JP4521701B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、入力された画像データを所定の処理モードで画像処理する、例えばデジタル複写機等の画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記のような画像処理装置として、画像処理前に画像データの属性、例えば、画像が文字画像(2値画像)、写真画像(多値画像)か、網点画像か、カラー画像か、モノクロ画像か、原稿サイズ、イメージサイズ等の属性を検出し、検出した属性に応じた処理モードを設定し、該設定された処理モードで画像処理を開始する構成のものが知られている(例えば、特開平9−261417号、特開平9−163090号、特開平7−23242号、特開平8−274942号、特開平8−242366号、特開平7−273952号、特開平10−341341号、特開平8−307722号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の画像処理装置においては、画像処理前に画像データの属性を検出する構成であるため、そのための予備スキャンを行ったり、原稿読み取り位置の手前に専用の属性検出装置を配置すること等が行われており、画像処理の開始までに時間がかかるとか、属性検出装置の分がコストアップとなるというような欠点があった。
【0004】
この発明は、このような欠点を解消するためになされたものであって、予備スキャンや専用の属性検出装置が不要であり、処理時間も短縮できてコストも抑制した画像処理装置の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、原稿を読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段で読み取られた原稿の画像データを、設定した処理モードに応じて画像処理する画像処理手段と、前記読み取り手段による原稿の読み取り中に、前記画像処理と並行して、画像データの前記処理モードに関する属性を検出する属性検出手段と、前記読み取り手段による原稿の読み取り中に、前記処理モードが、前記属性検出手段で検出された画像データの属性に適しているかどうかを判定する適否判定手段と、前記読み取り手段により読み取られた原稿の画像データに対する画像処理を、所定の処理モードで前記画像処理手段に開始させたのち、前記適否判定手段により、前記処理モードが画像データの属性に適していることが判定された場合には、その処理モードでの画像処理を継続させ、処理モードが画像データの属性に適していないことが判定された場合には、前記読み取り手段に原稿の再度の読み取りを実行させるとともに、前記処理モードを画像データの属性に適する処理モードに変更して、前記読み取り手段により再度読み取られた原稿の画像データに対する画像処理の最初からのやり直しを前記画像処理手段に実行させる制御手段と、を備えたことを特徴とする画像処理装置、または入力された画像データを格納する画像メモリと、前記画像データの画像メモリへの格納中に画像メモリから読み出された画像データを、設定した処理モードに応じて画像処理する画像処理手段と、前記画像データの画像メモリへの格納中に、前記画像処理と並行して、画像データの前記処理モードに関する属性を検出する属性検出手段と、前記画像データの画像メモリへの格納中に、前記処理モードが、前記属性検出手段で検出された画像データの属性に適しているかどうかを判定する適否判定手段と、前記画像メモリから読み出された画像データに対する画像処理を、所定の処理モードで前記画像処理手段に開始させたのち、前記適否判定手段により、前記処理モードが画像データの属性に適していることが判定された場合には、その処理モードでの画像処理を継続させ、処理モードが画像データの属性に適していないことが判定された場合には、前記画像メモリからの画像データの再度の読み出しを実行するとともに、処理モードを画像データの属性に適する処理モードに変更して、読み出された画像データに対する画像処理の最初からのやり直しを前記画像処理手段に実行させる制御手段と、を備えたことを特徴とする画像処理装置によって解決される。
【0006】
この画像処理装置によれば、読み取り手段による原稿の読み取り中、または画像データの画像メモリへの格納中に、画像処理と並行して、画像データの前記処理モードに関する属性の検出を行うとともに、処理モードが、検出した画像データの属性に適しているかどうかを判定する。そして、初期設定された処理モードが、検出した属性に適しているときは、そのまま画像処理を継続するから、画像処理の前に画像データの属性の検出を別途行う場合に比べて、処理時間が短くなるし、属性検出のための専用の装置も不要である。また、初期設定された処理モードが、検出した画像データの属性に適していない場合には、読み取り手段に原稿の再度の読み取りを実行させ、または画像メモリからの画像データの再度の読み出しを実行するとともに、前記処理モードを画像データの属性に適する処理モードに変更して、画像データに対する画像処理の最初からのやり直しを画像処理手段に実行させるから、常に最適な処理モードで画像処理された画像データが得られると共に、画像処理の途中から画像処理を変更する場合のような画質の不均一もない。
【0015】
また、前記課題は、原稿を読み取る読み取りステップと、前記読み取られた原稿の画像データを、設定した処理モードに応じて画像処理手段により画像処理する画像処理ステップと、前記読み取りステップにおける原稿の読み取り中に、前記画像処理と並行して、画像データの前記処理モードに関する属性を検出する属性検出ステップと、前記読み取りステップにおける原稿の読み取り中に、前記処理モードが、前記属性検出ステップにおいて検出された画像データの属性に適しているかどうかを判定する適否判定ステップと、前記読み取りステップにおいて読み取られた原稿の画像データに対する画像処理を、所定の処理モードで前記画像処理手段に開始させたのち、前記適否判定ステップにおいて、前記処理モードが画像データの属性に適していることが判定された場合には、その処理モードでの画像処理を継続させ、処理モードが画像データの属性に適していないことが判定された場合には、前記読み取り手段に原稿の再度の読み取りを実行させるとともに、前記処理モードを画像データの属性に適する処理モードに変更して、前記読み取り手段により再度読み取られた原稿の画像データに対する画像処理の最初からのやり直しを前記画像処理手段に実行させるステップと、を備えたことを特徴とする画像処理方法、または入力された画像データを画像メモリに格納する格納ステップと、前記画像データの画像メモリへの格納中に画像メモリから読み出された画像データを、設定した処理モードに応じて画像処理手段により画像処理する画像処理ステップと、前記画像データの画像メモリへの格納中に、前記画像処理と並行して、画像データの前記処理モードに関する属性を検出する属性検出ステップと、前記画像データの画像メモリへの格納中に、前記処理モードが、前記属性検出ステップにおいて検出された画像データの属性に適しているかどうかを判定する適否判定ステップと、前記画像メモリから読み出された画像データに対する画像処理を、所定の処理モードで前記画像処理手段に開始させたのち、前記適否判定ステップにおいて、前記処理モードが画像データの属性に適していることが判定された場合には、その処理モードでの画像処理を継続させ、処理モードが画像データの属性に適していないことが判定された場合には、前記画像メモリからの画像データの再度の読み出しを実行するとともに、処理モードを画像データの属性に適する処理モードに変更して、読み出された画像データに対する画像処理の最初からのやり直しを前記画像処理手段に実行させるステップと、を備えたことを特徴とする画像処理方法によっても解決される。
【0016】
この画像処理方法によれば、読み取り手段による原稿の読み取り中、または画像データの画像メモリへの格納中に、画像処理と並行して、画像データの前記処理モードに関する属性の検出を行うとともに、処理モードが検出した画像データの属性に適しているかどうかを判定する。そして、初期設定された処理モードが、検出した属性に適しているときは、そのまま画像処理を継続するから、画像処理の前に画像データの属性の検出を別途行う場合に比べて、処理時間が短くなるし、属性検出のための専用の装置も不要である。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施形態に係る画像処理装置が適用されたカラー複写機の構成図である。
【0019】
カラー複写機Aは、モノカラー及びフルカラーの複写が可能なデジタル複写機であり、縮小型ライン走査方式のイメージリーダ部IRと電子写真式のプリンタ部PRとから構成されている。
【0020】
イメージリーダ部IRは、読み取り部3と、読み取り部3の上方に設けられた自動原稿搬送装置(以下、ADFという)1と、読み取り部3の上面に設けられた操作部2とを備えている。
【0021】
前記読み取り部3は、その上面に、ADF1から搬送されてくる原稿Bが通過する流し撮り原稿ガラス31と、手置き原稿を載置するための手置き原稿ガラス32と、スキャンユニット33と、原縞画像をR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の3色に分解して読み取るカラーCCD36と、図示しないシェーディング補正用の白色板等が設けられている。スキャナユニット33には、原稿を照射する露光ランプ33a、及び原稿で反射した光をカラーCCD36に導くためのミラー33bが組み付けられている。スキャナユニット33のミラー33bで反射した光はさらに2つのミラー34a、34bで折り返され、結像レンズ35を通ってカラーCCD36に入射する。
【0022】
また、前記スキャナユニット33は、図示しないモーターにより左右方向に往復移動可能となっており、手置き原稿モードでは手置き原稿ガラス32の下を往復動作して、手置き原稿ガラス32上に載置された原稿を走査する。一方、ADF1により原稿Bが搬送されるモードでは、スキャナユニット33の通常の待機位置でもある流し撮り原稿ガラス31の下方位置に静止して、搬送されてくる原稿を搬送中に走査する(流し撮りスキャン)。
【0023】
前記ADF1は、原稿搬送速度の変更により副走査変倍可能であり、また読み取りを途中で中断し、原稿を戻してから再度読み取りを再開することが可能な構成となされている。ADF1は、原稿をセットする原稿トレイ2と、原稿トレイ2の原稿の有無を検出する原稿センサー3と、給紙モータM1により駆動されて原稿を1枚ずつ給紙する給紙ローラー4と、搬送モーターM2により駆動されて原稿を搬送する搬送ローラー5と、原稿が排紙される排紙トレイ6を備えている。
【0024】
前記原稿センサー3は、原稿Bが有るときには原稿検出信号S1=ONを出力し、原稿Bが無いときには原稿検出信号S1=OFFを出力する。また、給紙モータM1は、ステッピングモーターからなり、パルス信号m1pによりパルス周期に反比例した速度で駆動され、かつ方向信号m1f=ONの場合に、原稿を正規の搬送方向に、m1f=OFFの場合に正規の搬送方向と逆方向に搬送する。また、搬送モータM2はステッピングモーターからなり、パルス信号m2pによりパルス周期に反比例した速度で駆動され、かつ方向信号m2f=ONの場合に、原稿を搬送方向に、m2f=OFFの場合に搬送方向と逆方向に搬送する。
【0025】
図2は操作部2の平面図である。操作部2には、自動濃度制御の設定キー(図2ではAE設定と記している)201が設けられており、該キー201からは、設定の場合に設定信号ae=ONが、非設定の場合にae=OFFが出力される。
【0026】
さらに、自動色判別の設定キー(図2ではACS設定と記している)202が設けられており、該キー202からは、設定の場合に設定信号acs=ONが、非設定の場合にacs=OFFが出力される。
【0027】
さらに、自動倍率選択設定キー(図2ではAMS設定と記している)203が設けられており、該キー203からは、設定の場合に設定信号ams=ONが、非設定の場合にams=OFFが出力される。
【0028】
さらに、自動濃度設定を行わないときに濃度レベルを設定する濃度設定キー204が設けられており、該キー204の操作により、1〜9の濃度設定レベルselectdensがシリアル通信で送信される。
【0029】
さらに、自動濃度設定を行わないときに画像種別(文字/写真)を設定する画像種別設定キー205が設けられており、該キー205からは、文字設定の場合に設定信号selectchar=ONが、写真の場合にselectchar=OFFが出力される。
【0030】
さらに、自動色判別を行わないときに原稿色(カラー/モノクロ)を設定する原稿色設定キー206が設けられており、該キー206からは、カラーの場合に設定信号selectcolor=ONが、写真の場合にselectcolor=OFFが出力される。
【0031】
さらに、自動倍率選択を行わないときに倍率を設定する倍率設定キー207が設けられており、該キー207の操作により、0.5〜2.0の倍率設定値selectmagがシリアル通信で送信される。
【0032】
さらに、読み取りの開始を指示するスタートキー208が設けられており、該キー208を押している間はスタート信号start=ONが出力される。
【0033】
さらに、自動濃度制御設定時の原稿読み取り動作を設定する動作モード設定キー(図2ではAE時動作モード設定と記している)209が設けられており、該キー209からは、設定の場合に設定信号switchback=ONが、非設定の場合にswitchback=OFFが出力される。
【0034】
さらには、濃度レベルを表示する濃度表示部210と、倍率を表示する倍率表示部211も設けられている。
【0035】
図1に戻って、プリンタ部PRは、作像系と自動給紙機構とを備え、任意の色を合成するための減色系の3色(C、M、Y)と黒色の再現性を高めるためのブラック(K)とを合わせた4色のトナーによってカラー複写画像を形成する。作像系は、半導体レーザ(LD)41を露光光源とするビーム走査方式のプリントヘッド40、潜像担持体としての感光体ドラム10、帯電チャージャ11、シアン現像器12C、マゼンタ現像器12M、イエロー現像器12Y、ブラック現像器12K、転写ドラム20、及び定着装置28を有している。感光体ドラム10及び転写ドラム20は、メインモータ51によって同期して回転する。定着装置28は一対の定着ローラ28a,28bからなる。収納・搬送機構は、互いにサイズの異なる用紙を収納可能な3つの用紙カセット61,62,63を有している。
【0036】
カラーCCD36から出力される各色の光電変換信号は、画像処理部100で量子化されて種々の処理を受けた後に、露光制御データとしてプリンタ部PRのプリントヘッド40に送られる。本実施形態では、1回の原稿走査につき、C,M,Y,Kのうちのひとつの成分のデータがプリンタ部PRに送られる(面順次転送方式)。例えば、モノクロ原稿であれば、後述するACS処理によりモノクロモードが選択され、K成分のみがプリンタ部に送られる。R単色原稿であれば、MYモードが選択され、M成分とY成分が順にプリンタ部PRへ送られ、フルカラー原稿では、フルカラーモードが選択され、C,M,Y,Kの各成分が順に送られる。
【0037】
プリンタ部PRにおいて、所定サイズの用紙が用紙カセット61〜63のいずれか1つから引き出される。引き出された用紙はタイミングローラ対67を含むローラ群により搬送され、静電吸着チャージャ21によって転写ドラム20の周面に巻付けられる。C,M,Y,Kの各色毎に露光(印字)・現像・転写の各プロセスが行われる。フルカラーモードでは、転写ドラム20上で4色のトナー像の重ね合わせ(多重転写)が行われる。転写チヤージャ22により所定数のトナー像が転写された用紙は、分離チャージヤ23a,23b及び上下方向に移動する分離爪24によって転写ドラム20から分離され、定着装置28へ送られる。定着後の用紙は排紙トレイ69上へ排出される。なお、転写ドラム20の内側には、作像動作のタイミング信号を出力するフォトインタラブタからなる回転位置センサ25が配置されており、転写ドラム20の内面には、回転位置センサ25を作動させるための遮光板25aが取り付けられている。タイミング信号は、転写ドラム20が1回転する毎に出力され、イメージリーダ部IRとプリンタ部PRの連系動作のタイミング調整に用いられる。
【0038】
図3は画像処理部100の全体構成図である。この画像処理部100と、制御部80とで、原稿属性検出及び初期設定された処理モードが原稿属性に適しているかどうかの判別が行われる。
【0039】
カラーCCD36からの光電変換信号はA/D変換器101に入力される。A/D変換器101は、R,G,Bの各色成分の光電変換信号を8bit(256階調)の画像データに変換する。シェーディング補正回路102はR,G,Bの各色毎に主走査方向のドット(画素)間のバラツキを補う。すなわち、原稿走査に先立って白色板を読み取ったときの画像データを内部のシェーディングメモリに基準データとして格納しておき、基準データの逆数を原稿の画像データに乗じる演算を行う。ライン間補正回路103は、R,G,Bの各CCDアレイの副走査位置を合わせるためにスキャン速度(副走査側の変倍率)に応じて、内部のフィールドメモリを用いてライン単位のデータ遅延を行う。
【0040】
主走査変倍回路104は、制御部80から送られてくる設定倍率に応じて、画像を主走査方向に変倍する。
【0041】
色変換回路105は、制御部80から送られてくる原稿色信号colorに応じて、RGBで読み取った画像データをカラー原稿の場合はCMYKに、モノクロ原稿の場合Kのみに変換する。
【0042】
γ変換回路106は、制御部80から送られてくるγカーブγ[0]〜γ[255]に応じて、入力濃度d(0〜255)を出力濃度γ[d](0〜255)に変換する。
【0043】
画像メモリ107は、制御部80から送られてくる画像入力信号imageinがONの間、CMYKそれぞれの画像データを記憶する。入力後、制御部80からの画像出力信号imageoutがONになると画像データをプリントヘッド40に出力する。
【0044】
カラー画素数計数回路108は、主走査1ライン分の画像データから、RGB間の最大値と最小値の差が所定値CT以上のカラー画素数colornumを計数する。
【0045】
濃度ヒストグラム作成回路109は、主走査1ライン分の画像データから、原稿濃度のヒストグラムh[0]〜h[255]を作成する。
【0046】
原稿サイズ検出回路110は、主走査1ライン分の画像データから、原稿と原稿外の濃度差に基づいて原稿の主走査方向のサイズsizeを検出する。
【0047】
制御部80は、ADF1及び画像処理部80等を制御するもので、CPU、ROM、RAM等によって構成されている。
【0048】
次に、制御部80が実行する図1に示した複写機Aの動作を、図4のフローチャートを参照しつつ説明する。なお、以下の説明及び図面においては、ステップを#と記す。
【0049】
まず、操作者は操作部2によって各種設定を行った後、ADF1に原稿をセットしてスタートキー208を押すと、制御部80がスタート信号のONを検出し、図4のフローチャートの動作に入る。
【0050】
まず、#1で制御部80は、原稿センサー3の出力に基づいてADF1の原稿トレー2に原稿Bが有るかどうかを判断する。原稿Bがある場合は(#1にてYES)、#2以下で流し撮りスキャンを行う。原稿Bがない場合は(#1にてOFF)、手置き原稿であるので、手置き原稿の走査(手置きスキャン)を行う。手置きスキャンについては本発明と直接関係しないので、詳細は省略する。
【0051】
次に、#2で、自動濃度制御モードにおける濃度レベル及び画像種別、自動色判別モードにおける原稿色、自動倍率選択モードにおける倍率の初期値を設定する。この実施形態では、濃度レベルを「5」、画像種別を「文字」、原稿色を「モノクロ」、倍率を「1.0」に初期設定している。
【0052】
次に、#3で、自動濃度制御、自動色判別、自動倍率選択の各設定/非設定に応じて、濃度レベル、画像種別、原稿色、倍率を設定する。このモード設定処理により設定された画像処理モードで画像処理が行われることになる。自動濃度制御、自動色判別、自動倍率選択が設定されている場合には、#2の設定値が適用される。自動濃度制御、自動色判別、自動倍率選択が設定されていない場合には、操作者による設定値が適用される。原稿色、倍率については、色変換回路105、変倍回路104の設定値としても適用される。
【0053】
ついで、#4で制御部80は、ADF1の給紙モータM1及び搬送モータM2に対する方向信号m1f、m2fをONにして、正規の搬送方向への原稿搬送を開始する。制御部80のCPUはステッピングモーター駆動パルス出力機能を内蔵しており、設定した周期で各モーターに対するパルス信号m1p、m2pを連続的に出力する。パルス信号m1p、m2pの周期は、#3で設定した倍率に所定の比例定数を乗じた値に設定されることにより、倍率に反比例した搬送速度で原稿が搬送され、これにより副走査方向の変倍が行われる。
【0054】
次に、#5で、原稿先端が読み取り位置P2に達したかどうかが判断される。原稿先端が読み取り位置P2に達したかどうかは、搬送モーターM2に対するパルス信号m2pの出力パルス数を、搬送方向に応じてカウントすることにより原稿先端の位置を把握し、この位置と読み取り位置P2とを比較することにより行われる。
【0055】
原稿先端が読み取り位置P2に達した場合には(#5にてYES)、#6で給紙モータM1を停止するとともに、画像の読み取り(画像メモリ107への画像入力)を開始する。画像メモリ107は、原稿色がカラーの場合にはCMYKの画像データを記憶し、原稿色がモノクロの場合にはKのみの画像データを記憶する。原稿先端が読み取り位置P2に達していない場合には(#5にてNO)、達するまでまつ。
【0056】
次に、#7で、濃度レベル、画像種類に応じたγカーブγ[0]〜γ[255]を作成し、γ変換回路106へ設定する。γカーブは、画像種類が文字の場合は、文字画像用の基本γカーブγC[0]〜γC[255]を元に、次式により作成する。
【0057】
γ[d]←γC[d+(濃度レベル−5)×10]、d=0〜255
一方、画像種類が写真の場合には、写真画像用の基本γカーブγP[0]〜γP[255]を元に、次式により作成する。
【0058】
γ[d]←γP[d+(濃度レベル−5)×10]、d=0〜255
図5(a)に、画像種類が文字の場合のγカーブの例を、同図(b)に画像種類が写真の場合のγカーブの例をそれぞれ示す。
【0059】
読み取りの間、画像処理部100は主走査1ラインごとに、濃度ヒストグラム作製回路109で濃度ヒストグラムh[0]〜h[255]を作成し、カラー画素数計数回路108でカラー画素数を計数し、原稿サイズ検出回路110で主走査原稿サイズを検出する。制御部80は所定間隔L1(たとえば2mm)ごとに処理を行う。
【0060】
すなわち、#8で、原稿先端の現在の位置と前回の位置との差がL1になったかどうかを調べる。L1になっていなければ(#8にてNO)、#14に進む。L1になっていれば(#8にてYES)、#9で現在の原稿位置を前回の位置に設定した後、#10で今までのカラー画素数の総数に今回のカラー画素数を加えた値を、カラー画素数の総数に設定する。
【0061】
次いで、#11で、自動濃度制御モードが設定されているかどうかを調べ、設定されていなければ(#11にてNO)、#14に進む。設定されていれば(#11にてYES)、#12でヒストグラム処理を行う。
【0062】
このヒストグラム処理では、まず濃度ヒストグラムから、読み取り中の原稿に対する適正濃度レベルを求める。適正濃度レベルは、次のようにして求める。すなわち、図6に示すように、所定濃度DT1(たとえば127)未満の濃度範囲のヒストグラムのピーク値h[d1]を持つ濃度d1を原稿下地濃度とすると、次式により以下のように適正濃度レベルを決定する。
【0063】
適正濃度レベル=int[5−(d1−50)/10] ただし1≦適正濃度レベル≦9
上式により、例えば読み取り原稿が、通常の原稿の下地レベル50より下地が濃くd1=70だった場合には、適正濃度レベルは3となり、濃度レベルは中央値5よりも低い値が適正と判断する。
【0064】
こうして、適正濃度レベルを求めた後、濃度レベル<適正濃度レベルであるときは、濃度レベルに1を加算し、濃度レベル>適正濃度レベルであるときは、濃度レベルから1を減算する。濃度レベルを±1以上変化させると、濃度変化が目立ち見苦しい画像となるので、±1以上の変化はさせない。
【0065】
さらに、ヒストグラム処理では、濃度ヒストグラムより、読み取り中の原稿の適正画像種別を求め、この適正画像種別を画像種別としての設定する。適正画像種別は次のように求める。すなわち、図6において、d1と、DT1以上の濃度範囲のヒストグラムのピーク値h[d2]を持つ濃度d2の濃度差が、所定濃度差DT2(例えば150)以上か否かにより画像種別を判断し、d2−d1>DT2の場合には文字画像と、d2−d1≦DT2の場合には写真画像と、それぞれ判断する。
【0066】
上記のようなヒストグラム処理の後、#13でγカーブ作成処理を行い、ヒストグラム処理により変更した濃度レベル、画像種別をγカーブへ反映する。γカーブ作成処理は、#7と同様に行われる。
【0067】
こうして、原稿の属性を検出したのち、次に、予め設定した画像処理モードが原稿属性に適しているかどうかの判断を行う。
【0068】
すなわち、まず#14で、原稿先端が読み取り後の位置P3(例えばP2+40mmの位置)に達したかどうかを調べる。達していなければ(#14にてNO)、#23に進む。達した場合には(#14にてYES)、#15で原稿主走査サイズと、既定の出力主走査サイズとにより、読み取り中の原稿の適正倍率を設定する。
【0069】
次に、#16で、自動濃度制御モードに設定されているかどうかを判断し、設定されていなければ(#16にてNO)、#19に進む。設定されている場合には(#16にてYES)、#17にて適正濃度レベルと初期設定濃度レベルの差が所定値E1(例えば3)以内かどうかを調べる。所定値E1以内の場合には(#17にてYES)、濃度レベルの初期条件は原稿属性に適していると判断されるため、次の#18に進んで適正画像種別と初期設定画像種別が同じかどうかを調べ、同じ場合には(#18にてYES)、#19に進む。
【0070】
#17において、所定値E1より大きい場合には(#17にてNO)、濃度レベルの初期条件は原稿属性に適していないと判断され、#25で、自動濃度制御時の動作モード設定キー209によって、原稿の再読み取り動作の禁止が設定されているかどうかを判断の上、再読み取り動作が禁止されていなければ(#25にてNO)、#26の原稿逆送処理に進む。再読み取り動作が禁止されているときは(#25にてYES)、#24以降の処理により読み取りを継続する。原稿再読み取り動作の禁止は、読み取り速度を最優先するときのみ設定する。この場合、原稿濃度に拘わらず再読み取り動作は行わないので、原稿によっては画質が落ちることがある。また、#18において、適正画像種別と初期設定画像種別が異なる場合には(#18にてNO)、#26の原稿逆送処理に進む。
【0071】
次に、#19では、自動色判別モードが設定されているかどうかを判断する。自動色判別が設定されている場合には(#19にてYES)、#20で、適正色変換モードと初期設定色変換モードとが一致しているかどうかを判断する。一致していなければ(#20にてNO)、色変換の初期設定は原稿属性に適していないと判断され、#24の原稿逆送処理に進む。一致している場合(#20にてYES)、あるいは自動色判別が設定されていない場合には(#19にてNO)、#21に進む。
【0072】
#21では、自動倍率選択モードが設定されているかどうかを判断し、設定されているときは(#21にてYES)、#22で適正倍率と初期設定倍率とが一致しているかどうかを調べる。一致していなければ(#22にてNO)、初期設定倍率は原稿属性に適していないと判断され、#26の原稿逆送処理に進む。一致している場合(#22にてYES)、あるいは自動倍率選択が設定されていない場合には(#21にてNO)、#23に進む。
【0073】
このようにして、#14〜#22の処理により、初期設定モードが原稿属性に適しているかどうかを判断し、適していた場合には、#23で、原稿先端が所定の原稿排出位置P4(例えばP2+432mmの位置)に達したかどうかを調べる。達していなければ(#23にてNO)、#8に戻り、#8からの処理を繰り返す。位置P4に達した場合には(#23にてYES)、#24で、搬送モーターを停止し、原稿の読み取り(画像メモリ107への入力)を終了し、画像メモリ107に記憶されている画像データをプリントヘッド40に出力して、本ルーチンを終了する。画像メモリ107はカラー画像の場合はCMYKの画像データを、モノクロ画像の場合はKのみの画像データを出力する。
【0074】
一方、初期設定した処理モードが原稿属性に適していなかった場合には、#26で、原稿の読み取り(画像メモリ107への入力)を停止した後、搬送モータM2を反転して原稿を逆方向に搬送し、さらに自動濃度制御、自動画像種別、自動色判別、自動倍率選択の各自動設定モードの初期設定を、属性検出によって得られた原稿に適した設定に変更する。そして、#27で、原稿先端(逆送の場合の後端)が所定位置P1(例えばP2−10mmの位置)に達するまで原稿を戻した後、#3に戻り、読み取りのやり直しを行う。
【0075】
以上の説明から明らかなように、画像処理と並行して原稿属性の検出を画像処理によって行い、初期設定された処理モードが、検出した原稿属性に適しているときは、そのまま読み取りを継続し、画像処理を継続するから、画像処理の前に原稿属性の検出を別途行う場合に比べて、処理時間が短くなるし、原稿属性の検出のための専用の装置は不要である。
【0076】
なお、以上の実施形態では、原稿の読み取りを再度行うために原稿を正規の搬送方向と逆方向に搬送したが、原稿を読み取り位置P2へ再給紙することが可能な原稿搬送経路が設けられたADFを用い、この原稿搬送経路を通して原稿を戻しても良い。
【0077】
図7は、図4に示したフローチャートのモード設定処理#3のサブルーチンを示すフローチャートである。
【0078】
まず、#31で、自動濃度制御モードに設定されているかどうかを判断し、設定されているときは(#31にてYES)、#32で、初期設定モードとしての濃度レベル及び画像種別として、自動設定された濃度レベル及び画像種別をそれぞれ設定する。自動濃度制御モードに設定されていないときは(#31にてNO)、#33で、濃度レベル及び画像種別として、操作者が濃度設定キー204で設定した濃度レベル及び画像種別設定キー205で設定した画像種別をそれぞれ設定する。
【0079】
次に、#34で、自動色判別モードに設定されているかどうかを判断し、設定されているときは(#34にてYES)、#35で、原稿色として、自動設定された原稿色を設定する。自動色判別が設定されていないときは(#34にてNO)、#36で、操作者が原稿色設定キー206で設定した原稿色をそれぞれ設定する。
【0080】
次に、#37で、自動倍率選択モードに設定されているかどうかを判断し、設定されているときは(#37にてYES)、#38で、倍率として、自動設定された倍率を設定したのち、リターンする。自動倍率選択モードに設定されていないときは(#37にてNO)、#39で、操作者が倍率設定キー207で設定した倍率をそれぞれ設定したのち、リターンする。
【0081】
次に、この発明の第2実施形態を説明する。この実施形態では、1枚目の原稿の読み取り時には、図4に示したフローチャートの#1〜#13までの処理を行ったのち、直ちに#26及び#27の処理を行い、#26で、自動濃度制御、自動画像種別、自動色判別、自動倍率選択の各自動設定モードの初期設定を、検出した原稿属性に適した設定に変更して、再読み取りを行う。
【0082】
次に、2枚目の原稿を読み取るに際し、初期設定する処理モードとして、1枚目の原稿の読み取りによって得られた、1枚目の原稿属性に適した処理モードを設定したのち、2枚目の原稿に対して図4のフローチャートで示した処理を実行しながら読み取る。
【0083】
このような処理により、同一属性の複数枚の原稿を画像処理する場合には、全体の画像処理時間が短縮される。
【0084】
なお、この実施形態の処理は、同一属性の原稿グループが複数存在している場合にも、適用可能である。すなわち、第1の原稿グループの読み取り時には、図4に示したフローチャートの#1〜#13までの処理を行ったのち、直ちに#26及び#27の処理を行い、#26で、自動濃度制御、自動画像種別、自動色判別、自動倍率選択の各自動設定モードの初期設定を、検出した原稿属性に適した設定に変更して、再読み取りを行う。
【0085】
次に、第2の原稿を読み取るに際し、初期設定する処理モードとして、第1の原稿の読み取りで得られた、第1の原稿属性に適した処理モードを設定し、第2の原稿に対して図4のフローチャートで示した処理を実行しながら読み取る。
【0086】
次に、この発明のさらに他の実施形態を説明する。この実施形態は、初期設定された処理モードが原稿属性に適したものでない場合に、ADF1及び読み取り部3による原稿の読み取りをやり直すのではなく、1回目の読み取りによって得られた画像データをメモリに蓄積しておき、この蓄積された画像データをメモリから呼び出して、適正な処理モードで画像処理を行うものである。
【0087】
図8は、この実施形態に係る画像処理部の構成を示すブロック図で、図3に対応するものである。この実施形態においては、ライン間補正回路103と主走査変倍回路104の間に、第1の画像メモリ111が介在されるとともに、図3の画像メモリ107が第2の画像メモリ112となされている点を除いて、図3のブロック図と同じであり、同一構成部分については同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0088】
前記第1の画像メモリ111は、制御部80からの画像入力信号imagein1がONの間、RGBそれぞれの画像データを記憶するとともに、画像出力信号imageout1のONにより格納した画像データを出力する。出力が完了すると、制御部80に出力完了信号imageoutend=ONを出力する。出力完了前に画像出力信号imageout1がOFFされた後ONされると、再び格納した画像データの先頭から画像出力を始める。
【0089】
一方、前記第2のメモリ112は、制御部80から送られてくる画像入力信号imagein2がONの間、CMYKそれぞれの画像データを記憶する。入力後、制御部80からの画像出力信号imageout2がONになると、画像データをプリントヘッド40に出力する。また、制御部80からメモリクリア信号memoryclear=ONが出力されると、読み込み済みの画像を破棄する。
【0090】
次に、画像処理部100が図8に示した構成である場合に、制御部80が実行する複写機Aの動作を、図9のフローチャートを参照しつつ説明する。
【0091】
まず、操作者は操作部2によって各種設定を行った後、ADF1に原稿をセットしてスタートキー208を押すと、制御部80がスタート信号のONを検出し、図9のフローチャートの動作に入る。
【0092】
まず、#41で制御部80は、原稿センサー3の出力に基づいてADF1の原稿トレー2に原稿Bが有るかどうかを判断する。原稿Bがある場合は(#41にてYES)、#42以下で流し撮りスキャンを行う。原稿Bがない場合は(#41にてOFF)、手置き原稿であるので、手置き原稿の走査(手置きスキャン)を行う。
【0093】
次に、#42で、自動濃度制御モードにおける濃度レベル及び画像種別、自動色判別モードにおける原稿色、自動倍率選択モードにおける倍率の初期値を設定する。この実施形態では、濃度レベルを「5」、画像種別を「文字」、原稿色を「モノクロ」、倍率を「1.0」に初期設定している。
【0094】
次に、#43で、自動濃度制御、自動色判別、自動倍率選択の各設定/非設定に応じて、濃度レベル、画像種別、原稿色、倍率を設定する。このモード設定処理により設定された画像処理モードで画像処理が行われることになる。自動濃度制御、自動色判別、自動倍率選択が設定されている場合には、#42の設定値が適用される。自動濃度制御、自動色判別、自動倍率選択が設定されていない場合には、操作者による設定値が適用される。原稿色、倍率については、色変換回路105、変倍回路104の設定値としても適用される。
【0095】
ついで、#44で制御部80は、ADF1の給紙モータM1及び搬送モータM2に対する方向信号m1f、m2fをONにして、正規の搬送方向への原稿搬送を開始する。制御部80のCPUはステッピングモーター駆動パルス出力機能を内蔵しており、設定した周期で各モーターに対するパルス信号m1p、m2pを連続的に出力する。パルス信号m1p、m2pの周期は、#43で設定した倍率に所定の比例定数を乗じた値に設定されることにより、倍率に反比例した搬送速度で原稿が搬送され、これにより副走査方向の変倍が行われる。
【0096】
次に、#5で、原稿先端が読み取り位置P2に達したかどうかが判断される。原稿先端が読み取り位置P2に達したかどうかは、搬送モーターM2に対するパルス信号m2pの出力パルス数を、搬送方向に応じてカウントすることにより原稿先端の位置を把握し、この位置と読み取り位置P2とを比較することにより行われる。
【0097】
原稿先端が読み取り位置P2に達した場合には(#45にてYES)、#46で給紙モータM1を停止するとともに、画像の読み取り(第1の画像メモリ112への画像入力)を開始するとともに、第1のメモリに蓄積されていく画像データを出力し、第2の画像メモリ112では画像データの記憶を開始する。両メモリに蓄積される画像データは、原稿色がカラーの場合にはCMYKの画像データであり、原稿色がモノクロの場合にはKのみの画像データである。尚、原稿先端が読み取り位置P2に達した場合には(#45にてNO)、達するまで待つ。
【0098】
次に、#47で、濃度レベル、画像種類に応じたγカーブγ[0]〜γ[255]を作成し、γ変換回路106へ設定する。γカーブの作成は、図4に示した第1実施形態の#7のγカーブ作成処理で説明したのと同じである。
【0099】
読み取りの間、画像処理部100は主走査1ラインごとに、濃度ヒストグラム作製回路109で濃度ヒストグラムh[0]〜h[255]を作成し、カラー画素数計数回路108でカラー画素数を計数し、原稿サイズ検出回路110で主走査原稿サイズを検出する。制御部80は所定間隔L1(たとえば2mm)ごとに処理を行う。
【0100】
すなわち、#48で、原稿先端の現在の位置と前回の位置との差がL1になったかどうかを調べる。L1になっていなければ(#48にてNO)、#54に進む。L1になっていれば(#48にてYES)、#49で現在の原稿の位置を前回の位置に設定した後、#50で今までのカラー画素数の総数に今回のカラー画素数を加えた値を、カラー画素数の総数に設定する。
【0101】
次いで、#51で、自動濃度制御モードが設定されているかどうかを調べ、設定されていなければ(#51にてNO)、#54に進む。設定されていれば(#51にてYES)、#52でヒストグラム処理を行う。
【0102】
このヒストグラム処理の内容は、図4に示した第1の実施形態#12のヒストグラム処理と同じである。
【0103】
ヒストグラム処理の後、#43でγカーブ作成処理を行い、ヒストグラム処理により変更した濃度レベル、画像種別をγカーブへ反映する。γカーブ作成処理は、前記#7あるいは図4の#7のγカーブ作成処理と同様に行われる。
【0104】
こうして、原稿の属性を検出したのち、次に、予め設定した画像処理モードが原稿属性に適しているかどうかの判断を行う。
【0105】
すなわち、まず#54で、原稿先端が読み取り後の位置P3(例えばP2+40mmの位置)に達したかどうかを調べる。達していなければ(#54にてNO)、#63に進む。達した場合には(#54にてYES)、#55で原稿主走査サイズと、既定の出力主走査サイズとにより、読み取り中の原稿の適正倍率を設定する。
【0106】
次に、#56で、自動濃度制御モードに設定されているかどうかを判断し、設定されていなければ(#56にてNO)、#59に進む。設定されている場合には(#56にてYES)、#57にて適正濃度レベルと初期設定濃度レベルの差が所定値E1(例えば3)以内かどうかを調べる。所定値E1以内の場合には(#57にてYES)、濃度レベルの初期条件は原稿属性に適していると判断されるため、次の#58に進んで適正画像種別と初期設定画像種別が同じかどうかを調べ、同じ場合には(#58にてYES)、#59に進む。
【0107】
#57において、所定値E1より大きい場合には(#57にてNO)、濃度レベルの初期条件は原稿属性に適していないと判断され、#67で、自動濃度制御時の動作モード設定キー209によって、画像データの第1の画像メモリ111からの再読み出しの禁止が設定されているかどうかを判断の上、再読み出し動作が禁止されていなければ(#67にてNO)、#68以降の画像データの再読み出し処理に進む。再読み出し動作が禁止されているときは(#67にてYES)、#64以降の処理により読み取りを継続する。また、#58において、適正画像種別と初期設定画像種別が異なる場合には(#58にてNO)、#68の再読み出し処理に進む。
【0108】
次に、#59では、自動色判別モードが設定されているかどうかを判断する。自動色判別が設定されている場合には(#59にてYES)、#60で、適正色変換モードと初期設定色変換モードとが一致しているかどうかを判断する。一致していなければ(#60にてNO)、色変換の初期設定は原稿属性に適していないと判断され、#68以降の再読み出し処理に進む。一致している場合(#60にてYES)、あるいは自動色判別が設定されていない場合には(#59にてNO)、#61に進む。
【0109】
#61では、自動倍率選択モードが設定されているかどうかを判断し、設定されているときは(#61にてYES)、#62で適正倍率と初期設定倍率とが一致しているかどうかを調べる。一致していなければ(#62にてNO)、初期設定倍率は原稿属性に適していないと判断され、#68以降の再読み出し処理に進む。一致している場合(#62にてYES)、あるいは自動倍率選択が設定されていない場合には(#61にてNO)、#63に進む。
【0110】
このようにして、#54〜#62の処理により、初期設定モードが原稿属性に適しているかどうかを判断し、適していた場合には、#63で、原稿先端が所定の原稿排出位置P4(例えばP2+432mmの位置)に達したかどうかを調べる。達していなければ(#63にてNO)、#65に進む。達した場合には(#63にてYES)、#64で、搬送モーターM2を停止し、原稿の読み取り(第1の画像メモリ111への入力)を終了したのち、#65に進む。
【0111】
#65では、第1の画像メモリ111から出力完了信号が送出されたかどうかを調べる。出力完了信号が送出されていないときは(#65にてNO)、#8に戻り、出力完了信号が送出されるまで所定間隔L1ごとの処理を繰り返す。出力完了信号が送出されている場合には(#65にてYES)、#66で、第1の画像メモリ111からの画像データの出力を終了し、かつ第2の画像メモリ112への入力も終了し、かつ第2の画像メモリ112に記憶されている画像データをプリントヘッド40に出力して、本ルーチンを終了する。第2の画像メモリ112からは、カラー画像の場合はCMYKの画像データが、モノクロ画像の場合はKのみの画像データが出力される。
【0112】
一方、初期設定した処理モードが原稿属性に適していなかった場合には、#68で、第1の画像メモリ111からの画像データの出力を停止し、かつ第2の画像メモリ112への画像データの入力を停止し、さらに自動濃度制御、自動画像種別、自動色判別、自動倍率選択の各自動設定モードの初期設定を、属性検出によって得られた原稿に適した設定に変更する。
【0113】
そして、#69で新たなモード設定を行ったのち、#70で#47、#53と同じγカーブ作成処理を行い、次いで#71で、第2の画像メモリ112に記憶されている画像データを破棄するとともに、第1の画像メモリ11からの出力を開始し、かつ第2の画像メモリ112への入力を開始する。つまり、第1の画像メモリ111からの画像データの再読み出し、第2の画像メモリ112による画像データの再記憶を開始したのち、#63に進み、#65で第1の画像メモリ111から出力完了信号が送出されるまで、#48以降の動作を繰り返す。
【0114】
この実施形態では、図4の第1の実施形態の場合と同じく、画像処理と並行して原稿属性の検出を画像処理によって行い、初期設定された処理モードが、検出した原稿属性に適しているときは、そのまま読み取りを継続し、画像処理を継続するから、画像処理の前に原稿属性の検出を別途行う場合に比べて、処理時間が短くなるし、原稿属性の検出のための専用の装置は不要である。しかも、初期設定された処理モードが、検出した原稿属性に適していないために、画像処理のやり直しが必要な時には、原稿の再読み取りを行うことなく、第1の画像メモリ111に記憶された画像データの再読み出しを行って対処するから、原稿の逆送等の処理は不要であり、その分処理時間が短かくなる。
【0115】
なお、図9における#43、#69のモード設定処理は、図4の#3のモード設定処理と同じである。
【0116】
また、図8、図9に示した複写機においても、第1の実施形態の場合と同様に、1枚目と2枚目の原稿に関して、以下のように動作させても良い。
【0117】
即ち、1枚目の原稿の読み取り時には、図9に示したフローチャートの#1〜#53までの処理を行ったのち、直ちに#68〜#71の処理を行い、#68で、自動濃度制御、自動画像種別、自動色判別、自動倍率選択の各自動設定モードの初期設定を、検出した原稿属性に適した設定に変更して、画像データの再読み出しを行う。
【0118】
次に、2枚目の原稿を読み取るに際し、初期設定する処理モードとして、1枚目の原稿の読み取りによって得られた、1枚目の原稿属性に適した処理モードを設定したのち、2枚目の原稿に対して図9のフローチャートで示した処理を実行しながら読み取る。
【0119】
このような処理により、同一属性の複数枚の原稿を画像処理する場合には、全体の画像処理時間が短縮される。
【0120】
なお、上記の処理は、同一属性の原稿グループが複数存在している場合にも、適用可能である。すなわち、第1の原稿グループの読み取り時には、図9に示したフローチャートの#41〜#43までの処理を行ったのち、直ちに#68〜#71の処理を行い、#68で、自動濃度制御、自動画像種別、自動色判別、自動倍率選択の各自動設定モードの初期設定を、検出した原稿属性に適した設定に変更して、画像データの再読み出しを行う。
【0121】
次に、第2の原稿を読み取るに際し、初期設定する処理モードとして、第1の原稿の読み取りで得られた、第1の原稿属性に適した処理モードを設定し、第2の原稿に対して図9のフローチャートで示した処理を実行しながら読み取る。
【0122】
以上、この発明の一実施形態を説明したが、この発明は上記実施形態に限定されることはなく、種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、読み取り部3による原稿の読み取りと、原稿属性の検出とを同時に実行し、原稿属性判別結果が画像処理中に出力され、当初想定していた原稿属性と検出した原稿属性とが異なる場合に、読み取り部3による再読み取りあるいは画像メモリからの画像データの再読み出しを行う例を示した。しかし、画像データの入力は、原稿読み取り装置に限定されることはなく、メモリやネットワーク上のドキュメントサーバー、パーソナルコンピュータ等の入力手段から画像データを入力し、あるいはデジタルカメラやデジタルビデオから画像データを入力し、これらを処理するものであっても良い。カラー、モノクロ、文字、写真等の原稿属性を判別することにより、実施形態と同様の処理を行って、同様の効果を得ることができる。
【0123】
また、画像処理した画像データをプリントする実施形態を示したが、画像データをパーソナルコンピュータ等の他の外部機器に出力する構成としても良い。
【0124】
【発明の効果】
請求項1または2に係る発明によれば、読み取り手段による原稿の読み取り中、または画像データの画像メモリへの格納中に、画像処理と並行して、画像データの前記処理モードに関する属性の検出を行うとともに、処理モードが、検出した画像データの属性に適しているかどうかを判定する。そして、初期設定された処理モードが、検出した属性に適しているときは、そのまま画像処理を継続するから、画像処理の前に画像データの属性の検出を別途行う場合に比べて、処理時間を短くできる。しかも、属性検出のための専用の装置も不要であるから、その分コスト高につくという不都合もない。しかも、初期設定された処理モードが、検出した画像データの属性に適していない場合には、読み取り手段に原稿の再度の読み取りを実行させ、または画像メモリからの画像データの再度の読み出しを実行するとともに、前記処理モードを画像データの属性に適する処理モードに変更して、画像データに対する画像処理の最初からのやり直しを画像処理手段に実行させるから、常に最適な処理モードで画像処理された画像データが得られると共に、画像処理の途中から画像処理を変更する場合のような画質の不均一もない。
【0129】
請求項3または請求項4に係る発明によれば、読み取り手段による原稿の読み取り中、または画像データの画像メモリへの格納中に、画像処理と並行して、画像データの前記処理モードに関する属性の検出を行い、初期設定された処理モードが、検出した属性に適しているときは、そのまま画像処理を継続するから、画像処理の前に画像データの属性の検出を別途行う場合に比べて、処理時間が短くなるし、属性検出のための専用の装置も不要となしうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る画像処理装置が適用されたカラー複写機の概略構成図である。
【図2】図1の複写機の操作部の平面図である。
【図3】図1の複写機の画像処理部の構成を示すブロック図である。
【図4】図4の制御部が実行する複写機の動作を示すフローチャートである。
【図5】γカーブ作成処理で作成されるγカーブの一例を示すグラフである。
【図6】ヒストグラム処理で行われる内容を説明するためのグラフである。
【図7】図4のフローチャートにおけるモード設定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図8】本発明の他の実施形態に係る複写機の画像処理部の構成を示すブロック図である。
【図9】同じく、図8の制御部が実行する複写機の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・・・・・ADF
2・・・・・・・操作部
3・・・・・・・読み取り部
80・・・・・・制御部
100・・・・・画像処理部
PR・・・・・・プリンタ部
107・・・・・画像メモリ
111・・・・・第1の画像メモリ
112・・・・・第2の画像メモリ

Claims (4)

  1. 原稿を読み取る読み取り手段と、
    前記読み取り手段で読み取られた原稿の画像データを、設定した処理モードに応じて画像処理する画像処理手段と、
    前記読み取り手段による原稿の読み取り中に、前記画像処理と並行して、画像データの前記処理モードに関する属性を検出する属性検出手段と、
    前記読み取り手段による原稿の読み取り中に、前記処理モードが、前記属性検出手段で検出された画像データの属性に適しているかどうかを判定する適否判定手段と、
    前記読み取り手段により読み取られた原稿の画像データに対する画像処理を、所定の処理モードで前記画像処理手段に開始させたのち、前記適否判定手段により、前記処理モードが画像データの属性に適していることが判定された場合には、その処理モードでの画像処理を継続させ、処理モードが画像データの属性に適していないことが判定された場合には、前記読み取り手段に原稿の再度の読み取りを実行させるとともに、前記処理モードを画像データの属性に適する処理モードに変更して、前記読み取り手段により再度読み取られた原稿の画像データに対する画像処理の最初からのやり直しを前記画像処理手段に実行させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 入力された画像データを格納する画像メモリと、
    前記画像データの画像メモリへの格納中に画像メモリから読み出された画像データを、設定した処理モードに応じて画像処理する画像処理手段と、
    前記画像データの画像メモリへの格納中に、前記画像処理と並行して、画像データの前記処理モードに関する属性を検出する属性検出手段と、
    前記画像データの画像メモリへの格納中に、前記処理モードが、前記属性検出手段で検出された画像データの属性に適しているかどうかを判定する適否判定手段と、
    前記画像メモリから読み出された画像データに対する画像処理を、所定の処理モードで前記画像処理手段に開始させたのち、前記適否判定手段により、前記処理モードが画像データの属性に適していることが判定された場合には、その処理モードでの画像処理を継続させ、処理モードが画像データの属性に適していないことが判定された場合には、前記画像メモリからの画像データの再度の読み出しを実行するとともに、処理モードを画像データの属性に適する処理モードに変更して、読み出された画像データに対する画像処理の最初からのやり直しを前記画像処理手段に実行させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  3. 読み取り手段により原稿を読み取る読み取りステップと、
    前記読み取られた原稿の画像データを、設定した処理モードに応じて画像処理手段により画像処理する画像処理ステップと、
    前記読み取りステップにおける原稿の読み取り中に、前記画像処理と並行して、画像データの前記処理モードに関する属性を検出する属性検出ステップと、
    前記読み取りステップにおける原稿の読み取り中に、前記処理モードが、前記属性検出ステップにおいて検出された画像データの属性に適しているかどうかを判定する適否判定ステップと、
    前記読み取りステップにおいて読み取られた原稿の画像データに対する画像処理を、所定の処理モードで前記画像処理手段に開始させたのち、前記適否判定ステップにおいて、前記処理モードが画像データの属性に適していることが判定された場合には、その処理モードでの画像処理を継続させ、処理モードが画像データの属性に適していないことが判定された場合には、前記読み取り手段に原稿の再度の読み取りを実行させるとともに、前記処理モードを画像データの属性に適する処理モードに変更して、前記読み取り手段により再度読み取られた原稿の画像データに対する画像処理の最初からのやり直しを前記画像処理手段に実行させるステップと、
    を備えたことを特徴とする画像処理方法。
  4. 入力された画像データを画像メモリに格納する格納ステップと、
    前記画像データの画像メモリへの格納中に画像メモリから読み出された画像データを、設定した処理モードに応じて画像処理手段により画像処理する画像処理ステップと、
    前記画像データの画像メモリへの格納中に、前記画像処理と並行して、画像データの前記処理モードに関する属性を検出する属性検出ステップと、
    前記画像データの画像メモリへの格納中に、前記処理モードが、前記属性検出ステップにおいて検出された画像データの属性に適しているかどうかを判定する適否判定ステップと、
    前記画像メモリから読み出された画像データに対する画像処理を、所定の処理モードで前記画像処理手段に開始させたのち、前記適否判定ステップにおいて、前記処理モードが画像データの属性に適していることが判定された場合には、その処理モードでの画像処理を継続させ、処理モードが画像データの属性に適していないことが判定された場合には、前記画像メモリからの画像データの再度の読み出しを実行するとともに、処理モードを画像データの属性に適する処理モードに変更して、読み出された画像データに対する画像処理の最初からのやり直しを前記画像処理手段に実行させるステップと、
    を備えたことを特徴とする画像処理方法。
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