を指定でき、詳細については後述する。尚、操作パネル部7は、外付け装置による指定も可能である。
画像処理部9は、第1、第2画像読取装置3、4から入力された編集対象面Da、裏面Dbの各画像データに画像処理を施し、デジタルの画像データに変換する(図3のステップS2、S5)。編集対象面Daの画像データは、画像記憶部15に記憶される(図3のステップS3)。一方、裏面Dbの画像データは画像記憶部15に記憶されずにエリア検出部11でのエリア検出処理がなされる(ステップ7)。
画像記憶部15は、SDRAM、DIMM、SRAM、ハードディスクなどが使用でき、特に限定するものではない。
エリア検出部11は、第2画像読取装置4から入力された裏面Dbの画像データからマーキング画像Mの有無判断を行う。マーキング画像Mがある場合には、マーキング画像Mの原稿読取り開始位置である裏面Dbの(Xo,Yo)に対する中心位置(基準位置)(Xm,Ym)を検出する。係る中心位置(Xm,Ym)の裏面側が編集対象面Daの編集エリアEAの基準となる。エリア検出部11は、中心位置(Xm,Ym)に基づき、編集対象面Daの原稿読取り開始位置(XO,YO)に対する編集エリアEAの中心位置(基準位置)(XM,YM)および編集領域EAを決定する(図3のステップS7)。尚、光学系3bが原稿搬送モードの場合には(XM,YM)=(Xm,Ym)となるが、光学系3bが原稿固定モードの場合、光学系3bによる表面の原稿読み取りと光学系3cによる裏面の原稿読み取りでは、読み取り開始位置が副走査方向に関して反転するため、原稿Dの副走査方向の長さをDYとする(XM,YM)=(Xm,DY−Ym)の関係となるが、読み取り位置の変更等により、(XM,YM)=(Xm,Ym)とすることもできる。
一方、画像記憶部15に記憶された編集対象面Daの画像データは、前記エリア検出処理は行われずに、画像編集部13の画像編集処理に用いられる。
画像編集部13は、ユーザーにより設定された前記画像編集条件とエリア検出部11で得られた結果により、画像記憶部15に記憶された編集対象面Daの画像データに対して、画像編集処理を施し、出力データ(印字データ)を作成する(図3のステップS8)。
画像出力制御部5Bは、画像出力インタフェース5Aを介して画像形成装置5(図1,2)へ出力データ(印字データ)を送り、画像形成装置5により編集画像を出力する(図3のステップS9)。画像形成装置5はコピー出力装置として説明したが、スキャナ出力装置、FAXなどでもよい。従って、画像形成装置の編集画像の出力形式としては、シート上に形成する場合に限定されず、表示装置に表示したり、送信回線(有線、無線を含む)を通じて転送する等も含む。
図4のフローチャートに従って、より詳細に原稿の編集を行うエリア指定モード(編集モード)が指示された場合における原稿編集処理の処理過程を説明する。
まず、画像読取制御部3B、4Bは、原稿検出器a2(図1)の検出出力に基づいて、原稿が原稿トレイa1(図1)に載置されるのを待機している(ステップS11で「No」)。そして、原稿が原稿トレイa1(図1)に載置されると(ステップS11で「Yes」)、画像読取制御部3B,4Bは、原稿Dの読取準備を開始する。
次に、予めユーザーにより操作パネル部7で設定された指定型、指定長、指定倍率、エリア指定モードなどの画像編集条件を取得する(ステップS12)。エリア指定モードには、指定範囲の削除、指定範囲のみを抽出してコピー、指定範囲を網掛け、指定範囲のカラー変換、指定範囲の表示をネガ・ポジ変換、指定範囲の拡大、指定範囲の縮小、或はエリア指定無しの8つの選択肢がある。
次に、画像読取制御部3B,4Bは、原稿Dの読取開始の指示を待ち(ステップS13で「No」)、スタートキー(図示せず)の押下により原稿Dの読取開始が指示されると(ステップS13で「Yes」)、原稿Dの読取処理を開始する。
原稿Dは、図6に示すように、予め、編集対象面Daの編集エリアEAの中心点(XM,YM)の裏面側部分(基準位置)(Xm,Ym)にマーカペンでマーキング画像Mを付加することが前提となる。マーカペンの種類は特定しない。
本実施形態では、第2画像読取装置4が第1画像読取装置3よりも原稿搬送方向上流側に位置してあるので、第2画像読取装置4の裏面Dbの読み取りが第1画像読取装置3による編集対象面Daよりも先行して読み取りが実行される(ステップS14、15)。
第2画像読取装置4と第1画像読取装置3の画像データは画像処理部9にて画像処理を施した後、画像記憶部15に記憶される(ステップS16)。
一方、裏面Dbの画像データは、読み取りと並行してエリア検出部11にてマーキング画像Mの中心位置(基準位置)(Xm,Ym)の認識が行われる(ステップS17)。
マーキング画像Mの中心位置(基準位置)(Xm,Ym)が認識された場合(ステップS17で「Yes」)、裏面Dbの読み取りを停止し(ステップS18)、該マーキング画像Mと画像編集条件により、画像記憶部15に記憶された編集対象面Daの画像データの編集を開始する。
画像編集条件(編集モード)が編集対象面Daの全体の読み取りの完了を必要とする場合には、編集対象面Da全体の読み取り終了後にその編集が開始されるが、編集モードが編集対象面Daの一部分を編集する場合であって既に画像記憶部15に記憶されている場合には、編集対象面Daの読み取りを途中で終了し、画像データの編集に移り、編集した画像を画像記憶部15に記憶し(ステップS19)、該画像記憶部15に記憶された編集後の画像データは、画像出力制御部5Bより画像形成装置5へ出力データ(印字データ)として出力される(ステップS20)。
一方、マーキング画像Mが認識されない場合(ステップS17で「No」で)には、裏面Db全面の読み取りが完了した否かが判断され(ステップS18)、完了していなければ読み取りの継続とともにマーキング画像Mの認識を繰り返す(ステップS17、18)。
裏面Db全面の読み取りが完了してもマーキング画像Mが認識されない場合(ステップS21で「Yes」で)には、編集モードを中断し、例えば操作パネル7に設けた図示しない表示部にマーキング画像Mが認識不能等の警告を表示する(ステップS22)。
上記のように、予め、いずれの面から読み込みを行うかの順番を操作パネル部7にて設定しておくことで、編集対象面Daとマーキング画像Mを付した裏面Dbの認識処理を効率的にでき、編集対象面Daの削除されるべき画像や裏面Dbのマーキング画像M以降等の不要な画像の読み取りを無くすことができ、また、記憶手段への不要な格納を省略することができ、制御部17等の画像処理の負担の軽減、処理の高速化、効率化を実現できる。
また、裏面Dbの読み取りを編集対象面Daの読み取りよりも先行させることで、マーキング画像Mを早めに検出でき、更に、編集対象面Daの不要な画像の読み取りを無くすことができ、画像処理手順の高速化、効率化を実現できる。
次に、編集対象面Daを読み取る専用画像読取装置を特定しない場合を図3、図5を参照して説明する。尚、前記図3,4と同一構成には同一符号を付してその説明を省略し、図3,4との相違点を中心に説明する。
<専用画像読取装置を特定しない場合>
専用画像読取装置を特定しない場合には、編集対象面Daを第1、第2画像読取装置3,4の何れが読み取るのかが不明なために、第1、第2画像読取装置3,4から読み取られ両画像データが画像記憶部15に記憶され(図3のステップS3、S6)、且つ、エリア検出部11にてマーキング画像Mの有無判断がなされ、中心位置(基準位置)(Xm,Ym)、編集エリアEAの中心位置(基準位置)(XM,YM)および編集領域EAが決定される(図3のステップS4,S7)。
画像編集部13は、ユーザーにより設定された前記画像編集条件とエリア検出部11で得られた結果により、画像記憶部15に記憶された編集対象面Daの画像データに対して、画像編集処理を施し、出力データ(印字データ)を作成する(図3のステップS8)。
画像出力制御部5Bは、画像出力インタフェース5Aを介して画像形成装置5(図1,2)へ出力データ(印字データ)を送り、画像形成装置5により編集画像を出力する(図3のステップS9)。
図5を参照しつつ、編集対象面Daの専用画像読取装置を設定しない場合の原稿編集を説明する。尚、図4と同一ステップには同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
ステップS10からステップS15までは上記図4と共通する。そして、図4の場合には、編集対象面Daの画像データについてのみ画像処理部9にて画像処理を施した後、画像記憶部15に記憶していたが(図4のステップS16)、図5の場合には第1、第2画像読取装置3、4の双方の読み取った画像データを画像処理部9にて画像処理を施した後、画像記憶部15に記憶する(ステップS16a,S16b)。
そして、第1、第2画像読取装置3、4の両読取画像データは、前記画像記憶部15に記憶するのと並行してエリア検出部11にてマーキング画像Mの基準位置の認識が行われ(ステップS17a)、その基準位置が認識された場合には第1面が編集対象面Daか否かが判断される(ステップS17b)。
ステップS17bにて第1面が編集対象面Daと判断された場合には、第2画像読取装置4による裏面Dbの読み取り及び画像記憶部15への記憶を停止する(ステップS18a)。そして、マーキング画像Mと画像編集条件により、画像記憶部15に記憶された編集対象面Daの画像データの編集を開始し、編集した画像を画像記憶部15に記憶し(ステップS19)、該画像記憶部15に記憶された編集後の画像データは、画像出力制御部5Bより画像形成装置5へ出力データ(印字データ)として出力される(ステップS20)。
ステップS17bにて第2面が編集対象面Daと判断された場合には、第1画像読取装置3による裏面Dbの読み取り及び画像記憶部15への記憶を停止する(ステップS18b)。そして、マーキング画像Mと画像編集条件により、画像記憶部15に記憶された編集対象面Daの画像データの編集を開始し、編集した画像を画像記憶部15に記憶し(ステップS19)、該画像記憶部15に記憶された編集後の画像データは、画像出力制御部5Bより画像形成装置5へ出力データ(印字データ)として出力される(ステップS20)。
一方、マーキング画像Mの基準位置が認識されない場合(ステップS17aで「No」で)には、両面の読み取りが完了した否かが判断され(ステップS21a)、完了していなければ読み取りの継続とともにマーキング画像Mの認識を繰り返す(ステップS17a)。
両面の読み取りが完了してもマーキング画像Mが認識されない場合(ステップS21aで「Yes」で)には、編集モードを中断し、例えば操作パネル7に設けた図示しない表示部にマーキング画像Mが認識不能等の警告を表示する(ステップS22)。
<エリア検出処理>
図6は、エリア検出処理を模式的に表した図であり、編集モードの一例を示している。図7は、基準位置の認定処理におけるエリア検出処理過程(図4、5、ステップS17、S17a)のフローチャートである。図8は、エリア検出処理過程のうち、マーキング画像の中心位置を算出する処理過程(図7、ステップS42)を詳細に説明したフローチャートである。図9は、エリア検出処理過程のうち、編集対象面の画像データの画像編集条件を調整する処理過程(図7、ステップS44)を詳細に説明したフローチャートである。
<マーキング画像の中心位置算出>
まず、マーキング画像Mの原稿読取開始位置(Xo、Yo)および編集対象面Daの画像データの原稿読取開始位置(XO、YO)を図示しない記憶部に記憶する(ステップS41)。
次に、マーキング画像Mの中心位置を算出する(ステップS42)。
マーキング画像Mの有無を判断し、マーキング画像Mの中心点(Xm,Ym)を算出する一例を図6に示す。算出手段としては、主走査方向Xのデータを検知し、その主走査方向Xの連続データをカウント(Xcnt)し、カウント値Xcntがある閾値以上を満足するラインをマーカラインとし、このマーカラインを副走査方向に関してカウント(Ycnt)する。
主走査方向Xに関するマーキング検知データの平均画素位置Xm、および副走査方向Yに関するマーカカウントライン平均値Ymをマーキング画像Mの中心点(Xm,Ym)とする。
ただし、本算出手段は一例であり、マーキング画像Mの形状、サイズは限定するものではない。また、マーキング画像Mの検知手段としては、濃度・輝度を利用しても良い。また、本実施形態によれば、編集エリアの検出にマーキング画像Mの中心点を利用したが、これに限定するものではなく、前記したように2点指定、4点指定などを利用しても良い。
マーキング画像の中心位置を算出する処理手順について、図6、8を参照しつつ説明する。
まず、主走査方向エリア画素カウンタ(Xcnt)、副走査方向エリアラインカウンタ(Ycnt)を初期化し(ステップS51)、マーキング画像Mが付加されている原稿面Dbの1ライン分を読取開始する(ステップS52)。主走査方向エリア開始位置座標(Xs)についても初期化する(ステップS53)。
次に、マーキング画像Mがあるか否かを判断し(ステップS54)、マーキング画像Mがある場合は(ステップS54で「Yes」)、主走査方向エリア画素カウンタ(Xcnt)を1カウントだけ加算する(ステップS55)。最初にマーキング画像Mを検知した場合のみ(ステップS56で「Yes」)、主走査方向エリア開始位置座標(Xs)を記憶部に記憶する(ステップS57)。
次に、1ライン分の全データを読取完了したか否かを判断し(ステップS58)、1ライン分の全データを読取完了していない場合は(ステップS58で「No」)、マーキング画像Mがあるか否かを判断する処理から同じ処理を繰り返す(ステップS54)。1ライン分の全データを読取完了した場合は(ステップS58で「Yes」)、主走査方向エリア画素カウンタ(Xcnt)がある閾値(MARK)以上か否かを判断する処理へ移行する(ステップS59)。例えば、マーキング画像Mの原稿面Dbを読取解像度100dpi(dot/inch)で読み取る場合、5(mm)以上をマーキング画像とするとして、MARK=20画素(dots)とするなどの方法が考えられる。
本実施の形態では、予め、原稿面のどちらの面にマーキング画像Mが付与されているかを操作パネル部1にて設定しておくことによって(前記専用画像読取装置を特定する場合)、裏面Dbの画像データの読取解像度を編集対象面Daの画像データの読取解像度より低解像度で読むことも可能となり、処理速度を速めるなど処理の効率化を図ることができる。ただし、これに限定するものではなく、同じ読取解像度で読み取るようにしても、原稿面の指定を行わなくても良い。
主走査方向エリア画素カウンタ(Xcnt)が閾値(MARK)未満の場合は(ステップS59で「No」)、マーキング画像は存在しないものと判定し、全ライン読取完了したか否かを判断する処理へ移行する(ステップS64)。
主走査方向エリア画素カウンタ(Xcnt)が閾値(MARK)以上の場合は(ステップS59で「Yes」)、マーキング画像Mが存在するものと判定し、副走査方向エリアラインカウンタ(Ycnt)を1カウントだけ加算する(ステップS60)。最初にマーキング画像Mが存在するものと判断した場合のみ(ステップS61で「Yes」)、副走査方向エリア開始位置座標(Ys)を記憶部に記憶する(ステップS62)。
次に、1ラインにおける主走査方向エリア中心座標(Xsn)を算出し、記憶部に記憶する(ステップS63)。ここで、n=Ycntであり、主走査方向エリア中心座標(Xsn)は(Xsn=Xs+Xcnt/2)より算出する。
次に、全ライン読取完了したか否かを判断し(ステップS64)、全ライン読取完了していない場合は(ステップS64で「No」)、1ライン分を読取開始する処理から同じ処理を繰り返す(ステップS52)。全ライン読取完了した場合は(ステップS64で「Yes」)、マーキング画像Mの中心座標(Xm、Ym)を算出し、記憶部に記憶する(ステップS65)。ここで、n=Ycntであり、マーキング画像の主走査方向エリア中心座標(Xm)は(Xm=(Xs1+Xs2+・・・+Xsn)/2)より算出する。マーキング画像の副走査方向エリア中心座標(Ym)は(Ym=Ys+Ycnt/2)より算出する。
<編集エリアの中心座標算出>
次に、マーキング画像Mの読取解像度と編集対象面Daの画像データの読取解像度の差異を考慮し、編集対象面Daの画像データにおける編集エリアEAの中心座標(XM、YM)を算出し、記憶部に記憶する(図7のステップS43)。
尚、図4,5のステップS17,S17aで認識する基準位置は、マーキング画像Mの中心座標(Xm、Ym)や編集エリアEAの中心座標(XM、YM)等、編集モードでの編集エリアを特定するための位置情報であればよい。
<編集エリアの調整処理>
次に、得られた編集対象面Daの画像データにおける編集エリアEAの中心座標(XM、YM)とユーザーにより設定された画像編集条件とを考慮して、ユーザーが指定している編集エリア領域の補正が必要か否かを判断し、必要な場合は編集エリア範囲の調整処理を行う(図7のステップS44)。
編集エリア範囲の調整処理手順について図9を用いて、詳細に説明する。
まず、ユーザーにより操作パネル部7で設定された指定型、指定長、指定倍率、エリア指定モードの画像編集条件を図示しない記憶部より取得する(ステップS71)。指定型では、正方形型、長方形型、菱形、丸型、Autoの5つの選択肢がある。指定長では、主走査方向の長さRXと副走査方向の長さRYをそれぞれ(mm)単位で選択できる。尚、正方形型、丸型、Autoの指定型については、主走査方向Xのみ選択可能とする。指定倍率は、(パーセント)単位、もしくはAutoが選択できる。
尚、本実施形態では、操作パネル部7から画像編集条件(編集内容)を指示するようにしたが、これに限定するものではなく、例えば、複数種類のマーキング画像M1〜Mnを用意し、各マーキング画像の形状に対して1対1で編集内容を規定した画像編集情報を規定、記憶する構成とし、そのマーキング画像を読み取ることで対応する画像編集情報を特定し、編集内容を判別するようにしても良い。
次に、エリア指定モードが指定範囲拡大機能であるか否かを判断し(ステップS72)、エリア指定モードが指定範囲拡大機能以外の場合は(ステップS72で「No」)、編集エリア範囲が出力サイズ(印字用紙(シート)サイズ)を超えるか否かを判断する処理へ移行する(ステップS81)。
エリア指定モードが指定範囲拡大機能である場合は(ステップS72で「Yes」)、編集エリア範囲を拡大した画像が出力サイズ(印字用紙サイズ)を超えるか否かを判断する処理へ移行する(ステップS73)。
編集エリア範囲を拡大した画像が出力サイズ(印字用紙サイズ)を超える場合は(ステップS73で「Yes」)、指定型が「Auto」であるか否かを判断し(ステップS74)、指定型が「Auto」である場合は(ステップS74で「Yes」)、編集エリア範囲を拡大した画像が出力サイズ(印字用紙サイズ)に収まるように指定倍率を自動補正する(ステップS75)。一方、指定型が「Auto」でない場合は(ステップS74で「No」)、指定倍率を優先とし、編集エリア範囲を拡大した画像が出力サイズ(印字用紙サイズ)を越える部分は無効エリアとして、その無効エリア部分は出力(印字)しないようにする(ステップS121)。
また、編集エリア範囲を拡大した画像が出力サイズ(印字用紙サイズ)を超えない場合は(ステップS73で「No」)、記憶部より取得した画像編集条件をそのまま利用する(ステップS111)。
編集エリア範囲が出力サイズ(印字用紙サイズ)を超える場合は(ステップS81で「Yes」)、指定倍率が「Auto」であるか否かを判断し(ステップS82)、指定倍率が「Auto」である場合は(ステップS82で「Yes」)、編集エリア範囲が出力サイズ(印字用紙サイズ)に収まるように指定長を自動補正する(ステップS83)。一方、指定倍率が「Auto」でない場合は(ステップS82で「No」)、指定長を優先とし、編集エリア範囲が出力サイズ(印字用紙サイズ)を越える部分は無効エリアとして、その無効エリア部分は出力(印字)しないようにする(ステップS101)。
また、編集エリア範囲が出力サイズ(印字用紙サイズ)を超えない場合は(ステップS81で「No」)、記憶部より取得した画像編集条件をそのまま利用する(ステップS91)。
最後に、補正処理された画像編集条件を記憶部に記憶する(ステップS76)。
この編集エリア範囲の調整処理によりユーザーのマーキングにずれが生じても、画像編集処理を実現することが可能となる。ただし、本実施形態によれば、自動補正機能を実現しているが、補正手段については特に規定しない。
<エリア画像編集処理>
図10は、エリア画像編集処理の6通りの具体例を模式的に表している。
図9では、上段に操作パネル設定情報(指定モード、指定型、指定長(RX,RY)、指定倍率)を示し、その下に編集対象面上にその指定型、指定長、指定倍率、及び編集対象面の中心点(XM,YM)を考慮した編集エリアEAを破線にて示した画像を示し、その下にエリア範囲調整後の設定情報を示し、下段にそのエリア範囲調整後の設定情報に基づいて編集加工された画像を示している。
1つ目の例は、エリア指定モードが指定範囲削除機能であり、編集エリア範囲が出力サイズ(印字用紙サイズ)を超えない場合である(図9のステップS81で「No」)。本実施形態では、記憶部より取得した画像編集条件をそのまま利用し(図9のステップS91)、編集エリアが削除された画像が出力される。
2つ目の例は、エリア指定モードが指定範囲削除機能であり、編集エリア範囲が出力サイズ(印字用紙サイズ)を超える場合である(ステップS81で「Yes」)。本実施形態では、指定倍率を「Auto」にしているので、編集エリア範囲が出力サイズ(印字用紙サイズ)に収まるように指定長を自動補正する(ステップS83)。この実施例では、主走査方向の指定長RXについては20mmから16mmに補正処理を行い、副走査方向の指定長RYについては10mmから8mmに補正処理を行う。よって、補正された編集エリア範囲が削除された画像が出力される。
3つ目の例は、エリア指定モードが指定範囲抽出コピー機能であり、編集エリア範囲が出力サイズ(印字用紙サイズ)を超えない場合である(ステップS81で「No」)。この実施例によれば、記憶部より取得した画像編集条件をそのまま利用し(ステップS91)、編集エリア範囲内の画像のみがコピーされる。
4つ目の例は、エリア指定モードが指定範囲抽出コピー機能であり、編集エリア範囲が出力サイズ(印字用紙サイズ)を超える場合である(ステップS81で「Yes」)。この実施例によれば、指定倍率を100%にしているので、指定長を優先とし、編集エリア範囲が出力サイズ(印字用紙サイズ)を越える部分は無効エリアとして、その無効エリア部分は出力(印字)しないようにする(ステップS101)。
5つ目の例は、エリア指定モードが指定範囲拡大機能であり、編集エリア範囲を拡大した画像が出力サイズ(印字用紙サイズ)を超える場合である(ステップS73で「Yes」)。この実施例によれば、指定型を正方形型にしているので、指定倍率を優先とし、編集エリア範囲を拡大した画像が出力サイズ(印字用紙サイズ)を越える部分は無効エリアとして、その無効エリア部分は出力(印字)しないようにする(ステップS121)。
6つ目の例は、エリア指定モードが指定範囲拡大機能であり、編集エリア範囲を拡大した画像が出力サイズ(印字用紙サイズ)を超える場合である(ステップS73で「Yes」)。この実施例によれば、指定型をAutoにしているので、編集エリア範囲を拡大した画像が出力サイズ(印字用紙サイズ)に収まるように指定倍率を自動補正する(ステップS75)。この実施例によれば、指定倍率を200%から150%に補正処理を行う。
尚、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用しても良い。
以上説明したように、本発明によれば、編集する原稿面の裏面側にマーキングすれば良いので、編集原稿面に対して直接マーキングする必要が無くなり、原稿の汚れを防止できる。
また、本発明によれば、編集する原稿面の裏面側にマーキングするため、出力したい画像データがモノクロの場合でも、カラーの場合でも意識する必要が無いため、モノクロ複合機、カラー複合機を特定せずに所望の画像編集処理を実現することが可能となる。
また、画像編集条件を最初に指示して、ユーザーはスタートキーを一度だけ押下すれば、所望の画像編集処理を実現することが可能なため、処理時間の短縮化が図れると共に、途中で出力手段を利用する必要が無いため、トナー消費量の抑制を図り、寿命の低下を防止できる。
本実施形態の画像編集装置は、紙面上に形成された画像を編集(一部の削除、一部の拡大/縮小、ネガポジ反転等)した編集画像をシート上に形成、出力する装置、システムに適している。
本発明の実施形態に係る画像編集装置としてのデジタル(カラー)複合機1の概略縦断面図である。 本発明の実施形態に係る画像編集装置の概略ブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像編集処理の概略フローチャートである。 本発明の実施形態に係る編集モードで、専用画像読取装置を特定している場合の処理過程を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る編集モードで、専用画像読取装置を特定していない場合の処理過程を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るエリア検出処理の模式図である。 本発明の実施形態に係るエリア検出処理過程のフローチャートである。 本発明の実施形態に係る編集エリアのマーカ中心位置算出処理過程のフローチャートである。 本発明の実施形態に係る編集エリアの範囲調整処理過程のフローチャートである。 本発明の実施形態に係るエリア画像編集処理の説明図である。
符号の説明
1 デジタルカラー複合機(画像編集装置)
3 第1画像読取装置
4 第2画像読取装置
5 画像形成装置
7 操作パネル部
9 画像処理部
11 エリア検出部
13 画像編集部
15 画像記憶部
D 原稿
Da 編集対象面(第1面)
Db 裏面(第2面)
M マーキング画像(第2の画像)
EA 編集エリア(編集領域)
(Xm,Ym) マーキング画像Mの中心点(編集位置情報)
(XM,YM) 編集エリアEAの中心点(編集位置情報)

Claims (10)

  1. 原稿の編集対象画像である第1の画像が形成された第1面を読み取る第1の画像読取手段と、
    前記第1面の裏面の、第2の画像の形成された第2面を読み取る第2の画像読取手段と、
    前記第1、第2面の画像から第1、第2の画像データを生成する画像処理手段と、
    前記第2の画像データに基づき、前記第1の画像データの一部分を編集する編集処理手段と、を備える画像編集装置であって、
    前記編集処理手段は、前記第2面における前記第2の画像の位置から前記第1の画像の内の前記一部分に相当する編集領域に関する編集位置情報を獲得し、
    前記第2の画像は、前記編集領域の裏面に形成されており、
    前記第2の画像は、ユーザーがマーカペンで前記第2面にマーキングしたマーキング画像であることを特徴とする画像編集装置。
  2. 前記第2の画像は、編集内容毎に異なる画像であり、
    前記編集処理手段は、前記第2の画像から前記第1の画像の編集内容を獲得することを特徴とする請求項1に記載の画像編集装置。
  3. 前記第1の画像を編集する編集内容を入力する入力手段を有し、
    前記編集処理手段は、前記第2の画像データと前記編集内容に基づき、前記第1の画像データを編集することを特徴とする請求項1に記載の画像編集装置。
  4. 前記第2の画像は、前記編集領域の中心位置を示す情報であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像編集装置。
  5. 前記第2の画像は、前記編集領域の中心位置上に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像編集装置。
  6. 画像データを記憶する記憶手段を備えており、
    前記第1の画像が前記第2の画像よりも先に読み取られる場合には、前記第1の画像データを前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像編集装置。
  7. 前記第2の画像が前記第1の画像よりも先に読み取られる場合には、前記画像処理手段で生成された前記第1の画像データを読取手段に記憶せずに前記編集処理手段にて編集することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の画像編集装置。
  8. 前記第2の画像が前記第1の画像よりも先に読み取られる場合には、前記画像読取手段は該第1の画像の一部のみの読み取りを行うことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の画像編集装置。
  9. 前記画像読取手段は、前記第1面の読取時と前記第2面の読取時で読み取り解像度が異なることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の画像編集装置。
  10. 原稿の編集対象画像である第1の画像が形成された第1面を読み取る第1の画像読取手段と、
    前記第1面の裏面の、第2の画像の形成された第2面を読み取る第2の画像読取手段と、
    前記第1、第2面の画像から第1、第2の画像データを生成する画像処理手段と、
    前記第2の画像データに基づき、前記第1の画像データの一部分を編集する編集処理手段と、を備える画像編集装置であって、
    前記編集処理手段は、前記第2面における前記第2の画像の位置から前記第1の画像の内の前記一部分に相当する編集領域に関する編集位置情報を獲得し、
    前記第2の画像は、編集内容毎に異なる画像であり、
    前記編集処理手段は、前記第2の画像から前記第1の画像の編集内容を獲得し、
    前記第1の画像を編集する編集内容を入力する入力手段を有し、
    前記編集処理手段は、前記第2の画像データと前記編集内容に基づき、前記第1の画像データを編集し、
    前記第2の画像は、前記編集領域の裏面に形成され、
    前記第2の画像は、前記編集領域の中心位置を示す情報であり、
    前記第2の画像は、前記編集領域の中心位置上に形成され、
    画像データを記憶する記憶手段を備えており、
    前記第1の画像が前記第2の画像よりも先に読み取られる場合には、前記第1の画像データを前記記憶手段に記憶し、
    前記第2の画像が前記第1の画像よりも先に読み取られる場合には、前記画像処理手段で生成された前記第1の画像データを読取手段に記憶せずに前記編集処理手段にて編集し、
    前記第2の画像が前記第1の画像よりも先に読み取られる場合には、前記画像読取手段は該第1の画像の一部のみの読み取りを行い、
    前記画像読取手段は、前記第1面の読取時と前記第2面の読取時で読み取り解像度が異なり、
    前記第2の画像は、ユーザーがマーカペンで前記第2面にマーキングしたマーキング画像であることを特徴とする画像編集装置。
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