JP3032723B2 - 判定装置 - Google Patents
判定装置Info
- Publication number
- JP3032723B2 JP3032723B2 JP8348602A JP34860296A JP3032723B2 JP 3032723 B2 JP3032723 B2 JP 3032723B2 JP 8348602 A JP8348602 A JP 8348602A JP 34860296 A JP34860296 A JP 34860296A JP 3032723 B2 JP3032723 B2 JP 3032723B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- determination
- signal
- output
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Image Processing (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力画像が特定画
像であるか否かを判定する機能を有する判定装置に関す
るものである。
像であるか否かを判定する機能を有する判定装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カラープリント技術の向上に伴
い、紙幣、有価証券等の特定画像についての偽造の危倶
が生じている。この問題に対して、複写対象画像と特定
画像との同一性をパターンマツチング等により判定し、
その判定結果に応じて複写動作を制御する技術が提案さ
れている。
い、紙幣、有価証券等の特定画像についての偽造の危倶
が生じている。この問題に対して、複写対象画像と特定
画像との同一性をパターンマツチング等により判定し、
その判定結果に応じて複写動作を制御する技術が提案さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例は、複写機等の画像処理装置の各処理手段と特定画像
の判定手段とを一括して製造していたため、例えば紙幣
のデザインが変更されたり、新種の紙幣が追加された場
合に、画像処理装置全体をその変更に対応させる必要が
あった。また、既に市場に投入された装置については、
その装置を回収して変更に対応させる必要があり、これ
に要する労力と費用の負担が大きかった。
例は、複写機等の画像処理装置の各処理手段と特定画像
の判定手段とを一括して製造していたため、例えば紙幣
のデザインが変更されたり、新種の紙幣が追加された場
合に、画像処理装置全体をその変更に対応させる必要が
あった。また、既に市場に投入された装置については、
その装置を回収して変更に対応させる必要があり、これ
に要する労力と費用の負担が大きかった。
【0004】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、入力画像と複数の特定画像
との同一性に応じてその入力画像を処理する際に、複数
の特定画像の改変に対処しやすく、かつ、同一性の判断
に対する妨害に対応した判定装置を提供することを目的
としている。
鑑みてなされたものであり、入力画像と複数の特定画像
との同一性に応じてその入力画像を処理する際に、複数
の特定画像の改変に対処しやすく、かつ、同一性の判断
に対する妨害に対応した判定装置を提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の判定装置は以下のような構成からなる。即
ち、カラー画像を表わす複数の色成分信号を処理する処
理手段を有する画像処理装置の内部に搭載される着脱可
能な判定装置であって、前記カラー画像が特定画像であ
るか否かを判定し、該判定結果に応じて前記カラー画像
が特定画像であると判定された場合に、前記カラー画像
の忠実な出力を禁止するように前記画像処理装置を制御
するために用いられる判定信号を発生する判定手段と、
前記画像処理装置からの前記複数の色成分信号を前記判
定手段に供給し、前記判定手段からの判定信号を前記画
像処理装置に供給するための信号伝送手段と、前記判定
装置の前記画像処理装置への接続を前記画像処理装置に
認識させる処理手段とを有し、前記判定手段は、前記カ
ラー画像が複数の特定画像のいずれかであることを判定
することを特徴とする判定装置を備える。
に本発明の判定装置は以下のような構成からなる。即
ち、カラー画像を表わす複数の色成分信号を処理する処
理手段を有する画像処理装置の内部に搭載される着脱可
能な判定装置であって、前記カラー画像が特定画像であ
るか否かを判定し、該判定結果に応じて前記カラー画像
が特定画像であると判定された場合に、前記カラー画像
の忠実な出力を禁止するように前記画像処理装置を制御
するために用いられる判定信号を発生する判定手段と、
前記画像処理装置からの前記複数の色成分信号を前記判
定手段に供給し、前記判定手段からの判定信号を前記画
像処理装置に供給するための信号伝送手段と、前記判定
装置の前記画像処理装置への接続を前記画像処理装置に
認識させる処理手段とを有し、前記判定手段は、前記カ
ラー画像が複数の特定画像のいずれかであることを判定
することを特徴とする判定装置を備える。
【0006】以上の構成により本発明は、画像処理装置
から供給される複数の色成分信号によって表わされるカ
ラー画像が複数の特定画像のいずれかであるか否かを判
定し、その判定結果に応じてカラー画像がある特定画像
であると判定された場合に、そのカラー画像の忠実な出
力を禁止するように画像処理装置を制御するために用い
られる判定信号を発生して、その判定信号を画像処理装
置に供給するとともに判定装置が画像処理装置に接続さ
れたことをその画像処理装置に認識させるよう動作す
る。
から供給される複数の色成分信号によって表わされるカ
ラー画像が複数の特定画像のいずれかであるか否かを判
定し、その判定結果に応じてカラー画像がある特定画像
であると判定された場合に、そのカラー画像の忠実な出
力を禁止するように画像処理装置を制御するために用い
られる判定信号を発生して、その判定信号を画像処理装
置に供給するとともに判定装置が画像処理装置に接続さ
れたことをその画像処理装置に認識させるよう動作す
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、本発
明の好適な実施の形態について詳細に説明する。
明の好適な実施の形態について詳細に説明する。
【0008】以下の実施形態では、本発明の適用例とし
て複写装置が示されるが、本発明はこれに限るものでな
く、他の種々の装置に適用できることは勿論である。ま
た本発明に適用できる各装置では、偽造防止として、紙
幣、有価証券等の特定原稿を対象とする。
て複写装置が示されるが、本発明はこれに限るものでな
く、他の種々の装置に適用できることは勿論である。ま
た本発明に適用できる各装置では、偽造防止として、紙
幣、有価証券等の特定原稿を対象とする。
【0009】(第1の実施形態)まず、複写装置全体の
構成について説明する。
構成について説明する。
【0010】図2は本発明の第1の実施形態の複写装置
の構成を示す側断面図である。同図において、201は
イメージスキヤナ部であり、原稿を読取り、デイジタル
信号処理を行う部分である。また、202はプリンタ部
であり、イメージスキヤナ部201に読取られた原稿画
像に対応した画像を用紙にフルカラーでプリント出力す
る部分である。
の構成を示す側断面図である。同図において、201は
イメージスキヤナ部であり、原稿を読取り、デイジタル
信号処理を行う部分である。また、202はプリンタ部
であり、イメージスキヤナ部201に読取られた原稿画
像に対応した画像を用紙にフルカラーでプリント出力す
る部分である。
【0011】イメージスキヤナ部201において、20
0は鏡面圧板であり、原稿台ガラス(以下「プラテン」
という)203上の原稿204は、ランプ205で照射
され、ミラー206、207、208に導かれ、レンズ
209により3ラインセンサ以下「CCD」という)2
10上に像を結び、フルカラー情報レツド(R)、グリ
ーン(G)、ブルー(B)成分として信号処理部211
に送られる。尚、205、206は速度vで、207、
208は1/2vでラインセンサの電気的走査方向に対
して垂直方向に機械的に動くことによって、原稿全面を
走査する。信号処理部211では、読取られた画像信号
を電気的に処理し、マゼンダ(M)、シアン(C)、イ
エロー(Y)、ブラツク(Bk)の各成分に分解し、プ
リンタ部202に送る。また、イメージスキャンナ部2
01における一回の原稿走査(スキヤナ)につき、M、
C、Y、Bkのうちひとつの成分がプリンタ部202に
送られ、計4回の原稿走査により一回のプリント動作が
完了する。
0は鏡面圧板であり、原稿台ガラス(以下「プラテン」
という)203上の原稿204は、ランプ205で照射
され、ミラー206、207、208に導かれ、レンズ
209により3ラインセンサ以下「CCD」という)2
10上に像を結び、フルカラー情報レツド(R)、グリ
ーン(G)、ブルー(B)成分として信号処理部211
に送られる。尚、205、206は速度vで、207、
208は1/2vでラインセンサの電気的走査方向に対
して垂直方向に機械的に動くことによって、原稿全面を
走査する。信号処理部211では、読取られた画像信号
を電気的に処理し、マゼンダ(M)、シアン(C)、イ
エロー(Y)、ブラツク(Bk)の各成分に分解し、プ
リンタ部202に送る。また、イメージスキャンナ部2
01における一回の原稿走査(スキヤナ)につき、M、
C、Y、Bkのうちひとつの成分がプリンタ部202に
送られ、計4回の原稿走査により一回のプリント動作が
完了する。
【0012】イメージスキヤナ部201より送られてく
るM、C、YまたはBkの画像信号は、レーザドライバ
212に送られる。レーザドライバ212は送られた画
像信号に応じて半導体レーザ213を変調駆動する。レ
ーザ光はポリゴンミラー214、fーθレンズ215、
ミラー216を介し、感光ドラム217上を走査する。
るM、C、YまたはBkの画像信号は、レーザドライバ
212に送られる。レーザドライバ212は送られた画
像信号に応じて半導体レーザ213を変調駆動する。レ
ーザ光はポリゴンミラー214、fーθレンズ215、
ミラー216を介し、感光ドラム217上を走査する。
【0013】218は回転現像器であり、マゼンダ現像
部219、シアン現像部220、イエロー現像部22
1、ブラツク現像部222より構成され、4つの現像器
が交互に感光ドラム217に接し、感光ドラム217上
に形成された静電潜像をトナーで現像する。223は転
写ドラムで、用紙カセツト224又は225より給紙さ
れてきた用紙をこの転写ドラム223に巻きつけ、感光
ドラム217上に現像された像を用紙に転写する。
部219、シアン現像部220、イエロー現像部22
1、ブラツク現像部222より構成され、4つの現像器
が交互に感光ドラム217に接し、感光ドラム217上
に形成された静電潜像をトナーで現像する。223は転
写ドラムで、用紙カセツト224又は225より給紙さ
れてきた用紙をこの転写ドラム223に巻きつけ、感光
ドラム217上に現像された像を用紙に転写する。
【0014】この様にしてM、C、Y、Bkの4色が順
次転写された後に、用紙は定着ユニツト226を通過し
て、トナーが用紙に定着された後に排紙される。
次転写された後に、用紙は定着ユニツト226を通過し
て、トナーが用紙に定着された後に排紙される。
【0015】<イメージスキヤナ>図3は第1の実施形
態によるイメージスキヤナ部201の構成を示すブロツ
ク図である。同図において、210ー1、210ー2、
210ー3はそれぞれレツド(R)、グリーン(G)、
ブルー(B)の分光感度特性をもつCCD(固体撮像素
子)であり、0〜255を表す8ビツトに量子化された
信号が出力される。
態によるイメージスキヤナ部201の構成を示すブロツ
ク図である。同図において、210ー1、210ー2、
210ー3はそれぞれレツド(R)、グリーン(G)、
ブルー(B)の分光感度特性をもつCCD(固体撮像素
子)であり、0〜255を表す8ビツトに量子化された
信号が出力される。
【0016】本実施形態において用いられているセンサ
210ー1、210ー2、210ー3は一定の距離を隔
てて配置されているため、デイレイ素子401及び40
2においてその空間的ずれが補正される。
210ー1、210ー2、210ー3は一定の距離を隔
てて配置されているため、デイレイ素子401及び40
2においてその空間的ずれが補正される。
【0017】403、404、405はlog変換器
で、ルツクアツプテーブルROM、又は、RAMにより
構成され、輝度信号から濃度信号に変換する。406は
公知のマスキング及びUCR(下色除去)回路であり、
詳しい説明は省略するが、入力された3原色信号によ
り、出力のためのY、M、C、Bkの信号が各読取動作
のたびに順次所定のビツト長例えば8ビツトで出力され
る。
で、ルツクアツプテーブルROM、又は、RAMにより
構成され、輝度信号から濃度信号に変換する。406は
公知のマスキング及びUCR(下色除去)回路であり、
詳しい説明は省略するが、入力された3原色信号によ
り、出力のためのY、M、C、Bkの信号が各読取動作
のたびに順次所定のビツト長例えば8ビツトで出力され
る。
【0018】407は公知の空間フイルタであり、出力
信号の空間周波数の補正を行なう。408は濃度変換回
路であり、プリンタ部202のもつ濃度特性を補正する
ものであり、403〜405のlog変換器と同様、ル
ツクアツプテーブルROM又はRAMにより構成され
る。409は特定原稿の判定回路であり、複数の特定原
稿のすくなくともひとつが読み込み中であるか否かの判
定を行い、判定信号Hを0又は1で出力する。すなわ
ち、入力画像が複数の特定原稿のうち少なくともひとつ
に該当すると判定された場合には、H=1を出力し、そ
れ以外はH=0を出力する。
信号の空間周波数の補正を行なう。408は濃度変換回
路であり、プリンタ部202のもつ濃度特性を補正する
ものであり、403〜405のlog変換器と同様、ル
ツクアツプテーブルROM又はRAMにより構成され
る。409は特定原稿の判定回路であり、複数の特定原
稿のすくなくともひとつが読み込み中であるか否かの判
定を行い、判定信号Hを0又は1で出力する。すなわ
ち、入力画像が複数の特定原稿のうち少なくともひとつ
に該当すると判定された場合には、H=1を出力し、そ
れ以外はH=0を出力する。
【0019】410はORゲート回路であり、濃度変換
回路408の8ビツト出力Vに対してそれぞれ判定回路
409の出力である判定信号Hとの論理和がとられ、
V’を出力する。この結果として、判定信号H=1のと
き、すなわち特定原稿を読取つていると判定されるとき
には、入力信号Vの値にかかわらず出力はV’=FF
(H: 16進) となり、判定信号H=0のとき、すなわち特
定原稿を読取つていると判定されないときには、入力信
号Vがそのまま出力V’として出力される。
回路408の8ビツト出力Vに対してそれぞれ判定回路
409の出力である判定信号Hとの論理和がとられ、
V’を出力する。この結果として、判定信号H=1のと
き、すなわち特定原稿を読取つていると判定されるとき
には、入力信号Vの値にかかわらず出力はV’=FF
(H: 16進) となり、判定信号H=0のとき、すなわち特
定原稿を読取つていると判定されないときには、入力信
号Vがそのまま出力V’として出力される。
【0020】<タイミングチャート>図5は第1の実施
形態による間引き回路の構成を示す回路図であり、図6
は第1の実施形態による分周回路の構成を示す回路図で
ある。そして図8は第1の実施形態における主走査方向
の信号のタイミングチャートである。HSYNCは、主
走査同期信号であり、主走査開始の同期をとる信号であ
る。CLKは、画像の転送クロツクであり、本実施形態
における諸々の画像処理の基本クロツクである。またC
LK’は、CLK信号を1/4分周したものであり、判
定回路409における基本クロツクとなる。SEL信号
は、前述の間引き回路301で用いられるタイミング信
号であり、それぞれ、図6に示される様な回路で生成さ
れる。即ち、インバータ451、2ビツトカウンタ45
2、インバータ453、ANDゲート454より構成さ
れる。2ビツトカウンタ452は、主走査同期信号であ
るHSYNC信号により、クリア(初期化)された後、
CLK信号をカウントし、2ビツト(D0,D1)でそ
のカウント値を出力する。そのカウント値の上位ビツト
D1がCLK’信号として出力され、下位ビツトD0の
反転信号と上位ビツトD1との論理積がSEL信号とし
て出力される。
形態による間引き回路の構成を示す回路図であり、図6
は第1の実施形態による分周回路の構成を示す回路図で
ある。そして図8は第1の実施形態における主走査方向
の信号のタイミングチャートである。HSYNCは、主
走査同期信号であり、主走査開始の同期をとる信号であ
る。CLKは、画像の転送クロツクであり、本実施形態
における諸々の画像処理の基本クロツクである。またC
LK’は、CLK信号を1/4分周したものであり、判
定回路409における基本クロツクとなる。SEL信号
は、前述の間引き回路301で用いられるタイミング信
号であり、それぞれ、図6に示される様な回路で生成さ
れる。即ち、インバータ451、2ビツトカウンタ45
2、インバータ453、ANDゲート454より構成さ
れる。2ビツトカウンタ452は、主走査同期信号であ
るHSYNC信号により、クリア(初期化)された後、
CLK信号をカウントし、2ビツト(D0,D1)でそ
のカウント値を出力する。そのカウント値の上位ビツト
D1がCLK’信号として出力され、下位ビツトD0の
反転信号と上位ビツトD1との論理積がSEL信号とし
て出力される。
【0021】その結果、図5に示す間引き回路におい
て、CLK信号でデータを保持する。フリツプフロツプ
455,456,457及び461,462,463、
セレクタ458,459,460、CLK’信号でデー
タを保持するフリツプフロツプ464,465,466
より構成される間引き回路によって、図8に示される様
に、CLK信号で転送されるR(またはG、B)信号の
中から、1/4の割合で間引かれCLK’に同期をとら
れたR’(またはG’、B’)信号を得ることができ
る。
て、CLK信号でデータを保持する。フリツプフロツプ
455,456,457及び461,462,463、
セレクタ458,459,460、CLK’信号でデー
タを保持するフリツプフロツプ464,465,466
より構成される間引き回路によって、図8に示される様
に、CLK信号で転送されるR(またはG、B)信号の
中から、1/4の割合で間引かれCLK’に同期をとら
れたR’(またはG’、B’)信号を得ることができ
る。
【0022】<判定回路>図4は第1の実施形態による
判定回路409の構成を示すブロツク図である。同図に
おいて、301は図5に示す様な間引き回路であり、判
定回路の処理の負荷を軽減するために、データを間引く
処理を行う。302は色味マツチングルツクアツプテー
ブル(以下「色味マツチングLUT」という)であり、
複数種類の対象画像、すなわち、特定原稿と色味のマツ
チングを行う。303−1、303−2、…、303−
8はそれぞれ同じハードウエアで構成される色味判定回
路である。各色味判定回路は、図6に示される積分器3
06、レジスタ307、比較器308により構成され、
それぞれ特定原稿と判定できる特定画像(色味)が原稿
中に存在するか否かを判定する。レジスタ307の内容
は、303−1〜303−8で異なっている。309は
OR回路であり、色味判定回路303−1〜303−8
の出力のうちのひとつ以上で、特定画像ありと判定され
た場合、出力“0”をなしと判定された場合には出力
“1”を判定信号Hとして出力する。なお、本実施形態
では、類似度判定信号を1ビットとしたが、入力画像と
特定画像との類似度を示す多値の判定信号を出力するよ
うにすることもできる。そのためには、レジスタ307
を複数設け、スライスレベルを複数に設定すればよい。
判定回路409の構成を示すブロツク図である。同図に
おいて、301は図5に示す様な間引き回路であり、判
定回路の処理の負荷を軽減するために、データを間引く
処理を行う。302は色味マツチングルツクアツプテー
ブル(以下「色味マツチングLUT」という)であり、
複数種類の対象画像、すなわち、特定原稿と色味のマツ
チングを行う。303−1、303−2、…、303−
8はそれぞれ同じハードウエアで構成される色味判定回
路である。各色味判定回路は、図6に示される積分器3
06、レジスタ307、比較器308により構成され、
それぞれ特定原稿と判定できる特定画像(色味)が原稿
中に存在するか否かを判定する。レジスタ307の内容
は、303−1〜303−8で異なっている。309は
OR回路であり、色味判定回路303−1〜303−8
の出力のうちのひとつ以上で、特定画像ありと判定され
た場合、出力“0”をなしと判定された場合には出力
“1”を判定信号Hとして出力する。なお、本実施形態
では、類似度判定信号を1ビットとしたが、入力画像と
特定画像との類似度を示す多値の判定信号を出力するよ
うにすることもできる。そのためには、レジスタ307
を複数設け、スライスレベルを複数に設定すればよい。
【0023】<積分器>図7は第1の実施形態による積
分器306の構成を示すブロツク図である。同図におい
て、501及び505はCLK’信号の立ち上りタイミ
ングでデータを保存するフリツプフロツプである。50
2は乗算器であり、8ビツトの2入力信号(A,B)を
入力し、乗算結果として8ビツトの信号(AXB/25
5)を出力する。503も乗算器であり、1ビツトの入
力信号(A)及び8ビツトの入力信号(B)を入力し、
乗算結果として8ビツトの出力信号(AXB)を出力す
る。504は加算器であり、8ビツトの2入力信号
(A,B)を入力し、加算結果として8ビツトの信号
(A+B)を出力する。
分器306の構成を示すブロツク図である。同図におい
て、501及び505はCLK’信号の立ち上りタイミ
ングでデータを保存するフリツプフロツプである。50
2は乗算器であり、8ビツトの2入力信号(A,B)を
入力し、乗算結果として8ビツトの信号(AXB/25
5)を出力する。503も乗算器であり、1ビツトの入
力信号(A)及び8ビツトの入力信号(B)を入力し、
乗算結果として8ビツトの出力信号(AXB)を出力す
る。504は加算器であり、8ビツトの2入力信号
(A,B)を入力し、加算結果として8ビツトの信号
(A+B)を出力する。
【0024】結果として、本積分器においては、2値入
力信号x1 に対し、8ビツトの出力信号y1 は、次式
(1)で表される。すなわち、
力信号x1 に対し、8ビツトの出力信号y1 は、次式
(1)で表される。すなわち、
【0025】
【数1】 yi=(α/255)yi-1+β・xi-1 …… (1) であり、ここでα及びβは予め設定されている定数であ
り、これらの値の大きさによつて積分器306の諸特性
が決定される。
り、これらの値の大きさによつて積分器306の諸特性
が決定される。
【0026】図9及び図10は第1の実施形態による積
分器306の入出力を説明する図である。
分器306の入出力を説明する図である。
【0027】例えば、α=247、β=8の場合におい
て、本積分器の入出力の例を図9に示す。即ち、図9に
示される様な入力xi-1 に対して、図10に示される様
な出力yi が出力される。
て、本積分器の入出力の例を図9に示す。即ち、図9に
示される様な入力xi-1 に対して、図10に示される様
な出力yi が出力される。
【0028】ここで、701,702の点の様に、周囲
がほとんど“0”であるにもかかわらず“1”である様
な入力や、703の点の様に周囲が殆ど“1”であるに
もかかわらず“0”である様な入力は、ノイズ(雑音)
であると考えられる。これを積分器306で処理し、図
3のレジスタ307に点704に示す様な適当な閾値を
セツトし、これで積分器306の出力yi を2値化する
ことによつて、ノイズ(雑音)を除去することができ
る。
がほとんど“0”であるにもかかわらず“1”である様
な入力や、703の点の様に周囲が殆ど“1”であるに
もかかわらず“0”である様な入力は、ノイズ(雑音)
であると考えられる。これを積分器306で処理し、図
3のレジスタ307に点704に示す様な適当な閾値を
セツトし、これで積分器306の出力yi を2値化する
ことによつて、ノイズ(雑音)を除去することができ
る。
【0029】<処理結果>図11は第1の実施形態によ
る処理結果の一例を示す図である。図9において、80
1は原稿であり、画像の一部に本装置において判定され
るべき特定画像803が存在する。これを本装置におい
て複写した場合の出力結果802である。特定画像80
3に相当する部分においては、804に示される無効部
分の様に、黒く塗りつぶされ、特定画像803に対応す
る部分が正常に、すなわち、認識可能に複写できないこ
とになる。
る処理結果の一例を示す図である。図9において、80
1は原稿であり、画像の一部に本装置において判定され
るべき特定画像803が存在する。これを本装置におい
て複写した場合の出力結果802である。特定画像80
3に相当する部分においては、804に示される無効部
分の様に、黒く塗りつぶされ、特定画像803に対応す
る部分が正常に、すなわち、認識可能に複写できないこ
とになる。
【0030】以上説明したように、本実施形態の判定回
路409により、特定原稿を検出し、その部分の正常な
複写を行えない様にすることで、紙幣等の特定原稿の偽
造を防止することができる。
路409により、特定原稿を検出し、その部分の正常な
複写を行えない様にすることで、紙幣等の特定原稿の偽
造を防止することができる。
【0031】次に、判定回路409について具体的に説
明する。
明する。
【0032】図1は第1の実施形態による判定回路40
9の接続形態を示すブロツク図であり、図12は第1の
実施形態による画像処理の主要な動作を説明するフロー
チヤートである。
9の接続形態を示すブロツク図であり、図12は第1の
実施形態による画像処理の主要な動作を説明するフロー
チヤートである。
【0033】図1において、101は上述の特定原稿と
の類似度判定を行うための画像判定基板を示し、102
はスキヤナ制御基板を示している。画像判定基板101
は画像判定を行うための回路部であつて、本実施形態で
は、この回路部だけで1枚の基板として構成される。ス
キヤナ制御基板102はすでに説明した図3の画像処理
部を実装しているが、CCD210ー1〜210−3は
除外されている。またスキャナ制御基板201にはスキ
ヤナ部201の制御等を行うためのCPU103とその
周辺回路が実装されている。そして画像判定基板101
とスキヤナ制御基板102は不図示のコネクタにより接
続されている。
の類似度判定を行うための画像判定基板を示し、102
はスキヤナ制御基板を示している。画像判定基板101
は画像判定を行うための回路部であつて、本実施形態で
は、この回路部だけで1枚の基板として構成される。ス
キヤナ制御基板102はすでに説明した図3の画像処理
部を実装しているが、CCD210ー1〜210−3は
除外されている。またスキャナ制御基板201にはスキ
ヤナ部201の制御等を行うためのCPU103とその
周辺回路が実装されている。そして画像判定基板101
とスキヤナ制御基板102は不図示のコネクタにより接
続されている。
【0034】画像判定基板101がスキヤナ制御基板1
02に正規に接続されていると接続認識信号108は
“0”となる。もし画像判定基板101が接続されてい
ないとこの接続認識信号108は“1”となる。
02に正規に接続されていると接続認識信号108は
“0”となる。もし画像判定基板101が接続されてい
ないとこの接続認識信号108は“1”となる。
【0035】ここで、動作を簡単に説明する。
【0036】コピースタートキーの押下に伴つて、スキ
ヤナ制御基板102のCPU103は、I/Oポート1
06の入力ポートに接続されている接続認識信号108
の状態を読み取ることにより(ステツプS1)、画像判
定基板101の有無をチエツクする(ステツプS2)。
もし接続認識信号108が“1”のとき、すなわち、画
像判定基板101が接続されていないと判断されると、
CPU103はI/Oポート106の出力ポートを
“0”にする(ステツプS3)。これにより画像信号
V’はANDゲート107によりゲートされ、その出力
は全て0となる。このときCPU103は同時にイメー
ジスキヤナ部201の操作部(不図示)に“コピーでき
ません”等の旨のエラー表示を行ない、コピー動作をし
ないように制御する(ステツプS4)。上記操作部にお
いて、エラー表示には、ランプの点灯(または点滅)に
よる表示、或は、液晶表示による文字の表示がある。ま
た音声による警告としてもよい。上述の画像判定基板1
01の接続チエツクはコピースタートキーが押される毎
に行なわれる。勿論、画像判定基板101が確実に接続
されておれば、前述したように、通常の特定原稿の認識
に従う動作を実行する。
ヤナ制御基板102のCPU103は、I/Oポート1
06の入力ポートに接続されている接続認識信号108
の状態を読み取ることにより(ステツプS1)、画像判
定基板101の有無をチエツクする(ステツプS2)。
もし接続認識信号108が“1”のとき、すなわち、画
像判定基板101が接続されていないと判断されると、
CPU103はI/Oポート106の出力ポートを
“0”にする(ステツプS3)。これにより画像信号
V’はANDゲート107によりゲートされ、その出力
は全て0となる。このときCPU103は同時にイメー
ジスキヤナ部201の操作部(不図示)に“コピーでき
ません”等の旨のエラー表示を行ない、コピー動作をし
ないように制御する(ステツプS4)。上記操作部にお
いて、エラー表示には、ランプの点灯(または点滅)に
よる表示、或は、液晶表示による文字の表示がある。ま
た音声による警告としてもよい。上述の画像判定基板1
01の接続チエツクはコピースタートキーが押される毎
に行なわれる。勿論、画像判定基板101が確実に接続
されておれば、前述したように、通常の特定原稿の認識
に従う動作を実行する。
【0037】この様に、万一画像判定基板101がはず
された場合にもその事を検知し、コピーを禁止すること
ができる。
された場合にもその事を検知し、コピーを禁止すること
ができる。
【0038】(第2の実施形態)さて、前述の第1の実
施形態においては、イメージスキヤナ部及びプリンタ部
より構成される複写装置の例を示したが、本発明はこれ
に限るものではなく、フアクシミリ(以下「FAX」と
いう)等の通信機能を備えた装置に適用しても良い。
施形態においては、イメージスキヤナ部及びプリンタ部
より構成される複写装置の例を示したが、本発明はこれ
に限るものではなく、フアクシミリ(以下「FAX」と
いう)等の通信機能を備えた装置に適用しても良い。
【0039】図13は本発明の第2の実施形態による複
写装置の構成を示すブロツク図である。同図において、
1101は、図2のイメージスキヤナ部201と同様の
構成及び機能を有したイメージスキヤナ部であり、11
02は図2のプリンタ部202と同様の構成及び機能を
有したプリンタ部である。1105は、図3の判定回路
409と同様の構成及び機能を有した判定回路であり、
1103及び1104は410と同様の構成及び機能を
有したORゲート回路である。1107は図1の接続認
識信号108と同様の意味を持つ接続認識信号である。
1106はバスセレクタであり、イメージスキヤナ部1
101、プリンタ部1102、及び通信回線とを接続す
るものであり、接続の仕方によつて画像データを以下の
3通りで転送する。すなわち、(1)イメージスキヤナ
部ープリンタ部(複写機動作時)(2)イメージスキヤ
ナ部ー通信回線(FAX送信動作時)、そして、(3)
通信回線ープリンタ部(FAX受信動作時)である。
写装置の構成を示すブロツク図である。同図において、
1101は、図2のイメージスキヤナ部201と同様の
構成及び機能を有したイメージスキヤナ部であり、11
02は図2のプリンタ部202と同様の構成及び機能を
有したプリンタ部である。1105は、図3の判定回路
409と同様の構成及び機能を有した判定回路であり、
1103及び1104は410と同様の構成及び機能を
有したORゲート回路である。1107は図1の接続認
識信号108と同様の意味を持つ接続認識信号である。
1106はバスセレクタであり、イメージスキヤナ部1
101、プリンタ部1102、及び通信回線とを接続す
るものであり、接続の仕方によつて画像データを以下の
3通りで転送する。すなわち、(1)イメージスキヤナ
部ープリンタ部(複写機動作時)(2)イメージスキヤ
ナ部ー通信回線(FAX送信動作時)、そして、(3)
通信回線ープリンタ部(FAX受信動作時)である。
【0040】ここで、接続認識信号1107の判定結果
によりイメージスキヤナ部1101の出力画像及びプリ
ンタ部1102の入力画像をANDゲート1108及び
1109によって加工してしまうことによつて、判定回
路1105の基板が外されている場合、複写動作、FA
X送信動作、及びFAX受信動作をすべて禁止すること
ができる。
によりイメージスキヤナ部1101の出力画像及びプリ
ンタ部1102の入力画像をANDゲート1108及び
1109によって加工してしまうことによつて、判定回
路1105の基板が外されている場合、複写動作、FA
X送信動作、及びFAX受信動作をすべて禁止すること
ができる。
【0041】このように、画像判定基板の接続状態を表
す接続認識信号1107によつて複写出力に限らずに通
信回線への出力も含む全出力動作を制御できるため、例
えばユーザー側で画像判定基板を取り外しても、自動的
に特定原稿の特定画像の出力を防止し、確実に偽造を回
避することができる。なお、特定原稿判定の基板は、複
数の基板であってもよい。その場合には、少なくとも1
つの基板が抜きとられている場合に、画像処理動作を禁
止すればよい。また、上記プリンタは、レーザービーム
プリンタに限らず、インクジェットプリンタ、熱転写プ
リンタであってもよい。また、特定原稿との類似度の判
定方法は上述の例に限らず、例えば所定の形状パターン
のマッチングなどを用いてもよい。
す接続認識信号1107によつて複写出力に限らずに通
信回線への出力も含む全出力動作を制御できるため、例
えばユーザー側で画像判定基板を取り外しても、自動的
に特定原稿の特定画像の出力を防止し、確実に偽造を回
避することができる。なお、特定原稿判定の基板は、複
数の基板であってもよい。その場合には、少なくとも1
つの基板が抜きとられている場合に、画像処理動作を禁
止すればよい。また、上記プリンタは、レーザービーム
プリンタに限らず、インクジェットプリンタ、熱転写プ
リンタであってもよい。また、特定原稿との類似度の判
定方法は上述の例に限らず、例えば所定の形状パターン
のマッチングなどを用いてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
力画像と複数の特定画像との同一性に応じてその入力画
像を処理する際に、複数の特定画像の改変に対処しやす
く、かつ、同一性の判断に対する妨害に対応できる判定
装置を提供できるという効果がある。
力画像と複数の特定画像との同一性に応じてその入力画
像を処理する際に、複数の特定画像の改変に対処しやす
く、かつ、同一性の判断に対する妨害に対応できる判定
装置を提供できるという効果がある。
【図1】第1の実施形態による判定回路409の接続形
態を示すブロツク図である。
態を示すブロツク図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の複写装置の構成を示
す側断面図である。
す側断面図である。
【図3】第1の実施形態によるイメージスキヤナ部20
1の構成を示すブロツク図である。
1の構成を示すブロツク図である。
【図4】第1の実施形態による判定回路409の構成を
示すブロツク図である。
示すブロツク図である。
【図5】第1の実施形態による間引き回路の構成を示す
回路図である。
回路図である。
【図6】第1の実施形態による分周回路の構成を示す回
路図である。
路図である。
【図7】第1の実施形態による積分器306の構成を示
すブロツク図である。
すブロツク図である。
【図8】第1の実施形態における主走査方向の信号のタ
イミングチャートである。
イミングチャートである。
【図9】第1の実施形態による積分器306の入出力を
説明する図である。
説明する図である。
【図10】第1の実施形態による積分器306の入出力
を説明する図である。
を説明する図である。
【図11】第1の実施形態による処理結果の一例を示す
図である。
図である。
【図12】第1の実施形態による画像処理の主要な動作
を説明するフローチヤートである。
を説明するフローチヤートである。
【図13】本発明の第2の実施形態による複写装置の構
成を示すブロツク図である。
成を示すブロツク図である。
101 画像判定基板 102 スキヤナ制御基板 103 CPU 104 ROM 105 RAM 106 I/Oポート 107,1108 ANDゲート 108,1107 接続認識信号 210−1〜210−3 CCD 200 鏡面圧板 201,1101 イメージスキヤナ部 202,1102 プリンタ部 203 プラテン 204 原稿 205 ランプ 206,207,208 ミラー 209 レンズ 210 3ラインセンサ 211 信号処理部 212 レーザドライバ 213 半導体レーザ 214 ポリゴンミラー 215 f−θレンズ 216 ミラー 217 感光ドラム 218 回転現像器 219 マゼンダ現像部 220 シアン現像部 221 イエロー現像部 222 ブラツク現像部 223 転写ドラム 224,225 用紙カセツト 226 定着ユニツト 301 間引き回路 302,302’ ROM 303−1〜303−8 色味判定回路 306 積分器 307 レジスタ 308 比較器 309 OR回路 401,402 デイレイ 403〜405 log変換器 406 マスキング・UCR回路 407 空間フイルタ 408 濃度変換回路 409 判定回路 410,1103,1104 ORゲート回路 451,453 インバータ 452 2ビツトカウンタ 454 ANDゲート 455〜457,461〜466 フリツプフロツプ 501,505 フリツプフロツプ 458〜460 セレクタ 502,503 乗算器 504 加算器 801 原稿 802 出力結果 803 特定原稿 804 無効画像 1105 判定回路 1106 バスセレクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 英二 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 太田 健一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−288468(JP,A) 特開 昭61−70690(JP,A) 特開 平4−232589(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40 - 1/409 H04N 1/46 - 1/62 G06T 1/00
Claims (1)
- 【請求項1】 カラー画像を表わす複数の色成分信号を
処理する処理手段を有する画像処理装置の内部に搭載さ
れる着脱可能な判定装置であって、 前記カラー画像が特定画像であるか否かを判定し、該判
定結果に応じて前記カラー画像が特定画像であると判定
された場合に、前記カラー画像の忠実な出力を禁止する
ように前記画像処理装置を制御するために用いられる判
定信号を発生する判定手段と、 前記画像処理装置からの前記複数の色成分信号を前記判
定手段に供給し、前記判定手段からの判定信号を前記画
像処理装置に供給するための信号伝送手段と、 前記判定装置の前記画像処理装置への接続を前記画像処
理装置に認識させる処理手段と を有し、 前記判定手段は、前記カラー画像が複数の特定画像のい
ずれかであることを判定することを特徴とする判定装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8348602A JP3032723B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 判定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8348602A JP3032723B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 判定装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3066901A Division JP2647566B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 画像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09186870A JPH09186870A (ja) | 1997-07-15 |
JP3032723B2 true JP3032723B2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=18398118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8348602A Expired - Lifetime JP3032723B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 判定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3032723B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7720290B2 (en) | 2003-11-06 | 2010-05-18 | Ricoh Company, Ltd. | Method, program, and apparatus for detecting specific information included in image data of original image, and computer-readable storing medium storing the program |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3913224B2 (ja) | 2004-02-05 | 2007-05-09 | 株式会社リコー | 画像処理装置及び画像形成装置 |
-
1996
- 1996-12-26 JP JP8348602A patent/JP3032723B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7720290B2 (en) | 2003-11-06 | 2010-05-18 | Ricoh Company, Ltd. | Method, program, and apparatus for detecting specific information included in image data of original image, and computer-readable storing medium storing the program |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09186870A (ja) | 1997-07-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0506469B1 (en) | Image processing apparatus | |
JP2614369B2 (ja) | 画像処理装置 | |
EP0591783A2 (en) | Image processing apparatus and method thereof | |
JP3032723B2 (ja) | 判定装置 | |
JP3032722B2 (ja) | 画像処理装置及び判定装置 | |
JP2647566B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP3313739B2 (ja) | 画像処理装置およびその方法 | |
JP3311006B2 (ja) | 画像処理装置及び方法 | |
JP3375991B2 (ja) | 画像形成装置および画像処理方法 | |
JP2001053967A (ja) | 判定装置 | |
JP3184563B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理デバイス及び複写装置 | |
JP3260772B2 (ja) | 画像処理装置及び方法 | |
JPH09186869A (ja) | 画像処理装置 | |
JP3115312B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP3015303B2 (ja) | 画像処理装置及び方法 | |
JP3015304B2 (ja) | 画像処理装置及び方法 | |
JPH06105136A (ja) | 画像処理装置 | |
JP3015302B2 (ja) | 画像処理装置及び方法 | |
JP3281424B2 (ja) | 画像処理装置およびその方法 | |
JP3363487B2 (ja) | 画像処理装置及びその処理方法 | |
JP3295103B2 (ja) | 画像処理装置およびその方法 | |
JP3293844B2 (ja) | 画像処理装置およびその方法 | |
CA2279591C (en) | Image processing apparatus and copying machine | |
JPH04205272A (ja) | 画像処理装置 | |
JPH05284350A (ja) | 画像処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000107 |