JP3262360B2 - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法

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JP3262360B2
JP3262360B2 JP03344692A JP3344692A JP3262360B2 JP 3262360 B2 JP3262360 B2 JP 3262360B2 JP 03344692 A JP03344692 A JP 03344692A JP 3344692 A JP3344692 A JP 3344692A JP 3262360 B2 JP3262360 B2 JP 3262360B2
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弘幸 市川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像処理装置及び画像
処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばデジタル複写機では、原稿
をハロゲンランプ等で照射し、その反射光をCCD等の
電荷結合素子を用いて光電変換した後、デジタル信号に
変換し、所定の処理を行った後、レーザープリンター、
液晶プリンター、サーマルプリンター、インクジェット
プリンター等の記録装置を用い画像を形成している。
【0003】ところで、かかるデジタル複写機では、入
力画像情報より有彩色であるか、無彩色であるかを判定
し、有彩色部分のみ入力画像の特定の色情報を認識する
色認識回路を用い色認識を行った後、その情報を用いて
色毎に異なるパターンに置き換える等の画像処理を行
い、記録装置で画像を形成する等の機能が提案されてい
る。そして、有彩色無彩色の判定方法としては、最も簡
単な回路構成で実現できる方法として、たとえば、R、
G、B(レッド、グリーン、ブルー)入力に対し、その
最大レベル値と最小レベル値との差を求め、その差分の
大小に応じ、無彩色、あるいは有彩色を判定する方法が
提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、カ
ラースキャナー等の実際の読み取り系においては、例え
ば、照明光の原稿台ガラスからの照り返し、あるいは、
フレア光による影響等により、同じ無彩色成分でも原稿
の濃度(明暗)に応じて、最大値と最小値の差分が異な
ってしまうという問題がある。
【0005】そのため、入力画像が無彩色であるか有彩
色であるかを判定する際の精度が悪くなってしまうこと
がある。
【0006】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、入力画像の有彩/無彩を精度良く判定できる
画像処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1の発明は、入力画像の濃度を判別する判別
手段と、各濃度域に対し独立に設定される無彩色判定基
準から前記入力画像の濃度が含まれる濃度域に対して設
定される無彩色判定基準を選択する選択手段と、前記入
力画像に応じた画像信号が前記選択された無彩色判定基
準に含まれる場合に前記入力画像を無彩色と判定し、前
記入力画像に応じた画像信号が前記選択された無彩色判
定基準に含まれない場合に前記入力画像を有彩色と判定
する判定手段とを有することを特徴とする。また、請求
項2の発明は、入力画像の濃度を判別する判別工程と、
各濃度域に対し独立に設定される無彩色判定基準から前
記入力画像の濃度が含まれる濃度域に対して設定される
無彩色判定基準を選択する選択工程と、前記入力画像に
応じた画像信号が前記選択された無彩色判定基準に含ま
れる場合に前記入力画像を無彩色と判定し、前記入力画
像に応じた画像信号が前記選択された無彩色判定基準に
含まれない場合に前記入力画像を有彩色と判定する判定
工程とを有することを特徴とする。
【0008】
【実施例】[実施例1]図48は本発明の一実施例を示
す複写機の構成を説明する断面図である。
【0009】図において、1は原稿給送手段となる原稿
給送装置で、載置された原稿を1枚ずつあるいは2枚連
続に原稿台ガラス面2上の所定位置に給送する。3はラ
ンプ、走査ミラー5等で構成されるスキャナで、原稿給
送装置1により原稿台ガラス面2に載置されると、スキ
ャナが所定方向に往復走査されて原稿反射光を走査ミラ
ー5〜7を介してレンズ8を通過してイメージセンサ部
101に結像する。10はレーザスキャナで構成される
露光制御部で、コントローラ部CONTの画像信号制御
部から出力される画像データに基づいて変調された光ビ
ームを感光体11に照射する。12、13は現像器で、
感光体11に形成された静電潜像を所定色の現像剤(ト
ナー)で可視化する。14、15は被転写紙積載部で、
定形サイズの記録媒体が積載収納され、給送ローラの駆
動によりレジストローラ配設位置まで給送され感光体1
1に形成される画像との画像先端合せタイミングをとら
れた状態で再給紙される。
【0010】16は転写分離帯電器で、感光体11に現
像されたトナー像を被転写紙に転写した後、感光体11
より分離して搬送ベルトを介して定着部17で定着され
る。18は排紙ローラで、画像形成の終了した被転写紙
をトレー20に積載排紙する。19は方向フラッパで画
像形成の終了した被転写紙の搬送方向を排紙口と内部搬
送路方向に切り換え、多重/両面画像形成プロセスに備
える。
【0011】以下、記録媒体への画像形成について説明
する。
【0012】イメージセンサ部9に入力された画像信
号、すなわち後述するリーダ22からの入力信号は、C
PU25により制御される画像信号制御回路23によっ
て処理を施されてプリンタ制御部24に至る。プリンタ
制御部24に入力された信号は露光制御部10にて光信
号に変換されて画像信号に従い感光体11を照射する。
照射光によって感光体11上に作像された潜像は現像器
12にもしくは現像器13によって現像される。上記潜
像タイミングを合せて被転写紙積載部14もしくは被転
写紙積載部15より転写紙が搬送され、転写部16にお
いて、上記現像された像が転写される。転写された像
は、定着部17にて被転写紙に定着された後、排紙部1
8より装置外部に排出される。
【0013】また、両面記録時は、非転写紙が排紙セン
サ19を通過後、排紙部ローラ18を排紙方向と反対の
方向に回転させる。また、これと同時にフラッパ20を
上方に上げて複写済みの転写紙を搬送路22、23を介
して中間トレイ24に格納する。次に行う裏面記録時に
中間トレイ24に格納されている転写紙が給紙され、裏
面の転写が行われる。
【0014】また、多重記録時は、フラッパ21を上方
に上げて複写済みの転写紙を搬送路22、23の搬送路
を介して中間トレイ24に格納する。次に行う多重記録
に中間トレイ24に格納されている転写紙が給紙され、
多重転写が行われる。
【0015】図42は、本実施例の複写機における各種
編集及び複写等の設定を行う操作部を示す図である。ま
ず、操作パネル上の各種キーについて、その機能等説明
する。
【0016】図42において、5001は、画像形成装
置への通電を制御する電源スイッチである。5002
は、リセットキーでスタンバイ中は、標準モードに復帰
させるキーとして動作する。5003は、コピースター
トキーである。5004は、クリアキーであり、数値を
クリアするときに用いる。5005は、IDキーで、こ
のIDキー5005により特定の操作者に対して複写動
作を可能にし、上記以外の操作者に対しては、IDキー
によりIDを入力しない限り複写動作を禁止する事が可
能となる。5006は、ストップキーであり、コピーを
中断したり、中止したりする時に用いるキーである。5
007は、ガイドキーであり、各機能を知りたいときに
使用するキーである。5008は、上カーソルキーであ
り、各機能設定画面においてポインターを上に移動させ
るキーである。5009は、下カーソルキーであり、各
機能設定画面においてポインターを下に移動させるキー
である。5010は、右カーソルキーであり、各機能設
定画面においてはポインターを右に移動させるキーであ
る。5011は、左カーソルキーであり、各機能設定画
面においてはポインターを左に移動させるキーである。
5012は、OKキーであり、各機能設定画面におい
て、これで良い場合にこのキーを押す。5013は、各
機能設定画面において、5052の画面の右下に出力さ
れた事を実行するときにこのキーを押す。5014は、
定形縮小キーであり、定形サイズを他の定型サイズに縮
小するときに使用する。5015は、等倍コピーを選択
するときに使用する。5016は、定型拡大キーであ
り、定型サイズを他の定型サイズに拡大するときに使用
する。5017は、カセット選択キーであり、コピーす
るカセット段を選択する。5018は、コピー濃度調整
キーで、濃度を薄くする。5019は、AEキーであ
り、原稿の濃度に対してコピー濃度を自動的に調整す
る。5020は、コピー濃度調整キーで、濃度を濃くす
る。5021は、ソーターキーであり、ソーターの動作
を指定するキーである。5022は、予熱キーであり、
予熱モードのON/OFFに使用する。5023は、割
り込みキーであり、コピー中に割り込みしてコピーをし
たいときに押す。5024は、テンキーであり、数値の
入力を行うときに使用する。5025は、マーカー処理
キーであり、トリミング、マスキング、部分処理(輪
郭、網、影、ネガポジ)を設定する。5026は、パタ
ーン化キーであり、色をパターン化して、表現したり、
色を濃度差で表現したりするときに使用する。5027
は、色消去キーであり、後述の処理により特定色を消し
たいときに使用する。5028は、画質キーであり、画
質の設定を行うときに使用する。5029は、ネガポジ
キーであり、ネガポジを行うときに使用する。5030
は、イメージクリエイトキーであり、輪郭、影付け処
理、網処理、斜体、鏡像、イメージリピートを行うとき
に押す。5031は、トリミングキーであり、エリアを
指定し、トリミングをするときに使用する。5032
は、マスキングキーであり、エリアを指定し、マスキン
グをするときに使用する。5033は、部分処理キーで
あり、エリアを指定し、その後、部分処理(輪郭、網、
影、ネガポジ等)を設定する。5034は、枠消しキー
であり、モードに合せて枠消しを行うときに使用する。
モードは、シート枠消し(シートサイズに対して枠を作
成する。)、原稿枠消し(原稿サイズに合せて枠を作成
する。原稿サイズ指定有り。)、ブック枠消し(ブック
の見開きサイズに合せて枠と中央に空白を作成する。ブ
ック見開きサイズ指定有り。)がある。5035は、綴
じ代キーであり、用紙の一端に綴じ代を作成したいとき
に使用する。5036は、移動キーであり、移動を行い
たいときに使用する。移動には、平行移動(上下左
右)、センター移動、コーナー移動、指定移動(ポイン
ト移動)がある。5037は、ズームキーであり、複写
倍率を25%〜400%まで、1%刻みで設定できる。
又、主走査、副走査を独立に設定できる。5038は、
オート変倍キーであり、複写機のサイズに合せて自動的
に拡大縮小する。又、主走査、副走査を独立にオート変
倍できる。5039は、拡大連写キーであり、原稿を複
数枚に拡大して複写を行うときに使用する。5040
は、縮小レイアウトキーであり、2枚の原稿を1枚に拡
大縮小して複写を行うときに使用する。又、4枚の原稿
を拡大縮小して複写を行うときに使用する。5043
は、連写キーであり、原稿台ガラス面の複写領域を左右
に2分割し、自動的に2枚のコピーをする連続複写を行
いたいときに使用する(ページ連写、両面連写)。50
44は、両面キーであり、両面の出力を行いたいときに
使用する(片面両面、ページ連写両面、両面両面)。5
045は、多重キーであり、多重を行いたいときに使用
する(多重、ページ連写多重)。5046は、MCキー
であり、メモリーカードを使用するときに使用する。5
047は、プロジェクターキーであり、プロジェクター
を使用するときに使用する。5048は、プリンターキ
ーであり、プリンター時の設定を行うときに使用する。
5050は、原稿混載キーであり、フィーダーを使用し
てコピーを取るとき原稿サイズが混載しているときに使
用する。5051は、モードメモリキーであり、複写設
定された複写モードを登録するため、登録された複写モ
ードを呼び出すときに使用する。5052は、表示画面
であり、装置の状態、複写枚数、複写倍率、複写用紙サ
イズを表示し、複写モード設定中では、設定する内容を
表示する。
【0017】つぎに、図1を用い、本発明の画像処理装
置の全体ブロック構成について説明する。
【0018】原稿を図示しない露光ランプにより露光し
ながらランプをランプと直角方向(以降副走査)に移動
させその反射光をカラー(R、G、B)CCDイメージ
センサーで撮像し、得られたアナログ画像信号をA/D
変換器等でデジタル化しその後画像信号を処理、加工
し、図示しない熱転写型プリンタ、インクジェットプリ
ンタ、レーザービームプリンタ等に出力し画像を得るよ
うになっている。
【0019】(読み取り光学系)原稿は、まず図示しな
い露光ランプにより照射され反射光は、CCDイメージ
センサ101により色分解された画像信号が読み取られ
増幅回路103で所定レベルに増幅される。ここで、C
CDイメージセンサ101は、CCDドライバ102に
より駆動されている。図2は、本実施例で使用した3ラ
イン固体撮像素子を示すものである。
【0020】図2は、本実施例で使用した3ライン固体
撮像素子を示すものである。図2において、201は、
固体撮像素子の基盤。202、203、204は、各色
に対応する固体撮像素子アレイであり、207に示すよ
うな固体撮像素子が、アレイ状に配置されている。20
5、206は、3ラインアレイの間隔を示している。
R、G、Bの3原色に対応する3ラインセンサ間隔は、
画角に対応し決定される。図2に示す固体撮像素子を用
いたカラー画像読み取り装置の光学系を図3に示す。原
稿面301の画像情報は、結像光学系302との間に配
したミラー(図示しない)等により、ライン走査される
(図中副走査断面)と共に前記結像光学系302を介し
3色色分解用ブレーズド回折格子303によりカラー画
像読み取りにおける3色の光束に分離された後、各々対
応するラインセンサー304上に結像される。ここで、
3色分解用1次元ブレーズド回折格子について図4を用
い概略を説明する。3色分解用1次元ブレーズド回折格
子は、色分解方向に段階状格子が周期的に繰り返される
構造であり、例えば、周期ピッチP=60um、格子厚
d1=d2=3100um、媒質屈折率n=1、5とし
た場合、図示の如く入射光は、透過回折されて3方向に
分離される。なおここでは、色分解のために回折格子を
用いるが、ダイクロイックミラー、プリズム等の分光器
など、色成分に分解できるものであれば良い。
【0021】図5は、図2に示したCCDイメージセン
サーの駆動パルスのタイミングの一例を示すタイミング
チャートである。これら駆動パルスは、CCDドライバ
102で作られており、図6は、CCDドライバ102
の構成を示す図である。
【0022】入力されるsync信号を基準として全て
1つの発振源より出力されるクロック及び全て同期して
発生している分周クロックにより生成されており、各C
CDセンサへ与えられる駆動パルス群は、まったくジッ
ターの無い同期した信号としてCCDセンサに与えられ
る。CCD101で光電変換されたカラー画像信号は、
各色毎に増幅器103において所定の電圧値に独立に増
幅される。これら色毎の増幅器での増幅レベルは、図示
しないcpuにより各増幅器に電圧レベルとして与えら
れる。
【0023】所定レベルに増幅された各色画像信号は、
サンプルホールド回路(S/H)104において所定信
号レベルをサンプルホールドされる。サンプルホールド
されたアナログカラー画像信号は、A/D変換器105
においてアナログ信号からデジタル信号へと変換され、
黒補正/白補正回路106へと送られる。
【0024】(黒補正/白補正部)図7に黒補正/白補
正回路106の回路構成を示す。
【0025】図8の様に黒レベル出力は、センサーに入
力する光量が微少の時、画素間のバラツキ及びフレア等
により、暗部での出力レベルが本来の値より大きい。し
たがって、このまま画像を読み取ると、全体的に明るく
読み込みがされてしまう。本装置においては、原稿台上
になにもない状態で、原稿照明用ハロゲンランプをオン
にした状態でのCCD出力レベルを、A/D変換器10
5の前で、平均値が04H程度(8ビット読み取りのと
き)になる様オフセット調整を行い、かつ複写動作毎に
ハロゲンランプをオフした状態でのCCDからの暗出力
レベルとの和を複写動作時の信号より減算している。す
なわち、図7において、通常複写動作に先立ち、ホーム
ポジションにおいて、原稿照明用ハロゲンランプをオフ
し、その時のデータをRAM706に取り込む。当然こ
の動作時、レジスター701には0がセットされてお
り、減算器702は、スルー状態となっている。ビデオ
データはセレクター703、バッファー704を介し、
RAM706に入力される。又RAM706のアドレス
は、HSYNCによりロードされるアドレスカウンター
708の出力がセレクター707で選択され、RAM7
06のアドレスに入力される。データがRAM706に
入力された後、図示しないCPUにより、レジスター7
12に所定の値がラッチされ、RAM706はCPUに
アクセス可能となる。CPUはRAM706に書き込ま
れたビデオ信号の最小値に前述のフレアレベルΦ4Hを
加算した値を黒補正データとし、レジスター701にセ
ットし読み取りビデオ信号より所定値減算される事によ
り黒補正が行われる。
【0026】次に、白レベル補正(シェーディング補
正)を説明する。白レベル補正は原稿走査ユニットを均
一な白板の位置に移動して照射した的の白色データに基
づき、照明系、光学系及びセンサーの感度バラツキの補
正を行う。具体的な動作について図7を用いて説明す
る。複写動作又は読み取り動作に先立ち、原稿照明用ハ
ロゲンランプを点灯させ、均一白レベルの黒画像データ
を1ライン分、RAM706に格納する。具体的な動作
については黒補正で説明した動作を同様であるので省略
する。RAM706に格納された1番目の白色板データ
をWiとすると、本装置においてデータを8bitであ
つかっている為、白色板がFFHになる様な補正が必要
とされる。
【0027】すなわち、1番目の画素の通常画像の読み
取り値Diに対し、補正後のデータDo=Di×FFH
/Wiとなるべきである。そこで図示しないCPUは、
RAM706に格納された値に対し、FFH/Wiと同
様の演算処理を行い、順次データの置換が行われる。通
常複写動作においては、アドレスカウンター708によ
りRAM706でアクセスされた補正データがバッファ
705を介し、乗算器709で黒補正が行われた後の信
号との乗算が行われ出力される。すなわち、1番目の画
素に対しDo=Di×FFH/Wiの演算が行われる。
以上のごとく、画像の入力系の黒レベル感度CCDの暗
電流ばらつき、センサー感度ばらつき、光学系光量ばら
つき、及び白レベル感度等種々要因に基づく、黒レベ
ル、白レベルの複正を行い、主走査方向にわたって白黒
とも各色毎に均一に補正された画像データが得られる。
白補正の手順のフローチャートを図9に示す。
【0028】(輝度信号生成部)白補正/黒補正された
各色のビデオ信号は、次に単色イメージデータを生成す
べき輝度信号生成部107に入力される。図10を用い
輝度信号生成部107について説明する。
【0029】入力されるRin1001、Gin1002、
in1003の各画像信号は、加算器1004に入力さ
れ各色データの加算が行われる。加算器1004で加算
されたデータは、次に除算器1005で1/3に除算さ
れる。すなわち以下の演算が行われる。
【0030】Dout=1/3(Rin+Gin+Bin
【0031】本実施例では、色毎に重みは付けていない
が、必要に応じ重み付けを行う事も可能である。
【0032】(平滑化部)次に平滑化部108について
説明を行う。平滑化部108、及び多数決部110は、
後述の色認識処理を行う際、網点等の印刷物で発生する
誤判定を防止するための処理である。R(レッド)信号
を例にとり平滑化回路動作について図11を用いて説明
する。入力されるR信号は、FiFoメモリ1100、
1101で各1ラインずつ遅延される。各FiFoメモ
リからの出力信号1107、1108及び、遅延される
前の信号1106は、加算器1102で加算される。加
算された出力信号は、フリップフロップ群1103で所
定画素分遅延された後各フリップフロップからの出力信
号は、加算器1104で加算された後除算器1105に
おいて除算が行われ出力される。G信号、B信号も同様
に各ライン3画素で3ライン計15画素の平滑化処理が
行われ出力される。
【0033】(色認識部)平滑化部108からの出力
は、色認識部109に入力される。色認識部109で
は、予め認定された色を入力画像情報から検出を行うた
めのブロックである。本実施例で用いた色判定処理は、
色の色相を検出する事により判定を行っている。図13
を用い色判定処理部の構成について説明を行う。
【0034】入力された各色信号は、最大値最小値検出
部1301及び、3つのコンパレータ1300a、13
00b、1300cに入力される。コンパレータには、
INとGIN、にはGINとBIN、にはBINとRINがそれぞ
れ入力される。それぞれの判定結果は、最大値最小値検
出部1301、及び色相ROM1306の上位アドレス
に入力される。ここで最大値最小値検出部1301は、
デコーダ及びセレクターで構成されており前記コンパレ
ータ1300a、1300b、1300cからの出力信
号をデコードしセレクターで最大値、中間値、最小値を
選択するよう構成されている。出力された最小値は、次
に減算器1302、1303の減算器に入力される。各
減算器には、最大値、及び最大値と最小値の間の値が入
力されておりそれぞれの値から最小値の値が減算される
構成となっている。これは、MIN(RIN、GIN
IN)が無彩色成分であり、色判定するに際し不要であ
ったためである。減算結果であるMAXIN′及びMIN
IN′及び大小の順番を示すコンパレータ結果がROMで
構成された色相ROM1306のアドレスに入力され
る。ここで、図12に、色相平面と色の大小の順番との
関係を示す。色相ROM1306には、色相の角度に相
当する値が予め記憶されている。本実施例では、0〜2
39までの値が記憶されており、次式に示す演算式によ
り求められている。
【0035】θ=atan(MININ/MAXIN)/π すなわち、本実施例では、色相角度360°を240分
割し、これを色相角度として用いている。色相ROM1
306から出力された色相角度は、ウィンドウコンパレ
ータ1304に入力される。入力された色相値は、ウィ
ンドウコンパレータ1304により検出すべき色かどう
か判定される。本実施例での判定色の数は、7色である
が、ウィンドウコンパレータの数を増やす事により検出
色が増える事はいうまでもない。ウィンドウコンパレー
タ1304ではコンパレータ1304b、1304cそ
れぞれレジスター1304a、1304dに接続されて
おり、図示しないCPUにより、検出すべき色相値の下
限と上限の値が設定されている。これらのウィンドウコ
ンパレータの出力は、ANDゲート1304eを通りヒ
ット信号を出力している。各ウィンドウコンパレータか
らの出力信号をエンコーダー1305でエンコードした
出力信号が、表1のように色判定信号として出力され
る。
【0036】
【表1】
【0037】また、減算器1302からのmax−mi
nのデータは、2値化部1307に入力される。ここ
で、CPUバスによってレジスタ1308にセットされ
た所定のしきい値αによる2値化が行われ、max−m
in<αの場合に“1”となる無彩色信号とその反転を
とった色検出信号が出力される。この無彩色信号及び色
検出信号は、後述の輪郭生成部113で用いられる。
【0038】(多数決回路)次に、色認識部109から
の判定色コード信号は、多数決回路110に入力され
る。多数決回路では、前記網点印刷等で発生する誤判定
等を本実施例では、3ライン×5画素の計15画素の周
辺画素での多数決を行う事で、孤立点等の誤判定を除去
している。
【0039】本実施例で用いた多数決回路を図14に示
しその動作について図14を用いて説明する。
【0040】エンコードされた判定色コード信号は、デ
コーダー1402a、及びFiFo(ファーストイン、
ファーストアウト)メモリー1401a、1401bを
介し1ライン、及び2ラインの遅延が行われた後、デコ
ーダー1402b、1402cに入力され各ラインにお
ける画素の色を0〜7に振り分けそれぞれの色コードに
対し総計が算出される。デコードされた0を総計演算部
1400aに、1を1400bに、順番に7を1400
hに入力する。総計演算部1400aから1400hま
で内部回路は、同一であるので、総計演算部1400a
についてのみ説明を行う。デコーダ1402a〜140
2cでは、入力されるコード値のbitが1、他は0が
出力されるような構成となっている。それぞれのデコー
ダー1402a〜1402cで0にデコードされた信号
は、総計演算部1400aに入力され、フリップフロッ
プ1403で1クロック遅延された後加算器1404で
3画素分の加算演算が行われる。加算器1404からの
出力は、フリップフロップ1405で1クロックから4
クロックまでの遅延が行われる。すなわち副走査方向3
ライン分の総和を演算し、フリップフロップ1405で
主走査方向に遅延させ3ライン×5画素のマトリックス
を構成している。フリップフロップ1403、1405
からの出力信号は、加算器1406a、1406b、1
407で加算され、その総和が算出される。算出された
4bitの出力信号1408a〜1408hは、すなわ
ち、3×5の計15画素内に存在する各コード信号毎の
総和が示されている。各色の総和コード1408a〜1
408hは、次に図15に示すコンパレータに入力され
る。コンパレータ1501〜1504の構成は、図13
の色認識回路109の大小中小判定部の構成と同様、3
つのコンパレータとセレクター及びコンパレータ出力を
エンコードするゲート回路より構成されており、3本の
入力信号の最大値が出力される構成となっている。コン
パレータ1501〜1504の詳細な説明については省
略する。入力される1408a〜1408cの最大値が
コンパレータ1501から出力され、コンパレータ15
04に入力される。同様に入力信号1408d〜140
8fの最大値がコンパレータ1502より、入力信号1
408g、1408hの最大値がコンパレータ1503
よりそれぞれ出力されコンパレータ1504に入力され
る。その中の最大値の信号が、コンパレータ1504よ
り出力される。又各コンパレータ1501〜1503へ
は、入力信号1408d〜1408hと各信号に対応す
る色コード信号1505a〜1505h各々3bitの
信号も入力されており、コンパレータ1501〜150
3の出力は、総和値4bitの他、色コード信号3bi
tの計7bitが出力される。すなわちコンパレータ1
504からは、最大総和値とその色コードが出力される
構成となっている。
【0041】(変倍、鏡像、リピート、斜体回路)次に
変倍、鏡像、リピート、斜体回路について図23を用い
て説明する。
【0042】ここでは、基本的に2つのRAMを用いダ
ブルバッファーの構成をとっている。すなわち図23に
示すRAM1に書き込みを行っている間、RAM2より
読みだしを行う。この読みだし時のRAMのアドレス制
御によりこれらの処理を実現している。
【0043】入力されるビデオ信号は、スイッチングデ
バイス2800a、2800bに入力される。本実施例
では、出力コントロール付きのバッファーを使用した出
力コントロール信号は、フリップフロップ2801で作
られており、図24に示すように1シンク毎にHiLo
がトグル動作する構成となっている。
【0044】〈書き込み時〉各バッファーより出力され
たビデオ信号は、それぞれRAM1、RAM2に入力さ
れ、ORゲート2809、2810からのライト制御パ
ルスにより書き込みが制御される。ORゲート280
9、2810では、後述するライトパルス発生部より発
生するライトパルスを前記各バッファーがイネーブルに
なっている間のみRAMにライトパルスを与えている。
即ち、このORゲート2809、2810も当然トグル
でライトパルスを出力している。次に、RAMのアドレ
ス信号は、アドレスカウンター2802より発生され
る。アドレスカウンター2802は、アップカウンター
で構成されており、sync信号によりクリアーされ出
力が0となり、クロックの入力に同期して出力がインク
リメントする構成となっている。ライトカウンター28
02からの出力信号は、セレクター2806、2807
に入力される。ここで、RAM1への書き込み動作を例
にとり説明する。この時フリップフロップ2801のQ
出力がLoとなり、バッファ2800aより画像信号が
出力される。ライト信号は、ORゲート2809より出
力され、2810からは出力されない構成となってい
る。又、セレクター2806からは、セレクト信号が、
Loであるため、A入力、即ちライトカウンター280
2からの出力信号が選択されRAM1のアドレス入力に
供給される。この様な動作がRAM1、RAM2にトル
グに行われる。
【0045】〈読み出し時〉次にRAM1からの読み出
し動作を例にとり説明する。この時フリップフロップ2
801のQ出力がHiとなり、バッファ2800aから
の出力は、ハイインピーダンス状態となる。ライト信号
は、フリップフロップ2801のQ出力がHiとなるた
めORゲート2809からの出力は、Hiとなる。又セ
レクター2806からは、セレクト信号が、Hiである
ため、B入力、即ちリードカウンター2803からの出
力信号が選択されRAM1のアドレス入力に供給され
る。リードカウンター2803は、sync信号により
レジスター2805に図示しないcpuにより設定され
た値をロードする。この設定された値は、有効画像のR
AMに書き込まれたアドレス番地が設定されるようにな
っている。レジスター2805からの値をロードした
後、リードカウンター2803のイネーブル信号である
AREA信号に制御され動作する。AREA信号は、図
1に示すエリア信号生成部116より生成される。エリ
ア信号生成部の詳細な説明は、省略するが、このエリア
信号は、出力紙上の画像出力エリアを決める信号であ
る。即ち、出力画像を紙面上で、シフトする際に、この
信号で制御する。又、リードカウンター2803は、ア
ップ/ダウンカウンターであり前記レジスター2805
に設定された信号により制御されている。通常は、Hi
に設定されており、アップカウンターとして動作する。
この様に制御されたリードカウンターの出力は、セレク
ター2806のB入力に入力され、セレクト信号がHi
である事からリードカウンターからの出力信号がRAM
1のアドレス入力に出力される。RAM2からの読み出
し動作も同様であるので、説明は省略する。それぞれの
RAM2811、2812からの出力信号は、セレクタ
ー2813に入力され、RAMからの出力信号が選択さ
れ後段に送られる。
【0046】(変倍)副走査方向に対しては、露光ラン
プ等の光学ユニットの移動速度をかえる事で実現し、主
走査方向に対してのみ、この処理ブロックで行ってい
る。
【0047】1.拡大 拡大処理を行う際には、通常どうりRAMへの書き込み
を行い読み出し時ゆっくり読み出す事により実現してい
る。これは、レートマルチプライアー(図示せず)によ
り、クロックを間引き、リードカウンター2803のク
ロックとして与える事により実現している。
【0048】2.縮小 縮小処理を行う際には、拡大時とは反対に、RAMへの
書き込み時ビデオライト信号、及び、ライトカウンター
2802へのクロック信号を間引く事により、データを
飛び飛びにそれぞれのRAMに書き込み、通常どうり読
み出しを行う事により、実現している。
【0049】(鏡像)鏡像処理を行う際には、通常どう
りRAMへの書き込み動作を行い、リードカウンター2
803のアップ/ダウン制御信号が、Loとなりカウン
ターは、ダウンカウントされる。又、そのロード値は、
画像域の最終画素がRAMに書かれたアドレス値画レジ
スター2805に設定される。即ち、RAMにアドレス
が、インクリメントされながらデータが書き込まれディ
クリメントされながら読み出しが行われる事により実現
される。
【0050】(リピート)リピートを行う際には、通常
どうりRAMへの書き込み動作を行い、Repeat信
号が、図25のごとくANDゲートに入力されリードカ
ウンター2803にロードがかかる事によりリピート動
作が実現されている。
【0051】(斜体)斜体を行う際には、通常どうりR
AMへの書き込み動作を行い、AREA信号をライン毎
にずらす事により実現している。即ち、リードカウンタ
ーのカウント動作のイネーブルをライン毎にずらす事に
より斜体画像を得ている。
【0052】(cpuアクセス)次に、このダブルバッ
ファーのRAM2は、cpuによりアクセスできる構成
となっている。
【0053】cpuによるアクセス時、図示しないラッ
チにHi信号をcpuにより設定する。この信号が、図
23でのセレクター2808のセレクト信号、及び双方
向バッファー2814のイネーブル信号に接続されてお
り、セレクター2808は、B入力を出力する。又、バ
ッファー2800bは、ORゲート2815からの出力
がHiとなるため、出力は、ハイインピーダンス状態と
なり、cpuデータバスと接続された双方向バッファー
2814がイネーブルとなり、cpuがRAMをアクセ
スする際にリード/ライトの信号により双方向バッファ
ーのディレクションが切り替わる。
【0054】cpuによるアクセスは、AE(auto
exposure)を行う際、原稿画像の信号をサン
プル為に行う。本発明には、直接的に関係しないので、
ここでは、説明は省略する。
【0055】(フィルター回路)次にフィルター回路1
12について図16を用いて説明する。
【0056】変倍回路111からの出力信号は、FiF
oメモリ1701、1702を介し3ライン分の信号と
して二次微分回路、一次微分回路に入力される。ここで
は、画像読み取り時レンズ等の空間周波数特性によるM
TFの低下により生ずる細線等の高周波成分のレベルダ
ウンを一次微分で補正し、二次微分信号を用いてその線
幅を補正する。即ち図17に示すような処理が行われる
のである。
【0057】二次微分回路1703では、3×3のマト
リックスを用いた一般的なラプラシアンフィルター演算
が行われエッジ強調された信号が出力される。次に一次
微分回路では、主走査方向での3画素合計値同士の差
分、及び副走査方向での3画素合計値同士の差分をマト
リックス1704、1705でそれぞれ演算しその絶対
値を出力している。出力された値は、次に加算器170
6において加算され次に図示しないcpuにより設定さ
れるレジスター1708の値と乗算器1707で乗算が
行われた後、加算器1709においてエッジ強調された
画像信号との加算が行われ出力される。
【0058】(輪郭信号生成部)輪郭信号生成部113
では、色領域と白領域の境目で、色領域内部に輪郭を形
成するための信号を生成している。図26は輪郭信号生
成の回路ブロック図である。
【0059】まず輝度信号生成回路107から出力され
た輝度信号がコンパレータ6801で2値化される。2
値化のスライスレベルは、CPUによりレジスター68
02に設定される。2値化された信号はANDゲート6
803で図13の2値化部1307から発生する無彩色
信号とANDされる。即ち、ANDゲート6803から
は、無彩色でありかつ所定濃度を持った場合は1それ以
外は0を出力する。
【0060】次にANDゲート6803の出力信号と図
13の2値化部1307からは発生する色検出信号は、
ORゲート6804でORされる。これにより無彩色で
濃度が低いものは0それ以外は1を出力する。ORゲー
ト6804の出力はラインメモリ6805で、所定ライ
ンの遅延が行われた後7×7画素AND回路、5×5画
素AND回路、3×3AND回路及び1×1AND回路
6807に入力され所定画素細らせた信号は、EXOR
ゲート6809〜6811にてAND回路6807の出
力が比較される。このとき、例えば3×3AND回路が
1を出力し、5×5AND回路が0を出力すると、EX
ORゲート6810は1を出力して、輪郭から2画素目
であることが判別される。次に、色検出信号はラインメ
モリ6806にて所定ライン遅らせかつ遅延部6808
にて所定画素分遅延された後ANDゲート6812〜6
814に入力され検出された輪郭信号が有彩色であるか
判定され、色輪郭信号K1〜K3を出力する。即ち、色
領域で輪郭から1画素目ではK1が1となり、2画素目
ではK2、3画素目ではK3が1となる。
【0061】次に、黒文字とパターンの間に、白抜き輪
郭を設ける信号を生成している。
【0062】図19は、白抜き輪郭信号の生成回路構成
ブロック図である。
【0063】まず輝度信号生成回路107から出力され
た輝度信号がコンパレータ270で2値化される。この
出力例を図20に示す。2値化のスライスレベルは、図
示しないcpuにより、レジスター271に設定され
る。2値化された信号はandゲート287で図13の
2値化部1307から発生する無彩色信号とandされ
る。即ち、andゲートからは、無彩色でありかつ所定
濃度を持った場合1それ以外は0を出力する。出力され
た信号は、ラインメモリ272で所定ラインの遅延が行
われ、7×7画素のor処理を行うor回路273に入
力される。or回路273にて所定画素分膨張した信号
と、ディレイ回路274にて所定画素分遅延された注目
画素信号が、exor回路275にて排他的論理和をと
られ無彩色の濃度を持った画像の輪郭部を示す輪郭信号
が出力される。次にandゲート287の出力信号と図
13の2値化部1307から発生する色検出信号は、o
r回路277でor処理されラインメモリ278で所定
ラインの遅延が行われた後7×7画素and回路及び5
×5画素and回路279に入力され所定画素細らせた
信号を得る。又、色検出信号をラインメモリ284にて
所定ライン遅らせかつディレイ回路285にて所定画素
分遅延された後exor回路282で、5×5画素an
d回路からの出力信号とが入力され、図21に示す信号
が出力される。各exorゲート275、282からの
出力信号は、andゲート276に入力され色内部黒文
字輪郭信号が得られる。この信号は、装飾回路部114
に入力され、図22に示すパターン内におけるパターン
内の黒文字の回りに白抜き輪郭が読み取り画像に付加さ
れる。
【0064】(画像装飾回路) 〈色輪郭合成部〉図46に、図29の色濃度選択部41
13、係数選択部4114、演算部4116の詳細な構
成を示す。マイコンのデータバスによりラッチ6001
〜6006に各種パラメータが設定される。ラッチ60
01〜6003には、異なる濃度データが設定されてお
り、色を検出したときに“1”となる色検出信号den
1〜3のいずれかが、“1”となると、ANDゲート6
007〜6009とORゲート6013により、ラッチ
6001〜6003に設定されているデータの1つが選
択される。これにより、検出された色に相当する濃度デ
ータが乗算器6015に入力される。
【0065】輪郭検出信号K1〜3は色領域内の輪郭か
らの画素の位置を示し、輪郭から1画素目であることが
検出されるとK1が“1”となり、同様に輪郭から2画
素目の検出はK2、3画素目はK3が“1”となる。ラ
ッチ6004〜6006には係数データが設定されてい
る。ANDゲート6010〜6012、ORゲート60
14により、輪郭検出信号K1が“1”のときはラッチ
6004のデータが選択され、同様に、K2、K3によ
りラッチ6005、6006のデータが選択される。こ
こで、ラッチ6004〜6006に設定される係数デー
タの値はD1、D2、D3の順番で小さくなるように設
定されている。ORゲート6013、6014の出力は
演算器6015において乗算、除算され出力される。除
算はビットシフトにより行われている。
【0066】図47に、図29の係数選択部4115、
演算部4117の詳細な構成を示す。輪郭検出信号K1
〜3は図60で示したものと同様である。ラッチ610
1〜6103にはデータバスにより係数データが設定さ
れており、輪郭検出信号K1、K2、K3のいずれかが
“1”となると、ANDゲート6105〜6107、O
Rゲート6108により係数データが選択される。ここ
で、ラッチ6101〜6103の係数データはD4、D
5、D6の順番で大きくなるように設定されている。演
算器6110で、ビデオデータと選択された係数データ
が演算され、ORゲート6111から出力される。K
1、K2、K3がすべて“0”であるとき、NORゲー
トの出力が“1”となり、ビデオデータがANDゲート
6109、ORゲート6111から出力される。
【0067】図29に戻り、演算部4116と4117
の出力は加算器4118で加算される。このようにし
て、輪郭部では設定された濃度信号とビデオ信号がミッ
クスされる。ミックスする比率は輪郭に近くなるほど、
濃度信号の比率を高くしビデオ信号の比率を低くなるよ
うにしてあるので、輪郭部分とビデオ信号の部分がなだ
らかに変化する。
【0068】〈色濃度変換処理部〉図29の入力部Aが
装飾回路114の輝度信号入力部であり、ここから入力
された信号が4102セレクタ部へ入力される。410
1は色濃度生成部であり、色コード信号に応じてその色
コードに応じた任意の多値固定データが発生する様に構
成されている。又4127は色濃度変換セレクト信号で
あり、色コードが発生している時に“1”となり、色コ
ードが発生していない時(無彩色等)“0”となる様に
構成されている。つまり色コードが発生している時、そ
の色コードに応じた固定濃度が通常の画像情報(輝度信
号)に置きかわって出力される事になる。
【0069】〈色パターン化処理部〉図29において、
4129が2値のパターン信号であり、後述の図35の
信号4719にあたる。4131が色パターン化セレク
ト信号である(詳細は後述する。)。色パターン化セレ
クト信号4131は色コードが発生している時、“1”
となりセレクタ4111がA入力を選択する事になる。
【0070】4104は2値パターンの“1”の部分の
情報部固定濃度発生部であり、任意の固定濃度aを発生
する。4105は2値パターン“0”の部分の地肌部固
定濃度発生部であり、固定濃度aとは異なる任意の固定
濃度bを発生する。つまりパターン信号4129に応じ
て多値のパターン情報が4106セレクタから出力され
る事になる。
【0071】4107は、2入力のAND回路であり、
パターン信号4129がアクティブとなった時(パター
ンの情報部(“1”)である時)通常の画像情報(41
03AND回路の出力)が流れ、パターンの地肌部
(“0”)では画像情報を“φ”つまり濃度イメージで
白(00H)とする様に構成されている。つまり410
7から出力される画像情報はパターンに原稿画像の濃度
情報をのせたイメージの出力となる。
【0072】4108は2入力のOR回路であり、41
29パターン信号がアクティブとなった時(パターンの
情報部(“1”)である時)出力がすべてHigh
(“1”)となり濃度イメージで黒(FFH)を出力す
る。又パターン信号が非アクティブ(パターンの地肌
部)である時、通常の画像情報(4103AND回路の
出力)が流れる事になる。つまり4108から出力され
る画像情報はパターンの地肌部に原稿画像の濃度情報が
のったものとなる。
【0073】4130は3入力のセレクタであり、セレ
クト信号4130に応じて、A、B、Cを選択する事に
なる。つまり4130セレクト信号で色パターン化のパ
ターン化モードを選択する事となる。このセレクト信号
4130はCPUバスからの信号であって、操作部から
の操作者によるモード設定に基づいて発生するものであ
る。
【0074】〈色内部黒文字に対する白輪郭付加部〉4
110は色内部黒文字(周辺に色がある黒色の文字)に
対する白輪郭(以下色白輪郭)の固定濃度情報発生部で
ある。4132が色白輪郭のセレクト信号であり、41
12のセレクタで4132がアクティブ“1”(色白輪
郭部)となった時、4110で濃度を指定された色白輪
郭が4112セレクタから出力される。又、4132が
非アクティブ“φ”(色白輪郭部以外)の時通常の画像
情報が流れる事になる。
【0075】〈画像装飾処理部〉装飾画像の生成部に関
しては、別紙で詳細に説明する。
【0076】又本実施例における装飾処理とは外輪郭処
理(画像の外側の輪郭)内輪郭処理(画像の内側の輪
郭)、平影付け処理、立体影付け処理と大きく分けて4
種類から構成されている。
【0077】図29において、4119は平影、立体影
部の固定濃度発生部であり、4121が内輪郭、外輪郭
部の固定濃度発生部である。4136は平影、立体影の
セレクト信号であり、例えば平影が選択されれば平影を
付加する領域のみアクティブ“1”となり4120セレ
クタはB入力を選択して、平影固定濃度が4120セレ
クタから出力される事になる。又同様に4137は内輪
郭、外輪郭のセレクト信号であり、例えば内輪郭が選択
されれば内輪郭を付加する領域のみアクティブ“1”と
なり4122セレクタはB入力を選択して内輪郭固定濃
度が4122セレクタから出力される事になる。413
8は装飾付加処理セレクト信号であり、例えばあるエリ
ア内のみ装飾付加処理を行う場合には、そのエリア内の
みセレクト信号4138がアクティブ“1”となり、先
に説明した4120及び4122のセレクタがアクティ
ブになる事になる。エリア外は4138セレクト信号が
非アクティブ“φ”となり4123セレクタはA入力を
選択して装飾処理を殺す事になる。セレクト信号413
8はデジタイザー117によって指定されたエリア情報
に基づいて、エリア信号生成回路116で発生するもの
で、CPUバスを介して送られてくる。
【0078】次に装飾信号生成部について説明する。図
28により装飾信号生成部の簡単な説明を行う。Aは多
値画像情報入力部であり、フィルター回路112からの
輝度信号が入力される。4001は2値化処理部であ
る。2値化処理部4001の詳細な説明は省略するが、
本実施例では簡単のため、固定スライスレベルにより2
値化するものとする。4002が外輪郭信号生成部、4
003が内輪郭信号生成部、4004が平影信号生成
部、4005が立体影信号生成部である。4002〜4
004のブロックに関しては後で詳細な説明を加える。
4006、4007、4008、4009はAND回路
であり、操作部により設定されCPUバスを介して送ら
れる4011、4012、4013、4014のセレク
ト信号により各種装飾信号が選択される事になる。40
15、4016はOR回路であり、各々の出力信号41
37、4138が2値の装飾信号となる。
【0079】(1)内輪郭信号生成部 4003内輪郭信号生成部について、図30により説明
する。図中4214〜4220は2値化画像信号であ
り、先に説明した4001、2値化処理部により2値化
された画像信号をFiFoメモリで複数ライン(7ライ
ン)保持した信号である。ここで詳しい説明は省略する
が、ライン状のCCDを原稿に対して一定方向にスキャ
ンする事により原稿画像を読み取るため画像信号の流れ
としては、1ライン分のCCDにより読み取られた画像
信号が繰り返し流れる事になる。ここでCCDラインの
方向を主走査方向のCCDのスキャン方向を副走査方向
と呼ぶ事にする。この時4214〜4220の2値化画
像信号は副走査方向に対して7ライン分の画像信号の入
力部である。4201、4202は7入力のAND回
路、4205〜4213はDタイプフリップフロップ
(DF.F.)、4203はインバータ回路、4204
は2入力AND回路である。又4221は画像転送クロ
ックであり、4222は内輪郭信号の出力部である。基
本的な考え方としては4213のDF.F.の出力が注
目画素であり4201AND回路と4203NOT回
路、4204AND回路で副走査方向に対して内輪郭信
号を生成し、4202AND回路と、4203NOT回
路、4204AND回路で主走査方向に対して内輪郭信
号を生成する事になる。
【0080】次に図36により画像を主走査方向に切り
取った場合の内輪郭信号の生成概念について説明する。
4801が画像転送クロック、4802が注目画素の画
像信号(4213D.F.F.の出力)である。このと
きAND回路4202の出力は、4803の波形とな
る。又4203NOT回路の出力は4804となり、4
204AND回路の出力は4805となる。ここで注目
画像4802に対して4805は内輪郭信号となってい
る事がわかる。
【0081】(2)外輪郭信号生成部 外輪郭信号生成部4002について、図34により説明
する。図中4615〜4621は2値化画像信号であ
り、先に説明した4214〜4220と同様である。4
601はAND回路であり、これは誤判定防止回路であ
るが詳細は後で説明する。4602は7入力OR回路、
4603〜4608及び4611〜4613はDタイプ
フリップフロップ、4614はNOT回路、4609は
7入力OR回路、4610はAND回路である。
【0082】又、4623は、画像転送クロックの入力
部であり、4624は外輪郭信号の出力部である。また
4622は後で詳細に説明するが、誤判定防止回路の制
御信号である。基本的な考え方としては、4613の
D.F.F.の出力が注目画像であり、4602OR回
路、4614NOT回路、4610AND回路で副走査
方向に対して外輪郭信号を生成し、4609OR回路、
4614NOT回路、4610AND回路で主走査方向
に対して外輪郭信号を生成する事になる。
【0083】次に図36により画像を主走査方向に切り
取った場合の外輪郭信号の生成概念について説明する。
先に説明したように4802が注目画像であるので48
07が4614NOT回路の出力となる。又、4609
OR回路の出力は4806となるので、4610AND
回路の出力は、4808の様になる。ここで注目画像4
802に対して、4808は外輪郭信号となっている事
がわかる。
【0084】(3)平影信号生成部 4004平影信号生成部について、図31により説明す
る。図中4308は2値化された注目画像の入力部であ
る。又、4309は副走査方向に対して本実施例では例
えば3ライン遅れた画像2値化信号である。又4310
は画像転送クロック4307は平影モードセレクト信号
である。又4303、4304、4305はDタイプフ
リップフロップである。今モードセレクト信号4307
が“φ”である時、NOT回路4302の出力は“1”
となり、AND回路4306はDF.F.4305の出
力信号をそのまま通す事になる。
【0085】ここで4309は副走査方向に3ライン遅
れた信号であり、4305の出力は、主走査方向に対し
て3クロック遅れた信号であるから、この時平影信号出
力部4311からは注目画像に対して主、副共に3画素
ずれた画像信号が出力される事になる。
【0086】次に4307モードセレクト信号が“1”
の時には、NOT回路4302の出力は、注目画像43
08の反転となり、平影信号出力部4311からは主副
共に3画素ずれた画像信号が注目画像以外の所のみ出力
される事になる。以上2モードに関して、図37により
概念を説明するモードセレクタ信号4307が“0”の
時は4901であり“1”の時は4902となる。
【0087】(4)立体影信号生成部 立体影信号生成部4005について図32により説明す
る。4410は注目画像の入力部であり、4411〜4
413はFiFoメモリにより副走査方向に対して1ラ
インずつ遅延をかけた画像信号である。又他の装飾処理
と同様に画像信号は2値化信号である。4414は画像
転送クロック4415は立体影信号の出力部である。4
401〜4406はDF.F.4407は4入力OR回
路、4408はNOT回路、4409はAND回路であ
る。立体影信号の概念図を図45に示す。
【0088】〈誤判定防止回路〉先に説明した4601
誤判定防止回路の制御信号4622の生成部について図
33により説明する。又誤判定防止回路の目的について
簡単に説明する。外輪郭生成回路は、前で説明した様に
OR回路により構成されている。つまり例えば原稿台上
に小さなゴミ(例えば1画素のゴミでも)があり、これ
が2値化処理後、画像であると判定された場合には、こ
のゴミに対して外輪郭が生成されてしまう。特に、外輪
郭を大きく生成するハードウェアである場合には、原稿
上何も画像がない所に外輪郭が数多く発生してしまうの
で非常に見にくい画像となってしまう。そこで例えば3
×3画素ブロックより小さい画像はゴミであると判定し
て外輪郭信号の発生を止めようとするものが誤判定防止
回路である。図33は1×1画素のゴミを判定する回路
構成となっているが、回路規模を大きくすれば3×3画
素あるいは5×5画素のゴミ判定回路を構成する事は同
じ考え方で容易に実現できる。
【0089】4510が注目画像の入力部、4509が
副走査方向に1ライン前の画像信号、4511が副走査
方向に1ライン後の画像信号入力部である。4512が
画像転送クロック、4501〜4506がD.F.F.
4507が8入力のNOR回路、4508がAND回
路、4513は誤判定防止信号であり、1×1画素のゴ
ミであると判定されると4513から“1”が出力され
る事になる。考え方としては注目画素の周囲8画素の画
像が白(“φ”)で注目画素が黒(“1”)である時、
4513から“1”が出力され、ゴミであると判定され
る。実際には4513の反転信号を図34の4622に
入力する事により4513が“1”の時外輪郭生成を防
止する事ができる。
【0090】〈ネガポジ反転処理部〉図29において、
EXOR回路4124がネガポジ反転処理部であり41
39がこの制御信号であり、操作部からのモード設定に
基づきCPUバスを介して入力される。4139が
“1”の時反転される事になる。
【0091】〈トリムマスク処理部〉図29においてセ
レクタ4126がトリムマスク処理部である。4125
はトリムマスク用の固定濃度発生部であり、通常は白
(“0”)を発生する事になる。又4140がその制御
信号であり、トリミングの時は残したい画像領域内のみ
4140が“0”となり、B側が選択され、逆にマスキ
ングの時は消したい画像領域内のみ4140を“1”と
してA側を選択する事により実現される。
【0092】上述の色濃度生成部4101、その他の濃
度データ発生部4104、4105、4110、411
3、41109、4121、4125は例えばRAMに
より構成することができ、CPUバスを介して、CPU
が任意のデータを設定することが可能である。又そのデ
ータは、操作者あるいはサービスマンが変更できるよう
にしてもよい。
【0093】又、選択信号4127は、色コードに対応
して夫々異なる濃度レベルを発生するモードの場合には
セレクタ4102のA側を色コードが発生している時に
選択し、それ以外の場合には常に輝度データのB側を選
択する。選択信号4130は、パターン出力モードでは
A側を、網のせモードではB側を、網じきモードではC
側を選択する。選択信号4131は、パターン処理モー
ドのときはA側を通常出力モードのときはB側を選択す
る。選択信号4132は、白輪郭モードのときはA側と
B側を適宜選択し、通常モードのときは、常にB側を選
択する。選択信号4138は、平影・立体影、外輪郭・
内輪郭モードのときはB側を、他のときはA側を選択す
る。以上の選択信号は操作部によるモード指定に基づき
CPUによって発生される。
【0094】次に、消去色検出回路4141について図
27を用い説明する。
【0095】消去したい色コードに対応した色コードを
図示しないCPUからCPUバスを介してレジスター3
902に設定する。装飾部に入力する色コード信号と設
定された色コードとが一致するか否かを等面コンパレー
タ3901で検出し、一致した場合Hiを出力する構成
となっている。この様な検出回路3905と同様のもの
が、3906〜3911とあり、合計7色を検出する事
が出来る。これらの出力は、ORゲート3904を介し
色を検出した場合は、図29のORゲート4142を介
し、セレクター4126で、前記マスキング処理と同様
に動作する。
【0096】この様に、本実施例ではN色(6色)の色
コードのうちの任意の色コードを指定して、その色コー
ドに対応する色を消去することができる。
【0097】〈パターン発生部〉先に説明した色パター
ン処理、あるいは後で説明する網じき・網のせ処理で使
用するパターン発生部について図35により説明する。
【0098】4716はCPUのアドレスバス、471
7はCPUのデータバスである。また4703はセレク
タであり4714が“φ”の時書き換え可能なメモリ4
705(ここではRAMとする)のアドレスにCPUの
アドレスバスが入力される事になる。4721にはCP
Uのライト信号(COWアクティブ)が入力される。つ
まりRAM4705のアドレスにCPUのアドレスバス
が入力されている時、CPUがライト動作をRAM47
05に対して行うとRAM4705にライト信号が入力
され、同時にRAM4705のデータ部にはCPUのデ
ータバスが入力される。つまり4714を“0”とする
事により4705RAMの内容をCPUが書き換えられ
る様に構成されている。
【0099】4701は、主走査アップカウンタ、47
02は副走査アップカウンタであり、4714を“1”
とする事により、パターンを読み出す為のアドレスがR
AM4705に入力される。この時読み出されたパター
ンは4707バッファを介してAND回路4708へ入
力される。この実施例では、例えばRAM4705がバ
イト構成であればデータバスのビットごとに8種類のパ
ターンを同時に出力させる様に構成されており、CPU
からの3ビットのパターン選択信号4718によりその
中の任意のパターンを選択し、OR回路4709から出
力する様に構成されている。OR回路4709は8ビッ
トの信号を1ビットの信号に変換するために用いられ
る。図中4719がパターン信号である。4711は主
走査方向アップカウンタ、4712は副走査方向アップ
カウンタであり、4713は加算器である。4710は
比較器であり、4720からはA≦Bの時のみ“1”が
出力される。4720の出力信号は後で詳細に説明する
が、グラデーション信号となる。
【0100】〈グラデーション処理〉グラデーションパ
ターンとは図38の様な概念である。つまり一定の同期
でパターンのサイズが変化していくパターンである。グ
ラデーションパターンの発生原理について簡単に説明す
る。図39において、5101がRAM4705にあら
かじめ書き込んでおくスライスレベルである。又同時に
RAM4705には先に説明した通常のパターンも書き
込まれているため実際にはRAM4705の半分ずつを
使ってパターンとグラデーションのスライスレベルを書
き込んでおく事になる。この切り換え信号が4715で
ある。今5101で示した様に7×7のスライスレベル
により1つのグラデーションを発生させる様に構成して
いる。図中書き込まれている数字がスライスレベルであ
る。ある時このスライスレベルに対して、AφHという
データが入力されれば(具体的には4710比較器のB
に入力されれば)5102のドットが4720から出力
される。又C8Hが入力されれば5103のドットが5
0Hが入力されれば5104のドットが出力される。つ
まり入力される画像信号が大きくなるとドット自体も大
きくなっていく事がわかる。つまり先で説明した図35
の4713加算器の出力が入力される画像信号であるか
ら、この値を種々変化させる事により様々なグラデーシ
ョン同期、方向を作り出す事が可能である。例えば主走
査カウンタ4711のみ動かせば主走査方向にサイズが
変化するグラデーションパターンが作られるし、副走査
カウンタ4712のみ動かせば副走査方向にサイズが変
化するグラデーションパターンとする事ができる。又同
時に2つ動かせば斜め方向に変化するグラデーションパ
ターンが作られる事は容易に想像される事である。又サ
イズの変化する同期をかえる時には、4711あるいは
4712のカウンタのスピードを変化させれば良いし、
カウンタのup/downを切り換えれば大きいサイズ
から始まるか、小さいサイズから始まるかを選択する事
ができる。又グラデーションのスライスレベルはRAM
4705の中に書き込まれており、書き換え可能である
から、場合に応じてグラデーションのドットの形やサイ
ズを変える事も可能である。
【0101】〈網のせ処理〉図40においてオリジナル
画像が5203である時に5201の様に画像部にのみ
パターンを付加する処理を網のせ処理という。実現方法
は画像信号を2値化し“1”を判定された所(画像があ
ると判定された所)のみ先に説明したパターンあるいは
グラデーションを流す事により実現される。具体的に
は、上述の図29のセレクタ4109においてBを選択
するようにセレクト信号4130をモード設定すればよ
い。
【0102】〈網じき処理〉図40において、オリジナ
ル画像が5203である時に5202の様に非画像部に
のみパターン付加する処理を網じき処理と呼ぶ。実現方
法は画像信号を2値化し、“0”と判定された所(画像
がないと判定された所)のみ先に説明したパターンある
いはグラデーションを流す事により実現される。具体的
には、上述の図29のセレクタ4109においてCを選
択するようにセレクト信号4130をモード設定すれば
よい。
【0103】〈網じき白輪郭処理〉図41により概念を
説明する5301がオリジナル画像であった時、パター
ンによる網じきに白輪郭を付加した場合が5303であ
り、グラデーションパターンの網じきに白輪郭を付加し
た場合が5303である。白輪郭は先に説明した装飾処
理における外輪郭信号により実現する事ができる。この
外輪郭信号と外輪郭部の白濃度発生部、先に説明した網
じき処理とから容易に実現できるためここでの説明は省
略する。
【0104】色消去時における、消去する色の設定方法
について図42及び図43を用いて説明する。
【0105】5027の色消去キーが押されると、50
52の画面が図43の(A)の様になる。ここで消去し
たい色を選択します。赤色を消去したい場合、ポインタ
ーを5008〜5011のカーソルキーで「赤」の所に
移動させ、5012のOKキーを押します。5012の
OKキーが押されると図43(B)の画面の様に表示の
「赤」の上にライン(e)が表示される。そのほか、消
去したい色がある場合は、再度、5008〜5011の
カーソルキーで消去したい色の所にポインターを移動さ
せます。青色を消去したい場合には画面は、図43
(C)の様にカーソルを移動させ、5012のOKキー
を押します。OKキーが押されたところで画面が図43
(D)の様になる。これで設定終了の時には画面右下に
「終了」が示されているので5013のキーを押すと設
定終了となる。
【0106】設定終了後、図44に示すように、スター
トボタン5003が押され、コピースタートONの後、
色消去モードが設定されているか否か確認し(S10
1)、設定されている場合、前記図13色認識回路のウ
ィンドウコンパレータ1304のレジスター、及び図2
9の消去色検出回路4141即ち図27に示す色コード
が設定レジスター3902にCPUにより所定値を設定
し(S102)、コピー動作がスタートする(S10
3)。色消去モードが設定されていない場合は、各レジ
スターへの設定は行われず、直ちにコピー動作がスター
トする。
【0107】(濃度変換階調補正)次に、濃度変換、階
調補正部115について説明する。
【0108】ここでは、LUT(ルックアップテーブ
ル)を用い濃度変換及び出力装置の階調を補正する階調
補正処理が行われている。まず、濃度変換処理として読
み取られた輝度信号を濃度信号に変換するもので一般的
にlog変換と呼ばれている。log変換テーブルは、
次式から算出される。
【0109】 DOUT=−255/DMAX*LOG(DIN/255) 次に階調補正テーブルについて説明する。
【0110】階調補正テーブルは、出力装置の階調特性
を補正するものであり、例えば、電子写真のプリンター
の階調特性を図18(a)に示す。それに対する補正テ
ーブルの特性を図18(b)に示す。
【0111】本実施例では、同一ROMで補正処理を行
っており、 補正data=階調補正(−255/Dmax*Log
(Din/255)) の様な式より求められる変換テーブルデータがROMに
書き込まれている。今回の実施例では、ルックアップテ
ーブルとして、ROMを用いているが、これは、ROM
に限るものではなくRAM等の記憶素子を用いても良い
事は、言うまでもない。
【0112】以上説明したように、本発明の実施例によ
れば、予め設定された色と同一色の入力画像に対し、白
情報に置き換える事により、特定色の削除が可能とな
る。又、これは、1色にとどまらず、複数色の情報削除
が可能となり、複数色を用い文字等を強調している原稿
に対しても白黒複写してもその原稿の文字情報を失う事
無く出力できる。
【0113】又、網点印刷等の原稿に対しても網点で構
成されている事から生ずる誤認識を発生する事無く色認
識パターン化処理が可能となる。
【0114】即ち、入力画像情報を、まず平滑化処理
し、その平滑化された信号を用いて色を認識処理し、か
つ孤立点等を除去する為に、認識結果に対し、所定範囲
での多数決処理を行い最も多い認識色を判定結果とする
事により、網点印刷等の原稿上に使われている色に対
し、色を認識しパターン化する際に発生する誤判定を無
くし、線数の粗い網点印刷においても、画像のみにくさ
を解決できる。
【0115】なお、上述の実施例では、色空間を6分割
する事により、6色の色を認識し、このうちのいずれか
を消去するようにしたが、同様の考え方で、10色、1
2色等のN(N≧2)色を認識するようにしてもよい。
又、色認識の方法は上述の例に限らない。
【0116】本実施例の色消去は、色空間をN分割する
ことによって生じる色コードに対応して行われるので、
広い範囲にわたる色相、彩度の色消去を一括して行うこ
とが可能である。
【0117】又、入力される色成分は、R、G、Bに限
らず、例えばL**,b*,Y,I,Qなど他の色空間
のデータであってもよく、これらの輝度(明度)、色度
に分けられたデータの場合には、夫々例えばa**
間、IQ空間をN分割することによって、N色の色を認
識すればよい。
【0118】又、上述の実施例では、電子写真方式の複
写機を例にしたが、プリンタは熱転写、インクジェット
方式であってもよい。特に、熱エネルギーによる膜沸騰
を利用して液滴を吐出させるタイプのいわゆるバブルジ
ェット方式であってもよい。
【0119】[実施例2]上記課題を解決するため、本
実施例の画像読み取り装置は、入力画像の明暗、即ち原
稿濃度に応じて無彩色の判定範囲、つまり最大値と最小
値の差分に対する判定しきい値を可変とする事を特徴と
する。
【0120】本実施例では、原稿上の濃度に応じて、無
彩色の判定しきい値を変える事により、より精度の高い
判定が可能となる。
【0121】以下具体的に説明する。なお、実施例1と
同様の構成の部分は重複説明を避ける。
【0122】色判定処理部 白補正・黒補正部からの出力は、色判定処理部にも入力
される。色判定処理部では、予め設定された色を入力画
像情報から検出を行うためのブロックである。
【0123】本実施例で用いた色判定処理は、色の色相
を検出する事により判定を行っている。図49を用い色
判定処理部の構成について説明を行う。
【0124】入力された各色信号は、最大値最小値検出
部1301及び、3つのコンパレータ1300a,13
00b,1300cに入力される。コンパレータには、
INとGIN、GINとBIN、BINとRINがそれぞれ入力さ
れる。それぞれの判定結果は、最大値最小値値検出部1
301、及び色相ROM1306の上位アドレスに入力
される。ここで最大値最小値検出部1301は、デコー
ダー及びセレクターで構成されており前記コンパレータ
1300a,1300b,1300cからの出力信号を
デコードしセレクターで最大値、中間値、最小値を選択
する構成されている。出力された最小値は、次に減算器
1302、1303の減算器に入力される。各減算器に
は、最大値、及び最大値と最小値の間の値が入力されて
おりそれぞれの値から最小値の値が減算される構成とな
っている。これは、MIN(RIN,GIN,GIN)が無彩
色成分であり、色判定するに際し不要であったためであ
る。減算結果であるMAXIN′及びMININ′及び大小
の順番を示すコンパレータ結果がROMで構成された色
相ROM1306のアドレスに入力される。ここで、図
12に、色相平面と色の大小の順番との関係を示す。色
相ROM1306には、色相の角度に相当する値が予め
記憶されている。本実施例では、0〜239までの値が
記憶されており、次式に示す演算式により求められてい
る。
【0125】θ=atan(MININ/MAXIN)/π すなわち、本実施例では、色相角度360度を240分
割し、これを色相角度として用いている。色相ROM1
306から出力された色相角度は、ウィンドウコンパレ
ータ1304に入力される。入力された色相値は、ウィ
ンドウコンパレータ1304により検出すべき色かどう
か判定される。本実施例での判定色の数は、7色である
が、ウィンドウコンパレータの数を増やす事により検出
色が増える事は言うまでもない。ウィンドウコンパレー
タ1304ではコンパレータ1304b,1304cそ
れぞれレジスター1304a,1304dに接続されて
おり、図示しないCPUにより、検出すべき色相値の下
限と上限の値が設定されている。これらのウィンドウコ
ンパレータの出力は、ANDゲート1304eを通りヒ
ット信号を出力している。各ウィンドウコンパレータか
らの出力信号をエンコーダー1305でエンコードした
出力信号が、前記表1のような色判定信号として出力さ
れる。その後、ANDゲート1306に於いて、後述す
る有彩色無彩色判定信号により、制御され、、無彩色時
は出力を0、有彩色時は判定コードを出力する。
【0126】無彩色判定回路 次に本発明である色検出を行う際その信号が無彩色であ
るか否かを判定する無彩色判定回路について図16a,
b,cを用いて説明する。
【0127】図10にて説明した輝度信号を用い、原稿
の濃度分けを行い、各濃度域に対し、その無彩色判定レ
ベルを変えている。
【0128】まず、概略を図51を用い説明する。図5
1(b)は、色空間を輝度の軸方向からみた図である。
この中心方向は、r(レッド),g(グリーン),b
(ブルー)の差がなくなる方向であり中心の斜線部分が
無彩色判定領域である。この無彩色領域が、輝度に対し
どの様な領域であるか表したのが、図51(a)であ
る。この図は、縦軸に輝度信号をとり色空間を表した図
である。本実施例では、この輝度信号に対ししきい値
(a1,a2,a3)により4つの領域に分け、それぞ
れの領域に対し独立に無彩色の判定しきい値(b1,b
2,b3,b4)を設定出来る構成となっている。ここ
で、図51(a)が無彩色領域である。
【0129】次に具体的な回路動作について、図50を
用いて説明する。
【0130】入力される輝度信号は、コンパレータ16
01a,b,cにそれぞれ入力される。各コンパレータ
の比較用しきい値は、図示しないcpuにより予めレジ
スター1602a,b,cに図51(a)に示すしきい
値(a3,a2,a1)が設定されている。各コンパレ
ータからの出力は、インバータ1603、1604、A
NDゲート1605、1606及びORゲート1607
に於いて、後段のセレクト信号に変換された後、AND
ゲート1609a,b,cにセレクト信号として入力さ
れる。各ANDゲート1609a,b,c,dには、レ
ジスター1608a,b,c,dの出力信号が入力され
ている。これら各レジスター1608a,b,c,dに
は、図示しないcpuにより予め各濃度域に応じた無彩
色のしきい値(図50に於けるb1,b2,b3,b
4)が設定されている。ANDゲート1609a,b,
c,dから出力された無彩色判定しきい値は、ORゲー
ト1610で、各bit毎のORが行われる。この様に
して得られた無彩色しきい値と入力RGB信号から求め
た最大値と最小値との差信号であるmax−min信号
とがコンパレータ1611に於いて比較され無彩色有彩
色信号が得られる。
【0131】以上説明したように、本実施例によれば、
入力データより無彩色であるか有彩色であるかを判別す
る際に入力データの明暗に応じ無彩色判定レベルを変え
る事により、無彩色判定領域を必要以上大きくする必要
が無くより精度の高い無彩色判定が安価な回路構成で可
能となる。
【0132】
【発明の効果】以上の様に、本発明の画像処理装置によ
れば、入力画像の有彩/無彩を精度良く判定することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像処理装置の全体ブロック図。
【図2】3ライン固体撮像素子を示す図。
【図3】カラー画像読み取り光学系を示す図。
【図4】3色色分解用1次元ブレーズド回折格子の断面
図。
【図5】CCDイメージセンサーの駆動パルスタイミン
グチャート。
【図6】CCDドライバの構成図。
【図7】黒補正/白補正回路図。
【図8】黒補正の概念を示す図。
【図9】白補正処理を示すフローチャート。
【図10】輝度信号生成回路図。
【図11】平滑化回路図。
【図12】疑似的な色相面を示す図。
【図13】色認識回路。
【図14】多数決回路図1。
【図15】多数決回路図2。
【図16】フィルター処理回路図。
【図17】フィルター処理概念図。
【図18】プリンターの階調特性、補正テーブルの特性
を示す図。
【図19】白抜き輪郭生成回路図。
【図20】白抜き輪郭回路の動作説明用タイミングチャ
ート1。
【図21】白抜き輪郭回路の動作説明用タイミングチャ
ート2。
【図22】白抜き輪郭の概念図。
【図23】変倍回路のバッファーコントロールタイミン
グ図。
【図24】ビデオ信号変倍回路図。
【図25】リピート時の制御信号タイミング図。
【図26】色輪郭信号生成部回路ブロック図。
【図27】図41に示す消去色検出回路。
【図28】画像装飾部の簡単な説明図。
【図29】画像装飾部の回路図。
【図30】内輪郭生成部の回路図。
【図31】平影信号生成部の回路図。
【図32】立体影生成部の回路図。
【図33】孤立点による誤判定防止回路。
【図34】外輪郭生成部の回路図。
【図35】パターン信号生成部の回路図。
【図36】内輪郭信号の生成タイミングチャート。
【図37】平影画像の概念図。
【図38】グラデーションパターン図。
【図39】グラデーションドット形成原理の説明図。
【図40】網乗せ処理の出力画像例。
【図41】網じき白輪郭の出力画像例。
【図42】本実施例で用いた操作部。
【図43】消去色設定画面。
【図44】色消去処理設定フロー。
【図45】立体影の概念図。
【図46】色輪郭生成部の説明図1。
【図47】色輪郭生成部の説明図2。
【図48】本実施例の複写機の断面図。
【図49】本発明の第2の実施例の色認識回路の構成を
示すブロック図。
【図50】無彩色判定回路の構成を示すブロック図。
【図51】無彩色判定を説明する図。
【符号の説明】
108 平滑化回路 109 色認識部 110 多数決部 114 装飾回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−162966(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/46 - 1/64 G06T 7/00 100

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像の濃度を判別する判別手段と、 各濃度域に対し独立に設定される無彩色判定基準から前
    記入力画像の濃度が含まれる濃度域に対して設定される
    無彩色判定基準を選択する選択手段と、 前記入力画像に応じた画像信号が前記選択された無彩色
    判定基準に含まれる場合に前記入力画像を無彩色と判定
    し、前記入力画像に応じた画像信号が前記選択された無
    彩色判定基準に含まれない場合に前記入力画像を有彩色
    と判定する判定手段とを有することを特徴とする画像処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記画像に応じた画像信号は、該画像に
    応じた複数の色成分信号の最大値と最小値の差分である
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記入力画像の色を判定する判
    定手段を有し、前記判定手段により前記入力画像が有彩
    色と判定された場合に、前記判定手段により前記入力画
    像の色を判定した結果を出力する出力手段を有すること
    を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 入力画像の濃度を判別する判別工程と、 各濃度域に対し独立に設定される無彩色判定基準から前
    記入力画像の濃度が含まれる濃度域に対して設定される
    無彩色判定基準を選択する選択工程と、 前記入力画像に応じた画像信号が前記選択された無彩色
    判定基準に含まれる場合に前記入力画像を無彩色と判定
    し、前記入力画像に応じた画像信号が前記選択された無
    彩色判定基準に含まれない場合に前記入力画像を有彩色
    と判定する判定工程とを有することを特徴とする画像処
    理方法。
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