JP3197018B2 - 画像処理装置 - Google Patents
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- JP3197018B2 JP3197018B2 JP03844091A JP3844091A JP3197018B2 JP 3197018 B2 JP3197018 B2 JP 3197018B2 JP 03844091 A JP03844091 A JP 03844091A JP 3844091 A JP3844091 A JP 3844091A JP 3197018 B2 JP3197018 B2 JP 3197018B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばデジタル複写機
のような画像処理装置に関し、特にノイズ等の不要画像
の除去に関する。
のような画像処理装置に関し、特にノイズ等の不要画像
の除去に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばデジタル複写機においては、原稿
サイズを検出し、原稿サイズと一致する記録紙を自動的
に選択してその上にコピ−を形成することが行なわれて
いる。原稿サイズを検出する技術は、例えば特開昭56
−22424号,特開昭59−68728号,特開昭6
1−143735号,特開昭61−143736号,特
開昭61−143737号,特開昭61−143738
号,特開昭63−41842号,及び実開昭54−79
143号の各公報に開示されている。この種の原稿サイ
ズ検出においては、原稿の背面に配置される圧板を着色
したり鏡面加工することによってその面の光反射率を原
稿面と異ならせ、原稿と背景(圧板)との境界の検出を
可能にしている。
サイズを検出し、原稿サイズと一致する記録紙を自動的
に選択してその上にコピ−を形成することが行なわれて
いる。原稿サイズを検出する技術は、例えば特開昭56
−22424号,特開昭59−68728号,特開昭6
1−143735号,特開昭61−143736号,特
開昭61−143737号,特開昭61−143738
号,特開昭63−41842号,及び実開昭54−79
143号の各公報に開示されている。この種の原稿サイ
ズ検出においては、原稿の背面に配置される圧板を着色
したり鏡面加工することによってその面の光反射率を原
稿面と異ならせ、原稿と背景(圧板)との境界の検出を
可能にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常、等倍コピ−を行
なう場合、原稿サイズと同じサイズの記録紙にコピ−を
形成すれば、背景の領域はコピ−上に現われることがな
く、例えば圧板が汚れていてもその影響はコピ−に現わ
れない。ところが例えば原稿が傾いた状態で画像読取面
(コンタクトガラス)に載置されていると、原稿サイズ
検出においては、実際よりも大きなサイズが検出される
ことになる。その場合、原稿よりも大きなサイズの記録
紙にコピ−が形成されたり、不要画像を消去するための
イレ−ス処理において、イレ−ス除外領域が実際の原稿
領域より大きくなったりする。いずれにしても、記録紙
上には、原稿領域の他に原稿の背景の部分の画像がコピ
−される。特に原稿サイズ検出のために圧板に着色等が
施してある場合には、その影響でコピ−上に意味のない
黒べタ画像がノイズとして現われ易い。またカラ−複写
機の場合に着色した圧板を用いると、原稿が薄い時に、
原稿の裏面にある圧板の色がコピ−画像に現われる心配
がある。
なう場合、原稿サイズと同じサイズの記録紙にコピ−を
形成すれば、背景の領域はコピ−上に現われることがな
く、例えば圧板が汚れていてもその影響はコピ−に現わ
れない。ところが例えば原稿が傾いた状態で画像読取面
(コンタクトガラス)に載置されていると、原稿サイズ
検出においては、実際よりも大きなサイズが検出される
ことになる。その場合、原稿よりも大きなサイズの記録
紙にコピ−が形成されたり、不要画像を消去するための
イレ−ス処理において、イレ−ス除外領域が実際の原稿
領域より大きくなったりする。いずれにしても、記録紙
上には、原稿領域の他に原稿の背景の部分の画像がコピ
−される。特に原稿サイズ検出のために圧板に着色等が
施してある場合には、その影響でコピ−上に意味のない
黒べタ画像がノイズとして現われ易い。またカラ−複写
機の場合に着色した圧板を用いると、原稿が薄い時に、
原稿の裏面にある圧板の色がコピ−画像に現われる心配
がある。
【0004】従って本発明は、コピ−画像上にノイズ画
像がなるべく現われないようにすることを課題とする。
像がなるべく現われないようにすることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、原稿の背面と対向する部分が実
質上白色で原稿が配置される画像読取面の上方に配置さ
れたプラテンカバ−(50);前記画像読取面を露光する露
光手段(2);前記画像読取面からの反射光を受光し該面
を走査して各走査位置の画像情報を読取る撮像手段
(7);該撮像手段が出力する画像情報を処理して原稿上
の有効な画像の存在をあらわす有効信号を生成する有効
画像データ検出手段(700); 主走査方向の画素毎に現れ
るクロックパルスを計数し各ライン上の有効信号の終わ
りの画素カウント値を、保持する先行ラインの画素カウ
ント値と比較して大きい方(MAX-Y)を保持し、ライン同
期信号を計数し有効信号の終わりのラインのラインカウ
ント値(MAX-X)を保持する領域検出手段(800);及び、 保
持された画素カウント値(MAX-Y)とラインカウント値(MA
X-X)で規定される有効画像領域の外側に対しては画像情
報を前記白色の部分に対応するレベルで補正する画像補
正手段(500);を設ける。なお、理解を容易にするため
にカッコ内には、図面に示し後述する実施例の対応要素
又は対応事項の記号を、参考までに付記した。
に、本発明においては、原稿の背面と対向する部分が実
質上白色で原稿が配置される画像読取面の上方に配置さ
れたプラテンカバ−(50);前記画像読取面を露光する露
光手段(2);前記画像読取面からの反射光を受光し該面
を走査して各走査位置の画像情報を読取る撮像手段
(7);該撮像手段が出力する画像情報を処理して原稿上
の有効な画像の存在をあらわす有効信号を生成する有効
画像データ検出手段(700); 主走査方向の画素毎に現れ
るクロックパルスを計数し各ライン上の有効信号の終わ
りの画素カウント値を、保持する先行ラインの画素カウ
ント値と比較して大きい方(MAX-Y)を保持し、ライン同
期信号を計数し有効信号の終わりのラインのラインカウ
ント値(MAX-X)を保持する領域検出手段(800);及び、 保
持された画素カウント値(MAX-Y)とラインカウント値(MA
X-X)で規定される有効画像領域の外側に対しては画像情
報を前記白色の部分に対応するレベルで補正する画像補
正手段(500);を設ける。なお、理解を容易にするため
にカッコ内には、図面に示し後述する実施例の対応要素
又は対応事項の記号を、参考までに付記した。
【0006】
【作用】本発明においては、有効画像データ検出手段(7
00)および領域検出手段(800)を用いて、原稿の大きさで
はなく、原稿上の実際に画像の存在する部分を有効画像
領域として検出する。そして、有効画像領域の外側につ
いては、入力される画像情報をノイズ画像とみなし、そ
れを白レベルで補正し、画像を消去する。通常、原稿上
の有効な画像部分と原稿紙面の端部との間にはある程度
の余白部分が形成されており、有効画像領域の大きさは
原稿サイズよりもかなり小さい。従って、仮に原稿が傾
いた状態で画像読取面に載置されていたとしても、検出
される有効画像領域の大きさは実際の原稿サイズより小
さくなる場合が多く、原稿背面のノイズ画像(圧板が汚
れている時等に生じる)はコピ−画像に現われない。ま
た、原稿背面の圧板は白色であるため、原稿が薄い場合
でも圧板の色がコピ−画像に現われる虞れはない。
00)および領域検出手段(800)を用いて、原稿の大きさで
はなく、原稿上の実際に画像の存在する部分を有効画像
領域として検出する。そして、有効画像領域の外側につ
いては、入力される画像情報をノイズ画像とみなし、そ
れを白レベルで補正し、画像を消去する。通常、原稿上
の有効な画像部分と原稿紙面の端部との間にはある程度
の余白部分が形成されており、有効画像領域の大きさは
原稿サイズよりもかなり小さい。従って、仮に原稿が傾
いた状態で画像読取面に載置されていたとしても、検出
される有効画像領域の大きさは実際の原稿サイズより小
さくなる場合が多く、原稿背面のノイズ画像(圧板が汚
れている時等に生じる)はコピ−画像に現われない。ま
た、原稿背面の圧板は白色であるため、原稿が薄い場合
でも圧板の色がコピ−画像に現われる虞れはない。
【0007】画像情報が有効か否かの識別は、時系列情
報として入力される画像情報の濃度レベル変化の大きさ
で判定してもよいし、入力される画像情報の濃度レベル
を所定のしきい値と比較して判定してもよいし、それら
の組合せとしてもよい。
報として入力される画像情報の濃度レベル変化の大きさ
で判定してもよいし、入力される画像情報の濃度レベル
を所定のしきい値と比較して判定してもよいし、それら
の組合せとしてもよい。
【0008】本発明の1つの態様においては、複数サイ
ズの記録媒体が選択可能な記録手段を含み、検出された
有効画像領域の大きさに基づいて使用する記録媒体のサ
イズを自動的に選択する。このようにすれば、原稿上の
余白領域が大きい場合に、無駄な余白を小さくし、コピ
−画像と記録紙との大きさのバランスを良くすることが
できる。
ズの記録媒体が選択可能な記録手段を含み、検出された
有効画像領域の大きさに基づいて使用する記録媒体のサ
イズを自動的に選択する。このようにすれば、原稿上の
余白領域が大きい場合に、無駄な余白を小さくし、コピ
−画像と記録紙との大きさのバランスを良くすることが
できる。
【0009】また本発明の1つの態様においては、記録
手段を含み、画像補正手段は画像変倍手段及び画像シフ
ト手段を含み、検出された有効画像領域の大きさと位置
及び使用する記録媒体の大きさと位置に基づいて画像変
倍及び画像シフトの少なくとも一方を実行する。このよ
うにすれば、原稿上の余白領域が大きい場合に、無駄な
余白を小さくし、コピ−画像と記録紙との大きさ及び位
置のバランスを良くすることができる。画像シフトによ
って、例えばパンチ穴のための特別な余白を形成するこ
ともできる。
手段を含み、画像補正手段は画像変倍手段及び画像シフ
ト手段を含み、検出された有効画像領域の大きさと位置
及び使用する記録媒体の大きさと位置に基づいて画像変
倍及び画像シフトの少なくとも一方を実行する。このよ
うにすれば、原稿上の余白領域が大きい場合に、無駄な
余白を小さくし、コピ−画像と記録紙との大きさ及び位
置のバランスを良くすることができる。画像シフトによ
って、例えばパンチ穴のための特別な余白を形成するこ
ともできる。
【0010】
【実施例】図2に本発明を実施する一形式のデジタルカ
ラ−複写機の機構部の構成を示す。図2を参照すると、
この複写機は上方に配置されたイメ−ジスキャナ100
とその下方に配置されたプリンタ200を含んでいる。
イメ−ジスキャナ100の画像読取面には、原稿台とし
て機能するコンタクトガラス1が設けられており、その
上には開閉自在な圧板50が配置されている。圧板50
の内側の面、つまり原稿背面と対向する部分は白色にな
っている。コンタクトガラス1の下方には、光学走査系
が設けられている。この光学走査系には、露光ランプ2
及びミラ−3を含む第1キャリッジ,ミラ−4及び5を
含む第2キャリッジ,及びレンズ6とイメ−ジセンサ7
を含む受光ユニットが備わっており、第1キャリッジ及
び第2キャリッジは副走査のためにそれぞれ図面の右左
方向に機械的に駆動される。露光ランプ2から出た光
は、原稿面又は圧板50内側の面で反射し、その反射光
がミラ−3,4,5及びレンズ6を通ってイメ−ジセン
サ7に入射する。この例では、イメ−ジセンサ7は分光
器と3つの一次元CCDイメ−ジセンサを備えており、
入射する光をR(レッド),G(グリ−ン)及びB(ブ
ル−)の3原色に分光し、各波長領域の光を各々独立し
たCCDイメ−ジセンサで画素単位に検出する。
ラ−複写機の機構部の構成を示す。図2を参照すると、
この複写機は上方に配置されたイメ−ジスキャナ100
とその下方に配置されたプリンタ200を含んでいる。
イメ−ジスキャナ100の画像読取面には、原稿台とし
て機能するコンタクトガラス1が設けられており、その
上には開閉自在な圧板50が配置されている。圧板50
の内側の面、つまり原稿背面と対向する部分は白色にな
っている。コンタクトガラス1の下方には、光学走査系
が設けられている。この光学走査系には、露光ランプ2
及びミラ−3を含む第1キャリッジ,ミラ−4及び5を
含む第2キャリッジ,及びレンズ6とイメ−ジセンサ7
を含む受光ユニットが備わっており、第1キャリッジ及
び第2キャリッジは副走査のためにそれぞれ図面の右左
方向に機械的に駆動される。露光ランプ2から出た光
は、原稿面又は圧板50内側の面で反射し、その反射光
がミラ−3,4,5及びレンズ6を通ってイメ−ジセン
サ7に入射する。この例では、イメ−ジセンサ7は分光
器と3つの一次元CCDイメ−ジセンサを備えており、
入射する光をR(レッド),G(グリ−ン)及びB(ブ
ル−)の3原色に分光し、各波長領域の光を各々独立し
たCCDイメ−ジセンサで画素単位に検出する。
【0011】イメ−ジスキャナ100によって読取られ
た画像情報は、所定の画像処理を施された後、プリンタ
200に入力されコピ−画像を形成する。なおこの例で
は、イメ−ジスキャナ100はカラ−画像再現のために
1つのコピ−サイクルあたり4回の画像読取りを行な
い、プリンタ200はC(シアン),M(マゼンタ),
Y(イエロ−)及びBK(ブラック)の各色の記録を順
次に行ないフルカラ−画像を再現する。プリンタ200
の画像書込ユニットには、レ−ザ光源9,ポリゴンミラ
−スキャナ10,fθレンズ11,ミラ−12及び防塵
ガラス45が設けられている。レ−ザ光源9からは記録
すべき画像の各画素の記録/非記録に対応する二値信号
で変調されたレ−ザ光が発射され、このレ−ザ光がポリ
ゴンミラ−スキャナ10で反射し、fθレンズ11,ミ
ラ−12及び防塵ガラス45を通って感光体ドラム8の
表面に結像される。
た画像情報は、所定の画像処理を施された後、プリンタ
200に入力されコピ−画像を形成する。なおこの例で
は、イメ−ジスキャナ100はカラ−画像再現のために
1つのコピ−サイクルあたり4回の画像読取りを行な
い、プリンタ200はC(シアン),M(マゼンタ),
Y(イエロ−)及びBK(ブラック)の各色の記録を順
次に行ないフルカラ−画像を再現する。プリンタ200
の画像書込ユニットには、レ−ザ光源9,ポリゴンミラ
−スキャナ10,fθレンズ11,ミラ−12及び防塵
ガラス45が設けられている。レ−ザ光源9からは記録
すべき画像の各画素の記録/非記録に対応する二値信号
で変調されたレ−ザ光が発射され、このレ−ザ光がポリ
ゴンミラ−スキャナ10で反射し、fθレンズ11,ミ
ラ−12及び防塵ガラス45を通って感光体ドラム8の
表面に結像される。
【0012】感光体ドラム8の周囲には、クリ−ニング
ユニット42,除電ランプ43,メインチャ−ジャ4
4,現像ユニット14,転写ベルト15,転写チャ−ジ
ャ16等が設けられている。感光体ドラム8の表面は、
まずメインチャ−ジャ44によって均一に所定の高電位
に帯電する。この面に画像に対応するレ−ザ光が照射さ
れると、表面電位が変化し、画像つまりレ−ザ光のオン
/オフに応じて電位分布が形成される。この電位分布、
即ち静電潜像が現像ユニット14を通ると、4つある現
像器13C,13M,13Y及び13Bのうち選択され
たものが保持する色のトナ−が電位の高低に応じて付着
し、可視像が形成される。感光体ドラム8上に形成され
た可視像、つまりトナ−像は、転写チャ−ジャ16によ
って転写ベルト15上に転写される。4回の画像形成に
よって、転写ベルト15上にはC,M,Y及びBKの4
色のトナ−像が重なって形成される。更に、給紙カセッ
ト17又は18から給紙される転写紙が、レジストロ−
ラ22を介して転写ベルト15上に送り込まれ、転写ベ
ルト15上のトナ−像は転写チャ−ジャ23,24によ
って転写紙に転写する。トナ−像が転写された転写紙
は、分離チャ−ジャ25によって転写ベルト15から分
離され、定着ロ−ラ26を通ってトナ−像を定着した
後、排紙経路へ向かう。
ユニット42,除電ランプ43,メインチャ−ジャ4
4,現像ユニット14,転写ベルト15,転写チャ−ジ
ャ16等が設けられている。感光体ドラム8の表面は、
まずメインチャ−ジャ44によって均一に所定の高電位
に帯電する。この面に画像に対応するレ−ザ光が照射さ
れると、表面電位が変化し、画像つまりレ−ザ光のオン
/オフに応じて電位分布が形成される。この電位分布、
即ち静電潜像が現像ユニット14を通ると、4つある現
像器13C,13M,13Y及び13Bのうち選択され
たものが保持する色のトナ−が電位の高低に応じて付着
し、可視像が形成される。感光体ドラム8上に形成され
た可視像、つまりトナ−像は、転写チャ−ジャ16によ
って転写ベルト15上に転写される。4回の画像形成に
よって、転写ベルト15上にはC,M,Y及びBKの4
色のトナ−像が重なって形成される。更に、給紙カセッ
ト17又は18から給紙される転写紙が、レジストロ−
ラ22を介して転写ベルト15上に送り込まれ、転写ベ
ルト15上のトナ−像は転写チャ−ジャ23,24によ
って転写紙に転写する。トナ−像が転写された転写紙
は、分離チャ−ジャ25によって転写ベルト15から分
離され、定着ロ−ラ26を通ってトナ−像を定着した
後、排紙経路へ向かう。
【0013】図1に、図2に示す複写機のシステム主要
部の構成を示す。図1を参照すると、イメ−ジスキャナ
100で読取られた画像デ−タ(R,G,B)は、シフ
ト&変倍ユニット500を通り、色補正&UCR処理ユ
ニット600でC,M,Y,BKの4色の画像デ−タに
変換された後、プリンタ200に入力される。シフト&
変倍ユニット500が出力する画像デ−タは有効画像デ
−タ検出ユニット700にも入力される。また有効画像
デ−タ検出ユニット700が出力する信号VALIDは
領域サイズ検出ユニット800に入力される。この複写
機全体の制御は、システムコントロ−ラ300によって
実行される。オペレ−タからの入力は操作ボ−ド400
に設けられた各種のキ−スイッチ(図示せず)によって
行なわれ、オペレ−タに対する表示は操作ボ−ド400
に設けられた各種の表示器(図示せず)によって行なわ
れる。この実施例の複写機においては、自動シフト,自
動拡大/縮小,及び自動用紙選択の特別な3つのモ−ド
が設けられており、それらのモ−ドを指定するためのキ
−スイッチも操作ボ−ド400に備わっている。
部の構成を示す。図1を参照すると、イメ−ジスキャナ
100で読取られた画像デ−タ(R,G,B)は、シフ
ト&変倍ユニット500を通り、色補正&UCR処理ユ
ニット600でC,M,Y,BKの4色の画像デ−タに
変換された後、プリンタ200に入力される。シフト&
変倍ユニット500が出力する画像デ−タは有効画像デ
−タ検出ユニット700にも入力される。また有効画像
デ−タ検出ユニット700が出力する信号VALIDは
領域サイズ検出ユニット800に入力される。この複写
機全体の制御は、システムコントロ−ラ300によって
実行される。オペレ−タからの入力は操作ボ−ド400
に設けられた各種のキ−スイッチ(図示せず)によって
行なわれ、オペレ−タに対する表示は操作ボ−ド400
に設けられた各種の表示器(図示せず)によって行なわ
れる。この実施例の複写機においては、自動シフト,自
動拡大/縮小,及び自動用紙選択の特別な3つのモ−ド
が設けられており、それらのモ−ドを指定するためのキ
−スイッチも操作ボ−ド400に備わっている。
【0014】有効画像デ−タ検出ユニット700の具体
的な構成を図3に示す。図3を参照するとこのユニット
にはラッチ(Dタイプフリップフロップ)701,70
2,703,減算器704,705,706,デジタル
比較器707,708,709,及びナンドゲ−ト71
0が備わっている。入力される画像デ−タ(R,G,B
各々の濃度)は時系列信号であり、画素毎にクロックパ
ルスCLKに同期して現われる。これらの画像デ−タ
は、ラッチ701〜703の入力に印加されると同時
に、減算器704〜706の入力端子Bに印加される。
ラッチ701〜703は、クロックパルスCLKが現わ
れる毎に保持デ−タを更新するので、常に1画素前の画
素の濃度デ−タを保持している。従って減算器704〜
706の入力端子Aには前画素の濃度デ−タ、入力端子
Bには現在の画素の濃度デ−タがそれぞれ印加される。
減算器704〜706の出力端子Sには、前画素と現画
素との濃度差(A−B)が現われる。これらの濃度差は
比較器707〜709の入力端子Pに各々印加される。
比較器707〜709の他方の入力端子Qには、それぞ
れ予め定めたしきい値(システムコントロ−ラが出力)
が印加される。比較器707〜709の比較結果(P>
Q)がナンドゲ−ト710に印加され、該ゲ−ト710
の出力が有効信号VALIDになる。つまりこの実施例
では、R,G,Bのうち1色でも、前画素と現画素との
濃度差がしきい値以上である場合に、信号VALIDが
有効レベル(H)になる。
的な構成を図3に示す。図3を参照するとこのユニット
にはラッチ(Dタイプフリップフロップ)701,70
2,703,減算器704,705,706,デジタル
比較器707,708,709,及びナンドゲ−ト71
0が備わっている。入力される画像デ−タ(R,G,B
各々の濃度)は時系列信号であり、画素毎にクロックパ
ルスCLKに同期して現われる。これらの画像デ−タ
は、ラッチ701〜703の入力に印加されると同時
に、減算器704〜706の入力端子Bに印加される。
ラッチ701〜703は、クロックパルスCLKが現わ
れる毎に保持デ−タを更新するので、常に1画素前の画
素の濃度デ−タを保持している。従って減算器704〜
706の入力端子Aには前画素の濃度デ−タ、入力端子
Bには現在の画素の濃度デ−タがそれぞれ印加される。
減算器704〜706の出力端子Sには、前画素と現画
素との濃度差(A−B)が現われる。これらの濃度差は
比較器707〜709の入力端子Pに各々印加される。
比較器707〜709の他方の入力端子Qには、それぞ
れ予め定めたしきい値(システムコントロ−ラが出力)
が印加される。比較器707〜709の比較結果(P>
Q)がナンドゲ−ト710に印加され、該ゲ−ト710
の出力が有効信号VALIDになる。つまりこの実施例
では、R,G,Bのうち1色でも、前画素と現画素との
濃度差がしきい値以上である場合に、信号VALIDが
有効レベル(H)になる。
【0015】図4は有効画像デ−タ検出ユニット700
の変形例である。この例では、画像デ−タの各画素の濃
度レベルの絶対値をしきい値と比較することによって、
有効画像デ−タの有無を識別している。ラッチ711,
712及び713は、システムコントロ−ラと接続さ
れ、各色(R,G,B)のしきい値を保持する。これら
のしきい値が、デジタル比較器714,715及び71
6に印加される。
の変形例である。この例では、画像デ−タの各画素の濃
度レベルの絶対値をしきい値と比較することによって、
有効画像デ−タの有無を識別している。ラッチ711,
712及び713は、システムコントロ−ラと接続さ
れ、各色(R,G,B)のしきい値を保持する。これら
のしきい値が、デジタル比較器714,715及び71
6に印加される。
【0016】図5に領域サイズ検出ユニット800の構
成を示す。カウンタ801は、各主走査毎に、主走査方
向の画素毎に現われるクロックパルスCLKを計数し、
主走査方向の画素位置をその出力端子Qから出力する。
計数値は、各主走査の開始前にライン同期信号LSYN
Cによってクリアされる。ラッチ802は、有効画素が
検出される毎に、カウンタ801の出力する位置情報を
入力し保持デ−タを更新する。つまり、有効信号VAL
IDがHになると、ゲ−ト803が開き、クロックパル
スCLKがゲ−ト803を介してラッチ802に印加さ
れるので、このパルスが印加される毎にラッチ802の
内容が新しい位置情報に更新される。ラッチ802が出
力する位置情報は、次のラッチ804とデジタル比較器
805に印加される。ラッチ804は、走査を開始する
時に、システムコントロ−ラ300の出力するスタ−ト
信号STARTによってクリアされる。比較器805
は、ラッチ802がその出力端子Qから出力する位置情
報とラッチ804がその出力端子Qから出力する情報と
を比較し、比較結果をその出力端子P>Qから出力す
る。例えば最初は、ラッチ804の出力が0であるた
め、ラッチ802の出力が1以上であれば、P>QがL
レベルになり、ゲ−ト806が開いて、クロックパルス
CLKがゲ−ト806を介してラッチ804のトリガ入
力に印加され、ラッチ802の出力する位置情報がラッ
チ804にも保持される。1つの主走査ライン中では、
有効信号VALIDが現われた最右端の画素位置(最大
値)がラッチ804に保持される。また別の主走査ライ
ンにおいて、前の主走査ラインよりも大きな値の画素位
置で有効信号VALIDが現われると、比較器805の
比較結果がP>Qになるので、その場合にはラッチ80
4の内容は新しい位置情報(ラッチ802の出力)によ
って更新される。最終的には、ラッチ804が出力する
信号MAX_Yは、実際に有効な画像が存在する領域の
主走査方向位置の最大値になる。
成を示す。カウンタ801は、各主走査毎に、主走査方
向の画素毎に現われるクロックパルスCLKを計数し、
主走査方向の画素位置をその出力端子Qから出力する。
計数値は、各主走査の開始前にライン同期信号LSYN
Cによってクリアされる。ラッチ802は、有効画素が
検出される毎に、カウンタ801の出力する位置情報を
入力し保持デ−タを更新する。つまり、有効信号VAL
IDがHになると、ゲ−ト803が開き、クロックパル
スCLKがゲ−ト803を介してラッチ802に印加さ
れるので、このパルスが印加される毎にラッチ802の
内容が新しい位置情報に更新される。ラッチ802が出
力する位置情報は、次のラッチ804とデジタル比較器
805に印加される。ラッチ804は、走査を開始する
時に、システムコントロ−ラ300の出力するスタ−ト
信号STARTによってクリアされる。比較器805
は、ラッチ802がその出力端子Qから出力する位置情
報とラッチ804がその出力端子Qから出力する情報と
を比較し、比較結果をその出力端子P>Qから出力す
る。例えば最初は、ラッチ804の出力が0であるた
め、ラッチ802の出力が1以上であれば、P>QがL
レベルになり、ゲ−ト806が開いて、クロックパルス
CLKがゲ−ト806を介してラッチ804のトリガ入
力に印加され、ラッチ802の出力する位置情報がラッ
チ804にも保持される。1つの主走査ライン中では、
有効信号VALIDが現われた最右端の画素位置(最大
値)がラッチ804に保持される。また別の主走査ライ
ンにおいて、前の主走査ラインよりも大きな値の画素位
置で有効信号VALIDが現われると、比較器805の
比較結果がP>Qになるので、その場合にはラッチ80
4の内容は新しい位置情報(ラッチ802の出力)によ
って更新される。最終的には、ラッチ804が出力する
信号MAX_Yは、実際に有効な画像が存在する領域の
主走査方向位置の最大値になる。
【0017】一方、カウンタ810は、スタ−ト信号S
TARTでクリアされた後、ライン同期信号LSYNC
の数、即ち副走査方向の走査位置を計数する。フリップ
フロップ809は、ライン同期信号LSYNCが現われ
る毎にクリアされ、有効信号VALIDが現われるとそ
の出力端子QをHに保持する。つまり、主走査ライン毎
に、有効信号VALIDが現われると1つのパルスを出
力する。このパルスはラッチ811にトリガパルスとし
て印加され、それが印加される時にカウンタ810の出
力する副走査位置情報がラッチ811に入力され保持さ
れる。走査が終了した時点では、有効信号VALIDの
現われた最大の副走査方向の位置情報MAX_Xをラッ
チ811が保持している。これらの最大位置情報MAX
_Y及びMAX_Xは、システムコントロ−ラ300に
よって読取られる。
TARTでクリアされた後、ライン同期信号LSYNC
の数、即ち副走査方向の走査位置を計数する。フリップ
フロップ809は、ライン同期信号LSYNCが現われ
る毎にクリアされ、有効信号VALIDが現われるとそ
の出力端子QをHに保持する。つまり、主走査ライン毎
に、有効信号VALIDが現われると1つのパルスを出
力する。このパルスはラッチ811にトリガパルスとし
て印加され、それが印加される時にカウンタ810の出
力する副走査位置情報がラッチ811に入力され保持さ
れる。走査が終了した時点では、有効信号VALIDの
現われた最大の副走査方向の位置情報MAX_Xをラッ
チ811が保持している。これらの最大位置情報MAX
_Y及びMAX_Xは、システムコントロ−ラ300に
よって読取られる。
【0018】図6に、シフト&変倍ユニット500の一
部分(R,G,Bの1つに対応する回路:但し主走査方
向のみ)の構成を示す。図6を参照して説明する。入力
デ−タ(R,G,B)は、2組のラインバッファメモリ
501及び502のいずれか一方を通り、デ−タセレク
タ504を通って出力デ−タになる。但し、ラッチ51
1が保持するスタ−トアドレスとラッチ512が保持す
るエンドアドレスとの間の有効画像領域の外側では、ラ
ッチ503の保持する白レベルデ−タがデ−タセレクタ
504で選択され出力デ−タとなる。なおラッチ503
の白レベルデ−タは、予めシステムコントロ−ラ300
が設定するものであり、その濃度レベルはイメ−ジスキ
ャナ100が圧板50の内側の白部分を読取った時の濃
度と一致するように設定される。
部分(R,G,Bの1つに対応する回路:但し主走査方
向のみ)の構成を示す。図6を参照して説明する。入力
デ−タ(R,G,B)は、2組のラインバッファメモリ
501及び502のいずれか一方を通り、デ−タセレク
タ504を通って出力デ−タになる。但し、ラッチ51
1が保持するスタ−トアドレスとラッチ512が保持す
るエンドアドレスとの間の有効画像領域の外側では、ラ
ッチ503の保持する白レベルデ−タがデ−タセレクタ
504で選択され出力デ−タとなる。なおラッチ503
の白レベルデ−タは、予めシステムコントロ−ラ300
が設定するものであり、その濃度レベルはイメ−ジスキ
ャナ100が圧板50の内側の白部分を読取った時の濃
度と一致するように設定される。
【0019】2組のラインバッファメモリ501及び5
02は、主走査1ライン毎に互いに交互に利用され、一
方がデ−タの書込み動作を行なう時には他方がデ−タの
読出し動作を行ない、一方がデ−タの読出し動作を行な
う時には他方がデ−タの書込み動作を行なうように制御
される(具体的な回路は省略)。各々のラインバッファ
メモリは、主走査1ライン分の全画素を記憶できる容量
を有している。DI,DO,AW及びARは、それぞれ
デ−タ入力端子,デ−タ出力端子,書込みアドレス端
子,及び読出しアドレス端子を示している。カウンタ5
05は、2つのラインバッファメモリ501,502の
ための書込みアドレス情報を生成するものであり、ライ
ン同期信号LSYNCによってクリアされ、画素毎のタ
イミングで現われる書込みクロックWCLKを計数す
る。実際には、書込みクロックWCLKは、画像変倍の
ために設けられたゲ−ト回路520を介してカウンタ5
05に印加される。カウンタ510は、2つのラインバ
ッファメモリ501,502のための読出しアドレス情
報を生成するものであり、ライン同期信号LSYNCに
よって初期化され、画素毎のタイミングで現われる読出
しクロックRCLKを計数する。実際には、読出しクロ
ックRCLKは、画像変倍のために設けられたゲ−ト回
路530を介してカウンタ510に印加される。また、
カウンタ510は計数値のプリセット機能を有してお
り、ラッチ509に設定されるプリセットデ−タを、ラ
イン同期信号LSYNCに同期してロ−ド(プリセッ
ト)する。このプリセットデ−タは、画像シフトのため
に利用される。
02は、主走査1ライン毎に互いに交互に利用され、一
方がデ−タの書込み動作を行なう時には他方がデ−タの
読出し動作を行ない、一方がデ−タの読出し動作を行な
う時には他方がデ−タの書込み動作を行なうように制御
される(具体的な回路は省略)。各々のラインバッファ
メモリは、主走査1ライン分の全画素を記憶できる容量
を有している。DI,DO,AW及びARは、それぞれ
デ−タ入力端子,デ−タ出力端子,書込みアドレス端
子,及び読出しアドレス端子を示している。カウンタ5
05は、2つのラインバッファメモリ501,502の
ための書込みアドレス情報を生成するものであり、ライ
ン同期信号LSYNCによってクリアされ、画素毎のタ
イミングで現われる書込みクロックWCLKを計数す
る。実際には、書込みクロックWCLKは、画像変倍の
ために設けられたゲ−ト回路520を介してカウンタ5
05に印加される。カウンタ510は、2つのラインバ
ッファメモリ501,502のための読出しアドレス情
報を生成するものであり、ライン同期信号LSYNCに
よって初期化され、画素毎のタイミングで現われる読出
しクロックRCLKを計数する。実際には、読出しクロ
ックRCLKは、画像変倍のために設けられたゲ−ト回
路530を介してカウンタ510に印加される。また、
カウンタ510は計数値のプリセット機能を有してお
り、ラッチ509に設定されるプリセットデ−タを、ラ
イン同期信号LSYNCに同期してロ−ド(プリセッ
ト)する。このプリセットデ−タは、画像シフトのため
に利用される。
【0020】カウンタ510の出力する読出しアドレス
情報は、デジタル比較器506によって、予めラッチ5
11に保持されたスタ−トアドレスと比較されるととも
に、デジタル比較器507によって、予めラッチ512
に保持されたエンドアドレスと比較される。2つの比較
器506,507の比較結果(P>Q)はゲ−ト508
を介してデ−タセレクタ504に選択信号として印加さ
れる。読出しカウンタ510の出力する主走査位置がス
タ−トアドレスとエンドアドレスの間、つまり有効な画
像デ−タの存在する範囲内にある時にはラインバッファ
メモリ501又は502の出力する画像デ−タが、主走
査位置が有効画像領域の範囲外にある時にはラッチ50
3の出力する白レベルデ−タが、それぞれデ−タセレク
タ504から出力される。スタ−トアドレス及びエンド
アドレスは、領域サイズ検出ユニット800によって検
出された情報(MAX_Y,MAX_X)に基づいてシ
ステムコントロ−ラ300が決定し各ラッチに設定す
る。なお図6では領域の主走査方向のみに対応する回路
を示してあるが、領域の副走査方向についても同様に副
走査方向の位置を検出するカウンタと副走査位置を判定
する比較器によって構成することができる。
情報は、デジタル比較器506によって、予めラッチ5
11に保持されたスタ−トアドレスと比較されるととも
に、デジタル比較器507によって、予めラッチ512
に保持されたエンドアドレスと比較される。2つの比較
器506,507の比較結果(P>Q)はゲ−ト508
を介してデ−タセレクタ504に選択信号として印加さ
れる。読出しカウンタ510の出力する主走査位置がス
タ−トアドレスとエンドアドレスの間、つまり有効な画
像デ−タの存在する範囲内にある時にはラインバッファ
メモリ501又は502の出力する画像デ−タが、主走
査位置が有効画像領域の範囲外にある時にはラッチ50
3の出力する白レベルデ−タが、それぞれデ−タセレク
タ504から出力される。スタ−トアドレス及びエンド
アドレスは、領域サイズ検出ユニット800によって検
出された情報(MAX_Y,MAX_X)に基づいてシ
ステムコントロ−ラ300が決定し各ラッチに設定す
る。なお図6では領域の主走査方向のみに対応する回路
を示してあるが、領域の副走査方向についても同様に副
走査方向の位置を検出するカウンタと副走査位置を判定
する比較器によって構成することができる。
【0021】各主走査ラインにおいて、カウンタ505
の計数値は0,1,2,3,4,・・・と0から順番に変
化するので、入力デ−タの1番目,2番目,3番目,・・
・の画素デ−タは、それぞれラインバッファメモリ50
1又は502のアドレス0,1,2,3,・・・に記憶さ
れる。ところがカウンタ510には、ライン同期信号L
SYNCに同期して、ラッチ509の出力するシフトデ
−タがプリセットされるので、シフトデ−タの値をY0
とすれば、カウンタ510の計数値は各主走査ラインに
おいて、Y0,Y0+1,Y0+2,Y0+3,・・・・と
変化する。つまりラインバッファメモリ501,502
からデ−タ読出しを行なう順番は、デ−タ書込みを行な
った順番と同一ではなく、シフトデ−タに設定された初
期値Y0によって読出し開始位置が変わる。実際には、
主走査を左から右に向かって行なうと仮定すれば、Y0
をプラスの値にする時は、読出しデ−タの画像は書込み
デ−タの画像に比べて左側に移動(シフト)し、Y0を
マイナスの値にする時には、読出しデ−タの画像は書込
みデ−タの画像に比べて右側に移動する。つまり、シフ
ト量Y0を調整することによって、コピ−画像の位置を
調整することができる。なお副走査方向については、プ
リンタにおける画像形成のタイミングと転写紙の送り込
みのタイミングとをずらすことによって画像のシフトを
実行することができる。
の計数値は0,1,2,3,4,・・・と0から順番に変
化するので、入力デ−タの1番目,2番目,3番目,・・
・の画素デ−タは、それぞれラインバッファメモリ50
1又は502のアドレス0,1,2,3,・・・に記憶さ
れる。ところがカウンタ510には、ライン同期信号L
SYNCに同期して、ラッチ509の出力するシフトデ
−タがプリセットされるので、シフトデ−タの値をY0
とすれば、カウンタ510の計数値は各主走査ラインに
おいて、Y0,Y0+1,Y0+2,Y0+3,・・・・と
変化する。つまりラインバッファメモリ501,502
からデ−タ読出しを行なう順番は、デ−タ書込みを行な
った順番と同一ではなく、シフトデ−タに設定された初
期値Y0によって読出し開始位置が変わる。実際には、
主走査を左から右に向かって行なうと仮定すれば、Y0
をプラスの値にする時は、読出しデ−タの画像は書込み
デ−タの画像に比べて左側に移動(シフト)し、Y0を
マイナスの値にする時には、読出しデ−タの画像は書込
みデ−タの画像に比べて右側に移動する。つまり、シフ
ト量Y0を調整することによって、コピ−画像の位置を
調整することができる。なお副走査方向については、プ
リンタにおける画像形成のタイミングと転写紙の送り込
みのタイミングとをずらすことによって画像のシフトを
実行することができる。
【0022】次に、入力画像とコピ−画像との倍率調整
について説明する。例えばラインバッファメモリ501
(502)のアドレス0,1,2,3,4,・・・に、そ
れぞれ1番目,2番目,3番目,4番目,・・・の画素の
デ−タが予め書込んであるとすれば、読出しの際に、ア
ドレス0,0,1,1,2,2,3,3,・・・・のデ−タ
を順番にアクセスすれば、つまり同一の画素デ−タを2
回ずつ読み出せば主走査方向に画像を2倍に拡大したデ
−タが得られる。また例えば、1番目,2番目,3番
目,4番目,・・・の画素のデ−タを、予めラインバッフ
ァメモリ501(502)のアドレス0,0,1,1,
2,2,・・・に順番に書込んでおいた場合、アドレス
0,1,2,3,・・・・の順にデ−タを読出せば、偶数番
目のデ−タだけが現われるので、主走査方向に1/2に
縮小した画像のデ−タが得られる。このような倍率調整
は、カウンタ505に接続したゲ−ト回路520及びカ
ウンタ510に接続したゲ−ト回路530によって、入
力パルスを調整することによって実現される。
について説明する。例えばラインバッファメモリ501
(502)のアドレス0,1,2,3,4,・・・に、そ
れぞれ1番目,2番目,3番目,4番目,・・・の画素の
デ−タが予め書込んであるとすれば、読出しの際に、ア
ドレス0,0,1,1,2,2,3,3,・・・・のデ−タ
を順番にアクセスすれば、つまり同一の画素デ−タを2
回ずつ読み出せば主走査方向に画像を2倍に拡大したデ
−タが得られる。また例えば、1番目,2番目,3番
目,4番目,・・・の画素のデ−タを、予めラインバッフ
ァメモリ501(502)のアドレス0,0,1,1,
2,2,・・・に順番に書込んでおいた場合、アドレス
0,1,2,3,・・・・の順にデ−タを読出せば、偶数番
目のデ−タだけが現われるので、主走査方向に1/2に
縮小した画像のデ−タが得られる。このような倍率調整
は、カウンタ505に接続したゲ−ト回路520及びカ
ウンタ510に接続したゲ−ト回路530によって、入
力パルスを調整することによって実現される。
【0023】ゲ−ト回路520の構成を図7に示す。な
おゲ−ト回路530の構成及び動作はゲ−ト回路520
と同様である。図7を参照して説明する。カウンタ52
1,デジタル比較器522及びラッチ523はN進カウ
ンタを構成している。即ち、カウンタ521はクロック
パルスWCLKを計数するが、計数値がラッチ523に
保持されたNになる毎に、比較器522の出力によって
クリアされる。例えばNが4であれば計数値は0,1,
2,3,0,1,2・・・になる。デジタル比較器524
及び525は一致検出回路であり、それぞれラッチ52
6及び527に保持された値とカウンタ521の出力値
とが一致する毎に一致信号を出力する。この一致信号が
現われると、オアゲ−ト529を介してアンドゲ−ト5
28が閉じるように制御され、それが閉である時には1
つのパルス出力が禁止される。例えば、クロックパルス
WCLKが1,2,3,4,5,・・・・番目の各画素のタ
イミングで現われる時に、3番目のパルスの時に一致信
号が現われると、出力パルスWCK2は1,2,4,
5,・・・では現われるが3番目の画素のタイミングでは
現われない。ラッチ523,526及び527は、シス
テムコントロ−ラ300と接続されており、各々必要に
応じて所定の値が設定される。
おゲ−ト回路530の構成及び動作はゲ−ト回路520
と同様である。図7を参照して説明する。カウンタ52
1,デジタル比較器522及びラッチ523はN進カウ
ンタを構成している。即ち、カウンタ521はクロック
パルスWCLKを計数するが、計数値がラッチ523に
保持されたNになる毎に、比較器522の出力によって
クリアされる。例えばNが4であれば計数値は0,1,
2,3,0,1,2・・・になる。デジタル比較器524
及び525は一致検出回路であり、それぞれラッチ52
6及び527に保持された値とカウンタ521の出力値
とが一致する毎に一致信号を出力する。この一致信号が
現われると、オアゲ−ト529を介してアンドゲ−ト5
28が閉じるように制御され、それが閉である時には1
つのパルス出力が禁止される。例えば、クロックパルス
WCLKが1,2,3,4,5,・・・・番目の各画素のタ
イミングで現われる時に、3番目のパルスの時に一致信
号が現われると、出力パルスWCK2は1,2,4,
5,・・・では現われるが3番目の画素のタイミングでは
現われない。ラッチ523,526及び527は、シス
テムコントロ−ラ300と接続されており、各々必要に
応じて所定の値が設定される。
【0024】例えば、ラッチ523に設定するNの値を
4とし、ラッチ526に設定する値を2とすれば(ラッ
チ527には5以上を設定)、入力パルス(WCLK)
の4パルス毎の周期で、計数値が2になる毎に出力パル
ス(WCK2)が欠落するので、出力パルス数は3/4
になり、パルスが欠落する度に画素デ−タが間引かれる
ので、その結果3/4に画像が縮小される。同様に、ラ
ッチ523に設定するNの値を3とし、ラッチ526に
設定する値を2とすれば(ラッチ527には4以上を設
定)、入力パルス(WCLK)の3パルス毎の周期で、
計数値が2になる毎に出力パルス(WCK2)が欠落す
るので、出力パルス数は2/3になり、2/3に画像が
縮小される。またラッチ523に設定するNの値を5と
し、ラッチ526に設定する値を2、ラッチ527に4
を設定すれば、入力パルス(WCLK)の5パルス毎の
周期で、計数値が2及び4になる毎に出力パルス(WC
K2)が欠落するので、出力パルス数は3/5になり、
3/5に画像が縮小される。倍率を1/2にするには、
Nを2とし、ラッチ526(又は527)に1又は0の
値を設定すればよい。ゲ−ト回路530に対してこのよ
うなパラメ−タの設定を行なえば、逆に画像の拡大を行
なうことができる。
4とし、ラッチ526に設定する値を2とすれば(ラッ
チ527には5以上を設定)、入力パルス(WCLK)
の4パルス毎の周期で、計数値が2になる毎に出力パル
ス(WCK2)が欠落するので、出力パルス数は3/4
になり、パルスが欠落する度に画素デ−タが間引かれる
ので、その結果3/4に画像が縮小される。同様に、ラ
ッチ523に設定するNの値を3とし、ラッチ526に
設定する値を2とすれば(ラッチ527には4以上を設
定)、入力パルス(WCLK)の3パルス毎の周期で、
計数値が2になる毎に出力パルス(WCK2)が欠落す
るので、出力パルス数は2/3になり、2/3に画像が
縮小される。またラッチ523に設定するNの値を5と
し、ラッチ526に設定する値を2、ラッチ527に4
を設定すれば、入力パルス(WCLK)の5パルス毎の
周期で、計数値が2及び4になる毎に出力パルス(WC
K2)が欠落するので、出力パルス数は3/5になり、
3/5に画像が縮小される。倍率を1/2にするには、
Nを2とし、ラッチ526(又は527)に1又は0の
値を設定すればよい。ゲ−ト回路530に対してこのよ
うなパラメ−タの設定を行なえば、逆に画像の拡大を行
なうことができる。
【0025】また、図7には示してないが、副走査方向
についても同様に、ラインバッファメモリ501,50
2に対する書込みライン位置と読出しライン位置との対
応を変えることによって画像の拡大及び縮小を行なうこ
とができる。
についても同様に、ラインバッファメモリ501,50
2に対する書込みライン位置と読出しライン位置との対
応を変えることによって画像の拡大及び縮小を行なうこ
とができる。
【0026】図8にシステムコントロ−ラ300の特徴
的な処理に関する動作の概要を示し、図9に各モ−ドに
おける原稿画像とコピ−画像との対応を示す。図8のス
テップS1では、プレスキャンを実行する。即ち、プリ
ンタ200を待機させたまま、イメ−ジスキャナ100
で原稿画像を読取り、有効画像領域の大きさを測定す
る。次のステップS2では、領域サイズ検出ユニット8
00が出力する領域サイズ情報(MAX_Y,MAX_
X)を入力する。続くステップS3では、現在設定され
ているモ−ドを識別する。モ−ドが「自動シフト」であ
れば次にステップS4に進み、モ−ドが「自動拡大/縮
小」であれば次にステップS5に進み、モ−ドが「自動
用紙選択」であれば次にステップS6に進む。
的な処理に関する動作の概要を示し、図9に各モ−ドに
おける原稿画像とコピ−画像との対応を示す。図8のス
テップS1では、プレスキャンを実行する。即ち、プリ
ンタ200を待機させたまま、イメ−ジスキャナ100
で原稿画像を読取り、有効画像領域の大きさを測定す
る。次のステップS2では、領域サイズ検出ユニット8
00が出力する領域サイズ情報(MAX_Y,MAX_
X)を入力する。続くステップS3では、現在設定され
ているモ−ドを識別する。モ−ドが「自動シフト」であ
れば次にステップS4に進み、モ−ドが「自動拡大/縮
小」であれば次にステップS5に進み、モ−ドが「自動
用紙選択」であれば次にステップS6に進む。
【0027】「自動シフト」モ−ドの場合、まずステッ
プS4で記録紙サイズを入力する。即ち、操作ボ−ドか
らの指示によって、もしくは初期条件設定によって選択
された転写紙給紙系にセットされた記録紙のサイズを検
出し大きさを入力する。次のステップS7では、転写紙
上における右端余白と下端余白とを検出する。即ち、領
域サイズMAX_Y及びMAX_Xは、それぞれ有効画
像領域の右端位置及び下端位置に対応する(この例では
原稿の左上が走査の基準点)ので、記録紙サイズの主走
査方向長さ−MAX_Yを主走査方向のシフト量とし、
記録紙サイズの副走査方向長さ−MAX_Xを副走査方
向のシフト量とする。ステップS10では、計算したシ
フト量に基づいてラッチ509にパラメ−タを設定す
る。この自動シフト動作によって、図9に示すように有
効画像領域のコピ−像を記録紙の右側に移動させ、左端
に(パンチ穴などのために)余白を作ることができる。
プS4で記録紙サイズを入力する。即ち、操作ボ−ドか
らの指示によって、もしくは初期条件設定によって選択
された転写紙給紙系にセットされた記録紙のサイズを検
出し大きさを入力する。次のステップS7では、転写紙
上における右端余白と下端余白とを検出する。即ち、領
域サイズMAX_Y及びMAX_Xは、それぞれ有効画
像領域の右端位置及び下端位置に対応する(この例では
原稿の左上が走査の基準点)ので、記録紙サイズの主走
査方向長さ−MAX_Yを主走査方向のシフト量とし、
記録紙サイズの副走査方向長さ−MAX_Xを副走査方
向のシフト量とする。ステップS10では、計算したシ
フト量に基づいてラッチ509にパラメ−タを設定す
る。この自動シフト動作によって、図9に示すように有
効画像領域のコピ−像を記録紙の右側に移動させ、左端
に(パンチ穴などのために)余白を作ることができる。
【0028】「自動拡大/縮小」モ−ドの場合、まずス
テップS5で記録紙サイズを入力する。即ち、操作ボ−
ドからの指示によって、もしくは初期条件設定によって
選択された転写紙給紙系にセットされた記録紙のサイズ
を検出し大きさを入力する。次のステップS8では、有
効画像領域のサイズと記録紙のサイズとに基づいて、必
要なコピ−倍率の値を計算する。有効画像領域が記録紙
サイズよりも小さい時には図9に示すように拡大を実行
し、有効画像領域が記録紙サイズよりも大きい時には縮
小を実行する。ステップS11では、S8で計算された
コピ−倍率に基づき、前述のようにゲ−ト回路520又
は530のパラメ−タをセットする。
テップS5で記録紙サイズを入力する。即ち、操作ボ−
ドからの指示によって、もしくは初期条件設定によって
選択された転写紙給紙系にセットされた記録紙のサイズ
を検出し大きさを入力する。次のステップS8では、有
効画像領域のサイズと記録紙のサイズとに基づいて、必
要なコピ−倍率の値を計算する。有効画像領域が記録紙
サイズよりも小さい時には図9に示すように拡大を実行
し、有効画像領域が記録紙サイズよりも大きい時には縮
小を実行する。ステップS11では、S8で計算された
コピ−倍率に基づき、前述のようにゲ−ト回路520又
は530のパラメ−タをセットする。
【0029】「自動用紙選択」モ−ドの場合、まずステ
ップS6でコピ−倍率(操作ボ−ドからの指示、もしく
は初期条件設定によって選択された倍率)を入力する。
ステップS9では、有効画像サイズとコピ−倍率とに基
づいてコピ−画像の大きさを計算する。次のステップS
12では、計算されたコピ−画像が充分に入る、コピ−
画像よりも少し大きな記録紙サイズを選択するように
(図9参照)、プリンタの転写紙の給紙系(カセット)
を自動的に切換える。
ップS6でコピ−倍率(操作ボ−ドからの指示、もしく
は初期条件設定によって選択された倍率)を入力する。
ステップS9では、有効画像サイズとコピ−倍率とに基
づいてコピ−画像の大きさを計算する。次のステップS
12では、計算されたコピ−画像が充分に入る、コピ−
画像よりも少し大きな記録紙サイズを選択するように
(図9参照)、プリンタの転写紙の給紙系(カセット)
を自動的に切換える。
【0030】
【発明の効果】以上のとおり本発明によれば、原稿上の
有効画像領域を検出し、該領域の外側に対しては画像情
報を白レベル(503の出力レベル)によって補正する
ので、コピ−画像上からノイズ画像(原稿上の汚れなど
濃度の小さいもの又は濃度変化の小さいもの)を消去す
ることができる。また、検出した有効画像領域の大きさ
に応じて使用する転写紙サイズを自動的に選択したりコ
ピ−倍率を調整することによって、コピ−上の無駄な領
域(余白)を小さくしうる。更に、検出した有効画像領
域の大きさに応じて画像のシフトを行なうことによっ
て、パンチ穴などのために特別な余白を作ることができ
る。
有効画像領域を検出し、該領域の外側に対しては画像情
報を白レベル(503の出力レベル)によって補正する
ので、コピ−画像上からノイズ画像(原稿上の汚れなど
濃度の小さいもの又は濃度変化の小さいもの)を消去す
ることができる。また、検出した有効画像領域の大きさ
に応じて使用する転写紙サイズを自動的に選択したりコ
ピ−倍率を調整することによって、コピ−上の無駄な領
域(余白)を小さくしうる。更に、検出した有効画像領
域の大きさに応じて画像のシフトを行なうことによっ
て、パンチ穴などのために特別な余白を作ることができ
る。
【図1】 図2の複写機のシステム主要部を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】 実施例の複写機の機構部の構成を示す正面図
である。
である。
【図3】 図1の有効画像デ−タ検出ユニットの構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図4】 図1の有効画像デ−タ検出ユニットの変形実
施例を示すブロック図である。
施例を示すブロック図である。
【図5】 図1の領域サイズ検出ユニットの構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図6】 図1のシフト&変倍ユニットの構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図7】 図6のゲ−ト回路520の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図8】 図1のシステムコントロ−ラの特徴的な動作
を示すフロ−チャ−トである。
を示すフロ−チャ−トである。
【図9】 原稿,有効画像領域及びコピ−画像の関係を
示す平面図である。
示す平面図である。
1:コンタクトガラス 2:露光ランプ(露光手段) 3,4,5:ミラ− 6:レンズ 7:イメ−ジセンサ(撮像手段) 8:感
光体ドラム 13C,13M,13Y,13B:現像器 14:
現像ユニット 15:転写ベルト 16,23,24:転写チャ
−ジャ 17,18:給紙カセット 26:
定着ロ−ラ 44:メインチャ−ジャ 50:圧板(プラテンカバ
−) 100:イメ−ジスキャナ 200:プリンタ(記録手段) 300:シ
ステムコントロ−ラ 400:操作ボ−ド 500:シ
フト&変倍ユニット 501,502:ラインバッファメモリ 503,509,511,512:ラッチ 504:デ−タセレクタ(画像補正手段) 505,5
10:カウンタ 506,507:デジタル比較器 520,5
30:ゲ−ト回路 600:色補正&UCR処理ユニット 700:有効画像デ−タ検出ユニット 701〜70
3:ラッチ 704〜706:減算器 707〜70
9:デジタル比較器 800:領域サイズ検出ユニット 801,81
0:カウンタ 802,804,809,811:ラッチ 805:デジタル比較器
光体ドラム 13C,13M,13Y,13B:現像器 14:
現像ユニット 15:転写ベルト 16,23,24:転写チャ
−ジャ 17,18:給紙カセット 26:
定着ロ−ラ 44:メインチャ−ジャ 50:圧板(プラテンカバ
−) 100:イメ−ジスキャナ 200:プリンタ(記録手段) 300:シ
ステムコントロ−ラ 400:操作ボ−ド 500:シ
フト&変倍ユニット 501,502:ラインバッファメモリ 503,509,511,512:ラッチ 504:デ−タセレクタ(画像補正手段) 505,5
10:カウンタ 506,507:デジタル比較器 520,5
30:ゲ−ト回路 600:色補正&UCR処理ユニット 700:有効画像デ−タ検出ユニット 701〜70
3:ラッチ 704〜706:減算器 707〜70
9:デジタル比較器 800:領域サイズ検出ユニット 801,81
0:カウンタ 802,804,809,811:ラッチ 805:デジタル比較器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 1/393 (56)参考文献 特開 昭63−33972(JP,A) 特開 昭57−115069(JP,A) 特開 平1−160167(JP,A) 特開 平3−41579(JP,A) 特開 平2−33255(JP,A) 実開 平1−172774(JP,U) 実開 平1−57755(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/38 - 1/393 G06T 1/00 460 G06T 3/00 400
Claims (5)
- 【請求項1】原稿の背面と対向する部分が実質上白色で
原稿が配置される画像読取面の上方に配置されたプラテ
ンカバ−; 前記画像読取面を露光する露光手段; 前記画像読取面からの反射光を受光し該面を走査して各
走査位置の画像情報を読取る撮像手段; 該撮像手段が出力する画像情報を処理して原稿上の有効
な画像の存在をあらわす有効信号を生成する有効画像デ
ータ検出手段; 主走査方向の画素毎に現れるクロックパルスを計数し各
ライン上の有効信号の終わりの画素カウント値を、保持
する先行ラインの画素カウント値と比較して大きい方を
保持し、ライン同期信号を計数し有効信号の終わりのラ
インのラインカウント値を保持する領域検出手段; 及
び、 保持された画素カウント値とラインカウント値で規定さ
れる 有効画像領域の外側に対しては画像情報を前記白色
の部分に対応するレベルで補正する画像補正手段; を備える画像処理装置。 - 【請求項2】 前記有効画像データ検出手段は、時系列
情報として入力される画像情報の濃度レベル変化の大き
さに基づいてその画像情報が有効か否かを識別しその結
果を表す前記有効信号を生成する、請求項1記載の画像
処理装置。 - 【請求項3】 前記有効画像データ検出手段は、入力さ
れる画像情報の濃度レベルを、所定のしきい値と比較し
てその画像情報が有効か否かを識別しその結果を表す前
記有効信号を生成する、請求項1記載の画像処理装置。 - 【請求項4】 複数サイズの記録媒体が選択可能な記録
手段を含み、検出された有効画像領域の大きさに基づい
て使用する記録媒体のサイズを自動的に選択する、請求
項1記載の画像処理装置。 - 【請求項5】 記録手段を含み、前記画像補正手段は画
像変倍手段及び画像シフト手段を含み、検出された有効
画像領域の大きさと位置及び使用する記録媒体の大きさ
と位置に基づいて画像変倍及び画像シフトの少なくとも
一方を実行する、請求項1記載の画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03844091A JP3197018B2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03844091A JP3197018B2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 画像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04276981A JPH04276981A (ja) | 1992-10-02 |
JP3197018B2 true JP3197018B2 (ja) | 2001-08-13 |
Family
ID=12525366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03844091A Expired - Fee Related JP3197018B2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3197018B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2733146B2 (ja) * | 1991-04-09 | 1998-03-30 | 三菱電機株式会社 | 画像処理装置 |
JP3997696B2 (ja) * | 2000-07-07 | 2007-10-24 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 画像処理のための装置、方法及び記録媒体 |
JP4136696B2 (ja) * | 2003-02-12 | 2008-08-20 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置および画像形成方法 |
-
1991
- 1991-03-05 JP JP03844091A patent/JP3197018B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH04276981A (ja) | 1992-10-02 |
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