JP3546003B2 - 入力表示装置および入力表示方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置(印字機器)において各種の処理機能を設定する入力表示装置および入力表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機やファクシミリ、プリンタ等の印字装置すなわち画像形成装置の各種の機能を設定するための入力装置として、タッチ対話式のユーザ・インタフェースが提案されている。たとえば、特開平1−261667号公報では、複写機にタッチ検出画面を設け、条件を選択するための設定画面を切り換えて個々に表示するようにし、ある設定画面のなかで、アイコンをキーにして設定するキーが感覚的に把握できるようにして、キーの選択を容易にしている。しかしながら、この手法は、設定画面の切り換えにより他の条件を設定可能にしており、アイコンをキーにしているだけで、設定された条件をアイコンに統合的に表示するものでないので、使用者が設定した条件を確認するには、非常に手間取るという問題がある。
【0003】
また、特開平5−100646号公報には、複写機、ファクシミリ、プリンタなどにおける機能の設定状態を操作パネルに備えたディスプレイに表示して利用者に確認させるようにしたフィードバック画面表示装置が開示されている。この方式では、複数の条件を同一のアイコンに表示して、設定の確認を容易にしたり、誤設定の防止をしている。しかしながら、この手法においても、条件の設定をする設定画面とアイコンとの関係は記載されていない。
【0004】
上記、特開平1−261667号公報と特開平5−100646号公報にそれぞれ記載された技術を組み合わせても、1つの設定画面内で設定画面内にある複数の条件を統合的に表示するものでしかないので、切り換え可能な複数の設定画面とアイコンを用いて、表示画面を小型にすると共に、設定の確認を容易にしたり、誤設定の防止をすることができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、より小型の表示画面を使用して、入力した条件をアイコンに統合的に絵表示する場合に、条件入力キーとアイコン上の絵表示との対応をわかり易くし、設定条件の確認を容易にしたり、誤設定を防止することのできる表示装置および入力表示方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、条件を設定可能な条件キーを配置した複数の設定画面(条件設定画面)と、上記複数の設定画面のうちの1つを入力可能な状態に表示する切換手段(設定画面の条件キー)と、上記条件キーによる条件の入力に対応して条件を表示するアイコンと、上記複数の設定画面と上記アイコンとを表示する表示手段(液晶ディスプレイ等)とを備えた入力表示装置において、上記アイコンは、上記切換手段で切り換わる上記複数の瀬定画面の条件キーにより入力される複数の条件を統合的に表示すると共に、上記条件キーによる条件の入力に対応した条件アイコンは、ドラッグして統合的に表示された仕上がりアイコン上に、移動可能した。
【0007】
すなわち、本発明は、複数の設定画面と条件を表わすアイコンとを表示する表示手段を備えた入力表示装置において、上記設定画面を、条件を設定可能な条件キーを配置した設定画面とするとともに、この条件キーが少なくとも複数の設定画面のうちの1つを入力可能な状態に表示する設定画面切換機能を有しており、上記条件キーによる条件の入力に対応して条件を表示するアイコンが表示され、上記アイコンは、上記条件キーによる条件の入力に対応した条件アイコンと、仕上がり形態を表す仕上がりアイコンとからなり、上記設定画面切換機能で切り換わる上記複数の設定画面の条件キーにより入力される複数の条件を統合的に表示するとともに、上記条件アイコンは、ドラッグして統合的に表示された仕上がりアイコン上に移動可能とした。
【0008】
さらに、本発明は、上記入力表示装置において、条件アイコンに対応した設定量があるものは、条件アイコンの仕上がりアイコンに対する移動方向に対応してその設定量を可変可能とした。
【0009】
また、本発明は、上記入力表示装置において、仕上がりアイコン上に先に選択された条件アイコンに応じて、後から選択した条件アイコンの最適位置を、仕上がりアイコンに表示するようにした。
【0010】
本発明は、上記入力表示装置において、条件キーを操作すると、下位条件の選択エリアが開き、下位条件の選択に対応した条件アイコンが、仕上がりアイコン上の下位条件が適用可能な位置に表示されるようにした。
【0011】
本発明は、上記入力表示装置において、複数の適用可能位置のある下位条件選択アイコンは、条件アイコンの位置切り換えキーにより、仕上がりアイコンに対する位置を切り換えて表示するようにした。
【0012】
本発明は、上記入力表示装置において、後から選択した条件アイコンの仕上がりアイコンに対する最初の表示位置が、仕上がりアイコン上に先に選択された条件アイコンに応じた最適位置に表示されるようにした。
【0013】
本発明は、条件を設定可能な条件キーを配置した複数の設定画面と、上記複数の設定画面のうちの1つを入力可能な状態に表示する切換手段と、上記条件キーによる条件の入力に対応して条件を表示する条件アイコンと、上記複数の設定画面と上記アイコンとを表示する表示手段とを備えた入力表示装置における入力表示方法において、上記アイコンを、上記切換手段で切り換わる上記複数の設定画面の条件キーにより入力される複数の条件を統合的に表示すると共に、上記条件キーによる条件の入力に対応した条件アイコンを、ドラッグして統合的に表示された仕上がりアイコン上に、移動可能に表示するようにした。
【0014】
【発明の実施の形態】
(装置の概要説明)以下、図面を用いて、本発明にかかる入力表示装置の構成の概要を説明する。まず本発明の入力表示装置を備えた画像形成装置であるディジタル複写機の構成の概要を図1を用いて説明する。
【0015】
図1に示すように、この実施の形態にかかる画像形成装置であるデジタル複写機30は、本体が、大きく分けてスキャナ部31と、レーザ記録部32から構成されている。
【0016】
スキャナ部31は、透明ガラスからなる原稿載置台35と、原稿載置台35上へ自動的に原稿を供給搬送するための両面対応自動原稿送装置(RADF)36と、原稿載置台35上に載置された原稿の画像を走査して読み取るための原稿画像読取ユニット、すなわちスキャナユニット40から構成されている。
【0017】
このスキャナ部31にて読み取られた原稿画像は、画像データとして後述する画像データ入力部へと送られ、画像データに対して所定の画像処理が施される。
【0018】
上記RADF36は、RADF36に備えられた図示しない原稿トレイ上に一度にセットされた複数枚の原稿を、1枚ずつ自動的にスキャナユニット40の原稿載置台35上へ給送する装置である。またRADF36は、オペレーターの選択に応じて原稿の片面または両面をスキャナユニットに読み取らせるように、片面原稿のための搬送経路、両面原稿のための搬送経路、搬送経路切換手段、各部を通過する原稿の状態を把握し管理するセンサー群、および制御部などから構成されている。このRADF36については、従来から多くの出願、商品化がなされているので、これ以上の説明は省略する。
【0019】
原稿載置台35上に載置された原稿の画像を読み取るためのスキャナ部31を構成するスキャナユニット40は、原稿面上を露光するランプリフレクターアセンブリ41と原稿からの反射光像を光電変換素子(CCD)に導くための原稿からの反射光を反射する第1の反射ミラー42aを搭載してなる第1の走査ユニット40a、また第1の反射ミラー42aからの反射光像を光電変換素子(CCD)に導くための第2反射ミラー42bと第3反射ミラー42cを搭載してなる第2の走査ユニット40b、原稿からの反射光像を上述した各反射ミラーを介して電気的画像信号に変換する素子(CCD)上に結像させるための光学レンズ43、および原稿からの反射光像を電気的画像信号に変換する上述したCCD素子44から構成される。
【0020】
スキャナ部31は、上記RADF36とスキャナユニット40の関連した動作により、原稿載置台35上に読み取るべき原稿を順次載置させながら、原稿載置台35の下面に沿ってスキャナユニット40を移動させて原稿画像を読み取るように構成されている。
【0021】
特に第1走査ユニット40aは、原稿載置台に沿って左から右へと一定速度Vで走行され、また第2走査ユニット40bは、その速度Vに対してV/2の速度で同一方向に平行に走査制御される。
【0022】
これにより、原稿載置台35上に載置された原稿の画像を1ライン毎に順次CCD素子44へと結像させて画像を読み取ることとなる。
【0023】
原稿画像をスキャナユニット40にて読み取ることにより得られた画像データは、後述する画像処理部へ送られ、各種処理が施された後、画像処理部のメモリに一旦記憶され、出力指示に応じてメモリ内の画像を読み出してレーザープリンター部32に転送して記録シート上に画像を形成させる。
【0024】
このレーザープリンター部32は、画像を形成させるための記録材であるシートの搬送系、レーザ書込ユニット46、および画像を形成するための電子写真プロセス部48を備えている。
【0025】
レーザ書込ユニット46は、上述したスキャナユニット40にて読み取った後のメモリから読み出した画像データ、または外部の装置から転送されてきた画像データに応じてレーザ光を出射する半導体レーザ光源、レーザ光を等角速度偏向するポリゴンミラー、等角速度で偏向されたレーザ光が電子写真プロセス部48を構成する感光体ドラム上で等角速度で偏向されるように補正するf−βレンズなどを有している。
【0026】
上記電子写真プロセス部48は、周知である感光体ドラムの周囲に帯電器、現像器、転写器、剥離器、クリーニング器、除電器を備えている。
【0027】
一方、シートの搬送系は、上述した画像形成を行う電子写真プロセス部の特に転写器が配置された転写位置へとシートPを搬送する搬送部33、該搬送部33へとシートPを送り込むためのカセット給紙装置51、52、53、または、必要なサイズのシートを適宜給紙するための手差給紙装置54、転写後のシートPに形成された画像、特にトナー像を定着するための定着器49、定着後のシートPの裏面に再度画像を形成するためにシートPを再供給するための再供給経路55とを備えている。
【0028】
また、定着器49の下流側には、画像が記録されたシートPを受け取り、このシートPに対して所定の処理を施す後処理装置34が配置されている。
【0029】
レーザ書込ユニット46及び電子写真プロセス部48において、画像メモリから読み出された画像データは、レーザ書込ユニット46によってレーザ光線を走査させることにより感光体ドラム48の表面上に静電潜像として形成される。該静電潜像は、トナーにより可視像化されたトナー像とされる。トナー像は、多段給紙ユニットのいずれかの給紙部から搬送された用紙の面上に静電転写され、定着器49で定着される。
【0030】
このようにして画像が形成された用紙は、定着器49から排紙ローラ57を経由して後処理装置34内へと搬送される。
【0031】
図2は、図1のデジタル複写機30を構成している各種ユニット部、画像処理部などの全体ブロック構成図であり、略中央に位置するメイン中央演算処理装置401(CPU)により各ユニット部毎に搭載されたサブ中央演算処理装置(CPU)との連携を取りながら動作管理している状態を示す図である。
【0032】
このブロック図から分かるように、大きくは図面略右上に位置する操作パネルを管理制御するオペレーションパネルボード100と、図面略左上に位置するデジタル複写機30を構成する各ユニットを管理制御するマシンコントロールボード200と、図面略左下に位置する原稿画像を電気的に読み取り電子データとするCCDボード300と、図面略中央に位置する前記CCDボード300にて電子データ化された原稿画像に対して所定の画像処理を施すメイン画像処理ボード400と、このメイン画像処理ボード400にて処理された画像情報に対してさらに所定の画像処理を施すサブ画像処理ボード500と、さらに、図面略右下に位置する前記サブ画像処理ボード500にインターフェイスを介して接続されたその他の拡張ボード群600(プリンターボード、機能拡張ボード)などから構成されている。
【0033】
以下、各ボード毎に管理制御している内容について説明する。
【0034】
(オペレーションパネルボード)オペレーションパネルボード100は、基本的にサブの中央演算処理装置(CPU)101により制御されており、操作パネル103上に配置されたLCD表示部104の表示画面、各種モードに関する指示を入力する操作キー群105からの操作入力などを管理している。
【0035】
そして操作キー群105から入力されたデータ、LCD画面に表示させる情報など操作パネルにおける各種制御情報を記憶しておくメモリ102が設けられている。
【0036】
この構成において、サブの中央演算処理装置(CPU)101は、メインの中央演算処理装置(CPU)401との制御データ通信を行い、デジタル複写機30の動作指示を行う。
【0037】
また、メインの中央演算処理装置401からは、デジタル複写機30の動作状態を示す制御信号をサブの中央演算処理装置(CPU)101へと転送することや、操作パネル103のLCD画面104を通して装置が現在どのような状態にあるのかなどの動作状態を操作者に表示するようになっている。
【0038】
(マシンコントロールボード)マシンコントロールボード200は、サブの中央演算処理装置201により全体が制御されており、ADF・RADFなどの自動原稿送装置203、原稿画像を読み取る読取スキャナ部204、画像情報を画像として再現するプロセス部205、画像が記録される用紙を収納部からプロセス部へ向かって順次搬送する給紙搬送部206、画像が記録された用紙を反転させて用紙の両面に画像が形成されるように用紙を反転搬送する両面ユニット207、画像が記録された用紙に対してステープルなどの後処理を行うフイニツシヤ208などを管理している。
【0039】
(CCDボード)CCDボード300は、原稿画像を電気的に読み取るためのCCD301、CCD301を駆動する回路(CCDゲートアレイ)302、CCD301から出力されるアナログデータのゲイン調整などを行うアナログ回路303、CCD301のアナログ出力をデジタル信号に変換して電子データとして出力するA/D変換器304などから構成され、制御管理はメインの中央演算処理装置401により行われている。
【0040】
(メイン画像処理ボード)メイン画像処理ボード400は、メインの中央演算処理装置401により制御され、前記CCDボード300から送られてきた原稿画像の電子データをもとに、画像の階調性を所望の状態で表現できるように、シェーデイング補正、濃度補正、領域分離、フィルタ処理、MTF補正、解像度変換、電子ズーム(変倍処理)、ガンマ補正など多値の画像データの状態のまま処理を施す多値画像処理部402、処理が施された画像データあるいは処理の手順管理など各種制御情報を記憶させておくメモリ403、処理が施された画像情報でもって画像を再現するためにレーザ書込ユニット46側へとデータを転送制御するレーザコントロール404などから構成される。
【0041】
(サブ画像処理ボード)サブ画像処理ボード500は、メイン画像処理ボード400とコネクタ接続され、メイン画像処理ボード400上のメインの中央演算処理装置401により制御された、2値画像処理部501、画像処理の施された2値画像情報、あるいは処理上での制御情報などを記憶管理するメモリおよびメモリを制御するゲートアレイ502、複数枚の原稿画像情報を記憶管理しておき、複数枚の原稿画像を繰り返し所望部数の数だけ読み出して複数の複写物を生成するためのハードディスク(HD)メモリ503aおよびハードディスクを制御するゲートアレイ503、外部インターフェイスとしてのSCSIおよびSCSIを制御するゲートアレイ504などから構成される。
【0042】
また、前述の2値画像処理部501は、多値画像情報を2値画像に変換する処理部、画像を回転する処理部、2値画像の変倍処理を行う2値変倍(ズーム)処理部、2値画像を圧縮伸張する圧縮伸張部などから構成され、さらに、ファックス画像を通信手段を介して送受信することが出来るようにファックスインターフェイスも備えている。
【0043】
(拡張ボード)拡張ボード600としては、パーソナルコンピュータなどから送られてくるデータをデジタル複写機のプリンタ部からプリンタモードとして出力可能とするためのプリンタボード601、デジタル複写機の編集機能を拡張してデジタル複写機の特徴を有効活用するための機能拡張ボード602などがある。
【0044】
以下、デジタル複写機の画像処理装置として、コピー、プリンタモードとしての画像データの処理、画像データの流れについてさらにくわしく説明する。
【0045】
(コピーモード)デジタル複写機30のRADF36の所定位置にセットされた原稿は、1枚ずつスキャナユニット40の原稿載置台35上へと順次供給される。原稿の画像は、先に説明したスキャナユニット40の構成により順次読み取られ、8ビットの電子データとしてメイン画像処理ボード400へと転送される。
【0046】
メイン画像処理ボード400に転送された8ビットの電子データは、8ビットの電子画像データとして多値画像処理部402上で所定の処理が施される。
【0047】
そして、8ビットの電子画像データにガンマ補正などの処理を行いレーザコントロール部404を介してレーザ書込ユニット46へと送られる。
【0048】
これにより、デジタル複写機30のスキャナ部31にて読み取られた原稿画像は、レーザ記録部32から階調性のあるコピー画像として出力される。
【0049】
(コピーモードにおける電子RDH機能)同じくデジタル複写機30のRADF36の所定位置にセットされた原稿は、1枚ずつスキャナユニット40の原稿載置台35上へと順次供給される。原稿の画像は、先に説明したスキャナユニット40の構成により順次読み取られ、8ビットの電子データとしてメイン画像処理ボード400へと転送される
【0050】
メイン画像処理ボード400に転送された8ビットの電子データは、8ビットの電子画像データとして多値画像処理部402上で所定の処理が施される。
【0051】
そして、この8ビットの電子画像データは、次にメイン画像処理ボード400側のコネクタ405からサブ画像処理ボード500側のコネクタ505を介してサブ画像処理ボード500側に送られ、2値画像処理部501の多値2値変換部において誤差拡散などの処理と共に8ビットの電子画像データから2ビットの電子画像データに変換される。
【0052】
なお、8ビットの電子画像データを誤差拡散などの処理を含めて2ビットの電子画像データに変換しているのは、ただ多値2値変換を行っただけでは画質的に問題があるので、画質の劣化が少なくなるように配慮している。
【0053】
また、8ビットの電子画像データを2ビットの電子画像データに変換するのは、画像の記憶容量などを考慮したためである。
【0054】
このようにして変換された2ビットの電子画像データは、原稿1枚毎にハードディスクなどのディスクメモリ503aへと転送されて一時的に記憶管理される。
【0055】
デジタル複写機30のRADF36にセットされた原稿群の全てが読み取り処理されると、先程一時的にハードディスク503aに記憶された2ビットの電子画像データをゲートアレイの制御により指定された部数の数だけ繰り返し読み出して、読み出された2ビットの電子画像データは、再度コネクタ接続部405、505を介してメイン画像処理ボード400へ送られ、ガンマ補正などの処理を行いレーザコントロール部404を介してレーザ書込ユニット46へと送られる。
【0056】
なお、全ての原稿群画像が読み取られてから画像群を所望する部数の数だけ繰り返し読み出すようにして説明したが、1部目の画像出力は所定分の画像が準備出来た段階で順次出力するように構成することも可能である。
【0057】
これにより、デジタル複写機30のスキャナ部31にて読み取られた原稿画像は、レーザ記録部32から階調性のあるコピー画像として出力される。
【0058】
(プリンタモード)パーソナルコンピュータなどのネットワーク接続された外部機器から送られてきた画像は、プリンターボード601上でページ単位の画像としてボード601上で展開された後、インターフェイスであるSCSI504から一旦サブ画像処理ボード500側へ転送されハードディスク503aなどのメモリへと記憶される。
【0059】
なお、プリンターボード601上でページ画像として展開された画像は、サブ画像処理ボード500側に送られるが、ページ画像に2値画像処理は行わず、ハードディスク503に一時記憶されるだけである。
【0060】
また、一旦記憶されたページ画像がハードディスク503aから読み出される時も、ページ画像に対する2値画像処理は行わない。
【0061】
そしてハードディスク503aへ一時記憶された画像情報は、所定のページ順となるようにハードディスク503aから読み出されながらメイン画像処理ボード400へと送られてガンマ補正を行い、レーザコントロール404からLSU46にて画像を再現するよう画像の書き込みが制御される。
【0062】
(操作パネルの説明)図3は、デジタル複写機30における操作パネル103を表したものである。この操作パネル103の中央部分には、タッチパネル液晶表示装置6が配置されていて、その周囲にテンキー(枚数設定キー)16、クリアキー17、スタートキー18、全解除キー19、割込キー20及びコピー/プリンタ切換キー26が配置されている。
【0063】
このタッチパネル液晶表示装置6の画面上には、画像編集機の選択や印字時の条件の設定等に際して、種々の条件を設定するための設定画面に切り換える画面切換指示エリアがあって、このエリアを指で直接押圧操作すると各種画像編集機能が選択できるように液晶画面上に各種編集機能が一覧表示される。
【0064】
その表示された各種編集機能の中から、操作者が所望する機能が表示されている領域を指で触れることにより編集機能が設定される。
【0065】
上記操作パネル上に配置された各種設定キー群について簡単に説明する。枚数設定キー16は、複写枚数の設定するためのキーであり、テンキーで構成される。クリアキー17は、複写枚数をクリアしたり、連続コピーを途中で止める時に操作するキーである。スタートキー18は、コピーの開始を指示するためのキーである。全解除キー19は、現在設定されているモードの全てを解除して標準状態に復帰させるためのキーである。割込キー20は、連続コピー中に別の原稿に対するコピーを行いたい時に操作するキーである。コピー/プリンターモード切換キー26は、デジタル複写機のモードをコピーとプリンタの間で切り換えるためのキーである。
【0066】
今回提示した操作パネル及びその操作パネル上に配置される各種キーは、あくまでも1実施例であり、デジタル複写機に搭載される各種機能により操作パネル上に設けられるキーは異なってくることはいうまでもない。
【0067】
(表示画面に関する説明)次いで、上記構成の画像形成装置における処理をコピーモード時の動作を例にとって、表示画面の形態を説明する。
【0068】
図4に示すように、表示部6に表示される画面8は、メッセージ表示域81と、コピー枚数表示域82と、モード表示域83と、外観図表示域84と、仕上がり形態表示域85と、設定キー表示域86を有している。
【0069】
メッセージ表示域81は、各種メッセージを表示する領域であり、ユーザに向けたメッセージが表示される。
【0070】
コピー枚数表示域82は、設定されたコピー枚数または部数を表示する領域であり、コピー処理実行時には残量が表示される。
【0071】
モード表示域83は、設定されているモードを表示する領域であり、コピー、ファクシミリ、プリンタなどのモードを表示する。
【0072】
外観図表示域84は、装置の形状を模式的に示すとともに設定条件をアイコンを用いて表示する領域で、装置本体、装着されたオプション(ADF、ソータ、両面トレイ、多段デスク等)が表示される。トレイには、用紙の種類、サイズ、セット方向、残量が表示される。また、現在の設定条件において印字用紙の排出先となっているトレイはアクティブ表示される。排出トレイには、コピー排出トレイ、大容量コピーおよび後処理排出トレイが有り、設定選択されたトレイがアクティブ表示される。
【0073】
仕上がり形態表示域85は、設定キーで設定された条件のうち、図で表現できるものをアイコン851を用いて表示しており、これにより印字出力物がどの様な形態で印字されるかをユーザが前もって知ることができる。
【0074】
設定キー表示域86は、印字条件の設定変更を行うための条件キー861が表示される。該領域内においては、条件設定時にユーザが操作するキー群861が配置された行と、その設定項目毎に現在の設定内容862を表示する行とがある。
【0075】
キー群861には、たとえば、サイズ選択キー861−1、倍率選択キー861−2、濃度選択キー861−3、原稿−用紙選択キー861−4、後処理キー861−5、仕分けキー861−6、特別機能キー861−7などが設けられる。
【0076】
(実施例1)以下、本発明の入力表示装置の第1の実施例を説明する。コピーモードが選択されると、表示部6における画面8は、コピーモードの先頭画面である図4に示すような待機画面W1が表示される。
【0077】
上記先頭画面(待機画面)W1において設定条件の変更を行う場合には、用紙サイズの選択、倍率選択、濃度設定に関する選択は、条件キー861−1〜861−3を操作することによって条件が切り換わり、該先頭画面上においてユーザが所望の条件を選択することができる。
【0078】
これら以外の条件、例えば、後処理条件の設定変更を行う場合には、後処理の条件キー861−5を操作することにより、上記表示部6における画面8は、先頭画面W1から図5に示すような後処理条件がステープル条件アイコン841‐1〜841−3やパンチ条件アイコン842‐1,842‐2で示された後処理条件選択画面S1に切り替わる。
【0079】
後処理条件選択画面S1では、現在の後処理条件が選択画面に表示され、後処理キー861−7の上の表示欄862―7には、「↓」を表示して、条件選択中であることを示す。また、上記後処理条件選択画面S1上の外観図表示域84には、後処理装置以外の他の装置の外観を隠し、後処理装置の外観図および後処理の条件を示すアイコンのみを表示する。選択完了後は、確定キー849の操作により、上記先頭画面(待機画面)W1に復帰する。
【0080】
また、例えば、上記図5の後処理条件選択画面S1において、操作者がステープル条件アイコン841の内「角ステープル条件アイコン」841−1を選択して設定条件を変更した場合には、図7に示すように、後処理条件選択画面S2に切り替わり、コピーの仕上がり状態の表示851も角ステープル条件アイコン841‐1が左上部に表示された表示に変化する。外観図表示域84に示される選択したアイコン841−1は表示を白黒反転させるなど非選択アイコンと差別化して選択されたことを表示する。
【0081】
さらに、上記画像形成装置では、排紙先のトレイとして複数のトレイ、例えば上から順に、コピー排出トレイ、大容量コピーおよび後処理排出トレイが配置されている。そして、図5に示す後処理条件選択画面S1において、ステープル処理やパンチ処理等の後処理が選択された場合には、排出先は後処理排出トレイとなるため、後処理排出トレイがアクティブ表示される。図7の後処理条件選択画面S2の状態で確定キー849を操作すると、図29に示すコピーの仕上がり形態表示域85の仕上がり形態アイコン851に角ステープル841−1が表示された状態の先頭画面W2となる。
【0082】
(設定画面の詳細な説明)後処理条件のステープル機能とパンチ機能の設定を行う場合を例にとって、条件キーによる条件の設定とそれに対応したコピーの仕上がり状態の表示の変化について説明する。
【0083】
まず後処理条件の設定変更を行う。図4の先頭画面W1の条件選択キー861の中から後処理条件キー861−5を選択すると、選択画面の表示が図5に示す後処理条件選択画面S1になる。後処理条件キー861−5の上の表示欄862−5には、「↓」を表示して、条件選択中であることを示す。図5の後処理条件選択画面S1の外観図表示域84に後処理条件選択域として表示されるように、後処理条件には、ステープル機能841とパンチ機能842がある。後処理条件選択域には、ステープル機能841の条件を表示する条件アイコン841−1〜841−3とパンチ機能842の条件を表示する条件アイコン842−1、842−2が表示されている。ステープル機能841の設定では、“角ステープル”841−1、“横ステープル”841−2、“縦ステープル”841−3のステープル状態を選択すること、パンチ機能842の設定では、“横パンチ”842−1、“縦パンチ”842−2のパンチ状態を選択することができる。
【0084】
ここで、まずステープル機能841の“角ステープル”841−1を、選択する。図6に示すように、条件選択域の“角ステープル”条件アイコン841−1をドラッグしてコピー仕上がり形態アイコン851上の角ステープル位置に移動する。この結果、図7に示すように、仕上がり形態表示域85のアイコン表示851が、設定された条件に合わせて角ステープルされた絵に変わる。このとき、ステ−プル条件アイコンの角ステープルアイコン841−1は、差別化されて表示されている。
【0085】
次に、図7の後処理条件選択画面S2において、パンチ機能842の“横パンチ”842−1を選択する。図8に示すように、条件選択域の“横パンチ条件”アイコン842−1をドラッグしてコピー仕上がり形態アイコン851上の横パンチ位置に移動する。仕上がり形態表示域85の表示が、図9に示すように、設定された条件に合わせて角ステープル841−1+横パンチ842−1された絵851に変わる。
【0086】
この選択状態を表す後処理条件選択画面S3で確定キー849を操作すると、図10に示す状態の先頭画面R1となり後処理条件選択キー861−5の上の設定内容表示域862−5に設定内容(角ステープル:横パンチ)が表示される。
【0087】
このように、この発明の第1の実施例によれば、表示部6の画面8に、複数の設定画面の条件キー861により入力される複数の条件を統合的に表示すると共に、統合的に表示された仕上がり形態表示域85上に直接、条件アイコン841,842をドラッグすることにより、各設定条件によって得られる仕上がり形態を仕上がり形態表示域85に表示できる。したがって、統合的に表示されたアイコン内の各設定条件に対応する絵表示と、各設定機能によって得られる仕上がり形態との関係を、視覚的にイメージとしてつかみやすいので、設定を容易に行うことができ、現在の設定内容を容易に確認でき、ミスコピーを削減することができる。
【0088】
上述した事例で、選択した下位条件を絵やアイコンと関連づけて表示する表示装置において、上位条件を選択する選択キーは文字で選択し、上記キーの文字が意味する内容を持った下位条件に対応したアイコンだけを選択可能にすることにより、先に文字でどのような条件が存在するかを示して、その後、下位条件をアイコンで表示するので、上位条件と下位条件の両方を文字で表示する場合に比べて、下位条件を絵やアイコンと関連づけやすく、また、上位条件と下位条件の両方をアイコンで表示する場合に比べて、条件がどのようなものかを文字によって容易に把握できるので、誤操作が生じにくい。
【0089】
(実施例2)以下、後処理条件(パンチ)の設定後に特別機能(とじしろ)の設定を行う場合を例にとって、条件アイコンに対応した設定量があるものを、条件アイコンの仕上がりアイコンに対する移動方向に対応してその設定量を可変可能にする処理について説明する。
【0090】
上記実施例1の入力表示装置において、まず後処理条件の設定変更を行う。図4の先頭画面W1の条件選択キー861の中から後処理条件キー861−5を選択すると、選択画面の表示が図5に示す後処理条件選択画面S1に切り換わる。後処理選択条件の中から、パンチ機能842の設定を選択し、パンチ機能の“横パンチ”842−1を選択する。次いで図11に示すように、条件選択域の“横パンチ条件”アイコン842−1をドラッグして仕上がり形態表示域85のコピー仕上がり形態アイコン851上の横パンチ位置に移動させる。その結果、図12の後処理条件選択画面S4に示すように、仕上がり形態表示域85の表示が、設定された条件に合わせて横パンチ842−1された絵(アイコン)851に変わる。
【0091】
この後処理条件選択画面S4に示される選択状態で確定キー849を操作すると、図13に示す後処理条件変更後の画面R2状態を有する先頭画面となり後処理条件選択キー861−5の上の設定内容表示域862−5に設定内容(横パンチ)が表示される。
【0092】
続いて、特別機能(左とじしろ10mm)の設定を行う。まず、図13の条件選択キー861の中から特別機能条件キー861−7を選択する。この結果図14に示すように、選択画面の表示が、外観図表示域84に特別機能の下位条件をアイコン843,844で示す特別機能条件選択画面S5に切り換えられる。ここで、まず特別機能の“とじしろ”を、選択する。
【0093】
次いで、図15に示すように条件選択域の“とじしろ”条件アイコン843をドラッグしてコピー仕上がり形態アイコン851上の左とじしろ位置に移動する。
【0094】
その結果、仕上がり形態表示域85の表示が、図16に示すように、設定された条件に合わせて“左とじしろ”と“横パンチ”された絵851に変わる。この時に、とじしろ条件アイコン843をドラッグした位置により、コピー仕上がり形態アイコン851上に“とじしろ量”が表示される。左とじしろ設定時は、左方向(コピー仕上がり形態の用紙端)移動で、とじしろ量が減り、右方向(コピー仕上がり形態の用紙中央)移動で、とじしろ量が増えていく。とじしろ量が10mmになる位置に条件アイコンをドラッグする。またこの状態で、とじしろ量を15mmに変更したい場合は、とじしろの条件アイコン843を右の方向へ少し移動することにより可変可能である。この選択状態で確定キー849を操作すると、図17に示す状態の先頭画面R3となり特別条件選択キー861−7の上の設定内容表示域862−7に設定内容(左とじしろ10mm)が表示される。
【0095】
また、この実施例では、左とじしろ設定の例であったが、右とじしろ設定時は、右方向(コピー仕上がり形態の用紙端)移動で、とじしろ量が減り、左方向(コピー仕上がり形態の用紙中央)移動で、とじしろ量が増えていく。
【0096】
このように、条件アイコンに対応した設定量があるものは、条件アイコンの仕上がりアイコンに対する移動方向に対応してその設定量を可変可能にすることにより、仕上がりアイコンと条件アイコンの関係を視覚的に理解しやすく、操作を容易に行うことができる。
【0097】
(実施例3)後処理条件のパンチ機能の設定の後に特別機能のとじしろ設定を行う場合を例にとって、仕上がりアイコン上に先に選択された条件アイコンに応じて、後から選択した条件アイコンの最適位置を、仕上がりアイコンに表示する処理について説明する。
【0098】
実施例1の入力表示装置において、まず後処理条件(パンチ機能)の設定変更を行う。図4に示した先頭画面W1の条件選択キー861の中から後処理条件キー861−5を選択すると、選択画面の表示が図5に示すように後処理条件選択画面S1になる。ここで、パンチ機能842の“横パンチ”842−1を選択して、図11に示すようにコピー仕上がり形態表示域85の左端にドラッグする。その結果、画面8は、図12に示す後処理条件選択画面S4となる。この選択状態で確定キー849を操作すると、図13に示す後処理条件変更後の画面(先頭画面)R2が表示され、後処理条件選択キー861−5の上の設定内容表示域862−5に設定内容(横パンチ)が表示される。
【0099】
続いて、特別機能条件のとじしろ機能の設定を行う。図13の後処理条件変更後の画面R2において、特別機能キー861‐7を押すと、図14に示す特別機能条件選択画面S5が表示される。この特別機能条件選択画面S5で、特別機能条件選択域からとじしろアイコン843を選択し、図15に示すように仕上がりアイコン851上にドラッグすると、図18に示す特別機能条件選択画面S7が表示され、仕上がりアイコン851上に先に選択された横パンチ条件アイコン842−1に応じた最適位置に、左とじしろアイコン843が仕上がりアイコン851上に表示される。
【0100】
この実施例では、横パンチの後に、とじしろ設定を行い、最適位置が左とじしろ位置になる例であったが、先の条件設定が、上パンチ条件設定時の後のとじしろ設定の場合の最適位置は、上とじしろ位置になる。
【0101】
このように、仕上がりアイコン851上に先に選択された条件アイコンに応じて、後から選択した条件アイコンの最適位置を、仕上がりアイコンに表示することにより、設定を容易に行うことができ、操作ミスを防ぐことができる。
【0102】
(実施例4)次ぎに、条件キーを操作して下位条件の選択エリアを開き、下位条件の選択に対応した条件アイコンを仕上がりアイコン上の下位条件が適用可能な位置に表示する処理について、後処理機能条件(横ステープル機能)の設定を行う場合を例にとって、説明する。
【0103】
実施例1の入力表示装置において、後処理条件の設定変更を行う。図4に示した先頭画面W1の条件選択キー861の中から後処理の条件キー861−5を選択すると、画面8は、図5に示す後処理条件選択画面S1に切り換えられる。表示された後処理選択条件の中から、ステープル機能の設定を選択し、ステープル機能の“横ステープル”841−2を選択する。図30に示すように、条件選択域の“横ステープル” 条件アイコン841−2をドラッグしてコピー仕上がり形態アイコン851上の横ステープル位置(適用可能な位置)に移動すると、図31に示す仕上がり形態表示域85の仕上がりアイコン851上に設定された条件に合わせた横ステープルアイコン841‐2が表示された後処理条件選択画面S8に切り換えられる。この選択状態で確定キー849を操作すると図32に示す後処理条件変更後の状態の先頭画面R4となり後処理条件選択キー861−5の上の設定内容表示域862−5に設定内容(横ステープル)が表示される。
【0104】
図5の後処理条件選択画面S1で、図33に示すように間違って“横ステープル” 条件アイコン841−2をコピー仕上がり形態アイコン851上の角ステープル位置に移動しても、適用不可能な位置なので、仕上がり形態表示域85の表示は、図30および図31に示されるように、横ステープル位置(適用可能な位置)に表示された絵に変わる。
【0105】
この実施例では、“横ステープル”条件アイコンを、左角ステープル位置に間違って移動しているが、右角ステープル(適用不能)位置に間違って移動した場合は、右横ステープル(適用可能)位置に移動される。
【0106】
このように、下位条件の選択に対応した条件アイコンが、仕上がりアイコン上の下位条件が適用可能な位置に表示することにより、設定を容易に行うことができ、操作ミスを防ぐことができる。
【0107】
(実施襟5)複数の適用可能位置のある下位条件選択アイコンの、仕上がりアイコンに対する位置を切り換える、位置切換キーを用いて特別機能(とじしろ)設定を行う場合を例にとって説明する。
【0108】
実施例4の入力表示装置において、特別機能(とじしろ)の設定を行う。図4に示した先頭画面W1の条件選択キー861の中から特別機能条件キー861−7を選択すると、選択画面の表示が図19に示す特別機能選択画面S9になる。ここで、とじしろ機能のとじしろ条件アイコン843を選択すると、図20に示すように、選択画面域に位置切換キー845が表示され、仕上がり形態表示域85のとじしろ条件の適用可能位置に、とじしろ条件アイコン843が表示される。この実施例では、とじしろ条件の適用可能位置は、図20の後処理条件選択画面S10に示す“左とじしろ”、図21の後処理条件選択画面S11に示す“上とじしろ”、図22の後処理条件選択画面S11に示す“右とじしろ”、図23の後処理条件選択画面S13に示す“下とじしろ(図23)”の4箇所である。
【0109】
これらの位置切り換えは、選択画面域上の位置切換キー845を順次押すことにより、“左とじしろ”、“上とじしろ”、“右とじしろ”、“下とじしろ”の順に実現することができる。
【0110】
図20では、最初に、とじしろ条件アイコン843が“左とじしろ位置”に表示されている。この状態から上とじしろへ設定変更を行いたい場合には、位置切換キー845を1回押せばよい(図20→図21)。
【0111】
このように、複数の適用可能位置のある下位条件選択アイコンは、条件アイコンの位置切換キー845により、仕上がりアイコン851に対する位置を切り換えて表示することにより、設定を容易に行うことができる。
【0112】
(実施例6)後処理機能(ステープル)設定の後に、特別機能(とじ代)設定を行う場合を例にとって、実施例4において、後から選択した条件アイコンの仕上がりアイコンに対する最初の表示位置が、仕上がりアイコン上に先に選択された条件アイコンに応じた最適位置に表示する処理について説明する。
【0113】
実施例1の入力表示装置において、まず、後処理機能「ステープル」の設定を行う。図4に示した先頭画面W1の中から後処理機能の条件キー861−5を選択すると、選択画面の表示が図5に示す後処理条件選択画面S1になる。ここで、図24に示すように、ステープル機能の“上ステープル”841−3を選択して仕上がりアイコン851上にドラッグすると、図25の後処理条件選択画面S14に示すように、仕上がりアイコン851上に上ステープル条件アイコン841−3が表示される。
【0114】
この選択状態で確定キー849を操作すると、図26に示す状態の先頭画面R5となり、後処理条件選択キー861−5の上の設定内容表示域862−5に設定内容(上ステープル)が表示される。
【0115】
続いて、特別機能(とじしろ)の設定を行う。まず、図26において、条件選択キー861の中から特別機能条件キー861‐7を選択する。その結果、選択画面の表示が、図27に示す特別機能条件選択S15になる。特別機能の中から、とじしろ機能を選択すると、図28の特別機能条件選択画面S16に示すように、仕上がりアイコン851上に“とじしろ” 条件アイコン843が、前設定条件(後処理機能:上ステープル)に応じた最適位置(上とじしろ)に表示される。
【0116】
この実施例では、前設定条件(上ステープル)に応じた、後設定条件(とじしろ)の最初の表示位置が、上とじしろ位置になっているが、前設定条件が(左ステープル)時の、後設定条件(とじしろ)の最初の表示位置は、左とじしろ位置になる。またここで、後設定条件の先に選択された条件アイコンに応じた最適位置から変更したい場合は、実施例5で説明したように位置切換キー845で、位置を切り換えればよい。
【0117】
このように、後から選択した条件アイコン843の仕上がりアイコン851に対する最初の表示位置が、仕上がりアイコン上に先に選択された条件アイコン841−3に応じた最適位置に表示されることにより、設定が容易になり操作ミスを防ぐことができる。
【0118】
以上の説明において、画面に表示される各選択キーおよび条件アイコンならびに仕上がりアイコンに対する各種処理は、オペレーションパネルボード100に供えたCPU101およびメモリー102に格納されたデータや処理プログラムによって実行される。
【0119】
【発明の効果】
以上のように、本発明の実施例1によれば、各設定機能と統合的に表示されたアイコン内の各設定条件に対応する絵表示との関係を視覚的にイメージとしてつかみやすいので、設定を容易に行うことができ、現在の設定内容を容易に確認でき、ミスコピーを削減することができる。
【0120】
本発明の実施例2によれば、統合的に表示された仕上がりアイコン851上に条件アイコンを移動することにより、仕上がりアイコンと条件アイコンの関係を視覚的に理解しやすく、操作を容易に行うことができる。
【0121】
本発明の、実施例3によれば、仕上がりアイコン上に最適位置を表示することにより、設定を容易に行うことができ、操作ミスを防ぐことができる。
【0122】
本発明の実施例4によれば、仕上がりアイコン上の適用可能な位置に条件アイコンを表示することができ、操作ミスを防ぐことができる。
【0123】
本発明の実施例5によれば、位置切換キーにより、条件アイコンの仕上がりアイコンに対する位置を切り換えて表示することができ、設定を容易に行うことができる。
【0124】
本発明の実施例6によれば、仕上がりアイコン上の最適位置を表示することにより、設定が容易になり操作ミスを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる入力表示装置が適用される複写機の概略構成を説明する図。
【図2】本発明にかかる有力表示装置が適用される複写機の機能構成を説明するブロック図。
【図3】操作パネルの外観形状を説明する平面図。
【図4】操作パネルの表示部の表示内容を説明する先頭画面W1。
【図5】後処理条件選択画面S1。
【図6】後処理条件選択画面S1−1。
【図7】後処理条件選択画面S2。
【図8】後処理条件選択画面S2−1。
【図9】後処理条件選択画面S3。
【図10】後処理条件変更後の画面R1。
【図11】後処理条件選択画面S1−2。
【図12】後処理条件選択画面S4。
【図13】後処理条件変更後の画面R2。
【図14】特別機能条件選択画面S5。
【図15】特別機能条件選択画面S5−1。
【図16】特別処理条件選択画面S6。
【図17】特別機能変更後の画面R3。
【図18】特別機能条件選択画面S7。
【図19】後処理条件選択画面S9。
【図20】後処理条件選択画面S10。
【図21】後処理条件選択画面S11。
【図22】後処理条件選択画面S12。
【図23】後処理条件選択画面S13。
【図24】後処理条件選択画面S1−5。
【図25】後処理条件選択画面S14。
【図26】後処理条件変更後の画面R5。
【図27】特別機能条件選択画面S15。
【図28】特別機能条件選択画面S16。
【図29】先頭画面W2。
【図30】後処理条件選択画面S1−3。
【図31】後処理条件選択画面S8。
【図32】後処理条件変更後の画面R4。
【図33】後処理条件選択画面S1−4。
【符号の説明】
8 画面
81 メッセージ表示域
82 コピー枚数表示域
83 モード表示域
84 外観図表示域
85 仕上がり形態表示域
86 設定キー表示域

Claims (8)

  1. 条件を設定可能な条件キーを配置した複数の設定画面と、
    上記複数の設定画面のうちの1つを入力可能な状態に表示する切換手段と、
    上記条件キーによる条件の入力に対応して条件を表示する条件アイコンと、
    上記複数の設定画面と上記条件アイコンとを表示する表示手段とを備えた入力表示装置において、
    上記条件アイコンは、上記切換手段で切り換わる上記複数の設定画面の条件キーにより入力される複数の条件を統合的に表示すると共に、上記条件キーによる条件の入力に対応した条件アイコンがドラッグされたときに仕上がりアイコン上に上記条件アイコンを移動可能とし、上記仕上がりアイコン上に上記条件アイコンを統合的に表示することを特徴とする入力表示装置。
  2. 上記条件アイコンに対応した設定量があるものは、ドラッグによる条件アイコンの仕上がりアイコンに対する移動方向に対応してその設定量を可変可能に設定できることを特徴とする請求項1に記載の入力表示装置。
  3. 仕上がりアイコン上に先に選択された条件アイコンに応じて、後から選択した条件アイコンの最適位置を、仕上がりアイコンに表示することを特徴とする請求項1に記載の入力表示装置。
  4. 条件キーが操作されると、下位条件の選択エリアが開き、下位条件の選択に対応した条件アイコンが、下位条件が適用可能な仕上がりアイコン上の位置に表示されることを特徴とする請求項1に記載の入力表示装置。
  5. 複数の適用可能位置のある下位条件選択アイコンは、条件アイコンの位置切り換えキーにより、仕上がりアイコンに対する位置を切り換えて表示することを特徴とする請求項4に記載の入力表示装置。
  6. 後から選択された条件アイコンの仕上がりアイコンに対する最初の表示位置が、仕上がりアイコン上に先に選択された条件アイコンに応じた最適位置に表示されることを特徴とする請求項4に記載の入力表示装置。
  7. 条件を設定可能な条件キーを配置した複数の設定画面と、
    上記複数の設定画面のうちの1つを入力可能な状態に表示する切換手段と、
    上記条件キーによる条件の入力に対応して条件を表示する条件アイコンと、
    上記複数の設定画面と上記アイコンとを表示する表示手段とを備えた入力表示装置における入力表示方法において、
    上記アイコンを、上記切換手段で切り換わる上記複数の設定画面の条件キーにより入力される複数の条件を統合的に表示すると共に、上記条件キーによる条件の入力に対応した条件アイコンがドラッグされたときに仕上がりアイコン上に上記条件アイコンを移動可能とし、上記仕上がりアイコン上に上記条件アイコンを統合的に表示することを特徴とする入力表示方法。
  8. 条件を設定可能な条件キーを配置した複数の設定画面と、
    上記複数の設定画面のうちの1つを入力可能な状態に表示する切換手段と、
    上記条件キーによる条件の入力に対応して条件を表示する条件アイコンと、
    上記複数の設定画面と上記条件アイコンを表示する表示手段とを備えた入力表示装置において、
    上記条件アイコンは、上記切換手段で切り換わる上記複数の設定画面の条件キーにより入力される複数の条件を統合的に表示すると共に、上記条件キーによる条件の入力に対応した条件アイコンがドラッグされたときに仕上がりアイコン上に上記条件アイコンを移動可能とし、上記仕上がりアイコン上に上記条件アイコンを統合的に表示するとともに、上記条件アイコンがドラッグされた位置により設定を行うことを特徴とする入力表示装置。
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