JPH10282737A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH10282737A
JPH10282737A JP9101075A JP10107597A JPH10282737A JP H10282737 A JPH10282737 A JP H10282737A JP 9101075 A JP9101075 A JP 9101075A JP 10107597 A JP10107597 A JP 10107597A JP H10282737 A JPH10282737 A JP H10282737A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP9101075A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Niito
嘉春 新戸
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数種類の原稿を効率良く処理できる画像読
取装置を得る。 【解決手段】 スキャナのカラー用の1次元のCCD7
により所定の原稿の画像を読み取り、色識別回路40が
読み取った原稿の先端部の特定領域の色を識別する。色
識別回路40により識別された特定領域の色に基づき原
稿を識別して、複数個の排紙口を持つ自動原稿給紙装置
の所定の排紙口に排出する。よって、読み取った画像デ
ータに原稿色データを付加してホストコンピュータ等に
転送することにより、ホストコンピュータ側で色情報デ
ータにより原稿を分類することが可能になる。また、識
別された原稿先端部の特定領域の色データと原稿の排紙
先とを任意に設定することにより、必要とする原稿の分
類が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イメージスキャ
ナ、デジタル複写機等の画像読み取りを行う画像読取装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像読取装置は一般に、イメージ
スキャナ、デジタル複写機等に適用される。これらの内
の複写機は、自動原稿給紙装置(ADF/Automa
ticdocument feeder)を有して構成
される。特に、近年のデジタル複写機等の多様で高度な
機能を有する装置においては、複数の排紙口を持の傾向
が高い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像読取装置において、複数の排紙口とADFを有し、
原稿のサイズ等に複数種類が混在している場合には、何
種類かの読み取り領域の相違する原稿が混在した原稿
を、それぞれの原稿に対応して正しく一度の操作で読み
取ることが困難となる。このような場合、複写機等が有
する機能を有効に用いることが出来ないばかりか、却っ
て作業性を低下させる原因ともなる問題点を伴う。
【0004】本発明は、複数種類の原稿を効率良く処理
できる画像読取装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明の画像読取装置は、カラー用の1次元の光電
変換素子により所定の画像を読み取るスキャナと、この
スキャナで読み取った原稿の先端部の特定領域の色を識
別する色識別手段と、排紙口を複数個持つ自動原稿給紙
装置とを有し、色識別手段により識別された特定領域の
色に基づき原稿を識別して複数個の所定の排紙口に排出
することを特徴としている。
【0006】また、上記のスキャナで読み取る特定領域
を任意に設定可能とし、さらに、識別された原稿の特定
領域の色データに基づき、原稿の画像読み取り範囲を自
動的に設定可能とするとよい。
【0007】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる画像読取装置の実施の形態を詳細に説明する。図1
〜図8を参照すると本発明の画像読取装置の一実施形態
が示されている。
【0008】図1〜図5においてスキャナの本実施形態
の基本動作例を説明する。まず、画像読取装置を図1を
用いて説明する。装置本体1の右側上部に自動給紙装置
(ADF)2が設けられ、装置本体1の上面には原稿読
み取り台3が設けられており、これによりイメージスキ
ャナを構成している。この場合、装置本体1の内部に
は、光源4aとミラー4bとを備えた第1の走行体4
と、ミラー5a、5bを備えた第2の走行体5と、レン
ズ6と本実施形態ではCCDを使用する1次元の光電変
換素子7と、走行体4、5を駆動するステッピングモー
タ8とからなる露光走査光学系9が設けられている。な
お、この露光走査光学系9の下段の構成についは、本実
施形態と直接の関連がないためここでの説明は省略す
る。
【0009】自動給紙装置2には、ADFユニット10
と、原稿台11とが設けられている。ADFユニット1
0内にはステッピングモータ12が備えられている。更
に、原稿読み取り台3の上部に原稿押さえ板14が回動
自在に取りつけられており、原稿13はその原稿押さえ
板14の下にセットされる。原稿読み取り台3の端部に
は、シェーディング補正用の白基準板15が配置されて
いる。
【0010】このような画像読取装置において、図2
は、露光走査光学系9により読み取られた画像データの
処理を行うための制御回路の構成例を示すものである。
また、原稿読み取りモードとしては、図3に示すような
原稿読み取り台3を用いて画像データの読み取りを行う
ブックモードと、図4に示すような自動給紙装置2を用
いて画像データの読み取りを行うADFモードとがあ
る。そこで、まず、図3に示すようなブックモードにお
ける画像データ読み取りの基本動作について述べる。
【0011】原稿13を原稿押さえ板14下の原稿読み
取り台3上にセットした後、CPU16は光源ドライバ
17を動作させて光源4aをオンにする。次に、CCD
駆動部18により駆動されるCCD7で白基準板15を
読み取り、画像処理部19内のA/Dコンバータ(図示
せず)でアナログディジタル変換を行い、画像データの
シェーディング補正用の基準データとして画像処理部1
9内のRAM(図示せず)に記憶する。CPU16は、
駆動装置であるモータドライバA20をドライブしてス
テッピングモータ8を動作させ、これにより走行体4は
原稿13のある方向へ移動する。
【0012】走行体4が原稿面を一定速度で走査するこ
とにより、その原稿13の画像データがCCD7により
光電変換され、画像処理部19で各種画像処理され、デ
ータbをスキャンバッファ25に順次記憶していく。I
/Fコントローラ26は、スキャンバッファ25内のデ
ータを外部のホストコンピュータ等の装置に出力する制
御を行う。バッファコントローラ27は、スキャンバッ
ファ25への画像データの入出力管理を行う。
【0013】次に、図4に示すようなADFモードにお
ける画像データ読み取りの基本動作について述べる。こ
の場合にも、まず、白基準板15が読み込まれた後、ス
テッピングモータ12をCPU16が駆動装置であるモ
ータドライバB28でドライブする。このことにより、
原稿台11にセットされた原稿13を分離ローラ29、
搬送ローラ30で搬送していき、走行体4の所定の読み
取り位置まで搬送する。この時、原稿13は一定速度で
搬送され、走行体4は停止したままで原稿面の画像デー
タをCCD7で読み取る。以下、ブックモードと同様の
処理を行い、画像データはスキャンバッファ25に記憶
され、I/Fコントローラ26を介してホストコンピュ
ータ等に送られる。
【0014】図1の様に、本画像読取装置は複数(本実
施形態では4個)の排紙口を有し、ADFにより原稿給
紙台11から給紙された原稿は、画像データ読み取り後
に排紙部に搬送される。さらに、各排紙口に設けられた
分別部材33によりトレー34上へ、原稿マーキング部
の色に基づき、あらかじめ設定された排紙口より排紙さ
れる。この排紙口の設定は、ネットワークを通してホス
トコンピュータより設定されるか、あるいは、画像読取
装置の操作表示部からの設定で行う。
【0015】図5はCCDから画像処理部までの構成例
を詳細に示した図である。CCD7から出力されたRG
Bの各信号はアンプ35によりRGB各々に増幅され、
アナログ信号処理部36に入力されアンプルホールド、
ゼロクランプ等の処理がされる。処理されたアナログ信
号はA/Dコンバータ37でデジタルデータに変換され
る。変換後の画像データはシェーディング補正部38で
補正され、RGB遅延補正部39でCCDのRGBのラ
イン間隔による画像データの遅延の補正が行われ、RG
B合成・色識別部40でRGBの各々の画像データが合
成され、輝度データが作成される。また原稿先端の特定
領域のRGB各データの大きさの比較により色が識別さ
れる。
【0016】識別方法としては、図6に示すように、色
を識別する原稿の特定領域のRGB部のデータをそれぞ
れD(R)、D(G)、D(B)として、各色データの
比イ=D(R)/D(G)、ロ=D(B)/D(R)、
ハ=D(G)/D(B)により色の識別を行う。一例を
示す図8のように、各値を比較して、イ、ロ、ハ全ての
値が、例えば、図6に示す斜線部内にある原稿は白と判
定し、それ以外は色有りと判定する。色有りと判定され
た場合、イ、ロ、ハの値の組み合わせにより色を識別す
る。図8において、Dの値が大きいほど明るいデータと
なる。
【0017】RGB合成・色識別部40ではRGBの各
々の画像データより合成された輝度データと原稿色を識
別したデータが作成され、輝度データは画像処理41に
入力される。
【0018】以下に、具体的な動作例をスキャナの実施
形態を主体として説明する。
【0019】<動作例1>読み取られた原稿の画像先端
部のデータは図5の画像処理部で色識別され、識別結果
はCPUに渡される。CPUは原稿色情報データと、あ
らかじめ設定されている排紙口に対応した色データと比
較することにより排紙口を決定する。また、読み取られ
た画像データは、色情報データ別にホストコンピュータ
内の記憶装置に記憶される。色識別された原稿の色情報
データとそれに対応した排紙口が本画像読取装置の操作
表示部または本画像読取装置に接続されたホストコンピ
ュータにより設定される。
【0020】<動作例2>本画像読取装置の操作表示部
またはホストコンピュータにより、原稿先端部の色デー
タを識別する領域の位置、サイズの設定を行う。図7の
様に原稿の色を識別する特定領域はP1(x1、y
1)、P2(x2、y2)の2点で決まる矩形領域とし
てあらわされる。このP1、P2の値をP3(x3、y
3)、P4(x4、y4)に変更することにより色識別
領域を原稿上の任意の領域に更新設定する。
【0021】<動作例3>図8の様に、原稿先端部のマ
ーキングの色識別された原稿の色情報データと、それに
基づく原稿内での読み取り領域が、本画像読取装置の操
作表示部または画像読取装置に接続されたホストコンピ
ュータにより設定される。
【0022】
【発明の効果】以上の説明より明かなように、本発明の
画像読取装置は、カラー用の1次元の光電変換素子によ
り所定の画像を読み取り、読み取った原稿の先端部の特
定領域の色を識別する。さらに複数個の排紙口を有し、
上記により識別された特定領域の色に基づき、原稿を識
別して複数個の所定の排紙口に排出する。よって、読み
取った画像データに原稿色データを付加してホストコン
ピュータ等に転送することにより、ホストコンピュータ
側で色情報データにより原稿を分類することが可能にな
る。また、識別された原稿先端部の特定領域の色データ
と原稿の排紙先とを任意に設定することにより、必要と
する原稿の分類が可能になる。
【0023】また、請求項2においては、読み取る特定
領域を任意に設定できる。よって、ユーザが同一原稿内
に複数種類のマーキングを設け、色データを識別する原
稿先端部領域の位置、大きさの選択が可能となり、ユー
ザが必要とする色データに応じた原稿の分類がさらに拡
大する。
【0024】さらに、請求項3においては、識別された
原稿の特定領域の色データに基づき、原稿の画像読み取
り範囲を自動的に設定できる。よって、識別された原稿
先端部の特定領域の色データに基づき、原稿読み取り領
域が予め設定されている領域に設定することができる。
このことにより、例えば、定形フォーマットの必要な部
分のみ読み取ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像読取装置の実施形態を示す縦断面
構成図である。
【図2】図1の回路構成例を示すブロック図である。
【図3】原稿読み取り台の動作を説明するための概念的
な構成図である。
【図4】自動給紙装置の構成例を示す縦断面図である。
【図5】CCDから画像処理部までの構成例をより詳細
に示したブロック図である。
【図6】特定領域の色を識別する手順を説明するための
図である。
【図7】特定領域の識別範囲を説明するための図であ
る。
【図8】色識別用間ーキングと読み取り領域との関連動
作を説明するための図である。
【符号の説明】
1 装置本体 2 自動給紙装置(ADF) 3 原稿読み取り台 4 走行体 4a 光源 4b ミラー 5 第2の走行体 5a、5b ミラー 6 レンズ 7 1次元の光電変換素子(CCD) 8 ステッピングモータ 9 露光走査光学系 10 ADFユニット 11 原稿台 12 ステッピングモータ 13 原稿 14 原稿押さえ板 15 白基準板 16 CPU 17 光源ドライバ 18 CCD駆動部 19 画像処理部 20 モータドライバA 25 スキャンバッファ 26 I/Fコントローラ 28 モータドライバB 29 分離ローラ 30 搬送ローラ 33 分別部材 34 トレー 35 アンプ 36 アナログ信号処理部 37 A/Dコンバータ 38 シェーディング補正部 39 RGB遅延補正部 40 RGB合成・色識別部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー用の1次元の光電変換素子により
    所定の画像を読み取るスキャナと、 該スキャナで読み取った前記原稿の先端部の特定領域の
    色を識別する色識別手段と、 排紙口を複数個持つ自動原稿給紙装置とを有し、 前記色識別手段により識別された前記特定領域の色に基
    づき前記原稿を識別して前記複数個の所定の排紙口に排
    出することを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記スキャナで読み取る前記特定領域を
    任意に設定可能としたことを特徴とする請求項1記載の
    画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記識別された原稿の特定領域の色デー
    タに基づき、該原稿の画像読み取り範囲を自動的に設定
    可能としたことを特徴とする請求項1または2記載の画
    像読取装置。
JP9101075A 1997-04-03 1997-04-03 画像読取装置 Pending JPH10282737A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9101075A JPH10282737A (ja) 1997-04-03 1997-04-03 画像読取装置

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JP9101075A JPH10282737A (ja) 1997-04-03 1997-04-03 画像読取装置

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ID=14290993

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JP9101075A Pending JPH10282737A (ja) 1997-04-03 1997-04-03 画像読取装置

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JP (1) JPH10282737A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7986447B2 (en) 2006-12-28 2011-07-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Color image scanning system, method and medium
JP2018177512A (ja) * 2017-04-20 2018-11-15 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7986447B2 (en) 2006-12-28 2011-07-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Color image scanning system, method and medium
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