JP2768471B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2768471B2
JP2768471B2 JP63195313A JP19531388A JP2768471B2 JP 2768471 B2 JP2768471 B2 JP 2768471B2 JP 63195313 A JP63195313 A JP 63195313A JP 19531388 A JP19531388 A JP 19531388A JP 2768471 B2 JP2768471 B2 JP 2768471B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、デジタルの画像形成装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の複写機において、複数の原稿からコピーをとる
際に各原稿をコピー毎に仕分けるために複写機の排紙部
にソータを装備したものがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、前記ソータはコピーの仕分けをするため
に、コピー収納ビンを上下動させるものが主流であり、
複雑な構成をしており、また複写機の側部にソータ設置
のためのスペースが必要であつた。
そこで、本発明は、上記従来技術が有する課題を解決
し、ソータを使用することなく記録紙の仕分けが可能な
画像形成装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、原稿の画像情
報を読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段により
読み取られた原稿情報を複数頁分記憶する記憶手段と、
記録紙を給送する複数の給紙口を有する給紙手段と、前
記記憶手段から読み出された画像情報を前記給紙手段よ
り給送された記録紙に記録する画像記録手段と、前記記
憶手段から画像情報を読み出す際のアドレスを変換する
変換手段と、画像記録条件を入力する入力手段と、前記
入力手段により複数部数出力且つソートモードが入力さ
れている場合に、前記画像記録手段による記録を1部単
位で行わせ、1部出力毎に、画像を頁単位で90゜回転す
るよう前記変換手段により読み出しアドレスを変換させ
るとともに同一サイズでセット方向の異なる記録紙を給
送するよう前記給紙手段の給紙口を切り換える制御手段
とを備えた構成にしてある。
〔作用〕
上記手段により、原稿画像が記録された記録紙を部毎
に90゜方向を異ならせて排出するので、ソータを使用す
ることなく記録紙の仕分けが可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本実施例の全体構成の概要を示す正面図、第
2図は画像読取手段の拡大正面図、第3図は画像記録手
段の拡大正面図、第4図は画像記録手段の平面図、第5
図は制御系全体のブロツク図、第6図は画像読取手段の
制御のブロツク図、第7図は画像記憶手段の制御系のブ
ロツク図、第8図は画像記録手段の制御のブロツク図、
第9図は画像マトリツクスの説明図、第10図、第11図、
第12図は各信号のタイミングチヤート、第13図はロール
紙を使用する他の実施例を示す正面図である。
第1図乃至第4図において、1はコンタクトガラス、
2は原稿、3はフイルタ、4はレンズ、5は第1スキヤ
ナ、6は蛍光灯、7は第1ミラー、8は第2スキヤナ、
9は第2ミラー、10は第3ミラー、11はCCD素子、12は
原稿サイズ検知手段である白板、13は圧板、14は基準白
板、15,16は給紙口、17はレジスト検知センサ、18は半
導体レーザ、19はシリンダレンズ、20はポリゴンミラ
ー、21はfθレンズ、22はミラー、23は同期反射板、24
は同期検知板、25は感光体であり、この感光体25の周囲
には、公知の帯電部26、現像部27、転写・分離部28,3
0、クリーニング部29等の画像顕像化のためのプロセス
ユニツトが配置される。さらに転写紙などの記録媒体31
を搬送するコロ、ガイド等からなる搬送手段32、記録媒
体サイズ検知手段33、定着ユニツト部34、排紙トレイ35
等が設置されている。
次に画像読取手段51の作動を説明する。
前記コンタクトガラス1に原稿2をセツトし、図示し
ない複写倍率、コピー枚数、自動給紙選択手段(原稿サ
イズを自動検出し、複写倍率にあつた記録媒体31のサイ
ズがセツトしてある給紙口15,16を選択し、そこから記
録媒体31を搬送しコピーするモード)をセツトしてスタ
ートキーを押下する。すると、原稿画像を読み取る前
に、まず第2図に示したフイルタ3がソレノイド(図示
せず)等によりレンズ4の直前に立ち上がる。次に第1
スキヤナ(蛍光灯6と第1ミラー7のユニツト)5と、
第2スキヤナ(第2ミラー9と第3ミラー10のユニツ
ト)8がフルスキヤンし、CCD素子11に光を照射する。
まずサイズ検知用白板12を読み取り、フイルタ3付きで
白レベル補正を行い、原稿2と圧板(黄色)13との境界
でフイルタ3がブルーであれば圧板13の黄色をカツトす
ることによつて、濃度差を得られることを利用してシエ
ーデイング補正し、スキヤン方向(Y方向)、及びスキ
ヤン方向とは直角な方向(X方向)の原稿の最大長を検
知する。この後、フイルタ3は再び立ち下がり、再度ス
キヤンニングする。この時、基準白板14を読み取つて白
レベル補正を行つた後、変倍量によつてスキヤン速度を
可変している(例えば、200%では等倍の1/2のスキヤン
速度にしている)。X方向は電気的変倍により仮想サン
プル点濃度を既知の3次元コンボリュージョン法等によ
つて算出し、画像情報として処理している。ここまで
で、原稿2のサイズと原稿画像の読み取りが終わる。
第3図、第4図に示した画像記録手段54では、上記の
画像情報が一度複数の記憶手段52(1),52(2)……5
2(10)の少なくともどちらか一方に入る迄に、複写倍
率に対応した、第1図に示す給紙口15,16から搬送され
た記録媒体の先端部をレジスト検知センサ17によつて検
知して、その後、所定のタイミングで第4図の半導体レ
ーザ18からレーザ光を照射する〔この時にはどちらか1
つの記憶手段52(1),52(2)には画像情報の書き込
みが完了している〕。このレーザ光はシリンダレンズ19
によつて集光され、回転走査するポリゴンミラー20に入
射する。そして、fθレンズ21、ミラー22、及びレーザ
光の走査位置を検出するための同期ミラー23を経て同期
検知板24に入る。ここで、fθレンズ21を通過したレー
ザ光は感光体25に照射され、感光体25上の電荷を飛ばし
て静電潜像を作成する。
前記給紙口15,16にセツトされた記録媒体31のサイズ
は、記録媒体31を収納するカセツト36a,36bの先端にサ
イズによつて切欠き形状が異なる図示しない遮蔽板を取
り付け、記録媒体サイズ検知手段33にて検知パターンを
読み取ることによつて知ることができる。
次に、制御系全体は第5図に示すように、画像読取手
段51と、読み取つた画像情報を記憶する画像記憶手段52
(1),52(2)……と、記憶手段52(1),52(2)…
…の何れかの画像情報を読み出して記録紙に出力する画
像記録手段54と、画像記録のための条件を入力する入力
手段55(複写倍率設定手段、自動給紙選択モード等)、
及び入力手段55の情報に基づき読取手段51、記憶手段52
(1),52(2)……、画像記録手段54へ必要な情報を
送るとともに各々の状態を監視し制御するシステム制御
手段56よりなる。
第6図は該読取手段51のブロツク図であり、原稿2を
露光する蛍光灯6及び第1、第2スキヤナ5,8を駆動制
御する読取制御回路57と、CCD素子11を駆動するクロツ
クCK0及びCCDの初期化パルスS.H.を発生させるCCD駆動
回路58と、CCD素子11の画像情報VDinを入力して前記シ
ステム制御手段56からの情報59に基づき2値化処理、中
間調処理、変倍処理等を行う画像情報処理回路60からな
つている。
第7図は画像記憶手段52(1),52(2)……の内部
ブロツク図であり、記憶手段52(1),52(2)……は
同じ構成となる。画像情報の一画素分単位のクロツクCL
Kを計数して主走査方向のアドレスを管理する主走査ア
ドレス管理回路61、及び画像読取手段51あるいは画像記
録手段54の同期信号L.Syncを計数して副走査方向のアド
レスを管理する副走査アドレス管理回路62によつてアド
レス管理された、ビツトマツプ方式の記憶回路63と、画
像読取手段51、画像記録手段54の信号W.F.Gate(記憶手
段への書き込み信号)、及びD.Req(記憶手段からの読
出し信号)並びにシステム制御手段56からの情報に基づ
き、記憶回路63への画像情報の書き込み、読み出しを制
御し、同時に同期信号の切り換えを行うメモリ制御回路
64と、前記同期信号の切り換え回路69と、画像記録手段
54からの画像情報読出し要求信号D.Req受信後、読出し
開始前に、メモリ制御回路64によつて初期化され、副走
査アドレス管理回路62の値が、所定の値となつたときに
パルス信号を入力して出力を反転するD.F./F65と、この
D.F/F65の出力Q及びを入力とし、入力手段55からの
情報に基づき、システム制御手段56から送られた情報に
基づき、メモリ制御回路64より出力される信号により、
前記入力信号より1つを選択して出力する選択回路66
と、この出力が接続されていて、画像情報読出し時の主
走査方向のライン同期信号R.L.GateとANDゲート67で積
をとり、記憶回路63の画像信号を画像情報転送クロツク
CLKでラツチして出力するラツチ回路68より構成され
る。前記ANDゲート67の入力信号が共にHighレベルの時
のみ画像情報R.VDが出力される。尚、主走査アドレス管
理回路61及び副走査アドレス管理回路62は、システム制
御手段56によつて任意のプリセツト値と、カウントアツ
プまたはダウンを指定された以降、パルスを入力してカ
ウントアツプ(またはダウン)し、所定の値に達した後
に再び元のプリセツト値に戻るリングカウンタによるも
のとする。
尚、記憶手段52(2)以下の場合は、説明を判りやす
くするため記憶手段52(1)と共通の部材の番号(61〜
69)に符号「a」を付す。
次に第8図は画像記録手段54の内部ブロツク図であ
る。同図において、各給紙口15,16から記録媒体を搬送
し画像の顕像化のための制御をするとともにシステム制
御手段56との間で、情報の交換を行う画像記録制御回路
71と、ポリゴンミラー20の回転制御及び走査光の同期検
知板24の検出信号に同期した同期信号R.L.Syncを入力
し、これに基づき半導体レーザ18を変調して、ポリゴン
ミラー20に照射して感光体25上を走査して潜像を作像す
るビデオ制御回路72よりなる。
次に、いま記憶手段52(1),52(2)……の記憶回
路63,63aのビツトマツプ構成が、主走査方向においては
画像記録手段54における最大記録幅を満足するものと
し、副走査方向においては前記最大記録幅に対する定型
サイズ紙の長手方向の長さを満足する、例えば画像記録
手段54における最大記録幅(X方向)が297mmであると
すれば、記憶回路63,63aは定型サイズA3の縦送り時の画
像情報分(420mm)を記憶できるものとし、記憶手段52
(1),52(2)……の各々の記憶回路を継ぐことによ
り、A3縦送りの時の原稿を1to1で無駄なく書込み、読込
みの処理をすることができる。
ここで上記の実施例の作用を具体的に説明する。第2
図において図示しないADFによつて、原稿2をコンタク
トガラス1上に送りを完了すると、第6図に示した読取
り制御回路57は読取り開始信号Writeを出力する。これ
により、画像情報処理回路60はCCD駆動回路58のCCD初期
化信号S.H.に同期して、CCDの主走査方向の画像情報を
順次入力し、同期信号W.L.Sync、主走査方向の画像情報
分のゲート信号W.L.Gate、読取り開始信号W.F.Gate、及
び入力手段55(第5図)の入力信号に基づいて処理され
た画像情報W.VDを順次出力する。尚、ここでは蛍光灯6
は既に点灯しているものとし、また、CCD素子11には蛍
光灯6の原稿2による反射光がレンズ4を介して結像し
ているものとする。第1、第2スキヤナ5,8は連続的に
Y方向に移動するため、画像情報処理回路60はCCD駆動
回路58のタイミングサイクルで、原稿2の主走査方向
(X方向)の画像情報を順次入力して処理し出力する。
また、読取り制御回路57はADFからの原稿2がコンタ
クトガラス1にセツトされる迄のタイミングを読み取る
センサ(図示せず)の信号によりある時間を計時した後
に、あるいはスタートキー(図示せず)を押下したとき
からCCD駆動回路58の初期化信号(同期信号)を計数開
始している。
記憶手段52(1),52(2)……の内、ここでは52
(1)から52(10)の順に書込み・読出しを行うものと
する。記憶手段52のメモリ制御回路64は読取り手段51か
らの読取り開始信号W.F.Gateを入力して、まず、そのエ
ツジで主走査アドレス管理回路61及び副走査アドレス管
理回路62を初期化、この場合“0"にセツトし、またW/R
信号を出力して同期信号切換回路69を読取り手段51から
の同期信号W.L.Sync入力に切り換え、記憶回路63を画像
情報の書込み状態にする。次に、ゲート信号W.L.Gateが
立ち上がると、主走査アドレス管理回路61のアドレス値
カウントアツプを開始させる。これにより、記憶回路63
は副走査アドレス“0番地”の主走査アドレス“0番
地”からゲート信号W.L.Gateが立ち上がる迄に主走査ア
ドレス管理回路61がカウントアツプしたアドレス“r番
地”迄に画像情報W.VDを書き込む。続いて、同期信号W.
L.Syncを入力すると、副走査アドレス管理回路62はアド
レス値をカウントアツプし、同時に、主走査アドレス管
理回路61を初期化、すなわち“0"にセツトする。また、
ゲート信号W.L.Gateが立ち上がつて、以下同様に書込み
を行つていく。そして、副走査アドレス管理回路62のア
ドレス値が“n"となつたとき、前記同様にして主走査ア
ドレス管理回路61を初期化、すなわち“0"にセツトする
とともに、記憶手段52(2)に対し記憶手段52(1)の
書込みがnで終了したことを知らせ、次の記憶手段52
(2)に書込みを行うことを伝える信号NEXTを出力す
る。これにより、記憶手段52(2)は副走査アドレス管
理回路62aを初期化、すなわちアドレス“0"にセツト
し、次回の同期信号のサイクルにより自己の記憶回路63
aへの画像情報の書込みに備える。この作動を記憶手段5
2(10)まで順次行つていく。記憶手段52(1)は前記
同期信号W.L.Syncに続いてゲート信号W.L.Gateが立ち上
がると、前述と同様に記憶回路63の副走査アドレスと最
終アドレス“n"の主走査アドレス“0"番地から“r番
地”へ画像情報W.VDを書込み、書込み動作を終了(画像
情報処理回路60はCCDの画像情報の入力を停止し、記憶
手段52への読取り開始信号W.F.Gateの出力を停止)す
る。その後、原稿2がコンタクトガラス1から排出さ
れ、次の原稿2aがセンサ(図示せず)を蹴つて、以下同
様に、今度は記憶回路63aに書込みを行うことになる。
その前に、原稿2の倍率に合つた記録媒体31がレジスト
検知センサ17に到達し、その所定カウント後に(記録媒
体31の先端と感光体25の接する位置とレジスト検知セン
サ17との距離が上記接点と潜像形成のための露光位置と
の距離よりも長い条件で)、画像記録制御回路71は記憶
手段52(1)(記憶手段52(2)以下は次の原稿2aの書
込みに備える)に画像情報の読出しを要求する信号D.Re
qを出力する。この信号に記憶手段52(1)のメモリ制
御回路64がビデオ制御回路72からの走査光の同期検知板
23の検出信号よりなる同期信号R.L.Syncとのタイミング
を取り、副走査アドレス管理回路62及び主走査アドレス
管理回路61を初期化し、同時に同期信号切換回路69の出
力を、画像記録手段54からの同期信号R.L.Syncとなるよ
うに切換信号W/Rを出力し、記憶回路63を読出し状態に
し、画像情報の読出し開始を知らせるR.F.Gateを出力す
る。また、同時にD.F/F回路65をクリアし、選択回路66
の選択信号をB入力にセツトする。A入力は画像編集時
使用するモードであり、特に本実施例では関係ない。つ
まり、クリアされたD.F/F回路65のQ出力(High)を入
力としているBが選択されることにより、ANDゲート67
の一方の入力はHighとなり、残りの入力がされればその
ままラツチ回路68に入力させることになる。
ここで、メモリ制御回路64は同期信号R.L.Syncに同期
し、画像情報R.VDを出力するためにゲート信号R.L.Gate
を出力すると共に、主走査アドレス管理回路61のカウン
トアツプを開始する。これによりANDゲート67は、その
出力がHighとなり、ラツチ回路68を画像情報の出力状態
とし、副走査アドレス“0番地”の主走査アドレス“0
番地”から“r番地”の画像情報がR.VDとして読み出さ
れる。
続いて同期信号R.L.Syncが入力されると、副走査アド
レス管理回路62をカウントアツプし同時に主走査アドレ
ス管理回路61を初期化し、同様にゲート信号R.L.Gateを
出力し、画像情報R.VDを順次読み出す。画像記録手段54
のビデオ制御回路72は、記憶手段52(1)からの画像情
報読出し開始信号R.F.Gateを入力し、画像情報及びゲー
ト信号R.L.Gateの待ち状態となり、続いてR.L.Gateと画
像情報R.VDを入力し、図示しないトグルバツフアメモリ
に入力する。そして、次のR.L.Gateと画像情報R.VDをも
う一つのトグルバツフアメモリに入力しているサイクル
において、前回入力したトグルバツフアメモリにより画
像情報を読み出して、この画像情報に基づき走査光の同
期検知信号に同期して半導体レーザ18を変調し、感光体
上に潜像を作成することになる。記憶手段52(1)は、
この時点においても画像記録手段54からの同期信号R.L.
Syncを入力する毎にゲート信号R.L.Gateと画像情報R.VD
を出力し、副走査アドレス管理回路62のアドレス値をカ
ウントアツプしていく。そして、副走査アドレス値が最
終値“n番地”になつたとき、読出しを終了したことを
知らせる信号“NEXT"を記憶手段52(2)へ出力し、副
走査アドレス“n番地”の主走査アドレス“0番地”か
ら“r番地”の画像情報をゲート信号R.L.Gateと共に出
力し、次の同期信号R.L.Syncを入力した時点で読出し開
始信号R.F.Gateの出力を停止する。既にその前に記憶手
段52(2)への書込みが完了しているので、記憶手段52
(2)のメモリ制御回路63aは前記記憶手段52の読出し
終了信号NEXTを入力して、前述したように、次の記録媒
体31からのレジスト検知センサ17信号により同様な手順
を繰り返す。
以上が通常〔記録媒体の搬送方向サイズと原稿の副走
査(Y)方向サイズの比または記録媒体の幅方向サイズ
と原稿の主走査(X)方向サイズの比が複写倍率と一致
する〕の場合の記憶手段の書込み及び読込み手順であ
る。ところが、上記のようなケースでなく、記録媒体の
搬送方向サイズと原稿の主走査(X)方向サイズの比ま
たは記録媒体の幅方向サイズと原稿の副走査(Y)方向
サイズの比が複写倍率と一致するような場合(上述の場
合で言い換えれば、記録媒体のセツト方向が逆のとき)
でも全く問題なくコピーできる。
その説明を以下にする。
まず、第9図(A),(B),(C)において、第9
図(A)は通常の画像の副走査を行い、主走査を列とし
たマトリツクスAに見立てた各要素とすると、第9図
(B)または第9図(C)のようなマトリツクスB,Cを
得れば90゜回転した画像を得ることができる。
原稿2のサイズ検知が終了した時点で、複写倍率に対
応するサイズの記録媒体がセツト方向のみ異なつて存在
したこと(自動給紙選択モードにおいて)が判明する。
だが、書込み時は前述したように通常のモードで実行し
ておく(この段階から書込みを変則的にしても結果は同
じになる)。読出しを要求する信号D.Reqの出力によ
り、副走査アドレス管理回路62及び主走査アドレス管理
回路61のプリセツト値をそれぞれk,lとすると、マトリ
ツクスBの場合はk=“0",l=“r"(またはマトリツク
スCの場合はk=“n",l=“0")とおく。同様にメモリ
制御回路64は同期信号R.L.Syncに同期し、画像情報R.VD
を出力するためのゲート信号R.L.Gateを出力すると共
に、マトリツクスBの場合は副走査アドレス管理回路62
のカウントアツプを開始する。この結果、主走査アドレ
ス“r番地”の副走査アドレス“0番地”から“n番
地”の画像情報がR.VDとして読み出される。マトリツク
スCの場合は副走査アドレス管理回路62のカウントダウ
ンを開始する。この結果、主走査アドレス“0番地”の
副走査アドレス“n番地”から“0番地”の画像情報が
R.VDとして読み出される。続いて、同期信号R.L.Syncが
入力されると、マトリツクスBの場合は主走査アドレス
管理回路61をカウントダウンし、同時に副走査アドレス
管理回路62を初期化(プリセツト値0に戻す)し、同様
にゲート信号R.L.Gateを出力し、副走査アドレス管理回
路62のカウントアツプを開始する。マトリツクスCの場
合も同様に主走査アドレス管理回路61をカウントアツプ
し、同時に副走査アドレス管理回路62を初期化(プリセ
ツト値“n"に戻す)し、同様にゲート信号R.L.Gateを出
力し、副走査アドレス管理回路62のカウントダウンを開
始する。以上を順次繰り返すことによつて、マトリツク
スBまたはCの画像情報に変換できる。
以上の動作を第10図、第11図、第12図のタイミングチ
ヤートに示した。
上述のように構成したため、本実施例では図示しない
「ソートモード」を操作部より入力すると、図示しない
ADFから原稿が給送され、順次記憶手段52(1),52
(2)……,52(10)に画像情報が書き込まれていく。
それと略同時に原稿サイズの複写倍率倍の記録媒体31が
選択され、既述の通り画像が形成されていく。その記録
媒体31と送り方向のみ異なる他の記録媒体31は他の給紙
口15,16にセツトされているものとする。そして排紙ト
レイ35に順次スタツクされる。ADF中の原稿が無くなる
とエンド検知信号が作動し、最終の原稿2の画像が感光
体25によつて記録媒体に転写されると、今度は送り方向
のみ異なる前記他の記録媒体31がスタートし、順次D.Re
q信号により記録媒体31に画像を形成していく。これを
順次繰り返すことにより、10枚以下の異なる原稿をペー
ジ順に何部でもコピーできるのでソータは必要なくな
る。勿論、ADFから給紙される原稿枚数は10枚以下であ
り、11枚以上あれば、10枚で1度区切つてリピートを始
めればよい。ADFを使用しなくても「ソートモード」を
操作部にキー入力した時点から、10枚以下の原稿2から
コピーをとつた後で「エンターキー」または「リピート
キー」なるものを押下することによつてリピート動作が
始まるようにすることができる。
なお、単に記録媒体と原稿のサイズ比のみでなく、記
録媒体の種別が一致しないと問題である場合には種別
(普通紙とトレーシングペーパー等)も検知する必要が
ある。また、記録媒体も単にシトだけでなく、ロール紙
にしても同様の効果が得られる。但しこの場合のサイズ
はシートの場合と異なつて、搬送方向と直角な幅方向の
サイズの情報のみが優先条件となる(搬送方向長さはカ
ツターにより任意の位置で切断可能なため)。つまりロ
ール紙の幅方向サイズと原稿の主走査方向または副走査
方向のどちからのサイズの比が複写倍率に一致しさえす
れば、搬送方向サイズを原稿の複写倍率に合わせてカツ
トすることによつて所望のコピー画像を得られる。
以下にシート紙と異なる点を中心に第13図にて説明す
る。第13図はロール紙A1,A2,A3への画像記録手段54の一
実施例を示している。
ロール紙A1,A2,A3はユーザーの好みにより記録媒体の
紙質、用紙幅等によつて自由にセツトできる。今、ロー
ル紙A1,A2,A3の中から原稿サイズにあつたロール紙が1
つ選択された(適宜上A2ロール紙を選択)とする。ロー
ル紙A2から転写位置までの距離は長いので原稿のサイズ
検知が行われた直後に、第8図に示した画像記録手段54
の画像記録制御回路71のモータ73の駆動を開始する。そ
れによつて、フイードローラ対B2が回転し、カツターC2
直後に先端の合つたロール紙A2が搬送され、センサG2に
到達すると画像記録制御回路71は搬送するロール紙A2の
長さを計数するために、ビデオ制御回路72からの走査光
の同期検知板23の検出信号よりなる同期信号R.L.Syncの
カウントを開始する。続いて、ロール紙A2の先端がレジ
スト検知17に達すると、前述のD.Reqを出力し、所定の
画像を形成する。
ところで、画像記録手段54はさらにロール紙A2を搬送
し続け、同時に画像記録制御回路71は同期信号R.L.Sync
の同期より演算した長さより、カツターC2とセンサG2と
の距離分を差し引いた値が前記システム制御手段56より
受けた原稿2の主走査または副走査方向の長さの複写倍
率に等しくなつた時点でカツターC2を作動させてロール
紙A2を切断し、同時にフイードローラ対B2を停止させ、
ロール紙A2の送り出しを完了する。尚、センサF2は幅方
向の長さ検知で、幅方向に複数個ある。また、他のロー
ル紙A1,A3におけるフイードローラ対B1,B3、カツターC
1,C3、センサG1,G3も同様の作動をすることは言うまで
もない。
さらに、本実施例は記録媒体の有効利用が図れ、次の
ような使い方もできる。すなわち、第1図の給紙口15,1
6または第13図のセツト段のロール紙A1,A2,A3のうちの
どれか1つを使用中に、その記録媒体31が無くなつたと
きでもロール紙の幅またはカツト紙のセツト方向の違い
があつても、原稿2の2辺が複写倍率にあう記録媒体31
がセツトされていさえすれば、そこからエンドレスで給
紙し、コピーを得ることもできる。また、入力手段55に
よつてJOB(複写作業)毎に送り方向を変えて排紙トレ
イ35にセツトさせたい時も、一々原稿の向きを変えずに
でき、後の仕分けが楽になる。
上述のように、記憶手段52(1),52(2)……,52
(10)の数を増やすと、その分だけ原稿画像の記憶枚数
が増加する。従つて、例えば原稿10枚を15部といつた場
合、記憶手段が10枚以上あれば原稿の頁順に1部排紙ト
レイ35にスタツクさせた後、次の1部はそのスタツクの
向きと直角の向きにスタツクさせ、さらにまた次の一部
は最初にスタツクした向きにスタツクさせるというよう
に、何部でもできる。このためソータ(仕分け装置)を
装着しなくても目的を達成でき、さらに小さなスペース
で省力化を図れる。
本来的な使う方ではあるが、原稿の複写倍率に対応す
る記録媒体31が2つ以上あつた場合、コピースピードが
あがる方(搬送方向に対し横長にセツトしてある方)の
優先順位を上げた方が有利であるのは言うまでもない。
尚、ロール紙の場合のコピースピードがあがる方という
のは搬送方向に対し横長にカツトする方である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、ソータを使用
することなく記録紙の仕分けが可能になる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであつて、第1図は本
実施例の全体構成の概要を示す正面図、第2図は画像読
取り手段の拡大正面図、第3図は画像記録手段の拡大正
面図、第4図は画像記録手段の平面図、第5図は制御系
全体のブロツク図、第6図は画像読取り手段の制御系の
ブロツク図、第7図は画像記憶手段の制御系のブロツク
図、第8図は画像記録手段の制御系のブロツク図、第9
図は画像マトリツクスの説明図、第10図,第11図,第12
図は各信号のタイミングチヤート、第13図はロール紙を
使用する他の実施例を示す正面図である。 2……原稿、 23,33……記録媒体サイズ検知手段、 31……記録媒体、 32……記録媒体搬送手段、 51……画像読取り手段、 52(1),52(2)……,52(10)……画像記憶手段、 54……画像記録手段 55……入力手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿の画像情報を読み取る読み取り手段
    と、前記読み取り手段により読み取られた原稿情報を複
    数頁分記憶する記憶手段と、記録紙を給送する複数の給
    紙口を有する給紙手段と、前記記憶手段から読み出され
    た画像情報を前記給紙手段より給送された記録紙に記録
    する画像記録手段と、前記記憶手段から画像情報を読み
    出す際のアドレスを変換する変換手段と、画像記録条件
    を入力する入力手段と、前記入力手段により複数部数出
    力且つソートモードが入力されている場合に、前記画像
    記録手段による記録を1部単位で行わせ、1部出力毎
    に、画像を頁単位で90゜回転するよう前記変換手段によ
    り読み出しアドレスを変換させるとともに同一サイズで
    セット方向の異なる記録紙を給送するよう前記給紙手段
    の給紙口を切り換える制御手段とを備えたことを特徴と
    する画像形成装置。
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