JP2001186311A - 画像読取装置、複写機、ファクシミリ装置および複合機 - Google Patents

画像読取装置、複写機、ファクシミリ装置および複合機

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JP2001186311A
JP2001186311A JP2000032951A JP2000032951A JP2001186311A JP 2001186311 A JP2001186311 A JP 2001186311A JP 2000032951 A JP2000032951 A JP 2000032951A JP 2000032951 A JP2000032951 A JP 2000032951A JP 2001186311 A JP2001186311 A JP 2001186311A
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Yoji Mori
洋二 毛利
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 読み取り画像の歪みを効果的に低減できるよ
うにする。 【解決手段】 LSYNC出力カウンタ回路51は、カ
ウンタ52、比較器53、比較器54および波形出力回
路55から構成される。LSYNC出力カウンタ回路5
1は、CCDから画像データを読み出す際に主走査方向
の同期をとるための同期信号LSYNCを生成する。同
期信号LSYNCの位相はカウンタ52のカウント値に
より決まる。CPUは画像の読取を停止する際に、カウ
ンタ52のカウント値をRAMに格納し、その後、画像
の読取を再開する際にRAMに格納した値をカウンタ5
2にセットする。これにより、画像の読取を再開する際
の同期信号LSYNCは画像の読取を停止した際の位相
から開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、原稿の画像を読
み取る画像読取装置、ならびに、この画像読取装置を備
えた複写機、ファクシミリ装置および複合機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スキャナで読み取った画像データ
を外部のパソコンへ転送する場合、パソコンの処理性能
に左右されており、パソコンの画像データの受信が間に
合わない場合には、スキャナのバッファメモリに一時的
に画像データを貯めるバッファリングを行っていた。そ
して、バッファメモリの空き容量が満杯近くなるとスキ
ャナによる画像の読み取りを停止し、スキャナの第1お
よび第2走行体を駆動する走行体モータをスルーダウン
(徐々に減速すること)させて、停止させ、第1および
第2走行体を副走査方向にある程度戻し、その後、バッ
ファメモリの空き容量が少なくなると、画像の読み取り
を再開する位置が画像の読み取りを停止した位置になる
ように、第1および第2走行体を戻す制御を行っていた
(間欠戻し制御)。
【0003】また、スキャナで画像読取を行うCCD
(Charge Coupled Device)から画像データを読み出
す際に主走査方向の同期をとる同期信号LSYNCは、
画像データに各種画像処理を行うスキャナの画像処理部
で生成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のような
間欠戻し制御を行うと、画像の読取を停止したときの同
期信号LSYNCの位相と、画像の読取を再開するとき
の同期信号LSYNCの位相とが、最大で1ライン周期
ずれる可能性があり、高精度で読み取った画像に歪みが
発生する可能性がある。特に、近年需要が増大している
カラーで高精度の画像読取できるスキャナでは、読み取
った画像に歪みが発生する可能性が大きい。
【0005】この発明の目的は、読み取り画像の歪みを
効果的に低減できるようにすることである。
【0006】この発明の別の目的は、読み取り画像の歪
みをさらに効果的に低減できるようにすることである。
【0007】この発明の別の目的は、画像の読取の一時
停止と再開を行っても、読み取り画像に黒筋などの悪影
響がでないようにすることである。
【0008】この発明の別の目的は、読み取り画像のラ
インずれ、色ずれを効果的に低減することができるよう
にすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、走査光学系を備えた走行体と、この走行体を駆動し
て原稿の露光走査を行わせる走行体モータと、前記露光
走査による前記原稿の反射光を受光して前記原稿の画像
データを読み取る光電変換素子と、本画像読取装置で読
み取った画像データを本画像読取装置の外部の装置に送
信する際に当該画像データをバッファリングするバッフ
ァメモリと、このバッファメモリの記憶容量の残量が所
定程度に少なくなったときには本画像読取装置による画
像読取動作を停止して前記走行体を副走査方向に戻す停
止手段と、前記停止後にバッファメモリの記憶容量の残
量が所定程度に大きくなったときには、前記走行体を前
記停止の位置まで戻して、本画像読取装置による画像読
取動作を再開する再開手段と、前記光電変換素子から前
記画像データを読み出す際の主走査方向の同期をとる同
期信号を生成する同期信号生成回路と、前記停止の際に
おける前記同期信号の位相の情報を前記同期信号生成回
路から読み出して記憶する位相記憶手段と、前記再開の
際に位相記憶手段に記憶されている位相の情報に基づい
て前記同期信号と前記走行体モータを駆動する駆動信号
との位相合わせを行う位相合わせ手段と、を備えている
画像読取装置である。
【0010】したがって、光電変換素子から画像データ
を読み出す際に主走査方向の同期をとる同期信号と、走
行体を動かす走行体モータを駆動するための駆動信号と
の位相合わせを行って、読み取り画像の歪みを効果的に
低減することができる。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の画像読取装置において、前記同期信号生成回路は、生
成している前記同期信号の位相を決める第1のカウンタ
を備え、前記位相記憶手段は、前記同期信号生成回路か
ら読み出した前記位相の情報をラッチするラッチレジス
タと、前記ラッチのタイミングを与える第2のカウンタ
と、を備えており、前記位相合わせ手段は、前記同期信
号生成回路で生成する前記同期信号の位相を前記位相合
わせがなされるようにずらすために前記第1のカウンタ
に前記ラッチレジスタがラッチしている位相の情報をセ
ットするタイミングを与える第3のカウンタを備えてい
る。
【0012】したがって、画像読取の中止の際における
同期信号の位相の記憶、その記憶のタイミング設定、同
期信号の位相をずらすことによる位相合わせの実行を、
ラッチレジスタやカウンタからなる回路で実現できるの
で、これらの機能をプログラムドロジック制御で行う場
合のようなジッタの発生がなく、読み取り画像の歪みを
さらに効果的に低減することができる。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の画像読取装置において、前記位相合わせを行
う時と前記画像読取動作を再開する時との間に前記光電
変換素子の感度特性を回復しうる時間差を設ける時間差
手段を備えている。
【0014】したがって、光電変換素子の感度特性の回
復を待って画像読取の再開を行うので、読取画像に黒筋
などの悪影響がでるのを防止して、読取画像の品質を向
上させることができる。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の画像読取装置において、前記同期信号生成回路は、生
成している前記同期信号の位相を決めるカウンタを備
え、前記位相合わせ手段は、前記再開手段による前記走
行体の戻しに要する時間を当該戻しの動作の開始前に算
出する時間算出手段と、前記再開手段による前記走行体
の戻しを開始する時に前記カウンタにセットすれば前記
再開手段による画像読取動作を再開する時に前記同期信
号の位相が前記記憶手段に記憶されている位相となる値
を前記時間算出手段で算出した時間に基づいて算出する
位相算出手段と、この算出手段で求めた値を前記再開手
段による前記走行体の戻しを開始する時に前記カウンタ
にセットするセット手段と、を備えている。
【0016】したがって、光電変換素子から画像データ
を読み出す際に主走査方向の同期をとる同期信号と、走
行体を動かす走行体モータを駆動するための駆動信号と
の位相合わせを行って、読み取り画像の歪みを効果的に
低減することができる。
【0017】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の画像読取装置において、前記同期信号生成回路は、生
成している前記同期信号の位相を決めるカウンタを備
え、前記位相合わせ手段は、前記記憶手段に記憶されて
いる位相となる値と前記カウンタの値とを比較するコン
パレータと、この比較により両値が等しくなったときに
前記再開手段による前記走行体の戻しを開始する開始手
段と、を備えている。
【0018】したがって、カウンタの値を変更すること
なく、光電変換素子から画像データを読み出す際に主走
査方向の同期をとる同期信号と、走行体を動かす走行体
モータを駆動するための駆動信号との位相合わせを行う
ことができるので、読み取り画像のラインずれ、色ずれ
を効果的に低減することができる。
【0019】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれかの一に記載の画像読取装置と、この画像読取装
置で取得した画像データに基づいて画像形成を行う画像
形成装置と、を備えている複写機である。
【0020】したがって、請求項1〜5のいずれかの一
に記載の発明と同様の作用、効果を奏し、高品質の画像
形成を行える複写機を提供することができる。
【0021】請求項7に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれかの一に記載の画像読取装置と、この画像読取装
置で取得した画像データをネットワークに送信し、ま
た、前記ネットワークから画像データを受信する送受信
装置と、この送受信装置で受信した画像データに基づい
て画像形成を行う画像形成装置と、を備えているファク
シミリ装置である。
【0022】したがって、請求項1〜5のいずれかの一
に記載の発明と同様の作用、効果を奏し、高品質の画像
形成を行えるファクシミリ装置を提供することができ
る。
【0023】請求項8に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれかの一に記載の画像読取装置と、この画像読取装
置で取得した画像データをネットワークに送信し、ま
た、前記ネットワークから画像データを受信する送受信
装置と、この送受信装置で受信した画像データ、前記画
像読取装置で取得した画像データまたは外部から受信し
た画像データに基づいて画像形成を行う画像形成装置
と、を備えている複合機である。
【0024】したがって、請求項1〜5のいずれかの一
に記載の発明と同様の作用、効果を奏し、高品質の画像
読取や画像形成を行える複合機を提供することができ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】[発明の実施の形態1]本発明の
実施の形態1を図面に基づいて説明する。図1は、この
発明の画像読取装置を実施した、この発明の実施の形態
1であるイメージスキャナ101の概略構成を示す正面
図である。
【0026】このイメージスキャナ101は、基本的に
は、図1に示すように、原稿固定モードと原稿搬送モー
ドとが選択自在な片面読取部1と、後付け可能な裏面読
取部2とによる両面同時読取装置3を備えた構成とされ
ている。従って、両面同時読取機能を必要としないユー
ザには、片面読取部1のみを備えた製品が提供される。
【0027】まず、片面読取部1側の構成について説明
する。原稿が載置されるコンタクトガラス4を有してお
り、このコンタクトガラス4に下方から対向する位置に
は、走査光学系である反射ミラー5と照明ランプ6とが
搭載された走行体としての第1走行体7が副走査方向A
に移動自在に配置されている。第1走行体7の反射光路
には、走査光学系である2個の反射ミラー8により光路
を折り返す走行体としての第2走行体9が、副走査方向
に移動自在に配置されており、この第2走行体9の反射
光路には、結像レンズ10を介して光電変換素子である
CCD11が位置している。
【0028】第1走行体7と第2走行体9とには、走行
体モータ12である走行体モータ12がプーリやワイヤ
などにより連結されており、2:1の速度で同一の副走
査方向に駆動自在とされている。このように2個の走行
体7,9が移動することにより、コンタクトガラス4に
載置された原稿の画像がCCD11に結像する。
【0029】このような片面読取部1による原稿の露光
走査は、原稿固定モードであるブックモードの設定下で
実行されるが、ここで例示するイメージスキャナ101
には、上述したブックモードの他に原稿搬送モードであ
るADFモードも切替自在な動作モードとして設定され
ている。このADFモードの設定下では、図中右端に破
線で図示するように、2個の走行体7,9をホームポジ
ションである停止読取位置Bに配置した状態で、ADF
(Automatic Document Feeder)13により原稿を副
走査方向に順次搬送して画像データを読取走査する。
【0030】このADF13は、原稿トレイ14、ピッ
クアップローラ15、一対のレジストローラ16、搬送
ドラム17、一対の搬送ローラ18、一対の排紙ローラ
19等を有しており、原稿を、停止読取位置Bを順次通
過するように副走査方向に順次搬送して、排紙トレイ2
0に排紙させる。この排紙トレイ20は原稿圧板21の
上面に形成されており、この原稿圧板21はコンタクト
ガラス4上に開閉自在に設けられている。ADF13の
ピックアップローラ15、レジストローラ16、搬送ド
ラム17および搬送ローラ18には走行体モータ12か
らなる給紙モータが所定の連結機構により連結されてい
る。なお、ADF13において、搬送ローラ18・排紙
ローラ19間にはエンドーサーユニット23とエンドー
サープラテン24とが配設されている。エンドーサーユ
ニット23は、インクを染み込ませたアルファベット文
字と数字との印からなる印字部と、この印字部をエンド
ーサープラテン24側に加圧する加圧ソレノイド25
(図2参照)とにより構成されており、読取済みの原稿
をエンドーサーユニット23上に停止させ、エンドーサ
ープラテン24で加圧方向に固定し、エンドーサーユニ
ット23中の印字部の加圧により原稿面にアルファベッ
ト文字や数字を印字することができる。
【0031】次に、裏面読取部2について説明する。こ
の裏面読取部2は後付け可能なオプション部材であり、
ADF13中の搬送ドラム17より原稿搬送方向下流で
あって搬送ローラ18前段に設定された読取位置Cに対
して、密着型イメージセンサ26と白色ローラ27とを
後付け配設することにより構成される。ここに、密着型
イメージセンサ26はCCD11側とは逆側の原稿面
(裏面)の読み取りを行うもので、搬送経路上方側に下
向きに配設されており、原稿面を照明するランプや等倍
結像レンズアレイやセンサアレイを一体化してなる等倍
型の光電変換素子である。搬送経路を挾んで反対側に位
置する白色ローラ27は密着型イメージセンサ26によ
る読取時のシェーディング補正用の白色部材としても使
用される。
【0032】また、イメージスキャナ101の内部下方
には、後述する電装系を構成するユニット基板が内蔵さ
れている。そこで、このようなイメージスキャナ101
等の電装系のブロック構造を、その作用と共に図2に基
づいて以下に説明する。
【0033】まず、SBU(Sensor Board Unit)3
1上のCCD11に入射した原稿の反射光は、このCC
D11内で光の強度に応じた電圧値を持つアナログの画
像データに変換され、奇数ビットと偶数ビットとに2分
されて出力される。このアナログ信号は、SBU31上
でアナログ処理回路(図示せず)で暗電位部分が取り除
かれ、奇数ビットと偶数ビットとが合成され、所定の振
幅にゲイン調整された後で、A/Dコンバータ(図示せ
ず)に入力されてデジタル化される。
【0034】デジタル化された画像データは、SCU
(Scanner Control Unit)32上のNIPU33に
よりシェーディング補正、ガンマ補正、MTF補正、等
が行われてから2値化処理される。この2値化処理され
た画像データは、ページ同期信号、ライン同期信号、画
像クロックと共に、ビデオ信号として出力される。
【0035】そして、NIPU33から出力されるビデ
オ信号は、コネクタ34を介してオプションIPU35
へ入力される。オプションIPU35に入力されたビデ
オ信号はオプションIPU35内で所定の画像処理が行
われ、再び、SCU32へ入力される。SCU32へ再
び入力されたビデオ信号はセレクタ(図示せず)に入力
される。なお、このセレクタの他方の入力はNIPU3
3から出力されたビデオ信号となっており、オプション
IPU35で画像処理するか、しないかを選択し得る。
このセレクタから出力されるビデオ信号は、DRAM
(Dynamic Random Access Memory)36を管理する
SiBC37に入力され、DRAM36に画像データと
して蓄えられる。DRAM36に蓄えられた画像データ
は、例えば、SCSIコントローラ38、又は、SCU
32に接続されたネットワークコントローラ49を介し
て外部の装置であるパソコン(図示せず)に転送され
る。
【0036】一方、密着型イメージセンサ26で光電変
換されたアナログ画像信号は、ADF13内の裏面用R
SBU39上でデジタル画像信号に変換される。デジタ
ル化された画像信号は、このRSBU39上でシェーデ
ィング補正された後、本体内のRCU(Riverse side
Control Unit)40側に送出される。RCU40で
は、DRAM36と、このDRAM36を制御するSi
BC37とNIPU33とを含む構成とされ(何れも図
示せず)、画像データを一旦DRAM36に蓄積した
後、SCU32側へ転送する。RCU40からSCU3
2へ転送された画像データとSCU32上のSiBC3
7から出力される画像データとは切換え可能とされてお
り、何れかの画像データを選択してSCSIコントロー
ラ38又はネットワークコントローラ49へ転送され
る。
【0037】ところで、このSCU32上には、CPU
44,ROM45,RAM46が実装されており、CP
U44はSCSIコントローラ38又はネットワークコ
ントローラ49を制御してパソコンとの通信を行うよう
に動作する。CPU44は、走行体モータ12、給紙モ
ータ、搬送モータ等の駆動信号を制御することにより、
その動作タイミングも制御する。即ち、走行体モータ1
2や搬送モータの速度を制御することにより、原稿画像
を読み取る際の副走査方向の読取速度を可変させ得るも
のであり、CPU44が副走査方向の読取速度を任意に
可変設定し得る。また、ADU(ADF Driving Uni
t)47は、ADF13に用いる電装部品の電力供給を
中継する機能を持つ。
【0038】なお、イメージスキャナ101の装置外面
には、キーボードとディスプレイとを備えた操作パネル
48が設けられており、この操作パネル48もCPU4
4に接続されている。この操作パネル48上にはスター
トスイッチやアボートスイッチが設けられており、これ
らのスイッチが押下されると入力ポートを介してCPU
44は対応するスイッチが投入されたことを検出する。
【0039】図3は、画像処理部であるNIPU33が
内蔵する同期信号生成回路であるLSYNC出力カウン
タ回路51の回路構成を示すブロック図である。このL
SYNC出力カウンタ回路51は、第1のカウンタであ
るカウンタ52、比較器53、比較器54および波形出
力回路55から構成され、CPU44は、カウンタ52
のカウント値を読み出し、また、カウンタ52に値の書
き込みを行うことができる。このLSYNC出力カウン
タ回路51は、同期信号LSYNCを生成する回路であ
る。同期信号LSYNCは、CCD11から画像データ
を読み出す際に主走査方向の同期をとるための同期信号
である。同期信号LSYNCの位相はカウンタ52のカ
ウント値により決められる。また、比較器53に入力さ
れる比較値aにより同期信号LSYNCの1周期分の期
間の設定ができ、比較器54に入力される比較値bによ
り同期信号LSYNCのデューティ比を設定できる。す
なわち、カウンタ52が0からスタートして後、比較値
bの値にカウンタ52のカウント値が一致までの間に比
較器54が出力する信号により波形出力回路55はHレ
ベル信号を出力する。その後、比較値aの値にカウンタ
52のカウント値が一致までの間に比較器53が出力す
る信号により波形出力回路55はLレベル信号を出力す
る。そして、比較器53が出力する信号によりカウンタ
52をリセットする。この動作を繰り返すことにより、
Hレベル信号とLレベル信号の連続的な繰り返しとして
の同期信号LSYNCを出力することができる。このよ
うにして生成した同期信号LSYNCをSBU31に出
力して画像の読取動作を行う。
【0040】図4は、イメージスキャナ101が画像の
読取を行うときの一連の動作、走行体モータ12の速度
(縦軸に“速度”として示している)および同期信号L
SYNCとの関係を示すタイミングチャートである。図
4に示すように、CPU44により走行体モータ12が
駆動され、第1走行体7および第2走行体9が副走査方
向に移動を開始して(スキャナ開始)スルーアップ(徐
々に速度を上げること)され、読取速度が一定速度にな
ると、画像データの読み取りが始まる(画像読取開
始)。CPU44はADU47内の走行体モータ12の
モータドライバにデータをDMA転送しており、一定速
度では数回のDMA転送で割り込みを掛けている。割り
込みを発生させるDMA転送の数は任意に変えることが
できる。
【0041】SiBC37内にはバッファメモリが設け
られている。このバッファメモリは、読み取った画像デ
ータを外部のパソコンに送信する際に、送信する画像デ
ータをバッファリングするものである。読み取り画像デ
ータはSiBC37のバッファメモリを経由してSCS
Iコントローラ38から外部のパソコンに出力される
が、パソコンの画像データの取り込みが間に合わないと
SiBC37のバッファメモリの使用率が上がり、残メ
モリが所定の設定値を超えるとSiBC37はCPU4
4に対してバッファメモリ残量小割り込み信号を出力す
る(バッファメモリ残量小)。CPU44は、バッファ
メモリ残量小割り込み信号を受けて、次のDMA転送に
よる割り込みでLSYNC出力カウンタ回路51のカウ
ンタ52の値(同期信号LSYNCの、その時点での位
相を示している)を読み出して(カウンタ読出)、RA
M46に書き込み(これにより位相記憶手段を実現して
いる)、次のDMA割り込みで画像の読取を中断する
(画像読取停止)。さらに走行体モータ12をスルーダ
ウンし、停止させる。その後、走行体モータ12を逆方
向にスルーアップし(逆方向戻し)、一定速度にして
(逆方向一定速度)後、スルーダウンさせてから(逆方
向戻し)、停止する。これにより停止手段を実現してい
る。
【0042】そして、画像の読取を再開するためには、
画像の読取を中断した位置まで第1走行体7および第2
走行体9を戻す。その距離は、スルーアップして画像読
取が可能な速度になってから、カウンタ52から読み出
した値が示す位置まで移動できる距離とする。画像の読
取を中断した位置まで第1走行体7および第2走行体9
を戻すのは、走行体モータ12を駆動する駆動信号であ
る走行体モータ駆動信号MCKのパルス数に基づいて中
断位置を判断して行う。すなわち、SiBC37のバッ
ファメモリの残量が所定程度に大きくなったとき、例え
ば空になると、走行体モータ12をスルーアップし、一
定速度になってから、さらにカウンタ52でDMA割り
込みを掛け、そこで先ほどRAM46に書き込んでおい
たカウンタ52の値をカウンタ52に書き込み(カウン
タ書込)(これにより位相合わせ手段を実現してい
る)、さらに次のDMA割り込みで読み取りを中断した
位置から読み取りを再開できるようにする(画像読取再
開)。これにより再開手段を実現している。なお、その
後画像の読取がすべて終了したときは(画像読取終
了)、走行体モータ12をスルーダウンさせて停止す
る。
【0043】したがって、イメージスキャナ101によ
れば、画像の読取を停止する際に、CPU44が現在の
同期信号LSYNCの位相を示すカウンタ52の値をR
AM46に格納し、その後画像の読取を再開する際に、
RAM46に格納した値をカウンタ52にセットするこ
とで、同期信号LSYNCの位相をずらして、同期信号
LSYNCと走行体モータ12を駆動する走行体モータ
駆動信号MCKとの位相合わせがなされる。
【0044】すなわち、従来技術においては、画像読取
の中止の際に同期信号LSYNCと走行体モータ駆動信
号MCKとの位相関係が図5(a)に示すようであった
とすると、画像読取の再開の際には図5(b)に示すよ
うに両信号の位相関係はずれてしまっていた。これに対
し、イメージスキャナ101によれば、画像読取の中止
の際に同期信号LSYNCと走行体モータ駆動信号MC
Kとの位相関係が図6(a)に示すようであったとする
と、画像読取の再開の際にも図6(b)に示すように両
信号の位相関係は維持される。
【0045】このように、同期信号LSYNCと走行体
モータ駆動信号MCKの位相関係は、画像の読取を再開
した後においてもずれないため、外部のパソコンの処理
が間に合わなくて画像の読取を一時停止する間欠戻し制
御を行ったときでも、読取画像に歪みが生じることはな
く、高精度の画像の読取が可能となる。
【0046】[発明の実施の形態2]この発明の別の実
施の形態を発明の実施の形態2として説明する。
【0047】この発明の実施の形態2であるイメージス
キャナ101は、図1を参照して説明したイメージスキ
ャナ101の概略構成、図2を参照して説明した電装系
のブロック構造が、発明の実施の形態1と同一である。
以下では、発明の実施の形態1と同一の部材などには同
一符号を用い、図示、詳細な説明は省略する。
【0048】発明の実施の形態1では、カウンタ52の
カウント値の読み出しと書き込みをCPU44が行うD
MA割り込みで行っていたが、この発明の実施の形態2
では、図7に示すようにダウンカウンタであるカウンタ
56〜59と、カウンタ52のカウンタ値をラッチする
ラッチレジスタ60をNIPU33内のLSYNC出力
カウンタ回路51に追加することにより、間欠戻し制御
による読取画像のずれを低減させるものである。カウン
タ56〜59のカウント源としては走行体モータ12の
駆動信号である走行体モータ駆動信号MCKが入力され
る。
【0049】次に、図5に示すLSYNC出力カウンタ
回路51を用いたときの画像読取の一連の動作について
説明する。図6は、イメージスキャナ101が画像の読
取を行うときの一連の動作、走行体モータ12の速度お
よび同期信号LSYNCとの関係を示すタイミングチャ
ートである。図6に示すように、まず、ブックモードで
第1、第2走行体7,9による画像の読み取りがスター
トすると(スキャナ開始)、走行体モータ12がスルー
アップし、一定速度になってから画像データの読み取り
が始まる(画像読取開始)。SiBC37からバッファ
メモリ残量小割り込み信号が出力されると(バッファメ
モリ残量小)、CPU44は次のDMA割り込みで第1
のカウンタであるカウンタ52のカウント値の読み出し
位置を示す走行体モータ駆動信号のパルス数を第2のカ
ウンタであるカウンタ56に設定し(カウンタ56設
定)、同時にDMA割り込みも同じ位置で掛かるように
設定する。カウンタ56がアンダーフローするとラッチ
レジスタ60にラッチ信号が出力されてカウンタ52の
カウント値がラッチレジスタ60にラッチされ、DMA
割り込みでは次に画像の読取を中断するために位置(走
行体モータ駆動信号のパルス数)をカウンタ58に設定
し(カウンタ58設定)、同時にDMA割り込みが掛か
るようにDMA転送回数を設定する。カウンタ58がア
ンダーフローすると画像読取停止信号が出力されて画像
の読取が中断する(画像読取停止)。その後、走行体モ
ータ12を逆方向にスルーアップし(逆方向戻し)、一
定速度にして(逆方向一定速度)後、スルーダウンさせ
てから(逆方向戻し)、停止する。
【0050】第1、第2走行体7,9を戻す距離は、原
稿の読取を再開するため、走行体モータ12をスルーア
ップして画像の読取ができる速度になってから、カウン
タ57にカウント値を設定した位置に移動できる距離と
する。SiBC37のバッファメモリが空になると、走
行体モータ12をスルーアップして一定速度にし、DM
A割り込みで、ラッチレジスタ60でカウンタ52のカ
ウント値をラッチした位置でアンダーフローする値(走
行体モータ駆動信号のパルス数)を第3のカウンタであ
るカウンタ57に設定し(カウンタ57設定)、同時に
DMA割り込みも掛かるようにDMA転送回数も設定す
る。カウンタ57がアンダーフローすると、セット信号
が出力されて、ラッチレジスタ60の内容が自動的にカ
ウンタ52に書き込まれる。DMA割り込みでは画像の
読取を再開する位置(走行体モータ駆動信号数)をカウ
ンタ59に設定する(カウンタ59設定)。カウンタ5
9がアンダーフローすると画像読取再開信号が出力され
て自動的に画像の読取が再開する(画像読取再開)。な
お、その後画像の読取がすべて終了したときは(画像読
取終了)、走行体モータ12をスルーダウンさせて停止
する。
【0051】したがって、イメージスキャナ101によ
れば、画像読取の中止の際における同期信号LSYNC
の位相の記憶、その記憶のタイミング設定、同期信号L
SYNCの位相をずらすことによる位相合わせの実行
を、ラッチレジスタ60やカウンタ52,56,57か
らなる回路で実現できるので、これらの機能を所定のプ
ログラムによるCPU44の動作で実行する発明の実施
の形態1の場合のようなプログラムドロジック制御で行
う場合のジッタの発生がなく、画像読取の中断時と画像
読取の再開時のつなぎ目の画像をきれいに読み取ること
が可能となる。したがって、読み取り画像の歪みを発明
の実施の形態1の場合よりさらに効果的に低減すること
ができる。
【0052】なお、発明の実施の形態1,2のいずれに
おいても、イメージスキャナ101の間欠戻し制御を行
うとき、同期信号LSYNCと走行体モータ駆動信号M
CKとの位相のずれを、画像の読取を再開する前に合わ
せているが(これにより時間差手段を実現している)、
このように、位相合わせの時と画像の読取再開の時とに
時間差を設けることにより、CCD11の感度特性が回
復するのを待って画像の読取再開を行うことができる。
これによって、読取停止のときと読取再開のときとの間
におけるつなぎ目の画像の読取感度を調整することがで
きるので、読取画像に黒筋などの悪影響がでるのを防止
して、読取画像の品質を向上させることができる。
【0053】[発明の実施の形態3]この発明の別の実
施の形態を発明の実施の形態3として説明する。
【0054】この発明の実施の形態3であるイメージス
キャナ101は、図1を参照して説明したイメージスキ
ャナ101の概略構成、図2を参照して説明した電装系
のブロック構造が、発明の実施の形態1と同一である。
以下では、発明の実施の形態1と同一の部材などには同
一符号を用い、図示、詳細な説明は省略する。
【0055】図2に示すNIPU33には、図9に示す
ような同期信号生成回路であるLSYNC出力カウンタ
回路102が内蔵され、このLSYNC出力カウンタ回
路102で同期信号LSYNCを生成してSBU31に
出力することにより、画像の読取動作を行う。
【0056】LSYNC出力カウンタ回路102は、図
9に示すように、カウンタ103、コンパレータ104
および比較レジスタ105から構成される。比較レジス
タ105は所定の値を保持することにより、LSYNC
出力カウンタ回路102で生成する同期信号LSYNC
のデューティ比の値を設定する。カウンタ103はアッ
プカウントし、オーバーフローすると、そのオーバーフ
ローでカウンタ103をクリアすることを繰り返すこと
により、同期信号LSYNCの周期を設定する。コンパ
レータ104は、カウンタ103と比較レジスタ105
の出力を比較することにより、同期信号LSYNCを生
成する。CPU44は、データバスを介して、カウンタ
103の値を読み出し、また、書き込みすることができ
る。また、データバスを介して比較レジスタ105に所
定の値を与えることができる。
【0057】図10は、イメージスキャナ101が画像
の読取を行うときの一連の動作、走行体モータ12の速
度および同期信号LSYNCとの関係を示すタイミング
チャートである。図10に示すように、走行体モータ1
2がCPU44の制御により駆動されて(スキャナ駆動
開始)、イメージスキャナ101の第1、第2走行体
7,9が副走査方向に移動してスルーアップされ、画像
読取速度が一定速度になると、画像データの読み取りが
始まる(画像読取開始)。CPU44は走行体モータ1
2を駆動するモータドライバに走行体モータ12を駆動
する走行体モータ駆動信号MCKをDMA転送してお
り、一定速度では数回のDMA転送で割り込みを掛けて
いる。割り込みを発生させるDMA転送の数は任意に変
えることができる。イメージスキャナ101で読み取っ
た画像データは、SiBC37のメモリバッファを経由
してSCSIコントローラ38から外部のパソコンに出
力されるが、外部のパソコンでの画像データの取り込み
が間に合わないと、SiBC37のメモリバッファの使
用率が上がり、メモリバッファの残りの記憶容量が所定
程度以上に少なくなると、SiBC37はCPU44に
対してメモリバッファ残量小割り込み信号を出力する
(メモリバッファ残量小)。
【0058】CPU44はメモリバッファ残量小割り込
みを受けて、次のDMA転送による割り込み処理でLS
YNC出力カウンタ回路102のカウンタ103の値を
読み出してRAM46に書き込み(これにより位相記憶
手段を実現している)、次のDMA割り込みで画像読取
を中断する(画像読取停止)。さらに走行体モータ12
をスルーダウンし、停止させ、さらに逆方向にスルーア
ップして(逆方向戻し)、一定速度にし(逆方向一定速
度)、スルーダウンさせて(逆方向戻し)、停止する。
【0059】その後、画像の読取を再開するためには、
走行体モータ12のスルーアップを開始して(スキャナ
駆動開始)、画像の読取を中断した位置まで第1、第2
走行体7,9を戻す必要がある。第1、第2走行体7,
9を戻す距離は、再度、原稿の読取を再開するため、走
行体モータ12をスルーアップして画像読取ができる一
定速度になってから、カウンタ103の値を読み出した
前記の位置に移動できる距離である。そして、CPU4
4は、第1、第2走行体7,9を間欠動作で副走査方向
に戻したときの停止位置から、第1、第2走行体7,9
を画像の読取を再開する位置へ移動するまでに必要な時
間tを算出する。これにより時間算出手段を実現してい
る。そして、走行体モータ12のスルーアップを開始す
るときにカウンタ103にセットしておけば、画像の読
取を再開する時には(画像読取再開)、カウンタ103
の値が前記のように間欠動作で画像の読み取りを停止し
た時の値になるようなカウンタ103の値を、時間tに
基づいて計算する。これにより位相算出手段を実現して
いる。
【0060】そして、SiBC37のメモリバッファの
使用率が下がり、このメモリバッファの残りの記憶容量
が所定程度以上に大きくなると、原稿の読み取りを再開
するため、前記のように計算しておいたカウンタ103
の値をカウンタ103にセットする。これによりセット
手段を実現している。そして、走行体モータ12をスル
ーアップして一定速度にし、さらに原稿の読み取り再開
位置でDMA割り込みを発生させて画像読取を再開する
(画像読取再開)。なお、その後画像の読取がすべて終
了したときは(画像読取終了)、走行体モータ12をス
ルーダウンさせて停止する。
【0061】このように、同期信号LSYNCと走行体
モータ駆動信号MCKの位相関係は、画像の読取を再開
した後においてもずれないため、外部のパソコンの処理
が間に合わなくて画像の読取を一時停止する間欠戻し制
御を行ったときでも、読取画像に歪みが生じることはな
く、高精度の画像の読取が可能となる。
【0062】[発明の実施の形態4]この発明の別の実
施の形態を発明の実施の形態4として説明する。
【0063】この発明の実施の形態4であるイメージス
キャナ101は、図1を参照して説明したイメージスキ
ャナ101の概略構成、図2を参照して説明した電装系
のブロック構造が、発明の実施の形態1と同一である。
以下では、発明の実施の形態1,3と同一の部材などに
は同一符号を用い、図示、詳細な説明は省略する。
【0064】このイメージスキャナ101で用いる同期
信号生成回路であるLSYNC出力カウンタ回路102
は、図11に示すように、図9のLSYNC出力カウン
タ回路102と同様に、カウンタ103、コンパレータ
104および比較レジスタ105を備えている他に、コ
ンパレータ106、比較レジスタ107およびフラグレ
ジスタ108を備えている。すなわち、カウンタ10
3、コンパレータ104および比較レジスタ105で発
明の実施の形態3の場合と同様に同期信号LSYNCを
生成する。また、画像の読取を停止した時(画像読取停
止)のカウンタ103の値をRAM46に保存する。こ
れにより位相記憶手段を実現している。
【0065】SiBC37のメモリバッファの残存して
いる記憶容量が予め設定された値以上になると、原稿の
読み取りを再開するため、CPU44は、前記のように
RAM46に保存しておいたカウンタ103の値を比較
レジスタ107に設定し(これにより位相記憶手段を実
現している)、他の割り込みが掛からないように割り込
み禁止にして、フラグレジスタ108をクリアし、フラ
グレジスタ108がセットされるまでポーリングする。
フラグレジスタ108がセットされると、フラグレジス
タ108から出力される信号により、CPU44は走行
体モータ12の駆動を開始し、割り込みを許可する。こ
れにより開始手段を実現している。そして、図12に示
すように、画像の読み取り再開のために走行体モータ1
2をスルーアップし(スキャナ駆動開始)、画像の読み
取りが可能な一定速度の状態にして、読み取り再開位置
でDMA割り込みを掛け、その割り込みで画像読取を再
開する(画像読取再開)。
【0066】このように、同期信号LSYNCと走行体
モータ駆動信号MCKの位相関係は、画像の読取を再開
した後においてもずれないため、外部のパソコンの処理
が間に合わなくて画像の読取を一時停止する間欠戻し制
御を行ったときでも、読取画像に歪みが生じることはな
く、高精度の画像の読取が可能となる。
【0067】また、カウンタ103の値を変更しないた
め、同期信号LSYNCの位相が変わることがないの
で、読み取り画像のラインずれ、色ずれを効果的に低減
することができる。
【0068】[発明の実施の形態5]この発明の別の実
施の形態を発明の実施の形態5として説明する。
【0069】この発明の実施の形態5であるイメージス
キャナ101は、図1を参照して説明したイメージスキ
ャナ101の概略構成、図2を参照して説明した電装系
のブロック構造が、発明の実施の形態1の説明と同一で
ある。以下では、発明の実施の形態1,4と同一の部材
などには同一符号を用い、図示、詳細な説明は省略す
る。
【0070】発明の実施の形態4では、フラグレジスタ
108をCPU44の制御でポーリングして、同期信号
LSYNCと走行体モータ駆動信号MCKの位相関係の
ずれを防止したが、この発明の実施の形態5は、割り込
み処理により同期信号LSYNCと走行体モータ駆動信
号MCKの位相関係のずれを防止させるものである。
【0071】すなわち、図11に示すLSYNC出力カ
ウンタ回路102を用い、カウンタ103、コンパレー
タ104および比較レジスタ105で発明の実施の形態
4の場合と同様に同期信号LSYNCを生成する。ま
た、また、画像の読取を停止した時(画像読取停止)の
カウンタ103の値をRAM46に保存する。これによ
り位相記憶手段を実現している。
【0072】SiBC37のメモリバッファの残存して
いる記憶容量が予め設定された値以上になると、原稿の
読み取りを再開するため、CPU44は、前記のように
RAM46に保存しておいたカウンタ103の値を比較
レジスタ107に設定し(これにより位相記憶手段を実
現している)、フラグレジスタ108をクリアし、割り
込み処理を許可する。フラグレジスタ108がセットさ
れ、フラグレジスタ108から出力される信号により、
割り込みが発生すると、CPU44は走行体モータ12
の駆動を開始し、割り込みを許可する。これにより開始
手段を実現している。そして、図12に示すように、画
像の読み取り再開のために走行体モータ12をスルーア
ップし(スキャナ駆動開始)、画像の読み取りが可能な
一定速度の状態にして、読み取り再開位置でDMA割り
込みを掛け、その割り込みで画像読取を再開する(画像
読取再開)。
【0073】このように、同期信号LSYNCと走行体
モータ駆動信号MCKの位相関係は、画像の読取を再開
した後においてもずれないため、外部のパソコンの処理
が間に合わなくて画像の読取を一時停止する間欠戻し制
御を行ったときでも、読取画像に歪みが生じることはな
く、高精度の画像の読取が可能となる。
【0074】また、カウンタ103の値を変更しないた
め、同期信号LSYNCの位相が変わることがないの
で、読み取り画像のラインずれ、色ずれを効果的に低減
することができる。
【0075】[発明の実施の形態6]別の発明の実施の
形態を発明の実施の形態6として説明する。
【0076】図13は、この発明の実施の形態6である
複写機の概略構成を示すブロック図である。この複写機
61は、前記の発明の実施の形態1〜5のいずれかの一
のイメージスキャナ101と、このイメージスキャナ1
01で取得した画像データに基づく画像形成を行う画像
形成装置62とを備えている。
【0077】画像形成装置62は、電子写真方式で画像
形成を行うレーザ方式の他、種々の画像形成方式を用い
ることができる。
【0078】この複写機61でも、発明の実施の形態1
または2のいずれかのイメージスキャナ101と同様の
作用、効果を奏し、高品質の画像形成を行える複写機を
提供することができる。
【0079】[発明の実施の形態7]別の発明の実施の
形態を発明の実施の形態7として説明する。
【0080】図14は、この発明の実施の形態4である
ファクシミリ装置の概略構成を示すブロック図である。
このファクシミリ装置71は、前記の発明の実施の形態
1〜5のいずれかの一のイメージスキャナ101と、こ
のイメージスキャナ101で取得した画像データを電話
回線などのネットワーク72に送信し、また、ネットワ
ーク72から画像データを受信する送受信装置73と、
この送受信装置73で受信した画像データに基づいて画
像形成を行う画像形成装置74とを備えている。
【0081】画像形成装置74は、電子写真方式で画像
形成を行うレーザ方式の他、種々の画像形成方式を用い
ることができる。
【0082】このファクシミリ装置71でも、発明の実
施の形態1または2のいずれかのイメージスキャナ10
1と同様の作用、効果を奏し、高品質の画像形成を行え
るファクシミリ装置を提供することができる。
【0083】[発明の実施の形態8]別の発明の実施の
形態を発明の実施の形態8として説明する。
【0084】図15は、この発明の実施の形態5である
複合機の概略構成を示すブロック図である。この複合機
81は、前記の発明の実施の形態1〜5のいずれかの一
のイメージスキャナ101と、このイメージスキャナ1
01で取得した画像データをネットワーク82に送信
し、また、ネットワーク82から画像データを受信する
送受信装置83と、この送受信装置83で受信した画像
データ、イメージスキャナ101で取得した画像データ
または外部から受信した画像データに基づいて画像形成
を行う画像形成装置84とを備えている。
【0085】画像形成装置84は、電子写真方式で画像
形成を行うレーザ方式の他、種々の画像形成方式を用い
ることができる。この複合機81によれば、1台でプリ
ンタ、スキャナ、複写機およびファクシミリ装置の機能
を実現することができる。
【0086】この複合機81でも、発明の実施の形態1
または2のいずれかのイメージスキャナ101と同様の
作用、効果を奏し、高品質の画像読取、画像形成を行え
る複合機を提供することができる。
【0087】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、光電変換素子
から画像データを読み出す際に主走査方向の同期をとる
同期信号と、走行体を動かす走行体モータ12を駆動す
るための駆動信号との位相合わせを行って、読み取り画
像の歪みを効果的に低減することができる。
【0088】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の画像読取装置において、画像読取の中止の際における
同期信号の位相の記憶、その記憶のタイミング設定、同
期信号の位相をずらすことによる位相合わせの実行を、
ラッチレジスタやカウンタからなる回路で実現できるの
で、これらの機能をプログラムドロジック制御で行う場
合のようなジッタの発生がなく、読み取り画像の歪みを
さらに効果的に低減することができる。
【0089】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の画像読取装置において、光電変換素子の感度
特性の回復を待って画像読取の再開を行うので、読取画
像に黒筋などの悪影響がでるのを防止して、読取画像の
品質を向上させることができる。
【0090】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の画像読取装置において、光電変換素子から画像データ
を読み出す際に主走査方向の同期をとる同期信号と、走
行体を動かす走行体モータを駆動するための駆動信号と
の位相合わせを行って、読み取り画像の歪みを効果的に
低減することができる。
【0091】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の画像読取装置において、カウンタの値を変更すること
なく、光電変換素子から画像データを読み出す際に主走
査方向の同期をとる同期信号と、走行体を動かす走行体
モータを駆動するための駆動信号との位相合わせを行う
ことができるので、読み取り画像のラインずれ、色ずれ
を効果的に低減することができる。
【0092】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれかの一に記載の発明と同様の作用、効果を奏し、
高品質の画像形成を行える複写機を提供することができ
る。
【0093】請求項7に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれかの一に記載の発明と同様の作用、効果を奏し、
高品質の画像形成を行えるファクシミリ装置を提供する
ことができる。
【0094】請求項8に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれかの一に記載の発明と同様の作用、効果を奏し、
高品質の画像読取や画像形成を行える複合機を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1であるイメージスキャ
ナの概略構成を示す縦断正面図である。
【図2】前記イメージスキャナの電装系の電気的な接続
を示すブロックである。
【図3】前記イメージスキャナのLSYNC出力カウン
タ回路の回路構成を示すブロック図である。
【図4】前記イメージスキャナが画像の読取を行うとき
の一連の動作、走行体モータの速度および同期信号LS
YNCとの関係を示すタイミングチャートである。
【図5】従来のイメージスキャナにおいて画像の読取の
停止と再開とで同期信号LSYNCと走行体モータ駆動
信号MCKとの位相がずれた場合を示すタイミングチャ
ートである。
【図6】この発明の実施の形態1であるであるイメージ
スキャナにおいて画像の読取の停止と再開とで同期信号
LSYNCと走行体モータ駆動信号MCKとの位相を合
わせた場合を示すタイミングチャートである。
【図7】この発明の実施の形態2であるイメージスキャ
ナのLSYNC出力カウンタ回路の回路構成を示すブロ
ック図である。
【図8】前記イメージスキャナが画像の読取を行うとき
の一連の動作、走行体モータの速度および同期信号LS
YNCとの関係を示すタイミングチャートである。
【図9】この発明の実施の形態3であるイメージスキャ
ナのLSYNC出力カウンタ回路の回路構成を示すブロ
ック図である。
【図10】前記イメージスキャナが画像の読取を行うと
きの一連の動作、走行体モータの速度および同期信号L
SYNCとの関係を示すタイミングチャートである。
【図11】この発明の実施の形態4であるイメージスキ
ャナのLSYNC出力カウンタ回路の回路構成を示すブ
ロック図である。
【図12】前記イメージスキャナが画像の読取を行うと
きの一連の動作、走行体モータの速度および同期信号L
SYNCとの関係を示すタイミングチャートである。
【図13】この発明の実施の形態5である複写機の概略
構成を示すブロック図である。
【図14】この発明の実施の形態6であるファクシミリ
装置の概略構成を示すブロック図である。
【図15】この発明の実施の形態7である複合機の概略
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
5 走査光学系 6 走査光学系 7 走行体 8 走査光学系 9 走行体 11 光電変換素子 12 走行体モータ 51 同期信号生成回路 52 第1のカウンタ 56 第2のカウンタ 57 第3のカウンタ 60 ラッチレジスタ 61 複写機 62 画像形成装置 71 ファクシミリ装置 72 ネットワーク 73 送受信装置 74 画像形成装置 81 複合機 82 ネットワーク 83 送受信装置 84 画像形成装置 101 画像読取装置 102 同期信号生成回路 103 カウンタ 106 コンパレータ 108 開始手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査光学系を備えた走行体と、 この走行体を駆動して原稿の露光走査を行わせる走行体
    モータと、 前記露光走査による前記原稿の反射光を受光して前記原
    稿の画像データを読み取る光電変換素子と、 本画像読取装置で読み取った画像データを本画像読取装
    置の外部の装置に送信する際に当該画像データをバッフ
    ァリングするバッファメモリと、 このバッファメモリの記憶容量の残量が所定程度に少な
    くなったときには本画像読取装置による画像読取動作を
    停止して前記走行体を副走査方向に戻す停止手段と、 前記停止後にバッファメモリの記憶容量の残量が所定程
    度に大きくなったときには、前記走行体を前記停止の位
    置まで戻して、本画像読取装置による画像読取動作を再
    開する再開手段と、 前記光電変換素子から前記画像データを読み出す際の主
    走査方向の同期をとる同期信号を生成する同期信号生成
    回路と、 前記停止の際における前記同期信号の位相の情報を前記
    同期信号生成回路から読み出して記憶する位相記憶手段
    と、 前記再開の際に位相記憶手段に記憶されている位相の情
    報に基づいて前記同期信号と前記走行体モータを駆動す
    る駆動信号との位相合わせを行う位相合わせ手段と、を
    備えている画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記同期信号生成回路は、生成している
    前記同期信号の位相を決める第1のカウンタを備え、 前記位相記憶手段は、前記同期信号生成回路から読み出
    した前記位相の情報をラッチするラッチレジスタと、前
    記ラッチのタイミングを与える第2のカウンタと、を備
    えており、 前記位相合わせ手段は、前記同期信号生成回路で生成す
    る前記同期信号の位相を前記位相合わせがなされるよう
    にずらすために前記第1のカウンタに前記ラッチレジス
    タがラッチしている位相の情報をセットするタイミング
    を与える第3のカウンタを備えている請求項1に記載の
    画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記位相合わせを行う時と前記画像読取
    動作を再開する時との間に前記光電変換素子の感度特性
    を回復しうる時間差を設ける時間差手段を備えている請
    求項1または2に記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記同期信号生成回路は、生成している
    前記同期信号の位相を決めるカウンタを備え、 前記位相合わせ手段は、 前記再開手段による前記走行体の戻しに要する時間を当
    該戻しの動作の開始前に算出する時間算出手段と、 前記再開手段による前記走行体の戻しを開始する時に前
    記カウンタにセットすれば前記再開手段による画像読取
    動作を再開する時に前記同期信号の位相が前記記憶手段
    に記憶されている位相となる値を前記時間算出手段で算
    出した時間に基づいて算出する位相算出手段と、 この算出手段で求めた値を前記再開手段による前記走行
    体の戻しを開始する時に前記カウンタにセットするセッ
    ト手段と、を備えている請求項1に記載の画像読取装
    置。
  5. 【請求項5】 前記同期信号生成回路は、生成している
    前記同期信号の位相を決めるカウンタを備え、 前記位相合わせ手段は、 前記記憶手段に記憶されている位相となる値と前記カウ
    ンタの値とを比較するコンパレータと、 この比較により両値が等しくなったときに前記再開手段
    による前記走行体の戻しを開始する開始手段と、を備え
    ている請求項1に記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかの一に記載の画
    像読取装置と、 この画像読取装置で取得した画像データに基づいて画像
    形成を行う画像形成装置と、 を備えている複写機。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれかの一に記載の画
    像読取装置と、 この画像読取装置で取得した画像データをネットワーク
    に送信し、また、前記ネットワークから画像データを受
    信する送受信装置と、 この送受信装置で受信した画像データに基づいて画像形
    成を行う画像形成装置と、を備えているファクシミリ装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜5のいずれかの一に記載の画
    像読取装置と、 この画像読取装置で取得した画像データをネットワーク
    に送信し、また、前記ネットワークから画像データを受
    信する送受信装置と、 この送受信装置で受信した画像データ、前記画像読取装
    置で取得した画像データまたは外部から受信した画像デ
    ータに基づいて画像形成を行う画像形成装置と、を備え
    ている複合機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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