JP2002229393A - 装置の状態表示方法および装置の状態表示装置 - Google Patents

装置の状態表示方法および装置の状態表示装置

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JP2002229393A
JP2002229393A JP2001024798A JP2001024798A JP2002229393A JP 2002229393 A JP2002229393 A JP 2002229393A JP 2001024798 A JP2001024798 A JP 2001024798A JP 2001024798 A JP2001024798 A JP 2001024798A JP 2002229393 A JP2002229393 A JP 2002229393A
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JP2001024798A
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Yuji Okamoto
裕次 岡本
Tatsuro Nomura
達郎 野村
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作パネルなどに備えられる表示手段におい
て、該表示手段や操作パネルの構成を簡略化した上で、
表示画面内で装置の故障状態を常時分かりやすく表示し
て、装置の故障状態の復旧をより早期に実現可能とする
ように報知する。 【解決手段】 複数の機能モード(コピー、FAX、S
CAN TO Email等)を有する装置としてのデ
ジタル複合機1に備えられている操作パネル7の表示部
に対して、各モード毎に画面を切り換えた上で、各モー
ド毎に、少なくとも操作に関する説明を表示させる。ま
た、デジタル複合機1の故障の状況をはやく知るため
に、複数のモードのうち、少なくとも1つのモードに関
わる機能が使用不能となった場合に、現在表示されてい
るモードの画面の少なくとも一部に、使用不能な機能が
存在することを示す特別表示を表示する。画面が切り換
わっても上記特別表示を継続して表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば複合型の
画像形成装置に好適に用いられ、該画像形成装置の状態
を表示するために好適に用いられる装置の状態表示方法
と、該表示方法で装置の状態を表示する装置の状態表示
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種電子機器などの装置にお
いては、該電子機器に故障が発生した場合に、それをユ
ーザーに報知して、故障状態をできる限り迅速に復旧す
ることを目的とするための、装置の状態表示方法や装置
の状態表示装置などが種々提案されている。
【0003】たとえば、コピー、プリンタ、FAX、SC
AN TO E-mailなどの各種機能を有する複合型の画像形成
装置においては、多機能を有するだけでなく、ネットワ
ークに接続されているため、多くのプリントジョブを一
旦メモリに記憶してから、順次実行するようになってい
る。このような複合型の画像形成装置では、該装置に故
障が発生すると多くのプリントジョブに影響が及ぶた
め、より迅速に故障状態が復旧されなければならない。
【0004】上記画像形成装置における装置の状態表示
に関する技術としては、故障や用紙・トナーの補給な
ど、装置による印刷の続行が不能になった状態を、特定
の表示画面にアイコンで表示する技術が挙げられる。具
体的には、たとえば特開平6−6505号公報や、
特開平8−305520号公報に関する技術が挙げられ
る。
【0005】まず、の技術では、デジタル型の画像形
成装置において、特定のアプリケーション機能が動作中
である場合には、該アプリケーション機能が動作中であ
る旨を表示部に表示させるよう制御部にて制御する構成
である。
【0006】この構成によれば、デジタル複合機のよう
に複数の機能を有する画像形成装置において、一部の機
能が故障した場合でも、ユーザーは他の機能が動作中で
あることを容易に知ることができる。そのため、誤って
本体電源をOFFして動作中の機能も不用意にOFFす
るような事態の発生を防止することができる。
【0007】次に、の技術では、1または複数個の印
刷出力装置に発行した印刷ジョブについて、その発行先
の印刷出力装置での当該ジョブ処理状態と、その発行先
の印刷出力装置の稼動状況との組み合わせによって、ユ
ーザーに報知する情報内容が決定され、報知手段により
報知される構成である。
【0008】上記構成によれば、ユーザーが、たとえば
遠隔の場所にある印刷出力装置に対してジョブを発行し
ている場合において、各ユーザーは、自己が発行したジ
ョブのジョブ処理状態と、発行先の印刷出力装置の状態
とにより決定された情報内容を、ユーザーが利用してい
る端末で知ることができる。それゆえ、自分が発行した
ジョブについて、印刷出力が中断しており、処理される
可能性がないことに気がつかないなどといった事態を防
ぐことができる。
【0009】なお、この技術は、画像形成装置からユー
ザーの端末に対して故障状態などを報知することになる
技術であるが、画像形成装置そのものの表示手段でも報
知は可能である。
【0010】また、上記画像形成装置における装置の状
態表示に関する他の技術としては、コピーとFAXとの
複合機において、コピー・FAXそれぞれのモードキー
の操作に応じた次の2つの技術が挙げられる。
【0011】モードキーの操作に応じて液晶表示装置
などの表示手段の表示画面が切り換わり、表示手段の外
のたとえばLEDなどで、ペーパージャムなどの故障を
表示するようにしている。
【0012】モードキーの操作に応じて表示手段の表
示画面が切り換わり、使用不能のモードキーを操作する
と、使用不能を報知するメッセージが表示される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記、
、またはの技術では、表示手段の画面上でアイコン
を表示するためのスペースが必要であり、表示手段のコ
ンパクト化の妨げになる。また、複数のアイコンを表示
する場合には、故障を示すアイコンが必ず見易くなると
は限らないため、表示手段を簡略化して、故障状態を確
実に報知することが必要になる。また、表示手段を含む
操作パネル(操作手段)の構成を簡素化することができ
ないという問題点を招来する。
【0014】一方、上記の技術では、モードキーを操
作したときでなければ操作状態がわからず、装置の故障
を迅速に報知することができなくなり、故障個所の復旧
が遅れてしまうという問題点を招来する。
【0015】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、操作パネルなどに備えられる
表示手段において、該表示手段や操作パネルの構成を簡
略化した上で、表示画面内で装置の故障状態を常時分か
りやすく表示して、装置の故障状態の復旧をより早期に
実現可能とするように報知することが可能な状態表示方
法および状態表示装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の装置の状態表示
方法は、複数の機能モードを有する装置に備えられてい
る表示手段に対して、各モード毎に画面を切り換えた上
で、各モード毎に、少なくとも操作に関する説明および
該装置の状態を表示させるための装置の状態表示方法に
おいて、上記課題を解決するために、複数のモードのう
ち、少なくとも1つのモードに関わる機能が使用不能と
なった場合に、現在表示されているモードの画面の少な
くとも一部に、使用不能な機能が存在することを示す特
別表示を表示するとともに、画面が切り換わっても上記
特別表示を継続して表示することを特徴とする。
【0017】上記方法によれば、たとえば、装置に故障
が生じてあるモードに関わる機能が使用不能となった場
合、リアルタイムでその旨の表示を継続しつつ、使用で
きる機能については対応する画面を表示して、その使用
を許可することになる。その結果、装置が停止している
時間を減少させることが可能となり、装置の稼動効率を
高めることができる。
【0018】また、機能の使用不能状態を画面中に継続
的に表示するため、装置の使用不能状態を表すような手
段を表示手段とは別途設ける必要がなくなる。その結
果、表示手段の数を減らした上で、表示手段の使用効率
を向上することができる。それゆえ、表示手段を備える
操作パネルの構成も簡素化することが可能となる。
【0019】また、本発明では、現在選択されているモ
ードに直接関わる機能が使用不能である場合には、上記
特別表示を画面全体にわたって大型表示として表示する
一方、現在選択されているモードに直接関与しない場合
には、上記特別表示を画面の一部に小型表示として表示
することを特徴とする。
【0020】上記方法によれば、現在使用不能なモード
であっても現在使用可能なモードであっても、大型表示
または小型表示によって、使用不能状態が明確になる。
特に、従来では、現在使用可能なモードであれば使用不
能状態は分かりにくかったが、小型表示として、画面の
一部に表示されることによって、使用不能な機能がある
ことがユーザーにとって明確になる。
【0021】また、本発明では、上記大型表示に、文字
によるメッセージを含ませていることを特徴とする。
【0022】上記方法によれば、文字によるメッセージ
が含まれていることによって、その機能が使用不能であ
ることがより一層明確となる。
【0023】また、本発明では、上記小型表示は、使用
不能な状態を示すアイコンであることを特徴とする。
【0024】上記方法によれば、アイコンとして使用不
能状態を表示するので、使用不能機能があることがより
一層明確となるとともに、アイコンを表示することで、
使用可能モードの画面において使用可能な操作や表示が
阻害されることがない。それゆえ、使用不能が存在する
ことをユーザーにより明確に伝えることができる。
【0025】また、本発明では、上記大型表示に、装置
の外観を示す外観図を含めて表示するとともに、該外観
図における使用不能な機能に関わる部位に、上記小型表
示としてのアイコンを重ねて表示することを特徴とす
る。
【0026】上記方法によれば、外観図に対して使用不
能な機能に関わる部位にアイコンが重ねて表示されれ
ば、どの部位が使用不能であるかがさらに一層明確とな
るので、使用不能に関する報知が非常に分かりやすくな
る上に、修理等の対処も容易となる。
【0027】また、本発明では、複数のモードから一つ
を選択した上で、そのモードが使用不可能である大型表
示が表示されている場合であって、さらに、その表示状
態から他のモードを選択した際にその選択したモードが
使用可能である場合には、大型表示の一部に、次の画面
に切り換わるための案内を表示することを特徴とする。
【0028】上記方法によれば、使用不能モード以外の
使用可能モードについての画面に表示を切り換えること
ができるので、使用可能モードに対する操作性を向上す
ることができる。
【0029】本発明の装置の状態表示装置は、複数の機
能モードを有する装置に備えられている表示手段であっ
て、各モード毎に、少なくとも、操作に関する説明およ
び該装置の状態を各モード毎に画面を切り換えて、表示
する表示手段と表示手段による表示を制御する制御手段
とを備えた装置の状態表示装置において、上記課題を解
決するために、上記制御手段は、複数のモードのうち、
少なくとも1つのモードに関わる機能が使用不能となっ
た場合に、表示手段に現在表示されているモードの画面
の少なくとも一部に、使用不能な機能が存在することを
示す特別表示を表示させるとともに、画面が切り換わっ
ても上記特別表示を継続して表示させる制御を行うこと
を特徴とする。
【0030】上記構成によれば、たとえば、装置に故障
が生じて、あるモードに関わる機能が使用不能となった
場合、リアルタイムでその旨の表示を継続しつつ、使用
できる機能については対応する画面を表示して、その使
用を許可することになる。その結果、装置が停止してい
る時間を減少させることが可能となり、装置の稼動効率
を高めることができる。
【0031】また、機能の使用不能状態を画面中に継続
的に表示するため、装置の使用不能状態を表すような手
段を表示手段とは別途設ける必要がなくなる。その結
果、表示手段の数を減らした上で、表示手段の使用効率
を向上することができる。それゆえ、表示手段を備える
操作パネルの構成も簡素化することが可能となる。
【0032】また、本発明では、上記制御手段は、特別
表示として、現在選択されているモードに直接関わる機
能が使用不能である場合に画面全体にわたって表示され
る大型表示を表示手段に表示させる一方、現在選択され
ているモードに直接関与しない場合に画面の一部に表示
される小型表示を表示手段に表示させることを特徴とす
る。
【0033】上記構成によれば、現在使用不能なモード
であっても現在使用可能なモードであっても、大型表示
または小型表示によって、使用不能状態が明確になる。
特に、従来では、現在使用可能なモードであれば使用不
能状態は分かりにくかったが、小型表示として、画面の
一部に表示されることによって、使用不能な機能がある
ことがユーザーにとって明確になる。
【0034】また、本発明では、上記制御手段は、文字
によるメッセージが含まれている上記大型表示を表示手
段に表示させることを特徴とする。
【0035】上記構成によれば、文字によるメッセージ
が含まれていることによって、その機能が使用不能であ
ることがより一層明確となる。
【0036】また、本発明では、上記制御手段は、使用
不能な状態を示すアイコンである上記小型表示を表示手
段に表示させることを特徴とする。
【0037】上記構成によれば、アイコンとして使用不
能状態を表示するので、使用不能機能があることがより
一層明確となるとともに、アイコンを表示することで、
使用可能モードの画面において使用可能な操作や表示が
阻害されることがない。それゆえ、使用不能な機能が存
在することをユーザーにより明確に伝えることができ
る。
【0038】また、本発明では、上記制御手段は、装置
の外観を示す外観図が含まれるとともに、該外観図にお
ける使用不能な機能に関わる部位に、上記小型表示とし
てのアイコンが重なる上記大型表示を表示手段に表示さ
せることを特徴とする。
【0039】上記構成によれば、外観図に対して使用不
能な機能に関わる部位にアイコンが重ねて表示されれ
ば、どの部位が使用不能であることがさらに一層明確と
なるので、使用不能に関する報知が非常に分かりやすく
なる上に、修理等の対処も容易となる。
【0040】また、本発明では、上記制御手段は、複数
のモードから一つを選択した上で、そのモードが使用不
可能である大型表示が表示されている場合であって、さ
らに、その表示状態から他のモードを選択した際にその
選択したモードが使用可能である場合には、表示手段に
対して、大型表示の一部に、次の画面に切り換わるため
の案内表示を表示させる制御を行うことを特徴とする。
【0041】上記構成によれば、使用不能モード以外の
使用可能モードについての画面に表示を切り換えること
ができるので、使用可能モードに対する操作性を向上す
ることができる。
【0042】また、本発明では、上記装置が、複数の機
能が複合された複合型のデジタル画像形成装置であるこ
とを特徴とする。
【0043】上記構成によれば、複合型の画像形成装置
であれば、複数のモードを備えており、多種の機能も備
えているので、本発明にかかる装置の状態表示装置を非
常に好適に用いることができる。
【0044】
【発明の実施の形態】図1は、本発明にかかる画像形成
装置であるデジタル複合機1の構成を示す正面断面の略
図である。
【0045】デジタル複合機1は、画像形成部(印字
部)2、画像読取部(スキャナ部)3、原稿自動送り装
置4、排紙部5、給紙部6、フィニッシャー9、両面ユ
ニット10などを備えている。
【0046】印字部2は、図2に示すように、レーザー
ビームスキャナユニット(以下LSU)22、定着部2
3、感光体ドラム200、現像装置202、転写用放電
器203、クリーニング装置204などを備えている。
該感光体ドラム200の周辺には、感光体ドラム200
を一様に帯電する帯電器201と、感光体ドラム200
上に形成された静電潜像を現像する現像装置202と、
現像された感光体ドラム200上のトナー像を用紙へ転
写する転写用放電器203と、感光体ドラム200上に
残留するトナーを除去するクリーニング装置204とが
感光体ドラム200の回転方向に沿って順次配置されて
いる。
【0047】また、感光体ドラム200の図面右方横に
は、LSU22が設けられている。LSU22は、画像
データに応じて変調されたドット光を発する半導体レー
ザ素子(図示せず)、半導体レーザ素子からのレーザー
ビームを主走査方向に偏向させるためのポリゴンミラー
(偏向装置)と、ポリゴンミラーにより偏向されたレー
ザビームを感光体ドラム表面に結像させるためのfθレ
ンズや複数のミラーなどから構成されている。
【0048】LSU22にてレーザービームを走査して
露光することにより、感光体ドラム200への光書き込
みを行なう。しかし、LSU22の代わりに、発光ダイ
オードアレイと結像レンズアレイからなる書き込み光学
系(LEDヘッド)を用いても良い。LEDヘッドはL
SU22に比べ、サイズも小さく、また可動部分がなく
無音であるという利点がある。
【0049】LSU22には、それぞれカラー原稿画像
に対応する画素信号がそれぞれ入力される。上記画素信
号に対応する静電潜像が感光体ドラム200上に形成さ
れる。そして、感光体ドラム200上の静電潜像が現像
装置202に収容されているトナーにより現像されトナ
ー像となる。このトナー像は用紙に転写され、下流側の
定着部23に搬送される。印字部2における用紙搬送路
の下流側に配置される定着部23では、用紙上に転写形
成されたトナー像を用紙上に定着させる。このときの定
着は、加熱および/または加圧によってなされる。
【0050】スキャナ部3は、後述する原稿自動送り装
置4により原稿台30上に搬送されてきた原稿の画像を
読み取るために、原稿自動送り装置4の下方に配置され
ている。スキャナ部3は、ガラス板などからなる原稿台
30と、該原稿台30の下面に沿って平行に往復移動す
る原稿走査体32と、光学レンズ33と、光電変換素子
であるCCDラインセンサ34とを有している。
【0051】上記原稿走査体32は、第1の走査ユニッ
トと第2の走査ユニットとから構成されている。第1の
走査ユニットは原稿画像表面を露光する露光ランプ32
aと、原稿からの反射光像を所定の方向に向かって偏向
する第1ミラー32bとを有し、原稿台30の下面に対
して一定の距離を保ちながら所定の走査速度で平行に往
復移動するものである。第2の走査ユニットは、第1の
走査ユニットの第1ミラーにより偏向された原稿からの
反射光像をさらに所定の方向に向かって偏向する第2お
よび第3ミラー32c、32dを有し、第1の走査ユニ
ットと一定の速度関係を保って平行に往復移動するもの
である。
【0052】光学レンズ33は、第2の走査ユニットの
第3ミラー32dにより偏向された原稿からの反射光像
を縮小し、縮小された光像をCCDラインセンサ34上
の所定位置に結像させるものである。
【0053】CCDラインセンサ34は、結像された光
像を順次光電変換して電気信号として出力するものであ
る。CCDラインセンサ34は、白黒画像を読み取り画
像データを出力することができるようになっている。こ
のCCDラインセンサ34により電気信号に変換された
原稿画像情報は、さらに、図示しない画像処理部に転送
されて所定の画像データ処理が施される。
【0054】上記スキャナ部3における原稿台30の上
方、すなわちデジタル複合機1の最上部には、本発明に
係る装置の状態表示装置に相当する表示部を備える操作
パネル7が設けられるとともに、原稿自動送り装置4が
設けられている。
【0055】上記原稿自動送り装置4は、原稿台30の
上面で、該原稿台30に対して開閉可能な状態で支持さ
れ、原稿台面に対して所定の位置関係をもって装着され
ている。この原稿自動送り装置4は、原稿トレイ40
と、原稿搬送路41と、原稿排出トレイ42とを備えて
おり、原稿搬送路41の途中に原稿読取位置が設定され
ている。この原稿読取位置では、スキャナ部3における
原稿走査体32が配置される。
【0056】まず、原稿トレイ40に載置された原稿
が、原稿搬送路41の給紙機構などによって搬送され、
原稿読取位置に到達する。原稿読取位置に対応する位置
には、スキャナ部3における原稿走査体32が移動して
配置している。そしてこの原稿走査体32によって、搬
送される原稿から画像が読み取られ、原稿は、原稿搬送
路を介して原稿排出トレイ42に排出される。原稿が複
数枚ある場合は、このプロセスが繰り返される。
【0057】印字部2の下方には、複数の用紙トレイ6
1〜64を備える給紙部6が配置されている。用紙トレ
イ61〜64内には、用紙が積載収容されている。この
用紙は、給紙機構により1枚ずつ分離されて印字部2に
向かって供給される。
【0058】フィニッシャー9は、排紙トレイ5bの前
段に設けられており、たとえばステープル機能などの後
処理機能を実施するようになっている。
【0059】排紙部5としては、フィニッシャー9近傍
に配置される排紙トレイ5a、5bと、スキャナ部3と
印字部2との間に配置される排紙トレイ5cとがある。
また、排紙トレイ5aには、フィニッシャー9による処
理なしの用紙が排紙され、排紙トレイ5bには、フィニ
ッシャー9による処理がなされた用紙が排紙される。な
お、両面印字用の排紙トレイ5cも、フィニッシャー9
による処理なしの用紙が排紙される。
【0060】両面ユニット10は、両面印字を行うため
の構成であって、図1では、印字部2の用紙搬送路から
分岐した経路として設けられている。印字部2にて画像
形成された用紙は、両面ユニット10における経路を搬
送されて表裏反転され、再び印字部2に搬送されること
になる。
【0061】上記構成のデジタル複合機1の制御系統を
ブロック図で表すと、図3に示すように、ハードキー部
71と、透明タッチパネル72と、LCD73と、キー
入力コントローラ11と、LCDコントローラ12と、
フィニッシャー9と、印字部2と、スキャナ部3と、R
OM13やRAM14からなるメモリ部と、モデム15
と、I/F部16とが制御部17によって制御される構
成となっている。
【0062】上記ハードキー部71および透明タッチパ
ネル72並びにLCD73は、上記操作パネル7を形成
しており(図4参照)、前者二つはキー入力コントロー
ラ74に接続されている一方、後者はLCD表示用コン
トローラ12に接続されている。操作パネル7の具体的
な機能については後述する。
【0063】キー入力コントローラ11は、ハードキー
部71や透明タッチパネル72から入力されるキー入力
信号やキー操作信号を上記制御部17に出力するもので
ある。LCD表示用コントローラ12は、制御部17の
指令に基づいて表示すべき内容に対応した表示信号(表
示用データ)をLCD73に出力し、該LCD73の画
面に表示用データに基づいた画像を表示させるようにな
っている。
【0064】上記キー入力コントローラ11とLCD表
示用コントローラ12とは、合わせて入力表示装置の制
御手段を構成している。したがって、上記各コントロー
ラは、入力される入力情報を上記画像形成装置に対して
出力し、該画像形成装置で処理された上で再び入力表示
装置側に出力される各種情報を受けて、これに基づいて
表示部74に表示させる制御を行うようになっている。
【0065】制御部17は、上記操作パネル7の操作さ
れたキーに対応した機能を実行したり、操作されたキー
に対応してLCD73の画面に画像を表示する。また、
スキャナ部3、印字部2、フィニッシャー9などと通信
してこれらを制御する。
【0066】ROM13には、表示用プログラム、座標
変換プログラム、キー入力処理プログラム、機能実行プ
ログラムなどのプログラムが記憶されている。またRA
M14には、アイコン画像用メモリ、表示画像用メモ
リ、処理条件用メモリなどの記憶領域が含まれている。
【0067】スキャナ部3は、原稿から画像情報を読み
取って画像データを生成するものであり、その具体的な
構成は上述したような構成である。該画像データは、制
御部17の制御によって図示しない画像処理部により適
宜画像処理された上で、印字部2に出力される。
【0068】印字部2は、上記画像データに基づいて用
紙に印字する(画像形成する)ものである。その具体的
な構成は上述したような構成である。
【0069】フィニッシャー9は、印字された紙に対し
てたとえば、ステープル処理、パンチング処理、あるい
は製本処理などの後処理を実施するものであり、後処理
の具体的な種類については、画像形成装置の使用条件に
よって適宜選択されるものである。
【0070】I/F部82は、情報端末であるパーソナ
ルコンピュータ(PC)などとLANなどを形成してお
り、プリントジョブのデータやE-mailのデータなどを送
受信するようになっている。モデム15は、画像形成装
置と外部の電話回線とをつなぐようになっている。
【0071】本発明に係る装置の状態表示装置としての
操作パネル7の構成は、たとえば、図4に示すように、
ハードキー部71と、表示部74とを備えている。ハー
ドキー部71は、スタートキー71a、テンキー71
b、クリアキー71c、オールクリアキー71d、割り
込みキー71e、および条件キー群75を含んでいる。
スタートキー71aは、表示部74の入力画面に表示さ
れた条件で画像形成動作を開始するためのキーであり、
テンキー71bは、表示部の入力画面などに置数するた
めのキーであり、クリアキー71cは、テンキー71b
で入力した置数をゼロにしたり、直前の入力値を無効に
したりするキーであり、オールクリアキー71dは、表
示部74の表示内容をデフォルト画面に戻したり、画像
形成装置が動作中であれば、その動作を中止させたりす
るキーである。
【0072】条件キー群75として本実施の形態では、
たとえば、プリントモードキー75a、スキャンモード
キー75b、コピーモードキー75c、ジョブステイタ
スキー75dなどが含まれている。プリントモードキー
75aは、画像形成装置の動作に際してプリンタモード
を実行するためのキーであり、このキーを押すことでプ
リンタモードに切り換わる。スキャンモードキー75b
は、スキャナーを動作させるためのキーであり、たとえ
ばFAX送信、SCAN TO E-mail、SCAN TO FTPなどの機
能を実行するためのキーである。コピーモードキー73
cはコピーモードを実行するためのキーであり、このキ
ーを押すことでコピーモードに切り換わる。ジョブステ
イタスキー75dは、各種ジョブの進行状況を画面で表
示させるためのキーである。
【0073】上記条件キー群75においては、プリント
モードキー75aに近接して、ON LINE ランプ76およ
びDATAランプ77が設けられており、プリントモードの
実行に際して、オンライン状態にあるか、データが転送
されたか、などの条件をこのランプの点灯により示す。
同様に、スキャンモードキーに近接して、LINEランプ7
8およびDATAランプ79が設けられており、スキャンモ
ードの実行に際して、ラインと接続した状態にあるか、
データが読み込まれたか、などの条件をこのランプの点
灯により示す。
【0074】さらに、上記条件キー群75には、種々の
条件を設定するためのカスタムセッティングキー80も
設けられている。
【0075】上記表示部74は、条件を入力するための
画面を表示するためのものであり、本実施例では、小型
化、低消費電力、高解像度などの点から液晶表示器(以
下、LCDとする)73が用いられている。さらに、上
記表示部74は、透明タッチパネル72も備えている。
【0076】本発明に係る操作パネル7では、表示部7
4に表示される待機画面100がジョブステイタスの待
ち印字ジョブ画面となっている。このジョブステイタス
の待ち印字ジョブ画面(1)は、実行中のジョブや待ち
ジョブを一覧として表示するようになっている画面であ
り、図5に示すように、たとえば、実行中のジョブや待
ちジョブを設定された順番でジョブリストとして表示す
るようになっている。図7には実行中のジョブも待ちジ
ョブもない場合の画面が示されている。
【0077】図5では、まず待機画面100の大部分を
ジョブリストが占めており、待機画面100の右端部に
は後述する待ちジョブと完了ジョブとの表示を切り替え
る表示切り換えキー103のスペースが確保してあり、
さらに、画面の下端部には、各機能の表示キーおよび割
込キーを示す機能ソフトキースペース101となってい
る。
【0078】ジョブリストにおいては、まず最も左のカ
ラム(column,段、縦方向の並び)順番の番号を示す番
号カラムとなっており、上からたとえば1、2、3…と
各ジョブに対してナンバリングされている。番号カラム
の次(右隣)のカラムは、印字ジョブの種類を表すアイ
コンが表示されるアイコンカラムとなっており、図5で
は、1、2、4のジョブが端末(PCなど)から送信さ
れたデータのプリントジョブであることを表すプリント
アイコンが表示されている一方、3のジョブが受信FA
X印字ジョブであることを表す受信FAXアイコンが表
示されている。
【0079】アイコンカラムの次のカラムは、ユーザー
/モードカラムとなっており、プリントジョブの場合は
使用者名が、FAX印字ジョブの場合は、送信先が表示
される。また、コピージョブの場合には、使用者を入力
したりすることはないので、使用者不明として、コピー
モードの表示となる。図5では、1、2および4のジョ
ブでは、使用者の氏名が表示され、3のジョブでは、送
信先のFAX番号が表示されている。
【0080】ユーザー/モードカラムの次のカラムはセ
ットタイムカラムとなっており、ジョブがジョブキュー
にセットされた日時を表示するカラムとなっている。た
とえば図5では、左側に時刻を表示し、右側に日時を表
示する例が挙げられている。なお、画像形成装置の使用
環境によっては、必ずしも日時の表示は必要ない場合も
ある。
【0081】セットタイムカラムの次のカラムは、ジョ
ブ量カラムとなっており、たとえば図5では、左側と右
側にそれぞれ最大3桁の数字が表示され各数字の間にス
ラッシュが表示されるようになっている。ジョブが実行
される前は左側の数字は全て000となっており、右側
は実行予定となっているジョブの量となっている。たと
えば2のジョブでは7枚のプリントを実行する予定であ
るので右側の数字は007となっており、現在1のジョ
ブが実行されているために、左側の数字は000となっ
ている。一方、現在ジョブ実行中の1のジョブにおいて
は、右側の数字が015となって15枚の印字を実行す
る予定であり、左側の数字が005として現時点で5枚
の印字が完了していることを示している。
【0082】ジョブ量カラムの次のカラムは進行状況カ
ラムであり、現在ジョブが実行されているか待機状態に
あるかを示すようになっている。なお、この進行状況カ
ラムは必ずしも設ける必要はなく、たとえば、番号カラ
ムに表示されている番号を点滅させたり、表示の色を変
えたり、あるいは1つのジョブを表す列(カラムと直交
する横方向の並び)の表意全体を反転表示させたりする
ことで、ジョブが実行中であることを表示することも可
能である。
【0083】ジョブリストの最も右側で、表示切り換え
キー103のスペースに隣接する位置には、ページ数
と、表示頁切り換えキー102とが表示されている。ペ
ージ数とは、ジョブリストの総表示ページ数に対して、
現在表示されているページが何ページに当たるかを表示
するものであり、図5では、総ページ数2ページに対し
て現在最初の1ページ目が表示されているということで
「1/2」と表示されているが、次のページが表示され
ると、図6に示すように、「2/2」と表示される。
【0084】表示ページ切り換えキー102について
は、たとえば図5では、上下に配置された上下それぞれ
の方向に向けて表示されている矢印のキーを表示するよ
うな例が挙げられる。このキーでは、上方向を向いてい
る矢印キーがアップキー102aで下方向に向いている
矢印キーがダウンキー102bである。アップキー10
2aは、前のページを表示するための切り換えキーであ
り、ダウンキー102bは、後のページを表示するため
の切り換えキーである。図5に示すように、第1ページ
が表示されている場合には、アップキー102aは淡く
表示されて操作不能になる。また、2ページ目以降があ
る場合には、ダウンキー102bは通常の濃度で表示さ
れ操作可能となる。
【0085】一方、図6に示すように、第2ページが表
示されると、逆にアップキー102aは通常の濃度で表
示されて操作可能になるが、ダウンキー102bは淡く
表示されて操作不能になる。もちろん、図5および図6
では全ページ数が2ページであるために、第2ページの
表示でダウンキー102bが淡く表示されるが、3ペー
ジ以降が存在する場合には、ダウンキー102bは淡く
表示されず通常の濃さで表示され操作可能となる。
【0086】待ちジョブと完了ジョブとの表示切り換え
キー103は、表示されているジョブリストが、現在待
機中のジョブのリストか、すでに完了したジョブのリス
トかの何れかに切り換えるためのキーであり、図5およ
び図6では、JOB QUEUE に網かけ表示がなされているこ
とから明らかなように、待ちジョブリストを表示するよ
うになっている。一方、この表示切り換えキーを操作す
ることで、図8に示すように、COMPLETEに網かけ表示が
なされて、完了したジョブリストの表示に切り換えられ
る。
【0087】機能ソフトキースペース101では、たと
えば図5および図6に示すように、左側から、プリント
ジョブ表示キー104、SCAN TO E-mailジョブ表示キー
105、送信FAXジョブ表示キー106、全ジョブ表
示キー107、がこの順で表示されている。なお、後述
するように、全ジョブ表示キー107のさらに右側横に
故障アイコン108を表示するようになっていてもよ
い。
【0088】プリントジョブ表示キー104は、上記表
示切り換えキー103が待ちジョブ表示の場合には、全
待ち印字ジョブを表示し、完了ジョブ表示の場合には全
完了印字ジョブを表示する。SCAN TO E-mailジョブ表示
キー105は、上記表示切り換えキー103が待ちジョ
ブ表示の場合には、全SCAN TO E-mailジョブを表示し、
完了ジョブ表示の場合には全完了SCAN TO E-mailジョブ
を表示する。送信FAXジョブ表示キー106は、上記
表示切り換えキー103が待ちジョブ表示の場合には、
全送信FAXジョブを表示し、完了ジョブ表示の場合に
は全完了送信FAXジョブを表示する。
【0089】全ジョブ表示キー107は、全てのジョブ
を表示するためのキーであって、表示切り換えキー10
3と組み合わせて使用される。上記表示切り換えキー1
03が待ちジョブ表示の場合には、全待ちジョブ(待ち
印字ジョブ、待ちスキャンジョブ(E-mail、FAX))
を表示し、完了ジョブ表示の場合には全完了ジョブ(完
了印字ジョブ、完了スキャンジョブ(E-mail、FA
X))を表示する。
【0090】図5および図6におけるプリントジョブ表
示キー104から、SCAN TO E-mailジョブ表示キー10
5に切り換えられると、図9に示すように、E-mailの待
ちジョブが表示される。このとき、表示されるジョブリ
ストは、図5および図6で示したプリントジョブ表示キ
ーにおける待ちプリントジョブリストとほぼ同様であ
り、まず最も左のカラムから番号カラム、アイコンカラ
ム、ユーザー/モードカラム、セットタイムカラム、ジ
ョブ量カラム、および進行状況カラムが表示されてい
る。
【0091】ただしアイコンカラムには、E-mailを示す
アイコンが表示されており、ユーザー/モードカラムに
は、E-mailのアドレスが表示されている。また、このジ
ョブリストでは、待機中のジョブが2つしかなく、1ペ
ージ分しかジョブがないので、表示頁切り換えキー10
2は、アップキー102a・ダウンキー102bの何れ
も淡い表示で操作不能になっている。
【0092】同様に、図5および図6におけるプリント
ジョブ表示キー104か、または、図9におけるSCAN T
O E-mailジョブ表示キー105が、送信FAXジョブ表
示キー106に切り換えられると、図10に示すよう
に、送信FAXの待ちジョブが表示される。このとき、
表示されるジョブリストは、図5・図6・図9で示した
プリントジョブ表示キー104における待ちプリントジ
ョブリストとほぼ同様であり、アイコンカラムでFAX
送信のアイコンが表示され、ユーザー/モードカラムで
FAX番号が表示されている。
【0093】次に、コピーモードキー75cを操作する
と、図5などに示す待機画面100にオーバーレイし
て、図11に示すように、コピーモード画面110が表
示される。なお、このとき、番号カラムとアイコンカラ
ムは、コピーモード画面110に隠れず、表示されたま
まであり、該コピーモード画面110は、ユーザー/モ
ードカラムを含む図5の画面の大部分に重なるように表
示される。
【0094】コピーモード画面110では、デジタル複
合機1の外観図が中央に表示され、原稿をセットすべき
スキャナ部を▼で示すようになっている。またコピーモ
ード画面110の上端部には、「コピーできます。条件
の入力又は原稿をセットして下さい。」というメッセー
ジと、その右端部、すなわちコピーモード画面110に
おける右上端部には、コピー量の表示、この場合1枚を
表す「1」という数字が表示される。また、たとえば左
端部には、特別機能キー111、片面/両面切り換えキ
ー112、出力キー113などのコピー機能キーがデフ
ォルト値で表示される。たとえば、片面/両面切り換え
キー112では、片面コピーの条件となっている。さら
に、たとえば右端部には、露光条件114、用紙選択1
15、コピー倍率116の条件キーが表示され、現時点
での条件も表示される。たとば図12では、露光は自
動、用紙選択は自動でA4、コピー倍率は100%とな
っている。
【0095】ここで、図11の画面において、条件キー
のうち用紙選択キー113を操作したとすると、コピー
モード画面110は図12に示すような用紙選択条件を
設定するための設定画面115aに切り換わる。この設
定画面115aは、たとえば、画像形成装置の用紙カセ
ットの位置に対応して、上から「1.B5 縦」、
「2.A3 縦」、「3.A4 横」とキー表示され、
その横には、どのような用紙がセットされているかが表
示されるようになっている。図12では、「普通紙」が
表示される。また、図12では、当初は、「3.A4
横」が選択されており、キーの枠が太く表示されてい
る。
【0096】図4におけるイメージ送信のためのスキャ
ンモードキー75bを操作した後には、図13に示すよ
うに、FAX送信を示す画面(FAX送信画面120)
に切り換わる。図13では、中央に、FAX送信のイメ
ージ画像と、FAXメモリーが100%であるという表
示とがなされるとともに、図11におけるコピーモード
の画面と同様に、たとえば、FAX送信画面120の上
端部には、「送信できます。」というメッセージが表示
される。
【0097】また、たとえば左端部には、特別機能キー
121、リゾリューションキー122、原稿サイズキー
123などのFAX機能キーがデフォルト値で表示され
る。たとえば、リゾリューションキー122では標準の
条件、原稿サイズキー123ではA4の条件となってい
る。また、たとえば右端部には、アドレスディレクトリ
124、サブアドレス125、アドレスビュー126、
送信者リスト127などのキーが表示される。さらに、
たとえばメッセージ表示部の右横、すなわちコピーモー
ド画面ではコピー量を表示していた位置では、スピーカ
キー128とリダイヤルキー129とが表示される。
【0098】次に、本発明における装置の状態表示方法
について説明する。
【0099】たとえばデジタル複合機1において、プリ
ンタ部、すなわち印字部(画像形成部)2が故障した場
合には、図14に示すように、図11に示すようなコピ
ーモード画面110から故障状態表示画面130に切り
換わる。
【0100】この故障状態表示画面130では、中央に
デジタル複合機1の外観図が表示されるとともに、プリ
ンタ部に該当する位置に故障状態を示す故障アイコン1
08が表示され、さらに、「プリンタが故障していま
す。修理して下さい。」というメッセージが外観図の近
傍(図14では外観図の上)に表示される。上記故障ア
イコン108としては、特に限定されるものではない
が、たとえば、図14では、三角形の中央に、「!」が
配置されるようなマークが用いられる。この故障アイコ
ン108は、図14では、プリンタ部、すなわち印字部
2に対応する個所に表示されてもよいが、プリンタ全部
が使用不可能であることを示すために、デジタル複合機
1の全体にかかるように表示されてもよい。
【0101】ここで、コピーモードやプリンタモードの
場合、プリンタ部が使用できなければこれらモードも使
用できないので、図14に示す状態のまま表示画面は変
化しない。一方、イメージセンドモードの場合、プリン
タ部が使用できなくてもよいので、スキャンモードキー
75bを操作すると、図15に示すように、たとえば
「プリンタ部が故障しています。修理して下さい。」の
メッセージの右横などに、ソフトキーであるOKキー1
31(表示上のキー)が表示される。このOKキー13
1を操作することによって、イメージセンドモードの場
合のみ次の画面に進むことができる。
【0102】次の画面としては、図16に示すように、
たとえば前述したFAX送信画面120、すなわち図1
3と同様の画面が表示されることになるが、本発明で
は、常に装置の故障状態を報知することになるので、こ
のFAX送信画面120においても、図14や図15で
示した故障アイコン108が表示される。たとえば、図
16では、FAX送信のイメージ画像の左下に故障アイ
コン108が残存した状態で表意されている。その結
果、ユーザーは、現在の選択モードには関係ないけれど
も、デジタル複合機1の何らかの機能が故障しているこ
とを確実に把握することができる。
【0103】同様に、次はフィニッシャー9が故障した
場合について説明する。
【0104】図17に示すように、フィニッシャー9が
故障した場合には、図14と同様に故障個所に故障アイ
コン108が表示される。フィニッシャー9は、図17
におけるデジタル複合機1の外観図では、印字部2の右
横側に配置されるので、ここに故障アイコン108が表
示され、外観図の上方に、「フィニッシャが故障してい
ます。ステープル機能は使用できません。修理して下さ
い。」というメッセージが表示される。
【0105】ここで、フィニッシャー9による処理(た
とえばステープル処理)はなくても、印字と排紙は可能
であるので、図17の故障状態表示画面132では、上
記メッセージの近傍、たとえばメッセージの下方で画面
右横方にOKキー131が表示される。このOKキー1
31を操作すると、図18に示すように、前述したコピ
ーモード画面110(図11)と同様の画面が表示され
る。ただし、画面中央の外観図では、フィニッシャー9
に対応する位置に故障アイコン108が表示され、メッ
セージとして「コピーできます。条件入力(ステープル
不能です)又は原稿セットして下さい。」という、フィ
ニッシャー使用不能である旨がユーザーに報知される。
その結果、ユーザーはフィニッシャー9が故障している
ことを確実に把握することができる。
【0106】さらに、図18のコピーモード画面110
において、画面左横上方に配置される特別機能のソフト
キー111を操作すると、図19の特別機能画面14
0、すなわち特別機能選択のための各種ソフトキー14
1が表示される。ところが、上記のようにフィニッシャ
ー9は使用できないので、フィニッシャー9に対応する
ソフトキーは操作不可能に表示される。図19では、縦
ステープルキー141a、横ステープルキー141b、
角ステープルキー141cの各ソフトキーは、その枠が
点線で表示されて操作不可能になっている。一方、ソフ
トキーであるノンステープルキー141dは、自動的に
選択されていることになるため、太線の枠で表示され
る。その他、操作可能で選択されていない条件のキー
(とじ代キー141e、枠消しキー141f、センター
消しキー141gなど)については、通常の表示となっ
ている。このように、本発明では、画面の表示が変化し
ても、フィニッシャー9の故障が確実に報知されるよう
になっている。
【0107】また、フィニッシャー故障の状態で、イメ
ージセンドモードを選択すると、図20に示すように、
図17と同様に、外観図に故障アイコン108が表示さ
れた故障状態表示画面132と、OKキー131とが表
示され、このOKキー131を操作すると、図21に示
すように、図16と同様の、FAX送信画面120が表
示されるとともに、故障アイコン108も同時に表示さ
れる。それゆえ、ユーザーは、現在の選択モードには関
係ないけれども、デジタル複合機1の何らかの機能が故
障していることを確実に把握することができる。
【0108】同様に、次は両面ユニット10(両面印字
のために用紙を反転させるためのユニット)が故障した
場合について説明する。
【0109】図22に示すように、両面ユニット10が
故障した場合も、前記フィニッシャー9の故障の場合と
同様に、故障状態表示画面133における故障個所に故
障アイコン108が表示される。両面ユニット10は、
図22におけるデジタル複合機1の外観図では、印字部
2の左横近傍に配置されるので、ここに故障アイコン1
08が表示され、外観図の上方に、「両面ユニットが故
障しています。両面機能は使用できません。修理して下
さい。」というメッセージが表示される。
【0110】ここで、両面機能は使用できなくても、印
字と排紙は可能であるので、図22では、上記メッセー
ジの近傍、たとえばメッセージの下方で画面右横方にO
Kキー131が表示される。このOKキー131を操作
すると、図23に示すように、前述したコピーモード画
面110(図11)と同様の画面が表示される。ただ
し、画面中央の外観図でも、両面ユニット10に対応す
る位置に故障アイコン108が表示され、メッセージと
して「コピーできます。条件入力(両面機能不能)又は
原稿セットして下さい。」という、両面機能不能である
旨がユーザーに報知される。また、画面左側に表示され
ているソフトキーのうち、中段の「片面/両面切り換え
キー112」は、片面コピーの条件のままで操作不能で
あるという表示(枠の点線表示)がなされる。これによ
って、ユーザーは両面ユニット10が故障していること
を確実に把握することができる。
【0111】また、両面機能故障の状態で、イメージセ
ンドモードを選択すると、図24に示すように、図22
と同様に、外観図に故障アイコン108が表示された画
面と、OKキー131とが表示され、このOKキー13
1を操作すると、図25に示すように、図16と同様
の、FAX送信画面120が表示されるとともに、故障
アイコン108も同時に表示される。それゆえ、ユーザ
ーは、現在の選択モードには関係ないけれども、デジタ
ル複合機1の何らかの機能が故障していることを確実に
把握することができる。
【0112】同様に、次はスキャナ部3が故障した場合
について説明する。
【0113】図26に示すように、スキャナ部3が故障
した場合も、前記フィニッシャー9や両面ユニット10
の故障の場合と同様に故障状態表示画面134における
故障個所に故障アイコン108が表示される。スキャナ
部3は、図26の故障状態表示画面134におけるデジ
タル複合機1の外観図では、最上方に配置されるので、
ここに故障アイコン108が表示され、外観図の上方
に、「スキャナ部が故障しています。修理して下さ
い。」というメッセージが表示される。ここで、図26
では、コピーモードが選択されているので、スキャナ機
能が使用できなければコピーもできず、それゆえ上記O
Kキー131は表示されない。
【0114】同様に、スキャンモード(イメージセンド
モード)を選択したとしても、スキャナ部が使用できな
ければ、FAX機能他は使用できないので、やはり、図
26と同一の故障状態表示画面134が表示され、OK
キー131は表示されない。その様子を図27に示す。
【0115】
【発明の効果】本発明の装置の状態表示方法は、複数の
機能モードを有する装置に備えられている表示手段に対
して、各モード毎に画面を切り換えた上で、各モード毎
に、少なくとも操作に関する説明および該装置の状態を
表示させ、複数のモードのうち、少なくとも1つのモー
ドに関わる機能が使用不能となった場合に、現在表示さ
れているモードの画面の少なくとも一部に、使用不能な
機能が存在することを示す特別表示を表示するととも
に、画面が切り換わっても上記特別表示を継続して表示
する。
【0116】これにより、たとえば、装置に故障が生じ
てあるモードに関わる機能が使用不能となった場合、リ
アルタイムでその旨の表示を継続しつつ、使用できる機
能については対応する画面を表示して、その使用を許可
することになる。その結果、装置が停止している時間を
減少させることが可能となり、装置の稼動効率を高める
ことができる。
【0117】また、機能の使用不能状態を画面中に継続
的に表示するため、装置の使用不能状態を表すような手
段を表示手段とは別途設ける必要がなくなる。その結
果、表示手段の数を減らした上で、表示手段の使用効率
を向上することができる。それゆえ、表示手段を備える
操作パネルの構成も簡素化することが可能となる。
【0118】また、本発明では、上記特別表示は、現在
選択されているモードに直接関わる機能が使用不能であ
る場合には、画面全体にわたって表示される大型表示と
して表示される一方、現在選択されているモードに直接
関与しない場合には、画面の一部に表示される小型表示
として表示されることにより、現在使用不能なモードで
あっても現在使用可能なモードであっても、使用不能状
態が明確になる。特に、従来では、現在使用可能なモー
ドであれば使用不能状態は分かりにくかったが、小型表
示として、画面の一部に表示されることによって、使用
不能な機能があることがユーザーにとって明確になる。
【0119】また、本発明では、上記大型表示には、文
字によるメッセージが含まれていることにより、その機
能が使用不能であることがより一層明確となる。
【0120】また、本発明では、上記小型表示は、使用
不能な状態を示すアイコンであることにより、使用不能
機能があることがより一層明確となるとともに、アイコ
ンを表示することで、使用可能モードの画面において使
用可能な操作や表示が阻害されることがない。それゆ
え、使用不能が存在することをユーザーにより明確に伝
えることができる。
【0121】また、本発明では、上記大型表示には、装
置の外観を示す外観図も含まれるとともに、該外観図に
おける使用不能な機能に関わる部位に、上記小型表示と
してのアイコンが重ねて表示されることにより、どの部
位が使用不能であることがさらに一層明確となる。それ
ゆえ、使用不能に関する報知が非常に分かりやすくなる
上に、修理等の対処も容易となる。
【0122】また、本発明では、複数のモードから一つ
を選択した上で、そのモードが使用不可能である大型表
示が表示されている場合であって、さらに、その表示状
態から他のモードを選択した際にその選択したモードが
使用可能である場合には、大型表示の一部に、次の画面
に切り換わるための案内表示がなされることにより、使
用不能モード以外の使用可能モードについての画面に表
示を切り換えることができる。それゆえ、使用可能モー
ドに対する操作性を向上することができる。
【0123】本発明の装置の状態表示装置は、複数の機
能モードを有する装置に備えられている表示手段であっ
て、各モード毎に、少なくとも、操作に関する説明およ
び該装置の状態を各モード毎に画面を切り換えて表示す
る表示手段と、表示手段による表示を制御する制御手段
とを備え、上記制御手段は、複数のモードのうち、少な
くとも1つのモードに関わる機能が使用不能となった場
合に、表示手段に現在表示されているモードの画面の少
なくとも一部に、使用不能な機能が存在することを示す
特別表示を表示させるとともに、画面が切り換わっても
上記特別表示を継続して表示させる制御を行う。
【0124】これにより、たとえば、装置に故障が生じ
てあるモードに関わる機能が使用不能となった場合、リ
アルタイムでその旨の表示を継続しつつ、使用できる機
能については対応する画面を表示して、その使用を許可
することになる。その結果、装置が停止している時間を
減少させることが可能となり、装置の稼動効率を高める
ことができる。
【0125】また、機能の使用不能状態を画面中に継続
的に表示するため、装置の使用不能状態を表すような手
段を表示手段とは別途設ける必要がなくなる。その結
果、表示手段の数を減らした上で、表示手段の使用効率
を向上することができる。それゆえ、表示手段を備える
操作パネルの構成も簡素化することが可能となる。
【0126】また、本発明では、上記制御手段は、特別
表示として、現在選択されているモードに直接関わる機
能が使用不能である場合に画面全体にわたって表示され
る大型表示を表示手段に表示させる一方、現在選択され
ているモードに直接関与しない場合に画面の一部に表示
される小型表示を表示手段に表示させることにより、現
在使用不能なモードであっても現在使用可能なモードで
あっても、使用不能状態が明確になる。特に、従来で
は、現在使用可能なモードであれば使用不能状態は分か
りにくかったが、小型表示として、画面の一部に表示さ
れることによって、使用不能な機能があることがユーザ
ーにとって明確になる。
【0127】また、本発明では、上記制御手段は、文字
によるメッセージが含まれている上記大型表示を表示手
段に表示させることにより、その機能が使用不能である
ことがより一層明確となる。
【0128】また、本発明では、上記制御手段は、使用
不能な状態を示すアイコンである上記小型表示を表示手
段に表示させることにより、使用不能機能があることが
より一層明確となるとともに、アイコンを表示すること
で、使用可能モードの画面において使用可能な操作や表
示が阻害されることがない。それゆえ、使用不能が存在
することをユーザーにより明確に伝えることができる。
【0129】また、本発明では、上記制御手段は、装置
の外観を示す外観図が含まれるとともに、該外観図にお
ける使用不能な機能に関わる部位に、上記小型表示とし
てのアイコンが重なる上記大型表示を表示手段に表示さ
せることにより、どの部位が使用不能であることがさら
に一層明確となるので、使用不能に関する報知が非常に
分かりやすくなる上に、修理等の対処も容易となる。
【0130】また、本発明では、上記制御手段は、複数
のモードから一つを選択した上で、そのモードが使用不
可能である大型表示が表示されている場合であって、さ
らに、その表示状態から他のモードを選択した際にその
選択したモードが使用可能である場合には、表示手段に
対して、大型表示の一部に、次の画面に切り換わるため
の案内表示を表示させる制御を行うことにより、使用不
能モード以外の使用可能モードについての画面に表示を
切り換えることができる。それゆえ、使用可能モードに
対する操作性を向上することができる。
【0131】また、本発明では、上記装置が、複数の機
能が複合された複合型のデジタル画像形成装置であるこ
とにより、複合型の画像形成装置であれば、複数のモー
ドを備えており、多種の機能も備えているので、本発明
に係る装置の状態表示装置を非常に好適に用いることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態にかかる画像形成装置で
あるデジタル複合機の構成を示す図である。
【図2】上記画像形成装置の印字部の拡大図である。
【図3】上記デジタル複合機の制御系統を示したブロッ
ク図である。
【図4】上記画像形成装置におけるスキャナ部の操作パ
ネルの図である。
【図5】上記操作パネルのジョブステイタスの待ち印字
ジョブ画面の図である。
【図6】図5の操作パネルのダウンキーを押したときの
表示画面の図である。
【図7】ジョブステイタスの待ち印字ジョブ画面で実行
中のジョブや待ちジョブがない場合の表示画面の図であ
る。
【図8】図5の操作パネルの表示切換キーを押したとき
の表示画面の図である。
【図9】ジョブステイタスの待ちE−mailジョブ画
面の図である。
【図10】ジョブステイタスの待ち送信FAXジョブ画
面の図である。
【図11】上記操作パネルでコピーモードキーを押した
時の表示画面の図である。
【図12】図11の画面で、条件キーのうちの用紙選択
キーを押した時の表示画面の図である。
【図13】上記操作パネルでイメージセンドモードキー
を押した時の表示画面の図である。
【図14】印字部の故障の場合のコピーモード表示画面
の図である。
【図15】印字部が故障している時にイメージセンドモ
ードキーを押した場合の表示画面の図である。
【図16】図15でOKキーを押した時の表示画面の図
である。
【図17】フィニッシャの故障の場合のコピーモード表
示画面の図である。
【図18】図17でOKキーを押したときの表示画面の
図である。
【図19】フィニッシャが故障している時に特別機能キ
ーを押した場合の表示画面の図である。
【図20】フィニッシャが故障している時にイメージセ
ンドモードキーを押した場合の表示画面の図である。
【図21】図20でOKキーを押したときの表示画面の
図である。
【図22】両面ユニットの故障の場合のコピーモード表
示画面の図である。
【図23】図22でOKキーを押したときの表示画面の
図である。
【図24】両面ユニットが故障している時にイメージセ
ンドモードキーを押した場合の表示画面の図である。
【図25】図24でOKキーを押したときの表示画面の
図である。
【図26】コピーモード選択時にスキャナ部の故障した
場合の故障状態表示画面の図である。
【図27】スキャンモード選択時にスキャナ部の故障し
た場合の故障状態表示画面の図である。
【符号の説明】
1 デジタル複合機(装置) 11 キー入力コントローラ(制御手段) 12 LCD表示用コントローラ(制御手段) 17 制御部(制御手段) 74 表示部(表示手段) 100 待機画面 108 故障アイコン(アイコン) 110 コピーモード画面 120 FAX送信画面 132 故障状態表示画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41J 29/46 G06F 3/12 K G06F 3/12 B41J 29/00 T Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AP07 AQ06 AR03 CQ05 CQ29 CQ34 CQ41 CQ47 HV02 HV09 HV14 HV32 2H027 FA32 FA35 GA23 GA42 GA45 GA47 GA49 GA52 GA53 GA54 GA56 GB05 GB07 GB09 GB14 GB19 5B021 AA02 BB10 NN16

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の機能モードを有する装置に備えられ
    ている表示手段に対して、各モード毎に画面を切り換え
    た上で、各モード毎に、少なくとも操作に関する説明お
    よび該装置の状態を表示させるための装置の状態表示方
    法において、 複数のモードのうち、少なくとも1つのモードに関わる
    機能が使用不能となった場合に、現在表示されているモ
    ードの画面の少なくとも一部に、使用不能な機能が存在
    することを示す特別表示を表示するとともに、画面が切
    り換わっても上記特別表示を継続して表示することを特
    徴とする装置の状態表示方法。
  2. 【請求項2】現在選択されているモードに直接関わる機
    能が使用不能である場合には、上記特別表示を画面全体
    にわたって大型表示として表示する一方、現在選択され
    ているモードに直接関与しない場合には、上記特別表示
    を画面の一部に小型表示として表示することを特徴とす
    る請求項1記載の装置の状態表示方法。
  3. 【請求項3】上記大型表示に、文字によるメッセージを
    含ませることを特徴とする請求項2記載の装置の状態表
    示方法。
  4. 【請求項4】上記小型表示は、使用不能な状態を示すア
    イコンであることを特徴とする請求項2記載の装置の状
    態表示方法。
  5. 【請求項5】上記大型表示に、装置の外観を示す外観図
    を含めて表示するとともに、該外観図における使用不能
    な機能に関わる部位に、上記小型表示としてのアイコン
    を重ねて表示することを特徴とする請求項4記載の装置
    の状態表示方法。
  6. 【請求項6】複数のモードから一つを選択した上で、そ
    のモードが使用不可能である大型表示が表示されている
    場合であって、さらに、その表示状態から他のモードを
    選択した際にその選択したモードが使用可能である場合
    には、大型表示の一部に、次の画面に切り換わるための
    案内を表示することを特徴とする請求項2ないし5の何
    れか1項に記載の装置の状態表示方法。
  7. 【請求項7】複数の機能モードを有する装置に備えられ
    ている表示手段であって、各モード毎に、少なくとも、
    操作に関する説明および該装置の状態を各モード毎に画
    面を切り換えて表示する表示手段と、表示手段による表
    示を制御する制御手段とを備えた装置の状態表示装置に
    おいて、 上記制御手段は、複数のモードのうち、少なくとも1つ
    のモードに関わる機能が使用不能となった場合に、表示
    手段に現在表示されているモードの画面の少なくとも一
    部に、使用不能な機能が存在することを示す特別表示を
    表示させるとともに、画面が切り換わっても上記特別表
    示を継続して表示させる制御を行うことを特徴とする装
    置の状態表示装置。
  8. 【請求項8】上記制御手段は、特別表示として、現在選
    択されているモードに直接関わる機能が使用不能である
    場合に画面全体にわたって表示される大型表示を表示手
    段に表示させる一方、現在選択されているモードに直接
    関与しない場合に画面の一部に表示される小型表示を表
    示手段に表示させることを特徴とする請求項7記載の装
    置の状態表示装置。
  9. 【請求項9】上記制御手段は、文字によるメッセージが
    含まれている上記大型表示を表示手段に表示させること
    を特徴とする請求項8記載の装置の状態表示装置。
  10. 【請求項10】上記制御手段は、使用不能な状態を示す
    アイコンである上記小型表示を表示手段に表示させるこ
    とを特徴とする請求項8記載の装置の状態表示装置。
  11. 【請求項11】上記制御手段は、装置の外観を示す外観
    図が含まれるとともに、該外観図における使用不能な機
    能に関わる部位に、上記小型表示としてのアイコンが重
    なる上記大型表示を表示手段に表示させることを特徴と
    する請求項10記載の装置の状態表示装置。
  12. 【請求項12】上記制御手段は、複数のモードから一つ
    を選択した上で、そのモードが使用不可能である大型表
    示が表示されている場合であって、さらに、その表示状
    態から他のモードを選択した際にその選択したモードが
    使用可能である場合には、表示手段に対して、大型表示
    の一部に、次の画面に切り換わるための案内表示を表示
    させる制御を行うことを特徴とする請求項7ないし11
    の何れか1項に記載の装置の状態表示装置。
  13. 【請求項13】上記装置が、複数の機能が複合された複
    合型のデジタル画像形成装置であることを特徴とする請
    求項7ないし12の何れか1項に記載の装置の状態表示
    装置。
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