JPH11134160A - 表示入力操作装置 - Google Patents
表示入力操作装置Info
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- JPH11134160A JPH11134160A JP29292097A JP29292097A JPH11134160A JP H11134160 A JPH11134160 A JP H11134160A JP 29292097 A JP29292097 A JP 29292097A JP 29292097 A JP29292097 A JP 29292097A JP H11134160 A JPH11134160 A JP H11134160A
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Abstract
機器を使いなれた人であっても、理解しやすく、また所
望する機器への指示が簡単な操作で行えるようにする。 【解決手段】 表示部は、ドットマトリックスの液晶表
示部100と、その表面を覆うように配置したタッチパ
ネル101とから構成される。液晶表示部100には、
デジタル複写機10の全体外観図102が表示され、全
体外観図102の中央上側部分には画像形成にかかわる
本体部分103が、全体外観図102の左側部分には後
処理装置部分104が、全体外観図102を構成する右
側及び中央下側部分には給紙装置部分105が表示され
ている。これら外観図の近傍あるいは重ねて操作指示を
示すアイコンを表示する。
Description
関する指示を操作者が設定するために設けられた表示入
力操作装置に関する。
ル複写機においては、次のような機能を有するシステム
が提案されるようになっている。すなわち、スキャナか
ら入力された原稿の画像に対して、多彩な画像処理機能
の中から選択された処理を行って、プリンタ部から処理
後の画像を出力したり、また出力された記録物に対し
て、多彩な後処理を施して編集物として提供することが
できる機能である。このようなデジタル複写機の操作パ
ネルは、機能が多彩なことから、操作パネル上に配列さ
れたキーの数が多く、複雑なものとなってしまい、操作
性の面から見ると、分かり易いものとはいえない状態で
ある。
多くのキーの中でも使用頻度の少ないキーを覆ってしま
ったり、キーを兼用したりしている。しかし、それでも
まだ不十分であって、最近よく用いられるものが、液晶
表示部と透明タッチパネルの組み合わせによる表示入力
操作装置である。例えば、特開平6−35282号公報
にあるようなものである。ここに記載されている実施例
をもとに、従来のタッチパネルを備えた複写機における
従来技術を簡単に説明する。
状態、複写動作に関する操作者側からの指示、および操
作者に対する複写機側からのメッセージなど、多くの情
報が表示される。そして、これらの情報に基づいて操作
者は、複写機に対して、所望する動作指示を行うように
なっている。操作者は、LCD画面の上に表示された選
択指示ボタン表示の中から、所望する動作に関する指示
を行うために、LCD画面上を軽く触れるだけでよい。
このため、このLCD画面上には、タッチパネルが配置
されており、LCD画面に表示されている選択指示ボタ
ン表示の内容が、複写機側に入力される構成となってい
る。
の指示により、あるいは複写機の動作状態により、次々
に変化するようになっている。これは、複写機の状態に
適した表示に順次切り換えることで、複写機の現在の状
況に関係ない指示ボタン表示を、極力表示させないよう
にするためである。例えば、特開平6−35282号公
報に記載されている表示画面は、LCD画面の限られた
表示範囲の中に多くの情報を表示させるために、LCD
画面の周囲に多くのモード選択ボタン(タッチパネルに
よる入力)を配置した構成である。このモード選択ボタ
ンの操作により、LCD画面の表示をモードに適した内
容に切り換える。
であっても選択したいモードを、LCD画面の周囲に配
置されたモード選択ボタンの中から選択して、あとは複
写機側が対話式に表示を切り換えながら、操作者が所望
するモードを選択させることができる。こうして、複写
機を利用する人が、多彩な処理能力を備えた複写機であ
っても、簡単に操作できるようにする。
力装置を備えた複写機であっても、操作性がよくなく、
LCD画面に表示される表示内容が分かりにくい場合が
ある。
とってみれば、目的とするモードを設定するLCD表示
画面に達するまでに、相当の時間と操作を要することと
なり、分かり易いと考えて親切丁寧に作成したLCD表
示画面が、逆に不便なものとなってしまう。さらにまた
他の問題として、LCD表示画面が順次切り換わること
で、前のLCD表示画面において設定した複写モードの
内容が、分からなくなるといった大きな問題も発生して
いる。そのために、操作者はLCDの表示画面をもとの
画面に戻して確認したりしなければならず、モードの設
定に不要な時間を要している。
の内容を切り換えるたびに、前の表示画面内容と全く異
なった表示内容がLCD画面に表示される。そのたび
に、操作者は、表示内容をすべて見渡してから表示内容
を理解して、次の操作を行っている。そのために、メー
カ側が分かり易く画面を設定したつもりでも、利用する
操作者側に立ってみれば、操作性のよい入力装置となり
えないのが現状である。
い人であっても、また機器を使いなれた人であっても、
理解しやすく、また所望する機器への指示が簡単な操作
で行える表示入力操作装置を提供することを目的とする
ものである。また、表示画面が操作者の指示により順次
切り換わったとしても、操作者が指示したモードがいつ
でも確認できて、さらに画面が切り替わる毎に操作者の
視点を不用意に変化させず、理解しやすい表示入力操作
装置を提供することを目的とするものである。
対象となる機器の外観図と操作指示を行う指示キーと操
作指示の指示内容を示すアイコンとからなる像を表示す
る表示装置と、前記表示装置に表示された像を操作者が
指定した場合の指定位置を検出するための位置検出装置
と、前記表示装置に所定の画面を表示する制御を行う制
御装置と、を備えた表示入力操作装置である。そして、
前記制御装置は、前記位置検出手段から出力された位置
情報から指定位置に表示されている像を確定する像確定
手段と、確定した像に対する操作指示の内容を確定する
指示内容確定手段と、前記指示内容確定手段により確定
された指示内容に対応するアイコンを、指示内容に関連
する部分の外観図近傍の第1表示領域あるいは該外観図
と重なる第2表示領域のいずれかに表示させる表示制御
手段とを備えていることを特徴とする。
力操作装置において、前記表示制御手段は、アイコンに
対する指示内容に応じて、その指示内容に関連するアイ
コンを、第1表示領域あるいは第2表示領域のいずれか
にまとめて表示することを特徴とする。
力操作装置において、前記表示制御手段は、前記指示内
容確定手段により確定された指示内容に関するアイコン
を所定位置に表示させると共に、各操作ごとに表示画面
を切り替えるとき、切り替え前に表示されているアイコ
ンが、表示状態を維持して表示されることを特徴とす
る。
力操作装置において、前記表示制御手段は、アイコン同
士の間隔を変更可能とすることを特徴とする。
力操作装置において、前記表示制御手段は、アイコンの
大きさを変更可能とすることを特徴とする。
力操作装置において、前記表示制御手段は、表示されて
いるアイコンと、そのアイコンの示す操作指示内容を前
記表示装置に一覧表示させることを特徴とする。
力操作装置において、前記表示制御手段は、表示されて
いるアイコンを各領域毎に分けて前記表示装置に一覧表
示させることを特徴とする。
力操作装置において、前記像確定手段は、前記位置検出
手段が検出したアイコンを確定し、前記指示内容確定手
段は、確定したアイコンに対応する操作指示内容を確定
し、前記表示制御手段は、確定されたアイコンに対応す
る指示内容に関する設定画面を表示させることを特徴と
する。
表示入力操作装置において、前記制御装置は、アイコン
に対応した操作指示の設定内容を変更する操作指示変更
手段を更に備えたことを特徴とする。
は、操作者は、操作対象の機器構成と照らし合わせて、
操作及びモード設定状態を視覚的に捉えることができ、
また、自らの設定に対して表示で反応がかえってくるの
で、設定が確かに受け付けられた事を視覚的に確認でき
る。そして、画面が次々に遷移しても、表示画面による
アイコンなどを視点移動無しに確認し続ける事ができ、
前画面での自分の設定が確かに維持されている事を視覚
的に確認できる。また、操作指示の設定と共に表示され
たアイコンなので、設定した本人がアイコンの持つ意味
を理解しやすい環境となる。よって、設定内容を把握し
て複写作業が効率よく行えることとなる。
示領域に設定されているモードに関するアイコンを直接
押圧操作することにより、アイコンのもつ意味、あるい
は現在設定されているモードの詳細内容を即座に確認で
きる詳細設定画面へと直接遷移できるので、内容の把握
はもちろんのこと、現在設定されているモードの変更な
どが簡単に行えることとなる。こうして、操作者は、画
面の動きの多いタッチパネル方式の操作において不安感
を覚える事がなく、容易に機器の操作設定、確認、変更
が可能となる。
て、図面を参照して説明する。
ンターモード、ファックスモード等を有するデジタル画
像形成装置である。図1は、操作パネルを備えたデジタ
ル画像形成装置の全体構成を示す断面図である。この画
像形成装置は、デジタル複写機10であり、該デジタル
複写機10は大きく分けて、スキャナー部11と、レー
ザ記録部12から構成されている。
原稿載置台15、原稿載置台15上へ自動的に原稿を供
給搬送するための両面対応自動原稿送り装置(RAD
F)16、及び原稿載置台15上に載置された原稿の画
像を走査して読み取るための原稿画像読み取りユニッ
ト、すなわちスキャナーユニット20から構成されてい
る。このスキャナー部11にて読み取られた原稿画像
は、画像データとして後述する画像データ入力部へと送
られ、画像データに対して所定の画像処理が施される。
ない原稿トレイ上に複数枚の原稿を一度にセットしてお
き、セットされた原稿を1枚ずつ自動的にスキャナーユ
ニット20の原稿載置台15上へ給送する装置である。
またRADF16は、オペレーターの選択に応じて原稿
の片面または両面をスキャナーユニット20に読み取ら
せるように、片面原稿のための搬送経路、両面原稿のた
めの搬送経路、搬送経路切り換え手段、各部を通過する
原稿の状態を把握し管理するセンター群、および制御部
などから構成されている。このRADF16について
は、従来から多くの出願、商品化がなされているので、
これ以上の説明は省略する。
ためのスキャナー部11を構成するスキャナーユニット
20は、原稿面上を露光するランプリフレクターアセン
ブリ21と、原稿からの反射光像を光電変換素子(CC
D24)に導くための原稿からの反射光を反射する第1
の反射ミラー22aを搭載してなる第1の走査ユニット
20a、また第1の反射ミラー22aからの反射光像を
CCD24に導くための第2及び第3反射ミラー22
b,22cを搭載してなる第2の走査ユニット20b、
原稿からの反射光像を上述した各反射ミラーを介して電
気的画像信号に変換するCCD24上に結像させるため
の光学レンズ23、および原稿からの反射光像を電気的
画像信号に変換する上述したCCD24から構成され
る。
スキャナーユニット20の関連した動作により、原稿載
置台15上に読み取るべき原稿を順次載置させながら、
原稿載置台15の下面に沿ってスキャナーユニット20
を移動させて、原稿画像を読み取るように構成されてい
る。特に第1走査ユニット20aは、原稿載置台15に
沿って左から右へと一定速度Vで走行され、また第2走
査ユニット20bは、その速度Vに対して、V/2の速
度で同一方向に平行に走査制御される。これにより、原
稿載置台15上に載置された原稿の画像を、1ライン毎
に順次CCD24へと結像させて、画像を読み取ること
となる。
み取ることにより得られた画像データは、後述する画像
処理部へ送られ、各種処理が施される。その後、画像処
理部のメモリに一旦記憶され、出力指示に応じてメモリ
内の画像を読み出してレーザープリンター部12に転送
して、記録シート上に画像を形成させる。このレーザー
プリンター部12は、画像を形成させるための記録材で
あるシートの搬送系、レーザー書き込みユニット26、
および画像を形成するための電子写真プロセス部28を
備えている。
たスキャナーユニット20にて読み取った後のメモリか
ら読み出した画像データ、または外部の装置から転送さ
れてきた画像データに応じてレーザー光を出射する半導
体レーザー光源、レーザー光を等角速度偏向するポリゴ
ンミラー、等角速度で偏向されたレーザー光が電子写真
プロセス部28を構成する感光体ドラム上で等角速度で
偏向されるように補正するf−θレンズなどを有してい
る。上記電子写真プロセス部28は、周知である感光体
ドラムの周囲に帯電器、現像器、転写器、剥離器、クリ
ーニング器、除電器を備えている。
成を行う電子写真プロセス部28の特に転写器が配置さ
れた転写位置へとシートPを搬送する搬送部、該搬送部
へとシートPを送り込むためのカセット給紙装置31,
32または、必要なサイズのシートを適宜給紙するため
の手差し給紙装置34、転写後のシートPに形成された
画像、特にトナー像を定着するための定着器29、定着
後のシートPの裏面に再度画像を形成するためのシート
Pを再供給するための再供給経路33とを備えている。
また、定着器29の下流側には、画像が記録されたシー
トPを受け取り、このシートPに対して所定の処理を施
す後処理装置14が配置されている。
プロセス部28において、画像メモリから読み出された
画像データは、レーザ書き込みユニット26によってレ
ーザ光線を走査させることにより、電子写真プロセス部
28である感光体ドラムの表面上に静電潜像として形成
される。トナーにより可視像化されたトナー像は、多段
給紙ユニットのいずれかの給紙部から搬送された用紙の
面上に、静電転写され定着される。このようにして画像
が形成された用紙は、定着器29から排紙ローラ37を
経由して後処理装置14内へと搬送される。
ル複写機10における、読み取られた原稿画像情報に画
像処理を行う画像処理部の構成及び機能について説明す
る。
れている画像処理部のブロック図である。この画像処理
部は、画像データ入力部40、画像処理部41、画像デ
ータ出力部42、RAM(ランダムアクセスメモリ)や
ハードディスク等から構成されるメモリ43及び中央処
理装置(CPU)44を備えている。
a、ヒストグラム処理部40b及び誤差拡散処理部40
cを含んでいる。画像データ入力部40は、CCD24
から読み込まれた原稿の画像データを2値化変換して、
2値のデジタル量としてヒストグラムをとりながら、誤
差拡散法により画像データを処理して、メモリ43に一
旦記憶するように構成されている。即ち、CCD部40
aでは、画像データの各画素濃度に応じたアナログ電気
信号がA/D変換されたのち、MTF補正、白黒補正ま
たはガンマ補正が行われ、256階調(8ビット)のデ
ジタル信号としてヒストグラム処理部40bへ出力され
る。
40aから出力されたデジタル信号が256階調の画素
濃度別に加算され、濃度情報(ヒストグラムデータ)が
得られるとともに、必要に応じて、得られたヒストグラ
ムデータはCPU44へ送られ、又画素データとして誤
差拡散処理部40cへ送られる。
の一種である誤差拡散法、すなわち、2値化の誤差を隣
接画素の2値化判定に反映させる方法により、CCD部
40aから出力された8ビット/画素のデジタル信号が
1ビット(2値化)に変換され、原稿における局所領域
濃度を忠実に再現するための再配分演算が行われる。
41b、合成処理部41c、濃度変換処理部41d、変
倍処理部41e、画像プロセス部41f、誤差拡散処理
部41g並びに圧縮処理部41hを含んでいる。
をオペレータが希望する画像データに最終的に変換する
処理部であり、メモリ43に最終的に変換された出力画
像データとして記憶されるまで、この処理部にて処理す
るように構成されている。但し、画像処理部41に含ま
れている上述の各処理部は、必要に応じて機能するもの
であり、機能しない場合もある。即ち、多値化処理部4
1a,41bでは、誤差拡散処理部40cで2値化され
たデータが再度256階調に変換される。
算、即ち、論理和、論理積又は排他的論理和の演算が選
択的に行われる。この演算の対象となるデータは、メモ
リ43に記憶されている画素データ及びパターンジェネ
レータ(PG)からのビットデータである。濃度変換処
理部41dでは、256階調のデータ信号に対して、所
定の階調変換テーブルに基づき、入力濃度に対する出力
濃度の関係が任意に設定される。
に応じて、入力される既知データにより補間処理を行う
ことによって、変倍後の対象画素に対する画素データ
(濃度値)が求められ、副走査が変倍された後に主走査
が変倍処理される。画素プロセス部41fでは、入力さ
れた画素データに対して様々な画像処理が行われ、又、
特徴抽出等データ列に対する情報収集が行われ得る。誤
差拡散処理部41gでは、画像データ入力部40の誤差
拡散処理部40cと同様な処理が行われる。圧縮処理部
41hでは、ランレングスという符号化により2値デー
タが圧縮される。又、画像データの圧縮に関しては、最
終的な出力画像データが完成した時点で最後の処理ルー
プにおいて圧縮が機能する。
多値化処理部42b、誤差拡散処理部42c、及びレー
ザ出力部42dを含んでいる。画像データ出力部42
は、圧縮状態でメモリ43に記憶されている画像データ
を復元し、もとの256階調に再度変換し、2値データ
より滑らかな中間調表現となる4値データの誤差拡散を
行い、レーザ出力部42dへデータを転送するように構
成されている。
hによって圧縮された画像データが復元される。多値化
処理部42bでは、画像処理部41の多値化処理部41
a,41bと同様な処理が行われる。誤差拡散処理部4
2cでは、画像データ入力部40の誤差拡散処理部40
cと同様な処理が行われる。レーザ出力部42dでは、
図に示していないシーケンスコントロールからの制御信
号に基づき、デジタル画素データがレーザのオン/オフ
信号に変換され、レーザ書き込みユニット26における
半導体レーザがオン/オフ状態となり、感光体ドラム上
に静電潜像が書き込まれる。
タ出力部42において扱われるデータは、メモリ43の
容量の削減のため、基本的には2値データの形でメモリ
43に記憶されているが、画像データの劣化を考慮し
て、4値のデータの形で処理することも可能である。
図3は、デジタル複写機10の装置全体の各部を中央処
理装置(CPU)44により動作管理している状態を示
す図である。CCD24、画像データ入力部40、画像
処理部41、画像データ出力部42、画像メモリ43、
及び中央処理装置(CPU)44は、図3と重複するの
で説明は省略する。
ャナー部31、レーザープリンター部32などデジタル
複写機10を構成する各駆動機構部をシーケンス制御に
より管理すると共に、各部へ制御信号を出力している。
さらに中央処理装置44には、操作パネル45が相互通
信可能な状態で接続されており、操作者が設定入力した
複写モードに応じて、制御信号を中央処理装置44に転
送して、デジタル複写機10をモードに応じて動作させ
るようになっている。
御信号を、中央処理装置44から操作パネル45へと転
送する。操作パネル45側では、この制御信号により装
置が現在どのような状態にあるのか、操作者に対し、表
示部などで動作状態を表示するようになっている。
り、デジタル複写機10により出力される複写物を仕分
けたりする後処理装置の動作を管理する制御ユニットで
ある。47は画像情報、および画像制御信号など他のデ
ジタル画像機器との情報通信を可能にするために設けら
れた画像データ通信ユニットである。
パネルを表したものである。この操作パネルの中央部分
には、図1にもあるタッチパネル液晶表示装置56が配
置されていて、その周囲にも各種モード設定キー群が配
置されている。このタッチパネル液晶表示装置56の画
面上には、常時各種モードを選択するための基本スター
ト画面が表示されている。必要に応じて所望するモード
の指示に関するエリアを指で直接押圧操作すると、各種
モードが選択指示できるように液晶画面が順次遷移す
る。その表示された各種モードの中から、操作者が所望
する機能が表示されている領域を、指で触れることによ
り編集機能が設定される。
ー群について簡単に説明する。まず、液晶表示装置56
の略中央部にはデジタル複写機10の外観図が表示され
ている。さらに外観図の下方には、コピー濃度を設定す
るコピー濃度設定キー57、用紙サイズを設定する用紙
サイズ設定キー58、複写倍率を設定する倍率設定キー
59が設けられている。
画面に液晶表示画面を遷移させる特別機能モードボタ
ン、61は両面複写モードに移行させて処理モードを設
定するための設定画面に液晶表示画面を遷移させる両面
複写モードキー、62はソータ・ステープルなどのアウ
トプットモードの指示画面に液晶表示画面を遷移させる
ためのキー、63は現在設定されているモードの内容を
確認するための設定確認キーである。
せるための操作ガイドキー、65は複写枚数などの数値
情報を入力するためのテンキー、66は現在処理中の複
写モードに新たな複写モードを割り込ませて処理させる
ための割り込みキー、67はテンキーなどにより入力さ
れている条件をクリアするクリアキー、68はデジタル
複写機の状態をすべてクリアして標準の状態に復帰させ
るためのオールクリアキー、69はこれらキーにより設
定されたモードにおいて処理の開始を指示するためのス
タートキーである。なお、操作パネル45の左側に配置
された3つのキー群は、上から順にファックスモード7
0、プリンタモード71、コピーモード72からなるモ
ード切り換え手段である。
ル上に配置される各種キーは、あくまでも1実施例であ
り、デジタル複写機に搭載される各種機能により、操作
パネル上に設けられるキーは異なってくることはいうま
でもない。
形態)図5は、図4において説明したデジタル複写機1
0の操作パネル45の液晶表示装置56を詳しくあらわ
したものである。液晶表示装置56は、ドットマトリッ
クスの液晶表示部100と、その表面を覆うように積層
配置されたタッチパネル101とから構成される。ま
た、操作者がタッチした位置を検出する手段であるタッ
チパネル101は、この液晶表示部100の面積よりも
大きいものが採用されている。そして、液晶表示部10
0の周囲に印刷された複数のボタン群をも覆い、液晶表
示部100に表示されたキー以外にも、この印刷された
ボタンを操作指示することも可能である。
中央部には、操作パネル45を備えたデジタル複写機1
0の全体外観図102が表示されている。簡単に外観図
102を説明すると、全体外観図102の中央上側部分
には画像形成にかかわる本体部分103が表示され、全
体外観図102の左側部分には、デジタル複写機10か
ら出力された用紙に対してステープルなどの処理を施す
後処理装置部分104が表示されている。また、全体外
観図102を構成する右側及び中央下側部分には、デジ
タル複写機10に用紙を供給する給紙装置部分105が
表示されている。
面を確認しながらタッチパネル101を操作した際の画
面の移り変わりを説明する。
表示させる動作の概略を示すフローチャートである。操
作者が、液晶表示部100に表示された像にタッチした
場合、タッチパネル101がタッチした位置を検出し
て、位置情報をCPU44に出力する。この位置情報が
入力されると(ステップS1)、CPU44は、そのタ
ッチ位置に表示されている像を確定し(ステップS
2)、その像に対する操作指示の内容を確定する(ステ
ップS3)。この指示内容に対応した画面を液晶表示部
100に表示させるよう制御する(ステップS4)。画
面が操作指示の内容を設定する画面であれば(ステップ
S5)、操作者の設定にしたがって指示内容を再設定す
る(ステップS6)。
する。例えば、図5に示す全体外観図102の部分外観
図103,104,105のいずれかにタッチすると、
CPU44は、タッチした外観図に対応したデジタル複
写機10のモードの設定画面に移行させる。図7は、表
示部の外観図を操作した場合の画面遷移図である。本体
部分103にタッチすると、両面コピーモードの設定画
面になり(同図(A))、後処理装置部分104にタッ
チすると、アウトプットモードの設定画面になり(同図
(B))、給紙装置部分105にタッチすると用紙サイ
ズ選択の設定画面になる(同図(C))。
示について詳述する。
写機10の全体外観図102の本体部分103が操作さ
れると、図7(A)に移行して、両面コピーモードの設
定画面となる。なお、この両面コピーモードの設定画面
には、液晶表示部100の周囲左側に印刷された両面コ
ピーのボタンを操作しても移行する。
面遷移状態を順を追って説明する。図8では、図7
(A)に示した両面コピーモードの設定画面から順に説
明して行く。
じ画面)、両面コピーモードの設定画面に移行した液晶
表示部100の略中央には、操作されたデジタル複写機
10の全体外観図102のうち本体部分103のみがそ
のまま残り、その他の領域には両面コピーのモードに関
する各種設定キーが変わって表示される。つまり、給紙
装置部分104と後処理装置部分105の表示を消し
て、本体部分103の近傍の第1表示領域に各種設定キ
ーを表示する。
の略中央部に本体部分103が表示位置、表示状態を保
ったまま、第1表示領域、すなわち本体部分103の周
囲に、モードを細かく設定するキーを表示するようにし
ている。しかし、この配置に限定することなく、本体部
分103が多少異なる位置に移動して表示され、残りの
表示領域にモードを細かく設定するキーが表示されるよ
うにすることも可能である。この時は、できるだけ操作
者の混乱を招かないように、必要以上に本体部分103
の表示位置が変位しないようにし、また、同じ表示形態
を保つことが望ましい。
キーを簡単に説明すると、本体部分103の左側に配置
されたキーは、片面の原稿から片面のコピーを作成する
モードを指示するキー106であり、両面コピーモード
が指示される前の通常の状態である。そして、本体部分
103の下側左から、偶数枚の片面原稿から両面コピー
を作成するモードキー107、奇数枚の片面原稿から両
面コピーを作成するモードキー108、両面原稿から両
面コピーを作成するモードキー109、両面原稿から両
面コピーを作成するモードキー110が、それぞれ配置
されている。そして、各キー内には、キーの操作指示の
内容を示すアイコンを表示する。
の枚数が奇数であるのか偶数であるのかが不明であるこ
とがある。この場合、本体部分103の右側に配置され
た原稿カウントキー111は、自動原稿送り装置にセッ
トされた原稿束の枚数を計数するよう指示する。
06、および原稿カウントキー111は除く)から、両
面のモードが選択されると、選ばれた両面モードを表す
アイコン112が、デジタル複写機10の外観図本体部
分103内に重ねて表示される(図8(B))。この外
観図内の領域を第2表示領域とする。第2表示領域に表
示されるアイコン112も、選択したモードの内容を細
かく設定するキー107に表示されているアイコン11
2そのものが重ねられるようにしておくことで、操作者
の混乱を防止することができる。
100に表示された本体部分103の周囲)に表示され
た設定キーの中から、所望するモード内容を指示する
と、第2表示領域(本体部分103の中)に、設定され
たモードを表すアイコン112が表示される。しかし、
液晶表示部100に重ねられたタッチパネル101によ
る操作に限らず、タッチパネル101以外の操作パネル
上に配置されたボタンの操作により、第2表示領域に、
設定されたモードに関するアイコン112を重ねて表示
することも可能である。そして、両面コピーに関するモ
ードの設定が完了すると、液晶表示部100に表示され
ている装置の外観図103、および設定されたモードに
関するアイコン112は、そのままの状態でデジタル複
写機10の全体外観図102に表示状態が復帰する(図
8(C))。
デジタル複写機10の外観図102の近傍にある第1表
示領域に、あるいは外観図102に重ねて表示する第2
表示領域に、アイコンを表示させることにより、どの部
分に対して、どのような操作を行っているかを、操作者
が視覚的に捉らえることができる。従って、複数のモー
ドを組み合わせて設定する場合などにおいて、複写シス
テムとしての動作環境が理解しやすくなる。
機10の全体外観図102が復帰すると述べているが、
設定されたモードによっては、アイコン表示するまでも
なく、デジタル複写機10の全体外観図102に表示を
復帰させることも可能である。また、他の実施例とし
て、両面コピーに関するモードの設定が完了して、デジ
タル複写機10の全体外観図102が表示される場合
に、既に表示されている本体部分103はそのままで、
残りの隠れていた残りの部分外観図104,105が再
度表示され、基本的には同一の場所に、デジタル複写機
10の全体外観図102として再び表示されることが最
も望ましい。しかし、違和感を感じない程度に多少表示
される位置が変位しても構わない。
102の左側に現されている後処理装置部分104が操
作されると、図7(B)に移行して、アウトプットモー
ドの設定画面となる。なお、このアウトプットモードの
設定画面には、液晶表示部100の周囲左側に印刷され
たソーター/ステープルのボタンを操作しても移行す
る。
面遷移状態を順に追って説明する。図9では、図7
(B)に示したアウトプットモードの設定画面から順に
説明して行く。
じ画面)、アウトプットモードの設定画面に移行した液
晶表示部100の略左側には、操作された後処理装置部
分104がそのまま残り、その他の領域にアウトプット
モードに関する各種設定キーが変わって表示される。な
お、上記の説明では液晶表示部100の略左側には後処
理装置部分104が表示位置、表示状態を保ったまま、
第1表示領域(後処理装置部分104の近傍の表示領
域)に、すなわち、後処理装置部分104の右側に、モ
ードを細かく設定するキーを表示するように設定してい
る。しかし、この配置に限らず、後処理装置部分104
が多少異なる位置に移動して表示され、残りの表示領域
にモードを細かく設定するキーが表示されるようにする
ことも可能である。この時は、できるだけ操作者の混乱
を招かないように、必要以上に後処理装置部分104の
表示位置が変位しないように、また、同じ表示形態を保
つことが望ましい。
を簡単に説明すると、後処理装置部分104の右側に配
置されたキーは、左側から順番にデジタル複写機10か
ら出力される用紙を順次仕分けるソートモードキー11
3、排出された複数の用紙を束ねるステープルモードキ
ー114、デジタル複写機10から出力される用紙を原
稿群毎にずらした形で仕分けるオフセットモードキー1
15である。各キー内には、アイコン116,117,
118が表示されている。
が選択されると選ばれたアウトプットモードを表すアイ
コン116,117,118が、第2表示領域(外観図
の後処理装置部分104内)に重ねて表示される(図9
(B)もしくは図9(C))。この表示されるアイコン
116,117,118は、選択したモードの内容設定
キー113,114,115に表示されているアイコン
116,117,118と同じものが重ねられるように
しておくことで、操作者の混乱を防止することができ
る。
4の右側に表示された設定キーの中から所望するモード
内容を指示すると、第2表示領域に、設定されたモード
を表すアイコン116,117,118が表示されるよ
うに説明した。しかし、液晶表示部に重ねられたタッチ
パネル101による操作に限らず、タッチパネル101
以外の操作パネル上に配置されたボタンの操作により、
液晶表示部100に表示された後処理装置部分104内
に、設定されたモードに関するアイコン116,11
7,118を重ねて表示することも可能である。
117,118を表示する場合、後処理装置部分104
の中でも、その装置により指示されたモードを実行する
場所、あるいはモードが実行された後の結果物が得られ
る場所に、アイコン116,117,118を表示させ
る。こうして、操作者に実行されるモード、および結果
物が得られる場所を正確に伝える事が可能となる。
るモードが複数設定された場合、例えば、図9(B)と
図9(C)にあるソートモードとステープルモードが同
時に設定された場合、図9(D)にあるように複数の設
定されたモードを1つのアイコン119で表して、後処
理装置部分104の適切な位置に重ねて表示させること
もできる。そして、アウトプットに関するモードの設定
が完了すると、液晶表示部100に表示されている後処
理装置部分104、およびアイコン116,117,1
18は、そのままの状態で、デジタル複写機10全体の
外観図102に表示状態が復帰する(図10)。
共にデジタル複写機10の全体外観図102が復帰する
と述べているが、設定されたモードによっては、アイコ
ン表示するまでもなく、デジタル複写機10の全体外観
図102に表示を復帰させることも可能である。
分104に設定された複数のモードのアイコン116,
117,118を重ねて表示する場合、後処理装置部分
104内にすべてのアイコン116,117,118を
表示していくのではなく、前述のように、複数の設定さ
れたアイコン116,117,118の中でも関連する
ものは、1つのアイコンにまとめて表示することも可能
である。つまり、ソートモードとステープルモードとオ
フセットモードをそれぞれ選択する場合、先に選択され
たソートモードをあらわすアイコン116とステープル
モードをあらわすアイコン117が、後処理装置部分1
04の適切な位置に重ねて表示される(図11
(C))。そして、さらにオフセットモードが設定され
た段階で、オフセットのアイコン118が、後処理装置
部分104の適切な位置に重ねて表示される。このと
き、ソートモードをあらわすアイコン116とステープ
ルモードをあらわすアイコン117が、1つのアイコン
119に置き換えられる。すなわち、複数のアイコンの
中でも関連するアイコン116,117を1つのアイコ
ン119に置き換えて、残りのアイコン118と同時に
後処理装置部分104の適切な位置に重ねて表示させる
ことができる。
02の近傍に設けられた第1表示領域、さらには外観図
102と重なった状態で表示させる第2表示領域とに表
示エリアを分割すると共に、それぞれの表示エリアに
は、お互いに関連のあるアイコン群をかためて表示させ
る構成としている.そのため、アイコン表示の組み合わ
せを操作者が確認して、どのようなコピーモードで処理
されるものなのか、また、結果物のコピーがどのような
形で出来上がるものなのか、容易に確認できる。
10の外観図102の左側、および下側に現されている
給紙装置部分105が操作されると、図7(C)に移行
して給紙装置の選択、すなわち所望するサイズの用紙を
給紙装置の複数ある給紙部の中から選択する設定画面と
なる。なお、この給紙装置の中から所望のサイズを選択
する選択画面には、液晶表示部100の左側中央に表示
された用紙選択のキーを操作しても移行する。
画面遷移状態を順に追って説明する。待機状態にある操
作パネル45上の液晶表示画面(図12(A))が上記
のように操作されると、用紙選択モードの設定画面(図
12(B))に移行して、液晶表示部100の略中央か
ら右側にかけて、デジタル複写機10の給紙装置に装着
されている給紙部の配置状態と同じように給紙部の選択
キーが表示される。
から、所望するサイズの用紙(例えばA3)を収容した
給紙部を操作指示して確定すると、画面は図12(C)
へと切り換わり、選択されたA3サイズの用紙を収容し
た給紙部の表示が反転して給紙可能にある事を伝えてい
る。
明らかなように、デジタル複写機10の全体外観図10
2は、液晶表示部100の略中央部に表示され、図12
(B)のように一旦給紙部確定キー群により一部隠れ
て、また全体外観図102が再び表示される画面になっ
ても、基本的に全体外観図102の液晶表示部100に
おける表示位置は同一場所であり、同一の形態で表示さ
れる。
する場合に、アイコンの持つ意味(設定されたモード)
に応じて、液晶表示部100に表示された外観図105
に対してどのような状態(どの領域)にて表示するか
を、CPU44が確定する。そして、画像が記録される
用紙に対する処理に関するアイコンは、用紙が処理され
る機器の外観図の領域(第2表示領域)に直接重ねて表
示させる。また、入力画像の処理に関するアイコンは、
外観図105の近傍(第1表示領域)に表示させる。そ
のため、デジタル複写機10を構成する各機器がどのよ
うな処理動作を行うモードに設定されているのか、操作
者が理解しやすくなる。
明におけるデジタル複写機10は、読み取った原稿画像
情報を様々な形態に変換することのできる多彩な画像編
集機能を備えている。この多彩な画像編集機能の中から
操作者が所望する機能を選択するために、図4の操作パ
ネル45上には特別機能キー60が設けられ、このキー
60を操作することで、複数の編集機能を一覧表示させ
ると共に、任意の編集機能を操作者に選択させる画面
(図13)が準備されている。
に説明する。「とじしろ」は、用紙に対してファイリン
グする時に必要な余白を形成するための機能である。両
面記録時のことも考慮して、0〜20ミリの範囲で1ミ
リ単位で調整することが可能である。「枠消し」は、原
稿カバーを開放した状態でブック原稿をコピーした場合
に、用紙の周辺部分に形成されてしまう影の黒い部分を
自動的に消去する機能である。0〜20ミリの範囲で1
ミリ単位で調整することが可能である。「1セット2コ
ピー」は、ブック原稿を見開きの状態でセットしてお
き、1回のコピー開始指示で2頁分の原稿面を読み取る
機能である。「表紙挿入」は、原稿をコピーした場合の
複写物の最初と最後の頁にカバー用の用紙を挿入するか
しないかを選択する機能である。「OHP合い紙」は、
OHPシートにコピーを行う場合に、排紙トレイ上に重
ねられるOHPシートとOHPシートが重なって密着し
ないように、間に用紙を介在させるように用紙の供給を
制御するものである。「センタリング」は、原稿画像を
用紙の中央に記録するモードのことである。例えば、B
5サイズの原稿画像をA4サイズの用紙に記録する場合
は、A4サイズの用紙の中央付近に、B5サイズの画像
が位置するように、位置調整を行うものである。「マル
チショット」は、複数の原稿画像を1枚の記録用紙上に
縮小して記録するモードである。用紙サイズと原稿サイ
ズ、原稿枚数などの情報に基づいて変換倍率を求め、縮
小した画像をまとめて1枚に編集出力するものである。
「印字編集メニュー」は、原稿画像が記録された用紙の
所定位置に日付、ページ数、番号、スタンプ(至急、重
要、回覧)などの付加情報を付与する機能を選択する画
面に切り換えるものである。「画像編集メニュー」は、
表示されている画面上に表示されなかったさらなる編集
機能選択キーを表示させるための表示切り換えキーであ
る。
を編集記録する場合のモード設定方法、およびモードが
設定されていることを操作者に伝えるためのアイコン表
示方法などについて、一部の編集機能を実際に用いて説
明する。なお、説明に用いる表示画面内容、表示内容の
遷移、表示画面を見ながらのモード設定方法などは、一
実施例であって部分的な変更、表示内容の変更は可能で
ある。
と「枠消し」モードの組み合わせによるコピーを考えて
みる。見開きのブック原稿を原稿ガラス面にセットし
て、ブック原稿の2頁分の画像を2枚の用紙に分けて出
力すると共に、それぞれの用紙に記録される画像の不要
な影を自動的に消去する場合について、図14〜図16
に示す画面の遷移に従って説明する。
ル45に配置された液晶表示部100に、図14に示す
基本画面(A)が表示されている状態で、この液晶表示
部100の左上側近傍に配置された特別機能キー60が
操作される。すると、液晶表示部100の表示画面は、
特別機能選択画面(B)へと遷移する。そして、特別機
能選択画面(B)に表示された複数の選択可能な機能の
中から、所望する枠消去機能キー120を操作して、枠
消去モードを選択する。このとき、図示はされないが一
時的に枠消去機能キー120の部分が白黒反転してから
枠消去機能の詳細設定画面(C)へと遷移する。
120の部分のタッチパネルを押圧することにより、枠
消去機能キー120を白黒反転させ、枠消去モードが選
択されたことを視覚的に伝えることができる。また、電
子音などを表示の白黒反転と共に発生させると、さらに
効果的である。
液晶表示部100の表示画面における左上の所定領域
に、枠消去機能が選択されたことを表す専用のアイコン
121が同時に表示される。そして、このアイコンは、
枠消去キー120の操作と同時に表示されたものであ
り、さらに選択した枠消去モードに関するアイコンであ
ることが操作者に伝わる。そのため、表示画面の中にア
イコンが残っていても、また他の表示画面に遷移したと
きに残っていても、アイコンの意味を理解しやすくする
ように考慮している。
用紙の周囲を所定の領域幅に渡って影を自動的に消去す
る枠消去機能と、ブック原稿をコピーした場合に出来る
とじ合わせ部分の影を自動的に消去するセンター消去機
能と、これら2つの影消去機能を組み合わせた枠+セン
ター消去機能がある。ここでは、枠消去キー120を操
作した段階では、枠消去モードが標準の状態で選択され
るとする(枠消去モードキー122が白黒反転する)。
センター消去モード123、あるいは枠+センター消去
124が最初に選択されるように設定しておくことも可
能である。
123,124の押圧によりモードを切り換えることが
可能である。また用紙の周囲に形成される枠画像(影)
を自動的に消去するために、消去領域をミリ単位で設定
できる入力キーも、表示画面右側に、それぞれの機能毎
に設けられている。そして、図番までは付与しないが、
アップ・ダウンキーの押圧操作により、1ミリ単位で0
から20ミリの範囲で枠消去領域を調整することが可能
となっている。図15に、詳細設定画面(C)におい
て、枠消去以外にセンター消去キー123、枠+センタ
ー消去キー124を操作した場合の詳細設定画面への遷
移状態(図15(C1)(C2))をそれぞれ表す。
て、枠消去モードの詳細設定が完了すると、表示画面の
略右上領域に配置された画面を遷移させる意味のキー1
25を操作して、図16に示す特別機能選択画面(D)
へと遷移させる。このとき、枠消去モードが選択されて
いるので、このことを操作者に伝えるために、枠消去キ
ー120は白黒反転している。
コン121は、枠消去モードが選択されていることを伝
えるために表示した専用のアイコンである。このアイコ
ン121は、詳細設定画面(C)から特別機能選択画面
(D)に表示画面が遷移しても、表示画面上において表
示の状態、位置などが基本的に変化しないようになって
いる。そして、特別機能選択画面(D)において、これ
以上の所望する特別機能の選択が無い場合は、特別機能
選択画面(D)を閉じて、基本画面へと遷移する指示を
キー126により入力することで、表示画面は図16の
基本画面(E)へと遷移する。なお、この基本画面
(E)においても、先に説明した枠消去モードの選択を
表すアイコンの位置は、前画面の時の表示位置と基本的
に変化しないようになっている。
移キー125を操作することにより、一旦特別機能選択
画面(D)へと遷移させた後、続けて基本画面へと遷移
する指示をキー126を操作すると先に説明した。しか
し、詳細設定画面(C)において、枠消去モードの設定
が完了した段階で画面切り換えキー126を操作するこ
とにより、直接基本画面(E)に遷移させることも可能
である。
ドの選択以外に、特別機能の1セット2コピーをさらに
選択した場合の表示の遷移を表したものである。枠消去
のアイコン121が表示されている基本画面(A)の状
態で、操作パネルの特別機能キー60が再び操作される
と、基本画面(A)は特別機能選択画面(B)に遷移す
る。当然のことながら、枠消去モードが選択されている
のでアイコン121は所定の表示位置を保ったままで、
また枠消去キー120は白黒反転の表示状態となってい
る。この状態で、特別機能の中から1セット2コピーキ
ー127が操作されると、特別機能選択画面(B)は1
セット2コピーキー127部分が白黒反転すると共に、
枠消去のアイコン121の横に1セット2コピーのアイ
コン128が表示される。この状態は、特別機能選択画
面(C)に図示された通りである。
されても、詳細選択画面が特にないので、キー127が
白黒反転すると共に、アイコン128が所定の領域に表
示させるように説明しているが、詳細選択画面が用意し
てあれば、他の画面の遷移と同様に表示されることは当
然のことである。
者がキー126を操作することで、再び基本画面(D)
へと復帰させる。なお、このときも、特別機能選択画面
(C)において、表示されていた枠消去のアイコン12
1と1セット2コピーのアイコン128は、基本画面
(D)において基本的に表示位置が変化しないようにな
っている。
るポイントについて説明する。これまでの説明におい
て、特別機能が選択されたこと、あるいは設定されてい
ることを表すために、表示部の所定位置に表示されてい
るアイコンを直接押圧すると、基本的にどの画面からで
も操作されたアイコンの意味するモードの詳細設定画面
を再表示させることができるようになっている。これ
は、アイコンの意味が分からなくなったとき、または、
設定されているモードの変更、取り消しなどを行うため
に設けられた機能である。
は特別機能選択画面(D)において、表示画面左上付近
に表示されている枠消去のアイコン121を押圧する
と、表示画面には詳細設定画面(C)が再び表示され
る。そして、操作者は現在の設定内容を確認できると共
に、その表示画面上で必要に応じて設定の変更を行い、
設定の変更が完了した段階で、先に説明したように、後
は順次基本画面(E)に向かって表示画面を遷移させる
操作を行うだけである。
したアイコンの表示方法についても図18〜図19を用
いて説明する。すなわち、選択されたモード、あるいは
選択されているモードを表示画面上で操作者に伝えるた
めのアイコンの表示方法を、例えば表示画面に表示され
る言語の種類に応じて変化させるようにしている。
て説明すると、図18(A)及び図19(A)は、日本
語による通常の表示画面とする。図18及び図19の
(B)(C)は、英語による表示画面である。(B)
は、複数のモードが選択されている場合に表示される複
数のアイコン同士の間隔を、通常より広くしたものであ
る。(C)は、アイコン自身のサイズを通常より大きく
したものである。このようにアイコンの間隔やサイズを
変えることにより、見やすくしたり、操作しやすくした
りする。
体の特徴に合わせて適切なアイコンのサイズ、間隔を設
定することにより、例えば指の大きさによって、指定す
べきアイコン以外のものを誤って押圧することがないよ
うに設定することにより、誤操作を防止する。また、視
力が弱い人を対象にする場合には、サイズを大きくして
見やすくしたり、間隔を大きくして、他の部分をタッチ
するという誤操作を防止する。こうして、誰もが操作し
やすいシステムとなる。
示画面の表示エリアの中において、多彩なモードの中か
ら複数のモードが設定された場合、基本的には一旦表示
されたアイコンは表示の位置を変動させない。しかし、
場合によってはアイコン同士の表示間隔を、限られた範
囲内で通常よりも狭めて表示させることも可能である。
こうして、限られた表示エリアにアイコンを多数表示す
ることが可能となる。また、他の方法として、アイコン
の表示サイズを、限られた範囲内で小さくして表示させ
るてもよい。
に表示されているアイコンの意味が分からなくなった場
合のために、あるいは現在設定されているモードの内容
を確認したい場合のために、図20に示すように、表示
画面の左横であって下側に設定確認キー131が配置さ
れている。この設定確認キー131を操作すると、表示
画面上に、実際に表示されているアイコンと、アイコン
の意味する機能名称、設定内容などを一覧表示する画面
が表示される。
表示する場合、基本画面に表示される外観図102の近
傍の領域(第1表示領域)に表示される画像編集に関す
るアイコンと、外観図に重なった領域(第2表示領域)
に表示させる用紙に対する処理に関するアイコンとを分
けて管理表示させることで、操作する人に対して分かり
やすく設定中のモード内容を確認させる構成ともなって
いる。こうして、モード内容を確認したあとは、アイコ
ンの設定内容を変更も解除もできる。
示された操作対象の機器の外観図近傍の領域(第1表示
領域)や該外観図と重なる領域(第2表示領域)に操作
指示を示すアイコンを表示させるので、どの部分をどの
ように操作するかが視覚的に捉えられ、操作内容を瞬時
に把握でき、操作作業の効率化を図ることができる。
るいは第2表示領域のいずれかにお互いに関連のあるア
イコン群をかためて表示させる構成としているので、ア
イコン表示の組み合わせを、操作者が確認して、各操作
内容とその関連性を視覚的に且つ即座に把握できるの
で、操作作業の効率化を図ることができる。
定手段により確定された指示内容に関するアイコンを所
定位置に表示させると共に、表示画面が切り換えられた
とき、表示されているアイコンが表示状態を維持して表
示されるので、画面が次々切り替えられても、アイコン
が表示され続けるため、表示されている画面までの操作
経緯が視覚的に瞬時に把握でき、操作作業の効率化を図
ることができる。
記第1表示領域あるいは第2表示領域のいずれかに表示
させる場合に、アイコン同士の間隔を変更可能にするの
で、見やすく操作しやすい間隔に設定でき、操作性が向
上する。
記第1の表示領域あるいは第2の表示領域のいずれかに
表示させる場合に、アイコンの大きさを変更可能とする
ので、見やすく操作しやすい間隔に設定でき、操作性が
向上する。
たアイコンが示す操作指示内容に関連するアイコンにつ
いて、その操作指示内容を前記表示装置に一覧表示させ
るので、指定したアイコンの操作内容がすぐ確認できる
とともに、関連アイコンの内容も確認できる。そのた
め、操作内容がすぐに把握でき操作作業の効率化を図る
ことができる。
域毎に分けて前記表示装置に一覧表示させるので、関連
アイコンを整理して表示しやすくなり、確認しやすくな
るとともに、理解しやすくなる。
確定されたアイコンに関するアイコン設定画面を表示さ
せるので、どの表示画面においてもアイコンの設定画面
が表示でき、アイコンの意味する詳細設定内容の確認が
簡単に行える。
した操作指示の設定内容を変更できるので、簡単に画面
表示されているアイコンから設定内容を変更でき、操作
性が向上する。
を示す断面図である。
ロック図である。
す平面図である。
である。
ローチャートである。
図である。
の全体外観図の画面に復帰した画面の説明図である。
である。
操作した場合の詳細設定画面への画面遷移図である。
である。
た場合の画面遷移図である。
表示図である。
画面表示図である。
る。
Claims (9)
- 【請求項1】 操作対象となる機器の外観図と操作指示
を行う指示キーと操作指示の指示内容を示すアイコンと
からなる像を表示する表示装置と、 前記表示装置に表示された像を操作者が指定した場合の
指定位置を検出するための位置検出装置と、 前記表示装置に所定の画面を表示する制御を行う制御装
置と、 を備え、 前記制御装置は、 前記位置検出手段から出力された位置情報から指定位置
に表示されている像を確定する像確定手段と、 確定した像に対する操作指示の内容を確定する指示内容
確定手段と、 前記指示内容確定手段により確定された指示内容に対応
するアイコンを、指示内容に関連する部分の外観図近傍
の第1表示領域あるいは該外観図と重なる第2表示領域
のいずれかに表示させる表示制御手段と、 を備えていることを特徴とする表示入力操作装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の表示入力操作装置におい
て、 前記表示制御手段は、アイコンに対する指示内容に応じ
て、その指示内容に関連するアイコンを、第1表示領域
あるいは第2表示領域のいずれかにまとめて表示するこ
とを特徴とする表示入力操作装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の表示入力操作装置におい
て、 前記表示制御手段は、前記指示内容確定手段により確定
された指示内容に関するアイコンを所定位置に表示させ
ると共に、各操作ごとに表示画面を切り替えるとき、切
り替え前に表示されているアイコンが、表示状態を維持
して表示されることを特徴とする表示入力操作装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の表示入力操作装置におい
て、 前記表示制御手段は、アイコン同士の間隔を変更可能と
することを特徴とする表示入力操作装置。 - 【請求項5】 請求項1記載の表示入力操作装置におい
て、 前記表示制御手段は、アイコンの大きさを変更可能とす
ることを特徴とする表示入力操作装置。 - 【請求項6】 請求項1記載の表示入力操作装置におい
て、 前記表示制御手段は、表示されているアイコンと、その
アイコンの示す操作指示内容を前記表示装置に一覧表示
させることを特徴とする表示入力操作装置。 - 【請求項7】 請求項6記載の表示入力操作装置におい
て、 前記表示制御手段は、表示されているアイコンを各領域
毎に分けて前記表示装置に一覧表示させることを特徴と
する表示入力操作装置。 - 【請求項8】 請求項1記載の表示入力操作装置におい
て、 前記像確定手段は、前記位置検出手段が検出したアイコ
ンを確定し、 前記指示内容確定手段は、確定したアイコンに対応する
操作指示内容を確定し、 前記表示制御手段は、確定されたアイコンに対応する指
示内容に関する設定画面を表示させることを特徴とする
表示入力操作装置。 - 【請求項9】 請求項8又は9記載の表示入力操作装置
において、 前記制御装置は、アイコンに対応した操作指示の設定内
容を変更する操作指示変更手段を更に備えたことを特徴
とする表示入力操作装置。
Priority Applications (5)
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JP29292097A JP3566048B2 (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | 表示入力操作装置 |
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EP08005829.0A EP1944657A3 (en) | 1997-06-20 | 1998-06-18 | An input device |
DE69841819T DE69841819D1 (de) | 1997-06-20 | 1998-06-18 | Eingabevorrichtung |
EP98111184A EP0886189B1 (en) | 1997-06-20 | 1998-06-18 | An input device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP29292097A JP3566048B2 (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | 表示入力操作装置 |
Publications (2)
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JP29292097A Expired - Lifetime JP3566048B2 (ja) | 1997-06-20 | 1997-10-24 | 表示入力操作装置 |
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JP (1) | JP3566048B2 (ja) |
Cited By (9)
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