JP2001274952A - デジタル画像読み取り装置及び読み取り画像データの間引き処理方法 - Google Patents

デジタル画像読み取り装置及び読み取り画像データの間引き処理方法

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JP2001274952A
JP2001274952A JP2000082438A JP2000082438A JP2001274952A JP 2001274952 A JP2001274952 A JP 2001274952A JP 2000082438 A JP2000082438 A JP 2000082438A JP 2000082438 A JP2000082438 A JP 2000082438A JP 2001274952 A JP2001274952 A JP 2001274952A
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thinning
stepping motor
clock
input
drive clock
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Tomoyuki Yoshida
知行 吉田
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 間欠間引きによる読取り時の画像の品質を向
上させ、その制御を比較的簡単でかつ少ないハード量で
実現する。 【解決手段】 間引き判定処理回路72は、モータクロ
ックが入力される度に、間引きパターンデータRAM6
1より間引きパターンを順次読み出し、1ライン周期間
中に参照したパターンの成立条件によって、間引きの実
施/不実施を判断、実行する。フラグレジスタ71は、
CPU64によって適宜設定されるフラグレジスタで、
ゲート回路70は、フラグレジスタによりモータクロッ
クの間引き判定処理回路への伝達をON/OFFする。
間引き判定処理回路からは、間引き処理されたビデオ信
号67が出力される。走査速度の変化時や停止時期間を
間引き状態に制御することにより、読取りデータを無効
化し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、間欠読み取りを行
うデジタル画像読み取り装置における読み取り画像デー
タの間引き技術に関し、例えば、デジタル複写機,ファ
クシミリ,電子ファイリングシステム,マルチファンク
ション機等の画像処理装置の画像読み取りに適用し得る
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】オフィスでの取り扱い文書は増加の一途
を辿っており、それらの文書管理の効率化を図るため、
イメージスキャナを用いて、紙文書を電子イメージデー
タに落とし込む電子ファイリングシステムのニーズが高
まっている。ところで、イメージスキャナで電子イメー
ジ化する際のデータ量は、ユーザーの設定する次の条
件、即ち、 1)1画素あたりのデータ量(2値/多値) 2)読取り解像度(低解像度〜高解像度) 3)読取りサイズ(小領域〜大領域) によって主に左右される。同じ、原稿領域の電子イメー
ジ化を図る場合、多値/高解像度であれば、原稿上の情
報を漏れなく電子化することができるが、データ量は著
しく増加する。イメージスキャナとパソコンの接続I/F
には、メーカー固有のI/Fや、汎用的なSCSI I/F,RS232
C I/F,IEEE1394 I/F等、多種多様に存在し、接続する
パソコン側の仕様(スピード,搭載メモリ等)によっ
て、実際のスキャナ/パソコン間のI/F間のイメージデ
ータの転送スピードは、多岐に渡っている。
【0003】イメージスキャナでは、読取りスピードと
転送スピードの差を吸収するために、中間的にイメージ
データを蓄積するメモリを搭載しているが、低コスト化
のために、全ての読取り条件に対応した1頁分のメモリ
量は搭載していないのが現状である。このため、出力先
(接続I/F、パソコン)の事情により、読取りスピード
(データの発生)に対し、転送スピード(データのスキ
ャナ装置外への出力)が遅くなった場合に、中間メモリ
にデータが蓄積され、そのデータ量がメモリの容量を越
えると溢れることになる。このオーバーフローによるデ
ータの欠落を防止するため、中間メモリにデータがニア
フル状態になると、スキャニングを一時停止して待機
し、待機中ある程度ホストのデータ転送が進み、中間メ
モリが空くと、スキャニングを再開する、即ち、間欠読
取りを行うものが知られている。
【0004】上記した間欠読取りでは、スキャニングの
停止、再開を行うので、停止、再開時には、走行体のス
キャニングスピードが変化し、1ライン読取りにおける
副走査方向の移動距離が異なり、また、読取り途中に走
行体のスキャニングスピードが変化するため、走行体に
メカ駆動的な揺らぎが生じ、画像上にノイズを発生させ
るという問題が起きる。このようなノイズが含まれる画
像データを利用することを回避するために、走査スピー
ドが変化している間の読取りライン中の無効ラインの間
引き処理が行われている(なお、ここでは、これを間欠
読み取り時に間欠的に間引きが行われるので「間欠間引
き処理」と称し、所定のライン間隔で通常読み取り時に
も行われる「均等間引き処理」に対する意味を持たせ
る)。この間欠間引き処理を従来、白黒イメージスキャ
ナでは、制御上比較的簡単でかつ少ないハード量で実現
できる間欠間引き回路により実現している。この間欠間
引き回路は、読取り1ライン間に走行体が移動した距離
に基づいて、間引きの実施/不実施を判定する回路であ
る。この間欠間引き回路は、1モータークロックにおけ
る走行体の移動距離と、所望の読み取り密度の関係から
間引きパターン(テーブルデータ)を予め用意し、1ラ
インの読取り間に発生するモータークロックの発生数と
間引きパターンに基づき、ライン間引きの実施/不実施
を切り替えるようにしている(この詳細については、本
発明が元にした回路として本発明の実施例に関する後記
の説明中に記述)。なお、この間引き法は、イメージス
キャナの走行体の駆動にはステッピングモータが使用さ
れ、CPUがステッピングモータを駆動するクロックを
発生し、その周波数を適宜変えることにより、スキャニ
ングスピードがコントロールでき、従って、CPUが発
生する1モータークロックにおける走行体の移動距離は
一意的に決定されるという前提条件にもとづいて実行可
能な方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記間
欠間引き方法は、スキャニングスピードに変化が生じ、
読み取り密度が少なくなった時に次のサイクルの間引き
を行うという動作であるから、間引きを行わず有効なラ
インとして画像データを読み取った時にも、スキャニン
グスピードの変化が生じており、走行体の揺らぎ等によ
るノイズ発生の問題を完全に解消していない。その上、
走行体のスキャニングスピードが変化或いは停止してい
る時の読取りデータを無効化し、読取り再開時には走行
体を1度戻し、走行体がある任意のスピード以上になっ
た状態で、読取りを無効化した位置から再開するという
読み取り動作時の間欠間引きの実行を考慮したものでは
ない。また、上記従来の間欠間引き方法では、間欠読取
りを行うためにスキャニングの停止、再開を行うモータ
クロックの制御動作と間欠間引きを判定し実行するため
の制御動作とが同時に行われることになり、これらの制
御を司るCPUの負担が大きくなるという問題点があ
る。
【0006】本発明は、上記した従来技術の問題点に鑑
みてなされたものであって、その目的は、間欠読み取り
を行うスキャニング動作の際、スキャニングスピードが
変化或いは停止している時の読取りデータを無効化し、
読取り再開時には走行体を一度戻し、走行体がある任意
のスピード以上になった状態で、読取りを無効化した位
置から再開することを、制御上比較的簡単でかつ少ない
ハード量で実現し、1ライン読取りにおける副走査方向
の移動距離の異なりや、また、メカ駆動的な揺らぎ等が
走行体に発生することが原因で、読取り画像に発生する
ノイズ(不連続性)を防止し、間欠間引きによる読取り
時に、画像の再現品質を向上させることにある。また、
間欠読取りを行うためにスキャニングの停止、再開を行
うモータクロックの制御動作と間欠間引きを判定し実行
するための制御動作とが同時に行われることを回避し、
これらの制御を司るCPUの負担が大きくならないよう
にすることをさらなる目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ライ
ンセンサと、原稿の走査駆動にステッピングモータを用
いたデジタル画像読み取り装置において、所定の間引き
データを格納するメモリと、ステッピングモータの駆動
クロックが入力され、前記間引きデータを該入力駆動ク
ロック毎に繰り返し参照し、走査したライン毎に間引き
の判定と該判定に従う間引き処理を行う間引き処理手段
と、前記間引き処理手段へのステッピングモータの駆動
クロックの入力を制御可能な駆動クロック伝達手段、を
具備したことを特徴とするデジタル画像読取り装置であ
る。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載された
デジタル画像読取り装置において、前記駆動クロック伝
達手段は、ステッピングモータの駆動クロックがスルー
ダウンする前に駆動クロックの入力を停止することを特
徴とするものである。
【0009】請求項3の発明は、請求項1又は2に記載
されたデジタル画像読取り装置において、前記駆動クロ
ック伝達手段は、ステッピングモータの駆動クロックが
スルーアップした後に駆動クロックの入力を可能とする
ことを特徴とするものである。
【0010】請求項4の発明は、請求項1乃至3のいず
れかに記載されたデジタル画像読取り装置において、前
記駆動クロック伝達手段は、ステッピングモータを含め
装置全体を制御するCPUにより設定操作が行われるフ
ラグレジスタを備え、フラグレジスタの設定に従い駆動
クロックの入力を制御することを特徴とするものであ
る。
【0011】請求項5の発明は、請求項1乃至3のいず
れかに記載されたデジタル画像読取り装置において、前
記駆動クロック伝達手段は、ステッピングモータを含め
装置全体を制御するCPUからの指令によりカウントが
開始されるステッピングモータ駆動クロックのカウント
手段を備え、カウント値が所定値に達したときに駆動ク
ロックの入力を制御することを特徴とするものである。
【0012】請求項6の発明は、請求項5に記載された
デジタル画像読取り装置において、前記所定値をCPU
によるステッピングモータのスルーダウン制御動作と駆
動クロック伝達手段への指令動作とを時系列的に分散さ
せるように設定したことを特徴とするものである。
【0013】請求項7の発明は、請求項5又は6に記載
されたデジタル画像読取り装置において、前記所定値を
CPUによるステッピングモータのスルーアップ制御動
作と駆動クロック伝達手段への指令動作とを時系列的に
分散させるように設定したことを特徴とするものであ
る。
【0014】請求項8の発明は、請求項1乃至7のいず
れかに記載された画像読み取り装置を備えた画像処理装
置である。
【0015】請求項9の発明は、ラインセンサと、原稿
の走査駆動にステッピングモータを用いたデジタル画像
読み取りにおける読み取り画像データの間引き処理方法
において、用意した所定の間引きデータを間引き処理の
ために入力されたステッピングモータの駆動クロック毎
に繰り返し参照し、走査したライン毎に間引きの判定と
該判定に従う間引き処理を行う際、間引き処理に用いる
ステッピングモータの駆動クロックの入力を制御するよ
うにしたことを特徴とする読み取り画像データの間引き
処理方法である。
【0016】請求項10の発明は、請求項9に記載され
た読み取り画像データの間引き処理方法において、ステ
ッピングモータの駆動クロックの入力制御がステッピン
グモータの駆動クロックがスルーダウンする前に駆動ク
ロックの入力を停止する制御動作であることを特徴とす
るものである。
【0017】請求項11の発明は、請求項9又は10に
記載された読み取り画像データの間引き処理方法におい
て、ステッピングモータの駆動クロックの入力制御がス
テッピングモータの駆動クロックがスルーアップした後
に駆動クロックを入力可能とする制御動作であることを
特徴とするものである。
【0018】請求項12の発明は、請求項9乃至11の
いずれかに記載された読み取り画像データの間引き処理
方法において、ステッピングモータの駆動クロックの入
力制御がステッピングモータを含め装置全体を制御する
CPUにより設定操作が行われるフラグレジスタの設定
に従い駆動クロックの入力を制御する動作であることを
特徴とするものである。
【0019】請求項13の発明は、請求項9乃至11の
いずれかに記載された読み取り画像データの間引き処理
方法において、ステッピングモータの駆動クロックの入
力制御がステッピングモータを含め装置全体を制御する
CPUからの指令によりカウントが開始されるステッピ
ングモータ駆動クロックのカウント値が所定値に達した
ときに駆動クロックの入力を制御する動作であることを
特徴とするものである。
【0020】請求項14の発明は、請求項13に記載さ
れた読み取り画像データの間引き処理方法において、前
記所定値をステッピングモータのスルーダウン制御動作
と駆動クロック伝達手段への指令動作とを時系列的に分
散させるように設定したことを特徴とするものである。
【0021】請求項15の発明は、請求項13又は14
に記載された読み取り画像データの間引き処理方法にお
いて、前記所定値をステッピングモータのスルーアップ
制御動作と駆動クロック伝達手段への指令動作とを時系
列的に分散させるように設定したことを特徴とするもの
である。
【0022】請求項16の発明は、請求項9乃至15の
いずれかに記載された読み取り画像データの間引き処理
方法を実施するためのプログラムを記録したことを特徴
とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明を添付する図面とともに示
す以下の実施例に基づき説明する。図1は、本発明に係
る画像読み取り装置の全体構成図である。原稿台ガラス
1上に置かれた原稿は、第1ミラー2と一体に構成され
た照明ランプ3により照射され、その反射光は、第1ミ
ラー2及び一体に構成された第2ミラー4、第3ミラー
5で走査される。第3ミラー5からの反射光は、レンズ
38により集束され、CCD6に照射され光電変換され
る。第1ミラー2、照明ランプ3、及び第2ミラー4、
第3ミラー5は、走行体モータ7を駆動源として、A方
向に移動可能となっている。原稿トレイ8に積載された
原稿は、ピックアップローラー9、レジストローラー対
10、搬送ドラム11、搬送ローラー12により読み取
り位置Bを経て、排紙ローラー対13,14 へ送り込
まれ、排紙トレイ15上に排出される。原稿は、読取位
置Bを通過する際に、読取位置B近傍に移動している照
明ランプ2により照射され、その反射光は、第1ミラー
2及び一体に構成された第2ミラー4、第3ミラー5を
経由してレンズ38により集束され、CCD6に照射さ
れ光電変換される。これらの処理におけるピックアップ
ローラー9、レジストローラー対10は、給紙モーター
(図示せず)により駆動され、搬送ドラム11、搬送ロ
ーラー12、排紙ローラー対13,14は、搬送モータ
ー16により駆動される。
【0024】本実施例では主副独立の読み取り密度変換
を行なっている。主走査方向の読み取り密度変換は電気
変倍により行なう。レンズ38の絞り(集束率)及びC
CD6上の読み取り画素数は固定であるため、主走査方
向の読み取り密度は一定値となる。本実施例では、この
主走査方向の読み取り密度が400dpiになるように構成し
ている。この400dpiでの読み取りデータに対して、ライ
ンメモリを用いた電気回路(図示しない)によって、補
間処理を行いながら間引き処理や2度書きを行なうこと
で、任意のdpiに密度変換する。例えば、200dpiに縮小
するには、400dpi読み取りデータの隣合う2画素を補間
処理しながら間引き処理した1画素に変換する。また、
800dpiに拡大するには、1画素を補間処理しながら2度
書きすることで2画素に変換する。
【0025】副走査方向の読み取り密度変換は機械変倍
により行なう。走行体モーター7および搬送モーター1
6にはステッピングモーターを使用し、CPUがこれら
モーターの駆動スピードを変えることによって、原稿の
副走査方向の走査スピードを変化させ、すなわち副走査
方向の読み取り密度を変えるとによって密度変換する。
例えば、400dpiでの走査スピード:λに対して、200dpi
で読み取るには、走査スピード:2×λで走査するよう
にモーターを駆動し、800dpiで読み取るには、走査スピ
ード:λ/2で走査するようにモーターを駆動する。
【0026】図2は、本発明のビデオ処理系のブロック
構成図である。センサ41(図1におけるCCD6)
は、色フィルタとCCD光電変換素子を用いたRGBラ
インセンサで、原稿を読み取って、RGBの濃淡信号を
出力し、その濃淡信号を例えば8ビットのデジタル信号
に変換して出力する。この時のRGBの原稿上の走査位
置は、RGBラインセンサ上のRGBセンサの物理的な
間隔分だけ異なっている。図3はRGBラインセンサの
1例を示すもので、この様子を表している。間欠間引き
処理回路42は、間欠動作の際或いは常時行われる均等
間引等の処理時に間引き動作を行う回路で、詳細は後述
する。RGBライン間補正処理43は、先のRGBライ
ン間に発生している読み取り位置のズレを、ラインメモ
リと補間演算により補正し、注目ラインを統一する。図
4は補間演算により位置ズレが補正される画像の補正前
後の様子を示している。
【0027】変倍処理回路44により前述の主走査方向
の変倍処理を施す。画像処理回路45は、ユーザの使用
目的により適宜設定されるMTF補正や平滑化等のビデ
オデータに対する補正や、ディザ,誤差拡散等の階調数
変換処理等、各種画像処理を行う。メモリコントローラ
46は、画像処理が施されたビデオデータをメモリ47
に蓄積するとともに、I/Fコントローラ48からの要
求に従い、メモリ47に蓄積したビデオデータを外部の
ホスト50に転送する際のメモリ制御を行う。メモリ4
7は、読取りスピードとビデオ転送スピード間に発生す
る速度差を吸収すべく設けられた中間メモリで、低コス
ト化のために小サイズに抑えられている。I/Fコント
ローラ48は、ホスト50と本スキャナの接続I/Fに
準拠したデータ転送の制御(バスのアービトレーショ
ン)を行い、本実施例では、SCSII/Fを使用し、
I/Fコントローラ48には、市販の汎用のSCSIコ
ントローラを使用している。
【0028】次に、本発明における間欠読み取り時の動
作について説明する。図2の各処理ブロックはCPU
(図示しない)により管理されている。例えばホスト側
の都合により、読取り動作中に、ビデオ転送を受け付け
なくなったり、I/Fコントローラ48のビデオ転送速
度が遅い場合に、速度差吸収用メモリ47にデータが蓄
積していくことになる。この時にメモリ47の容量が溢
れそう(ニアフル)なると、メモリコントローラ46
は、メモリがニアフル状態であることをCPUに伝達
し、CPUは、読取り動作を中断して、ある程度メモリ
47内のデータがホスト50側に転送され、空き容量が
できる(ニアエンプティ)まで待機する。その後、メモ
リ47の空き容量が大きくなりニアエンプティ状態にな
るとCPUは読取り動作を再開する。この時の、読取り
中断→再開の動作は、CPUが走行体駆動のステッピン
グモータを停止/再起動することによって実現するが、
このステッピングモータの停止/再起動に連動して間欠
間引き処理42が機能し、読取り停止→再開の間の無効
ラインの間引き処理を実行する。上記間欠動作途中に読
取った画像を有効にすると、読取り動作途中に副走査方
向の走査スピードが変化しているため、ステッピンモー
タの速度遷移及び停止状態時に、間欠間引き処理42に
よる無効ラインの間引き処理を行っても、副走査方向の
走査距離の違いや、メカ的な走行体速度変動時の振動等
により、画像データ上にノイズを発生する場合が多々あ
る。本発明では、後述するように、走査スピードの変化
時或いは停止時における読取りデータを無効化し得るよ
うにする。
【0029】次に、間欠間引き処理回路42に関して図
5を参照して説明する。図5において、ある一定の周期
で常にセンサから出力されるビデオ信号66は、間引き
判定処理回路62に入力する。CPU64は、走行体駆
動用ステッピングモータ65を駆動するモータ励磁用ド
ライバ63に対するモータ駆動クロックを発生し、その
モータクロックの周波数を変えることにより、走行体駆
動スピード、すなわち副走査方向の走査スピードを制御
し、また、モータクロックを停止することにより、走行
体を停止するような動作を行わせる。間引きパターンデ
ータRAM61は、間引き判定処理回路62が間引きの
判定を行う際の判定基準データとなるデータを格納す
る。CPU64が読取り動作前に予めこのデータを設定
しておく。データの意味付けは1bit単位で、”1:間引
かない,0:間引く”とする。間引き判定処理回路62
は、モータークロックが入力される度に、間引きパター
ンデータRAM61より間引きパターンを順次読み出し
て行き、1ライン周期間中に参照したパターンの成立条
件によって、間引きの実施/不実施を判断し、それを実
行する。間引き判定処理回路62からは、間引き処理が
施されたビデオ信号67が出力される。
【0030】次に、図6を用いて、図5の間引き判定回
路62の動作を説明する。メカ駆動系の設計と走行体駆
動のステッピングモータ65の励磁方式より、CPU6
4が発生する1モータクロックあたりの移動量が1義的
に決まる。本実施例では、モータクロックの1パルスの
移動量を:1200dpiの1dot分とする。次に、副走査の走
査スピードを200dpiとすると、1ライン周期信号間
のモータクロックは、1200dpi/200dpiで6パルス分とな
るような周波数で生成されることになる。1ラインの走
査周期信号は常に一定であるため、通常、このように、
CPU64がモータクロックの周波数を切り替えて、副
走査の走査スピードを制御する。間引きパターンデータ
に関して説明すると、200dpiの走査スピードで読取りを
行う場合、モータクロック:1パルスあたりの移動量が
1200dpiの1dot分であるため、”6ステップ進む間の1
回を有効ライン”となるように制御すればよい。従っ
て、間引きパターンデータは6ステップに1回の間引き
不実施を示す”000001”を設定する。
【0031】間引き判定処理回路62は、1モータクロ
ックが発生する毎に、間引きパターンを1個づつ繰り返
し参照していき、1ライン周期間に1回もライン間引き
不実施を示す”1”を参照できなかったとき、次のライ
ンを間引く。図6は定速で走行体が移動した場合を示し
ており、1ライン中に必ずライン間引き不実施を示す”
1”が存在するので、間引きは行われない。図7は、間
引き判定処理回路62の間欠動作時を示すものである。
図7に示すように、間欠動作時には、走行体駆動モータ
65の回転速度が変化、すなわち、モータークロックの
周波数が変化する。このモータ65が定速状態から停止
までの遷移中や、完全停止状態では、図示のように、1
ライン期間中に発生するモータークロックの発生回数が
少なくなるため、間引きデータを参照する回数も減少
し、すなわち、間引き不実施を示す”1”の参照が成立
しにくくなり、間引きパターンが全て0となる期間の次
の期間からラインの間引き処理が実行されることにな
る。
【0032】先に提案されたスキャナは上記間欠間引き
処理回路(図5)を備え、この間欠間引き処理回路によ
って、CPUが読取り動作途中にライン単位の判定を行
う必要がないため、制御上比較的簡単でかつ少ないハー
ド量の回路を実現していた。しかしながら、この間欠間
引き処理回路で間欠動作の読取りを行う場合、図7の期
間Aに示すように、走行体駆動モータ65の速度遷移中
の読取りデータは、副走査方向に所望の距離分(図例の
場合200dpi分)移動(走査)していないデータを取り込
んでしまう。また、速度遷移中はステッピングモータ6
5の励磁周波数が変化し、メカ駆動系のトルクとの関係
によって振動や揺らぎを発生し易い。このよう状況下に
ある間欠動作時の速度遷移中の読取りデータを有効にす
ると、上記の理由により読み取り画像上に不連続なノイ
ズが発生しやすく、読取り画像品質が劣化する。本発明
では、上記間欠間引き処理回路によると同じ動作を行う
ことも可能であるが、その上さらに間引き動作を制御し
得る、即ち、読み取り動作中の任意の期間、ここでは、
走査スピードの変化時或いは停止時であるが、を間引き
状態に制御することにより、読取りデータを無効化し得
るようにするものである。
【0033】本発明の実施例に係わる間欠間引き処理回
路について、図8を参照して説明する。図8に示す回路
は、本発明が基礎を置く図5の間欠間引き処理回路にお
いて、間引き判定処理回路へのモータクロックの入力を
制御することによって上記目的を遂行する。図8に示す
ように、間引き判定処理回路72には、ある一定の周期
で常にセンサから出力されるビデオ信号66が入力して
くる。CPU64は、走行体駆動用ステッピングモータ
65を駆動するモータ励磁用ドライバ63に対するモー
タ駆動クロックを発生し、そのモータクロックの周波数
を変えることにより、走行体駆動スピード(副走査方向
の走査スピード)を制御し、また、モータクロックを停
止することにより、走行体を停止するような動作を行わ
せる。
【0034】間引きパターンデータRAM61は、間引
き判定処理回路72が間引きの判定を行う際の判定基準
データとなるデータを格納する。CPU64が読取り動
作前に予めこのデータを設定しておく。データの意味付
けは1bit単位で、”1:間引かない,0:間引く”とす
る。間引き判定処理回路72は、モータークロックが入
力される度に、間引きパターンデータRAM61より間
引きパターンを順次読み出して行き、1ライン周期間中
に参照したパターンの成立条件によって、間引きの実施
/不実施を判断し、それを実行する。フラグレジスタ7
1は、CPU64によって適宜設定されるフラグレジス
タで、意味付けは、”1:ゲートON,0:ゲートOF
F”とする。ゲート回路70は、フラグレジスタ71の
情報に従って、モータークロックの間引き判定処理回路
72への伝達をON/OFFする。間引き判定処理回路
72からは、間引き処理が施されたビデオ信号67が出
力される。
【0035】上記回路では、CPU64が間欠動作を行
おうとして、モータークロックをスルーダウン/スルー
アップを行う場合に、フラグレジスタ71を操作するこ
とにより、間引き判定処理回路72へのモータークロッ
クの入力を制御可能とし、間引き判定処理回路72はモ
ータークロックが入力しないと間引を実施するため、モ
ータークロックがスルーダウンする前、スルーアップし
た後の定速時に間引き状態へ移行させる間欠間引き処理
を実行することが可能となる。図9は、上記の間欠間引
き処理動作を示すタイムチャートである。図9におい
て、図の中央にモータ速度線図(速度V=0:停止、を
中心に、+V:進み方向、−V:戻り方向を縦軸にと
る)と、速度線図に対応させてその時の走行体の読み取
り原稿に対する位置(上を原稿後端、下を原稿先端位置
に縦軸をとっている)を示す。信号線図は、上段に、中
間メモリ47の使用状態を示すニアフル、ニアエンプテ
ィ信号、モータクロック及び、下段にLGATE信号を
示す。
【0036】図9に基づいて動作を説明する。走行体が
定速駆動されている読み取り走査中にニアフル信号が発
生すると、CPU64は所定期間をおいて、間欠読み取
りを行うための停止動作を起こす。即ち、図9に示すよ
うに、タイミングT2でスルーダウンを始める。本発明
では、このスルーダウン前(或いは速度変化の小さいと
きであっても良い)のタイミングT1で間引き実施状態
になるように、フラグレジスタ71にゲート回路70を
ゲートOFFとするフラグを設定し、間引き判定処理回
路72へのモータークロックの入力を停止する。また、
この入力を停止したタイミングT1における走行体の位
置Aをその時の間引きパターンデータとともに保持して
おく。その後、走行体は停止状態を経て、原稿の先端に
向けて戻される。この戻し動作は、読み取り再開時に中
断をした原稿位置から再び正常な読み取りができる、つ
まり中断したときと同一条件で中断位置の原稿の読み取
りを再開し得るようにするために行われる。走行体は戻
し動作の後、停止状態におかれ、中間メモリ47が空く
のを待つ。
【0037】中間メモリ47が使用できる状態となり、
ニアエンプティ信号が発生すると、CPU64は、停止
位置からの動作を再開させる。この時、スルーアップか
ら定速走行に移ったところで間引きを止めて、先に保持
した位置Aから読み取り画像データを取り込むように立
ち上げる。このため、本発明では、図9のT3にて示す
スルーアップを終了した後の定速走行に入ったところ
で、先に保持した位置Aに達するタイミングT4で間引
きを止める、即ち、タイミングT4で間引き不実施状態
になるように、フラグレジスタ71にゲート回路70を
ゲートOFFとするフラグを設定し、間引き判定処理回
路72へのモータークロックの入力を再開する。このと
き、位置Aとともに保持された間引きパターンデータに
従い間引き処理が継続して行われる。
【0038】次に、本発明の他の実施例に係わる間欠間
引き処理回路について、図10を参照して説明する。図
10に示す回路は、走行体を停止させる際、上記実施例
(図8)におけると同様に動作する、間引き判定処理回
路へのモータクロックの入力を制御するゲート回路、を
モータクロックのクロックカウント数により制御するこ
とによって上記目的を遂行するものである。図10に示
すように、ある一定の周期で常にセンサから出力される
ビデオ信号66が間引き判定処理回路83に入力してく
る。CPU64は、走行体駆動用ステッピングモータ6
5を駆動するモータ励磁用ドライバ63に対するモータ
駆動クロックを発生し、そのモータクロックの周波数を
変えることにより、走行体駆動スピード、すなわち副走
査方向の走査スピードを制御し、また、モータクロック
を停止することにより、走行体を停止するような動作を
行わせる。
【0039】間引きパターンデータRAM61は、間引
き判定処理回路83が間引きの判定を行う際の判定基準
データとなるデータを格納する。CPU64が読取り動
作前に予めこのデータを設定しておく。データの意味付
けは1bit単位で、”1:間引かない,0:間引く”とす
る。間引き判定処理回路83は、モータークロックが入
力される度に、間引きパターンデータRAM61より間
引きパターンを順次読み出して行き、1ライン周期間中
に参照したパターンの成立条件によって、間引きの実施
/不実施を判断し、それを実行する。停止オフセットレ
ジスタ81は、CPU64によって適宜設定されるレジ
スタで、オフセット値として所望のカウント値を設定す
る。入力停止カウント回路82は、CPU64によるト
リガ動作によって動作し、ゲート回路80に対する制御
信号として”1:ゲートON,0:ゲートOFF”を生
成する。具体的には、CPU64によるトリガ動作によ
って、モータークロックをカウントして行き、停止オフ
セットレジスタ81の示すオフセット値と一致すると、
ゲート信号”0”を発生する。ゲート回路80は、入力
停止カウント回路82の情報に従って、モータークロッ
クの間引き判定処理回路83への伝達をON/OFFす
る。間引き判定処理回路83からは、間引き処理が施さ
れたビデオ信号67が出力される。
【0040】上記回路では、CPU64が間欠動作を行
おうとして、モータークロックをスルーダウンさせる場
合に、予めセットする停止オフセットレジスタ81と、
入力停止カウント回路82を操作することにより、間引
き判定処理回路83へのモータークロックの入力を制御
可能とし、間引き判定処理回路83はモータークロック
が入力しないと間引きの実施を行うため、モータークロ
ックがスルーダウンする前の等速状態で間欠間引き処理
をすることを可能とする。しかも、CPU64が入力停
止カウント回路82を操作することができ、入力停止カ
ウント回路82に対する操作とモータークロックをスル
ーダウンさせる操作を時間的にズラすことが可能であ
り、CPU64の制御負荷を軽くして間欠動作を実行す
ることができる。
【0041】図11は、上記のスルーダウン時の間欠間
引き処理動作を示すタイムチャートである。なお、同図
は、後記するスルーアップ時の動作を含む。図11にお
いて、図の中央にモータ速度線図(速度V=0:停止、
を中心に、+V:進み方向、−V:戻り方向を縦軸にと
る)と、速度線図に対応させてその時の走行体の読み取
り原稿に対する位置(上を原稿後端、下を原稿先端位置
に縦軸をとっている)を示す。信号線図は、上段に、中
間メモリ47の使用状態を示すニアフル、ニアエンプテ
ィ信号、モータクロック及び、下段にLGATE信号を
示す。
【0042】図11に基づいて動作を説明する。走行体
が定速駆動されている読み取り走査中にニアフル信号が
発生すると、CPU64は所定期間をおいて、間欠読み
取りを行うための停止動作を起こす。即ち、図11に示
すように、タイミングt3でスルーダウンを始める。本
発明では、このスルーダウン前(或いは速度変化の小さ
いときであっても良い)のタイミングt2で間引き実施
状態になるように、入力停止カウント回路82にゲート
回路80をゲートOFFとする信号を発生させる。ま
た、ここでは、所定数のモータクロック分のオフセット
を停止オフセットレジスタ81に設定し、CPU64が
入力停止カウント回路82にトリガー動作をするタイミ
ングをt1とし、スルーダウン時のCPU64の制御指
令と重ならないようにしている。タイミングt1でトリ
ガーされた停止オフセットレジスタ81はオフセット
(t1−t2)分のモータクロックをカウントした後、
ゲートOFFとする信号を発することにより、間引き判
定処理回路72へのモータークロックの入力を停止す
る。このとき、この入力を停止したタイミングt2にお
ける走行体の位置Aをその時の間引きパターンデータと
ともに保持しておく。その後、走行体は停止状態を経
て、原稿の先端に向けて戻される。この戻し動作は、読
み取り再開時に中断をした原稿位置から再び正常な読み
取りができる、つまり中断したときと同一条件で中断位
置の原稿の読み取りを再開し得るようにするために行わ
れる。走行体は戻し動作の後、停止状態におかれ、中間
メモリ47が空くのを待つ。
【0043】本発明の他の実施例に係わる間欠間引き処
理回路について、図12を参照して説明する。図12に
示す回路は、走行体を停止後走査を再開する際、上記実
施例(図8)におけると同様に動作する、間引き判定処
理回路へのモータクロックの入力を制御するゲート回
路、をモータクロックのクロックカウント数により制御
することによって上記目的を遂行するものである。図1
2に示すように、ある一定の周期で常にセンサから出力
されるビデオ信号66が間引き判定処理回路93に入力
してくる。CPU64は、走行体駆動用ステッピングモ
ータ65を駆動するモータ励磁用ドライバ63に対する
モータ駆動クロックを発生し、そのモータクロックの周
波数を変えることにより、走行体駆動スピード、すなわ
ち副走査方向の走査スピードを制御し、また、モータク
ロックを停止することにより、走行体を停止するような
動作を行わせる。
【0044】間引きパターンデータRAM61は、間引
き判定処理回路93が間引きの判定を行う際の判定基準
データとなるデータを格納する。CPU64が読取り動
作前に予めこのデータを設定しておく。データの意味付
けは1bit単位で、”1:間引かない,0:間引く”とす
る。間引き判定処理回路93は、モータークロックが入
力される度に、間引きパターンデータRAM61より間
引きパターンを順次読み出して行き、1ライン周期間中
に参照したパターンの成立条件によって、間引きの実施
/不実施を判断し、それを実行する。再開オフセットレ
ジスタ91は、CPU64によって適宜設定されるレジ
スタで、オフセット値として所望のカウント値を設定す
る。入力再開カウント回路92は、CPU64によるト
リガ動作によって動作し、ゲート回路90に対する制御
信号として”1:ゲートON,0:ゲートOFF”を生
成する。具体的には、CPU64によるトリガ動作によ
って、モータークロックをカウントして行き、再開オフ
セットレジスタ91の示すオフセット値と一致すると、
ゲート信号”1”を発生する。ゲート回路90は、入力
再開カウント回路92の情報に従って、モータークロッ
クの間引き判定処理回路93への伝達をON/OFFす
る。間引き判定処理回路93からは、間引き処理が施さ
れたビデオ信号67が出力される。
【0045】上記回路では、CPU64が間欠動作を行
う際に、停止状態から移動を再開しモータークロックを
スルーアップする場合に、予めセットする再開オフセッ
トレジスタ91と、入力再開カウント回路92を操作す
ることにより、間引き判定処理回路93へのモーターク
ロックの入力を再開制御可能とし、間引き判定処理回路
93はモータークロックが入力が再開されると、順次間
引きパターンを参照していき、間引きの不実施を行うた
め、モータークロックがスルーアップした後の等速状態
で間欠間引き処理を再開することを可能とする。しか
も、CPU64が入力再開カウント回路92を操作する
ことができ、入力再開カウント回路92に対する操作と
モータークロックをスルーアップさせる操作を時間的に
ズラすことが可能であり、CPU64の制御負荷を軽く
して間欠動作を実行することができる。
【0046】上記の動作をタイムチャートに基づいて説
明する。なお、ここでは、図11を用い、図10の走行
体停止時の間欠動作に続く動作として説明する。走行体
を停止させ、待機状態にあるところで、中間メモリ47
に空きが出来て、ニアエンプティ信号が発生すると、C
PU64は、停止位置からの動作を再開させる。この
時、スルーアップから定速走行に移ったところで間引き
を止めて、先に保持した位置Aから読み取り画像データ
を取り込むように立ち上げる。このため、本発明では、
図11のt5にて示すスルーアップを終了した後の定速
走行に入ったところで、先に保持した位置Aに達するタ
イミングt6で間引きを止める、即ち、タイミングt6
で間引き不実施状態になるように、入力再開カウント回
路92にゲート回路90をゲートONとする信号を発生
させる。
【0047】また、ここでは、所定数のモータクロック
分のオフセットを再開オフセットレジスタ91に設定
し、CPU64が入力再開カウント回路92にトリガー
動作をするタイミングをt4とし、スルーアップ時のC
PU64の制御指令と重ならないようにしている。タイ
ミングt4でトリガーされた再開オフセットレジスタ9
1はオフセット(t4−t6)分のモータクロックをカ
ウントした後、ゲートONとする信号を発することによ
り、間引き判定処理回路93へのモータークロックの入
力を再開する。このとき、位置Aとともに保持された間
引きパターンデータに従い間引き処理が継続して行われ
る。
【0048】また、上記の実施例において、デジタル画
像読み取り装置を示したが、デジタル画像読み取り装置
を装備した画像処理装置(例えば、デジタル複写機,フ
ァクシミリ,電子ファイリングシステム,マルチファン
クション機等)における画像読み取りの間引き処理に上
記した実施例を適用することにより、本発明の画像処理
装置を実施することができる。
【0049】さらに、本発明においては、CPU64が
実行する間引き処理の処理プログラムとして上記実施例
に示した動作を実行するための手順を記述した間引き処
理プログラムを用意し、用意したプログラムを用いるこ
とにより目的とする動作を具体化することができる。こ
のプログラムは、周知のコンピュータ読み取り可能な記
録媒体に記録され、CPU64の制御下の記録媒体とし
て用いるか、記憶手段にインストールされ、記録媒体か
ら読み出されたプログラムにより間引き処理の制御操作
が実行される。
【0050】
【発明の効果】(1) 請求項1の発明に対応する効果 読み取り画像データの間引き処理手段へのステッピング
モータの駆動クロックの入力が制御可能な駆動クロック
伝達手段を設けたことにより、間欠読み取り等の動作に
対し任意のタイミングで、駆動クロック伝達を停止或い
は再開することができ、走査スピードの変化時や停止時
の期間を間引き実施期間とすることができる。従って、
1ライン読取りにおける副走査方向の移動距離の異なり
や、また、メカ駆動的な揺らぎ等が走行体に発生するこ
とが原因で、読取り画像に発生するノイズ(不連続性)
を防止し、画像の再現品質を向上させることができる。 (2) 請求項2,3の発明に対応する効果 上記(1)の効果に加えて、間引き処理手段に対して、
ステッピングモータの駆動クロックがスルーダウンする
前に駆動クロックの入力を停止し、スルーアップした後
に駆動クロックの入力を可能とすることにより、間欠動
作時に読取りを中断する場合に対応した動作を行うこと
ができる。即ち、任意の位置のモータークロックから取
り込みを中断し、読取りの再開時に取り込みを中断した
位置のモータークロックから再開することによって、副
走査方向の走査スピードが変化している間の読取りを行
わないことにより、間欠動作時に発生する、前記の1ラ
イン読取りにおける副走査方向の移動距離の異なりや、
また、メカ駆動的な揺らぎ等が走行体に発生することが
原因で、読取り画像に発生するノイズ(不連続性)を防
止し、画像の再現品質を向上させることができる。
【0051】(3) 請求項4の発明に対応する効果 上記(1)、(2)の効果に加えて、ステッピングモー
タを含め装置全体を制御するCPUにより設定操作が行
われるフラグレジスタの状態に従い間引き処理手段への
ステッピングモータの駆動クロックの入力を制御するよ
うにしたことにより、スキャニング動作に関連した間引
き処理手段を簡単でかつ少ないハード量で実現すること
ができる。 (4) 請求項5の発明に対応する効果 上記(1)、(2)の効果に加えて、ステッピングモー
タを含め装置全体を制御するCPUからの指令によりカ
ウントが開始されるステッピングモータ駆動クロックの
カウント値が所定値(オフセット値)に達したときに駆
動クロックの入力を制御するようにしたことにより、間
欠動作の読取り停止時のモータクロックの取り込み中断
の制御を行う際に、実際にモータークロックの取り込み
の停止実行と、制御手段が間引き判定処理回路に対しモ
ータクロックの取り込み停止の制御を行う時間との間
に、任意のモータークロック複数分のオフセットを設定
可能となる。従って、間欠停止時の制御手段が、間引き
判定処理とモータークロックの管理タイミングをずらし
て動作することが可能となり、制御手段の制御上の負荷
を減らし、しかもスキャニング動作に関連した間引き処
理手段を簡単でかつ少ないハード量で実現することがで
きる。 (5) 請求項6、7の発明に対応する効果 上記(4)の効果を間欠読み取りにおけるスルーダウ
ン、スルーアップ時の間欠間引き処理において実現でき
る。 (6) 請求項8の発明に対応する効果 請求項1〜7のいずれかに記載されたデジタル画像読み
取り装置を備えた画像処理装置(例えば、デジタル複写
機,ファクシミリ,電子ファイリングシステム,マルチ
ファンクション機等)において、上記(1)〜()の効
果を実現することにより、画像処理装置の性能を向上さ
せることができる。
【0052】(7) 請求項9の発明に対応する効果 間引き処理に用いるステッピングモータの駆動クロック
の入力を制御することにより、間欠読み取り等の動作に
対し任意のタイミングで、駆動クロック伝達を停止或い
は再開することができ、走査スピードの変化時や停止時
の期間を間引き実施期間とすることができる。従って、
1ライン読取りにおける副走査方向の移動距離の異なり
や、また、メカ駆動的な揺らぎ等が走行体に発生するこ
とが原因で、読取り画像に発生するノイズ(不連続性)
を防止し、画像の再現品質を向上させることができる。 (8) 請求項10,11の発明に対応する効果 上記(7)の効果に加えて、間引き処理手段に対して、
ステッピングモータの駆動クロックがスルーダウンする
前に駆動クロックの入力を停止し、スルーアップした後
に駆動クロックの入力を可能とすることにより、間欠動
作時に読取りを中断する場合に対応した動作を行うこと
ができる。即ち、任意の位置のモータークロックから取
り込みを中断し、読取りの再開時に取り込みを中断した
位置のモータークロックから再開することによって、副
走査方向の走査スピードが変化している間の読取りを行
わないことにより、間欠動作時に発生する、1ライン読
取りにおける副走査方向の移動距離の異なりや、また、
メカ駆動的な揺らぎ等が走行体に発生することが原因
で、読取り画像に発生するノイズ(不連続性)を防止
し、画像の再現品質を向上させることができる。
【0053】(9) 請求項12の発明に対応する効果 上記(7)、(8)の効果に加えて、ステッピングモー
タを含め装置全体を制御するCPUにより設定操作が行
われるフラグレジスタの設定に従い間引き処理に用いる
ステッピングモータの駆動クロックの入力を制御するよ
うにしたことにより、スキャニング動作に関連した間引
き処理を簡単に行うことができる。 (10) 請求項13の発明に対応する効果 上記(7)、(8)の効果に加えて、ステッピングモー
タを含め装置全体を制御するCPUからの指令によりカ
ウントが開始されるステッピングモータ駆動クロックの
カウント値が所定値(オフセット値)に達したときに間
引き処理に用いる駆動クロックの入力を制御するように
したことにより、間欠動作の読取り停止時のモータクロ
ックの取り込み中断の制御を行う際に、実際にモータク
ロックの取り込みの停止実行と、制御手段が間引き処理
の制御指令を行う時間との間に、任意のモータークロッ
ク数分のオフセットが設定可能となる。従って、間欠停
止時の制御手段が、間引き判定処理と走査駆動を行うた
めのモータークロックの管理タイミングをずらして動作
することが可能となり、制御手段の制御上の負荷を減ら
し、しかもスキャニング動作に関連した間引き処理を簡
単に行うことができる。 (11) 請求項14、15の発明に対応する効果 上記(10)の効果を間欠読み取りにおけるスルーダウ
ン、スルーアップ時の間欠間引き処理において実現でき
る。 (12) 請求項16の発明に対応する効果 適用するデジタル画像読取り装置の制御を司るCPUが
本発明の記録媒体に記録されたプログラムを用いること
によって、請求項9〜15の発明に関わる動作を容易に
実行することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像読み取り装置の全体構成図
を示す。
【図2】 本発明のビデオ処理系のブロック構成図を示
す。
【図3】 RGBラインセンサの1例を示す。
【図4】 RGBライン間に発生している読み取り位置
のズレの補正を説明する図である。
【図5】 間引き判定回路の先行例を示すブロック図で
ある。
【図6】 図5の間引き判定回路の間引き不実施時の動
作を説明するタイムチャートを示す。
【図7】 図5の間引き判定回路の間引き実施時の動作
を説明するタイムチャートを示す。
【図8】 本発明による間引き判定回路の実施例を示す
ブロック図である。
【図9】 図8の間引き判定回路の間欠間引き動作を説
明するタイムチャートを示す。
【図10】 本発明による間引き判定回路の他の実施例
を示すブロック図である。
【図11】 図10の間引き判定回路の間欠間引き動作
を説明するタイムチャートを示す。
【図12】 本発明による間引き判定回路の他の実施例
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…原稿台ガラス、 2…照明ランプ、
6…CCD、 7…走行体モー
タ、8… 原稿トレイ、 41…CCDラ
インセンサ、42…間欠間引き処理回路、 46
…メモリコントローラ、47…メモリ、
50…ホスト、61…間引きパターンデータRA
M、62、72,83,93…間引き判定処理回路、6
3…モータ励磁用ドライバ、 64…CPU、65
…ステッピングモータ、 70,80,90…ゲ
ート回路 71…フラグレジスタ、 81…停止オフセッ
トレジスタ、82…入力停止カウント回路、 91
…再開オフセットレジスタ、92…入力再開カウント回
路。
フロントページの続き Fターム(参考) 2H108 AA01 CB01 FB16 5B047 AB04 BA02 BB02 BC05 BC09 BC11 CA08 CB17 CB25 5C072 AA01 BA17 CA02 DA02 DA04 EA05 FA08 FB04 FB23 MB02 NA06 NA09 QA10 TA04 UA13 XA01 5C076 AA22 BA01 BA07 BA08 BB06 BB12

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラインセンサと、原稿の走査駆動にステ
    ッピングモータを用いたデジタル画像読み取り装置にお
    いて、所定の間引きデータを格納するメモリと、ステッ
    ピングモータの駆動クロックが入力され、前記間引きデ
    ータを該入力駆動クロック毎に繰り返し参照し、走査し
    たライン毎に間引きの判定と該判定に従う間引き処理を
    行う間引き処理手段と、前記間引き処理手段へのステッ
    ピングモータの駆動クロックの入力を制御可能な駆動ク
    ロック伝達手段、を具備したことを特徴とするデジタル
    画像読取り装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたデジタル画像読取
    り装置において、前記駆動クロック伝達手段は、ステッ
    ピングモータの駆動クロックがスルーダウンする前に駆
    動クロックの入力を停止することを特徴とするデジタル
    画像読取り装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載されたデジタル画
    像読取り装置において、前記駆動クロック伝達手段は、
    ステッピングモータの駆動クロックがスルーアップした
    後に駆動クロックの入力を可能とすることを特徴とする
    デジタル画像読取り装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載された
    デジタル画像読取り装置において、前記駆動クロック伝
    達手段は、ステッピングモータを含め装置全体を制御す
    るCPUにより設定操作が行われるフラグレジスタを備
    え、フラグレジスタの設定に従い駆動クロックの入力を
    制御することを特徴とするデジタル画像読取り装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれかに記載された
    デジタル画像読取り装置において、前記駆動クロック伝
    達手段は、ステッピングモータを含め装置全体を制御す
    るCPUからの指令によりカウントが開始されるステッ
    ピングモータ駆動クロックのカウント手段を備え、カウ
    ント値が所定値に達したときに駆動クロックの入力を制
    御することを特徴とするデジタル画像読取り装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載されたデジタル画像読取
    り装置において、前記所定値をCPUによるステッピン
    グモータのスルーダウン制御動作と駆動クロック伝達手
    段への指令動作とを時系列的に分散させるように設定し
    たことを特徴とするデジタル画像読取り装置。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6に記載されたデジタル画
    像読取り装置において、前記所定値をCPUによるステ
    ッピングモータのスルーアップ制御動作と駆動クロック
    伝達手段への指令動作とを時系列的に分散させるように
    設定したことを特徴とするデジタル画像読取り装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかに記載された
    画像読み取り装置を備えた画像処理装置。
  9. 【請求項9】 ラインセンサと、原稿の走査駆動にステ
    ッピングモータを用いたデジタル画像読み取りにおける
    読み取り画像データの間引き処理方法において、用意し
    た所定の間引きデータを間引き処理のために入力された
    ステッピングモータの駆動クロック毎に繰り返し参照
    し、走査したライン毎に間引きの判定と該判定に従う間
    引き処理を行う際、間引き処理に用いるステッピングモ
    ータの駆動クロックの入力を制御するようにしたことを
    特徴とする読み取り画像データの間引き処理方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載された読み取り画像デ
    ータの間引き処理方法において、ステッピングモータの
    駆動クロックの入力制御がステッピングモータの駆動ク
    ロックがスルーダウンする前に駆動クロックの入力を停
    止する制御動作であることを特徴とする読み取り画像デ
    ータの間引き処理方法。
  11. 【請求項11】 請求項9又は10に記載された読み取
    り画像データの間引き処理方法において、ステッピング
    モータの駆動クロックの入力制御がステッピングモータ
    の駆動クロックがスルーアップした後に駆動クロックを
    入力可能とする制御動作であることを特徴とする読み取
    り画像データの間引き処理方法。
  12. 【請求項12】 請求項9乃至11のいずれかに記載さ
    れた読み取り画像データの間引き処理方法において、ス
    テッピングモータの駆動クロックの入力制御がステッピ
    ングモータを含め装置全体を制御するCPUにより設定
    操作が行われるフラグレジスタの設定に従い駆動クロッ
    クの入力を制御する動作であることを特徴とする読み取
    り画像データの間引き処理方法。
  13. 【請求項13】 請求項9乃至11のいずれかに記載さ
    れた読み取り画像データの間引き処理方法において、ス
    テッピングモータの駆動クロックの入力制御がステッピ
    ングモータを含め装置全体を制御するCPUからの指令
    によりカウントが開始されるステッピングモータ駆動ク
    ロックのカウント値が所定値に達したときに駆動クロッ
    クの入力を制御する動作であることを特徴とする読み取
    り画像データの間引き処理方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載された読み取り画像
    データの間引き処理方法において、前記所定値をステッ
    ピングモータのスルーダウン制御動作と駆動クロック伝
    達手段への指令動作とを時系列的に分散させるように設
    定したことを特徴とする読み取り画像データの間引き処
    理方法。
  15. 【請求項15】 請求項13又は14に記載された読み
    取り画像データの間引き処理方法において、前記所定値
    をステッピングモータのスルーアップ制御動作と駆動ク
    ロック伝達手段への指令動作とを時系列的に分散させる
    ように設定したことを特徴とする読み取り画像データの
    間引き処理方法。
  16. 【請求項16】 請求項9乃至15のいずれかに記載さ
    れた読み取り画像データの間引き処理方法を実施するた
    めのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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