JPH04227160A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH04227160A
JPH04227160A JP2417424A JP41742490A JPH04227160A JP H04227160 A JPH04227160 A JP H04227160A JP 2417424 A JP2417424 A JP 2417424A JP 41742490 A JP41742490 A JP 41742490A JP H04227160 A JPH04227160 A JP H04227160A
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JP
Japan
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Application number
JP2417424A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokuzo Kaneda
金田 徳蔵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04227160A publication Critical patent/JPH04227160A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフレームメモリを持った
デジタル複写機等の画像形成装置に関し、より詳細には
原稿サイズに適合したサイズの記録媒体のセット方向と
原稿のセット方向の組み合わせに応じた向きと所定の転
写倍率に変換された画像情報を読み出して記録媒体に画
像を形成する等して装置の操作効率を向上させた画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置におけるオートモー
ド方式は、原稿移動型であり、搬送方向のスピードを変
化させることによって搬送方向の転写倍率を変えるもの
である。従って、原稿をセットした位置から原稿画像読
取位置までの距離は通常大きくとることはできないので
、セット方向を取り決めることによってセットした位置
で原稿幅を読み取り、原稿サイズを検知して転写倍率を
算出し、搬送方向の速度を決めた後、原稿内容の走査を
開始していた。また、記録媒体に対して各種の処理を実
行するために、例えば、記録媒体を90度方向変換させ
る90度変換ユニットが用いられてた。更に、従来は原
稿を入紙するとき記録媒体の綴穴を指定するため、原稿
のセット方向が予め決められており、その決められたセ
ット方向に原稿をセットすることにより、記録媒体に対
する綴穴位置が指定されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記オ
ートモード方式にあっては、以下に示す如き問題点があ
った。第1にオートモードの場合、原稿に合わせて記録
媒体の方も縦送りとなるため、リピート部数が多いとき
には、生産性が低下するという問題点がある。第2に記
録媒体がカット紙の場合には、指定されたサイズの記録
媒体がセットされていてもセット方向が異なると、オー
トモードとして使えないため、操作効率が悪いという問
題点がある。第3に記録媒体がロール紙の場合は、指定
されたサイズの短手の幅のロール紙がないとオートモー
ドとして使用できないため、同様に操作効率が悪いとい
う問題点がある。第4にオートモード方式に限らず、原
稿を横にセットするとき、別の給紙口にサイズが同じ記
録媒体をセット方向だけを変えてセットする必要がある
ため、同様に操作効率が悪いという問題点がある。第5
に操作効率を上げるためには装置自体に給紙口を多く設
けなければならないため、装置自体の小型化を阻害し、
且つ、装置コストの上昇を招くという問題点がある。
【0004】また、従来の複写機にあっては、A4原稿
及びA3原稿を混入して頁順に多数部コピーし、丁合い
する場合、原稿サイズ別に自動原稿搬送装置(以下、A
DFという)にセットして、転写倍率を変更する操作を
行ってコピーをとり、手作業で仕分けを行なわなければ
ならなかったため、その作業が煩雑となり、迅速な事務
処理を阻害するという問題点があった。具体的には、A
3サイズとA4サイズの記録媒体は一辺が同じであるの
に別々にコピーしなければならないため、A3サイズと
A4サイズの記録媒体の一辺を合わせて頁順にADFに
セットしたいという要望がある。また、A4サイズとA
3サイズの記録媒体においては、厚板に載置したときセ
ット方向に違いがでるので、記録媒体の方もそれに合わ
せて2つの向きのものを用意しなければならないため、
この向きを一つにして丁合い処理の操作効率を向上させ
たいという要望がある。
【0005】更に、従来にあっては、90度変換により
、A3羽根折り時には、A3横搬送はA3縦に、A4縦
搬送はA4横に変換しているが、90度変換ユニットの
機構が複雑で、高価なため、装置のコスト上昇を招くだ
けでなく、変換処理においてトラブルが多いという問題
点があった。また、従来は原稿を入紙するとき、記録媒
体のための綴穴位置を指定しなければならないため、そ
の操作が煩わしく、原稿先端の状態(破れやカールぐせ
があった場合)により指定された方向には挿入しにくい
場合があり、その結果、操作効率が低下していた。例え
ば、特定の複写機では、原稿と感光紙を密着させて複写
処理するが、その原稿だけを感光紙から剥がすために故
意に原稿先端にカールをつけているが、そのカールの習
性があるため、原稿が装置に挿入しずらくなり操作効率
を低下させていた。
【0006】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、装置自体の小型化及び高コスト化を招来せずに操作
効率を向上させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、原稿サイズを検出する原稿サイズ検出
手段と、記録媒体のサイズを検出する記録媒体サイズ検
出手段と、原稿から画像情報を読み取る画像情報読取手
段と、前記画像情報読取手段により読み取った画像情報
を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に書き込まれた画
像情報を読み出して前記記録媒体に記録する画像記録手
段と、所定の転写倍率で転写するための原稿サイズと記
録媒体サイズの組み合わせを指定するサイズ指定手段と
を備え、前記記憶手段から、前記画像記録手段により選
択された原稿サイズに適合したサイズの記録媒体のセッ
ト方向と原稿のセット方向の組み合わせに応じた向きと
所定の転写倍率に変換された画像情報を読み出して前記
記録媒体に画像を形成する制御手段を具備した画像形成
装置を提供するものである。
【0008】また、原稿サイズを検出する原稿サイズ検
出手段と、記録媒体のサイズを検出する記録媒体サイズ
検出手段と、原稿から画像情報を読み取る画像情報読取
手段と、前記画像情報読取手段により読み取った画像情
報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に書き込まれた
画像情報を読み出して前記記録媒体に記録する画像記録
手段と、前記記録媒体を転写部へ給紙する複数の給紙手
段と、前記給紙手段を指定する給紙口指定手段とを備え
、前記記憶手段から、前記給紙口指定手段により指定さ
れた前記給紙手段にある記録媒体のサイズとセット方向
及び原稿のサイズとセット方向との組み合わせに応じた
転写倍率と向きに変換された画像情報を読み出して前記
記録媒体に画像を形成する制御手段を具備した画像形成
装置を提供するものである。
【0009】また、前記記録媒体がロール紙であり、該
ロール紙の幅がカットされたとき、短手となるか或いは
長手となるかを指定できる短手/長手指定手段を具備し
た画像形成装置を提供するものである。
【0010】また、記録媒体のサイズを検出する記録媒
体サイズ検出手段と、原稿から画像情報を読み取る画像
情報読取手段と、前記画像情報読取手段により読み取っ
た画像情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に書き
込まれた画像情報を読み出して記録媒体に記録する画像
記録手段と、原稿の綴穴の位置を検知する綴穴検知手段
と、綴穴穿孔、綴針挿入等を実行する後処理手段とを備
え、前記記憶手段から選択されたサイズのうち、前記後
処理手段に入紙するのに適したセット方向にある記録媒
体を選択し、且つ、前記後処理手段に入紙するのに適し
た画像の向きとなるように原稿の綴穴位置との組み合わ
せに応じた向きに変換された画像情報を読み出して前記
記録媒体に画像を形成する制御手段を具備した画像形成
装置を提供するものである。
【0011】更に、記録媒体のサイズを検出する記録媒
体サイズ検出手段と、原稿から画像情報を読み取る画像
情報読取手段と、前記画像情報読取手段により読み取っ
た画像情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に書き
込まれた画像情報を読み出して記録媒体に記録する画像
記録手段と、綴り位置側を示す原稿ガイド手段と、綴穴
穿孔、綴針挿入等を実行する後処理手段とを備え、前記
記憶手段から、選択されたサイズのうち前記後処理手段
に入紙するのに適したセット方向にある記録媒体を選択
し、且つ、前記後処理手段に入紙するのに適した画像の
向きとなるように原稿の綴穴位置との組み合わせに応じ
た向きに変換された画像情報を読み出して前記記録媒体
に画像を形成する制御手段を具備した画像形成装置を提
供するものである。
【0012】
【作用】本発明による画像形成装置は、記憶手段から、
画像記録手段により選択された原稿サイズに適合したサ
イズの記録媒体のセット方向と原稿のセット方向の組み
合わせに応じた向きと所定の転写倍率に変換された画像
情報を読み出して記録媒体に画像を形成する。また、記
憶手段から、前記給紙口指定手段により指定された給紙
手段にある記録媒体のサイズとセット方向及び原稿のサ
イズとセット方向との組み合わせに応じた転写倍率と向
きに変換された画像情報を読み出して記録媒体に画像を
形成する。また、記憶手段から選択されたサイズのうち
、後処理手段に入紙するのに適したセット方向にある記
録媒体を選択し、且つ、後処理手段に入紙するのに適し
た画像の向きとなるように原稿の綴穴位置との組み合わ
せに応じた向きに変換された画像情報を読み出して記録
媒体に画像を形成する。更に、前記記憶手段から、選択
されたサイズのうち後処理手段に入紙するのに適したセ
ット方向にある記録媒体を選択し、且つ、後処理手段に
入紙するのに適した画像の向きとなるように原稿の綴穴
位置との組み合わせに応じた向きに変換された画像情報
を読み出して記録媒体に画像を形成する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
て詳細に説明する。図1は本発明による画像形成装置の
全体構成を示すブロック図である。この画像形成装置は
原稿画像を読み取る読取手段101と、該読取手段10
1により読み取った画像情報を記憶する記憶手段102
、103と、該記憶手段102、103に記憶されてい
る画像情報を読み出して記録媒体に出力する画像記録手
段104と、該画像記録手段104による画像記録処理
のための各種条件(例えば、複写倍率、自動給紙選択モ
ード)を入力する条件入力手段105と、該条件入力手
段105から入力された条件に基づき、上記読取手段1
01、記憶手段102、103、画像記録手段104の
各部へ必要な情報を出力すると共に各々の状態を監視し
、制御するシステム制御手段106から構成されている
【0014】図2は図1に示した読取手段101の具体
的な一実施例を示す説明図であり、コンタクトガラス2
01に原稿202を載置し、圧板213により原稿20
2を固定し、条件入力手段105から複写倍率、コピー
枚数、自動給紙選択モード(原稿サイズを自動検出し、
複写倍率に合致した記録媒体のサイズがセットしてある
給紙口を選択し、該給紙口から記録媒体を搬送し複写処
理を実行するモード)を入力してスタートキー(図示せ
ず)を押下する。
【0015】上記原稿202の画像情報を読み取る前に
フィルタ203がソレノイド(図示せず)等によりレン
ズ204の直前に挿入される。次に、第1スキャナ20
5(蛍光灯206と第1ミラー207とから構成される
)と第2スキャナ208(第2ミラー209、第3ミラ
ー210から構成される)が原稿202面をコンタクト
ガラス201の下方から光学走査し、その反射光は第1
ミラー207、第2ミラー209、第3ミラー210を
介して電荷結合素子(以下、CCDという)211に照
射される。
【0016】また、サイズ検知用白板212を読み取り
、フィルタ203付きでの白レベル補正を実行し、原稿
202と圧板(黄色)213との境界でフィルタ203
がブルーであれば、圧板213の黄色をカットすること
によって濃度差を得られることを利用してシェーディン
グ補正を実行し、スキャン方向(Y方向)、スキャン方
向とは直角な方向(X方向)の原稿202の最大長を検
知する。その後、上記フィルタ203は光路からはずれ
、再度スキャニングする。このとき、基準色板214を
読み取って白レベル補正を実行した後、変倍量によって
スキャン速度を可変する(例えば、200%では等倍の
1/2のスキャン速度に設定する)。X方向は電気的変
倍により仮想サンプル点濃度を既知の三次関数コンボリ
ューション法等によって算出し、画像情報として処理す
る。以上の動作により原稿202のサイズと原稿画像の
読取処理が終了する。
【0017】図3(a)、(b)は上記画像記録手段1
04の構成を示す説明図であり、読取手段101により
原稿202の画像情報が読み取られ、該画像情報が記憶
手段102、103の少なくともどちらか一方に入力さ
れるまでに複写倍率に応じた給紙口(図示せず)から搬
送されてきた記録媒体の先端部をレジスト検知センサ(
図示せず)により検知し、その後所定のタイミングで半
導体レーザ301からレーザ光を所定方向に向けて照射
する。この時点において、画像情報の記憶手段102、
103に対する書込処理は完了している。
【0018】半導体レーザ301からのレーザ光はシリ
ンダレンズ302によって集光され、ポリゴンモータ3
04により回転走査状態にあるポリゴンミラー303に
入射する。その後、fθレンズ305、ミラー306及
びレーザ光の走査位置を検出するための同期ミラー30
7を経て同期検知板308に入力する。ここで、fθレ
ンズ305を通過したレーザ光は感光体309に照射さ
れ、露光処理を実行して感光体309上に原稿情報に対
応した静電潜像を形成する。310が防塵ガラスである
【0019】図4は図1に示した読取手段101におけ
る駆動系の構成を示すブロック図であり、原稿202を
光学走査する蛍光灯206と第1及び第2スキャナ20
5、208を駆動制御する読取制御回路401と、CC
D211を駆動するクロックCK0及びCCD211の
初期化パルスSHを発生させるCCD駆動回路402と
、CCD211からの画像情報VD.inを入力してシ
ステム制御手段106からの入力情報に基づき2値化処
理、中間調処理、変倍処理等を実行する画像情報処理回
路404とから構成されている。
【0020】図5は記憶手段102、103の内部構成
を示すブロック図であり、記憶手段102、103は各
々同じ構成になっている。画像情報の位置画素分単位の
クロックCLKを計数して主走査方向のアドレスを管理
する主走査アドレス管理回路501及び読取手段101
或いは画像記録手段104の同期信号L.Syncを計
数して副走査方向のアドレスを管理する副走査アドレス
管理回路502によってアドレス管理されたビットマッ
プ記憶回路503と、読取手段101及び画像記録手段
104の信号W.F.Gate(記憶手段102、10
3への書込信号)及びD.Req(記憶手段102、1
03からの読出信号)並びにシステム制御手段106か
らの情報に基づきビットマップ記憶回路503への画像
情報の書込処理、読出処理を制御し、同時に同期信号の
切り換えを実行するメモリ制御回路504と、前記同期
信号の切り換えを行う同期信号切換回路509と、画像
記録手段104からの画像読出要求信号D.Req受信
後、読出処理開始前にメモリ制御回路504によって初
期化され、副走査アドレス管理回路502の値が所定の
値となったときにパルス信号を入力して出力を反転する
D・F/F505と、前記D・F/F505の出力Q及
びQ(バー)を入力とし、条件入力手段105から入力
された各種条件と、システム制御手段106から送られ
てきた情報に基づき、メモリ制御回路504から出力さ
れる信号によって前記入力信号より一つを選択して出力
する選択回路506と、該選択回路506の出力が接続
されていて、画像情報読出時の主走査方向のライン同期
信号R.L.GateとANDゲート507で、その積
をとり、ビットマップ記憶回路503の画像信号を画像
情報転送クロックCLKでラッチして出力するラッチ回
路508とから構成されている。
【0021】ANDゲート507の入力信号が共にHレ
ベルのときのみ画像情報R.VDが出力される。尚、主
走査アドレス管理回路501及び副走査アドレス管理回
路502はシステム制御手段106によって任意のプリ
セット値と、カウントアップ或いはカウントダウンを指
定された後、パルスを入力してカウントアップ或いはカ
ウントダウンし、所定の値に到達した後に再び元のプリ
セット値に戻るリングカウンタより構成される。以下、
記憶手段103の場合は、説明の簡略化のためにその各
部501〜509にダッシュを付して、記憶手段102
における各部と区別する。
【0022】次に、図6は図1に示した画像記録手段1
04の内部構成を示すブロック図であり、各給紙口から
記録媒体を搬送し、画像の顕像化のための制御を実行す
ると共にシステム制御手段106との間で情報の交換を
行う画像記録制御回路601と、ポリゴンミラー303
の回転制御及び走査光の同期検知板308の検出信号に
同期した同期信号R.L.Syncを入力し、これに基
づき半導体レーザ301を変調した後、ポリゴンミラー
303にレーザ光を照射して感光体309上に静電潜像
を作像するビデオ制御回路602とから構成されている
【0023】ここで、記憶手段102及び103のビッ
トマップ記憶回路503(503’)のビットマップ構
成が、主走査方向においては画像記録手段104におけ
る最大記憶幅を満足するものとし、副走査方向において
は前記最大記録幅に対する定型サイズ紙の長手方向の長
さを満足する。例えば、画像記録手段104における最
大記録幅(X方向)が297mmであるとすれば、ビッ
トマップ記憶回路503、503’は定型サイズA3の
縦送り時の画像情報分(420mm)を記憶できるもの
とし、記憶手段102及び記憶手段103の各々のビッ
トマップ記憶回路503、503’を継ぐことにより、
A3縦送りの時の原稿を1対1で無駄なく、書込処理、
読込処理を実行することができる。
【0024】以上の構成において、その動作を説明する
。図2において、自動原稿搬送装置(以下、ADFとい
う、図示せず)によって原稿202をコンタクトガラス
201上の所定位置に搬送すると、図4に示した読取制
御回路401は読取開始信号Writeを画像情報処理
回路404に出力する。これにより、画像情報処理回路
404はCCD駆動回路402のCCD211に対する
初期化信号SHに同期して、CCD211の主走査方向
の画像情報を順次入力し、同期信号W.L.Sync、
主走査方向の画像情報分のゲート信号W.L.Gate
、読取開始信号W.F.Gate及び図1に示した条件
入力手段105の入力信号に基づいて処理された画像情
報W.VDを順次出力する。尚、ここでは、蛍光灯20
6は既に点灯しているものとし、また、CCD211に
は上記蛍光灯206の原稿202による反射光がレンズ
204を介して結像しているものとする。第1、第2ス
キャナー205、208は連続的にY方向に移動するた
め、画像情報処理回路404はCCD駆動回路402の
タイミングサイクルで、原稿202の主走査方向(X方
向)の画像情報を順次入力して処理し、出力する。
【0025】また、読取制御回路401はADFからの
原稿202がコンタクトガラス201にセットされるま
でのタイミングをとるセンサ405の信号により所定時
間を計時した後に、或いはスタートキーを押下したとき
からCCD駆動回路402の初期化信号(同期信号)の
計数を開始している。
【0026】記憶手段102、103のうち、ここでは
102〜103の順に書込/読出処理を実行するものと
する。記憶手段102のメモリ制御回路504は読取手
段101からの読取開始信号W.F.Gateを入力し
て、まず、そのエッジで主走査アドレス管理回路501
及び副走査アドレス管理回路502を初期化、この場合
0にセットし、また、W/R信号を同期信号切換回路5
09に出力して同期信号切換回路509を読取手段10
1からの同期信号W.L.Sync入力に切り換え、ビ
ットマップ記憶回路503を画像情報の書込状態にする
。次に、ゲート信号W.L.Gateが立ち上がると、
主走査アドレス管理回路501のアドレス値カウントア
ップを開始させる。これにより、ビットマップ記憶回路
503は副走査アドレス0番地の主走査アドレス0番地
からゲート信号W.L.Gateが立ち下がるまでに主
走査アドレス管理回路501がカウントアップしたアド
レスr番地までに画像情報W.VDを書き込む。続いて
、同期信号W.L.Syncを入力すると、副走査アド
レス管理回路502はアドレス値をカウントアップし、
同時に、主走査アドレス管理回路501を初期化、即ち
、0にセットする。また、ゲート信号W.L.Gate
が立ち上がって、以下同様に書込処理を実行していく。 そして、副走査アドレス管理回路502のアドレス値が
nとなったとき、前記と同様に主走査アドレス管理回路
501を初期化、即ち、0にセットすると共に、記憶手
段103に対し、ビットマップ記憶回路503の書込処
理がnで終了したことを知らせ、次の記憶手段103に
書込処理を実行することを伝える信号NEXTを出力す
る。これにより、記憶手段103は副走査アドレス管理
回路502’を初期化、即ち、アドレス0にセットし、
次回の同期信号のサイクルにより、自己のビットマップ
記憶回路503’への画像情報の書込処理に備える。
【0027】記憶手段102は、前記同期信号W.L.
Syncに続いてゲート信号W.L.Gateが立ち上
がると、前記と同様にビットマップ記憶回路503の副
走査アドレスにおける最終アドレスnの主走査アドレス
0番地からr番地へ画像情報W.VDを書込み、書込動
作を終了(画像情報処理回路404はCCD211から
の画像情報の入力を停止し、記憶手段102への読取開
始信号W.F.Gateの出力を停止する)する。
【0028】その後、原稿202がコンタクトガラス2
01から排出され、次の原稿202がセンサ405を蹴
って、以下同様に今度はビットマップ記憶回路503’
に対して書込処理を実行する。その前に原稿202の倍
率に合致した記録媒体がレジスト検知センサ(図示せず
)に到達し、該到達後から所定のカウント後に(記録媒
体の先端と感光体309の接する位置とレジスト検知セ
ンサとの距離が上記接点と静電潜像形成のための露光位
置との距離よりも長い条件で)、図6に示した画像記録
制御回路601は記憶手段102(記憶手段103は次
の原稿202の書込処理に備える)に画像情報の読出を
要求する信号D.Reqを出力する。この信号に記憶手
段102のメモリ制御回路504がビデオ制御回路60
2からの走査光の同期検知板308の検出信号よりなる
同期信号R.L.Syncとのタイミングを取り、副走
査アドレス管理回路502及び主走査アドレス管理回路
501を初期化し、同時に、同期信号切換回路509の
出力を画像記録手段104からの同期信号R.L.Sy
ncとなるように切換信号W/Rを出力し、ビットマッ
プ記憶回路503を読出状態にして画像情報の読出開始
を知らせるR.F.Gateを出力する。また、同時に
D・FF回路505をクリアにし、選択回路506の選
択信号をB入力にセットする(選択回路506のA入力
は画像編集時に使用するモードである)。即ち、クリア
されたD・FF回路505のQ(バー)出力(High
)を入力としているBが選択されることにより、AND
ゲート507の一方の入力はHighとなり、残りの入
力がされれば、そのままラッチ回路508に入力される
ことになる。
【0029】ここで、メモリ制御回路504は同期信号
R.L.Syncに同期し、画像情報R.VDを出力す
るためのゲート信号R.L.Gateを出力すると共に
、主走査アドレス管理回路501のカウントアップ開始
する。これにより、ANDゲート507はその出力がH
ighとなり、ラッチ回路508を画像情報の出力状態
とし、副走査アドレス0番地の主走査アドレス0番地か
らY番地の画像情報がR.VDとして読み出される。 続いて、同期信号R.L.Syncが入力されると、副
走査アドレス管理回路502をカウントアップし、同時
に、主走査アドレス管理回路501を初期化し、同様に
ゲート信号R.L.Gateを出力し、画像情報R.V
Dを順次読み出す。
【0030】画像記録手段104のビデオ制御回路60
2は、記憶手段102からの画像情報読出信号R.F.
Gateを入力し、画像情報及びゲート信号R.L.G
ateの待ち状態となり、続いてR.L.Gateと画
像情報R.VDを、トグルバッファメモリ(図示せず)
に入力する。次のR.L.Gateと画像情報R.VD
をもう一つのトグルバッファメモリに入力しているサイ
クルにおいて、前回入力したトグルバッファメモリより
画像情報を読み出して、この画像情報に基づき、走査光
の同期検知信号に同期して、半導体レーザ301を変調
し、感光体309上に静電潜像を形成する。記憶手段1
02は、この時点においても、画像記録手段104から
の同期信号R.L.Syncを入力する毎にゲート信号
R.L.Gateと画像情報R.VDを出力し、副走査
アドレス管理回路502のアドレス値をカウントアップ
していく。そして、副走査アドレス値が最終値n番地に
なったとき、読出処理を終了したことを知らせる信号N
EXTを記録手段103へ出力し、副走査アドレスn番
地の主走査アドレス0番地からY番地の画像情報をゲー
ト信号R.L.Gateと共に出力し、次の同期信号R
.L.Syncを入力時点で読出開始信号R.F.Ga
teの出力を停止する。既にその前に記憶手段103へ
の書込処理が完了しているので、記憶手段103のメモ
リ制御回路504’は前記記憶手段102の読出終了信
号NEXTを入力して、上記の如く、次の記録媒体によ
るレジスト検知センサからのセンサ信号により同様な手
順を繰り返す。
【0031】以上が通常(記録媒体の搬送方向サイズと
原稿の副走査(Y)方向サイズの比或いは記録媒体の幅
方向サイズと原稿の主走査(X)方向サイズの比が複写
倍率と一致する)の場合の記憶手段102、103の書
込処理及び読込処理の手順である。次に、上記のような
場合でなく、記録媒体の搬送方向サイズと原稿の主走査
(X)方向サイズの比或いは記録媒体の幅方向サイズと
原稿の副走査(Y)方向サイズの比が複写倍率と一致す
るような場合(例えば、記録媒体のセット方向が逆のと
き)でも全く問題なく、複写処理することが可能である
ことを説明する。
【0032】図7において、Aが通常の画像副走査を行
、主走査を列としたマトリクスAに見立てた各要素とす
ると、B或いはCのようなマトリクスを得れば90度回
転した画像を得ることができる。原稿202のサイズ検
知が終了した時点で、自動給紙選択モードにおいて、複
写倍率に対応するサイズの記録媒体がセット方向のみ異
なって存在したことが判明する。
【0033】このとき、書込開始信号W.F.Gate
を入力したときに、主走査アドレス管理回路501及び
副走査アドレス管理回路502のプリセット値を各々k
、lとすると、マトリクスBの場合は、k=0、l=r
(マトリクスCの場合はk=n、l=0)とおく。以下
同様にビットマップ記憶回路503に対して、ゲート信
号W.L.Gateの立ち上がりによって、副走査アド
レス管理回路502のカウントダウンを開始させる。 これにより、ゲート信号W.L.Gateが立ち下がる
までに副走査アドレス管理回路502のカウントダウン
したアドレス0番地までに画像情報W.VDを書き込む
。続いて、同期信号W.L.Syncを入力すると、主
走査アドレス管理回路501はアドレス値をカウントア
ップし、同時に、副走査アドレス管理回路502を初期
化、即ち、rにセットする。また、ゲート信号W.L.
Gateが立ち上がって以下同様の書込処理を実行して
いき、主走査アドレス管理回路501のアドレス値がn
になったとき、前記と同様に副走査アドレス管理回路5
02をrにセットすると共にNEXTを出力する。 これにより、記憶手段103は副走査アドレス管理回路
502’を初期化、即ち、0にセットし、次回の同期信
号のサイクルによる書込処理に備える。
【0034】マトリクスCの場合は、副走査アドレス管
理回路502のカウントアップを実行し、次に主走査ア
ドレス管理回路501を1カウント毎ダウンをして、前
記と同様の繰り返しを順次実行していくことにより、マ
トリクスBの場合と同様にすることができる。
【0035】以上のように、マトリクスAをマトリクス
B或いはCに配置変換させることができるため、通常の
読取動作で90度変換した複写処理を実行することがで
きる。尚、記録手段102、103を2つに分けたのは
、1対1複写処理時の書込処理、読出処理に要する待ち
時間によるダウン・タイムを回避するためである。以上
の各動作を図8、図9のタイミングチャートに示す。
【0036】更に、ただ単に記録媒体と原稿のサイズ比
のみでなく、記録媒体の種別が一致しない問題である場
合には種別(普通紙とトレッシングペーパー等による違
い)を検知する必要がある。また、記録媒体も単にシー
トだけでなく、ロール紙にしても同様の効果が得られる
。但し、この場合のサイズは、搬送方向の長さはカッタ
ーにより任意の位置で切断することが可能であるため、
シートの場合と異なって搬送方向と直角な幅方向のサイ
ズの情報のみが優先条件となる。即ち、ロール紙の幅方
向サイズと原稿の主走査方向或いは副走査方向のどちら
かのサイズ比が複写倍率に一致しさえすれば、搬送方向
サイズを原稿の複写倍率に合致させてカットすることに
よって所望の複写画像を得ることができる。
【0037】以下、シート紙と異なる点を中心に図10
を参照して説明する。図10はロール紙A1、A2、A
3を備えた画像記録手段104の一実施例である。ロー
ル紙A1、A2、A3は、ユーザーの好みにより記録媒
体の紙質、記録媒体幅等によって自由にセットできる。 ここで、ロール紙A1、A2、A3の中から原稿サイズ
に合致したロール紙A2が選択されたとする。ロール紙
A2から転写位置までの距離は長いので、原稿202の
サイズ検知が実行された直後に、画像記録手段104の
画像記録制御回路601がモータMの駆動を開始する。 それによってフィードローラ対B2が回転し、カッター
C2の直後に先端のあったロール紙A2が搬送され、セ
ンサG2に到達すると、画像記録制御回路601は搬送
するローラ紙A2の長さを計数するために、ビデオ制御
回路602からの走査光の同期検知板308からの検出
信号よりなる同期信号R.L.Syncのカウントを開
始する。続いてロール紙A2の先端がレジスト検知セン
サ1001に到達すると、上記D.Reqを出力し、所
定の画像を形成する。
【0038】画像記録手段104は、更にロール紙A2
を搬送し続け、同時に、画像記録制御回路601は同期
信号R.L.Syncの同期より演算した長さより、カ
ッターC2とセンサG2との距離分を差し引いた値が前
記システム制御手段106より受けた原稿202の主走
査或いは副走査方向の長さの複写倍率に等しくなった時
点でカッターC2を作動させ、ロール紙A2を切断し、
同時にフィードローラ対B2を停止させ、ロール紙A2
の送り出しを完了する。尚、センサF2は幅方向の長さ
検知で、幅方向に複数個配置されている。また、他のロ
ール紙A1、A3におけるフィードローラ対B1、B3
、カターC1、C3、センサG1、G3も同様の動作を
行う。
【0039】また、条件入力手段105によって複写作
業毎に送り方向を変えて排紙トレイ1002にセットす
るときも、一回毎に原稿202の向きを変えずにセット
することができ、後の仕分け作業も容易となる。更に、
記憶手段102、103の数を増加させると、その分だ
け原稿画像の記憶枚数が増加する。従って、例えば、原
稿10枚を15部複写処理するような場合、記憶手段が
、10枚以上あれば原稿の頁順に1部排紙トレイ100
2にスタックさせた後、次の1部はそのスタックの向き
と直角の向きにスタックさせ、更に次の1部は最初にス
タックした向きにスタックさせるというように何部でも
可能になる。このため、ソータ(仕分装置)を装着しな
くても仕分作業を実行でき、更に小さなスペースで省力
化を図ることができる。尚、本来的な使い方ではあるが
、原稿202の複写倍率に対応する記録媒体が2つ以上
あった場合、複写速度が上がる方(搬送方向に対し、横
長にセットしてある方)を優先順位とした方が有利であ
る。また、ロール紙の場合における複写速度が上がる方
というのは、搬送方向に対し横長にカットする方である
【0040】また、図11に示すようにソーター110
5を排紙トレイの代わりに装備させた場合に効果を発揮
する。図11において、給紙口1106には記録媒体1
101、給紙口1107には記録媒体1102がセット
されており、原稿202のサイズの転写倍率と記録媒体
1101、1102のサイズは一致しているが、セット
方向のみ異なっているものとする。また、記録媒体11
01は縦送り方向で、記録媒体1102は横送り方向と
し、ソーター1105のトレイの数は10個である。こ
こで、原稿202を5枚、16部複写処理しようとして
プリントキーを押下すると、条件入力手段105の情報
から複写枚数がソーター1105の数より多い部数16
であるので、記録媒体1101、1102が送り方向の
み異なる同一サイズ(原稿のサイズ転写倍率と一致する
サイズ)か否かを判断する。上記の場合、条件は全てO
Kなので、複写処理が開始される。
【0041】この場合、複写処理の生産性が上がる記録
媒体は横送り方向であり、それは下段の記録媒体110
2であるので、下段から給紙が開始される。このまま1
6部の複写処理後の記録媒体を送り出すと、ソーター1
105のトレイの数は10個であるため、トレイ1〜6
はコピーが2部ずつになってしまい、トレイ1〜6のコ
ピーの重なりは再ソートしなければならなくなる。この
重なりの部分をセット方向が異なるようにトレイに重ね
ることによって面倒な再ソートをしなくてすむように構
成されている。即ち、下段から1枚給紙した後、次に上
段から1枚給紙して同一トレイにセット方向が異なるよ
うにストックさせる。トレイ2〜6についても同様の動
作を行う。トレイ7〜10については、従来通り、下か
ら1枚ずつ給紙してストックさせる。この繰り返しを各
原稿毎に5回実施すれば、ソーター1105のトレイが
10個しかなくても16部の丁合いを終えたコピーを得
ることができる。送り方向が異なっていても、上記した
画像情報の制御によって問題なく複写処理が実行できる
【0042】以上のように、上記方式は、ソーター11
05のトレイ個数の2倍までソートを可能にさせるが、
2倍を越えると丁合いできなくなる。このときはユーザ
ーに報知して2倍までコピーし、丁合いするのか否かを
判断できるように構成するのが望ましい。また、トレイ
の個数を越え、2倍以下の部数をコピーし、丁合いする
ときも、原稿202のサイズの転写倍率と一致するサイ
ズで互いにセット方向が異なる記録媒体がセットされて
いないときは、コピーも丁合いもできないことになるの
で、このときもユーザーに理由を報知して対処すること
が望ましい。
【0043】上記の内容は、給紙段をユーザーが指定す
るのではなく、自動用紙選択で自動的に原稿サイズを読
取り、原稿サイズの転写倍率と一致するサイズの記録媒
体を選択する方式であったが、ユーザーが給紙段を指定
する場合でも指定された給紙段にある記録媒体のサイズ
及びセット方向を判定して、セット方向のみ異なる記録
媒体を自動選択して丁合手段にストックさせるようにし
てもよい。また、以上の動作は、上述の如くカット紙ば
かりでなく、ロール紙でも同様の動作を実行することが
可能である。更に、ロール紙の場合、カットしたときの
ロール紙の幅が短手となるか、長手となるかを指定する
指定手段を設けて指定できるように構成することもでき
る。
【0044】次に、図12を参照して本発明に関連する
原稿搬送ユニットの構成及び動作を説明する。ADFキ
ーを押下すると、ADFモードとなり、原稿挿入表示が
点灯する。原稿202を原稿セットテーブル1209上
に原稿ガイド1208を利用して分離ブレート1201
に突き当たる位置にセットすると、原稿セットセンサ(
反射型フォトセンサ)1202が原稿202を検知し、
上記原稿挿入表示が消灯する。次に、装置本体のスター
トキーをONすると、給紙モータ、給紙クラッチがON
し、呼出ベルト1203、分離ローラ1204、駆動プ
ルアウトローラ1205及びその従動プルアウトローラ
1206が所定方向に回転する。また、入口ガイドマイ
ラー1207が原稿202を下方向に加圧し、分離ロー
ラ1204、分離ブレード1201により、セットされ
た原稿202の最下面のみがプロアウトローラ1205
、1206へ搬送される。分離ローラ1204が1回転
すると、1回転センサ(図示せず)により給紙クラッチ
がOFF(逆にブレーキクラッチがON)し、呼出ベル
ト1203分離ローラ1204の駆動が遮断されること
により、原稿202は1枚のみ給紙される。次に給紙モ
ータは、まだON状態にあるのでプルアウトローラ12
05、1206は回転し続け、引続き原稿202は搬送
ベルト1210まで送られる。その間、原稿202は搬
送ベルト1210の手前にある原稿サイズ検知センサ1
211、給紙センサ1212をONする。その後、原稿
202の後端により給紙センサ1212がOFFすると
、給紙モータがOFFし、プルアウトローラ1205、
1206も停止する。
【0045】次に、綴穴検知手段、綴穴位置側を示す原
稿ガイド手段について説明する。ADFから原稿を送り
込む場合、上記図12における原稿サイズ検知センサ1
211の並びに図13に示す如く穴位置センサ1211
a〜1211gを配置して、原稿送り方向のどの位置に
綴穴があるかを判定する。上記穴位置センサ1211a
〜1211gのうち、1211c、1211fはサイズ
検知センサであるが、他のセンサと兼用することができ
る。また、上記センサ群をCCDラインセンサにしても
よい。
【0046】また、原稿サイズ検知のためのスキャニン
グ処理時に綴穴を検知してもよい。このときは、画像処
理して白黒データを見たときに、所定の径以上の黒デー
タを2つ見つけ、そのピッチと方向及び位置データによ
り原稿の向きを判定すればよい。このような判定方式で
あるとADFがなくても、また綴穴でなく、その影であ
っても向きが判定できる。尚、綴穴位置側を示す原稿ガ
イド手段とは図13における斜線部分側を綴穴とするデ
カル等を貼りつけることでもよく、自動的に画像情報の
向きが変換される。或いは、横送りの場合、進行方向側
に綴穴が付いた原稿202をセットするようなデカルで
もよい。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明の画像形成装
置によれば、第1に縦送りで原稿を挿入しても横送りの
記録媒体が出力されるため、操作効率が向上する。第2
に記録媒体がカット紙の場合には、全て横送りで統一し
てセットできるため、操作効率が向上する。第3に記録
媒体がロール紙の場合には、1ロール紙で縦/横兼用と
なるため、2サイズ記録媒体として使用でき、操作効率
が向上する。第4に装置の給紙口を増加させる必要がな
いため、装置自体の小型化を促進し、且つ、装置コスト
の上昇を抑制する。
【0048】また、給紙口にある記録媒体の向きとサイ
ズで頁順に原稿サイズが異なるコピーがとれ、丁合い手
段から取り出してホッチキス等で綴りができ、更にAD
Fが使えるので大幅な時間短縮となる。
【0049】更に、原稿に綴穴或いは影さえあれば綴穴
検知手段により、原稿のセット方向(送り方向と画像の
向き)が自動的に検知され、画像情報記録手段により向
きを変換することによって、後処理装置に都合の良いセ
ット方向の記録媒体が選択され、画像形成されるため、
従来後処理装置に付加されていた記録媒体の向き変換手
段は必要なくなり、装置のコストダウン及び信頼性が向
上する。同時に原稿を入れるときの制約条件が少なくな
り、操作性の向上につながり、更に原稿搬送性のよい方
向を任意に選択できるので、原稿の保守性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置の全体構成を示すブ
ロック図である。
【図2】図1に示した読取手段の具体的構成を示す説明
図である。
【図3】図1に示した画像記録手段の具体的構成を示す
説明図である。
【図4】図1に示した読取手段の構成を示すブロック図
である。
【図5】図1に示した記憶手段の構成を示すブロック図
である。
【図6】図1に示した画像記録手段の構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】画像の副走査を行、主走査を列としたマトリク
スを示す説明図である。
【図8】本発明による画像形成装置における各部の動作
を示すタイミングチャートである。
【図9】本発明による画像形成装置における各部の動作
を示すタイミングチャートである。
【図10】本発明によるロール紙を使用した画像形成装
置の構成を示す説明図である。
【図11】本発明による画像形成装置においてソーター
を装備した場合の構成を示す説明である。
【図12】本発明に用いる原稿搬送ユニットの構成を示
す説明図である。
【図13】本発明の綴穴検知手段の構成を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
101  読取手段 102〜103  記憶手段 104  画像記録手段 105  条件入力手段 211  CDD 301  半導体レーザ 309  感光体 401  読取制御回路 402  CCD制御回路 404  画像情報処理回路 501  主走査アドレス管理回路 502  主走査アドレス管理回路 503  ビットマップ記憶回路 504  メモリ制御回路 601  画像記録制御回路 602  ビデオ制御回路 1105  ソーター 1211  原稿サイズ検知センサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  原稿サイズを検出する原稿サイズ検出
    手段と、記録媒体のサイズを検出する記録媒体サイズ検
    出手段と、原稿から画像情報を読み取る画像情報読取手
    段と、前記画像情報読取手段により読み取った画像情報
    を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に書き込まれた画
    像情報を読み出して前記記録媒体に記録する画像記録手
    段と、所定の転写倍率で転写するための原稿サイズと記
    録媒体サイズの組み合わせを指定するサイズ指定手段と
    を備え、前記記憶手段から、前記画像記録手段により選
    択された原稿サイズに適合したサイズの記録媒体のセッ
    ト方向と原稿のセット方向の組み合わせに応じた向きと
    所定の転写倍率に変換された画像情報を読み出して前記
    記録媒体に画像を形成する制御手段を具備したことを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】  原稿サイズを検出する原稿サイズ検出
    手段と、記録媒体のサイズを検出する記録媒体サイズ検
    出手段と、原稿から画像情報を読み取る画像情報読取手
    段と、前記画像情報読取手段により読み取った画像情報
    を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に書き込まれた画
    像情報を読み出して前記記録媒体に記録する画像記録手
    段と、前記記録媒体を転写部へ給紙する複数の給紙手段
    と、前記給紙手段を指定する給紙口指定手段とを備え、
    前記記憶手段から、前記給紙口指定手段により指定され
    た前記給紙手段にある記録媒体のサイズとセット方向及
    び原稿のサイズとセット方向との組み合わせに応じた転
    写倍率と向きに変換された画像情報を読み出して前記記
    録媒体に画像を形成する制御手段を具備したことを特徴
    とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】  前記記録媒体がロール紙であり、該ロ
    ール紙の幅がカットされたとき、短手となるか或いは長
    手となるかを指定できる短手/長手指定手段を具備した
    ことを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  4. 【請求項4】  記録媒体のサイズを検出する記録媒体
    サイズ検出手段と、原稿から画像情報を読み取る画像情
    報読取手段と、前記画像情報読取手段により読み取った
    画像情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に書き込
    まれた画像情報を読み出して記録媒体に記録する画像記
    録手段と、原稿の綴穴の位置を検知する綴穴検知手段と
    、綴穴穿孔、綴針挿入等を実行する後処理手段とを備え
    、前記記憶手段から選択されたサイズのうち、前記後処
    理手段に入紙するのに適したセット方向にある記録媒体
    を選択し、且つ、前記後処理手段に入紙するのに適した
    画像の向きとなるように原稿の綴穴位置との組み合わせ
    に応じた向きに変換された画像情報を読み出して前記記
    録媒体に画像を形成する制御手段を具備したことを特徴
    とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】  記録媒体のサイズを検出する記録媒体
    サイズ検出手段と、原稿から画像情報を読み取る画像情
    報読取手段と、前記画像情報読取手段により読み取った
    画像情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に書き込
    まれた画像情報を読み出して記録媒体に記録する画像記
    録手段と、綴り位置側を示す原稿ガイド手段と、綴穴穿
    孔、綴針挿入等を実行する後処理手段とを備え、前記記
    憶手段から、選択されたサイズのうち前記後処理手段に
    入紙するのに適したセット方向にある記録媒体を選択し
    、且つ、前記後処理手段に入紙するのに適した画像の向
    きとなるように原稿の綴穴位置との組み合わせに応じた
    向きに変換された画像情報を読み出して前記記録媒体に
    画像を形成する制御手段を具備したことを特徴とする画
    像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5333057A (en) * 1992-08-31 1994-07-26 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Photocopier

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5333057A (en) * 1992-08-31 1994-07-26 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Photocopier

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