JP2537261Y2 - 画像形成システム - Google Patents

画像形成システム

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JP2537261Y2
JP2537261Y2 JP8101990U JP8101990U JP2537261Y2 JP 2537261 Y2 JP2537261 Y2 JP 2537261Y2 JP 8101990 U JP8101990 U JP 8101990U JP 8101990 U JP8101990 U JP 8101990U JP 2537261 Y2 JP2537261 Y2 JP 2537261Y2
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、丁合手段を備えたデジタル複写機等の画像
形成システムに関する。
従来の技術 従来、この種の画像形成システムにおける丁合装置と
して、例えば特公昭59-52929号公報に示されるように、
ソータへの仕分けの一部として分別トレイを設けるとと
もに、この分別トレイを2つの位置を交互に変位させ得
るように構成し、ソータへの仕分けがオーバフローした
コピーシートをこの分別トレイで分別するようにしたも
のがある。
考案が解決しようとする課題 ところが、上記公報方式による場合、まず、分別トレ
イを変位させるための機構が複雑でコスト高となる。ま
た、分別トレイはコピーがトレイに入る度に変位しなけ
ればならないので高い信頼性を必要とする。また、分別
トレイの変位機構をソータの全ての棚(ビン)に適用す
ると便利になる反面、負荷が大きくなったり機構部品が
多くなり、信頼性、コスト、スペースの面で問題とな
る、さらに、トレイや棚が動くとなると、ユーザにとっ
て指を挾んだり、指をぶつけるといった事故の危険性が
発生し、安全上、問題となる。また、分別トレイの変位
量くらいでは取出した時に一緒になってしまいやすい。
課題を解決するための手段 請求項1記載の考案では、原稿サイズを検知する原稿
サイズ検知手段と、記録媒体を転写部に給紙させる複数
段の給紙口と、これらの給紙口にセットされた記録媒体
のサイズ及びセット方向を検知する記録媒体検知手段
と、複写倍率を設定する複写倍率設定手段と、原稿から
画像情報を読取る画像情報読取り手段と、読取った画像
情報を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された画像
情報をそのまま又は90°回転変換して読出す画像情報読
出し手段と、画像情報の読出し方向を選択する読出し方
向選択手段と、読出された画像情報を記録媒体に転写記
録させる画像記録手段と、画像が転写された記録媒体を
収容する複数個のトレイを有する丁合手段とよりなり、
原稿サイズの複写倍率と一致するサイズの記録媒体を選
択するとともに選択された記録媒体のセット方向と原稿
のセット方向との組合せに応じて方向選択手段により選
択された向きに変換された画像情報を記憶手段から画像
情報読出し手段により読出して画像記録手段によりその
記録媒体に画像を形成して丁合手段の各トレイに1部ず
つ順次排紙させて丁合し、トレイ個数以上でトレイ個数
の2倍以下の部数の複写丁合時には、トレイ個数を越え
る部数分について選択された記録媒体とセット方向のみ
異なる同一サイズの記録媒体に90°回転変換させて画像
を形成して丁合手段中のトレイ個数を越える部数分のト
レイに1部ずつ順次排紙させこれらのトレイを2部ずつ
共用し丁合させるようにした。
請求項3記載の考案では、複数段の給紙口の一つを選
択指定する給紙口指定手段を備えたものを対象とし、指
定された給紙口の記録媒体のセット方向と原稿のセット
方向との組合せに応じて方向選択手段により選択された
向きに変換された画像情報を記憶手段から画像情報読出
し手段により読出して画像記録手段によりその記録媒体
に画像を形成して丁合手段の各トレイに1部ずつ順次排
紙させて丁合し、トレイ個数以上でトレイ個数の2倍以
下の部数の複写丁合時には、トレイ個数を越える部数分
について指定された給紙口の記録媒体とセット方向のみ
異なる同一サイズの記録媒体を有する給紙口を選択しこ
の記録媒体に90°回転変換させて画像を形成して丁合手
段中のトレイ個数を越える部数分のトレイに1部ずつ順
次排紙させこれらのトレイを2部分ずつ共用し丁合させ
るようにした。
請求項2又は4記載の考案では、請求項1又は3記載
の考案において、丁合手段のトレイ個数以上の部数の複
写丁合時に、原稿サイズの複写倍率と一致するサイズで
互いにセット方向の異なる記録媒体を有しない場合、又
は、指定された給紙口の記録媒体と同一サイズでセット
方向の異なる記録媒体を有しない場合には、前記部数分
のセットを不可とし又は丁合不可の旨を報知するように
した。
作用 丁合手段のトレイ個数以上の部数の複写丁合時には、
トレイ個数分の部数については通常通りの処理とし、ト
レイ個数を越える部数分については画像情報の90°回転
変換処理と、同一サイズでセット方向の異なる記録媒体
とを用いた画像形成処理とし、同一トレイ上で縦方向と
横方向との重ね合わせにより明確に区別された状態でこ
の部数分のトレイを共用させることができ、トレイ数以
上の部数の丁合処理がトレイ変位機構等を要せず可能と
なる。
この場合、同一サイズの記録媒体がセット方向を異な
らせて2種セットされていないと処理できないが、その
時には、上記のような部数のセットを不可とし、又は、
丁合不可の旨を報知することにより、ユーザは記録媒体
のセットし直し等の適切な対処が可能となる。
実施例 本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
まず、本考案の前提構成を第2図ないし第12図を参照
して説明する。第2図は、デジタル複写機全体の概略構
成図であり、構造的に大別すると、画像情報読取り手段
1と、電子写真プロセスによる画像記録手段2とよりな
る。
第3図は、前記読取り手段1の構成例を拡大して示す
ものである。コンタクトガラス3上に原稿4をセット
し、操作パネル(図示せず)にて複写倍率、複写枚数、
自動給紙選択(原稿サイズを自動検出し、複写倍率に合
った記録媒体のサイズがセットされている給紙口を選択
し、その給紙口から記録媒体を給紙搬送させて複写させ
るモード)をセットし、スタートキーを押下する。する
と、実際の原稿読取りに先立ち、フィルタ5がソレノイ
ド(図示せず)等により駆動変位されて結像レンズ6の
直前に立ち上げられ光路中に位置する。一方、蛍光灯7
と第1ミラー8とよりなる第1スキャナ9と、第2,3ミ
ラー10,11よりなる第2スキャナ12とがコンタクトガラ
ス3下面をフルスキャニングし、反射光をCCD読取り素
子13に結像させる。この動作において、コンタクトガラ
ス3隣接のサイズ検知用白板14からの反射光をフィルタ
5を通して白レベル補正を行い、原稿4と原稿圧板(黄
色)15との境界でフィルタ5がブルーであれば圧板15の
黄色をカットすることにより原稿との間で濃度差が得ら
れることを利用してシェーディング補正を行い、スキャ
ニング方向(Y方向)及びこれに直交する方向(X方
向)の原稿の最大長を検知する。即ち、サイズ検知用白
板14や読取り手段1により原稿サイズ検知手段が構成さ
れている。
原稿サイズ検知後、フィルタ5は立下げられて光路外
とされ、第1,2スキャナ9,12が再びスキャニング動作す
る。この時、コンタクトガラス3隣接の基準白板17を読
取り、白レベル補正を行った後、変倍量に応じたスキャ
ニング速度でスキャニングする。例えば、200%変倍時
には、等倍時の1/2のスキャニング速度となる。X方向
(主走査方向)については、電気的な変倍処理、例えば
仮想サンプル点濃度を既知の三次関数コンボリューショ
ン法等によって算出し、画像情報として処理するように
している。このようにして、2回のスキャニング動作で
原稿サイズ検知及び画像情報読取りが行なわれる。
一方、画像記録手段2の構成を第2図、第4図及び第
5図を参照して説明する。まず、読取られた画像情報が
一旦記憶手段(後述する)に入るまでに、複写倍率に対
応した給紙口20,21(記録媒体検知手段については図示
しないが、各給紙口にセットされた記録媒体22はカセッ
ト23,24先端にサイズに応じて切欠き形状の異なる遮蔽
板が取付けられており、その検知パターンを読取ること
によりサイズを知ることができる)から給紙搬送された
記録媒体22の先端部をレジストセンサ25が検知すると、
その後、所定タイミングで光書込み用の半導体レーザ26
が画像情報に応じて発光駆動される(この時点では、既
に記憶手段に画像情報が書込まれている)。半導体レー
ザ26のレーザ光は、シリンダレンズ27を経てモータ28に
より回転中のポリゴンミラー29の1つの面に照射され、
その回転とともに偏向走査を受けながら、fθレンズ3
0、ミラー31を経て感光体32上に集光照射される。な
お、この走査線上にはレーザ光の主走査方向の走査開始
位置を検知するための同期ミラー33及び同期センサ34が
設けられている。前記fθレンズ30、ミラー31を経て感
光体32上にレーザ光が照射されると、帯電チャージャ35
により一様帯電済みの感光体32表面に静電潜像が形成さ
れる。この潜像は、現像装置36による顕像化工程を経て
可視像となり、転写チャージャ37等の作用により記録媒
体に転写される。このプロセス自体は、電子写真プロセ
スとして周知であり、詳細は省略する。転写後の記録媒
体は、定着装置38、排紙ローラ39等を経て、排紙トレイ
40上等に排紙される。
このような読取り手段1及び画像記録手段2を含む全
体の電気処理系の構成を第6図に示す。まず、読取り手
段1には読取った画像情報を記憶する2つの記憶手段4
1,42が接続されている。なお、記憶手段は本質的には1
つあればよいが、ここでは、1枚原稿1枚コピー(いわ
ゆる、1 to 1コピー)時の書込み・読出しに要する待ち
時間によるダウン・タイムを避けるために2つとした。
よって、読取り画像情報は、記憶手段41,42の何れか一
方に記憶される。これらの記憶手段41,42に記憶された
画像情報は、3つのORゲート43a,43b,43cを経て画像記
録手段2に出力し得るように構成されている。また、こ
れらの読取り手段1、画像記録手段2及び記憶手段41,4
2の動作を監視し制御するためのシステム制御手段44が
設けられている。このシステム制御手段44には、画像記
録のための各種条件等を入力する条件入力手段(通常
は、操作パネルが該当する)45が接続されている。
ここに、前記読取り手段1は電気的にみると第7図に
示すように構成されている。まず、蛍光灯7や、第1,2
スキャナ9,12の動作を制御する読取り制御回路46が設け
られている。よって、この読取り制御回路46にはスキャ
ナ用のモータ47や、センサ48が接続されている。また、
CCD読取り素子13を駆動させるためのクロックCK0やCCD
初期化パルスSHを発生させるCCD駆動回路49が設けられ
ている。さらに、CCD読取り素子13からの画像情報VDin
の入力を受けるとともに、前記システム制御手段44から
の情報に基づき画像情報に対して2値化処理、中間調処
理、変倍処理等の必要な画像処理を行う画像情報処理回
路50が設けられている。よって、この画像情報処理回路
50からは画像情報W.VD、読取り開始信号W.F.Gate、主走
査用のゲート信号W.L.Gate、副走査方向に書込み状態に
するための同期信号W.L.Syncが記憶手段40又は41に対し
て出力される。
次に、記憶手段41,42の回路構成を第8図に示す。2
つの記憶手段41,42は同一構成であるので、ここでは記
憶手段40を例にとり説明する。まず、画像情報の1画素
分単位のクロックCLKを計数して主走査方向のアドレス
を管理する主走査アドレス管理回路51が設けられてい
る。また、読取り手段1又は画像記録手段2の同期信号
L.Syncを計数して副走査方向のアドレスを管理する副走
査アドレス管理回路52が設けられている。これらのアド
レス管理回路51,52によってアドレス管理されたビット
マップ方式の記憶回路53が設けられている。また、読取
り手段1、画像記録手段2の書込み信号W.F.Gate、読出
し信号D.Req並びにシステム制御手段44からの情報に基
づき記憶回路53への画像情報の書込み又は記憶回路53か
らの画像情報の読出しを制御し、同時に、同期信号の切
換えを行うメモリ制御回路54が設けられている。このた
め、メモリ制御回路54には同期信号の切換え回路55が接
続されている。さらには、前記画像記録手段2からの画
像情報読出し要求信号D.Req受信後、読出し開始前に、
前記メモリ制御回路54によって初期化され、副走査アド
レス管理回路52の値が所定の値となった時にパルス信号
を入力して出力を反転させるD型フリップフロップ56が
設けられている。このD型フリップフロップ56の出力Q,
を入力とし、前記条件入力手段44からの情報、システ
ム制御手段44から送られた情報に基づいて前記メモリ制
御回路54から出力される信号によって、入力信号の一つ
を選択出力する選択回路57が設けられている。この選択
回路57の出力と前記画像情報読出し時の主走査方向のラ
イン同期信号R.L.GateとのANDをとるANDゲート58が設け
られ、前記記憶回路53の画像信号を画像情報転送クロッ
クCLKでラッチするラッチ回路59が設けられている。
よって、ANDゲート57の入力信号がともにHレベルの
時のみ、画像情報R.VDが出力されることになる。
なお、主、副走査アドレス管理回路52,51はシステム
制御手段44によって任意のプリセット値と、カウントア
ップ又はカウントダウンを指定された以降、パルスを入
力してカウントアップ又はカウントダウンし、所定値に
達した後、再び元のプリセット値に戻るリングカウンタ
構成のものとされている。
また、以下の説明において、記憶手段41の構成の特定
を要する場合には、第8図中に示した構成の符号と同一
符号をダッシュを付して用いるものとする。例えば、記
憶回路53′は記憶手段41中のものを表すものとする。
次に、画像記録手段2の電気的構成を第9図に示す。
まず、各給紙口20,21から記録媒体を給紙搬送させ画像
の顕像化のための制御を行うとともにシステム制御手段
44との間で情報の交換を行う画像記録制御回路60が設け
られている。また、ポリゴンミラー29の回転制御及び走
査光の同期センサ34の検出信号に同期した同期信号R.L.
Syncの入力を受けて、半導体レーザ26を変調してポリゴ
ンミラー29に照射して感光体32上を主走査させて潜像を
形成させるビデオ制御回路61とよりなる。
ところで、本実施例の記憶手段41,42の記憶回路53,5
2′のビットマップ構成が主走査方向においては画像記
録手段2における最大記録幅を満足するものとし、副走
査方向においては前記最大記録幅に対する定形サイズ紙
の長手方向の長さを満足するものとする。例えば、画像
記録手段2における最大記録幅(X方向)が297mmであ
るとすれば、記憶回路53,53′は定形サイズA3の縦送り
時の画像情報分(=420mm)を記憶できるものとし、記
憶手段41,42の各々の記憶回路53,53′を継ぐことにより
A3縦送り時の原稿を1 to 1で無駄なく書込み・読出し処
理できるように設定されている。
このような構成において、処理例を説明する。第3図
において、ADF(図示せず)により原稿4をコンタクト
ガラス3上に搬送セットすると、読取り制御回路46は読
取り開始信号Writeを出力する。これにより、画像情報
処理回路50はCCD駆動回路49のCCD初期化信号SHに同期し
てCCD読取り素子13の主走査方向の画像情報を順次入力
し、同期信号W.L.Sync、主走査方向の画像情報分のゲー
ト信号W.L.Gate、読取り開始信号W.F.Gate及び条件入力
手段45の入力信号に基づいて処理された画像情報W.VDを
順次出力する。なお、ここでは蛍光灯7は既に点灯して
いるものとし、また、CCD読取り素子13には蛍光灯7の
原稿4による反射光が結像レンズ6を介して結像される
ものとする。第1,2スキャナ9,12は連続的にY方向に移
動するため、画像情報処理回路50はCCD駆動回路49のタ
イミングサイクルで原稿4の主走査方向(X方向)の画
像情報を順次入力して処理し出力する。
また、読取り制御回路46はADFからの原稿4がコンタ
クトガラス3上にセットされるまでのタイミングを読取
るセンサ48の信号により、ある時間を計時した後に、或
いは、スタートキーを押下した時から、CCD駆動回路49
の初期化信号(同期信号)を計数開始する。
記憶手段41,42のうち、ここでは既に記憶手段41→記
憶手段42の順に書込み・読出しを行うものとする。記憶
手段41のメモリ制御回路54は読取り手段1からの読取り
開始信号W.F.Gateを入力して、まず、そのエッジで主、
副走査アドレス管理回路51,52を初期化する(この場合
“0"にセットする)。また、W/R信号を出力して同期信
号切換え回路55を読取り手段1からの同期信号W.L.Sync
入力に切換え、記憶回路53を画像情報の書込み状態にす
る。次に、ゲート信号W.L.Gateが立上ると、主走査アド
レス管理回路51のアドレス値のカウントアップが開始さ
れる。これにより、記憶回路53は副走査アドレス“0番
地”の主走査アドレス“0番地”からゲート信号W.L.Ga
teが立下るまでに主走査アドレス管理回路51がカウント
アップしたアドレス“r番地”までに画像情報W.VDを書
込む。続いて、同期信号W.L.Syncを入力すると、副走査
アドレス管理回路52はアドレス値をカウントアップし、
同時に、主走査アドレス管理回路51を初期化する(即
ち、“0"にセットする)。また、ゲート信号W.L.Gateが
立上って、以下、同様に書込みを行っていく。そして、
副走査アドレス管理回路52のアドレス値がnとなった
時、上述した場合と同様にして、主走査アドレス管理回
路51を初期化(即ち、“0"にセット)するとともに、他
方の記憶手段42に対して記憶手段41への書込みがnで終
了したことを知らせ、次の記憶手段42に対して書込みを
行うことを伝える信号NEXTを出力する。これにより、記
憶手段42は副走査アドレス管理回路52′を初期化(即
ち、アドレスを“0"にセット)し、次回の同期信号のサ
イクルにより、自己の記憶回路53′への画像情報の書込
みに備える。
記憶手段41は同期信号W.L.Syncに続いてゲート信号W.
L.Gateが立上ると、上述した場合と同様に、記憶回路53
の副走査アドレスの最終アドレス“n"の主走査アドレス
“0番地”から“r番地”へ画像情報W.VDを書込んで書
込み動作を終了する(画像情報処理回路50はCCD読取り
素子13の画像情報の入力を停止し、記憶手段41への読取
り開始信号W.F.Gateの出力を停止する)。
その後、原稿4がコンタクトガラス3上から排出さ
れ、次の原稿4について、同様に読取り・書込み動作が
行なわれる。この場合には、記憶手段42中の記憶回路5
3′に画像情報が書込まれる。
この動作に先行して、原稿4の複写倍率に合った記録
媒体22がレジストセンサ25に到達し、その所定カウント
後に(記録媒体22の先端が感光体32の接する接点位置
と、レジストセンサ25との距離が、この接点位置と潜像
形成のための露光位置との間の距離よりも長い条件
で)、画像記録制御回路60は記憶手段41(記憶手段42は
次の原稿の書込みに備える)に画像情報の読出しを要求
する信号D.Reqを出力する。この信号に記憶手段41のメ
モリ制御回路54がビデオ制御回路61からの走査光の同期
センサ34の検出信号なる同期信号R.L.Syncとのタイミン
グをとり、副走査アドレス管理回路52と主走査アドレス
管理回路51とを初期化し、同時に、同期信号切換え回路
55の出力を画像記録手段2からの同期信号R.L.Syncとな
るように切換え信号W/Rを出力し、記憶回路53を読出し
状態にし、画像情報の読出し開始を知らせる信号R.F.Ga
teを出力する。また、同時に、D型フリップフロップ56
をクリアし、選択回路57の選択信号をB入力にセットす
る。A入力は画像編集時に使用するモードであり、本実
施例では特に関係ない。つまり、クリアされたD型フリ
ップフロップ56の出力(Hレベル)を入力としている
が、B入力が選択されることにより、ANDゲート58の一
方の入力は常にHレベルとなり、残りの入力がHレベル
となればそのままラッチ回路59に入力されることにな
る。
ここで、メモリ制御回路54は同期信号R.L.Syncに同期
し、画像情報R.VDを出力するためのゲート信号R.L.Gate
を出力するとともに、主走査アドレス管理回路51のカウ
ントアップを開始する。これにより、ANDゲート58はそ
の出力がHレベルとなり、ラッチ回路59を画像情報の出
力状態とし、副走査アドレス“0番地”の主走査アドレ
ス“0番地”から“Y番地”の画像情報がR.VDとして読
出される。
つづいて、同期信号R.L.Syncが入力されると、副走査
アドレス管理回路52をカウントアップし、同時に、主走
査アドレス管理回路51を初期化し、同様に、ゲート信号
R.L.Gateを出力し、画像情報R.VDを順次読出す。
画像記録手段2のビデオ制御回路61は、記憶手段41か
らの画像情報読出し開始信号R.F.Gateを入力し、画像情
報及びゲート信号R.L.Gateの待ち状態となり、続いて、
ゲート信号R.L.Gateと画像情報R.VDを入力し、トグルバ
ッファメモリ(図示せず)に入力する。次のゲート信号
R.L.Gateと画像情報R.VDをもう一つのトグルバッファメ
モリに入力しているサイクルにおいて、前回入力したト
グルバッファメモリにより画像情報を読出し、この画像
情報に基づき、走査光の同期検知信号に同期したタイミ
ングで、半導体レーザ26を変調し、感光体32上に潜像を
作成する。記憶手段41は、この時点においても画像記録
手段2からの同期信号R.L.Syncを入力する毎にゲート信
号R.L.Gateと画像情報R.VDを出力し、副走査アドレス管
理回路52のアドレス値をカウントアップしていく。そし
て、副走査アドレス値が最終値“n番地”になった時、
読出しが終了したことを知らせる信号NEXTを他方の記憶
手段42へ出力し、副走査アドレス“n番地”の主走査ア
ドレス“0番地”から“Y番地”の画像情報をゲート信
号R.L.Gateとともに出力し、次の同期信号R.L.Syncを入
力した時点で読出し開始信号R.F.Gateの出力を停止す
る。この時、既に記憶手段42側への書込みが完了してい
るので、記憶手段42のメモリ制御回路54′は記憶手段41
の読出し終了信号NEXTを入力して、前述したように、次
の記録媒体22からのレジストセンサ25のレジスト信号に
基づくタイミング制御で同様な手順を繰返す。
上述した動作は、記録媒体22の搬送方向サイズと原稿
4の副走査方向(Y方向)サイズとの比、又は、記録媒
体22の幅方向サイズと原稿4の主走査方向(X方向)サ
イズとの比が、複写倍率に一致する、という通常の場合
の処理である。
ところが、このような通常の場合のみではなく、例え
ば、記録媒体22の搬送方向サイズと原稿4の主走査方向
(X方向)サイズとの比、又は、記録媒体22の幅方向サ
イズと原稿4の副走査方向(Y方向)サイズとの比が、
複写倍率に一致するような場合(即ち、記録媒体22のセ
ット方向が逆の場合といえる)もある。本実施例では、
このような場合であっても、何ら支障なく複写し得るも
のであり、その処理を説明する。
まず、画像情報について、行方向を主走査アドレスと
し、列方向を副走査アドレスとしてマトリックスAに見
立てた各要素を とすると、次のマトリックスB又はC を得れば、90°回転変換した画像を得ることができる。
このような前提の下に、原稿サイズ検知が終了した時
点で、複写倍率に対応するサイズの記録媒体22が、セッ
ト方向のみ異なって存在したことが判明する(自動給紙
選択モードにおいて)。この時、書込み開始信号W.F.Ga
teを入力した場合に主、副走査アドレス管理回路51,52
のプリセット値を各々k,lとすると、マトリックスBの
場合はk=“0"、l=“r"とおく(マトリックスCの場
合であれば、k=“n"、l=“0"とおけばよい)。
以下、同様に記憶回路53に対してゲート信号W.L.Gate
の立上りによって副走査アドレス管理回路52のカウント
ダウンを開始させる。これにより、ゲート信号W.L.Gate
が立下るまでに副走査アドレス管理回路52のカウントダ
ウンしたアドレス“0番地”まで画像情報W.VDを書込
む。続いて、同期信号W.L.Syncを入力すると、主走査ア
ドレス管理回路51はアドレス値をカウントアップし、同
時に、副走査アドレス管理回路52を初期化、即ち、“r"
にセットする。また、ゲート信号W.L.Gateが立下ると、
以下、同様の書込みを行っていき、主走査アドレス管理
回路51のアドレス値が“n"になった時、前記と同様に副
走査アドレス管理回路52を“r"にセットするとともに、
NEXTを出力する。これにより、記憶手段42は副走査アド
レス管理回路52′を初期化、即ち“0"にセットし、次回
の同期信号のサイクルによる書込みに備える。
マトリックスCの場合は、副走査アドレス管理回路52
のカウントアップを行い、次に主走査アドレス管理回路
51を1カウントずつカウントダウンを行い、これを順次
繰返して行っていくことにより、マトリックスBの場合
と同様にすることができる。
このように、マトリックスAをマトリックスB又はC
のように配置交換できるため、通常の読取り動作で90°
変換したコピーが可能となる。
第10図及び第11図はこれらの動作を示すタイミングチ
ャートである。
ところで、ただ単に記録媒体と原稿とのサイズ比のみ
でなく、記録媒体の種別が一致しないと問題となる場合
には、種別(例えば、普通紙とトレーシングペーパとの
違い)も検知する必要がある。また、記録媒体も単にシ
ート物だけでなく、例えばロール紙の場合も同様の効果
が得られる。ただし、この場合のサイズはシートの場合
と異なり、搬送方向の長さはカッタにより任意の位置で
切断可能なため、搬送方向に直角な幅方向のサイズ情報
のみが優先条件となる。つまり、ロール紙の幅方向サイ
ズと原稿の主走査方向又は副走査方向の長さとの比が、
複写倍率に一致しさえすれば、搬送方向サイズを原稿の
複写倍率に合わせてカットすることにより所望のコピー
画像を得ることができる。
第12図はロール紙を用いた場合の画像記録手段70の構
成例を示すものである。前述したシート紙の場合と異な
る点を中心に説明し、機能的に同一部分は同一符号を用
いて示す。ここでは、記録媒体として3つのロール紙71
a,71b,71cを用いたものである。これらのロール紙71a,7
1b,71cとしてはユーザの好みにより記録媒体の紙質、用
紙幅等によって自由にセットできる。いま、ロール紙71
a,71b,71c中から原稿サイズに合った1つのロール紙、
例えばロール紙71bが選択される。この場合、ロール紙7
1bから転写位置までの距離は長いので、原稿のサイズ検
知が行われた直後に画像記録手段70の画像記録制御回路
60のモータ62の駆動を開始する。これによって、フィー
ドローラ対72bが回転し、カッタ73b直後に先端のあった
ロール紙71bが搬送され、センサ74b位置に達すると画像
記録制御回路60は、このロール紙71bの長さを計測(計
数による)するために、ビデオ制御回路61からの走査光
の同期センサ34の検出信号による同期信号R.L.Syncのカ
ウントを開始する。続いて、ロール紙71bの先端がレジ
ストセンサ75に達すると、前述したようにD.Reqを出力
し、所定の画像を形成する。
ここに、画像記録手段70はさらにこのロール紙71bを
搬送し続け、同時に、画像記録制御回路60は同期信号R.
L.Syncの同期タイミングより演算した長さから、カッタ
73bとセンサ74bとの間の距離分を差し引いた値が、シス
テム制御手段44より受けた原稿の主走査又は副走査方向
の長さの複写倍率に等しくなった時点でカッタ73bを作
動させ、ロール紙71bを切断する。同時に、フィードロ
ーラ対72bを停止させ、ロール紙71bの送り出しを完了す
る。なお、センサ76bは幅方向の長さを検知するもの
で、幅方向に複数個設けられている。また、他のロール
紙71a又は71cにおけるフィードローラ対72a,72c、カッ
タ73a,73c、センサ74a,74cも同様に動作することはもち
ろんである。
このようにして、ロール紙の場合にも同様に処理し得
る。
何れにしても、条件入力手段45によって複写作業毎に
送り方向を変えて排紙トレイ40上に排紙させたい時も、
一々原稿の向きを変えずに行うことができ、後の仕分け
作業が楽になる。
さらに、記憶手段(41,42に相当)の数を増やすと、
その分だけ、原稿画像の記憶枚数が増加する。従って、
例えば原稿10枚を15部といった部数でコピーしたいよう
な場合、10個以上の記憶手段を用意すれば、原稿の頁順
に1部ずつ排紙トレイ40に排紙スタックさせた後、次の
1部については前回と直交する向きとしてスタックさ
せ、さらに次の1部は最初のスタックと同一向きにスタ
ックさせる、という排紙処理を順次行えばよい。このた
めには、本来的には、ソータを装着しなくても仕分け排
紙機能を持たせることができる。
また、本来的な使い方であるが、原稿の複写倍率に対
応する記録媒体が2つ以上ある場合には、コピー速度の
上がるほう(搬送方向に対して横長にセットしてあるほ
う)の優先順位を上げたほうが有利であることはもちろ
んである。なお、ロール紙の場合であれば、コピー速度
が上がるほうは、搬送方向に対して横長にカットするほ
うである。
しかして、本実施例では、このような構成をベースと
し、第1図に示すように記録媒体22の排紙側にソータ
(丁合手段)80を備えて、一層効果的な丁合処理を可能
としたものである。
まず、排紙トレイ40上にこの排紙トレイ40と選択的に
設けられたソータ80は、例えば10段のトレイ81a〜81jを
備えたものである。また、2つの給紙口20,21について
は同一サイズの記録媒体22がセット方向を異ならせてセ
ットされているものとする。ここに、この記録媒体22の
サイズは原稿サイズに対する複写倍率に一致するものと
する。また、説明の都合上、ここでは、上のカセット23
側の記録媒体22は縦送り方向にセットされ、下のカセッ
ト24側の記録媒体22は横送り方向にセットされているも
のとする。
このような構成において、例えば5枚の原稿4につい
て16部分のコピーを得ようとする場合を考える。このよ
うな条件設定は、トレイ個数以上でトレイ個数の2倍以
下の部数である。この場合、原稿サイズに対する複写倍
率に一致するサイズの記録媒体22が存在し、かつ、同一
サイズの記録媒体22がセット方向を異ならせて存在する
かがチェックされる。本例では、上記前提条件により満
足するので、複写動作が開始される。
ここに、記録媒体22は何れの給紙口20,21から給紙さ
せてもよいが、コピー生産性が上がるのは横送り方向の
給紙であり、上記前提条件の場合、下側のカセット24に
セットされた記録媒体22である。よって、下側の給紙口
21が選択され、コピーされた記録媒体22はソータ80の各
トレイ81a〜81jに1枚ずつ順次排紙される。ところが、
部数分である16枚分をそのまま送り出してしまうと、ト
レイ81は10個しかないため、6個のトレイについて記録
媒体が同一状態で2枚ずつ重なる状態で排紙されてしま
い、再ソート処理が必要となってしまう。この点、本実
施例では、まず、6個のトレイ81a〜81fは2部用に共用
し、4個のトレイ81g〜81jは1部用に単独とする。そし
て、給紙口21から給紙させた記録媒体22に記録を行いト
レイ81aに排紙させた後、今度は給紙口20から記録媒体2
2を給紙させ前述した90°回転変換処理等を経てこの記
録媒体22に記録を行い同一のトレイ81aに排紙させる。
即ち、トレイ81a上には2枚(2部)の同一サイズの記
録媒体22が縦・横の方向を異ならせて排紙されたことに
なる。このような動作をトレイ81b〜81fについても同様
に行う。一方、トレイ81g〜81jに対する排紙時には通常
通り下側の給紙口21から給紙させた記録媒体22について
記録後に1枚ずつ排紙させる。このような動作を各原稿
について、即ち、5回同様に繰返して行うことにより、
10個のトレイ81a〜81jを用いたソータ80構成にして16部
の丁合が可能となる。よって、トレイ変位機構等による
機械的に変位を利用することなく簡単に実現できる。
この方式によれば、トレイ81の個数の2倍の部数まで
ソート可能となる。よって、2倍以上の部数については
ソート不可となるので、このような部数設定の場合に
は、2倍を越える部数設定自体が不可とされ、又は、丁
合不可なる旨がユーザに報知される。これは、上述した
ようにトレイ個数以上で2倍以下の部数の場合であって
も、同一サイズで異なるセット方向の2種の記録媒体22
が存在しない場合には不可であるので、このような場合
にも、トレイ個数を越える部数設定自体が不可とされ、
又は、丁合不可なる旨がユーザに報知される。よって、
ユーザは記録媒体のセットし直しや、複写部数の設定し
直し等、適切に対処し得るものとなる。
ところで、前述した説明は、自動用紙選択モードを利
用したもので、原稿サイズと複写倍率とに応じて自動的
に記録媒体(給紙口)が選択される場合の例であるが、
操作パネル等の操作によりユーザが給紙口を選択するモ
ードの場合にも同様に適用できる。例えば、上例でユー
ザが給紙口21を選択した場合には、上述した場合と同じ
となる。また、ユーザが給紙口20を選択したとすると、
縦送り方向が優先することになり、記録媒体22の向きが
逆となるが、処理自体は上記の場合と同様になる。即
ち、オーバした6部分の記録媒体22が給紙口21から給紙
されることになる。
なお、トレイ個数以上の部数処理としては、一旦同一
給紙口からの給紙による各トレイへの1枚ずつの排紙を
行った後、トレイ個数を越える分について給紙口を切換
えて必要トレイに対する1枚ずつの排紙を行うようにし
てもよい。
また、本実施例は、カットされたシート紙に限らず、
第12図で示したようなロール紙の場合にも同様に適用で
きる。
考案の効果 本考案は、上述したように丁合手段のトレイ個数以上
の部数の複写丁合時には、トレイ個数分の部数について
は通常通りの処理とし、トレイ個数を越える部数分につ
いては画像情報の90°回転変換処理と、同一サイズでセ
ット方向の異なる記録媒体とを用いた画像形成処理とし
たので、同一トレイ上で縦方向と横方向との重ね合わせ
により明確に区別された状態でこの部数分のトレイを共
用させることができ、よって、トレイ数以上の部数の丁
合処理をトレイ変位機構等を要せず可能とすることがで
き、この場合、同一サイズの記録媒体がセット方向を異
ならせて2種セットされていないと処理できないが、そ
の時には、上記のような部数のセットを不可とし、又
は、丁合不可の旨を報知するようにしたので、ユーザは
記録媒体のセットし直し等の適切な対処が可能となるも
のである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図はソータ
を備えた複写機全体の概略構成図、第2図ないし第12図
は前提構成を示すもので、第2図は複写機全体の概略構
成図、第3図は読取り手段の構成を示す概略正面図、第
4図は画像記録手段中の光書込み系の構成を示す平面
図、第5図はその正面図、第6図は全体の電気的構成を
示すブロック図、第7図は読取り手段の電気的構成を示
すブロック図、第8図は記憶手段のブロック図、第9図
は画像記録手段のブロック図、第10図及び第11図はタイ
ミングチャート、第12図はロール紙を用いた構成例を示
す概略正面図である。 1……画像情報読取り手段兼原稿サイズ検知手段、2…
…画像記録手段、4……原稿、20,21……給紙口、22…
…記録媒体、41,42……記憶手段、51,52……画像情報読
出し手段、54……読出し方向選択手段、71……記録媒
体、80……丁合手段、81……ソータ

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿サイズを検知する原稿サイズ検知手段
    と、記録媒体を転写部に給紙させる複数段の給紙口と、
    これらの給紙口にセットされた記録媒体のサイズ及びセ
    ット方向を検知する記録媒体検知手段と、複写倍率を設
    定する複写倍率設定手段と、原稿から画像情報を読取る
    画像情報読取り手段と、読取った画像情報を記憶する記
    憶手段と、記憶手段に記憶された画像情報をそのまま又
    は90°回転変換して読出す画像情報読出し手段と、画像
    情報の読出し方向を選択する読出し方向選択手段と、読
    出された画像情報を記録媒体に転写記録させる画像記録
    手段と、画像が転写された記録媒体を収容する複数個の
    トレイを有する丁合手段とよりなり、原稿サイズの複写
    倍率と一致するサイズの記録媒体を選択するとともに選
    択された記録媒体のセット方向と原稿のセット方向との
    組合せに応じて方向選択手段により選択された向きに変
    換された画像情報を記憶手段から画像情報読出し手段に
    より読出して画像記録手段によりその記録媒体に画像を
    形成して丁合手段の各トレイに1部ずつ順次排紙させて
    丁合し、トレイ個数以上でトレイ個数の2倍以下の部数
    の複写丁合時には、トレイ個数を越える部数分について
    選択された記録媒体とセット方向のみ異なる同一サイズ
    の記録媒体に90°回転変換させて画像を形成して丁合手
    段中のトレイ個数を越える部数分のトレイに1部ずつ順
    次排紙させこれらのトレイを2部分ずつ共用し丁合させ
    るようにしたことを特徴とする画像形成システム。
  2. 【請求項2】丁合手段のトレイ個数以上の部数の複写丁
    合時において、原稿サイズの複写倍率と一致するサイズ
    で互いにセット方向の異なる記録媒体を有しない場合に
    は前記部数分のセットを不可とし又は丁合不可の旨を報
    知するようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像
    形成システム。
  3. 【請求項3】記録媒体を転写部に給紙させる複数段の給
    紙口と、これらの給紙口にセットされた記録媒体のサイ
    ズ及びセット方向を検知する記録媒体検知手段と、複数
    段の給紙口の一つを選択指定する給紙口指定手段と、原
    稿から画像情報を読取る画像情報読取り手段と、読取っ
    た画像情報を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶され
    た画像情報をそのまま又は90°回転変換して読出す画像
    情報読出し手段と、画像情報の読出し方向を選択する読
    出し方向選択手段と、読出された画像情報を記録媒体に
    転写記録させる画像記録手段と、画像が転写された記録
    媒体を収容する複数個のトレイを有する丁合手段とより
    なり、指定された給紙口の記録媒体のセット方向と原稿
    のセット方向との組合せに応じて方向選択手段により選
    択された向きに変換された画像情報を記憶手段から画像
    情報読出し手段により読出して画像記録手段によりその
    記録媒体に画像を形成して丁合手段の各トレイに1部ず
    つ順次排紙させて丁合し、トレイ個数以上でトレイ個数
    の2倍以下の部数の複写丁合時には、トレイ個数を越え
    る部数分について指定された給紙口の記録媒体とセット
    方向のみ異なる同一サイズの記録媒体を有する給紙口を
    選択しこの記録媒体に90°回転変換させて画像を形成し
    て丁合手段中のトレイ個数を越える部数分のトレイに1
    部ずつ順次排紙させこれらのトレイを2部分ずつ共用し
    丁合させるようにしたことを特徴とする画像形成システ
    ム。
  4. 【請求項4】丁合手段のトレイ個数以上の部数の複写丁
    合時において、指定された給紙口の記録媒体と同一サイ
    ズでセット方向の異なる記録媒体を有しない場合には前
    記部数分のセットを不可とし又は丁合不可の旨を報知す
    るようにしたことを特徴とする請求項3記載の画像形成
    システム。
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