JP3184563B2 - 画像処理装置、画像処理デバイス及び複写装置 - Google Patents

画像処理装置、画像処理デバイス及び複写装置

Info

Publication number
JP3184563B2
JP3184563B2 JP16037991A JP16037991A JP3184563B2 JP 3184563 B2 JP3184563 B2 JP 3184563B2 JP 16037991 A JP16037991 A JP 16037991A JP 16037991 A JP16037991 A JP 16037991A JP 3184563 B2 JP3184563 B2 JP 3184563B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing
signal
image
circuit
image signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16037991A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0514705A (ja
Inventor
豊 宇田川
健一 太田
英二 太田
洋一 宝木
正広 船田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP16037991A priority Critical patent/JP3184563B2/ja
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to US07/858,500 priority patent/US5363202A/en
Priority to DE69232764T priority patent/DE69232764T2/de
Priority to CA002064353A priority patent/CA2064353C/en
Priority to SG1998003747A priority patent/SG71841A1/en
Priority to SG1998003748A priority patent/SG71842A1/en
Priority to SG1996005568A priority patent/SG43209A1/en
Priority to DE69222215T priority patent/DE69222215T2/de
Priority to EP92302730A priority patent/EP0506469B1/en
Priority to CA002279589A priority patent/CA2279589C/en
Priority to EP97200435A priority patent/EP0776120B1/en
Priority to CA002279591A priority patent/CA2279591C/en
Publication of JPH0514705A publication Critical patent/JPH0514705A/ja
Priority to US08/266,270 priority patent/US5481377A/en
Priority to US08/445,997 priority patent/US6388767B1/en
Priority to US09/594,481 priority patent/US6381030B1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3184563B2 publication Critical patent/JP3184563B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に特定原稿の検出機
能を有する画像処理装置、画像処理デバイス及び複写装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機の高画質化、カラー化に伴
い、紙幣、有価証券等の特定原稿についての偽造の危惧
が生じている。複写機等の特定原稿の認識においては、
様々な方式が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、前
記従来例では画像判定手段部が1枚の基板上に独立して
構成されているため、当該装置の内部に精通している人
間であれば、容易に画像判定手段部を取り去り偽造可能
なように改造することができなくはなかった。
【0004】本発明は、上述した従来例の問題に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、簡単な
構成により完全な偽造防止策を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の欠点を解消するた
めに、本発明の画像処理装置は、複数の色成分信号を有
する入力画像信号を画像再生のために処理する画像信号
処理手段と、前記入力画像信号と予め登録された特定原
稿との類似性を判定する判定手段と、前記判定手段の判
定結果に応じて前記画像信号処理手段の処理動作を制御
する制御手段と、を有し、前記画像信号処理手段の少な
くとも一部と前記判定手段の少なくとも一部を1チップ
回路で構成し、前記1チップ回路に複数の色成分信号の
入力端子と前記画像信号処理手段による処理後の画像信
号及び前記判定手段の判定結果に応じた信号を出力する
出力端子を設けたものである。
【0006】
【実施例】以下に、添付図面を参照して本発明の好適な
実施例を詳細に説明する。以下の実施例では、本発明の
適用例として、複写機の例が示されるが、本発明はこれ
に限るものではなく、他の種々の装置に適用できること
はもちろんである。また本発明に適応できる各装置で
は、偽造防止として、紙幣、有価証券等の特定原稿を対
象とする。
【0007】(第1の実施例)まず、複写機全体の構成
について説明する。図2は第1の実施例の複写機の構成
を示す側断面図である。図2において、201はイメー
ジスキャナ部であり、原稿を読み取り、ディジタル信号
処理を行う部分である。また、202はプリンタ部であ
り、イメージスキャン部201によって読み取られた原
稿画像に対応した画像を用紙にフルカラーでプリント出
力する部分である。イメージスキャナ201において、
200は鏡面圧板であり原稿台ガラス(以下プラテンと
略す)203上の原稿204は、ランプ205で照射さ
れ、ミラー206、207、208に導かれ、レンズ2
09によって、3ラインセンサ(以下CCDと略す)2
10上に像を結び、フルカラー情報レッド(R)、グリ
ーン(G)、ブルー(B)成分として信号処理部211
に送られる。なお、205、206は速度Vで、20
7、208は速度1/2vでラインセンサの電気的走査
(主走査)方向に対して垂直方向に機械的に動くことに
よって、原稿全面を走査(副走査)する。
【0008】信号処理部211においては、読み取られ
た画像信号を電気的に処理し、マゼンタ(M)、シアン
(C)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)の各成分に
分解し、プリンタ部202に送る。また、イメージスキ
ャナ201における一回の原稿走査につき、M、C、
Y、Bkのうちひとつの成分がプリンタ部202に送ら
れ、計4回の原稿走査によって、一回のプリントアウト
が完成する。
【0009】イメージスキャナ部201より送られてく
るM、C、Y、Bkの各画像信号は、レーザドライバ2
12に送られる。レーザドライバ212は、送られてき
た画像信号に応じ、半導体レーザ213を変調駆動す
る。レーザ光は、ポリゴンミラー214、f−θレンズ
215、ミラー216を介し、感光ドラム217上を走
査する。
【0010】218は回転現像器であり、マゼンタ現像
部219、シアン現像部220、イエロー現像部22
1、ブラック現像部222より構成され、4つの現像部
が交互に感光ドラム217に接し、感光ドラム上に形成
された静電現像をトナーで現像する。223は転写ドラ
ムであり、用紙カセット224または225より供給さ
れる用紙をこの転写ドラム223に巻き付け、感光ドラ
ム上に現像された像を用紙に転写する。
【0011】この様にして、M、C、Y、Bkの4色が
順次転写された後に、用紙は、定着ユニット226を通
過して、トナーが用紙に定着された後に排紙される。
【0012】(イメージスキャナ)図1は第1の実施例
によるイメージスキャナ部201の構成を示すブロック
図である。同図において、210−1、210−2、2
10−3はそれぞれ、レッド(R)、グリーン(G)、
ブルー(B)の分光感度特性をもつCCD(固体撮像素
子)センサであり、A/D変換された後にそれぞれ8ビ
ット出力0〜255の信号が出力される。
【0013】本実施例において用いられるCCDセンサ
210−1、210−2、210−3は、一定の距離を
隔てて配置されているため、ディレイ素子401および
402においてその空間的ずれが補正される。
【0014】403、404、415はlog変換器で
あり、ルックアップテーブルROMまたはRAMにより
構成され、輝度信号が濃度信号に変換される。406は
公知のマスキング及びUCR(下色除去)回路であり、
入力された3信号R、G、Bにより、出力のためのマゼ
ンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック
(Bk)の各信号各読み取り動作の度に、面順次に所定
のビツト長、例えば8ビットで出力される。
【0015】ここで、CNO信号は、2ビットの面順次
信号であり、下表のように、4回の読み取り動作の順番
を示す制御信号であり、マスキング・UCR回路406
の動作条件を切り替える。
【0016】
【表1】
【0017】407は公知の空間フィルタ回路であり、
出力信号の空間周波数の補正を行う。408は、濃度変
換手段であり、プリンタ部202のもつ濃度特性を補正
するものであり、さらに403〜405のlog変換器
と同様なROMまたはRAMで構成される。
【0018】一方、409は特定原稿の判定回路であ
り、複数の特定原稿のうち少なくともひとつを読み込み
中であるか否かの判定を行い、判定信号Hが“0”また
は“1”で出力される。即ち、複数の特定原稿のうちす
くなくともひとつを読み込み中である場合には、H=
“1”を出力し、そうでない場合には、H=“0”を出
力する。
【0019】さらに、判定回路409にも前述の面順次
信号CNOが入力され、4回の読み取り動作のそれぞれ
について、判定基準を切り替えて異なる特定原稿につい
ての判定を行うことができる。
【0020】410はORゲート回路であり、濃度変換
回路408の8ビット出力Vに対して、それぞれ判定回
路409の出力である判定信号Hと論理ORがとられ
V′を出力する。
【0021】結果として、判定信号H=“1”のとき、
すなわち特定原稿を読み取っていると判定された場合に
は、入力信号Vの値に関わらずに出力は V′=FF/Hex(255) となり、判定信号H=0の時、すなわち特定原稿を読み
取っていないと判定された場合には、入力信号Vの値が
そのまま出力信号V′として出力される。
【0022】図1において406のマスキング及びUC
R回路と409の判定回路と410のORゲート回路は
これらを一体化し図1のBに示す様な1チップのLSI
となっている。このため409の判定回路のみをバイパ
スすることはできない。
【0023】本実施例ではこの411のLSIをASI
Cの1種である、ゲートアレイにより作製し同一ユニッ
トとして構成している。
【0024】(タイミングチャート)図4のAは第1の
実施例による間引き回路の構成を示す回路図であり、図
4のBは第1の実施例による分周回路の構成を示す回路
図である。そして図6は第1の実施例における主走査方
向の信号のタイミングチャートである。HSYNCは、
主走査同期信号であり、主走査開始の同期をとる信号で
ある。CLKは、画像の転送クロックであり、本実施例
における諸々の画像処理の基本クロックである。
【0025】一方、CLK4は、CLK信号を1/4分
周したものであり、判定回路409における基本クロッ
クとなる。SEL信号は、前述の間引き回路301で用
いられるタイミング信号であり、それぞれ、図4のBに
示される様な回路で生成される。即ち、インバータ45
1、2ビットカウンタ452、インバータ453、アン
ドゲート454より構成される。2ビットカウンタ45
2は、主走査同期信号であるHSYNC信号により、ク
リア(初期化)された後、CLK信号をカウントし、2
ビットでそのカウント値を出力する。(D0、D1)そ
の上位ビツトD1がCLK4信号として出力され、下位
ビツトD0の反転信号と上位ビツトD1との論理積がS
EL信号として出力される。
【0026】その結果、図4のAに示す回路において、
CLK信号でデータを保持する。
【0027】フリップフロップ455、456、457
および461、462、463、セレクタ458、45
9、460、CLK4信号でデータを保持するフリップ
フロップ464、465、466より構成される間引き
回路によって、図6に示される様にCLK信号で転送さ
れるR(またはG、B)信号の中から、1/4の割合で
間引かれCLK4に同期をとられたR′(またはG′、
B′)信号を得ることができる。
【0028】(判定回路)図3は第1の実施例による判
定回路409の構成を示すブロック図である。同図にお
いて、301は図4Aに示す間引き回路であり、判定回
路としての処理回路の負荷を軽減するために、データを
間引く処理が行われる。302は、色味マッチングルッ
クアップテーブルROM(以下色味マッチングLUTと
略す)であり、複数種類の特定原稿とのマッチングを行
う。
【0029】上記色味マッチングLUT302は当然の
ことであるが、ゲートアレイ411の内部に構成される
マスクROMであり、複数種類の特定原稿との画像特性
である色味のマッチングを行う。
【0030】上記色味マッチングLUT302は、予め
32種類の特定原稿について、その色味分布を調べ、当
該画素の色味が、それら特定原稿の色味と一致するか否
かの判定結果が保持されている。
【0031】即ち、ROM302には、アドレスの上位
2ビットに面順次信号であるCNO信号が、下位15ビ
ットに間引かれたRGB各色の画像信号の上位5ビット
ずつがそれぞれ入力される。各面順次信号CNOの値0
〜3においてそれぞれ、当該画素の色味が8種類の特定
原稿における色味と一致するか否かを8ビットのデータ
に対応させて同時に出力し、4回の読み取り走査におい
て合計32種類の特定原稿についての判定が行われる。
【0032】303−1、303−2、…、303−8
はそれぞれ同じハードウェアで構成される色味判定回路
であり、積分器306、レジスタ307、比較器308
より構成され、それぞれ特定原稿が原稿中に存在するか
否かの判定をする。
【0033】309は、論理OR回路であり、色味判定
回路303−1〜303−8の出力のうちひとつ以上
で、対象とする特定原稿が存在すると判定された場合、
出力“1”を判定信号Hとして出力する。
【0034】(積分器)図5は第1の実施例による積分
器306の構成を示すブロック図である。同図におい
て、501および505はCLK4信号の立ち上がりタ
イミングでデータを保持するフリップフロップである。
502は乗算器であり、8ビットの2入力信号(A、
B)を入力し、乗算結果として8ビットの信号(A×B
/255)を出力する。503もまた乗算器であり、1
ビットの入力信号(A)及び8ビットの入力信号(B)
を入力し、乗算結果として8ビットの出力信号(A×
B)を出力する。504は加算器であり、8ビットの2
入力信号(A、B)を入力し、加算結果として8ビット
の信号(A+B)を出力する。
【0035】結果として、本積分器306においては、
2値入力信号x1に対し、8ビットの出力信号y1は、次
式で表される。即ち、 y1=(α/255)y1-1+β・x1-1 であり、ここで、αおよびβは予め設定されている定数
であり、これらの値の大きさによって積分器306の諸
特性が決定される。
【0036】例えば、α=247、β=8の場合におい
て、本積分器306の入出力の例を図7Aおよび図7B
に示す。即ち、図7Aに示される様な入力x1-1に対し
て、図7Bに示される様な出力y1が出力される。
【0037】ここで、701、702の点の様に、周囲
が殆ど“0”であるにもかかわらず“1”である様な入
力や、703の点の様に、周囲が殆ど“1”である様な
入力は、ノイズ(雑音)であると考えられる。これを積
分器306で処理し、図3のレジスタ307に704に
示すレベルの様な適当な閾値をセットし、これで積分器
の出力y1を2値化することによって、ノイズ(雑音)
を除去することができる。
【0038】(処理結果)図8は第1の実施例における
処理の結果例を示す図である。図8において、801は
原稿であり、画像の一部に本装置において判定されるべ
き特定原稿803が存在する。これを本装置において複
写した場合の出力結果が802である。特定原稿803
に相当する部分においては、804に示される無効部分
の様に、例えばVNO=0のときにはマゼンタ(M)色
で、VNO=1のときにはシアン(C)色で、VNO=
2のときにはイエロー(Y)色で、VNO=3のときに
はブラック(Bk)色で塗りつぶされ、結果として、特
定原稿803の部分は、正常に複写できないことにな
る。
【0039】(第2の実施例)図9は第2の実施例によ
るイメージスキャナ部の構成を示すブロック図、図10
のAは第2の実施例によるデータのタイミングチャー
ト、そして図10のBは第2の実施例による2ビットカ
ウンタを説明するブロック図、そして図11は第2の実
施例による判定回路の構成を示すブロック図である。な
お、図9において、図1(第1の実施例)と同一のもの
については、同一の番号および同一の信号名で示す。
【0040】VCNT信号は、図10Bに示される様
に、主走査同期信号でるHSYNC信号を2ビットカウ
ンタに入力し発生される。即ち、図10Aに示される様
に、VCNT信号は各主走査方向毎に1ずつ副走査方向
にカウントアップし、0から3の値を繰り返す。
【0041】前述の第1の実施例においては、面順次信
号CNOの値によって、判定基準を切り替え、合計23
種類の特定原稿についての判定が行われていたが、第2
の実施例においては、面順次信号CNOの値およびVC
NT信号の両方が、図11に示される様に、ROMの上
位アドレスに入力され、合計128種類までの特定原稿
についての判定が行われる。
【0042】即ち、殆どの同様のハードウェア規模でも
って、4倍の数の特定原稿についての判定を行うことが
できる。
【0043】また、CNO信号は用いずに、VNO信号
のみで、判定基準を切り替えることも本発明の実施例の
ひとつであることはいうまでもない。
【0044】(第3の実施例)第1の実施例において
は、面順次信号によって判定基準を切り替え、第2の実
施例においては、各主走査ごとに判定基準を切り替えた
が、本発明はこれらに留まるものではなく、例えば、各
画素ごとに判定基準を切り替えてもよい。
【0045】図12のAは第3の実施例によるデータの
タイミングチャート、そして図12のBは第3の実施例
による2ビットカウンタを説明するブロック図である。
【0046】図12のAおよび図12のBにおいて、画
素クロックCLK信号を2ビットカウンタに入力して得
られた信号VCNT2信号を、第2の実施例に示される
VCNT信号として用いても同様の効果が得られる。
【0047】(第4の実施例)第4の実施例では、複数
個のLSIにより本発明を適用した例が示される。図1
3は第4の実施例の構成を説明するブロック図である。
図13において1301は、第1のLSIで、マスキン
グ、UCR回路、および特定原稿の判定回路のなかで色
味マッチングROM以外の回路が同一ユニットに一体化
されている。
【0048】1302が、第2のLSIで空間フィル
タ、および1303の色味マッチングROMが一体化さ
れている。本実施例では、判定の精度を上げるため1画
素1色当たりのビツト数を5ビットとしたものである。
【0049】この様に判定精度を上げたり、検知できる
特定原稿の種類を増やすために色味マッチングROMの
容量を大きくとるためにLSIを図13に示す様に第1
チップ、第2チップの2つに分割することも可能であ
る。勿論、その他の目的のために複数のLSIに分割す
ることも本発明の実施例の一つであることは言うまでも
ない。
【0050】以上説明したように、本実施例によれば画
像信号処理部の一部と画像判定部の全て或いは一部を一
つのLSIにまとめたことにより、画像判定部をバイパ
スしようとし当該LSIを取り去ると、画像信号処理部
の機能も省かれてしまうため、画像信号処理部が正常に
機能しなくなり結果として、偽造コピーをとることがで
きないことになり、完全な偽造防止を行うことが可能と
なる。
【0051】また本発明は画像処理装置全体に限らず、
単に上述の様にまとめられた例えばLSI単体も含むも
のである。
【0052】本実施例においては画像処理部の一部と特
定画像の判定部の一部を1つのLSIに納める様にした
が、これに限らず同一基板上にまとめる様にしてもよ
い。
【0053】また、上述の実施例においては画像処理部
の一部を特定画像の判定部の少なくとも一部とを同一基
板上に形成したがこれに限らず複写機の複写動作に必要
な回路の一部、例えば複写プロセス動作を制御するマイ
コン等のコントローラと判定部の少なくとも一部を同一
基板上に形成するようにしてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、画
像処理回路の少なくとも一部と判定回路の少なくとも一
部が物理的に分離できないように入出力端子を持った1
チップに構成されるので、画像信号が判定回路だけを通
過しないような細工を行うことができず、判定回路を取
り外すと必要な画像処理の一部の機能までも実行できな
くなり、偽造防止機能の信頼性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例によるイメージスキャナ部201
の構成を示すブロック図。
【図2】第1の実施例の複写機の構成を示す側断面図。
【図3】第1の実施例による判定回路409の構成を示
す回路図。
【図4】Aは第1の実施例による間引き回路の構成を示
す回路図であり、Bは第1の実施例による分周回路の構
成を示す回路図。
【図5】第1の実施例による積分器306の構成を示す
ブロック図。
【図6】第1の実施例における主走査方向の信号のタイ
ミングチャート。
【図7】積分器306の入出力の例を示す図。
【図8】第1の実施例における処理の結果例を示す図。
【図9】第2の実施例によるイメージスキャナ部の構成
を示すブロック図。
【図10】第2の実施例によるデータのタイミングチャ
ートとビツトカウンタを説明するブロック図。
【図11】第2の実施例による判定回路の構成を示すブ
ロック図。
【図12】第3の実施例によるデータのタイミングチャ
ートと2ビットカウンタを説明するブロック図。
【図13】第4の実施例を説明する図。
【符号の説明】
210−1〜210−3 CCD 200 鏡面圧板 201 イメージスキャナ部 202 プリンタ部 203 プラテン 204 原稿 205 ランプ 206、207、208 ミラー 209 レンズ 210 3ラインセンサ 211 信号処理部 212 レーザドライバ 213 半導体レーザ 214 ポリゴンミラー 215 f−θレンズ 216 ミラー 217 感光ドラム 218 回転現像器 219 マゼンタ現像部 220 シアン現像部 221 イエロー現像部 222 ブラック現像部 223 転写ドラム 224、225 用紙カセット 226 定着ユニット 301 間引き回路 302、302′ ROM 303−1〜303−8 色味判定回路 306 積分器 307 レジスタ 308 比較器 309 OR回路 401、402 ディレイ 403〜405 log変換器 406 マスキング・UCR回路 407 空間フィルタ 408 濃度変換回路 409 判定回路 410 ORゲート回路 411 406と409、410を一体化したゲートア
レイ 451、453 インバータ 452、900、901 2ビットカウンタ 454 アンドゲート 455〜457、461〜466、501、505 フ
リップフロップ 458〜460 セレクタ 502、503 乗算器 504 加算器 801 原稿 802 出力結果 803 特定原稿 804 無効画像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宝木 洋一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 船田 正広 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−316782(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40,1/46,1/60 G03G 21/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の色成分信号を有する入力画像信号
    を画像再生のために処理する画像信号処理手段、 前記入力画像信号と予め登録された特定原稿との類似性
    を判定する判定手段、 前記判定手段の判定結果に応じて前記画像信号処理手段
    の処理内容を異ならせる制御手段と、 を有し、 前記画像信号処理手段の少なくとも一部と前記判定手段
    の少なくとも一部を1チップ回路に構成し、前記1チッ
    プ回路に複数の色成分信号の入力端子と前記画像信号処
    理手段による処理後の画像信号及び前記判定手段の判定
    結果に応じた信号を出力する出力端子を設けたことを特
    徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 画像信号を画像再生のために処理する処
    理手段の少なくとも一部と、前記画像信号と予め登録さ
    れた特定原稿との類似性を判定する判定手段の少なくと
    も一部とが同一ユニットに構成されていることを特徴と
    する画像処理デバイス。
  3. 【請求項3】 原稿を読み取る読取手段と、 前記読取手段で読み取られた原稿と予め登録された 特定
    原稿との類似性を判定する判定回路と、 前記読取手段で読み取られた原稿の画像信号に 複写動作
    に必要な処理を行う処理回路と、 を有し、前記判定回路の少なくとも一部と前記処理回路
    の少なくとも一部を1チップ回路に構成し、前記1チッ
    プ回路に複数の色成分信号の入力端子と前記処理回路に
    よる処理後の画像信号及び前記判定回路の判定結果に応
    じた信号を出力する出力端子を設けた ことを特徴とする
    複写装置。
JP16037991A 1991-03-29 1991-07-01 画像処理装置、画像処理デバイス及び複写装置 Expired - Fee Related JP3184563B2 (ja)

Priority Applications (15)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16037991A JP3184563B2 (ja) 1991-07-01 1991-07-01 画像処理装置、画像処理デバイス及び複写装置
EP97200435A EP0776120B1 (en) 1991-03-29 1992-03-27 Image processing apparatus
CA002064353A CA2064353C (en) 1991-03-29 1992-03-27 Image processing apparatus and copying machine
SG1998003747A SG71841A1 (en) 1991-03-29 1992-03-27 Image processing apparatus and copying machine
SG1998003748A SG71842A1 (en) 1991-03-29 1992-03-27 Image processing apparatus and copying machine
SG1996005568A SG43209A1 (en) 1991-03-29 1992-03-27 Image processing apparatus and copying machine
DE69222215T DE69222215T2 (de) 1991-03-29 1992-03-27 Bildverarbeitungsgerät
EP92302730A EP0506469B1 (en) 1991-03-29 1992-03-27 Image processing apparatus
US07/858,500 US5363202A (en) 1991-03-29 1992-03-27 Image processing apparatus with anti-forgery function
DE69232764T DE69232764T2 (de) 1991-03-29 1992-03-27 Bildverarbeitungsgerät
CA002279591A CA2279591C (en) 1991-03-29 1992-03-27 Image processing apparatus and copying machine
CA002279589A CA2279589C (en) 1991-03-29 1992-03-27 Image processing apparatus and copying machine
US08/266,270 US5481377A (en) 1991-03-29 1994-06-24 Image processing with anti-forgery function
US08/445,997 US6388767B1 (en) 1991-03-29 1995-05-23 Image processing, copying, and printing apparatus having a part of a processing unit and a part of another unit formed as one inseparable unit
US09/594,481 US6381030B1 (en) 1991-03-29 2000-06-14 Image processing, copying, and printing apparatus having a part of a processing unit and a part of another unit formed as one inseparable unit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16037991A JP3184563B2 (ja) 1991-07-01 1991-07-01 画像処理装置、画像処理デバイス及び複写装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0514705A JPH0514705A (ja) 1993-01-22
JP3184563B2 true JP3184563B2 (ja) 2001-07-09

Family

ID=15713693

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16037991A Expired - Fee Related JP3184563B2 (ja) 1991-03-29 1991-07-01 画像処理装置、画像処理デバイス及び複写装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3184563B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7720290B2 (en) 2003-11-06 2010-05-18 Ricoh Company, Ltd. Method, program, and apparatus for detecting specific information included in image data of original image, and computer-readable storing medium storing the program
US8251059B2 (en) 2006-06-27 2012-08-28 Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. Powder inhaler

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7720290B2 (en) 2003-11-06 2010-05-18 Ricoh Company, Ltd. Method, program, and apparatus for detecting specific information included in image data of original image, and computer-readable storing medium storing the program
US8251059B2 (en) 2006-06-27 2012-08-28 Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. Powder inhaler

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0514705A (ja) 1993-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2614369B2 (ja) 画像処理装置
JPH05300362A (ja) 画像処理装置
JPH05244390A (ja) 画像処理装置
JP3184563B2 (ja) 画像処理装置、画像処理デバイス及び複写装置
JP3313739B2 (ja) 画像処理装置およびその方法
JP2647566B2 (ja) 画像処理装置
JP3311006B2 (ja) 画像処理装置及び方法
JP3115312B2 (ja) 画像処理装置
JP3032723B2 (ja) 判定装置
JPH05153368A (ja) 画像処理装置
JP3260772B2 (ja) 画像処理装置及び方法
JP3032722B2 (ja) 画像処理装置及び判定装置
JP3015303B2 (ja) 画像処理装置及び方法
JPH06105136A (ja) 画像処理装置
JP3347368B2 (ja) 画像処理装置および制御方法
JP3015302B2 (ja) 画像処理装置及び方法
JP3015304B2 (ja) 画像処理装置及び方法
JP3295103B2 (ja) 画像処理装置およびその方法
JP3281424B2 (ja) 画像処理装置およびその方法
JP3313738B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2001053967A (ja) 判定装置
JP3293844B2 (ja) 画像処理装置およびその方法
JPH04205272A (ja) 画像処理装置
JPH05284350A (ja) 画像処理装置
JPH09186869A (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010417

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090427

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090427

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100427

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110427

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees