JP2828637B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2828637B2
JP2828637B2 JP63195312A JP19531288A JP2828637B2 JP 2828637 B2 JP2828637 B2 JP 2828637B2 JP 63195312 A JP63195312 A JP 63195312A JP 19531288 A JP19531288 A JP 19531288A JP 2828637 B2 JP2828637 B2 JP 2828637B2
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徳蔵 金田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、デジタル複写機などの画像形成装置に適用
されるものである。
従来の複写機において、必要なサイズの記録紙に簡単
にコピーを行えるようにするため、記録紙サイズ毎に用
意した専用の記録紙収納カセツトを装着できる給紙台を
備えている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上述した従来装置では、コピー変倍などに
対応可能なように同じ記録紙サイズでありながら、送り
方向(縦送り、あるいは横送り)を変えて給紙台にセツ
トするものがあり、操作性を煩雑にしており、また給紙
台部分のスペースを広くする必要があつた。
そこで、本発明は、コピースピードをあげることがで
きる画像形成装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するため、原稿画像あるい
は光学読取装置のいずれかを走査させることにより原稿
画像を画像情報に変換する画像読取手段と、読み取つた
画像信号を互いに直角な主走査方向と副走査方向のアド
レスを付して順次書き込み記憶する画像記憶手段と、原
稿の主走査方向と副走査方向のサイズを検知する原稿サ
イズ検知手段と、記憶した画像信号を適宜読み出して光
を感光体に投射して感光体上に可視像を形成し、記憶媒
体に転写する画像記録手段と、複数の個所毎に載置され
た各種定型サイズの記録媒体を選択的に前記画像記録手
段に搬送する記録媒体搬送手段と、記録媒体の搬送方向
と直角な幅方向のサイズを検知する記録媒体サイズ検知
手段と、複写倍率設定手段とを有し、複写倍率に対応し
たサイズの記録媒体を選択して前記画像記録手段に搬送
し、所定の画像を得る画像形成装置において、原稿サイ
ズの複写倍率と一致するサイズの記録媒体が2つ以上あ
った場合、搬送方向に対して横長にセットしてある方を
優先して選択するとともに、記録媒体のセット方向と原
稿のセット方向とが異なる場合には、前記原稿記憶手段
の主走査方向または副走査方向のアドレス読出し順序を
変更して、選択した記録媒体に画像を形成するように構
成したことを特徴としたものである。
〔作用〕
上記手段を採用したため、原稿サイズの複写倍率と一
致するサイズの記録媒体がセツトされていれば、画像記
憶手段に記憶されている画像信号の主・副走査方向に記
録媒体に対して適宜変更して画像形成することにより、
記録媒体のセツト状態に対応して自動的に適正複写がな
され、複写倍率によつて記録媒体の縦・横セツト状態を
考える必要がなくなり、また記録媒体のセツト部位も縦
・横セツト可能なスペースを取つておく必要がなく省ス
ペース化が図れる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本実施例の全体構成の概要を示す正面図、第
2図は画像読取手段の拡大正面図、第3図は画像記録手
段の拡大正面図、第4図は画像記録手段の平面図、第5
図は制御系全体のブロツク図、第6図は画像読取手段の
制御ブロツク図、第7図は画像記憶手段の制御系のブロ
ツク図、第8図は画像記録手段の制御のブロツク図、第
9図は画像マトリツクスの説明図、第10図、第11図、第
12図は各信号のタイミングチヤート、第13図はロール紙
を使用する他の実施例を示す正面図である。
第1図乃至第4図において、1はコンタクトガラス、
2は原稿、3はフイルタ、4はレンズ、5は第1スキヤ
ナ、6は蛍光灯、7は第1ミラー、8は第2スキヤナ、
9は第2ミラー、10は第3ミラー、11はCCD素子、12は
原稿サイズ検知手段である白板、13は圧板、14は基準白
板、15,16は給紙口、17はレジスト検知センサ、18は半
導体レーザ、19はシリンダレンズ、20はポリゴンミラ
ー、21はfθレンズ、22はミラー、23は同期反射板、24
は同期検知板、25は感光体であり、この感光体25の周囲
には、公知の帯電部26、現像部27、転写・分離部28、ク
リーニング部29等の画像顕像化のためのプロセス部30が
配置される。さらに転写紙などの記録媒体31を搬送する
コロ、ガイド等からなる搬送手段32、記録媒体サイズ検
知手段33、定着ユニツト部34、排紙トレイ35等が設置さ
れている。
次に画像読取手段51の作動を説明する。
前記コンタクトガラス1に原稿2をセツトし、図示し
ない複写倍率、コピー枚数、自動給紙選択手段(原稿サ
イズを自動検出し、複写倍率にあつた記録媒体31のサイ
ズがセツトしてある給紙口15,16を選択し、そこから記
録媒体31を搬送しコピーするモード)をセツトしてスタ
ートキーを押下する。すると、原稿画像を読み取る前
に、まず第2図に示したフイルタ3がソレノイド(図示
せず)等によりレンズ4の直前に立ち上がる。次に第1
スキヤナ(蛍光灯6と第1ミラー7のユニツト)5と、
第2スキヤナ(第2ミラー9と第3ミラー10のユニツ
ト)8がフルスキヤンし、CCD素子11に光を照射する。
まずサイズ検知用白板12を読み取り、フイルタ3付きで
の白レベル補正を行い、原稿2と圧板(黄色)13との境
界でフイルタ3がブルーであれば圧板13の黄色をカツト
することによって、濃度差を得られることを利用してシ
エーデイング補正し、スキヤン方向(Y方向)、及びス
キヤン方向とは直角な方向(X方向)の原稿の最大長を
検知する。この後、フイルタ3は再び立ち下がり、再度
スキヤンニングする。この時、基準白板14を読み取つて
白レベル補正を行つた後、変倍量によつてスキヤン速度
を可変している(例えば、200%では等倍の1/2のスキヤ
ン速度にしている)。X方向は電気的変倍により仮想サ
ンプル点濃度を既知の三次関数コンポリユーシヨン法等
によつて算出し、画像情報として処理している。ここま
でで、原稿2のサイズと原稿画像の読み取りが終わる。
第3図、第4図に示した画像記録手段54では、上記の
画像情報が一度記憶手段52,53(後述する)の少なくと
もどちらか一方に入る迄に、複写倍率に対応した、第1
図に示す給紙口15,16から搬送された記録媒体の先端部
をレジスト検知センサ17によつて検知して、その後、所
定のタイミングで第4図の半導体レーザ18からレーザ光
を照射する(この時にはどちらか1つの記憶手段52,53
には画像情報の書き込みが完了している)。このレーザ
光はシリンダレンズ19によつて集光され、回転走査する
ポリゴンミラー20に入射する。そして、fθレンズ21、
ミラー22、及びレーザ光の走査位置を検出するための同
期ミラー23を経て同期検出板24に入る。ここで、fθレ
ンズ21を通過したレーザ光は感光体25に照射され、感光
体25上の電荷を飛ばして静電潜像を作成する。
前記給紙口15,16にセツトされた記録媒体31のサイズ
は、前記媒体31を収納するカセツト36a,36bの先端にサ
イズによつて切欠き形状が異なる図示しない遮蔽板を取
り付け、記録媒体サイズ検知手段33にて検知パターンを
読み取ることによつて知ることができる。
次に、制御系全体は第5図に示すように、画像読取手
段51と、読み取つた画像情報を記憶する画像記憶手段5
2,53と、記憶手段52及び53の画像情報を読み出して記録
紙に出力する画像記録手段54と、画像記録のための条件
を入力する入力手段55(複写倍率設定手段、自動給紙選
択モード等)、及び入力手段55の情報に基づき読取手段
51、記憶手段52,53、画像記録手段54へ必要な情報を送
るとともに各々の状態を監視し制御するシステム制御手
段56よりなる。
第6図は該読取手段51のブロツク図であり、原稿2を
露光する蛍光灯6及び第1、第2スキヤナ5,8を駆動制
御する読取制御回路57と、CCD素子11を駆動するクロツ
クCK0及びCCDの初期化パルスS.H.を発生させるCCD駆動
回路58と、CCD素子11の画像情報VDinを入力して前記シ
ステム制御手段56からの情報59に基づき2値化処理、中
間調処理、変倍処理等を行う画像情報処理回路60からな
つている。
第7図は画像記憶手段52,53の内部ブロツク図であ
り、記憶手段52,53は同じ構成となる。画像情報の一画
素分単位のクロツクCLKを計数して主走査方向のアドレ
スを管理する主走査アドレス管理回路61、及び画像読取
手段51あるいは画像記録手段54の同期信号L.Syncを計数
して副走査方向のアドレスを管理する副走査アドレス管
理回路62によつてアドレス管理された、ビツトマツプ方
式の記憶回路63と、画像読取手段51、画像記録手段54の
信号W.F.Gate(記憶手段への書き込み信号)、及びD.Re
q(記憶手段からの読出し信号)並びにシステム制御手
段56からの情報に基づき、記憶回路63への画像情報の書
き込み、読み出しを制御し、同時に同期信号の切り換え
を行うメモリ制御回路64と、前記同期信号の切り換え回
路69と、画像記録手段54からの画像情報読出し要求信号
D.Req受信後、読出し開始前に、メモリ制御回路64によ
つて初期化され、副走査アドレス管理回路62の値が、所
定の値となつたときにパルス信号を入力して出力を反転
するD・F/F65と、このD・F/F65の出力Q及びを入力
とし、入力手段55からの情報に基づき、システム制御手
段56から送られた情報に基づき、メモリ制御回路64より
出力される信号により、前記入力信号より1つを選択し
て出力する選択回路66と、この出力が接続されていて、
画像情報読出し時の主走査方向のライン同期信号R.L.Ga
teとANDゲート67で積をとり、記憶回路63の画像信号を
画像情報転送クロツクCLKでラツチして出力するラツチ
回路68より構成される。前記ANDゲート67の入力信号が
共にHighレベルの時のみ画像情報R.VDが出力される。
尚、主走査アドレス管理回路61及び副走査アドレス管理
回路62は、システム制御手段56によつて任意のプリセツ
ト値と、カウントアツプまたはダウンを指定された以
降、パルスを入力してカウントアツプ(またはダウン)
し、所定の値に達した後に再び元のプリセツト値に戻る
リングカウンタによるものとする。
尚、記憶手段53の場合は、説明を判りやすくするため
記憶手段52と共通の部材の番号(61〜69)に符号「a」
を付す。次に第8図は画像記録手段54の内部ブロツク図
である。同図において、各給紙口15,16から記録媒体を
搬送し画像の顕像化のための制御をするとともにシステ
ム制御手段56との間で、情報の交換を行う画像記録制御
回路71と、ポリゴンミラー20の回転制御及び走査光の同
期検知板24の検出信号に同期した同期信号R.L.Syncを入
力し、これに基づき半導体レーザ18を変調して、ポリゴ
ンミラー20に照射して感光体25上を走査して潜像を作像
するビデオ制御回路72よりなる。
次に、いま記憶手段52及び53の記憶回路63,63aのビツ
トマツプ構成が、主走査方向においては画像記録手段54
における最大記録幅を満足するものとし、副走査方向に
おいては前記最大記録幅に対する定型サイズ紙の長手方
向の長さを満足する、例えば画像記録手段54における最
大記録幅(X方向)が297mmであるとすれば、記憶回路6
3,63aは定型サイズA3の縦送り時の画像情報分(420mm)
を記憶できるものとし、記憶手段52及び53の各々の記憶
回路を継ぐことにより、A3縦送りの時の原稿1to1で無駄
なく書込み、読込みの処理をすることができる。
ここで上記の実施例の作用を具体的に説明する。第2
図において図示しないADFによつて、原稿2をコンタク
トガラス1上に送りを完了すると、第6図に示した読取
り制御回路57は読取り開始信号Writeを出力する。これ
により、画像情報処理回路60はCCD駆動回路58のCCD初期
化出力S.H.に同期して、CCDの主走査方向の画像情報を
順次入力し、同期信号W.L.Sync、主走査方向の画像情報
分のゲート信号W.L.Gate、読取り開始信号W.F.Gate、及
び入力手段55(第5図)の入力信号に基づいて処理され
た画像情報W.VDを順次出力する。尚、ここでは蛍光灯6
は既に点灯しているものとし、また、CCD素子11に蛍光
灯6の原稿2による反射光がレンズ4を介して結像して
いるものとする。第1、第2スキヤナ5,8は連続的にY
方向に移動するため、画像情報処理回路60はCCD駆動回
路58のタイミングサイクルで、原稿2の主走査方向(X
方向)の画像情報を順次入力して処理し出力する。
また、読取り制御回路57はADFからの原稿2がコンタ
クトガラス1にセツトされる迄のタイミングを読み取る
センサ(図示せず)の信号によりある時間を計時した後
に、あるいはスタートキー(図示せず)を押下したとき
からCCD駆動回路58の初期化信号(同期信号)を計数開
始している。
記憶手段52,53の内、ここでは52から53の順に書込み
・読出しを行うものとする。記憶手段52のメモリ制御回
路64は読取り手段51からの読取り開始信号W.F.Gateを入
力して、まず、そのエツジで主走査アドレス管理回路61
及び副走査アドレス管理回路62を初期化、この場合“0"
にセツトし、またW/R信号を出力して同期信号切換回路6
9を読取り手段51からの同期信号W.L.Sync入力に切り換
え、記憶回路63を画像情報の書込み状態にする。次に、
ゲート信号W.L.Gateが立ち上がると、主走査アドレス管
理回路61のアドレス値カウントアツプを開始させる。こ
れにより、記憶回路63は副走査アドレス“0番地”の主
走査アドレス“0番地”からゲート信号W.L.Gateが立ち
上がる迄に主走査アドレス管理回路61がカウントアツプ
したアドレス“r番地”迄に画像情報W.VDを書き込む。
続いて、同期信号W.L.Syncを入力すると、副走査アドレ
ス管理回路62はアドレス値をカウントアツプし、同時
に、主走査アドレス管理回路61を初期化、すなわち“0"
にセツトする。また、ゲート信号W.L.Gateが立ち上がつ
て、以下同様に書込みを行つていく。そして、副走査ア
ドレス管理回路62のアドレス値が“n"となつたとき、前
記同様にして主走査アドレス管理回路61を初期化、すな
わち“0"にセツトするとともに、記憶手段53に対し記憶
手段52の書込みがnで終了したことを知らせ、次の記憶
手段53に書込みを行うことを伝える信号NEXTを出力す
る。これにより、記憶手段53は副走査アドレス管理回路
62aを初期化、すなわちアドレス“0"にセツトし、次回
の同期信号のサイクルにより自己の記憶回路63aへの画
像情報の書込みに備える。記憶手段52は前記同期信号W.
L.Syncに続いてゲート信号W.L.Gateが立ち上がると、前
述と同様に記憶回路63の副走査アドレスの最終アドレス
“n"の主走査アドレス“0"番地から、“r番地”へ画像
情報W.VDを書込み、書込み動作を終了(画像情報処理回
路60はCCDの画像情報の入力を停止し、記憶手段52への
読取り開始信号W.F.Gateの出力を停止)する。その後、
原稿2がコンタクトガラス1から排出され、次の原稿2a
がセンサ(図示せず)を蹴って、以下同様に、今度は記
憶回路63aに書込みを行うことになる。その前に、原稿
2の倍率に合った記録媒体31がレジスト検知センサ17に
到達し、その所定カウント後に(記録媒体31の先端と感
光体25の接する位置とレジスト検知センサ17との距離が
上記接点と潜像形成のための露光位置との距離よりも長
い条件で)、画像記録制御回路71は記憶手段52(記憶手
段53は次の原稿2aの書込みに備える)に画像情報の読出
しを要求する信号D.Reqを出力する。この信号に記憶手
段52のメモリ制御回路64がビデオ制御回路72からの走査
光の同期検知板23の検出信号よりなる同期信号R.L.Sync
とのタイミングを取り、副走査アドレス管理回路62及び
主走査アドレス管理回路61を初期化し、同時に同期信号
切換回路69の出力を、画像記録手段54からの同期信号R.
L.Syncとなるように切換信号W/Rを出力し、記憶回路63
を読出し状態にし、画像情報の読出し開始を知らせるR.
F.Gateを出力する。また、同時にD・F/F回路65をクリ
アし、選択回路66の選択信号をB入力にセツトする。A
入力は画像編集時使用するモードであり、特に本実施例
では関係ない。つまり、クリアされたD・F/F回路65の
Q出力(High)を入力としているBが選択されることに
より、ANDゲート67の一方の入力はHighとなり、残りの
入力がされればそのままラツチ回路68に入力させること
になる。
ここで、メモリ制御回路64は同期信号R.L.Syncに同期
し、画像情報R.VDを出力するためのゲート信号R.L.Gate
を出力すると共に、主走査アドレス管理回路61のカウン
トアツプを開始する。これによりANDゲート67は、その
出力がHighとなり、ラツチ回路68を画像情報の出力状態
とし、副走査アドレス“0番地”の主走査アドレス“0
番地”から“r番地”の画像情報がR.VDとして読み出さ
れる。
続いて同期信号R.L.Syncが入力されると、副走査アド
レス管理回路62をカウントアツプし同時に主走査アドレ
ス管理回路61を初期化し、同様にゲート信号R.L.Gtaeを
出力し、画像情報R.VDを順次読み出す。画像記録手段54
のビデオ制御回路72は、記憶手段52からの画像情報読出
し開始信号R.F.Gateを入力し、画像情報及びゲート信号
R.L.Gateの待ち状態となり、続いてR.L.Gateと画像情報
R.VDを入力し、図示しないトグルバツフアメモリに入力
する。そして、次のR.L.Gateと画像情報R.VDをもう一つ
のトグルバツフアメモリに入力しているサイクルにおい
て、前回入力したトグルバツフアメモリにより画像情報
を読み出して、この画像情報に基づき走査光の同期検知
信号に同期して半導体レーザ18を変調し、感光体上に潜
像を作成することになる。記憶手段52は、この時点にお
いても画像記録手段54からの同期信号R.L.Syncを入力す
る毎にゲート信号R.L.Gateと画像情報R.VDを出力し、副
走査アドレス管理回路62のアドレス値をカウントアツプ
していく。そして、副走査アドレス値が最終値“n番
地”になつたとき、読出しを終了したことを知らせる信
号“NEXT"を記憶手段53へ出力し、副走査アドレス“n
番地”の主走査アドレス“0番地”から“r番地”の画
像情報をゲート信号R.L.Gateと共に出力し、次の同期信
号R.L.Syncを入力した時点で読出し開始信号R.F.Gateの
出力を停止する。既にその前に記憶手段53への書込みが
完了しているので、記憶手段53のメモリ制御回路63aは
前記記憶手段52の読出し終了信号NEXTを入力して、前述
したように、次に記録媒体31からのレジスト検知センサ
17信号により同様な手順を繰り返す。
以上が通常〔記録媒体の搬送方向サイズと原稿の副走
査(Y)方向サイズの比または記録媒体の幅方向サイズ
と原稿の主走査(X)方向サイズの比が複写倍率と一致
する〕の場合の記憶手段の書込み及び読込み手順であ
る。ところが、上記のようなケースでなく、記録媒体の
搬送方向サイズと原稿の主走査(X)方向サイズの比ま
たは記録媒体の幅方向サイズと原稿の副走査(Y)方向
サイズの比が複写倍率と一致するような場合(上述の場
合で言い換えれば、記録媒体のセツト方向が逆のとき)
でも全く問題なくコピーできる。
その説明を以下にする。
まず、第9図(A),(B),(C)において、第9
図(A)は通常の画像の副走査を行い、主走査を列とし
たマトリツクスAに見立てた各要素とすると、第9図
(B)または第9図(C)のようなマトリツクスB,Cを
得れば90°回転した画像を得ることができる。
原稿2のサイズ検知が終了した時点で、複写倍率に対
応するサイズの記録媒体がセツト方向のみ異なつて存在
したこと(自動給紙選択モードにおいて)が判明する。
だが、書込み時は前述したように通常のモードで実行し
ておく(この段階から書込みを変則的にしても結果は同
じになる)。読出しを要求する信号D.Reqの出力によ
り、副走査アドレス管理回路62及び主走査アドレス管理
回路61のプリセツト値をそれぞれk,lとすると、マトリ
ツクスBの場合はk=“0",l=“r"(またはマトリツク
スCの場合はk=“n",l=“0")とおく。同様にメモリ
制御回路64は同期信号R.L.Syncに同期し、画像情報R.VD
を出力するためのゲート信号R.L.Gateを出力すると共
に、マトリツクスBの場合は副走査アドレス管理回路62
のカウントアツプを開始する。この結果、主走査アドレ
ス“r番地”の副走査アドレス“0番地”から“n番
地”の画像情報がR.VDとして読み出される。マトリツク
スCの場合は副走査アドレス管理回路62のカウントダウ
ンを開始する。この結果、主走査アドレス“0番地”の
副走査アドレス“n番地”から“0番地”の画像情報が
R.VDとして読み出される。続いて、同期信号R.L.Syncが
入力されると、マトリツクスBの場合は主走査アドレス
管理回路61をカウントダウンし、同時に副走査アドレス
管理回路62を初期化(プリセツト値0に戻す)し、同様
にゲート信号R.L.Gateを出力し、副走査アドレス管理回
路62のカウントアツプを開始する。マトリツクスCの場
合も同様に主走査アドレス管理回路61をカウントアツプ
し、同時に副走査アドレス管理回路62を初期化(プリセ
ツト値“n"に戻す)し、同様にゲート信号R.L.Gateを出
力し、副走査アドレス管理回路62のカウントダウンを開
始する。以上を順次繰り返すことによつて、マトリツク
スBまたはCの画像情報に変換できる。
尚、記憶手段52,53を2つに分けたのは1to1コピー時
の書込み、読込みに要する待ち時間によるダウンタイム
を避けるためであり、特開昭62−11977号公報に示され
る構成によつて行つてよい。
以上の動作を第10図、第11図、第12図のタイミングチ
ヤートに示した。さらに、ただ単に記録媒体と原稿のサ
イズ比のみでなく記録媒体の種別が一致しないと問題で
ある場合には、種別(普通紙とトレーシングペーパー等
による違い)も検知する必要がある。また、記録媒体も
単にシートだけでなくロール紙にしても同様の効果を得
られる。但し、この場合のサイズはシートの場合と異な
って、搬送方向と直角な幅方向のサイズの情報のみが優
先条件となる(搬送方向長さはカツターにより任意の位
置で切断可能なので)。つまり、ロール紙の幅方向サイ
ズと原稿の主走査方向または副走査方向のどちらかのサ
イズの比が複写倍率に一致しさえすれば搬送方向サイズ
を原稿の複写倍率に合わせてカツトすることによつて所
望のコピー画像を得られる。
以下にシート紙と異なる点を中心に第13図にて説明す
る。第13図はロール紙A1,A2,A3への画像記録手段54の一
実施例を示している。
ロール紙A1,A2,A3はユーザーの好みにより記録媒体の
紙質、用紙幅等によつて自由にセツトできる。今、ロー
ル紙A1,A2,A3の中から原稿サイズにあつたロール紙が1
つ選択された(便宜上A2ロール紙を選択)とする。ロー
ル紙A2から転写位置までの距離は長いので原稿のサイズ
検知が行われた直後に、第8図に示した画像記録手段54
の画像記録制御回路71のモータ73の駆動を開始する。そ
れによつて、フイードローラ対B2が回転し、カツターC2
直後に先端の合つたロール紙A2が搬送され、センサG2に
到達すると画像記録制御回路71は搬送するロール紙A2の
長さを計数するために、ビデオ制御回路72からの走査光
の同期検知板23の検出信号よりなる同期信号R.L.Syncの
カウントを開始する。続いて、ロール紙A2の先端がレジ
スト検知17に達すると、前述のD.Reqを出力し、所定の
画像を形成する。
ところで、画像記録手段54はさらにロール紙A2を搬送
し続け、同時に画像記録制御回路71は同期信号R.L.Sync
の周期より演算した長さより、カツターC2とセンサG2と
の距離分を差し引いた値が前記システム制御手段56より
受けた原稿2の主走査または副走査方向の長さの複写倍
率に等しくなつた時点でカツターC2を作動させてロール
紙A2を切断し、同時にフイードローラ対B2を停止させ、
ロール紙A2の送り出しを完了する。尚、センサF2は幅方
向の長さ検知で、幅方向に複数個ある。また、他のロー
ル紙A1,A3におけるフイードローラ対B1,B3、カツターC
1,C3、センサG1,G3も同様の作動をすることは言うまで
もない。
さらに、本実施例は記録媒体の有効利用が図れ、次の
ような使い方もできる。すなわち、第1図の給紙口15,1
6または第13図のセツト段のロール紙A1,A2,A3のうちの
どれか1つを使用中に、その記録媒体31が無くなつたと
きでもロール紙の幅またはカツト紙のセツト方向の違い
があつても、原稿2の2辺が複写倍率にあう記録媒体31
がセツトされていさえすれば、そこからエンドレスで給
紙し、コピーを得ることもできる。また、入力手段55に
よつてJOB(複写作業)毎に送り方向を変えて排紙トレ
イ35にセツトさせたい時も、一々原稿の向きを変えずに
でき、後の仕分けが楽になる。さらに記憶手段52,53の
数を増やすと、その分だけ原稿画像の記憶枚数が増加す
る。従つて、例えば原稿10枚を15部といつた場合、記憶
手段が10枚以上あれば原稿の頁順に1部排紙トレイ35に
スタツクさせた後、次に1部はそのスタツクの向きと直
角の向きにスタツクさせ、さらにまた次の一部は最初に
スタツクした向きにスタツクさせるというように、何部
でもできる。このためソータ(仕分け装置)を装着しな
くても目的を達成でき、さらに小さなスペースで省略化
を図れる。
本格的な使い方ではあるが、原稿の複写倍率に対応す
る記録媒体31が2つ以上あつた場合、コピースピードが
あがる方(搬送方向に対し横長にセツトしてある方)の
優先順位を上げた方が有利であるのは言うまでもない。
このときは、当然に、記録媒体のセット方向と原稿のセ
ット方向とが同じ場合には、記憶手段52,53の主走査方
向または副走査方向のアドレス読み出し順序を変更する
必要がないが、記録媒体のセット方向と原稿のセット方
向とが異なる場合には、記憶手段52,53の主走査方向ま
たは副走査方向のアドレス読み出し順序を変更する必要
がある。尚、ロール紙の場合のコピースピードがあがる
方というのは搬送方向に対し横長にカツトする方であ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、コピースピー
ドをあげることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであつて、第1図は本
実施例の全体構成の概要を示す正面図、第2図は画像読
取り手段の拡大正面図、第3図は画像記録手段の拡大正
面図、第4図は画像記録手段の平面図、第5図は制御系
全体のブロツク図、第6図は画像読取り手段の制御系の
ブロツク図、第7図は画像記憶手段の制御系のブロツク
図、第8図は画像記録手段の制御系のブロツク図、第9
図は画像マトリツクスの説明図、第10図,第11図,第12
図は各信号のタイミングチヤート、第13図はロール紙を
使用する他の実施例を示す正面図である。 2…原稿、23,33…記録媒体サイズ検知手段、31…記録
媒体、32…記録媒体搬送手段、51…画像読取り手段、5
2,53…画像記憶手段、54…画像記録手段、55…入力手
段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿画像あるいは光学読取装置のいずれか
    を走査させることにより原稿画像を画像情報に変換する
    画像読取手段と、読み取った画像信号を互いに直角な主
    走査方向と副走査方向のアドレスを付して順次書き込み
    記憶する画像記憶手段と、原稿の主走査方向と副走査方
    向のサイズを検知する原稿サイズ検知手段と、記憶した
    画像信号を適宜読み出して光を感光体に投射して感光体
    上に可視像を形成し、記憶媒体に転写する画像記録手段
    と、複数の個所毎に載置された各種定型サイズの記録媒
    体を選択的に前記画像記録手段に搬送する記録媒体搬送
    手段と、記録媒体の搬送方向と直角な幅方向のサイズを
    検知する記録媒体サイズ検知手段と、複写倍率設定手段
    とを有し、複写倍率に対応したサイズの記録媒体を選択
    して前記画像記録手段に搬送し、所定の画像を得る画像
    形成装置において、 原稿サイズの複写倍率と一致するサイズの記録媒体が2
    つ以上あった場合、搬送方向に対して横長にセットして
    ある方を優先して選択するとともに、記録媒体のセット
    方向と原稿のセット方向とが異なる場合には、前記原稿
    記憶手段の主走査方向または副走査方向のアドレス読出
    し順序を変更して、選択した記録媒体に画像を形成する
    ように構成したことを特徴とする画像形成装置。
JP63195312A 1988-08-06 1988-08-06 画像形成装置 Expired - Lifetime JP2828637B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0799848B2 (ja) * 1984-01-13 1995-10-25 株式会社リコー 画像情報記録装置
JPH0732452B2 (ja) * 1984-01-24 1995-04-10 キヤノン株式会社 画像処理装置

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JPH0246064A (ja) 1990-02-15

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