JPH0675454A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0675454A
JPH0675454A JP4227110A JP22711092A JPH0675454A JP H0675454 A JPH0675454 A JP H0675454A JP 4227110 A JP4227110 A JP 4227110A JP 22711092 A JP22711092 A JP 22711092A JP H0675454 A JPH0675454 A JP H0675454A
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JP
Japan
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display
user
image forming
forming apparatus
main body
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Withdrawn
Application number
JP4227110A
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English (en)
Inventor
Yumiko Koizumi
由美子 小泉
Akihiko Matsubara
昭彦 松原
Junji Hirooka
純二 広岡
Suguru Yamamoto
英 山本
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH0675454A publication Critical patent/JPH0675454A/ja
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作性のよい画像形成装置を提供する。 【構成】 1は複写機本体、4は液晶画面、5は本体説
明モードキーである。必要に応じて本体説明モードキー
5を押すと、液晶画面4に、本体各部の名称,はたらき
が表示され、知りたい項目を指示すると、さらに詳しい
説明を示す画面が表示される。このようにして、操作が
初めての人または不慣れな人の装置への不安感をなく
し、容易に操作することができるようにする。またユー
ザメンテナンスの際、ユーザが装置の構成を理解して作
業できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ,複写機等の
画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種画像形成装置には、次のa〜dに
示すような従来例がある。
【0003】a.製品に添付する取扱い説明書に、図4
に示すような、画像形成装置各部の名称とはたらきにつ
いて説明するページがある。
【0004】b.色変換,カラーバランス,画像変形と
いった任意のコピーモードの組み合わせを登録する「モ
ードメモリ登録」がある。この「モードメモリ登録」
は、画像形成装置の記憶部に設定内容を保存するしくみ
になっている。
【0005】c.複写機等画像形成装置の使用時におけ
る印字及びコピー排紙終了による動作停止、また紙づま
り,原稿づまり,用紙不足,トナー不足等のトラブルに
よる動作停止状況を知らせる手段として、液晶メッセー
ジディスプレイ表示及び発光ダイオードを点灯させるこ
とにより、その装置の設置場所にいる使用者のみに確認
させる手法がとられている。さらに、その装置をこれか
ら使用する予定のある人に、その動作状況を確認させる
ためにも、同様の手法がとられている。
【0006】d.装置の作動中には、紙補給,トナー補
給,紙詰まり処理などユーザーの手にたよらなければな
らない状態がある。装置本体はユーザーにその状態を知
らせる必要があり、従来はLED(発光ダイオード)の
点灯/点滅,液晶ディスプレイによるメッセージ表示,
ブザーにより音で知らせるなどの手段がとられている。
そしてそれらの装置は画像形成装置本体内に固定されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記a〜dに
示す従来例にそれぞれ対応して次のe〜hに示すような
問題がある。
【0008】e.前記aに示す従来例では、ユーザがコ
ピー作業を始める際または途中に、画像形成装置の各部
の名称やはたらきを知りたいとき以下のような問題があ
る。
【0009】取扱い説明書を開いてページを探し、図
と本体を照らし合わせるという余分な作業をしなければ
ならない。
【0010】画像形成装置の操作が初めての人または
不慣れな人が操作をする場合、取扱い説明書の操作説明
のページと各部の名称とはたらきを説明するページの両
方を一度に見なければならない。
【0011】装置全体の構成が瞬時にわからない。
【0012】f.前記bに示す従来例では、以下のよう
な問題がある。
【0013】「モードメモリ登録」の登録の数に限り
があり、多数のものを登録することができない。
【0014】設定内容は、画像形成装置の記憶部から
ディスプレイに呼び出され、一つづつしか表示されな
い、そのため複数個の設定について内容の違いを確認す
るのは困難である。
【0015】「モードメモリ登録」は、装置本体の記
憶部を使用するため、設定内容の一時的な保存のための
傾向が強く、長期の保存には向かない。
【0016】設定内容の確認には、画像形成装置が必
要であり、それが設置された場所に限定され容易に行え
ない。
【0017】g.前記cに示す従来例では、装置の動作
中、その使用者が他の作業をするため設置場所から離れ
てしまうと、動作状況が確認できなくなってしまい以下
のような問題がある。
【0018】使用者は動作状況を確認するためだけに
装置の設置場所まで、時々戻る手間をかけなければなら
ない。
【0019】紙づまり,原稿づまり,用紙不足,トナ
ー不足等のトラブルにより動作が停止してしまった時分
から、使用者が動作状況確認のため装置の設置場所に戻
ってくるまでの時分に時間がとられていた場合、その時
間は印字及びコピー排紙動作が行われず無駄となってし
まい排紙終了までの総時間が長くなってしまう。
【0020】h.前記dに示す従来例では以下に述べる
問題がある。
【0021】LEDや液晶表示などの装置は、画像形成
装置の操作部に固定されており、操作部が見えない位置
まで離れてしまうと機械に発生した紙無しやトナー無し
などのエラーがわからない。この欠点を補うためにブザ
ー音を併用しているが、これも音の聞こえない場所まで
ユーザが離れた場合には同様の結果となる。特に複写機
で大量コピーを行う場合などは、コピー終了まで時間が
かかるため、ユーザは機械の前をはなれ他の仕事をする
ことが考えられる。そろそろコピーが終わったと思われ
る頃に機械の前に戻ると、途中で用紙がなくなってお
り、設定枚数をこなさないで止まっている場合も生じ
る。このようなときは単なる時間のロスのみならず、ユ
ーザの心理的な面にも影響を及ぼすという問題がある。
【0022】本発明は、このような問題を解消するため
になされたもので、操作性の優れた画像形成装置を提供
することを目的とするものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では画像形成装置を次の(1)〜(5)のと
おりに構成する。
【0024】(1)当該装置各部の名称および/または
はたらきを記憶する記憶手段と、表示手段と、前記名称
および/またははたらきを前記表示手段に表示するよう
に表示モードを切り替える表示モード切替え手段とを備
えた画像形成装置。
【0025】(2)当該装置の操作を設定する操作設定
手段と、表示手段と、前記操作設定手段による設定内容
を前記表示手段に表示するように表示モードを切り替え
る表示モード切替え手段と、この表示モード切替え手段
により切り替えられて前記表示手段に表示されている設
定内容をハードコピー出力するよう出力モードを切り替
える出力モード切替え手段とを備えた画像形成装置。
【0026】(3)当該装置の動作状況に応じたメッセ
ージを生成するメッセージ生成手段と、このメッセージ
生成手段の出力を通信回線を介して外部端末に送信する
送信手段とを備えた画像形成装置。
【0027】(4)画像形成装置本体と、この画像形成
装置本体に着脱自在で、かつ着脱にかかわらずこの画像
形成装置の状況を表示する表示装置とを備えた画像形成
装置。
【0028】(5)表示装置は、画像形成装置の状況を
表示する際に、ユーザの注意を喚起する手段を備えてい
る前記(4)記載の画像形成装置。
【0029】
【作用】前記(1)の構成により、表示モードを切り替
えて、表示手段に当該装置各部の名称および/またはは
たらきを表示できる。前記(2)の構成によれば、表示
モードを切り替えて操作設定手段の設定内容を表示で
き、また出力モードを切り替えて、表示手段に表示され
ている設定内容をハードコピー出力できる。前記(3)
の構成によれば、当該装置の動作状況に応じたメッセー
ジを、通信回線を介して外部端末に送信できる。前記
(4)の構成によれば、装置本体への着脱にかかわら
ず、表示装置により装置本体の状況を表示できる。前記
(5)の構成によれば、前記(4)の装置において、画
像形成装置の状況を表示装置で表示する際、ユーザの注
意を喚起することができる。
【0030】
【実施例】以下本発明を実施例で詳しく説明する。な
お、実施例1,実施例2は請求項1に記載された発明の
実施例であり、実施例3,実施例4は請求項2に記載さ
れた発明の実施例であり、実施例5,実施例6,実施例
7は請求項3に記載された発明の実施例であり、実施例
8,実施例9,実施例10は請求項4,請求項5に記載
された発明の実施例である。
【0031】(実施例1)図1は実施例1である“複写
機”の上面斜視図である。同図において、1は複写機本
体、2はコピースタートキー、3は各種モード設定を行
うためのモード設定キー群、4は液晶画面、5は「本体
説明モード」キーである。
【0032】図2は、「本体説明モード」の操作フロー
を示す図である。次に、図2を参照し操作方法について
説明する。「本体説明モード」セット(S1)により、
次のことが行われる。
【0033】液晶画面に本体各部の名称,はたらきが
表示される(S2)。
【0034】知りたい項目を選択することにより、さ
らに、詳しい説明を示す画面が表示される(S3〜S
6)。
【0035】これらの情報を収集した後、「本体説明
モード」を解除(S7)、モードセット前の表示に戻
る。
【0036】このようにして、取扱い説明書を参照する
ことなく、液晶画面により本体各部の名称,はたらきを
随時知ることができ、以下の効果が得られる。
【0037】操作が初めての人または不慣れな人の画
像形成装置への不安感をなくすることができる。
【0038】本体内部の名称やはたらきを説明するこ
とで、ユーザメンテナンスの際、ユーザが装置の構成を
理解して作業することができる。
【0039】(実施例2)実施例1は、複写機におい
て、画面に本体の各部の名称やはたらきを表示すること
によって、初めてのユーザまたは不慣れなユーザの不安
感をなくし操作性向上を狙ったものであるが、図3に見
られるように、ワードプロセッサに「一時待機モード」
機能を設けることにより同様の効果を狙うことができ
る。これを実施例2として説明する。図3において、6
はワードプロセッサ、7はキーボード、8は「本体説明
モード」キーである。
【0040】次に、操作について説明する。ワードプロ
セッサ6において、キー8を押下して「本体説明モー
ド」をセットする。「本体説明モード」セットにより、
次のことが行われる。
【0041】ワードプロセッサ画面に本体各部の名
称,はたらきが表示される。
【0042】知りたい項目を選択することにより、さ
らに、細かい説明を表示する画面が表示される。
【0043】これらの情報を収集した後、「本体説明
モード」を解除、モードセット前の表示に戻る。
【0044】(実施例3)図5は、実施例3である“複
写機”の上面を示す斜視図である。実際に液晶ディスプ
レイ13に表示された画面(表示画面)が原稿の絵柄と
組み合わされてハードコピー出力された状態17を示し
ている。11が「画面コピーモード」キーであり、タッ
チパネルのタイプではなくハードウエアキーにしてい
る。
【0045】図6は、実施例3の簡単な操作フローを示
す図である。ここでは、表示画面の出力用紙に対するレ
イアウトの設定画面を、「レイアウト画面」とし「画面
コピーモード」の一例として示す。操作の流れは、以下
のようになる。
【0046】出力の指定をする画面は、あらかじめそ
の画面の設定を済ませておく。
【0047】「画面コピーモード」キーを押した直後
に、表示画面の画像データが複写機本体のメモリに保存
されるため、キーを押した時点での画面の状態が出力さ
れる。
【0048】「画面コピーモード」の「レイアウト画
面」が表示される。ここでの「レイアウト画面」自体は
例として示しており、この画面は、出力用紙サイズに合
わせた位置の設定を意味している。
【0049】「画面コピーモード」を抜けた時点で元
の画面に戻り、設定操作を続行していく。
【0050】最終的に指定した表示画面が原稿と組み
合わされ出力される。
【0051】(実施例4)本実施例は、図7に示すよう
に複数の表示画面を同時に出力する場合の例である。n
個の表示画面を同時に出力する場合操作の流れは、以下
のようになる。
【0052】出力の指定をする画面は、あらかじめそ
の画面の設定を済ませておく。
【0053】「画面コピーモード」キーを押した直後
に、表示画面の画像データが複写機本体のメモリに保存
される。「画面コピーモード」の「登録画面」が表示さ
れる。ここでの「登録画面」自体は例として示してお
り、n個の表示画面を登録し、同時に出力できることを
意味している。また用紙2枚に分割して出力する。操作
設定を行いながら、この,の操作をn回繰り返しn
個の表示画面を登録する。
【0054】画像処理された原稿のコピーが出力され
た後に登録したn個の表示画面が出力される。
【0055】このようにして、実施例3,実施例4によ
り次のような効果が得られる。
【0056】「画面コピーモード」により出力された
表示画面のハードコピーは、複写機によりハードコピー
出力された画像に対しての操作設定内容として正確な記
録であり、複写機の操作指示書として使用可能である。
【0057】特に複写機などの画像形成装置において
豊富である画像処理機能の中で、カラーバランスや色変
換といった操作パラメータの微妙な調整により出力画像
が変化する場合、希望の画像を出力するため数回のテス
ト出力を行うことがあるが、正確なパラメータの値とし
て表示画面のハードコピーを用いることにより、わざわ
ざ複写機のディスプレイで確認することなく、また調整
中の出力物数枚を通してパラメーターの確認ができるこ
とから色味などの微妙な調整の効率化がはかれる。
【0058】(実施例5)図8は、実施例5である“複
写機”の概略的構成図である。同図において、21は多
量のコピーを行う使用者、22はこの使用者のいる居
室、23は使用者用の宅内電話機である。24は使用者
とは別の居室に設置されている複写機であり、25はそ
の電話装置部、26は電話装置部25と使用者用の宅内
電話機23を結ぶ宅内回線、27は動作状況確認CPU
装置部、28は音声合成部、29は原稿送り装置、30
はメッセージディスプレイ部、31はスタートキー、3
2はソーター部である。
【0059】図9は、本実施例の、使用者の操作及び動
作状況確認機能付複写機のフローチャートである。以
下、操作,動作等を図9を参照し説明する。
【0060】複写機24から離れた居室22にいる多量
のコピーをしようとしている使用者21が、複写機24
に内蔵された電話装置部25を通して、動作状況確認C
PU装置部27を宅内電話機23と宅内回線26を介し
て呼び出す(S20)。
【0061】次に、呼び出され回線接続された動作状況
確認CPU装置部27は、複写機24の状況を確認して
(S21)「使用中です」,「使用していません」とい
う音声を音声合成装置部28により音声信号として電話
装置部25から宅内回線26と宅内電話機23を介して
使用者21へ伝える(S22,S23)。
【0062】ここで音声が「使用中です」であれば、使
用者21は数分後、再度呼び出しを行う。「使用してい
ません」の音声であれば、使用者21は原稿を持ち複写
機24の設置場所まで移動する。
【0063】次に、使用者21は原稿を原稿送り装置2
9にセットする。そして、動作状況確認CPU装置部2
7の機能設定を行う。すなわち居室22にある宅内電話
機23の番号を電話装置部25にある10キーで入力
し、表示部で確認する。その後動作状況確認CPU装置
部27にある設定キーを押し、機能をセットする(S2
5)。
【0064】次に、スタートキー31を押す。それによ
り、コピー動作がスタートし(S26)、ソーター部3
2にコピー排紙が始まると同時に、動作状況確認CPU
装置部27の機能もスタートする。その後、使用者21
は居室22に戻り、他の作業を行う。
【0065】次に、複写機24が動作中に紙づまり,原
稿づまり,用紙不足,トナー不足等のトラブル動作が生
じた場合(S27)、メッセージディスプレイ30に
「トラブルが発生しました」と表示するとともに、複写
機24は動作を停止する。
【0066】動作状況確認CPU装置部27は、そのト
ラブルを感知し電話装置部25に入力されていた宅内電
話23の番号にもとづいて音声合成部28,宅内回線2
6,宅内電話23を介して、「トラブルが発生しまし
た」と、居室22にいる使用者21に音声信号を送信す
る(S28)。
【0067】次に、使用者21は、複写機24の設置場
所に行き、トラブルの点検,保守作業を行った上、スタ
ートキー31を押し再スタートさせる(S29)。それ
と同時に動作状況確認CPU装置部27の機能も再スタ
ートする。その後、使用者21は再び居室22に戻り、
他の作業を行う。
【0068】再スタートされた後、複写機24は動作中
になにもトラブルを起こさず、ソーター部32にコピー
排紙を終了させると動作を停止する(S30)。
【0069】停止と同時にメッセージディスプレイ30
に「コピー終了」を表示するとともに、居室22にいる
使用者21にも宅内回線26を通して同旨の音声信号を
送信する(S31)。使用者21がその音声信号を聞い
た後、電話機23がオフにされ、宅内回線26が切れた
時、電話装置部25に入力されていた宅内電話23の番
号はクリアされる。
【0070】次に、使用者21は複写機24の設置場所
に行き、ソーター部32に排紙されたコピーと原稿送り
装置29にある原稿をとり上げ、コピー作業を終了する
(S32)。
【0071】その後、使用者21は居室22に戻り、再
度、同様のコピー作業が発生した場合は、以上説明して
きた操作,動作等がくりかえされる。
【0072】(実施例6)実施例5は複写機の動作状況
を、宅内回線の有線方式により使用者に確認させる機能
をもつ複写機であるが、本実施例は、応答メッセージ装
置による音声信号の発信と動作状況を無線電話機の親機
と子機を介して使用者に確認させる機能をもつ複写機の
例である。
【0073】図10における33は無線電話機の親機、
34は無線電話機の子機、35は応答メッセージ装置部
である。その他の実施例5と同符号部は同機能部であ
り、ここでの説明は省略する。
【0074】図11は、本実施例の、使用者の操作及び
動作状況確認機能付複写機の動作フローチャートであ
る。以下その操作,動作等を図11を参照し説明する。
【0075】複写機24から離れた居室22にいる、多
重コピーをしようとしている使用者21が、複写機24
に内蔵された無線電話機33の親機を通して、動作状況
確認CPU装置部27を無線電話機の子機34により呼
び出しを行う(S20)。
【0076】次に呼び出され、無線接続された動作状況
確認CPU装置部27は、複写機24の状況を確認して
(S21)、「使用中です」,「使用していません」と
いう音声を、応答メッセージ装置部35と音声合成装置
部28により音声信号として、無線電話機33の親機か
ら無線電話機の子機34を介して使用者21へ伝える
(S22,S23)。
【0077】ここで音声が「使用中です」であれば、使
用者21は数分後、再度呼び出しを行う。「使用してい
ません」の音声であれば使用者21は原稿を持ち、複写
機24の設置場所まで移動する(S24)。
【0078】次に使用者21は、原稿を原稿送り装置2
9にセットする。そして、動作状況確認CPU装置部2
7の機能設定を行う(S25)。すなわち使用者21が
持っている無線電話機の子機34の呼び出し番号を無線
電話機33の親機にある10キーで入力し、表示部で確
認する。その後、動作状況確認CPU装置部27にある
設定キーを押し、機能をセットする(S25)。
【0079】次にスタートキー31を押す。それによ
り、コピー動作がスタートし、ソーター部32にコピー
排紙が始まると同時に、動作状況確認CPU装置部27
の機能もスタートされる(S26)。その後、使用者2
1は居室22に戻り、他の作業を行う。
【0080】次に、複写機24が動作中に、紙づまり,
原稿づまり,用紙不足,トナー不足等のトラブル動作が
生じた場合(S27)、複写機24は動作を停止する。
動作状況確認CPU装置部27は、そのトラブルを感知
し、無線電話機33の親機に入力されていた無線電話機
の子機34に、応答メッセージ装置部35と音声合成装
置部28を介して「トラブルが発生しました」と居室2
2にいる使用者21に音声信号を送信する(S28−
1)。
【0081】次に使用者21は、複写機24の設置場所
に行き、トラブルの点検,保守作業を行った上、スター
トキー31を押し再スタートさせる(S29)。それと
同時に、動作状況確認CPU装置部27の機能も再スタ
ートする。その後、使用者21は再び居室22に戻り、
他の作業を行う。
【0082】再スタートされた後、複写機24は動作中
に何もトラブルを起こさず、ソーター部32にコピー排
紙を終了させると動作を停止する。
【0083】停止と同時に動作状況確認CPU装置部2
7は、応答メッセージ装置部35,音声合成装置部2
8,無線電話機33の親機を通して、「コピー終了しま
した」というメッセージを居室22にいる使用者21が
持っている無線電話機の子機34に音声信号を送信し連
絡する(S31−1)。使用者21がその音声を聞いた
後、無線電話機の子機34がオフにされ、無線の送信状
態が切れた時、無線電話機33の親機に入力されていた
子機34の番号はクリアされる。
【0084】次に、使用者21は、複写機24の設置場
所に行き、ソーター部32に排紙されたコピーと原稿送
り装置29にある原稿をとり上げ、コピー作業を終了す
る(S32)。その後、使用者21は居室22に戻り、
再度同様のコピー作業が発生した場合は、以上説明して
きた操作,動作等がくりかえされる。
【0085】(実施例7)実施例6は複写機の動作状況
を宅内回線及び無線回線を介して音声により使用者に確
認させる機能をもつ複写機の例であるが、本実施例は、
動作状況をNTT(日本電信電話株式会社商標)回線と
ポケットベル(日本電信電話株式会社商標)システムを
介して使用者に確認させる機能をもつ複写機の例であ
る。
【0086】図12において、36は使用者用のポケッ
トベル装置、37は電話装置25と使用者用のポケット
ベル装置36をむすぶNTT回線である。その他の実施
例6と同符号部は同機能であり、ここでの説明は省略す
る。
【0087】図13は、本実施例の、使用者の操作及び
動作状況確認機能付複写機の動作フローチャートであ
る。以下その操作,動作等を図13により説明する。
【0088】複写機24から離れた居室22にいる多重
コピーをしようとしている使用者21は、原稿を持って
複写機24の設置場所へ移動する(S24)。次に、使
用者21は、原稿を原稿送り装置29にセットする。そ
して、動作状況確認CPU装置部27の機能設定を行
う。すなわち使用者21が持っているポケットベル装置
36の呼び出し番号を電話装置部25にある10キーで
入力し、表示部で確認する。その後、動作状況確認CP
U装置部27にある設定キーを押し機能をセットする
(S25)。次にスタートキー31を押す。それにより
コピー動作がスタートし(S26)、ソーター部32に
コピー排紙が始まると同時に、動作状況確認CPU装置
部27の機能もスタートされる。その後、使用者21は
居室22に戻り他の作業を行う。
【0089】次に複写機24が動作中に紙づまり,原稿
づまり,用紙不足,トナー不足等のトラブル動作が生じ
た場合、メッセージディスプレイ30に「トラブルが発
生しました」と表示し、複写機24は動作を停止する。
【0090】動作状況確認CPU装置部27は、そのト
ラブルを感知し、電話装置部25に入力されているポケ
ットベル装置36の呼び出したNTT回線37を介して
居室22にいる使用者21にピーピ音等のアラームで確
認させる(S28−2)。
【0091】次に使用者21は、複写機24の設置場所
に行き、トラブルの点検,保守作業を行った上、スター
トキー31を押し再スタートさせる(S29)。それと
同時に、動作状況確認CPU装置部27の機能も再スタ
ートする。
【0092】その後、使用者21は、再び居室22に戻
り、他の作業を行う。再スタートされた後、複写機24
は、動作中に何もトラブルをおこさず、ソーター部32
にコピー排紙を終了させると動作を停止する。停止と同
時に動作状況確認CPU装置27は電話装置部25,N
TT回線37を介して居室22にいる使用者21にピー
ピ音等のアラームでコピー終了を確認させる。その後、
電話装置部25に入力されていたポケットベル装置36
の呼び出し番号はクリアされる。次に使用者21は、複
写機24の設置場所に行き、原稿とコピーをとり上げ、
コピー作業を終了する(S32)。
【0093】本実施例では、既存のNTT回線,ポケッ
トベルシステムを利用することにより、使用者が居室以
外の場所にいても、動作状況を確認でき効果的である。
【0094】このようにして、実施例5,実施例6,実
施例7によれば、次の効果が得られる。
【0095】複写機から離れたところにいる使用者が
動作状況を確認するためだけに、その装置の設置場所ま
でいききする手間がなくなり、無駄な時間を省け、かつ
使用者は他の仕事も並行して行える。
【0096】トラブル発生により複写機が停止してい
る状況確認ができるため、停止したままの放置時間を最
小限に抑えることができる。
【0097】(実施例8)図14は、実施例8である
“複写機”の斜視図である。同図において、41は複写
機本体、42は複写機本体41の動作状態を表示し、な
おかつ複写機本体41から切り離し可能な即ち着脱自在
の表示装置である。
【0098】図15は、表示装置2の拡大斜視図であ
り、同図において、43はコピーの終了を知らせるため
のLED、44は用紙が無くなったことを知らせるため
のLED、45はトナーが無くなったことを知らせるL
ED、46は複写機本体41の内部で紙づまりが発生し
たことを知らせるLEDである。
【0099】ユーザは、複写機本体41にコピー内容を
設定し、コピーを開始させた後に、表示装置42を本体
41からとりはずし携帯して他の作業にはいるとする。
【0100】複写機本体41と表示装置42はFM電波
などの通信手段を内蔵しており、とりはずした状態にお
いても複写機本体41の状態を表示装置42に無線で通
信することができる。
【0101】複写機本体41が通常にコピーを終了すれ
ば、これを前記通信手段により表示装置42に伝え、表
示装置42は内蔵されたブザー装置(不図示)によって
音を出すと同時にLED43を点灯させ、ユーザにコピ
ーが終了したことを知らせる。
【0102】また複写機本体41のコピー中に用紙がな
くなったときは、同様に表示装置42は音を発し、同時
にLED44を点灯させ、ユーザに紙補給が必要である
ことを知らせる。
【0103】またトナーの補給が必要なときや、紙づま
りを起こしたときなども、同様にそれぞれLED45,
LED46の点灯とブザー音で状況をユーザに知らせ
る。
【0104】なお、表示装置42は複写機本体41に装
着中には、従来の表示部と同様に機能する。
【0105】本実施例特有の効果としては、それぞれ単
独のLEDを使う構成のため、コピー終了のLEDはグ
リーン,補給を示すLEDはオレンジ、紙づまりを示す
LEDはレッドといった具合に、状態表示を色別するこ
とができ、視認性が良いところである。
【0106】(実施例9)図16は実施例9で用いる表
示装置を示す図であり、複写機本体41との結合構成は
実施例8と同一である。同図において、51は表示装置
本体、47は複写機本体41からの通信内容を表示する
ための液晶ディスプレイである。複写機本体41が通常
にコピーを終了すれば、実施例8で述べたと同様の手段
により、表示装置42は音を発し、同時に液晶ディスプ
レイにドット文字でメッセージを表示する。(表示例:
「コピーガオワリマシタ。」)また、複写機本体41の
コピー中に用紙がなくなったときは同様に表示装置42
は音を発し、同時に紙補給を促すメッセージを液晶ディ
スプレイにドット文字で表示する。(表示例:「ヨウシ
ヲホキュウシテクダサイ。」)また、トナーの補給が必
要なときは紙づまりを起こした時なども同様にブザー音
とメッセージで状況をユーザに知らせる。
【0107】本実施例特有の効果としてはドット表示の
液晶ディスプレイのため、表示できる内容は無限に近い
ことである。例えば今何枚目をコピーしているところか
の表示もできるし、英語に切り替えて表示することなど
も可能である。
【0108】(実施例10)図17は実施例10で用い
る表示装置を示す図であり、複写機本体41との結合構
成は実施例8と同一である。同図において、52は表示
装置本体、48は複写機本体41からの通信を表示する
7セグメントLEDである。複写機本体が通常にコピー
を終了すれば、実施例8で述べたと同様の手段により、
表示装置52は音を発し、同時に7セグメントLED8
を数字「1」に点灯させる。数字の「1」が表示された
ときはコピー終了を示す旨を表示装置52に記してお
き、ユーザはその対応でコピーが終了したことを知るこ
とができる。また複写機本体41のコピー中に用紙が無
くなったときは数字が「2」と表示され、トナーが無く
なったときは「3」と表示するといった具合に、数字に
よってユーザに状況を知らせる。
【0109】本実施例特有の効果としては実施例8に比
べて生産性がよく、実施例9に比べてコスト的に有利な
ことである。
【0110】なお、実施例8〜10では、注意を喚起す
るのに、ブザー音を用いているが、この他に、光,振動
等の適宜の手段を用いることができる。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば操
作性のよい画像形成装置が得られる。詳しくは、請求項
1に記載の発明では、当該装置各部の名称,はたらきを
随時知ることができ操作性がよい。請求項2に記載の発
明では、当該装置の操作設定内容をハードコピー出力で
き、これを事後の操作指示の参考にできるので操作性が
よい。請求項3に記載の発明では、当該装置の動作状況
を通信回線を介して知ることができるので、無駄な時間
が省け、或は放置時間が最小限にできて、操作性がよ
い。請求項4,請求項5に記載の発明では、当該装置の
状況を表示する表示装置を本体からはずして携帯できる
ので、請求項3の発明と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の上面斜視図
【図2】 実施例1における本体説明モードの操作フロ
ーを示す図
【図3】 実施例2の斜視図
【図4】 取扱い説明書の例を示す図
【図5】 実施例3の上面斜視図
【図6】 実施例3における操作フローを示す図
【図7】 実施例4における操作フローを示す図
【図8】 実施例5の概略的構成図
【図9】 実施例5の操作等を示すフローチャート
【図10】 実施例6の概略的構成図
【図11】 実施例6の操作等を示すフローチャート
【図12】 実施例7の概略的構成図
【図13】 実施例7の操作等を示すフローチャート
【図14】 実施例8の斜視図
【図15】 実施例8で用いる表示装置の斜視図
【図16】 実施例9で用いる表示装置の斜視図
【図17】 実施例10で用いる表示装置の斜視図
【符号の説明】
1 複写機本体 4 液晶画面 5 「本体説明モード」キー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 英 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 当該装置各部の名称および/またははた
    らきを記憶する記憶手段と、表示手段と、前記名称およ
    び/またははたらきを前記表示手段に表示するように表
    示モードを切り替える表示モード切替え手段とを備えた
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 当該装置の操作を設定する操作設定手段
    と、表示手段と、前記操作設定手段による設定内容を前
    記表示手段に表示するように表示モードを切り替える表
    示モード切替え手段と、この表示モード切替え手段によ
    り切り替えられて前記表示手段に表示されている設定内
    容をハードコピー出力するよう出力モードを切り替える
    出力モード切替え手段とを備えたことを特徴とする画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 当該装置の動作状況に応じたメッセージ
    を生成するメッセージ生成手段と、このメッセージ生成
    手段の出力を通信回線を介して外部端末に送信する送信
    手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 画像形成装置本体と、この画像形成装置
    本体に着脱自在で、かつ着脱にかかわらずこの画像形成
    装置の状況を表示する表示装置とを備えたことを特徴と
    する画像形成装置。
  5. 【請求項5】 表示装置は、画像形成装置の状況を表示
    する際に、ユーザの注意を喚起する手段を備えているこ
    とを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
JP4227110A 1992-08-26 1992-08-26 画像形成装置 Withdrawn JPH0675454A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11134160A (ja) * 1997-10-24 1999-05-21 Sharp Corp 表示入力操作装置
JP2000293333A (ja) * 1999-04-12 2000-10-20 Seiko Epson Corp 印刷情報設定装置およびその方法並びに記録媒体
JP2008053815A (ja) * 2006-08-22 2008-03-06 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置、および画像形成装置の制御方法

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