JPH10145623A - 原稿判定方法および装置 - Google Patents

原稿判定方法および装置

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JPH10145623A
JPH10145623A JP8304289A JP30428996A JPH10145623A JP H10145623 A JPH10145623 A JP H10145623A JP 8304289 A JP8304289 A JP 8304289A JP 30428996 A JP30428996 A JP 30428996A JP H10145623 A JPH10145623 A JP H10145623A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 対象原稿が電子写真方式のカラー複写機で出
力された原稿であるか否かを高精度に判定する。 【解決手段】 追跡パターン検出部2は、白地に囲ま
れ、イエローの孤立した領域を追跡パターン画素として
検出する。白画素検出部3は、白地に相当する画素を検
出する。所定領域について、追跡パターン画素の計数結
果4(tui)と、白画素の計数結果5(white)
とを基に、総合判定回路6では、tui/whiteが
所定値以上のとき、電子写真方式のカラー複写機で出力
された原稿であると判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対象原稿が電子写
真方式のカラー複写機で出力された原稿であるか否かを
高精度に判定する原稿判定方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、カラー複写機では、カラースキャ
ナで得られたRGB信号に対し、原稿の色再現を忠実に
行う目的で色補正が行われている。ところで、カラース
キャナにおけるカラー読み取り分光特性としては等色関
数の近似的なものしか得られない。その結果、色材の異
なる例えば印刷インキと印画紙のある色について、人間
が見て等しく見える色でも、カラースキャナで得られる
RGB信号に違いが生じることになる。このため、一般
的に印刷原稿に合わせて色補正の設計を行うことから、
概略的に言えば印刷原稿以外の色材からなる他の原稿の
色は合わないことになる。
【0003】ところで、カラー複写機に入力される原稿
の一つにカラー複写機で出力した原稿、いわゆるジェネ
レーション原稿(以下、ジェネレーション原稿という)
がある。このジェネレーション原稿の色再現についても
上記した問題が生じる。すなわち、印刷用に設計された
唯一の色補正手段では、ジェネレーション原稿の色再現
は保証されない。
【0004】このような問題に対して、本出願人は、先
に、ジェネレーション原稿に印字されている追跡パター
ンを積極的に検出し、ジェネレーション原稿であると判
明したならば、それに応じた色補正を行なうことで、印
刷原稿/ジェネレーション原稿ともに、自動的に色再現
を保証するカラー画像処理装置を提案した(特願平7−
343941号)。
【0005】また、他の方法としては、ジェネレーショ
ン原稿に打たれた追跡パターンを積極的に検出し、ジェ
ネレーション原稿であると判明したならば、それに応じ
たγ補正を行なうことにより、リニアな階調特性を有す
る出力面像を得る方法もある(特開平7−336541
号公報を参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の追跡パ
ターン検出方法では、他の原稿をジェネレーション原稿
であると誤判定する可能性が高い。つまり、例えば、前
掲した公報に記載されたパターン検出は、3×3のマス
ク(図8)を用いて、注目画素iの濃度が以下の論理式
を満たし、かつ該画素がイエローであるとき、識別パタ
ーンとして検出する。ドット検出信号=(i<a)∩
(i<b)∩(i<c)∩(i<d)∩(i<e)∩
(i<f)∩(i<g)∩(i<h)。
【0007】このような検出式では、網点原稿はじめイ
ンクジェット原稿など、すなわち中問調を小さなドット
で表現する絵柄原稿を検出する可能性が高い。
【0008】本発明は上記した事情を考慮してなされた
もので、本発明の目的は、対象原稿が電子写真方式のカ
ラー複写機で出力された原稿であるか否かを高精度に判
定する原稿判定方法および装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、原稿をデジタル的に読み
出し、該原稿がカラー複写機による出力画像であるか否
かを判定する原稿判定方法であって、該原稿中から追跡
パターンに相当する画素を検出すると共に白地に相当す
る画素を検出し、該検出された両画素の頻度を基に、前
記原稿がカラー複写機による出力画像であるか否かを判
定することを特徴としている。
【0010】請求項2記載の発明では、前記追跡パター
ン画素は、白地に囲まれた特定色の孤立領域であること
を特徴としている。
【0011】請求項3記載の発明では、原稿をデジタル
的に読み出し、該原稿がカラー複写機による出力画像で
あるか否かを判定する原稿判定装置であって、該原稿中
から追跡パターンに相当する画素を検出する手段と、白
地に相当する画素を検出する手段と、該検出された両画
素の頻度を基に、前記原稿がカラー複写機による出力画
像であるか否かを判定する手段とを備えたことを特徴と
している。
【0012】請求項4記載の発明では、原稿をデジタル
的に読み出し、該原稿がカラー複写機による出力画像で
あるか否かを判定する原稿判定装置であって、該原稿中
から追跡パターンに相当する画素を検出して計数する第
1の手段と、白地に相当する画素を検出して計数する第
2の手段と、前記第1、第2の手段の計数値の比を基
に、前記原稿がカラー複写機による出力画像であるか否
かを判定する手段とを備えたことを特徴としている。
【0013】請求項5記載の発明では、前記第1手段の
計数値/前記第2手段の計数値が所定の値以上であると
き、前記判定手段は、前記原稿がカラー複写機による出
力画像であると判定することを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
用いて具体的に説明する。本発明ではプレスキャンを利
用して、カラー複写機出力画像に特有な追跡パターンを
検出する。これは紙幣や有価証券などの複写の悪用を防
止するためのものである。すなわち、紙幣や有価証券な
どを複写したときに、何らかのパターンがプリントされ
るように、対策が講じられている。このような追跡パタ
ーンは白地上にも孤立して存在していること、イエロー
でプリントされていることを利用し、局所的な画像処理
によって高精度に検出する。
【0015】(ジェネレーション原稿判定)図1は、本
発明のジェネレーション原稿判定部の構成を示す。図に
おいて、1はカラースキャナ、2は追跡パターン検出
部、3は白画素検出部、4、5は計数器、6は総合判定
回路である。
【0016】ジェネレーション原稿であるか否かを判定
するため、本発明においては、カラー複写機出力画像に
は必ず印字されている追跡パターンに注目し、追跡パタ
ーンをパターンマッチングを利用して検出する。一般に
追跡パターンは400dpiプリンタにおいて2画素×
2画素や1画素×3画素の程度の大きさで、イエロート
ナーで印字される。従って、イエローの補色であるb信
号に対し、後述する図4(b)に示すようなパターンマ
ッチングを行えば追跡パターンが検出でき、その計数値
のみで閾値判定することも可能である。
【0017】しかし、次のような問題が生じる。網点印
刷や、ディザ出力されたインクジェット原稿において
は、局所的には上記した追跡パターンと類似した情報を
かなりの頻度で持っていることから、追跡パターン画素
の計数値を閾値判定しただけでは、原稿種の判定を誤る
可能性がある。その他に、黄色のスパイクノイズも誤判
定の一因である。
【0018】そこで、本発明の装置では、追跡パターン
の検出処理と並行して白画素を検出し、それらの検出結
果を総合的に判定している。すなわち、本発明では、ジ
ェネレーション原稿が原稿の白地の上に画像全体に渡っ
て、追跡パターンを付加しているのに対して、網点印刷
やインクジェット原稿はそのような特性を持たない点を
利用している。つまり、ジェネレーション原稿は、「追
跡パターン数/白地画素数」が一定以上の値を持つこと
を利用して、原稿の認織を行なうものである。
【0019】以下に、本発明の装置の各部を詳述する。 カラースキャナ1;CCDカメラなどの光電変換素子を
有し、原稿を読み取って、赤、緑、青の3色分解信号
(アナログ)を得て、これら3信号に対して、A/D変
換を行い、rgbのデジタル信号(各8ビット)を出力
する。スキャナの解像度は400dpiとする。ここで
出力信号値は、紙白が255で、黒が0であるとする。
【0020】追跡パターン検出部2;図2は、追跡パタ
ーン検出部2の構成を示し、MTF補正部21、2値化
処理部22、パターンマッチング回路23、総合判定回
路24からなる。
【0021】MTF補正部21では、後段の2値化処理
の前処理として、rgb信号それぞれに対して、MTF
補正フィルタを施す。図3は、MTF補正フィルタの係
数の一例を示す。
【0022】2値化処理部22では、MTF補正後の信
号に対して2値化処理を行う。注目画素レベルをXとす
ると、2値化処理は if(X<th r〔g,b〕)→黒画素(●) else →白画素(○) と処理する。
【0023】パターンマッチング回路23では、2値化
後の信号に対して3種のパターンマッチング(PM1,
2,3)を行う。
【0024】PM1(r,g信号用パターン) 図4(a)は、r、g信号用パターンを示す。これによ
り、rやgの補色であるところのシアン色やマゼンタ色
が注目画素近傍に存在せず、言い替えればイエロー領域
を検出することになる。
【0025】PM2(b信号用パターン) 図4(b)は、b信号用パターンを示す。これは前述し
たように、追跡パターンは大きくても400dpiにお
いて3画素×3画素以下であるため、図4(b)に示す
ようなパターンを準備した。ただし、このパターンのみ
ではイエローの網点ドットにマッチングしてしまうの
で、次に説明する白地に囲まれた領域であるか否かを判
定するPM3を準備する必要がある。
【0026】PM3(b信号用パターン) 注目画素が白地に囲まれて、真に孤立した領域であるか
否かを判定する、b信号用パターンである。印刷の網点
ドットはハイライト領域とは言え、図4(c)に示した
ようなパターンにマッチングするような存在の仕方はな
い。つまり、網点ドットはもう少し密集していることが
多い。
【0027】総合判定回路24では、4つのパターンマ
ッチング回路23から出力が全てonすなわち全てマッ
チングしたとき、注目画素を追跡パターン画素として判
定する。計数器4では、所定の領域内において、前述し
た追跡パターンの画素数を計数する。
【0028】図5は、白画素検出部の構成を示し、最小
値検出部31と2値化処理部32からなる。最小値検出
部31は、注目画素の(r,g,b)の最小値を検出
し、2値化処理部32では、最小値がth w以上の画
素を白画素として出力する。つまり、ここでは、白であ
ればmin(r,g,b)が一定以上の値を持つことを
利用している。注目画素が白画素であるか否かを判定し
た後、計数器5では、所定の領域内において、白画素数
を計数する。
【0029】総合判定回路6では、追跡パターン検出部
2、計数器4からの出力(tui)と白画素検出部3、
計数器5からの出力(white)を利用して、原稿の
判定を行なう。すなわち、tui/whiteが一定以
上であれば、ジェネレーション原稿と判定し、そうでな
ければ、非ジェネレーション原稿と判定する。ただし、
上記値は小数点以下となるので、実用上はα×tui/
whiteを特徴量として判定しても良い。ここで、α
は実験から求める所定の値である。
【0030】さらに、ジェネレーション原稿であれば、
tuiは一定以上の数になるので、(tui≧th t
ui)を判定条件として追加してもよい。
【0031】(ジェネレーション原稿判定を利用した画
像再生装置)ここでは、前述した図1のジェネレーショ
ン原稿判定部を利用して、画像を再生する装置(カラー
画像処理装置)について説明する。図6は、本発明の画
像再生装置の構成を示す。図において、41はカラース
キャナ、42はLog変換回路、43は色補正回路、4
4はカラープリンタ、45は原稿判定回路、46は色補
正係数格納部である。
【0032】以下、説明を簡単にするため、準備する色
補正手段としては、網点写真(印刷)用とジェネレーシ
ョン原稿用の2種類を持つことにする。もちろん、例え
ば特開平6−197218号公報に記載された技術を利
用して、さらに銀塩写真(印画紙)用やそれらの混在用
などを準備することは、広範囲の原稿に対して色の忠実
性を保証する意味で有効である。
【0033】装置を構成する各部分を説明する。カラー
スキャナ41は前述した通りである。 Log変換回路42;カラースキャナ41の出力信号は
概ね反射率リニアな信号である。これを色補正処理によ
り有利な濃度信号(RGB信号)に変換する。これによ
り、色補正変換の線形性がより保証され、言い替えれば
色補正回路を簡単化することができる。
【0034】色補正回路43;ここでは次のような線形
一次式で色補正を行うものとする。すなわち、R,G,
BをLog変換後の信号(各8ビット)とし、Y,M,
Cをプリンタ駆動信号とし、a0〜a3、b0〜b3、
c0〜c3を色補正係数群とすると、本色補正回路は、
式(1)によって表される。
【0035】 C=a0+a1×R+a2×G+a3×B M=b0+b1×R+b2×G+b3×B Y=c0+c1×R+c2×G+c3×B ...式(1)。
【0036】カラープリンタ44;ここでは、シアン、
マゼンタ、イエローの3色で画像を作成するプリンタで
あって、駆動信号(C,M,Y)を受取り、画像を作成
する。なお、プリンタがブラックを加えた4色再生のと
きは、例えばmin(C,M,Y)でブラック信号を作
成し、その分をC,M,Yから引くいわゆるUCR処理
によって駆動信号を作り、プリントアウトすればよい。
【0037】原稿判定回路45;ここでは、図1に示す
ジェネレーション原稿判定部を使用する。従って、その
判定は、ジェネレーション原稿(電子写真式プリンタ原
稿)とそれ以外、つまり印刷原稿を識別し、その結果を
出力する。原稿判定回路45はプレスキャン時に作動す
る。
【0038】なお、プレスキャン時には、原稿の全体を
スキャンする必要はなく、原稿の一部、例えば白地の可
能性の高い原稿周囲だけをスキャンしてもよい。またさ
らには、プレスキャンを行なわずに、画像を再生して行
く途中で、色補正係数を切り替えるように構成してもよ
い。すなわち、初期値としては印刷用色補正係数を設定
し、スキャンしているいずれかの位置で判定を行ない、
ジェネレーション原稿と判明したらば、それ以降はジェ
ネレーション原稿用の色補正係数に切り替えるように装
置を構成する。
【0039】次に、準備する色補正係数群の設定方法
は、基本的には前掲した特開平6−197218号公報
に記載された手順で決める。該公報には、網点写真用、
銀塩写真用の設定方法が記載されていて、ここでは特に
ジェネレーション原稿用の色補正係数の設定方法につい
て説明する。
【0040】(イ) 次式のようなプリンタ近似式(L
*,a*,b*−C,M,Y)を求める。すなわち、C
MY信号を適当な間隔で選択し、図7に示すようなカラ
ーパッチ群を電子写真式プリンタ(カラー複写機のプリ
ンタ部)を使用して作成する。ここで、カラープリンタ
は、シアン、マゼンタ、イエローの3色各8ビット信号
を入力するものとする。混色パッチを適当な計測計(L
*,a*,b*)で測定する。これらのデータ群に対し
最小二乗法を利用し、式(2)を得る。
【0041】 C=α0+α1L*+α2a*+α3b*+α4L*L*+α5a*a*+α6 b*b*+α7L*a*+α8a*b*+α9b*L* M=β0+β1L*+β2a*+β3b*+β4L*L*+β5a*a*+β6 b*b*+β7L*a*+β8a*b*+β9b*L* Y=γ0+γ1L*+γ2a*+γ3b*+γ4L*L*+γ5a*a*+γ6 b*b*+γ7L*a*+γ8a*b*+γ9b*L* ...式(2)。
【0042】(ロ) さらに、図7のようなカラーパッ
チ群を(このとき数種類の電子写真式プリンタを使用し
てパッチを作成するとデータが平均化される)カラース
キャナから入力し、Log変換後の各パッチのR,G,
B信号を得る。一方、これらカラーパッチを測色計で計
測し、各パッチのL*,a*,b*値を得る。
【0043】(ハ) 以上により、上記(2)式を介し
て(R,G,B−C,M,Y)のデータ群を得ることが
できる。このデータ群に対して、上記(1)式に対し最
小二乗法を用いて、ジェネレーション原稿色とプリント
アウトされた色が合うような色補正係数群(a0〜a
3、b0〜b3、c0〜c3)を求める。
【0044】このようにして決定されたジェネレーショ
ン原稿用の色補正係数は、ROMあるいはRAMで構成
された色補正係数格納部46に設定される。プレスキャ
ン時に原稿判定回路45が作動し、原稿がジェネレーシ
ョン原稿であるか否かを判定する。ジェネレーション原
稿であると判定されたときには、色補正係数格納部46
内のジェネレーション原稿用係数を選択する信号が出力
される。そして、本スキャン時に、選択されたジェネレ
ーション原稿用係数が読み出されて色補正回路43に設
定され、ジェネレーション原稿に適した色補正係数を用
い、式(1)に従って色補正処理が行われる。
【0045】上記した実施例では、ジェネレーション原
稿判定装置を用いて色補正係数を切り替える例を示した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば前
掲した特開平7−336541号公報の装置に適用し
て、原稿に応じて階調補正手段を変更するように構成す
ることも可能である。
【0046】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、追跡パターンに相当する画素と白地に相当する画素
を検出し、両画素の頻度を基に判定しているので、電子
写真式のプリンタを持つカラー複写機で出力された原稿
(ジェネレーション原稿)を高精度に判定することがで
きる。特に、従来比較的誤判定していた印刷原稿やイン
クジェット出力原稿を、ジェネレーション原稿として誤
判定することが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のジェネレーション原稿判定部の構成を
示す。
【図2】追跡パターン検出部の構成を示す。
【図3】MTF補正フィルタの係数の一例を示す。
【図4】(a)〜(c)はジェネレーション原稿判定用
のパターンを示す。
【図5】白画素検出部の構成を示す。
【図6】本発明の画像再生装置の構成を示す。
【図7】カラーパッチの例を示す。
【図8】従来の追跡パターンの検出例を示す。
【符号の説明】
1 カラースキャナ 2 追跡パターン検出部 3 白画素検出部 4、5 計数器 6 総合判定回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿をデジタル的に読み出し、該原稿が
    カラー複写機による出力画像であるか否かを判定する原
    稿判定方法であって、該原稿中から追跡パターンに相当
    する画素を検出すると共に白地に相当する画素を検出
    し、該検出された両画素の頻度を基に、前記原稿がカラ
    ー複写機による出力画像であるか否かを判定することを
    特徴とする原稿判定方法。
  2. 【請求項2】 前記追跡パターン画素は、白地に囲まれ
    た特定色の孤立領域であることを特徴とする請求項1記
    載の原稿判定方法。
  3. 【請求項3】 原稿をデジタル的に読み出し、該原稿が
    カラー複写機による出力画像であるか否かを判定する原
    稿判定装置であって、該原稿中から追跡パターンに相当
    する画素を検出する手段と、白地に相当する画素を検出
    する手段と、該検出された両画素の頻度を基に、前記原
    稿がカラー複写機による出力画像であるか否かを判定す
    る手段とを備えたことを特徴とする原稿判定装置。
  4. 【請求項4】 原稿をデジタル的に読み出し、該原稿が
    カラー複写機による出力画像であるか否かを判定する原
    稿判定装置であって、該原稿中から追跡パターンに相当
    する画素を検出して計数する第1の手段と、白地に相当
    する画素を検出して計数する第2の手段と、前記第1、
    第2の手段の計数値の比を基に、前記原稿がカラー複写
    機による出力画像であるか否かを判定する手段とを備え
    たことを特徴とする原稿判定装置。
  5. 【請求項5】 前記第1手段の計数値/前記第2手段の
    計数値が所定の値以上であるとき、前記判定手段は、前
    記原稿がカラー複写機による出力画像であると判定する
    ことを特徴とする請求項4記載の原稿判定装置。
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