JP4900785B2 - 画像読み取り装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は画像を読み取って該画像を表す画像データを発生する画像読み取り装置およびそれを用いる画像形成装置に関する。本発明は例えば、原稿スキャナ,複写機およびファクシミリ装置に使用できる。
特開平11−4339号公報 特開2004−113444号公報。
特許文献1は、画像読取装置に載置されたプリント写真を最大サイズにて走査して読み取り、読み取った画像を複数のサイズの枠に当て嵌めて一覧表示し、ユーザが選択した画像に基づいて原稿サイズを検出し、該原稿サイズで画像読み取り画像を切り出す画像処理装置を記載している。特許文献2は、複数の医療用診断画像を、登録された複数種類の画像配置情報の中の、選択手段により選択された画像配置情報に従って一画面上に表示する医用画像処理装置を記載している。
ところで、画像読み取りにより読み取った画像データは、面ディスプレイに表示する,コンピュータで処理又は編集利用する,プリンタで印刷する,画像メモリ(ファイル)に登録する,ファクシミリ送信する等、使途は色々であり、画像の特徴(例えば文字,写真)およびサイズも数種であるので、画像読み取り時に、画像の特徴やサイズに応じた画質改善処理および画像編集処理が自動的に行なわれる、あるいは、ユーザの指定に応じて行われる。
この種の画像処理内容は、ユーザインターフェースによりユーザが複数種類選択することが可能である。例えば、
・画質モードの選択:文字・写真モード,文字モード,写真モードの選択;
・画像編集:枠消去,センター消去の選択、ならびに、それぞれに対する消去領域の設定,
ミラーリングする/しないの選択,アンダーカラー処理(アンダーカラー色
の選択),カラー変換(何色から何色への変換かの選択)
・変倍:変倍率の選択
等々。
これらは一例であり、その他様々な画像種類の組合せによる画像処理後の画像が、ユーザの意図する画像になっているか否かを、ユーザは判断する必要がある。この手法として、コピー画像として転写紙に印刷する、あるいはスキャナ画像としてPC(パーソナルコンピュータ:パソコン)画面に取り込む等で画像出力結果を得ている。この時、意図しない画像出力結果である場合、画像処理内容を変更し、再度画像出力結果を得る。これを試行錯誤的に何度も繰り返して、意図した画像を得る。ここで次の問題がある。
1)何度も印刷する場合、転写紙・画像形成材(トナー,インク等)のムダ使いとなる;
2)何度もスキャン、印刷する場合、読取り装置や印刷装置の寿命低下となる;
3)何度もスキャン、印刷する場合、該作業時間を消費する。作業がわずらわしい。
本発明は、画質再現性が良く用途に適した編集が施こされた読み取り画像を、ユーザが簡易に得ることができる画像読み取り装置、を提供することを目的とする。
(1)原稿上の画像を読み取り該画像を表す画像データを生成する画像読み取り手段(10);
前記画像文字部の前記画像データにエッジ強調処理を中間調部の前記画像データには平滑化処理を施す文字・写真処理,前記画像の前記画像データに対するエッジ強調処理,前記画像の前記画像データに対する平滑化処理および、前記画像の前記画像データに対する複数種の色変換処理、を含む複数種の画像処理群のなかの、2種以上の組合せを指定するための組合せ指定手段(40);
該組合せ指定手段により指定された組合せを保持するためのメモリ手段(40);
画像表示手段(77);
前記画像読み取り手段が生成する前記画像データに、前記メモリ手段が保持する組合わせのなかの各種の画像処理を加えて処理結果の各画像を、前記画像表示手段に一覧表示する画像処理手段(61,80);
前記一覧表示された処理結果の画像の1つを選択指定するための選択指定手段(77);
選択指定される画像の出力先を指定する出力先指定手段(77);および、
前記指定された出力先に前記選択指定された画像を表わす画像データを出力する出力制御手段(80);
を備える画像読み取り装置。
なお、理解を容易にするために括弧内には、図面に示し後述する実施例の対応要素又は相当要素の記号を、例示として参考までに付記した。以下も同様である。
組合せ指定手段(40)にて、複数種の画像処理群のなかの、2種以上を指定して画像読み取りを1回行うことにより、複数種の画像処理のそれぞれを施した各画像が画像表示手段に一覧表示される。ユーザは、選択指定手段(77)を用いて一覧表示の中から所望の画像を選択指定し、出力先指定手段(77)を用いて出力先を指定することにより、画像を出力することができる。スキャナ機能やコピー機能、FAX機能として原稿を複製する際、スキャン画像に対して、これらの機能対応の画像処理を施すことで、再現性の良い画像を得ることや、用途に応じた編集画像を得ることができる。
(2)画像読み取りモードの起動に応答して、前記画像表示手段に前記組合せ指定手段(40)による画像処理種の指定をするための入力画面を表示する(図8の53)読み取り制御手段(80);を更に備える上記(1)に記載の画像読み取り装置。組合せ内容を固定的に決定せず、ユーザの希望に応じた画像処理組合せとして選択可能である。
(3)前記画像処理群はさらに前記画像を表す画像データに対する、該画像のサイズを変換するサイズ変換処理を含む、上記(1)又は(2)に記載の画像読み取り装置。
(4)前記画像処理群はさらに前記画像を表す画像データに対する、該画像部分的に消去する消去処理を含む、上記(1)乃至(3)のいずれか1つに記載の画像読み取り装置。
(5)組合せ初期設定の指示に応答して、前記画像表示手段に前記組合せ指定手段による前記組合せの指定をするための初期設定入力画面を表示し(図6の31)、該初期設定入力画面に対して入力された組合せを前記メモリ手段に登録する初期設定手段(40);を更に備える上記(1)に記載の画像読み取り装置。ユーザの経験からある特定の画像処理組合せの種類がいくつか決まっている場合、操作する度毎に画像処理内容を1つ1つ選択せずに、容易な操作方法で選択可能となる。ことにより、ユーザにとっての作業効率の低下(煩わしさ増加、手順の多さとその所要時間増加)を防ぐ。
(6)前記画像表示手段が表示した画像の拡大を指示する拡大指示手段(図9上の拡大);を更に備える上記(1)乃至(5)のいずれか1つに記載の画像読み取り装置。例えば、画質モードを変更する場合、文字部はより文字らしく画像部と非画像部の境界部を協調する。一方写真モードである場合、その逆で該境界部を滑らかにする必要がある。画像全体が一覧表示されただけでは、特に意識したい一部の個所がどのような画像処理結果になっているのか判断しづらくなる。これを回避することができる。
(7)拡大位置を指定する手段(図11);を更に備える上記(6)に記載の画像読み取り装置。ユーザにとって「特に意識したい一部の個所」をユーザの意図に沿って指定できる。
(8)前記画像処理手段は、各組合せの画像処理および画像編集を加えた処理結果の全画像を、前記画像表示手段の1画面上に一覧表示できない場合、複数画面に渡って表示する;上記(1)乃至(7)のいずれか1つに記載の画像読み取り装置。例えば、ユーザが希望する「異なる種類の画像処理組合せの組合せ数」が7あったとする。一方画像表示手段内に一覧表示可能な画像数が4であったとする。この場合、残りの6画像が全く表示されないのでは、作業の繰り返しが必要となり、ユーザにとっての作業効率が低下する。これを回避することができる。
(9)前記画像表示手段の表示を、前記複数画面の中の次の画面に進めるあるいは前の画面に戻す、に指示する手段;を更に備える上記(8)に記載の画像読み取り装置。例えば、ユーザが希望する「異なる種類の画像処理組合せの組合せ数」が7あったとする。一方画像表示手段内に一覧表示可能な画像数が4であったとする。この場合、次の5つめの画像を見たい場合は、ユーザが画面を進めること見ることが可能となる。また、画面を進めていくうちに、比較したい画像が前の画面にあった場合、再度前の画面を見ることが可能となり、ユーザにとっての画像比較作業の効率が向上する。
(10)同一画面上に表示する画像を指定する手段;を更に備え、前記画像処理手段は、指定された画像を前記画像表示手段の同一画面上に表示する;上記(9)に記載の画像読み取り装置。複数画面に比較したい画像がそれぞれ配置されてあった場合、画面を行き来しなければ、比較することができない。せっかく一覧表示し、複数画像を比較しやすくしたにも関わらず、異なる画面に比較画像があったのでは、ユーザにとって比較作業が困難となる。これを回避することができる。
(11)前記画像処理手段は、複数画像の連続読み取りにおいては、前記画像読み取り手段が生成する最先読み取り画像の画像データに、前記メモリ手段が保持する各組合せの画像処理および画像編集を加えて処理結果の各画像を、前記画像表示手段に一覧表示する;上記(1)乃至(10)のいずれか1つに記載の画像読み取り装置。例えば、自動原稿搬送装置(ドキュメントフィーダ)を用いた場合にも、ユーザは、選択指定手段(77)を用いて一覧表示の中から所望の画像を選択指定し、出力先指定手段(77)を用いて出力先を指定することにより、画像を出力することができる。スキャナ機能やコピー機能、FAX機能として原稿を複製する際、スキャン画像に対して、画質モードや画像編集用途に応じた画像処理を施すことで、再現性の良い画像を得ることや、用途に応じた編集画像を得ることができる。
(12)複数画像の連続読み取りにおいて前記一覧表示の対象とする画像を指定する手段;を更に備え、前記画像処理手段は、複数画像の連続読み取りにおいては、前記一覧表示の対象に指定された画像の読み取り画像データに、前記メモリ手段が保持する各組合せの画像処理および画像編集を加えて処理結果の各画像を、前記画像表示手段に一覧表示する;上記(1)乃至(10)のいずれか1つに記載の画像読み取り装置。
(13)上記(1)乃至(12)のいずれか1つに記載の画像読み取り装置;および、
前記出力先の1つである、画像データが表す画像を用紙上に形成する記録手段(20);を備える画像形成装置。
(14)前記出力先の1つである、画像蓄積メモリ(82);を更に備える上記(13)に記載の画像形成装置。
(15)前記出力先の1つは、コンピュータである;上記(13)又は(14)に記載の画像形成装置。
(16)前記出力先の1つは、ファクシミリ送信である;上記(13)乃至(15)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
図1に、本発明の一実施例の複合機能フルカラーデジタル複写機MF1の外観を示す。このフルカラー複写機は、大略で、自動原稿送り装置(ADF)12と、カラースキャナ10と、カラープリンタ20と、給紙バンク27と、操作ボード40(図4)の各ユニットで構成されている。機内のネットワークI/F84(図2)には、パソコンPCが接続したLAN(Local Area Network)が接続されている。また、機内のファクシミリコントローラも、ネットワークI/F84のモデム,交換機PBXおよび公衆通信網PNを介して、ファクシミリ通信をすることが出来る。
プリンタ20には、転写ユニットがあり、該転写ユニットには、無端ベルトである転写ベルト21がある。転写ベルト21は、3つの支持ローラと1つのテンションローラに掛け廻されており、反時計廻りに回動駆動される。テンションローラの近くに、画像転写後に転写ベルト21上に残留する残留トナーを除去する転写体クリーニングユニットがある。
1つの支持ローラともう1つの支持ローラとの間の転写ベルト21には、その移動方向に沿って、上流側からBk(ブラック),C(シアン),M(マゼンタ)およびY(イエロー)の各色作像用の作像ユニットが装備され、これらの中にある各感光体ドラム22に、転写ベルト21を挟んで対向して、転写ローラ26がある。前記作像装置の上方には、各色感光体ユニットの各感光体ドラムに画像形成のためのレーザ光を照射する光書込ユニット24がある。感光体ドラム22を、帯電ローラ23が均一に帯電し、帯電面に光書込ユニット24が画像信号で変調したレーザを投射する。これによって生じた静電潜像を、現像器25が現像してトナー像とする。このトナー像が転写ベルト21に転写される。
転写ベルト21の下方には、搬送ベルト33がある。搬送ベルト33は、転写ベルト21上のトナー像を、用紙すなわちシート(転写紙)上に転写する。トナー像を転写した用紙は、搬送ベルト33で定着ユニット34に送り出される。搬送ベルト33および定着ユニット34の下方に、表面に画像を形成した直後の用紙を、裏面にも画像を記録するために表裏を反転して送り出すシート反転ユニットである両面ドライブユニット35がある。
操作ボード40(図4)のスタートスイッチが押されると、原稿自動搬送装置(ADF)12に原稿があるときは、それをスキャナ10のコンタクトガラス上に搬送してから、ADF12に原稿が無いときにはコンタクトガラス上に手置きの原稿を読むために直ちに、スキャナ10を駆動し、スキャナ10内の第1キャリッジおよび第2キャリッジを、読み取り走査駆動する。そして、第1キャリッジ上の光源からコンタクトガラスに光を発射するとともに原稿面からの反射光を第1キャリッジ上の第1ミラーで反射して第2キャリッジに向け、第2キャリッジ上のミラーで反射して結像レンズを通して読取りセンサであるCCDに結像する。読取りセンサで得た画像信号に基づいてBk,C,M,Y各色記録データが生成される。
また、スタートスイッチが押されたときに、転写ベルト21の回動駆動が開始されるとともに、前記作像装置の各ユニットの作像準備が開始され、そして各色作像の作像シーケンスが開始されて、各色用の感光体ドラムに各色記録データに基づいて変調された露光レーザが投射され、各色作像プロセスにより、各色トナー像が転写ベルト21上に一枚の画像として、重ね転写される。このトナー画像の先端が搬送ベルト33に進入するときに同時に先端が搬送ベルト33に進入するようにタイミングをはかって用紙がレジストローラ対32すなわち給送ローラから転写ベルト33に送り込まれ、これにより転写ベルト21上のトナー像が用紙に転写する。転写ベルト21には、転写ローラ26によって、トナーを転写する電圧が印加される。トナー像が移った用紙は定着ユニット34に送り込まれ、そこでトナー像が用紙に定着する。
なお、上述の用紙は、給紙バンク27の給紙トレイ(給紙段又はカセットとも言う)28〜30の直近上方の給紙ローラの1つを選択回転駆動し、給紙バンク27に多段に備える給紙トレイ28〜30の1つからシートを繰り出し、分離ローラで1枚だけ分離して、縦配列の搬送コロユニットに入れ、上方に搬送してプリンタ20内の搬送路に導き、搬送路の搬送ローラ31でレジストローラ対32に搬送して用紙の先端をレジストローラ対32に突き当てて止めてから、前述のタイミングでレジストローラ対32および搬送ローラ31を回転駆動して搬送ベルト33に送り出されるものである。右側端の手差しトレイ上に用紙を差し込んで給紙することもできる。ユーザが手差しトレイ上に用紙を差し込んでいるときには、プリンタ20が手差しトレイ部の給紙ローラを回転駆動して手差しトレイ上のシートの一枚を分離して手差し給紙路に引き込み、同じくレジストローラ対32に突き当てて止める。
定着ユニット34で定着処理を受けて排出される用紙は、切換爪で排出ローラに案内して図示を省略した排紙トレイ上にスタックする。または、切換爪で両面ドライブユニットに案内して、そこで反転して再び転写位置へと導き、裏面にも画像を記録して後、排出ローラで排紙トレイ上に排出する。一方、画像転写後の転写ベルト21上に残留する残留トナーは、図示を省略した転写体クリーニングユニットで除去し、再度の画像形成に備える。
図2には、図1に示す複写機の電気系統の概要を示す。画像読み取り手段である原稿スキャナ10により読み取られた原稿の、画像を表す画像データは、画像処理61へと入力され、メモリ81に格納される。その後、画像処理61により画像データに対する画像処理が施され、画像出力手段であるプリンタ20,ネットワークI/F84に接続されたPC又はファクシミリ回線、もしくは蓄積手段であるHDD82又はメディアI/F85に接続された記録媒体に転送される。コピー動作の場合は、プリンタ20に転送され、ファクシミリ送信の場合はファクシミリ回線に送出され、画像読み取りの場合には、PC,HDD又は他の記録媒体に転送される。画像処理61により画像処理が施された結果の画像データは、必要に応じ、画像表示手段でありタッチパネルでもあるディスプレイ77にも送出され表示される。ユーザからの操作及び指示内容表示や通知は操作ボード40が使用される。システム全体の統括制御はシステムコントローラ80により行われる。読取り用原稿が自動原稿搬送手段であるADF12に設置された場合、システムコントローラ80にて、原稿スキャナ10とADF12の同期を取り、原稿読取り可能となる。
図3には、図2に示す画像処理61の機能構成の概要を示す。原稿スキャナ10が発生する画像データはインターフェイス62を介して画像処理63〜65に与えられる。画像処理63は、文字と写真が混在する画像に適用するものであり、画像上各部の特徴を自動検出して、文字部にはエッジ強調処理を加え写真部には平滑化処理を加える。DMACが処理後の画像データを転送する。画像処理64は、文字画像に適用するものであり、画像データにエッジ強調処理を加える。画像処理65は、写真画像(中間調画像)に適用するものであり、画像データに平滑化処理を加える。画像処理63〜65で処理された画像データは、インターフェイス68を介して、またシステムコントローラ80を介してメモリ81に一旦蓄積されてから、読み出されて必要に応じて関数処理75で変倍されあるいは関数処理76でサイズ変換されて再度メモリ81に書き込まれる。色変換は画像処理63〜65で行われ、センター消去およびマスキングは関数処理75,76でおこなわれる。所要の処理を終えると、エンコーダ67で圧縮符号化されてSATA74を介してHDD82に蓄積される。これは画像読み取りモードの場合である。コピーモードの場合には、所要の処理を終えた画像データを画像処理71で、プリンタ20で画像形成するためのプリント出力用の画像データに変換してから、1原稿の場合にはプリンタ20に直接出力するが、ADF使用(複数原稿)の場合には、所要の処理を終えた読み取り画象データをエンコーダ67で圧縮符号化してHDD82に蓄積する。そしてHDD82から読み出してデコーダ69又は70で読み取り画像データに復号化し画像処理71でプリント出力用の画像データに変換してからプリンタ20に出力する。
スキャナ10によって原稿画像を読み取り、画像処理63〜65,関数処理75,76で、ユーザ指定による、1組又は複数組の所要の処理を終えた、1画面又は複数画面の画像データは、タッチ入力が可能なディスプレイ77に送られて、一覧表示される。
図4に示す様に、操作ボード40には、液晶タッチパネル48のほかに、テンキー41,クリア/ストップキー42,スタートキー43,初期設定キー44,モードクリアキー45,テスト印刷キー46がある。テスト印刷キー46は、設定されている印刷部数に関わらず1部だけを印刷し、印刷結果を確認するためのキーである。
初期設定キー44を押す事で、機械の初期状態を任意にカスタマイズする事が可能である。機械が収納している用紙サイズを設定したり、コピー機能のリセットキーを押したときに設定される状態を任意に設定可能である。初期設定キー44が操作されると、各種初期値を設定するための「初期値設定」機能ならびに「ID設定」機能,「著作権登録/設定」機能および「使用実績の出力」機能等を指定するための選択ボタンが表示される。また、一定時間操作が無いときに優先して選択されるアプリケーション等も選択する事、国際エネルギースター計画に従った低電力への移行時間の設定や、オートオフ/スリープモードへの移行する時間を設定する事が可能である。
液晶タッチパネル48には、各種機能キー及び画像形成装置の状態を示すメッセージなどが表示される。液晶タッチパネル48には、「コピー」機能,「読み取り」機能,「印刷」機能,「ファクシミリ」機能,「蓄積」機能および「編集」機能を選択する機能選択キー群49およびその他の機能の選択用および実行中を表わす機能キー50,51が表示される。機能選択キー群49で指定された機能に定まった入出力画面が表示され、例えば「コピー」機能が指定されているときには、図4に示すように、機能キー60,51ならびに部数及び画像形成装置の状態を示すメッセージが表示される。オペレータが液晶タッチパネル48に表示されたキーにタッチする事で、選択された機能を示すキーが灰色に反転する。また、機能の詳細を指定しなければならない場合(例えばページ印字の種類等)はキーにタッチする事で詳細機能の設定画面が表示される。このように、液晶タッチパネルは、ドット表示器を使用している為、その時の最適な表示をグラフィカルに行う事が可能である。
図5に、図2に示すシステムコントローラ80(にあるCPU)の、操作ボード40に対するユーザの操作またはPCからのコマンドに応答して実行するシステム制御の概要を示す。動作電圧が加わるとコントローラ80は、出力ポートのクリア,内部メモリ,レジスタの初期化等を行い(ステップ1,2)、そして各部の状態読み取りを行う(ステップ3)。以下では、括弧内にはステップという語を省略して、ステップ番号のみを記す。
異常個所があるとそれを操作ボード40のディスプレイあるいは表示灯で報知し、正常に変わるのを待つ(5)。正常であると、「入力読み取り」(6)で、操作ボード40に対するユーザの操作あるいはPC又はFCU(ファクシミリコントロールユニット)からのコマンドがあるのを待つ。
ここで、操作ボード40上の「初期設定」キー44が操作されると、操作ボード40(にあるCPU)は、「初期設定」(8)を実行する。この「初期設定」(8)において操作ボード40は、液晶タッチパネル48に、初期設定のメニュー画面を表示する。該メニュー画面上の「一覧表示」の項目にユーザがタッチすると、操作ボード40は、「一覧表示」の初期設定(8sm)に進む。この内容は、図6を参照して後述する。
液晶タッチパネル48に表示された機能選択キー群49の中の「コピー」にユーザがタッチすると、液晶タッチパネル48の表示は、図4に示すコピーモードの入力画面となり、コントローラ80は、操作ボード40に対するユーザのコピー用入力操作に応答する「コピー」(10)を実行する。
機能選択キー群49の中の「読み取り」にユーザがタッチすると、液晶タッチパネル48の表示は、原稿画像「読み取り」モードの入力画面となり、コントローラ80は、操作ボード40に対するユーザの読み取り用入力操作に応答する「読み取り」(12)を実行する。この内容は、図8を参照して後述する。
機能選択キー群49の中の「印刷」にユーザがタッチすると、液晶タッチパネル48の表示は、蓄積画像の「印刷」モードの入力画面となり、コントローラ80は、操作ボード40に対するユーザの蓄積画像印刷のための入力操作に応答する「印刷」(14)を実行する。機能選択キー群49の中の「ファクシミリ」にユーザがタッチすると、液晶タッチパネル48の表示は、スキャナ10に配置した原稿の「ファクシミリ(送信)」モードの入力画面となり、コントローラ80は、操作ボード40に対するユーザのファクシミリ送信のための入力操作に応答する「ファクシミリ」(16)を実行する。機能選択キー群49の中の「蓄積」にユーザがタッチすると、液晶タッチパネル48の表示は、スキャナ10に配置した原稿の画像をHDD82に蓄積(登録)する「蓄積」モードの入力画面となり、コントローラ80は、操作ボード40に対するユーザの蓄積のための入力操作に応答する「蓄積」(18)を実行する。機能選択キー群49の中の「編集」にユーザがタッチすると、液晶タッチパネル48の表示は、HDD82に蓄積した画像を読み出して編集する「編集」モードの入力画面となり、コントローラ80は、操作ボード40に対するユーザの編集のための入力操作に応答する「編集」(20)を実行する。
複写機MF1に接続されたPCには、該PCを操作ボード40と同等の操作端末とししかもPCに接続されたディスプレイに、ディスプレイ77と同様に読み取り画像の一覧表示をするアプリケーションプログラムがインストールされており、ユーザはPCを用いて、操作ボード40およびディスプレイ77を使用するのと同等に、複写機MF1を使用することができる。ただし、ディスプレイ77はタッチ入力方式であるが、このタッチ入力にかえてPCでは、キーボードのキー入力が採用されている。PCのアプリケーションプログラムを起動することにより、図4に示す操作ボード入力面と同様な入力画面がPCのディスプレイに表示され、該入力画面上の入力ボタンにカーソルをおいてダブルクリックするか、あるいはEnterキーを押すことにより、該入力ボタンに対する入力操作をPCが認識する。PCに対する入力操作に応答して、PCから複写機MF1のコントローラ80にコマンドが送られてくると、コントローラ80は、操作ボード40に対して入力操作があった場合と同様に、コマンド対応の制御に進む(22)。
図6を参照して、操作ボード40(にあるCPU)による「一覧表示」の初期設定(8sm)の内容を説明すると、操作ボード40はまず、液晶タッチパネル48に「一覧表示の設定」の入力画面を表示する(31)。該入力画面を図7の(a)に示す。入力項目は、一覧表示を「常にする」,「必要時にする」および「しない」であり、これらを表記するボタンにユーザがタッチすると、操作ボード40は、そのボタンを操作読み取り済を表わす灰色表示に切り換える。ユーザが「決定」ボタンにタッチすると、操作ボード40はその内部の不揮発性メモリに割り当てた「一覧表示」用データテーブルのレジスタSIDに、操作があったボタン「常にする」,「必要時にする」又は「しない」を表わす「10」,「01」又は「00」を書き込む(32〜34)。これにより、「一覧表示」の入力画面を画像「読み取り」のスタート指示待ちのとき毎回表示する(SID:10)か、ユーザが必要な場合のみ表示するか(SID:01)又は常に表示しない(SID:00)が決定される。
「常にする:10」又は「必要時にする:01」を書き込んだときには、操作ボード40は、画質処理および編集処理の各内容の組合せを指定するための、図7の(b)に示す入力画面を、液晶タッチパネル48に表示する(35,36)。操作ガイドブックに、多数の組合せが番号を付して表記されており、ユーザは、希望の組合せの番号を表示画面上の「組み合わせ番号:」の項にテンキーを用いて入力する。複数の組合せを指定するときには、「次へ」ボタンにタッチする。そして最後に「決定」ボタンにタッチする。この実施例では、8組まで指定可能である。「決定」にタッチがあると操作ボード40は、それまでに入力があった組合せ番号のそれぞれを、操作ボード40内部の不揮発性メモリに割り当てた「一覧表示」用データテーブルの組合せ番号レジスタIPN1〜8に個別に書込み、指定があった番号の数(組合せの組数)をレジスタRENに書き込む(37〜39)。次に操作ボード40は、液晶タッチパネル48に、図7の(c)に示す、ADF使用時の適用頁入力画面を表示する(40)。該入力画面には、適用頁を第1頁(表紙)とする初期値が設定されている。ADF12に装着する原稿束の、他の頁の「一覧表示」を希望する場合には、ユーザは、頁番号入力欄に該当頁を入力して「決定」ボタンにタッチする。「決定」ボタンにタッチがあると操作ボード40は、頁番号入力欄の頁をレジスタDPNに書き込む(41〜43)。
図8を参照して、操作ボード40(にあるCPU)とシステムコントローラ80による「読み取り」(12)の内容を説明すると、まず操作ボード40が液晶タッチパネル48に、スキャナ10による原稿読み取りの入力画面を表示する(51)。そしてレジスタSIDのデータを参照して、それが「10」(常に「一覧表示」する)であると「一覧表示」用データテーブルの組合せ番号レジスタIPN1〜8に登録した組合せ番号およびADF使用の場合の指定頁を表示し、変更入力可を表示する(52〜54)。変更入力があればそれに表示を変更する。そしてスタートキー43が押下されると、操作ボード40は現在の入力状態を入力レジスタに保存し(55,56)、コントローラ80は、入力レジスタに保存された組合せ番号(1以上)の画像データ処理を画像処理61に設定して、スキャナ10に画像読み取りを指示する(57)。そこでスキャナ10が原稿読み取りを行い、画像処理61が指定された各組合わせの画像処理をして、コントローラ80が各画像処理をした各画像をディスプレイ77に一覧表示(58)すると共に、メモリ81に書き込む。ADF12を使用する場合には、指定頁には指定された各組合わせの画像処理をして、コントローラ80が各画像処理をした各画像をディスプレイ77に表示すると共に、圧縮符号化してHDD82に書き込む。指定外頁の原稿の読み取り画像データも、指定された各組合わせの画像処理をして符号化圧縮してHDD82に書き込むが、この時点では、ディスプレイ77には一覧表示しない。
図9および図10に、ディスプレイ77上の一覧表示例を示す。この例は、7種の組合せ番号を指定した例である。最初は図9に示すように、最初の4種の組合せ番号で指定される各画像処理をスキャナ読み取り画像に施したものである。画面上の「次頁」ボタンにユーザがタッチすることにより、ディスプレイ77上の表示は図10に示すものに切換わる。図9に示す一覧表示の各画面〔結果1〕〜〔結果4〕の画像処理内容は表1に示すものであり、図10に示す一覧表示の各画面〔結果5〕〜〔結果7〕の画像処理内容は表2に示すものである。
Figure 0004900785
Figure 0004900785
ユーザは、ディスプレイ77上に表示された操作ボタンにタッチして、意図する画像を選択し出力することができる。ユーザが拡大表示を希望する場合(例えば画質モードによる差異確認時)、図9又は図10画面にて、一覧表示の各画像を拡大表示できる。例えば図9に示した表示画面上の「拡大」にタッチすると図11に示すように、表示画像の原点(0,0)から1画像表示領域分の拡大画像に表示が変わり、拡大表示位置を変更するための開始位置入力枠が表示される。ユーザはここに所望開始位置を入力して、拡大表示領域を変更することができる。
本実施例では、ディスプレイ77上の1画面に表示する画像の最大数を4に定めているので、指定がある「組合せ番号」が5以上となった場合、画像選択の際、図9のような画面となり、「次頁」ボタンにタッチすることにより、図10に示すように、残余の画面を切換え表示するようにしている。図10に表示した画面上の「前頁」にユーザがタッチすると、ディスプレイ77の表示は図9に示すものに切り換わる。
図9に示した画面上の最上段に示される数値付きの選択ボタンにタッチすることにより、該画面上に並べて表示する画像を選択できる。画像1,2および5,6を指定した場合の画面上の表示を図12に示す。
表示画面(図9,図10,図12)上の最下段の画像指定ボタン(1〜4)にタッチし、そして「決定」ボタンにタッチすることにより、出力画像を指定できる。「決定」ボタンにタッチがあるとコントローラ80はディスプレイに出力指定のための入力画面を表示する(59)。該入力画面には、「閉じる」ボタン,「名前をつけて保存」ボタン,「送る」ボタンおよび「印刷」ボタンがある。ユーザが「閉じる」ボタンにタッチすると、ディスプレイ77の画像表示は消えて、操作ボード40の液晶タッチパネル48の表示は、読み取り条件入力画面(図8の51)に戻る。この入力画面にも機能指定キー群49の表示があり、その中の他の機能キーにユーザがタッチすることにより、液晶タッチパネル48の表示は、他の機能の入力画面に切り換わる。上記「名前をつけて保存」ボタンにユーザがタッチすると、HDD82に蓄積(登録)するための入力画面がディスプレイ77に表示され、そこにファイル名を入力して実行を指示することにより、「希望する画像の選択」欄で指定された表示中画像がHDD82に格納される。これが終わるとディスプレイ77の画像表示は消えて、操作ボード40の液晶タッチパネル48の表示は、読み取り条件入力画面(図8の51)に戻る。上記「送る」ボタンにユーザがタッチすると、コントローラ80は、HDD82に設定されているフォルダへの格納,外部記録媒体への格納,PCへの転送、および、ファクシミリ送信のいずれかを指定するための入力画面をディスプレイ77に表示する。ユーザはここで希望する出力先を指定し、対話形式で送り処理を行う。上記「印刷」ボタンにユーザがタッチしたときには、コントローラ80は、操作ボード40の機能選択キー群49の中の「印刷」キーにユーザがタッチしたときに液晶タッチパネル48に表示する「印刷」入力画面と同様な入力画面を、ディスプレイ77に表示する。ユーザはこの入力画面を用いて、「希望する画像の選択」欄で指定された表示中画像をプリンタ20でプリントアウトできる。以上が、図8の「選択出力」(59)の内容である。
図8を再度参照する。「読み取り条件入力画面」を操作ボード40の液晶タッチパネル48に表示したときに、レジスタSIDのデータが「01」(必要時に一覧表示する)であった場合には、操作ボード40は、液晶タッチパネル48に、「一覧表示」を実行するか否の入力画面をポップアップ表示する(60,61)。この入力画面に対してユーザが「実行する」を指定すると、操作ボード40は、液晶タッチパネル48に、「一覧表示」の設定状態を追加表示する(53)。この内容および以降の処理は、前述の、「一覧表示」をする場合の画像読み取りと同様である。
ポップアップ表示の入力画面に対して、「一覧表示」を実行しない、をユーザが指定すると、操作ボード40は、「読み取り条件入力画面」に対するユーザの入力を読み込み(63)、スタートキー43の押下があると入力状態を入力レジスタに保存する(65)。コントローラ80は、入力レジスタに保存された読み取り条件対応の画像データ処理を画像処理61に設定して、スキャナ10に画像読み取りを指示する(66)。そこでスキャナ10が原稿読み取りを行い、画像処理61が指定された画像処理をして、コントローラ80が処理済画像をディスプレイ77に表示(67)すると共に、メモリ81に書き込む。ADF12を使用する場合には、読み取り画像をディスプレイ77に表示すると共に、圧縮符号化してHDD82に書き込む。そしてコントローラ80はディスプレイ77に出力指定のための入力画面を表示する(68)。以降の処理は既に説明した「選択出力」(59)の内容と同様である。
本発明の一実施例である複合機能カラー複写機の機構概要を示す縦断面図である。 図1に示す複写機の画像処理系統のシステム構成を示すブロツク図である。 図2に示す画像処理61の機能構成の概要を示すブロツク図である。 図2に示す操作ボード40の操作盤面の一部を示す拡大平面図である。 図2に示すシステムコントローラ80および操作ボード40によって行われるシステム制御の概要を示すフローチャートである。 操作ボード40がユーザ入力に応答して実行する初期設定の中の、「一覧表示」の初期設定の概要を示すフローチャートである。 「一覧表示」の初期設定において液晶タッチパネル48に表示される入力画面を示す平面図である。 図2に示すシステムコントローラ80および操作ボード40によって行われる画像読み取り制御の概要を示すフローチャートである。 図8に示す画像読み取り制御(12)によってディスプレイ77に表示された「一覧表示」画面の第1頁を示す平面図である。 図8に示す画像読み取り制御(12)によってディスプレイ77に表示された「一覧表示」画面の第2頁を示す平面図である。 図9に示す表示画面上の「拡大」ボタンが操作されたときに表示される一覧表示画面を示す平面図である。 図9に示す表示画面上の希望画面指定ボタン「1」,「2」,「5」,「6」の操作に対応してディスプレイ77に一覧表示された画面を示す平面図である。
21:転写ベルト
22:感光体ドラム
23:帯電ローラ
24:光書込ユニット
25:現像器
26:転写ローラ
28〜30:給紙トレイ
33:搬送ベルト
34:定着ユニット
35:両面ドライブユニット
40:操作ボード
48:液晶タッチパネル
49:機能キー群

Claims (13)

  1. 原稿上の画像を読み取り該画像を表す画像データを生成する画像読み取り手段;
    前記画像文字部の前記画像データにエッジ強調処理を中間調部の前記画像データには平滑化処理を施す文字・写真処理,前記画像の前記画像データに対するエッジ強調処理,前記画像の前記画像データに対する平滑化処理および、前記画像の前記画像データに対する複数種の色変換処理、を含む複数種の画像処理群のなかの、2種以上の組合せを指定するための組合せ指定手段;
    該組合せ指定手段により指定された組合せを保持するためのメモリ手段;
    画像表示手段;
    前記画像読み取り手段が生成した前記画像データに、前記メモリ手段が保持する組合せのなかの各種の画像処理を加えて処理結果の各画像を、前記画像表示手段に一覧表示する画像処理手段;
    前記一覧表示された処理結果の画像の1つを選択指定するための選択指定手段;
    選択指定される画像の出力先を指定する出力先指定手段;および、
    前記指定された出力先に前記選択指定された画像を表わす画像データを出力する出力制御手段;
    を備える画像読み取り装置。
  2. 画像読み取りモードの起動に応答して、前記画像表示手段に前記組合せ指定手段による画像処理種の指定をするための入力画面を表示する読み取り制御手段;を更に備える請求項1に記載の画像読み取り装置。
  3. 前記画像処理群はさらに前記画像を表す画像データに対する、該画像のサイズを変換するサイズ変換処理を含む、請求項1又は2に記載の画像読み取り装置。
  4. 前記画像処理群はさらに前記画像を表す画像データに対する、該画像部分的に消去する消去処理を含む、請求項1乃至3のいずれか1つに記載の画像読み取り装置。
  5. 組合せ初期設定の指示に応答して、前記画像表示手段に前記組合せ指定手段による前記組合せの指定をするための初期設定入力画面を表示し、該初期設定入力画面に対して入力された組合せを前記メモリ手段に登録する初期設定手段;を更に備える請求項1乃至4のいずれか1つに記載の画像読み取り装置。
  6. 前記画像表示手段が表示した画像の拡大を指示する拡大指示手段;を更に備える請求項1乃至5のいずれか1つに記載の画像読み取り装置。
  7. 拡大位置を指定する手段;を更に備える請求項6に記載の画像読み取り装置。
  8. 前記画像処理手段は、各組合せの画像処理および画像編集を加えた処理結果の全画像を、前記画像表示手段の1画面上に一覧表示できない場合、複数画面に渡って表示する;請求項1乃至7のいずれか1つに記載の画像読み取り装置。
  9. 前記画像表示手段の表示を、前記複数画面の中の次の画面に進めるあるいは前の画面に戻す、に指示する手段;を更に備える請求項8に記載の画像読み取り装置。
  10. 同一画面上に表示する画像を指定する手段;を更に備え、前記画像処理手段は、指定された画像を前記画像表示手段の同一画面上に表示する;請求項9に記載の画像読み取り装置。
  11. 前記画像処理手段は、複数画像の連続読み取りにおいては、前記画像読み取り手段が生成する最先読み取り画像の画像データに、前記メモリ手段が保持する各組合せの画像処理および画像編集を加えて処理結果の各画像を、前記画像表示手段に一覧表示する;請求項1乃至10のいずれか1つに記載の画像読み取り装置。
  12. 複数画像の連続読み取りにおいて前記一覧表示の対象とする画像を指定する手段;を更に備え、前記画像処理手段は、複数画像の連続読み取りにおいては、前記一覧表示の対象に指定された画像の読み取り画像データに、前記メモリ手段が保持する各組合せの画像処理および画像編集を加えて処理結果の各画像を、前記画像表示手段に一覧表示する;請求項1乃至10のいずれか1つに記載の画像読み取り装置。
  13. 請求項1乃至12のいずれか1つに記載の画像読み取り装置;および、
    前記出力先の1つである、画像データが表す画像を用紙上に形成する記録手段;を備える画像形成装置。
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