JPH11231729A - ガイダンス情報表示装置 - Google Patents

ガイダンス情報表示装置

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JPH11231729A
JPH11231729A JP3344298A JP3344298A JPH11231729A JP H11231729 A JPH11231729 A JP H11231729A JP 3344298 A JP3344298 A JP 3344298A JP 3344298 A JP3344298 A JP 3344298A JP H11231729 A JPH11231729 A JP H11231729A
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Hodaka Isobe
穂高 磯部
Kouki Fukuda
江貴 福田
Akihiko Ito
彰彦 伊藤
Shoichiro Yoshiura
昭一郎 吉浦
Nobuyuki Ueda
延幸 上田
Tatsuro Nomura
達郎 野村
Hideo Matsuda
英男 松田
Yoichi Tomota
洋一 友田
Kazuyuki Ogida
和幸 扇田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器内のトラブル処理等のガイダンス情報を
提示する時に、そのトラブルにて最適なガイダンス情報
の提示を行う。 【解決手段】 必要な画像を表示できる液晶表示部11
0に、発生したトラブル解除のためのガイダンス情報を
表示させるために、まずガイダンス情報のスタート画面
を表示する。そして、オペレータは、1画面単位での
遷移または連続した遷移表示を“次の手順”の表示領域
133、あるいは“連続表示”の表示領域134のタッ
ト操作により、順次ガイダンス情報の画面〜が遷移
表示されていく。この提示されるガイダンス情報を認識
し、オペレータはトナー補給を行いトラブル解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置の状況などあ
らゆる情報、例えばガイダンス情報等をオペレータに適
切に伝えるための情報表示装置であり、装置の状況に応
じたガイダンス情報の表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より画像形成装置、例えばデジタル
複写機においては、スキャナから入力された原稿の画像
に対して多彩な画像処理機能の中から選択された処理を
行い、プリンタ部から処理後の画像(ハードコピー)を
出力したり、また出力されたハードコピーに対して多彩
な後処理を施して編集物として提供することができるシ
ステムが提案されるようになっている。
【0003】このようなデジタル複写機の操作パネルは
機能が多彩なことから、操作パネル上に配列されたキー
の数が多くなり複雑なものとなって操作性の面から見る
と非常に分かり易いものとはいえない。
【0004】また、最近のデジタル複写機においては、
多くのキーの中でも使用頻度の少ないキーを覆ってしま
ったり、キーを兼用したりしている。このようなことを
行っても、まだ十分とは言い難い。そこで最近よく用い
られるものが、液晶表示部と透明タッチパネル(タッチ
操作部)の組み合わせによる表示入力装置である。
【0005】例えば、特開平6−35282号公報に記
載されたものがある。この公報に記載されている実施例
をもとに、従来のタッチパネルを備えた複写機における
実施技術を簡単に説明する。これは、LCD画面(液晶
表示装置の画面)上に複写機の状態、複写動作に関する
オペレータ側からの指示、およびオペレータに対する複
写機側からのメッセージなど多くの情報が表示される。
【0006】そして、これらの情報に基づいてオペレー
タは、複写機に対して所望するハードコピーを得るため
の指示入力(設定入力)を行うようになっている。この
時、オペレータは、LCD画面の上に表示された選択指
示ボタン表示の中から所望する動作に関する指示を行う
ために、LCDの所望の表示面上を軽く触れると、その
表示内容を入力できるようにするために、上記LCD画
面上にはタッチパネルが配置されている。そのため、L
CD画面上の選択指示ボタンに対応して表示された内容
が、複写機側に入力される構成となっている。
【0007】また、このLCD画面の表示内容はオペレ
ータの指示により、あるいは複写機の動作状態により次
々に変化するようになっている。これは、複写機の状態
に適した表示に順次切り換えることで、複写機の現在の
状況に関係ない指示ボタン表示を極力表示させないよう
にすることで、複写機を利用する人が多彩な処理能力を
備えた複写機であっても簡単に操作できるようにするね
らいがある。
【0008】しかしこのような入力装置を備えた複写機
にあっては、操作性が多少改善されたとしても、熟知し
ていないオペレータにとっては、操作性がよいとはいえ
ず、しかもLCD画面に表示される表示内容も分かり易
いといったものとはいえない。
【0009】そこで、最近では特開昭59−11169
0号公報、あるいは実開昭61−188156号公報な
どに記載されているように、操作方法が分からなくなっ
たときに、操作するヘルプキーや操作説明ボタンなるも
のを設け、このキーまたはボタンを操作することで表示
部に予め準備された操作方法などの固定メッセージを表
示している。この表示に従ってオペレータが入力操作で
き、不慣れなオペレータにおいても所望の入力を行える
ようにするといった配慮が行われている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
なガイド表示機能を設けても、親切な操作ガイド表示が
完成しているとはいえないのが現状である。つまり、不
慣れなオペレータが操作を理解できるようにガイド表示
しているとは限らない。
【0011】例えば、特開昭59−111690号公報
記載のものでは、複写機の状態に応じて表示するヘルプ
文章を確定しておき、ヘルプ指令キーを操作するたびに
予め定められた固定メッセージが順番に表示画面上に表
示されるだけである。
【0012】また、実開昭61−188156号公報記
載のものでは、操作説明ボタンを操作した後に操作され
たボタンの機能説明を表示部に表示するだけである。
【0013】いずれも予め準備されたガイド表示情報
を、所定の順番で読み出して表示部に表示するだけのこ
とであり、操作者が現在最も必要としている情報を、適
切なタイミングでもって表示するよう考慮されていな
い。そのため、ある程度操作を慣れてきたオペレータが
操作ガイド等を操作することで、入力手順等が理解でき
るとしても、全く操作をしたことがないオペレータには
非常に煩わしいメッセージ等が表示されるだけで、入力
操作を理解できないことが考えられる。
【0014】また、画像形成装置においては、自己診断
手段等を備え、画像形成装置による出力動作を行えなく
なる状況を常に診断し、診断結果に応じて、出力処理で
きない状況、例えばトラブル状態(異常状態)等をオペ
レータに報知している。この報知は、表示又は音声等を
利用している。
【0015】この報知に応じて、オペレータ側ではトラ
ブル状態を解除する操作、つまり対処を行うことになる
が、この対処に不慣れなオペレータは戸惑うことにもな
る。しかし、そのようなトラブル解除における操作ガイ
ド(ガイダンス)を行うことがあるが、その対処に適切
なガイダンスを行っているとは限らない。
【0016】本発明は、装置の状態、オペレータのキー
操作などに応じて、より適切なガイダンス情報をオペレ
ータに対して表示することができるように考慮したガイ
ダンス情報表示装置を提供するものである。
【0017】また、本発明の目的は、装置のトラブル等
の解除を行うためにオペレータによる対処の手法を熟練
者のみでなく、不慣れなオペレータにおいても簡単に対
処できるようにしたガイダンス情報を提示を可能にした
ガイダンス情報表示装置を提供することにある。
【0018】さらに、本発明の目的は、装置のトラブル
状態に応じた状況をオペレータに容易に認識できるよう
に表示させると同時に、その認識による適切なガイダン
ス情報を提示させるようにした装置を提供することにあ
る。
【0019】さらにまた、本発明の目的は、装置のトラ
ブル解除のために、ガイダンス情報の提供を異ならせ、
その対処のための効率化を行うことができるようにした
ガイダンス情報表示装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ための請求項1記載の本発明によるガイダンス情報表示
装置は、装置を操作するうえで必要なガイダンス情報を
1画面単位で記憶管理してなる記憶部と、該記憶部に記
憶されたガイダンス情報を表示する表示手段と、上記ガ
イダンス情報を必要に応じて上記表示手段に表示させる
指示手段とを備えたガイダンス情報表示装置において、
上記指示手段は、上記記憶部に記憶されたガイダンス情
報を1画面単位で順次遷移させて上記表示手段にて表示
させる第1の指示手段と、上記記憶部に記憶されたガイ
ダンス情報を1画面単位で連続的に順次遷移させて上記
表示手段にて表示させる第2の指示手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0021】このようにすれば、装置を操作するうえ
で、不慣れな場合にガイダンス情報の提供、つまり表示
によりオペレータが対処するための操作を知ることがで
きる。この時、第2の指示手段にて装置を操作する上で
必要なガイダンス情報が1画面単位で順次連続して表示
される。そのため、全体的な操作の流れを把握できる。
そして、その提示されたガイダンス情報に従ってオペレ
ータにが対処できれば、装置の対処及び操作を行えばよ
い。
【0022】そして、全体的な操作の流れを把握できて
も、装置の操作がいまだ不明であれば、再度連続的なガ
イダンス情報の提示を受けるか、また第1の指示手段に
て1画面毎にガイダンス情報の提示を受け、それに応じ
た操作を行える。従って、装置の慣れ、不慣れに応じた
ガイダンス情報を提供でき、それに応じて装置が所望す
る的確な対処を行える。
【0023】そこで、上述した構成のガイダンス情報表
示装置において、請求項2記載の発明によれば、上記表
示手段が、少なくともガイダンス情報の表示を行う上面
に上記指示手段のためのタッチ操作部を備え、上記ガイ
ダンス情報の表示と共に第1及び第2の指示手段に対応
するタッチキー画像を同時に表示してなり、ガイダンス
情報の表示と共に表示された第1及び第2の指示手段に
対応するタッチキー画像の領域をタッチ操作すること
で、それぞれの指示手段に応じたガイダンス情報を順次
遷移表示させるようにすれば、提示されるガイダンス情
報を見ながら操作を行える。そのため、装置が所望する
的確な操作を適切に行える。そして、操作が済めば、次
の手順が存在すれ場合、再度第1又は第2の指示手段の
指示して適切なガイダンス情報が順次1画面単位で遷移
表示されていくことになり、オペレータは適切な必要と
なるガイダンス情報の提示を受け、順次対処できる。
【0024】また、上述した構成のガイダンス情報表示
装置において、請求項3記載の発明によれば、上記第2
の指示手段の指示にてガイダンス情報が連続的に遷移表
示されている時に、最終的にガイダンス情報の先頭画面
を表示して待機させる。このようにしておけば、一連の
ガイダンス情報をオペレータに提示した後、ガイダンス
情報の先頭画像状態で待機しているため、オペレータが
次に取る得る処置の理解が容易になる。例えば、一連の
操作を把握した上で、次に第1の指示手段により1画面
単位での遷移表示の提供を受ければ、必要となる操作を
容易に理解できる。
【0025】また、上述した構成のガイダンス情報表示
装置において、請求項4記載の発明によれば、上記第2
の指示手段の指示にてガイダンス情報が連続的に遷移表
示されている時に、上記第2の指示手段が操作されると
現時点で表示されているガイダンス情報の画面を表示し
ている状態で待機されるようにしておけば、当然次にオ
ペレータが操作する時のガイダンス情報が提示され、そ
の提示された情報に応じた操作を確実に行える。
【0026】次に、本発明の目的を達成するための別の
ガイダンス情報表示装置を提供してなる請求項5記載の
発明は、装置を操作する上での必要なガイダンス情報を
記憶管理してなる記憶部と、該記憶部に記憶されたガイ
ダンス情報を表示する表示手段と、上記ガイダンス情報
を必要に応じて上記表示手段に表示させる指示手段とを
備えた装置のガイダンス情報表示装置において、装置の
状態を自己診断する自己診断手段と、上記自己診断手段
に診断された結果、オペレータに装置の対処を依頼する
メッセージを上記表示手段に表示させ、同時に装置の外
観と共に該装置が対処を必要とする関係位置を示す画像
を表示させ、上記指示手段の指示にて上記装置が対処必
要とする時のガイダンス情報を上記記憶部より読出し上
記表示手段に表示させる表示制御手段と、を備えたこと
を特徴とする。
【0027】このような構成によれば、装置が自己診断
手段にて不具合を生じた状態等を検出する。この不具合
において、オペレータがそれを対処し解決することがで
きる場合には、そのためのガイダンス情報をオペレータ
に提示できる。この時、装置の外観図と共に対処を必要
とする位置に対処のための関連した画像が表示されてい
るため、オペレータはその画像を認識してガイダンス情
報を受けることになる。そのため、オペレータは、提示
されるガイダンス情報と、上記対処のための関連画像と
の相関を理解したうえで、装置の不具合等を解消すべき
対処を確実に行うことができる。従って、最適なガイダ
ンス情報の提示を行える。
【0028】そこで、上述した構成によるガイダンス情
報表示装置の請求項6記載の発明によれば、上記表示制
御手段は、上記自己診断手段が装置の対処を必要とする
時には、その対処箇所を特定する関連したアイコン画像
を表示させ、表示されたアイコン画像を指示手段にて指
示することで、そのアイコン画像に応じたガイダンス情
報を表示させるようにしている。このように、対処箇所
を特定するアイコン画像によりオペレータは、およその
対処法等を把握できる。もし不慣れなオペレータにおい
て把握できなければ、そのアイコン画像に応じて対処を
行うためのガイダンス情報の提示を受けることができ
る。そのため、対処のためのガイダンス情報がオペレー
タにとってなにをすべきかの理解、把握が確実になる。
【0029】また上述した構成によるガイダンス情報表
示装置の請求項7記載の発明によれば、上記表示手段
は、少なくともガイダンス情報の表示を行う上面に上記
指示手段のためのタッチ操作部を備え、応するタッチキ
ー画像を同時に表示してなり、表示されたアイコン画像
の表示領域をタッチ操作することで、そのアイコン画像
に関連するガイダンス情報を表示させるようにしておけ
ば、オペレータはアイコン画像に対応する最適なガイダ
ンス情報の提示を受ける。そのため、対処法の理解が非
常に簡単になり、その対処を容易に行える。そして、次
回からは、アイコン画像が表示されるだけで、ガイダン
ス情報を受けることなく対処できるようにもなる。
【0030】また上述した構成のガイダンス情報表示装
置において、請求項8記載の発明によれば、上記表示手
段に表示された装置の対処を必要とする箇所を特定する
アイコン画像に関連するガイダンス情報が確認された後
は、他の確認されていないアイコン画像とは区別化して
表示させるようにしておけば、複数の対処を必要とする
時に、未だ対処していない装置の箇所を容易に認識でき
る。また、対処を必要とする箇所を容易に認識でき、よ
って無駄なガイダンス情報の提示を受けることなく、適
切なガイダンス情報をオペレータに提示できる。
【0031】また上述した構成のガイダンス情報表示装
置において、請求項9記載の発明によれば、上記自己診
断手段にて装置の対処を必要とした時に、その対処が完
了した時には、アイコン画像を消灯させ、また対処が完
了していない箇所が存在する時には、その箇所を対処す
るためのガイダンス情報を表示させるようにしておけ
ば、オペレータが装置の不具合を解消するための対処を
完全に行わなければ、その状態が知らされる。そのた
め、オペレータは提示されたガイダンス情報に従った対
処を行える。この時、無駄にガイダンス情報をオペレー
タに提示することがなく、混乱等を防止できる。
【0032】また、上述した構成のガイダンス情報表示
装置において、請求項10記載の発明によれば、上記対
処を必要とする箇所に関連したアイコン画像のガイダン
ス情報の確認を完了したアイコン画像と、まだ確認され
ていない場合のアイコン画像との表示の区別化を行う時
に、その表示を点灯又は点滅させることで、その違いを
容易に理解できる。特に、未確認の時にアイコン画像が
点滅しておれば、その優位性、特に未確認であることが
オペレータの視覚において容易に認識できる。またアイ
コン画像を小さく又は大きくさせるようにしておき、未
確認の場合においてアイコン画像が大きければ、その認
識が確実になる。そして、同時に、確認済みのアイコン
画像に対応するタッチ操作部の反応領域を確認されてい
ないアイコン画像に対応するタッチ操作部の反応領域よ
り小さく設定しておけば、当然近くのアイコン画像を操
作しても、そのガイダンス情報の提示が行われのを避け
ることができる。そして、未確認の対処を必要とするガ
イダンス情報の提示を行えるようになる。
【0033】次に、本発明の目的を達成するために画像
形成装置に適用されなるガイダンス情報表示装置の請求
項11記載の発明は、画像を出力する画像形成装置と、
該画像形成装置を操作する上での必要なガイダンス情報
を記憶管理してなる記憶部と、該記憶部に記憶されたガ
イダンス情報を表示する表示手段と、上記ガイダンス情
報を必要に応じて上記表示手段に表示させる指示手段と
を備えた装置のガイダンス情報表示装置において、上記
画像形成装置の異常状態を自己診断する自己診断手段
と、上記指示手段とは別に設けられ上記表示手段の表示
面上に設けられたタッチ指示部と、上記自己診断手段に
診断された異常検出に応じてオペレータに画像形成装置
の対処を依頼するメッセージを上記表示手段に表示さ
せ、同時に画像形成装置の外観図と共に該画像形成装置
が対処を必要とする関係位置を示す画像を外観図とは別
の表示形態にて表示させ、該表示形態が異なった外観図
領域のタッチ指示部をタッチ操作することで上記画像形
成装置が対処必要とする時のガイダンス情報を上記記憶
部より読出し上記表示手段に表示させる表示制御手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0034】従って、画像形成装置内での異常、例えば
トラブル等が確認されれば、そのトラブルを解除すべ
く、オペレータにそのトラブル状態を表示する。そし
て、そのトラブルを解除するためのガイダンス情報を必
要に応じて提示できる。この場合、画像形成装置の外観
図と共にトラブル箇所の表示形態が異なるため、その表
示形態が異なる領域をタッチ操作すれば、ガイダンス情
報が表示される。オペレータが画像形成装置に精通して
おれば、その表示形態が異なる部分を確認して、そのト
ラブル解除を行う対処を行うことができる。しかし、不
慣れなオペレータであれば、何をすればよいのか理解で
きない。そこで、その表示領域のタッチ操作にるガイダ
ンス情報が提示されることで、その対処を行え、また適
切なガイダンス情報にて確実な対処を行える。
【0035】上述した構成によるガイダンス情報表示装
置の請求項12記載の発明によれば、上記指示手段の指
示操作にて、対処する箇所が複数存在する場合にその対
処のためのガイダンス情報の重複する領域を省いて表示
させるように一連の手順を表示させるようにすることも
でき、これにより表示形態が異なる領域へのタッチ操作
と、指示手段による直接指示によるガイダンス情報の提
示を異ならせている。例えば、トラブル状態が複数存在
する場合、それぞれの箇所でのガイダンス情報を適切に
提示できる一方、トラブル全体を解消する手順を一度の
操作にて提示できる。そのため、状況に応じたガイダン
ス情報を効率よく提示でき、また一連の手順のガイダン
ス情報を提示する場合には、個々に提示されるガイダン
ス情報において重複する部分を省いた適切なガイダンス
情報を提示できる。そのため、オペレータが混乱するの
を避け、合わせてガイダンス情報の提示時間等を少なく
できる。
【0036】また、上述した構成のガイダンス情報表示
装置の請求項13記載による発明は、上記指示手段の指
示操作にて、対処する箇所が複数存在する場合には、オ
ペレータ又は画像形成装置において最も効率的に対処で
きる順番に基づいてガイダンス情報を順次表示させるよ
うにすれば、不要なガイダンス情報の提示を受けること
なく、最も効率良い対処を行えるようになる。そのた
め、トラブル解除が迅速になるだけでなく、画像形成装
置の立ち上げ時間の短縮を可能にできる。
【0037】続いて、本発明の目的を達成するその他の
ガイダンス情報表示装置は、請求項14に記載した構成
に示す通り、画像を出力する画像形成装置と、該画像形
成装置を操作する上での必要なガイダンス情報を記憶管
理してなる記憶部と、該記憶部に記憶されたガイダンス
情報を表示する表示手段と、上記ガイダンス情報を必要
に応じて上記表示手段に表示させる指示手段とを備えた
装置のガイダンス情報表示装置において、上記画像形成
装置の異常状態を自己診断する自己診断手段と、上記指
示手段とは別に設けられ上記表示手段の表示面上に設け
られたタッチ指示部と、上記自己診断手段に診断された
異常検出に応じてオペレータに画像形成装置の対処を依
頼するメッセージを上記表示手段に表示させ、同時に画
像形成装置の外観図と共に該画像形成装置が異常を解除
すべき対処を必要とする関係位置にその異常を示すアイ
コン画像を外観図とは別の表示させ、該アイコン画像領
域のタッチ指示部をタッチ操作することで上記画像形成
装置が対処必要とする時のガイダンス情報を上記記憶部
より読出し上記表示手段に表示させる表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0038】つまり、画像形成装置内での異常、例えば
トラブル等が確認されれば、そのトラブルを解除すべ
く、オペレータにそのトラブルに関連する内容のアイコ
ン画像にて表示する。そして、そのアイコン画像の領域
をタッチすれば、そのアイコン画像に応じた適切なトラ
ブルを解除のためのガイダンス情報が提示される。その
ため、オペレータが画像形成装置に精通しておれば、そ
のアイコン画像にて把握できるトラブル解除のための対
処を的確に行える。しかし、不慣れなオペレータであれ
ば、そのアイコン画像に触れることで、ガイダンス情報
が提示され、その対処を確実に行えるようになる。その
ため、対処をマスターすれば、次回からはアイコン画像
に応じたトラブル解除を行えるようになる。
【0039】そこで、上述した構成の画像形成装置に備
えられるガイダンス情報表示装置の請求項15記載の発
明によれば、上記自己診断手段が、画像出力するための
用紙の搬送経路中のジャムを検出することで、表示制御
手段は画像形成装置の外観図内の用紙搬送経路に沿って
ジャムした位置でのアイコン画像を表示させ、該アイコ
ン画像の領域をタッチ操作することでそのジャム処理に
適したガイダンス情報を順次表示させるようにできる。
そのため、ジャム解除のための対処を、アイコン画像に
応じて確実に行えるようになる。また、オペレータに応
じて適切なガイダンス情報の提示を行える。
【0040】また、上述した構成のガイダンス情報表示
装置の請求項16記載の発明によれば、上記ジャムにお
いて、ジャム箇所が複数存在する時に、上記指示手段の
指示に応答して、全てのジャムを処理できる手順を決め
てガイダンス情報を提示するようにしておけば、個々の
ジャム処理を一度に行える手順等の提示を受けることが
できる。
【0041】そして、上記請求項16記載のガイダンス
情報表示装置において、全てのジャム処理を行える手順
は、オペレータの対処又は画像形成装置において最も効
率的になる順番で行うことこともできる。これによりジ
ャム処理に費やす時間の短縮、画像形成装置の電源投入
後の立ち上げ時間の短縮を可能にできる。
【0042】
【発明の実施の形態】本発明におけるガイダンス情報表
示装置の一実施形態について以下に図面を参照して詳細
に説明する。本発明の実施形態においては、画像形成装
置であるデジタル複写機に備えられたものについて説明
する。しかし、本発明のガイダンス情報表示装置は、デ
ジタル複写機に、限定的に備えられるものではなく、オ
ペレータが操作入力を行うために必要が装置全般てに適
用可能である。
【0043】まずデジタル複写機の構成について、図5
を参照して説明する。例えばデジタル複写機は、複写モ
ード、プリンターモード、ファックスモード等を有する
デジタル画像形成装置であって、図4には図5に示すデ
ジタル複写機に備えられ、複写のために必要となる複写
条件の設定入力等を行う本発明にかかるタッチパネルと
液晶表示部からなる表示入力装置を備えた操作パネルを
示す平面図である。この表示入力装置に、本発明におい
ては、ガイダンス情報を表示させるようにしている。
【0044】デジタル複写機は、図4に示す表示入力装
置を備える操作パネルを備えており、該操作パネルを介
してオペレータが任意の画像を得るために、設定入力を
行うことが可能となる。また、必要に応じてオペレータ
にガイダンス情報を提示することができる。
【0045】そこで、図5において、デジタル画像形成
装置である複写機の構造について説明しておく。
【0046】図5に示すデジタル複写機30は、大きく
分けてスキャナ部31と、レーザ記録部32から構成さ
れている。
【0047】スキャナ部31は透明ガラスからなる原稿
載置台35、原稿載置台35上へ自動的に原稿を供給搬
送するための両面対応自動原稿送り装置(RADF)3
6、及び原稿載置台35上に載置された原稿の画像を走
査して読取るための原稿画像読取ユニット、すなわちス
キャナユニット40から構成されている。
【0048】このスキャナ部31にて読取られた原稿画
像は、画像データとして後述する画像データ入力部へと
送られ、画像データに対して所定の画像処理、例えばオ
ペレータが設定した処理等が合わせて施される。
【0049】上記RADF36には、図示しない原稿ト
レイ上に複数枚の原稿を一度にセットしておき、セット
された原稿を1枚ずつ自動的にスキャナユニットの原稿
載置台上へ給送する装置である。またRADF36は、
オペレータの選択に応じて原稿の片面または両面をスキ
ャナユニットにて読取らせるように、片面原稿のための
搬送経路、両面原稿のための搬送経路、搬送経路切り換
え手段、各部を通過する原稿の状態を把握し管理するセ
ンサ群、および制御部などから構成されている。このR
ADF36については、従来から多くの出願、商品化が
なされているので、これ以上の説明は省略する。
【0050】原稿載置台35上の原稿の画像を読み取る
ためのスキャナ部31を構成するスキャナユニット40
は、原稿面上を露光するランプリフレクタアセンブリ4
1と、原稿からの反射光像を光電変換素子(CCD)に
導くための原稿からの反射光を反射する第1の反射ミラ
ー42aを搭載してなる第1の走査ユニット40a、ま
た第1の反射ミラーユニット40aからの反射光像を光
電変換素子(CCD)に導くための第2、第3反射ミラ
ー42b、42cを搭載してなる第2の走査ユニット4
0b、原稿からの反射光像を上述した各反射ミラーを介
して電気的画像信号に変換する素子(CCD)上に結像
させるための光学レンズ43、および原稿からの反射光
像を電気的画像信号に変換する上述したCCD素子44
から構成される。
【0051】スキャナ部31は、上記RADF36とス
キャナユニット40の関連した動作により、原稿載置台
35上に読取るべき原稿が順次載置されると、原稿載置
台35の下面に沿ってスキャナユニット40を移動させ
て原稿画像を読取るように構成されている。そのため、
第1走査ユニット40aは、原稿載置台35に沿って左
から右へと一定速度Vで走行され、また第2走査ユニッ
ト40bは、その速度Vに対してV/2の速度で同一方
向に平行に走査制御される。これにより、原稿載置台3
5上に載置された原稿の画像を1ライン毎に順次CCD
素子44へと結像させて画像を読取ることとなる。
【0052】原稿の画像がスキャナーユニット40にて
読取られた画像データは、後述する画像処理部へ送ら
れ、各種処理が施された後、画像処理部のメモリに一旦
記憶され、出力指示に応じてメモリ内の画像データが読
み出されレーザプリンタ部32に転送して記録シート上
に、可視像が形成させる。
【0053】このレーザプリンタ部32は、可視像を形
成させるための記録材であるシートの搬送系、レーザ書
込ユニット46、および画像を形成するための電子写真
プロセス部47を備えている。
【0054】レーザ書込ユニット46は、上述したスキ
ャナユニット40にて読取った後のメモリから読み出し
た画像データ、または外部の装置から転送されてきた画
像データに応じてレーザ光を出射する半導体レーザ光
源、レーザ光を等角速度偏向するポリゴンミラー、等角
速度で偏向されたレーザ光が電子写真プロセス部47を
構成する感光体ドラム48上で等角速度で偏向されるよ
うに補正するf−θレンズなどを有している。
【0055】上記電子写真プロセス部47は、周知であ
る感光体ドラム48の周囲に帯電器、現像器、転写器、
剥離器、クリーニング器、除電器を備えている。
【0056】一方、シートの搬送系は、上述した画像形
成を行う電子写真プロセス部47の感光体48と対向配
置された転写器との間の転写位置へとシートPを搬送す
る搬送部、該搬送部へとシートPを送り込むための上下
段のカセット給紙装置51,52、または、必要なサイ
ズのシートを適宜給紙するための手差し給紙装置54、
転写後のシートPに形成された画像、特にトナー像を定
着するための定着器49、定着後のシートPの裏面に再
度画像を形成するためにシートPを再供給するための再
供給経路53とを備えている。
【0057】また、定着器49の下流側には、画像が記
録されたシートPを受け取り、このシートPに対して所
定の処理を施す後処理装置34が配置されている。
【0058】レーザ書込ユニット46及び電子写真プロ
セス部47において、画像メモリから読み出された画像
データは、レーザ書込ユニット46によってレーザ光線
を、均一帯電された感光体ドラム48の表面上にレーザ
書込ユニット46を介して走査し、これにより静電潜像
となる。そして、この潜像は、トナーにより可視像化さ
れ、この可視像化されたトナー像は、上記給紙装置5
1,52のいずれかより給送された用紙上に静電転写さ
れ定着される。
【0059】このようにして画像が形成された用紙は、
定着器49から排紙ローラ57を経由して後処理装置3
4内へと搬送される。
【0060】(画像処理部の回路説明)次に図4に示す
ようなデジタル複写機30において、原稿の画像を読取
った原稿画像に対し、所望の画像処理を行う画像処理部
の構成及び機能について説明する。
【0061】図6は、図4のデジタル複写機30を構成
している各種ユニット部、画像処理部などの全体ブロッ
ク構成図であり、略中央に位置するメイン中央演算処理
装置401(CPU)により各ユニット部毎に搭載され
たサブ中央演算処理装置(CPU)との連携を取りなが
ら動作管理している状態を示す図である。
【0062】このブロック図から分かるように、大きく
は図面略右上に位置する操作パネルを管理制御するオペ
レーションパネルボード100と、図面略左上に位置す
るデジタル複写機30を構成する各ユニットを管理制御
するマシンコントロールボード200と、図面略左下に
位置する原稿画像を電気的に読取り電子データとするC
CDボード300と、図面略中央に位置する前記CCD
ボード300にて電子データ化された原稿画像に対して
所定の画像処理を施すメイン画像処理ボード400と、
このメイン画像処理ボード400にて処理された画像情
報に対してさらに所定の画像処理を施すサブ画像処理ボ
ード500と、さらに、図面略右下に位置する前記サブ
画像処理ボード500にインターフェイスを介して接続
されたその他の拡張ボード群600(プリンタボード、
FAXボード、機能拡張ボード)などから構成されてい
る。
【0063】以下、各ボード毎に管理制御している内容
について説明する。
【0064】(オペレーションパネルボード)オペレー
ションパネルボード100は、基本的にサブの中央演算
処理装置(CPU)101により制御されており、操作
パネル103上に配置されたLCD表示部104の表示
画面、各種モードに関する指示を入力する操作キー群1
05から操作入力などを管理している。
【0065】そして操作キー群105から入力されたデ
ータ、LCD画面に表示させる情報など操作パネルにお
ける各種制御情報を記憶しておくメモリ102が設けら
れている。このメモリ102には、予め本発明における
オペレータが必要とするヘルプ情報群、つまり操作を必
要とするガイダンス情報が例えば1画面単位毎に記憶さ
れており、該ガイダンス情報がCPU101にて読出さ
れ、上述したLCD表示部104に表示されるようにな
いっている。この詳細については、後に詳述する。ここ
で、メモリ102が本発明のガイダンス情報を記憶管理
してなる記憶部であり、CPU101が表示を含めて記
憶内容を読出し必要となる情報を適宜表示させる表示制
御手段を構成している。
【0066】この構成において、サブの中央演算処理装
置(CPU)101は、メインの中央演算処理装置(C
PU)401との制御データ通信を行い、デジタル複写
機30の動作指示を行う。
【0067】また、メインの中央演算処理装置401か
らは、デジタル複写機30の動作状態を示す制御信号を
サブの中央演算処理装置(CPU)101へと転送する
ことで、操作パネル103のLCD画面104を通して
装置が現在どのような状態にあるのかオペレータに動作
状態を表示するようになっている。
【0068】(マシンコントロールボード)マシンコン
トロールボード200は、サブの中央演算処理装置20
1により全体が制御されている。また、マシンコントロ
ールボード200は、ADF・RADFなどの自動原稿
送り装置203(図5ではRADF36)、原稿画像を
読取る読取スキャナ部204(図5ではスキャナ部3
1)、画像情報を画像として再現するプロセス部205
(図5ではプロセス部47)、画像が記録される用紙を
収納部からプロセス部へ向かって順次搬送する給紙搬送
部206(図5では給紙装置51,52等)、画像が記
録された用紙を反転させて用紙の両面に画像が形成され
るように用紙を反転搬送する両面ユニット207(図5
では両面ユニット53)、画像が記録された用紙に対し
てステープルなどの後処理を行うフィニッシャ208
(図5では後処理装置34)などを管理している。
【0069】しかもマシンコントロールボード200で
は、特にマシンつまりデジタル複写機30本体でのトラ
ブル等を検知する手段を備え、該トラブル検知に基づい
て、そのトラブル解除を行うようにオペレータに知らせ
るようになっている。このトラブル検知は周知の技術を
利用したものではり、本発明においては特別のものを使
用していない。
【0070】(CCDボード)CCDボード300は、
原稿画像を電気的に読み取るためのCCD301(図5
ではCCD44)、CCD301を駆動する回路(CC
Dゲートアレイ)302、CCD301から出力される
アナログデータのゲイン調整などを行うアナログ回路3
03、CCD301のアナログ出力をデジタル信号に変
換して電子データとして出力するA/D変換器304な
どから構成され、制御管理はメインの中央演算処理装置
(CPU)401により行われている。
【0071】(メイン画像処理ボード)メイン画像処理
ボード400は、メインの中央演算処理装置401によ
り制御され、前記CCDボード300から送られてきた
原稿画像の電子データをもとに、画像の階調性を所望の
状態で表現できるように、シェーディング補正、濃度補
正、領域分離、フィルタ処理、MTF補正、解像度変
換、電子ズーム(変倍処理)、ガンマ補正など多値の画
像データの状態のまま処理を施す多値画像処理部40
2、処理が施された画像データあるいは処理の手順管理
など各種制御情報を記憶させておくメモリ403、処理
が施された画像情報でもって画像を再現するためにレー
ザ書込ユニット46側へとデータを転送制御するレーザ
コントロール404などから構成される。
【0072】特にメインの中央演算処理装置(CPU)
401は、上述したような読取られた画像情報を処理す
るだけでなく、デジタル複写機30と該デジタル複写機
に備えられた操作パネル103とを相互に制御するよう
になっている。例えば、複写機30側でのトラブル検知
に基づいて、そのトラブル状態をオペレーションパネル
ボード100に伝え、オペレーションパネルボード10
0側では、LCD表示部104にトラブル内容等が表示
され、オペレータに知らせるようになっている。
【0073】(サブ画像処理ボード)サブ画像処理ボー
ド500は、メイン画像処理ボード400とコネクタ接
続され、メイン画像処理ボード400上のメインの中央
演算処理装置401により処理された多値画像データを
2値画像等に変換する2値画像処理部501、画像処理
の施された2値画像情報、あるいは処理上での制御情報
などを記憶管理するメモリおよびメモリを制御するゲー
トアレイ502、複数枚の原稿画像情報を記憶管理して
おき、複数枚の原稿画像を繰り返し所望部数の数だけ読
み出して複数の複写物を生成するためのハードディスク
およびハードディスクを制御するゲートアレイ503、
外部インターフェイスとしてのSCSIおよびSCSI
を制御するゲートアレイ504などから構成される。
【0074】上記2値画像処理部501は、多値画像情
報を2値画像に変換する処理部、画像を回転する処理
部、2値画像の変倍処理を行う2値変倍(ズーム)処理
部などから構成され、さらに、ファックス画像を通信手
段を介して送受信することが出来るようにファックスイ
ンターフェイスも備えている。
【0075】(拡張ボード)拡張ボード600として
は、パーソナルコンピュータなどから送られてくるデー
タをデジタル複写機30のプリンタ部32からプリンタ
モードとして出力可能とするためのプリンタボード60
1、デジタル複写機30の編集機能を拡張してデジタル
複写機の特徴を有効活用するための機能拡張ボード60
2、デジタル複写機30のスキャナ部31にて読取った
原稿画像を相手先に対して送信したり、相手先から送ら
れてきた画像情報をデジタル複写機のプリンタ部32か
ら出力することを可能にするファクシミリボード603
などがある。
【0076】以下、デジタル複写機の画像処理装置とし
て、コピー、ファックス、プリンタモードとしての画像
データの処理、画像データの流れについて説明する。
【0077】(コピーモード)デジタル複写機30のR
ADF36の所定位置にセットされた原稿は、1枚ずつ
スキャナユニット40の原稿載置台35へと順次供給さ
れ、原稿の画像は先に説明したスキャナユニット40の
構成により順次読取られ、8ビットの電子データ(多値
画像データ)としてメイン画像処理ボード400へと転
送される。
【0078】メイン画像処理ボード400に転送された
8ビットの電子データは、8ビットの電子画像データと
して多値画像処理部402上で所定の処理が施される。
そして、8ビットの電子画像データにガンマ補正などの
処理を行い、レーザコントロール部404を介してレー
ザ書込ユニット46(LSU)へと送られる。
【0079】これにより、デジタル複写機30のスキャ
ナ部31にて読取られた原稿の画像は、レーザ記録部3
2から用紙に階調性のある再生画像(ハードコピー)と
して出力される。
【0080】(コピーモードにおける電子RDH機能)
同じくデジタル複写機30のRADF36の所定位置に
セットされた原稿は、1枚ずつスキャナユニット40の
原稿載置台35へと順次供給され、原稿の画像は先に説
明したスキャナユニット40により順次読取られ、8ビ
ットの電子データとしてメイン画像処理ボード400へ
と転送される。メイン画像処理ボード400に転送され
た8ビットの電子データは、8ビットの電子画像データ
として多値画像処理部402上で所定の処理が施され
る。
【0081】そして、この8ビットの電子画像データ
は、次にメイン画像処理ボード400側のコネクタ40
5からサブ画像処理ボード500側のコネクタ505を
介してサブ画像処理ボード500側に送られ、2値画像
処理部501の多値2値変換部において誤差拡散などの
処理と共に8ビットの電子画像データから2ビットの電
子画像データ(2値画像データ)に変換される。
【0082】なお、8ビットの電子画像データを誤差拡
散などの処理を含めて2ビットの電子画像データに変換
しているのは、ただ多値2値変換を行っただけでは画質
的に問題があるので、画質の劣化が少なくなるように配
慮している。また、8ビットの電子画像データを2ビッ
トの電子画像データに変換するのは、画像の記憶容量な
どを考慮したためである。
【0083】このようにして変換された2ビットの電子
画像データは、原稿1枚毎にハードディスクなどのディ
スクメモリ503へと転送され、一時的に記憶管理され
る。
【0084】このようにして、デジタル複写機30のR
ADF36にセットされた原稿群の全ての読取りを終了
すると、先程一時的にハードディスク503に記憶され
た2ビットの電子画像データをゲートアレイ503の制
御により指定された部数の数だけ繰り返し読み出して、
読み出された2ビットの電子画像データは、再度コネク
タ接続部405、505を介してメイン画像処理ボード
400へ送られ、ガンマ補正などの処理を行いレーザー
コントロール部404を介してレーザ書込ユニット46
へと送られる。
【0085】なお、全ての原稿群画像が読取られてから
画像群を所望する部数の数だけ繰り返し読み出すように
して説明したが、1部目の画像出力(ハードコピー)
は、所定分の画像処理が終了した段階で順次出力するよ
うに構成することも可能である。これにより、デジタル
複写機30のスキャナ部31にて読取られた原稿画像
は、レーザ記録部32から階調性のあるハードコピーと
して出力される。
【0086】(プリンタモード)パーソナルコンピュー
タなどのネットワーク接続された外部機器から送られて
きた画像データは、プリンタボード601上でページ単
位の画像としてボード601上で展開された後、インタ
ーフェイスであるSCSI504から一旦サブ画像処理
ボード500側へ転送され、ハードディスク503など
のメモリへと記憶される。
【0087】なお、プリンターボード601上でページ
画像として展開された画像は、サブ画像処理ボード50
0側に送られるが、ページ画像に2値画像処理は行わ
ず、ハードディスク503に一時記憶されるだけであ
る。また、一旦記憶されたページ画像がハードディスク
503から読み出される時も、ページ画像に対する2値
画像処理は行わない。
【0088】そしてハードディスク503へ一時記憶さ
れた画像情報は、所定のページ順となるようにハードデ
ィスク503から読み出されながらメイン画像処理ボー
ド400へと送られ、上述したようにガンマ補正等が行
われ、レーザコントロール404からレーザ記録部(L
SU)46にて画像を再現するよう画像の書き込みが制
御され、ハードコピーとして出力される。
【0089】(ファックスモード)ファックスモードに
は、相手先に対する原稿の送信と、相手先からの原稿の
受信に対する処理がある。
【0090】まず、相手先に対する原稿の送信について
説明する。そこで、オペレータは、デジタル複写機30
のRADF36の載置トレイに送信原稿をセットする。
セットされた送信原稿は、1枚ずつスキャナユニット4
0の原稿載置台35へと順次供給され、送信原稿の画像
が先に説明したスキャナユニット40により順次読取ら
れ、8ビットの電子画像データとしてメイン画像処理ボ
ード400へと転送される。
【0091】メイン画像処理ボード400に転送された
8ビットの電子データは、8ビットの電子画像データと
して多値画像処理部402上で所定の処理が施される。
【0092】そして、この8ビットの電子画像データ
は、次にメイン画像処理ボード400側のコネクタ40
5からサブ画像処理ボード500側のコネクタ505を
介してサブ画像処理ボード500側に送られ、2値画像
処理部501の多値2値変換部において誤差拡散などの
処理と共に8ビットの電子画像データから2ビットの電
子画像データに変換される。このようにして2値画像化
された送信原稿は、所定の形式で圧縮されメモリ502
に記憶される。
【0093】なお、8ビットの電子画像データを誤差拡
散などの処理を含めて2ビットの電子画像データに変換
しているのは、上述した通りであり、ただ多値2値変換
を行っただけでは画質的に問題があるので、画質の劣化
が少なくなるように配慮している。
【0094】そして相手先との送信手続きを行い送信可
能な状態が確保されると、メモリ502から読み出され
た所定の形式で圧縮された送信原稿画像は、ファックス
ボード603側へと転送され、このファックスボード6
03上で圧縮形式の変更など必要な処理を施して、相手
先に対して通信回線を介して順次送信されることとな
る。
【0095】次に相手先から送信されてきた原稿画像の
処理について説明する。相手先から通信回線を介して原
稿が送信されてくると、ファックスボード603での通
信手続きを行いながら、相手先から送信されてくる原稿
画像を受信すると共に、所定の形式に圧縮された状態の
受信画像は、サブ画像処理ボード500の2値画像処理
部501に設けられたファックスインターフェイスから
2値画像処理部501へと送られ、圧縮伸張処理部など
によりページ画像として送信されてきた原稿画像を再現
する。
【0096】そして、ページ単位の画像として再現され
た原稿画像は、メイン画像処理ボード400側へと転送
されガンマ補正を行い、レーザコントロール404から
LSU46にて画像を再現するよう画像の書き込みが制
御される。
【0097】以上の構成から分かるように、画像情報に
所定の処理を施す画像処理部は、主としてスキャナ部3
1から読取り入力された原稿画像情報を多値の画像情報
として処理するメイン画像処理ボード400と、このメ
イン画像処理ボード400にて多値画像情報として処理
された原稿画像情報に対して2値化処理など所定の処理
を施したり、外部インターフェイスを介して接続された
機器から送られてきた画像情報に対して所定の処理を施
した後、多値画像処理部(メイン画像処理ボード40
0)側へと転送したりするサブ画像処理ボード500と
に分割構成されている。
【0098】また、メイン画像処理ボード400には、
画像をレーザ書込ユニット(LSU)46から電子写真
プロセスの感光体48上に再現させるため、レーザ書込
ユニット46の画像情報の書き込みを制御するためのレ
ーザコントロール404が含まれている。
【0099】この構成により、スキャナ部31から読み
取り入力された原稿画像は、多値画像として原稿が有す
る画像の特徴を損なうことなくレーザ記録部32からコ
ピー画像として再現可能となる。また、大量の原稿を電
子RDH機能などを用いて高速出力処理する場合など
は、サブ画像処理ボード500、ハードディスク503
などを用いることで可能となっている。
【0100】さらに、ファックス、プリンタなど外部機
器からの画像情報に対する処理および出力、ファックス
に限ってはさらに、多値画像処理が施された(原稿画像
の特徴が保たれた)送信原稿に対する2値化処理など、
デジタル複写機30として備えられたデジタルの特徴機
能に合わせて画像情報に適切な処理を施すことか可能な
構成となっている。
【0101】さらにまた、画像処理部を分散させること
で、デジタル複写機30のバリエーション(ラインナッ
プ)を多種多様揃えることが可能であり、ユーザーの要
望に合わせてデジタル複写機を設置することができる。
また、設置後もユーザーの要望に合わせてシステム展開
を簡単にはかることが可能である。
【0102】上記メイン画像処理ボード400上に配置
された中央演算処理装置401は、上記構成においてサ
ブ画像処理ボード500をも管理制御しているので、そ
れぞれの処理部において、連続して処理される画像全体
の流れが管理され、データおよび処理の流れもスムーズ
になる(画像データが失われることもない。)。
【0103】次に本発明におけるガイダンス情報表示装
置の一実施形態について順に説明する。このガイダンス
情報表示装置は、図1に示すように画像形成装置におい
て必要とする設定入力を可能にする液晶表示装置を兼用
しており、表示面上にタッチパネルを備えている。この
ガイダンス情報表示装置を構成する表示手段は、図2に
示すようにデジタル複写機30の操作パネル75(図4
の操作パネル103)のほぼ中央部に設けられている。
そこで、以下に操作パネル75の詳細について順次説明
する。
【0104】(操作パネル部)図4は、上述したように
デジタル複写機30における操作パネルの一例を示すも
のであって、オペレータが必要に応じて設定入力等を行
う。この設定入力を行うための表示部分を本発明による
ガイダンス情報表示装置の一部を兼用するようにしてい
る。
【0105】この操作パネル75の中央部分には、図1
の拡大図で示した通り、タッチパネル式の液晶表示装置
6が配置されていて、その周囲にも各種モード設定キー
群が配置されている。
【0106】このタッチパネル液晶表示装置6の画面上
には、常時各種モードを選択するための基本スタート画
面(図1の表示形態)が表示されており、必要に応じて
所望するモードの指示に関するエリアを指で直接押圧操
作すると各種モードが選択指示できるように液晶画面が
順次遷移する。その表示された各種モードの中から、オ
ペレータが所望する機能が表示されている領域を指で触
れることにより編集機能等の設定入力が行える。
【0107】上記操作パネル75上に配置された各種設
定キー群について簡単に説明する。まず液晶表示装置6
の略中央部にはデジタル複写機の概観図が表示されてお
り、さらに概観図の下方にはコピー濃度を設定入力する
コピー濃度設定キー7、用紙サイズを設定入力する用紙
サイズ設定キー8、複写倍率を設定入力する倍率設定キ
ー9が設けられている。
【0108】また液晶表示装置6の左側には、原稿画像
を編集する編集モード設定画面に液晶表示画面を遷移さ
せる特別機能モードキー10、両面複写モードに移行さ
せて処理モードを設定するための設定画面に液晶表示画
面を遷移させる両面複写モードキー11、ソータ・ステ
ープルなどのアウトプットモードの指示画面に液晶表示
画面を遷移させるためのキー12、そして現在設定され
ているモードの内容を確認するための設定確認キー13
が設けられている。
【0109】さらに液晶表示装置6の右側には、本発明
にかかるオペレータが処理するための操作方法などのガ
イダンス情報を画面に表示させるための操作ガイドキー
14、操作ガイドキー14の操作により液晶表示部6上
に表示されたガイダンス情報を上下方向にスクロールさ
せてガイダンス情報全体を表示確認するためのものスク
ロールキー141,142(図1参照)が設けられてい
る。
【0110】上記液晶表示装置6及びその周辺に設ける
られる各種キーとは別に、操作パネル75には、その他
多数のキーが配置されている。そのキーを図4を参照し
て説明すれば、15は複写枚数などの数値情報を入力す
るためのテンキー、16は現在処理中の複写モードに新
たな複写モードを割り込ませて処理させるための割り込
みキー、17はテンキーなどにより入力されている条件
をクリアするクリアキー、18はデジタル複写機の状態
をすべてクリアして標準の状態に復帰させるためのオー
ルクリアキー、19は上述した各種キーにより条件設定
されたモードにおいて画像形成の開始を指示するための
スタートキーである。
【0111】なお操作パネル75の左側に配置された3
つのキー20〜22群は、上から順にファックスモー
ド、プリンタモード、コピーモードにデジタル複写機3
0を切り換えて動作させるためのモード切り換え手段で
ある。
【0112】今回提示した操作パネル及びその操作パネ
ル上に配置される各種キーは、あくまでも一例であり、
デジタル複写機30に搭載される各種機能により操作パ
ネル上に設けられるキーは異なってくることはいうまで
もない。
【0113】(タッチパネルを備えた表示入力装置の説
明)図7は、図1及び図4において説明したデジタル複
写機30の操作パネル75の液晶表示装置6にて、オペ
レータが所望する画像形成条件の一つを設定入力を行う
ための詳細を示したものである。
【0114】液晶表示装置6はドットマトリックスの液
晶表示部110と、その表面を覆うように積層配置され
たタッチパネル111から構成される。また液晶表示部
110を覆うタッチパネル111は、この液晶表示部1
10の面積よりも大きいものが採用されており、液晶表
示部110の周囲に印刷された複数のボタン群をも覆い
液晶表示部110に表示されたキー以外にも、この印刷
されたボタンをオペレータに指示することも可能であ
る。
【0115】以上の構成からなる液晶表示部110の略
中央部には、本発明の操作パネル75を備えたデジタル
複写機30の外観図112が表示されている。表示され
た外観図112について簡単に説明する。中央のデジタ
ル複写機本体の外観図112を構成するRADFを含む
複写機本体部113、左側の後処理装置(ステープル機
能付ソータ)を示す領域114、及び下側部分にはデジ
タル複写機30に用紙を供給する給紙装置の領域115
が表示されている。
【0116】以下に液晶表示部110に表示された画面
を確認しながら、本発明にかかるタッチパネル111を
操作した際の画面の移り変わり、及び設定入力等を行う
操作を図を用いて順次説明する。
【0117】図7の液晶表示部110の略中央に表示さ
れたデジタル複写機30の外観図112の一部の領域1
13(破線で囲った領域)をタッチ操作すると、操作さ
れた外観図の位置に対応したデジタル複写機30のモー
ドの設定画面に移行する。例えば、両面をコピーするモ
ードである。
【0118】また、図7において、デジタル複写機30
の外観図112の左側領域114をタッチ操作すると、
後処理装置34におけるモード設定を行うための(B)
に示すような入力画面が表示される。そして、デジタル
複写機30の外観図112の下部領域115をタッチ操
作すると、(C)に示すような用紙サイズを設定入力す
るための入力画面が表示されることになる。
【0119】(両面コピーモード)例えばデジタル複写
機30の外観図112の中央部領域113がタッチ操作
されると、図7における(A)に示す表示状態に移行
し、両面コピーモードの設定表示画面となる。なお、こ
の両面コピーモードの設定画面には、液晶表示部110
の周囲左側に印刷された両面コピーのボタンを操作して
も移行する。しかし、オペレータにとって、不慣れな場
合に、複写機の表示内容において、その関連する部分を
操作する方が使い勝手がよい場合もある。そのため、い
ずれの場合においても、図7に示す(A)に入力画面に
表示が遷移する。
【0120】図7の表示状態から、(A)に示すような
両面コピーモードが設定された後の詳細に説明は、以
下、図8を参照して液晶表示部110の画面遷移状態を
順を詳細に追って説明する。
【0121】つまり、図8(A)の初期状態での表示画
面から、先に説明したように領域112の特に中央領域
をタッチ操作すると、両面コピーモードの設定画面(図
8(B))に遷移する。そして、液晶表示部110の略
中央には、操作されたデジタル複写機30の中央領域の
外観図部分(113)がそのまま残り、その他の領域に
両面コピーのモードに関する各種設定キーが変わって表
示される。
【0122】なお、上記の説明では液晶表示部110の
略中央部にはデジタル複写機30の外観図112が表示
位置、表示状態を保ったまま、その他の表示領域、すな
わち外観113の周囲にモードを細かく設定するキーを
表示するように設定している。しかし、これに限らず、
デジタル複写機30の設定入力を行うための外観113
が多少異なる位置に移動して表示され、残りの表示領域
にモードを細かく設定するキーが表示されるようにする
ことも可能である。この場合、できるだけオペレータの
混乱を招かないように、必要以上に外観113の表示位
置が変位しないように、また、同じ表示形態を保つこと
が望ましい。
【0123】ここで簡単に他の領域に表示されたキーを
簡単に説明すると、複写機の外観113の左上側に配置
されたキーは、片面の原稿から片面のコピーを作成する
モードを指示するキー116であり、両面コピーモード
が指示される前の初期等の状態である。
【0124】そして、外観(領域)113の下側左から
偶数枚の片面原稿から両面コピーを作成するモードキー
117、奇数枚の片面原稿から両面コピーを作成するモ
ードキー118、両面原稿から両面コピーを作成するモ
ードキー119、両面原稿から両面コピーを作成するモ
ードキー120がそれぞれ配置されている。
【0125】なお、外観113の右上側に配置されたキ
ー121は、片面の原稿を処理する場合に、原稿の枚数
が奇数であるのか偶数であるのかが不明である場合に操
作するもので、自動原稿送り装置36にセットされた原
稿束の枚数を計数するよう指示するものである。
【0126】以上のキーの中(片面→片面モードキー1
16、および原稿カウントキー121は除く)から両面
のモードが選択されると、選ばれた両面モードを表すア
イコン122がデジタル複写機の外観113内に重ねて
表示される。つまり、図8(B)の表示状態において、
オペレータが片面→両面モードキー107にタッチする
ことで、そのタッチ117が図8(C)の如く反転表示
されると同時に、複写機の外観113内にアイコン12
2が重ねて表示される。
【0127】この表示されるアイコン122も、選択し
たモードの内容を細かく設定するキー117に表示され
ているアイコン122そのもが重ねられるようにしてお
くことで、オペレータの混乱を防止することができる。
【0128】なお、上記説明では液晶表示部110に表
示された外観113の周囲に表示された設定キーの中か
ら所望するモード内容を指示すると、外観113の中に
設定されたモードを表すアイコン122が重ねて表示さ
れるように説明した。しかし、液晶表示部110に重ね
られたタッチパネル111による操作に限らず、タッチ
パネル111以外の操作パネル上に配置されたボタンの
操作により、液晶表示部110に表示された外観図11
3内に設定されたモードに関するアイコン122を重ね
て表示することも可能である。
【0129】そして、両面コピーに関するモードのオペ
レータによる設定入力が完了すると、液晶表示部110
に表示されている複写機の外観113、および設定され
たモードに関するアイコン122は、そのままの状態で
維持され、デジタル複写機30全体の外観図112の表
示状態に復帰する(図8(D)参照)。
【0130】なお、アイコン122と共にデジタル複写
機30の外観図112の表示状態に復帰すると述べてい
るが、設定されたモードによっては、アイコン表示する
までもなくデジタル複写機30全体の外観図112に表
示を復帰させることも可能である。
【0131】また、他の態様として、両面コピーに関す
るモードの設定が完了して、デジタル複写機30全体の
外観図112が表示される場合に、基本的には同一の場
所、すなわち既に表示されている外観図113はそのま
まで、残りの隠れていた残りの外観図が再度表示され、
デジタル複写機30全体の外観図112として再び表示
されることが最も望ましいが、違和感を感じない程度に
多少表示される位置が変位してもそれは可能である。
【0132】(アウトプットモード)次に、図7に戻
り、デジタル複写機30において画像形成された用紙を
最終的に後処理するための処理モード、つまりアウトプ
ットモードについて説明する。そこで、図7に示す表示
状態において、複写機30の外観図112の左側に表示
されている後処理装置34の領域114がタッチ操作さ
れると、図7において(B)に示す表示状態に遷移し、
アウトプットモードの設定入力画面となる。
【0133】なお、このアウトプットモードの設定画面
には、液晶表示部110の周囲左側に印刷されたソータ
ー/ステープルのボタン12を操作しても移行する。
【0134】この図7におけるアウトプットモードによ
る設定画面にて、任意の設定する操作を形態を、図9を
参照して説明する。特に、図9においては液晶表示部1
10の画面遷移状態を順次表示したものである。
【0135】そこで、図9(A)のアウトプットモード
の設定画面の表示形態において、後処理装置34の外観
部分123が表示され、その他の領域にアウトプットモ
ードに関する各種条件を設定するための設定キーが変わ
って表示される。
【0136】なお、上記の説明では液晶表示部110の
略左側には後処理装置34の外観123が表示位置、表
示状態を保ったまま、その他の表示領域、すなわち外観
123の右側にモードを細かく設定するキーを表示する
ように設定している。しかし、後処理装置34の外観1
23が多少異なる位置に移動して表示され、残りの表示
領域にモードを細かく設定するキーが表示されるように
することも可能である。この場合においても、できるだ
けオペレータの混乱を招かないように、必要以上に後処
理装置34の外観123の表示位置が変位しないよう
に、また、同じ表示形態を保つことが望ましい。
【0137】ここで簡単に他の領域に表示されたキーを
簡単に説明すると、後処理装置(フィニシャー)34の
外観123の右側に配置されたキーは、左側から順番に
デジタル複写機30から出力される用紙を順次仕分ける
ソートモードキー124、排出された複数の用紙を束ね
るステープルモードキー125、デジタル複写機30か
ら出力される用紙を原稿群毎にずらした形で仕分けるオ
フセットモードキー126である。
【0138】以上のキーの中からアウトプットのモード
が選択操作されると、選ばれたアウトプットモードを表
すアイコン127,128,129が、デジタル複写機
の外観123内に重ねて表示される(図9(B)もしく
は図9(C)参照)。その時、タッチ操作したモードキ
ー124,125,126の領域においても反転表示さ
れる。
【0139】この表示されるアイコン127,128,
129も、選択したモードの内容を細かく設定するモー
ドキー124,125,126に表示されているアイコ
ン127,128,129そのもが重ねられるようにし
ておくことで、操作者の混乱を防止することができる。
【0140】なお、上述の説明では液晶表示部110に
表示された外観123の右側に表示された各モードの設
定キーの中から所望するモード内容を指示すると、外観
123の中に、設定されたモードを表すアイコン12
7,128,129が重ねて表示されるようにしてい
る。しかし、液晶表示部110に重ねられたタッチパネ
ル111による操作に限らず、タッチパネル111以外
の操作パネル上に配置されたボタンの操作により、液晶
表示部110に表示された外観123内に設定されたモ
ードに関するアイコン127,128,129を重ねて
表示することも可能である。
【0141】さらに、後処理装置34の外観表示123
に設定されたモードに関するアイコン127,128,
129を重ねて表示する場合、外観123の中でもその
装置により指示されたモードを実行する場所、あるいは
モードが実行された後の結果物が得られる場所にアイコ
ン127,128,129を表示させることでオペレー
タに実行されるモード、および結果物が得られる場所を
正確に伝える事が可能となる。
【0142】さらにまた、後処理装置34におけるモー
ドが複数設定された場合、例えば図9(B)と図9
(C)にあるソートモードとステープルモードが同時に
設定された時は、図9(D)にあるように複数の設定さ
れたモードを1つのアイコン130であらわし、概観1
23の適切な位置に重ねて表示させることもできる。
【0143】そして、アウトプットに関するモードの設
定入力をオペレータが完了すると、液晶表示部110に
表示されている後処理装置34の外観123、および設
定されたモードに関するアイコン127,128,12
9はそのままの状態で、デジタル複写機30全体の外観
図112を表示する形態に復帰する(図10参照)。
【0144】なお、アイコン127,128,129と
共にデジタル複写機30の外観図112が復帰すると述
べている。しかし、設定されたモードによっては、アイ
コン表示するまでもなくデジタル複写機30全体の外観
図112に表示を復帰させることも可能であることは言
うまでもない。
【0145】(用紙選択モード)続いて、図7に示すデ
ジタル複写機30の外観図112の表示形態において、
用紙選択を行う操作及びその操作における表示の遷移状
態について説明する。
【0146】そこで、図7に表示形態において、デジタ
ル複写機30の外観図112の下側に現されている給紙
装置の領域115が操作されると、図7(C)の表示形
態に移行して給紙装置の選択、すなわち所望するサイズ
の用紙を複数の給紙装置の給紙部の中から選択する設定
画面となる。
【0147】なお、この給紙装置の中から所望のサイズ
を選択する設定画面には、液晶表示部110の下側中央
に表示された用紙選択のキー8を操作しても移行する。
しかし、不慣れなオペレータにとっては、給紙装置の形
態を表示している領域115をタッチ操作し、所望のサ
イズの用紙を選択するようにした方が使い勝手がよい場
合もあり、設定を間違えることを防止できることにもな
る。
【0148】以下、図11を参照して、設定操作に基づ
き、液晶表示部110の画面遷移状態を順を追って説明
する。
【0149】いま、待機状態にある操作パネル75上の
液晶表示画面(図11(A)の状態)において、給紙装
置にかかる領域115をタッチ操作すると、用紙選択モ
ードの設定画面(図11(B)参照)に遷移する。この
表示形態において、液晶表示部110の略中央から右側
にかけて、デジタル複写機30の給紙装置に装着されて
いる給紙部の配置状態と同じように給紙部の複数の選択
キー131等が表示される。
【0150】そして、この表示されている選択キー13
1の中から所望するサイズの用紙(例えばA3)を収容
した給紙部をタッチ操作し、それを確定すると、画面は
図11(C)へと切り換わり、選択されたA3サイズの
用紙を収容した給紙部の表示が反転して給紙可能にある
事を伝えている。
【0151】この用紙選択モードにおいても、図11か
ら明らかなように、液晶表示部110の略中央部に表示
されているデジタル複写機全体の概観図112は、図1
1(B)にあるように、一旦給紙部確定キー群により一
部隠れていても、また、デジタル複写機全体の外観図1
12が再び表示される画面になっても、基本的に外観図
112の液晶表示部110における表示位置は同一場所
であり、同一の形態で表示される。
【0152】以上説明したように、オペレータはタッチ
パネル式の液晶表示装置6の表示内容に従って、タッチ
操作を行うことで、所望する複写条件の設定入力が行え
る。この時、表示画面とは別のキーによる操作を行うよ
うにしても同様に設定入力が可能となる。そのため、オ
ペレータが操作する上で、使い勝手のよい設定入力が行
える。
【0153】ここで、タッチパネル111におけるタッ
チ操作により設定入力は、タッチ操作位置と、その操作
位置に表示されている表示内容に基づいて行われる。そ
のため、図6のブロック図において操作パネル103の
液晶表示部104(液晶表示部110)の表示内容と、
その表示内容に対応するタッチパネルのキー105(タ
ッチパネル111)の位置情報が、中央演算処理装置
(CPU)101にて把握され、入力内容を確定する確
定手段を構成しており、メインCPU401を介してマ
シンコントロールボード200のCPU201に伝えら
れ、その入力設定された条件に応じた画像形成を行うこ
とになる。
【0154】以上のような構成からなるデジタル複写機
30において、オペレータが設定入力した条件に従った
画像形成を行う。この動作中にデジタル複写機30内で
の何らかのトラブルが検出されると、液晶表示装置6の
液晶表示部110の画面上には図2に示すように、現在
表示されている表示画面画像よりも優先的に(上に)所
定のメッセージ表示を行うようにしている。
【0155】例えば、コピー中(画像形成中)に現像装
置の現像剤が無くなるとコピー動作が継続できなくな
る。そのため、デジタル複写機30側では、オペレータ
に現像剤(例えばトナー)を補充してもらうためにも、
その内容を表示し、プリント出力動作を一旦停止しす
る。つまり“一旦停止した理由”をオペレータに伝える
べく、液晶表示部110に図2に示すように共に、“ト
ナーを補給してください”といったメッセージ表示13
2する。
【0156】これは、図6においてマシンコントロール
ボード200側より、例えばプロセス部205における
トラブル検出、つまりトナーなしが検知され、その検知
信号を受けて、オペレーションパネルボード100に伝
える。これにより、オペレーションパネルボード100
側では、LCD104(液晶表示部110)に図2の如
きメッセージ表示132を行う。
【0157】このとき、もしオペレータがデジタル複写
機30をよく理解している人であれば、戸惑うことなく
新たな現像剤カートリッジを準備し、適切な方法で現像
装置に現像剤を補給することができる。すなわち、デジ
タル複写機30の必要部分を開放し、準備したトナーカ
ートリッジ等を現像装置のトナーホッパに装着すべく、
現像装置を引き出し、トナー補充を行う。そして、トナ
ー補充を行えば、現像装置を装着し、開放部分を閉鎖す
ることで、トラブル処理、つまりトラブル補充処理を完
了し、デジタル複写機30による画像形成処理を可能に
できる。
【0158】しかし、あまりデジタル複写機30を理解
していない不慣れたオペレータであれば、このメッセー
ジ132が表示されている表示部をタッチすることによ
り、操作ガイダンス表示情報の中の現像剤補給方法のガ
イダンス表示情報から順次表示させる。
【0159】つまり、図6においてオペレーションパネ
ルボード100のメモリ102には、オペレータが処理
を必要とするヘルプ情報である各種のガイダンス情報を
記憶している。このヘルプ情報の群は必要に応じて読み
出され、その内容に応じてオペレータが操作処理を行え
る。この場合、通常、操作ガイドキー14が操作される
ことで、メモリ102に記憶されているヘルプ情報群の
中から必要なガイダンスを選択するための選択画面(ス
タート画面)が表示される。このスタート画面について
は、図3(A)に示す。
【0160】なお、複数のガイダンス表示情報は表示部
に対して一度に表示させることはできない場合には、所
定の順序で表示されるようになっており、表示されるガ
イダンス情報の遷移は、液晶表示装置6の右側に配置さ
れたキー141、142により指示できる。
【0161】そこで、現像剤を構成するトナーのトナー
エンプティー状態および現像剤補給を促すメッセージ情
報が表示されている状態の時(図2の表示状態)に、液
晶表示装置6のどこでも操作(タッチ)すれば、トナー
カートリッジによる補給方法のガイダンス表示が行われ
る。この場合、比較的大きな表示パネルで構成されてい
る場合、このメッセージ表示132以外にも選択指示可
能な情報も同時に表示されていることも考えられるの
で、メッセージ表示132の領域部分を操作(タッチ)
することで、現像剤カートリッジによる補給方法のガイ
ダンス表示が行われるようにしてもよい。
【0162】そして、上記メッセージ表示132の領域
内をオペレータがタッチ操作すれば、図12におけるス
タート画面を表示することなく、直接メッセージに応じ
たヘルプ情報が読み出され、これが液晶表示部110に
順次表示される。この状態を図3(D1)以降に示して
いる。
【0163】一方、図2に示すようなトラブル状態での
メッセージ表示132を行っている時に、その処理を行
うために操作ガイドキー14を操作することで、ヘルプ
情報により操作手順を表示させるために図12(A)に
示すスタート画面が表示される。このスタート画面は、
複写のヘルプ情報を選択操作できる選択画面であり、例
えばデジタル複写機30内の用紙の搬送系での用紙詰ま
りを解消するために処理手順をガイダンス表示させる選
択キー13a、RADF36内での原稿の紙詰まりを除
去するための処理手順をガイダンス表示させる選択キー
13b、及び上述したように現像装置におけるトナーが
無くなった時に補充処理を行うための処理手順をガイダ
ンス表示させる選択キー13cが表示されている。
【0164】この他にも、ガイダンス表示が必要となる
ヘルプ情報が存在すれば、図12(A)の表示中に合わ
せて表示される。また、表示内容が多数あれば、分割表
示させるようにできる。そのため、スクロールキー14
1,142の操作により、その選択画面が切換え表示さ
れる。
【0165】そして、図12(A)のスタート画面の表
示中に、上記任意の選択キー13a〜13cをタッチ操
作すれば、それに応じた処置手順を示すガイダンス表示
が行われる。そして、ガイダンス表示を進めるために、
液晶表示部110には、右下部“次の手順”の表示領域
133のタッチキーをタッチ操作によりガイダンス内容
が進行して表示されていく。そして、オペレータの処理
が完了しれば、終了キー137を操作することで、図1
に示すように初期表示画面に以降する。
【0166】以上説明したように、デジタル複写機30
の動作状態等において、液晶表示部110に複写機の動
作状態等のメッセージ表示132が表示されると、その
対処方法をオペレータが希望する場合、メッセージ表示
132のタッチ操作、又は操作ガイドキー14の操作に
応じて、図3に示すように、操作ガイダンス表示が行わ
れる。
【0167】つまり、図2や図1に示す表示形態におい
て、操作ガイドキー14を操作すると、図12(A)の
状態が表示される。そして、オペレータが所望する対処
処理を行うために、それぞれの対処のためのヘルプ情報
の指示を仰ぐために、選択キー13a〜13cの何れか
をタッチ操作することで、(B)乃至(D)の処理内
容、つまりガイダンス表示が順次行われる。
【0168】例えば、デジタル複写機30内に詰まった
用紙を除去するために、“本願の紙づまり処理方法”の
表示領域である選択キー13aをタッチ操作すること
で、図12(B)に示すガイダンス表示が行われる。こ
のガイダンス表示の遷移は“次の手順”の表示領域13
3を操作するか、スクロールキー142を操作すること
で順次ガイダンス表示が進んでいく。またガイダンス表
示が不要、あるいはオペレータの処理が完了すれば終了
キー137をタッチ操作すれば元の初期表示画面の状態
に復帰(例えば図1の状態)する。
【0169】また、本発明においては、図2に示すよう
に現像剤を補充するようなメッセージが表示132され
た状態において、その表示領域をタッチ操作すれば、図
12において(A)のスタート画面による選択画面の表
示を行うことなく、直接図12(D1)のガイダンス表
示を行う。そのため、図12のガイダンス表示のための
選択画面が表示されことなく、メッセージに応じたガイ
ダンス表示が行われるため、不慣れなオペレータ等にお
いても簡単に処理が可能となる。つまり、図12(A)
の状態において、いずれかを選択する時に、間違えるこ
とがあれば、その操作を行えなくなるが、そのような間
違いを確実に防止でき、トラブル解除のための操作を簡
単に行える。
【0170】図12(D1)から(D2)のガイダンス
情報の遷移は、領域133のタッチ操作又は、スクロー
ルキー142を操作すれことで実行される。なお、スク
ロールキ141を操作すると、ガイダンス情報の画面が
戻されることになる。
【0171】以上図1、図2及び図12にて説明したよ
うに、本発明によりガイダンス情報の表示装置によれ
ば、デジタル複写機30によるトラブル発生時の対処と
して、操作ガイドキー14を操作する以外に、トラブル
状態をオペレータに知らせる表示領域をタッチ操作する
ことで、上記操作ガイドキー14の操作と異なる形態に
おいてガイダンス情報を適切にオペレータに提示すべく
表示を行うようにしている。従って、使い勝手のよい操
作を行うことで、その操作に応じたガイダンス表示が行
われ、オペレータは戸惑うことなく、簡単にガイダンス
表示に応じた処理を行える。
【0172】(本発明のガイダンス情報表示装置の第1
の実施形態)以上説明したようなデジタル複写機30で
の状態検出、つまりデジタル複写機30によるハードコ
ピーの出力動作が行えなくなる状態(トラブル状態)が
検出されると、そのトラブル解除を行うべきガイダンス
情報が順次表示される。
【0173】このデジタル複写機30のトラブル検出と
は、図6に示すマシンコントロールボード200におけ
るCPU201にて自己診断機能として周知の手段であ
る。つまり、ハードコピーを行う状態、及び待機中にお
いてCPU201は、複写機30内のプロセス部205
の各種帯電器、現像器等を監視しており、帯電器による
帯電が不具合になれば、その状態を検出する。そして、
現像器においては、トナーの存在を常に監視するように
しており、その監視状態に応じてトラブル検出を行う。
また、給紙搬送部206においては、用紙が搬送される
経路に沿って設けられた各種用紙検出センサからの検出
状態を把握し、この検出結果から用紙が搬送経路内にジ
ャムしたか否かを自己診断、つまりジャム検出を行うよ
うにしている。
【0174】従って、CPU201側で、デジタル複写
機30内での自己診断の結果、ハードコピーを行う上で
異常をきたしたことを確認すれば、その状態を表示装置
6に図2に示すようにトラブル内容を表示させている。
【0175】そこで、先に説明した形態においては、特
にデジタル複写機30におけるトラブル状態において、
オペレータが対処できる場合には、ガイダンス情報をオ
ペレータの指示に従って図12に示すように提示してい
る。そのため、そのガイダンス表示を順次目視すること
でトラブル解除を行えるようになる。
【0176】ここで図12においては、デジタル複写機
30のトラブル状態において、そのトラブル解除を行う
ための対処法として、ガイダンス情報を1画面単位で順
次遷移させて表示されている。これでは、不慣れなオペ
レータにとっては、容易に理解できない場合がある。そ
のため、本発明の第1の実施形態においては、オペレー
タに対して最適なガイダンス情報を提示する方法を以下
に詳細に説明する。
【0177】本発明においては、デジタル複写機30が
希望する対処法のためにガイダンス情報を一連の流され
提示する場合と、ガイダンス情報の1画面単位で提示で
きる場合とに切換えて提示できるようにしたものであ
る。従って、オペレータの理解度に応じたガイダンス情
報を選択的に提示するようにしている。
【0178】その一例を図3に示している。この図3に
示す状態は、トラズル状態として、トナーが無くなり、
その補充のための対処の仕方をオペレータの指示にてガ
イダンス情報の表示の遷移状態を示したものである。
【0179】そのため、自己診断手段によるトラブル検
出により図2に示すように“トナーを補給して下さい”
なるメッセージ表示132がなされると、オペレータは
その表示132のタッチ操作する。この操作に応じて図
3に示すガイダンス情報のスタート画面(先頭画面)
が表示される。
【0180】そこで、図2の表示状態でメッセージ表示
132の領域をタッチ操作すれば、図3におけるトナー
補給のためのガイダンス情報のスタート画面が、表示
手段である表示部110に表示される。この表示状態に
おいて、右下部には“次の手順”の表示領域133の表
示とともに、画像を1画面単位毎に連続して表示させる
ための“連続表示”の表示領域134が合わせて表示さ
れている。そして、“次の手順”の表示領域133をタ
ッチ操作すれば、の表示画面からの表示画面に遷移
する。このガイダンス情報の表示画面は、順次“次の手
順”の表示領域133をタッチ操作することで順次1画
面単位に遷移していく。つまり、画面〜が表示領域
133を順次タッチ操作される毎に遷移し表示される。
【0181】一方、のスタート画面の表示状態におい
て、“連続表示”の表示領域134をタッチ操作するこ
とで、1画面単位毎に連続して遷移表示されていく。つ
まり、ガイダンス情報の〜の表示画面が、上記表示
領域134のタッチ操作により、順次一定時間間隔で遷
移表示され、最終的にの表示状態に復帰し、その状態
で表示が待機する。
【0182】このように、トラブル状態での対処方法、
つまり解除手順が図2に示すようなメッセージ表示13
2が行われる状態でガイダンス操作キー、ここでは表示
領域132を操作すれば表示されることになる。そのた
めに熟練しなくとも、簡単にデジタル複写機30の状況
に応じたガイダンス情報をオペレータに提示できる。こ
の場合、デジタル複写機30に精通している熟練者の場
合には、メッセージ表示132にて、トナー補給のため
の対処を行うこともできる。
【0183】そして、“連続表示”の表示領域134を
タッチ操作により、トナー補給手順のための複数の画面
に区分してガイダンス情報を連続的に遷移表示させた後
は、自動的にスタート画面のガイダンス情報画面に戻
る。そのため、トナー補給手順のガイダンス情報の全体
的な流れをオペレータは容易に認識でき、操作手順を把
握できる。以後、オペレータのレベルに合わせて1画面
単位で表示されるガイダンス情報を確認しながら、ガイ
ダンス情報を遷移表示させることができる。この場合、
先に説明したように“次の手順”の表示領域133をタ
ッチ操作することで行われる。
【0184】なお、ガイダンス情報の表示画面〜の
右下部には、次のガイダンス情報画面に1画面単位で遷
移する指示するキーとしての“次の手順”の表示領域1
33が表示されている。そのため、ガイダンス情報の画
面が連続して遷移されている状態において、上記“次の
手順”の表示領域133にタッチ操作すれば、連続表示
状態がクリアされ、次のガイダンス情報の画面が表示さ
れ、その表示が維持される。つまり、のガイダンス情
報の表示画面の状態において、“次の手順”の表示領域
133をタッチ操作すれば、のガイダンス情報の表示
画面に遷移し、その表示が維持される。
【0185】また、ガイダンス情報の表示画面〜に
おいて、その右下部には、以降のガイダンス情報の表示
画面を連続的に、1画面単位に遷移表示させるための指
示キーとして“以降連続表示”の表示領域135が確保
されている。この“以降連続表示”の表示領域135を
タッチ操作することで、以後1画面単位で一定時間間隔
で操作なしで順次連続してガイダンス情報の画面が表示
されていく。そして最終的にスタート画面に復帰し、
待機する。
【0186】さらに、ガイダンス情報画面が連続的に遷
移している状態で、“連続表示”もしくは“以降連続表
示”の表示領域133,135をタッチ操作すれば、連
続遷移表示が停止され、タッチ操作したタイミングで表
示されているガイダンス情報の画面が表示される。この
表示が停止し、次の操作を待つ。従って、ガイダンス情
報画面を連続遷移表示している時に、所望のガイダンス
情報画面を停止させ、その表示を待機させることがで
き、オペレータが任意の位置での対処のために画面を停
止させ、その対処を容易にできる。
【0187】また、液晶表示装置6の右横には、図1に
示すように操作ガイドキー14及び上下スクロールキー
141,142が設けられている。そのため、図2に示
すメッセージ表示132が行われた状態でにおいて、そ
の領域132をタッチ操作することなく、上記操作ガイ
ドキー14を押圧操作すれば、図3に示すトナー補給の
ためのガイダンス情報のスタート画面が表示される。
この状態で上下フクロールキー141又は142を押圧
操作すれば、次のガイダンス情報画面又は前のガイダン
ス表示画面が順次操作される毎に遷移表示されていく。
【0188】この時、操作ガイドキー14を操作すれ
ば、上述したようにガイダンス情報画面が1画面単位で
順次一定時間間隔で連続遷移表示させることもできる。
従って、オペレータは、デジタル複写機30がトラブル
状態、この実施形態においてはトナーが無くなった時
に、そのトラブル状態を解除してもらうために、オペレ
ータにメッセージ表示132を行うだけで、そのガイダ
ンス情報を表示させることができる。そして、その表示
については表示画面上のタッチ操作のみでなく、操作ガ
イドキー14及び上下スクロールキー141,142の
操作により遷移表示させることができる。しかも、必要
に応じて連続表示させることが可能となり、それぞれの
状態に応じて任意に選択でき、オペレータの負担を軽減
でき、しかもガイダンス情報をタイミングよく表示させ
ることができ、非常に使い勝手のよいものとなる。
【0189】以上説明したように、装置本体で対処を必
要とする時に、その対処のためのガイダンス情報が適切
にオペレータに提示できる。この場合、対処のための方
法を知らなくても、装置が希望する対処のためのガイダ
ンス情報が適切に提示できる。この時、対処のための一
連の流れを的確に把握できるガイダンス情報の提示と、
その後に対処のための1画面毎に遷移表示させて実際の
対処を行う時のガイダンス情報の提示とを使い分けるこ
とがでる。そのため、オペレータのレベルに応じたガイ
ダンス情報を的確に提示でき、その対処のための操作を
確実に行わせることができる。
【0190】なお、図3において、トナー補給のための
ガイダンス情報の表示画面の下部に“はじめから”の
表示領域136を表示させている。これは、その表示部
136をタッチ操作すれば、スタート画面が表示され
る。そして、ガイダンス情報の図3に示す全ての表示画
面の右上部分には、“終了”なる表示領域137が表示
されている。これは、その表示部137をタッチ操作す
ることで、ガイダンス情報の表示を終了する。この時、
トナー補給が行われ自己診断手段にてトラブル解除、つ
まりトナー補給が完了している時に、図2に示す表示が
解消され、図1に示す画像形成動作を行うことができる
初期画面が表示される。しかし、トナー補給されていな
い場合には、図2に示す表示がなされる。
【0191】(ガイダンス情報表示装置の第2の実施形
態)上記第1の実施形態の説明においては、ガイダンス
情報を提示する時に、オペレータのレベルに応じた提示
を可能にしている。そこで、この第2の実施形態におい
ては、対処のためのガイダンス情報がさらに的確に把握
できるようにしたものである。
【0192】つまり、デジタル複写機30でのトラブル
検出において、図2には液晶表示装置6にトラブル状態
であることを単にメッセージ表示132させている。こ
れに対して、図13に示すようにデジタル複写機30の
全体外観図112の表示に加えて現像装置の特にトナー
ホッパによるアイコン画像150を表示させる。このア
イコン画像150の表示においては、例えば点滅させる
ことができる。
【0193】このアイコン画像150の表示位置は、複
写機に実際に装着されている位置関係にしている。ま
た、アイコン画像150は、トラブル状況を把握できる
程度の画像としており、現像装置の外観151と共に、
特にトナー等のシンボルマークとしてる。これにより、
オペレータにとっては、現像装置のトラブルであること
を把握でき、またそのトラブル解除のためにトナー補給
を行えばよいことが理解しやすくなる。
【0194】そこで、動作中にデジタル複写機内でのト
ナー無しが生じれば、液晶表示装置6の表示手段110
にその状態をオペレータに知らせる表示、つまり図13
に示すトナー補給を促すメッセージと共に、複写機本体
内の現像装置におけるトナーホッパにかかるアイコン画
像150が点滅表示される。そして、点滅表示された領
域をタット操作すれば、そのタッチした領域が認識さ
れ、その時に表示されているアイコン画像150との関
連で、図3に示すガイダンス情報のスタート画面の表示
が行われる。
【0195】従って、単なるメッセージ表示のみでな
く、実際にデジタル複写機30側でのトラブル状態の認
識がオペレータに容易に行えるようになり、非常に親近
感が増す。そして、その状況をオペレータが確実に把握
でき、次に対処すべきことを容易に認識でき、その対処
が確実に、かつ迅速に行うことも可能となる。
【0196】このようなアイコン画像150の点滅表示
領域をタッチ操作することなく、図1に示すように操作
ガイドキー14を押圧操作することでも、当然同様に図
3に示すガイダンス情報の画面を表示することができ
る。
【0197】(本発明の第2の実施形態における別の態
様)以上はデジタル複写機30によるトラブル状態とし
てトナーが無くなり、その対処のためのガイダンス情報
の画面を順次表示させるようにしている。このトラブル
としては、トナー無しのみではない。
【0198】そこで、その他のトラブル状態において、
その対処によるガイダンス情報の画面の遷移表示につい
て説明する。また、そのトラブルにおいては、トラブル
位置に応じた適切なガイダンス情報の表示を行うように
したもので、オペレータの対処において、より適切なア
ドバイスを可能にしたものである。
【0199】デジタル複写機30がトラブル状態に陥っ
た場合、オペレータ側で対処できるものとしては、上述
したようにトナー無しに基づく、トナー補給の他に、用
紙ジャム等があり、そのジャム用紙の除去による対処が
必要となり、オペレータにて簡単に対処できる。例えば
デジタル複写機30の動作中において、用紙が搬送経路
中でジャムすれば、その状態が検出される。この検出は
従来より周知であり、ジャムした用紙を含めて給送され
ている用紙が搬送経路に停滞しており、その用紙をも除
去する必要がある。そのため、それらの用紙は用紙検出
センサ(マイクロスイッチや、フォトセンサ等)にて検
出されている。
【0200】そこで、ジャムトラブルが検出されれば、
デジタル複写機30を画像出力動作を停止する。そし
て、トラブル状態が何かを表示させる。例えば、図14
に示すように液晶表示装置6には、ジャムトラブルであ
ることが表示される。そして、デジタル複写機30の外
観図112と共に、ジャムアイコン画像152〜155
が表示される。特にジャムアイコン画像152は、選択
給紙されている給紙トレイからの用紙搬送状態を、ジャ
ムアイコン画像153は感光体の手前のレジスト位置の
付近の搬送経路の状態、ジャムアイコン画像154は定
着領域付近の搬送経路の状態、ジャムアイコン画像15
5は後処理装置内での状態を示すものである。従ってジ
ャムアイコン画像152〜155は、それぞれの用紙検
出センサに対応する。
【0201】図14においてジャムアイコン画像152
〜155は、用紙がジャムした場合、及びその位置に用
紙が存在しているのを検出している時に点滅表示するよ
うになっている。そのため、点滅されている箇所を調べ
て下さいとのメッセージ表示と共に、ジャムアイコン画
像の点滅箇所をタッチ操作すれば、トラブル解除のガイ
ダンス情報の手順を提示される。そのため、点滅してい
るジャムアイコン画像152〜155をタッチ操作し、
そのジャムアイコン画像に対応する部分でのジャム処理
に対するガイダンス情報の表示が行える。
【0202】この場合、もしデジタル複写機をよく理解
しているオペレータは、戸惑うことなくジャムアイコン
画像152〜155を見ることで、ジャム位置、つまり
用紙が存在している箇所を容易に認識できると共に、適
切な対処を行い、ジャム用紙を除去し、トラブル解除す
ることができる。
【0203】これに対して、不慣れなオペレータはその
対処に困る。しかし、ジャムアイコン画像152〜15
5の点滅と、その点滅箇所のタッチ操作により、適切な
ガイダンス情報の提示をオペレータが受ける。そのた
め、そのジャム処理の対処を容易に把握できる。
【0204】以下に、ジャム処理の対処におけるガイダ
ンス情報について説明する。まず、点滅しているジャム
アイコン画像152の領域をタッチ操作すれば、図15
に示すガイダンス情報のスタート画面から表示され
る。そして、先に説明したように表示手段110の“次
の手順”の表示領域133がタッチ操作されれば、次の
ガイダンス情報の画面が順次遷移表示されていく。こ
のガイダンス情報の各画面の遷移表示は、図3に示した
ように1画面単位に連続的に行えるようにしてもよく、
また動作的にガイダンス情報を提示することもできる。
つまり、図15においてガイダンス情報画面の〜の
遷移状態において動画で表示させるようにしてもよい。
【0205】また、ジャムアイコン画像153の領域を
タッチ操作すれば、図16に示すガイダンス情報のスタ
ート画面から順に表示される。そして、ジャムアイコ
ン画像154あるいは155の領域をタッチ操作すれ
ば、図17あるいは図18に示すガイダンス情報の画面
が順次表示される。
【0206】そこで、ジャムアイコン画像152の領域
をタッチ操作した時のガイダンス情報の表示について説
明する。まず、図15のスタート画面が表示される。
そして、次のガイダンス情報を希望する時には、先に説
明したように“次の手順”の表示部133の領域をタッ
チ操作すれば、ガイダンス情報画面に遷移表示され
る。このように、一つのジャム解除のためのガイダンス
情報は一度に表示できないため、所定の順序で1画面単
位で遷移表示されることになる。
【0207】そして、図14に示したように第2給紙ト
レイの領域での用紙ジャムであるため、そのガイダンス
情報が順次言葉だけのガイダンス情報だけでなく、画面
を交えて表示される。そのため、不慣れなオペレータに
も最適なガイダンス情報が表示されるため、その対処が
非常に簡単になる。
【0208】また、同様に図14に示すジャムアイコン
画像153がタッチ操作されれば、図16に示すよう
に、デジタル複写機本体内の特にレジストローラ付近に
おける搬送経路での対処のためのガイダンス情報が遷移
表示されることになる。つまり、複写機本体の前扉を開
放し、搬送経路を更に開放させるガイダンス情報が順次
表示される。そして、ジャムアイコン画像154をタッ
チ操作すれば、図17に示す搬送路の定着部分でのジャ
ム解除のための対処の手順が、ガイダンス情報として順
次遷移表示される。さらに、ジャムアイコン画像155
をタッチ操作すれば、図18に示すように後処理装置で
のジャム解除の対処のためのガイダンス情報の表示が順
次行われる。この場合においても、スタート画面から次
のガイダンス情報の遷移表示は、“次の手順”の表示領
域133の領域をタッチ操作することで行える。なおス
クロールキー141,142を押圧操作することでも同
様に1画面単位で遷移表示させることができる。このス
クロールキー142の操作においてガイダンス情報の画
面が前の画面に戻る。
【0209】以上のようにして、ガイダンス情報の提示
を受け、オペレータがジャム用紙を除去すれば、図14
に示すトラブル状況を表示する画面に戻る。この場合、
もしジャム用紙を除去していれば、ジャムアイコン画像
が消灯、あるいは点滅状態から点灯状態に表示形態が変
わる。これにより、対処した箇所の把握が容易になる。
特にガイダンス情報を提示されている時に、そのガイダ
ンス情報に応じた対処を行い、デジタル複写機30本体
の扉が閉じられた時に、図14に復帰するようにするこ
ともできる。この図14に戻す場合には、表示手段11
0の上部の“終了”の表示領域137のタッチ操作によ
り戻る。当然、復帰する時にそのジャム処理を完全に対
処完了していれば、それを検出するスイッチが反転する
ため、対処状態を把握でき、図14において対処した位
置のジャムアイコン画像が、上述したように消灯、又は
点灯に表示形態が変えられる。
【0210】なお、用紙のジャム処理の対処に関して、
オペレータは対処の必要のない搬送経路まで確認する必
要はない。そのため、図14においてジャムアイコン1
52〜155は全て点滅表示されるのではなく、その位
置でのジャムが確認、即ち用紙が存在しているのを検出
していれば、点滅表示される。しかし、存在していな場
合には、ジャムアイコン152〜155の何れかが消
灯、又は点灯される。
【0211】従って、ジャムアイコン画像を点滅させる
ことで、その優位性をオペレータに指示できる。また、
点滅ではなく表示を大きくすることで、優位性を表現す
ることもできる。
【0212】また用紙は、画像形成動作中には決められ
た搬送経路に沿って搬送される。そのため、ジャムした
場合には必要とする搬送経路、即ち用紙がジャムしてい
る搬送経路だけを確認するようにすればよい。即ち、デ
ジタル複写機30側では給紙する給紙トレイ、また両面
複写等が決まれば、おのずとその搬送経路が決められ、
搬送経路を確定でる。よって、使用していない搬送経路
と使用している搬送経路とを区別して表示させることが
可能となる。
【0213】例えば、図14に示すように、使用してい
る搬送経路を実線165で表示し、使用していない搬送
経路を破線(薄線)157で表示、あるいは表示させな
いようにすることができる。図14においては、手差し
給紙部、第1、第3、第4給紙トレイ、両面搬送路を不
使用であるとして、破線(薄線)157で表示してい
る。そのため、実線で表示された搬送経路156中での
用紙ジャムであることの認識が容易になり、その搬送経
路に対する対処を行えばよいことがオペレータが容易に
認識できる。
【0214】これと合わせて、優位性のある点滅してい
るアイコン画像をタッチ操作すれば、その対処のための
ガイダンス情報の提示を受けることができ、オペレータ
の対処が確実に簡単に行えると同時に、必要以上の認識
作業を行わずにすみ、オペレータの負担をさらに軽減で
きる。
【0215】(本発明のガイダンス情報表示装置の第3
の実施形態)ガイダンス情報をオペレータに提示する場
合には、上述の例では、各ジャム位置で個別に対処でき
るようにしている。つまり、ジャムアイコン画像152
〜155の何れかをタッチ操作すれば、それに応じた対
処のためのガイダンス情報の画面が図15〜図18に示
すように提示される。この提示に従ったジャム処理を容
易に行える。
【0216】そこで、ジャム処理においては、それぞれ
において重なる部分等が存在する。例えばデジタル複写
機の全面の扉等を開放するガイダンス情報等が上げられ
る。また、ジャム処理においては、複数の用紙がデジタ
ル複写機30内の搬送経路中に停滞するため、これを一
連の操作にて対処するようにした方が、対処時間や、画
像形成装置の立ち上げ時間等を短縮できる。
【0217】この実施形態においては、ガイダンス情報
を個々のジャム位置毎に提示するのではなく、一連の手
順を動画や、連続的な遷移表示にて提示するようにした
ものである。これにより、全体の流れを容易に把握で
き、それに応じた対処時間等が短縮できる。
【0218】図14に示すデジタル複写機30の外観図
112上に搬送経路中に複数の対処すべき箇所のジャム
アイコン画像152〜155をタッチ操作することによ
り、タッチした箇所に対応する用紙の除去手順が操作ガ
イダンスとして表示される。これとは別に、外観図11
2の表示部周辺に配置されている図1に示す操作ガイド
キー14を押圧操作することで、対処すべき箇所を一連
にして表示させる。
【0219】例えば、図14に示すようにジャムアイコ
ン画像152〜155が全て点滅表示され、その点滅表
示位置にジャム用紙が存在している場合を以下に説明す
る。そのため4種類のジャム対処方法が区分けして表示
されるのではなく、一連のジャム処理の対処手順が順次
遷移表示される。
【0220】そこで、操作ガイドキー14が押圧操作さ
れると、ジャム解除の対処を行うガイダンス情報の表示
順序を確定し順次表示される。この表示の順番として
は、最も効率よく、同じ作業を繰り返さずに用紙を除去
できる順番が考えられる。例えば、図14に示すように
複数の箇所で用紙ジャムが生じていれば、定着ジャム処
理(アイコン画像154部分)→搬送部ジャム処理(ア
イコン画像153部分)→第2給紙トレイ部のジャム処
理(アイコン画像152部分)→後処理(ソータ)部ジ
ャム処理(アイコン画像155部分)を行うものとす
る。この場合、定着部ジャム処理とソータ部ジャム処理
は、ソータを移動させるといった同じ作業を必要とし、
上記の順序で用紙解除を行うと別々の作業手順の中で同
じ作業を行う必要があり、作業効率が悪くなる。
【0221】そこで、ソータ部ジャム処理→定着部ジャ
ム処理→搬送部ジャム処理→第2給紙トレイ部ジャム処
理の順に用紙除去作業を行うようにガイダンス情報を表
示させれば効率よくジャム処理を行える。即ち、ソータ
を移動させて用紙を除去した後、そのまま定着部の用紙
除去作業が可能となり、作業効率が上がる。従って、ガ
イダンス情報の表示の順番を上述したようにするように
確定する。
【0222】このことを詳細に説明すれば、ソータ部ジ
ャム処理の操作ガイダンスが図18にて行われ、それに
引き続いて定着部ジャム処理のガイダンスを図17に従
って表示される。この時、図18のの画面と、図17
の及びのガイダンス情報の画面が重複する。そのた
め、ソータ部でのジャムと定着部でのジャムが同時に生
じている場合には、後から表示する操作ガイダンスの定
着部ジャム処理ガイダンスの“ソータを移動して下さ
い”といった画面である図17の及びの画面を省略
し、“出紙部を引き出して下さい”といった図17の
の画面から表示を行う。これにより、効率よく、またオ
ペレータを混乱させることなく、ガイダンス情報を提示
できる。
【0223】また、定着部ジャムが生じると、その安全
性を確保するために定着部への通電が停止される。その
ため、定着部の温度は低下していく。ジャム処理が終わ
り再びコピーを行おうとすると、定着部の温度が一定温
度に達するまで画像形成動作が形成可能状態に復帰しな
い。そのため、用紙の除去処理の順番を、定着部ジャム
処理→ソータ部ジャム処理→搬送部ジャム処理→第2給
紙トレイ部ジャム処理の順に行うことにより、定着部の
温度低下を押さえ、また定着部への通電開始を早くでき
る。これにより、画像記録可能状態への復帰が速くな
り、スムーズな画像記録の再開が可能となり、定着部ジ
ャム処理ガイダンスを先に行うことで、時間的に最も効
率のよいジャム処理が可能になる。
【0224】以上説明したように、個々のジャム位置に
対処するガイダンス情報の提示と、複数の対処箇所が存
在する場合には、その対処箇所を一連のガイダンス情報
を順次提示することで、その処理を簡単に行え、その時
間を短縮できる。この場合、動画でガイダンス情報を提
示でき、また1画面単位に一定時間間隔で遷移表示させ
ることもできる。また、必要に応じてオペレータの指示
に応じて1画面単位に順次遷移表示させることもでき
る。
【0225】また、操作ガイドキー14の操作により、
上述した複数の対処箇所を一連のガイダンス情報を提示
するようにしているが、液晶表示部110にその指示キ
ーの表示領域を設けるようにしてもよいことは勿論であ
る。
【0226】(本発明の第2及び第3実施形態における
別の態様)ここで、上述したようにデジタル複写機30
のトラブル状態、特にジャム発生により、そのジャム処
理をオペレータが対処する。この時、ジャム処理を行っ
ても完全に用紙を除去しきれず、デジタル複写機30の
再開後に、各種搬送経路に設けられている用紙検出セン
サが用紙の存在を検出している場合、再度ジャムである
ことをメッセージ表示する。これは、デジタル複写機に
精通しているオペレータに限らず、不慣れなオペレータ
においても、完全に対処できない場合である。
【0227】このようにジャム処理による操作ガイダン
スの表示等によりオペレータが対処した後、まだデジタ
ル複写機内に用紙が存在していることを検出されておれ
ば、その用紙の除去のため対処手順を自動的に表示させ
ることができる。即ち、処理しきれなかった用紙の存在
位置によるガイダンス情報を自動的に表示させる。
【0228】例えば、図14におけるレジストローラ領
域付近での搬送経路部に用紙が存在しているのを検出し
ていれば、図16に示すガイダンス情報が順次表示され
る。これは動画又は一定間隔毎に連続的に遷移表示さ
れ、対処手順をオペレータに認識させる。これにより、
対処が不十分な場合の処理をオペレータに容易に認識さ
せることができる。
【0229】つまり、オペレータがガイダンス情報の提
示を受け、ジャム用紙を除去し、例えば図16に示すガ
イダンス情報画面の上部の“終了”表示領域137をタ
ッチ操作すれば、図14に示す画面に戻り除去が完全で
ない位置のジャムアイコンが点滅されたままとなり、一
定時間後に点滅された位置でのジャム解除のガイダンス
情報の提示が行われる。
【0230】また、ジャム処理後にデジタル複写機30
の扉等を閉じることで、従来ではジャム解除されていれ
ば、図1の画面に復帰し、画像形成動作を行える態勢と
なる。しかし、ジャム用紙が残っていれば、図14に示
すような表示がなされ、上述したように一定時間後にガ
イダンス情報の提示が行われる。
【0231】あるいは、図20に示すように、完全に除
去されていなけば、用紙が残っているとのメッセージ表
示を行う。このメッセージ表示領域160をタッチ操作
すれば、残っている位置のジャム処理のガイダンス情報
が自動的に提示される。例えば、アイコン画像153の
位置に用紙が残っていれば、図16に示すようなガイダ
ンス情報が順次提示されることになる。
【0232】これにより、オペレータがジャム処理を催
促されたかたちで、ジャム用紙を除去する措置をとる。
これにより、トラブル解除が確実に、かつその時のガイ
ダンス情報を適切に提示できる。
【0233】(第2及び第3実施形態のその他の態様)
以上説明したようにデジタル複写機において画像形成中
にトラブル状態が検出されると、動作を中止し、トラブ
ル解除のための対処のためのガイダンス情報を適切に表
示できるようにしている。そのために、トラブル状態を
解除する対処のためのアイコン画像が表示され、その表
示領域のタッチ操作によりトラブル解除のためのガイダ
ンス情報が的確に提示できるようになている。
【0234】例えば、用紙に画像を形成する動作中に、
自己診断機能により用紙の搬送異常が確認されると、図
14にて説明したように操作パネルの表示部110に、
そのトラブル状態を示す表示がなされる。そして、デジ
タル複写機30の外観図112の表示と共に、トラブル
位置に相当するジャム位置を意味するアイコン画像15
2〜155が、そしてトナー無しの場合には、図12に
示すようにトナーホッパの意味するアイコン画像150
が点滅表示される。
【0235】このアイコン画像が点滅表示されている領
域をタッチ操作すれば、そのアイコンに対応したガイダ
ンス情報が順次表示されることになる。そして、操作さ
れたアイコンに対応したガイダンス情報が全て確認され
ると、その表示形態を変えることで、確認したか否かを
オペレータが容易に認識できるようになる。つまり、認
識しトラブル解除等を済ませても、アイコンが点滅表示
されていれば、オペレータは再度、そのガイダンス情報
の表示い従った対処を行うことにもなる。もし、ジャム
の除去処理において、用紙が無ければ作業ミスしたもの
と思いこ込み、混乱することもなる。
【0236】これを解消し、無駄なガイダンス情報を提
示を防止するためにも、ガイダンス情報を確認し、その
対処が完了しておれば、アイコン画像を消すか、また以
前の表示形態から変えることで効果がある。
【0237】例えば、自己診断機能によるトラブル検出
により、図14に示すジャム状態を表示している時に、
搬送経路中にジャム位置を示すジャムアイコン画像15
2〜155が点滅表示させている。そこで、ジャムアイ
コン画像154の表示領域を操作し、図17に示すガイ
ダンス情報の提示を受け、それに従ってジャム処理を終
了しれば、その状態を示すために図19に示すようにジ
ャムアイコン画像154を点滅させることなく単に点灯
表示させる。これは、表示を消すことであってもよい。
【0238】図20から理解できるように、未処理のジ
ャムアイコン画像152,153,155と処理済みの
アイコン画像154とが容易に区別できる。この時、処
理後のジャムアイコン画像154については、未処理状
態でのジャムアイコン155等に比べて小さく表示する
ことで、さらにその区別がより明確になる。オペレータ
はこの表示状態において、容易にその対処状態を認識で
き、他の未処理のガイダンス情報を知るための操作を間
違いなく行える。このような、点滅状態から点灯状態に
切り換えるか、大きさを変更するか、それらの組み合わ
せにより、さらに区別化が確実になる。
【0239】さらに、ガイダンス情報を確認しならがら
ジャムに対する対処を施したつもりでも、完全には対処
しきれないことも考えられる。このような場合には、図
20に示すように、自己診断機能を利用して、再度搬送
経路中の用紙の存在を用紙搬送経路中に配置されている
用紙検出センサからの検出信号を受けうことで、対処不
十分であることをオペレータに知らせる。このように、
対処状態を容易に認識できる。
【0240】なお、図20のような表示160を行うこ
となく、先に説明したように、対処されていない位置で
のガイダンス情報を自動的に表示させるようにしてもよ
いことは勿論である。
【0241】また、液晶表示装置6に備わっているタッ
チパネルにおいて、ガイダンス情報を表示させるための
アイコン画像152〜155等の表示領域に対応させ
て、その反応領域が決められている。そこで、ガイダン
ス情報を確認した後は、アイコン画像の反応領域(反応
エリア)を変化させるようにしてもよい。つまり、反応
エリアが小さくなることで、アイコン画像152〜15
5の中心でなく周辺を操作しても反応せず、無駄なガイ
ダンス情報の表示を避けることができる。また、反応エ
リアを無しに、そのガイダンス情報の提示を受けること
ができないようにすることも可能となる。
【0242】そこで、図21には、その一例を示してい
る。図21(A)は、2つの区別される反応エリアを隣
接させて示している。それに対応してアイコン画像16
1,162が表示されている。そこで、図において左側
の領域をタッチ操作しガイダンス情報を確認を行ったこ
とで、対処を完了すれば、例えば図21(B)に示すよ
うに対処を完了した領域の反応エリアを小さくする。例
では1つの交点のみ。あるいは、図21(C)に示すよ
うに対処していないガイダンス情報を必要とする場合の
反応エリアの領域を大きくする。
【0243】これにより、その近傍を操作しても対処が
完了していないガイダンス情報を表示し、オペレータに
認識させることができる。また、無駄に同一のガイダン
ス情報を表示させて、オペレータを混乱させるようなこ
とも解消できる。
【0244】(本発明のその他の実施形態)以上説明し
たように、画像形成動作中において、自己診断機能を利
用してデジタル複写機のトラブル検出を行うようにして
いる。そして、トラブル検出に応じてそのトラブル状態
を解消できる対処のためのガイダンス情報を表示できる
ように、そのトラブルの内容、及びトラブル位置等を示
すアイコン画像を表示させている。このようなアイコン
画像でなく、デジタル複写機内でのトラブル発生位置を
全体において知らせることもできる。
【0245】その一例を図22に示す。これは、液晶表
示装置6の表示部110にトラブルである“トナーがな
くなりました。”といったメッセージ表示と共にデジタ
ル複写機の全体の外観図112を表示する。そして、ト
ラブル位置が認識できる領域を他の表示形態と異ならせ
る。つまりデジタル複写機の画像形成を行う本体部分を
グレー(中間調)にて表示170させる。カラー表示の
場合には、外観図112の色と異なる色で簡単に区別化
できる。
【0246】そのため、この状態においてグレー領域1
70をタッチ操作すれば、図3にて説明したようにトナ
ー補給のためのガイダンス情報を順次遷移して表示させ
ることができる。そのガイダンス情報の提示に従ってオ
ペレータが簡単にトナー補給を完了できる。この一連の
ガイダンス情報は順次1画面単位で一定時間間隔で表示
させたり、任意に遷移表示させたり、動画にて表示させ
ることができる。
【0247】また、図23には、トラブルとして用紙ジ
ャムを検出した場合であり、対処が必要な領域が他の領
域と異なる状態で表示される。この図においては、デジ
タル複写機本体の画像形成部170、第2給紙トレイ部
171、後処理部172が例えばグレー表示される。そ
して、そのグレー部分をタッチ操作することで、その対
処を行うためのガイダンス情報の表示が行われる。
【0248】図23において、グレー領域171をタッ
チ操作すれば、図15に示すガイダンス情報が遷移表示
される。また、グレー領域172をタッチ操作すれば、
図18に示すガイダンス情報が順次遷移表示される。
【0249】さらに、グレー領域170がタッチ操作す
れば、その領域における必要となるガイダンス情報の表
示が行われる。この場合、用紙のジャム位置に応じて、
それを用紙検出センサが検出している。そのため、その
検出状態に応じて図16又は図17に示すガイダンス情
報が表示される。この場合、両方とも検出している場合
には、優先する方を先にガイダンス表示する。例えば、
定着部分でのジャム用紙を先に行う必要があれば、図1
7に示すガイダンス情報を表示した後、図16に示す搬
送経路部のジャム処理のためのガイダンス情報の遷移表
示を行うことになる。
【0250】このトラブル検出に基づき、図22及び図
23に示すような表示状態において、表示領域をタッチ
操作することで、それに応じたガイダンス情報の表示を
行うようにしている。これとは別に、先に説明した通
り、操作ガイドキー14を操作することでも同様にして
トラブル状態に応じたガイダンス情報の表示を行える。
【0251】そこで、図23において操作ガイドキー1
4を操作すれば、トラブル状態に応じた対処の順番を確
定し、その確定した順にガイダンス情報が表示される。
この順番の確定は上述した第3の実施形態にて説明した
通りである。また、不要なガイダンス情報の表示を省略
することもでき、このような省略の手順についても、先
の第3の実施形態において説明した通りである。
【0252】ここで、図22及び図23においてはトラ
ブル状態でのデジタル複写機の外観図112において、
トラブルが発生した領域部分を他の表示と異ならせてい
る。これに対して、図1等において液晶表示装置6の表
示部110には、デジタル複写機の外観図112と共に
選択され第1給紙トレイ部が表示されている。これは、
正常な状態での表示であり、この正常状態の表示形態と
トラブル発生状態を示す図22や図23の表示形態とは
異なる。この時、正常な場合には、例えば後処理装置で
あるソータ領域をタッチ操作すれば、図7に示すような
ガイダンス情報の表示を行うことになる。しかし、本発
明においては、トラブル状態での表示においては、その
対処のためのガイダンス情報を表示し、ステープル等の
入力操作を行うか否かの設定入力状態となっている。
【0253】また、図22や図23のトラブル状態にお
いて、トラブルでない領域をタッチ操作しても、設定入
力を行える画面には遷移しない。例えば、図22におい
て、デジタル複写機の外観図112のグレー領域以外の
ソータ領域や、給紙領域をタッチ操作しても、図9や図
11に示す設定入力画面に遷移表示されない。
【0254】このように、デジタル複写機が正常な状態
な時と、異常状態とでガイダンス情報を適切な状態で表
示させることができる。また、タッチパネルを組み合わ
せて、デジタル複写機の外観を表示し、その部分部分で
のタッチ操作に応じた適切なガイダンス情報をオペレー
タに知らせることが可能になる。つまり、トラブル状態
と正常状態とで同一の表示領域をタッチ操作しても、デ
ジタル複写機がその時に所望するガイダンス情報が適切
に表示されることになる。これにより、オペレータは提
示されるガイダンス情報を適切に受け止め、混乱等を生
じる危惧がなくなる。
【0255】またデジタル複写機に異常が発生したとし
て動作を停止している時には、デジタル複写機の外観図
112の中で、正常な状態にある部分に相当する表示エ
リアを操作しても、液晶表示装置6にはその部分に関す
る入力モードによる設定指示画面へと移行することはな
く、トラブルが発生している部分に対する対処方法(操
作ガイダンス情報)が優先的に表示されオペレータに対
して情報を確実に伝えるように考慮されている。
【0256】なお、上述した各種実施形態においては、
デジタル複写機を例に説明したが、ガイダンス情報が必
要となる機器、特に表示装置及び該表示装置にタッチパ
ネルを設けるような機器においてそのまま適用できる。
【0257】また、図2に示すたように、デジタル複写
機30において自己診断装置にてトラブル検知が行われ
た時に、そのトラブル状態を液晶表示部110に表示さ
せている。このようなトラブル検知だけでなく、デジタ
ル複写機30の待機中において、用紙が少なくなった場
合に用紙の補充を行うようなメッセージや、画像処理機
能の設定入力を行っている時に、その複数の機能設定が
同時に行えない場合には、その設定が行えない旨のメッ
セージ等を表示させることもできる。そのメッセージに
従って、用紙補充や、機能設定のガイダンス表示等を行
うこともできる。
【0258】
【発明の効果】以上説明した本発明のガイダンス情報表
示装置によれば、ガイダンス情報の提示を受けたい時
に、ガイダンス情報の画面が1画面単位で順次遷移表示
されるか、連続的に遷移表示されるかをオペレータ側で
選択できる。そのため、オペレータでは、一連のガイダ
ンス情報が連続して提示されれば全体の流れを知ること
ができ、その後に1画像単位で順次提示されれば、その
ガイダンス情報に応じた装置の対処が容易になる。ま
た、オペレータのレベルに応じた適切なガイダンス情報
が提示される。
【0259】この場合、ガイダンス情報の表示画面上に
選択操作できるようになっていることで、ガイダンス情
報の提示をより有効に行え、オペレータの負担を軽減で
きる。
【0260】また、装置の状態検出に応じて装置がオペ
レータに対処を希望する場合、その対処位置を表示し、
その表示位置の操作により、その対処のガイダンス情報
を提示するようにしているため、装置側で所望する対処
をオペレータに適切に伝え、かつガイダンス情報の提示
により確実な対処が可能となる。そのため、オペレータ
が戸惑うことなく、確実にその対処を行える。
【0261】特に、対処箇所を示すアイコン画像等の表
示を行えば、ガイダンス情報の提示を受けることなく精
通したオペレータは、その対処を確実に行え、不慣れた
オペレータは適切なガイダンス情報の提示により間違い
のない対処を行える。
【0262】そして、対処を完了した場合と、未処理の
対処箇所との区別表示を行うことで、オペレータにとっ
ては非常に認識が容易になり、無駄にガイダンス情報の
提示を受けて混乱した無駄な処理を行う必要もなくな
る。
【0263】さらに、画像形成装置において、トラブル
状態になった時に、そのトラブル状態をオペレータに知
らせると同時に、トラブル位置と正常な状態の位置とを
区別化することで、トラブル解除のための対処が容易に
なり、適切なガイダンス情報の提示を行える。例えば、
トラブル状態において、正常な位置のガイダンス情報の
提示を阻止し、トラブル位置のガイダンス情報を的確に
提示できる。
【0264】さらにまた、画像形成装置のトラブル位置
とトラブル状態を示すアイコン画像を表示すれば、画像
形成装置内での対処位置を的確に把握でき、またそのガ
イダンス情報の提示を受けた対処が確実になる。
【0265】この場合、トラブル状態が複数存在する時
には、個々のトラブル解除のガイダンス情報の提示と、
一度の対処できるガイダンス情報の提示とを区別して行
えるようにしている。そのため、画像形成装置またはオ
ペレータ側で対処する時間を短縮できる。しかも、ガイ
ダンス情報の提示においては、重複する部分を省くなど
して、オペレータへのガイダンス情報の提示を的確に、
また短くし、対処時間の短縮を可能にしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガイダンス情報表示装置の構成を説明
するためのタッチバネルを備える表示入力装置を示す平
面図である。
【図2】本発明のガイダンス情報表示装置において、デ
ジタル複写機のトダブル状態をオペレータに知らせる表
示形態を示す平面図である。
【図3】本発明のガイダンス情報表示装置において、デ
ジタル複写機のトダブル解除のためにオペレータに対し
てガイダンス情報を提示する画面の遷移状態を示すもの
で、第1の実施形態を説明するための図である。
【図4】デジタル複写機に備えられる操作パネル部分の
一例を示す平面図である。
【図5】本発明のガイダンス情報表示装置を備える操作
パネルを有した画像形成装置を構成するデジタル複写機
の構造の概略を示す構成図である。
【図6】図5に示すデジタル複写機の画像処理部、操作
パネル部、画像形成制御部、および拡張ボード部分を含
めた制御回路構成を示すブロック図である。
【図7】ガイダンス情報表示装置として兼用される表示
入力装置による条件設定入力を行うための表示画面に遷
移していく状態を示す図である。
【図8】図7において条件設定入力が両面モードの場合
での設定入力の表示画面の遷移状態を示す図である。
【図9】図7において条件設定入力が後処理モードの場
合での設定入力の表示画面の遷移状態を示す図である。
【図10】図9における条件設定入力が完了した時点で
の表示入力装置の表示画面に一例を示す図である。
【図11】図7において条件設定入力が用紙の選択入力
の場合における表示画面の遷移状態を示す図である。
【図12】本発明にかかるガイダンス情報の表示の原理
を説明するための図である。
【図13】本発明のガイダンス情報表示装置において、
デジタル複写機のトダブル状態を示すもので、本発明の
第2の実施形態を説明する表示例を示す平面図である。
【図14】本発明のガイダンス情報表示装置において、
デジタル複写機のトラブル状態を示すもので、本発明の
第2の実施形態における別の態様を説明する表示例を示
す平面図である。
【図15】図14に示すトラブル解除を行う所定場所で
の対処法におけるガイダンス情報の表示画面の遷移表示
状態を説明する図である。
【図16】図14に示すトラブル解除を行う他の場所で
の対処法におけるガイダンス情報の表示画面の遷移表示
状態を説明する図である。
【図17】図14に示すトラブル解除を行うその他の場
所での対処法におけるガイダンス情報の表示画面の遷移
表示状態を説明する図である。
【図18】図14に示すトラブル解除を行うさらにその
他の場所での対処法におけるガイダンス情報の表示画面
の遷移表示状態を説明する図である。
【図19】トラブル状態において、一つのトラブル位置
での対処を完了した状態と、未処理のトラブル状態とを
区別化した表示形態の一例を示す平面図である。
【図20】トラブル状態に対応した対処を完了し、その
トラブルが解消されていない場合の表示例を示す平面図
である。
【図21】トラブル状態を示すアイコン画像と、その画
像に対応したタッチ操作部の反応領域との関係を説明す
るための図である。
【図22】本発明の別の実施形態を説明するためのもの
で、デジタル複写機のトラブル位置をそうでない位置で
の表示形態を異ならせた状態を示す平面図である。
【図23】本発明の別の実施形態を説明するためのもの
で、デジタル複写機のジャムトラブル位置と、そうでな
い位置で表意形態を異ならせた状態を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
6 タッチパネル液晶表示装置(ガイダンス情報表示装
置) 14 操作ガイドキー(指示手段) 141 スクロールキー(指示手段) 141 スクロールキー(指示手段) 30 デジタル複写機 31 スキャナ部 32 プリンタ部 33 後処理装置(ステープル機能付きソータ) 36 RADF(両面自動原稿送り装置) 100 オペレーションパネルボード 101 中央演算処理装置(CPU/表示制御手段) 102 メモリ(ガイダンス情報群の管理記憶手段) 103 操作パネル 104 液晶表示部 105 操作キー(タッチパネルキー) 110 液晶表示部 111 タッチパネル部 132 トラブル状態表示 133 1画面単位で遷移させる表示領域(第1の指示
手段) 134 連続的に遷移表示させる表示領域(第2の指示
手段) 135 連続的に遷移表示させる表示領域(第2の指示
手段) 137 終了指示のための表示領域 150 トナー補給のためのアイコン画像 152 給紙領域のジャムアイコン画像 153 複写機内の搬送経路のジャムアイコン画像 154 定着領域のジャムアイコン画像 155 ソータ部のジャムアイコン画像 156 確定された搬送経路のアイコン画像 157 未使用の搬送経路のアイコン画像 160 対処不備の表示 170 トラブル表示形態 171 給紙部のジャムトラブル表示形態 172 ソータ部のジャムトラブル表示形態 200 マシンコントロールボード 201 中央演算処理装置(CPU/自己診断等のトラ
ブル検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉浦 昭一郎 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 上田 延幸 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 野村 達郎 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 松田 英男 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 友田 洋一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 扇田 和幸 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置を操作するうえで必要なガイダンス
    情報を1画面単位で記憶管理してなる記憶部と、該記憶
    部に記憶されたガイダンス情報を表示する表示手段と、
    上記ガイダンス情報を必要に応じて上記表示手段に表示
    させる指示手段とを備えたガイダンス情報表示装置にお
    いて、 上記指示手段は、上記記憶部に記憶されたガイダンス情
    報を1画面単位で順次遷移させて上記表示手段にて表示
    させる第1の指示手段と、上記記憶部に記憶されたガイ
    ダンス情報を1画面単位で連続的に順次遷移させて上記
    表示手段にて表示させる第2の指示手段とを備えたこと
    を特徴とするガイダンス情報表示装置。
  2. 【請求項2】 上記表示手段は、少なくともガイダンス
    情報の表示を行う上面に上記指示手段のためのタッチ操
    作部を備え、上記ガイダンス情報の表示と共に第1及び
    第2の指示手段に対応するタッチキー画像を同時に表示
    してなり、 ガイダンス情報の表示と共に表示された第1及び第2の
    指示手段に対応するタッチキー画像の領域をタッチ操作
    することで、それぞれの指示手段に応じたガイダンス情
    報を順次遷移表示させるようにしたことを特徴とする請
    求項1記載のガイダンス情報表示装置。
  3. 【請求項3】 上記第2の指示手段の指示にてガイダン
    ス情報が連続的に遷移表示されている時に、最終的にガ
    イダンス情報の先頭画面を表示して待機させることを特
    徴とする請求項1記載のガイダンス情報表示装置。
  4. 【請求項4】 上記第2の指示手段の指示にてガイダン
    ス情報が連続的に遷移表示されている時に、上記第2の
    指示手段が操作されると現時点で表示されているガイダ
    ンス情報の画面を表示している状態で待機されることを
    特徴とする請求項1記載のガイダンス情報表示装置。
  5. 【請求項5】 装置を操作する上での必要なガイダンス
    情報を記憶管理してなる記憶部と、該記憶部に記憶され
    たガイダンス情報を表示する表示手段と、上記ガイダン
    ス情報を必要に応じて上記表示手段に表示させる指示手
    段とを備えた装置のガイダンス情報表示装置において、 装置の状態を自己診断する自己診断手段と、 上記自己診断手段に診断された結果、オペレータに装置
    の対処を依頼するメッセージを上記表示手段に表示さ
    せ、同時に装置の外観と共に該装置が対処を必要とする
    関係位置を示す画像を表示させ、上記指示手段の指示に
    て上記装置が対処必要とする時のガイダンス情報を上記
    記憶部より読出し上記表示手段に表示させる表示制御手
    段と、を備えたことを特徴とするガイダンス情報表示装
    置。
  6. 【請求項6】 上記表示制御手段は、上記自己診断手段
    が装置の対処を必要とする時には、その対処箇所を特定
    する関連したアイコン画像を表示させ、表示されたアイ
    コン画像を指示手段にて指示することで、そのアイコン
    画像に応じたガイダンス情報を表示させるようにしたこ
    とを特徴とする請求項5記載のガイダンス情報表示装
    置。
  7. 【請求項7】 上記表示手段は、少なくともガイダンス
    情報の表示を行う上面に上記指示手段のためのタッチ操
    作部を備え、対応するタッチキー画像を同時に表示して
    なり、表示されたアイコン画像の表示領域をタッチ操作
    することで、そのアイコン画像に関連するガイダンス情
    報を表示させるようにしたことを特徴とする請求項6記
    載のガイダンス情報表示装置。
  8. 【請求項8】 上記表示手段に表示された装置の対処を
    必要とする箇所を特定するアイコン画像に関連するガイ
    ダンス情報が確認された後は、他の確認されていないア
    イコン画像とは区別化して表示させることことを特徴と
    する請求項5記載のガイダンス情報表示装置。
  9. 【請求項9】 上記自己診断手段にて装置の対処を必要
    とした時に、その対処が完了した時には、アイコン画像
    を消灯させ、また対処が完了していない箇所が存在する
    時には、その箇所を対処するためのガイダンス情報を表
    示させるようにしたことを特徴とする請求項6記載のガ
    イダンス情報表示装置。
  10. 【請求項10】 上記対処を必要とする箇所に関連した
    アイコン画像のガイダンス情報の確認を完了したアイコ
    ン画像と、まだ確認されていない場合のアイコン画像と
    の表示の区別化を行う時に、その表示を点灯又は点滅、
    あるいはアイコン画像を小さく又は大きくさせるように
    してその表示形態を異ならせると同時に、確認済みのア
    イコン画像に対応するタッチ操作部の反応領域を確認さ
    れていないアイコン画像に対応するタッチ操作部の反応
    領域より小さく設定していることを特徴とする請求項7
    記載のガイダンス情報表示装置。
  11. 【請求項11】 画像を出力する画像形成装置と、該画
    像形成装置を操作する上での必要なガイダンス情報を記
    憶管理してなる記憶部と、該記憶部に記憶されたガイダ
    ンス情報を表示する表示手段と、上記ガイダンス情報を
    必要に応じて上記表示手段に表示させる指示手段とを有
    し、画像形成装置に備えられるガイダンス情報表示装置
    において、 上記画像形成装置による出力動作を行えなくなる異常状
    態を自己診断する自己診断手段と、 上記指示手段とは別に設けられ上記表示手段の表示面上
    に設けられたタッチ指示部と、 上記自己診断手段に診断された異常検出に応じてオペレ
    ータに画像形成装置の対処を依頼するメッセージを上記
    表示手段に表示させ、同時に画像形成装置の外観図と共
    に該画像形成装置が対処を必要とする関係位置を示す画
    像を外観図とは別の表示形態にて表示させ、該表示形態
    が異なった外観図領域のタッチ指示部をタッチ操作する
    ことで上記画像形成装置が対処必要とする時のガイダン
    ス情報を上記記憶部より読出し上記表示手段に表示させ
    る表示制御手段と、を備えたことを特徴とするガイダン
    ス情報表示装置。
  12. 【請求項12】 上記指示手段の指示操作にて、対処す
    る箇所が複数存在する場合にその対処のためのガイダン
    ス情報の重複する領域を省いて表示させるように一連の
    手順を表示させるようにしたことを特徴とする請求項1
    1記載のガイダンス情報表示装置。
  13. 【請求項13】 上記指示手段の指示操作にて、対処す
    る箇所が複数存在する場合には、オペレータ又は画像形
    成装置において最も効率的に対処できる順番に基づいて
    ガイダンス情報を順次表示させるようにしたことを特徴
    とする請求項12記載のガイダンス情報表示装置。
  14. 【請求項14】 画像を出力する画像形成装置と、該画
    像形成装置を操作する上での必要なガイダンス情報を記
    憶管理してなる記憶部と、該記憶部に記憶されたガイダ
    ンス情報を表示する表示手段と、上記ガイダンス情報を
    必要に応じて上記表示手段に表示させる指示手段とを有
    し、画像形成装置に備えられるガイダンス情報表示装置
    において、 上記画像形成装置の出力動作が行えなくなる異常状態を
    自己診断する自己診断手段と、 上記指示手段とは別に設けられ上記表示手段の表示面上
    に設けられたタッチ指示部と、 上記自己診断手段に診断された異常検出に応じてオペレ
    ータに画像形成装置の対処を依頼するメッセージを上記
    表示手段に表示させ、同時に画像形成装置の外観図と共
    に該画像形成装置が異常を解除すべき対処を必要とする
    関係位置にその異常を示すアイコン画像を外観図とは別
    に表示させ、該アイコン画像領域のタッチ指示部をタッ
    チ操作することで上記画像形成装置が対処必要とする時
    のガイダンス情報を上記記憶部より読出し上記表示手段
    に表示させる表示制御手段と、を備えたことを特徴とす
    るガイダンス情報表示装置。
  15. 【請求項15】 上記自己診断手段が、画像出力するた
    めの用紙の搬送経路中のジャムを検出することで、表示
    制御手段は画像形成装置の外観図内の用紙搬送経路に沿
    ってジャムした位置でのアイコン画像を表示させ、該ア
    イコン画像の領域をタッチ操作することでその位置での
    ジャム処理に適したガイダンス情報を順次表示させるよ
    うにしたことを特徴とする請求項14記載のガイダンス
    情報表示装置。
  16. 【請求項16】 上記ジャムにおいて、ジャム箇所が複
    数存在する時に、上記指示手段の指示に応答して、全て
    のジャムを処理できる手順を決めてガイダンス表示を行
    うようにしたことを特徴とする請求項14記載のガイダ
    ンス情報表示装置。
  17. 【請求項17】 請求項16記載のガイダンス情報表示
    装置において、全てのジャム処理を行える手順は、オペ
    レータの対処又は画像形成装置において最も効率的にな
    る順番で行うことを特徴とするガイダンス情報表示装
    置。
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