JPH06291895A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JPH06291895A JPH06291895A JP5074032A JP7403293A JPH06291895A JP H06291895 A JPH06291895 A JP H06291895A JP 5074032 A JP5074032 A JP 5074032A JP 7403293 A JP7403293 A JP 7403293A JP H06291895 A JPH06291895 A JP H06291895A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複写すべきでない原稿を、簡単な構成で複写
禁止する。 【構成】 原稿上の任意の場所に置かれた原稿の特定色
を検出する検出手段(43)と、前記検出手段より得ら
れたデータから、前記特定色の量を算出する算出手段
(47)と、前記算出手段の結果と、予め定めた所定の
値とを比較する比較手段(35)と、前記比較手段から
前記特定色の量が前記所定の値以上のとき、前記原稿の
複写を禁止する制御手段とを有することを特徴とする。
禁止する。 【構成】 原稿上の任意の場所に置かれた原稿の特定色
を検出する検出手段(43)と、前記検出手段より得ら
れたデータから、前記特定色の量を算出する算出手段
(47)と、前記算出手段の結果と、予め定めた所定の
値とを比較する比較手段(35)と、前記比較手段から
前記特定色の量が前記所定の値以上のとき、前記原稿の
複写を禁止する制御手段とを有することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は原稿の複写を禁止する
機能を有する複写装置に関するものである。
機能を有する複写装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、複写装置の普及は目覚ましく、手
軽に大量の文書の複写が可能になってきた為、逆に重要
な文書が不用意に流出してしまうという問題が多々発生
してきている。
軽に大量の文書の複写が可能になってきた為、逆に重要
な文書が不用意に流出してしまうという問題が多々発生
してきている。
【0003】その為に、重要文書には複写を禁止するマ
ークを入れたり、「コピー禁止」などと書かれたスタン
プを捺印するなどの対策を講じている。
ークを入れたり、「コピー禁止」などと書かれたスタン
プを捺印するなどの対策を講じている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような対策では、故意に重要文書を複写しようとするも
のに対してはなんら抑止効果がないという問題点があっ
た。
ような対策では、故意に重要文書を複写しようとするも
のに対してはなんら抑止効果がないという問題点があっ
た。
【0005】そこで本発明は、複写すべきでない原稿
を、簡易な構成で複写禁止することができる画像処理装
置を提供することを目的とする。
を、簡易な構成で複写禁止することができる画像処理装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は上記の
ような問題点を解決するため、原稿上の任意の場所に置
かれた原稿の特定色を検出する検出手段と、前記検出手
段より得られたデータから、前記特定色の量を算出する
算出手段と、前記算出手段の結果と、予め定めた所定の
値とを比較する比較手段と、前記比較手段から前記特定
色の量が前記所定の値以上のとき、前記原稿の複写を禁
止する制御手段とを有することを特徴とする。
ような問題点を解決するため、原稿上の任意の場所に置
かれた原稿の特定色を検出する検出手段と、前記検出手
段より得られたデータから、前記特定色の量を算出する
算出手段と、前記算出手段の結果と、予め定めた所定の
値とを比較する比較手段と、前記比較手段から前記特定
色の量が前記所定の値以上のとき、前記原稿の複写を禁
止する制御手段とを有することを特徴とする。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の一実施例による画像複写装
置の構造を示す断面図である。
置の構造を示す断面図である。
【0008】図1において、1は原稿給送手段となる原
稿給送装置で、載置された原稿を1枚ずつ、あるいは2
枚連続に原稿台ガラス面2上の所定位置に給送する。3
はランプ、走査ミラー5等で構成されるスキャナーで、
原稿給送装置1により原稿台ガラス面2に原稿が載置さ
れると、本体が所定方向に往復走査されて原稿反射光を
走査ミラー5〜7を介してレンズ8を通過して、図示し
ていないRGB色分解フィルタにより色分解されてCC
Dイメージセンサ部9に結像する。
稿給送装置で、載置された原稿を1枚ずつ、あるいは2
枚連続に原稿台ガラス面2上の所定位置に給送する。3
はランプ、走査ミラー5等で構成されるスキャナーで、
原稿給送装置1により原稿台ガラス面2に原稿が載置さ
れると、本体が所定方向に往復走査されて原稿反射光を
走査ミラー5〜7を介してレンズ8を通過して、図示し
ていないRGB色分解フィルタにより色分解されてCC
Dイメージセンサ部9に結像する。
【0009】10はレーザスキャナーで構成される露光
部で、コントローラ部CONTの画像信号制御部33
(詳細は図2を用いて後述する)から出力される画像デ
ータに基づいて変調された光ビームを感光体11に照射
する。12、13は現像器で、感光体11に形成された
静電潜像を所定色の現像剤(トナー)で可視化する。1
4、15は被転写紙積載部で、定形サイズの記録媒体が
積載収納され、給送ローラの駆動によりレジスト配設位
置まで給送され、感光体11に形成される画像との画像
先端合わせタイミングをとられた状態で再給紙される。
部で、コントローラ部CONTの画像信号制御部33
(詳細は図2を用いて後述する)から出力される画像デ
ータに基づいて変調された光ビームを感光体11に照射
する。12、13は現像器で、感光体11に形成された
静電潜像を所定色の現像剤(トナー)で可視化する。1
4、15は被転写紙積載部で、定形サイズの記録媒体が
積載収納され、給送ローラの駆動によりレジスト配設位
置まで給送され、感光体11に形成される画像との画像
先端合わせタイミングをとられた状態で再給紙される。
【0010】16は転写分離帯電器で、感光体11に現
像されたトナー像を被転写紙に転写した後、感光体11
より分離して搬送ベルトを介して定着部17で定着され
る。18は排紙ローラで、画像形成の終了した被転写紙
をトレー20に積載排紙する。21は方向フラッパーで
画像形成の終了した被転写紙の搬送方向を排紙口と内部
搬送路方向に切り換え、多重/両面画像形成プロセスに
備える。
像されたトナー像を被転写紙に転写した後、感光体11
より分離して搬送ベルトを介して定着部17で定着され
る。18は排紙ローラで、画像形成の終了した被転写紙
をトレー20に積載排紙する。21は方向フラッパーで
画像形成の終了した被転写紙の搬送方向を排紙口と内部
搬送路方向に切り換え、多重/両面画像形成プロセスに
備える。
【0011】先ず、両面記録時は、被転写紙が排紙セン
サ19を通過後、排紙部ローラ18を排紙方向と反対の
方向に回転させる。また、これと同時にフラッパー21
の排紙ローラー側を上方に上げて複写済みの転写紙を搬
送路22、23を介して中間トレー24に格納する。次
に行う裏面記録時に中間トレー24に格納されている転
写紙が給紙され、裏面の転写が行われる。
サ19を通過後、排紙部ローラ18を排紙方向と反対の
方向に回転させる。また、これと同時にフラッパー21
の排紙ローラー側を上方に上げて複写済みの転写紙を搬
送路22、23を介して中間トレー24に格納する。次
に行う裏面記録時に中間トレー24に格納されている転
写紙が給紙され、裏面の転写が行われる。
【0012】また、多重記録時は、フラッパー21の定
着ローラー側を上方に上げて複写済みの転写紙を搬送路
22、23の搬送路を介して中間トレー24に格納す
る。次に行う多重記録に中間トレー24に格納されてい
る転写紙が給送され、多重転写が行われる。
着ローラー側を上方に上げて複写済みの転写紙を搬送路
22、23の搬送路を介して中間トレー24に格納す
る。次に行う多重記録に中間トレー24に格納されてい
る転写紙が給送され、多重転写が行われる。
【0013】図2は、図1に示したコントローラ部CO
NTの構成を説明するブロック図であり、35はCPU
回路部で、ROM36、RAM37を内蔵し、ROM3
6に記憶された制御プログラムに基づいて各部を総括的
に制御する。
NTの構成を説明するブロック図であり、35はCPU
回路部で、ROM36、RAM37を内蔵し、ROM3
6に記憶された制御プログラムに基づいて各部を総括的
に制御する。
【0014】31は原稿自動給送装置制御部で、載置さ
れた原稿を1枚づつ、あるいは2枚連続に原稿台ガラス
2面上の所定位置に給送するなどの制御をする。
れた原稿を1枚づつ、あるいは2枚連続に原稿台ガラス
2面上の所定位置に給送するなどの制御をする。
【0015】32はイメージリーダ制御部で、上記イメ
ージセンサ部9などより構成され、図示していないRG
B分解フィルタにより色分解され光電変換されたアナロ
グ画像信号を画像信号制御部33に出力する。34はプ
リンタ制御部で、画像信号制御部33から出力されるビ
デオ信号に基づいて露光制御部10を駆動して光ビーム
を感光体11に照射する。また、38は操作部で画像形
成に必要なモードの設定のためのキー、表示器等を有す
る操作パネルが設けられている。
ージセンサ部9などより構成され、図示していないRG
B分解フィルタにより色分解され光電変換されたアナロ
グ画像信号を画像信号制御部33に出力する。34はプ
リンタ制御部で、画像信号制御部33から出力されるビ
デオ信号に基づいて露光制御部10を駆動して光ビーム
を感光体11に照射する。また、38は操作部で画像形
成に必要なモードの設定のためのキー、表示器等を有す
る操作パネルが設けられている。
【0016】図3は本発明のポイントである画像信号制
御部33の詳細図である。
御部33の詳細図である。
【0017】図3に於いてイメージリーダ制御部32に
よりRGBの電気信号に変換されたアナログ画像信号は
A/D変換器40によりディジタル信号に変換される
(本実施例では各8ビット)。
よりRGBの電気信号に変換されたアナログ画像信号は
A/D変換器40によりディジタル信号に変換される
(本実施例では各8ビット)。
【0018】ついで黒補正/白補正部41により黒レベ
ルの補正と白レベルの補正(シェーディング補正)が施
された後、ND信号生成部42及び色判別部43にRG
Bの各信号が入力される。
ルの補正と白レベルの補正(シェーディング補正)が施
された後、ND信号生成部42及び色判別部43にRG
Bの各信号が入力される。
【0019】ND信号生成部42では、RGBの信号が
加算されて1/3に除算されて輝度信号Doutが出力さ
れる。
加算されて1/3に除算されて輝度信号Doutが出力さ
れる。
【0020】Dout= (Rin+Gin+Bin)/3 色判別部43ではRGBの信号比率により例えば赤、
緑、青、ラインマーカーのピンク、イエロー、橙、白及
び黒に分類されて3ビットの色信号Coutとして出力さ
れる(詳細は後述する)。
緑、青、ラインマーカーのピンク、イエロー、橙、白及
び黒に分類されて3ビットの色信号Coutとして出力さ
れる(詳細は後述する)。
【0021】輝度信号Dout、色信号Coutは変倍部44
で主走査方向(CCDのライン方向)の変倍あるいは画
像の移動処理が行われて画像処理部45に入力される。
画像処理部45では、網がけ、色情報を単一色のパター
ンに変換するパターン化処理、マスキング、トリミン
グ、白黒反転等の処理が行われる。
で主走査方向(CCDのライン方向)の変倍あるいは画
像の移動処理が行われて画像処理部45に入力される。
画像処理部45では、網がけ、色情報を単一色のパター
ンに変換するパターン化処理、マスキング、トリミン
グ、白黒反転等の処理が行われる。
【0022】その後、濃度補正部46で輝度ー濃度変
換、プリンターでの濃度補正が行われてレーザービーム
プリンターのプリンター制御部34に送られる。
換、プリンターでの濃度補正が行われてレーザービーム
プリンターのプリンター制御部34に送られる。
【0023】本発明において、複写禁止の原稿上に付与
される任意の特定色のマーカなどを検出する為に、原稿
の複写の為の読み取りに先だってプリスキャン(予備走
査)を行い、色判別部43は以下に説明するような色検
出処理を行って原稿上の色成分を判別している。
される任意の特定色のマーカなどを検出する為に、原稿
の複写の為の読み取りに先だってプリスキャン(予備走
査)を行い、色判別部43は以下に説明するような色検
出処理を行って原稿上の色成分を判別している。
【0024】黒補正/白補正部41より入力されるR、
G、Bの各データは、各8ビットのデータであり、計2
24色の情報を有している。このため、その規模からも高
価なものとなってしまうので、本実施例では、この点を
考慮して以下の色相検出処理を行う。
G、Bの各データは、各8ビットのデータであり、計2
24色の情報を有している。このため、その規模からも高
価なものとなってしまうので、本実施例では、この点を
考慮して以下の色相検出処理を行う。
【0025】図4において入力されるR,G,Bの各デ
ータは、max/mid/min検出部50に入力され
る。max/mid/min検出部50は選択部51と
コンパレータ52,53,54で構成される。コンパレ
ータ52,53,54はR,G,B各データの比較を行
い、その出力は順位信号として選択部51及び色相検出
部57に入力される。選択部51では、各データの内の
max値(最大値)、mid値(中間値)、min値
(最小値)の各値が選択される。
ータは、max/mid/min検出部50に入力され
る。max/mid/min検出部50は選択部51と
コンパレータ52,53,54で構成される。コンパレ
ータ52,53,54はR,G,B各データの比較を行
い、その出力は順位信号として選択部51及び色相検出
部57に入力される。選択部51では、各データの内の
max値(最大値)、mid値(中間値)、min値
(最小値)の各値が選択される。
【0026】次に、R,G,Bの各データを2次元デー
タに変換する際、本実施例ではR,G,Bの共通部、す
なわちR,G,Bの内の最小値であるmin(R,G,
B)が無彩色成分であることを利用して、min(R,
G,B)を各R,G,Bデータより減算し、残った情報
を有彩色成分として用いることとしている。これによ
り、簡単な構成で二次元の色空間に変換することを達成
している。
タに変換する際、本実施例ではR,G,Bの共通部、す
なわちR,G,Bの内の最小値であるmin(R,G,
B)が無彩色成分であることを利用して、min(R,
G,B)を各R,G,Bデータより減算し、残った情報
を有彩色成分として用いることとしている。これによ
り、簡単な構成で二次元の色空間に変換することを達成
している。
【0027】このような変換処理のため、本実施例は、
max値及びmid値より最小値であるmin値を減算
器55,56により減算し、色相検出部57に順位信号
と共に入力している。色相検出部57は、RAMあるい
はROM等のランダムアクセスの可能な記憶素子で構成
することが望ましく、本実施例ではROMを用いたルッ
クアップテーブルで構成している。
max値及びmid値より最小値であるmin値を減算
器55,56により減算し、色相検出部57に順位信号
と共に入力している。色相検出部57は、RAMあるい
はROM等のランダムアクセスの可能な記憶素子で構成
することが望ましく、本実施例ではROMを用いたルッ
クアップテーブルで構成している。
【0028】この色相検出部57には、予め、図5で示
す平面の角度に対応する値が記憶されており、入力され
る順位信号と、(max−min)値及び(mid−m
in)値とにより、対応する色相値が出力される。これ
により、入力されるR,G,Bの大きさの順番と、入力
されるR,G,B内の最大値、中間値に基づいて、ルッ
クアップテーブル等を用いるという簡単な構成で、3次
元の入力色空間を2次元の色空間に変換し、対応する色
相を求めている。
す平面の角度に対応する値が記憶されており、入力され
る順位信号と、(max−min)値及び(mid−m
in)値とにより、対応する色相値が出力される。これ
により、入力されるR,G,Bの大きさの順番と、入力
されるR,G,B内の最大値、中間値に基づいて、ルッ
クアップテーブル等を用いるという簡単な構成で、3次
元の入力色空間を2次元の色空間に変換し、対応する色
相を求めている。
【0029】このようにして出力された色相値は、色判
定回路58に入力される。図6に示すように、色判定回
路58は、本実施例では6個のウインドウコンパレータ
591,592,…596と3個のANDゲート60
1,602,603から構成され、それぞれのウィンド
ウコンパレータの基準比較値a1,a2…a6はCPU
回路部35から供給されている。例えばウインドウコン
パレータ591,592の比較結果がa1<(入力色相
値)<a2の時、ANDゲート601から“1”が出力
される。こうして、ANDゲート601,602,60
3から、基準比較値a1,a2…a6により設定される
3ビットの色信号Coutとして出力される。
定回路58に入力される。図6に示すように、色判定回
路58は、本実施例では6個のウインドウコンパレータ
591,592,…596と3個のANDゲート60
1,602,603から構成され、それぞれのウィンド
ウコンパレータの基準比較値a1,a2…a6はCPU
回路部35から供給されている。例えばウインドウコン
パレータ591,592の比較結果がa1<(入力色相
値)<a2の時、ANDゲート601から“1”が出力
される。こうして、ANDゲート601,602,60
3から、基準比較値a1,a2…a6により設定される
3ビットの色信号Coutとして出力される。
【0030】また、複写禁止原稿上に付与されるマーカ
などの特定色が、例えば基準比較値a3、a4に対し
て、 a3<(マーカの特定色)<a4 として設定されているとすると、この範囲に色相値が入
力した場合には、ANDゲート602の出力が“1”と
なり、特定色検出信号Sdetとして出力され、図3に
示すように面積算出回路47に入力される。
などの特定色が、例えば基準比較値a3、a4に対し
て、 a3<(マーカの特定色)<a4 として設定されているとすると、この範囲に色相値が入
力した場合には、ANDゲート602の出力が“1”と
なり、特定色検出信号Sdetとして出力され、図3に
示すように面積算出回路47に入力される。
【0031】面積算出回路47は、図7に示すようなプ
ログラマブルカウンタ61で構成されている。クロック
信号CLKは例えばA/D変換器40(図3)に使われ
るクロック信号と同じものである。CPU回路部35の
出力であるプログラムデータ信号DATAは、予め所定
の面積に対応するように設定したカウント値であり、当
然複写機の使用者が任意に設定する事も可能である。例
えば図9の71、72、73、74は本発明に用いられ
る複写禁止原稿の例であり、それぞれ7a,7b,7
c,7dは原稿上に付与される任意の特定色のマーカな
どの例を示したもので、原稿上に占める特定色の領域が
所定の面積以上であれば、どのような形状であっても、
どのような位置にあっても構わない。RSTはプログラ
マブルカウンタ61のリセット信号であり、CPU回路
部35より原稿を一枚一枚プリスキャンする毎に、カウ
ンタ値のリセットを行う。
ログラマブルカウンタ61で構成されている。クロック
信号CLKは例えばA/D変換器40(図3)に使われ
るクロック信号と同じものである。CPU回路部35の
出力であるプログラムデータ信号DATAは、予め所定
の面積に対応するように設定したカウント値であり、当
然複写機の使用者が任意に設定する事も可能である。例
えば図9の71、72、73、74は本発明に用いられ
る複写禁止原稿の例であり、それぞれ7a,7b,7
c,7dは原稿上に付与される任意の特定色のマーカな
どの例を示したもので、原稿上に占める特定色の領域が
所定の面積以上であれば、どのような形状であっても、
どのような位置にあっても構わない。RSTはプログラ
マブルカウンタ61のリセット信号であり、CPU回路
部35より原稿を一枚一枚プリスキャンする毎に、カウ
ンタ値のリセットを行う。
【0032】図8はこのカウンタ61の動作をタイミン
グチャートを使って説明したもので、色判別部43の出
力の特定色検出信号Sdetが、時刻t1において
“0”→“1”となったとき、カウンタ61はCLKの
クロックレートで“1”の期間をカウントする。カウン
タ回路61の出力である複写禁止信号CENは、そのカ
ウント値が予め設定したDATA値になると(時刻t
2)“0”→“1”となり、その原稿が複写禁止原稿で
あることを検出し、CPU回路部35に入力する。
グチャートを使って説明したもので、色判別部43の出
力の特定色検出信号Sdetが、時刻t1において
“0”→“1”となったとき、カウンタ61はCLKの
クロックレートで“1”の期間をカウントする。カウン
タ回路61の出力である複写禁止信号CENは、そのカ
ウント値が予め設定したDATA値になると(時刻t
2)“0”→“1”となり、その原稿が複写禁止原稿で
あることを検出し、CPU回路部35に入力する。
【0033】CPU回路部35はこのCEN信号“1”
が入力されると、画像処理部45に対して輝度信号をマ
スキング処理してコピー紙を白紙のまま出力したり、コ
ピー紙全体あるいは一部をベタ黒にして出力するように
制御をする。また、本実施例に用いられている複写装置
であれば、コピー紙の全体あるいは一部を原稿とは関連
のない文字やパターンを出力するように制御する事も可
能である。更に、原稿給送装置制御部31を制御する事
で、複写動作を停止する事も当然可能である。
が入力されると、画像処理部45に対して輝度信号をマ
スキング処理してコピー紙を白紙のまま出力したり、コ
ピー紙全体あるいは一部をベタ黒にして出力するように
制御をする。また、本実施例に用いられている複写装置
であれば、コピー紙の全体あるいは一部を原稿とは関連
のない文字やパターンを出力するように制御する事も可
能である。更に、原稿給送装置制御部31を制御する事
で、複写動作を停止する事も当然可能である。
【0034】以上説明したように、本実施例においては
原稿上に付与された所定以上の面積の特定色のマーカな
どを検出して、複写を禁止することか可能である。
原稿上に付与された所定以上の面積の特定色のマーカな
どを検出して、複写を禁止することか可能である。
【0035】また、本実施例においては上述したような
複写を禁止する制御状態を、解除する事も可能である。
以下その動作について説明する。
複写を禁止する制御状態を、解除する事も可能である。
以下その動作について説明する。
【0036】図2において、操作部38は図10のよう
に構成され、コピースタートキー81、コピー禁止ラン
プ82、コピー禁止モード解除キー83、テンキー84
などを有する。通常は上述したように複写禁止状態とな
っている為に、コピー禁止ランプ82はCPU回路部3
5により点灯するように制御される。
に構成され、コピースタートキー81、コピー禁止ラン
プ82、コピー禁止モード解除キー83、テンキー84
などを有する。通常は上述したように複写禁止状態とな
っている為に、コピー禁止ランプ82はCPU回路部3
5により点灯するように制御される。
【0037】このような構成において、図11のフロー
チャートを用いて、複写禁止の制御状態を解除する動作
について説明する。先ずステップS1において、使用者
がコピー禁止モード解除キー83を入力した場合、次の
ステップS2においてテンキー84からユーザID番号
を入力する。するとCPU回路部35では、ステップ3
において、そのID番号が予めCPU回路部35に内蔵
したROM36に登録されている、複写禁止解除が許可
されているID番号かどうかを判定する。その結果、複
写禁止解除が許されていない使用者であると判断された
場合は、始めのコピー禁止ランプ点灯の状態に戻り、複
写禁止の状態を保つ事になる。
チャートを用いて、複写禁止の制御状態を解除する動作
について説明する。先ずステップS1において、使用者
がコピー禁止モード解除キー83を入力した場合、次の
ステップS2においてテンキー84からユーザID番号
を入力する。するとCPU回路部35では、ステップ3
において、そのID番号が予めCPU回路部35に内蔵
したROM36に登録されている、複写禁止解除が許可
されているID番号かどうかを判定する。その結果、複
写禁止解除が許されていない使用者であると判断された
場合は、始めのコピー禁止ランプ点灯の状態に戻り、複
写禁止の状態を保つ事になる。
【0038】他方、ステップ3において、複写禁止解除
が許可された特別のID番号であると判定したときに
は、ステップ4に進み、複写禁止モードを解除する。こ
れにより複写機能は正常に回復し、次にコピースタート
キー81が入力されれば、複写禁止原稿であっても清浄
な複写動作が行われる。
が許可された特別のID番号であると判定したときに
は、ステップ4に進み、複写禁止モードを解除する。こ
れにより複写機能は正常に回復し、次にコピースタート
キー81が入力されれば、複写禁止原稿であっても清浄
な複写動作が行われる。
【0039】上述の実施例では複写禁止状態を解除する
為に、テンキー84を用いてユーザID番号を入力する
手法を用いたが、本発明は当然ながらこれに限定されな
い。例えば、図12に示すようなIDカード入力部91
を設け、入力されたIDカードを認識して、CPU回路
部においてそれが特定の使用者のIDカードであると判
定された場合は、複写禁止解除するというように構成す
ることが可能である。
為に、テンキー84を用いてユーザID番号を入力する
手法を用いたが、本発明は当然ながらこれに限定されな
い。例えば、図12に示すようなIDカード入力部91
を設け、入力されたIDカードを認識して、CPU回路
部においてそれが特定の使用者のIDカードであると判
定された場合は、複写禁止解除するというように構成す
ることが可能である。
【0040】また、本発明に用いている複写装置におい
ては、複写禁止解除された状態で複写禁止原稿をコピー
したときに、複写禁止原稿に付与されている任意の特定
色のマーカなどはコピーしないように構成することも容
易である。つまり図3において、プリスキャン時に面積
算出回路47より所定以上の面積を占める特定色の領域
が検出された場合、原稿の複写の為のスキャン時にCP
U回路部から画像処理部45に対して、その特定色をコ
ピーしないように制御すれば良い。このような制御は、
本発明に用いられているような複写装置(いわゆるデジ
タル複写機)の機能を用いれば容易に構成できる。
ては、複写禁止解除された状態で複写禁止原稿をコピー
したときに、複写禁止原稿に付与されている任意の特定
色のマーカなどはコピーしないように構成することも容
易である。つまり図3において、プリスキャン時に面積
算出回路47より所定以上の面積を占める特定色の領域
が検出された場合、原稿の複写の為のスキャン時にCP
U回路部から画像処理部45に対して、その特定色をコ
ピーしないように制御すれば良い。このような制御は、
本発明に用いられているような複写装置(いわゆるデジ
タル複写機)の機能を用いれば容易に構成できる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
原稿上の任意の場所に任意の特定色のマーカなどを付与
しておき、それを検出する事で複写を禁止するように制
御できるという効果がある。また、予め登録した特定の
使用者であれば、この複写禁止モードを解除することも
可能であり、その場合特定色のマーカをコピーしないよ
うにすることも可能であり、見苦しくないコピーが得ら
れるという効果がある。
原稿上の任意の場所に任意の特定色のマーカなどを付与
しておき、それを検出する事で複写を禁止するように制
御できるという効果がある。また、予め登録した特定の
使用者であれば、この複写禁止モードを解除することも
可能であり、その場合特定色のマーカをコピーしないよ
うにすることも可能であり、見苦しくないコピーが得ら
れるという効果がある。
【図1】本発明の複写装置の構造を示す断面図
【図2】図1のコントローラ部CONTの構成を説明す
るブロック図
るブロック図
【図3】図2の画像信号制御部33の詳細なブロック図
【図4】図3の色判別部43の詳細なブロック図
【図5】色識別を説明する為の色相面を示す図
【図6】図4の色相判定回路58の詳細なブロック図
【図7】図3の面積算出回路47の詳細なブロック図
【図8】図7のプログラマブルカウンタ61の動作を説
明する為のタイミング図
明する為のタイミング図
【図9】コピー禁止原稿に付与されるマーカの例を示す
図
図
【図10】図2の操作部38の詳細な構成図
【図11】複写禁止状態を解除する動作を説明するフロ
ーチャート
ーチャート
【図12】IDコードを用いた別の実施例の構成を説明
するブロック図
するブロック図
33 画像信号制御部 34 プリンタ制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 喜則 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 轡田 悟 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 伊藤 秋生 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 原稿上の任意の場所に置かれた原稿の特
定色を検出する検出手段と、 前記検出手段より得られたデータから、前記特定色の量
を算出する算出手段と、 前記算出手段の結果と、予め定めた所定の値とを比較す
る比較手段と、 前記比較手段から前記特定色の量が前記所定の値以上の
とき、前記原稿の複写を禁止する制御手段とを有するこ
とを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は複写動作を停止するよう
に制御することを特徴とする請求項1記載の画像処理装
置。 - 【請求項3】 前記制御手段はコピー紙を白紙のまま、
あるいはコピー紙全体または一部をベタ黒にして、ある
いは原稿とは関係のない文字やパターンを出力するよう
に制御することを特徴とする請求項1記載の画像処理装
置。 - 【請求項4】 前記制御手段を一時的あるいは全面的に
解除する解除機能手段を有することを特徴とする請求項
1記載の画像処理装置。 - 【請求項5】 前記解除機能手段を動作させたときは前
記特定色を複写しないように制御する特定色削除制御手
段を有することを特徴とする請求項4記載の画像処理装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5074032A JPH06291895A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5074032A JPH06291895A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06291895A true JPH06291895A (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=13535410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5074032A Withdrawn JPH06291895A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06291895A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005193422A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-21 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置、画像形成方法ならびに画像形成プログラムおよびこれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP2007156051A (ja) * | 2005-12-05 | 2007-06-21 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像読み取り装置、画像形成装置及び複写方法 |
CN115320952A (zh) * | 2022-08-15 | 2022-11-11 | 维达护理用品(中国)有限公司 | 纸品包装在线分色方法及分色设备 |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP5074032A patent/JPH06291895A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005193422A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-21 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置、画像形成方法ならびに画像形成プログラムおよびこれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
US7428067B2 (en) | 2003-12-26 | 2008-09-23 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Image forming device, image forming method, image forming program, computer readable recording medium on which the program is recorded |
JP2007156051A (ja) * | 2005-12-05 | 2007-06-21 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像読み取り装置、画像形成装置及び複写方法 |
JP4736760B2 (ja) * | 2005-12-05 | 2011-07-27 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像読み取り装置、画像形成装置及び複写方法 |
CN115320952A (zh) * | 2022-08-15 | 2022-11-11 | 维达护理用品(中国)有限公司 | 纸品包装在线分色方法及分色设备 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000704 |