JP3313738B2 - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定画像の判別を行う
画像処理装置及び画像処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機の発達に伴って、読み取っ
た原稿の再現性が向上し、複写されるのが好ましくない
原稿(例えば証券、紙幣など)が本物と見分けがつかな
い程度に複写されるようになってきた。このため、紙幣
等の偽造行為を防止するための技術が必要となってき
た。その技術のひとつとして、色空間での特定原稿のデ
ータをあらかじめ登録し、入力原画像データの分布が色
空間上で、特定原稿データの分布とほぼ同一になるか否
かを判定し、特定原稿を判別する技術が本出願人により
提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら上記
従来例では、画像入力装置から入力される信号が、特定
原稿判別回路中に予め登録されているマッチングデータ
の色空間と同一である場合にしか判別することができな
いという欠点があった。通常の複写機のように画像入力
装置としてスキャナーを、画像出力装置としてプリンタ
を備えている場合には上記技術で判別は可能であるが、
画像出力装置がホストコンピュータ、あるいは異なった
スキャナーに接続され、それらの出力装置として使われ
た場合には入力される信号が或る特定の色空間だけには
限られないため、いかなる場合にも判別するということ
が不可能であった。また、例え画像入力装置から入力さ
れる信号が、特定原稿判別回路中に予め登録されている
マッチングデータの色空間と同一であったとしても、画
像入力装置が例えばスキャナーで、原稿読み取りの際の
分光特性の影響等により軸にゆがみが生じた場合には判
別を行うことができなかった。
【0004】本発明は、上述した技術の欠点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、いかなる
画像入力手段から入力された画像信号においても、前記
信号中での特定画像の存在を判別することが可能である
画像処理装置及び画像処理方法を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、複数種類の色空間の画像信号を入力可能な
入力手段と、前記入力手段により入力された画像信号を
標準的な色空間の画像信号に変換する変換手段と、前記
変換手段により得られる標準的な色空間の画像信号と前
記標準的な色空間であって特定画像に応じた画像信号と
を比較する比較手段と、前記比較手段による比較結果に
基づいて前記入力された画像信号によって表される画像
が前記特定画像であるか否かを判定する判定手段とを有
することを特徴とする。
【0006】
【実施例】上述した課題を解決し、目的を達成するた
め、以下に説明する本発明の実施例に係る画像処理装置
は、ホストコンピュータ、スキャナー等の画像入力装置
から画像信号を入力の際の付加情報とともに入力する入
力手段と、前記付加情報に応じて入力画像信号の正規化
を行う正規化手段と、前記正規化手段で正規化した結果
から特定原稿の判別を行う判別手段を備えることを特徴
とする。
【0007】かかる構成によれば、入力手段は原稿を読
み取って得たR,G,Bの各読み取り信号あるいはホス
トコンピュータ等の外部機器から各種の色空間の画像信
号を付加情報と共に入力し、正規化手段は入力手段で入
力した画像信号を判別手段で備えているマッチングデー
タの色空間に正規化する正規化処理を行い、判別手段は
正規化手段により正規化された結果から前記画像信号中
に特定画像が存在するか否かを判別する。
【0008】以下に添付図面を参照して、本発明の好適
な実施例を詳細に説明する。
【0009】<第1の実施例>図1は本発明に係る画像
処理装置を適用したシステムの構成を示す図、図2は第
1の実施例による画像処理装置1の構成を示すブロック
図、図3は正規化回路の構成を示すブロック図、図4は
判別回路の構成を示すブロックである。尚、各図中で共
通のものは同一番号で示す。
【0010】図1において、101はイメージスキャナ
ー、102はインターフェイスボード(例えばIPU
(登録商標))、103はホストコンピュータ、104
はスチールビデオカメラ(以下に「SV」という)、1
05はビデオテープレコーダー(以下に「VTR」とい
う)、1は本実施例の画像処理装置、106は画像出力
装置をそれぞれ示している。
【0011】図2において201は画像入力装置、20
2は正規化回路、203は特定原稿判別回路、204は
色処理回路、205は墨入れ回路(以下「UCR」とい
う)をそれぞれ示している。
【0012】図3において301〜309は乗算器、3
10〜312は加算器をそれぞれ示している。
【0013】図1、図2、図3、及び図4に示される構
成の動作として、カラー画像原稿がイメージスキャナー
101によりR,G,B3色に分解されデジタル的に読
み取られ、読み取られた画像信号がIPU102及びホ
ストコンピュータ103のような画像処理機能を備えた
装置へと送られる。IPU102、ホストコンピュータ
103では対数変換、マスキング演算、UCRといった
通常行われる画像処理が行われ入力R,G,B信号が
Y,M,C,Bk信号へと変換されたり、特にホストコ
ンピュータ103においてはXYZ,L***等のさ
まざまな色空間で画像を扱うことが可能である。従って
ホストコンピュータ103からは、あらゆる色空間の信
号が入力される。また、SV104、VTR105、ス
キャナー101から入力されるR,G,B信号も、異な
った分光特性で読み取られた場合には異なった信号であ
ると考えなければならない。このような様々な色空間上
の画像データが画像処理装置1へと送られる。画像処理
装置1の構成は図2に示すとうりで、画像入力装置20
1から出力される信号は8ビットの画像信号Iと、付加
情報信号hから成る。付加情報信号hは入力画像信号が
どの色空間に属するかを示す信号及び後述する変換の際
用いるマトリクスである。これらの入力信号は正規化回
路202へ送られる。ここでは付加情報信号hにより、
入力画像信号Iを判別回路203に予め格納されている
色味マッチングデータの属する色空間へと変換する。こ
こでは前記マッチングデータが、NTSC方式に準ずる
R,G,B信号である場合を例にとって説明する。R,
G,B信号が、NTSC方式に準ずる場合、R,G,B
からXYZ表色系の3刺激値X,Y,Zへ、また3刺激
値X,Y,ZからL***表色系のL*、a*、b*へ変
換される際変換式は以下のように示される。
【0014】
【外1】
【0015】201から出力された画像信号I及び付加
情報信号hは正規化回路202へ送られる。正規化回路
202の構成は図3に示すとうりで、画像信号IがXY
Z表色系の3刺激値X,Y,Zであった場合、X,Y,
Zはそれぞれ乗算器301〜309へ送られる。この時
付加情報信号hから、乗算器にはそれぞれa11〜a33
値が書き込まれる。乗算器301〜309の出力はそれ
ぞれ図示したように加算器310〜312へ出力され、
それぞれR,G,Bとして出力される。以上のことを式
で表すと以下のように表せる。
【0016】
【外2】 B信号からXYZ表色系の3刺激値X,Y,Zへの変換
式での係数のマトリクスの逆行列である。すなわち、図
5に示すように異なった色空間信号、また同一色空間で
あっても原稿読み取りの際の分光特性の影響等により軸
にゆがみが生じている場合、外部機器からの付加情報と
して、例えばNTSC方式に準じたR,G,B信号のよ
うな標準的な信号への変換のための係数等を画像信号と
共に入力し、入力信号の正規化を行うことにより、予め
決められた色空間(判別回路203に予め登録されてい
るマッチングデータの属する色空間)に変換する。
【0017】正規化回路202からの出力は、2つの系
統に分かれ、一方は色処理回路204へもう一方は判別
回路203へと送られる。色処理回路204へ送られた
R,G,B信号は対数変換、マスキング演算、UCR等
の処理を施され面順次のY,M,C,Bk信号として墨
入れ回路205へと出力される。一方判別回路203へ
送られた信号は後述する方法により、入力信号中に予め
登録されている特定原稿があるか否かを判別する。IN
Hは判別結果であり、特定原稿が存在する場合には1、
そうでない場合は0が墨入れ回路205へ出力される。
墨入れ回路205はINHが1である場合は、画像出力
装置106への出力の際Bk面を黒のベタ画像として出
力する。0である場合はスルーとなり、色処理回路20
4の出力がそのまま画像出力装置106へと出力され画
像出力装置106でPWM、熱転写、インクジェット等
それぞれの方式に応じてハードコピーとして出力され
る。したがって入力信号中に予め登録されている特定原
稿が存在する場合にハードコピーとして出力できない。
【0018】次に判別回路203について説明する。判
別回路203は色空間マッチング回路と判定信号生成回
路から成る。色空間マッチング回路の構成は図4に示す
とうりである。
【0019】同図においてR401は正規化回路202
からのR(レッド)信号8ビットのうちの上位5ビット
のデータである。G402,B403は同様にG(グリ
ーン)信号、B(ブルー)信号の上位5ビットのデータ
である。404は複数種類の特定原稿の色味に関する情
報が格納されているROM(リードオンリーメモリー)
である。アドレスA0〜A14に前記R,G,B信号が入
力され、このR,G,B信号が特定原稿の色味に合致し
ているか否かを示す判定信号がデータD0〜D7に出力さ
れる。
【0020】ROM404には特定原稿の色味に関する
情報(NTSCに準じたR,G,B信号)が格納されて
おり、入力されるR,G,B信号が特定原稿の色味に合
致する場合は1が、そうでない場合には0がD0〜D7
出力される。
【0021】図6はROM404に格納されている複数
原稿に関するデータとROM404のビット位置との関
係を示した図である。これによりD0〜D7から、異なる
8種類の特定原稿(特定原稿Aから特定原稿Hまで)の
色味に関する判定情報(0または1)が並列に出力され
る。
【0022】410から417は色味判定信号X0〜X7
の信号に対し図7、図8で示す平滑化演算をほどこす回
路である。
【0023】図7は平滑回路410〜417の回路構成
を示すブロック図である。
【0024】図8は入力Xnと平滑処理後の出力値Yn
との関係を示す図である。
【0025】入力Xnの値として1が連続する場合Yn
の値が増大する。Xnが0になるとYn値は徐々に減少
していく。これにより入力R,G,B信号が連続して特
定原稿の色味に合致している場合、Xnは連続して1の
値をとり、従ってYnが所定の閾値を越えるまで増大し
ていく。
【0026】平滑回路の出力C0〜C7はYnを所定閾値
で2値化したものであり、このように特定原稿の色味に
合致している画素が連続している場合のみC0〜C7から
は1が出力され、より正確な判定が可能となる。
【0027】色空間判定回路420〜427はRGB色
空間における特定原稿データと入力カラー信号の類似度
をリアルタイムで算出する回路であり、類似度判定信号
MK0〜MK7を出力する。
【0028】図5は色空間判定回路420〜427のう
ちの1つの回路のブロック図である。
【0029】SRAM430からデータDnと平滑回路
からの信号Cnは503でOR演算され結果はDnとし
て再びSRAM430に書き込まれる。
【0030】一方Dn、Cn、及び404からのデータ
Xnは502でAND演算され、Xn、Cnが1で、か
つDnが0から1に遷移する場合のみ502からは1が
出力される。502の出力が1の場合504のカウンタ
ーでカウントアップされる。カウンター504は副走査
区間信号VSの立ち上がりでクリアーされる。505の
出力であるカウンター出力の最大値は507で所定の定
数δnと比較される。最大値がδnより大きい場合50
7はMKnとして1を出力し、そうでない場合MKnと
して0を出力する。δnの値は色空間上の特定原稿の色
味がしめる体積のうちのS%の値として設定される。
【0031】すなわち図6で示したROM204の中の
1の数をVorgとして δn=Vorg×S/100 である。Sの値は特定原稿が原稿台に置かれている場
合、約半分まで読み取った時に判定信号MKnが1とな
る様に設定する。
【0032】以上の処理により入力画像データが特定原
稿のデータとRGB3次元色空間上でほぼ同一の形状と
なった時、色空間類似度判定信号MK0〜MK7が1にな
ることになる。
【0033】図9は前述の判定信号生成回路を説明する
回路ブロック図である。
【0034】本回路構成によりROM404に登録され
た複数の特定原稿データのうちどれか1つでも、入力画
像データと色空間上で合致すると判定された時、リアル
タイムで判定信号INHは1になり、ただちに墨入れ回
路205へフィードバックが実行される。
【0035】<第2の実施例>第1の実施例では、画像
入力装置201からの入力信号としてXYZ表色系の
X,Y,Z信号からNTSC方式に準ずるR,G,B信
号への変換を例に取っているが、本発明の方式はこれに
限ったものでなく、Y,M,C,Bk信号、L*,a*
*信号等いかなる色空間に属する入力信号であっても
付加情報を併送することにより予め判別回路203に備
えられたマッチングデータと同一の色空間に変換し、特
定原稿の判別を行い複写されるのが望ましくない原稿の
ハードコピー出力を防ぐことが可能である。
【0036】<第3の実施例>以下の実施例で本発明の
適用例として複写装置を示す。図11に本発明の第3の
実施例の装置の外観図を示す。
【0037】図11において201はイメージスキャナ
部であり、原稿を読み取り、ディジタル信号処理を行う
部分である。また、202はプリンタ部であり、イメー
ジスキャナ201に読み取られた原稿画像に対応した画
像を用紙にフルカラーでプリント出力する部分である。
【0038】イメージスキャナ部201において、20
2は鏡面圧板であり、原稿台ガラス(以下プラテン)2
03上の原稿204は、ランプ205で照射され、ミラ
ー206、207、208に導かれ、レンズ209によ
り3ラインセンサ(以下CCD)210上に像を結び、
フルカラー情報レッド(R)、グリーン(G)、ブルー
(B)成分として信号処理部211に送られる。尚、2
05、206は速度vで、207、208は1/2vで
ラインセンサの電気的走査方向に対して垂直方向に機械
的に動くことによって原稿全面を走査する。信号処理部
211では読み取られた信号を電気的に処理し、シアン
(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック
(Bk)の各成分に分解し、プリンタ部202に送る。
また、イメージスキャナ部201における1回の原稿走
査(スキャン)につき、M,C,Y,Bkのうちひとつ
の成分がプリンタ部に送られ、計4回の原稿走査により
1回のプリントアウトが完成する。
【0039】イメージスキャナ部201より送られてく
るM,C,Y、またはBkの画像信号は、レーザドライ
バ212に送られる。レーザドライバ212は画像信号
に応じ、半導体レーザ213を変調駆動する。レーザ光
はポリゴンミラー214、f−θレンズ215、ミラー
216を介し、感光ドラム217上を走査する。
【0040】218は回転現像器であり、マゼンタ現像
部219、シアン現像部220、イエロー現像部22
1、ブラック現像部222より構成され、4つの現像器
が交互に感光ドラム217に接し、感光ドラム217上
に形成された静電潜像をトナーで現像する。
【0041】223は転写ドラムで、用紙カセット22
4または225より供給されてきた用紙をこの転写ドラ
ム223に巻きつけ、感光ドラム217上に現像された
像を用紙に転写する。
【0042】このようにしてM,C,Y,Bkの4色が
順次転写された後に、用紙は定着ユニット226を通過
して排紙される。ここで信号処理部221は本発明の画
像処理装置である。
【0043】図10は本実施例の構成を示すブロック図
である。
【0044】図中、1001はCCDカラーセンサーで
あり、図示しないカラー原稿をライン毎に読み取り、読
み取りデータを1002にアナログ増幅器へ出力する。
1003はA/D変換器であり1002のアナログ出力
をサンプルホールドしデジタルデータに変換する。10
04は画像信号の読み取り位置による明るさの傾きやC
CDの感度ムラを補正するシェーディング補正回路であ
る。1005〜1007はRGB信号を周知の色修正処
理によりプリンター出力のためのYMCK信号に変換す
る対数変換回路、黒成分抽出回路、及びマスキング・U
CR(下色除去)回路である。1008は読み取り同期
信号であるHS、CLK、VSを生成する回路であり、
この同期信号はすべての回路ブロックに供給される。こ
こでHSは主走査区間信号、CLKは画素読み取り基本
クロック信号、VSは副走査方向有効領域を示す区間信
号である。1009は入力された画像信号の正規化を行
い、判別回路1012中の予め備えられているマッチン
グデータと前記画像信号の分光特性を合わせるための正
規化回路、1010は読み取り画像データと特定原稿と
の色空間での類似性をリアルタイムで算出する色空間マ
ッチング回路、1011は1010のマッチング結果に
より特定原稿が存在すると判定した場合1を、そうでな
い場合0を出力する判定信号生成回路である。
【0045】1011の判定信号出力は例えば1007
のマスキング・UCR回路へ入力され、もし特定原稿が
存在する場合にはマスキング係数を通常の値から変更
し、複写出力の色再現性を劣化させ、偽造行為の結果を
望ましくない状態にする事が可能となる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像が特定画像であるか否かを判定する際に、複数種類
の色空間の画像信号を入力可能な入力部より入力された
画像信号を標準的な色空間の画像信号に変換して判定を
行うので、入力された画像信号の色空間と特定画像の判
定に用いる画像信号の色空間が異なる場合、また入力さ
れた画像信号の色空間と特定画像の判定に用いる画像信
号の色空間が同一であっても原稿読み取りの際の分光特
性の影響により軸にゆがみが生じている場合でも特定画
像の判定が可能となる。更には、入力された画像信号が
どのような色空間であっても同一の標準的な色空間で判
定することが可能となり、その結果、精度よい判定を行
うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像処理装置を適用したシステム
の構成を示す図である。
【図2】第1の実施例による画像処理装置1の構成を示
すブロック図である。
【図3】第1の実施例による正規化回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】第1の実施例による判別回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図5】第1の実施例による色空間判定回路420〜4
27の構成を示すブロック図である。
【図6】第1の実施例によるPROM404の内容を説
明する図である。
【図7】第1の実施例による平滑回路410〜417の
構成を示すブロック図である。
【図8】第1の実施例による平滑回路の動作を説明する
図である。
【図9】第1の実施例による信号生成回路の構成を示す
ブロック図である。
【図10】第3の実施例による画像処理装置1の構成を
示すブロック図である。
【図11】第3の実施例の装置の外観図である。
【符号の説明】
202 正規化回路 203 判別回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 船田 正広 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 宇田川 豊 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 太田 健一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−284189(JP,A) 特開 平2−62263(JP,A)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の色空間の画像信号を入力可能
    入力手段と、 前記入力手段により入力された画像信号を標準的な色空
    間の画像信号に変換する変換手段と、 前記変換手段により得られる標準的な色空間の画像信号
    と前記標準的な色空間であって特定画像に応じた画像信
    号とを比較する比較手段と、 前記比較手段による比較結果に基づいて前記入力された
    画像信号によって表される画像が前記特定画像であるか
    否かを判定する判定手段とを有することを特徴とする画
    像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記入力手段は、外部機器から出力され
    た画像信号を入力することを特徴とする請求項1記載の
    画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記標準的な色空間の画像信号は、NT
    SC方式に準じたR、GB信号であることを特徴とす
    る請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記判定手段により前記画像が前記特定
    画像であると判定された場合には、前記入力された画像
    信号に対して忠実な画像形成を禁止するべく処理を施す
    処理手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の
    画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記比較手段は、前記変換手段により得
    られる標準的な色空間の画像信号と、前標準的な色空
    間であって前記特定画像に応じた画像信号の色味に関す
    る情報を比較することを特徴とする請求項1記載の画像
    処理装置。
  6. 【請求項6】 複数種類の色空間の画像信号を入力可能
    な入力部により画像信号を入力する入力工程と、 前記入力された画像信号を標準的な色空間の画像信号に
    変換する変換工程と、 前記変換された標準的な色空間の画像信号と前記標準的
    な色空間であって特定画像に応じた画像信号とを比較す
    る比較工程と、 前記比較工程による比較結果に基づいて前記入力された
    画像信号によって表される画像が前記特定画像であるか
    否かを判定する判定工程とを有することを特徴とする画
    像処理方法
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